JP7137217B2 - 回胴式遊技機の検査システム、検査方法、検査プログラム - Google Patents

回胴式遊技機の検査システム、検査方法、検査プログラム Download PDF

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Description

特許法第30条第2項適用 平成30年12月5日 株式会社EXCITE会議室において公開
本発明は、回胴式遊技機の動作状態を検査するための技術に関する。
特開2010-5071号公報(特許文献1)には、スロットマシン等と称される回胴式遊技機の動作を検査するための実射試験装置が記載されている。この実射試験装置は、遊技機のリールに表示された図柄と遊技情報を報知する報知画像とを撮像する撮像手段と、図柄または報知画像を認識して図柄データまたは報知データを抽出する画像認識手段と、遊技機に固有の遊技情報を記憶している遊技情報記憶手段と、図柄データまたは報知データに基づいて遊技機の操作部に信号を出力する信号出力手段と、各手段を制御する制御手段と、を備え、制御手段は、遊技情報記憶手段に記憶された遊技情報を読み出し、画像認識手段により抽出された図柄データまたは報知データと、遊技情報と、を比較して遊技状態を判断し、所定の図柄が停止表示されるように、信号出力手段がリールの停止信号を出力するように制御するというものである。
ところで、上記した実射試験装置では、遊技機の操作部に信号を出力するために当該遊技機と実射試験装置との間に配線を接続する必要があるなど、検査に際して煩雑な作業を必要とする点で改良の余地がある。
特開2010-5071号公報
本発明に係る具体的態様は、回胴式遊技機の試験をより容易に行うことを可能とする技術を提供することを目的の1つとする。
[1]本発明に係る一態様の検査システムは、複数のリール部と当該複数のリール部の各々を個別に停止させるための複数の停止操作部と遊技に関わる画像を表示する表示部とを備える回胴式遊技機の動作状態を検査するためのシステムであって、(a)前記複数のリール部を撮影するカメラと、(b)前記複数の停止操作部の各々を前記回胴式遊技機の外部から作動させるアクチュエータと、(c)前記カメラ及び前記アクチュエータの各々と接続された制御装置と、(d)前記制御装置と接続された記憶装置と、(e)前記制御装置と接続された表示装置と、(f)前記制御装置と接続された入力装置と、を含み、(g)前記制御装置は、(g1)前記カメラにより撮影される画像に基づいて、前記複数のリール部の各外周面に設けられた複数の図柄を各々識別するための図柄識別情報を抽出する図柄抽出手段と、(g2)前記図柄抽出手段により抽出された前記複数の図柄の各々の図柄識別情報と、前記カメラにより撮影される前記複数のリール部の回転中の画像に基づいて、前記アクチュエータを制御することにより前記複数のリール部の回転を各々所定タイミングで停止させる停止指示手段と、(g3)停止後の前記複数のリール部を前記カメラによって撮影して得た画像を少なくとも含む検査結果情報を前記記憶装置に記憶させる検査結果記憶手段と、(g4)前記アクチュエータの可動部の初期位置と前記複数の停止操作部の各々との相互間距離を求め、当該相互間距離を前記記憶装置に記憶させる距離設定手段と、を有しており、(h)前記停止指示手段は、前記距離設定手段により予め求められた前記相互間距離を用いて、前記アクチュエータを制御する、回胴式遊技機の検査システムである。
[2]本発明に係る一態様の検査システムは、複数のリール部と当該複数のリール部の各々を個別に停止させるための複数の停止操作部と遊技に関わる画像を表示する表示部とを備える回胴式遊技機の動作状態を検査するためのシステムであって、(a)前記複数のリール部を撮影するカメラと、(b)前記複数の停止操作部の各々を前記回胴式遊技機の外部から作動させるアクチュエータと、(c)前記カメラ及び前記アクチュエータの各々と接続された制御装置と、(d)前記制御装置と接続された記憶装置と、(e)前記制御装置と接続された表示装置と、(f)前記制御装置と接続された入力装置と、を含み、(g)前記制御装置は、(g1)前記カメラにより撮影される画像に基づいて、前記複数のリール部の各外周面に設けられた複数の図柄を各々識別するための図柄識別情報を抽出する図柄抽出手段と、(g2)前記図柄抽出手段により抽出された前記複数の図柄の各々の図柄識別情報と、前記カメラにより撮影される前記複数のリール部の回転中の画像に基づいて、前記アクチュエータを制御することにより前記複数のリール部の回転を各々所定タイミングで停止させる停止指示手段と、(g3)停止後の前記複数のリール部を前記カメラによって撮影して得た画像を少なくとも含む検査結果情報を前記記憶装置に記憶させる検査結果記憶手段と、(g4)前記カメラにより撮影される画像に基づいて、前記複数のリール部の各々の外周面上の前記複数の図柄の配列を示す帯状のリール画像を生成するリール画像生成手段と、(g5)前記表示装置に表示された前記リール画像に基づいて、前記入力装置から前記複数の図柄のうちの1つの特定図柄を指定する情報を受け付ける特定図柄指定手段と、を有しており、(h)前記停止指示手段は、前記1つの特定図柄が所定位置に止まると予測されるタイミングで前記複数のリール部のうち少なくとも1つのリール部を停止させる、回胴式遊技機の検査システムである。
上記構成によれば、回胴式遊技機の試験をより容易に行うことが可能となる。
図1は、一実施形態の検査システムの設置状態を説明するための模式的な斜視図である。 図2は、検査システムの構成を示すブロック図である。 図3は、制御装置等を構成するためのコンピュータシステムの一例を示す図である。 図4は、アクチュエータの動作条件を設定するために表示部に表示されるダイアログボックスの一例を示す図である。 図5は、各ボタンとこれらに対応するアクチュエータの可動部分との距離の設定を自動的に行う方法について説明するための図である。 図6は、リール情報等の生成手順を示すフローチャートである。 図7は、リール部の画像の表示例を示す図である。 図8は、抽出される各図柄部分を例示する図である。 図9は、分類された図柄の一例を示す図である。 図10は、リール情報の一例を示す図である。 図11は、演出図柄の設定手順を示すフローチャートである。 図12は、演出図柄を含んだ矩形領域を指定する方法を説明するための図である。 図13は、押し順ナビの図柄の一例を示す図である。 図14は、検査条件の設定手順を示すフローチャートである。 図15は、ステップS31の詳細な処理手順を示すフローチャートである。 図16(A)は、ステップS41の処理内容を説明するための図である。図16(B)は、ステップS42の処理内容を説明するための図である。図16(C)は、ステップS43の処理内容を説明するための図である。 図17は、停止パターンに関する設定を行うためのダイアログボックスの一例を示す図である。 図18は、ステップS32の処理内容を説明するための図である。 図19は、検査の実行手順を示すフローチャートである。
図1は、一実施形態の検査システムの設置状態を説明するための模式的な斜視図である。また、図2は、検査システムの構成を示すブロック図である。本実施形態の検査システムは、例えば図1に示したように回胴式遊技機(パチスロ機)4の正面に設置されてその回胴式遊技機4の動作状態を検査するためのものであり、制御装置1、カメラ2、アクチュエータ(駆動装置)3、記憶装置4、入力装置5、表示装置6を含んで構成されている。なお、回胴式遊技機4自体の動作内容については、上記した特許文献1に詳述されているほか当業者において十分に周知であるので、本明細書ではその詳細な説明を割愛する。
制御装置1は、検査システムの全体動作を制御する。この制御装置1は、図1では図示を省略されているが、図2に示すようにカメラ2、アクチュエータ3、記憶装置4、入力装置5、表示装置6のそれぞれと接続されている。なお、制御装置1の詳細構成については後述する。
カメラ2は、例えば図1に示すように三脚2aを用いて所定の高さに設置されており、少なくとも回胴式遊技機4のリール部4aや表示部4eを含む所定範囲を撮影し、その画像を制御装置1へ出力する。なお、ここでは1つのカメラ2を示しているが、複数のカメラを用いて各々リール部4aや表示部4eを撮影するように構成してもよい。
アクチュエータ3は、例えば図1に示すように筐体に載置され、回胴式遊技機4の正面の適切な位置に設置されており、制御装置1の制御に従って回胴式遊技機4のレバー(開始操作部)4b、複数のボタン(停止操作部)4c、マックスボタン4dを作動させる。具体的には、アクチュエータ3は、それぞれ独立に動作する可動部分3aを有しており、それら可動部分がレバー4bや各ボタン4c等と物理的に接触して押すことによりレバー4bや各ボタン4c等を作動させる。
入力装置5は、ユーザが制御装置1に対する入力操作を行うためのものである。表示装置6は、制御装置1の動作に関連する情報を画像により表示するためのものである。
図2に示すように、制御装置1は、機能ブロックとしての画像認識部11、リール情報生成部12、演出図柄設定部13、検査条件設定部14、検査実行部15、アクチュエータ動作制御部21、アクチュエータ動作条件設定部22を含んで構成されている。この制御装置1は、例えばCPU、ROM、RAM等を備えるコンピュータシステム(後述する図3参照)において所定の動作プログラムを実行させることによって構成されるものである。
画像認識部11は、初期設定として、カメラ2によって撮影される画像に基づいて画像認識処理を行うことにより、回胴式遊技機4の各リール部4aの外周面上に沿って複数配置されている図柄や表示部4eに表示される特定の演出図柄を抽出する処理を行う。抽出された各図柄、特定の演出図柄は記憶装置4に格納(記憶)される。なお、本実施形態では、各図柄や演出図柄そのものではなく、それらの特徴量(図柄識別情報)を抽出する。ここでいう特徴量とは、各図柄を他の図柄と識別可能とする特徴を示すものであればいかなるものでも用いることが可能であり、例えば本実施形態では輝度ヒストグラムを用いることができる。また、画像認識部11は、初期設定完了後、検査動作を行う際には、抽出した各図柄や特定の演出図柄のそれぞれの特徴量を参照用データとして用い、カメラ2によって撮影される回転中のリール部4aの図柄の種別を特定する処理や、表示部4eに表示される特定の演出図柄の有無を特定する処理を行う。なお、この画像認識部11が「図柄抽出手段」および「演出図柄抽出手段」に対応する。
リール情報生成部12は、画像認識部11により初期設定として抽出された各リール部4aの図柄と入力装置5を用いて入力される情報に基づいて、各リール部4aの外周部上における各図柄の並び順を特定するリール情報を生成する。生成されたリール情報は記憶装置4に格納される。なお、このリール情報生成部12が「リール画像生成手段」に対応する。
演出図柄設定部13は、回胴式遊技機4の表示部4eに表示される特定の演出図柄を画像処理部11に抽出させるための処理を行う。ここでいう特定の演出図柄とは、例えば回胴式遊技機4のボーナス入賞時に表示される図柄やボタン4cの押し順を指定するために表示される図柄などである。なお、この演出図柄設定部13が「演出時検査条件指定手段」に対応する。
検査条件設定部14は、ユーザによる入力装置5を用いた入力操作に応じて、検査動作を行う際において用いるための各図柄の並び順(停止パターン)や各ボタン4cの押し順などの検査条件を設定する。設定された検査条件のデータは記憶装置4に格納される。
検査実行部15は、カメラ2によって撮影される画像、記憶装置4に格納されている各図柄や特定の演出図柄のそれぞれの特徴量、リール情報、検査条件を用いて、アクチュエータ動作制御部21に制御信号を与えることにより、回胴式遊技機4の動作に関する検査を実行する。なお、この検査実行部15が「停止指示手段」、「検査結果記憶手段」、「表示指示手段」および「特定図柄指定手段」に対応する。
アクチュエータ動作制御部21は、検査実行部14からの制御信号に基づいて所定タイミングでアクチュエータ3を動作させる。
アクチュエータ動作条件設定部22は、ユーザによる入力装置5を用いた入力操作に応じて、あるいは自律的な動作により、アクチュエータ3の可動部分とレバー4bや各ボタン4cとの距離などの動作条件を設定する。なお、このアクチュエータ動作条件設定部22が「距離設定手段」に対応する。
図3は、制御装置等を構成するためのコンピュータシステムの一例を示す図である。図示のコンピュータシステムは、CPU(中央演算ユニット)101、ROM(読み出し専用メモリ)102、RAM(一時記憶メモリ)103、HDD(ハードディスクドライブ)104、外部IF(インタフェース)105、キーボード106、マウス107、LCD(液晶表示装置)108を含んで構成されている。これらCPU101等の相互間はバスにより接続されている。
CPU101は、プログラムを実行することにより情報処理を行う。ROM102は、CPU101の動作に必要な基本制御プログラムなどを格納する。RAM103は、CPU101の情報処理に必要なデータを一時記憶する。これらによって上記した制御装置1が構成される。HDD104は、上記した制御装置1の各機能を実現するためのアプリケーションプログラムやデータなどを格納する。このHDD104によって上記した記憶装置4が構成される。また、キーボード106およびマウス107によって上記した入力装置5が構成され、LCD108によって上記した表示装置6が構成される。
次に、本実施形態の検査システムの動作について詳細に説明する。検査システムの動作には、(1)アクチュエータ3の動作条件の設定、(2)リール情報の生成、(3)回胴式遊技機4の演出図柄の設定、(4)検査条件の設定、(5)回胴式遊技機4の動作状態の検査、の各動作があり、これらを順に説明する。
(1)アクチュエータの動作条件の設定
図4は、アクチュエータの動作条件を設定するために表示部に表示されるダイアログボックスの一例を示す図である。このダイアログボックスは、入力装置5を用いて所定の指示を受け付けたアクチュエータ動作条件設定部22によって表示装置6に表示される。試験システムを用いる者(以下「ユーザ」という。)は、ダイアログボックスの各箇所に入力装置5を用いて数値を入力することにより、アクチュエータ3の動作条件を設定することができる。例えば、ユーザは、ダイアログボックスの入力欄を用いて、マックスボタン4dとこれに対応付けられるアクチュエータ3の可動部分との間の距離を入力することができる。図示の例では7mmと設定されている。同様に、ユーザは、ダイアログボックスの入力欄を用いて、レバー4bとこれに対応付けられるアクチュエータ3の可動部分との間の距離を入力することができる。図示の例では20mmと設定されている。同様に、ユーザは、ダイアログボックスの入力欄を用いて、回胴式遊技機4の前面の所定場所において左、中、右に配列された各ボタン4cとこれに対応付けられるアクチュエータ3の可動部分との間の距離を入力することができる。図示の例では各ボタン4cとの距離(相互間距離)が全て15mmと設定されている。ここで入力された各距離は、アクチュエータ動作条件設定部22により記憶装置4に格納される。
ここで、本実施形態の試験システムでは、上記(5)の検査を行う際には、人間が回転中の各リール部4aを目視して所望の図柄を停止させる行為(いわゆる「目押し」)を模して、画像認識処理によって所望の図柄の到来タイミングを求め、その到来タイミングに合わせてアクチュエータ3により各ボタン4cを押してリール部4aを停止させる。このため、各ボタン4cとこれらに対応するアクチュエータ3の可動部分との距離の設定はより正確に行う必要がある。これについて、上記したダイアログボックスを用いて距離の入力を繰り返して最適距離を求めてもよいが最適距離を自動的に求めることも好ましい。
図5は、各ボタン4cとこれらに対応するアクチュエータ3の可動部分との距離の設定を自動的に行う方法について説明するための図である。図5では、アクチュエータ3の可動部分3aとそれによって押下されるボタン4cの模式的な側面図が示されている。この自動設定動作は、例えば上記したダイアログボックス(図4参照)において「自動設定」というボタン(図4では図示せず)を設けておき、入力装置5を用いてこのボタンを押すことにより実行されるようにするとよい。
自動設定動作が指示されると、アクチュエータ動作条件設定部22は、アクチュエータ動作制御部21に指示をすることによりアクチュエータ3を動作させて、回胴式遊技機4のレバー4bを作動させる。それにより、回胴式遊技機4の各リール部4aが回転する。また、アクチュエータ動作条件設定部22は、画像認識部11に対して各リール部4aの回転が停止した場合にそれ(停止したこと)を検出するように指示する。なお、レバー4bの作動については手動で行われてもよい(以下においても同様)。
次に、アクチュエータ動作条件設定部22は、アクチュエータ動作制御部21に指示をすることによりアクチュエータ3を動作させて、ある1つのボタン4cに対応する可動部分3aを初期位置から徐々に移動させながらその移動距離を計測する(図5上段参照)。可動部分3aがボタン4cを所定位置まで押し込むとこのボタン4cに対応したリール4aが停止し、その停止が画像認識部11によって検出される(図5下段参照)。この停止時点での可動部分3aの移動距離Lは、試験システムの設置状態を反映した最適距離であるといえる。同様の処理を他の2つのボタン4cに対してそれぞれ行うことにより、各ボタン4cの個体差、アクチュエータ3の各可動部分3cの個体差などの要因を反映した最適距離が得られる。
アクチュエータ動作条件設定部22は、上記のようにして得られた各ボタン4cとこれらに対応するアクチュエータ3の可動部分3aとの距離の最適値をアクチュエータ3の動作条件として記憶装置4に格納する。以降の処理においては、アクチュエータ動作制御部21は、この記憶装置4に格納された動作条件に基づいてアクチュエータ3の動作制御を行う。
以上により、アクチュエータ3の動作条件の設定が完了する。
(2)リール情報等の生成
図6は、リール情報等の生成手順を示すフローチャートである。また、図7は、リール部の画像の表示例を示す図である。ここでは、リール部4aに設けられている各図柄の抽出、それら図柄の並び順を示すリール情報(リール画像)の生成、リール部4aの1周あたりの回転時間の各情報が生成されて記憶装置4に格納される。
まず、入力装置5を用いてユーザによってリール情報の生成が指示されると、リール情報生成部12は、カメラ2によって撮影されたリール部4aの画像を表示装置6に表示させる(図7参照)。このような画像上において、リール情報生成部12は、ユーザに対して、入力装置5を用いてリール部4aに対応する領域を指定させる(ステップS11)。例えば、ユーザがマウスなどの入力装置5を操作することで、図7に示すように各リール部4aを含んだ矩形領域30を指定することができる。なお、この矩形領域30をリール情報生成部12が自動的に指定(検出)するように構成してもよい。
次に、リール情報生成部12は、アクチュエータ動作制御部21に指示をすることによりアクチュエータ3を動作させて各リール部4aを回転させるとともに、画像認識部11に指示を送り、カメラ2から出力される回転中の各リール部4aを撮影した画像に基づいて各リール部4aに設けられた複数の図柄を抽出させて各図柄を分類させる(ステップS12)。
ここでは、例えば回転中の画像が数千枚撮影されて、それら画像において、ステップS11で指定した領域内で図8に例示するように各図柄部分に対応する領域31の画像が抽出される。そして、例えば教師なし分類の手法により各図柄がそれぞれ分類される。なお、教師なし分類とは、分類対象の画像の特徴量をある条件のもと自動的に抽出して、これを使って画像分類処理を行うことをいい、例えば、k-means法、ISODATA法などが公知である。
ここで、各リール部4aに設けられる図柄の種類数(例えば7個)は、予め指定されていることが好ましい。それにより、図柄の分類をより的確に行うことができる。なお、この場合における図柄の種類数は、一般的な値を予め設定しておいてもよいし、ユーザが入力装置5を用いて指定できるようにしてもよい。なお、図柄の種類数の指定は必須ではなく、自動で分類してもよい。
図9は、分類された図柄の一例を示す図である。図示の例では、セブン(7)51、青バー52、黒バー53、スイカ54、ベル55、リプレイ56、チェリー57の合計7つの図柄が抽出され、分類されている。これら各図柄の各々に対応する画像(以下「図柄画像」という。)に対応する特徴量(例えば、輝度ヒストグラムなど)は、各図柄を互いに識別するための情報(例えば、図柄グループ1、図柄グループ2・・・といったインデックス情報)が付され、画像認識部11により記憶装置4に格納される。
次に、リール情報生成部12は、上記の図柄画像の特徴量を用いて画像認識部11に画像認識を行わせることにより、各リール部4aの各々に対応して、それらの外周面に設けられた各1周分の図柄を特定し、これらを一方向に帯状に配列したリール情報を生成して記憶装置4に格納する(ステップS13)。ここでは、各リール部4aの1周分の図柄数(本実施形態では21個)が予め指定されていることが好ましい。それにより、リール情報をより的確に生成できる。なお、この場合における1周分の図柄数は、一般的な値を予め設定しておいてもよいし、ユーザが入力装置5を用いて指定できるようにしてもよい。ここでは、任意の1つの図柄を起点にして1周分の図柄が抽出される。このとき、起点とした図柄の位置については、その図柄と、それに前後して外周面上に並んだ複数の図柄の並びパターンを用いて特定することができる。例えば、ある1つのチェリーを起点としたときに、その次に黒バー、リプレイ、ベル、スイカ、という図柄が並んでいたとすれば、それら5つの並びパターンによって起点としたチェリーを特定し、それ以外のチェリーと区別することができる。
図10は、リール情報の一例を示す図である。図示のように、入力装置5を用いて、1周分の図柄数(図示の例では21個)が指定された後に「リール情報生成」のボタンが押下されると、各リール部4aごとにリール情報(リール画像)32が生成される。図示の例では、各々、図中上下方向に延びる帯状のリール情報32が生成されてその画像が表示されている。各リール情報の上側には、「左リール」、「中リール」、「右リール」の各表記があり、これらにより、各リール情報32が各リール部4aのどれに対応しているかユーザが分かるようになっている。
次に、リール情報生成部12は、ステップS13で生成した各リール部4aごとのリール情報32に含まれる21個の各図柄に対してそれぞれ昇順で番号を付与し、その情報を記憶装置4に格納する(ステップS14)。例えば、上記した図10に示すように、各リール情報の各図柄に対して、1~21の番号が順に付与される。このとき、どの図柄を1番として番号を付与するかはリール情報生成部12が自動的に指定してもよいが、ユーザが入力装置5を用いて指定できるようにすることが好ましい。
次に、リール情報生成部12は、各リール部4aが1周するのに要する回転時間を検出して記憶装置4に格納する(ステップS15)。具体的には、リール情報生成部12は、アクチュエータ動作制御部21に指示をすることによりアクチュエータ3を動作させて各リール部4aを回転させる。この状態にて、リール情報生成部12は、画像認識部11に指示を送り、カメラ2から出力される回転中の各リール部4aを撮影した画像とステップS12で抽出した図柄画像の特徴量を用いて画像認識を行わせることにより、例えばあるリール部4aにおいて1番を付与された図柄を検出させる。そして、リール情報生成部12は、1番の図柄が検出されてから次にこの1番の図柄が検出されるまでの間に要した時間を計測する。リール情報生成部12は、この時間を各リール部4aが1周するのに要する回転時間として扱う。回転時間は、回胴式遊技機4の機種等によって異なり一概にはいえないが、一例としては0.78秒間である。
以上により、リール情報等の生成が完了する。
(3)回胴式遊技機の演出図柄の設定
図11は、演出図柄の設定手順を示すフローチャートである。ここでは、回胴式遊技機4の表示部4eに表示される演出図柄の抽出と、演出図柄の意味を表す情報を各演出図柄に紐付けるモデル登録が行われ、それらに関する各情報が生成されて記憶装置4に格納される。
まず、入力装置5を用いてユーザにより演出図柄の設定が指示されると、演出図柄設定部13は、カメラ2によって撮影された表示部4eの画像を表示装置6に表示させる。このような画像上において、演出図柄設定部13は、ユーザに対して、入力装置5を用いた入力指示により表示部4eの表示画像中において、演出図柄の一種であるボーナス入賞時の図柄に対応する領域を指定させる(ステップS21)。例えば、ユーザがマウスなどの入力装置5を操作することで、図12に示すように演出図柄(ここでは「777」という部分)を含んだ矩形領域40を指定することができる。なお、この矩形領域40を演出図柄設定部13が自動的に指定するように構成してもよい。
次に、演出図柄設定部13は、指定された矩形領域40に含まれる画像であるボーナス入賞時の演出図柄画像の特徴量を画像認識部11に抽出させる(ステップS22)。そして、演出図柄設定部13は、入力装置5を用いたユーザの指示に基づいて、この抽出された演出図柄画像の特徴量に対して「ボーナス入賞時の図柄」であることを示す属性情報を紐付けて記憶装置4に記憶させる(ステップS23)。
次に、演出図柄設定部13は、入力装置5を用いた入力指示に応じてカメラ2によって撮影された表示部4eの画像を表示装置6に表示させ、この表示された画像中において演出図柄の一種である押し順ナビの演出図柄に対応する領域を指定させる(ステップS24)。例えば、ユーザがマウスなどの入力装置5を操作することで、図13(A)~図13(C)に示すように演出図柄(ここでは「1」、「2」、「3」という部分)を含んだ矩形領域41を指定することができる。なお、この矩形領域41を演出図柄設定部13が自動的に指定するように構成してもよい。
次に、演出図柄設定部13は、指定された矩形領域に含まれる画像である押し順ナビの演出図柄画像の特徴量を抽出する(ステップS25)。ここでは、「1」が大きく表示されている演出図柄(図13(A)参照)、「2」が大きく表示されている演出図柄(図13(B)参照)、「3」が大きく表示されている演出図柄(図13(C)参照)の3つの特徴量がそれぞれ抽出される。そして、演出図柄設定部13は、入力装置5を用いたユーザの指示に基づいて、この抽出された演出図柄画像の特徴量に対して、それぞれ、「ボタン4cの押し順を指示する図柄」であることを示す属性情報を紐付けて記憶装置4に記憶させる(ステップS26)。このとき、演出図柄設定部13は、各演出図柄の相対的な位置関係に基づいて、どのボタン4cを押すことを示す演出図柄であるかを判別してそれに関する属性情報も紐付ける。図13に示す例では、中央で「1」が大きく表示されている図柄については「中央のボタン4cを押すことを示す図柄」という属性情報が演出図柄設定部13によって自動的に紐付けられ、かつ、「1番目に押すことを指示する図柄」という属性情報が入力装置5を用いたユーザの指示に基づいて紐付けられる。同様に、左側で「2」が大きく表示されている図柄には「左側のボタン4cを押すことを示す」という属性情報と「2番目に押すことを指示する図柄」という属性情報が紐付けられる。同様に、右側で「3」が大きく表示されている図柄には「左側のボタン4cを押すことを示す」という属性情報と「3番目に押すことを指示する図柄」という属性情報が与えられる。
以上により、演出図柄の設定が完了する。
(4)検査条件の設定
図14は、検査条件の設定手順を示すフローチャートである。ここでは、回胴式遊技機4の検査を行う際の条件、具体的には、ボタン4cの押し順、停止させることを狙う図柄などが設定され、それらに関する各情報が記憶装置4に格納される。
入力装置5を用いてユーザにより検査条件の設定が指示されると、検査条件設定部14は、通常時の検査条件を設定させる処理(ステップS31)、ボーナス入賞時の検査条件を設定させる処理(ステップS32)を順次実行する。なお、処理の順番は入れ替わってもよい。ここでいう通常時とは、ボーナス入賞や押しナビなどの演出図柄が与えられていない場合の動作時をいう。以下、各ステップの内容について詳細に説明する。
図15は、ステップS31の詳細な処理手順を示すフローチャートである。検査条件設定部14は、入力装置5を用いた入力指示に基づいて、3つのリール部4aのうち最初に停止させるリール部4aとその枠の位置(枠内ないし枠上)、さらに停止させることを狙う図柄を設定し、その情報を記憶装置4に記憶させる(ステップS41)。ここで、停止させることを”狙う”と表現しているのは、周知のように多くの回胴式遊技機4においては、リール部4aの停止タイミングが必ずしもボタン4cの停止タイミングにより予測されるタイミングと正確に一致せず、数コマずれて停止する場合があるからである(以降においても同様)。
図16(A)は、ステップS41の処理内容を説明するための図である。ここでは、3つのリール部4aの外部から見える枠が模式的に示されている。図示の例では、最初に停止させるリール部4aとして左側のリール部4aが選択され、かつこの左側のリール部4aにおいて外部から見える枠の上段、中段、もしくは上段より図側1つ分上の枠外(点線で示す)の何れかにおいて、停止させることを狙う図柄として、例えば1番のチェリーの図柄が選択される様子が示されている。ここでの処理は、例えば上記したリール情報(図10参照)を表示装置6に表示させた状態でユーザが入力装置5を用いて所望のリール部の図柄ないしその番号(本例では左側のリール部4aにおける1番のチェリーの図柄)を選択できるようにして、その入力情報に基づいて設定することが好ましい。
次に、検査条件設定部14は、入力装置5を用いた入力指示に基づいて、停止パターンごとに他のリール部4a(中央と右側)の押し順と狙う図柄を設定し、その情報を記憶装置4に記憶させる(ステップS42)。
図16(B)は、ステップS42の処理内容を説明するための図である。ここでも、3つのリール部4aの外部から見える枠が模式的に示されている。図中、停止パターン1は、左側のリール部4aの上段に黒バー、中段にチェリー、下段にスイカの各図柄が停止した場合のものである。この場合には、入賞が確定しているので、中央と右側の各リール部4aについては押し順と狙う図柄は任意でよい(図中「適当打ち」と表示。以下同様)。なお、実際の処理には押し順と図柄について何らかの指定が必要であるので、例えばリール部4aの押し順は中央、右側と設定され、図柄については任意に選んで設定される。
同様に、停止パターン2は、左側のリール部4aの上段にベル、中段に黒バー、下段にチェリーの各図柄が停止した場合のものである。この場合にも、入賞が確定しているので、中央と右側の各リール部4aについては押し順と狙う図柄は任意でよい。実際の処理には押し順と図柄の指定が必要であるので、例えばリール部4aの押し順は中央、右側と設定され、図柄については任意に選んで設定される。
停止パターン3は、左側のリール部4aの上段にリプレイ、中段にベル、下段に黒バーの各図柄が停止した場合のものである。この場合には、中央と右側の各リール部4aについては押し順と狙う図柄は任意でよい。実際の処理には押し順と図柄の指定が必要であるので、例えばリール部4aの押し順は中央、右側と設定され、図柄については任意に選んで設定される。
停止パターン4は、左側のリール部4aの上段にスイカ、中段にリプレイ、下段にベルの各図柄が停止した場合のものである。この場合には、中央と右側の各リール部4aについての押し順は任意でよい。図柄については、中央のリール部4aでは停止させるように狙う図柄としてスイカの図柄が設定され、右側のリール部4aについては任意の図柄が設定される。
停止パターン5は、左側のリール部4aの上段にセブン、中段にスイカ、下段にリプレイの各図柄が停止した場合のものである。この場合には、中央と右側の各リール部4aについての押し順は任意でよい。図柄については、中央のリール部4aでは停止させるように狙う図柄としてスイカの図柄が設定され、右側のリール部4aについては任意の図柄が設定される。
図17は、停止パターンに関する設定を行うためのダイアログボックスの一例を示す図である。このダイアログボックスにおいて、左、中、右という表記は各リール部4aの位置を示しており、その下側にタブで選択可能に示された数字を指定することで各リール部4aの押し順を設定できる。また、その下側のダイアログボックスに数値を入力することで各リール部4aに対応する各ボタン4cをアクチュエータ3が押し込む際の時間(図示の例では100ミリ秒間)を設定することもできる。また、ダイアログボックスの下側には、左、中、上の各リール部4aごとに枠の位置(枠上、上段、中段、下段、枠下)が示され、枠の位置ごとに停止させるように狙う図柄を設定できる。ここでは、ダイアログボックスの左側に各リール部4aのリール情報が表示されており、そこに示された図柄を画面上でクリックするか、あるいは入力装置5を用いて直接入力することにより、狙う図柄をそれに対応する番号で指定することができる。
次に、検査条件設定部14は、入力装置5を用いた入力指示に基づいて、小役の停止パターンを設定し、その情報を記憶装置4に記憶させる(ステップS43)。ここでいう小役とは、ボーナス入賞時以外の入賞役である。ここで設定される停止パターンとは、停止させることを狙うものではなく、ボタン4cをアクチュエータ3が押下して各リール部4aを停止させた結果として表れる停止パターンである。
図16(C)は、ステップS43の処理内容を説明するための図である。図示のように、小役の停止パターンには種々のものがある。例えば、「弱チェリー」と示された停止パターンは、チェリーの図柄が2つだけ斜めに揃った状態であり、「強チェリー」と示された停止パターンは、チェリーの図柄が3つ斜めに揃った状態もしくはチェリーの図柄が2つとセブンの図柄が1つで斜めに揃った状態である。「極チェリー」と示された停止パターンは、左側のリール部4aにおいてチェリーの図柄が停止したが中央と右側のリール部4aでは他のいずれかの図柄となった状態である。他の停止パターンも同様であり、詳細な説明は割愛する。これらの停止パターンについても、例えば上記した図17に示したものと同様なダイアログボックスを用いて各リール部4aごとに図柄を指定することで設定できる。
図18は、ステップS32の処理内容を説明するための図である。ボーナス入賞時においては、停止させるように狙う図柄が定まっているので、検査条件設定部14は、例えば上記したダイアログボックスを表示装置6に表示させて、入力装置5を用いたユーザの入力指示に従って各リール部4aにおける図柄と押し順を設定する。ここで設定される図柄と押し順は、通常時とは区別して、ボーナス入賞時に対応付けてその停止パターンとして設定される。
以上により、検査条件の設定が完了する。
(5)回胴式遊技機の動作状態の検査
図19は、検査の実行手順を示すフローチャートである。本実施形態では、人間が行う場合と同様の手順で遊技を行ってその結果を記録する。なお、処理に不整合を生じない限りにおいて図示の手順は適宜にその順序を入れ替えることができる。
入力装置5を用いた入力指示に基づいて、検査実行部15は、試験動作を実行する。具体的には、まず試験実行部15は、カメラ2に回胴式遊技機4の各リール部4a、表示部4eを撮影させてその画像(静止画)を記憶装置4に記憶させる(ステップS51)。ここで撮影される画像は、各リール部4aが回転を始める前の各リール部4aおよび表示部4eを撮影したものとなる。例えば、回胴式遊技機4の各リール部4aと表示部4eを含んだ一定範囲が撮影される(以下同様)。
次に、検査実行部15は、アクチュエータ動作制御部21に指示を送り、回胴式遊技機4のレバー4b、マックスボタン4dを押下させる(ステップS52)。これにより、各リール部4aが回転を始める。なお、レバー4bとマックスボタン4dの押下は手動により行われてもよい。
次に、検査実行部15は、カメラ2に回胴式遊技機4の各リール部4a、表示部4eを撮影させてその画像(静止画)を記憶装置4に記憶させる(ステップS53)。ここで撮影される画像は、各リール部4aが回転中の各リール部4aおよび表示部4eを撮影したものとなる。
次に、検査実行部15は、画像認識部11に対して表示部4eの表示画像を認識する処理を行わせて、その結果に基づいて、ボーナス入賞時に対応する演出図柄が表示部4eに表示されているか否かを判定する(ステップS54)。
ボーナス入賞時の演出図柄が表示されていない場合に(ステップS54;NO)、検査実行部15は、画像認識部11に対して表示部4eの表示画像を認識する処理を行わせて、その結果に基づいて、押しナビ時に対応する演出図柄が表示部4eに表示されているか否かを判定する(ステップS55)。
押しナビ時の演出図柄が表示されていない場合に(ステップS55;NO)、検査実行部15は、画像認識部11およびアクチュエータ動作制御部21に指示を送り、通常時に対応する検査条件に基づき、押し順が1番目のリール部4aにて、最初に停止させるように狙うものとして設定された図柄が停止するように、このリール部4aに対応するボタン4cを押下させる(ステップS56)。それにより、押し順が1番目のリール部4aが停止する。
例えば、上記のように狙いの図柄として、ある番号の図柄(例えば、1番のチェリー)が設定されていた場合であれば(図16(A)参照)、画像認識部11は、予め抽出しておいた各図柄画像(図9参照)の特徴量を用いて回転中のリール部4aの外周面の図柄を画像認識する。このとき、例えば1番のチェリーの図柄が最初に到来した時期t1を検出する。検査実行部15は、この画像認識部11により検出された時期t1と、予め計測しておいたリール部4aの一周分の回転時間に基づいて、次に1番のチェリーの図柄が到来すると予測される時期t2を求め、この求めた時期t2に基づいてアクチュエータ動作制御部21にボタン4cを押下させるよう制御する。なお、ある番号の図柄の位置を特定するには、上記の通り、その図柄の前後に配置された図柄の並びパターンを用いる。
次に、検査実行部15は、画像認識部11に対して、押し順が1番目のリール部4aにおいて実際に停止した図柄を画像認識により識別させる(ステップS57)。具体的には、予め抽出しておいた各図柄画像(図9参照)の特徴量と、停止したリール部4aの外周面の図柄を画像認識することにより、実際に停止した図柄を識別することができる。
次に、検査実行部15は、識別した図柄の内容に応じて、画像認識部11およびアクチュエータ動作制御部21に指示を送り、通常時に対応する検査条件に基づき、押し順が2番目、3番目の各リール部4aにてそれぞれ停止させるように狙うものとして設定された図柄(図16(B)参照)が停止するように、これらのリール部4aに対応するボタン4cを押下させる(ステップS58)。それにより、押し順が2番目、3番目の各リール部4aが停止する。
次に、検査実行部15は、カメラ2に回胴式遊技機4の各リール部4a、表示部4eを撮影させてその画像(静止画)を記憶装置4に記憶させる(ステップS59)。ここで撮影される画像は、各リール部4aが回転を停止した後の各リール部4aおよび表示部4eを撮影したものとなる。
次に、検査実行部15は、画像認識部11に対して、小役の停止パターンを画像認識により識別させる(ステップS60)。具体的には、予め抽出しておいた各図柄画像(図9参照)の特徴量と、停止したリール部4aの外周面の図柄を画像認識することにより、小役の停止パターン(図16(C)参照)の内容を識別することができる。
一連の処理が終わると、検査実行部15は、検査結果を生成してその情報を記憶装置4に記憶させる(ステップS61)。検査結果としては、例えば今回行った検査(ゲーム)が何回目の検査であるかを示す数、ステップS51、S53、S59で撮影された画像、成立した小役の数と出現率(確率)、ボタン4cの押し順などの情報が生成される。また、各リール部4aがそれぞれ停止した後の状態も画像認識のために撮影されているのでそれらの画像も検査結果に含めるのも好ましい。その後、ステップS51に戻る。
一方、上記ステップS54においてボーナス入賞時の演出図柄があると判定された場合には(ステップS54;YES)、検査実行部15は、ボーナス入賞時に対応した検査条件により、画像認識部11およびアクチュエータ動作制御部21を制御して各ボタン4cを押下させる(ステップS62)。狙いの図柄を停止させる具体的な方法は上記した通常時の場合と同様である。この場合も、一連の処理が終わると、検査実行部15は、検査結果を生成し、それを記憶装置4に記憶させる(ステップS61)。その後、ステップS51に戻る。
他方、上記ステップS55において押しナビ時の演出図柄があると判定された場合には(ステップS55;YES)、検査実行部15は、押しナビ時に対応した検査条件により、画像認識部11およびアクチュエータ動作制御部21を制御して各ボタン4cを押下させる(ステップS63)。狙いの図柄を停止させる具体的な方法は上記した通常時の場合と同様である。この場合も、一連の処理が終わると、検査実行部15は、検査結果を生成し、それを記憶装置4に記憶させる(ステップS61)。その後、ステップS51に戻る。
以上のような実施形態の検査システムによれば、検査対象の回胴式遊技機4との間に配線を繋ぐなどの煩雑な作業を省略することが可能となり、回胴式遊技機の試験をより容易に行うことができる。
なお、本発明は上記した実施形態の内容に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々に変形して実施をすることが可能である。例えば、上記した実施形態では画像認識に用いる図柄識別情報の一例として各図柄や演出図柄の特徴量を抽出していたが、図柄自体を参照用画像データとして抽出し、これを図柄識別情報として用いて画像認識処理を行ってもよい。また、図柄識別情報として各図柄等の特徴量を抽出する場合においてもその手法は特に限定がない。例えば、IMSAT(Information Maximizing Self Augmented Training)と称される公知の手法を用いてもよいし、SSD(Single Shot MultiBox Detector)と称される公知の手法を用いてもよい。前者(IMSAT)については、例えば、URL「http://musyoku.github.io/2017/03/11/Learning-Discrete-Representations-via-Information-Maximizing-Self-Augmented-Training/」で特定されるインターネットサイトにおいて詳述されている。また、後者SSDについては、例えば、URL「https://qiita.com/YutoHagiwara/items/4b66442ff1e09936f1d0」で特定されるインターネットサイトにおいて詳述されている。
1:制御装置、2:カメラ、3:アクチュエータ、4:回胴式遊技機、4a:リール部、4b:レバー、4c:ボタン、4d:マックスボタン、4e:表示部、5:入力部、6:表示部、11:画像認識部、12:リール情報生成部、13:演出図柄設定部、14:検査条件設定部、15:検査実行部、21:アクチュエータ動作制御部、22:アクチュエータ動作条件設定部

Claims (7)

  1. 複数のリール部と当該複数のリール部の各々を個別に停止させるための複数の停止操作部と遊技に関わる画像を表示する表示部とを備える回胴式遊技機の動作状態を検査するためのシステムであって、
    前記複数のリール部を撮影するカメラと、
    前記複数の停止操作部の各々を前記回胴式遊技機の外部から作動させるアクチュエータと、
    前記カメラ及び前記アクチュエータの各々と接続された制御装置と、
    前記制御装置と接続された記憶装置と、
    前記制御装置と接続された表示装置と、
    前記制御装置と接続された入力装置と、
    を含み、
    前記制御装置は、
    前記カメラにより撮影される画像に基づいて、前記複数のリール部の各外周面に設けられた複数の図柄を各々識別するための図柄識別情報を抽出する図柄抽出手段と、
    前記図柄抽出手段により抽出された前記複数の図柄の各々の図柄識別情報と、前記カメラにより撮影される前記複数のリール部の回転中の画像に基づいて、前記アクチュエータを制御することにより前記複数のリール部の回転を各々所定タイミングで停止させる停止指示手段と、
    停止後の前記複数のリール部を前記カメラによって撮影して得た画像を少なくとも含む検査結果情報を前記記憶装置に記憶させる検査結果記憶手段と、
    前記アクチュエータの可動部の初期位置と前記複数の停止操作部の各々との相互間距離を求め、当該相互間距離を前記記憶装置に記憶させる距離設定手段と、
    を有しており、
    前記停止指示手段は、前記距離設定手段により予め求められた前記相互間距離を用いて、前記アクチュエータを制御する、
    回胴式遊技機の検査システム。
  2. 複数のリール部と当該複数のリール部の各々を個別に停止させるための複数の停止操作部と遊技に関わる画像を表示する表示部とを備える回胴式遊技機の動作状態を検査するためのシステムであって、
    前記複数のリール部を撮影するカメラと、
    前記複数の停止操作部の各々を前記回胴式遊技機の外部から作動させるアクチュエータと、
    前記カメラ及び前記アクチュエータの各々と接続された制御装置と、
    前記制御装置と接続された記憶装置と、
    前記制御装置と接続された表示装置と、
    前記制御装置と接続された入力装置と、
    を含み、
    前記制御装置は、
    前記カメラにより撮影される画像に基づいて、前記複数のリール部の各外周面に設けられた複数の図柄を各々識別するための図柄識別情報を抽出する図柄抽出手段と、
    前記図柄抽出手段により抽出された前記複数の図柄の各々の図柄識別情報と、前記カメラにより撮影される前記複数のリール部の回転中の画像に基づいて、前記アクチュエータを制御することにより前記複数のリール部の回転を各々所定タイミングで停止させる停止指示手段と、
    停止後の前記複数のリール部を前記カメラによって撮影して得た画像を少なくとも含む検査結果情報を前記記憶装置に記憶させる検査結果記憶手段と、
    前記カメラにより撮影される画像に基づいて、前記複数のリール部の各々の外周面上の前記複数の図柄の配列を示す帯状のリール画像を生成するリール画像生成手段と、
    前記表示装置に表示された前記リール画像に基づいて、前記入力装置から前記複数の図柄のうちの1つの特定図柄を指定する情報を受け付ける特定図柄指定手段と、
    を有しており、
    前記停止指示手段は、前記1つの特定図柄が所定位置に止まると予測されるタイミングで前記複数のリール部のうち少なくとも1つのリール部を停止させる、
    胴式遊技機の検査システム。
  3. 前記制御装置は、
    前記カメラにより撮影される画像に基づいて、前記回胴式遊技機の前記表示部に表示される複数の演出図柄を各々識別するための演出図柄識別情報を抽出する演出図柄抽出手段と、
    前記複数の演出図柄の各々に対して、少なくとも前記複数のリール部を停止させる際の停止順序を指定する情報を前記入力装置から受け付ける演出時検査条件指定手段と、
    を更に含み、
    前記停止指示手段は、前記演出図柄抽出手段により抽出された前記複数の演出図柄の各々の図柄識別情報と、前記カメラにより撮影される前記回胴式遊技機の前記表示部の画像に基づいて、当該表示部に前記演出図柄が表示されている場合には、前記演出時検査条件指定手段により指定された前記停止順序に応じて前記複数のリール部の回転を各々所定タイミングで停止させる、
    請求項1又は2に記載の回胴式遊技機の検査システム。
  4. 複数のリール部と当該複数のリール部の各々を個別に停止させるための複数の停止操作部と遊技に関わる画像を表示する表示部とを備える回胴式遊技機の動作状態を検査するためのシステムにおいて実行される検査方法であって、当該システムが、前記複数のリール部を撮影するカメラと、前記複数の停止操作部の各々を前記回胴式遊技機の外部から作動させるアクチュエータと、前記カメラ及び前記アクチュエータの各々と接続された制御装置と、前記制御装置と接続された記憶装置と、前記制御装置と接続された表示装置と、前記制御装置と接続された入力装置とを含む、検査方法において、
    前記制御装置が、前記アクチュエータの可動部の初期位置と前記複数の停止操作部の各々との相互間距離を求め、当該相互間距離を前記記憶装置に記憶させる第1ステップと、
    前記制御装置が、前記カメラにより撮影される画像に基づいて、前記複数のリール部の各外周面に設けられた複数の図柄を各々識別するための図柄識別情報を抽出する第ステップと、
    前記制御装置が、前記第ステップにおいて抽出された前記複数の図柄の各々の図柄識別情報と、前記カメラにより撮影される前記複数のリール部の回転中の画像に基づいて、前記アクチュエータを制御することにより前記複数のリール部の回転を各々所定タイミングで停止させる第ステップと、
    前記制御装置が、停止後の前記複数のリール部を前記カメラによって撮影して得た画像を少なくとも含む検査結果情報を前記記憶装置に記憶させる第ステップと、
    を含
    前記第3ステップは、前記第1ステップにて予め求められた前記相互間距離を用いて、前記アクチュエータを制御する、
    回胴式遊技機の検査方法。
  5. 複数のリール部と当該複数のリール部の各々を個別に停止させるための複数の停止操作部と遊技に関わる画像を表示する表示部とを備える回胴式遊技機の動作状態を検査するためのシステムにおいて実行される検査方法であって、当該システムが、前記複数のリール部を撮影するカメラと、前記複数の停止操作部の各々を前記回胴式遊技機の外部から作動させるアクチュエータと、前記カメラ及び前記アクチュエータの各々と接続された制御装置と、前記制御装置と接続された記憶装置と、前記制御装置と接続された表示装置と、前記制御装置と接続された入力装置とを含む、検査方法において、
    前記制御装置が、前記カメラにより撮影される画像に基づいて、前記複数のリール部の各外周面に設けられた複数の図柄を各々識別するための図柄識別情報を抽出する第1ステップと、
    前記制御装置が、前記カメラにより撮影される画像に基づいて、前記複数のリール部の各々の外周面上の前記複数の図柄の配列を示す帯状のリール画像を生成する第2ステップと、
    前記制御装置が、前記表示装置に表示された前記リール画像に基づいて、前記入力装置から前記複数の図柄のうちの1つの特定図柄を指定する情報を受け付ける第3ステップと、
    前記制御装置が、前記第1ステップにおいて抽出された前記複数の図柄の各々の図柄識別情報と、前記カメラにより撮影される前記複数のリール部の回転中の画像に基づいて、前記アクチュエータを制御することにより前記複数のリール部の回転を各々所定タイミングで停止させる第ステップと、
    前記制御装置が、停止後の前記複数のリール部を前記カメラによって撮影して得た画像を少なくとも含む検査結果情報を前記記憶装置に記憶させる第ステップと、
    を含
    前記第4ステップは、前記1つの特定図柄が所定位置に止まると予測されるタイミングで前記複数のリール部のうち少なくとも1つのリール部を停止させる、
    回胴式遊技機の検査方法。
  6. 複数のリール部と当該複数のリール部の各々を個別に停止させるための複数の停止操作部と遊技に関わる画像を表示する表示部とを備える回胴式遊技機の動作状態を検査するためのシステムにおいて実行される検査プログラムであって、当該システムが、前記複数のリール部を撮影するカメラと、前記複数の停止操作部の各々を前記回胴式遊技機の外部から作動させるアクチュエータと、前記カメラ及び前記アクチュエータの各々と接続された制御装置と、前記制御装置と接続された記憶装置と、前記制御装置と接続された表示装置と、前記制御装置と接続された入力装置とを含む、検査プログラムにおいて、
    前記検査プログラムは、
    前記アクチュエータの可動部の初期位置と前記複数の停止操作部の各々との相互間距離を求め、当該相互間距離を前記記憶装置に記憶させる第1ステップと、
    前記カメラにより撮影される画像に基づいて、前記複数のリール部の各外周面に設けられた複数の図柄を各々識別するための図柄識別情報を抽出する第ステップと、
    前記第ステップにおいて抽出された前記複数の図柄の各々の図柄識別情報と、前記カメラにより撮影される前記複数のリール部の回転中の画像に基づいて、前記アクチュエータを制御することにより前記複数のリール部の回転を各々所定タイミングで停止させる第ステップと、
    停止後の前記複数のリール部を前記カメラによって撮影して得た画像を少なくとも含む検査結果情報を前記記憶装置に記憶させる第ステップと、
    を前記制御装置に実行させるものであって
    前記第3ステップは、前記第1ステップにて予め求められた前記相互間距離を用いて、前記アクチュエータを制御する、
    回胴式遊技機の検査プログラム。
  7. 複数のリール部と当該複数のリール部の各々を個別に停止させるための複数の停止操作部と遊技に関わる画像を表示する表示部とを備える回胴式遊技機の動作状態を検査するためのシステムにおいて実行される検査プログラムであって、当該システムが、前記複数のリール部を撮影するカメラと、前記複数の停止操作部の各々を前記回胴式遊技機の外部から作動させるアクチュエータと、前記カメラ及び前記アクチュエータの各々と接続された制御装置と、前記制御装置と接続された記憶装置と、前記制御装置と接続された表示装置と、前記制御装置と接続された入力装置とを含む、検査プログラムにおいて、
    前記検査プログラムは、
    前記カメラにより撮影される画像に基づいて、前記複数のリール部の各外周面に設けられた複数の図柄を各々識別するための図柄識別情報を抽出する第1ステップと、
    前記カメラにより撮影される画像に基づいて、前記複数のリール部の各々の外周面上の前記複数の図柄の配列を示す帯状のリール画像を生成する第2ステップと、
    前記表示装置に表示された前記リール画像に基づいて、前記入力装置から前記複数の図柄のうちの1つの特定図柄を指定する情報を受け付ける第3ステップと、
    前記第1ステップにおいて抽出された前記複数の図柄の各々の図柄識別情報と、前記カメラにより撮影される前記複数のリール部の回転中の画像に基づいて、前記アクチュエータを制御することにより前記複数のリール部の回転を各々所定タイミングで停止させる第ステップと、
    停止後の前記複数のリール部を前記カメラによって撮影して得た画像を少なくとも含む検査結果情報を前記記憶装置に記憶させる第ステップと、
    を前記制御装置に実行させるものであって
    前記第4ステップは、前記1つの特定図柄が所定位置に止まると予測されるタイミングで前記複数のリール部のうち少なくとも1つのリール部を停止させる、
    回胴式遊技機の検査プログラム。
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