JP5051787B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ機、スロットマシーン等の遊技機に関するものである。
遊技機の一種であるパチンコ機として、いわゆる図柄合わせタイプのパチンコ機が知られている。かかる図柄合わせタイプのパチンコ機としては、図柄始動口に遊技球が入賞した場合に、内部の制御装置において「抽選」を実行するとともに、図柄表示装置に表示された図柄を所定時間だけ変動させ、「抽選」の結果、「大当たり」が生起した場合には、予め設定された「大当たり図柄」(たとえば、「1,1,1」)を図柄表示装置に表示するとともに、「大当たり状態」を生起させて、大入賞口をきわめて高い確率で所定回数だけ断続的に開成させるものが知られている。また、図柄合わせタイプのパチンコ機の中には、「抽選」の結果、特定の「大当たり」が生起した場合には、予め設定された「特定大当たり図柄」(たとえば、「7,7,7」)を表示するとともに、「大当たり状態」を生起させた後に「高確率状態」を生起させて、図柄の変動時間を短くする等により単位時間当たりの遊技球の消費量を低減するとともに、一定時間当たりの「大当たり」の生起確率を増大させるものもある(たとえば、特許文献1)。
特開2000−339012号公報
しかしながら、上記従来の図柄合わせタイプのパチンコ機は、予め設定された「特定大当たり図柄」以外の「大当たり図柄」が図柄表示装置に表示された場合には、遊技者が、直ちに、特定の「大当たり」以外の「大当たり」が生起したこと、すなわち、「高確率状態」が生起しないことを認識してしまうため、遊技内容に新鮮味がなく、遊技者に飽きられ易い、という欠点があった。
本発明の目的は、上記従来の図柄合わせタイプのパチンコ機が有する課題を解消し、遊技内容が斬新で趣向性が高く、遊技者がいつまでも興味を持って遊技することが可能な遊技機を提供することにある。
本発明の内、請求項1に記載された発明は、遊技領域内に、遊技球が入賞可能な図柄始動口と、複数の装飾図柄および複数の特別図柄を表示可能な図柄表示装置とが設けられているとともに、作動内容を制御する作動制御装置が内蔵されており、前記遊技領域に打ち出された遊技球が前記図柄始動口に入賞した場合に、前記図柄表示装置に表示された前記装飾図柄および前記特別図柄を所定の時間だけ変動させる一方、前記作動制御装置内で抽選を実行し、その抽選の結果、大当たりが生起した場合には、予め定められた所定の装飾図柄である大当たり装飾図柄を前記図柄表示装置に確定表示し、かつ、前記所定の装飾図柄とは別個に、予め定められた所定の特別図柄である大当たり特別図柄を前記図柄表示装置に確定表示した後に、所定の入賞装置を所定の回数だけ断続的に開成させる特別遊技状態を生起させるとともに、前記抽選の結果、前記大当たりのうち特定の大当たりが生起した場合には、前記特別遊技状態を生起させた後に、大当たりの生起確率を増加させる第一特定遊技状態を生起させる一方、前記抽選の結果、前記大当たりのうち非特定の大当たりが生起した場合には、前記特別遊技状態を生起させた後に、前記図柄表示装置の前記特別図柄が予め定められた所定回数変動するまで図柄の変動時間を短縮する第二特定遊技状態を生起させる遊技機であって、前記図柄表示装置において、前記特別図柄を前記装飾図柄に比べて小さく表示するとともに、前記非特定の大当たりが生起した場合には、前記図柄表示装置に、前記大当たり装飾図柄の一つである非特定の大当たり装飾図柄、及び前記大当たり特別図柄の一つである非特定の大当たり特別図柄を確定表示し、前記特定の大当たりが生起した場合には、前記図柄表示装置に、前記大当たり装飾図柄の一つである特定の大当たり装飾図柄あるいは前記非特定の大当たり装飾図柄を確定表示するとともに、確定表示した大当たり装飾図柄が前記特定の大当たり装飾図柄であるか前記非特定の大当たり装飾図柄であるかに拘わらず、前記大当たり特別図柄の一つである特定の大当たり特別図柄を確定表示し、さらに、前記特定の大当たりが生起した場合にも、前記特別遊技状態を生起させた後に、前記第二特定遊技状態を生起させることにより、前記非特定の大当たり装飾図柄が確定表示されたことにともなって前記特別遊技状態の終了後に生起した前記第二特定遊技状態が、前記特定の大当たりによるものか、それとも前記非特定の大当たりによるものかについて、前記非特定の大当たり装飾図柄が確定表示された際に確定表示された前記大当たり特別図柄でしか判断できないようにしたことを特徴とするものである。
請求項1に記載された遊技機は、特定の大当たりが生起した場合、図柄表示装置に、特定の大当たり装飾図柄あるいは非特定の大当たり装飾図柄を確定表示するものである。したがって、「特定の大当たり」が生起した場合に、非特定の「大当たり装飾図柄」が表示された場合には、遊技者は、「大当たり装飾図柄」が表示された時点では、「特定の大当たり」が生起したのか「非特定の大当たり」が生起したのか分からないものの、短時間の内に、高い確率で、再度、「大当たり」が生起する。それゆえ、請求項1に記載された遊技機は、遊技内容が斬新、かつ、スリリングであり、長期間に亘って、遊技者の遊技意欲を高く保持することができる。
また、遊技機を、図柄表示装置による「大当たり装飾図柄」の表示方式を、特定の大当たりが生起した場合に予め定められた特定の「大当たり装飾図柄」のみを表示する第一表示方式と、特定の大当たりが生起した場合に特定の「大当たり装飾図柄」あるいは非特定の「大当たり装飾図柄」を表示する第二表示方式とに切り替える切替手段を設けたものとすることも可能である。そのように構成した場合には、切替手段により「装飾図柄」の表示方式を第二表示方式としたことにより、「特定大当たり」が生起した場合に、非特定の「大当たり装飾図柄」が表示された場合には、遊技者は、「大当たり装飾図柄」が表示された時点では、「特定大当たり」が生起したのか「非特定大当たり」が生起したのか分からないものの、短時間の内に、高い確率で、再度、「大当たり」が生起する。それゆえ、上記構成を採用した遊技機は、遊技内容が斬新、かつ、スリリングであり、長期間に亘って、遊技者の遊技意欲を高く保持することができる。一方、切替手段により「装飾図柄」の表示方式を第一表示方式に設定すれば、「特定大当たり」が生起した場合には、常に「特定大当たり装飾図柄」が表示され、その時点で、直ちに、「特定大当たり」が生起したのか「非特定大当たり」が生起したのかを認識することができるようになる。すなわち、上記構成を採用した遊技機によれば、切替手段により「装飾図柄」の表示方式を切り替えるだけで、趣向性の全く異なる遊技をすることができる。
また、請求項1に記載された遊技機によれば、「特定の大当たり」の生起に伴い「非特定の大当たり装飾図柄」が表示された場合に、「特定の大当たり」が生起したことを認識することができないため、遊技内容が斬新、かつ、スリリングなものとなり、長期間に亘って、遊技者の遊技意欲を高く保持することができる。
さらに、請求項1に記載された遊技機によれば、抽選の結果、「大当たり」が生起した場合、当該「大当たり」が「特定の大当たり」であっても「非特定の大当たり」であっても、所定の回数だけ「特別図柄」が変動するまで図柄表示装置における「装飾図柄」の変動時間を短縮する「第二特定遊技状態」を生起させる。したがって、「大当たり状態」の終了後に「第一特定遊技状態」が生起したのか否かを報知しない限り、「第二特定遊技状態」中に、再度、「大当たり」が生起した場合には、前回の「大当たり」が「特定の大当たり」であったのか、「非特定の大当たり」であったのかを判断することができない。それゆえ、上記構成を採用した遊技機は、遊技内容がきわめて趣向性に富んでおり、非常に長期間に亘って、遊技者の遊技意欲を高く保持することができる。
さらに、遊技機を 抽選の結果、特定の「大当たり」以外の「大当たり」が生起した場合にのみ、「第二特定遊技状態」を生起させるものとすることも可能である。そのように構成した場合には、「特定大当たり」が生起した場合には、速やかに「第一特定遊技状態」が生起し、高い確率で、再度、「大当たり」が生起するので、「特定大当たり」が生起したにも拘わらず長時間に亘って次回の「大当たり」が生起せず、遊技者がいやな思いをする、という事態が起こりにくい。
加えて、遊技機を、図柄表示装置の作動を制御する図柄制御基板と作動制御基板とを統合して制御する統合基板が設けられているとともに、その統合基板に切替手段が設けられたものとすることも可能である。そのように構成した場合には、切替手段による「装飾図柄」の表示方式の切替を、エラーを発生させることなく確実に実行することができる。
パチンコ機の正面図である。 パチンコ機の背面図である。 パチンコ機の制御機構を示すブロック図である。 メイン制御基板に内蔵されたカウンタを示す表である。 bカウンタの数値に対応した「はずれ図柄」を示す表である。 e,fカウンタの数値に対応した「特別図柄」を示す表である。 p,qカウンタの数値に対応した「特別図柄」を示す表である。 r,sカウンタの数値に対応した「特別図柄」を示す表である。 gカウンタの数値に対応した「基本的な変動態様」を示す表である。 サブ統合基板に内蔵されたカウンタを示す表である。 j,k,lカウンタの数値に対応した「装飾図柄」を示す表である。 mカウンタの数値に対応した「詳細な変動態様」を示す表である。
以下、本発明の遊技機の一実施形態であるパチンコ機について、図面に基づき、次の目次の順序にしたがって、詳細に説明する。
(1)実施例のパチンコ機の構造
(2)実施例のパチンコ機の制御機構
(3)実施例のパチンコ機の作動内容
(4)実施例のパチンコ機の特徴部分の説明
(5)実施例のパチンコ機の効果
(6)本発明の変更例の説明
(1)実施例のパチンコ機の構造
図1は、本発明にかかるパチンコ機1の正面を示したものであり、パチンコ機1の正面の中央よりやや上方には略円形の遊技領域2が設けられている。一方、遊技領域2の下方には、供給皿3と貯留皿4とが、上下に連設されており、貯留皿4の上方には、スピーカ5が設置されている。さらに、貯留皿4の右側には、遊技領域2に遊技球を発射するための発射ハンドル6が突設されている。
また、遊技領域2の中央上部には、図柄表示装置8が設けられている。図柄表示装置8は、液晶板によって形成された液晶画面を有しており、その液晶画面の左表示部位10、右表示部位11、中表示部位12の各表示部位に、一桁の数字や一文字のアルファベット等(たとえば、「0」〜「9」、「A」〜「E」)の所定種類の「装飾図柄」(いわゆるデモ図柄)を表示することができるようになっている。さらに、図柄表示装置8は、液晶画面の左右の下方に、数字および種々のカラーのマークからなる所定種類の「特別図柄」を、「装飾図柄」に比べてきわめて小さく(たとえば、面積比が1/50となるように)表示することができるようになっている。
さらに、図柄表示装置8の上側には、7セグメントのLED板によって形成された時短表示器51が設けられており、LED板に、一桁の数字を表示することができるようになっている。また、時短表示器51の右側には、7セグメントのLED板によって形成された普通図柄表示器17が設けられており、LED板に、一桁の数字や記号等の所定種類の「普通図柄」を表示することができるようになっている。一方、図柄表示装置8の下方には、図柄始動口である普通電動役物13が設けられており、上部の扉部材9,9が開閉するようになっている。また、普通電動役物13の左右には、それぞれ、左ゲート14、右ゲート15が設けられており、普通電動役物13の下側には、扉が前方へ開閉する形状の大入賞口16(入賞装置)が設置されている。なお、図柄表示装置8の下側には、「装飾図柄」および「特別図柄」の変動中における普通電動役物13への入賞を記憶するメモリーランプ18,18・・が設けられている。また、遊技領域2には、上記部材の他に、サイドランプ19,19、電飾ランプ20,20・・、種々の入賞口、風車、および多数の障害釘等が設けられている。加えて、普通電動役物13等の各入賞装置の内部には、遊技球の入賞を検出する入賞検出装置が設けられている。
一方、図2は、パチンコ機1の背面を示したものであり、パチンコ機1の中央よりやや下側には、パチンコ機1の作動内容を制御するメイン制御基板21(作動制御装置)が設置されている。また、メイン制御基板21の上方には、図柄表示装置8の表示内容を制御するための図柄制御基板22が設置されている。さらに、メイン制御基板21の右側には、遊技領域2に設置されたサイドランプ19,19や電飾ランプ20,20・・等の発光部材の発光を制御するための発光制御基板23、発生させる効果音の内容を制御するための効果音制御基板24が設けられている。また、図柄制御基板22の下方には、図柄制御基板22と発光制御基板23と効果音制御基板24とを統合して制御するためのサブ統合基板43(統合基板)が設置されている。そして、サブ統合基板43には、後述する「大当たり装飾図柄」の表示方式を切り替える切替手段であるディップスイッチ44が設けられている。加えて、発光制御基板23、効果音制御基板24の上方には、賞品球や貸球を払い出すための遊技球払出装置25が設置されている。
(2)実施例のパチンコ機の制御機構
また、図3は、パチンコ機1の制御機構を示したものである。メイン制御基板21は、メインCPU26、ROM27やRAM31等の記憶手段、タイマ41等を有しており、メインCPU26が、インターフェイス28を介して、普通電動役物13等の入賞装置への入賞を検出するための各入賞検出装置29,29・・、大入賞口16等の可動式入賞装置を作動させるための各作動装置30,30、遊技球払出装置25等と接続されている。また、メイン制御基板21は、サブ統合基板43を介して、図柄制御基板22、作動制御基板である発光制御基板23および効果音制御基板24と接続されている。
また、メイン制御基板21には、図4の如く、普通図柄の「当たり」を決定するaカウンタ、普通図柄の「はずれ図柄」を決定するbカウンタ、「大当たり」の生起を決定するための乱数発生手段であるcカウンタ(大当たり決定カウンタ)、大当たり決定カウンタの初期値を選択するdカウンタ、「抽選」において「はずれ」となった場合に図柄表示装置8に最終的に表示する「特別図柄」である「確定表示特別図柄」を決定するe,fカウンタ、生起した「大当たり」を「特定大当たり」とするか「非特定大当たり」とするかを決定するhカウンタ(大当たり種別決定カウンタ)、図柄表示装置8の液晶画面において「装飾図柄」を変動表示する際の「基本的な変動態様」(すなわち、図柄変動を継続する時間やリーチ動作の有無等)を決定するgカウンタ、「非特定大当たり」が生起した場合に図柄表示装置8の液晶画面に表示する「特別図柄」を決定するp,qカウンタ、「特定大当たり」が生起した場合に図柄表示装置8の液晶画面に表示する「特別図柄」を決定するr,sカウンタ等のループカウンタが内蔵されている。
各ループカウンタは、電源投入時から所定の規則に従って所定の数値の間をごく短時間(1割込2.000ms)のうちに1ずつ加算しながらループカウントする(最大値の次には最小値に戻る)ようになっており、aカウンタは、0〜99(100通り)の間を、bカウンタは、0,1(2通り)の間を、cカウンタおよびdカウンタは、0〜700(701通り)の間をループカウントするようになっている。また、パチンコ機は、1割込のうちに、メインプログラムを一通り実行するようになっているが、dカウンタは、1割込の時間とメインプログラムの実行に要する時間との差(残余時間)の間に、1ずつ加算しながらループカウントする(最大値の次には最小値に戻る)ようになっている。そして、cカウンタは、0〜700の間を一回りループカウントした後には、次回のループカウントを、一回りループカウントした時点におけるdカウンタの数値からから実行するようになっている。
一方、e,fカウンタは、0〜7(8通り)の間を、それぞれループカウントするようになっており、gカウンタは、0〜199(200通り)の間を、ループカウントするようになっている。また、p〜sカウンタは、0〜7(8通り)の間を、それぞれループカウントするようになっている。
加えて、メイン制御基板21には、「特別図柄」の変動回数を積算計数するiカウンタが内蔵されている。iカウンタは、「大当たり状態」が終了した後に、「特別図柄」が変動する毎に積算計数を実行するようになっている。また、iカウンタの積算数値は、RAM31に記憶され、再度、「大当たり状態」が生起した時点で、“0”にリセットされるようになっている。
さらに、メイン制御基板21のROM27には、図5の如きbカウンタの数値に対応した「はずれ図柄」、図6の如きe,fカウンタの数値に対応した「特別図柄」(最終的に各表示部位10〜12に表示する特別図柄、以下、「確定表示特別図柄」という)」、図7の如きp,qカウンタの数値に対応した「特別図柄」(「確定表示特別図柄」)、図8の如きr,sカウンタの数値に対応した「特別図柄」(「確定表示特別図柄」)」等が記憶されている。また、ROM27には、図9の如きgカウンタの数値に対応した「基本的な変動態様」(「第1〜第64基本変動パターン」)等が記憶されている。
一方、図3の如く、サブ統合基板43は、CPU45、ROM48やRAM49等の記憶手段等を有しており、CPU45が、インターフェイス47を介して、ディップスイッチ44、メイン制御基板21のメインCPU26、図柄制御基板22の図柄表示CPU32、発光制御基板23の発光CPU35、効果音制御基板24の効果音CPU38と接続されている。
また、サブ統合基板43には、図10の如く、図柄表示装置8の各表示部位10〜12に最終的に表示する「装飾図柄」(以下、「確定表示装飾図柄」という)を決定するj,k,lカウンタ、図柄表示装置8の液晶画面において「装飾図柄」を変動表示する際の「詳細な変動態様」(すなわち、図柄変動を二段階変動とする際における二段階目の変動に切り替えるタイミング等)を決定するmカウンタ等のループカウンタが内蔵されている。
各ループカウンタは、電源投入時から所定の規則に従って所定の数値の間をごく短時間(1割込2.000ms)のうちに1ずつ加算しながらループカウントする(最大値の次には最小値に戻る)ようになっており、mカウンタは、0〜4(5通り)の間を、jカウンタは、0〜14(15通り)の間をループカウントするようになっている。また、kカウンタは、0〜14(15通り)の間を、jカウンタの数値が14から0になる毎に(すなわち、15割込のうちに)1ずつ加算しながらループカウントするようになっている。さらに、lカウンタは、0〜14(15通り)の間を、kカウンタが14から0になる毎に(すなわち、225割込のうちに)1ずつ加算しながらループカウントするようになっている。
また、サブ統合基板43のROM48には、j,k,lカウンタの数値に対応した「装飾図柄」(「確定表示装飾図柄」)として、図11の如く、「Aテーブル」と「Bテーブル」との2種類のものが記憶されている。また、ROM48には、図12の如きmカウンタの数値に対応した「詳細な変動態様」(第1〜第5詳細変動パターン)等が記憶されている。
一方、図柄制御基板22は、図3の如く、図柄表示CPU32、ROMやRAM等の記憶手段33等を有している。そして、図柄表示CPU32が、インターフェイス34を介して、図柄表示装置8、サブ統合基板43のCPU45等と接続されている。
また、発光制御基板23は、発光CPU35、ROMやRAM等の記憶手段36等を有している。そして、発光CPU35が、インターフェイス37を介して、サイドランプ19,19、電飾ランプ20,20・・等の発光部材、サブ統合基板43のCPU45等と接続されている。
加えて、効果音制御基板24は、効果音CPU38、ROMやRAM等の記憶手段39等を有している。そして、効果音CPU38が、インターフェイス40を介して、スピーカ5、サブ統合基板43のCPU45等と接続されている。
(3)実施例のパチンコ機の作動内容
以下、パチンコ機1の作動内容について説明する。遊技者等によって発射ハンドル6が回動操作された場合には、発射装置(図示せず)によって、遊技球が遊技領域2に打ち込まれる。打ち込まれた遊技球が各種入賞口に入賞した場合(たとえば、遊技球が普通電動役物13の上側の開口部から内部へ入り込んだ場合)には、賞品球として、所定数の遊技球が、遊技球払出装置25によって払い出される。また、遊技領域2に打ち込まれた遊技球が、左ゲート14、右ゲート15を通過した場合には、普通図柄表示器17に表示された「普通図柄」が変動を開始し、それと同時に、通過した瞬間に、aカウンタが、ループカウントしている数値の中から1つの数値を取得する(乱数を取得する)。さらに、取得された数値が何であるか判断され、その数値が所定の10通りの数値であると判断された場合には「当たり」となり、その他の場合(90通り)には「はずれ」となる(以下、かかる「当たり」か否かの判断を「当たり判定」という)。
「当たり」と判断された場合には、「普通図柄」の変動開始から所定の時間(たとえば、約29秒)後に、普通図柄表示器17に所定の「当たり図柄」(たとえば、「7」)が表示されるとともに、普通電動役物13が所定時間(たとえば、約0.5秒間)開成する(扉部材9,9の上端が離反する)。なお、普通電動役物13は、閉成時においても、開成時に比べて低い確率ではあるが、遊技球が入賞可能になっている。また、「はずれ」と判断された場合には、bカウンタが取得した数値に対応した「はずれ図柄」(図5参照)が、新たな「普通図柄」として、「普通図柄」の変動開始から所定の時間後に、普通図柄表示器17に表示される。「普通図柄」の変動中や普通電動役物13の開成中に遊技球が左ゲート14、右ゲート15を通過したときは、次回以降に「普通図柄」を変動させる変動記憶として所定の個数(たとえば、4個)まで記憶される。
そして、開成中あるいは閉成中の普通電動役物13に遊技球が入賞した場合には、その入賞が普通電動役物13に内蔵された入賞検出装置29によって検出され、メイン制御基板21に入賞検出信号が送信される。メイン制御基板21に入賞検出信号が送信されると、c〜hカウンタおよびp〜sカウンタが、それぞれ、ループカウントしている数値の中から1つの数値を取得する(乱数を取得する)。なお、c〜hカウンタおよびp〜sカウンタによる数値の取得を「抽選」という。しかる後に、それらの取得した数値を、記憶手段であるRAM31に一時的に記憶させる。
そして、「抽選」において、cカウンタが所定の「大当たり乱数」(たとえば、“7”あるいは“357”)を取得した場合には、「大当たり」が生起し、「大当たり乱数」以外の数値を取得した場合には、「はずれ」となる。したがって、1回の「抽選」における「大当たり」の生起確率は、2/701である。さらに、「抽選」においてcカウンタが所定の「大当たり乱数」を取得し、かつ、hカウンタが所定の「特定乱数」(たとえば、“1”)を取得した場合には、特定の「大当たり」、すなわち、「特定大当たり」が生起する。また、「抽選」においてcカウンタが所定の「大当たり数値」を取得したが、hカウンタが「特定乱数」と異なる「非特定乱数」を取得した場合には、「特定大当たり」とは異なる「非特定大当たり」が生起する。したがって、生起した「大当たり」が「特定大当たり」となる確率は、1/2である。
そして、「抽選」の結果、「非特定大当たり」が生起した場合には、「抽選」におけるp,qカウンタの取得数値に対応した「特別図柄」(図7参照)が、ROM27から呼び出される。したがって、「抽選」の結果、「非特定大当たり」が生起した場合には、「特別図柄」として、「3」あるいは「7」と様々な色の丸のマークとの組み合わせが、ROM27から呼び出される(図7参照)。また、「抽選」の結果、「特定大当たり」が生起した場合には、「抽選」におけるr,sカウンタの取得数値に対応した「特別図柄」(図8参照)が、ROM27から呼び出される。したがって、「抽選」の結果、「特定大当たり」が生起した場合には、「特別図柄」として、「3」あるいは「7」と「赤丸」あるいは「青丸」との組み合わせが、ROM27から呼び出される(図7参照)。
一方、「抽選」の結果、「はずれ」となった場合には、「抽選」におけるe,fカウンタの取得数値に対応した「特別図柄」(図6参照)が、ROM27から呼び出される。したがって、「抽選」の結果、「はずれ」となった場合には、「特別図柄」として、「3」および「7」以外の数字の図柄と様々な色の丸のマークとの組み合わせが、ROM27から呼び出される(図6参照)。
そして、「抽選」の結果、「非特定大当たり」あるいは「特定大当たり」が生起した場合、「はずれ」となった場合とも、「抽選」におけるgカウンタの取得数値に対応した「基本的な変動態様」(「第1〜第64基本変動パターン」のいずれか、図9参照)が、ROM27から呼び出される。しかる後に、その呼び出された「特別図柄」、「基本的な変動態様」の内容を含めた「一次コマンド」が、メイン制御基板21からサブ統合基板43へ送信される。
サブ統合基板43は、「一次コマンド」を受信すると、その「一次コマンド」に含まれた「特別図柄」の内容によって、「非特定大当たり」あるいは「特定大当たり」が生起したか否かを認識する(すなわち、「一次コマンド」に含まれた「特別図柄」の内容が、「3」あるいは「7」と様々な色の丸のマークとの組み合わせであるときは、「非特定大当たり」が生起したと認識し、「一次コマンド」に含まれた「特別図柄」の内容が、「3」あるいは「7」と「赤丸」あるいは「青丸」との組み合わせであるときは、「特定大当たり」が生起したと認識し、「一次コマンド」に含まれた「特別図柄」の内容が、「3」および「7」以外の数字の図柄と様々な色の丸のマークとの組み合わせであるときは、「はずれ」となったと認識する)。また、「一次コマンド」を受信すると同時に、詳細変動態様決定カウンタであるmカウンタが、ループカウントしている数値の中から1つの数値を取得する(乱数を取得する)。そして、その取得数値に対応した「詳細な変動態様」(「第1〜第5詳細変動パターン」のいずれか、図12参照)が、記憶手段のROM48内から呼び出される。また、装飾図柄決定カウンタであるj,k,lカウンタが、それぞれ、ループカウントしている数値の中から1つの数値を取得する(乱数を取得する)。そして、それらの取得数値に対応した「装飾図柄」(図11参照)が、記憶手段のROM48内のAテーブルあるいはBテーブルから呼び出される(なお、いずれのテーブルから「装飾図柄」を呼び出すかについては後述する)。しかる後に、ROM48から呼び出された「詳細な変動態様」、「装飾図柄」の内容、および「一次コマンド」に含まれた「基本的な変動態様」、「特別図柄」の内容を含めた「図柄表示コマンド」が、サブ統合基板43から図柄制御基板22へ送信される。
なお、サブ統合基板43においては、「一次コマンド」に含まれた「特別図柄」の内容によって、「非特定大当たり」あるいは「特定大当たり」が生起したと認識した場合には、jカウンタのみが、ループカウントしている数値の中から1つの数値を取得する(乱数を取得し)。そして、その取得数値に対応した「装飾図柄」(図11参照)が、記憶手段のROM48内のAテーブルあるいはBテーブルから呼び出され、その呼び出された「装飾図柄」の内容を含む「図柄表示コマンド」が、サブ統合基板43から図柄制御基板22へ送信される。
一方、ROM48から呼び出された「詳細な変動態様」の内容および「一次コマンド」に含まれた「基本的な変動態様」の内容を含めた「効果音発生コマンド」が、サブ統合基板43から効果音制御基板24へ送信される。さらに、ROM48から呼び出された「詳細な変動態様」の内容および「一次コマンド」に含まれた「基本的な変動態様」の内容を含めた「電飾発光コマンド」が、サブ統合基板43から発光制御基板23へ送信される。
図柄制御基板22は、「図柄表示コマンド」を受信すると、その「図柄表示コマンド」に含まれた「特別図柄」の内容によって、「非特定大当たり」あるいは「特定大当たり」が生起したか否かを認識する。そして、「非特定大当たり」あるいは「特定大当たり」が生起したと判断した場合は、送信された「図柄表示コマンド」に含まれた「基本的な変動態様」および「詳細な変動態様」にしたがって、各表示部位10〜12に表示されている「装飾図柄」を、所定の時間(たとえば、24秒)だけ変動させる。なお、「装飾図柄」の変動は、各表示部位10〜12において、「一桁の数字や一文字のアルファベット等が上から下へスクロールして別の数字やアルファベット等に切り替わる動画」を表示すること等によって行われる。
しかる後に、図柄表示装置8の各表示部位10〜12に、サブ統合基板43で決定されたjカウンタの取得数値に対応した「装飾図柄」を表示する(確定表示する)。したがって、各表示部位10〜12には、同一な図柄の組み合わせである「大当たり装飾図柄」(たとえば、「1,1,1」)が表示される。
また、図柄制御基板22は、「図柄表示コマンド」を受信すると、送信された「図柄表示コマンド」に含まれた「基本的な変動態様」にしたがって、図柄表示装置8の左右の下方に表示されている「特別図柄」を変動させた後に、図柄表示装置8の左右の下方に、「図柄表示コマンド」に含まれた「特別図柄」を表示する(確定表示する)。したがって、「抽選」の結果、「非特定大当たり」が生起した場合には、「3」あるいは「7」と様々な色の丸のマークとの組み合わせ(以下、「非特定大当たり特別図柄」という)が、図柄表示装置8の左右の下方に表示され、「特定大当たり」が生起した場合には、「3」あるいは「7」と「赤丸」あるいは「青丸」との組み合わせ(以下、「特定大当たり特別図柄」という)が、図柄表示装置8の左右の下方に表示され、「はずれ」となった場合には、「3」および「7」以外の数字の図柄と様々な色の丸のマークとの組み合わせが、図柄表示装置8の左右の下方に表示される。なお、「特別図柄」の変動は、図柄表示装置8の左右の下方において、「特別図柄が一定の順序で次々に入れ替わる動画」を表示すること等によって行われる。また、「特別図柄」の変動中、あるいは後述する「大当たり状態」中に遊技球が普通電動役物13に入賞したときは、後に「特別図柄」を変動させる「始動記憶」として所定の個数(たとえば、4個)まで記憶され、その個数だけメモリーランプ18,18・・が点灯する。加えて、「装飾図柄」および「特別図柄」は、「図柄表示コマンド」の「基本的な変動態様」に含まれた「図柄変動を継続する時間」だけ変動するため、同時に変動を開始して、同時に変動を終了する。
一方、発光制御基板23は、「電飾発光コマンド」を受信すると、送信された「電飾発光コマンド」に含まれた「基本的な変動態様」および「詳細な変動態様」にしたがって、電飾ランプ20,20・・およびサイドランプ19,19等を発光させる。
また、効果音制御基板24は、「効果音発生コマンド」を受信すると、送信された「効果音発生コマンド」に含まれた「基本的な変動態様」および「詳細な変動態様」にしたがって、スピーカ5から効果音を発生させる。
そして、図柄表示装置の各表示部位10〜12に「大当たり特別図柄」および「大当たり装飾図柄」が確定表示された場合には、遊技者にとって有利な「特別遊技状態」である「大当たり状態」が生起し、大入賞口7が、所定時間(たとえば、約25秒)経過するまで、あるいは所定個数(たとえば、9個)の遊技球の入賞を検出するまで開成する。そして、大入賞口7内の特定領域(図示せず)に遊技球が入賞することを条件として、大入賞口7が、所定時間経過するまで、あるいは所定個数の遊技球の入賞を検出するまでの開成を、所定回数だけ断続的に繰り返す。したがって、「大当たり状態」が生起した場合には、遊技者は、非常に高い確率で、短期間の間に多くの賞品球を獲得することができる。
なお、メイン制御基板21の「抽選」で「はずれ」となった場合であって、「一次コマンド」を受信したサブ統合基板43においてj,k,lカウンタが偶発的に同一の乱数を取得した場合には、lカウンタの取得した数値に“1”が加算され、その加算した数値に対応した「装飾図柄」(図11参照)が、ROM48から呼び出され、呼び出された「装飾図柄」を図柄表示装置8の中表示部位12に確定表示させる旨の「図柄表示コマンド」が、サブ統合基板基板21から図柄制御基板22に送信される。したがって、「抽選」の結果、「はずれ」となった場合には、各表示部位10〜12に、少なくとも1つが異なる3つの「装飾図柄」の組合せ(たとえば、「1,2,3」)が確定表示される。
また、「抽選」の結果、「特定大当たり」が生起し、図柄表示装置8の左右の下方に、「特定大当たり特別図柄」が表示された場合には、「大当たり状態」終了後に、「第一特定遊技状態」である「高確率状態」が生起する。
「高確率状態」においては、「普通図柄」の「当たり判定」において、aカウンタによって取得された乱数が所定の97通りの数値(たとえば、“3”〜“99”)であると判断された場合に、「当たり」となる。このため、「当たり」の生起確率は97/100に増大する。したがって、普通電動役物13が頻繁に開成し、遊技球が高い頻度で普通電動役物13に入賞するようになる。それゆえ、「特別図柄」および「装飾図柄」の変動回数も増大する。さらに、「高確率状態」においては、「抽選」時に、cカウンタが所定の15通りの数値を取得した場合に、「大当たり」と判定される。このため、「大当たり」の生起確率は15/701に増大する。加えて、「高確率状態」時には、「特別図柄」および「装飾図柄」の変動時間の平均値が短くなり、単位時間当たりの「特別図柄」および「装飾図柄」の変動回数も増大する。したがって、「高確率状態」の生起中、遊技者は、多くの賞品球を獲得することができ、ほとんど遊技球を消費しない上、短期間のうちにきわめて高い確率で、再度、「大当たり」を生起させ得る。なお、パチンコ機1は、電源投入時点では、「低確率状態」となるように設定されている。また、「高確率状態」中に「非特定大当たり」が生起し「大当たり状態」が生起した場合には、その「高確率状態」が終了する。
また、「特定大当たり」が生起したか「非特定大当たり」が生起したかに拘わらず、「大当たり状態」が生起して、その「大当たり状態」が終了した後には、所定の回数(ここでは、100回)だけ「特別図柄」および「装飾図柄」が変動するまで「普通図柄」、「特別図柄」および「装飾図柄」の変動時間を短縮する「第二特定遊技状態」である「変動短縮状態」が生起するようになっている。
「変動短縮状態」においては、「普通図柄」の変動時間が短縮されるため、単位時間当たりに普通電動役物13が頻繁に開成し、遊技球が高い頻度で普通電動役物13に入賞するようになる。それゆえ、「特別図柄」および「装飾図柄」の変動回数が増大する。さらに、「変動短縮状態」においては、「特別図柄」および「装飾図柄」の変動時間の平均値が短くなり、単位時間当たりの「特別図柄」および「装飾図柄」の変動回数も増大する。したがって、「高確率状態」の生起中、遊技者は、単位時間中に多くの賞品球を獲得することができ、ほとんど遊技球を消費することなく遊技を継続させることができる。なお、メイン制御基板21においては、「特別図柄」が変動する毎に、iカウンタの数値が“1”ずつ加算され、iカウンタの数値が“100”となった時点で、「変動短縮状態」が終了する。
(4)実施例のパチンコ機の特徴部分の説明
また、パチンコ機1は、サブ統合基板43に設置されたディップスイッチ44が操作された場合には、「特定大当たり」生起時における「大当たり装飾図柄」の表示方式を変更することができるようになっている。
ディップスイッチ44は、図2の如く、後方に突出したレバーの操作によって、「特定大当たり」生起時における「大当たり装飾図柄」の表示方式を、“モード1”あるいは“モード2”に切り替えることができるようになっている(なお、ディップスイッチ44は、パチンコ機1の背面に設置されているため、遊技者からは、ディップスイッチ44が“モード1”に設定されているのか、“モード2”に設定されているのかを認識することができない)。
そして、ディップスイッチ44が“モード1”に設定されている場合には、「抽選」において「特定大当たり」が生起した場合に、「一次コマンド」が送信された時点で、サブ統合基板43において、jカウンタが、ROM48内の「Bテーブル」から「装飾図柄」を選択する。そして、選択された「装飾図柄」を図柄表示装置8の各表示部位10〜12に確定表示させる旨の「図柄表示コマンド」が、サブ統合基板基板43から図柄制御基板22に送信される。したがって、ディップスイッチ44が“モード1”にされている場合には、「特定大当たり」が生起した場合に、各表示部位10〜12に、「3,3,3」、「5,5,5」あるいは「7,7,7」の内のいずれか(以下、「特定大当たり装飾図柄」という)が確定表示される。
上記の如く、図柄表示装置8の各表示部位10〜12に、「特定大当たり装飾図柄」が表示された場合には、その時点で、遊技者は、「抽選」において「特定大当たり」が生起したことを認識することができる。
加えて、ディップスイッチ44が“モード1”に設定されている場合に、「抽選」において「特定大当たり」が生起した場合には、「大当たり状態」が終了した後の「変動短縮状態」において、時短表示器51が“100−iカウンタの数値”を表示する。したがって、「変動短縮状態」となった時点においては、時短表示器51に“100”の数値が表示され、「特別図柄」および「装飾図柄」が変動する毎に、時短表示器51の表示数値が“1”ずつ減少し、時短表示器51の表示数値が“0”となった時点で、時短表示器51の数値表示が消灯状態となり、「変動短縮状態」が終了する。それゆえ、時短表示器51の数値が“0”となった後でも、「普通図柄」、「特別図柄」および「装飾図柄」の変動時間が短縮されていれば、遊技者は、その時点で、生起した「大当たり」が「特定大当たり」であったことを認識することができる。
一方、ディップスイッチ44が“モード2”に設定されている場合には、「抽選」において「特定大当たり」が生起した場合に、「一次コマンド」が送信された時点で、サブ統合基板43において、jカウンタが、ROM48内の「Aテーブル」から「装飾図柄」を選択する。そして、選択された「装飾図柄」を図柄表示装置8の各表示部位10〜12に確定表示させる旨の「図柄表示コマンド」が、サブ統合基板基板43から図柄制御基板22に送信される。したがって、ディップスイッチ44が“モード2”にされている場合には、「特定大当たり」が生起した場合に、各表示部位10〜12に、「特定大当たり装飾図柄」あるいは「0,0,0」、「1,1,1」、「2,2,2」、「4,4,4」、「6,6,6」、「8,8,8」、「9,9,9,」、「A,A,A」、「B,B,B」、「C,C,C」、「D,D,D」、「E,E,E」の内のいずれか(以下、「非特定大当たり装飾図柄」という)が確定表示される。
上記の如く、ディップスイッチ44が“モード2”に設定されており、「特定大当たり」生起後に、図柄表示装置8の各表示部位10〜12に、「非特定大当たり装飾図柄」が表示された場合には、その時点においては、遊技者は、「抽選」において「特定大当たり」が生起したことを認識することができない(なお、「特定大当たり」生起時に表示される「特定大当たり特別図柄」は、「特定大当たり装飾図柄」に比べて非常に小さく表示されるため、遊技者が、高度な注意力を払って「特別図柄」を見ていない限り、「特定大当たり」が生起したことを認識することができない)。また、上記の如く、「特定大当たり」生起後に「非特定大当たり装飾図柄」が表示されることがあり得るため、「非特定大当たり」生起後に、図柄表示装置8の各表示部位10〜12に、「非特定大当たり装飾図柄」が表示された場合にも、その時点においては、遊技者は、「抽選」において「非特定大当たり」が生起したことを認識することができない。加えて、「特定大当たり」が生起した場合でも「非特定大当たり」が生起した場合でも、「特別図柄」が100回変動するまで「変動短縮状態」が生起するため、その「変動短縮状態」中に、再度、「大当たり」が生起した場合には、生起した「大当たり」が「特定大当たり」であったのか、「非特定大当たり」であったのかを判断することができない。
加えて、ディップスイッチ44が“モード2”にされている場合に、「抽選」において「特定大当たり」が生起した場合には、「大当たり状態」が終了した後の「変動短縮状態」において、時短表示器51が“iカウンタの数値”を表示する。したがって、「変動短縮状態」となった時点においては、時短表示器51に“0”の数値が表示され、「特別図柄」および「装飾図柄」が変動する毎に、時短表示器51の表示数値が“1”ずつ増加し、時短表示器51の表示数値が“100”となった時点で、「変動短縮状態」が終了するが、時短表示器51の数値表示は継続される。それゆえ、遊技者が、時短表示器51の表示数値が“100”となった時点で「変動短縮状態」が終了することを予め知っている場合には、時短表示器51の数値が“100”となった後に「普通図柄」、「特別図柄」および「装飾図柄」の変動時間が短縮されていれば、生起した「大当たり」が「特定大当たり」であったことを認識することができる。しかしながら、遊技者が、時短表示器51の表示数値が“100”となった時点で「変動短縮状態」が終了することを予め知っていなければ、時短表示器51の数値が“100”となった時点でも、生起した「大当たり」が「特定大当たり」であったことを認識することができない。
(5)実施例のパチンコ機の効果
パチンコ機1は、上記の如く、図柄表示装置8による「大当たり装飾図柄」の表示方式を、「特定大当たり」が生起した場合に予め定められた「特定大当たり装飾図柄」のみを表示する第一表示方式(“モード1”)と、「特定大当たり」が生起した場合に「特定大当たり装飾図柄」あるいは「非特定大当たり装飾図柄」を表示する第二表示方式(“モード2”)とに切り替えるディップスイッチ44(切替手段)を設けたものである。したがって、ディップスイッチ44によって「装飾図柄」の表示方式を第二表示方式としたことにより、「特定大当たり」が生起した場合に、「非特定大当たり装飾図柄」が表示された場合には、遊技者は、「大当たり装飾図柄」が確定表示された時点では、「特定大当たり」が生起したのか「非特定大当たり」が生起したのか分からないものの、短時間の内に、高い確率で、再度、「大当たり」が生起する。それゆえ、パチンコ機1は、遊技内容が斬新、かつ、スリリングであり、長期間に亘って、遊技者の遊技意欲を高く保持することができる。一方、ディップスイッチ44により「装飾図柄」の表示方式を第一表示方式に設定すれば、「特定大当たり」が生起した場合には、常に「特定大当たり装飾図柄」が表示され、その時点で、直ちに、「特定大当たり」が生起したのか「非特定大当たり」が生起したのかを認識することができるようになる。すなわち、パチンコ機1によれば、ディップスイッチ44により「装飾図柄」の表示方式を切り替えるだけで、趣向性の全く異なる遊技をすることができる。
また、パチンコ機1は、「抽選」の結果、「大当たり」が生起した場合に、所定の回数だけ「特別図柄」および「装飾図柄」が変動するまで図柄表示装置8における「特別図柄」および「装飾図柄」の変動時間を短縮する「変動短縮状態」(第二特定遊技状態)を生起させるものである。したがって、「大当たり状態」終了後に生起した状態が「高確率状態」であるのか「変動短縮状態」であるのかを報知しない限り、「変動短縮状態」中に、再度、「大当たり」が生起した場合には、前回の「大当たり」が「特定大当たり」であったのか、「非特定大当たり」であったのかを判断することができない。それゆえ、パチンコ機1は、遊技内容がきわめて趣向性に富んでおり、非常に長期間に亘って、遊技者の遊技意欲を高く保持することができる。
さらに、パチンコ機1は、「抽選」の結果、「非特定大当たり」が生起した場合にのみ、「変動短縮状態」(第二特定遊技状態)を生起させるため、「特定大当たり」が生起した場合には、速やかに「高確率状態」(第一特定遊技状態)が生起し、高い確率で、再度、「大当たり」が生起するので、「特定大当たり」が生起したにも拘わらず長時間に亘って次回の「大当たり」が生起せず、遊技者がいやな思いをする、という事態が起こりにくい。
加えて、パチンコ機1は、図柄表示装置8の作動を制御する図柄制御基板22と作動制御基板(発光制御基板23、効果音制御基板24)とを統合して制御するサブ統合基板43が設けられているとともに、そのサブ統合基板43にディップスイッチ44が設けられているため、ディップスイッチ44による「装飾図柄」の表示方式の切替を、エラーを発生させることなく確実に実行することができる。
(9)本発明の変更例の説明
なお、本発明の遊技機の構成は、上記実施形態の態様に何ら限定されるものではなく、図柄始動口、図柄表示装置、作動制御装置、切替手段、図柄制御基板、作動制御基板、統合基板、入賞装置等の形状・構造等の構成を、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができる。
たとえば、本発明の遊技機は、サブ統合基板によって図柄制御基板、発光制御基板、効果音制御基板を統合するものに限定されず、メイン制御装置から図柄制御基板、発光制御基板、効果音制御基板へ直接的にコマンドを送信するもの等でも良い。また、本発明の遊技機は、ディップスイッチ(切替手段)をサブ統合基板に設置したものに限定されず、メイン基板や図柄表示基板等の他の基板にディップスイッチを設けたものでも良い。
さらに、ディップスイッチは、「装飾図柄」の表示方式を2種類の方式に切り替えるものに限定されず、3種類以上の方式に切り替えるものでも良い。加えて、「装飾図柄」の表示方式を切り替える方法は、上記実施形態の如く、所定のカウンタが選択した数値に対応した「装飾図柄」を記憶手段の異なるテーブルから呼び出す方法に限定されず、他の方法に変更することも可能である。なお、「装飾図柄」の表示方式を切り替える方法として、所定のカウンタが選択した数値に対応した「装飾図柄」を記憶手段の異なるテーブルから呼び出す方法を採用した場合には、「装飾図柄」の表示方式の切替を、エラーを発生させることなく確実に実行することができる、というメリットがある。また、遊技機は、上記実施形態の如く、所定のカウンタが選択した数値に対応した「装飾図柄」を2つの異なるテーブルから呼び出すことにより「装飾図柄」の表示方式を切り替えるものに限定されず、所定のカウンタが選択した数値に対応した「装飾図柄」を3つ以上の異なるテーブルから呼び出すことにより「装飾図柄」の表示方式を切り替えるものに変更することも可能である。
また、統合基板は、上記実施形態の如く、図柄制御基板と発光制御基板と効果音制御基板とを統合して制御するものに限定されず、発光制御基板あるいは効果音制御基板と図柄制御基板とを統合して制御するものや、発光制御基板や効果音制御基板以外の基板と図柄制御基板とを統合して制御するもの等に変更することも可能である。
一方、遊技機は、「非特定大当たり」が生起した場合および「特定大当たり」が生起した場合のいずれの場合にも「変動短縮状態」を生起させるものに限定されず、「特定大当たり」が生起した場合には「大当たり状態」が終了した後に「変動短縮状態」を生起させることなく直ちに「高確率状態」を生起させるもの等でも良い。また、遊技機は、上記実施形態の如く、「変動短縮状態」が生起した時点で、時短表示器がカウントアップ表示(「特別図柄」や「装飾図柄」が変動を実行する毎に数値を加算する表示)やカウントダウン表示(「特別図柄」や「装飾図柄」が変動を実行する毎に数値を減算する表示)を行うものに限定されず、時短表示器がないものでも良い。
また、遊技機は、上記実施形態の如く、「特定大当たり」が生起した場合に再度「大当たり」が生起するまで「高確率状態」を継続させるものに限定されず、「特定大当たり」が生起した場合に所定の回数だけ「特別図柄」や「装飾図柄」が変動するまで「高確率状態」を継続させるもの等に変更することも可能である。
さらに、遊技機は、上記実施形態の如く、所定の回数だけ「装飾図柄」や「特別図柄」が変動するまで「普通図柄」、「特別図柄」および「装飾図柄」の変動時間を短縮する「変動短縮状態」を生起させるものに限定されず、所定の時間が経過するまで「普通図柄」および/または「特別図柄」および/または「装飾図柄」の変動時間を短縮する「変動短縮状態」を生起させるもの等でも良い。
なお、本発明の遊技機は、上記実施形態の如き第1種のパチンコ機ばかりでなく、第3種のパチンコ機やスロットマシーン等の他の遊技機として応用することも可能である。
1・・パチンコ機
2・・遊技領域
8・・図柄表示装置
13・・普通電動役物(図柄始動口)
16・・大入賞口(入賞装置)
21・・メイン制御基板(作動制御装置)
22・・図柄制御装置
23・・発光制御装置(作動制御基板)
24・・効果音制御装置(作動制御基板)
43・・サブ統合基板(統合基板)
44・・ディップスイッチ(切替手段)

Claims (1)

  1. 遊技領域内に、遊技球が入賞可能な図柄始動口と、複数の装飾図柄および複数の特別図柄を表示可能な図柄表示装置とが設けられているとともに、作動内容を制御する作動制御装置が内蔵されており、
    前記遊技領域に打ち出された遊技球が前記図柄始動口に入賞した場合に、前記図柄表示装置に表示された前記装飾図柄および前記特別図柄を所定の時間だけ変動させる一方、前記作動制御装置内で抽選を実行し、その抽選の結果、大当たりが生起した場合には、予め定められた所定の装飾図柄である大当たり装飾図柄を前記図柄表示装置に確定表示し、かつ、前記所定の装飾図柄とは別個に、予め定められた所定の特別図柄である大当たり特別図柄を前記図柄表示装置に確定表示した後に、所定の入賞装置を所定の回数だけ断続的に開成させる特別遊技状態を生起させるとともに、
    前記抽選の結果、前記大当たりのうち特定の大当たりが生起した場合には、前記特別遊技状態を生起させた後に、大当たりの生起確率を増加させる第一特定遊技状態を生起させる一方、
    前記抽選の結果、前記大当たりのうち非特定の大当たりが生起した場合には、前記特別遊技状態を生起させた後に、前記図柄表示装置の前記特別図柄が予め定められた所定回数変動するまで図柄の変動時間を短縮する第二特定遊技状態を生起させる遊技機であって、
    前記図柄表示装置において、前記特別図柄を前記装飾図柄に比べて小さく表示するとともに、
    前記非特定の大当たりが生起した場合には、前記図柄表示装置に、前記大当たり装飾図柄の一つである非特定の大当たり装飾図柄、及び前記大当たり特別図柄の一つである非特定の大当たり特別図柄を確定表示し、
    前記特定の大当たりが生起した場合には、前記図柄表示装置に、前記大当たり装飾図柄の一つである特定の大当たり装飾図柄あるいは前記非特定の大当たり装飾図柄を確定表示するとともに、確定表示した大当たり装飾図柄が前記特定の大当たり装飾図柄であるか前記非特定の大当たり装飾図柄であるかに拘わらず、前記大当たり特別図柄の一つである特定の大当たり特別図柄を確定表示し、
    さらに、前記特定の大当たりが生起した場合にも、前記特別遊技状態を生起させた後に、前記第二特定遊技状態を生起させることにより、
    前記非特定の大当たり装飾図柄が確定表示されたことにともなって前記特別遊技状態の終了後に生起した前記第二特定遊技状態が、前記特定の大当たりによるものか、それとも前記非特定の大当たりによるものかについて、前記非特定の大当たり装飾図柄が確定表示された際に確定表示された前記大当たり特別図柄でしか判断できないようにしたことを特徴とする遊技機。
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