JP2018093934A - スロットマシン用の携帯式目押し補助器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】スロットマシンの初級遊技者でもストップボタンをタイミング良く操作できる携帯式の目押し補助器具を提供する。【解決手段】ボーナス役の内部当選を告知ランプ(639)が告知した後、ボーナスシンボルがシンボル表示窓(51)に現われるたび毎に、これをリール(52)の内側から照らす背照ランプ(14)が点灯するため、携帯式の目押し補助器具(1)としては上記背照ランプ(14)の点灯を受光する受光素子(15)と、その受光素子(15)の検知出力信号に基いて発光する目押し補助用LED(17)とから成る光電変換回路(12)を、片手の指先でも持てる大きさの絶縁ケース(10)に内蔵設置してある。【選択図】図11
Description
本発明は停止表示されたシンボルの組合せに応じて入賞が発生するスロットマシンの遊技を補助する携帯式目押し補助器具に関する。
スロットマシンは遊技の開始操作に応じて内部抽選を実行し、シンボル変動を開始する。そして、停止ボタンが操作されたときに、内部抽選の結果に応じて引き込み可能なシンボルを停止する。スロットマシンの遊技では役が内部当選しても、対応する入賞シンボルを引き込み可能なタイミングで停止操作が行われない限り、その役が入賞することはない。
遊技者の中には特定のシンボルを狙って停止操作を行う、いわゆる「目押し」を苦手にする者も多数存在している。このように遊技者の中には、ボーナス役が内部当選しても、自力で入賞させることができない遊技者もいる。このような問題を解消するため、従来から目押しの補助機能を有するスロットマシンが提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。このようなスロットマシンであれば、目押しが不得手な初級遊技者であっても比較的容易に目押しを行うことができる。
更に、上記特許文献1を改良した特許文献4(特許第5886636号)も提案されている。これはスロットマシンそのものでなく、遊技者の自由に携帯して、どこの遊技ホールでも使える目押し補助装置である点で、本発明に最も近似する公知技術であると考えられる。
ところが、上記特許文献4に開示された目押し補助装置の構成では、たとえ遊技者の携帯型であるとしても、CPU(21)やROM(22)、RAM(23)並びにI/O(24)などを備えた制御部(20)が必要であり、そのROM(22)に記憶させておくべき各種処理プログラムの必要とも相俟って、製造上の高コストを余儀なくされる問題がある。
また、高速回転するリール(52)のボーナス図柄が図柄表示窓(51)に現われたタイミングで、その目押し補助装置(1)側のリスタートスイッチ(13)を操作しなければならないため、そのタイミングが早かったり、遅かったりすれば、インジケータ部(11)における初期位置のLED(110D)が、ボーナス図柄の停止位置と合致して点灯しないことになり、そのままでは永久に目押しを補助できないため、特に初級遊技者にとっては未だ使い難い問題もある。
本発明はこのような諸問題の改良を目的としており、その目的を達成するために、請求項1では円周面の一定間隔おきに配設された複数種類のシンボルを回転により変動させて、前面枠体のシンボル表示窓内に表示すると共に、その回転の停止により何れかのシンボルをシンボル表示窓内に設定された複数の入賞ライン上へ、整列状態に停止させて表示する複数のリールから成るシンボル変動表示装置と、
上記リールの回転によるシンボルの変動表示を停止させるための遊技者が操作するストップボタンと、
ボーナス役の内部当選が確定した時に、その旨を遊技者に告知する告知ランプと、
上記リールに表示のボーナスシンボルがシンボル表示窓に現われた時、そのリールの内側からボーナスシンボルを照らすことにより、上記ストップボタンの操作タイミングを遊技者に教える背照ランプとを備えたスロットマシンに適用される携帯式の目押し補助器具であって、
上記背照ランプの点灯を受光する受光素子と、その受光素子の検知出力信号に基いて発光する目押し補助用LEDとから成る光電変換回路を、片手の指先でも持てる大きさの絶縁ケースに内蔵設置したことを特徴とする。
また、請求項2では受光素子がボーナスシンボルの着色カラーだけを検知するそれであり、目押し補助用LEDの発光色が赤色であることを特徴とする。
請求項3では絶縁ケースを合成樹脂製の直方体として、その表側のほぼ中央部に受光素子の受光用透過孔を開口形成すると共に、
同じく絶縁ケースの裏側に目押し補助用LEDの透過孔と、電源スイッチオン表示用LEDの透過孔とを左右又は上下の振り分け状態に開口分布させたことを特徴とする。
更に、請求項4では絶縁ケースを開閉蓋付きとして、その内部へ電源となる乾電池を出し入れ交換できるように収容したことを特徴とする。
請求項1の構成によれば、スロットマシンの遊技者としてはボーナス役(BB役、RB役)の内部当選が確定した時を、その告知ランプの点灯によって知った後、目押し補助器具の絶縁ケースを片手の指先で挟み持ちながらスロットマシンのシンボル表示窓へ、その受光素子がボーナスシンボルを指向する状態として前方(正面)から当てがえば良く、そうすればそのボーナスシンボルがリールの回転周期に応じて、シンボル表示窓へ現われるたび毎に点灯する背照ランプの発光を、目押し補助器具の受光素子(フォトトランジスター)が受光し、その検知出力信号に基いて目押し補助用LEDが鮮明に発光するため、その発光するタイミングに合わせて、残る片手の指先によりストップボタンを押圧操作すれば足り、正確な目押しを行える効果があり、その補助機能に優れる。
その目押し補助器具における目押し補助用LEDの発光は、背照ランプの発光のようにリールの内側からでなく、またシンボル表示窓を介して間接的に目視されるものでなく、遊技者の直かに目視するものであり、しかも光電変換信号の増幅作用により鮮明となっているため、上記のようにシンボル表示窓へ前方(正面)から当てがえるだけで良いこととも相俟って、初級遊技者を含む誰もが容易に便利良く使用して、入賞を得られるのである。
更に、上記効果を得るための必要構成としても、その絶縁ケースへ単純な光電変換回路のプリント基板を内蔵設置するだけで足り、冒頭の特許文献4に記載されたようなCPU、ROM、RAMなどを備えた制御部や、その各種の処理プログラムが不要であるため、量産効果を最大限に期待することができ、遊技者としても気軽に入手し得るのである。
その場合、請求項2の構成を採用するならば、背照ランプによって背後から照明されたボーナスシンボルを、その受光素子がますますミスなく検知し得るのであり、また目押し補助用LEDの発光する赤色を言わばストップ信号として理解し、ストップボタンを躊躇することなく良好なタイミングで操作することができる。
請求項3の構成を採用するならば、目押し補助器具の絶縁ケースを縦長や横長などの状態として、その左右又は上下の何れか片側を片手の指先で挟み持ち使用しながら、その目押し補助用LEDが裏側の透過孔から発する光を直視して、残る片手によりスロットマシンのストップボタンをすばやく操作することができ、使用上の利便性が向上する。
更に、請求項4の構成を採用するならば、直流電源となる乾電池の出し入れ交換により、携帯式として誰でも便利に永年使用できる効果がある。
以下、図面に基いて本発明の実施形態を詳述する。先ず、その本発明の携帯式目押し補助器具(1)を適用するスロットマシン(5)について言えば、これは開閉可能な前面枠体(50)のほぼ中央部に矩形のシンボル表示窓(51)を有している。その前面枠体(50)におけるシンボル表示窓(51)の上側には、液晶表示部(638)と左右一対のスピーカー(57)のほか、装飾ランプ(56)も並列設置されている。
また、同じくシンボル表示窓(51)の横側にはメダルの付与数表示部(551)とクレジット数表示部(552)のほか、ボーナス役の内部当選を告知する告知ランプ(639)も配設されている。
更に、上記シンボル表示窓(51)の下側は前方へ張り出すベース部(500)として形成されており、その上端部が棚面状の操作面(54)をなし、下端部にメダル受け皿(55)を有している。(53)は操作パネルである。
上記操作面(54)にはクレジット(貯溜)されたメダルを投入するためのベットボタン(64)と、クレジットされたメダルを払い出すための精算ボタン(65)と、メダルを直接投入するためのメダル投入口(630)とが配設されている。
上記操作パネル(53)にはリール(52)のシンボル変動を開始させるためのスタートレバー(遊技開始操作手段)(62)と、そのシンボル変動を停止させるためのストップボタン(停止操作手段)(61)とが配設されている。
上記シンボル表示窓(51)は複数のシンボル表示領域(510L)(510C)(510R)を有し、その各個が何れも3シンボル分を表示する。つまり、シンボル表示窓(51)の全体としては、3行3列の2次元マトリックス状に配置された9シンボル分のシンボル表示領域を備えている。2次元マトリックス状に9個のシンボル(525)が配置されるシンボル表示領域(510L)(510C)(510R)においては、図2のように入賞シンボルの並ぶ方向である入賞ライン(511)(512)(513)(514)(515)が設定されている。
各シンボル表示領域(510L)(510C)(510R)の裏側にはリール(52L)(52C)(52R)が対応設置されている。そのリール(52L)(52C)(52R)は図3のように、円周面に21個のシンボル(525)が一定間隔おきの分布状態に配置された回転式のリールであり、その個別のストップボタン(61)が左側ストップボタン(61L)、中央ストップボタン(61C)並びに右側ストップボタン(61R)として並列している。
上記スロットマシン(5)においては図4から示唆されるように、2種類のボーナス役(BB役、RB役)のほか、15枚役や8枚役などの小役、リプレー役が設定されている。同図では左側に各役の名称を、中央に各役に対応するシンボル(525)の組合せである入賞シンボルを、右側に入賞に応じて遊技者に与えられる利益を各々示している。尚、ボーナス状態の発生中では、すべての小役について入賞払出しメダル数が15枚となっている。
図5はスロットマシン(5)の電気的な構成を示すブロック図あり、これから明白なようにスロットマシン(5)の主制御部(58)に対しては、上記スタートレバー(62)やストップボタン(61)、ベットボタン(64)並びに精算ボタン(65)などのほか、メダル投入口(630)から投入されたメダルを検知する投入メダル検知部(63)、リール(52)と共にシンボル変動表示装置(520)を構成するリール駆動部(521)、リール(52)の回転位置を検知する基準位置検知部(632)、メダルを受け皿(55)に払い出すメダル払出部(633)、メダルの付与数表示部(551)やクレジット数表示部(552)などの各種表示部(634)、遊技者の有利度を表わす設定値を設定するための設定値操作部(68)、各種の信号を出力する信号出力部(635)、遊技の演出を制御する副制御部(59)などが電気的に接続されている。
副制御部(59)には装飾ランプ部(636)やスピーカー(57)を制御する音声出力部(637)、液晶表示部(638)並びに告知ランプ(639)などが電気的に接続されている。
上記リール駆動部(521)は図外のステッピングモーターを有し、そのステッピングモーターによってリール(52)を回転駆動する。図例のリール駆動部(521)はリール(52)を毎分80回転させるので、リール(52)の回転周期に相当する約0.75秒が、シンボル(525)の1巡する変動周期となる。
上記基準位置検知部(632)は各リール(52L)(52C)(52R)について、基準位置片の通過を検知する毎に、検知信号を出力する。上記設定値操作部(68)は設定キー(680)を利用して、ボーナス役並びに小役の内部当選確率が異なる6段階の設定値を変更する。
上記主制御部(58)は言うまでなくCPU(581)やROM(583)、RAM(584)、入出力インターフェースとしてのI/O(582)、内部当選役抽選用の乱数を抽出する乱数抽出部(585)並びに乱数を発生する乱数発生部(586)とを備えている。
また、主制御部(58)は内部当選役を抽選する内部抽選手段(71)や内部当選役に対応する内部当選フラグを制御するフラグ制御手段(710)、リール(52)を制御する表示制御手段(72)、入賞シンボルを判定する入賞判定手段(73)、入賞に応じてメダル(遊技価値)を与える価値付与手段(74)、ボーナス状態を発生させるボーナス状態発生手段(75)としての諸機能を実現する。
副制御部(59)もCPU(591)やROM(593)、RAM(594)並びにI/O(592)などを備えており、上記主制御部(58)から受信した制御信号に応じて、液晶表示部(638)や音声出力部(637)などを制御する。
主制御部(58)のROM(583)は内部当選役の抽選に用いる内部当選役抽選テーブルやリール(52)の停止制御に用いるリール制御テーブルなどを記憶している。
内部当選役抽選テーブルは所定範囲(0〜65535)の内部当選役抽選用の乱数のうち、各役の当選乱数の範囲が規定されたデータテーブルである。その内部当選役抽選テーブルとしては通常の状態に適用される抽選テーブルのほかに、ボーナス状態に適用される抽選テーブルもある。通常状態用の内部当選役抽選テーブルは、設定値ごとに用意されている。
図例のスロットマシン(5)では、ベットボタン(63)の操作又はメダル投入口(630)へのメダル投入に応じて、規定数のメダルが遊技に賭けられた時に、遊技の開始が許可された状態となる。遊技の開始が許可されれば、スタートレバー(62)の操作によって遊技を開始することができる。
そのスタートレバー(62)が操作された時、乱数抽出部(585)は乱数発生部(586)の発生する乱数の中から、内部当選役抽選用の乱数を抽出する。主制御部(58)はその内部当選役抽選用の乱数(0〜65535)を、内部当選役抽選テーブルに規定された各役の当選乱数と照合することにより、内部当選を実行し、内部当接役を決定する。内部当選役が決定された場合には、その内部当選役に対応する内部当選フラグを成立させる。
尚、図例のスロットマシン(5)ではボーナス役に対応する内部当選役であるボーナス役フラグが成立した場合、所定の確率で告知ランプ(639)が点灯し、その旨が告知されることになる。
上記主制御部(58)は遊技の開始が許可された状態で、スタートレバー(62)が操作された時、リール駆動部(521)を構成するステッピングモーターに制御パルスを入力し、1パルス毎に1ステップづつステッピングモーターを回転させることにより、リール(52)のシンボル変動を開始させる。
そして、主制御部(58)はステッピングモーターの回転中、リール駆動部(521)に入力した制御パルス数、即ちステッピングモーターが回転したステップ数をカウントする。そのステップ数のカウント値は、各リール(52)の基準位置片の検知信号の取り込み毎にゼロリセットされ、直近の検知信号の後に生じたステップ数となる。
シンボル変動中にストップボタン(61)が操作された時、主制御部(58)は対応するリール(52)のシンボル変動を停止させる。また、主制御部(58)はリール(52)の回転を停止させるに当り、規則などが定める引込範囲内のシンボルを入賞ライン(511)(512)(513)(514)(515)上に停止させる(引込制御を実行する)。
引込制御では、入賞ライン(511)(512)(513)(514)(515)上に停止可能な停止位置が規定されたリール制御テーブルに対して、ストップボタン(61)が操作された時のステップ数が照合され、停止位置が決定される。引込範囲内に内部当選フラグに対応するシンボルがあれば、そのシンボルが停止位置として決定されることになる。
主制御部(58)はリール(52)の停止後、対応するステッピングモーターのステップ数に基いて、入賞ライン(511)(512)(513)(514)(515)上に停止したシンボル(525)の種類を求める。すべてのリール(52)が停止した後、3個のリール(52L)(52C)(52R)を横断するように設定された入賞ライン(511)(512)(513)(514)(515)上に停止したシンボルの組合せが、所定の入賞シンボルであるか否かにより入賞役を判定する。
また、主制御部(58)は入賞の発生した時、入賞役に対応する数のメダルを与える。例えば、15枚役が入賞役である場合には、15枚のメダルを与える。ボーナス役以外の役の内部当選フラグについては、その内部当選フラグが初めて成立した遊技で入力したか否かに拘らず、次の遊技を開始するまでにオフ状態(ゼロ)にリセットされる。従って、ボーナス役以外の各役が内部当選した遊技で入賞しなかった場合には、すべて取りこぼしとなる。他方、ボーナス役の内部当選フラグであるボーナス役フラグについては、内部当選フラグの成立状態が入賞するまで順次、次回の遊技に持ち越され、入賞に応じてオフ状態にリセットされる。
主制御部(58)はボーナス役の入賞に応じて、ボーナス状態を発生させると共に、所定の終了条件の成立に応じて、ボーナス状態を終了させる。ボーナス状態としては、BB役の入賞に応じたBB状態(ビッグボーナス)と、RB役の入賞に応じたRB状態(レギュラーボーナス)とがある。BB状態の終了条件は、与えたメダルが360枚を超過したことであり、RB状態の終了状態は、与えたメダルが120枚を超過したことである。
次に、上記スロットマシン(5)に適用される本発明の携帯式目押し補助器具(1)を説明すると、これは図6〜9のようなワイシャツの胸ポケットに入る大きさ(例えば長さ:約50〜60mm×幅:約40〜45mm×厚み:約10〜15mmの直方体)の合成樹脂製絶縁ケース(10)へ、図10のような電源回路(11)と光電変換回路(12)がプリントされた基板(13)を内蔵設置したものであり、スロットマシン(5)におけるボーナス役(BB役、RB役)の内部当選が確定した時、その各リール(52L)(52C)(52R)の内側に設置された背照ランプ(光源)(14)から、ボーナスシンボルがシンボル表示窓(510L)(510C)(510R)に現われるたび毎のリール回転周期に応じて瞬時に点灯する発光を、その光電変換回路(12)の受光素子(フォトトランジスター)(15)により受光し、その光電変換信号をコンデンサー(16)やアンプなどにより増幅させて、目押し補助用の発光ダイオード(LED)(17)を鮮明に発光させるようになっている。
(18)は上記絶縁ケース(10)の外部から操作できる電源スイッチ、(19)はそのスイッチオン状態を表示する発光ダイオード(LED)、(20)は直流電源となる乾電池であり、図例では単3アルカリ乾電池の2本を、絶縁ケース(10)における開閉蓋(21)の取りはずしによって出し入れ交換することができるようになっている。(22)は絶縁ケース(10)における表側の好ましくはほぼ中央部に開口形成された受光用の透過孔(検知孔)、(23)(24)は同じく絶縁ケース(10)の裏側へ左右又は上下の振り分け状態に開口分布された上記目押し補助用LED(17)の透過孔と電源スイッチオン表示用LED(19)の透過孔である。
このような構成を備えた目押し補助器具(1)は、上記スロットマシン(5)における告知ランプ(639)の点灯によって、ボーナス役(BB役、RB役)の内部当選したことを告知された時、遊技者の就中初級者が使って有用である。
上記スロットマシン(5)では図11から示唆されるように、各リール(52L)(52C)(52R)の内側に背照ランプ(光源)(14)が設置されており、ボーナス役の内部当選が確定した時には、そのボーナスシンボルがシンボル表示窓(510L)(510C)(510R)に現われるたび毎のリール回転周期に応じて、上記背照ランプ(14)が瞬時に点灯することを繰り返すが、初級遊技者にとってはその点灯を見逃しやすく、熟練遊技者にとっても凝視している必要があり、上記リール回転周期に合わせてタイミング良くストップボタン(61L)(61C)(61R)を操作することが難しいからである。
上記ボーナス役(BB役)の内部当選が確定した時を一例として、その本発明に係る携帯式目押し補助器具(1)の使用法を説明すると、上記スロットマシン(5)のシンボル表示窓(51)にボーナスシンボルである「7」の数字が現われるたび毎に、リール(52)の内側にある上記背照ランプ(14)が瞬時に点灯して、そのボーナスシンボルの「7」を背後から照明するため、遊技者としては上記目押し補助器具(1)の絶縁ケース(10)を片手の指先で挟み持ちながら、その表側の受光用透過孔(検知孔)(22)をシンボル表示窓(51)における各シンボル表示領域(510L)(510C)(510R)への指向状態に当てがう。
そうすれば、そのスロットマシン(5)側の背照ランプ(14)が点灯するたびに、その発光を目押し補助器具(1)側の受光素子(フォトトランジスター)(15)が受け、その検知出力信号に基いてスイッチオン作用する目押し補助用LED(17)が鮮明に発光するため、その発光するタイミングに合わせて、残る片手の指先でスロットマシン(5)側のストップボタン(61)を押圧操作することにより、上記リール(52)の回転を停止させるのであり、このような操作をシンボル表示窓(51)の3シンボル分について繰り返し行い、そのボーナスシンボルの「7」を入賞ライン上へ整列状態に停止させれば良い。
その場合、受光素子(15)は上記背照ランプ(14)の点灯を受光できれば足りるが、図例ではボーナスシンボルの「7」に施された赤色や橙色などの特定な着色カラーだけを検知できるそれを採用している。また、目押し補助用LED(17)の発光色は何色であってもさしつかえないが、図例ではストップ信号を意味する赤色として、電源スイッチオン表示用LED(19)の緑色と識別しやすく設定している。更に、その受光素子(15)による受光用の透過孔(検知孔)(22)を絶縁ケース(10)のほぼ中央部へ開口形成することにより、その絶縁ケース(10)の左右又は上下何れの片側でも片手の指先で安定良く持つことができるようになっている。
尚、ボーナス役(BB役)の内部当選が確定した時を一例として、本発明の使用法を説明したが、別種のボーナス役(RB役)でもその内部当選が確定した時には、やはり告知ランプ(639)が点灯し、その使用法は同じである。入賞ライン上に整列する3シンボルの組合せが異なるに過ぎない。
スロットマシン(5)側の上記背照ランプ(14)がシンボル表示窓(51)のボーナスシンボルを背後から照らす光は、その発光が瞬時であることとも相俟って、これを遊技者にとってシンボル表示窓(51)の前方(正面)から鮮明に目視することは至難の業であるが、本発明の目押し補助器具(1)を使用すれば、その受光素子(フォトトランジスター)(15)が上記背照ランプ(14)の点灯を受光するや、その光電変換信号を増幅して、目押し補助用LED(17)を鮮明に発光させるようになっているため、遊技者としてはその鮮明な発光を直かに目視したタイミングのもとで、リール(52)と延いてはボーナスシンボルを正確に停止させることができ、初級遊技者でも容易に入賞を得られるのである。
更に言えば、本発明の目押し補助器具(1)は片手の指先で持てる程度の小型品であるため、上記スロットマシン(5)を設置している遊技ホールであれば、どこでも使用することができ、また遊技ホールの従業員や隣席の遊技者などに使用させることも可能であるほか、その使用法も直方体の絶縁ケース(10)を縦長や横長などに向きを変えたりして、上記したようにスロットマシン(5)のシンボル表示窓(51)へ当てがうだけで良く、誰でも簡単に使えるので、著しく便利である。
(1)・目押し補助器具
(5)・スロットマシン
(11)・電源回路
(12)・光電変換回路
(14)・背照ランプ
(15)・受光素子
(17)・目押し補助用LED
(18)・電源スイッチ
(19)・電源スイッチオン表示用LED
(20)・乾電池
(21)・開閉蓋
(22)・受光素子の受光用透過孔
(23)・目押し補助用LEDの透過孔
(24)・電源スイッチオン表示用LEDの透過孔
(52)(52L)(52C)(52R)・リール
(51)(510L)(510C)(510R)・シンボル表示窓
(525)・シンボル
(61)(61L)(61C)(61R)・ストップボタン
(62)・スタートレバー
(639)・告知ランプ
(5)・スロットマシン
(11)・電源回路
(12)・光電変換回路
(14)・背照ランプ
(15)・受光素子
(17)・目押し補助用LED
(18)・電源スイッチ
(19)・電源スイッチオン表示用LED
(20)・乾電池
(21)・開閉蓋
(22)・受光素子の受光用透過孔
(23)・目押し補助用LEDの透過孔
(24)・電源スイッチオン表示用LEDの透過孔
(52)(52L)(52C)(52R)・リール
(51)(510L)(510C)(510R)・シンボル表示窓
(525)・シンボル
(61)(61L)(61C)(61R)・ストップボタン
(62)・スタートレバー
(639)・告知ランプ
Claims (4)
- 円周面の一定間隔おきに配設された複数種類のシンボル(525)を回転により変動させて、前面枠体(50)のシンボル表示窓(51)内に表示すると共に、その回転の停止により何れかのシンボル(525)をシンボル表示窓(51)内に設定された複数の入賞ライン(511)(512)(513)(514)(515)上へ、整列状態に停止させて表示する複数のリール(52)から成るシンボル変動表示装置(520)と、
上記リール(52)の回転によるシンボル(525)の変動表示を停止させるための遊技者が操作するストップボタン(61)と、
ボーナス役の内部当選が確定した時に、その旨を遊技者に告知する告知ランプ(639)と、
上記リール(52)に表示のボーナスシンボルがシンボル表示窓(51)に現われた時、そのリール(52)の内側からボーナスシンボルを照らすことにより、上記ストップボタン(61)の操作タイミングを遊技者に教える背照ランプ(14)とを備えたスロットマシン(5)に適用される携帯式の目押し補助器具(1)であって、
上記背照ランプ(14)の点灯を受光する受光素子(15)と、その受光素子(15)の検知出力信号に基いて発光する目押し補助用LED(17)とから成る光電変換回路(12)を、片手の指先でも持てる大きさの絶縁ケース(10)に内蔵設置したことを特徴とするスロットマシン用の携帯式目押し補助器具。 - 受光素子(15)がボーナスシンボルの着色カラーだけを検知するそれであり、目押し補助用LED(17)の発光色が赤色であることを特徴とする請求項1記載のスロットマシン用の携帯式目押し補助器具。
- 絶縁ケース(10)を合成樹脂製の直方体として、その表側のほぼ中央部に受光素子(15)の受光用透過孔(22)を開口形成すると共に、
同じく絶縁ケース(10)の裏側に目押し補助用LED(17)の透過孔(23)と、電源スイッチオン表示用LED(19)の透過孔(24)とを左右又は上下の振り分け状態に開口分布させたことを特徴とする請求項1記載のスロットマシン用の携帯式目押し補助器具。 - 絶縁ケース(10)を開閉蓋(21)付きとして、その内部へ電源となる乾電池(20)を出し入れ交換できるように収容したことを特徴とする請求項1記載のスロットマシン用の携帯式目押し補助器具。
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JP2016238561A JP2018093934A (ja) | 2016-12-08 | 2016-12-08 | スロットマシン用の携帯式目押し補助器具 |
Applications Claiming Priority (1)
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2016
- 2016-12-08 JP JP2016238561A patent/JP2018093934A/ja active Pending
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