JP6142421B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技者に有利な特典を付与可能な特典遊技の当り外れを判定し、その判定結果を報知する前に、判定結果を示唆する報知前演出を実行可能な遊技機に関する。
従来、この種の遊技機として、報知前演出で、複数のステップに段階的に変化する事前演出を行った後、その事前演出でのステップの進行に応じて、当りに対する信頼度が異なった事後演出を行うものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−261761号公報(図83、図85)
しかしながら、上述した従来の遊技機では、事前演出でステップが進行しないと、事後演出の信頼度が低くなるため、事前演出の進行状況によっては、事後演出への興味を遊技者に抱かせることが困難となり、趣向性に欠けるという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、特典遊技に関する判定結果を報知する前に行う報知前演出の趣向性向上を図ることが可能な遊技機の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係る遊技機は、判定条件の成立に起因して、遊技者に有利な特典を付与可能な特典遊技の当り外れを判定する判定手段と、判定手段による判定結果を報知する報知手段と、判定結果の報知前に判定結果を示唆する報知前演出を実行可能な報知前演出実行手段と、を備えた遊技機において、報知前演出実行手段は、予め設定された複数の登場タイミングで、第1演出要素を登場させるか又は登場させないかの何れかとなる事前演出を実行する事前演出実行手段と、事前演出の終了後、その事前演出の結果に起因した事後演出を実行する事後演出実行手段と、を備え、事後演出実行手段は、通常は、事前演出での第1演出要素の登場回数の増加に応じて判定結果が当りであることに対する信頼度が高くなるように設定された第1演出を実行する一方、第1演出要素の登場回数が規定回数以下であることを条件にして第2演出を実行可能であって、第2演出の信頼度は、その第2演出の前に実行された事前演出における第1演出要素の登場回数に対応した第1演出の前記信頼度より高く設定されているところに特徴を有する。
なお、ここで、第1演出要素と第2演出要素は、1種類ずつであってもよいし、複数種類ずつであってもよいし、一方の演出要素が1種類で他方の演出要素が複数種類であってもよい。
請求項2の発明は、請求項1に記載の遊技機において、事前演出での第1演出要素の登場回数の増加に応じて、報知前演出実行手段が第2演出を実行する確率が低くなるところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の遊技機において、第2演出の信頼度は、第1演出要素の登場回数の増加に応じて低くなるように設定されたところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1乃至3のうち何れか1の請求項に記載の遊技機において、事前演出実行手段は、登場タイミングで第1演出要素の代わりに第2演出要素を登場させることが可能であって、事前演出に登場可能な複数種類の演出要素のうち少なくとも1種類の演出要素が第1演出要素として選択され、複数種類の演出要素において第1演出要素として選択されなかった演出要素のうち少なくとも1種類の演出要素が第2演出要素として選択されるところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項4に記載の遊技機において、複数種類の演出要素の中から一の演出要素を遊技者に選択させる選択手段を備え、遊技者により選択された一の演出要素を第1演出要素として設定し、選択されなかった他の演出要素を第2演出要素として設定する第1演出要素設定手段を備えたところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項1乃至5のうち何れか1の請求項に記載の遊技機において、事前演出実行手段は、第1演出要素の登場回数を表示すると共に、その登場回数の表示を登場タイミングが経過する毎に更新するところに特徴を有する。
請求項7の発明は、請求項6に記載の遊技機において、事前演出実行手段は、第1演出要素の登場回数の表示に伴って第1演出要素に関連付けられた第1表示体を表示すると共に、表示されている第1演出要素の登場回数の大小に応じて第1表示体の表示態様を異ならせるところに特徴を有する。
[請求項1の発明]
請求項1の発明では、報知前演出で事前演出と事後演出が行われる場合に、事前演出での第1演出要素の登場回数が増加すると、事後演出で実行される第1演出の信頼度が高くなる。そして、本発明では、第1演出要素の登場回数が規定回数以下であることを条件にして、事後演出で第2演出が実行される。この第2演出の信頼度は、その第2演出の前に実行された事前演出での第1演出要素の登場回数に対応した第1演出の前記信頼度より高く設定されているので、第1演出要素の登場回数が増加しない場合にも、第2演出が実行されるか否かについての興味を遊技者に抱かせることが可能となる。このように、本発明では、第1演出要素の登場回数が多い場合にも、少ない場合にも、事後演出に対する興味を遊技者に抱かせることが可能となり、報知前演出の趣向性向上を図ることが可能となる。
[請求項2の発明]
請求項2の発明によれば、第1演出要素の登場回数の増加に応じて、第2演出が実行される確率が低くなるので、第1演出要素の登場回数が規定回数以下となることが確定した後も、事前演出の進行について遊技者に興味を抱かせることが可能となる。
[請求項3の発明]
請求項3の発明によれば、第1演出要素の登場回数の増加に応じて、第2演出の信頼度が低くなるので、第1演出要素の登場回数が規定回数以下となることが確定した後も、事前演出の進行について遊技者に興味を抱かせることが可能となる。
[請求項4の発明]
請求項4の発明によれば、複数種類の演出要素のうち何れかの演出要素を第1演出要素として選択可能となる。
[請求項5の発明]
請求項5の発明によれば、第1演出要素を遊技者に任意に選択させることが可能となる。また、遊技者自らが選択した第1選択要素の登場回数によって第1演出の信頼度が高くなるので、事前演出の進行について遊技者に一層の興味を抱かせることが可能となる。
[請求項6の発明]
請求項6の発明によれば、登場タイミングが経過する毎に、第1演出要素の登場回数を遊技者に認識させ易くすることが可能となる。
[請求項7の発明]
請求項7の発明によれば、第1演出要素の登場回数の大小(多寡)を遊技者に認識させ易くすることが可能となる。
本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機の正面図 事前演出及び事後演出のタイムチャート 事前演出の流れを示す図 事前演出と事後演出の関係を説明するための図 第1演出要素の登場回数と第1リーチ演出及び第2リーチ演出の信頼度との関係を示すグラフ 第2リーチ演出の選択確率データテーブル パチンコ遊技機の電気的な構成を示したブロック図 主制御基板メインプログラムのフローチャート 主制御基板割り込み処理のフローチャート サブ制御基板メインプログラムのフローチャート 受信割込み処理のフローチャート 2msタイマ割込み処理のフローチャート 10msタイマ割込み処理のフローチャート メインコマンド解析処理のフローチャート 変動処理のフローチャート 犬猫リーチ演出処理のフローチャート (A)変形例に係る第1演出要素の登場回数と第1リーチ演出及び第2リーチ演出の信頼度との関係を示すグラフ、(B)第1演出要素の登場回数と第1リーチ演出及び第2リーチ演出の信頼度との関係を示すグラフ
以下、本発明をパチンコ遊技機に適用した一実施形態を図1〜図16に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態に係るパチンコ遊技機10(以下、単に、遊技機10という。)は、遊技板11の前面にガイドレール12で囲まれた略円形の遊技領域R1を備えている。
遊技板11の前面は、遊技機10の前面に開閉可能に取り付けられた前面枠10Zにて覆われ、その前面枠10Zに形成されたガラス窓10Wを通して遊技領域R1の全体が視認可能となっている。ガラス窓10Wの周囲には、装飾ランプ22が設けられ、ガラス窓10Wの上方の両側には、スピーカ25S,25Sが備えられている。また、ガラス窓10Wより下方には、上皿27A及び下皿27Bが上下2段にして設けられ、下皿27Bの右端部には操作ノブ28が設けられている。そして、操作ノブ28を回動操作すると、上皿27Aに収容された遊技球が遊技領域R1に向けて弾き出される。
上皿27Aの上部には、遊技者が押し下げ可能な操作ボタン29が備えられている。また、図示はしないが、操作ボタン29の側方には、上下左右に操作可能な十字キーが設けられている。
遊技板11のうち遊技領域R1の中央には、異形の遊技板表示窓11Hが貫通形成されており、その遊技板表示窓11Hに遊技板11の裏面側から液晶表示装置13が対向している。液晶表示装置13は、液晶モジュール(例えば、TFT−LCDモジュール)で構成され、その表示画面13Gが、遊技板11の奥側に配置されている。
遊技板11の前面中央には、表示画面13Gを囲むように表示装飾枠23が取り付けられている。表示装飾枠23は、遊技板11の前面側から遊技板表示窓11Hに嵌め込まれ、遊技板表示窓11Hの内側に張り出すと共に、遊技板11の前面から突出している。そして、遊技領域R1を流下する遊技球が、表示装飾枠23の外側を通過して表示装飾枠23の内側に進入しないように構成されている。
遊技領域R1のうち表示装飾枠23の下方における左右方向の中央部には、第1と第2の始動入賞口14A,14B、大入賞口15が、上から順に間隔を開けて並べて設けられている。第1の始動入賞口14Aの左側には、ガイドレール12に沿って一般入賞口20が複数設けられている。各入賞口14A,14B,15,20の何れにも入賞しなかった遊技球は、遊技領域R1の下端に配置されたアウト口16に全て取り込まれる。また、表示装飾枠23の左側には、始動ゲート18と風車19が設けられている。なお、図示しないが、遊技領域R1には多数の障害釘が植設されている。
次に所要の各部位についてさらに詳説する。一般入賞口20は、所謂、ポケット構造をなして、遊技板11の前面から突出した部材上面に開放しており、遊技球が丁度1つ入球可能な大きさで上方に開口している。そして、一般入賞口20に遊技球が入ると、例えば、4個の遊技球が賞球として上皿27Aに払い出される。
始動ゲート18は、遊技球が潜って通過可能な門形構造をなし、始動ゲート18を遊技球が通過すると、普通図柄当否判定が行われ、普通図柄表示装置18X(図7参照)にて普通図柄が変動表示後に停止表示される。
第1と第2の始動入賞口14A,14Bは、共に遊技板11から突出した部材の上面に開口を備えた、所謂、ポケット構造をなしている。そして、各始動入賞口14A,14Bに入った遊技球は、遊技板11に設けた図示しない貫通孔を通って、遊技板11の裏側に回収される。
上側に配置された第1の始動入賞口14Aは、遊技球が1つだけ入る開口幅を有している。一方、下側に配置された第2の始動入賞口14Bは、第1の始動入賞口14Aの真下に配置され、その開口の左右両側には可動翼片14C,14Cが備えられている。これら両可動翼片14C,14Cは、常には起立状態になっており、両可動翼片14C,14Cに挟まれた第2の始動入賞口14Bの開口幅は、遊技球が1つだけ入る大きさとなっている。第2の始動入賞口14Bの上方空間は、常には、第1の始動入賞口14Aを構成する部材と可動翼片14C,14Cとで囲まれて、遊技球が入らないようになっている。そして、普通図柄当否判定が当り(以下、適宜「小当り」という。)であった場合に、可動翼片14C,14Cが所定期間に亘って横に倒される。すると、第2の始動入賞口14Bの上方空間が側方に開放し、第1の始動入賞口14Aの両脇を通過した遊技球が可動翼片14Cに受け止められて第2の始動入賞口14Bに案内されるようになる(図1には、横倒しにされた可動翼片14Cが示されている。)。
各始動入賞口14A,14Bに遊技球が入賞すると、例えば、4個の遊技球が賞球として上皿27Aに払い出されると共に、特別図柄当否判定が行われる。その判定結果は、特別図柄表示装置14X(図7参照)にて表示されると共に、液晶表示装置13の表示画面13Gにおいて特別図柄13A,13B,13Cの組み合わせで表示される。
具体的には、表示画面13Gには、図1に示すように、通常、3つの左、中、右の特別図柄13A,13B,13Cが横並びに停止表示されている。これら各特別図柄13A,13B,13Cは、例えば、「0」〜「9」の数字を表記した複数種類のもので構成されており、通常は、各特別図柄13A,13B,13Cごと、所定の種類のものが停止表示されている。そして、始動入賞口14A,14Bに遊技球が入賞したときに、これら3つの特別図柄13A,13B,13Cが、変動表示(例えば、上下方向にスクロール表示)され、所定時間後に停止表示される。そして、当否判定結果が当り(以下、「大当り」という)の場合には、各特別図柄13A,13B,13Cが全て同じ図柄(ゾロ目)で停止表示され、遊技が「大当り遊技状態」に移行する。これに対し、当否判定結果が外れの場合には、ゾロ目以外の組み合わせで停止表示され、「大当り遊技状態」ではない通常遊技状態が続く。なお、特別図柄13A〜13Cのうち1番目と2番目に停止する図柄が同じになった状態を「リーチ」といい、当否判定結果が当りの場合には、原則として、「リーチ」を経由してゾロ目となる。また、当否判定結果が外れの場合には、「リーチ」となる場合と「リーチ」とならない場合の両方がある。
図1に示すように、大入賞口15は、横長矩形に形成されて、常には、可動扉15Tにて閉塞されている。そして、「大当り遊技」が行われると、可動扉15Tが所定期間に亘って前側に倒されて大入賞口15が開放し、可動扉15Tを案内にして、大入賞口15に多くの遊技球が入賞可能となる。ここで、可動扉15Tが、開放してから閉じるまでの動作を「ラウンド」と称すると、1回の大当り遊技は、所定回数のラウンドが実行されるまで継続する。また、1つのラウンドは、可動扉15Tの開放時間が所定時間(例えば、29秒)に達したか、又は、大入賞口15に遊技球が所定個数(例えば10個)入賞したか、の何れかの条件が先に満たされた場合に終了する。大入賞口15の内部には、入賞センサ(図示せず)が設けられており、入賞球数をカウントする。なお、大入賞口15に遊技球が入賞すると、例えば、1個の入賞につき15個の遊技球が賞球として上皿27Aに払い出される。
ところで、液晶表示装置13には、特別図柄13A〜13Cが変動表示されてから、停止表示されて当否判定結果が報知されるまでの間に、当否判定結果を示唆する報知前演出が表示されることがある。そして、本実施形態の遊技機10は、図2に示すように、報知前演出の一種として、事前演出が行われた後、事前演出の結果に応じた事後演出が実行されるというように、事前演出と事後演出がセットになったセット演出を実行可能となっている。なお、本実施形態では、セット演出は、特別図柄13A〜13Cがリーチになるときに行われ、犬と猫をモチーフにした演出となっている。以下では、セット演出を適宜「犬猫リーチ」と呼ぶこととし、犬猫リーチの事前演出と事後演出について詳説する。
図3には、事前演出の流れが示されている。図3(A)に示すように、事前演出では、特別図柄13A〜13Cは、表示画面13Gの隅部に縮小表示されると共に、表示画面13Gの中央部に、第1演出要素31Aと第2演出要素31Bを表示可能な演出用表示枠31が表示される。この演出用表示枠31には、例えば、第1演出要素31Aとしての犬(図3(B)参照)と、第2演出要素31Bとしての猫(図3(D))とが、例えば、上下に交互に並ぶように表示され、それら第1と第2の演出要素31A,31B(犬と猫)が上下にスクロール表示された後(図3(A)参照)、停止表示されることで、犬と猫の何れかが演出用表示枠31内に登場するようになっている(図3(B)及び図3(D)参照)。なお、演出用表示枠31に表示可能な犬と猫は、1種類ずつであってもよいし、複数種類ずつであってもよいし、何れか一方が1種類で他方が複数種類であってもよい。
ここで、演出用表示枠31に第1演出要素31A(犬)と第2演出要素31B(猫)の何れかを登場させるタイミングを「登場タイミング」と呼ぶことにすると、図2に示すように、事前演出には、複数(例えば、10回)の登場タイミングが設定されている。従って、一の登場タイミングで、演出用表示枠31に何れかの演出要素31A,31Bが停止表示されたときに、次の登場タイミングが存在すると、再び、それら演出要素31A,31B(犬と猫)がスクロール表示され、当該次の登場タイミングで停止表示される(図3(C)及び図3(E)参照)。なお、登場タイミングは、予め設定された時間が経過したタイミングであってもよいし、演出用表示枠31内のスクロール表示を停止させるために操作ボタン29の操作を促すメッセージを表示画面13Gに表示するような場合には、操作ボタン29が操作されたタイミングであってもよい。
また、図3(A)〜図3(E)に示すように、表示画面13Gの下部には、第1演出要素31A(犬)の登場回数を表示する第1登場回数表示部32と、第2演出要素31B(猫)の登場回数を表示する第2登場回数表示部33とが設けられている。第1登場回数表示部32及び第2登場回数表示部33には、登場タイミング毎に、その登場タイミングで登場した犬又は猫の数が加算される。即ち、第1登場回数表示部32と第2登場回数表示部33に表示される登場回数の表示は、登場タイミングが経過する毎に更新される。これにより、第1演出要素31A(犬)と第2演出要素31B(猫)の登場回数の総数を遊技者に認識させ易くすることが可能となる。
また、第1登場回数表示部32の側方には、演出用表示枠31内に登場する第1演出要素(犬)に関連付けられた第1表示体34として、犬のアイコンが表示されている。この第1表示体34は、第1演出要素31A(犬)の登場回数の大小(多寡)に応じて表示態様が変化する。具体的には、第1演出要素31Aの登場回数が多いと、第1表示体34は、犬が喜んでいる態様となり(図4(A)参照)、逆に、登場回数が少ないと、第1表示体34は、犬が怒っている態様となる(図4(C)参照)。このように、本実施形態では、第1表示体34の表示態様によって、第1演出要素31A(犬)の登場回数の大小(多寡)を遊技者に認識させ易くすることが可能となる。
事前演出が終了すると、図4(A)〜図4(C)へ示すように、第1登場回数表示部32と第2登場回数表示部33に、事前演出中に登場した第1演出要素31A(犬)と第2演出要素31B(猫)の総数が表示される。なお、図4(A)〜図4(C)の例では、表示画面13Gの隅部に表示されている特別図柄13A〜13Cがリーチとなっている。事前演出に関する説明は以上である。
次に、事後演出について説明する。図4(D)及び図4(E)に示すように、事後演出では、第1リーチ演出と第2リーチ演出の何れかが行われる。ここで、リーチ演出とは、特別図柄13A〜13Cがリーチとなってから停止表示されるまでの間に行われる演出を意味する。なお、第1リーチ演出と第2リーチ演出は、本発明の「第1演出」と「第2演出」に相当する。
事後演出では、原則として、第1演出要素31Aに関連した第1演出が実行される。具体的には、第1リーチ演出は、犬をモチーフとした犬リーチ演出となっている(図4(D)参照)。図5に示すように、第1リーチ演出は、事前演出での第1演出要素31A(犬)の登場回数が多いほど当否判定結果が当りであることに対する信頼度が高くなるように設定されている。同図の例では、第1リーチ演出の信頼度は、第1演出要素の登場回数に比例して高くなり、事前演出で第1演出要素のみが登場した場合には、第1リーチ演出の信頼度が100%、即ち、大当り確定となっている。
一方、第2リーチ演出は、第2演出要素31Bに関連した演出となっていて、具体的には、猫をモチーフとした猫リーチ演出となっている(図4(E)参照)。第2リーチ演出は、事前演出での第2演出要素31B(猫)の登場回数が規定回数以上(例えば、7回以上)であることを条件にして行われる(図4(C)から図4(E)への変化を参照)。詳細には、第2リーチ演出は、事前演出での第2演出要素31B(猫)の登場回数が規定回数以上であると、第2リーチ演出を実行するか否かの抽選が行われ、この抽選に当選したときに、第2リーチ演出が実行されるようになっている。なお、ここで、事前演出では、各登場タイミングで第1演出要素31A(犬)と第2演出要素31B(猫)の何れか一方が登場するので、第2演出要素31B(猫)の登場回数が規定回数以上(例えば、7回以上)であるということは、第1演出要素31A(犬)の登場回数が特定の回数未満(例えば、3回未満)であることを意味する。
図5には、第1演出要素31Aの登場回数に対する第2リーチ演出の信頼度が2点鎖線で示されている。同図に示すように、第2リーチ演出の信頼度は、その第2リーチ演出が実行される前に行われた事前演出での第1演出要素31Aの登場回数に応じた第1リーチ演出の信頼度よりも高くなっている。
具体的には、図5には、上述の規定回数が7回に設定されている場合の例が示されていて、第2演出要素31Bの登場回数が7〜9回、即ち、第1演出要素31A(犬)の登場回数が1回〜3回のときに、第2リーチ演出の信頼度が50%となっていて、各第1演出要素の登場回数に対応した第1リーチ演出の信頼度10〜30%より高くなっている。また、事前演出で第2演出要素31Bのみが登場した場合、即ち、第1演出要素31Aの登場回数がゼロの場合、第2リーチ演出の信頼度が100%(第1リーチ演出の信頼度は、0%)、即ち、大当り確定となっている。このように、本実施形態では、第2リーチ演出の信頼度は、第2演出要素31B(猫)の登場回数の増加に応じて、即ち、第1演出要素31A(犬)の登場回数の減少に応じて、高くなるように設定されている。
ところで、上述したように、第2リーチ演出が実行されるか否かは、抽選により決定される。ここで、本実施形態では、事前演出での第2演出要素31Bの登場回数が多いと、第2リーチ演出が選択される確率が高くなるように設定されている。具体的には、図6に示すように、事後演出で第2リーチ演出が選択される確率は、第2演出要素の登場回数が7〜9回のときには、50%に設定され、第2演出要素の登場回数が10回のときには、100%に設定されている。
このように、本実施形態では、事前演出での第1演出要素31A(犬)の登場回数が増加すると、事後演出で実行される第1リーチ演出の信頼度が高くなる。一方、第1演出要素31A(犬)の登場回数が増加しないと、相対的に、第2演出要素31B(猫)の登場回数が増加することとなる。そして、本実施形態の遊技機10では、第2演出要素31B(猫)の登場回数が規定回数(例えば、7回)以上となったことを条件にして実行される第2リーチ演出の信頼度が、事前演出での第1演出要素31Aの登場回数に対応した第1リーチ演出の信頼度より高く設定されているので、第1演出要素31Aの登場回数が増えなくても、第2演出要素31Bの登場回数が増えるので、第2リーチ演出が実行されるか否かについての興味を遊技者に抱かせることが可能となる。これにより、遊技機10では、第1演出要素31Aの登場回数が多い場合にも、少ない場合にも、事後演出に対する興味を遊技者に抱かせることが可能となり、報知前演出の趣向性向上を図ることが可能となる。
しかも、本実施形態によれば、第2演出要素31Bの登場回数の増加に応じて、第2リーチ演出が実行される確率が高くなるので、第2演出要素31Bの登場回数が規定回数以上となった後も、事前演出の進行について遊技者に興味を抱かせることが可能となる。また、第2演出要素31Bの登場回数が増加すると、第2リーチ演出の大当りに対する信頼度が高くなるので、この点においても、事前演出の進行について遊技者に興味を抱かせることが可能となる。
ところで、図3〜図4の例では、第1演出要素31Aが犬、第2演出要素31Bが猫となっていたが、本実施形態の遊技機10では、犬と猫の何れかを第1演出要素として選択可能となっている。具体的には、犬猫リーチが実行される前に、表示画面13Gに犬と猫の何れかの選択を遊技者に促す選択画面(図示せず)を表示する。そして、犬と猫のうちの一方が遊技者に選択されると、その一方が第1選択要素31Aとして設定され、第1選択要素に選択されなかった他方が第2演出要素31Bとして設定される。なお、第1演出要素31Aとして猫が選択された場合には、第2演出要素31Bとして犬が設定されると共に、事後演出においては、第1リーチ演出として猫をモチーフとした猫リーチ演出が、第2リーチ演出として犬をモチーフとした犬リーチ演出がそれぞれ設定される。
このように、本実施形態では、遊技者自らが選択した第1選択要素の登場回数に応じて第1演出の信頼度が高くなるので、事前演出の進行について遊技者に一層の興味を抱かせることが可能となる。
以上が、犬猫リーチにおける事前演出と事後演出に関する説明である。次に、上述した犬猫リーチを実現可能とするための遊技機10の詳細な構成について説明する。
図7には、本実施形態の遊技機10の電気的な構成が示されている。同図に示すように、符号50は、主制御基板50であって、CPU51AとRAM51B及びROM51C、複数のカウンタを備えたマイクロコンピュータと、該マイクロコンピュータとサブ制御基板52を結ぶ入出力回路と、大入賞口15等が接続された中継回路80及び払出制御基板58等を結ぶ入出力回路とを備え、遊技に関わる主制御を行う。CPU51Aは、当否判定部、制御部、演算部、各種カウンタ、各種レジスタ、各種フラグ等を備え、演算制御を行う他、特別図柄当りや普通図柄当りに関する乱数等も生成し、制御信号をサブ制御基板52等へ出力(送信)可能に構成されている。RAM51Bは、特別図柄用保留球数及び普通図柄用保留球数の記憶領域、CPU51Aで生成される各種乱数値用の記憶領域、各種データを一時的に記憶する記憶領域やフラグ、CPU51Aの作業領域を備える。ROM51Cには、後述する主制御基板メインプログラムPG1(図8参照)や制御データ、変動表示に関する図柄変動データ等が書き込まれている他、特別図柄当り及び普通図柄当りの判定値等が書き込まれている。
サブ制御基板52は、主制御基板50と同様に、CPU52AとRAM52B、ROM52C、複数のカウンタを備えたマイクロコンピュータと、前記マイクロコンピュータと主制御基板50を結ぶ入出力回路と、演出制御基板70及びランプ制御基板71等を結ぶ入出力回路を備えている。CPU52Aは、制御部、演算部、各種カウンタ、各種レジスタ、各種フラグ等を備え、演算制御を行う他、制御信号を演出制御基板70及びランプ制御基板71、音声制御基板55等へ出力(送信)可能に構成されている。RAM52Bは、各種データの記憶領域とCPU52Aによる作業領域を有している。ROM52Cには、後述するサブ制御基板メインプログラムPG2(図10参照)、特別図柄13A〜13C(図1参照)の変動パターンテーブル、第2リーチ演出の選択確率データテーブル(図6参照)等が記憶されている。
演出制御基板70は、サブ制御基板52からの制御信号に基づきCPUがROMから所定の表示制御データを読み出し、RAMの記憶領域で制御用データを生成してVDP(図示せず)に出力する。VDPは、CPUからの指令に基づいてROMから必要なデータを読み出し、表示画面13Gで表示する表示画像(特別図柄13A,13B,13C、演出図柄、背景画像、キャラクター画像、文字画像等)のマップデータを作成し、VRAMに格納する。VRAMに格納記憶された画像データは、入出力回路に備えるD/A変換回路にてRGB信号に変換されて表示画面13Gに出力される。なお、サブ制御基板52と演出制御基板70と液晶表示装置13とが、本発明の「演出実行手段」に相当する。
ランプ制御基板71は、サブ制御基板52と接続され、サブ制御基板52から出力されたサイドランプ22,22等の電飾制御を行うための制御信号を中継するための基板である。
音声制御基板55は、サブ制御基板52から出力される制御信号に基づき、スピーカ25S,25Sから発生されるBGMや演出時の音声の選択を行い、音声を制御する。
なお、各制御基板50,52,55,58,70,71は、電源基板60からの電源供給を受けて作動する。
上記した本実施形態の遊技機10の動作を実現するため、主制御基板50、サブ制御基板52等は、前記した主制御基板メインプログラムPG1、サブ制御基板メインプログラムPG2等を実行して、情報を処理している。以下、主制御基板50及びサブ制御基板52における情報処理について説明する。
主制御基板50に備えたワンチップマイコンは、遊技機10の電源をオンすると、ROM51Cから図8に示した主制御基板メインプログラムPG1を取り出してランする。同図に示すように、主制御基板メインプログラムPG1がランされると、まずスタックの設定、定数設定、CPU51Aの設定、SIO、PIO、CTC(割り込み時間用コントローラ)の設定等を行う初期設定が行われる(S1)。なお、初期設定(S1)は、主制御基板メインプログラムPG1が、電源オン後の1回目にランされたときだけ実行され、それ以降は実行されない。
図8に示すように、初期設定(S1)に次いで、後述する主制御基板割り込み処理(S5)が実行されるまでの残余時間には、以下のステップS2〜S4の各処理がループして行われる。具体的には、まず、割り込みが禁止され(S2)、タイマ割り込みが入って来ても割り込み許可となるまで割り込み処理を行わないようにさせる。続いて、普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S3)が実行される。この処理(S3)では、大当り判定等に用いられる乱数カウンタが更新され、更新されたカウンタ値は主制御基板50のRAM51Bの記憶領域に逐一記憶される。普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S3)が終了すると、割り込みが許可され(S4)、主制御基板割り込み処理(S5)が実行可能となる。
次に、主制御基板割り込み処理(S5)は、CPU51Aに割り込みパルスが入力すると、例えば、4msec周期で繰り返して実行される。そして、主制御基板割り込み処理(S5)が終了してから、次に主制御基板割り込み処理(S5)が開始されるまでの残余処理期間中に、普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S3)による各種カウンタ値の更新処理が複数回に亘って繰り返し実行される。また、割り込み禁止状態のときにCPU51Aに割り込みパルスが入力した場合は、主制御基板割り込み処理(S5)はすぐには開始されず、割り込み許可(S4)がされてから開始される。
主制御基板割り込み処理(S5)について説明する。図9に示すように、主制御基板割り込み処理(S5)では、まず、出力処理(S10)が行われる。出力処理(S10)では、以下説明する各処理により主制御基板50の出力バッファに記憶された各コマンド(制御信号)等が、サブ制御基板52へ出力される。ここで出力されるコマンド(制御信号)には、変動パターンコマンド等が挙げられる。
出力処理(S10)に次いで、入力処理(S11)が行われる。入力処理(S11)では、主に遊技機10に取り付けられている各種センサ(例えば、普通図柄始動スイッチ、始動口センサ、その他センサ、スイッチ類等)が検知した場合の信号入力が行なわれる。続いて行われる動作タイマ減算処理(S12)では、動作タイマを減算する。
次に行われる普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S13)は、上記した主制御基板メインプログラムPG1のループ処理内で行われている普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S3)と同じである。即ち、上記表1に示した各種カウンタ値の更新処理は、主制御基板割り込み処理(S5)の実行期間と、その残余処理期間(主制御基板割り込み処理(S5)の終了後、次の主制御基板割り込み処理(S5)が開始されるまでの期間)の両方で行われている。
普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S13)に次いで、入賞検出処理(S15)が実行される。入賞検出処理(S15)では、始動入賞口14A,14Bに遊技球に入賞したかどうかを判断して、入賞した場合には、特別図柄保留球数を適宜更新する。
入賞検出処理(S15)が終了すると、普通動作処理(S16)が行われる。主制御基板50は、この処理(S16)によって、普通図柄当りの判定や普通図柄表示装置18Xでの普通図柄の変動及び停止表示、普通図柄当りに基づく始動入賞口14Bにおける可動翼片14C,14Cの開閉を、サブ制御基板52を介さずに直接制御して、普通図柄当りに関する処理を行う。
普通動作処理(S16)に次いで行われる特別動作処理(S17)は、特別図柄表示装置14Xの表示状態を直接制御する一方、サブ制御基板52を介して表示画面13G、ランプ装置、スピーカ25S,25Sを間接的に制御する。
図9に示すように、主制御基板割り込み処理(S5)では、保留球数処理(S18)に次いで、本発明に深く関連しないその他の処理(S19)を実行して、主制御基板割り込み処理(S5)から抜ける。そして、図8に示すように、次にメインCPU51Aに割り込みパルスが入力するまで、ステップS2〜ステップS4の処理が繰り返し実行され、割り込みパルスの入力を起因(約4msec後)に、再度、主制御基板割り込み処理(S5)が実行される。すると、上述の如く、前回、主制御基板割り込み処理(S5)が実行されたときにRAM51Bの出力バッファにセットされた制御データが、次に実行された主制御基板割り込み処理(S5)の出力処理(S10)において出力される。以上が、主制御基板50が実行する主制御基板メインプログラムPG1についての説明である。
次に、サブ制御回路52で実行される情報処理ついて説明する。サブ制御回路52に備えられたCPU52Aは、図10に示したサブ制御基板メインプログラムPG2を、ROM52Cから読み出し実行する。このサブ制御回路メインプログラムPG2では、まずCPU52Aの初期化処理(S21)が行われる。ここでは、CPU52Aの設定や、SIO、PIO及びCTC(割込み時間用コントローラ)等の設定、並びに各種フラグ及びカウンタ値のリセット等が行われる。次に、ステップS22にて、電源断により、RAM52Bにバックアップされたデータが正常か否かを判断する。正常であれば(S22でYes)、ステップS24へ進み、RAM52Bの内容が正常でなければ(S22でno)、RAM52Bを初期化し、各種フラグ及びカウンタ値がリセットされ(S23)、ステップS24へ進む。ステップS22では、ウォッチドッグタイマカウンタ1,2の初期化も行われる。なお、これらステップS21〜S23は、サブ制御基板メインプログラムPG2が、電源投入後の1回目にランされたときだけ実行され、それ以降は実行されない。
ステップS21〜S23によって初期設定が終了すると、割込みが禁止され(S24)、乱数シード更新処理(S25)が実行される。この処理(S25)では、表示画面13Gで行われる演出を、複数の演出候補の中から選択する際に必要な乱数値が更新される。ステップS25が終了すると、割込み許可(S26)を行う。そして、これら処理(S24〜S26)を無限ループで繰り返す。
サブ制御基板メインプログラムPG2では、上述したステップS24〜S26の無限ループに対して、受信割込み処理(S27)、2msタイマ割込み処理(S28)、10msタイマ割込み処理(S29)が割り込んで実行される。サブ制御基板52が主制御基板50からストローブ信号を受けると、他の割込み処理(S28,S29)に優先して受信割込み処理(S27)が実行される。また、2msタイマ割込み処理(S28)は、10msタイマ割込み処理(S29)より優先して実行され、10msタイマ割込み処理(S29)は、2msタイマ割込み処理(S28)間の残余時間に割り込んで実行される。
受信割込み処理(S27)は、図11に示すように、まず、ストローブ信号をチェックし(S271)、ストローブ信号がオンであれば(S271でYes)、主制御回路50からサブ制御回路52に送られた制御信号(変動態様や特別図柄当否判定に関するデータ、コマンド等)を取り込み、RAM52Bに格納する(S272)。ストローブ信号がオンでなければ(S271でNo)、そのままこの処理(S27)を抜ける。
2msタイマ割込み処理(S28)は、サブ制御回路52に2msec周期の割込みパルスが入力される度に実行される。図12に示すように、この処理(S28)では、ランプデータ出力処理(S281)、入力処理(S282)、駆動出力処理(S283)、ウォッチドックタイマ処理(S284)が実行される。
ランプデータ出力処理(S281)では、後で詳説する10msタイマ割込み処理(S29)で作成したランプデータの出力を行う。入力処理(S282)では、10msタイマ割込み処理(S29)でスイッチ状態に基づく処理を実行するためのスイッチデータを作成する。駆動出力処理(S283)では、駆動役物(図示せず)を駆動するための駆動用データを作成し、その出力を行う。ウォッチドックタイマ処理(S284)では、ウォッチドックタイマをリセットする。
10msタイマ割込み処理(S29)は、サブ制御回路52に10msec周期の割込みパルスが入力される度に実行される。図13に示すように、この処理(S29)では、まず、スイッチ状態取得処理(S41)、コマンド受信許可確認処理(S42)、下皿状態確認処理(S43)、ループシナリオ再設定処理(S44)を順に行う。スイッチ状態取得処理(S41)では、2msタイマ割込み処理(S28)で作成したスイッチデータを10msタイマ割込み処理用のスイッチデータとして格納する。コマンド受信許可確認処理(S42)では、RAMクリア時等の演出禁止期間の判定を行う。下皿状態確認処理(S43)では、下皿27Bの満杯を報知するタイマの設定を行う。ループシナリオ再設定処理(S44)では、上述した客待ち画面でのテロップ表示のように一定間隔で行う演出の設定を行う。
ループシナリオ再設定処理(S44)が終了すると、メインコマンド解析処理(S45)が実行される。この処理(S45)では、上述の受信割込み処理(S27)(図11参照)で受信したコマンドの解析処理及び動作設定を行う。
具体的には、図14に示すように、メインコマンド解析処理(S45)では、まず、主制御基板50や操作ボタン29から受信したコマンドが特別図柄13A〜13C(図1参照)の変動に関するコマンドであるか否かを判断する(S51)。特別図柄13A〜13Cの変動に関するコマンドでない場合には、本発明に深く関係しないその他の処理を行い(S53)、この処理(S45)を抜ける。一方、特別図柄13A〜13Cの変動に関するコマンドである場合(S51でYes)、変動処理(S52)を行ってから、その他の処理(S53)を行い、この処理(S45)を抜ける。
図15に示すように、変動処理(S52)では、まず、特別図柄13A〜13Cの変動パターンが犬猫リーチに関する変動パターンであるか否かが判断される(S55)。犬猫リーチに関する変動パターンである場合(S55でYes)には、犬猫リーチ演出処理(S56)を実行して、この処理(S52)を抜ける。一方、犬猫リーチに関する変動パターンでない場合(S55でNo)には、その他の変動パターンに対する処理(S57)を実行して、この処理(S52)を抜ける。
図16に示すように、犬猫リーチ演出処理(S56)では、まず、大当り変動であるか否かが判断される(S561)。大当り変動である場合(S561でYes)には、当り変動パターン抽選テーブルから、事前演出(図3参照)で登場させる各演出要素31A,31B(犬と猫)の数をそれぞれ選択する(S562)。大当り変動でない場合(S561でNo)には、はずれ変動パターン抽選テーブルから、事前演出で登場させる各演出要素31A,31B(図3の犬と猫)の数をそれぞれ選択する(S563)。ステップS562とステップS563の何れかが実行されると、その選択結果に基づいて表示演出を設定し(S564)、この犬猫リーチ演出処理(S56)を抜ける。なお、ステップS564では、事前演出で登場させる第1演出要素31Aと第2演出要素31B(犬と猫)の数に応じて、事後演出で実行する演出が第1リーチ演出と第2リーチ演出の何れか一方に選択される。
図13に示すように、メインコマンド解析処理(S45)が終了すると、ランプ処理(S46)、Sw処理(S47)、コマンド送信処理(S48)を実行して、10msタイマ割込み処理(S29)を抜ける。ランプ処理(S46)では、ランプデータの作成及び演出時間の管理を行う。Sw処理(S47)では、スイッチ有効期間の管理及び動作設定を行う。また、この処理(S47)では、例えば、客待ち画面において操作ボタン29の操作により選択された犬又は猫を犬猫リーチ演出での第1演出要素に決定する処理を行う。コマンド送信処理(S48)では、演出制御基板70、ランプ制御基板71、音声制御基板55(図7参照)に各種コマンドを送信する。
以上が、サブ制御基板52が実行するサブ制御回路メインプログラムPG2についての説明である。
なお、本実施形態の遊技機10では、主制御基板50が本発明の「判定手段」に相当し、特別図柄表示装置14X(図7参照)及び液晶表示装置13が本発明の「報知手段」に相当する。また、サブ制御基板52と演出制御基板70(図7参照)と液晶表示装置13とが、本発明の「報知前演出実行手段」、「事前演出実行手段」及び「事後演出実行手段」に相当する。また、操作ボタン29(図1参照)が本発明「選択手段」に相当し、Sw処理(S47)を実行しているときのサブ制御基板52が本発明の「第1演出要素決定手段」に相当する。
遊技機10の構成に関する説明は以上である。次に、本実施形態の遊技機10の作用効果について説明する。
本実施形態の遊技機10では、始動入賞口14A,14Bに遊技球が入球すると、大当り遊技を実行するか否かの当否判定が行われ、その判定結果が特別図柄表示装置14X及び液晶表示装置13にて報知される。また、遊技機10では、液晶表示装置13の表示画面13Gにおいて、当否判定結果が報知されるまでに、その当否判定結果を示唆する報知前演出が実行可能となっている。そして、遊技機10では、この報知前演出で、予め設定された複数の登場タイミングで第1演出要素31Aと第2演出要素31Bの何れかを登場させる事前演出を行った後、その事前演出の結果に起因した事後演出を実行可能となっている。
事後演出では、通常、第1リーチ演出が実行される。この第1リーチ演出の大当りに対する信頼度は、事前演出での第1演出要素31Aの登場回数が増加に応じて高くなる。従って、第1演出要素31Aの登場回数が増加しないと、相対的に、第2演出要素31Bの登場回数が増加することとなり、第1リーチ演出の信頼度は低くなる。ここで、本発明では、事前演出での第2演出要素31Bの登場回数が規定回数以上となったことを条件にして、事後演出で第2演出が実行され、この第2演出の信頼度が、その第2演出の前に実行された事前演出での第1演出要素31Aの登場回数に対応した第1演出の前記信頼度より高く設定されている。これにより、第1演出要素31Aの登場回数が増加しない場合にも、第2演出が実行されるか否かについての興味を遊技者に抱かせることが可能となる。このように、本実施形態の遊技機10では、第1演出要素31Aの登場回数が多い場合にも、少ない場合にも、事後演出に対する興味を遊技者に抱かせることが可能となり、報知前演出の趣向性向上を図ることが可能となる。
しかも、本実施形態によれば、第2演出要素31Bの登場回数の増加に応じて、第2リーチ演出が実行される確率が高くなるので(図6参照)、第2演出要素31Bの登場回数が規定回数以上となった後も、事前演出の進行について遊技者に興味を抱かせることが可能となる。また、第2演出要素31Bの登場回数が増加すると、第2リーチ演出の大当りに対する信頼度が高くなるので、この点においても、事前演出の進行について遊技者に興味を抱かせることが可能となる。
[他の実施形態]
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、本発明をパチンコ遊技機に適用した例を示したが、スロットマシンやアレンジボールに適用してもよい。
(2)上記実施形態では、本発明に係る「特典」が、大当り遊技であったが、確変遊技であってもよいし、回数限定の確変状態となるスペシャルタイム(ST)であってもよいし、スロットマシンにおけるアシストタイム(AT)であってもよい。
(3)登場回数を数字で表示していたが、各演出要素31A,31Bが登場する毎に、各演出要素に対応した表示体(アイコン)を表示していき、その表示体(アイコン)の個数によって登場回数を表示するようにしてもよい。
(4)上記実施形態の事前演出で、複数の演出用表示枠31を設けて、1度の登場タイミングで複数の演出要素を登場させる構成としてもよい。なお、その際、各登場タイミングの間で、演出用表示枠31の数を異ならせてもよい。
(5)上記実施形態では、複数の演出要素のうち何れか1つを第1演出要素として遊技者に選択可能な構成であったが、第1演出要素が遊技者に選択不能であってもよい。この場合、第1演出要素は、抽選によってランダムに決定されてもよいし、特定の演出要素に固定されていてもよい。
(6)上記実施形態では、事前演出での第2演出要素31B(猫)の登場回数に応じて、第2リーチ演出の大当りに対する信頼度が高くなっていたが、図17(A)に示すように、事前演出での第2演出要素31B(猫)の登場回数に応じて(図17(A)では、第1演出要素31Aの登場回数に応じて)、第2リーチ演出の大当りに対する信頼度が変化しなくてもよい。
(7)上記実施形態では、事前演出での第2演出要素31B(猫)の登場回数に応じて、第2リーチ演出の大当りに対する信頼度が段階的に高くなる構成であったが、図17(B)に示すように、事前演出での第2演出要素31B(猫)の登場回数が増えるにつれて(図17(B)では、第1演出要素31Aの登場回数が減るにつれて)、第2リーチ演出の大当りに対する信頼度が高くなる構成であってもよい。
(8)上記実施形態では、事後演出で第2リーチ演出が実行される確率が、第2演出要素31Bの登場回数の増加に応じて段階的に高くなっていたが(図6参照)、第2演出要素31Bの登場回数が増えるにつれて高くなっていてもよい。具体的には、図6の例において、第2演出要素31Bの登場回数が、7回のときに50%、8回のときに60%、9回のときに80%、10回のときに100%となっていてもよい。
(9)上記実施形態では、登場タイミングで演出用表示枠31に第1演出要素31Aと第2演出要素31Bの何れか一方を登場させる構成となっていたが、第1演出要素31A及び第2演出要素31Bとは異なる第3演出要素(図示せず)を登場させる構成としてもよい。なお、この場合、第3演出要素が登場したときには、第1演出要素31Aの登場回数も第2演出要素31Bの登場回数も増加しない。
(10)上記実施形態において、1回の登場タイミングで、演出用表示枠31に登場する第1演出要素31A又は第2演出要素31Bの数が複数であってもよい。具体的には、図3(B)の例において、演出用表示枠31内に、複数の第1演出要素31A(犬)を登場させてもよい。また、演出用表示枠31内に、登場した第1演出要素31A又は第2演出要素31Bが複数であることを示すメッセージ(例えば、「×2」や「3倍」という文字)を同時に表示してもよい。
(11)事後演出で行われる第1リーチ演出と第2リーチ演出とは、事後演出が開始されたときに両者を判別可能な態様であってもよいし、冒頭部分を共通にして事後演出がある程度進行したときに両者を判別可能な態様であってもよい。
なお、上記実施形態及び他の実施形態(1)〜(11)は、以下の構成[1]〜[6]を有していると言える。
[1]判定条件の成立に起因して、遊技者に有利な特典を付与可能な特典遊技の当り外れを判定する判定手段と、前記判定手段による判定結果を報知する報知手段と、前記判定結果の報知前に前記判定結果を示唆する報知前演出を実行可能な報知前演出実行手段と、を備えた遊技機において、前記報知前演出実行手段は、予め設定された複数の登場タイミングで、第1演出要素又は第2演出要素を登場させることが可能な事前演出を実行する事前演出実行手段と、前記事前演出の終了後、その事前演出の結果に起因した事後演出を実行する事後演出実行手段と、を備え、前記事後演出実行手段は、通常は、前記事前演出での前記第1演出要素の登場回数の増加に応じて前記判定結果が当りであることに対する信頼度が高くなるように設定された第1演出を実行する一方、前記第2演出要素の登場回数が複数回以上に設定された規定回数以上であることを条件にして第2演出を実行可能であって、前記第2演出の信頼度は、その第2演出の前に実行された前記事前演出における前記第1演出要素の登場回数に対応した前記第1演出の前記信頼度より高く設定されていることを特徴とする遊技機。
ここで、第1演出要素と第2演出要素は、1種類ずつであってもよいし、複数種類ずつであってもよいし、一方の演出要素が1種類で他方の演出要素が複数種類であってもよい。
[1]の構成では、報知前演出で事前演出と事後演出が行われる場合に、事前演出での第1演出要素の登場回数が増加すると、事後演出で実行される第1演出の信頼度が高くなる。一方、第1演出要素の登場回数が増加しないと、相対的に、第2演出要素の登場回数が増加することとなる。そして、本発明では、第2演出要素の登場回数が規定回数以上となったことを条件にして、事後演出で第2演出が実行される。この第2演出の信頼度は、その第2演出の前に実行された事前演出での第1演出要素の登場回数に対応した第1演出の前記信頼度より高く設定されているので、第1演出要素の登場回数が増加しない場合にも、第2演出が実行されるか否かについての興味を遊技者に抱かせることが可能となる。このように、本発明では、第1演出要素の登場回数が多い場合にも、少ない場合にも、事後演出に対する興味を遊技者に抱かせることが可能となり、報知前演出の趣向性向上を図ることが可能となる。
[2]前記事前演出での前記第2演出要素の登場回数の増加に応じて、前記報知前演出実行手段が前記第2演出を実行する確率が高くなることを特徴とする[1]に記載の遊技機。
[2]の構成によれば、第2演出要素の登場回数の増加に応じて、第2演出が実行される確率が高くなるので、第2演出要素の登場回数が規定回数以上となった後も、事前演出の進行について遊技者に興味を抱かせることが可能となる。
[3]前記第2演出の前記信頼度は、前記第2演出要素の登場回数の増加に応じて高くなるように設定されたことを特徴とする[1]又は[2]に記載の遊技機。
[3]の構成によれば、第2演出要素の登場回数の増加に応じて、第2演出の信頼度が高くなるので、第2演出要素の登場回数が規定回数以上となった後も、事前演出の進行について遊技者に興味を抱かせることが可能となる。
[4]前記事前演出に登場する複数種類の演出要素の中から一の演出要素を遊技者に選択させる選択手段を備え、遊技者により選択された前記一の演出要素を前記第1演出要素として設定し、選択されなかった他の演出要素を前記第2演出要素として設定する第1演出要素設定手段を備えたことを特徴とする[1]〜[3]のうち何れか1に記載の遊技機。
[4]の構成によれば、第1演出要素を遊技者に任意に選択させることが可能となる。また、遊技者自らが選択した第1選択要素の登場回数によって第1演出の信頼度が高くなるので、事前演出の進行について遊技者に一層の興味を抱かせることが可能となる。
[5]前記事前演出実行手段は、前記第1演出要素と前記第2演出要素の登場回数を表示すると共に、それら登場回数の表示を前記登場タイミングが経過する毎に更新することを特徴とする[1]〜[4]のうち何れか1に記載の遊技機。
[5]の構成によれば、登場タイミングが経過する毎に、第1演出要素と第2演出要素の登場回数を遊技者に認識させ易くすることが可能となる。
[6]前記事前演出実行手段は、前記第1演出要素の登場回数の表示に伴って前記第1演出要素に関連付けられた第1表示体を表示すると共に、表示されている前記第1演出要素の登場回数の大小に応じて前記第1表示体の表示態様を異ならせることを特徴とする[5]に記載の遊技機。
[6]の構成によれば、第1演出要素の登場回数の大小(多寡)を遊技者に認識させ易くすることが可能となる。
10 パチンコ遊技機(遊技機)
13 液晶表示装置
50 メイン制御基板
52 サブ制御基板

Claims (7)

  1. 判定条件の成立に起因して、遊技者に有利な特典を付与可能な特典遊技の当り外れを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定結果を報知する報知手段と、
    前記判定結果の報知前に前記判定結果を示唆する報知前演出を実行可能な報知前演出実行手段と、を備えた遊技機において、
    前記報知前演出実行手段は、
    予め設定された複数の登場タイミングで、第1演出要素を登場させるか又は登場させないかの何れかとなる事前演出を実行する事前演出実行手段と、
    前記事前演出の終了後、その事前演出の結果に起因した事後演出を実行する事後演出実行手段と、を備え、
    前記事後演出実行手段は、通常は、前記事前演出での前記第1演出要素の登場回数の増加に応じて前記判定結果が当りであることに対する信頼度が高くなるように設定された第1演出を実行する一方、前記第1演出要素の登場回数が規定回数以下であることを条件にして第2演出を実行可能であって、
    前記第2演出の前記信頼度は、その第2演出の前に実行された前記事前演出での前記第1演出要素の登場回数に対応した前記第1演出の前記信頼度より高く設定されていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記事前演出での前記第1演出要素の登場回数の増加に応じて、前記報知前演出実行手段が前記第2演出を実行する確率が低くなることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記第2演出の前記信頼度は、前記第1演出要素の登場回数の増加に応じて低くなるように設定されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記事前演出実行手段は、前記登場タイミングで前記第1演出要素の代わりに第2演出要素を登場させることが可能であって、
    前記事前演出に登場可能な複数種類の演出要素のうち少なくとも1種類の演出要素が前記第1演出要素として選択され、
    前記複数種類の演出要素において前記第1演出要素として選択されなかった演出要素のうち少なくとも1種類の演出要素が前記第2演出要素として選択されることを特徴とする請求項1乃至3のうち何れか1の請求項に記載の遊技機。
  5. 前記複数種類の演出要素の中から一の演出要素を遊技者に選択させる選択手段を備え、
    遊技者により選択された前記一の演出要素を前記第1演出要素として設定し、選択されなかった他の選択要素を前記第2演出要素として設定する第1演出要素設定手段を備えたことを特徴とする請求項4に記載の遊技機。
  6. 前記事前演出実行手段は、前記第1演出要素の登場回数を表示すると共に、その登場回数の表示を前記登場タイミングが経過する毎に更新することを特徴とする請求項1乃至5のうち何れか1の請求項に記載の遊技機。
  7. 前記事前演出実行手段は、前記第1演出要素の登場回数の表示に伴って前記第1演出要素に関連付けられた第1表示体を表示すると共に、表示されている前記第1演出要素の登場回数の大小に応じて前記第1表示体の表示態様を異ならせることを特徴とする請求項6に記載の遊技機。
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