JP2003034162A - 車載用表示装置 - Google Patents

車載用表示装置

Info

Publication number
JP2003034162A
JP2003034162A JP2001222475A JP2001222475A JP2003034162A JP 2003034162 A JP2003034162 A JP 2003034162A JP 2001222475 A JP2001222475 A JP 2001222475A JP 2001222475 A JP2001222475 A JP 2001222475A JP 2003034162 A JP2003034162 A JP 2003034162A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display device
support member
vehicle
buckling
front side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001222475A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4394312B2 (ja
Inventor
Hirohide Okahara
弘英 岡原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001222475A priority Critical patent/JP4394312B2/ja
Publication of JP2003034162A publication Critical patent/JP2003034162A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4394312B2 publication Critical patent/JP4394312B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instrument Panels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示部の取付け構造を工夫してクラッシャブ
ルとし、衝撃吸収性能に優れ、しかも、車載用表示装置
を車両に実装した状態での衝撃試験等の必要を抑え得る
車載用表示装置を提供する。 【解決手段】 装置本体10の前面側に表示部12を配
した車載用表示装置において、表示部12の周縁部を支
持するよう装置本体11の前面側に配置された第1支持
部材21と、第1支持部材21に連結された一端部13
aおよび第1支持部材21の後方で互いに離間する他端
部13bを有し、第1支持部材21から異なる斜後方に
向かって延在する複数の座屈部材13と、第1支持部材
21から後方に離間し座屈部材13の他端部13bを支
持する第2支持部材15とを備え、表示部12の正面側
から所定値を超える外力が加わると、座屈部材13を座
屈させる構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載用表示装置に
関し、特に前面側からの衝撃を吸収する機能を持たせた
車載用表示装置に係る。
【0002】
【従来の技術】従来、装置本体の前面側に液晶表示素子
等を配した表示装置が各種の車載用電子機器に採用され
ているが、通常、その表示部が乗員の視認し易い高さに
位置するようにインストルメントパネル等に埋め込ま
れ、比較的硬質の透明な樹脂、例えばアクリル樹脂から
なる窓板で覆われた状態で使用されている。
【0003】この種の車載用表示装置では、車両の振動
・衝撃に対して安定した取付け状態を維持する必要があ
る。
【0004】そのため、車載用表示装置を車両に実装し
た状態で振動・衝撃試験を行う等することで、表示部の
取付け構造の良否、すなわち補強構造とする必要の有無
を判定していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の車載用表示
装置にあっては、車両の運転者や同乗者の視認し易い高
さに透明窓板が配置されるため、急制動時あるいは衝突
時に車両の乗員がぶつかることがあっても、窓板が簡単
に割れたり、シャープエッジを持つ破壊片の飛散等によ
って乗員に傷を負わせたりしないようにする必要があ
る。
【0006】しかしながら、この点の評価は、車載用表
示装置を車両に実装した状態での衝撃試験によって評価
する必要があり、その評価や、不具合に対する対策、改
善仕様への変更等に時間と費用がかかるという問題があ
った。
【0007】そこで本発明は、表示部の取付け構造を工
夫してクラッシャブルとし、衝撃吸収性能に優れ、しか
も、車載用表示装置を車両に実装した状態で行う衝撃試
験等の必要性を抑えることができ、取付け構造の良否検
討や改善に時間と費用がかからない車載用表示装置を提
供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の車載用表示装置は、装置本体の前面側に表
示部を配した車載用表示装置において、前記表示部の周
縁部を支持するよう、前記装置本体の前面側に配置され
た第1支持部材と、前記第1支持部材に連結された一端
部および前記第1支持部材の後方で互いに離間する他端
部を有し、前記第1支持部材から異なる斜後方に向かっ
て延在する複数の座屈部材と、前記第1支持部材から後
方に離間し、前記座屈部材の他端部を支持する第2支持
部材とを備え、前記表示部の正面側から所定値を超える
外力が加わると、前記座屈部材を座屈させるものであ
る。
【0009】この車載用表示装置では、表示部の正面側
から大きな衝撃力が加わると、座屈部材が座屈すること
で、その衝撃エネルギーが吸収されるとともに、表示部
が装置本体内である後方に押し込まれる。したがって、
車両の乗員が装置前面にぶつかることがあっても、表示
部が簡単に割れたり、シャープエッジによって乗員に傷
を負わせたりすることがない。
【0010】また、本発明の車載用表示装置は、前記座
屈部材が、前記他端部にそれぞれ前記斜後方に向かって
凹となる取付け溝を有し、前記座屈部材の座屈荷重に対
応する力が前記他端部に加わると、前記他端部が前記第
2支持部材に対し所定範囲内で圧接しながら摺動するも
のである。この構成では、座屈部材の座屈に際して、そ
の他端部が第2支持部材に対し所定範囲内で摺動するの
で、より有効に衝撃エネルギーを吸収できることとな
る。
【0011】さらに、本発明の車載用表示装置は、前記
第1支持部材がケース状に形成されるとともに、前記座
屈部材が前記第1支持部材の側面に連結された金属板か
らなり、その座屈部材の前記他端部がねじにより前記第
2支持部材に取り付られたものである。この構成によ
り、第1支持部材および複数の座屈部材を半製品組み立
て可能となり、座屈部材の作製や取付けが容易化され
る。
【0012】また、本発明の車載用表示装置は、前記表
示部の前記周縁部に近接する窓部分と、その窓部分を支
持するとともに前記第1支持部材および第2支持部材の
正面側を覆う他の部分とを有するカバー部材を備え、前
記表示部の正面側から所定値を超える外力が加わると、
前記窓部分と前記他の部分とが切り離されるよう、前記
窓部分と前記他の部分とが両部分より低強度の連結部分
によって連結されたものである。この構成では、正面側
から所定値を超える外力が加わると、カバー部材の窓枠
部分と他の部分との連結部分が切り離されることから、
より衝撃吸収能力が高まる。また、カバー部材も装置本
体内にクラッシュし易くなり、より乗員に傷を負わせ難
い構造にできる。
【0013】本発明の車載用表示装置は、前記カバー部
材が金型により成形されたプラスチックカバーからな
り、前記連結部分が前記表示部の前記周縁部に沿う凹部
または穴部を有するものである。この構成により、前記
低強度の連結部分を簡素な構造でカバー部材に容易に形
成することができる。
【0014】また、本発明の車載用表示装置は、前記第
2支持部材が所定板厚の金属板からなり、前記表示部よ
り大径の開口を有するものである。この構成により、表
示部の装置本体内への移動範囲を広く確保し、衝撃エネ
ルギーの吸収性能を高めることができる。
【0015】本発明の車載用表示装置は、また、前記カ
バー部材の窓部分が透明な樹脂からなる窓板を有するも
のである。この構成により、表示部のみならず、窓板の
破損や破片の飛散といった問題を回避できる。
【0016】本発明の車載用表示装置は、前記表示部
が、液晶表示素子を有するものである。この構成によ
り、液晶表示素子の後方の衝撃吸収のためのスペースを
利用してバックライトを離して配置するといったことが
可能になり、好ましい表示が可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0018】(実施の形態1)図1から図4は本発明に
係る車載用表示装置の一実施形態を示す図である。
【0019】本実施形態の車載用表示装置は車載用オー
ディオデッキの一部を構成するものであり、図1から図
3に示すように、装置本体10の前面11側に表示部1
2を配したもので、図4に示すように、車両のインスト
ルメントパネル1に埋設されている。表示部12は、第
1支持部材としての金属ケース21と、このケース21
内に収納された液晶表示素子22等から構成されてい
る。この表示部12の正面側は窓板23を有するプラス
チック製のエスカッションカバー24によって覆われて
おり、エスカッションカバー24は装置本体10の前面
11を形成している。また、窓板23は、透明な樹脂、
例えばアクリル樹脂からなる。
【0020】エスカッションカバー24は、例えば射出
成形によって所定の肉厚に成形されたもので、窓板23
の周縁部23aに近接する窓枠部分24aと、その窓枠
部分24aを支持するカバー部分24b(他の部分)と
を有している。さらに、エスカッションカバー24は、
窓枠部分24aとカバー部分24bとが両部分より低強
度の連結部分24cによって連結された構成となってお
り、表示部12に正面側から所定値を超える外力が加わ
ると、窓板23および窓枠部分24aからなる窓部分と
カバー部分24bとが切り離されるようになっている。
ここで、エスカッションカバー24の連結部分24c
は、窓板23の周縁部23aに沿う複数の例えばスリッ
ト状の穴部24d(薄肉となる凹部でもよい)を有して
いる。
【0021】また、窓板23を支持するエスカッション
カバー24の窓枠部分24aには、金属ケース21と保
持金具13の前端部13a(一端部)とがそれぞれ近接
して配置されており、複数の保持金具13の前端部13
aが金属ケース21に一体的に連結されている。すなわ
ち、複数の保持金具13と金属ケース21は同一の金属
板をプレス加工して形成されている。
【0022】保持金具13の後端部13b(他端部)
は、エスカッションカバー24の後方で互いに離間して
おり、保持金具13は全体として、エスカッションカバ
ー24の後方側ほど離隔するよう異なる斜め後方の外側
に向かって延在している。保持金具13の後端部13b
はそれぞれシャーシ15に支持されており、このシャー
シ15は、金属ケース21から後方に離間して保持金具
13の他端部13bを支持する第2支持部材となってい
る。なお、詳細は図示しないが、エスカッションカバー
24は外周側の複数箇所で、シャーシ15の側板部等
(外周部)に連結されている。
【0023】複数の保持金具13は、表示部12に正面
側から所定値を超える外力が加わると、所定の座屈荷重
を超える荷重を受けて座屈するようになっており、例え
ば所定板厚の鋼板(金属板)で構成されている。保持金
具13は前端から後端へ延びる短冊状のもの、あるいは
これらを並列させて連結したものであってもよい。
【0024】また、図3に示すように、保持金具13の
他端部13bには、それぞれ前記斜後方に向かって凹と
なる取付け溝13dが形成されており、この取付け溝1
3dに挿入された取付けねじ16がシャーシ15にねじ
結合することで、保持金具13がシャーシ15に取り付
けられている。
【0025】この取付けねじ16と保持金具13の取付
け溝13dとは、取付けねじ16が取付け溝13dの凹
部の底辺部から所定間隙dを隔てた位置関係にあり、保
持金具13にその座屈荷重に近い力が加わり、それに応
じた力が他端部13bに加わると、保持金具13の他端
部13bがねじ締結された位置から脱出し、取付け溝1
3dの凹部の底辺部が取付けねじ16に突き当たるまで
シャーシ15に対し前記間隙に対応する所定範囲内で摺
動するようになっている。
【0026】シャーシ15は所定板厚の鋼板(金属板)
からなり、表示部12を構成する窓板23および液晶表
示素子22のそれぞれよりも大径の開口15a(図2参
照)を有しており、表示部12の後方に一定容積の空間
Cが確保されている。
【0027】このように構成された本実施形態の車載用
表示装置においては、車両の急制動や衝突が発生する
と、車両の乗員が表示部12に正面側からぶつかるとい
う事態が起こり得る。
【0028】このような場合、本実施形態の車載用表示
装置では、エスカッションカバー24の正面側から窓板
23に所定値を超える外力が衝撃として加わるが、その
衝撃エネルギーに応じて、窓板23に連結する窓枠部分
24aとカバー部分24bとの連結部分24cが切り離
され、さらには、保持金具13が座屈する。したがっ
て、エスカッションカバー24の装置内方への破壊や保
持金具13の座屈によって衝撃エネルギーが吸収される
とともに、表示部12の液晶表示素子22や窓板23は
装置本体10内である後方に押し込まれる。その結果、
車両の乗員が窓板23にぶつかることがあっても、窓板
23が簡単に割れたり前方に飛び出したりすることがな
く、窓板23の破損や破片の飛散といった問題を回避す
ることができ、シャープエッジを有する破壊片等によっ
て乗員に傷を負わせたりするのが未然に防止されること
となる。
【0029】また、エスカッションカバー24自体も装
置本体10内にクラッシュし易くなっているから、より
乗員に傷を負わせ難くすることができる。さらに、エス
カッションカバー24の連結部分24cが窓板23の周
縁部23aに沿う凹部または穴部24dを有することか
ら、簡素な構造で低強度の連結部分24cをエスカッシ
ョンカバー24に容易に形成することができる。
【0030】また、保持金具13が金属板からなり、そ
の保持金具13の他端部13bが取付けねじ16により
シャーシ15に取り付られたものであるから、保持金具
13の作製や取付けが容易化されることになる。それに
加えて、保持金具13の座屈に際して、その他端部13
bがシャーシ15に対し所定範囲内で圧接しながら摺動
するのにもエネルギーが消費されるので、余計な部品を
追加することなく、より有効に衝撃エネルギーを吸収で
きることとなる。
【0031】さらに、シャーシ15が所定板厚の金属板
からなり、表示部12より大径の開口15aを有するの
で、装置本体10内への各部の移動や破壊を伴う上記衝
撃吸収スペースを広く確保し、衝撃エネルギーの吸収性
能を高めることができる。しかも、液晶表示素子22の
後方の衝撃吸収用スペースである空間Cを利用して、い
わゆるバックライト(図示していない)を後方に離して
配置するといったことが可能になるから、液晶表示性能
を向上させることもできる。
【0032】(実施の形態2)図5は本発明に係る車載
用表示装置の他の実施形態を示す図である。
【0033】本実施形態の車載用表示装置は、上述の実
施形態とほぼ同様の構成を有しているので、上述の実施
形態と同一又はそれに相当する構成については同一符号
を付し、上述の実施形態との相違点について詳述する。
【0034】図5に示すように、本実施形態の車載用表
示装置は、装置本体10の前面11側に表示部32を配
したものであり、表示部32は、第1支持部材としての
金属ケース41と、プラスチック製のホルダ(図示して
いない)に保持されてケース41内に収納された液晶表
示素子22とから構成されている。
【0035】この表示部32の正面側は窓板を持たない
プラスチック製のエスカッションカバー44によって覆
われており、エスカッションカバー44は装置本体10
の前面11を形成している。
【0036】ここで、エスカッションカバー44は、例
えば射出成形によって所定の肉厚に成形されたもので、
表示部32の前方に開口状の窓を形成する窓枠部分44
aと、その窓枠部分44aを支持するカバー部分44b
(他の部分)とを有している。さらに、エスカッション
カバー44は、窓枠部分44aとカバー部分44bとが
両部分より低強度の連結部分44cによって連結された
構成となっており、表示部32の正面側から所定値を超
える外力が加わると、窓枠部分44a(窓部分)とカバ
ー部分44bとが切り離されるようになっている。ここ
で、エスカッションカバー44の連結部分44cは、表
示部32の周縁部32aに沿った、例えばV溝状に切り
欠かれた薄肉部(凹部)である。
【0037】また、金属ケース41は、複数の保持金具
43を短冊状に打ち抜いて所定方向に曲げ加工したプレ
ス加工部品で、その保持金具43の前端部43a(一端
部)が金属ケース41の左右両側面に一体的に連結され
ている。そして、上述の実施の形態の場合と同様に、保
持金具43の後端部43b(他端部)はエスカッション
カバー44の後方で互いに離間しており、保持金具43
は全体として、エスカッションカバー44の後方側ほど
離隔するよう異なる斜め後方の外側に向かって延在して
いる。保持金具13の後端部13bはそれぞれシャーシ
15に支持されている。
【0038】その他の構成は上述の実施の形態と同様で
あり、本実施形態の車載用表示装置においても、エスカ
ッションカバー44の正面側から所定値を超える外力が
衝撃として加わると、その衝撃エネルギーに応じて、窓
枠部分44aとカバー部分44bとの連結部分44cが
容易に切り離されるとともに、保持金具43が座屈す
る。したがって、エスカッションカバー44の装置内方
への破壊や保持金具43の座屈によって衝撃エネルギー
が吸収され、表示部32の液晶表示素子22は装置本体
10内である後方に押し込まれる。その結果、車両の乗
員が表示部32にぶつかることがあっても、表示部32
が簡単に割れたり前方に飛び出したりすることがなく、
表示部32の破損や破片の飛散といった問題を回避する
ことができ、上述の実施の形態と同様の効果を得ること
ができる。
【0039】本発明の車載用表示装置は、車載用オーデ
ィオデッキに限らず、ナビゲーション装置その他、イン
ストルメントパネルに埋め込んで使用される表示部を有
する各種車載装置に適用できるものである。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、表示部に正面側から大
きな衝撃力が加わると、座屈部材が座屈するようにし
て、その衝撃エネルギーを吸収するとともに、表示部を
装置本体内である後方に押し込むようにしているので、
装置前面に車両の乗員がぶつかるようなことがあって
も、窓板が簡単に割れたり、シャープエッジによって乗
員に傷を負わせたりすることがない車載用表示装置を提
供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明に係る車載用表示装置の一実施形
態を示すその要部概略正面図 (b)(a)のB-B断面図
【図2】図1(a)のA-A矢視方向の要部断面図
【図3】本発明に係る車載用表示装置の一実施形態にお
ける表示部ケースおよび座屈部材の概略構成を示すその
斜視図
【図4】本発明に係る車載用表示装置の一実施形態を実
装した車両のインストルメントパネルの一部を示すその
斜視図
【図5】本発明に係る車載用表示装置の他の実施形態を
示すその要部概略平面断面図
【符号の説明】
10 装置本体 11 前面 12 表示部 13、43 保持金具(座屈部材) 13a、43a 前端部(一端部) 13b、43b 後端部(他端部) 13d 取付け溝 15 シャーシ(第2支持部材) 15a 開口 21、41 金属ケース(第1支持部材) 22 液晶表示素子 23 窓板 23a、32a 周縁部 24、44 エスカッションカバー 24a、44a 窓枠部分 24b、44b カバー部分 24c、44c 連結部分 24d 穴部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体の前面側に表示部を配した車載
    用表示装置において、 前記表示部の周縁部を支持するよう、前記装置本体の前
    面側に配置された第1支持部材と、 前記第1支持部材に連結された一端部および前記第1支
    持部材の後方で互いに離間する他端部を有し、前記第1
    支持部材から異なる斜後方に向かって延在する複数の座
    屈部材と、 前記第1支持部材から後方に離間し、前記座屈部材の他
    端部を支持する第2支持部材とを備え、 前記表示部の正面側から所定値を超える外力が加わる
    と、前記座屈部材を座屈させることを特徴とする車載用
    表示装置。
  2. 【請求項2】 前記座屈部材が、前記他端部にそれぞれ
    前記斜後方に凹となる取付け溝を有し、 前記座屈部材の座屈荷重に対応する力が前記他端部に加
    わると、前記他端部が前記第2支持部材に対し所定範囲
    内で摺動することを特徴とする請求項1に記載の車載用
    表示装置。
  3. 【請求項3】 前記第1支持部材がケース状に形成され
    るとともに、前記座屈部材が前記第1支持部材の側面に
    連結された金属板からなり、その座屈部材の前記他端部
    がねじにより前記第2支持部材に取り付られたことを特
    徴とする請求項1または2に記載の車載用表示装置。
  4. 【請求項4】 前記表示部の前記周縁部に近接する窓部
    分と、その窓部分を支持するとともに前記第1支持部材
    および第2支持部材の正面側を覆う他の部分とを有する
    カバー部材を備え、 前記表示部の正面側から所定値を超える外力が加わる
    と、前記窓部分と前記他の部分とが切り離されるよう、
    前記窓部分と前記他の部分とが両部分より低強度の連結
    部分によって連結されたことを特徴とする請求項1ない
    し3のいずれかに記載の車載用表示装置。
  5. 【請求項5】 前記カバー部材が金型により成形された
    プラスチックカバーからなり、前記連結部分が前記表示
    部の前記周縁部に沿う凹部または穴部を有することを特
    徴とする請求項4に記載の車載用表示装置。
  6. 【請求項6】 前記第2支持部材が所定板厚の金属板か
    らなり、前記表示部より大径の開口を有することを特徴
    とする請求項1ないし5のいずれかに記載の車載用表示
    装置。
  7. 【請求項7】 前記カバー部材の窓部分が透明な樹脂か
    らなる窓板を有することを特徴とする請求項1ないし6
    のいずれかに記載の車載用表示装置。
  8. 【請求項8】 前記表示部が、液晶表示素子を有するこ
    とを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の車
    載用表示装置。
JP2001222475A 2001-07-24 2001-07-24 車載用表示装置 Expired - Fee Related JP4394312B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001222475A JP4394312B2 (ja) 2001-07-24 2001-07-24 車載用表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001222475A JP4394312B2 (ja) 2001-07-24 2001-07-24 車載用表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003034162A true JP2003034162A (ja) 2003-02-04
JP4394312B2 JP4394312B2 (ja) 2010-01-06

Family

ID=19055949

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001222475A Expired - Fee Related JP4394312B2 (ja) 2001-07-24 2001-07-24 車載用表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4394312B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20050047332A (ko) * 2003-11-17 2005-05-20 주식회사 대우일렉트로닉스 액정모니터의 설치구조
CN111559319A (zh) * 2019-02-14 2020-08-21 阿尔派株式会社 车载用装置
JP2021525195A (ja) * 2018-05-31 2021-09-24 ニッサン ノース アメリカ,インク モジュール内メディアアセンブリ

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20050047332A (ko) * 2003-11-17 2005-05-20 주식회사 대우일렉트로닉스 액정모니터의 설치구조
JP2021525195A (ja) * 2018-05-31 2021-09-24 ニッサン ノース アメリカ,インク モジュール内メディアアセンブリ
JP7046230B2 (ja) 2018-05-31 2022-04-01 ニッサン ノース アメリカ,インク モジュール内メディアアセンブリ
US12005781B2 (en) 2018-05-31 2024-06-11 Nissan North America, Inc. In-module media assembly
CN111559319A (zh) * 2019-02-14 2020-08-21 阿尔派株式会社 车载用装置
JP2020131773A (ja) * 2019-02-14 2020-08-31 アルパイン株式会社 車載用装置
JP7055575B2 (ja) 2019-02-14 2022-04-18 アルパイン株式会社 車載用装置
CN111559319B (zh) * 2019-02-14 2023-11-24 阿尔派株式会社 车载用装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4394312B2 (ja) 2010-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09175242A (ja) 車両用アームレスト
US9446795B2 (en) Structure for reinforcing front vehicle body
JP2007176447A (ja) 車両用ニープロテクタ
JP2004155351A (ja) 車両のフロントデッキ構造
JP2009090706A (ja) 車両の収納装置
JP2003034162A (ja) 車載用表示装置
KR100602670B1 (ko) 차량용 클러스터 게이지 장착구조
JP2004525811A (ja) バンパー構造を有する自動車の後部扉
JP5012014B2 (ja) 車両用通信装置の設置構造
JP5569771B2 (ja) インストルメントパネル収納部の周辺構造
JP2005132290A (ja) 車載用表示装置
US8567728B2 (en) In-vehicle device mounting structure
JP2008094316A (ja) 車両用バンパおよび衝撃吸収部材
JP5128227B2 (ja) 自動車のインストルメントパネル周辺構造
CN110562148B (zh) 汽车后部控制台
KR100427248B1 (ko) 자동차 리어 범퍼용 백 비임
JP3457527B2 (ja) ディスプレイ装置
JP6880351B2 (ja) 車載情報機器
JP2017074888A (ja) 車両の前部構造
JP6224398B2 (ja) 車両用フロントフード
JP7376444B2 (ja) 車両構造
JPS6013705Y2 (ja) 自動車のソフトフアシアバンパ
JP3191584B2 (ja) 自動車用コンソールボックス
JP7025723B2 (ja) インストルメントパネルの構造
WO2008018525A1 (fr) Structure d'installation d'un appareil de stockage d'article destinée à un véhicule

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071127

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071220

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080325

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080411

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20080521

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20080627

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091015

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121023

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131023

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees