JPH10309999A - 車載用収納装置 - Google Patents

車載用収納装置

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Publication number
JPH10309999A
JPH10309999A JP13753697A JP13753697A JPH10309999A JP H10309999 A JPH10309999 A JP H10309999A JP 13753697 A JP13753697 A JP 13753697A JP 13753697 A JP13753697 A JP 13753697A JP H10309999 A JPH10309999 A JP H10309999A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
storage device
base plate
mobile phone
portable telephone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13753697A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Kamijo
健 上條
Yoshiro Ichimaru
芳郎 一丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Calsonic Corp filed Critical Calsonic Corp
Priority to JP13753697A priority Critical patent/JPH10309999A/ja
Publication of JPH10309999A publication Critical patent/JPH10309999A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】車両に損傷を与えることなく後付け及び取り外
しが可能であり、被収納物を強固に固定できる「車載用
収納装置」を提供する。 【解決手段】携帯電話機Tが収納される収納部11と、
収納部を支持するベースプレート12とを有する車載用
収納装置1であり、ベースプレート12が、ルームミラ
ー取付ベース21とルーフインナパネル31との間に介
装されている。収納部11には、携帯電話機Tの固定手
段13が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機その他
の小物類を収納するための車載用収納装置に関し、特に
ルームミラーの取付ベースを利用した車載用収納装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話機が飛躍的に普及してお
り、自動車に乗車する場合にも携帯されることが少なく
ないが、その置き場所に困ることが多い。従来では、図
5に示すように運転席と助手席との間にあるセンターコ
ンソールボックスCBやドアポケットに置かれることが
多いが、センターコンソールボックス自体がない車両も
あり、またセンターコンソールボックスCBに置いただ
けではガタガタして不安定である。また、ドアポケット
に入れたのでは、ドアを開閉したときの衝撃で携帯電話
機が落下、損傷するおそれもあり、しかもドアポケット
は運転席と助手席とにあるので運転席のドアポケットに
入れた場合には助手席の乗員は操作できないという問題
もある。
【0003】このため、携帯電話機Tをセットするため
の支持装置が種々提案されている。従来の携帯電話機の
支持装置としては、図6に示すようにインストルメント
パネルIP(ダッシュボード)に支持装置100を貼り
付けるタイプのものや、図7に示すようにエアコンの吹
出グリルGに挟み込むタイプのものが知られている。ま
た、ハンドルから手を離さずに通話できるハンズフリー
式のものでは、図8に示すようにセンターコンソールボ
ックスCBのリッド上にバンドで固定されるものが知ら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示す貼着タイプのものは、一度貼り付けると取り外すの
がきわめて困難であり、強引に剥がすと接着剤の痕が残
ったりダッシュボードの表面層が剥がれるという問題が
ある。
【0005】また、図7に示す吹出グリル装着タイプの
ものは、吹出グリルGのルーバにはめ込んでいるだけな
ので、がたつきがあって強固に固定することができな
い。しかも、エアコンの吹出グリルGを塞いでしまうの
で好ましくない。
【0006】一方、図8に示すセンターコンソールボッ
クスタイプのものでは、信号配線のハーネスHがむき出
しになり、室内が整然とせず見栄えが悪いという問題が
あり、しかもセンターコンソールボックスCBが使用で
きなくなるという問題がある。
【0007】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、車両に損傷を与えることな
く後付け及び取り外しが可能であり、被収納物を強固に
固定できる車載用収納装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の車載用収納装置は、被収納物が収納される
収納部と、前記収納部を支持するベースプレートとを有
する車載用収納装置において、前記ベースプレートが、
ルームミラー取付ベースとルーフインナパネルとの間に
介装されていることを特徴とする。
【0009】車両用ルームミラーは、その性格上、室内
の天井前部中央に装着される。また、衝突時の安全対策
上、ルームミラー取付ベースを介して車体のルーフイン
ナパネルに脱落可能に取り付けられ、その形状及び構造
も比較的各車共通している。
【0010】本発明の車載用収納装置は、このルームミ
ラー取付部を利用して、ルームミラー取付ベースとルー
フインナパネルとの間に収納装置のベースプレートを介
装する。これにより、当該収納装置自体は車体に対して
強固に固定されることになり、収納部に各種の小物を収
納することができる。また、本発明の車載用収納装置
は、ルームミラー取付ベースとルーフインナパネルとの
間にベースプレートを介装しているだけなので、車両を
傷付けることなく取り外しも容易に行うことができる。
しかも、本発明の車載用収納装置は、車両の中央に装着
されるので、各種の車載電装品の機能を何ら損なうこと
なく、運転席及び助手席の両方から容易にアクセスする
ことができる。
【0011】本発明の車載用収納装置において、前記収
納部に、前記被収納物の固定手段が設けられていること
がより好ましい。こうすることで、被収納物を強固に固
定することができ、落下及び損傷を防止することができ
る。
【0012】本発明の車載用収納装置に収納される被収
納物は特に限定されず、携帯電話機、眼鏡その他の小物
を収納することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明の車載用収納装置の取
付状態を示す断面図、図2は図1のA部拡大断面図、図
3は図2のB矢視図、図4はルームミラーの脱落機構を
説明するための断面図である。
【0014】まず、本実施形態の車載用収納装置1が装
着されるルームミラー2の取付部の構造について説明す
ると、ルーフ3の前端は、外板を構成するルーフアウタ
パネル32と内板を構成するルーフインナパネル31と
が、袋構造を形成する形で接合されており、フロントガ
ラスが装着される前端フランジ部はスポット溶接で、後
端部は接着剤でそれぞれ接合されている。
【0015】このルーフ3の前端の室内側にルームミラ
ー2が装着されるが、その安全対策として、車両の衝突
時にルームミラー2が容易に脱落する機構が採用されて
いる。
【0016】すなわち、図2に拡大して示すように、ル
ーフインナパネル31の袋構造内には、3つのウェルド
ナット34が予め溶接されており、3本のボルト23に
てルームミラー2の取付ベース21が固定される。この
場合、ルーフインナパネル31と取付ベース21との間
にルーフヘッドライニング33を挟み込む必要があり、
そのための隙間を確保するために、スペーサ35が介装
されている。
【0017】ルームミラー2の取付ベース21の上面に
は、図3に示されるように、割ピン24が装着されてお
り、当該取付ベース21をルーフインナパネル31に取
り付けると、取付ベース21及びボルト23によって割
ピン24は位置固定となる。
【0018】一方、ルームミラーバー22は、皿ボルト
25を割ピン24に挿通させた状態で締め付けることに
より取付ベース21に固定される。つまり、ルームミラ
ーバー22は、皿ボルト25の円錐面と割ピン24との
係合によってのみ支持されている。
【0019】したがって、車体が衝突したときなど、ル
ームミラー2に一定以上の大きさの外力が作用すると、
図4に示すように皿ボルト25の円錐面と割ピン24と
の係合が解かれ、ルームミラーバー22が容易に脱落す
ることになる。
【0020】なお、ルームミラー2の組立は、取付ベー
ス21に割ピン24を装着した状態で、当該取付ベース
21に皿ボルト25を用いてルームミラーバー22を固
定し、これをボルト23でルーフインナパネル31に固
定することにより行われる。
【0021】このようなルームミラー2の取付部の構造
は、車両仕様が異なっても比較的共通しているので、本
実施形態の車載用収納装置1はここに取り付けることと
している。
【0022】本実施形態の車載用収納装置1は、板状に
形成されたベースプレート12と、これに一体的に固定
又は別体で固定された収納部11からなり、図2に示さ
れるように、スペーサ35で確保された隙間にベースプ
レート12が挟み込まれる。この隙間には、上述したよ
うにルーフヘッドライニング33が挟み込まれている
が、ルーフヘッドライニング33は弾性体により形成さ
れているので、ベースプレート12は容易に共締めする
ことができる。
【0023】さらに、本発明の車載用収納装置1では、
収納部11に収納する小物に応じた固定手段13が設け
られている。図1に示す実施形態では、携帯電話機Tを
収納する場合を示しており、固定手段13として、圧縮
コイルバネ131、板バネ132及びストッパ133が
設けられている。
【0024】収納部11の底部に設けられた圧縮コイル
バネ131は、携帯電話機Tを取り出す際に当該携帯電
話機Tを収納部11から押し出すためのもので、これに
より容易に取り出すことができる。また、板バネ132
は携帯電話機Tを車両下方へ押しつけるためのものであ
り、走行中の振動によっても携帯電話機Tはガタガタす
ることがなくなる。ストッパ133は、ストッパ本体1
33aとコイルバネ133bとを有し、無負荷状態では
図1に示す如くストッパ本体133aの先端が携帯電話
機Tに引っかかることで、当該携帯電話機Tが固定され
る。また、携帯電話機Tを取り出す場合には、ストッパ
本体133aを下方に引っ張ることで、上述した圧縮コ
イルバネ131の作用によって携帯電話機Tが収納部1
1から飛び出すことになる。
【0025】なお、固定手段13の具体的構造、構成は
特に限定されず、収納される小物等によって適宜変更す
ればよい。
【0026】このように、本実施形態の車載用収納装置
1は、各車共通した構造部分を利用しているので汎用性
に富み、また固定手段13によって携帯電話機Tを固定
することができるので、走行中の振動によってもガタガ
タすることはなく、落下や損傷を防止できる。
【0027】また、室内の中央に設けられているので、
運転席からでも助手席からでも携帯電話機を収納及び取
り出すことができ便利である。
【0028】さらに、本実施形態の車載用収納装置1
は、既存のルームミラー2の取付部に損傷を与えること
なく、しかも後付及び取り外し可能であり、また、エア
コンやオーディオ等の機能を何ら損なうことはなく、さ
らに空きスペースを利用しているので邪魔にもならな
い。
【0029】なお、以上説明した実施形態は、本発明の
理解を容易にするために記載されたものであって、本発
明を限定するために記載されたものではない。したがっ
て、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技
術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨
である。
【0030】例えば上述した実施形態は携帯電話機Tの
収納装置として本発明を説明したが、携帯電話機以外の
小物を収納する装置としても適用できる。この場合、固
定手段13は適宜その構造を変更すればよい。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の車載用収納
装置によれば、車載電装品の機能を損なうことなく、ま
た車両に損傷を与えることなく、後付け及び取り外しが
可能であり、被収納物を強固に固定することができる。
【0032】これに加え、ルームミラーの取付部は各車
共通しているので、汎用性に富んだ車載用収納装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車載用収納装置の取付状態を示す断面
図である。
【図2】図1のA部拡大断面図である。
【図3】図2のB矢視図である。
【図4】ルームミラーの脱落機構を説明するための断面
図である。
【図5】従来の携帯電話機の収納装置を示す斜視図であ
る。
【図6】従来の携帯電話機の支持装置を示す斜視図であ
る。
【図7】従来の携帯電話機の支持装置を示す斜視図であ
る。
【図8】従来の携帯電話機の支持装置を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1… 車載用収納装置 11…収納部 12…ベースプレート 13…固定手段 131…圧縮コイルバネ 132…板バネ 133…ストッパ 133a…ストッパ本体 133b…コイルバネ 2…ルームミラー 21…取付ベース 22…ルームミラーバー 3…ルーフ 31…ルーフインナパネル 32…ルーフアウタパネル T…携帯電話機(被収納物)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被収納物(T)が収納される収納部(1
    1)と、前記収納部を支持するベースプレート(12)
    とを有する車載用収納装置(1)において、 前記ベースプレート(12)が、ルームミラー取付ベー
    ス(21)とルーフインナパネル(31)との間に介装
    されていることを特徴とする車載用収納装置。
  2. 【請求項2】前記収納部(11)に、前記被収納物
    (T)の固定手段(13)が設けられていることを特徴
    とする請求項1記載の車載用収納装置。
JP13753697A 1997-05-13 1997-05-13 車載用収納装置 Pending JPH10309999A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13753697A JPH10309999A (ja) 1997-05-13 1997-05-13 車載用収納装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13753697A JPH10309999A (ja) 1997-05-13 1997-05-13 車載用収納装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10309999A true JPH10309999A (ja) 1998-11-24

Family

ID=15200989

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13753697A Pending JPH10309999A (ja) 1997-05-13 1997-05-13 車載用収納装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH10309999A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200471133Y1 (ko) * 2013-06-03 2014-02-10 강인수 차량용 루프모니터에 의한 탑승자 보호장치
KR200473858Y1 (ko) * 2012-11-14 2014-08-08 주식회사 씨.티텍 차량용 모니터 장착구조체
JP2018154268A (ja) * 2017-03-17 2018-10-04 ヤマハ発動機株式会社 支持部材およびそれを含む車両
KR102184711B1 (ko) * 2019-09-19 2020-11-30 주식회사 와이즈비 차량의 루프모니터 이탈장치

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KR200473858Y1 (ko) * 2012-11-14 2014-08-08 주식회사 씨.티텍 차량용 모니터 장착구조체
KR200471133Y1 (ko) * 2013-06-03 2014-02-10 강인수 차량용 루프모니터에 의한 탑승자 보호장치
JP2018154268A (ja) * 2017-03-17 2018-10-04 ヤマハ発動機株式会社 支持部材およびそれを含む車両
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