JP5012014B2 - 車両用通信装置の設置構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両外部との通信を行う車両用通信装置の設置構造に関する。
従来、車両外部との通信を行う車両用通信装置を搭載した車両が知られている。その一例として、ETC車載器を搭載したものがある。ETC(Electronic Toll Collection)は近年普及が進んでいる自動料金収受システムである。これは具体的には、有料道路の料金所などに設置されたアンテナと車両に搭載されたETC車載器との間で通信を行い、車両を止めずに有料道路の料金支払いなどを処理するシステムである。
またその他の例として、全地球測位システム(GPS:Global Positioning System)を用いて人工衛星(GPS衛星)との通信を行うカーナビゲーションシステムを搭載した車両も広く普及している。
特許文献1には、上記のような車両用通信装置のためのアンテナを、インスツルメントパネルの美観を損なわず、またアンテナ性能を低下させることなく設置した構造が開示されている。
特開平10−324196号公報
しかしながら近年、アンテナのみならず車両用通信装置の本体(以下通信装置本体という)の設置位置についても配慮が求められる場合が増えている。特に、例えばインスツルメントパネル(以下インパネと略称する)の美観向上や通信装置本体またはその装着品の盗難予防等の目的で、特に使用頻度の低い通信装置に関しては少なくとも必要に応じて通信装置本体を目立たないように設置したいという要求が増大している。
そのような事情に対し、ルーフトリムの前部にオーバーヘッドコンソールと呼ばれる収納部を備え、通信装置本体をこのオーバーヘッドコンソールに収納するものが知られている。しかしその場合、オーバーヘッドコンソールに新たな収納部を設けることにより構造が複雑化かつ大型化する上、オーバーヘッドコンソールが必ずしも上記目的を効果的に達成しているとは言えないのが現状である。たとえばインスツルメントパネルの美観向上に関しては、通信装置本体が常時露出している場合に比べて美観向上のための設計自由度が向上するものの、オーバーヘッドコンソールを含めた車室内の総合的な意匠を再設定する必要がある。また盗難予防に関しても、通信装置本体が常時露出している場合に比べて予防効果が向上するものの、通信装置本体の内蔵を予見させるオーバーヘッドコンソール自体が車室内に露出している、つまり車外からの被視認性の良い状態におかれているので、充分な予防効果が得られるとは言い難い。
本発明は上記のような事情に鑑み、簡単な構造でありながら、少なくとも必要に応じて通信装置本体を高い隠蔽度で設置することができる車両用通信装置の設置構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための請求項1に係る発明は、車両外部との通信を行う車両用通信装置の設置構造であって、車室天井壁であるルーフトリムと、上記ルーフトリムの前部に設けられたサンバイザと、上記車両用通信装置の本体である通信装置本体と、該通信装置本体を格納する本体格納部とを備え、上記サンバイザは、上記ルーフトリムないしはその近傍に位置する揺動軸を中心に、該ルーフトリムに沿った通常状態と該ルーフトリムに対して起立する起立状態との間で揺動可能であり、上記通常状態にあるサンバイザと対向する上記ルーフトリムの所定部位に上記本体格納部が設けられ、上記サンバイザが上記通常状態のときに上記通信装置本体を覆うように構成されていることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1記載の車両用通信装置の設置構造において、上記通信装置本体は着脱可能な装着品を装着可能であるとともに上記本体格納部に格納された格納状態と車室内側に突出移動した突出状態とに切替可能であり、該通信装置本体が上記突出状態のときに上記装着品が着脱可能状態となり、該通信装置本体が上記突出状態にあって、上記サンバイザが上記起立状態から付勢部材により付勢されて上記通常状態に切替えられたとき、上記サンバイザが上記通信装置本体を押圧して上記格納状態に切替えることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1または2記載の車両用通信装置の設置構造において、上記通信装置本体は、乗員に報知すべき情報を音声情報として報知するスピーカを備え、上記本体格納部に対向するサンバイザに、硬質合成樹脂及び金属及びガラスのうちの少なくとも一つを含む音反射部材が設けられていることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1乃至3の何れか1項に記載の車両用通信装置の設置構造において、上記通信装置本体は、乗員に報知すべき情報を音声情報として報知するスピーカを備え、上記サンバイザが上記通常状態にあるとき、上記本体格納部に格納された通信装置本体と上記サンバイザとの間に所定の隙間が形成され、上記スピーカからの音声情報が上記所定の隙間を経由して車室内側に伝達されるように構成されていることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項4記載の車両用通信装置の設置構造において、上記所定の隙間は、上記揺動軸が設けられた前方側の方が、反揺動軸側である後方側よりも大きいことを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1乃至5の何れか1項に記載の車両用通信装置の設置構造において、乗員に情報を報知する報知手段がインスツルメントパネル近傍に設けられ、上記通信装置本体は、乗員に報知すべき情報を上記報知手段に出力する出力部を含むことを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項1乃至6の何れか1項に記載の車両用通信装置の設置構造において、上記車両用通信装置はETC車載器であり、該ETC車載器は、車両外部との通信を行うためのアンテナ部と、記憶媒体を着脱可能な上記通信装置本体としてのETC車載器本体とを含むことを特徴とする。
請求項1の発明によると、以下説明するように、簡単な構造でありながら、少なくとも必要に応じて通信装置本体を高い隠蔽度で設置することができる。
本発明の車両用通信装置の設置構造によれば、通信装置本体を格納する本体格納部が、サンバイザを通常状態にしたときのサンバイザに対向するルーフトリムの所定部位に設けられる
これにより、サンバイザを通常状態にすることにより本体格納部がサンバイザで覆われるので、これをほぼ隠すことができ、目立たなくすることが可能となる。つまり本体格納部に格納された通信装置本体を高い隠蔽度で設置することができる。従って、インパネの美観に影響を与えることがなく、また通信装置本体(例えばETC車載器本体)やその装着品(例えばETCカード)の盗難予防効果を期待することができる。
また必要に応じてサンバイザを起立状態とすることにより、容易に通信装置本体を露出させ、必要な操作を行うことができる。
なお本発明はインパネの美観向上や盗難予防の目的に限定するものではなく、他の目的で通信装置本体を隠す場合にも好適である。
請求項2の発明によると、以下説明するように操作性の向上を図ることができる。
まず乗員は、通信装置本体を突出状態に切替えることにより、通信装置本体を本体格納部から取外すことなく装着品の着脱を行うことができる。
そして乗員は、装着品の着脱を含む必要な操作が完了した後に、サンバイザを起立状態から通常状態に切替えるというワンタッチ操作を行うだけで、同時に通信装置本体を突出状態から格納状態に切替え、隠すことができる。
なおサンバイザが通信装置本体を押圧する形態として、直接的に押圧するものと、何らかの部材を介して間接的に押圧するものとを含む。
請求項3の発明によると、以下説明するように、サンバイザが通常状態とされて通信装置本体が隠されたときのスピーカからの音声情報の伝達性を高めることができる。
本体格納部を覆うサンバイザは、一般的には繊維部材や発泡性部材等、比較的吸音性の高い素材で構成される。このように本体格納部を覆う部位の吸音性が高いと、スピーカからの音がその部位で吸収されてしまい、音声情報が乗員に的確に伝達されない虞がある。
しかし本発明によれば、本体格納部に対向するサンバイザに音反射部材が設けられているので、スピーカからの音の吸収が抑制され、音声情報が乗員に伝達され易くなる。
請求項4の発明によると、サンバイザが通常状態とされて通信装置本体が隠された状態のときのスピーカからの音声情報が所定の隙間を経由して車室内側に伝達されるので、音声情報の伝達性を高めることができる。特に請求項3の構成を含む場合には、その相乗効果を期待することができる。
請求項5の発明によると、サンバイザが通常状態とされて通信装置本体が隠された状態のときのスピーカからの音声情報を、乗員の前方側からより多く伝達することができる。また請求項2の構成を含む場合には、通信装置本体の格納時に、モーメント力の大きい本体格納部の後方側で通信装置本体を押圧しての格納を容易にしつつ、本体格納部の前方側では音声情報伝達のための隙間を確保することができる。
請求項6の発明によると、報知手段を利用して車両用通信装置から乗員に必要な情報を伝達することができる。報知手段としては、カーナビゲーションシステム、オーディオ機器、車載TV等が好適である。画像表示可能な報知手段を用いれば、画像情報による報知も可能となる。
なお請求項3〜5の構成を含む場合には、スピーカと報知手段との併用や適宜切替えが可能となる。
請求項7の発明によると、以下説明するようにETC車載器や、それに装着される記憶媒体(ETCカード)の盗難予防効果を特に期待することができる。
近年、ETC車載器や、それに装着したままとなっているETCカードの盗難が多発傾向にある。本発明によれば、乗員が車両を離れる際、サンバイザを通常状態に戻しておくだけでETC車載器が高い隠蔽度で設置され、車外からはETC車載器を搭載していることすら容易に視認することができない。従って、上記盗難の目標とされる頻度が低減し、高い盗難予防効果が期待できる。
なお、請求項2の構成を含む場合には、請求項2の装着品が本発明の記憶媒体に相当する。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明の第1実施形態に係る車両用通信装置の設置構造を示す斜視図である。図1は車室内から前方斜め上を見た斜視図であって、2はフロントガラス、5は運転者が車両後方を視認するためのインナーミラー、10は車室天井壁であるルーフトリムである。ルーフトリム10の前部にはサンバイザ30が設けられている。
サンバイザ30は、ルーフトリム10に設けられた揺動軸31を中心に、ルーフトリム10に沿った通常状態とルーフトリム10に対して起立する起立状態との間で揺動可能となっている。図1には起立状態のサンバイザ30を示す。
なおサンバイザ30は、起立状態から少し通常状態側に移行すると、図示しない付勢部材により、通常状態側に付勢されるよう構成されている。
ルーフトリム10には、上方に窪んだ凹部11が設けられている。サンバイザ30を通常状態にしたとき、サンバイザ30が凹部11に嵌まり込み、サンバイザ30とルーフトリム10とが面一ないしはそれに近い状態となり、車室内の美観が良くなるように構成されている。
サンバイザ30は、ルーフトリム10に設けられた支持部32でも支持されているが、このサンバイザ30と支持部32とは容易に切り離すことができるように構成されている。サンバイザ30と支持部32とを切り離すと、サンバイザ30は起立状態を維持したまま、揺動軸31を支持する図外の垂直軸を中心に水平面に沿って揺動させることができる。そうすることにより、乗員は車両右側からの日差しをサンバイザ30によって遮ることができる。
当該車両には、車両用通信装置としてETC車載器20が搭載されている。ETC車載器20は、有料道路の料金所などに設置されたアンテナとの間で通信を行い、車両を停止させなくても有料道路の料金支払いなどを処理することができる。当実施形態のETC車載器20は、その本体(通信装置本体)であるETC車載器本体21にスピーカ25や車両外部との通信を行うためのアンテナ部23(図4参照)を内蔵した一体型である。スピーカ25は、乗員に報知すべき情報、例えば課金が適正に行われた旨や、その金額等を音声情報(信号音やメロディ音を含む)として報知する。
ETC車載器本体21にはカード挿入口22が設けられ、乗員がカード挿入口22に記憶媒体(具体的には図2に示すETCカード28)を挿脱(図2の矢印A1)することにより、それをETC車載器本体21に着脱することができる。ETC車載器20は、ETC車載器本体21にETCカード28が装着された状態でその自動料金収受システムを有効化する。
ルーフトリム10の凹部11には本体格納部50が設けられ、この本体格納部50にETC車載器本体21が格納可能となっている。ETC車載器本体21は、本体格納部50に格納された格納状態と車室内側に突出移動した突出状態とに切替可能となっている。図1には突出状態のETC車載器本体21を示す。図1に示すように、サンバイザ30が起立状態とされ、かつETC車載器本体21が突出状態にあるとき、カード挿入口22が車室内側に露出するので、この状態で乗員は容易にETCカード28の挿脱操作を行うことができる。
サンバイザ30の、サンバイザ30が通常状態にあるときに本体格納部50に対向する部位は格納カバー部位50aとなっている。格納カバー部位50aには化粧ミラー40が設けられている。化粧ミラー40は主にケース41と、ミラー本体42と、スライド式に開閉自在なカバー43とからなる。ケース41及びカバー43は硬質合成樹脂、ミラー本体42の鏡面はガラスからなる。図1にはカバー43が閉じられた状態(上半分)と半開された状態(下半分)とを示す。化粧ミラー40の本来の機能は乗員が自らの姿を映す鏡であるが、当実施形態では、これを格納カバー部位50aに設けることにより、スピーカ25からの音を比較的良く反射させる音反射部材として利用している(詳細は後述する)。
図2は本体格納部50の分解斜視図である。図3は図2のIII−III線断面図である。図4は図2のIV−IV線断面図である。図5は図4のV−V線断面図である。図6は図4と同位置における、ETC車載器本体21が突出状態にある場合の断面図である。以下図2〜図6を参照して本体格納部50の詳細構造を説明する。
図2に示すように、本体格納部50はケース51、ブラケット91及びハンドル70を主要な構成部材とする。ケース51は車幅方向を長手方向とする略直方体の箱体であって、下方に開口している。ケース51の開口縁にはフランジ部52が形成されている。ケース51は、略水平方向に延びる上面51aと、これに隣接する4つの側面によって箱体を構成するが、その4側面のうちのひとつである側面51b(車両前後方向に延びる側面のうち運転席に近い方の側面)に、枠部61が付加的に設けられている。枠部61は下方に開口する箱体であって、その上面には車両前後方向に延びる開口部62が設けられている。また図4、図6に示すように、ケース51の側面51bが枠部61の内側に入り込み、手傷防止リブ67を形成している。
ケース51の上面51aと側面51bとの境界部に切欠部60が設けられている。また上面51aには切欠部60を挟んで一対のハンドル軸受部59が設けられている。
フランジ部52の、枠部61の近傍には挟持部53が設けられている。挟持部53はフランジ部52に対して平行に延びる面を有する。
ケース51の、側面51b以外の3方の側面51cの適宜箇所には、ケース51の開口縁に沿って延びるリテーナ穴54,55が設けられている。リテーナ穴54はリテーナ穴55に比べ、その長手方向に長くなっている。リテーナ穴54,55には、その穴形状に応じた長さのリテーナ111,112が通され、組み付けられる。リテーナ111,112は、水平面−垂直面−水平面が連続的に形成されるように2箇所で折り曲げられた板状体である。図1ではリテーナ111とリテーナ112とを1つづつ示して他を省略しているが、各リテーナ穴54,55に対応するリテーナ111,112がそれぞれ設けられている。リテーナ111,112はネジ116によってケース51に固定される。ケース51の上面51aにはネジ116を受けるネジ受け部58が形成されている。
ここで、ケース51の取付け構造について説明する。図4に示すように、ルーフトリム10の上方には、車両上面の外板であるアウタールーフパネル1aと内板であるインナールーフパネル1bが設けられている。本体格納部50が設置される箇所のインナールーフパネル1bがアウタールーフパネル1a側に窪んでおり、その窪みとルーフトリム10との間にケース51が設置される。
ケース51の設置箇所において、ルーフトリム10に、平面視でケース51を略包含する形状のトリム開口部10aが穿設されている。トリム開口部10aの一辺の縁部をフランジ部52と挟持部53とで挟み込むようにしてケース51の一辺が固定される。
ケース51の他の3辺は、フランジ部52とリテーナ111,112とによってトリム開口部10aの縁部に固定される。すなわち図3に示すように、リテーナ111は、その水平面とケース51のフランジ部52とでルーフトリム10を挟持するようにケース51に取り付けられる。リテーナ112も同様である。
以上のようにケース51は、フランジ部52、挟持部53及びリテーナ111,112によってトリム開口部10aの縁部を挟持することにより、ルーフトリム10に固定される。なお図4では図を簡潔にするために、リテーナ穴54,55、リテーナ111,112およびネジ116を適宜省略して示している。またリテーナ穴55及びリテーナ112は必要に応じて適宜省略しても良い。
続いて本体格納部50の構造説明に戻る。図2に示すように、ブラケット91は、ケース51の上面51aと略平行に設けられる略矩形の板状体であって、両面テープ102を介してETC車載器本体21が取り付けられる部材である。ブラケット91の長辺側の一部(枠部61に対応する側の反対側)が下方に折り曲げられ、折曲部92が形成されている。折曲部92には、車両前後方向を軸方向とする軸穴93が穿設されている。
ケース51の側面51cの、軸穴93に対応する箇所に、軸穴93よりもやや大径のカラー挿通孔56が穿設されている。カラー挿通孔56にはフランジ付き円筒形のカラー105が組み付けられる。カラー105の外径はカラー挿通孔56の孔径に略等しく、内径は軸穴93の孔径に略等しい。軸穴93とカラー挿通孔56(カラー105)とに通されるボルト121とナット106とにより、ブラケット91がケース51に取付けられる。なお図1では一方の軸穴93に対応するカラー105、ナット106およびボルト121のみを示しているが、他方の軸穴93に対しても同様である。
このようにしてケース51に取り付けられたブラケット91は、ボルト121を揺動軸として揺動可能となる(図6参照)。当実施形態では、ブラケット91の揺動範囲として、上限側が0°(ケース51の上面51aに平行)、下限側が下方10〜15°に設定されている(図6参照)。ブラケット91の揺動先端側上面には弾性体からなるクッション101が設けられている。クッション101は、ブラケット91が揺動範囲上限にあるときにケース51の上面51aに当接する(図4参照)。
図2に示すように、ETC車載器本体21は、カード挿入口22が揺動先端側を向くようにブラケット91に取り付けられる。ブラケット91にETC車載器本体21が取り付けられた状態で、ブラケット91が揺動範囲上限位置にある状態(図4の状態)がETC車載器本体21の格納状態であり、揺動範囲下限位置にある状態(図6の状態)がETC車載器本体21の突出状態である。
図4に示すように、ケース51の内側の、ブラケット91の折曲部92に対応する位置にストッパ68が設けられている。ストッパ68は、ブラケット91を揺動範囲下限位置で停止させるための部材である。ストッパ68の、ブラケット91の折曲部92に対向する面に当接面68aが形成されている。一方、折曲部92の、ストッパ68の当接面68aに対向する面は当接面92aとなっている。図4に示すように、当接面68aと当接面92aとは、ブラケット91が揺動上限位置にあるときには離間している。そしてブラケット91が揺動するに従って接近し、揺動下限位置にあるときには互いに接するように構成されている(図6参照)。これによってブラケット91の更なる揺動が抑制される。つまりETC車載器本体21を突出位置で停止させることができる。
ハンドル70は、ブラケット91を揺動範囲上限位置で固定する、つまりETC車載器本体21を格納位置で固定するための部材である。図2、図4及び図6に示すように、ハンドル70の概略形状は、約120°の挟み角をもって折り曲げられた板状体である。ハンドル70は、スプリングピン81によってケース51のハンドル軸受部59に取り付けられる。ハンドル70は、その挟み角の内側をケース51側に向けるようにして取り付けられ、スプリングピン81を中心に揺動可能となっている。
ハンドル70にはスプリング82(捩りばね)が取り付けられている。スプリング82は、その一端がケース51の上面51aで係止され、他端がハンドル70のスプリング保持部73で係止される。これによりスプリング82は、図4に示す状態でハンドル70を右回りに揺動させる方向に付勢する。
ハンドル70には、その挟み角の内側に突出する爪部72が設けられている。図4に示すように、爪部72は、その取り付け状態において切欠部60を通ってケース51の内側に入り込んでいる。そしてブラケット91が揺動範囲上限にある状態でブラケット91の揺動先端側に係合する。爪部72がブラケット91に係合しているとき、ETC車載器本体21は格納状態となるが、ETC車載器本体21及びブラケット91の自重によってブラケット91が下方に揺動することがスプリング82の付勢力によって止められる。こうしてETC車載器本体21が格納状態で保持される。
また図4に示すように、ハンドル70の一部(操作部74)が、その取り付け状態において開口部62を通って枠部61の内側に入り込んでいる。図6に示すように、乗員が手指200等によりスプリング82の付勢力に抗して操作部74を押し、ハンドル70を左回り(矢印A3方向)に揺動させると、爪部72がブラケット91から外れる。これにより、ETC車載器本体21及びブラケット91の自重によってブラケット91が下方に揺動する。ブラケット91が揺動範囲下限まで揺動すると上述のようにストッパ68によってその揺動が停止させられる。こうしてETC車載器本体21が突出状態で保持される。
なお、乗員が手指200で操作部74を押したとき、下方に揺動したETC車載器本体21やブラケット91が手指200に当たることが手傷防止リブ67によって防止され、手指200の保護が図られている。
図5に示すように、ETC車載器本体21が格納状態とされ、かつサンバイザ30が通常状態とされているとき、ETC車載器本体21を含む本体格納部50と格納カバー部位50aとの間には所定の隙間(隙間δ1)が形成されている。隙間δ1は前方側(揺動軸31が設けられている側)ほど大きく、後方側ほど小さくなり、最終的に0となる。つまりETC車載器本体21と格納カバー部位50aとが接する。或いは、乗員がサンバイザ30を下から軽く押圧するだけでサンバイザ30の撓みによりその隙間がなくなる程度にETC車載器本体21と格納カバー部位50aとが接近する。
なお図5に示すように、ルーフトリム10の凹部11は、サンバイザ30を通常状態にしたときのサンバイザ30の後端よりも、やや後方に長く設けられている。こうすることにより、その部分に乗員が手指を差し入れてサンバイザ30を揺動させ易くなっている。
次に、図4〜図6を参照してETC車載器20の使用方法およびその設置構造の作用・効果について説明する。
まず乗員は、ETC車載器20を用いた自動料金収容システムを有効化するために、ETC車載器本体21にETCカード28を装着する必要がある。その手順は以下の通りである。乗員はサンバイザ30を起立状態にして本体格納部50に格納されたETC車載器本体21を露出させる。次にハンドル70の操作部74を押してETC車載器本体21を格納状態から突出状態に切替える。こうすることで、図1に示すようにETC車載器本体21のカード挿入口22が車室内側に露出するので、乗員はETCカード28を容易にカード挿入口22に挿入し、ETC車載器本体21に装着させることができる。
ETCカード28をETC車載器本体21に装着したら、乗員はETC車載器本体21を格納状態に切替え、さらにサンバイザ30を起立状態から通常状態に戻す。その際、これらの操作を個別に行っても良いが、当実施形態では、より簡単な方法を採ることができる。それは、ETC車載器本体21が突出状態にある状態から、単にサンバイザ30を起立状態から通常状態に戻すというワンタッチ操作である。
図5に示すように、サンバイザ30の通常状態においてETC車載器本体21とサンバイザ30の格納カバー部位50aとが後方側で接しているので、上記ワンタッチ操作を行うと、サンバイザ30が起立状態から通常状態に戻る途中で格納カバー部位50aとETC車載器本体21とが接触し、その後は格納カバー部位50aがETC車載器本体21を押し上げる。つまりブラケット91を揺動範囲上限側に揺動させる。揺動範囲上限位置付近までブラケット91が揺動すると、ブラケット91がスプリング82の付勢力に抗して爪部72を押し退ける(ハンドル70を図6に示す矢印A3方向に若干揺動させる)ので、さらに揺動範囲上限位置までブラケット91が揺動可能となる。ブラケット91が揺動範囲上限位置まで揺動するとクッション101がケース51の上面に当接するが、クッション101の弾性変形により、さらに若干深くまで押込まれる。こうすることで爪部72がスプリング82の付勢力によってブラケット91に係合する。このようにして、サンバイザ30を通常状態に戻すと同時にETC車載器本体21を格納状態に切替えることができる。
サンバイザ30が通常状態とされると、ETC車載器本体21や本体格納部50は、ほぼ完全に格納カバー部位50a、つまりサンバイザ30に隠される。従って、ETC車載器本体21や本体格納部50の存在がインパネを含む車室内の意匠に影響を及ぼすことが殆どなく、その美観の維持・向上を容易に図ることができる。
またサンバイザ30の一部が格納カバー部位50aとして兼用されているので、専用の格納カバー部位を設けたり、別途オーバーヘッドコンソール等を設けたりする場合に比べてETC車載器本体21の設置構造が簡単なものとなっている。
運転者は、ETC車載器本体21が格納状態にあるとき、サンバイザ30を従来の使用形態と全く同じ使用形態で使用することができる。すなわち図5に二点鎖線で示すように、必要に応じてサンバイザ30を起立状態に切り替えて(矢印A2)眩しい日差しを遮り安全運転を図ることができる。また乗員は、化粧ミラー40を従来の使用形態と全く同じ使用形態で使用することができる。すなわち図1に示すように、サンバイザ30を起立状態とさせ、カバー43をスライドさせてミラー本体42を露出させ、自らを映す鏡として身だしなみや化粧等に利用することができる。
車両がETCの設置された料金所を通過する際には、その設置場所のETCシステムとETC車載器20との間でアンテナ部23を介して必要な通信が行われ、課金がなされる。それとともに料金所のゲートが自動的に開くので、運転者は車両を停止させることなく料金所を通過することができる。課金された料金は後日ETCカード28の所有者に請求される。
ETC車載器20は、乗員に報知すべき情報、例えば課金が適正に行われた旨や、その金額等をスピーカ25から音声情報(信号音やメロディ音を含む)として報知する。その際、図5に示すようにスピーカ25と格納カバー部位50aとの間に隙間δ1が設けられているので、この隙間δ1を経由して音声情報を車室前方側に伝達し、乗員に的確に報知することができる。
ここで、格納カバー部位50aを構成するサンバイザ30は、一般的には繊維部材や発泡性部材等、比較的吸音性の高い素材で構成される。このように格納カバー部位50aの吸音性が高いと、スピーカ25からの音が格納カバー部位50aで吸収されてしまい、音声情報が乗員に的確に伝達されない虞がある。
しかし当実施形態では、格納カバー部位50aに化粧ミラー40が設けられている。化粧ミラー40の、スピーカ25に対向する部分(カバー43やミラー本体42の鏡面)は硬質合成樹脂やガラスなど、比較的音を反射させ易い音反射部材である。従って、スピーカ25からの音の吸収が抑制され、音声情報が乗員に一層伝達され易くなっている。
乗員が降車して車両を離れる際には、ETCカード28の盗難を防止するためにETC車載器本体21からETCカード28を抜き取っておくことが望ましい。その際の手順はETCカード28の装着手順に準ずる。
また仮に乗員がETCカード28を抜き取り忘れても、降車時にサンバイザ30を通常状態にしておけば、当該車両がETC車載器20を搭載していることすら車外から視認し難い程度に高い隠蔽度でETC車載器本体21や本体格納部50が隠されているので、ETC車載器本体21が完全に露出している場合に比べてはもちろんのこと、従来のオーバーヘッドコンソール等に収納した場合に比べても高い盗難予防効果を期待することができる。
図7は、本発明の第2実施形態に係る車両用通信装置の設置構造を示す斜視図である。図7において、図1〜図6に示す部材と同一または同様の機能を有する部材には同一の符号を付し、その重複説明を省略する。
当実施形態のETC車載器20aは、第1実施形態のETC車載器20に対し、アンテナ部23がETC車載器本体21aの外部に設けられている点と、スピーカ25に代えて、または付加して、乗員に情報を報知する報知手段がETC車載器本体21aの外部に設けられている点とが異なっている。
当該車両は、インナーミラー5を支持するインナーミラー支持部6とフロントガラス2との間に、雨滴センサボックス230を備える。雨滴センサボックス230には図略の雨滴センサが内蔵されている。雨滴センサは、フロントガラス2に付着した水滴を検知するセンサである。当該車両は、フロントガラス2に水滴が付着したことが雨滴センサによって検知されると、自動的に図略のワイパーを作動させるように構成されている。
また当該車両は、カーナビゲーションシステム220(以下ナビゲーションと略称する)を搭載している。ナビゲーション220は、GPS(全地球測位システム)等を用いて自車の位置を測位し、それをモニター画面に表示された地図上に示す等して乗員に運転案内を行う。また付加的な機能として、渋滞情報の表示や店舗案内等も行う。すなわちナビゲーション220は、モニター画面やスピーカ等によって情報を乗員に報知する報知手段となっている。
当実施形態のETC車載器20aは、そのETC車載器本体21aが第1実施形態と同様に本体格納部50に格納される。そして、アンテナ部23が雨滴センサボックス230内に雨滴センサと共に設けられる。アンテナ部23は、ETC車載器本体21aに内蔵された通信部26と接続されている。通信部26はアンテナ部23を介して車外のETCシステムとの通信を行う。
またETC車載器本体21aには出力部27が設けられており、出力部27はナビゲーション220と接続されている。出力部27は、乗員に報知すべき情報をナビゲーション220に出力する。
ETC車載器20aのその他の構成や機能は第1実施形態のETC車載器20と同様であり、ETCカード28を装着して使用する点についても同様である。またその使用方法も同様である。そしてETC車載器本体21aが高い隠蔽度で隠されるという作用・効果も同様に得ることができる。
当実施形態によると、ナビゲーション220を利用して音声情報のみならず画像情報によっても乗員に情報を報知することができるので、より多彩な報知形態をとることができる。またアンテナ部23が雨滴センサボックス230内に設けられており、実質的に雨滴センサボックス230内に隠されている。従って、アンテナ部23をETC車載器本体21aの外部に設けてはいるものの、アンテナ部23を含めた高い隠蔽度が維持されている。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定するものではなく、特許請求の範囲内で適宜変更が可能である。
例えば上記各実施形態で、車両用通信装置がETC車載器であるとしたが、必ずしもこれに限定するものではなく、GPS等を含むあらゆる通信装置に適用することができる。
第1実施形態において、アンテナ部23のみを第2実施形態のようにETC車載器本体21の外部に設けるようにしても良い。
第2実施形態において、アンテナ部23を他の箇所に設けても良い。その場合、アンテナ部23を単独に設置しても良いし、GPSセンサなど他の部材と併設するようにしても良い。
第2実施形態において、ETC車載器本体21aの外部に設ける報知手段として、ナビゲーション220以外のもの、例えばオーディオ機器や車載TV等を用いても良い。
本発明の第1実施形態に係る車両用通信装置の設置構造を示す斜視図である。 上記車両用通信装置の本体格納部の分解斜視図である。 図2のIII−III線断面図である。 図2のIV−IV線断面図である。 図4のV−V線断面図である。 図4と同位置における、ETC車載器本体が突出状態にある場合の断面図である。 本発明の第2実施形態に係る車両用通信装置の設置構造を示す斜視図である。
10 ルーフトリム
20,20a ETC車載器(車両用通信装置)
21,21a ETC車載器本体(通信装置本体)
23 アンテナ部
25 スピーカ
27 情報出力部
28 ETCカード(装着品、記憶媒体)
30 サンバイザ
31 揺動軸
40 化粧ミラー(音反射部材)
50 本体格納部
50a 格納カバー部位
δ1 所定の隙間
210 インスツルメントパネル
220 カーナビゲーションシステム(報知手段)

Claims (7)

  1. 車両外部との通信を行う車両用通信装置の設置構造であって、
    車室天井壁であるルーフトリムと、
    上記ルーフトリムの前部に設けられたサンバイザと、
    上記車両用通信装置の本体である通信装置本体と、
    該通信装置本体を格納する本体格納部とを備え、
    上記サンバイザは、上記ルーフトリムないしはその近傍に位置する揺動軸を中心に、該ルーフトリムに沿った通常状態と該ルーフトリムに対して起立する起立状態との間で揺動可能であり、
    記通常状態にあるサンバイザと対向する上記ルーフトリムの所定部位に上記本体格納部が設けられ、上記サンバイザが上記通常状態のときに上記通信装置本体を覆うように構成されていることを特徴とする車両用通信装置の設置構造。
  2. 上記通信装置本体は着脱可能な装着品を装着可能であるとともに上記本体格納部に格納された格納状態と車室内側に突出移動した突出状態とに切替可能であり、
    該通信装置本体が上記突出状態のときに上記装着品が着脱可能状態となり、
    該通信装置本体が上記突出状態にあって、上記サンバイザが上記起立状態から付勢部材により付勢されて上記通常状態に切替えられたとき、上記サンバイザが上記通信装置本体を押圧して上記格納状態に切替えることを特徴とする請求項1記載の車両用通信装置の設置構造。
  3. 上記通信装置本体は、乗員に報知すべき情報を音声情報として報知するスピーカを備え、
    上記本体格納部に対向するサンバイザに、硬質合成樹脂及び金属及びガラスのうちの少なくとも一つを含む音反射部材が設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の車両用通信装置の設置構造。
  4. 上記通信装置本体は、乗員に報知すべき情報を音声情報として報知するスピーカを備え、
    上記サンバイザが上記通常状態にあるとき、上記本体格納部に格納された通信装置本体と上記サンバイザとの間に所定の隙間が形成され、
    上記スピーカからの音声情報が上記所定の隙間を経由して車室内側に伝達されるように構成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の車両用通信装置の設置構造。
  5. 上記所定の隙間は、上記揺動軸が設けられた前方側の方が、反揺動軸側である後方側よりも大きいことを特徴とする請求項4記載の車両用通信装置の設置構造。
  6. 乗員に情報を報知する報知手段がインスツルメントパネル近傍に設けられ、
    上記通信装置本体は、乗員に報知すべき情報を上記報知手段に出力する情報出力部を含むことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の車両用通信装置の設置構造。
  7. 上記車両用通信装置はETC車載器であり、
    該ETC車載器は、車両外部との通信を行うためのアンテナ部と、
    記憶媒体を着脱可能な上記通信装置本体としてのETC車載器本体とを含むことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の車両用通信装置の設置構造。
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