JP2004344231A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】意思表示確認時間中に遊技者自身の意思による操作により役抽選の結果或いはその信頼度を報知手段に表示又は報知して認識できる。
【解決手段】抽選を行う抽選手段を備え、該抽選手段で行われる抽選に応じた役抽選の結果或いはその信頼度を表示又は報知する報知手段20を備えた遊技機において、抽選手段において内部で行われる抽選の結果が決定したときに、遊技者に対して役抽選の結果或いはその信頼度を認識しうる機会を付与するために意思表示確認時間を設けその時間を遊技者に表示又は報知しうる確認時間報知手段21と、該確認時間報知手段に表示又は報知される意思表示確認時間中に、遊技者の意思で操作しうる操作手段23とを備えたことを特徴とする遊技機。
【選択図】 図1
【解決手段】抽選を行う抽選手段を備え、該抽選手段で行われる抽選に応じた役抽選の結果或いはその信頼度を表示又は報知する報知手段20を備えた遊技機において、抽選手段において内部で行われる抽選の結果が決定したときに、遊技者に対して役抽選の結果或いはその信頼度を認識しうる機会を付与するために意思表示確認時間を設けその時間を遊技者に表示又は報知しうる確認時間報知手段21と、該確認時間報知手段に表示又は報知される意思表示確認時間中に、遊技者の意思で操作しうる操作手段23とを備えたことを特徴とする遊技機。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は遊技者自身の意思による操作で報知手段に役抽選の結果或いはその信頼度を表示又は報知させて射幸性、興趣を向上できる遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、遊技盤で行われる遊技状態に応じて複数種類の図柄を変動表示するとともに、その複数種類の図柄が所定の組合せの1つと一致する第1表示とその第1表示の表示前に表示される第2表示とを表示可能に構成した表示装置とを備えた遊技機において、前面枠部材における遊技盤の1面との非対向面側に設けられ発光可能に構成された発光体を有し、表示装置による第2表示が第1表示に移行する確率の値(これを信頼度という)に応じて、発光体の発光範囲または発光位置を変更可能な報知装置を備え、遊技者の射幸性や興趣を向上させるものが提案されている。この信頼度は、各種のリーチ状態が大当たり状態へ移行する確率のことである(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−353346号公報(図2)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記遊技機では、内部抽選時に毎回行われている役抽選の結果、第2表示が第1表示に移行する確率の値を遊技者に報知する報知手段を設けたもので、遊技機内部の制御装置により自動的に報知手段で表示されるものであり、遊技者自身の判断で報知手段に表示して確認することはできないものであった。従って、遊技に不慣れな者には報知手段に内部抽選時に毎回行われている役抽選の結果が遊技者の意思にかかわらず自動的に報知されるが、その報知を認識せず、遊技に有効に利用することができないという問題点があった。
【0005】
この発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、抽選手段の抽選において、意思表示確認時間中に遊技者自身の意思による操作により役抽選の結果或いはその信頼度を報知手段で認識できるようにして、遊技機に不慣れな者でも射幸性、興趣を向上させうる遊技機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決する手段】
この発明の請求項1の遊技機は、抽選を行う抽選手段と、該抽選手段で行われる抽選に応じた役抽選の結果或いはその信頼度を報知する報知手段とを備えた遊技機において、前記抽選手段において内部で行われる抽選の結果が決定したときに、遊技者に対して役抽選の結果或いはその信頼度を認識しうる機会を付与するために意思表示確認時間を設けその時間を遊技者に表示又は報知しうる確認時間報知手段と、該確認時間報知手段に表示又は報知される意思表示確認時間中に、前記報知手段に役抽選の結果或いはその信頼度を表示又は報知させるために遊技者の意思で操作しうる操作手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】
この発明の請求項2の遊技機は、抽選を行う抽選手段を備えた遊技機において、少なくとも抽選手段で行われる抽選に応じた役抽選の結果或いはその信頼度と、遊技者対して役抽選の結果或いはその信頼度を認識しうる機会を付与するために設けられた意思表示確認時間とを表示又は報知しうる報知手段と、該報知手段に表示又は報知される意思表示確認時間中に役抽選の結果或いはその信頼度を表示又は報知させるために遊技者の意思で操作しうる操作手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
この発明の請求項3の遊技機は、前記操作手段を遊技機の前面に設けたことを特徴とする。
この発明の請求項4の遊技機は、前記操作手段を遊技機の上皿、下皿、或いは機枠等に備えたことを特徴とする。
この発明の請求項5の遊技機は、前記報知手段は遊技盤面以外の遊技機内に図柄を表示する図柄表示手段を設けたことを特徴とする。
この発明の請求項6の遊技機は、前記報知手段と前記操作手段とをユニット化させたことを特徴とする。
【0009】
この発明の構成によれば、抽選手段において内部で行われる抽選の結果が決定したときに、確認時間報知手段に表示又は報知される意思表示確認時間中に遊技者自身の意思で操作手段を操作することにより報知手段に役抽選の結果或いはその信頼度を報知させて遊技者が役抽選の結果或いはその信頼度を認識できる。
【0010】
この発明の構成によれば、抽選手段において内部で行われる抽選の結果が決定したときに、報知手段に表示又は報知される意思表示確認時間中に遊技者自身の意思で操作手段を操作することにより1つの報知手段に役抽選の結果或いはその信頼度を報知させて遊技者が役抽選の結果或いはその信頼度を認識できる。
【0011】
この発明の構成によれば、操作手段を遊技機の前面に設けるので、遊技者が操作しやすく便利である。また、前記操作手段を遊技機の上皿、下皿、或いは機枠等に備えれば、遊技者の手元で操作できるので便利である。
また、前記報知手段として、遊技盤面以外の遊技機内に図柄を表示する図柄表示手段を設け、遊技者に認識しやすくすることができる。
この発明の構成によれば、前記報知手段と前記操作手段とをユニット化して場所をとることなく、小スペースに設置できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1はこの発明の一実施形態のパチンコ遊技機を示す正面図、図2は操作手段と報知手段を備えたユニット体を示す正面図、図3は同断面図、図4は別の実施形態のパチンコ遊技機を示す正面図、図5は操作手段の別の実施形態を示す断面図、図6はこの発明の別の実施形態で、スロット遊技機を示す正面図である。
【0013】
この発明の遊技機は、抽選を行う抽選手段と、抽選手段で行われる抽選に応じた役抽選の結果或いはその信頼度を報知する報知手段20とを備えたものにおいて、前記抽選手段において内部で行われる抽選の結果が決定したときに、遊技者に対して役抽選の結果或いはその信頼度を認識しうる機会を付与するために意思表示確認時間を設けその時間を遊技者に表示又は報知しうる確認時間報知手段21と、該確認時間報知手段21により報知される意思表示確認時間中に、前記報知手段20に役抽選の結果或いはその信頼度を報知させるために遊技者の意思で操作しうる操作手段23とが備えられている。
前記抽選手段で行われる抽選に応じた役抽選の結果とは、全ての役抽選は抽選時に内部で決定されている。その内部で決定される役としては、例えば小役、ボーナス役のレギュラーボーナス役、ビックボーナス役等種々の当たり役を言う。役抽選の信頼度とはこれも抽選時に内部で決定されていることで、取得された役の種別等が成立する可能性を遊技者に表す度合い、例えば、各種のリーチ状態が大当たり状態に至る際の確率、或いは各種のリーチ予告状態がリーチ状態に至る確率などを言う。
【0014】
図1および図4に示す本発明の実施形態のパチンコ遊技機の場合を説明する。1は、パチンコ遊技機の略矩形状の機枠(図示せず)の一側を支点として開閉自在に備えられている前面枠で、該前面枠1に対して一側の上下にヒンジを備え、ヒンジを回転軸として開閉可能に備えられるガラス扉枠2が備えられている。3は前面枠1に着脱可能に備えられる遊技盤、4は遊技盤の前面に備える打球誘導レールで、そのレールで囲まれて遊戯領域5が形成されている。この遊技盤の遊戯領域5には、例えば、普通入賞口6、特定図柄表示装置7、普通図柄表示装置8、風車9、普通図柄作動ゲート10、始動口(電動チューリップ)11が備えられている。この遊技盤の場合、普通図柄作動ゲート10を打球が通過すると、普通図柄表示装置8が抽選を開始して所定時間後に特定の図柄、例えば「7」となると、始動口11が所定時間開放され、該始動口11に打球が入賞すると図柄表示装置7の抽選表示が開始される。始動口11の下方には大入賞口(大当たり入賞口)12が備えられ、図柄表示装置7の抽選結果が予め決められた図柄の組合せと一致すると、大当たりとなる。大入賞口の内部に特定入賞口が設けられている。前面枠1の下部には上皿13、下皿14、操作ハンドル15が備えられている。
【0015】
図1に示すパチンコ遊技機の場合、抽選手段として、打球入賞時に前記特定図柄表示装置7、普通図柄表示装置8等が備えられ、図柄等の抽選が内部で決定される。
報知手段20はこの特定図柄表示装置7、普通図柄表示装置8等抽選手段の内部で行われる抽選で決められる役抽選の結果或いはその信頼度を報知するものである。図1の実施形態では、報知手段20をユニット体24の7セグの表示器を用い、この表示器に役抽選の結果或いは信頼度が表示される。7セグの表示器38は、役抽選の結果或いは信頼度を表示するために1桁ないしN桁の表示とする。前記7セグの表示器38には、例えば1〜100の数値で表示される。該報知手段としては、図柄表示手段(図柄の種類、図柄の変化、数値表記などを言う)、発光手段(発光体の種類、発光体の発色、発光体の点灯パターン等を言う)、音声手段(音の大小、音の高低、音の変化パターンなどを言う)、振動手段(ハンドル等の振動の変化パターンなどを言う)の少なくとも1つに役抽選の結果或いはその信頼度表示を可能とし、遊技者はこの何れかによる報知で役抽選の結果或いはその信頼度を簡単に認識することができる。報知手段20の変更例として、発光ダイオード(LED)の表示による報知手段としてもよい(図示せず)。発光ダイオード(LED)による場合には、LEDの表示器に表示される信頼度は例えば、100%に近いとき赤色、50%くらいのとき黄色、0%に近いとき、青色の表示をLEDで発光させる。報知手段はこのような表示器等の視覚的に報知させる手段のみならず、スピーカー等による聴覚的に報知させる手段や、振動部材などによる触覚的に報知させる手段も含む。触覚的に報知させる手段とは、操作ハンドルを振動させて遊技者の手に振動を伝えて報知させること、或いは遊技者の座る椅子等を振動させて報知させること等を含む意味である。この報知手段は遊技盤面以外の遊技機内に図柄を表示する図柄表示手段が設けられる。この報知手段20の設置場所は、遊技機の遊技盤面、遊技盤面以外の前面枠など適宜箇所とすることができる。報知手段は図柄表示装置等でも表示又は報知させることもできる。
パチンコ遊技機の抽選手段で行われる抽選に応じた役抽選の結果とは、リーチ状態が大当たりの結果を表示する場合、例えば、当たり確定表示例として、フルカラー表示をする。役抽選の信頼度とは、抽選結果(乱数を用いた当否判定)に基づいて、役が成立する可能性を遊技者に表す度合い、例えば、リーチ状態から大当たりに移行する確率を数値による表示、或いは発光ダイオード(LED)の色彩による発光表示などを言う。
【0016】
確認時間報知手段21は、前記特定図柄表示装置7、普通図柄表示装置8等抽選手段において内部で行われる抽選の結果が決定したときに、遊技者に対して役抽選の結果或いはその信頼度を認識しうる機会を付与するために意思表示確認時間を設け、その時間を遊技者に報知するものである。図1の実施形態では、確認時間報知手段21を前記報知手段20と同じくユニット体24の7セグの表示器を用い、この表示器に7セグの数値表示で予め設定した確認時間、例えば、T秒のカウントダウンが表示される。前記7セグの表示器38は、確認時間が例えば8から0へカウントダウン表示される。この確認時間報知手段21は数値表示に限るものではなく、予め設定した発光時間だけ発光する発光手段、予め設定した時間を音声で報知する音声手段、予め設定した時間を操作ハンドル等を振動させて報知する振動手段などとしてもよい。この確認時間報知手段21の設置場所も、遊技機の遊技盤面、遊技盤面以外の前面枠など、報知できる場所とすることは自由である。図1の実施形態では、報知手段20と確認時間報知手段21をユニット体24の1つの7セグ表示器を用いて表示又は報知するようにしたが、これに限られるものではなく、報知手段20と確認時間報知手段21を別の表示器とすることもできる。
【0017】
この発明の遊技機は、抽選を行う抽選手段を備え、少なくとも抽選手段で行われる抽選に応じた役抽選の結果或いはその信頼度と、遊技者に対して役抽選の結果或いはその信頼度を認識しうる機会を付与するために設けられた意思表示確認時間とを表示又は報知しうる報知手段22と、該報知手段22に表示又は報知される意思表示確認時間中に役抽選の結果或いはその信頼度を表示又は報知させるために遊技者の意思で操作しうる操作手段23とが備えられる。
【0018】
図4の実施形態では、操作手段23と、報知手段と確認時間報知手段を兼ねる一報知手段22とを別に設けた場合を示す。
この報知手段22は、前記報知手段20の役抽選の結果或いはその信頼度の表示又は報知と、確認時間報知手段21の遊技者への意思表示確認時間の表示又は報知を行うことができるものである。
報知手段22として、パチンコ遊技機の前面枠1の上部に7セグの表示器38が設けられている。この7セグの表示器38に役抽選の結果或いはその信頼度の報知手段と確認時間報知手段の数値を表示する。共用する7セグの表示器は、確認時間、或いは役抽選の結果、或いはその信頼度を表示するために1桁ないしN桁の表示とする。上記では、7セグの表示器としたが、これに限られるものでなく、例えば発光ダイオード(LED)の表示による報知手段としてもよい。報知手段22はこのような表示器等の視覚的に報知させる手段のみならず、スピーカー等による聴覚的に報知させる手段や、振動部材などによる触覚的に報知させる手段も含む。報知手段には他の情報を表示することも可能である。
【0019】
操作手段23は前記確認時間報知手段21又は報知手段22により報知される意思表示確認時間中に、前記報知手段20又は22に役抽選の結果或いはその信頼度を報知させるために遊技者の意思で操作するもので、その設置場所は、遊技機の前面、或いは、遊技盤以外に、遊技機の上皿、下皿、或いは機枠等に備えられる。前記報知手段と前記操作手段とをユニット化させることもできる。また、報知手段と操作手段を一体化することもできる。
抽選手段において内部で行われる抽選の結果が決定したときに、制御装置(図示せず)を介して、確認時間報知手段21又は報知手段22に意思表示確認時間を表示し、遊技者が操作手段23を操作することにより役抽選の結果或いはその信頼度を報知手段20又は22に表示又は報知できるようにする。この操作手段として、遊技者が操作しうる検知センサーを用いることができる。この検知センサーとしては、接触型検知センサー・・・タッチセンサー、スイッチ、圧力センサー等、非接触型検知センサー・・・光電式センサー、赤外線センサー等を使用する。
【0020】
図1ないし図3において、報知手段20と確認時間報知手段21と操作手段23をユニット化した実施形態を説明する。
24は筺型のユニット体で、操作手段23と、報知手段20と確認時間報知手段21とを兼ねる表示器が備えられ、該ユニット体24が前面枠1の開口16に備えられている。操作手段23は、取付け部材29、押しボタン部材27、基板36、フォトセンサー37などからなる。報知手段20と確認時間報知手段21は表示部28、7セグ表示器38などからなる。
該ユニット体24には、正面に間隔をおいて開口25、26が並設され、その一方の開口25に押しボタン部材27が備えられ、かつ他方の開口26に表示部28が設けられている。24aはユニット体24の取付け部である。
押しボタン部材27をセットする取付け部材29は有底筒型で、上部周囲に受止め突片29aと、その周面に縦方向に所定ストロークの長孔30と、底部の中央に筒状部31が設けられている。取付け部材29はユニット体24の開口25に受止め突片29aが係合されて固定される。
押しボタン部材27は前記取付け部材29内に挿入可能で、その周面の先端に前記取付け部材29の長孔30に昇降可能に係合される係合片32が形成され、かつ中央には前記取付け部材29の中央の筒状部31に挿通される突軸33が形成される。
前記押しボタン部材27が取付け部材29の周壁内に挿入されるとともに、突軸33が取付け部材29の筒状部31に挿入されてその突軸33の先端を基板36のフォトセンサー37の凹部37aに臨ませ、前記取付け部材29と押しボタン部材27との間に復帰用バネ34が備えられ、押しボタン部材27は常時復帰方向へ付勢される。
前記ユニット体24の略四角形の開口26に略四角形の透明樹脂の表示部28が内面より嵌合固定されている。表示部28は内部の7セグの数値、LEDの発光等を外部から透視でき、遊技者が表示又は報知を認識できるようにする。
ユニット体24の下部の取付け板35には、基板36が間隔をおいて螺子等で固定され、その基板36上に前記押しボタン部材27で作用されるフォトセンサー37(光電式センサー)と、前記表示部28に役抽選の結果或いは信頼度と、意思確認時間を数値表示する7セグの表示器38が設けられる。この7セグの表示器38には、例えば、役抽選の結果或いは信頼度の1〜100の数値と、意思確認時間のT秒カウントダウン表示をする。また、基板35の下部にはコネクター39が備えられ、該コネクターに接続するコードが取付け板35、前面枠等を通じて遊技機等の制御装置、電源等に接続される。
実施形態では意思表示確認するための操作手段として押しボタンによる場合を説明したが、これに限られるものではなく、押しボタン以外の接触センサーとしてもよい。
【0021】
而して、図柄表示装置の図柄が回転中に、確認時間報知手段において意思表示確認時間(T秒タイマー)がユニット体24の正面の透明樹脂の表示部28に前記7セグ表示器38により表示され、カウントダウンが始まる。そのカウントダウン中に、遊戯者の意思により押しボタン部材27をバネ34に抗して押すと、突軸33がフォトセンサー37の凹部37aに入って光を遮ることにより信号が送られて前記7セグ表示器38に役抽選の結果或いはその信頼度が表示又は報知される。押しボタンを押すのを解除すると、押しボタン部材は元に復帰する。
【0022】
この発明の図1のパチンコ遊技機の場合、始動口(電動チューリップ)11入賞→図柄表示装置の図柄が回転中に、確認時間報知手段21の表示器において意思表示確認時間(T秒タイマー)始動→遊技者はそのタイマー中(カウントダウン中)に押しボタン部材27(検知スイッチ等)を自身の判断で操作する(触れる)→抽選の結果の信頼度が報知手段20の表示器に数値でリーチ信頼度が表示される。例えば、リーチ状態から大当たりに至る確率として、表示器の表示100の場合は抽選の結果大当たりとなる場合であり、100に近いと大当たりとなる確率が大きく、0に近いと大当たりとなる確率は小さいことを表示することになる。
また、パチンコ遊技機の場合、電動チューリップの入賞→リーチ状態中→確認時間報知手段21の意思表示確認時間(T秒タイマー)始動→遊技者はそのタイマー中(カウントダウン中)に押しボタン部材27を自身の判断で操作する→抽選の結果或いはその信頼度が報知手段20の表示器に大当たり信頼度が表示される。例えば、大当たり信頼度は前記のように数値で示す。或いは前記報知手段20と確認時間報知手段21の表示を変える場合、例えば、報知手段20をLEDとし、確認時間報知手段21を7セグで表示して、7セグに表示される時間がカウントダウンし、その確認時間中に押しボタンを操作することによりLEDが例えば、信頼度大のとき赤色、信頼度中のとき黄色、信頼度小のとき青色で表示される。また、役抽選の結果としては、例えば当たり役確定表示として、フルカラー表示とする。すなわちフルカラー表示されると、大当たりが確定表示されていることになる。
【0023】
図5において、操作手段23の別の実施形態の構造について説明する。操作手段23は取付け部材41、押しボタン部材40、基板36、フォトセンサー37等からなる。取付け部材41は、遊技機の前面枠1に設けた開口17に固定する有底筒型で、その周囲には前面枠1に受け止める突片41aが設けられ、かつ周面に縦方向に所定ストロークの長孔42が形成され、底部中央に筒状部43が設けられている。押しボタン部材40は前記取付け部材41内に挿入可能で、その周面の先端に前記取付け部材41の長孔42に昇降可能に係合される係合片44が形成され、かつ中央には前記取付け部材41の中央の筒状部43に挿通される突軸45が形成される。該押しボタン部材40の表面に表示プレート46を介在して透明な覆い板47が係脱可能に被せられている。押しボタン部材40の上面には表示プレート46を挿入する凹部48が形成されかつ下部両側に係止孔49が設けられている。覆い板47の両端には係止部50が形成されている。押しボタン部材40の上部凹部48に表示プレート46を挿入後、覆い板47の係止部50が押しボタン部材40の係止孔49に脱着可能に係合される。前記表示プレート46は遊技機のデザインに合わせたデザインの絵柄等を印刷するのが好ましく、遊技機の前面枠を他のデザインのものと変えるときは、覆い板47を取り外してこの表示プレートを取り替え可能としてある。
前記取付け部材41と押しボタン部材40との間に復帰用バネ51が備えられ、押しボタン部材40は常時復帰方向へ付勢されている。
前記取付け部材41の底部下面には基板36が間隔をおいて螺子で固定され、その基板36上にフォトセンサー37(光電式センサー)が備えられ、基板36の下部にコネクター39が備えられ、該コネクターに接続するコードが前記と同様に制御装置、電源等に接続される。
この押しボタン部材40が取付け部材41の周壁内に挿入されるとともに、突軸45が取付け部材41の筒状部43に挿入され、突軸45の先端を基板36のフォトセンサー37の凹部37aに臨ませる。
この押しボタン部材40をバネ51に抗して押したとき突軸45がフォトセンサー37の凹部37aに入って光を遮ることにより信号が送られて報知手段に役抽選の結果或いはその信頼度が表示又は報知される。
実施形態では意思表示確認するための操作手段として押しボタンによる場合を説明したが、これに限られるものではなく、押しボタン以外の接触センサーとしてもよい。
【0024】
図6に示す本発明の別の実施形態のスロット遊技機の場合を説明する。
61はスロット遊技機の前面枠体で、中央部の表示部62に回転ドラム装置63が備えられ、回転ドラム装置63の下部の操作部64に操作レバー65、ストップボタン66、メダル投入口67、クレジット精算ボタン68、クレジット投入ボタン69等が備えられている。メダル投入口に遊技者がメダルを投入してゲームを開始する。スロット遊技機の役は小役(例、ベル役…黄色、プラム役…水色、リプレイ役…緑色、チェリー役…ピンク色)、ボーナス役(例、レギュラーボーナス役…青色、ビックボーナス役…赤色)等がある。
スロット遊技機は、クレジット機能(貯留機能)を有しており、メダル投入口へメダルを投入しなくとも、クレジット投入ボタン69を押して、遊技を開始できる。そして、操作レバー65を作動することにより回転ドラム装置63の図柄が変動を開始し、ストップボタン66を操作することにより図柄が停止される。メダルの貯留枚数は操作表示部等に設けられるクレジット枚数表示器(図示せず)等に表示され、クレジット精算ボタン68を押すと全てのメダルの精算が行われる。
【0025】
このスロット遊技機において、表示部62の回転ドラム装置63の上部に、抽選手段で行われる抽選に応じた役抽選の結果或いはその信頼度を表示又は報知する報知手段20が備えられ、かつ回転ドラム装置63の横に意思表示確認時間を遊技者に表示又は報知する確認時間報知手段21が備えられている。そして、前記操作部64に、意思表示確認時間中に、役抽選の結果或いはその信頼度を報知させるために遊技者の意思で操作しうる操作手段23が備えられている。スロット遊技機でもパチンコ遊技機と同様に抽選手段で行われる抽選に応じた役抽選の結果とは、例えば、抽選手段において内部で毎回行われる役抽選の結果、役抽選の信頼度とは、抽選結果に基づいて、役が成立する可能性を遊技者に表す度合いを言う。
【0026】
図6に示す実施形態では、報知手段20として、複数個のLEDで表示する表示器70が設けられ、抽選手段で行われる抽選に応じた役抽選の結果或いはその信頼度を前記した各役の色彩を表示器で発光させる。表示器70のLEDは例えば横1列に並設され、抽選の結果に応じて発光するLEDの多少により信頼度の大から小までが表示される。遊技者に対して役抽選の結果或いはその信頼度を認識しうる機会を付与するために意思表示確認時間を表示又は報知させる確認時間報知手段21として、意思表示確認時間を数値で表示する1つの7セグの表示器71が設けられている。表示器70、71の設置場所は、上記に限られるものではなく、遊技機の遊技盤面以外の前面枠など、報知できる場所とすることは自由である。
而して、7セグの表示器71に表示される意思表示確認時間のカウントダウン中に、役抽選結果および信頼度の例、内部抽選の結果取得された役が、「ベル役」であったとき、複数個のLEDのうちでその結果に応じた個数のLEDが黄色で発光されることにより遊技者はベル役となる信頼度の大小を認識することができる。前記した各役でも同様に複数個のLEDのうちでその結果に応じた個数のLEDがそれに対応する色彩で発光される。役抽選結果が確定の場合は、全LEDが発光される。
図6の実施形態では、この報知手段20、確認時間報知手段21および操作手段23とを別に設けたが、これに限られるものではなく、前記したパチンコ遊技機と同様に、操作手段23と報知手段20と確認時間報知手段21、或いは操作手段23と報知手段22とを一箇所の纏めて設けることもできる。
【0027】
このスロット遊技機の場合、メダル投入→スタートレバー操作→役の種別の内部抽選結果がでる→表示器(表示装置)71においてT秒タイマー(意思表示確認時間)始動→遊技者がタイマー中に操作手段(検知スイッチ等)を触る→報知手段に結果を表示又は報知して遊技者に認識させる→各リール停止ボタン操作。
【0028】
以上の実施形態を示したが、この発明はこの形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の形態を実施しうるものである。この発明は、図示したパチンコ遊技機、スロット遊技機に限られるものではなく、各種の遊技機に適用できる。
【0029】
【発明の効果】
この発明によれば、抽選手段において内部で行われる抽選の結果が決定したときに、遊技機に意思表示確認時間を遊技者に報知しうる確認時間報知手段に報知される意思表示確認時間中に遊技者に対して役抽選の結果或いはその信頼度を認識しうる機会を付与し、遊技者自身の意思で操作手段を操作することにより報知手段に役抽選の結果或いはその信頼度を報知させて遊技者が役抽選の結果或いはその信頼度を認識でき、遊技機に不慣れな者でも射幸心、興趣を向上できる。
【0030】
この発明によれば、抽選手段において内部で行われる抽選の結果が決定したときに、報知手段に表示又は報知される意思表示確認時間中に遊技者自身の意思で操作手段を操作することにより1つの報知手段に役抽選の結果或いはその信頼度を報知させて遊技者が役抽選の結果或いはその信頼度を認識できる。
【0031】
この発明によれば、操作手段を遊技機の前面に設けるので、遊技者が操作しやすく便利である。また、前記操作手段を遊技機の上皿、下皿、或いは機枠等に備えれば、遊技者の手元で操作できるので便利である。
また、前記報知手段として、遊技盤面以外の遊技機内に図柄を表示する図柄表示手段を設け、遊技者に認識しやすくすることができる。
この発明によれば、前記報知手段と前記操作手段とをユニット化して場所をとることなく、小スペースに設置できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態で、パチンコ遊技機を示す正面図である。
【図2】操作手段と報知手段を備えたユニット体を示す正面図である。
【図3】同断面図である。
【図4】この発明の別の実施形態のパチンコ遊技機を示す正面図である。
【図5】操作手段の別の実施形態を示す断面図である。
【図6】この発明の別の実施形態で、スロット遊技機を示す正面図である。
【符号の説明】
1 前面枠
7 特定図柄表示装置
11 始動口(電動チューリップ)
12 大入賞口
20 報知手段
21 確認時間報知手段
22 報知手段
23 操作手段
27 押しボタン部材
38 表示器
40 押しボタン部材
61 スロット遊技機の前面枠体
70 表示器
71 表示器
【発明の属する技術分野】
この発明は遊技者自身の意思による操作で報知手段に役抽選の結果或いはその信頼度を表示又は報知させて射幸性、興趣を向上できる遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、遊技盤で行われる遊技状態に応じて複数種類の図柄を変動表示するとともに、その複数種類の図柄が所定の組合せの1つと一致する第1表示とその第1表示の表示前に表示される第2表示とを表示可能に構成した表示装置とを備えた遊技機において、前面枠部材における遊技盤の1面との非対向面側に設けられ発光可能に構成された発光体を有し、表示装置による第2表示が第1表示に移行する確率の値(これを信頼度という)に応じて、発光体の発光範囲または発光位置を変更可能な報知装置を備え、遊技者の射幸性や興趣を向上させるものが提案されている。この信頼度は、各種のリーチ状態が大当たり状態へ移行する確率のことである(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−353346号公報(図2)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記遊技機では、内部抽選時に毎回行われている役抽選の結果、第2表示が第1表示に移行する確率の値を遊技者に報知する報知手段を設けたもので、遊技機内部の制御装置により自動的に報知手段で表示されるものであり、遊技者自身の判断で報知手段に表示して確認することはできないものであった。従って、遊技に不慣れな者には報知手段に内部抽選時に毎回行われている役抽選の結果が遊技者の意思にかかわらず自動的に報知されるが、その報知を認識せず、遊技に有効に利用することができないという問題点があった。
【0005】
この発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、抽選手段の抽選において、意思表示確認時間中に遊技者自身の意思による操作により役抽選の結果或いはその信頼度を報知手段で認識できるようにして、遊技機に不慣れな者でも射幸性、興趣を向上させうる遊技機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決する手段】
この発明の請求項1の遊技機は、抽選を行う抽選手段と、該抽選手段で行われる抽選に応じた役抽選の結果或いはその信頼度を報知する報知手段とを備えた遊技機において、前記抽選手段において内部で行われる抽選の結果が決定したときに、遊技者に対して役抽選の結果或いはその信頼度を認識しうる機会を付与するために意思表示確認時間を設けその時間を遊技者に表示又は報知しうる確認時間報知手段と、該確認時間報知手段に表示又は報知される意思表示確認時間中に、前記報知手段に役抽選の結果或いはその信頼度を表示又は報知させるために遊技者の意思で操作しうる操作手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】
この発明の請求項2の遊技機は、抽選を行う抽選手段を備えた遊技機において、少なくとも抽選手段で行われる抽選に応じた役抽選の結果或いはその信頼度と、遊技者対して役抽選の結果或いはその信頼度を認識しうる機会を付与するために設けられた意思表示確認時間とを表示又は報知しうる報知手段と、該報知手段に表示又は報知される意思表示確認時間中に役抽選の結果或いはその信頼度を表示又は報知させるために遊技者の意思で操作しうる操作手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
この発明の請求項3の遊技機は、前記操作手段を遊技機の前面に設けたことを特徴とする。
この発明の請求項4の遊技機は、前記操作手段を遊技機の上皿、下皿、或いは機枠等に備えたことを特徴とする。
この発明の請求項5の遊技機は、前記報知手段は遊技盤面以外の遊技機内に図柄を表示する図柄表示手段を設けたことを特徴とする。
この発明の請求項6の遊技機は、前記報知手段と前記操作手段とをユニット化させたことを特徴とする。
【0009】
この発明の構成によれば、抽選手段において内部で行われる抽選の結果が決定したときに、確認時間報知手段に表示又は報知される意思表示確認時間中に遊技者自身の意思で操作手段を操作することにより報知手段に役抽選の結果或いはその信頼度を報知させて遊技者が役抽選の結果或いはその信頼度を認識できる。
【0010】
この発明の構成によれば、抽選手段において内部で行われる抽選の結果が決定したときに、報知手段に表示又は報知される意思表示確認時間中に遊技者自身の意思で操作手段を操作することにより1つの報知手段に役抽選の結果或いはその信頼度を報知させて遊技者が役抽選の結果或いはその信頼度を認識できる。
【0011】
この発明の構成によれば、操作手段を遊技機の前面に設けるので、遊技者が操作しやすく便利である。また、前記操作手段を遊技機の上皿、下皿、或いは機枠等に備えれば、遊技者の手元で操作できるので便利である。
また、前記報知手段として、遊技盤面以外の遊技機内に図柄を表示する図柄表示手段を設け、遊技者に認識しやすくすることができる。
この発明の構成によれば、前記報知手段と前記操作手段とをユニット化して場所をとることなく、小スペースに設置できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1はこの発明の一実施形態のパチンコ遊技機を示す正面図、図2は操作手段と報知手段を備えたユニット体を示す正面図、図3は同断面図、図4は別の実施形態のパチンコ遊技機を示す正面図、図5は操作手段の別の実施形態を示す断面図、図6はこの発明の別の実施形態で、スロット遊技機を示す正面図である。
【0013】
この発明の遊技機は、抽選を行う抽選手段と、抽選手段で行われる抽選に応じた役抽選の結果或いはその信頼度を報知する報知手段20とを備えたものにおいて、前記抽選手段において内部で行われる抽選の結果が決定したときに、遊技者に対して役抽選の結果或いはその信頼度を認識しうる機会を付与するために意思表示確認時間を設けその時間を遊技者に表示又は報知しうる確認時間報知手段21と、該確認時間報知手段21により報知される意思表示確認時間中に、前記報知手段20に役抽選の結果或いはその信頼度を報知させるために遊技者の意思で操作しうる操作手段23とが備えられている。
前記抽選手段で行われる抽選に応じた役抽選の結果とは、全ての役抽選は抽選時に内部で決定されている。その内部で決定される役としては、例えば小役、ボーナス役のレギュラーボーナス役、ビックボーナス役等種々の当たり役を言う。役抽選の信頼度とはこれも抽選時に内部で決定されていることで、取得された役の種別等が成立する可能性を遊技者に表す度合い、例えば、各種のリーチ状態が大当たり状態に至る際の確率、或いは各種のリーチ予告状態がリーチ状態に至る確率などを言う。
【0014】
図1および図4に示す本発明の実施形態のパチンコ遊技機の場合を説明する。1は、パチンコ遊技機の略矩形状の機枠(図示せず)の一側を支点として開閉自在に備えられている前面枠で、該前面枠1に対して一側の上下にヒンジを備え、ヒンジを回転軸として開閉可能に備えられるガラス扉枠2が備えられている。3は前面枠1に着脱可能に備えられる遊技盤、4は遊技盤の前面に備える打球誘導レールで、そのレールで囲まれて遊戯領域5が形成されている。この遊技盤の遊戯領域5には、例えば、普通入賞口6、特定図柄表示装置7、普通図柄表示装置8、風車9、普通図柄作動ゲート10、始動口(電動チューリップ)11が備えられている。この遊技盤の場合、普通図柄作動ゲート10を打球が通過すると、普通図柄表示装置8が抽選を開始して所定時間後に特定の図柄、例えば「7」となると、始動口11が所定時間開放され、該始動口11に打球が入賞すると図柄表示装置7の抽選表示が開始される。始動口11の下方には大入賞口(大当たり入賞口)12が備えられ、図柄表示装置7の抽選結果が予め決められた図柄の組合せと一致すると、大当たりとなる。大入賞口の内部に特定入賞口が設けられている。前面枠1の下部には上皿13、下皿14、操作ハンドル15が備えられている。
【0015】
図1に示すパチンコ遊技機の場合、抽選手段として、打球入賞時に前記特定図柄表示装置7、普通図柄表示装置8等が備えられ、図柄等の抽選が内部で決定される。
報知手段20はこの特定図柄表示装置7、普通図柄表示装置8等抽選手段の内部で行われる抽選で決められる役抽選の結果或いはその信頼度を報知するものである。図1の実施形態では、報知手段20をユニット体24の7セグの表示器を用い、この表示器に役抽選の結果或いは信頼度が表示される。7セグの表示器38は、役抽選の結果或いは信頼度を表示するために1桁ないしN桁の表示とする。前記7セグの表示器38には、例えば1〜100の数値で表示される。該報知手段としては、図柄表示手段(図柄の種類、図柄の変化、数値表記などを言う)、発光手段(発光体の種類、発光体の発色、発光体の点灯パターン等を言う)、音声手段(音の大小、音の高低、音の変化パターンなどを言う)、振動手段(ハンドル等の振動の変化パターンなどを言う)の少なくとも1つに役抽選の結果或いはその信頼度表示を可能とし、遊技者はこの何れかによる報知で役抽選の結果或いはその信頼度を簡単に認識することができる。報知手段20の変更例として、発光ダイオード(LED)の表示による報知手段としてもよい(図示せず)。発光ダイオード(LED)による場合には、LEDの表示器に表示される信頼度は例えば、100%に近いとき赤色、50%くらいのとき黄色、0%に近いとき、青色の表示をLEDで発光させる。報知手段はこのような表示器等の視覚的に報知させる手段のみならず、スピーカー等による聴覚的に報知させる手段や、振動部材などによる触覚的に報知させる手段も含む。触覚的に報知させる手段とは、操作ハンドルを振動させて遊技者の手に振動を伝えて報知させること、或いは遊技者の座る椅子等を振動させて報知させること等を含む意味である。この報知手段は遊技盤面以外の遊技機内に図柄を表示する図柄表示手段が設けられる。この報知手段20の設置場所は、遊技機の遊技盤面、遊技盤面以外の前面枠など適宜箇所とすることができる。報知手段は図柄表示装置等でも表示又は報知させることもできる。
パチンコ遊技機の抽選手段で行われる抽選に応じた役抽選の結果とは、リーチ状態が大当たりの結果を表示する場合、例えば、当たり確定表示例として、フルカラー表示をする。役抽選の信頼度とは、抽選結果(乱数を用いた当否判定)に基づいて、役が成立する可能性を遊技者に表す度合い、例えば、リーチ状態から大当たりに移行する確率を数値による表示、或いは発光ダイオード(LED)の色彩による発光表示などを言う。
【0016】
確認時間報知手段21は、前記特定図柄表示装置7、普通図柄表示装置8等抽選手段において内部で行われる抽選の結果が決定したときに、遊技者に対して役抽選の結果或いはその信頼度を認識しうる機会を付与するために意思表示確認時間を設け、その時間を遊技者に報知するものである。図1の実施形態では、確認時間報知手段21を前記報知手段20と同じくユニット体24の7セグの表示器を用い、この表示器に7セグの数値表示で予め設定した確認時間、例えば、T秒のカウントダウンが表示される。前記7セグの表示器38は、確認時間が例えば8から0へカウントダウン表示される。この確認時間報知手段21は数値表示に限るものではなく、予め設定した発光時間だけ発光する発光手段、予め設定した時間を音声で報知する音声手段、予め設定した時間を操作ハンドル等を振動させて報知する振動手段などとしてもよい。この確認時間報知手段21の設置場所も、遊技機の遊技盤面、遊技盤面以外の前面枠など、報知できる場所とすることは自由である。図1の実施形態では、報知手段20と確認時間報知手段21をユニット体24の1つの7セグ表示器を用いて表示又は報知するようにしたが、これに限られるものではなく、報知手段20と確認時間報知手段21を別の表示器とすることもできる。
【0017】
この発明の遊技機は、抽選を行う抽選手段を備え、少なくとも抽選手段で行われる抽選に応じた役抽選の結果或いはその信頼度と、遊技者に対して役抽選の結果或いはその信頼度を認識しうる機会を付与するために設けられた意思表示確認時間とを表示又は報知しうる報知手段22と、該報知手段22に表示又は報知される意思表示確認時間中に役抽選の結果或いはその信頼度を表示又は報知させるために遊技者の意思で操作しうる操作手段23とが備えられる。
【0018】
図4の実施形態では、操作手段23と、報知手段と確認時間報知手段を兼ねる一報知手段22とを別に設けた場合を示す。
この報知手段22は、前記報知手段20の役抽選の結果或いはその信頼度の表示又は報知と、確認時間報知手段21の遊技者への意思表示確認時間の表示又は報知を行うことができるものである。
報知手段22として、パチンコ遊技機の前面枠1の上部に7セグの表示器38が設けられている。この7セグの表示器38に役抽選の結果或いはその信頼度の報知手段と確認時間報知手段の数値を表示する。共用する7セグの表示器は、確認時間、或いは役抽選の結果、或いはその信頼度を表示するために1桁ないしN桁の表示とする。上記では、7セグの表示器としたが、これに限られるものでなく、例えば発光ダイオード(LED)の表示による報知手段としてもよい。報知手段22はこのような表示器等の視覚的に報知させる手段のみならず、スピーカー等による聴覚的に報知させる手段や、振動部材などによる触覚的に報知させる手段も含む。報知手段には他の情報を表示することも可能である。
【0019】
操作手段23は前記確認時間報知手段21又は報知手段22により報知される意思表示確認時間中に、前記報知手段20又は22に役抽選の結果或いはその信頼度を報知させるために遊技者の意思で操作するもので、その設置場所は、遊技機の前面、或いは、遊技盤以外に、遊技機の上皿、下皿、或いは機枠等に備えられる。前記報知手段と前記操作手段とをユニット化させることもできる。また、報知手段と操作手段を一体化することもできる。
抽選手段において内部で行われる抽選の結果が決定したときに、制御装置(図示せず)を介して、確認時間報知手段21又は報知手段22に意思表示確認時間を表示し、遊技者が操作手段23を操作することにより役抽選の結果或いはその信頼度を報知手段20又は22に表示又は報知できるようにする。この操作手段として、遊技者が操作しうる検知センサーを用いることができる。この検知センサーとしては、接触型検知センサー・・・タッチセンサー、スイッチ、圧力センサー等、非接触型検知センサー・・・光電式センサー、赤外線センサー等を使用する。
【0020】
図1ないし図3において、報知手段20と確認時間報知手段21と操作手段23をユニット化した実施形態を説明する。
24は筺型のユニット体で、操作手段23と、報知手段20と確認時間報知手段21とを兼ねる表示器が備えられ、該ユニット体24が前面枠1の開口16に備えられている。操作手段23は、取付け部材29、押しボタン部材27、基板36、フォトセンサー37などからなる。報知手段20と確認時間報知手段21は表示部28、7セグ表示器38などからなる。
該ユニット体24には、正面に間隔をおいて開口25、26が並設され、その一方の開口25に押しボタン部材27が備えられ、かつ他方の開口26に表示部28が設けられている。24aはユニット体24の取付け部である。
押しボタン部材27をセットする取付け部材29は有底筒型で、上部周囲に受止め突片29aと、その周面に縦方向に所定ストロークの長孔30と、底部の中央に筒状部31が設けられている。取付け部材29はユニット体24の開口25に受止め突片29aが係合されて固定される。
押しボタン部材27は前記取付け部材29内に挿入可能で、その周面の先端に前記取付け部材29の長孔30に昇降可能に係合される係合片32が形成され、かつ中央には前記取付け部材29の中央の筒状部31に挿通される突軸33が形成される。
前記押しボタン部材27が取付け部材29の周壁内に挿入されるとともに、突軸33が取付け部材29の筒状部31に挿入されてその突軸33の先端を基板36のフォトセンサー37の凹部37aに臨ませ、前記取付け部材29と押しボタン部材27との間に復帰用バネ34が備えられ、押しボタン部材27は常時復帰方向へ付勢される。
前記ユニット体24の略四角形の開口26に略四角形の透明樹脂の表示部28が内面より嵌合固定されている。表示部28は内部の7セグの数値、LEDの発光等を外部から透視でき、遊技者が表示又は報知を認識できるようにする。
ユニット体24の下部の取付け板35には、基板36が間隔をおいて螺子等で固定され、その基板36上に前記押しボタン部材27で作用されるフォトセンサー37(光電式センサー)と、前記表示部28に役抽選の結果或いは信頼度と、意思確認時間を数値表示する7セグの表示器38が設けられる。この7セグの表示器38には、例えば、役抽選の結果或いは信頼度の1〜100の数値と、意思確認時間のT秒カウントダウン表示をする。また、基板35の下部にはコネクター39が備えられ、該コネクターに接続するコードが取付け板35、前面枠等を通じて遊技機等の制御装置、電源等に接続される。
実施形態では意思表示確認するための操作手段として押しボタンによる場合を説明したが、これに限られるものではなく、押しボタン以外の接触センサーとしてもよい。
【0021】
而して、図柄表示装置の図柄が回転中に、確認時間報知手段において意思表示確認時間(T秒タイマー)がユニット体24の正面の透明樹脂の表示部28に前記7セグ表示器38により表示され、カウントダウンが始まる。そのカウントダウン中に、遊戯者の意思により押しボタン部材27をバネ34に抗して押すと、突軸33がフォトセンサー37の凹部37aに入って光を遮ることにより信号が送られて前記7セグ表示器38に役抽選の結果或いはその信頼度が表示又は報知される。押しボタンを押すのを解除すると、押しボタン部材は元に復帰する。
【0022】
この発明の図1のパチンコ遊技機の場合、始動口(電動チューリップ)11入賞→図柄表示装置の図柄が回転中に、確認時間報知手段21の表示器において意思表示確認時間(T秒タイマー)始動→遊技者はそのタイマー中(カウントダウン中)に押しボタン部材27(検知スイッチ等)を自身の判断で操作する(触れる)→抽選の結果の信頼度が報知手段20の表示器に数値でリーチ信頼度が表示される。例えば、リーチ状態から大当たりに至る確率として、表示器の表示100の場合は抽選の結果大当たりとなる場合であり、100に近いと大当たりとなる確率が大きく、0に近いと大当たりとなる確率は小さいことを表示することになる。
また、パチンコ遊技機の場合、電動チューリップの入賞→リーチ状態中→確認時間報知手段21の意思表示確認時間(T秒タイマー)始動→遊技者はそのタイマー中(カウントダウン中)に押しボタン部材27を自身の判断で操作する→抽選の結果或いはその信頼度が報知手段20の表示器に大当たり信頼度が表示される。例えば、大当たり信頼度は前記のように数値で示す。或いは前記報知手段20と確認時間報知手段21の表示を変える場合、例えば、報知手段20をLEDとし、確認時間報知手段21を7セグで表示して、7セグに表示される時間がカウントダウンし、その確認時間中に押しボタンを操作することによりLEDが例えば、信頼度大のとき赤色、信頼度中のとき黄色、信頼度小のとき青色で表示される。また、役抽選の結果としては、例えば当たり役確定表示として、フルカラー表示とする。すなわちフルカラー表示されると、大当たりが確定表示されていることになる。
【0023】
図5において、操作手段23の別の実施形態の構造について説明する。操作手段23は取付け部材41、押しボタン部材40、基板36、フォトセンサー37等からなる。取付け部材41は、遊技機の前面枠1に設けた開口17に固定する有底筒型で、その周囲には前面枠1に受け止める突片41aが設けられ、かつ周面に縦方向に所定ストロークの長孔42が形成され、底部中央に筒状部43が設けられている。押しボタン部材40は前記取付け部材41内に挿入可能で、その周面の先端に前記取付け部材41の長孔42に昇降可能に係合される係合片44が形成され、かつ中央には前記取付け部材41の中央の筒状部43に挿通される突軸45が形成される。該押しボタン部材40の表面に表示プレート46を介在して透明な覆い板47が係脱可能に被せられている。押しボタン部材40の上面には表示プレート46を挿入する凹部48が形成されかつ下部両側に係止孔49が設けられている。覆い板47の両端には係止部50が形成されている。押しボタン部材40の上部凹部48に表示プレート46を挿入後、覆い板47の係止部50が押しボタン部材40の係止孔49に脱着可能に係合される。前記表示プレート46は遊技機のデザインに合わせたデザインの絵柄等を印刷するのが好ましく、遊技機の前面枠を他のデザインのものと変えるときは、覆い板47を取り外してこの表示プレートを取り替え可能としてある。
前記取付け部材41と押しボタン部材40との間に復帰用バネ51が備えられ、押しボタン部材40は常時復帰方向へ付勢されている。
前記取付け部材41の底部下面には基板36が間隔をおいて螺子で固定され、その基板36上にフォトセンサー37(光電式センサー)が備えられ、基板36の下部にコネクター39が備えられ、該コネクターに接続するコードが前記と同様に制御装置、電源等に接続される。
この押しボタン部材40が取付け部材41の周壁内に挿入されるとともに、突軸45が取付け部材41の筒状部43に挿入され、突軸45の先端を基板36のフォトセンサー37の凹部37aに臨ませる。
この押しボタン部材40をバネ51に抗して押したとき突軸45がフォトセンサー37の凹部37aに入って光を遮ることにより信号が送られて報知手段に役抽選の結果或いはその信頼度が表示又は報知される。
実施形態では意思表示確認するための操作手段として押しボタンによる場合を説明したが、これに限られるものではなく、押しボタン以外の接触センサーとしてもよい。
【0024】
図6に示す本発明の別の実施形態のスロット遊技機の場合を説明する。
61はスロット遊技機の前面枠体で、中央部の表示部62に回転ドラム装置63が備えられ、回転ドラム装置63の下部の操作部64に操作レバー65、ストップボタン66、メダル投入口67、クレジット精算ボタン68、クレジット投入ボタン69等が備えられている。メダル投入口に遊技者がメダルを投入してゲームを開始する。スロット遊技機の役は小役(例、ベル役…黄色、プラム役…水色、リプレイ役…緑色、チェリー役…ピンク色)、ボーナス役(例、レギュラーボーナス役…青色、ビックボーナス役…赤色)等がある。
スロット遊技機は、クレジット機能(貯留機能)を有しており、メダル投入口へメダルを投入しなくとも、クレジット投入ボタン69を押して、遊技を開始できる。そして、操作レバー65を作動することにより回転ドラム装置63の図柄が変動を開始し、ストップボタン66を操作することにより図柄が停止される。メダルの貯留枚数は操作表示部等に設けられるクレジット枚数表示器(図示せず)等に表示され、クレジット精算ボタン68を押すと全てのメダルの精算が行われる。
【0025】
このスロット遊技機において、表示部62の回転ドラム装置63の上部に、抽選手段で行われる抽選に応じた役抽選の結果或いはその信頼度を表示又は報知する報知手段20が備えられ、かつ回転ドラム装置63の横に意思表示確認時間を遊技者に表示又は報知する確認時間報知手段21が備えられている。そして、前記操作部64に、意思表示確認時間中に、役抽選の結果或いはその信頼度を報知させるために遊技者の意思で操作しうる操作手段23が備えられている。スロット遊技機でもパチンコ遊技機と同様に抽選手段で行われる抽選に応じた役抽選の結果とは、例えば、抽選手段において内部で毎回行われる役抽選の結果、役抽選の信頼度とは、抽選結果に基づいて、役が成立する可能性を遊技者に表す度合いを言う。
【0026】
図6に示す実施形態では、報知手段20として、複数個のLEDで表示する表示器70が設けられ、抽選手段で行われる抽選に応じた役抽選の結果或いはその信頼度を前記した各役の色彩を表示器で発光させる。表示器70のLEDは例えば横1列に並設され、抽選の結果に応じて発光するLEDの多少により信頼度の大から小までが表示される。遊技者に対して役抽選の結果或いはその信頼度を認識しうる機会を付与するために意思表示確認時間を表示又は報知させる確認時間報知手段21として、意思表示確認時間を数値で表示する1つの7セグの表示器71が設けられている。表示器70、71の設置場所は、上記に限られるものではなく、遊技機の遊技盤面以外の前面枠など、報知できる場所とすることは自由である。
而して、7セグの表示器71に表示される意思表示確認時間のカウントダウン中に、役抽選結果および信頼度の例、内部抽選の結果取得された役が、「ベル役」であったとき、複数個のLEDのうちでその結果に応じた個数のLEDが黄色で発光されることにより遊技者はベル役となる信頼度の大小を認識することができる。前記した各役でも同様に複数個のLEDのうちでその結果に応じた個数のLEDがそれに対応する色彩で発光される。役抽選結果が確定の場合は、全LEDが発光される。
図6の実施形態では、この報知手段20、確認時間報知手段21および操作手段23とを別に設けたが、これに限られるものではなく、前記したパチンコ遊技機と同様に、操作手段23と報知手段20と確認時間報知手段21、或いは操作手段23と報知手段22とを一箇所の纏めて設けることもできる。
【0027】
このスロット遊技機の場合、メダル投入→スタートレバー操作→役の種別の内部抽選結果がでる→表示器(表示装置)71においてT秒タイマー(意思表示確認時間)始動→遊技者がタイマー中に操作手段(検知スイッチ等)を触る→報知手段に結果を表示又は報知して遊技者に認識させる→各リール停止ボタン操作。
【0028】
以上の実施形態を示したが、この発明はこの形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の形態を実施しうるものである。この発明は、図示したパチンコ遊技機、スロット遊技機に限られるものではなく、各種の遊技機に適用できる。
【0029】
【発明の効果】
この発明によれば、抽選手段において内部で行われる抽選の結果が決定したときに、遊技機に意思表示確認時間を遊技者に報知しうる確認時間報知手段に報知される意思表示確認時間中に遊技者に対して役抽選の結果或いはその信頼度を認識しうる機会を付与し、遊技者自身の意思で操作手段を操作することにより報知手段に役抽選の結果或いはその信頼度を報知させて遊技者が役抽選の結果或いはその信頼度を認識でき、遊技機に不慣れな者でも射幸心、興趣を向上できる。
【0030】
この発明によれば、抽選手段において内部で行われる抽選の結果が決定したときに、報知手段に表示又は報知される意思表示確認時間中に遊技者自身の意思で操作手段を操作することにより1つの報知手段に役抽選の結果或いはその信頼度を報知させて遊技者が役抽選の結果或いはその信頼度を認識できる。
【0031】
この発明によれば、操作手段を遊技機の前面に設けるので、遊技者が操作しやすく便利である。また、前記操作手段を遊技機の上皿、下皿、或いは機枠等に備えれば、遊技者の手元で操作できるので便利である。
また、前記報知手段として、遊技盤面以外の遊技機内に図柄を表示する図柄表示手段を設け、遊技者に認識しやすくすることができる。
この発明によれば、前記報知手段と前記操作手段とをユニット化して場所をとることなく、小スペースに設置できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態で、パチンコ遊技機を示す正面図である。
【図2】操作手段と報知手段を備えたユニット体を示す正面図である。
【図3】同断面図である。
【図4】この発明の別の実施形態のパチンコ遊技機を示す正面図である。
【図5】操作手段の別の実施形態を示す断面図である。
【図6】この発明の別の実施形態で、スロット遊技機を示す正面図である。
【符号の説明】
1 前面枠
7 特定図柄表示装置
11 始動口(電動チューリップ)
12 大入賞口
20 報知手段
21 確認時間報知手段
22 報知手段
23 操作手段
27 押しボタン部材
38 表示器
40 押しボタン部材
61 スロット遊技機の前面枠体
70 表示器
71 表示器
Claims (6)
- 抽選を行う抽選手段を備え、該抽選手段で行われる抽選に応じた役抽選の結果或いはその信頼度を表示又は報知する報知手段を備えた遊技機において、
前記抽選手段において内部で行われる抽選の結果が決定したときに、遊技者に対して役抽選の結果或いはその信頼度を認識しうる機会を付与するために意思表示確認時間を設けその時間を遊技者に表示又は報知しうる確認時間報知手段と、該確認時間報知手段に表示又は報知される意思表示確認時間中に、前記報知手段に役抽選の結果或いはその信頼度を表示又は報知させるために遊技者の意思で操作しうる操作手段とを
備えたことを特徴とする遊技機。 - 抽選を行う抽選手段を備えた遊技機において、
少なくとも抽選手段で行われる抽選に応じた役抽選の結果或いはその信頼度と、遊技者対して役抽選の結果或いはその信頼度を認識しうる機会を付与するために設けられた意思表示確認時間とを表示又は報知しうる報知手段と、
該報知手段に表示又は報知される意思表示確認時間中に役抽選の結果或いはその信頼度を表示又は報知させるために遊技者の意思で操作しうる操作手段とを
備えたことを特徴とする遊技機。 - 前記操作手段を遊技機の前面に設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
- 前記操作手段を遊技機の上皿、下皿、或いは機枠等に備えた請求項1ないし3のいずれかに記載の遊技機。
- 前記報知手段として、遊技盤面以外の遊技機内に図柄を表示する図柄表示手段を設けたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の遊技機。
- 前記報知手段と前記操作手段とをユニット化させたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の遊技機。
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Family Applications (1)
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007050037A (ja) * | 2005-08-16 | 2007-03-01 | Samii Kk | 遊技機 |
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JP2017006713A (ja) * | 2016-09-13 | 2017-01-12 | 株式会社ソフイア | 遊技機 |
-
2003
- 2003-05-20 JP JP2003141962A patent/JP2004344231A/ja active Pending
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