JP2014184008A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】ホール開店時等における遊技開始前の遊技者へのアピールに利用できる態様で、遊技者に設定値の推測等をさせることができる遊技機を提供する。
【解決手段】複数のリールR1〜R3の一部を表示する表示窓20と、出玉率の設定値を記憶する設定値記憶手段と、内部抽選の結果に応じて、停止操作手段13a〜13cに入力すべき操作態様を遊技者に対して報知する報知演出制御手段と、を有する遊技機1であって、特定の操作態様(例えば、右押し・3連赤セブン狙い)が入力される場合に、遊技機が所定の設定値となることを示す設定提示出目が表示窓20内に停止制御される設定提示抽選対象(例えば、「4揃い再遊技」)が含まれ、報知演出制御手段は、設定提示抽選対象が内部当選した場合において、設定値記憶手段に記憶された設定値に応じて(設定値が4〜6である場合に)、特定の操作態様に関する報知を実行する。
【選択図】図1
【解決手段】複数のリールR1〜R3の一部を表示する表示窓20と、出玉率の設定値を記憶する設定値記憶手段と、内部抽選の結果に応じて、停止操作手段13a〜13cに入力すべき操作態様を遊技者に対して報知する報知演出制御手段と、を有する遊技機1であって、特定の操作態様(例えば、右押し・3連赤セブン狙い)が入力される場合に、遊技機が所定の設定値となることを示す設定提示出目が表示窓20内に停止制御される設定提示抽選対象(例えば、「4揃い再遊技」)が含まれ、報知演出制御手段は、設定提示抽選対象が内部当選した場合において、設定値記憶手段に記憶された設定値に応じて(設定値が4〜6である場合に)、特定の操作態様に関する報知を実行する。
【選択図】図1
Description
本発明は、遊技機に関する。
一般的に遊技機には、出玉率の調整を容易に行うための手段としての設定機能が実装されている。ホールの従業員は、設定機能を操作することで遊技機の設定値を変更し、遊技機の出玉率の調整を行う。
ホール側で予め決定された遊技機の設定値は、遊技者にとっては貴重な情報となる。このためホール側は、有利な出玉率の設定となっている旨を遊技者に訴えかけるべく、遊技機に多彩なプレート(アピールプレート)を立てかけることもある。
なお、特許文献1には、入賞が出易い台であるか否かを外部より判断できるよう構成した遊技機が開示されている。
遊技者に、設定値の認識や推測をさせる1つの方法としては、例えば、有利な出玉率となるように設定されている場合にて、遊技機の表示器にて特殊なキャラクタを登場させる等の演出を低い確率で実行するというようなものが考えられる。
しかしながら、上記のような遊技機の演出は、ホール開店時等において自由に発生させることが困難であり、ホール開店時における遊技開始前の遊技者へのアピールとしては利用し難いものがある。
本発明は、上記のような課題に鑑みて、ホール開店時等における遊技開始前の遊技者へのアピールに利用できる態様で、遊技者に設定値の認識や推測をさせることができる遊技機を提供することを目的とする。
以下、本発明について説明する。なお、発明の理解を容易にするため添付図面の参照符号等を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が表示の形態に限定されるものではない。
本発明にかかる遊技機は、上記課題に鑑みて、複数種類の図柄が配置されて回転駆動される複数のリール(R1〜R3)と、前記複数のリールに対応して設けられ、回転駆動を停止させる指示を遊技者が入力するための複数の停止操作手段(13a〜13c)と、複数種類の抽選対象のうち、いずれか1つを内部抽選により導出する内部抽選手段(IL)と、前記内部抽選の結果、及び、前記停止操作手段に入力される停止操作に基づいて、予め定められた範囲内(4コマ以内)で図柄を引き込むことにより前記リールの停止制御を行うリール制御手段(RC)と、前記複数のリールのそれぞれの一部を表示する表示窓(20)と、出玉率の設定値を記憶する設定値記憶手段(SMa,SMb)と、前記内部抽選の結果に応じて、前記停止操作手段に入力すべき操作態様を遊技者に対して報知する報知演出制御手段(AC)と、を有する遊技機であって、前記内部抽選における抽選対象には、特定の操作態様(例えば、右押し・3連赤セブン狙い)が入力される場合に、前記設定値記憶手段に記憶された設定値が所定の設定値となることを示す設定提示出目(図4参照)が、前記リール制御手段によって表示窓(20)内に停止するように制御される設定提示抽選対象(例えば、「4揃い再遊技」)が含まれ、前記報知演出制御手段は、前記設定提示抽選対象が内部当選した場合において、前記設定値記憶手段に記憶された前記設定値に応じて(設定値が4〜6である場合に)、前記特定の操作態様に関する報知を実行する、ことを特徴とする。
また、本発明に係る遊技機の一態様では、前記報知演出制御手段は、前記設定値記憶手段に記憶された設定値が前記所定の設定値とは異なる設定値である場合(設定値が1〜3である場合)には、前記設定提示出目を表示窓内に停止する前記特定の操作態様に関する報知を実行しないように制御する、ことを特徴としてもよい。
また、本発明に係る遊技機の一態様では、前記設定提示出目は、前記表示窓内の複数箇所に設定提示図柄(赤セブンAおよび赤セブンB)が停止することによって構成され、前記設定提示図柄は、同一の形態を有する1種類の図柄、または、部分的に共通する形態を有する複数種類の図柄によって構成される、ことを特徴としてもよい。
また、本発明に係る遊技機の一態様では、前記設定提示図柄は、前記複数のリールの少なくとも1つにおいて複数箇所に連続して配置され、前記設定提示出目は、前記設定提示図柄が連続して配置された前記複数箇所を含んで構成される、ことを特徴としてもよい。
また、本発明に係る遊技機の一態様では、前記複数のリールは、左リールと、中リールと、右リールとを含み、前記設定報知図柄は、前記左リールの2箇所で連続して配置され、前記中リールの1箇所にて単独で配置され、前記右リールの3箇所で連続して配置され、前記設定報知出目は、前記左リールにおける上段表示位置及び中段表示位置と、前記中リールにおける中段表示位置又は上段表示位置と、前記右リールにおける上段表示位置、中段表示位置、及び下段表示位置に前記設定報知図柄が配置されることによって構成される、ことを特徴としてもよい(図4(a)(b)参照)。
また、本発明に係る遊技機の一態様では、前記設定提示図柄は、有効ライン上の前記複数のリールの各位置に停止した場合には、小役賞、再遊技賞、および、メイン制御基板側にて設定されるゲーム状態の変更およびサブ制御基板側にて設定される遊技状態の変更の少なくとも一方を伴う特典(第1種特別役物を開始する特別役やAT遊技等)、のうちの少なくとも1つが付与される、ことを特徴としてもよい。
また、本発明に係る遊技機の一態様では、前記特定の操作態様は、遊技の基準となる基準操作順序とは異なる操作順序(変則押し)によって入力される、ことを特徴としてもよい。
また、本発明に係る遊技機の一態様では、前記内部抽選における抽選対象には、入賞することにより予め定められた配当を付与する所定の小役(例えば、チェリー、スイカ、ベルのモチーフに対応する小役のいずれか)に対応して前記停止操作手段を入力するタイミングによっては取りこぼしが生じる抽選対象が含まれ、前記設定提示出目は、取りこぼしが生じる前記タイミングにて前記停止操作手段を入力することにより表示される、ことを特徴としてもよい。
また、本発明に係る遊技機の一態様では、前記設定提示抽選対象は、前記内部抽選に用いられる所定の役抽選テーブルにおける前記複数種類の抽選対象のうちで、最も低い内部当選確率を有する、ことを特徴としてもよい。
また、本発明に係る遊技機の一態様では、遊技者にとって有利となる操作態様に関する報知を前記報知演出制御手段に実行させることにより、遊技者に対して有利となる報知ゲームを複数の遊技にわたって実行する報知ゲーム実行手段(AP)を有し、前記報知演出制御手段は、前記報知ゲーム実行手段によって前記報知ゲームが複数の遊技にわたって実行される状態で、前記設定提示抽選対象が内部当選した場合に前記特定の操作態様に関する報知を実行する、ことを特徴としてもよい。
また、本発明に係る遊技機の一態様では、前記内部抽選における抽選対象には、前記設定提示抽選対象とは異なる抽選対象であって、遊技者に特典を付与する場合に前記特定の操作態様に関する報知を実行する特典付与抽選対象(例えば、「シングル揃い再遊技1、2」、「ダブル揃い再遊技1,2」)が含まれ、前記リール制御手段は、前記特典付与抽選対象が内部当選した際に前記特定の操作態様に関する報知が実行されて前記特定の操作態様(右押し・3連赤セブン狙い)が入力される場合には、前記設定提示出目とは異なる出目を前記表示窓内に表示するように前記リールの停止制御を実行する、ことを特徴としてもよい。
また、本発明に係る遊技機の一態様では、前記設定提示抽選対象の内部当選時において、前記特定の操作態様に関する報知を伴って前記設定提示出目(図4(a)参照)が表示窓内に表示された場合には、前記設定値記憶手段に記憶された設定値が前記所定の設定値(4〜6のいずれか)となることが確定する、ことを特徴としてもよい。
本明細書で用いる用語は、それぞれ次の意味を表す。
「遊技媒体」とは、遊技メダル又は遊技球をいう。
「入賞ライン」とは、表示列の図柄が組合せとして判定される表示位置の組をいう。「有効ライン」とは、ベット処理や自動ベット処理等により有効化された入賞ラインのことをいう。
「一遊技(1ゲーム)」とは、ベット処理を開始したときから次のベット処理が可能になるまでの一連の処理をいう。
「遊技価値」とは、入賞によって付与する特典であり、例えば、他の種類のゲームを開始する条件や配当を付与するものがある。
「役」とは、原則として、図柄の組合せのうち遊技価値の付与に必要な図柄の組合せ(図柄の並び)をいう。例えば、赤7役、7−7−7役などのようにいう。また、本明細書においては、後述の内部抽選の抽選対象の名称として「役」が用いられることもある。
「賞」とは、有効ライン上に役が表示されたことを契機として付与される特典のことをいい、他の種類のゲームを開始する条件を付与する開始賞と、配当を付与する小役賞、遊技媒体又はクレジットの投入なしに、次ゲームを開始する条件を付与する再遊技賞がある。また、開始賞にはBB賞、MB賞、SB賞、RB賞、CB賞などがある。なお、一つの賞には複数の役が対応してもよい。
「役抽選テーブル」とは、複数の抽選対象のそれぞれに数値範囲が関連づけられた情報であり、各抽選対象の当選確率(抽選確率)が定められたものを言う。各抽選対象は、1又は複数の役を含んで構成されるが、「ハズレ」に相当する抽選対象が存在していてもよい。また「役抽選テーブル」のことを「内部抽選テーブル」ということもある。
「内部抽選」とは、ハードウェア又はソフトウェアで構成した数列発生装置から発生する複数の数値の中から1つの数値を取得(乱数抽出)し、さらに役抽選テーブルを参照して、取得した乱数値が属することとなる抽選対象を導出することで実行する抽選処理のことをいう。ひとつの抽選対象に複数の賞が対応付けられている場合に、取得した乱数値が当該抽選対象の数値範囲に属する場合には、当該複数の賞のそれぞれに当選したことになる。
「内部当選」とは、内部抽選において取得された乱数値が、役抽選テーブルにおけるいずれかの抽選対象に該当する数値範囲に属したことをいう。また、本明細書では、単に「当選」ということもある。
「ハズレ」とは、内部抽選において取得された乱数値が役抽選テーブルのハズレに対応する抽選対象の数値範囲に該当した場合、又は、役抽選テーブルにおけるいずれの数値範囲にも属さなかった場合をいう。また、本明細書では、「ハズレ」のことを「不当選」ということもある。
「図柄」とは、文字、図形、記号、色彩若しくはこれらの結合であって、表示列上に表示されるもの、又は役の構成要素の単位をいう。
「入賞」とは、ベット操作で有効とされた入賞ライン上に表示された図柄の組合せが、あらかじめ定められた役であると判定されたことをいう。
「非入賞」とは、ベット操作で有効ライン上に表示された図柄の組合せが、あらかじめ定められた役でないと判定されたことをいう。非入賞には、内部抽選の結果によりいずれかの役が有効ライン上に表示されることが許可された状態であるにも関わらず、停止ボタンの操作によって有効ライン上に役が揃わなかった場合と、内部抽選でハズレの場合に役が揃わない場合がある。また、前者の場合を、「取りこぼし」という。
「当選フラグ」とは、内部抽選の結果に基づいて、有効ライン上にいずれの図柄の組合せの表示を許可するかを記憶するデータをいう。内部抽選の結果に基づいてセットされた当選フラグは、原則として一遊技終了時にクリアされる。
「押し順小役」とは、遊技者が入力するストップボタンの操作順序によって、有効ライン上に小役が停止するか否かが決定される抽選対象、或いは、有効ライン上に停止する小役が決定される抽選対象のことをいい、「押し順再遊技役」とは、遊技者が入力するストップボタンの操作順序によって、有効ライン上に表示される図柄の組合せが異なることとなる再遊技役のことをいう。また、「押し順小役」や「押し順再遊技役」のことを「操作順序役」ともいう。
「投入枚数」とは、一遊技を開始するために必要となる遊技媒体数のことをいい、当該一遊技を開始する際に遊技者によって投入されたメダルの枚数をいう。
「払出し数」とは、有効ラインに停止した役に対応して、払い出される遊技媒体数のことをいい、複数の入賞ラインに役が停止した場合には、各役に付与される配当を合計した数となる。ただし、払出し数には上限値「15」(枚)が定められており、各役に付与される配当を合計した枚数が15枚を超える場合には、上限値である15枚が払出し数となる。
「出玉率」とは、遊技媒体の投入枚数に対する払出し数の割合(払出し数/投入枚数)をいい、出玉率が1(100%)のときは、遊技媒体の投入枚数と払出し数とが同一値であることを意味する。
「ベット操作」とは、遊技媒体又はクレジットの投入によって、投入枚数(ベット数)に応じた入賞ラインを有効化することをいう。ベット操作に応じた制御をベット処理といい、遊技媒体の投入による投入ベット処理、クレジットの投入による貯留ベット処理、及び
再遊技賞に入賞した次ゲームで前ゲームと同じ入賞ラインを自動的に有効化する自動ベット処理を含む。
再遊技賞に入賞した次ゲームで前ゲームと同じ入賞ラインを自動的に有効化する自動ベット処理を含む。
「RBゲーム」とは、RB賞が入賞した次ゲームから所定条件を充足するまで、通常ゲームと比較して、小役賞に係る図柄の組合せの数を増加、又は小役賞の当選確率を変動させて行うゲームをいう。RBゲームを遊技規則で第1種特別役物という。
「BBゲーム」とは、BB賞が入賞した次ゲームから所定条件を充足するまで、通常ゲームと比較して、RB賞に係る図柄の組合せ(役)の数を増加、若しくはRB賞の当選確率を変動させて行うゲーム、又はRBゲームを連続して開始させて行うゲームをいう。
なお、本明細書中の「RBゲーム」、「BBゲーム」は、それぞれ、遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則(昭和六十年二月十二日国家公安委員会規則第四号)の別表第二(技術上の規格における用語の意味)(以下、この規則を「遊技規則」という。)における、「第1種特別役物」、「第1種特別役物に係る役物連続作動装置」に対応する用語である。
本発明によれば、第2種BB内部中状態に長期的に滞在する遊技機において、特定図柄が有効ライン外に表示される場合に払出しが得られるようにした抽選対象が内部当選した場合に、特定図柄がリール表示窓内に表示されない際の払出しの発生を抑えることができる。
[第1の実施形態]
以下においては、本発明の第1の実施形態に係る遊技機1についての説明をする。
以下においては、本発明の第1の実施形態に係る遊技機1についての説明をする。
[1−1.遊技機の外観構成]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る遊技機1の概観を示す斜視図である。遊技機1は、前面が開口した箱状の本体2と本体2の前面に配置した前面扉3から構成されている。本体2と前面扉3とは片側で蝶番により固定され開閉できるようになっている。前面扉3は、遊技者が遊技を行うためのボタン類が配置された操作部OP、リール可変表示装置RLの図柄を視認させるためのリール表示窓20や遊技を進行するための情報が表示される表示器類が配置されたパネル表示部DP、遊技を進行するための情報が表示される表示器類や電飾装置が配置された演出表示部TP及び受皿部BPから構成されている。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る遊技機1の概観を示す斜視図である。遊技機1は、前面が開口した箱状の本体2と本体2の前面に配置した前面扉3から構成されている。本体2と前面扉3とは片側で蝶番により固定され開閉できるようになっている。前面扉3は、遊技者が遊技を行うためのボタン類が配置された操作部OP、リール可変表示装置RLの図柄を視認させるためのリール表示窓20や遊技を進行するための情報が表示される表示器類が配置されたパネル表示部DP、遊技を進行するための情報が表示される表示器類や電飾装置が配置された演出表示部TP及び受皿部BPから構成されている。
操作部OPには、メダル投入口10、MAXBETボタン11をはじめとする一遊技に賭ける遊技媒体の数を設定するベットボタン、スタートレバー12、左ストップボタン13a、中ストップボタン13b、右ストップボタン13c、精算ボタン14、表示画面操作ボタン15が設けられている。操作部OPの上面右側にメダル投入口10が配置され、上面左側にMAXBETボタン11が配置されている。遊技機1の遊技は、メダル投入操作又はベットボタン操作、再遊技賞の入賞に伴う自動ベット処理により開始できる。MAXBETボタン11の下部位置の前面側には、リールR1〜R3の回転を行うためのスタートレバー12が配置され、その右側には左リールR1の回転を停止させるための左ストップボタン13a、中リールR2の回転を停止させるための中ストップボタン13b及び右リールR3の回転を停止させるための右ストップボタン13cが配置される。
また、リールR1〜R3が回転を開始した後、ストップボタン13a〜13cのうちリールを停止するために最初に入力される操作を第1停止操作、次に入力される操作を第2停止操作、最後に入力される操作を第3停止操作というものとする。また、ストップボタン13a〜13cのうち、リールを停止するために最初に押下されるボタンを第1停止ボタン、次に押下されるボタンを第2停止ボタン、最後に押下されるボタンを第3停止ボタンというものとする。また、リールR1〜R3のうち、最初に停止制御されるリールを第1停止リール、次に停止制御されるリールを第2停止リール、最後に停止制御されるリールを第3停止リールというものとする。さらに、「順押し」とは、第1停止操作が左ストップボタン13aに、第2停止操作が中ストップボタン13bに、第3停止操作が右ストップボタン13cに入力される操作順序のことをいい、「挟み押し」とは、第1停止操作が左ストップボタン13aに、第2停止操作が右ストップボタン13cに、第3停止操作が中ストップボタン13bに入力される操作順序のことをいう。また、「変則押し」とは、左ストップボタン13a以外に第1停止操作が入力される操作順序のことをいう。
パネル表示部DPには、リール表示窓20、遊技ガイド表示器22及び遊技価値情報表示部23が設けられている。遊技価値情報表示部23は、クレジット数表示器23a、配当数表示器23c及び獲得枚数表示器23bから構成される。本実施形態のリール表示窓20は、1つのリールにつき、3個の連続した図柄をのぞむ透明アクリル板からなり、遊技者は3つのリールで9個分の図柄を、リール表示窓20を通して目視することができる。
本実施形態における遊技機1は、リール表示窓20の中段表示位置に水平の入賞ラインL1を有している。すなわち、左リールR1における上段表示位置をU1、中段表示位置をM1、下段表示位置をD1、中リールR2における上段表示位置をU2、中段表示位置をM2、下段表示位置をD2、右リールR3における上段表示位置をU3、中段表示位置をM3、下段表示位置をD3、とした場合に、入賞ラインL1は、各リールR1〜R3における中段表示位置M1−M2−M3に対応している。
また、リール表示窓20の右側には、入賞した役に応じて点灯する表示部やゲーム状態に応じて点灯するLEDなどの複数のLEDが配置された遊技ガイド表示器22が設けられている。さらにリール表示窓20の下側には、貯留装置に蓄えられたクレジット数を表示するクレジット数表示器23a、入賞した場合に付与された配当数を表示する配当数表示器23c、及び所定ゲーム中に付与された配当数を累積して獲得枚数の表示を行う獲得枚数表示器23bから構成される遊技価値情報表示部23を有している。
演出表示部TPには、遊技の進行状態を画像で表示する液晶ディスプレイなどで構成される表示器30、ゲーム状態に応じて色彩や点灯パターンを変化させてゲーム状態を表示する電飾LED31及びゲーム状態に応じて変化させるBGMやボタン操作に応じた操作音、ガイド音声を出力するスピーカ32が設けられている。
また、遊技機1の筐体内部には、設定変更ユニット70(図1において不図示)が設けられており、設定変更ユニット70は、設定キースイッチおよび設定変更スイッチを含んで構成される。
本実施形態の遊技機1では、小役や再遊技役等の内部当選確率を定めた役抽選テーブルや、所定の契機にAT遊技が付与される確率を定めた後述のAT抽選テーブル等の各種の抽選テーブルについて6つの組み合わせが予め定められており、設定変更ユニット70の操作により、設定値を6段階中のうちの1つにすることができるようになっている。設定変更ユニット70においては、設定キースイッチに設定変更キーを差し込んでONの状態にし、さらに、不図示の電源スイッチをONにすることで、設定変更スイッチの入力による設定値の切り替えが可能となる。遊技機1の設定値は、一遊技における出玉率に対応しており、設定変更スイッチの入力により1→2→3→4→5→6→1の順番に変化して数字が大きくなるに従って前記の抽選テーブルについての組み合わせが遊技者にとって有利なものとなる。なお、設定変更ユニット70によって入力された現時点の設定値は遊技価値表示部23にて表示され、ホールの従業員等は、遊技価値表示部23を確認しつつ意図する設定値の入力を行う。
[2.遊技機の電気的構成]
図2は、遊技機1の電気的構成を示すブロック図である。遊技機1は、遊技の主たる制御を行うメイン制御基板100A、表示器30に対して表示制御を行い画像表示するサブ制御基板100Bを備えている。メイン制御基板100Aは、CPU(centralprocessingunit)101、クロック発生回路a102、クロック発生回路b103、ROM(read-onlymemory)104、RAM(random-accessmemory)105、データ送出回路106、入出力ポート107から構成されている。なお、CPU101としてROMやRAMを内蔵しているものを採用することができる。その場合には、外付けのROM104、RAM105は不要となる。
図2は、遊技機1の電気的構成を示すブロック図である。遊技機1は、遊技の主たる制御を行うメイン制御基板100A、表示器30に対して表示制御を行い画像表示するサブ制御基板100Bを備えている。メイン制御基板100Aは、CPU(centralprocessingunit)101、クロック発生回路a102、クロック発生回路b103、ROM(read-onlymemory)104、RAM(random-accessmemory)105、データ送出回路106、入出力ポート107から構成されている。なお、CPU101としてROMやRAMを内蔵しているものを採用することができる。その場合には、外付けのROM104、RAM105は不要となる。
CPU101は、ROM104に格納されたプログラムを、クロック発生回路a102で発生したCLK信号のタイミングに基づいて読み出し、プログラムを逐次実行する。CPU101は、電源が投入されるとあらかじめ定められたアドレスからメインプログラムを実行し、クロック発生回路a102の周期とは異なるクロック発生回路b103で発生したINTR信号のタイミングで、あらかじめ定められたアドレスから始まる割込みプログラムを実行する。ここで、INTR信号の間隔は、例えば、2ミリ秒である。CPU101はプログラムの実行に応じて、各種フラグや各種カウンタ又は各種遊技情報をRAM105に保存する。外部から供給される電源が遮断した場合でも、RAM105は電池により記憶情報が保持されており、その後電源が復帰した場合には、電源断発生の直前の状態から再開する。CPU101は、入出力ポート107を介して各種ボタン、センサの状態を読み取って各種モータ等を駆動する。
ベット操作指示信号111a〜111c、開始操作指示信号112、停止操作指示信号113a〜113c及び精算操作指示信号114は、それぞれ操作部OPに設けられたMAXボタン11をはじめとするベットボタン、スタートレバー12、ストップボタン13a〜13c、精算ボタン14が遊技者に操作されたことに応じて検知される信号であり、入出力ポート107を介してCPU101に送られる。表示制御信号123a〜123cは、それぞれパネル表示部DPに設けられたクレジット数表示器23a、獲得枚数表示器23b、配当数表示器23cに表示するための表示信号であり、入出力ポート107を介してCPU101より駆動される。リール位置検出信号155a〜155cはそれぞれリール可変表示装置RLのそれぞれのリールに対応し、リールが1回転するたびに1回検出する信号であり入出力ポート107を介してCPU101に送られる。リール駆動信号154a〜154cは、それぞれリール可変表示装置RLのそれぞれのリールR1〜R3を駆動するステッピングモータ駆動信号であり、入出力ポート107を介してCPU101より駆動される。このリール駆動信号154a〜154cによってステッピングモータに対する制御を行うことにより、各リールR1〜R3の回転制御の開始や停止制御を実行することができる。
メダル投入信号160は、投入された遊技メダルをメダル投入口10から通ずる前面扉3の内部に設けられたメダル検出装置に設けられたメダルを検出するセンサの信号であり、入出力ポート107を介してCPU101に送られる。また、メダルブロック信号161はメダル検出装置に設けられたソレノイドを駆動する信号であり入出力ポート107を介してCPU101より駆動される。メダル払出信号162はメダル払出装置のメダル放出部に設けられたメダルを検出するセンサ信号であり、入出力ポート107を介してCPU101に送られる。また、払出駆動信号163はメダル払出装置に設けられたモータを駆動する信号であり、入出力ポート107を介してCPU101より駆動される。
設定キースイッチ信号170は、設定変更キーが差し込まれた状態を検知するセンサの信号であり、入出力ポート107を介してCPU101に送られる。また、設定変更スイッチ信号171は、設定変更スイッチに入力された押圧を検知するセンサの信号であり、設定キースイッチに設定変更キーが差し込まれてONの状態となっている場合に、入出力ポート107を介してCPU101に受入れられる。メイン制御基板100Aは、設定キースイッチ信号170を再び受入れて設定値の切り替えが不可能となるOFFの状態となった際の設定値をRAM105に記録し、当該設定値に基づいて内部抽選等に用いられる役抽選テーブルを予め決定する。また、RAM105に記録された設定値は、外部からの電源が遮断した場合であっても電池によって情報が保持されるようになっている。
CPU101は、データ送出回路106を介してサブ制御基板100Bへ各種コマンドを出力する。サブ制御基板100Bは、CPU(centralprocessingunit)191、クロック発生回路c192、クロック発生回路d193、ROM(read-onlymemory)194、RAM(random-accessmemory)195、データ入力回路196及びグラフィックLSIとその周辺回路からなる表示回路197を備えている。このCPU191は、ROM194に格納されたプログラムを、クロック発生回路c192で発生したCLK信号のタイミングに基づいて読み出し、プログラムを逐次実行する。CPU191は、電源が投入されるとあらかじめ定められたアドレスからメインプログラムを実行し、クロック発生回路c192の周期とは異なるクロック発生回路d193で発生したINTR1信号のタイミングで、あらかじめ定められたアドレスから始まる割込みプログラムを実行する。ここで、INTR1信号の間隔は、例えば、2ミリ秒とする。CPU191は、プログラムの実行に応じて、各種フラグや各種カウンタ又は各種遊技情報をRAM195に保存する。また、メイン制御基板100Aのデータ送出回路からのデータ送出タイミングに同期して送出されるストローブ信号に基づいてINTR2信号を発生させ、このINTR2信号のタイミングで、あらかじめ定められたアドレスから始まる割込みプログラムを実行する。
サブ制御基板100Bは、メイン制御基板100Aより各種コマンドを受信して、遊技に伴う演出画像を表示器30に表示させる指示を表示回路197に出力する。また、サブ制御基板100Bは、遊技ガイド表示器22、電飾LED31による電飾装置の点灯制御や、リール可変表示装置RLに設けられたバックライト装置53a〜53cの点灯制御、及びBGMなどのサウンドをスピーカ32から出力する音制御を行う。
[3.遊技機1について]
以下では、本実施形態の遊技機1について説明をする。
以下では、本実施形態の遊技機1について説明をする。
本実施形態の遊技機1の有効ラインは、リール表示窓20の中段表示位置にて水平となる有効ラインL1のみであり、サブ制御基板100Bにおける画像や音声の制御により、押し順小役等を入賞させる停止操作順序やタイミングなどを報知するAT(アシストタイム)機能を有している。
ここで、「AT機能」とは、ストップボタン13a〜13cの操作に応じて有効ライン上に停止する図柄の組合せが異なるように設定された役が当選したときに、遊技者にとって有利となる操作態様を報知する演出を伴う「AT遊技(報知ゲーム)」を実行する機能のことをいい、AT遊技が実行されることとなる状態をAT状態、AT遊技が実行されない状態を非AT状態とも言う。また、AT遊技の将来的な付与を確定する抽選処理のことを「AT抽選」ともいう。本実施形態におけるAT状態では、内部当選の結果に応じて、サブ制御基板100Bによる画像や音声の制御により遊技者にとって有利となる押し順やタイミングの報知が行われる。また、AT状態は所定の条件を充足するまで継続するようになっており、本実施形態では、AT抽選により所定の遊技数の報知ゲームが付与されて、当該遊技数の報知ゲームを消化するまでAT状態が継続する。
また遊技機1では、押し順等の報知がない遊技において、ストップボタン13a〜13cを操作するべき基準となる押し順(基準操作順序)として、左リールを第1停止リールとする順押し又は挟み押しが推奨されている。押し順等の報知が無い遊技において変則押しが入力された場合には、AT抽選を実行しないAT不抽選ゲームの設定等、遊技者に対してペナルティが付与される。
[3−1.図柄の配置について]
図3は、本実施形態の遊技機1におけるリールR1〜R3の各リール帯に印刷された図柄の配置を示す説明図である。左、中、右のそれぞれのリールには21個の図柄が等間隔で配置して印刷されている。400ステップのパルスの供給で1回転するステッピングモータ54a〜54cを使用しているので、21個の図柄を配置すると図柄の間隔は19ステップとなる。また、リール位置検出信号155a〜155cを検知してから10ステップ進めたときに、図柄番号PN=1がリール表示窓20の中段の入賞ラインL1上に位置するようにしているため、リール位置検出信号155a〜155cを検知してから29ステップ進めれば図柄番号PN=2がリール表示窓の中段に位置し、48ステップ進めれば図柄番号PN=3がリール表示窓の中段に位置し、390ステップ進めれば図柄番号PN=21がリール表示窓の中段に位置することになる。390ステップより先に進めると、再びリール位置検出信号155a〜155cが検知される。これによりリール位置検出信号155a〜155cが検知されたタイミングを基点にして、進めるステップ数により所定の図柄をリール表示窓の中段に位置させることができる。
図3は、本実施形態の遊技機1におけるリールR1〜R3の各リール帯に印刷された図柄の配置を示す説明図である。左、中、右のそれぞれのリールには21個の図柄が等間隔で配置して印刷されている。400ステップのパルスの供給で1回転するステッピングモータ54a〜54cを使用しているので、21個の図柄を配置すると図柄の間隔は19ステップとなる。また、リール位置検出信号155a〜155cを検知してから10ステップ進めたときに、図柄番号PN=1がリール表示窓20の中段の入賞ラインL1上に位置するようにしているため、リール位置検出信号155a〜155cを検知してから29ステップ進めれば図柄番号PN=2がリール表示窓の中段に位置し、48ステップ進めれば図柄番号PN=3がリール表示窓の中段に位置し、390ステップ進めれば図柄番号PN=21がリール表示窓の中段に位置することになる。390ステップより先に進めると、再びリール位置検出信号155a〜155cが検知される。これによりリール位置検出信号155a〜155cが検知されたタイミングを基点にして、進めるステップ数により所定の図柄をリール表示窓の中段に位置させることができる。
また、図3において示されるように、リールR1〜R3の各リール帯には複数種類の図柄が印刷されており、赤セブンAとB、スイカAとB、リプレイA〜Cについては、図柄における主要な構成要素のモチーフ(主題)が一致して、形態が部分的に共通する複数種類の図柄となっている。
ここで本明細書における図柄の形態は、1又は複数の図柄構成要素(例えば、チェリーの場合には、果実と葉っぱ等)の外形を表現する輪郭線と、輪郭線の内側に付される彩色(単に1色のみで着色される態様だけでなく、濃淡を有して着色される態様や、境界線なしで色分けされる態様も含む)とによって構成されるものとなっている。また、部分的に形態が共通する場合としては、赤セブンAとB等のように印刷された図柄の一部の範囲における輪郭線および彩色が共通するものの他に、図柄全体あるいは主要な構成要素に対応する部分の輪郭線が共通して彩色が異なるものや、図柄全体あるいは主要な構成要素に対応する部分の輪郭線が異なるものの彩色に共通点があるもの(例えば、着色される色の種類または色分けの態様が一致するもの)、さらに、左右反転した形態を互いに有しているもの等を含むものとする。
また、赤セブンAとB、スイカAとB、リプレイA〜Cについては、リール表示窓内20の有効ラインL1に対応する中段表示位置(M1−M2−M3)に一直線状に停止する場合に、それぞれのモチーフに対応する特典が付与されるようになっている。すなわち、赤セブンAとB等は、遊技者にとっては差異を識別しづらく、いずれも遊技機において所定の特典に対応したものであると認識されるものである。なお、後述するように、本実施形態において赤セブンAとBが有効ラインL1上に停止した場合には、サブ制御基板100B側にて設定される遊技状態の変更を伴うAT遊技が付与されるようになっている。
[3−2.設定提示出目について]
ここで特に、本実施形態の遊技機1においては、設定提示抽選対象が内部当選した際に、設定値に応じて特定の操作態様の報知が発生し、遊技者が当該報知にしたがって停止操作を入力することで設定提示出目が表示されるようになっている。設定提示出目は、遊技機1の設定値の判断を可能にするための出目(リール表示窓20において表示される全ての図柄によって構成される表示態様)であり、ホール側で入力された設定値が所定の設定値となることを示すものとなっている。
ここで特に、本実施形態の遊技機1においては、設定提示抽選対象が内部当選した際に、設定値に応じて特定の操作態様の報知が発生し、遊技者が当該報知にしたがって停止操作を入力することで設定提示出目が表示されるようになっている。設定提示出目は、遊技機1の設定値の判断を可能にするための出目(リール表示窓20において表示される全ての図柄によって構成される表示態様)であり、ホール側で入力された設定値が所定の設定値となることを示すものとなっている。
図4は、本実施形態の遊技機1において表示される設定提示出目を説明するための図である。本実施形態では、報知にしたがうことで設定提示出目が表示された場合に遊技機の設定値が確定するものとなっており、図4(a)の「4」の配置に対応する設定提示出目が停止した場合には、設定値が4以上となることが確定し、図4(b)の「7」の配置に対応する設定提示出目が停止した場合には、設定値が6となることが確定するようになっている。
具体的には、本実施形態の設定提示出目は、図4において示されるように、リール表示窓20内の複数箇所に設定提示図柄(赤セブンAおよび赤セブンB)が停止することによって構成される。設定提示図柄は、同一の形態を有する1種類の図柄、または、モチーフが共通する複数種類の図柄によって構成され、設定提示出目の主要な構成要素となって設定提示出目の法則性に関連する図柄である。また設定提示図柄は、小役や再遊技役等の他の抽選対象の内部当選時や当選フラグが持ち越されている状態、および不当選時においては停止することのない位置関係となる複数箇所に停止することで設定提示出目を構成するものとなっている。本実施形態においては、左リールR1では設定提示図柄が2連続で、中リールR2では設定提示図柄が単独で、右リールR3では設定提示図柄が3連続で配置されており、これにより、図4における設定提示出目のそれぞれが、「4」と「7」の数字を表現するようになっている。
また、特に本実施形態の設定提示出目は、何の前触れもなく表示されると遊技者に看過されやすくなって遊技者の好奇心の向上に寄与しない可能性もあることから、設定値に応じて発生する特定の操作態様の報知とその入力を伴うことで表示されるようになっている。
具体的には、後述の設定提示抽選対象(図5〜図8参照)がAT状態で内部当選した際に、遊技機1の設定値が4〜6のいずれかとなる場合、あるいは、設定値が6となる場合に、設定提示出目を表示するための変則押しの報知が発生するようになっており、設定提示抽選対象が非AT状態で内部当選した場合には、当該変則押しの報知が発生しないようになっている。また、上記の設定値とは異なる設定値が入力されている場合には、設定提示抽選対象がAT状態で内部当選をしても、設定提示出目を表示する操作態様とは異なる操作態様の入力を促す報知が発生するようになっている。
このような設定提示出目としては、特定の操作態様の報知によって表示されるようにすることで、操作態様の報知等がない遊技において遊技者が狙う位置とは異なる位置に配置された図柄によって構成しやすくなり、リール表示窓20の特徴的な出目の実現に繋がることとなる。
本実施形態の遊技機1では、このような設定提示出目が設けられていることで、遊技者に設定値の認識や推測をさせることができることに加えて、ホール開店時等において遊技者のアピール等に利用することもできるようになる。
[3−3.設定提示抽選対象について]
次に、本実施形態における設定提示抽選対象について具体的に説明をする。
次に、本実施形態における設定提示抽選対象について具体的に説明をする。
図5は、遊技機1の内部抽選時に参照される役抽選テーブルの一部を説明するための図であり、図6および図7は、再遊技役に対応する各抽選対象を説明するための図である。また図8は、設定提示抽選対象(4揃い再遊技、7揃い再遊技)や特典付与抽選対象(シングル揃い再遊技1、シングル揃い再遊技2、ダブル揃い再遊技1、ダブル揃い再遊技2)がAT状態にて内部当選した際に、遊技者への特典の付与を決定して特定の操作態様の報知を発生させる確率を示す図となっており、上乗せのAT抽選テーブルに対応するものとなっている。
まず、図5における役抽選テーブルでは、各抽選対象が内部当選する確率(抽選確率)が、抽選値を65536で除した値に対応している。役抽選テーブルはROM104に記憶されており、後述の内部抽選部ILで発生しうる乱数値(0〜65535)に基づいて、役抽選テーブルにおけるいずれかの抽選対象が内部抽選の結果として導き出されることとなる。
図5で示されるように、本実施形態の遊技機1では、再遊技役に対応する複数種類の抽選対象(抽選対象番号1〜8)と、小役に対応する抽選対象(抽選対象番号9〜16)とが設定されている。
抽選対象番号1〜8の再遊技役に対応する抽選対象は、図6で示されるように、複数の図柄組合せが対応付けられて構成されており、例えば、「4揃い再遊技」は、「赤セブンA−赤セブンA−赤セブンA」に対応する「4揃いリプレイ」の図柄組合せの他に、リプレイ1〜14の図柄組合せが対応付けられた再遊技役グループとなっている。また、「7揃い再遊技」は、「赤セブンA−チェリー−赤セブンA」に対応する「7揃いリプレイ」の図柄組合せの他に、リプレイ1〜12、15〜16の図柄組合せが対応付けられた再遊技役グループとなっている。また、図6において不図示の「通常再遊技」は、リプレイ1〜6の図柄組合せに対応しており、有効ラインL1上に、リプレイA〜Cの図柄が1列に揃うものとなっている。
抽選対象番号2〜8の再遊技役に対応する抽選対象は、右リールR3に第1停止操作を入力する「右押し」かつ「3連赤セブン狙い(セブン狙い)」の操作態様を入力する場合に、図7のそれぞれで示されるような停止態様の出目がリール表示窓20に表示されうるようになっており、その他の操作態様を入力する場合には、有効ラインL1上にリプレイ1〜6のいずれかの図柄組合せが表示されるようになっている。
図7で示されるように、「4揃い再遊技」、「7揃い再遊技」が内部当選した場合に、上記の「右押し」かつ「3連赤セブン狙い」を入力すると、設定提示図柄が「4」や「7」の位置関係で配置された設定提示出目が表示され、「シングル揃い再遊技1,2」が内部当選した場合には、有効ラインL1もしくは無効ライン上のいずれか1箇所にて赤セブン図柄が一列に停止した出目となり、「ダブル揃い再遊技1,2」が内部当選した場合には、有効ラインL1もしくは無効ライン上のいずれか2箇所にて赤セブン図柄が一列に停止した出目となる。
なお、「4揃い再遊技」、「ダブル揃い再遊技1、2」が内部当選した場合にて、左リールR1に第3停止操作を入力するタイミングによっては、1つのラインのみで赤セブン図柄が停止した出目が表示される場合もある。また、図6、図7における各抽選対象で、第1停止操作を入力する3連赤セブン図柄付近の目押しに失敗した場合には、リプレイ1〜6のいずれかが有効ラインL1上に引き込まれるようになっており、第2停止操作以降の左リールR1、中リールR2の目押しに失敗した場合には、赤セブンの図柄の他に、スイカの図柄やリプレイの図柄等が有効ラインL1上に停止して再遊技役が成立するようになっている(リプレイ7〜28)。
ここで特に、図8で示されるように、設定提示抽選対象となる「4揃い再遊技」と「7揃い再遊技」が内部当選した場合には、設定値に応じて報知態様が異なるように設定されており、前者の場合には、設定値が4以上となる場合に「右押し」かつ「3連赤セブン狙い」の報知が行われ、後者の場合には、設定値が6以上となる場合に「右押し」かつ「3連赤セブン狙い」の報知が行われる。また、AT状態にて特典付与抽選対象が内部当選した際には、1035/65536あるいは2048/65536の確率で、遊技者に対する将来的な特典の付与が確定して、「右押し」かつ「3連赤セブン狙い」の報知が行われるようになっている。
以上のように、本実施形態における設定提示抽選対象は、1/65536という低い抽選値に加えて、AT状態にて内部当選することを条件として、設定提示出目を表示させる特定の操作態様が報知されるようになっている。非AT状態において設定提示抽選対象が内部当選した場合には、操作態様の報知が実行されないためにリプレイ1〜6のいずれかが有効ラインL1上に停止するに過ぎないため、設定提示出目がリール表示窓20に表示されるのは稀なケースであるといえる。したがって設定提示出目が表示された際の遊技者の好奇心は、大きく向上することとなる。
また、本実施形態では、遊技機1において入力された出玉率の設定値が1〜3である場合には、原則的に、図4(a)の設定提示出目が表示されないようになっており、設定値が1〜5である場合には、図4(b)の設定提示出目が表示されないようになっている。したがって本実施形態の遊技機1では、設定提示出目が表示されることで、設定値が4〜6のいずれかであること、あるいは設定値が6であることが確定するため、遊技者の好奇心が大きく増大することとなる。また、図4(a)のような「4」の表示態様が、設定値4〜6に対応しており、図4(b)のような「7」の表示態様が、設定値6に対応していることで、遊技者に対して直感的に伝わりやすい出目になっている。
また、AT状態において「シングル揃い再遊技1,2」および「ダブル揃い再遊技1,2」が内部当選してさらに「右押し・セブン狙いの報知」が当選する際には、「4揃い再遊技」や「7揃い再遊技」と同様の操作態様による報知が実行される。したがって、「右押し・セブン狙い報知」が発生した場合には、遊技者は、図7における「7はずれ再遊技」や、「シングル揃い再遊技1,2」や「ダブル揃い再遊技1,2」の停止出目を予想して停止操作を入力することとなるが、他の出目が表示される確率よりも低い稀な確率によって「4揃い再遊技」や「7揃い再遊技」による設定提示出目が出現する。すなわち遊技機1では、設定提示抽選対象に加えて、シングル揃い再遊技1,2等の特典付与抽選対象を有しているために設定提示出目の出現を想定しづらくでき、突然に設定提示出目を表示させて好奇心の急激な向上を遊技者に起こさせることが出来る。
なお、「4揃い再遊技」や「7揃い再遊技」が内部当選した場合には、遊技機1で設定された設定値が提示されるほかに、「ダブル揃い再遊技1、2」の「右押し・セブン狙い報知」発生時と同様の特典が付与されるようになっている(「7揃い再遊技」の場合には、1つの無効ラインのみにて赤セブンが一列に配置されるが、例外的に、ダブル揃い再遊技1、2が内部当選した場合に付与される特典と同等の特典が付与されるように取り扱われる。)。また、「ダブル揃い再遊技1、2」は、「シングル揃い再遊技1、2」よりも多くのAT遊技が付与されるように優遇されたものとなっている。
なお、図5の役抽選テーブルに記載された押し順ベル1〜4は、中ストップボタン13bに第1停止操作を入力する「中押し」や右ストップボタン13cに第1停止操作を入力する「右押し」による4種類の操作順序に対応して設定されている押し順小役であり、適正な操作順序が入力される場合に「ベル」が確実に入賞して、不適正な操作順序が入力される場合には、配当のない「ベルこぼし目(ベルの取りこぼし目)」が表示されるようになっている。
[3−4.遊技機のゲーム状態について]
また、本実施形態の遊技機1では、第2種特別役物に係る役物連続作動装置(以下、本明細書において第2種BBというものとする。)を開始する役に対応する抽選対象が設定されている(図5において不図示)。
また、本実施形態の遊技機1では、第2種特別役物に係る役物連続作動装置(以下、本明細書において第2種BBというものとする。)を開始する役に対応する抽選対象が設定されている(図5において不図示)。
第2種BBを開始する役(第2種BB役)の入賞後は、第2種特別役物(以下、本明細書においてCB役というものとする)が連続して作動し、予め定められた枚数を超える払出し等が行われるまで継続する。第2種BBゲーム中にCBゲームが開始すると、遊技機において設定された各小役の条件装置が強制的に作動して、遊技機が備える複数のリールのうちの少なくとも1つが、75msec以内に停止するリール停止制御が採用される。
図9は、本実施形態の遊技機1のゲーム状態の遷移する様子を示す図である。まず、遊技機1の電源の投入直後や設定変更直後の通常ゲーム状態では、比較的高い当選確率で第2種BB役に当選し、遊技機1の第2種BB役のフラグを持ち越している状態(以下、第2種BB内部中状態というものとする。)に短期間で移行するようになっている。
そして遊技機1では、特別役(具体的には、第2種BB役)が内部当選した遊技やそのフラグを持ち越している状態において、当該特別役よりも小役および再遊技役が優先して有効ライン上に停止する仕様となっている。第2種BB内部中状態における役抽選テーブルは、小役および再遊技役が内部当選確率の主要部分を占めて第2種BB役の入賞が困難となるように設定されており(図5においては、抽選対象の一部が省略されている)、遊技機1のメイン制御基板100Aにて設定されるゲーム状態は、第2種BB内部中状態にて原則的に滞在するようになっている。
遊技機1では、このように長期的に滞在する第2種BB内部中状態にて、押し順小役等を入賞させる操作順序やタイミングの報知をするAT(アシストタイム)状態と、非AT状態とを切替えることで出玉の波を創出するようになっており、一般的な遊技機よりもAT機能による爽快な出玉感が強調されたものとなっている。
なお、第2種BB役に対応する図柄組合せは、リールR1〜R3のそれぞれにおいて取りこぼしが生じる図柄によって構成してその入賞を困難にするのが望ましい。また、第2種BB役に対応する図柄組合せが有効ラインL1上に偶発的に停止した場合には、0コマ若しくは1コマの移動範囲内でリールR1〜R3のうちのいずれかが停止するように制御されて、内部抽選の結果に関わらず入賞可能な小役を有効ラインL1上に表示する特別遊技が連続的に開始される第2種BBゲーム状態に移行する。本実施形態における第2種BBゲーム状態では、2枚掛けによる遊技のみが許容されて、2枚の払出しを受ける小役、または、再遊技役のいずれかが有効ラインL1上に停止するように役抽選テーブルが設定されて、第2種BBゲーム状態における出玉率が100%となるようになっている。
[3−5.遊技機の機能的構成]
以下では、本実施形態における遊技機1の機能的構成について具体的に説明をする。
以下では、本実施形態における遊技機1の機能的構成について具体的に説明をする。
図10は、本実施形態における遊技機1の機能的構成を示す図であり、メイン制御基板100Aと、サブ制御基板100Bを主として実現される。同図で示されるように、メイン制御基板100Aは、内部抽選部ILと、リール制御部RCと、入賞判定処理部WJと、ROM104と、RAM105とを含んで構成される。また、RAM105は、設定変更ユニット70を介して入力された設定値を記憶する設定値記憶部SMaを含んで構成される。
また、サブ制御基板100Bは、演出制御部PCと、遊技状態設定部PSと、報知ゲーム付与部ALと、ROM194と、RAM195とを含んで構成され、演出制御部PCは、さらに、報知演出制御部ACを含み、遊技状態設定部PSは、さらに、報知ゲーム実行部APを含んで構成される。また、メイン制御基板100Aからは、設定値記憶部SMaに記憶された設定値が送信されて、RAM195は、当該設定値を記憶する設定値記憶部SMbを含んで構成されるようになっている。RAM195に記録された設定値は、設定提示抽選対象の内部当選時等に参照される。
[3−5−1.メイン制御基板100Aの機能的構成]
メイン制御基板100Aは、ROM104にあらかじめ記憶されているメインプログラムや割込プログラムを実行することにより、遊技機1で実行されるゲーム全体を制御する。メイン制御基板100AのCPU101は、遊技者によるベットボタンの操作、遊技者による遊技媒体の投入、スタートレバー(開始操作部)12の操作などの入力を受け付けると、内部抽選部ILに内部抽選を行わせるとともに、リール駆動信号154a〜154cを生成して各リールR1〜R3の回転を制御する。
メイン制御基板100Aは、ROM104にあらかじめ記憶されているメインプログラムや割込プログラムを実行することにより、遊技機1で実行されるゲーム全体を制御する。メイン制御基板100AのCPU101は、遊技者によるベットボタンの操作、遊技者による遊技媒体の投入、スタートレバー(開始操作部)12の操作などの入力を受け付けると、内部抽選部ILに内部抽選を行わせるとともに、リール駆動信号154a〜154cを生成して各リールR1〜R3の回転を制御する。
内部抽選部ILは、乱数を発生させるための乱数発生器を含んで構成されて、開始操作部(スタートレバー)12からの入力による開始操作指示信号112を検知したタイミングで、一定の範囲の数値、例えば、0〜65535の範囲で1つの乱数値を発生する。そしてさらに内部抽選部ILでは、現在のゲーム状態や設定値に応じた役抽選テーブルが選択される。内部抽選部ILは、乱数発生器で発生した乱数値を選択された役抽選テーブルに照らし合せることにより、乱数値の数値範囲に対応する抽選対象を内部抽選の結果を示す情報として導出する。内部抽選の結果は、RAM105だけでなくRAM195における内部抽選結果記憶領域に、内部抽選の結果に対応する当選フラグとして記録される。この当選フラグは、演出テーブルの決定だけでなく、AT遊技に関する抽選や、AT遊技の抽選条件の設定の際などに参照される。
リール制御部RCは、遊技者によるスタートレバー12の操作によりリールR1〜R3の回転駆動を開始して、内部抽選の結果に基づいて停止制御テーブルを選択し、選択された停止制御テーブルと、停止操作部13(ストップボタン13a〜13c)が押下されるタイミングに基づいて、有効ライン上に停止される図柄を制御する。
また、停止制御テーブルは、各リールの図柄が中段表示位置に位置しているときにストップボタンが入力された場合において、その位置からいくつの図柄分を回動させた後に停止させるか(すなわち、滑りコマ数)を示す情報を規定している。本実施形態における滑りコマ数は、0から4のいずれかの値となっている。
入賞判定処理部WJは、全リールの図柄が停止された後、有効ラインL1上に停止された図柄の組合せに基づいて入賞したか否かを判定する。
ゲーム状態設定部GSは、条件に応じて遊技機1におけるゲーム状態を設定するものとなっている。本実施形態のゲーム状態設定部GSは、通常ゲーム状態と、第2種BBゲーム状態と、第2種BB内部中状態の中から、条件に応じていずれかのゲーム状態に設定するものである。具体的には、ゲーム状態設定部GSは、第2種BB役が当選した場合や、入賞した場合、第2種BBゲーム状態が終了した場合に、ゲーム状態を移行するように設定する。ゲーム状態を示すフラグは、メイン制御基板100AにおけるRAM105だけでなくサブ制御基板100BにおけるRAM195においても管理される。
[3−5−2.サブ制御基板100Bの機能的構成]
次に、サブ制御基板100Bの機能的構成について説明をする。サブ制御基板100Bは、メイン制御基板100Aの下位に属する制御基板であって、メイン制御基板100Aから信号や情報が伝達されるものの、サブ制御基板100Bからメイン制御基板100Aには信号や情報を入力することができないようになっている。すなわち、メイン制御基板100Aからサブ制御基板100Bには、一方通行で信号が伝達されるようになっている。
次に、サブ制御基板100Bの機能的構成について説明をする。サブ制御基板100Bは、メイン制御基板100Aの下位に属する制御基板であって、メイン制御基板100Aから信号や情報が伝達されるものの、サブ制御基板100Bからメイン制御基板100Aには信号や情報を入力することができないようになっている。すなわち、メイン制御基板100Aからサブ制御基板100Bには、一方通行で信号が伝達されるようになっている。
演出制御部PCは、RAM195に記録された内部抽選の結果に対応するフラグを参照して、ROM194に記録された演出テーブルを選択する。そしてさらに、演出制御部PCは、新たに乱数値を発生させて、当該乱数値および選択された演出テーブルに基づいて、表示器30に表示させる演出パターンをセットし、セットされた演出パターンを実行する。
報知演出制御部ACは、遊技状態設定部PSによりAT状態の遊技状態に設定された場合に、内部抽選の結果に応じて、遊技者にとって有利となる操作態様を報知する演出を実行する。本実施形態の報知演出制御部ACは、AT状態において、押し順小役等が内部当選した場合に、配当が最も高くなる操作順序を表示器30にて表示するほかに、設定報知抽選対象が内部当選した場合に、設定値記憶部SMbに記憶されている設定値に応じて、設定提示出目を表示可能にする操作態様の報知を行うように制御する。また、特典付与抽選対象が内部当選した場合であって、さらに報知ゲーム抽選部ALによる抽選処理に当選した場合においても、図7で示されるような各出目を表示可能にするように停止制御テーブルにて設定された操作態様の報知を行うように制御する。
遊技状態設定部PSは、サブ制御基板100B側で管理される遊技状態を設定する機能ブロックとなっており、本実施形態では、AT状態となる1又は複数の遊技状態、および、非AT状態となる複数の遊技状態やペナルティ状態のうちのいずれかとなるように遊技状態を設定するように制御する。遊技状態設定部PSは、非AT状態において報知ゲームに当選しなかった場合には、内部抽選の結果に応じて移行抽選を実行して遊技状態を移行するようにする。また、報知ゲーム抽選部ALによる抽選処理にて報知ゲームに当選した場合には、その直後、あるいは、数ゲームを消化した後に、報知ゲーム実行部APにより報知ゲームの実行を開始するように制御して、遊技状態をAT状態に設定するようにする。また、遊技状態設定部PSは、AT状態の終了後には、非AT状態となるいずれかの遊技状態に移行するように設定する。
報知ゲーム付与部AGは、遊技者に対して報知ゲームを将来的に付与するか否かを決定する処理を実行する機能ブロックであって、報知ゲーム抽選部ALを含んで構成される。本実施形態における報知ゲーム付与部AGは、内部当選の結果と、遊技状態設定部PSによって設定される遊技状態に応じて抽選処理の実行等をすることにより、報知ゲームを付与するか否かを決定する。報知ゲーム抽選部ALの抽選処理等により報知ゲームの付与が決定された場合には、遊技者に付与する報知ゲーム数をRAM195のAT遊技カウンタに蓄積する。また、一回の当選によって遊技者に付与する報知ゲーム数は、予め定められたゲーム数であっても良いし、別途抽選処理によって決定されても良く、遊技状態に応じて決定するようにしてもよい。報知ゲーム付与部AGは、遊技者が報知ゲームを消化する毎に、AT遊技カウンタに蓄積された報知ゲーム数をデクリメントし、AT遊技カウンタにおける値がゼロとなった場合には、遊技状態設定部PSに非AT状態のいずれかのゲーム状態とするように制御させる。
[4.遊技機の動作について]
次に、遊技機1の全体動作の詳細を説明する。CPU101は、電源投入後初期化処理を行い、図11に示すフローチャートの処理を実行する。
次に、遊技機1の全体動作の詳細を説明する。CPU101は、電源投入後初期化処理を行い、図11に示すフローチャートの処理を実行する。
[4−1.一遊技の流れ]
図11は、本実施形態のメイン制御基板100Aにおける一遊技の流れの内容を示すフローチャートである。まずCPU101は、メダル投入信号160による投入ベット操作、又はMAXBETボタン11の押下による貯留ベット操作が行われたか否かを判定し、いずれかの信号を検出するまで待機する(S100)。CPU101は、いずれかの信号を検知した場合は次に進み、開始操作指示信号112に基づいてスタートレバー操作が行われたか否かを判定し、信号を検出するまで待機する(S101)。CPU101は、開始操作指示信号112を検出した場合は、ベット操作を禁止する(S102)。具体的には、メダルブロック信号161によりメダルセレクタ装置のソレノイドをOFFにし、メダルセレクタ装置の通過経路を切替えて、遊技メダルがメダル投入口10から投入された場合でもメダル受皿40に排出する。また、ベット操作指示信号111a〜111cも受け付けないようにする。
図11は、本実施形態のメイン制御基板100Aにおける一遊技の流れの内容を示すフローチャートである。まずCPU101は、メダル投入信号160による投入ベット操作、又はMAXBETボタン11の押下による貯留ベット操作が行われたか否かを判定し、いずれかの信号を検出するまで待機する(S100)。CPU101は、いずれかの信号を検知した場合は次に進み、開始操作指示信号112に基づいてスタートレバー操作が行われたか否かを判定し、信号を検出するまで待機する(S101)。CPU101は、開始操作指示信号112を検出した場合は、ベット操作を禁止する(S102)。具体的には、メダルブロック信号161によりメダルセレクタ装置のソレノイドをOFFにし、メダルセレクタ装置の通過経路を切替えて、遊技メダルがメダル投入口10から投入された場合でもメダル受皿40に排出する。また、ベット操作指示信号111a〜111cも受け付けないようにする。
次に内部抽選部ILは、0000HからFFFFHの範囲で10ナノ秒毎に順次インクリメントし、約1.6ミリ秒で1巡回するするカウンタ回路から入出力ポート107を介してカウンタ値を取得し乱数値とする(S103)。次にRAM105に記録されたゲーム状態を示すフラグを参照して、ゲーム状態に応じた役抽選テーブルを選択する(S104)。そして内部抽選部ILは、選択した役抽選テーブルを使用して、役抽選テーブル上の抽選対象となる役ごとに設定されたどの数値の範囲に取得した乱数値が属するかの判定を行い、当選フラグをセットする(S105)。次にステップS105で設定された当選フラグに基づき、リール制御部RCは、リールの停止制御で参照する停止制御テーブルを準備する(S106)。
遊技機1では、遊技者が短時間に多くの遊技メダルを消費することを防ぐために、一遊技に要する経過時間を計測している。この実施形態では一遊技の最小消費時間を4.1秒とし、1分間に15ゲーム以上実行できないようにしている。具体的には、一遊技の経過時間を示す2ミリ秒毎に0までカウントダウンするタイマ値を参照して、タイマ値が0に到達した場合には、タイマ値を4.1秒に相当する初期値(2050)に設定し直す。したがって、ステップS101でスタートレバー12が操作されても、前のゲームのリールの回転の開始から4.1秒経過していない場合には、リールR1〜R3は回転させないで待機状態にする(S107)。そして4.1秒の経過後、CPU101は、リール駆動信号154a〜154cとしてパルスを供給して、ステッピングモータを順次又は同時に駆動して、3つのリールの定常回転駆動を開始する(S108)。
次にCPU101は、10ステップの加速期間を経て3つのリールR1〜R3を全て一定回転速度に移行させる。3つのリールR1〜R3が一定回転速度に到達したことを検出し、この検出時点を基準時点とし、この基準時点から自動停止時間が経過するまでの残り時間の計測を開始するとともにストップボタン13a〜13cの受け付けができることを知らせるためにストップボタンに内蔵したLEDを点灯させる。
そしてリール制御部RCは、3つのリールR1〜R3を停止させるリール停止制御処理を行う(S109)。リール停止制御処理では、遊技者によるストップボタン13a〜13cの入力がされて停止操作指示信号113a〜113cが検出された場合には、ステップS106で選択した停止制御テーブルと、ストップボタンの操作タイミングで得られたリール上の図柄位置とに基づいて、有効ラインL1上に停止させる図柄番号PNを決定し、全ての巻線相を同時に励磁する全相励磁によってブレーキ力を与えて、全相励磁を開始してから15ステップ相当分の惰性で回転して停止させるリール停止制御処理をそれぞれのリールに対して行う。また、その一方で、基準時点から自動停止時間が経過した場合(残り時間がなくなる場合)には、停止操作が行われなかったリールを自動的に停止させる。
次にCPU101は、全リールが停止した場合、有効な入賞ライン上に役が成立して入賞したかを判定し(S110)、入賞している場合には役ごとに設定した遊技価値を付与する。また、S110においては、ゲーム状態を移行する図柄組合せが有効ライン上に停止しているか否か等も判断され、メイン制御基板100Aにおけるゲーム状態の設定処理も実行される。次にCPU101は、当選フラグクリア処理を行う(S111)。S111では、そのゲームで成立した当選フラグがフラグの持ち越しできる特別役であれば、入賞した場合にだけ当選フラグをクリアし、入賞せずに取りこぼした場合には当選フラグをクリアせずそのままとする。一方、そのゲームで成立した当選フラグがフラグの持ち越しできない小役賞であれば、入賞したか、入賞しないで取りこぼしたかにかかわらずその当選フラグをクリアする。
次にCPU101は、再遊技賞に入賞したかを判定し(S112)、入賞したと判定した場合は、自動ベット処理を行い(S100a)、ステップS101に戻って次の遊技を開始する。入賞していないと判定した場合は、ステップS102で行ったベット操作の禁止を解除し(S113)、遊技メダルの投入又はMAXBETボタン11の入力の受け付けを行えるようにし、次のゲームの開始に備えるため、ステップS100へ戻る。
[4−2.サブ制御基板の処理について]
次に、図12を用いて、メイン制御基板100Aからのコマンドを受信した際のサブ制御基板100Bの処理について説明する。
次に、図12を用いて、メイン制御基板100Aからのコマンドを受信した際のサブ制御基板100Bの処理について説明する。
S1501では、メイン制御基板100Aから受信した未処理コマンドがあるか否かを判定する。あればS1502に進む。なければ終了する。
S1502では、S1501で未処理コマンドと判定したコマンドが何のコマンドかを解析するコマンド解析を行う。
S1503では、内部抽選コマンドを受信したか否かを判定する。内部抽選コマンドは、スタートレバー12の押下が開始された際にメイン制御基板100Aからサブ制御基板100Bに送信される。内部抽選コマンドを受信した場合はS1504に進み、内部抽選コマンドでなければS1508に進む。
S1504では、AT付与処理を行う。本実施形態のAT付与処理は、内部抽選の結果等に応じて実行されるようになっており、非AT状態およびAT状態では、抽選対象番号14〜16のチェリーやスイカの内部当選時にAT抽選が実行され、さらにAT状態では、抽選対象番号3〜6の内部当選時に図8の抽選確率にしたがって上乗せのAT抽選が実行されるようになっている。また、AT状態において抽選対象番号7〜8の設定提示抽選対象が内部当選した場合には、設定値に応じてAT遊技が上乗せされるようになっている。
S1505では、遊技状態の設定処理を行う。具体的には、S1504におけるAT抽選処理の結果や、遊技状態設定部PSにて実行される遊技状態の移行抽選処理の結果、AT遊技カウンタに蓄積されたAT遊技数等に応じて、サブ制御基板100Bにおける遊技状態を設定する。
S1506では、演出セット処理を行う。本実施形態の遊技機1においては、AT状態において、抽選対象番号2、7、8に対応する「赤7はずれ再遊技」や「4揃い再遊技」や「7揃い再遊技」が内部当選した場合には、右リールR3を第1停止リールとする右押しを促して、3連赤セブンの図柄を狙う旨の報知を実行する。また、抽選対象番号3〜6に対応する「シングル揃い再遊技1、2」や「ダブル揃い再遊技1,2」が内部当選した場合であって、さらに、AT抽選処理(図8参照)に当選する場合には、前記の右押しを促して、3連赤セブンの図柄を狙う旨の報知を実行する。
S1507では内部当選コマンドに基づくその他の処理を実行する。
次に、S1508では、停止ボタン受付コマンドを受信したか否かを判定する。停止ボタン受付コマンドを受信した場合はS1509に進み、そうでなければS1510に進む。
S1509では停止コマンド受付時処理を実行する。S1509では、例えばAT状態にて「4揃い再遊技」等が内部当選して特定の操作態様の報知が実行される際に、右リールR3において3連の赤セブン図柄(あるいは、3連の赤セブン図柄のうちの2つの図柄)が停止した場合には、S1506の演出セット処理においてセットされた特定の操作態様を報知する演出をさらに進展させて、第2停止リールおよび第3停止リールとなる中リールR2や左リールR1においても赤セブンの図柄を狙う旨の報知を行う。なお、この停止コマンド受付時処理のひとつとしては、ペナルティ設定処理があるが、説明を省略する。
S1510では他のコマンドに応じたその他の処理を実行する。他のコマンドとは、たとえばデモ画面を表示させるデモコマンドをメイン制御基板100Aから受信した場合にデモ画面を表示したり、払出画面を表示させる払出コマンドをメイン制御基板100Aから受信した場合に払出画面を表示したりする。
[4−3.特定図柄表示役の内部当選時のリール停止制御処理について]
図13は、本実施形態の抽選対象番号2〜8が内部当選をした際に、右押しを入力した場合に選択される停止制御テーブルを説明するための図であり、中リールと左リールの制御テーブルは、右リールの3連赤セブンの目押しに成功している場合の停止制御テーブルとなっている。また、図14および図15は、設定提示抽選対象や特典付与抽選対象が内部当選した際における処理について説明をする図である。
図13は、本実施形態の抽選対象番号2〜8が内部当選をした際に、右押しを入力した場合に選択される停止制御テーブルを説明するための図であり、中リールと左リールの制御テーブルは、右リールの3連赤セブンの目押しに成功している場合の停止制御テーブルとなっている。また、図14および図15は、設定提示抽選対象や特典付与抽選対象が内部当選した際における処理について説明をする図である。
図13(a)は、各抽選対象の右押し時・3連赤セブンの目押しに成功している場合に選択される停止制御テーブルを示す図であり、図13(b)〜(d)は、それぞれ、右リールR3、中リールR2、左リールR1の停止制御テーブルに対応している。図13(b)〜(d)に示す停止制御テーブルでは、各リールの図柄が中段表示位置(M1、M2、M3)に位置しているときにストップボタンが入力された場合において、その位置からいくつの図柄分を回動させた後に停止させるか(すなわち、滑りコマ数)が規定されている。
図13(a)で示されるように、設定提示抽選対象となる「4揃い再遊技」や「7揃い再遊技」の内部当選時に右押しを入力する場合には、リールR1〜R3の各停止制御テーブルについて「T6」「T4」「T1」または「T6」「T5」「T1」が選択される。また、「シングル揃い再遊技1、2」や「ダブル揃い再遊技1,2」では、右リールR3に関しては、停止制御テーブルT2またはT1が選択され、中リールR2に関しては、停止制御テーブルT4が選択され、左リールR1に関しては、停止制御テーブルT6〜T9のいずれかが選択されるようになっている。また、「赤セブンはずれ再遊技」では、右リールR3に関しては、停止制御テーブルT3が選択され、中リールR2および左リールR1に関しては、停止制御テーブルT4とT10が選択される。
すなわち抽選対象番号2〜8の右押し時に3連の赤セブン図柄を目押しする場合には、右リールR3では、3連の赤セブン図柄、または3連の赤セブン図柄のうちのPN8とPN7の2つの赤セブン図柄がリール表示窓20内に停止するようになっており、中リールR2では、赤セブンAの図柄またはPN6のチェリー図柄、あるいは、リプレイA〜Cのいずれかの図柄を有効ラインL1に引き込むようになっており、左リールR1では、PN7の赤セブンAの図柄(上段表示位置U1と中段表示位置M1に2連の赤セブンの図柄)、もしくは、PN6のスイカAの図柄(上段表示位置U1に赤セブンAの図柄)、PN8の赤セブンBの図柄(中段表示位置M1と下段表示位置D1に2連の赤セブンの図柄)、ベルの図柄、あるいは、PN9のリプレイAの図柄を有効ラインL1に引き込むようになっている。
なお、抽選対象番号2〜8の内部当選時に、右押し以外の操作順序を入力した場合や、右押し時の3連赤セブン図柄の目押しに失敗した場合には、リプレイ1〜6等の図柄組合せを引き込むようになっており、中リールR2や左リールR1での目押しに失敗した場合には、ベルやリプレイA等の図柄を引き込んで再遊技賞に入賞するようになっている。
次に、図14を用いて設定提示抽選対象が内部当選した際の遊技機1の処理のフローチャートについて説明をする。
同図で示されるように、ます、S201では、AT状態であるか否かが判断され、AT状態である場合には、さらにS202に進んで設定値が6であるか否かが判断される(なお、「4揃い再遊技」の内部当選時には、設定値が4〜6のいずれかであるか否かが判断される。)。S202においてYESとなる場合には、S203に進んで報知ゲーム付与部AGが報知ゲームを上乗せして遊技者に付与し、S204において、報知演出制御部ACが、右押し・3連の赤セブンを目押しする旨の報知を実行する。また、S202においてNOとなる場合には、S211に進んで、中リールR2に第1停止操作を入力する旨の報知を行う。
その後、S205においては、右押しが入力されたか否かが判断され、右押しが入力された場合には停止制御テーブルT1による停止制御が実行される(S206)。なお、右押しが入力されなかった場合(S206においてNOとなる場合)には、有効ラインL1にリプレイの図柄を引き込む制御が採用される(S207)。
そしてS208では、停止制御テーブルT1による停止制御にて、右リールR3に3連続で配置された赤セブン図柄が停止したか否かが判断され、3連赤セブンが停止した場合には、S209に進んで中リールR2については停止制御テーブルT5(「4揃い再遊技」の内部当選時には停止制御テーブルT4)が選択されて、左リールR1については停止制御テーブルT6が選択されて停止制御される。また、S208においてNOとなる場合には、左・中リールR1、R2の有効ラインL1上にリプレイの図柄を停止する停止制御テーブルが採用される(S210)。すなわち、3連赤セブン図柄の目押しに失敗した場合には、リプレイ1〜6等の図柄の組合せが有効ライン上に停止することとなる。
次に、図15を用いて特典付与抽選対象が内部当選した際の処理のフローチャートについて説明をする。
同図で示されるように、まず、S301では、AT状態であるか否かが判断され、AT状態である場合には、さらにS302に進んで上乗せ抽選が実行されて当選したか否かが判断される(図8参照)。S302においてYESとなる場合には、S303に進んで報知ゲーム付与部AGが報知ゲームを上乗せして遊技者に付与し、S304において報知演出制御部ACが、右押し・3連の赤セブンを目押しする旨の報知を行う。また、S302においてNOとなる場合には、S311に進んで、中リールR2に第1停止操作を入力する旨の報知を行う。
その後、S305においては、右押しが入力されたか否かが判断され、右押しが入力された場合には停止制御テーブルT1又はT2による停止制御が実行される(S306)。なお、右押しが入力されなかった場合(S206においてNOとなる場合)には、有効ラインL1にリプレイの図柄を引き込む制御が採用される(S307)。
そしてS308では、停止制御テーブルT1又はT2による停止制御にて、右リールR3に3連続で配置された赤セブン図柄が停止したか否か、または、3連続で配置された赤セブン図柄のうちの2つが中段表示位置M3と下段表示位置D3に停止したか否かが判断され、YESとなる場合には、S309に進んで中リールR2については停止制御テーブルT4が選択されて、左リールR1については停止制御テーブルT6〜T9のいずれかが内部当選した抽選対象に応じて選択されて停止制御される。また、S308においてNOとなる場合には、左・中リールR1、R2の有効ライン上にリプレイの図柄を停止する制御テーブルが採用される(S310)。すなわち、3連赤セブン図柄等の目押しに失敗した場合には、リプレイ1〜6等の図柄の組合せが有効ライン上に停止することとなる。
なお、赤セブンはずれ再遊技の内部当選時の処理については、S302やS303における上乗せ抽選の処理が実行されないようになっている点と、S306やS309において採用される停止制御テーブルの点以外は、図15のフローチャートと同様となっている。
以上説明をしたように、本実施形態の設定提示抽選対象及び特典付与抽選対象では、特定の操作態様の報知が実行されて、当該特定の操作態様の入力時に採用される停止制御テーブルの少なくとも一部が異なっており、前者の場合には設定提示出目をリール表示窓20に表示をして、後者の場合には設定提示出目とは異なる出目をリール表示窓20に表示するようになっている。
[変形例1]
次に、第1の実施形態の遊技機1における変形例1について説明をする。上述した第1の実施形態においては、図4(a)のような「4揃い再遊技」による設定提示出目が、設定値が4以上の場合に表示されるようになっており、図4(b)のような「7揃い再遊技」による設定提示出目が、設定値が6となる場合に表示されるようになっている。
次に、第1の実施形態の遊技機1における変形例1について説明をする。上述した第1の実施形態においては、図4(a)のような「4揃い再遊技」による設定提示出目が、設定値が4以上の場合に表示されるようになっており、図4(b)のような「7揃い再遊技」による設定提示出目が、設定値が6となる場合に表示されるようになっている。
一方、上記の第1の実施形態の遊技機1に対して変形例1の遊技機では、図16(a)で示されるように、偶数設定となる場合(設定値が2,4,6のいずれかとなる場合)に、「4揃い再遊技」が表示されて、奇数設定となる場合(設定値が1,3,5のいずれかとなる場合)に、「7揃い再遊技」が表示されるようになっている。
また図16(a)で示されるように、変形例1においては、設定値記憶部SMa、SMbに記録された設定値が高設定となるほど高い確率にて、設定提示出目を表示させる特定の操作態様の報知が実行されるようになっており、「4揃い再遊技」が表示される場合には偶数設定が確定し、「7揃い再遊技」が表示される場合には奇数設定が確定するようになっている。変形例1の遊技機1は、以上のような点で第1の実施形態の遊技機1とは相違するものの、他の点についてはほぼ同様であるため説明を省略するものとする。
[変形例2]
次に、第1の実施形態の遊技機1における変形例2について説明をする。上述した第1の実施形態においては、「4揃い再遊技」や「7揃い再遊技」が1/65536の抽選確率で内部当選するように設定されていたが、本変形例においては、30/65536の抽選確率で内部当選するように設定されている。また、図16(b)で示されるように、設定値記憶部SMa、SMbに記録された設定値が高設定となるほど図4(a)の設定提示出目を高い確率にて表示させる特定の操作態様の報知が実行されるようになっている。
次に、第1の実施形態の遊技機1における変形例2について説明をする。上述した第1の実施形態においては、「4揃い再遊技」や「7揃い再遊技」が1/65536の抽選確率で内部当選するように設定されていたが、本変形例においては、30/65536の抽選確率で内部当選するように設定されている。また、図16(b)で示されるように、設定値記憶部SMa、SMbに記録された設定値が高設定となるほど図4(a)の設定提示出目を高い確率にて表示させる特定の操作態様の報知が実行されるようになっている。
設定提示抽選対象は、設定提示出目が表示される場合のインパクトが大きいために内部当選確率を大きくしづらいものの、設定値記憶部SMa、SMbに記録された設定値に応じて、設定提示出目を表示するための特定の操作態様の報知を実行するようにすることで、設定提示出目をリール表示窓20に表示させる確率を細やかに設定することが出来る。
[その他欄]
なお、上記の実施形態においては、設定提示抽選対象の内部抽選確率を1/65536や30/65536としているが、例えば、200/65536以下とするようにしてもよいし、100/65536以下や50/65536以下、あるいは、30/65536以下や10/65536以下とするようにしてもよい。また、設定提示抽選対象の内部抽選確率としては、当該設定提示抽選対象を抽選対象として含む役抽選テーブルにおいて設定された他の小役や再遊技役の抽選値の中で、最も低くするのが望ましい。
なお、上記の実施形態においては、設定提示抽選対象の内部抽選確率を1/65536や30/65536としているが、例えば、200/65536以下とするようにしてもよいし、100/65536以下や50/65536以下、あるいは、30/65536以下や10/65536以下とするようにしてもよい。また、設定提示抽選対象の内部抽選確率としては、当該設定提示抽選対象を抽選対象として含む役抽選テーブルにおいて設定された他の小役や再遊技役の抽選値の中で、最も低くするのが望ましい。
なお、上記の実施形態においては、「4揃い再遊技」のAT状態・内部当選時に設定値が1〜3となる場合には、報知演出制御部ACは、設定提示出目をリール表示窓20内に停止する特定の操作態様の報知を実行しないように制御しており、これにより、設定値4〜6のいずれかであることが確定するようになっている(設定値1〜3ではないことが確定するようになっている)。このように設定提示出目としては、特定の操作態様の報知を伴ってリール表示窓20内に表示されることで設定値が確定するようになっていることが望ましい。しかしながら本発明はこの態様に限定されず、設定提示出目を表示する特定の操作態様の報知が設定値に応じて発生するものであればよく、例えば、「4揃い再遊技」の内部当選時に、設定値1〜3の場合に100/65536の確率で特定の操作態様の報知が発生し、設定値4〜6の場合に65536/65536の確率で特定の操作態様の報知が発生するようになっていても良い。
なお、上記の第1の実施形態とその変形例2においては、「4揃い再遊技」により図4(a)のような設定提示出目が表示されることで、遊技機1の設定値が所定の設定値となること(設定値が4以上となること)が確定し、「7揃い再遊技」により図4(b)のような設定提示出目が表示されることで、設定値が6以上となることが確定するようになっている。このように、特定の操作態様に関する報知を伴って表示された設定提示出目が、予め定められた設定値以上となることを示すようになっているのが望ましい。
なお、上記の実施形態においては、図4(a)(b)のような設定提示出目となっているが、本発明における設定提示出目はこのような態様に限定されないことはいうまでもなく、例えば、設定提示図柄を「黒バー」として、「黒バー」が左リールR1の下段表示位置D1と右リールR3の下段表示位置D3とに配置されることによって設定提示出目が構成されても良いし、設定提示図柄を「ベル」として、ベルがいわゆる小山型に配置されるという共通の法則性を有した複数態様の設定提示出目が構成されても良いし、設定提示図柄を「スイカA及びスイカB」として、左リールR1において、PN13のスイカBとPN11のスイカAが同時に表示されることで設定提示出目が構成されても良い。また、設定提示出目としては、いわゆるバラケ目のような、設定提示図柄の位置関係によるきわだった法則性のない表示態様によって構成されても良い。
なお、上記の実施形態においては、リール表示窓20内に設定提示出目を表示する特定の操作態様が変則押しとなっているが、基準操作順序の入力により設定提示出目が表示されるようになっていても良い。この場合には、小役等を入賞させる旨の報知を伴わない遊技において、所定の小役を取りこぼす位置(具体的には、「スイカ」「チェリー」「ベル」といった小役のモチーフに対応する図柄のうちのいずれかを、有効ラインL1またはリール表示窓20内に引き込むことができない位置)で左リールR1の停止操作を入力することで設定提示出目が表示されるように停止制御テーブルを設定し、設定提示抽選対象の内部当選時において、当該取りこぼす位置を狙うべき旨の報知を行うようにするのが望ましい。また、設定提示出目を表示する特定の操作態様が変則押しとなる場合であっても、同様にして、所定の小役を取りこぼす位置で第1停止リールを入力することで、設定提示出目が表示されるようにしてもよい。このようにすることで、所定の小役を構成する図柄が配置されていない位置にて設定提示出目を構成することができて特徴的な表示態様にしやすくなる。
なお、上記の実施形態においては、報知演出制御部ACが、右リールR3に第1停止操作を入力し、かつ、3連赤セブンを狙うべき旨を報知しているが、本発明は、このような態様に限定されず、例えば、特定の操作態様の一部のみを示唆する報知であっても良い。また、特定の操作態様に関する報知としては、例えば、「中押し赤セブン狙い」という操作態様と「右押し3連赤セブン狙い」という操作態様を同時に表示するような、特定の操作態様を含む選択肢を報知するようなものであってもよい。
なお、上記の実施形態のように、AT状態にて設定提示抽選対象が内部当選することで、報知演出制御部ACが設定値に応じて特定の操作態様の報知を実行することとするのが望ましいが、本発明はこのような態様には限定されず、例えば、非AT状態となる遊技状態であっても、設定提示抽選対象の内部当選時に、突発的に設定値に応じて特定の操作態様の報知を実行するようにしてもよい。
なお、上記の実施形態の遊技機1では、設定提示抽選対象が再遊技役に対応する抽選対象となっており、図4における設定提示出目においては、有効ラインL1上に再遊技役が停止している状態となっているが、設定提示抽選対象としては小役等の再遊技役以外の役に対応するものであってもよい。
なお、上記の実施形態の遊技機1では、第2種BB内部中状態にて原則的に滞在してAT遊技によって出玉を増やすような遊技性となっているが、本発明は、このような態様に限定されないことはいうまでもないことである。具体的には、「第1種特別役物」や「第1種特別役物に係る役物連続作動装置」を開始してゲーム状態の変更を伴う特別役に対応する抽選対象が役抽選テーブルにおいて設定されている遊技機においても、特定の操作態様の入力により設定提示出目を表示する設定提示抽選対象が設けられていても良い。
なお、上記の実施形態ではリール表示窓20内の中段表示位置M1−M2−M3において1つのみの有効ラインL1が設定されているが、有効ラインL1としては上記の実施形態に限定されず、他の態様が採用されるものであってもよい。
なお本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく種々の変形が可能であることは言うまでもない。
1 遊技機、R1〜R3 リール、12 スタートレバー(開始操作部)、13a〜13c ストップボタン(停止操作部)、30 表示器(画像表示部)、100A メイン制御基板、100B サブ制御基板、101,191 CPU。
Claims (12)
- 複数種類の図柄が配置されて回転駆動される複数のリールと、
前記複数のリールに対応して設けられ、回転駆動を停止させる指示を遊技者が入力するための複数の停止操作手段と、
複数種類の抽選対象のうち、いずれか1つを内部抽選により導出する内部抽選手段と、
前記内部抽選の結果、及び、前記停止操作手段に入力される停止操作に基づいて、予め定められた範囲内で図柄を引き込むことにより前記リールの停止制御を行うリール制御手段と、
前記複数のリールのそれぞれの一部を表示する表示窓と、
出玉率の設定値を記憶する設定値記憶手段と、
前記内部抽選の結果に応じて、前記停止操作手段に入力すべき操作態様を遊技者に対して報知する報知演出制御手段と、を有する遊技機であって、
前記内部抽選における抽選対象には、特定の操作態様が入力される場合に、前記設定値記憶手段に記憶された設定値が所定の設定値となることを示す設定提示出目が、前記リール制御手段によって表示窓内に停止するように制御される設定提示抽選対象が含まれ、
前記報知演出制御手段は、
前記設定提示抽選対象が内部当選した場合において、
前記設定値記憶手段に記憶された前記設定値に応じて、前記特定の操作態様に関する報知を実行する、
ことを特徴とする遊技機。 - 請求項1に記載された遊技機であって、
前記報知演出制御手段は、前記設定値記憶手段に記憶された設定値が前記所定の設定値とは異なる設定値である場合には、前記設定提示出目を表示窓内に停止する前記特定の操作態様に関する報知を実行しないように制御する、
ことを特徴とする遊技機。 - 請求項1乃至2のいずれかに記載された遊技機であって、
前記設定提示出目は、前記表示窓内の複数箇所に設定提示図柄が停止することによって構成され、
前記設定提示図柄は、同一の形態を有する1種類の図柄、または、部分的に共通する形態を有する複数種類の図柄によって構成される、
ことを特徴とする遊技機。 - 請求項3に記載された遊技機であって、
前記設定提示図柄は、前記複数のリールの少なくとも1つにおいて複数箇所に連続して配置され、
前記設定提示出目は、前記設定提示図柄が連続して配置された前記複数箇所を含んで構成される、
ことを特徴とする遊技機。 - 請求項4に記載された遊技機であって、
前記複数のリールは、左リールと、中リールと、右リールとを含み、
前記設定報知図柄は、前記左リールの2箇所で連続して配置され、前記中リールの1箇所にて単独で配置され、前記右リールの3箇所で連続して配置され、
前記設定報知出目は、
前記左リールにおける上段表示位置及び中段表示位置と、
前記中リールにおける中段表示位置又は上段表示位置と、
前記右リールにおける上段表示位置、中段表示位置、及び下段表示位置に前記設定報知図柄が配置されることによって構成される、
ことを特徴とする遊技機。 - 請求項3に記載された遊技機であって、
前記設定提示図柄は、有効ライン上の前記複数のリールの各位置に停止した場合には、
小役賞、
再遊技賞、および、
メイン制御基板側にて設定されるゲーム状態の変更およびサブ制御基板側にて設定される遊技状態の変更の少なくとも一方を伴う特典、のうちの少なくとも1つが付与される、
ことを特徴とする遊技機。 - 請求項1に記載された遊技機であって、
前記特定の操作態様は、遊技の基準となる基準操作順序とは異なる操作順序によって入力される、
ことを特徴とする遊技機。 - 請求項1に記載された遊技機であって、
前記内部抽選における抽選対象には、入賞することにより予め定められた配当を付与する所定の小役に対応して前記停止操作手段を入力するタイミングによっては取りこぼしが生じる抽選対象が含まれ、
前記設定提示出目は、取りこぼしが生じる前記タイミングにて前記停止操作手段を入力することにより表示される、
ことを特徴とする遊技機。 - 請求項1に記載された遊技機であって、
前記設定提示抽選対象は、前記内部抽選に用いられる所定の役抽選テーブルにおける前記複数種類の抽選対象のうちで、最も低い内部当選確率を有する、
ことを特徴とする遊技機。 - 請求項1に記載された遊技機であって、
遊技者にとって有利となる操作態様に関する報知を前記報知演出制御手段に実行させることにより、遊技者に対して有利となる報知ゲームを複数の遊技にわたって実行する報知ゲーム実行手段を有し、
前記報知演出制御手段は、前記報知ゲーム実行手段によって前記報知ゲームが複数の遊技にわたって実行される状態で、前記設定提示抽選対象が内部当選した場合に前記特定の操作態様に関する報知を実行する、
ことを特徴とする遊技機。 - 請求項1に記載された遊技機であって、
前記内部抽選における抽選対象には、前記設定提示抽選対象とは異なる抽選対象であって、遊技者に特典を付与する場合に前記特定の操作態様に関する報知を実行する特典付与抽選対象が含まれ、
前記リール制御手段は、前記特典付与抽選対象が内部当選した際に、前記特定の操作態様に関する報知が実行されて前記特定の操作態様が入力される場合には、前記設定提示出目とは異なる出目を前記表示窓内に表示するように前記リールの停止制御を実行する、
ことを特徴とする遊技機。 - 請求項1に記載された遊技機であって、
前記設定提示抽選対象の内部当選時において、前記特定の操作態様に関する報知を伴って前記設定提示出目が表示窓内に表示された場合には、前記設定値記憶手段に記憶された設定値が前記所定の設定値となることが確定する、
ことを特徴とする遊技機。
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