JP2006333207A - 携帯報知装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 スロットマシンで所定の図柄が出現するタイミングを告げ知らせる携帯報知装置を提供すること。
【解決手段】 スロットマシンの表示窓から現れる可変表示中の図柄について、複数の静止画で構成される動画として撮影するとともに各撮影時刻を計測し、各静止画と各撮影時刻とを対応させて記憶するが(S102)、その後、各静止画から抽出した1つの静止画を基準画と比較し(S103,S104)、当該静止画が基準画と一致すると判定すると(S105:YES)、当該判定対象の静止画が一定の時間間隔毎に繰り返し撮影されることになる各時刻を予測し(S106)、さらに、予測された時刻に撮影された静止画が基準画と一致すると判定すると(S108:YES)、報知を行う(S109)。
【選択図】 図13

Description

本発明は、連続撮影された静止画に基づいて報知を行う携帯報知装置に関するものである。
従来のスロットマシンでは、可変表示させている図柄を有効入賞ライン上に所定の図柄組合せで停止表示させると、その図柄組合せに応じて、メダルの払い出しなどの特典を付与するように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−347042号公報
この点、可変表示させている図柄を停止表示させるにはストップボタンを押す必要があり、特定の図柄を狙ってタイミングよくストップボタンを押す技術、すなわち、所謂目押しのテクニックを身につけていれば、狙った所定の図柄組合せを有効入賞ライン上に停止表示させることができるので、特典を獲得する可能性が高くなる。
しかしながら、一般の遊技者にとってみれば、可変表示中の図柄の配列を認識することは困難であり、また、可変表示中の図柄の配列を認識することができても、その認識した図柄を有効入賞ライン上に停止表示させるタイミングでストップボタンを押すことは容易ではない。
そこで、本発明は、上述した点を鑑みてなされたものであり、スロットマシンで所定の図柄が出現するタイミングを告げ知らせる携帯報知装置を提供することを課題とする。
この課題を解決するために成された請求項1に係る発明は、スロットマシン(例えば、スロットマシン101)で所定の図柄が出現するタイミングを告げ知らせる携帯報知装置(例えば、携帯電話1)であって、基準画が格納された第1記憶部(例えば、記憶部19)と、前記スロットマシン(例えば、スロットマシン101)の表示窓(例えば、表示窓103,104,105)から現れる可変表示中の図柄を連続した複数の静止画で構成される動画として撮影する撮影部(例えば、撮影部20)と、前記撮影部(例えば、撮影部20)で撮影された動画を構成する各静止画の撮影時刻を計測する計時手段(例えば、計時部18)と、前記撮影部(例えば、撮影部20)で撮影された動画を構成する各静止画と前記計時手段(例えば、計時部18)で計測された各撮影時刻とを対応させて記憶する第2記憶部(例えば、記憶部19)と、前記第2記憶部(例えば、記憶部19)に記憶された複数の静止画から抽出された一つの静止画が前記第1記憶部(例えば、記憶部19)に記憶された基準画と一致すると判定されるまで抽出・判定を繰り返す抽出・判定手段(例えば、制御部11,S103〜S105)と、前記抽出・判定手段(例えば、制御部11,S103〜S105)で一致すると判定した場合に、前記第2記憶部(例えば、記憶部19)に記憶された複数の静止画と複数の撮影時刻とに基づいて、当該判定対象の静止画が一定の時間間隔毎に前記撮影部(例えば、撮影部20)で繰り返し撮影されることになる各時刻を予測する予測手段(例えば、制御部11,S106)と、前記予測手段(例えば、制御部11,S106)で予測された時刻で前記撮影部(例えば、撮影部20)で撮影された静止画と前記第1記憶部(例えば、記憶部19)に記憶された基準画とが一致するか否かを確認する確認手段(例えば、制御部11,S108)と、前記確認手段(例えば、制御部11,S108)で一致すると確認したことを契機にして報知を行う報知手段(例えば、制御部11,S109)と、を備えたこと、を特徴としている。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載する携帯報知装置(例えば、携帯電話1)であって、前記報知手段(例えば、制御部11,S109)で報知した以降は、前記予測手段(例えば、制御部11,S106)で予測された時刻毎に報知を行うこと、を特徴としている。
すなわち、本発明の携帯報知装置では、スロットマシンの表示窓から現れる可変表示中の図柄について、複数の静止画で構成される動画として撮影するとともに各撮影時刻を計測し、各静止画と各撮影時刻とを対応させて記憶するが、その後、各静止画から抽出した1つの静止画を基準画と比較し、当該静止画が基準画と一致すると判定すると、当該判定対象の静止画が一定の時間間隔毎に繰り返し撮影されることになる各時刻を予測し、さらに、予測された時刻に撮影された静止画が基準画と一致すると判定すると、報知を行うので、所定の図柄を基準画とすれば、スロットマシンで所定の図柄が出現するタイミングを告げ知らせることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照にして説明する。先ず、第1実施の形態に係る携帯報知装置は、静止画と動画を撮影できる携帯電話機であって、スロットマシンの表示窓で可変表示中の図柄を撮影することにより、スロットマシンの表示窓から所定の図柄が出現するタイミングを、音・振動・光による報知で告げ知らせるものである。
図3は、第1実施の形態に係る携帯電話機1の正面図である。第1実施の形態に係る携帯電話機1では、図3に示すように、表示部16や、操作部17、発光部22、アンテナ23などが配設されている。
図4は、第1実施の形態に係る携帯電話機1のブロック図である。第1実施の形態に係る携帯電話機1では、図4に示すように、制御部11に対して、無線部12や、音声部13、ROM14、RAM15、表示部16、操作部17、計時部18、記憶部19、撮影部20、振動部21、発光部22などが接続されている。
制御部11は、無線部12や、音声部13、ROM14、RAM15、表示部16、操作部17、計時部18、記憶部19、撮影部20、振動部21、発光部22などの各構成要素を制御するものであり、アナログ・ベースバンド処理部やデジタル・ベースバンド処理部・CPUなどから構成されている。
無線部12は、携帯電話基地局と無線接続するものであり、外部に突設したアンテナ23に接続されている(図3参照)。
音声部13は、音声信号から音声(音波)への変換又は音声(音波)から音声信号への変換を行うものであり、スピーカやマイクロフォンなどから構成され、ここでは、音による報知を行うものとしても使用される。
ROM14は、後述するフローチャートを動作させるための演算プログラムなどが格納されている不揮発性の読出し専用メモリである。
RAM15は、制御部11で演算された各種データを一時的に記憶しておくメモリであり、ここでは、後述する静止画・基準画・撮影間隔などが一時的に記憶される。
表示部16は、携帯電話機1に関する各種の情報を表示するものであり、LCDやLCDドライバなどから構成される。
操作部17は、携帯電話機1に関する各種の情報を入力するものであり、複数の各種ボタンが配設された構成になっている(図3参照)。
計時部18は、時間の計測に関する処理を行うものである。
記憶部19は、携帯電話機1に関する各種の情報を記憶するフラッシュ・メモリであり、ここでは、例えば、後述する動画・基準画・撮影間隔などが記憶される。尚、記憶部19の構成は、内蔵されたメモリに限るものでなく、スロットに挿入されるメモリ・モジュールであってもよい。
撮影部20は、静止画や動画を撮影するものであり、デジタルカメラなどで構成される。
振動部21は、バイブレータなどから構成されており、振動による報知を行うものとして使用される。
発光部22は、発光ダイオードなどから構成されており、発光による報知を行うものとして使用される。
図5は、スロットマシン101の斜視図である。スロットマシン101においては、図5に示すように、メインディスプレイ102において、センターラインCLなどの5本の入賞ラインALと3つの表示窓103,104,105とが設けられており、各表示窓103,104,105内で可変表示中の図柄は、それぞれに対応する各ストップボタン121,122,123の押下により、停止表示させることができる。このとき、5本の入賞ラインALの中で有効化されているライン上に停止表示した図柄の組合せが所定の組合せのいずれかである場合には、その組合せに応じて、所定枚数のコインが払い出される。
図6は、第1実施の形態に係る携帯電話機1を使用する際の概念図である。この点、各表示窓103,104,105内では、図6に示すように、各リール111,112,113が一定速度で回転することにより、各リール111,112,113に付された図柄が可変表示される。
この点、左側のリール111の側面には、例えば、図7に示されたリール帯Lが固定されており、これにより、11個の図柄が付される。また、中央のリール112の側面には、例えば、図8に示されたリール帯Cが固定されており、これにより、11個の図柄が付される。また、右側のリール113の側面には、例えば、図9に示されたリール帯Rが固定されており、これにより、11個の図柄が付される。
もっとも、各リール111,112,113に付された図柄の数は11個に限るものではない。
尚、図7〜図9における点線の囲みはブランク(空白)の図柄を示す。
そして、図6に示すように、各表示窓103,104,105内で可変表示中の図柄を第1実施の形態に係る携帯電話機1の撮影部20(図4参照)で撮影すれば、第1実施の形態に係る携帯電話機1により、各表示窓103,104,105から所定の図柄が出現するタイミングを、音声部13(図4参照)からの音や、振動部21(図4参照)からの振動、発光部22(図4参照)からの光などによる報知で告げ知らせることができる。
そこで、コインの払い出しが行われる所定の組合せを構成する図柄を報知対象とし、第1実施の形態に係る携帯電話機1による報知を合図にして、各ストップボタン121,122,123(図5参照)を押下すれば、5本の入賞ラインAL(図5参照)の中で有効化されているライン上において、コインの払い出しが行われる所定の組合せを停止表示させやすくなる。
尚、上述した説明では、スロットマシン101の各リール111,112,113を、機械式の3リールとして記載しているが、このような報知を第1実施の形態に係る携帯電話機1で行うには、これに限定するものでなく、所謂ビデオスロットであってもよく、また、リールの数も2以下又は4以上であってもよい。
そして、第1実施の形態に係る携帯電話機1では、このような報知を実現させるために、以下に説明するフローチャートを動作させている。もっとも、スロットマシン101の表示窓103,104,105の全てに対して、このような報知を行うには、スロットマシン101の表示窓103,104,105のそれぞれに対して、以下に説明するフローチャートを動作させる必要があるが、以下のフローチャートの説明では、説明の便宜上、主に、スロットマシン101の表示窓103を例にあげて説明する。
図2は、第1実施形態に係る携帯電話機1で行われる準備処理プログラムのフローチャートである。尚、本プログラムはROM14に記憶されており、制御部11により読み出されて実行される。
準備処理プログラムでは、図2に示すように、先ず、S11において、動画の撮影が行われる。具体的には、スロットマシン101の表示窓103内で可変表示中の図柄を撮影部20により動画で撮影する。このときに撮影された動画は記憶部19に保存する。
その後、S12では、動画の分析を行う。具体的には、上記S11で記憶部19に保存されている動画を画像処理で分析することにより、スロットマシン101の表示窓103内で回転する左側のリール111に付された各図柄及びその配置を認識し、例えば、図7に示すリール帯Lのようなリール配列図を作成する。
その後、S13では、撮影間隔の算出・格納が行われる。ここで、撮影間隔は、上記S11で記憶部19に保存されている動画を画像処理で分析することにより求められ、記憶部19に格納される。具体的には、例えば、図11に示すように、スロットマシン101の表示窓103内で可変表示中の特定図柄(図11では、チェリー)がセンターラインCL上に表示されている状態から、当該特定図柄(図11では、チェリー)とはリール111の回転方向の反対側で隣接する図柄(図11では、スリーバー)がセンターラインCL上に表示されている状態に移行するまでに要する時間を、撮影間隔として求めている。すなわち、スロットマシン101では、リール111が一定速度で回転することにより、表示窓103から出現する3つの図柄が全ての入賞ラインALを同時に通過することが繰り返されるが、その繰り返しの時間的な等間隔を撮影間隔としている。尚、その撮影間隔は、後述する図1の報知処理プログラムにおいて静止画を連続撮影する際の動作ピッチとして使用される。
その後、S14では、図柄パターンの提示を行う。ここで、図柄パターンとは、スロットマシン101の表示窓103内で停止表示される3つの図柄の配置パターンをいい、ここでは、図10に示すように、11通りの図柄パターンが存在し、それらの図柄パターンの全ては、上記S12で作成されたリール配置図などから作成される。そして、全ての図柄パターンは、操作部17の操作により、表示部16に表示させることができる。
その後、S15では、上記S14で提示された全ての図柄パターンの中から、報知対象となる図柄パターンを操作部17の操作により選択し、S16に進む。
S16では、上記S15で選択された図柄パターンを基準画として記憶部19に格納する。尚、ここで記憶部19に格納された図柄パターンは、後述する図1の報知処理プログラムにおいて静止画と照合される基準画として使用される。
その後、S17では、報知方法の選択を操作部17の操作により行い、その後に、この準備処理プログラムを終了させる。ここで、報知方法には、音声部13による音や、振動部21による振動、発光部22による光があり、いずれか一つを選択してもよいし、いずれか二つを選択してもよいし、全てを選択してもよい。
図1は、第1実施形態に係る携帯電話機1で行われる報知処理プログラムのフローチャートである。尚、本プログラムはROM14に記憶されており、制御部11により読み出されて実行される。
また、本プログラムを実行する際は、第1実施形態に係る携帯電話機1を、スロットマシン101の表示窓103内で現れている図柄を撮影部20で撮影できる状態で待機させる。但し、本プログラムでの撮影部20による撮影は、操作部17の操作を行うことなく、自動的に行われる。
報知処理プログラムでは、図1に示すように、先ず、S21において、記憶部19に格納されている基準画と撮影間隔を読み出し、その後に、S22に進む。
S22では、計時部18による計時を開始し、その後に、S23に進む。
S23では、静止画の撮影を行う。具体的には、スロットマシン101の表示窓103内で可表示中の図柄が撮影部20により静止画で撮影される。このときに撮影された静止画はRAM15に記憶される。
その後は、S31に進んで、静止画の撮影が適切か否かを判定する。この判定では、撮影された静止画が、例えば、図11に示すように、表示枠103内において全ての入賞ラインAL上に3つの図柄が写し出されたときを、静止画の撮影が適切とする。逆に、撮影された静止画が、例えば、図12に示すように、表示枠103内において全ての入賞ラインAL上に3つの図柄が写し出されていないときを、静止画の撮影が不適切とする。
ここで、静止画の撮影が不適正であると判定する場合には(S31:NO)、S32に進んで、計時部18による計時が撮影間隔(上記S21で読み出したもの)を経過するまで待機する(S32:NO)。
そして、計時部18による計時が撮影間隔(上記S21で読み出したもの)を経過したと判定した場合には(S32:YES)、S33に進んで、計時部18による計時の延長を行う。ここで、計時部18による計時の延長とは、計時部18による計時が撮影間隔(上記S21で読み出したもの)を経過した際に行われる計時部18による計時のリセットを延長することをいう。その延長時間は、少なくとも、撮影間隔(上記S21で読み出したもの)及び撮影間隔(上記S21で読み出したもの)の倍数とは異なる時間とされ、このS33が連続して繰り返されたときは、直前の延長時間とは異なる時間とされる。これにより、静止画の撮影のタイミングが調整され、この調整は、静止画の撮影が適切となるまで繰り返される。
その後、S34に進むと、計時部18による計時のリセットを行い、計時部18による計時を最初からやり直して、上述したS23に戻る。
S23では、静止画の撮影を再び行い、さらに、上述したS31に進んで、静止画の撮影が適切か否かを判定する。
このようにして、計時部18による計時の開始・リセットとともに撮影部20により撮影された静止画において、例えば、図11に示すように、スロットマシン101の表示枠103内おいて全ての入賞ラインAL上に3つの図柄が写し出されるまで、上述したS31〜S34の処理を行う。
そして、上述したS31において、静止画の撮影が適切であると判定する場合には(S31:YES)、S41に進んで、静止画と基準画(上記S21で読み出したもの)とを画像処理により照合して、S42に進む。
S42では、静止画と基準画(上記S21で読み出したもの)とが一致するか否かを判定する。この判定は、上記S41の照合に基づいて行う。ここで、静止画と基準画(上記S21で読み出したもの)とが一致しないと判定する場合には(S42:NO)、何もすることなく、後述するS44に進む。一方、静止画と基準画(上記S21で読み出したもの)とが一致すると判定する場合には(S42:YES)、S43に進む。
S43では、報知を行う。ここでの報知は、上述した図2の準備処理プログラムのS17で選択された方法をもって瞬時に行う。よって、上記S17での選択に基づいて、音声部13での音の出力や、振動部21での振動の出力、発光部22での光の出力が、一瞬行われる。
従って、この報知を合図にして、スロットマシン101のストップボタン121を押下すれば、基準画として選択した図柄パターン(3つの図柄)を、表示窓103内において、全ての入賞ラインAL上に停止表示させやすい。
その後は、S44に進んで、計時部18による計時が撮影間隔(上記S21で読み出したもの)を経過するまで待機する(S44:NO)
そして、計時部18による計時が撮影間隔(上記S21で読み出したもの)を経過したと判定した場合には(S44:YES)、S45に進む。
S45では、計時部18による計時のリセットを行い、計時部18による計時を最初からやり直した後、S46に進む。
S46では、上記S23と同様な静止画の撮影を行い、さらに、上記S31に再び進んで、静止画の撮影が適切か否かを判定する。
尚、上記S46で撮影された静止画は、上記S23で静止画が撮影されてから撮影間隔(上記S21で読み出したもの)を経過した直後に撮影されたものである。この点、撮影間隔(上記S21で読み出したもの)は、図11に示すように、スロットマシン101の表示窓103から出現する3つの図柄が全ての入賞ラインALを同時に通過することを繰り返す際の時間的な等間隔であるので、上記S46で撮影された静止画については、通常、上記S31に再び進んだ際には、静止画の撮影が適切であると判定される。
以上詳細に説明したように、第1実施の形態の携帯電話機1では、スロットマシン101の表示窓101,102,103から現れる可変表示中の図柄について、予め撮影部20で撮影した動画を分析することによって撮影間隔を算出し(S11〜S13)、その撮影間隔による静止画の連続撮影を(S23,S46)、開始タイミングを調整しながら撮影部20で行うが(S31〜S34)、その連続撮影で一つの静止画を撮影した直後に、当該静止画を基準画と照合し(S41)、当該静止画が基準画に一致する場合に報知を行うので(S42:YES,S43)、基準画として所定の図柄を選択しておけば(S16)、スロットマシン101で所定の図柄が出現するタイミングを告げ知らせることができる。
尚、本発明は上記実施の形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、第1実施の形態の携帯電話機1では、初めての報知がなされた後も撮影間隔による静止画の連続撮影が行われるが、この点、リール111,112,113の一定速度による回転などにおいて発生する誤差を要因とした乱れが無視できるのであれば、図2に示す準備処理プログラムのS12で動画を分析する際に、リール111,112,113の回転の周期を算出しておき、図1に示す報知処理プログラムのS43で初めての報知を行った以降は、リール111,112,113の回転の周期を時間的なピッチにして、S43での報知を繰り返してもよい。
また、第1実施の形態の携帯電話機1では、スロットマシン101の表示窓101,102,103から現れる可変表示中の図柄を予め動画で撮影し(S11)、その動画を分析することによって(S12)、表示窓101,102,103から現れる図柄パターン(3つの図柄)の全てを求めて提示し(S14)、その提示された図柄パターン(3つの図柄)の中から選択されたものを基準画として使用しているが(S15,S16)、この点、基準画は、記憶部19に予め記憶されている静止画を使用してもよく、その静止画は、撮影部20で予め撮影されたものでもよいし、外部からダウンロードされたものでもよい。
また、第1実施の形態では、基準画として選択される図柄パターンには3つの図柄が表示されているが(図10参照)、この点、全ての入賞ラインALのうち特定のライン上で所定の図柄を停止表示させたい場合には、一つ又は二つの図柄を、基準画として選択される図柄パターンとして扱ってもよい。
次に、第2実施の形態に係る携帯報知装置について説明する。第2実施の形態に係る携帯報知装置の構成等は、後述する箇所を除いて、上述した第1実施の形態の携帯電話機1と同じなので、同じ構成等については、同じ符号を用いるとともに、ここでは、説明を省略する。
第2実施の形態に係る携帯報知装置1では、図6に示すように、各表示窓103,104,105内で可変表示中の図柄を撮影すれば、各表示窓103,104,105から所定の図柄が出現するタイミングを、音声部13(図4参照)からの音や、振動部21(図4参照)からの振動、発光部22(図4参照)からの光などによる報知で告げ知らせることができ、そのために、図13に示すフローチャートを動作させる。
図13は、第2実施の形態に係る携帯報知装置1が実行する準備・報知処理プログラムのフローチャートであり、そのプログラムはROM14に記憶されている。そして、第2実施の形態に係る携帯報知装置1の制御部11が、図13に示す準備・報知処理プログラムのフローチャートのプログラムを実行すると、先ず、S101において、基準画の格納を行う。具体的には、基準画とは、例えば、スロットマシン101の表示窓103で停止表示される3つの図柄の配置パターンの11通りの中の1つをいい(図10参照)、撮影部20からの撮影等によって、記憶部19に記憶される。
尚、上記S101における撮影部20からの撮影は、スロットマシン101の表示窓103を直接に撮影部20で撮影してもよいが、その表示窓103内のリール111に固定されたリール帯Lの各図柄を忠実に再現した配列図などを撮影部20で撮影してもよい。
S102では、動画の取得と記憶が行われる。具体的には、スロットマシン101の表示窓103に可変表示中の図柄の動画を撮影部20で撮影すると同時に、その撮影された動画を構成する複数の静止画を記憶部19に記憶する。また、その一方で、計時部18では、その動画を構成する各静止画が撮影部20で撮影された時刻をその都度計測しておき、計測された各撮影時刻は、各静止画にそれぞれ合わせて記憶部19に記憶される。
尚、このとき、撮影部20による動画の撮影を、リール111が1周する時間以上をもって行えば、その撮影された動画を構成する複数の静止画には、必ず、図10に示した各配置パターンの静止画が含まれるものとし、また、そのような静止画が含むことが可能な静止画の撮影間隔をもって、撮影部20で動画が撮影される。
また、上記S102における撮影部20による動画の撮影は、この準備・報知処理プログラムのフローチャートのプログラムが終了するまで継続して行ってもよい。
S103では、静止画の抽出を行う。具体的には、記憶部19に記憶された各静止画の中から1つを、例えば、撮影時刻の古い順から抽出する。
S104では、基準画と比較する。具体的には、上記S103で抽出された静止画を記憶部19に格納されている基準画と比較する。
S105では、一致するか否かを判定する。具体的には、上記S104における比較の画像処理によって判定する。ここで、一致しないと判定した場合には(S105:NO)、上述したS103に戻って、S103以降の処理を繰り返して行う。一方、一致すると判定した場合には(S105:YES)、S106に進む。
S106では、静止画の取得タイミングを設定する。具体的には、先ず、記憶部19に記憶された動画の各静止画像と各静止画像の撮影時刻から、3つの図柄の配置パターンが全く同じである2つの静止画の撮影時刻の最短時間間隔を求め、その求めた最短時間間隔をリール111が1周する時間として算出する。次に、このS106の直前のS105で判定対象となった静止画像が撮影された撮影時刻を読み込み、その撮影時刻を基準として、最短時間間隔を1つずつ加算して求めた各時刻の中から、直近の時刻を静止画の取得タイミングとする。
S107では、取得タイミングで静止画の取得を行う。具体的には、上記S106で求めた取得タイミングになったときに、撮影部20による静止画の撮影を行う。
S108では、一致するか否かを判定する。具体的には、上記S107で取得した静止画を基準画と比較する画像処理によって判定する。ここで、一致しないと判定した場合には(S108:NO)、上述したS103に戻って、S103以降の処理を繰り返して行う。一方、一致すると判定した場合には(S108:YES)、S109に進む。
S109では、報知を行い、その後に、この準備・報知処理プログラムのフローチャートのプログラムを終了する。この点、S109における報知とは、具体的には、音声部13による音や、振動部21による振動、発光部22による光での報知をいう。また、それらの報知方法については、実行対象のものが予め選択されるが、このとき、いずれか一つを選択してもよいし、いずれか二つを選択してもよいし、全てを選択してもよい。
尚、S109における報知は、その後において、上記S106で求めた各時刻になる度に報知を行ってもよい。
以上より、制御部11は、図13のS103〜S105を実行する際には、「抽出・判定手段」として機能する。
また、制御部11は、図13のS106を実行する際には、「予測手段」として機能する。
また、制御部11は、図13のS108を実行する際には、「確認手段」として機能する。
また、制御部11は、図13のS109を実行する際には、「報知手段」として機能する。
すなわち、第2実施形態に係る形態電話1では、スロットマシン101の表示窓103から現れる可変表示中の図柄について、複数の静止画で構成される動画として撮影部20で撮影するとともに各撮影時刻を計時部18で計測し、各静止画と各撮影時刻とを対応させて記憶部19に記憶するが(S102)、その後、各静止画から抽出した1つの静止画を基準画と比較し(S103,S104)、当該静止画が基準画と一致すると判定すると(S105:YES)、当該判定対象の静止画が一定の時間間隔毎に繰り返し撮影されることになる各時刻を予測し(S106)、さらに、予測された時刻に撮影部20で撮影された静止画が基準画と一致すると判定すると(S108:YES)、音声部13による音や、振動部21による振動、発光部22による光をもって報知を行うので(S109)、所定の図柄を基準画とすれば、スロットマシン101で所定の図柄が出現するタイミングを告げ知らせることができる。
尚、本発明は上記実施の形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、第2実施の形態に係る携帯電話機1では、上記の図13に示す準備・報知処理プログラムのフローチャートの説明において、説明の便宜上、主に、スロットマシン101の表示窓103を例にあげて説明したが、もっとも、スロットマシン1の表示窓104,105に対しても、同様に行うことができる。
本発明は、連続撮影された静止画に基づいて報知を行う技術に適用し得る。
第1実施形態に係る携帯電話機で行われる報知処理プログラムのフローチャートである。 第1実施形態に係る携帯電話機で行われる準備処理プログラムのフローチャートである。 本実施の形態に係る携帯電話機の正面図である。 本実施の形態に係る携帯電話機のブロック図である。 スロットマシンの斜視図である。 本実施の形態に係る携帯電話機を使用する際の概念図である。 スロットマシンの表示窓内で回転する左側のリールに付された図柄の配置をリール帯で記したリール配列図である。 スロットマシンの表示窓内で回転する中央のリールに付された図柄の配置をリール帯で記したリール配列図である。 スロットマシンの表示窓内で回転する右側のリールに付された図柄の配置をリール帯で記したリール配列図である。 基準画として選択される図柄パターンを例示した図である。 撮影間隔の概念を説明するための図である。 静止画として適切でない一例を示した図である。 第2実施形態に係る携帯電話機で行われる準備・報知処理プログラムのフローチャートである。
符号の説明
1 携帯電話機
11 制御部
13 音声部
16 表示部
17 操作部
18 計時部
19 記憶部
20 撮影部
21 振動部
22 発光部
101 スロットマシン
103,104,105 表示窓
111,112,113 リール
121,122,123 ストップボタン

Claims (2)

  1. スロットマシンで所定の図柄が出現するタイミングを告げ知らせる携帯報知装置であって、
    基準画が格納された第1記憶部と、
    前記スロットマシンの表示窓から現れる可変表示中の図柄を連続した複数の静止画で構成される動画として撮影する撮影部と、
    前記撮影部で撮影された動画を構成する各静止画の撮影時刻を計測する計時手段と、
    前記撮影部で撮影された動画を構成する各静止画と前記計時手段で計測された各撮影時刻とを対応させて記憶する第2記憶部と、
    前記第2記憶部に記憶された複数の静止画から抽出された一つの静止画が前記第1記憶部に記憶された基準画と一致すると判定されるまで抽出・判定を繰り返す抽出・判定手段と、
    前記抽出・判定手段で一致すると判定した場合に、前記第2記憶部に記憶された複数の静止画と複数の撮影時刻とに基づいて、当該判定対象の静止画が一定の時間間隔毎に前記撮影部で繰り返し撮影されることになる各時刻を予測する予測手段と、
    前記予測手段で予測された時刻で前記撮影部で撮影された静止画と前記第1記憶部に記憶された基準画とが一致するか否かを確認する確認手段と、
    前記確認手段で一致すると確認したことを契機にして報知を行う報知手段と、を備えたこと、を特徴とする携帯報知装置。
  2. 請求項1に記載する携帯報知装置であって、
    前記報知手段で報知した以降は、前記予測手段で予測された時刻毎に報知を行うこと、を特徴とする携帯報知装置。
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