JP5712599B2 - 撮像装置及びプログラム - Google Patents
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このようにマイクの集音方向は、撮影方向に合わせられているため、音源と被写体が一致しているときには非常に有効なものとなるが、音源と被写体とが一致していない状況、例えば、撮影者が立ち止まっている話者の声を録音しながらその周囲の風景をパン撮影するような場合には、マイクの集音方向が音源から“ズレ”てしまう。すなわち、図6(1)に示すように音源(話者)が画角内に入っているときには、狙った音声を強調して録音することができるが、図6(2)に示すように音源(話者)が画角から外れているときには、マイクの集音方向が音源から“ズレ”てしまうため、狙った音声が抑制されて録音されるという問題があった。
そこで、従来では、音源の位置を特定し、特定周波数の音源を自動追尾して撮影できるようにした技術が開示されている(特許文献1参照)。
撮影時の動画像に集音された音声を対応付けて記録する撮像装置であって、
前記動画撮影の撮影方向とは独立した指向性で集音する集音手段と、
前記集音手段が集音する対象の音源を設定するために、当該撮像装置の姿勢から特定される方向に存する被写体を集音対象の音源として、その音源の特徴を取得して設定する設定手段と、
前記集音手段により集音された音声データと前記設定されている音源の特徴とを比較して同一の音源を特定すると共に、その音量の変化状態に基づいて前記設定されている音源が移動したか否かを監視する監視手段と、
前記動画撮影の撮影方向の変化によらず、前記監視手段により音源が移動したことが検出された際に、その移動した前記設定手段により設定されている音源に向けて前記集音手段の指向性を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする。
前記設定手段は、音源設定操作が行われた際に前記集音対象の音源を設定する、
ようにしたことを特徴とする、請求項2記載の発明であってもよい。
前記設定手段により前記音源の特徴が設定された際の当該撮像装置の姿勢を検出する検出手段を更に備え、
前記制御手段は、前記検出手段により検出された姿勢が前記設定手段により設定されている姿勢から変化した場合に、その姿勢の変化量に応じて前記集音手段の指向性を更に制御する、
ようにしたことを特徴とするようにしたことを特徴とする、請求項3記載の発明であってもよい。
前記設定手段は、所定時間以上音を発する被写体を集音対象の音源として設定する、
ようにしたことを特徴とする、請求項4記載の発明であってもよい。
前記設定手段により設定される集音対象の音源は、前記動画撮影中の画面の所定位置に表示されている被写体である、
ことを特徴とする、請求項5記載の発明であってもよい。
撮影時の動画像に集音された音声を対応付けて記録する撮像装置における撮像方法であって、
動画撮影の撮影方向とは独立した指向性で集音するステップと、
前記集音する対象の音源を設定するために、当該撮像装置の姿勢から特定される方向に存する被写体を集音対象の音源として、その音源の特徴を取得して設定するステップと、
前記集音された音声データと前記設定されている音源の特徴とを比較して同一の音源を特定すると共に、その音量の変化状態に基づいて前記設定されている音源が移動したか否かを監視するステップと、
前記動画撮影の撮影方向の変化によらず、前記音源が移動したことが検出された際に、その移動した前記設定されている音源に向けて前記集音の指向性を制御するステップと、
を含むことを特徴とする。
また、上述した課題を解決するために請求項7記載の発明は、
撮影時の動画像に集音された音声を対応付けて記録する撮像装置のコンピュータに対して、
動画撮影の撮影方向とは独立した指向性で集音する機能と、
前記集音する対象の音源を設定するために、当該撮像装置の姿勢から特定される方向に存する被写体を集音対象の音源として、その音源の特徴を取得して設定する機能と、
前記集音された音声データと前記設定されている音源の特徴とを比較して同一の音源を特定すると共に、その音量の変化状態に基づいて前記設定されている音源が移動したか否かを監視する機能と、
前記動画撮影の撮影方向の変化によらず、前記音源が移動したことが検出された際に、その移動した前記設定されている音源に向けて前記集音の指向性を制御する機能と、
を実現させるためのプログラム、であることを特徴とする。
以下、図1〜図3を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
図1は、撮像装置として適用したデジタルカメラの基本的な構成要素を示したブロック図である。
デジタルカメラ(撮像装置)は、静止画像のほかに動画像の撮影も可能なコンパクトカメラであり、動画撮影時には周囲音を集音して、撮影した動画像に対応付けて記録する機能と、記録した動画像を集音した音声と共に再生する機能を有し、制御部1を中核としている。制御部1は、電源部(二次電池)2からの電力供給によって動作し、記憶部3内の各種のプログラムに応じてこのデジタルカメラ(以下、カメラと略称する)の全体動作を制御するもので、この制御部1には図示しないCPU(中央演算処理装置)やメモリなどが設けられている。
先ず、制御部1は、所定メモリの内容をクリアしたり、記憶部3のワーク領域内の音源設定フラグ(図示省略)を“0”としたりするなどの初期化処理を実行した後(ステップA1)、動画撮影操作が行われたかを調べたり(ステップA2)、その他の操作が行われたかを調べたりしながら(ステップA3)、操作待ち状態となる。いま、動画撮影操作以外のその他の操作が行われたときには(ステップA3でYES)、例えば、露出やシャッタスピードなどの撮影条件の設定操作、撮影済み画像の再生を指示する再生操作などが行われたときには、その操作に応じた処理として、例えば、撮影条件設定処理、画像再生処理などを行い(ステップA4)、その後、上述のステップA2に戻る。なお、その他の操作として、電源オフ操作が行われたときには、図示しないが、電源オフ処理を行った後に、このフローの終了となる。
以下、この発明の第2実施形態について図4を参照して説明する。
なお、上述した第1実施形態においては、集音対象として設定された音源の位置が固定されている場合を例示したが、この第2実施形態においては、集音対象として設定された音源が移動する場合にも対応可能としたものである。ここで、両実施形態において基本的に同一の動作の場合は、その説明を簡略化すると共に、以下、第2実施形態の特徴部分を中心に説明するものとする。
先ず、制御部1は、上述した第1実施形態と同様に、所定メモリの内容をクリアしたり、記憶部3内の音源設定フラグを“0”としたりするなどの初期化処理を実行した後(ステップB1)、動画撮影操作が行われたかを調べたり(ステップB2)、その他の操作が行われたかを調べたりしながら(ステップB3)、操作待ち状態となる。いま、その他の操作が行われたときには(ステップB3でYES)、その操作に応じた処理(ステップB4)を行った後に、上述のステップB2に戻る。
以下、この発明の第3実施形態について図5を参照して説明する。
なお、上述した第1及び第2実施形態においては、音源設定操作が行われた際に集音対象の音源を設定するようにしたが、この第3実施形態においては、集音対象の音源を自動的に設定するようにしたものである。ここで、第1実施形態、第3実施形態において基本的に同一の動作の場合は、その説明を簡略化すると共に、以下、第3実施形態の特徴部分を中心に説明するものとする。
先ず、制御部1は、上述した第1実施形態と同様に、所定メモリの内容をクリアしたり、記憶部3内の音源設定フラグを“0”としたりするなどの初期化処理を実行した後(ステップC1)、動画撮影操作が行われたかを調べたり(ステップC2)、その他の操作が行われたかを調べたりしながら(ステップC3)、操作待ち状態となる。いま、その他の操作が行われたときには(ステップC3でYES)、その操作に応じた処理(ステップC4)を行った後、上述のステップC2に戻る。
3 記憶部
4 表示部
5 操作部
6 撮像部
7 光学レンズ
8 マイク
9 集音部
10 サウンドスピーカ
11 姿勢検出部
M1 プログラム記憶部
M2 画像記憶部
M3 音声記憶部
Claims (7)
- 撮影時の動画像に集音された音声を対応付けて記録する撮像装置であって、
前記動画撮影の撮影方向とは独立した指向性で集音する集音手段と、
前記集音手段が集音する対象の音源を設定するために、当該撮像装置の姿勢から特定される方向に存する被写体を集音対象の音源として、その音源の特徴を取得して設定する設定手段と、
前記集音手段により集音された音声データと前記設定されている音源の特徴とを比較して同一の音源を特定すると共に、その音量の変化状態に基づいて前記設定されている音源が移動したか否かを監視する監視手段と、
前記動画撮影の撮影方向の変化によらず、前記監視手段により音源が移動したことが検出された際に、その移動した前記設定手段により設定されている音源に向けて前記集音手段の指向性を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置。 - 前記設定手段は、音源設定操作が行われた際に前記集音対象の音源を設定する、
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。 - 前記設定手段により前記音源の特徴が設定された際の当該撮像装置の姿勢を検出する検出手段を更に備え、
前記制御手段は、前記検出手段により検出された姿勢が前記設定手段により設定されている姿勢から変化した場合に、その姿勢の変化量に応じて前記集音手段の指向性を更に制御する、
ようにしたことを特徴とする請求項1或いは請求項2記載の撮像装置。 - 前記設定手段は、所定時間以上音を発する被写体を集音対象の音源として設定する、
ようにしたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の撮像装置。 - 前記設定手段により設定される集音対象の音源は、前記動画撮影中の画面の所定位置に表示されている被写体である、
ことを特徴とする請求項4記載の撮像装置。 - 撮影時の動画像に集音された音声を対応付けて記録する撮像装置における撮像方法であって、
動画撮影の撮影方向とは独立した指向性で集音するステップと、
前記集音する対象の音源を設定するために、当該撮像装置の姿勢から特定される方向に存する被写体を集音対象の音源として、その音源の特徴を取得して設定するステップと、
前記集音された音声データと前記設定されている音源の特徴とを比較して同一の音源を特定すると共に、その音量の変化状態に基づいて前記設定されている音源が移動したか否かを監視するステップと、
前記動画撮影の撮影方向の変化によらず、前記音源が移動したことが検出された際に、その移動した前記設定されている音源に向けて前記集音の指向性を制御するステップと、
を含むことを特徴とする撮像方法。 - 撮影時の動画像に集音された音声を対応付けて記録する撮像装置のコンピュータに対して、
動画撮影の撮影方向とは独立した指向性で集音する機能と、
前記集音する対象の音源を設定するために、当該撮像装置の姿勢から特定される方向に存する被写体を集音対象の音源として、その音源の特徴を取得して設定する機能と、
前記集音された音声データと前記設定されている音源の特徴とを比較して同一の音源を特定すると共に、その音量の変化状態に基づいて前記設定されている音源が移動したか否かを監視する機能と、
前記動画撮影の撮影方向の変化によらず、前記音源が移動したことが検出された際に、その移動した前記設定されている音源に向けて前記集音の指向性を制御する機能と、
を実現させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
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JP2010280438A JP5712599B2 (ja) | 2010-12-16 | 2010-12-16 | 撮像装置及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010280438A JP5712599B2 (ja) | 2010-12-16 | 2010-12-16 | 撮像装置及びプログラム |
Publications (3)
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JP2012129854A JP2012129854A (ja) | 2012-07-05 |
JP2012129854A5 JP2012129854A5 (ja) | 2014-01-23 |
JP5712599B2 true JP5712599B2 (ja) | 2015-05-07 |
Family
ID=46646390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2010280438A Active JP5712599B2 (ja) | 2010-12-16 | 2010-12-16 | 撮像装置及びプログラム |
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Family Cites Families (2)
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JP2009239346A (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-15 | Yamaha Corp | 撮影装置 |
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2010
- 2010-12-16 JP JP2010280438A patent/JP5712599B2/ja active Active
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