JP4794584B2 - 撮像装置、画像表示装置、及びそのプログラム - Google Patents

撮像装置、画像表示装置、及びそのプログラム Download PDF

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Description

本発明は、撮像装置、画像表示装置、及びそのプログラムに関する。
従来、顔の画像を取得して顔プロトタイプを作成することにより、顔認識を行う技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また近年、被写体となっている人物の顔認識を行い、人物を好適に撮像することを可能にする撮像装置が知られている。
特表2005−522790号公報
しかしながら、上記従来技術の撮像装置を用いて人物を撮像する際に、その撮像装置が被写体となった人物の顔認識を行うと、撮像装置において予め設定されている人物撮影用に最適化された撮像条件に応じた撮像を行うことはできるが、被写体の人物が小さく写るような場合、撮影者がその被写体人物の顔の様子を確認して撮像を行うことが困難となることがあり、例えば、その人物の視線や表情などがよいタイミングのシャッターチャンスを逃してしまうことがあるという問題があった。
また、撮影後の画像を確認する時に、被写体人物の顔の様子を迅速に確認し難かった。
本発明の目的は、被写体人物の顔の様子をより迅速に確認することが可能な撮像装置、画像表示装置、及びそのプログラムを提供することである。
上記課題を解決する為に請求項1に記載の発明は、被写体を撮像する撮像部と、前記撮像部により撮像された撮像画像を表示する表示部と、前記撮像画像の画像情報に基づいて、その撮像画像内から被写体の顔が含まれる複数の顔領域を検出する顔検出手段と、前記顔検出手段により検出された複数の顔領域の顔画像情報に基づいて、それら顔画像の夫々に、特定条件に関する評価付けを行う顔画像評価付け手段と、前記表示部に、前記撮像画像を表示させるとともに、前記顔検出手段により検出された複数の顔領域の顔画像を前記撮像画像内の被写体の顔よりも拡大した画像を、前記顔画像評価付け手段により評価付けされた結果を反映させて表示させる画像表示制御手段と、を備えることを特徴とする撮像装置とした。
請求項2に記載の発明は、前記画像表示制御手段は、前記顔検出手段により検出された複数の顔領域の顔画像をそれぞれ拡大して略一列に並べて、前記表示部に表示させる顔画像一列表示制御手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置とした。
請求項3に記載の発明は、前記画像表示制御手段は、前記顔検出手段により検出された複数の顔領域を、前記表示部にスクロール表示させるスクロール表示制御手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置とした。
請求項4に記載の発明は、前記顔検出手段により検出された複数の顔領域のうち、所定数の顔領域を選択する顔画像領域選択手段を備え、前記画像表示制御手段は、前記顔画像領域選択手段により選択された所定数の顔領域をそれぞれ拡大して、前記撮像画像とともに前記表示部に表示させる選択拡大表示制御手段を備えることを特徴とする請求項1乃至3の内の何れか1項に記載の撮像装置とした。
請求項に記載の発明は、前記顔検出手段により検出された顔領域の顔画像における顔の表情を認識する表情認識手段を備え、前記顔画像評価付け手段は、前記表情認識手段により認識された顔の表情に関する評価付けを行うことを特徴とする請求項に記載の撮像装置とした。
請求項に記載の発明は、前記画像表示制御手段は、前記表示部に、前記顔検出手段により検出された複数の顔領域の顔画像を前記顔画像評価付け手段により評価付けされた順に表示させることを特徴とする請求項に記載の撮像装置とした。
請求項に記載の発明は、前記画像情報を記録する画像記録部を備え、前記画像表示制御手段は、前記表示部に、前記撮像部により撮像されたスルー画像を表示させる際と、前記画像記録部に記録される画像情報に基づく記録画像を表示させる際とで、前記顔検出手段により検出された複数の顔領域の顔画像を前記顔画像評価付け手段により互いに異なる特定条件で評価付けされた順に表示させる異条件順表示制御手段を備えることを特徴とする請求項に記載の撮像装置とした。
請求項に記載の発明は、前記顔画像評価付け手段は、特定条件に関する評価付けを順次行い、前記顔画像評価付け手段により評価付けされた結果に応じて、前記顔領域の顔画像の表示順を順次切り替える表示順切替手段を備えることを特徴とする請求項に記載の撮像装置とした。
請求項に記載の発明は、前記顔画像評価付け手段により評価付けされた結果に対応して、前記顔領域の顔画像に対してその評価付けに応じた数値を対応付けて表示する評価表示制御手段を備えることを特徴とする請求項に記載の撮像装置とした。
請求項10に記載の発明は、複数の顔画像を優先度と対応付けて登録する顔画像登録手段と、前記顔画像登録手段に登録されている前記複数の顔画像の何れかと前記顔検出手段により検出された顔領域の顔画像が一致するか否かを判定する顔登録判定手段と、を備え、前記顔画像評価付け手段は、前記顔検出手段により検出された前記複数の顔領域の顔画像のうち、前記顔登録判定手段により一致すると判定された顔画像に、前記優先度に関する評価付けを行うことを特徴とする請求項に記載の撮像装置とした。
請求項11に記載の発明は、前記画像表示制御手段は、前記表示部に、前記顔登録判定手段により一致すると判定された複数の顔画像を優先度の高い順に表示させることを特徴とする請求項10に記載の撮像装置とした。
請求項12に記載の発明は、前記画像表示制御手段は、前記顔登録判定手段により一致すると判定された顔画像と対応付けて当該顔画像が前記顔画像登録手段に登録済みであることを示す表示を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項10に記載の撮像装置とした。
請求項13に記載の発明は、前記画像表示制御手段は、前記顔登録判定手段により一致すると判定された顔画像と対応付けて当該顔画像の優先度を示す表示を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項10に記載の撮像装置とした。
請求項14に記載の発明は、前記画像情報を記録する画像記録部を備え、前記画像表示制御手段は、前記画像記録部に記憶された画像情報を表示させる際に実行されることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置とした。
請求項15に記載の発明は、前記画像情報を記録する画像記録部を備え、前記画像表示制御手段は、前記撮像部により撮像されたスルー画像を表示させる際に実行されることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置とした。
請求項16に記載の発明は、前記画像情報を記録する画像記録部を備え、前記画像表示制御手段は、前記画像記録部に記録される画像情報に基づく記録画像を表示させる際に実行されることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置とした。
請求項17に記載の発明は、前記画像表示制御手段は、前記撮像画像と前記顔画像とが重ならないように、前記撮像画像と前記顔画像を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置とした。
請求項18に記載の発明は、前記画像表示制御手段は、前記撮像画像の少なくとも一部に前記顔画像を重畳して前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置とした。
請求項19に記載の発明は、前記画像表示制御手段は、前記顔検出手段により検出された顔領域の顔画像を拡大して、当該顔画像を前記撮像画像における前記顔検出手段により当該顔領域を検出した顔に対して所定の対応位置に重畳して表示させることを特徴とする請求項18に記載の撮像装置とした。
請求項20に記載の発明は、全体画像を表示する表示部と、前記全体画像の画像情報に基づいて、その全体画像内から顔が含まれる複数の顔領域の顔画像を検出する顔検出手段と、前記顔検出手段により検出された複数の顔領域の顔画像情報に基づいて、それら顔画像の夫々に、特定条件に関する評価付けを行う顔画像評価付け手段と、前記表示部に、前記撮像画像を表示させるとともに、前記顔検出手段により検出された複数の顔領域の顔画像を前記撮像画像内の被写体の顔よりも拡大した画像を、前記顔画像評価付け手段により評価付けされた結果を反映させて表示させる画像表示制御手段と、を備えることを特徴とする画像表示装置とした。
請求項21に記載の発明は、全体画像を表示する表示部を備える画像表示装置のコンピュータに、前記全体画像の画像情報に基づいて、その全体画像内から顔が含まれる複数の顔領域の顔画像を検出する顔検出処理に係る機能と、前記顔検出処理により検出された複数の顔領域の顔画像情報に基づいて、それら顔画像の夫々に、特定条件に関する評価付けを行う顔画像評価付け処理に係る機能と、前記表示部に、前記撮像画像を表示させるとともに、前記顔検出処理により検出された複数の顔領域の顔画像を前記撮像画像内の被写体の顔よりも拡大した画像を、前記顔画像評価付け処理により評価付けされた結果を反映させて表示させる画像表示制御処理に係る機能と、を実現させることを特徴とするプログラムとした。
本発明によれば、被写体人物の顔の様子をより迅速に確認することが可能となる。
以下に、本発明について、図面を用いて具体的な態様を説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
図1は、本発明を適用した一実施形態の撮像装置100の概略構成を示すブロック図である。
本実施形態の撮像装置100は、所望する被写体を撮像した撮像画像を表示部に表示する際に、その撮像画像内における人物の顔を検出して、その人物の顔が含まれる顔画像領域(顔領域)を拡大し、当該顔画像領域の顔画像を撮像画像とともに表示部における同一画面に表示する画像表示処理を行うものである。
具体的には、撮像装置100は、図1に示すように、撮像部1と、撮像補助部2と、表示部3と、操作部4と、記録媒体5と、USB端子6と、制御部7等を備えて構成されている。
撮像部1は、撮影者により撮像装置100が向けられた方向の被写体を撮像するものであり、具体的には、撮像レンズ群11と、電子撮像部12と、映像信号処理部13と、画像メモリ14と、撮影制御部15等を備えている。
撮像レンズ群11は、フォーカス機能及びズーム機能を有し、複数の撮像レンズから構成されている。
電子撮像部12は、撮像レンズ群11を通過した被写体像を二次元の画像信号に変換する撮像素子であるCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)等から構成されている。
映像信号処理部13は、電子撮像部12から出力される画像信号に対して所定の画像処理を施すものである。
画像メモリ14は、画像処理後の画像信号を一時的に記憶する。
撮影制御部15は、CPU71の制御下にて、電子撮像部12及び映像信号処理部13を制御する。
撮像補助部2は、撮像部1による被写体の撮像の際に駆動するものであり、フォーカス駆動部21と、ズーム駆動部22等を備えている。
フォーカス駆動部21は、撮像レンズ群11に接続されたフォーカス機構部(図示略)を駆動させる。
ズーム駆動部22は、撮像レンズ群11に接続されたズーム機構部(図示略)を駆動させる。
なお、フォーカス駆動部21及びズーム駆動部22は、撮影制御部15に接続され、撮影制御部15の制御下にて駆動する。
表示部3は、撮像部1により撮像された画像を表示するものであり、表示制御部31と、画像表示部32等を備えている。
表示制御部31は、CPU71から適宜出力される表示データを一時的に保存するビデオメモリ(図示略)を備えている。
画像表示部32は、表示制御部31からの出力信号に基づいて所定の画像を表示する液晶モニタ等を備えている。なお、画像表示部32は、撮像部1の電子撮像部12に結像されて読み取られた画像であるスルー画像や、記録媒体5に記録されている画像データに応じた画像であるREC画像等を表示する。
操作部4は、当該撮像装置100の所定操作を行うためのものであり、操作入力部41と、入力回路42等を備えている。
操作入力部41は、シャッターボタン41a、モード設定ボタン41b等の各種操作スイッチ等を備える。
シャッターボタン41aは、撮像部1による被写体の撮影を指示する。また、シャッターボタン41aは、半押し操作と全押し操作の2段階の押圧操作が可能に構成されている。
モード設定ボタン41bは、撮像モードを通常撮像モードや人物撮像モード等に切り替えて設定するためのものである。
入力回路42は、操作入力部41から入力された操作信号をCPU71に入力するためのものである。
記録媒体5は、例えば、カード型の不揮発性メモリ(フラッシュメモリ)やハードディスク等により構成され、画像記録部として、撮像部1により撮像された撮像画像の画像情報(画像データ)を記憶する。
USB端子6は、外部機器との接続用の端子であり、USBケーブル(図示略)等を介してデータの送受信を行う。
制御部7は、撮像装置100の各部を制御するものであり、CPU71と、プログラムメモリ72と、データメモリ73等を備えている。
CPU71は、プログラムメモリ72に記憶された撮像装置100用の各種処理プログラムに従って各種の制御動作を行うものである。
データメモリ73は、例えば、フラッシュメモリ等により構成され、CPU71によって処理されるデータ等を一時記憶する。
プログラムメモリ72は、CPU71の動作に必要な各種プログラムやデータを記憶するものであり、具体的には、顔検出プログラム72a、表情認識プログラム72b、画像表示制御プログラム72c、複数顔画像表示制御プログラム72cc、顔画像一列表示制御プログラム72d、選択拡大表示制御プログラム72e、顔画像評価付けプログラム72f、顔画像領域選択プログラム72g、合焦プログラム72h、異条件順表示制御プログラム72i、表示順切替プログラム72j等を記憶している。
顔検出プログラム72aは、CPU71を顔検出手段として機能させるものである。即ち、顔検出プログラム72aは、撮像部1により撮像された撮像画像の画像情報に基づいて、その撮像画像内から被写体となった人物の顔が含まれる顔画像領域を検出する顔検出処理に係る機能をCPU71に実現させるためのプログラムである。
表情認識プログラム72bは、CPU71を表情認識手段として機能させるものである。即ち、表情認識プログラム72bは、CPU71により検出された顔画像領域における顔の表情を認識する表情認識処理に係る機能をCPU71に実現させるためのプログラムである。
なお、画像の中から人の顔の表情を認識する技術は、例えば、特開平3−252775号公報における手法、特開平8−249447号公報における手法、特開平8−249453号公報における手法、特開平10−255043号公報における手法などが知られており、このような周知の技術を用いることで、表情認識処理に係る機能をCPU71に実現させることが可能である。
画像表示制御プログラム72cは、CPU71を画像表示制御手段として機能させるものである。即ち、画像表示制御プログラム72cは、CPU71による顔検出処理にて検出された顔画像領域を拡大して、撮像画像とともに表示部3の画像表示部32に表示させる画像表示処理に係る機能をCPU71に実現させるためのプログラムである。
そして、CPU71は、画像表示制御プログラム72cを実行することで、顔検出処理にて検出された単数または複数の顔画像領域をそれぞれ拡大して、当該顔画像領域の顔画像を撮像画像とともに表示部3の画像表示部32に表示させたり、顔検出処理にて検出された複数の顔画像領域のうち、選択された所定数の顔画像領域をそれぞれ拡大して、当該顔画像領域の顔画像を撮像画像とともに表示部3の画像表示部32に表示させる。これにより、画像表示部32には、撮像画像が表示されるとともに、表示される当該画像中の人物の顔よりも拡大された所定の顔画像が表示された状態となる。
複数顔画像表示制御プログラム72ccは、画像表示制御プログラム72cの一部であって、CPU71を複数顔画像表示制御手段として機能させるものである。即ち、複数顔画像表示制御プログラム72ccは、CPU71による顔検出処理にて検出された複数の顔画像領域をそれぞれ拡大して、当該複数の顔画像領域の顔画像を撮像画像とともに表示部3の画像表示部32に表示させる複数顔画像表示制御処理に係る機能をCPU71に実現させるためのプログラムである。
顔画像一列表示制御プログラム72dは、画像表示制御プログラム72cの一部であって、CPU71を顔画像一列表示制御手段として機能させるものである。即ち、顔画像一列表示制御プログラム72dは、CPU71による顔検出処理にて検出された複数の顔画像領域をそれぞれ拡大して、撮像画像とともに当該全ての顔画像領域の顔画像を略一列に並べて表示部3の画像表示部32に表示させる顔画像一列表示制御処理に係る機能をCPU71に実現させるためのプログラムである。
選択拡大表示制御プログラム72eは、画像表示制御プログラム72cの一部であって、CPU71を選択拡大表示制御手段として機能させるものである。即ち、選択拡大表示制御プログラム72eは、CPU71による顔画像領域選択処理(後述)にて選択された所定数の顔画像領域をそれぞれ拡大して、当該顔画像領域の顔画像を撮像画像とともに表示部3の画像表示部32に表示させる選択拡大表示制御処理に係る機能をCPU71に実現させるためのプログラムである。
顔画像評価付けプログラム72fは、CPU71を顔画像評価付け手段として機能させるものである。即ち、顔画像評価付けプログラム72fは、CPU71による顔検出処理にて検出された複数の顔画像領域のそれぞれの画像情報に基づいて、それら顔画像領域の顔画像に特定条件に関する評価付けを行う顔画像評価付け処理に係る機能をCPU71に実現させるためのプログラムである。
ここで、評価付けに係る特定条件としては、例えば、各顔画像領域における顔の表情、コントラスト、輝度、大きさなどが挙げられる。また、評価付け順は、例えば、表情認識における良い表情(笑顔)順、顔画像領域におけるコントラストや輝度の良い順、顔画像領域の大きさの大きい順などである。
なお、評価付けとしては、例えば、順位付けや点数付けが挙げられ、本実施形態における顔画像評価付け処理にあっては、順位付けを採用している。
顔画像領域選択プログラム72gは、CPU71を顔画像領域選択手段として機能させるものである。即ち、顔画像領域選択プログラム72gは、CPU71による顔検出処理にて検出された複数の顔画像領域のうち、所定数の顔画像領域を選択する顔画像領域選択処理に係る機能をCPU71に実現させるためのプログラムである。
ここで、顔画像領域選択処理にて選択される顔画像領域の所定数は、例えば、検出された顔画像領域の数が表示部3の画像表示部32に表示可能な顔画像領域の数より多い場合に、その表示部3に表示可能とする最大の5つであったり、また、予め設定されている数であって、顔画像評価付け処理にて順位付けされた上位5つであったりする。
合焦プログラム72hは、CPU71による顔画像評価付け処理にて順位付けされた結果に基づく最良の顔画像領域に対応する被写体人物に焦点を合わせる合焦処理に係る機能をCPU71に実現させるためのプログラムである。具体的には、CPU71は、合焦プログラム72hを実行することで、撮影制御部15を介してフォーカス駆動部21を制御して、所定の被写体に対する合焦処理を行う。
異条件順表示制御プログラム72iは、CPU71を異条件順表示制御手段として機能させるものである。即ち、異条件順表示制御プログラム72iは、表示部3の画像表示部32に、撮像部1により撮像されたスルー画像を表示させる際と、記録媒体5に記録される画像情報に基づく記録画像を表示させる際とで、CPU71による顔検出処理にて検出された複数の顔画像領域の顔画像を、CPU71による顔画像評価付け処理にて互いに異なる特定条件で順位付けされた順に表示させる異条件順表示制御処理に係る機能をCPU71に実現させるためのプログラムである。
表示順切替プログラム72jは、画像表示制御プログラム72cの一部であって、CPU71を表示順切替手段として機能させるものである。即ち、表示順切替プログラム72jは、CPU71による顔画像評価付け処理にて順次行われる特定条件に関する順位付けの結果に応じて、顔画像領域の表示順を順次切り替える表示順切替処理に係る機能をCPU71に実現させるためのプログラムである。
次に、本実施形態における撮像装置100において、被写体としての人物を撮像する際の処理について、図2に示すフローチャートに基づき説明する。
まず、ユーザ(撮影者)による操作部4(例えば、モード設定ボタン41b)の所定操作に基づいて、人物撮影モードとなった撮像装置100を所望する被写体である人物に向けると、撮像レンズ群11を通じて電子撮像部12に結像された画像が、図3に示すように、表示部3の画像表示部32の表示画面にスルー画像となって表示される(ステップS1)。
次いで、CPU71は、ユーザの操作によりシャッターボタン41aが半押しされたハーフシャッタとなったか否かを判断する(ステップS2)。
CPU71が、ハーフシャッタとなったと判断すると(ステップS2;YES)、CPU71は、プログラムメモリ72内の顔検出プログラム72aを実行し、撮像部1により撮像された撮像画像Gの画像情報に基づいて、その撮像画像内から被写体となった人物の顔を検出して、その人物の顔が含まれる顔画像領域を取得した後、プログラムメモリ72内の表情認識プログラム72bを実行して、各顔画像領域における人物の顔の表情に関するデータを取得し、表情認識を行う(ステップS3)。
次いで、CPU71は、プログラムメモリ72内の顔画像評価付けプログラム72fを実行して、各顔画像領域における人物の顔の表情に関する順位付けを行う(ステップS4)。特に、この順位付けにおいて同じ順位となった顔画像領域がある場合には、撮像画像内でより画面中央側の領域を優先順位の高い順位とする。
次いで、CPU71は、プログラムメモリ72内の画像表示制御プログラム72c及び異条件順表示制御プログラム72i、また画像表示制御プログラム72cの一部である顔画像一列表示制御プログラム72dを実行し、顔画像領域を拡大して、例えば、図4に示すように、その各顔画像領域F、…を表示画面の左側に表情(笑顔)のよい順に順位付けされた順番(昇順)に上から下に縦一列に並べて、撮像画像Gの一部に重ねるように重畳表示し、その拡大した顔画像領域Fをスルー画像である撮像画像Gとともに表示部3の画像表示部32における同一画面に表示する(ステップS5)。
なお、撮像画像Gにおいて、5人の被写体人物の顔が検出されて認識されており、5人分の顔画像領域Fが表示されている。また、撮像画像Gにおいて顔画像領域Fに対応する部分には、顔認識枠Wが表示されている。
そして、図4における撮像画像Gにおいて、撮像画像G中の5人の被写体人物に対して左から順にW1、W2、W3、W4、W5の顔認識枠Wが割り当てられており、この画面の左側にはそのW3、W2、W5、W1、W4が対応する5人分の顔画像領域Fが上から順にF3、F2、F5、F1、F4と並べて表示されている。
なおここで、ユーザが撮像装置100を被写体に向ける角度や方向が変わったり、被写体となった人物が動くなどしたりして、撮像画像Gに変化が生じたことにより、各顔画像領域の順位に変動が生じることに応じて、CPU71は、画像表示制御プログラム72cの一部である表示順切替プログラム72jを実行し、顔画像領域Fの並び順を切り替えるように表示を切り替えてもよい。この際は例えば、図2のフローチャートのステップS8でハーフシャッタ解除されない時にステップS7を実行するのではなく、ステップS3を実行する。これにより、ハーフシャッタ押下中は、常に顔検出と順位付けが行われることになり、順位の変更を検出可能になる。このように、撮像装置100は、各顔画像領域Fの順位変動に応じて、最新の順位データに関する表示を行うことが可能となる。
そして、CPU71は、プログラムメモリ72内の合焦プログラム72hを実行し、フォーカス駆動部21を制御して、順位付けされて最良の表情(笑顔)とされた顔画像領域に対応する被写体の人物に焦点を合わせる(ステップS6)。
次いで、CPU71は、ユーザの操作によりシャッターボタン41aが全押しされ、撮影操作が行われたか否かを判断する(ステップS7)。
CPU71が、シャッターボタン41aが全押しされたと判断すると(ステップS7;YES)、ステップS9へ進む。
一方、CPU71が、シャッターボタン41aは全押しされていないと判断すると(ステップS7;NO)、CPU71は、シャッターボタン41aが半押しされたハーフシャッタが解除されたか否かを判断する(ステップS8)。
ここで、CPU71が、ハーフシャッタは解除されていないと判断すると(ステップS8;NO)、ステップS7に戻る。一方、CPU71が、ハーフシャッタは解除されたと判断すると(ステップS8;YES)、ステップS1に戻る。
ステップS9において、CPU71は、シャッターボタン41aが全押しされたタイミングに、撮像レンズ群11を通じて電子撮像部12に結像されている画像の画像情報を記録媒体5に記録し(ステップS9)、被写体の撮影を実行する。
そして、ユーザによる操作部4の所定操作に基づいて、撮像画像の確認を行うように、記録媒体5に記録された撮像画像をRECビューとして表示部3の画像表示部32に表示する際、CPU71は、プログラムメモリ72内の画像表示制御プログラム72c及び異条件順表示制御プログラム72iを実行し、記録媒体5に記録されている撮像画像において検出される複数の顔画像領域を特定条件としてのコントラストのよい昇順に上から下に並べて表示させ、その顔画像領域を撮像画像とともに表示部3の画像表示部32における同一画面に表示する(ステップS10)。
具体的には、例えば、記録媒体5に記録されている撮像画像Gを画像表示部32に表示する際に、その撮像画像Gにおける複数の顔画像領域Fをコントラストのよい昇順に上から下に並べて表示する場合、図5に示すように、表情(笑顔)のよい順(図4参照)で第1位、第2位であった顔画像領域F3とF2の順が入れ替わり、顔画像領域部分の表示が切り替わるようになっている。
このように、撮像部1により撮像されたスルー画像を表示させる際(図4参照)と、記録媒体5に記録された画像情報に基づく記録画像を表示させる際(図5参照)とで、複数の顔画像領域を互いに異なる特定条件で順位付けされた順に表示させることによって、撮影時に好適な順位付けと、記録画像の確認時に好適な順位付けとを使い分けることができる。
なお、画像のコントラストのよい順に顔画像領域を表示する際、表情認識においてよい表情(笑顔)であると判断された顔画像領域を判別することができるように、その顔画像領域のフレーム(顔認識枠W)を異なる表示形態としたり、その顔画像領域に所定の笑顔マークを付したりして、笑顔に関して優れている顔画像領域を識別可能に表示することが好ましい。
そして、ユーザによる操作部4の所定操作に基づき、撮像処理を終了する。
以上のように、本発明に係る撮像装置100によれば、撮像画像の中から撮像対象である被写体として捉えた複数の人物の顔を検出して、検出された人物の顔が含まれる領域を拡大した複数の顔画像領域と撮像画像全体とを同一画面に表示することができるので、被写体となった人物の顔を見ながら、その人物の視線や表情などがよいタイミングを確認してシャッターボタンを押して、所望する人物の撮影を行うことが可能になる。つまり、被写体人物の顔の様子をより迅速に確認することができ、適切な撮影を行うことが可能になる。
特に、拡大表示される顔画像領域は、顔の表情(笑顔)などの特定条件で順位付けされているので、その順位付けに応じてよりよい被写体人物を認識することが可能になる。また、その順位付けされた結果に伴う被写体人物に焦点が合わされることで、撮影を好適に行うことが可能になる。
従って、この撮像装置100を用いて、被写体となった人物の視線や表情などを確認しつつ撮影を行うことによって、被写体となった人物をより適切に撮像することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではない。
例えば、図6に示すように、プログラムメモリ72に、評価表示制御プログラム72kを記憶する撮像装置100であってもよい。
評価表示制御プログラム72kは、CPU71を評価表示制御手段として機能させるものである。即ち、評価表示制御プログラム72kは、CPU71による顔画像評価付け処理にて評価付けされた結果に対応して、各顔画像領域Fに対してその評価付けに応じた数値(例えば、順位や点数)を対応付けて表示する評価表示制御処理に係る機能をCPU71に実現させるためのプログラムである。
そして、ステップS5において、各顔画像領域F、…を表示画面の左側に並べて表示する際に評価表示制御プログラム72kを実行すると、例えば、図7に示すように、各顔画像領域Fに対して笑顔に関する点数を対応付けて(例えば、F3;98点、F2;95点、F5;90点、F1;85点、F4;70点)表示するようになっている。なお、顔画像領域Fに対応する順位付けに応じた数値は点数であることに限られず、笑顔に関する順位数(例えば、F3;1位、F2;2位、F5;3位、F1;4位、F4;5位)であってもよい。
また、このように顔画像領域Fに対してその順位付けに応じた数値を対応付けて表示する場合、各顔画像領域F、…の並び順を変更することなく、その点数などの数値のみを変更するようにすればよい。
また、例えば、図8に示すように、プログラムメモリ72に、スクロール表示制御プログラム72lを記憶する撮像装置100であってもよい。
スクロール表示制御プログラム72lは、CPU71をスクロール表示制御手段として機能させるものである。即ち、スクロール表示制御プログラム72lは、CPU71による顔検出処理にて検出された複数の顔画像領域Fを、表示部3にスクロール表示させるスクロール表示制御処理に係る機能をCPU71に実現させるためのプログラムである。
そして、ステップS5において、例えば、図9(a)〜(c)に示すように、表示画面に3つの顔画像領域Fを表示する場合に、CPU71がスクロール表示制御プログラム72lを実行すると、図9(a)、図9(b)、図9(c)の順となるように、3つ顔画像領域Fの対象を順に切り替えるようにスクロール表示して、全ての顔画像領域Fを表示するようになっている。
このようにすれば、顔画像領域の表示エリアが少ない場合でも、全ての顔画像領域を表示することができ、また、ユーザが所望する人物の顔画像領域を選択的に表示するように切り替えることもできる。
なお、このスクロールは、手動で行ってもよいし、所定時間毎に自動でスクロールしてもよい。
なお、ステップS4における複数の顔画像領域に対する特定条件に関する順位付けは、顔画像領域毎の顔の表情(例えば、笑顔)に関する順位付けであることに限られず、例えば、顔画像領域のコントラスト、顔画像領域の輝度、顔画像領域の大きさなどに関する順位付けであってもよい。特定条件をユーザが所望する条件に切り替えることによって、ユーザが所望する特定条件を主要撮像条件とした被写体の撮影を行うことができる。
また、ステップS5において、複数の顔画像領域を順位付けされた順番に並べて表示する際に、CPU71が、プログラムメモリ72内の顔画像領域選択プログラム72eを実行して、検出された複数の顔画像領域のうち、所定数の顔画像領域を選択して、選択された顔画像領域を拡大して表示するようにしてもよい。そして、例えば、検出された顔画像領域の数が表示部3の画像表示部32に表示可能な顔画像領域の数より多い場合に、表示部3に表示可能な5つの顔画像領域を選択したり、また、特定条件(例えば、顔の表情、笑顔の順)で順位付けされた上位5つの顔画像領域を選択するようにすればよい。
また、拡大した複数の顔画像領域と撮像画像を重ねて表示するようにしたが、顔画像領域と撮像画像の表示方法はこれに限られるものではなく、例えば、図10に示すように、撮像画像部分を縮小表示して、顔画像領域Fと撮像画像Gとが重ならないように表示してもよい。このようにすれば、撮像画像Gが顔画像領域Fに遮られることがないので、撮像画像Gと顔画像領域Fの両方を好適に視認することができ、その両方を確認しつつ撮影を行うことができる。
また、複数の顔画像領域を表示画面の端に並べて表示するようにしたが、顔画像領域の表示位置はこれに限られるものではなく、例えば、図11に示すように、撮像画像Gにおける被写体の所定位置である顔に対応付けて、その顔部分に顔画像領域Fを重畳して表示するようにしてもよい。このようにすれば、撮像画像G中の被写体人物と顔画像領域Fを対応付けて、その人物の顔の表情や視線を確認しやすくなる。
なお、被写体の顔部分に顔画像領域Fを重畳して表示する際に、隣り合った顔画像領域Fが重ならないように、その表示位置をずらしたり、顔画像領域Fの拡大率を調整したりすることが好ましい。
また、例えば、撮像装置100に顔認証機能を搭載して、認証された顔画像の優先順位に基づいて評価付けを行って、優先順位の高い順に顔画像領域を表示するようにしても良い。
即ち、図12及び図13に示すように、CPU71は、プログラムメモリ72内の顔登録判定プログラム72kを実行して、顔検出処理にて検出された顔画像領域の顔画像と顔画像登録テーブルT(図13参照)に登録されている顔画像とを照合して、一致するか否かを判定(認証)する顔認証処理を行う。当該判定の結果、検出された顔画像が顔画像登録テーブルTに登録されている顔画像と一致すると判定された場合には、顔検出処理にて検出された顔画像の人物を認証する。
そして、CPU71は、顔画像評価付けプログラム72fを実行して、当該顔画像の優先順位に基づいて評価付けを行い、続けて、画像表示制御プログラム72cを実行して、優先順位の高い順に顔画像領域を表示部3に表示させる。
ここで、顔画像登録テーブルTは、プログラムメモリ72に記憶され(図示略)、具体的には、図13に示すように、登録名と、優先度と、顔画像データを対応付けて順に登録するものである。例えば、顔画像登録テーブルTは、登録番号1を例示して説明すると、登録名「お父さん」と、優先度「1」と、顔画像データ「N0001.jpg」を対応付けて記憶する。同様に、登録番号2は、登録名「お母さん」と、優先度「1」と、顔画像データ「N0002.jpg」が対応付けられ、また、登録番号3は、登録名「お兄ちゃん」と、優先度「2」と、顔画像データ「N0003.jpg」が対応付けられ、また、登録番号4は、登録名「お姉ちゃん」と、顔画像データ「N0004.jpg」が対応付けられ、また、登録番号5は、登録名「おじいちゃん」と、優先度「3」と、顔画像データ「N0005.jpg」が対応付けられている。
なお、図13に例示した顔画像登録テーブルTは、一例であってこれに限られるものではなく、登録名と、優先度と、顔画像データ等の内容は適宜任意に変更することができる。
そして、CPU71は、顔検出処理にて複数の人物に対応する顔画像領域を検出して、当該顔画像が顔画像登録テーブルTに登録されていると判定した場合(例えば、「お母さん」、「お兄ちゃん」、「おじいちゃん」の顔画像が登録されている場合)には、顔画像登録テーブルTに登録されている顔画像のうち、優先度が最も高いものから順に(例えば、「お母さん」の顔画像(顔画像領域F3参照)、「お兄ちゃん」の顔画像(顔画像領域F2参照)、「おじいちゃん」の顔画像(顔画像領域F4参照)の順に)上から下に縦一列に並べて、撮像画像Gの一部に重ねるように表示部3に重畳表示させる。
また、顔検出処理にて検出された顔画像が顔画像登録テーブルTに登録されているものの優先度が登録されていないもの(例えば、「お姉ちゃん」の顔画像(顔画像領域F5参照))の場合には、当該顔画像は優先度が登録されているものに比して評価が低く、優先度が登録されているものの次(下)に表示されるようにしても良い。
さらに、顔認証処理により、顔検出処理にて検出された顔画像が顔画像登録テーブルTに登録されていないと判定された場合には、当該未認証の顔画像領域の顔画像は認証されたものに比して評価が低く、優先度が登録されている顔画像の中で最も優先度が低いもの(例えば、「おじいちゃん」の顔画像(顔画像領域F4参照))か、或いは、優先度が登録されていない顔画像(例えば、「お姉ちゃん」の顔画像(顔画像領域F5参照))の次(下)に表示されるようにしても良い。
また、顔認証された人物に係る顔画像領域の顔画像(例えば、「お母さん」の顔画像(顔画像領域F3参照)、「お兄ちゃん」の顔画像(顔画像領域F2参照)、「おじいちゃん」の顔画像(顔画像領域F4参照)、「お姉ちゃん」の顔画像(顔画像領域F5参照)等)を表示する場合には、顔認証済みを示す表示(例えば、「登録」等)を当該顔画像に重畳して表示するようにしても良い(図14参照)。
さらに、顔認証済みの顔画像のうち、優先度が登録されているもの(例えば、「お母さん」の顔画像(顔画像領域F3参照)、「お兄ちゃん」の顔画像(顔画像領域F2参照)、「おじいちゃん」の顔画像(顔画像領域F4参照)等)の場合には、優先度を示す表示(例えば、優先度に応じた「数字」等)を当該顔画像に重畳して表示するようにしても良い(図15参照)。
また、上記した顔認証済みを示す表示と共に、優先度を示す表示を同時に表示するようにしても良い。
また、この顔認証済みを示す表示と、優先度を示す表示は、図7,9,10,11の何れの拡大画像と共に重畳して表示しても良い。
また、ステップS6において、焦点を合わせる被写体の人物は、必ずしも表情認識で一番よい表情、笑顔であると判断された顔画像領域に対応する人物である必要はなく、例えば、顔画像領域のコントラスト、輝度、大きさなど、特定条件に関して最良とされた顔画像領域に対応する人物であってもよい。また、特定条件は選択して設定することが可能となっており、ユーザが所望する条件に切り替えることができるようになっている。
また、撮像画像G内でより画面中央側の人物や、特定条件に関して基準以上の評価が得られた顔画像領域であってより画面中央側の人物に焦点を合わせるようにしてもよい。
また、上記実施形態にあっては、撮像画像の表示及び顔検出処理にて検出された顔領域の顔画像の拡大表示のタイミングを、表示部3にスルー画像及びRECビュー画像を表示する両方のタイミングとしたが、これに限られるものではなく、スルー画像及びRECビュー画像のうち、少なくとも何れか一方の画像を表示するタイミングであれば良い。即ち、表示部3にスルー画像を表示する際にのみ、撮像画像の表示及び顔検出処理にて検出された顔領域の顔画像の拡大表示を行うようにしても良いし、RECビュー画像を表示する際にのみ、撮像画像の表示及び顔検出処理にて検出された顔領域の顔画像の拡大表示を行うようにしても良い。
また、本発明に係る撮影画像と顔画像領域の拡大画像をともに表示する表示方法は、撮影時に限らず、撮影画像を記録した後に、再生モードで撮影画像を再生する際の画像表示に用いても良い。これにより、再生モードであってもより迅速に撮影画像と顔領域の顔画像の確認を行うことが可能になる。
また当然であるが、本発明による顔画像領域の拡大画像は1つだけでもよく、複数の顔画像領域が存在しなくてもよい。
また、以上の実施の形態において、本発明を撮像装置に適用して説明したが、撮像部を有さない画像表示装置に本発明の顔画像表示処理を適用しても同様の効果が得られ、被写体人物の表情などを好適に確認することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行ってもよい。
本発明を適用した撮像装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明に係る撮像装置により被写体としての人物を撮像する際の処理を示すフローチャートである。 撮像装置が捉えた被写体のスルー画像である撮像画像を示す説明図である。 拡大された顔画像領域が撮像画像に重ねて表示された表示画面を示す説明図である。 撮像画像がREC画像として表示された際の表示画面を示す説明図である。 撮像装置の変形例を示すブロック図である。 拡大された顔画像領域に順位付けに応じた点数が対応付けられて表示された表示画面を示す説明図である。 撮像装置の変形例を示すブロック図である。 拡大された3つの顔画像領域を撮像画像に重ねてスクロール表示する表示画面を示す説明図である。 顔画像領域と撮像画像とが重ならないように同一画面に表示される変形例を示す説明図である。 顔画像領域を被写体に重畳して表示される変形例を示す説明図である。 撮像装置の変形例を示すブロック図である。 図12の撮像装置に記録されている顔画像登録テーブルの一例を示す図である。 顔認証済みの顔画像領域が表示された表示画面を示す説明図である。 優先度が登録済みの顔画像領域が表示された表示画面を示す説明図である。
符号の説明
1 撮像部
12 電子撮像部(撮像素子)
3 表示部
32 画像表示部
5 記録媒体(画像記録部)
7 制御部
71 CPU(顔検出手段、表情認識手段、画像表示制御手段、複数顔画像表示制御手段、顔画像一列表示制御手段、選択拡大表示制御手段、顔画像評価付け手段、顔画像領域選択手段、異条件順表示制御手段、表示順切替手段、評価表示制御手段、スクロール表示制御手段、顔画像登録手段、顔登録判定手段)
100 撮像装置
F 顔画像領域(顔領域の顔画像)
G 撮像画像
W 顔認識枠

Claims (21)

  1. 被写体を撮像する撮像部と、
    前記撮像部により撮像された撮像画像を表示する表示部と、
    前記撮像画像の画像情報に基づいて、その撮像画像内から被写体の顔が含まれる複数の顔領域を検出する顔検出手段と、
    前記顔検出手段により検出された複数の顔領域の顔画像情報に基づいて、それら顔画像の夫々に、特定条件に関する評価付けを行う顔画像評価付け手段と、
    前記表示部に、前記撮像画像を表示させるとともに、前記顔検出手段により検出された複数の顔領域の顔画像を前記撮像画像内の被写体の顔よりも拡大した画像を、前記顔画像評価付け手段により評価付けされた結果を反映させて表示させる画像表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記画像表示制御手段は、前記顔検出手段により検出された複数の顔領域の顔画像をそれぞれ拡大して略一列に並べて、前記表示部に表示させる顔画像一列表示制御手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記画像表示制御手段は、前記顔検出手段により検出された複数の顔領域を、前記表示部にスクロール表示させるスクロール表示制御手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記顔検出手段により検出された複数の顔領域のうち、所定数の顔領域を選択する顔画像領域選択手段を備え、
    前記画像表示制御手段は、前記顔画像領域選択手段により選択された所定数の顔領域をそれぞれ拡大して、前記撮像画像とともに前記表示部に表示させる選択拡大表示制御手段を備えることを特徴とする請求項1乃至3の内の何れか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記顔検出手段により検出された顔領域の顔画像における顔の表情を認識する表情認識手段を備え、
    前記顔画像評価付け手段は、前記表情認識手段により認識された顔の表情に関する評価付けを行うことを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  6. 前記画像表示制御手段は、前記表示部に、前記顔検出手段により検出された複数の顔領域の顔画像を前記顔画像評価付け手段により評価付けされた順に表示させることを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  7. 前記画像情報を記録する画像記録部を備え、
    前記画像表示制御手段は、前記表示部に、前記撮像部により撮像されたスルー画像を表示させる際と、前記画像記録部に記録される画像情報に基づく記録画像を表示させる際とで、前記顔検出手段により検出された複数の顔領域の顔画像を前記顔画像評価付け手段により互いに異なる特定条件で評価付けされた順に表示させる異条件順表示制御手段を備えることを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  8. 前記顔画像評価付け手段は、特定条件に関する評価付けを順次行い、
    前記顔画像評価付け手段により評価付けされた結果に応じて、前記顔領域の顔画像の表示順を順次切り替える表示順切替手段を備えることを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  9. 前記顔画像評価付け手段により評価付けされた結果に対応して、前記顔領域の顔画像に対してその評価付けに応じた数値を対応付けて表示する評価表示制御手段を備えることを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  10. 複数の顔画像を優先度と対応付けて登録する顔画像登録手段と、
    前記顔画像登録手段に登録されている前記複数の顔画像の何れかと前記顔検出手段により検出された顔領域の顔画像が一致するか否かを判定する顔登録判定手段と、を備え、
    前記顔画像評価付け手段は、前記顔検出手段により検出された前記複数の顔領域の顔画像のうち、前記顔登録判定手段により一致すると判定された顔画像に、前記優先度に関する評価付けを行うことを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  11. 前記画像表示制御手段は、前記表示部に、前記顔登録判定手段により一致すると判定された複数の顔画像を優先度の高い順に表示させることを特徴とする請求項10に記載の撮像装置。
  12. 前記画像表示制御手段は、前記顔登録判定手段により一致すると判定された顔画像と対応付けて当該顔画像が前記顔画像登録手段に登録済みであることを示す表示を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項10に記載の撮像装置。
  13. 前記画像表示制御手段は、前記顔登録判定手段により一致すると判定された顔画像と対応付けて当該顔画像の優先度を示す表示を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項10に記載の撮像装置。
  14. 前記画像情報を記録する画像記録部を備え、
    前記画像表示制御手段は、前記画像記録部に記憶された画像情報を表示させる際に実行されることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  15. 前記画像情報を記録する画像記録部を備え、
    前記画像表示制御手段は、前記撮像部により撮像されたスルー画像を表示させる際に実行されることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  16. 前記画像情報を記録する画像記録部を備え、
    前記画像表示制御手段は、前記画像記録部に記録される画像情報に基づく記録画像を表示させる際に実行されることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  17. 前記画像表示制御手段は、前記撮像画像と前記顔画像とが重ならないように、前記撮像画像と前記顔画像を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  18. 前記画像表示制御手段は、前記撮像画像の少なくとも一部に前記顔画像を重畳して前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  19. 前記画像表示制御手段は、前記顔検出手段により検出された顔領域の顔画像を拡大して、当該顔画像を前記撮像画像における前記顔検出手段により当該顔領域を検出した顔に対して所定の対応位置に重畳して表示させることを特徴とする請求項18に記載の撮像装置。
  20. 全体画像を表示する表示部と、
    前記全体画像の画像情報に基づいて、その全体画像内から顔が含まれる複数の顔領域の顔画像を検出する顔検出手段と、
    前記顔検出手段により検出された複数の顔領域の顔画像情報に基づいて、それら顔画像の夫々に、特定条件に関する評価付けを行う顔画像評価付け手段と、
    前記表示部に、前記撮像画像を表示させるとともに、前記顔検出手段により検出された複数の顔領域の顔画像を前記撮像画像内の被写体の顔よりも拡大した画像を、前記顔画像評価付け手段により評価付けされた結果を反映させて表示させる画像表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像表示装置。
  21. 全体画像を表示する表示部を備える画像表示装置のコンピュータに、
    前記全体画像の画像情報に基づいて、その全体画像内から顔が含まれる複数の顔領域の顔画像を検出する顔検出処理に係る機能と、
    前記顔検出処理により検出された複数の顔領域の顔画像情報に基づいて、それら顔画像の夫々に、特定条件に関する評価付けを行う顔画像評価付け処理に係る機能と、
    前記表示部に、前記撮像画像を表示させるとともに、前記顔検出処理により検出された複数の顔領域の顔画像を前記撮像画像内の被写体の顔よりも拡大した画像を、前記顔画像評価付け処理により評価付けされた結果を反映させて表示させる画像表示制御処理に係る機能と、
    を実現させることを特徴とするプログラム。
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