JP2004525811A - バンパー構造を有する自動車の後部扉 - Google Patents
バンパー構造を有する自動車の後部扉 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004525811A JP2004525811A JP2002557801A JP2002557801A JP2004525811A JP 2004525811 A JP2004525811 A JP 2004525811A JP 2002557801 A JP2002557801 A JP 2002557801A JP 2002557801 A JP2002557801 A JP 2002557801A JP 2004525811 A JP2004525811 A JP 2004525811A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rear door
- motor vehicle
- structure forming
- fragile
- box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J5/00—Doors
- B60J5/10—Doors arranged at the vehicle rear
- B60J5/101—Doors arranged at the vehicle rear for non-load transporting vehicles, i.e. family cars including vans
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R19/00—Wheel guards; Radiator guards, e.g. grilles; Obstruction removers; Fittings damping bouncing force in collisions
- B60R19/02—Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects
- B60R19/04—Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects formed from more than one section in a side-by-side arrangement
- B60R19/12—Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects formed from more than one section in a side-by-side arrangement vertically spaced
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R19/00—Wheel guards; Radiator guards, e.g. grilles; Obstruction removers; Fittings damping bouncing force in collisions
- B60R19/02—Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects
- B60R19/04—Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects formed from more than one section in a side-by-side arrangement
- B60R19/14—Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects formed from more than one section in a side-by-side arrangement having folding parts
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
この、構造形成部(13)を含んでなる自動車(1)の後部扉(3)は、構造形成部(13)を変形させることなく、外部からの衝撃を受けることが可能なように構造形成部(13)に取り付けられた、こわれやすい部材(15)を含んでなることを特徴とする。
Description
【技術分野】
【0001】
本発明は、バンパー構造を有する自動車の後部扉、及び、このような後部扉を装備した自動車に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、後部扉を有する自動車がある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
自動車の後部扉が、例えば事故の際のような衝撃を受けたときには、しばしば後部扉全体を交換する必要があり、大きな費用がかかるという問題がある。本発明は、このような問題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の上記目的は、構造形成部を含んでなる自動車の後部扉において、上記構造形成部を変形させることなく、外部からの衝撃を受けることが可能なように、上記構造形成部に取り付けられた、こわれやすい部材を含んでなることを特徴とする、自動車の後部扉によって達成される。
【0005】
この特徴によって、こわれやすい部材は、外部からの衝撃を受けて変形することができ、このため、構造形成部を変形させることなく、衝撃のエネルギを消散させることができる。
衝撃による損傷を修理するためには、変形したこわれやすい部材を交換するだけでよく、部品の取外しは手作業でできるので、比較的安価に実施できる。
【0006】
本発明による後部扉のその他の特徴によれば:
−上記こわれやすい部材は、上記構造形成部によって画定された容積領域を補完する容積領域を有する箱型構造体を形成し、
−上記構造形成部と上記箱型構造体との間の境界は、ほぼ水平であり、
−上記構造形成部と上記箱型構造体との間の境界は、L字状をなし、
−上記構造形成部と上記箱型構造体との間の境界は、水平面に対して傾斜しており、
−上記こわれやすい部材は、上記構造形成部に固定され、上記構造形成部と共に中空の容積領域を画定する外板を有し、
−上記こわれやすい部材は、上記後部扉の後部を形成し、
−上記こわれやすい部材は、ナンバープレートの照明装置を収容するための開口部を有し、
−上記こわれやすい部材は、補強部材を含んでなり、上記補強部材は、堅固な容積領域を形成するための、上記外板の留具部材であり、
−上記外板は、少なくとも1つのこわれやすい固定手段によって上記補強部材に固定され、
−上記外板は、上記こわれやすい固定手段が破断したときに、上記構造形成部と干渉することなく移動可能な部分を有し、
−上記こわれやすい部材は、上記構造形成部の下部部位に固定され、
−上記こわれやすい部材は、少なくとも部分的にプラスチック材料で形成される。
【0007】
また、本発明は、上述のものに合致した後部扉が装着されたことを特徴とする、自動車を提供する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
本発明のその他の特徴及び利点は、以下の記述を読み、添付図面を検討することによって明らかとなるであろう。これらの図において:
−図1は、本発明による後部扉を装備した自動車の斜視図、
−図2〜5は、後部扉と自動車のトランクの下の縁との間の係合領域の、図1の平面Pにおける断面図である。
これらの図において、同一の参照符号は、同一または類似の部品または部品の組立体を示す。
【0009】
さて、図1を参照すると、本発明による後部扉3を装備した自動車1が示されている。
この後部扉3は、例えばガラスが嵌められた上の部分5と不透明な下の部分7とを含むことができ、下の部分7は、後部の防護装置(すなわちバンパー)10の上を閉じて、後部トランク9を閉鎖することができる。
【0010】
図2を参照すると、後部扉3の第1の実施の形態が示されており、後部扉3は閉鎖位置にあって、後部トランク9の下の縁11と係合している。
図に示されているように、本発明に特有の特徴によれば、後部扉3は、構造形成部13とこわれやすい部材15とを含んでなり、こわれやすい部材15は、ボルト16a、16bのような適当な手段によって構造形成部13に固定されている。
図2に示すこの実施の形態においては、こわれやすい部材15は、構造形成部13によって画定された容積領域を補完する容積領域を有する箱型構造体を形成する。
換言すれば、構造形成部13によって画定された容積領域と、こわれやすい部材である箱型構造体15によって画定された容積領域とが、後部扉3全体の容積領域を形成する。この容積領域は、部分的に開いていてもよい。
構造形成部13と箱型構造体15との間の境界は、図2に示されているように、ほぼ水平であることができ、後部扉3が閉鎖されているときにトランクのパッキン17に支えられるのは、箱型構造体15である。
箱型構造体15は、後部の防護装置10または箱型構造体15に取り付けられたナンバープレート19の照明装置(図示しない)を収容するための開口部18を有することができる。後部扉を開閉するための取手を形成するために、箱型構造体15に、図示しない穴部またはその他の成形部を設けてもよい。
【0011】
図3に、第1の変形を示す。第1の変形においては、構造形成部13と箱型構造体15との間の境界は、ほぼL字状をなす。
換言すれば、この第1の変形においては、箱型構造体15は、構造形成部13の中に形成された角部の中に配置される。
この第1の変形においては、後部扉3が閉鎖されているときにトランクのパッキン17に支えられるのは、構造形成部13であることが分かる。
【0012】
図4に、第2の変形を示す。第2の変形においては、構造形成部13と箱型構造体15との間の境界は、水平方向に対して傾斜している。
【0013】
図5を参照すると、本発明による後部扉3の第2の実施の形態が示されている。
第2の実施の形態は、こわれやすい部材が、例えばボルト16bのような適当な手段によって構造形成部13に固定され、構造形成部と共に2つの容積領域21、22から形成された中空の容積領域を画定する、外板23を有する点で、第1の実施の形態と異なる。容積領域21は、構造形成部13によって画定された領域に該当し、容積領域22は、箱型構造体15によって画定された領域である。図5に示された箱型構造体15が、後部扉の後部を形成する。
【0014】
図5に示された実施の形態においては、箱型構造体15は、外板23と、外板23を支持する補強部材24とから形成される。補強部材24は、箱型構造体15の剛性を高めることを可能にする。補強部材24は、例えば、図5に示されたような、留具部材である。この補強部材24は、外板23によって閉じられた箱型構造体15の中へ挿入することができる。就中、補強部材24は、箱型構造体15に形成された取手を設ける部分の補強に供することができる。
また、補強部材24は、使用者の手による押力によって実行される後部扉の閉鎖の際に、箱型構造体15の外板23が、殆ど変形しないようにするための、箱型構造体15の外板23の支持部を形成する、突部25を有することができる。
【0015】
図5に、こわれやすい固定手段であるボルト16bによって、その上部が構造形成部13に取り付けられた、箱型構造体15を示す。この固定によって、構造形成部13と補強部材24との間の外板23も固定することができる。その他のボルトを異なる個所に取り付けてもよい。ボルト16bは、構造形成部13が変形する応力以下の応力で破断することができる。
【0016】
箱型構造体15の下部部位においては、外板23は、同じくこわれやすい固定手段であるボルト16aによって補強部材24に固定される。ボルト16aは、後方衝撃を受けた際に、破断することができ、外板23の部分26は、構造形成部13と干渉することなく滑動可能である。
【0017】
この補強部材は、図2〜4に示した実施の形態においても同様に使用することができる。
【0018】
望ましくは、上に記載した第1及び第2の実施の形態の場合のように、こわれやすい部材15は、構造形成部13の下の部分、すなわち後部扉3が閉じられたときに防護装置10に近接する部分に固定される。
【0019】
また望ましくは、構造形成部13は鉄板で形成し、こわれやすい部材15は少なくとも部分的にプラスチック材料で形成する。
【0020】
本発明による後部扉の利点は、上述したことから直接生じる。
こわれやすい部材15は、外部からの衝撃を受けて変形することができ、構造形成部13を変形させることなく、衝撃のエネルギを消散させる。
従って、このような衝撃による損傷を修理するためには、変形したこわれやすい部材を交換するだけでよく、部品の取外しは手作業でできるので、比較的安価に実施できる。
また、エネルギの消散は、自動車1の乗客への衝撃の影響の軽減を可能にする。
こわれやすい部材15が、構造形成部13の下の部分、すなわち後部扉3が閉じられたときの後部の防護装置10の直近上部に位置付けされたとき、このこわれやすい部材は、自動車1を伝播する車両の前方からの衝撃を、構造形成部13を変形させることなく、受けることができる(このような状況に相当する貫入テストは「ダナ衝撃(choc Danner)」として知られている)。
【0021】
勿論、本発明は、例示として非限定的に示された、記述し、具体的に示された、実施の形態に限定されるものではない。
【0001】
本発明は、バンパー構造を有する自動車の後部扉、及び、このような後部扉を装備した自動車に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、後部扉を有する自動車がある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
自動車の後部扉が、例えば事故の際のような衝撃を受けたときには、しばしば後部扉全体を交換する必要があり、大きな費用がかかるという問題がある。本発明は、このような問題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の上記目的は、構造形成部を含んでなる自動車の後部扉において、上記構造形成部を変形させることなく、外部からの衝撃を受けることが可能なように、上記構造形成部に取り付けられた、こわれやすい部材を含んでなることを特徴とする、自動車の後部扉によって達成される。
【0005】
この特徴によって、こわれやすい部材は、外部からの衝撃を受けて変形することができ、このため、構造形成部を変形させることなく、衝撃のエネルギを消散させることができる。
衝撃による損傷を修理するためには、変形したこわれやすい部材を交換するだけでよく、部品の取外しは手作業でできるので、比較的安価に実施できる。
【0006】
本発明による後部扉のその他の特徴によれば:
−上記こわれやすい部材は、上記構造形成部によって画定された容積領域を補完する容積領域を有する箱型構造体を形成し、
−上記構造形成部と上記箱型構造体との間の境界は、ほぼ水平であり、
−上記構造形成部と上記箱型構造体との間の境界は、L字状をなし、
−上記構造形成部と上記箱型構造体との間の境界は、水平面に対して傾斜しており、
−上記こわれやすい部材は、上記構造形成部に固定され、上記構造形成部と共に中空の容積領域を画定する外板を有し、
−上記こわれやすい部材は、上記後部扉の後部を形成し、
−上記こわれやすい部材は、ナンバープレートの照明装置を収容するための開口部を有し、
−上記こわれやすい部材は、補強部材を含んでなり、上記補強部材は、堅固な容積領域を形成するための、上記外板の留具部材であり、
−上記外板は、少なくとも1つのこわれやすい固定手段によって上記補強部材に固定され、
−上記外板は、上記こわれやすい固定手段が破断したときに、上記構造形成部と干渉することなく移動可能な部分を有し、
−上記こわれやすい部材は、上記構造形成部の下部部位に固定され、
−上記こわれやすい部材は、少なくとも部分的にプラスチック材料で形成される。
【0007】
また、本発明は、上述のものに合致した後部扉が装着されたことを特徴とする、自動車を提供する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
本発明のその他の特徴及び利点は、以下の記述を読み、添付図面を検討することによって明らかとなるであろう。これらの図において:
−図1は、本発明による後部扉を装備した自動車の斜視図、
−図2〜5は、後部扉と自動車のトランクの下の縁との間の係合領域の、図1の平面Pにおける断面図である。
これらの図において、同一の参照符号は、同一または類似の部品または部品の組立体を示す。
【0009】
さて、図1を参照すると、本発明による後部扉3を装備した自動車1が示されている。
この後部扉3は、例えばガラスが嵌められた上の部分5と不透明な下の部分7とを含むことができ、下の部分7は、後部の防護装置(すなわちバンパー)10の上を閉じて、後部トランク9を閉鎖することができる。
【0010】
図2を参照すると、後部扉3の第1の実施の形態が示されており、後部扉3は閉鎖位置にあって、後部トランク9の下の縁11と係合している。
図に示されているように、本発明に特有の特徴によれば、後部扉3は、構造形成部13とこわれやすい部材15とを含んでなり、こわれやすい部材15は、ボルト16a、16bのような適当な手段によって構造形成部13に固定されている。
図2に示すこの実施の形態においては、こわれやすい部材15は、構造形成部13によって画定された容積領域を補完する容積領域を有する箱型構造体を形成する。
換言すれば、構造形成部13によって画定された容積領域と、こわれやすい部材である箱型構造体15によって画定された容積領域とが、後部扉3全体の容積領域を形成する。この容積領域は、部分的に開いていてもよい。
構造形成部13と箱型構造体15との間の境界は、図2に示されているように、ほぼ水平であることができ、後部扉3が閉鎖されているときにトランクのパッキン17に支えられるのは、箱型構造体15である。
箱型構造体15は、後部の防護装置10または箱型構造体15に取り付けられたナンバープレート19の照明装置(図示しない)を収容するための開口部18を有することができる。後部扉を開閉するための取手を形成するために、箱型構造体15に、図示しない穴部またはその他の成形部を設けてもよい。
【0011】
図3に、第1の変形を示す。第1の変形においては、構造形成部13と箱型構造体15との間の境界は、ほぼL字状をなす。
換言すれば、この第1の変形においては、箱型構造体15は、構造形成部13の中に形成された角部の中に配置される。
この第1の変形においては、後部扉3が閉鎖されているときにトランクのパッキン17に支えられるのは、構造形成部13であることが分かる。
【0012】
図4に、第2の変形を示す。第2の変形においては、構造形成部13と箱型構造体15との間の境界は、水平方向に対して傾斜している。
【0013】
図5を参照すると、本発明による後部扉3の第2の実施の形態が示されている。
第2の実施の形態は、こわれやすい部材が、例えばボルト16bのような適当な手段によって構造形成部13に固定され、構造形成部と共に2つの容積領域21、22から形成された中空の容積領域を画定する、外板23を有する点で、第1の実施の形態と異なる。容積領域21は、構造形成部13によって画定された領域に該当し、容積領域22は、箱型構造体15によって画定された領域である。図5に示された箱型構造体15が、後部扉の後部を形成する。
【0014】
図5に示された実施の形態においては、箱型構造体15は、外板23と、外板23を支持する補強部材24とから形成される。補強部材24は、箱型構造体15の剛性を高めることを可能にする。補強部材24は、例えば、図5に示されたような、留具部材である。この補強部材24は、外板23によって閉じられた箱型構造体15の中へ挿入することができる。就中、補強部材24は、箱型構造体15に形成された取手を設ける部分の補強に供することができる。
また、補強部材24は、使用者の手による押力によって実行される後部扉の閉鎖の際に、箱型構造体15の外板23が、殆ど変形しないようにするための、箱型構造体15の外板23の支持部を形成する、突部25を有することができる。
【0015】
図5に、こわれやすい固定手段であるボルト16bによって、その上部が構造形成部13に取り付けられた、箱型構造体15を示す。この固定によって、構造形成部13と補強部材24との間の外板23も固定することができる。その他のボルトを異なる個所に取り付けてもよい。ボルト16bは、構造形成部13が変形する応力以下の応力で破断することができる。
【0016】
箱型構造体15の下部部位においては、外板23は、同じくこわれやすい固定手段であるボルト16aによって補強部材24に固定される。ボルト16aは、後方衝撃を受けた際に、破断することができ、外板23の部分26は、構造形成部13と干渉することなく滑動可能である。
【0017】
この補強部材は、図2〜4に示した実施の形態においても同様に使用することができる。
【0018】
望ましくは、上に記載した第1及び第2の実施の形態の場合のように、こわれやすい部材15は、構造形成部13の下の部分、すなわち後部扉3が閉じられたときに防護装置10に近接する部分に固定される。
【0019】
また望ましくは、構造形成部13は鉄板で形成し、こわれやすい部材15は少なくとも部分的にプラスチック材料で形成する。
【0020】
本発明による後部扉の利点は、上述したことから直接生じる。
こわれやすい部材15は、外部からの衝撃を受けて変形することができ、構造形成部13を変形させることなく、衝撃のエネルギを消散させる。
従って、このような衝撃による損傷を修理するためには、変形したこわれやすい部材を交換するだけでよく、部品の取外しは手作業でできるので、比較的安価に実施できる。
また、エネルギの消散は、自動車1の乗客への衝撃の影響の軽減を可能にする。
こわれやすい部材15が、構造形成部13の下の部分、すなわち後部扉3が閉じられたときの後部の防護装置10の直近上部に位置付けされたとき、このこわれやすい部材は、自動車1を伝播する車両の前方からの衝撃を、構造形成部13を変形させることなく、受けることができる(このような状況に相当する貫入テストは「ダナ衝撃(choc Danner)」として知られている)。
【0021】
勿論、本発明は、例示として非限定的に示された、記述し、具体的に示された、実施の形態に限定されるものではない。
Claims (14)
- 構造形成部(13)を含んでなる自動車(1)の後部扉(3)において、上記構造形成部(13)を変形させることなく、外部からの衝撃を受けることが可能なように、上記構造形成部(13)に取り付けられた、こわれやすい部材(15)を含んでなることを特徴とする、自動車(1)の後部扉(3)。
- 上記こわれやすい部材(15)は、上記構造形成部(13)によって画定された容積領域を補完する容積領域を有する箱型構造体を形成することを特徴とする、請求項1に記載の自動車(1)の後部扉(3)。
- 上記構造形成部(13)と上記箱型構造体(15)との間の境界は、ほぼ水平であることを特徴とする、請求項2に記載の自動車(1)の後部扉(3)。
- 上記構造形成部(13)と上記箱型構造体(15)との間の境界は、L字状をなすことを特徴とする、請求項2に記載の自動車(1)の後部扉(3)。
- 上記構造形成部(13)と上記箱型構造体(15)との間の境界は、水平面に対して傾斜していることを特徴とする、請求項2に記載の自動車(1)の後部扉(3)。
- 上記こわれやすい部材(15)は、上記構造形成部(13)の下部部位に取り付けられたことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1つに記載の自動車(1)の後部扉(3)。
- 上記こわれやすい部材(15)は、上記後部扉(3)の後部を形成することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1つに記載の自動車(1)の後部扉(3)。
- 上記こわれやすい部材(15)は、少なくとも部分的にプラスチック材料で形成されたことを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1つに記載の自動車(1)の後部扉(3)。
- 上記こわれやすい部材(15)は、ナンバープレート(19)の照明装置を収容するための開口部(18)を有することを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1つに記載の自動車(1)の後部扉(3)。
- 上記こわれやすい部材(15)は、補強部材(24)を含んでなることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1つに記載の自動車(1)の後部扉(3)。
- 上記補強部材(24)は、堅固な容積領域を形成するための、外板(23)の留具部材であることを特徴とする、請求項10に記載の自動車(1)の後部扉(3)。
- 上記外板(23)は、少なくとも1つのこわれやすい固定手段(16a)によって上記補強部材(24)に取り付けられたことを特徴とする、請求項10または11に記載の自動車(1)の後部扉(3)。
- 上記外板(23)は、上記こわれやすい固定手段(16a)が破断したときに、上記構造形成部(13)と干渉することなく移動する部分(26)を有することを特徴とする、請求項12に記載の自動車(1)の後部扉(3)。
- 請求項1〜13のいずれか1つに記載の自動車(1)の後部扉(3)が装着された自動車(1)。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR0100670A FR2819476B1 (fr) | 2001-01-18 | 2001-01-18 | Hayon de vehicule automobile, et vehicule automobile equipe d'un tel hayon |
PCT/FR2002/000204 WO2002057103A1 (fr) | 2001-01-18 | 2002-01-18 | Hayon de vehicule automobile avec une structure pare-choc |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004525811A true JP2004525811A (ja) | 2004-08-26 |
Family
ID=8858971
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002557801A Pending JP2004525811A (ja) | 2001-01-18 | 2002-01-18 | バンパー構造を有する自動車の後部扉 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP1358084B9 (ja) |
JP (1) | JP2004525811A (ja) |
BR (1) | BR0206538A (ja) |
DE (1) | DE60228409D1 (ja) |
ES (1) | ES2314025T3 (ja) |
FR (1) | FR2819476B1 (ja) |
WO (1) | WO2002057103A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015030391A (ja) * | 2013-08-02 | 2015-02-16 | マツダ株式会社 | 後部車体構造 |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1384630A1 (fr) * | 2002-07-26 | 2004-01-28 | Compagnie Plastic Omnium | Pièce de protection, notamment pour véhicule automobile |
FR2890619B1 (fr) * | 2005-09-12 | 2009-04-10 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Ouvrant pour vehicule automobile et vehicule automobile equipe d'un tel ouvrant. |
FR2928894B1 (fr) | 2008-03-20 | 2010-04-30 | Plastic Omnium Cie | Module arriere de vehicule automobile, destine a etre rapporte sur une structure d'ouvrant arriere |
FR2932153B1 (fr) * | 2008-06-05 | 2010-06-18 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Piece de carrosserie de vehicule automobile de resistance aux chocs amelioree et d'assemblage rapide |
DE102010013074B4 (de) | 2010-03-26 | 2024-02-08 | Ford Global Technologies, Llc | Heckklappe mit Abdeckung |
FR2965528B1 (fr) * | 2010-09-30 | 2013-04-12 | Plastic Omnium Cie | Element de protection pour panneau de carrosserie et ensemble d'un tel element et d'un panneau de carrosserie |
US9399389B2 (en) * | 2014-03-17 | 2016-07-26 | Fca Us Llc | Reduced offset lift-gate applique |
DE102018114975B4 (de) | 2018-06-21 | 2023-09-07 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Einrichtung zur Verhinderung einer Beschädigung eines Kraftfahrzeug-Karosseriebauteils, Kraftfahrzeug-Karosserie und Kraftfahrzeug |
EP4103416B1 (en) * | 2019-08-02 | 2024-09-25 | Stellantis Auto SAS | Tailgate for automotive vehicle with improved torsion stiffness |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55102745A (en) * | 1979-01-29 | 1980-08-06 | Nissan Motor Co Ltd | Mounting structure of car bumper |
JPS62137249A (ja) * | 1985-12-10 | 1987-06-20 | Mazda Motor Corp | 自動車のバンパ取付構造 |
GB2280253A (en) * | 1993-07-20 | 1995-01-25 | Ford Motor Co | A vehicle's luggage compartment door with lights |
FR2750365B1 (fr) * | 1996-06-27 | 1998-09-04 | Renault | Porte arriere de vehicule automobile comportant un abattant muni de moyens d'articulation perfectionnes |
FR2768085B1 (fr) * | 1997-09-11 | 1999-10-22 | Inoplast Sa | Ouvrant de vehicule automobile, son procede de fabrication et vehicule automobile equipe d'un tel ouvrant |
DE19939558B4 (de) * | 1999-08-20 | 2008-04-24 | Volkswagen Ag | Kraftfahrzeugheck mit Hecktür und nachgiebiger Stoßfängerabdeckung |
JP2002019468A (ja) * | 2000-07-07 | 2002-01-23 | Nissan Motor Co Ltd | 自動車のバックドア構造 |
-
2001
- 2001-01-18 FR FR0100670A patent/FR2819476B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
2002
- 2002-01-18 EP EP02700334A patent/EP1358084B9/fr not_active Expired - Lifetime
- 2002-01-18 ES ES02700334T patent/ES2314025T3/es not_active Expired - Lifetime
- 2002-01-18 JP JP2002557801A patent/JP2004525811A/ja active Pending
- 2002-01-18 WO PCT/FR2002/000204 patent/WO2002057103A1/fr active IP Right Grant
- 2002-01-18 BR BR0206538-0A patent/BR0206538A/pt not_active IP Right Cessation
- 2002-01-18 DE DE60228409T patent/DE60228409D1/de not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015030391A (ja) * | 2013-08-02 | 2015-02-16 | マツダ株式会社 | 後部車体構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2819476A1 (fr) | 2002-07-19 |
DE60228409D1 (de) | 2008-10-02 |
ES2314025T3 (es) | 2009-03-16 |
EP1358084B1 (fr) | 2008-08-20 |
EP1358084A1 (fr) | 2003-11-05 |
BR0206538A (pt) | 2004-12-21 |
FR2819476B1 (fr) | 2003-05-23 |
EP1358084B9 (fr) | 2009-03-18 |
WO2002057103A1 (fr) | 2002-07-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3873565B2 (ja) | 自動車用ドア | |
US20060237998A1 (en) | Stop support for the front hood of a motor vehicle | |
JP2004525811A (ja) | バンパー構造を有する自動車の後部扉 | |
CN110466447B (zh) | 车门装饰件 | |
JP2005297943A (ja) | 自動車用ルーフラックマウンティング構造 | |
JP2002225748A (ja) | 自動車の前部車体構造 | |
JPH0761310A (ja) | エアバッグ装置の蓋材 | |
JP2008222170A (ja) | フェンダカバー構造及び車体前部構造 | |
JP2007196731A (ja) | 車両室内のグローブボックス周辺構造 | |
JP2007216924A (ja) | 自動車のドア構造 | |
JP4332384B2 (ja) | 車両の後部車体構造 | |
JPH0593999U (ja) | 自動車用グローブボックス | |
KR100361539B1 (ko) | 자동차 리어패키지 트레이의 보강구조 | |
JP2004017945A (ja) | 内装トリムのポケット構造 | |
KR20020094740A (ko) | 자동차 리어 범퍼용 백 비임 | |
JP3007070B2 (ja) | 自動車天井部のサイドレール衝撃吸収体 | |
JP2505611Y2 (ja) | 自動車用樹脂バンパ | |
JP2004106759A (ja) | バンパ類の取付装置 | |
JP2015067108A (ja) | 車両用フロントフード | |
KR200267912Y1 (ko) | 차량 후면범퍼 | |
JP2009096292A (ja) | 車両用バックドアの構造 | |
KR100558737B1 (ko) | 차량의 글로브 박스 | |
KR20070024898A (ko) | 자동차의 플로어 구조 | |
JP2003034162A (ja) | 車載用表示装置 | |
JP2001206161A (ja) | 自動車の車体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041210 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070130 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070626 |