JP2012029119A - 表示制御装置、カメラ、および、表示装置 - Google Patents

表示制御装置、カメラ、および、表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のユーザが撮影画像を観察するに利便性の高い表示を行うことができる表示制御装置、カメラ、または、表示装置を提供する。
【解決手段】被写体を撮影して撮影画像を取得する画像取得部から前記撮影画像を取得する画像入力部と、表示部に映像を出力可能な映像出力部と、前記表示部への表示内容を制御する表示制御部と、前記画像取得部により取得され、前記記録部に記録されていない第1の撮影画像から抽出した顔情報基づき、前記第2の撮影画像の中から前記第1の撮影画像に含まれる人物と同一の人物が含まれる第3の撮影画像を検索する画像検索部と、前記第1の撮影画像に含まれる複数の人物間の関連情報を取得する関連情報取得部と、を備え、前記表示制御部は、前記関連情報に応じて、前記第3の撮影画像の前記表示部への表示の順番、あるいは、表示の大きさを制御することを特徴とする。
【選択図】図8

Description

ここに開示された技術は、表示制御装置、および、表示制御装置を有するカメラならびに表示装置に関する。
近年、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal−Oxide Semiconductor)などのイメージセンサおよび信号処理の集積度が向上し、かつ安価に提供できるようになっている。このため、被写体の光学的な像を電気的な画像信号に変換して出力可能な撮像装置が急速に普及している。撮像装置としては、例えばデジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ(以下、単にデジタルカメラという)が考えられる。特に、静止画の撮影および動画の撮影の両方の機能を備えた撮像装置が主流となりつつある。
上記撮像装置で撮影した静止画あるいは動画の再生方法として、ユーザの利便性を図った提案がされている(たとえば、特許文献1)。特許文献1に記載された構成は、観賞するユーザをカメラが認識し、システム内に有する再生ソースの中から認識したユーザに関連する再生ソースを自動的に選ぶ。これにより、例えば、ユーザがテレビの前の観賞位置に座った場合、当該ユーザが被写体として登場する画像が自動的に選択される。
特開2008−009694号公報
しかし、複数のユーザが撮影画像を観察するに利便性の高い表示はいまだ提案されていない。そこで、ここに開示された技術は、複数のユーザが撮影画像を観察するに利便性の高い表示を行うことができる表示制御装置、カメラ、または、表示装置を提供することを目的とする。
上記目的は、以下の表示制御装置によって達成される。表示制御装置は、
被写体を撮影して撮影画像を取得する画像取得部から前記撮影画像を取得する画像入力部と、
表示部に映像を出力可能な映像出力部と、
前記表示部への表示内容を制御する表示制御部と、
複数の撮影画像を記録する記録部から前記撮影画像を読出し可能な読出し制御部と、
前記撮影画像から、前記被写体の顔に関する情報である顔情報を抽出する顔情報抽出部と、
前記画像取得部により取得され、前記記録部に記録されていない第1の撮影画像から抽出した顔情報に基づき、前記第2の撮影画像の中から前記第1の撮影画像に含まれる人物と同一の人物が含まれる第3の撮影画像を検索する画像検索部と、
前記第1の撮影画像に含まれる複数の人物間の関連情報を取得する関連情報取得部と、
を備え、
前記表示制御部は、前記画像検索部により検索した第3の撮影画像を読み込み、前記関連情報に応じて、前記第3の撮影画像の前記表示部への表示の順番、あるいは、表示の大きさを制御することを特徴とする。
ここに開示された技術によれば、複数のユーザが撮影画像を観察するに利便性の高い表示を行うことができる表示制御装置、カメラ、または、表示装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係るカメラの構成を示すブロック図 (a)は、デジタルカメラの上面図、(b)はデジタルカメラの背面図 第1実施形態に係るカメラと表示装置の構成を示す図 第1実施形態に係るカメラの撮影した画像ファイルの管理方法を説明する図 第1実施形態に係るカメラの表示部に表示された画像再生メニュー画面の表示例を示す図 第1実施形態に係るカメラの人物情報の内容を説明する図 第1実施形態に係るカメラの撮影する際の顔検出処理時の様子を表示部に表示する表示例を示す図 第1実施形態に係るカメラを使用し、複数の人物の相対位置に応じて撮影画像を表示装置の表示部に表示する表示例を示す図 第1実施形態に係るカメラの人物情報を検出する方法を説明するフローチャート図 第1実施形態に係るカメラの撮影画像の位置に関する表示方法を説明するフローチャート図 第1実施形態に係るカメラの撮影画像の大きさに関する表示方法を説明するフローチャート図 第1実施形態に係るカメラを使用し、複数の人物の距離に応じて撮影画像を表示装置の表示部に表示する表示例を示す図 第1実施形態に係るカメラの撮影画像の優先度に関する表示方法を説明するフローチャート図 第1実施形態に係るカメラを使用し、複数の人物の優先度に応じて撮影画像を表示装置の表示部に表示する表示例を示す図 本発明の第2実施形態に係るカメラ付き表示制御装置の構成を示すブロック図 第2実施形態に係るカメラ付き表示制御装置の構成を示す図 第2実施形態に係るカメラ付き表示制御装置を使用し、複数の人物の相対位置に応じて撮影画像を表示装置の表示部に表示する表示例を示す図 第2実施形態に係るカメラの人物情報を検出する方法を説明するフローチャート図
(第1実施形態)
<1.デジタルカメラの全体構成>
図1および図2を用いて本発明の第1実施形態に係るデジタルカメラ1について説明する。図1はデジタルカメラ1の概略構成を示すブロック図である。図2(a)はデジタルカメラ1の上面図である。図2(b)はデジタルカメラ1の背面図である。図2に示すように、デジタルカメラ1の光軸AXに沿った方向をZ軸方向、デジタルカメラ1の左右方向をX軸方向、デジタルカメラ1の上下方向をY軸方向とする。なお、これらの方向はデジタルカメラ1の使用状態を限定するものではない。
図1に示すように、デジタルカメラ1(カメラの一例)は、光学系Lと、マイクロコンピュータ3と、イメージセンサ4と、CCD駆動制御部5と、シャッター制御部41と、シャッター駆動モータ42と、を有している。
光学系Lは、被写体の光学的な像を形成するための光学系であり、ズームレンズ群、フォーカスレンズ群などを含んでいる。光学系Lはレンズ鏡筒2により支持されている。
マイクロコンピュータ3は、デジタルカメラ1全体を制御するユニットであり、各ユニットに接続されている。
シャッター制御部41は、シャッターを動作させるために、マイクロコンピュータ3からの制御信号に基づいてシャッター駆動モータ42を駆動する。シャッターボタン36を操作することにより得られるタイミング信号に基づいて、この制御信号はマイクロコンピュータ3により生成される。
イメージセンサ4は、例えばCCDであり、光学系Lにより形成される光学的な像を電気的な画像信号に変換する。イメージセンサ4の駆動は、CCD駆動制御部5により制御される。なお、イメージセンサ4は、CMOSセンサでもよい。
図1に示すように、外部から操作情報を入力するために、デジタルカメラ1には操作部34が設けられている。具体的には、操作部34は、電源スイッチ35と、シャッターボタン36と、モード切換ダイアル37と、十字操作キー38と、MENU設定ボタン39と、SETボタン40と、を有している。マイクロコンピュータ3は、操作部I/F30を介して、操作部34と接続されており、操作部34からの信号を受信可能である。
図2(a)および図2(b)に示すように、筐体1aの前面には、光学系Lおよびレンズ鏡筒2が配置されており、背面には電源スイッチ35と、モード切換ダイアル37と、十字操作キー38と、MENU設定ボタン39と、SETボタン40と、動画撮影操作ボタン45と、表示部14と、が配置されている。筐体1aの上面には、シャッターボタン36と、ズーム操作レバー57と、が配置されている。
ズーム操作レバー57は、シャッターボタン36と同軸に回転可能となるように、シャッターボタン36の周囲に設けられている。電源スイッチ35は、デジタルカメラ1の電源のON/OFFを行うためのスイッチである。モード切換ダイアル37は、静止画撮影モード、および再生モードを切り換えるためのダイアルであり、ユーザはモード切換ダイアル37を回転させてモードを切換えることができる。モード切換ダイアル37により静止画撮影モードが選択されると、撮影モードを静止画撮影モードへ切り換えることができる。さらに、モード切換ダイアル37により再生モードが選択されると、モードを再生モードへ切り換えることができ、表示部14に撮影画像を表示させることができる。動画撮影操作ボタン45は、動画撮影の開始および停止を指示するボタンであり、モード切換ダイアル37において設定された撮影モードが静止画撮影モードまたは再生モードであっても、この動画撮影操作ボタン45を押すことにより、モード切換ダイアル37での設定内容に関係なく、強制的に動画撮影モードが開始され、動画の記録が開始される。さらに、動画撮影モードにおいて、この動画撮影操作ボタン45を押すことにより、動画の記録が終了し、静止画撮影モード、あるいは再生モードへと移行する。また、静止画撮影モード、あるいは動画撮影モードに切換えられた状態で、ズーム操作レバー57を右方向へ回転させるとズームレンズはズームモータ(図示せず)により望遠側へ駆動され、左方向へ回転させるとズームレンズはズームモータにより広角側へ駆動される。ズームモータの動作はマイクロコンピュータ3により制御される。
MENU設定ボタン39は、表示部14に各種メニューを表示させるためのボタンである。十字操作キー38は、撮影者等が上下左右の部位を押圧して、MENU設定ボタン39の操作により表示部55に表示された各種メニューから所望のメニューまたは項目を選択するためのボタンである。SETボタン40は、各種メニューの実行を確定するためのボタンである。
図1に示すように、デジタルカメラ1は、アナログ信号処理部6と、A/D変換部7と、デジタル信号処理部8と、バッファメモリ9と、画像圧縮部10と、画像記録制御部11と、画像記録部12と、表示制御部13と、表示部14と、をさらに有している。
イメージセンサ4から出力された画像信号は、アナログ信号処理部6、A/D変換部7、デジタル信号処理部8、バッファメモリ9および画像圧縮部10により順次処理される。アナログ信号処理部6は、イメージセンサ4から出力される画像信号にガンマ処理等のアナログ信号処理を施す。A/D変換部7は、アナログ信号処理部6から出力されたアナログ信号をデジタル信号に変換する。デジタル信号処理部8は、A/D変換部7によりデジタル信号に変換された画像信号に対してノイズ除去や輪郭強調等のデジタル信号処理を施す。バッファメモリ9は、RAM(Random Access Memory)であり、デジタル信号処理部8により処理された画像信号を一時的に記憶する。
さらに、バッファメモリ9に記憶された画像信号は、画像圧縮部10により順次処理され、画像信号のデータは圧縮される。この際、画像信号は、この圧縮処理により、元のデータよりも小さなデータサイズになる。例えば、この圧縮方式として、静止画の場合には、例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)方式が用いられる。また、動画の場合には、例えば、MPEG(MovingPicture Experts Group)方式やH.264方式が用いられる。
なお、光学系Lと、イメージセンサ4と、アナログ信号処理部6と、A/D変換部7と、デジタル信号処理部8とからなる構成は、画像取得部の一例である。
画像入力部31は、デジタル信号処理部8から撮影画像を取得する。画像入力部31は、例えば、マイクロコンピュータ3の端子の1つである。
画像記録部12は、たとえば、着脱可能なリムーバブルメモリ51などである。画像記録制御部11は、カードI/F部15を介して、リムーバブルメモリ51に、撮影画像(撮影画像は、動画と静止画の両方を含む概念である)と、それに対応する縮小画像信号と、所定の情報と、を関連付けて記録する。これらの画像信号とともに記録される所定の情報としては、例えば、画像を撮影した際の日時、焦点距離情報、シャッタースピード情報、絞り値情報、撮影モード情報などが挙げられ、例えばExif(登録商標)形式やExif(登録商標)形式に類する形式である。また、このデジタルカメラ1では、所定の情報としては、後述する顔認識情報等が含まれている。
記録/読出し制御部32は、マイクロコンピュータ3によって実現される。記録/読出し制御部32は、画像記録部12への撮影画像の記録を制御する。また、記録/読出し制御部32は、画像記録部12からの撮影画像の読み出しを制御する。画像記録部12から読み出された撮影画像は、マイクロコンピュータ3の画像入力部31から入力される。 映像出力I/F部54は、外部の表示装置に映像および音声を出力可能である。映像出力I/F部54には、ケーブル55が接続可能である。され、ケーブル55は、テレビ70の画像入力I/F部72に接続されている。テレビ70は、映像出力I/F部54から出力された映像を出力する表示部71を有する。なお、ケーブル55は一般的なAVケーブル、あるいは、HDMIケーブルのように、映像と音声の出力以外に、テレビ70を制御するための制御信号を送れるようなデジタルケーブルであってもよい。なお、映像出力I/F部54は、表示部に映像を出力可能な映像出力部の一例である。映像出力部は、たとえば、無線により表示装置に映像を出力するものであってもよい。
表示制御部13は、マイクロコンピュータ3によって実現される。表示制御部13は、表示部14への表示内容を制御する。たとえば、表示部14は、画像記録部12あるいはバッファメモリ9に記録された画像信号に基づき、撮影画像を可視画像として表示する。表示部14の表示形態としては、撮影画像のみを表示する形態と、撮影画像とともに前述の所定の情報を表示する形態と、がある。所定の情報の表示は、例えばMENU設定ボタン39の操作により切り替えられる。また、表示制御部13は、テレビ70の表示部71への表示内容を制御する。たとえば、表示部71は、画像記録部12あるいはバッファメモリ9に記録された画像信号に基づき、撮影画像を可視画像として表示する。
フォーカス制御部65は、フォーカス駆動モータ66を介して、フォーカスレンズ群L2を光軸AX方向に駆動させて合焦調整を行う。
顔検出部21は、マイクロコンピュータ3によって実現される。顔検出部21は、撮影画像に含まれる人物の顔を検出する。顔検出部21は、撮影画像における顔の位置と顔の特徴データを抽出することにより、人物の性別、年齢、あるいは個人の判別を行う。なお1フレームの撮影画像に複数の顔が写っている場合は複数の人物の顔をそれぞれ検出し、それぞれの顔の特徴データを抽出する。顔の特徴データは、顔に関する情報である顔情報の一例である。顔検出部21は、顔情報抽出部の一例である。
顔認識部22は、マイクロコンピュータ3によって実現される。顔認識部22は、顔検出部21で抽出された顔の特徴データと顔登録データベース23の顔認識テーブルの顔認識レコードに記憶されている特徴データと比較して類似度を判定し、検出された顔がどの個人の顔であるかを特定して当該個人を特定する。特定された個人は、図4に示すような個人ごとの設けられたフォルダごとに、撮影画像として保存される。
人物位置検出部24は、マイクロコンピュータ3によって実現される。人物位置検出部24は、顔検出部21の情報に基づき、複数の人物のデジタルカメラ1に対する位置関係を判定する。例えば、デジタルカメラ1に対して、横並びの人物のうち、いずれが右側に位置し、いずれが左側に位置するかを判定する。具体的には、マイクロコンピュータ3は、イメージセンサ4によって順次撮影された撮影画像をデジタル信号処理部8から順次取得し、当該撮影画像に含まれる複数の人物の顔の位置を検出する。デジタル信号処理部8から順次取得される撮影画像(以下、第1の撮影画像ともいう)は、画像記録部12に記録されていない画像であり、スルー画像またはライブビュー画像と呼ばれるものである。デジタル信号処理部8から順次取得される撮影画像は、第1の撮影画像の一例である。
人物位置検出部24は、第1の撮影画像に含まれる複数の人物間の関連情報を取得する関連情報取得部の一例である。
画像検索部25は、デジタル信号処理部8から順次取得される第1の撮影画像から抽出した顔の特徴データと、既に画像記録部12に記録されている撮影画像(以下、第2の撮影画像ともいう)の顔の特徴データとに基づき、第2の撮影画像の中から第1の撮影画像に含まれる人物と同一の人物が含まれる撮影画像(以下、第3の撮影画像ともいう)を検索する。
そして、表示制御部13は、複数の人物の相対位置関係に基づいて、複数の前記第3の撮影画像の表示位置関係を制御する。具体的には、表示制御部13は、デジタルカメラ1に向かって左側に位置する人物と同一人物が含まれると特定された撮影画像をテレビ70の表示部71の左側に表示させる。一方、デジタルカメラ1に向かって右側に位置する人物と同一人物が含まれると特定された撮影画像をテレビ70の表示部71の右側に表示させる。
図7は、デジタルカメラ1に設定された測距エリアの一例を示す図である。図7において、被写体aに対して、顔検出処理を行った撮影画面上の所定の位置に、測距エリア枠Faが実線により設定される。また、被写体bに対して、顔検出処理を行った撮影画面上の所定の位置に、測距エリアFbが実線により設定される。
図1に戻り、フォーカス駆動モータ66は、フォーカスレンズ群L2を光軸方向に動作させ、測距エリアFa、あるいはFbにおけるコントラスト値がそれぞれ最大となるフォーカスレンズ群L2の位置を求める。コントラスト値は、マイクロコンピュータ3により測距エリアFa、あるいはFbに対応する画像信号から明暗の変化を演算処理して得られる。フォーカス制御部65は、測距エリアFa、あるいはFbのコントラスト値の大きさや、撮影画面上における測距エリアFa、あるいはFbの配置位置に基づく重み付けなどから、主被写体に対する最適な合焦位置を算出する。よって、撮影者等は、表示された測距エリアFa、あるいはFbから、撮影画面上のいずれの領域に合焦しているのかを確認することができる。
人物距離検出部26は、複数の人物について、デジタルカメラ1から、それぞれの人物までのそれぞれの距離を測定する。具体的には、複数の人物の顔に設定された測距エリアについて、それぞれ合焦しているときのフォーカスレンズ群L2の光軸方向の位置に基づいて、距離を測定する。
そして、表示制御部13は、複数の人物の相対距離に関する情報に基づいて、複数の前記第3の撮影画像間の相対的な大きさの関係を制御する。具体的には、表示制御部13は、第1の撮影画像に含まれる人物と、同一人物を含む第3の撮影画像の表示形態を、その人物までの距離に応じて、変更する。例えば、複数の人物のうち、デジタルカメラ1からの距離が近い人物が写った撮影画像を、遠い人物が写った撮影画像よりも大きく表示するように制御する。
次に、特定の被写体を撮影した撮影画像の画像ファイルの管理方法について説明する。
図4は、画像ファイルの管理方法を説明する図である。図4において、マイクロコンピュータ3は、画像記録部12に、画像フォルダ93と、その下の階層に、各個人ごとの撮影画像フォルダA(94a)、B(94b)、C(94c)・・・を形成する。撮影された一連の画像ファイルは、被写体番号と共に、画像ファイル95a、95b、95c・・・として、撮影画像フォルダA、B,C・・・に格納される。撮影画像フォルダAには、例えば、被写体にAさんを含む撮影画像の画像ファイルを保存する。同様に、撮影画像フォルダBにBさんを含む撮影画像の画像フォルダを保存する。撮影画像フォルダCにCさんを含む撮影画像の画像フォルダを保存する。
図5は、表示部に表示された画像再生メニューの表示例を示す図である。画像再生メニュー85は、視聴者がMENU設定操作部39や十字操作キー38を操作することにより、表示部14またはテレビ70の表示部71に表示させることができる。画像再生メニュー85は、「人物自動検出モード」、「画像位置調整表示モード」、「画像サイズ調整表示モード」、「優先人物表示モード」、および「人物選択表示モード」とからなり、人物はそれぞれ対応するアイコンを選択することにより所望の再生モードに設定することができる。
アイコン86は、「人物自動検出モード」を示し、この「人物自動検出モード」を選択すると、デジタルカメラ1の撮影機能が動作し、デジタルカメラ1の前の人物の人数を検出し、さらに複数の人物がいる場合には、それぞれの人物の顔の特徴データ、人物の優先度検出、人物の相対位置検出、および人物の相対距離検出を行い、一連の検出結果を人物情報として、メモリ28に記憶する。
図6を用いて、この人物情報について説明する。人物情報P(X)(X=1,2,3・・・)には、人物番号、人物特徴(A,B,C・・・)、優先度(1,2)、相対位置(R,L)、相対距離(N,F)の順番で、情報が記録される。図6の場合、人物情報P(X)は、人物番号は1番、人物特徴はAさん、優先度は1番、相対位置は右側(R)、相対距離は近い(N)ことを示している。なお、個別の数値の詳細については、後述する。
アイコン87は、「画像位置調整表示モード」を示し、この「画像位置調整表示モード」を選択すると、人物の顔の特徴データを抽出の結果、人物の顔と画像記録部12に保存されている撮影画像に写っている人物とが一致することが認識されれば、複数の人物のデジタルカメラ1に対する相対位置情報に基づき、複数の第3の撮影画像を、映像出力I/F部54を介して、テレビ70の表示部71に表示する。
アイコン88は、「画像サイズ調整表示モード」を示し、この「画像サイズ調整表示モード」を選択すると、人物の顔の特徴点を抽出の結果、人物の顔と画像記録部12に保存されている撮影画像に写っている人物とが一致することが認識されれば、複数の人物のデジタルカメラ1に対する相対距離情報に基づき、同一人物を含んだ撮影画像を表示部14に自動的に拡大・縮小表示する。
アイコン89は、「優先人物表示モード」を示し、この「優先人物表示モード」を選択すると、人物の顔の特徴データを抽出の結果、人物の顔と画像記録部12に保存されている撮影画像に写っている人物とが一致することが認識されれば、複数の人物の表示の優先順位に基づき、同一人物を含んだ撮影画像を表示部14に順に表示する。
アイコン90は、「人物選択表示モード」を示し、この「人物選択表示モード」の90a,90b,90cをそれぞれ選択すると、被写体Aさん、Bさん、Cさんを含んだ撮影画像を表示部14にまとめて表示する。
<2.人物自動検出モードの処理>
次に、「人物自動検出モード」が選択された場合の表示処理について、図9のフローチャートを用いて説明する。
図9は、デジタルカメラ1とテレビ70の表示処理を示すフローチャートである。
Step1(S1)の処理では、人物がデジタルカメラ1とテレビ70とを、ケーブル55を用いて接続する。
Step2(S2)では、人物がデジタルカメラ1の電源スイッチ35がON側に操作する。
Step3(S3)では、人物がテレビ70の電源スイッチ74をONにする。なおテレビ70の電源については、HDMIケーブルを使用することにより、デジタルカメラ1の電源がONになると、自動的にONとなるように、デジタルカメラ1側から一元的に管理できるようなシステムであってもよい。
Step4(S4)では、人物は、まずテレビ70の表示部71に、画像再生メニュー85を表示させるために、撮影/再生切換操作部37を再生モードに切り替える。その結果、図5に示す画像再生メニューが表示される。
Step5(S5)では、人物が、「人物自動検出モード」を選択したかどうかを判別する。「人物自動検出モード」が選択されていなければ、Step4に戻る。「人物自動検出モード」を選択された場合には、Step6(S6)にて、「人物自動検出モード」における変数Sをリセットする(S=1)。Step7(S7)では、「人物自動検出モード」において検出した各種の人物情報を示す変数P(S)をリセットする(P(S)=0)。
Step8(S8)では、人物の顔検出処理を行い、人物の人数をカウントする。顔検出処理方法としては、顔検出部21により、撮影画像から輪郭情報を抽出し、抽出された輪郭内に特徴点(目、鼻、口等)が存在するかを検出する方法がある。顔検出部21は、検出された輪郭内に特徴点が存在する場合、顔と判断する。この顔検出処理のStep8において、人物が何人いるのかを検出し、総人物数をNとしてカウントする。もし、一人の顔も検出できない場合は、人物がいないと判断し、Step4に戻る。
図8は、人物を撮影する際の顔検出処理時の様子を、表示部71に表示する表示例を示す図である。図8において、総人物数Nが2人の場合を示し、S=1から2まで、各人物に対して番号付けされる。マイクロコンピュータ3は、この1から2までの各人物に付された番号を、人物個別に付けられた人物番号として、メモリ28において一時的に記憶する。本実施形態では、人物1はAさんとなり、人物2はBさんとなる。
次にStep9(S9)では、複数の人物の顔検出処理により、個人を特定する特徴データの抽出を行う。人物の個人の特定については、顔認識部22が、顔検出部21で抽出された顔の特徴データと顔登録データベース23の顔認識テーブルの顔認識レコードに記憶されている特徴データと比較して類似度を判定し、検出された顔がどの個人の顔であるかを特定して当該個人を特定する。つまり、このステップでは、人物がAさん、Bさん、Cさん・・・のいずれであるかが特定され、‘A’,‘B‘,’C‘という情報がメモリ28に記憶される。
Step10(S10)では、複数の人物の優先度を検出する。この優先度については、予めメモリ28に記憶しており、例えば、本実施形態の場合には、人物Aさんの優先度が一番であるという情報‘1’が登録されている。よって、前ステップにおいて、人物がAさんであると特定されれば、優先度の情報は1番であるので、‘1’という情報がメモリ28に記憶される。
Step11(S11)では、複数の人物のデジタルカメラ1に対する相対位置を検出する。図8において、人物1はデジタルカメラ1に向かって人物2よりも右側に位置するため、右側を示す‘R’という情報がメモリ28に記憶される。また、人物2は、デジタルカメラ2に向かって人物1よりも左側に位置するため、左側を示す‘L’という情報がメモリ28に記憶される。
Step12(S12)では、複数の人物のデジタルカメラ1に対する相対距離を検出する。図8において、人物1がデジタルカメラ1に対して他の人物に比べて近い場合には‘N’という情報がメモリ28に記憶される。また、他の人物に比べて遠い場合には、‘F’という情報がメモリ28に記憶される。
Step13(S13)では、上記Step9からStep12で検出した情報を、人物1に対する人物情報P(1)として、メモリ28に記憶する。
Step14(S14)では、次の人物(S+1人目)の撮影を行うために変数Sをインクリメ
ントする(S=S+1)。
Step15(S15)では、人物番号を示す変数Sが上記Step8で検出した総人物数N以下であるか否かを判別する。撮影する人物の番号が、Step8で検出した総人物数N以下の場合には、総人物の検出が終了していないと判断して、人物1人目からN人目まで、次のStep9からStep13までの一連の処理を行い、S>Nになると被人物の検出が全て終了したと判断し、この「人物自動検出モード」を終了する。なお、人物自動検出モードを終了せずに、Step6に戻って人物自動検出モードを継続するようにしてもよい。
<3.画像位置調整表示モードの処理>
次に、「画像位置調整表示モード」が選択された場合の表示処理について、図10のフローチャートを用いて説明する。
Step40(S40)では、人物は、まずテレビ70の表示部71に、画像再生メニュー85を表示させるために、撮影/再生切換操作部37を再生モードに切り替える。その結果、図5に示す画像再生メニューが表示される。
Step41(S41)では、人物が、「画像位置調整表示モード」を選択したかどうかを判別する。「画像位置調整表示モード」が選択されていなければ、Step40に戻る。「画像位置調整表示モード」を選択された場合には、Step42(S42)にて、「画像位置調整表示モード」における変数Uをリセットする(U=1)。
Step43(S43)では、人物(1)に対して、同一人物が写った第1の撮影画像が、画像記録部12の画像フォルダ93内に記録されているかどうかの検索処理を行う。
Step44(S44)では、まず人物(1)が含まれている第1の撮影画像が画像フォルダ93内の撮影画像に含まれている場合には、次のStep45(S45)に移行し、人物(1)の含まれている第3の撮影画像を読み出す。つまりこの場合には、人物(1)はAさんであるので、撮影画像フォルダA94a内の撮影画像ファイル95aを順次読み込む。逆に、人物(1)が含まれている第1の撮影画像が画像フォルダ93内の撮影画像に含まれていない場合には、Step48(S48)に移行し、次の人物(U+1人目)の撮影を行うために変数Tをインクリメントする(U=U+1)。
Step46(S46)では、読み込まれた人物(1)が含まれている第3の撮影画像の画像ファイル95aを、テレビ70の表示部71のどの場所に表示するのかという撮影情報P(1)を、メモリ28より読み込む。次にStep47(S47)では、マイクロコンピュータ3によって実現される表示制御部13は、この人物(1)の画像ファイル95aについては、先のStep13において記憶された撮影情報P(1)には、テレビ70の表示部71の表示側から見て右側を示す‘R’という情報が書き込まれているため、撮影画像ファイル95aを表示部71の表示側から見て右側の位置に表示するよう制御する。よって、図8に示すように、画像記録部12内に保存された人物(1)、つまりAさんが写った撮影画像については、テレビ70に向かって右側に表示されることとなり、Aさんの目の前に表示される。
Step48(S48)では、次の人物(U+1人目)の撮影を行うために変数Uをインクリメントする(U=U+1)。
Step49(S49)では、人物の番号を示す変数Uが上記Step8で検出した総人物数N以下であるか否かを判別する。画像検索する人物の番号が、総人物数N以下の場合には、総人物数の画像検索が終了していないと判断して、人物2人目からN人目まで、次のStep43からStep47までの一連の処理を行い、S>Nになると、人物の画像検索が全て終了したと判断して、「画像位置調整表示モード」から抜ける。
よって、人物が2人の場合は、Step44に戻り、U=2、つまり人物(2)に対して、同一人物が写った撮影画像が、デジタルカメラ1の画像フォルダ93内に記録されていないかどうかの検索処理を行う。
Step44(S44)では、人物(2)が含まれている第1の撮影画像が画像フォルダ93内の撮影画像に含まれている場合には、次のStep45(S45)に移行し、人物(2)含まれている第3の撮影画像を読み出す。つまりこの場合には、人物(2)はBさんであるので、撮影画像フォルダB94b内の画像ファイル95bを順次読み込む。逆に、人物(2)が、画像フォルダ93内の撮影画像に含まれていない場合には、Step48(S48)に移行し、次の人物(U+1人目)の撮影を行うために変数Uをインクリメントする(U=U+1)。
Step46(S46)では、読み込まれた人物(2)の画像ファイル95bを、テレビ70の表示部71のどの場所に表示するのかという撮影情報P(2)を、メモリ28より読み込む。次にStep47(S47)では、マイクロコンピュータ3によって実現される表示制御部13は、この人物(2)の画像ファイル95bについては、先のStep13において記憶された撮影情報P(2)には、テレビ70の表示部71の表示側から見て左側を示す‘L’という情報が書き込まれているため、撮影画像ファイル95bを表示部71の表示側から見て左側の位置に表示するように制御する。よって、図8に示すように、画像記録部12内に保存された人物(2)、つまりBさんが写った撮影画像については、テレビ70に向かって左側に表示されることとなり、Bさんの目の前に表示することができる。
このように、「画像位置調整表示モード」では、テレビ70の表示部71に、Aさんが写っている撮影画像とBさんが写っている撮影画像とが表示される。そして、表示部を見ているAさんとBさんの位置関係に応じて、Aさんの前にAさんの撮影画像が表示され、Bさんの前にBさんの撮影画像が表示される。Aさんの撮影画像は順次表示され、Bさんの撮影画像も順次表示される。よって、Aさん、Bさんにとって、好適な表示形態を提供することが可能である。
なお、「画像位置調整表示モード」は、マイクロコンピュータ3によって自動的に選択される構成でもよい。また、「画像位置調整表示モード」が選択されたとき、「人物自動検出モード」の処理が先に行われるようにしてもよい。また、「人物自動検出モード」の処理が「画像位置調整表示モード」の処理と並行して行われるようにしてもよい。「人物自動検出モード」の処理が「画像位置調整表示モード」の処理と並行して行われると、たとえば、テレビ70の表示部71の前にいるAさんとBさんの位置が入れ替わると、Aさんの撮影画像の表示位置とBさんの撮影画像の表示位置が入れ替わり、さらに好適な表示形態を提供することが可能である。
<4.画像サイズ調整表示モードの処理>
次に、「画像サイズ調整表示モード」が選択された場合の表示処理について、図11のフローチャートを用いて説明する。
Step60(S60)では、人物は、まずテレビ70の表示部71に、画像再生メニュー85を表示させるために、撮影/再生切換操作部37を再生モードに切り替える。その結果、図5に示す画像再生メニューが表示される。
Step61(S61)では、人物が、「画像サイズ整表示モード」を選択したかどうかを判別する。「画像サイズ調整表示モード」が選択されていなければ、Step60に戻る。「画像サイズ調整表示モード」を選択された場合には、Step62(S62)にて、「画像サイズ調整表示モード」における変数Vをリセットする(V=1)。
Step63(S63)では、人物(1)に対して、同一人物が写った撮影画像が、画像記録部12の画像フォルダ93内に記録されていないかどうかの検索処理を行う。
Step64(S64)では、まず人物(1)が含まれている第1の撮影画像が画像フォルダ93内の撮影画像に含まれている場合には、次のStep65(S65)に移行し、人物(1)が含まれている第3の撮影画像を読み出す。つまりこの場合には、人物(1)はAさんであるので、撮影画像フォルダA94a内の画像ファイル95aを順次読み込む。逆に、人物(1)が含まれている第1の撮影画像が画像フォルダ93内の撮影画像に含まれていない場合には、Step48(S48)に移行し、次の人物(V+1人目)の撮影を行うために変数Vをインクリメントする(V=V+1)。
Step66(S66)では、読み込まれた人物(1)の画像ファイル95aを、テレビ70の表示部71にどの大きさで表示するのかという撮影情報P(1)を、メモリ28より読み込む。次にStep67(S67)では、マイクロコンピュータ3によって実現される表示制御部13は、この人物(1)の画像ファイル95aについては、先のStep13において記憶された撮影情報P(1)には、表示部71からの距離が遠いということを示す‘F’という情報が書き込まれているため、画像ファイル95aが示す撮影画像を表示部71に小さく表示するように制御する。よって、図12に示すように、画像記録部12内に保存された人物(1)、つまりAさんが写った撮影画像については、表示部71にて、後述するBさんの撮影画像に対して小さく表示される。
Step68(S68)では、次の人物(V+1人目)の撮影を行うために変数Vをインクリメントする(V=V+1)。
Step69(S69)では、人物の番号を示す変数Vが上記Step8で検出した総人物数N以下であるか否かを判別する。画像検索する人物の番号が、総人物数N以下の場合には、総人物数の画像検索が終了していないと判断して、人物2人目からN人目まで、次のStep63からStep67までの一連の処理を行い、S>Nになると、人物の画像検索が全て終了したと判断して、「画像サイズ調整表示モード」から抜ける。
よって、人物が2人の場合は、Step64(S64)に戻り、V=2、つまり人物(2)に対して、同一人物が写った撮影画像が、画像記録部12の画像フォルダ93内に記録されていないかどうかの検索処理を行う。
Step64(S64)では、人物(2)が含まれている第1の撮影画像が画像フォルダ93内の撮影画像に含まれている場合には、次のStep65(S65)に移行し、人物(2)が含まれている第3の撮影画像を読み出す。つまりこの場合には、人物(2)はBさんであるので、撮影画像フォルダB94b内の画像ファイル95bを順次読み込む。逆に、人物(2)が含まれている第1の撮影画像が画像フォルダ93内の撮影画像に含まれていない場合には、Step68(S68)に移行し、次の人物(V+1人目)の撮影を行うために変数Vをインクリメントする(V=V+1)。
Step66(S66)では、読み込まれた人物(2)の画像ファイル95bを、テレビ70の表示部71のどの大きさで表示するのかという撮影情報P(2)を、メモリ28より読み込む。次にStep67(S67)では、マイクロコンピュータ3によって実現される表示制御部13は、この人物(2)の撮影画像ファイル95bについては、先のStep13において記憶された撮影情報P(2)には、表示部71からの距離が近いということを示す‘N’という情報が書き込まれているため、画像ファイル95bが示す撮影画像を表示部71に大きく表示するように制御する。よって、図12に示すように、デジタルカメラ1内に保存された人物(2)、つまりBさんが写った撮影画像については、表示部71にて、先述したAさんの撮影画像に対して大きく表示される。
このように、「画像サイズ調整表示モード」では、テレビ70の表示部71に、Aさんが写っている撮影画像とBさんが写っている撮影画像とが表示される。そして、表示部を見ているAさんとBさんのデジタルカメラ1に対する前後位置関係に応じて、Aさんの前にいるBさんの撮影画像が、Aさんの撮影画像よりも、大きく表示される。Aさんの撮影画像は順次表示され、Bさんの撮影画像も順次表示される。よって、Aさん、Bさんにとって、好適な表示形態を提供することが可能である。
なお、「画像サイズ調整表示モード」は、マイクロコンピュータ3によって自動的に選択される構成でもよい。また、「画像サイズ調整表示モード」が選択されたとき、「人物自動検出モード」の処理が先に行われるようにしてもよい。また、「人物自動検出モード」の処理が「画像サイズ調整表示モード」の処理と並行して行われるようにしてもよい。「人物自動検出モード」の処理が「画像サイズ調整表示モード」の処理と並行して行われると、たとえば、テレビ70の表示部71の前にいるAさんとBさんの前後位置が入れ替わると、Bさんの前にいるAさんの撮影画像が、Bさんの撮影画像よりも、大きく表示されるように変更され、さらに好適な表示形態を提供することが可能である。
<5.優先人物表示モードの処理>
次に、「優先人物表示モード」が選択された場合の表示処理について、図13のフローチャートを用いて説明する。
Step80(S80)では、人物は、まずテレビ70の表示部71に、画像再生メニュー85を表示させるために、撮影/再生切換操作部37を再生モードに切り替える。その結果、図5に示す画像再生メニューが表示される。
Step81(S81)では、人物が、「優先人物表示モード」を選択したかどうかを判別する。「優先人物表示モード」が選択されていなければ、Step80に戻る。「優先人物表示モード」を選択された場合には、Step82(S82)にて、「優先人物表示モード」における変数Wをリセットする(W=1)。
Step83(S83)では、人物(1)に対して、同一人物が写った撮影画像が、画像記録部12の画像フォルダ93内に記録されていないかどうかの検索処理を行う。
Step84(S84)では、まず人物(1)が含まれている第1の撮影画像が画像フォルダ93内の撮影画像に含まれている場合には、次のStep85(S85)に移行し、人物(1)が含まれている第3の撮影画像を読み出す。つまりこの場合には、人物(1)はAさんであるので、撮影画像フォルダA94a内の画像ファイル95aを順次読み込む。逆に、人物(1)が含まれている第1の撮影画像が画像フォルダ93内の撮影画像に含まれていない場合には、Step90(S90)に移行し、次の人物(W+1人目)の撮影を行うために変数Wをインクリメントする(W=W+1)。
Step86(S86)では、読み込まれた人物(1)の画像ファイル95aを、テレビ70の表示部71にどの大きさで表示するのかという撮影情報P(1)を、メモリ28より読み込む。次にStep87(S87)では、マイクロコンピュータ3は、人物(1)が予め登録された優先人物であるかどうかを判別する。人物(1)が優先人物であれば、次のStep88(S88)に移行する。逆に、人物(1)が優先人物でない場合には、Step88をスキップし、Step89(S89)に移行する。
Step88では、画像ファイル95aについては、先のStep13において記憶された撮影情報P(1)には、この人物(1)は優先人物であることを示す‘1’という情報が書き込まれているため、表示制御部13は、画像ファイル95aが示す撮影画像を表示部14に優先的に表示するように制御する。よって、図14に示すように、デジタルカメラ1内に保存された人物(1)、つまりAさんが写った撮影画像については、表示部71にて、テレビ70の表示側から見て右側の位置に大きく表示される。
Step90(S90)では、次の人物(W+1人目)の撮影を行うために変数Wをインクリメントする(W=W+1)。
Step91(S91)では、人物の番号を示す変数Wが上記Step8で検出した総人物数N以下であるか否かを判別する。画像検索する人物の番号が、総人物数N以下の場合には、総人物数の画像検索が終了していないと判断して、人物2人目からN人目まで、次のStep83からStep89までの一連の処理を行い、W>Nになると、人物の画像検索が全て終了したと判断して、「優先人物表示モード」から抜ける。
よって、人物が2人の場合は、Step84に戻り、W=2、つまり人物(2)に対して、同一人物が写った撮影画像が、画像記録部12の画像フォルダ93内に記録されていないかどうかの検索処理を行う。
Step84では、人物(2)が含まれている第3の撮影画像が画像フォルダ93内の撮影画像に含まれている場合には、次のStep85に移行し、人物(2)の撮影画像を読み出す。つまりこの場合には、人物(2)はBさんであるので、撮影画像フォルダB94b内の撮影画像ファイル95bを順次読み込む。逆に、人物(2)が含まれている第1の撮影画像が画像フォルダ93内の撮影画像に含まれていない場合には、Step90に移行し、次の人物(W+1人目)の撮影を行うために変数Wをインクリメントする(W=W+1)。
Step86では、読み込まれた人物(2)の撮影画像ファイル95bを、テレビ70の表示部71のどの大きさで表示するのかという撮影情報P(2)を、メモリ28より読み込む。次にStep87では、マイクロコンピュータ3は、この人物(2)が予め登録された優先人物であるかどうかを判別する。この場合、人物(2)は優先人物ではないので、Step89(S89)に移行する。
Step89では、先述した優先度に基づき、図14に示すように、人物(2)の撮影画像を表示するのではなく、優先人物と判定した人物(1)、つまりAさんのサムネイル画像を表示する。このサムネイル画像については、選択することにより、テレビ70の右側に拡大表示される。
以上のように、本第1実施形態によれば、デジタルカメラ1からテレビ70に映像を送る制御を行い、デジタルカメラ1をテレビ70の鑑賞者を撮影できるように配置している。そして、テレビ70の前にいる人物の顔を検出し、検出した顔と同一の顔を含む撮影画像を抽出し、優先的に表示することができる。具体的には、テレビの前にいる複数の人物の相対位置関係に応じて、テレビに表示する撮影画像の位置を変えて最適表示する。また、複数の人物の相対距離の関係に応じて、テレビに表示する撮影画像の大きさを変えて最適表示する。さらには、複数の人物の優先度に応じて、撮影画像の種類を変えて最適表示することができる。
なお、人物自動検出モード、画像位置調整表示モードの処理、画像サイズ調整表示モード、および、優先人物表示モードの複数、または、すべてを組合わせて処理するようにしてもよい。
第2実施形態のマイクロコンピュータ3は、表示制御装置の一実施形態である。
(第2実施形態)
以下に、本発明の第2実施形態に係る表示装置について説明する。なお、本第2実施形態に係る表示装置は、上述の第1実施形態と異なり、表示制御装置がテレビ側に配置されている。具体的には、表示装置は、画像取得部の機能を有するカメラ部81と、表示制御装置の一例であるマイクロコンピュータ141を有するモニタ部82と、を備える。
第1実施形態と実質的に同一の構成に、同一の番号を付し、その説明は省略する。
図15に示すように、カメラ付き表示制御装置80は、カメラ部81とモニタ部82より構成される。本実施形態では、カメラ部81とモニタ部82とは一体に形成される。しかし、カメラ部81は着脱可能であってもよい。
<6.カメラ部81の構成>
先ず初めに、カメラ部81について説明する。カメラ部81は、光学系Lと、マイクロコンピュータ103と、イメージセンサ4と、CCD駆動制御部5と、を有している。
光学系Lは、被写体の光学的な像を形成するための光学系である。第1実施形態と異なり、例えば、所定の画角の範囲内でピントの合うパンフォーカスのレンズ群を含んでいる。光学系Lはレンズ鏡筒102により支持されている。
マイクロコンピュータ103は、カメラ部81全体を制御するユニットであり、各ユニットに接続されている。
カメラ部81は、アナログ信号処理部6と、A/D変換部7と、デジタル信号処理部8と、バッファメモリ9と、映像出力I/F部154と、をさらに有している。
イメージセンサ4から出力された画像信号は、アナログ信号処理部6、A/D変換部7、デジタル信号処理部8、および、バッファメモリ9により順次処理される。アナログ信号処理部6は、イメージセンサ4から出力される画像信号にガンマ処理等のアナログ信号処理を施す。A/D変換部7は、アナログ信号処理部6から出力されたアナログ信号をデジタル信号に変換する。デジタル信号処理部8は、A/D変換部7によりデジタル信号に変換された画像信号に対してノイズ除去や輪郭強調等のデジタル信号処理を施す。バッファメモリ9は、RAM(Random Access Memory)であり、デジタル信号処理部8により処理された画像信号を一時的に記憶する。
デジタル信号処理された画像信号は、映像出力I/F部54、ケーブル55を介して、モニタ部82に出力される。
<7.モニタ部82の構成>
次にモニタ部82について説明する。
カメラ部81にてデジタル信号処理された画像信号は、画像入力I/F部72を介して、モニタ部82に入力される。
図15に示すように、モニタ部82は、画像記録部12、メモリ28、顔登録データベース23、表示部71、画像入力I/F部72、操作部I/F30、および、操作部34を備えている。
マイクロコンピュータ141は、モニタ部82の各部を制御可能である。マイクロコンピュータ141は、操作部I/F30を介して、操作部34と接続されており、操作部34からの信号を受信可能である。また、マイクロコンピュータ141は、表示制御部13、 顔検出部21、顔認識部22、人物位置検出部24、画像検索部25、人物距離検出部26、および、記録/読出し制御部32を実現する。
画像入力部31は、画像入力I/F部72から撮影画像を取得する。画像入力部31は、例えば、マイクロコンピュータ141の端子の1つである。
カメラ部81は、表示部71の表示側を撮影可能に配置されている。そして、表示部71を鑑賞している人物を撮影可能である。
<8.人物自動検出モードの処理>
次に、「人物自動検出モード」が選択された場合の表示処理について、図18のフローチャートを用いて説明する。
図18は、カメラ部81とモニタ部82の表示処理を示すフローチャートである。
Step21(S21)の処理では、人物がモニタ部82の電源スイッチ73をON側に操作する。
Step22(S22)では、人物は、まずモニタ部82の表示部71に、画像再生メニュー85を表示させるために、操作部34のMENUボタン39により再生モードに切り替える。その結果、図5に示す画像再生メニューが表示される。
Step23(S23)では、人物が、「人物自動検出モード」を選択したかどうかを判別する。「人物自動検出モード」が選択されていなければ、Step22に戻る。「人物自動検出モード」を選択された場合には、Step24(S24)にてカメラ部81を起動し、Step25(S25)にて「人物自動検出モード」における変数Tをリセットする(T=1)。Step26(S26)では、「人物自動検出モード」において検出した各種の人物情報を示す変数P(T)をリセットする(P(T)=0)。
Step27(S27)では、人物の顔検出処理を行い、人物の人数をカウントする。顔検出処理方法としては、顔検出部21により、撮影画像から輪郭情報を抽出し、抽出された輪郭内に特徴点(目、鼻、口等)が存在するかを検出する方法がある。顔検出部21は、検出された輪郭内に特徴点が存在する場合、顔と判断する。この顔検出処理のStep27において、人物が何人いるのかを検出し、総人物数をNとしてカウントする。もし、一人の顔も検出できない場合は、人物がいないと判断し、Step22に戻る。
図17は、人物を撮影する際の顔検出処理時の様子を、表示部71に表示する表示例を示す図である。図17において、総人物数Nが2人の場合を示し、T=1から2まで、各人物に対して番号付けされる。マイクロコンピュータ141は、この1から2までの各人物に付された番号を、人物個別に付けられた人物番号として、メモリ28において一時的に記憶する。本第2実施形態では、人物1はAさんとなり、人物2はBさんとなる。
次にStep28(S28)では、複数の人物の顔検出処理により、個人を特定する特徴点の抽出を行う。人物の個人の特定については、顔認識部22が、顔検出部21で抽出された顔の特徴データと顔登録データベース23の顔認識テーブルの顔認識レコードに記憶されている特徴データと比較して類似度を判定し、検出された顔がどの個人の顔であるかを特定して当該個人を特定する。つまり、このステップでは、人物がAさん、Bさん、Cさん・・・のいずれであるかが特定され、‘A’,‘B‘,’C‘という情報がメモリ28に記憶される。
Step29(S29)では、複数の人物の優先度を検出する。この優先度については、予めメモリ28に記憶しており、例えば、本第1実施形態の場合には、人物Aさんの優先度が一番であるという情報‘1’が登録されている。よって、前ステップにおいて、人物がAさんであると特定されれば、優先度の情報は1番であるので、‘1’という情報がメモリ28に記憶される。
Step30(S30)では、複数の人物のカメラ部81に対する相対位置を検出する。図17において、人物1はカメラ部81に向かって右側に位置するため、右側を示す‘R’という情報がメモリ28に記憶される。また、人物2は、カメラ部81に向かって左側に位置するため、左側を示す‘L’という情報がメモリ28に記憶される。
Step31(S31)では、複数の人物のカメラ部81に対する相対距離を検出する。図17において、人物1がカメラ部81に対して1mの距離に位置する場合、後述する他の人物に比べて、近い場合には‘N’という情報がメモリ28に記憶される。また、遠い場合には、‘F’という情報がメモリ28に記憶される。
Step32(S32)では、上記Step28からStep31で検出した情報を、人物1に対する人物情報P(1)として、メモリ28に記憶する。
Step33(S33)では、次の人物(T+1人目)の撮影を行うために変数Tをインクリメントする(T=T+1)。
Step34(S34)では、人物番号を示す変数Tが上記Step27で検出した総人物数N以下であるか否かを判別する。撮影する人物の番号が、Step27で検出した総人物数N以下の場合には、総人物の検出が終了していないと判断して、人物1人目からN人目まで、次のStep28からStep34までの一連の処理を行い、S>Nになると被人物の検出が全て終了したと判断し、この「人物自動検出モード」を終了する。
以降、<画像位置調整表示モードの処理>、<画像位置調整表示モードの処理>、<優先人物表示モードの処理>の方法については、第1実施形態で述べた方法と同じであるので、その説明を省略する。
以上のように、本第2実施形態によれば、第1実施形態と同様に、表示部71の前にいる人物の顔を検出し、検出した顔と同一の顔を含む撮影画像を抽出し、優先的に表示することができる。具体的には、表示部71の前にいる複数の人物の相対位置関係に応じて、表示部71に表示する撮影画像の位置を変えて最適表示する。また、複数の人物の相対距離の関係に応じて、表示部71に表示する撮影画像の大きさを変えて最適表示する。さらには、複数の人物の優先度に応じて、撮影画像の種類を変えて最適表示することができる。
(他の実施形態)
本発明の具体的な構成は、前述の実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更および修正が可能である。
(1)前述の実施形態では、人物が2名の場合について説明したが、人物の人数については制限されるものではない。
(2)前述の実施形態では、カメラから近い位置にいる人物の撮影画像を大きく、遠い位置にいる人物の撮影画像を小さく表示したが、その反対でも良い。
(3)前述の実施形態では、人物の優先度については固定された情報であったが、ユーザによって入力できるようにしても良い。
(4)撮影画像の表示に関するレイアウトについては、制限されるものではない。
(5)撮影画像については、静止画、動画のいずれでも良い。なお動画の場合には、テレビ70の左右にスピーカーを設け、Aさんの前のスピーカーからはAさんの動画像の音声を流し、Bさんの前のスピーカーからはBさんの動画像の音声を流すような構成としてもよい。
(6)前述の実施形態では、この表示制御装置を機能させるためのプログラムでも実現される。このプログラムはコンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納されている。
(7)表示部71に表示する例を示したが、デジタルカメラ1の表示部14に表示してもよい。
(8)撮影画像の顔の特徴データについて、画像記録部12に記録された撮影画像と関連付けて当該撮影画像に含まれる人物の顔の特徴データを画像記録部12に記録してもよく、人物が含まれた撮影画像を画像記録部12に記録された撮影画像を検索する都度、撮影画像から顔の特徴データを求めてもよい。
(9)カメラは、例えば、静止画像の撮影が可能な装置や静止画像および動画像の撮影が可能な装置である。カメラの例としては、デジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラおよびデジタル一眼レフカメラが挙げられる。また、カメラの他の例としては、カメラ機能付き携帯電話端末、カメラ機能付きPDA(Personal Digital Assistant)およびカメラ機能付きPC(Personal Computer)が挙げられる。撮像部は、例えば、光電変換により画像信号を生成するセンサ(CCD、CMOS)を含んでいる。
(10)表示装置は、テレビ、あるいは、PC等、表示部と表示部を制御する単位を有する機器である。
ここに開示された技術は、表示部への撮影画像の表示に好適である。
1 デジタルカメラ
1a 筐体
2 レンズ鏡筒
3,103,141 マイクロコンピュータ
4 イメージセンサ
5 CCD駆動制御部
6 アナログ信号処理部
7 A/D変換部
8 デジタル信号処理部
9 バッファメモリ
10 画像圧縮部
11 画像記録制御部
12 記録部
13 表示制御部
14 表示部
21 顔検出部
22 顔認識部
23 顔登録データベース
24 人物位置検出部
25 画像検索部
26 人物距離検出部
28 メモリ
34 操作部
51 リムーバブルメモリ
54 映像出力I/F
55 接続ケーブル
70 テレビ
71 表示部
72 画像入力I/F部
80 表示装置
81 カメラ部
82 モニタ部
85 画像再生メニュー
86 人物自動検出モードアイコン
87 画像位置調整表示モードアイコン
88 画像サイズ調整表示モードアイコン
89 人物選択表示モードアイコン
90a,90b,90c 人物アイコン
93 画像フォルダ
94a,94b,94c 撮影画像フォルダA,B,C
95a,95b,95c 画像ファイル
L 光学系

Claims (8)

  1. 被写体を撮影して撮影画像を取得する画像取得部から前記撮影画像を取得する画像入力部と、
    表示部に映像を出力可能な映像出力部と、
    前記表示部への表示内容を制御する表示制御部と、
    複数の撮影画像を記録する記録部から前記撮影画像を読出し可能な読出し制御部と、
    前記撮影画像から、前記被写体の顔に関する情報である顔情報を抽出する顔情報抽出部と、
    前記画像取得部により取得され、前記記録部に記録されていない第1の撮影画像から抽出した顔情報と、前記画像記録部に記録された第2の撮影画像の顔情報とに基づき、前記第2の撮影画像の中から前記第1の撮影画像に含まれる人物と同一の人物が含まれる第3の撮影画像を検索する画像検索部と、
    前記第1の撮影画像に含まれる複数の人物間の関連情報を取得する関連情報取得部と、
    を備え、
    前記表示制御部は、前記画像検索部により検索した第3の撮影画像を読み込み、前記関連情報に応じて、前記第3の撮影画像の前記表示部への表示の順番、あるいは、表示の大きさを制御することを特徴とする表示制御装置。
  2. 前記関連情報は、前記複数の人物の相対位置関係に関する情報であり、
    前記表示制御部は、前記相対位置関係に関する情報に基づいて、複数の前記第3の撮影画像の表示位置関係を制御することを特徴とする請求項1記載の表示制御装置。
  3. 前記関連情報は、前記複数の人物の前記画像取得部からの相対距離に関する情報であり、
    前記表示制御部は、前記相対距離に関する情報に基づいて、複数の前記第3の撮影画像間の相対的な大きさの関係を制御することを特徴とする請求項1記載の表示制御装置。
  4. 前記関連情報は、前記複数の人物の表示優先度を表す情報であることを特徴とする請求項1記載の表示制御装置。
  5. 画像検索部は、前記第1の撮影画像から抽出した顔情報と、前記第2の撮影画像の顔情報とに基づき、前記第2の撮影画像の中から前記第1の撮影画像に含まれる人物と同一の人物が含まれる第3の撮影画像を検索することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の表示制御装置。
  6. 請求項1から5までのいずれかに記載の表示制御装置と、
    前記画像取得部と、
    を備えるカメラ。
  7. 請求項1から5までのいずれかに記載の表示制御装置と、
    前記表示部と、
    を備える表示装置。
  8. 請求項1から5までのいずれかに記載の表示制御装置と、
    前記画像取得部と、
    前記表示部と、
    を備える表示装置。
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