JP2004520403A - ヘリコバクター・アドヘシン様タンパク質a(alpa)の精製方法 - Google Patents

ヘリコバクター・アドヘシン様タンパク質a(alpa)の精製方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、ヘリコバクター(Helicobacter)・アドヘシン様タンパク質A(AlpA)を精製する方法であって、(i)AlpA調製物および2.5〜3.5Mのグアニジンを疎水的相互作用クロマトグラフィー材料と接触させて該材料にAlpAを吸着させること;および(ii)AlpAを3.5〜4.5Mのグアニジンを含有する溶液で溶出させることを含む方法に関する。精製されるべきAlpA調製物は、特に、高レベルに組換え体においてAlpAを発現する能力を有するイー・コリ(E. coli)培養物から得ることができる。ここで、rAlpAは封入体の形態であり、該封入体を回収し、グアニジンの存在下にて可溶化し、予備精製のために硫酸アンモニウム沈殿させてもよい。疎水的相互作用クロマトグラフィーの後に、8Mの尿素の存在下にて陰イオン交換クロマトグラフィーを行うことができる。

Description

【0001】
本発明の主題は、工業規模にて使用するのに必要とされる特徴を有するヘリコバクター(Helicobactor)AlpAタンパク質の精製方法である。
【0002】
ヘリコバクターはグラム陰性らせん細菌により特徴付けられる細菌の属である。いくつかの種は哺乳類の胃腸管にコロニー形成する。特に、ヘリコバクター・ピロリ(H. pylori)、ヘリコバクター・ヘイルマニイ(H. heilmanii)、ヘリコバクター・フェリス(H. felis)およびヘリコバクター・ムステレ(H. mustelae)が挙げられる。ヘリコバクター・ピロリはヒト感染に最も一般的に付随する種であり、稀に、ヒトからヘリコバクター・ヘイルマニイおよびヘリコバクター・フェリスを単離することもできた。ヘリコバクター型の細菌であるガストロスピリルム・ホミニス(Gastrospirillum hominis)もまたヒトに関して記述されている。
【0003】
ヘリコバクターは先進国においては50%を超える成人が感染しており、開発途上国においてはほぼ100%の成人が感染しており、それにより世界中で優勢な感染因子の1つとなっている。
【0004】
ヘリコバクター・ピロリは現在までのところもっぱらヒトの胃の粘膜の表面、特に、胃潰瘍および十二指腸潰瘍のクレーター病変の周囲で見つけられている。この細菌は、現在、幽門洞胃炎の病因因子として認識されており、潰瘍の発生に必要とされる補助因子の1つであるようである。さらにまた、胃癌の発生はヘリコバクター・ピロリの存在に付随していると考えられている。
【0005】
したがって、ヘリコバクター感染の予防または治療のためにワクチンを開発することが非常に望まれている。
【0006】
現在までのところ、ワクチン抗原としていくつかのヘリコバクタータンパク質、特に、膜起源のリポタンパク質AlpA(アドヘシン様リポタンパク質A)が既に提案されている。初めにAlpAおよびそれをコードする遺伝子がWO96/41880に開示された。医薬用のバッチの調製を可能にする製造および精製方法は開発されていない。
【0007】
かくして、本発明の主な目的は工業規模で使用され得る簡単かつ確固たる方法を提供することである。この方法により、特に、高価な投資を行うことなく多量の抗原の生産が可能になるにちがいない。
【0008】
イー・コリは、組換え手法によりあらゆる種類の異種タンパク質を生成するために宿主生物として使用される特に優れた細菌である。これらのタンパク質がどうしても可溶性ではないかまたは排出されない場合、それらは封入体の形態で蓄積し得る。これらの封入体はイー・コリに特異的な細胞質内小体である。これらの封入体の出現は高レベルの発現(過剰発現)により促進される。組換えタンパク質を封入体から精製するには、特に、これらの封入体を予め可溶化することが必要である。この可溶化は慣用的にはカオトロピック剤(尿素、グアニジン)または界面活性剤により得られる。
【0009】
イー・コリにおいて意図的に非脂質化形態で産生された組換えタンパク質rAlpAでも依然として高い疎水性を保持している。この高い固有の疎水性により、慣用的な手段によるその精製が困難となる。さらにまた、rAlpAタンパク質はイー・コリの封入体中にあり、実際、精製の間、高濃度のカオトロピック剤の存在が必要である。
【0010】
AlpAの高い疎水性のために中性pHで可溶化するには高濃度のグアニジンが必要である;したがって、この薬剤は封入体を可溶化するための操作において必須の因子であると考えられる。それにもかかわらず、イオン的および疎水的相互作用を抑制するこの薬剤は、通常、クロマトグラフィーによる精製にはあまり使用されておらず、したがって、排除されるべきである。
【0011】
一般に、疎水的相互作用クロマトグラフィー(HIC)は、著しい疎水性を有するタンパク質を精製するために一般的に使用される。しかしながら、上記したように、通常、グアニジンの存在が吸着を妨げるので、かかるタンパク質が高濃度のグアニジンを含有する媒質中に存在している場合にはこの種のクロマトグラフィーの使用は非常に問題となる。実際、慣用的な条件下でHIC支持体上に吸着され得るタンパク質の非常に多くが高濃度のグアニジンで溶出されると考えられる。
【0012】
しかしながら、AlpAに関して、この度、AlpAを可溶性形態に維持させ、かつ、HIC支持体上に吸着させる非常に狭いグアニジン濃度範囲が存在することを見出した。この範囲は、約2.5〜3.5Mである。
【0013】
したがって、本発明の主題は、ヘリコバクター(例えば、ヘリコバクター・ピロリ)・アドヘシン様タンパク質A(AlpA)の精製方法であって、(i)AlpAおよび2.5〜3.5Mのグアニジンを含有する調製物を疎水的相互作用クロマトグラフィー材料と接触させて該材料にAlpAを吸着させること、および(ii)3.5〜4.5Mのグアニジンを含有する溶液でAlpAを溶出させることを含む方法である。
【0014】
好ましくは、クロマトグフィー材料と接触させられる調製物は3Mのグアニジンを含有しており、Alpは中性pH(6〜8;例えば、6.5〜7.5)で4Mのグアニジンで溶出される。
【0015】
上記したとおり、グアニジンの存在下でAlpを含有する調製物は、特に、(a)組換え形態でAlpAを発現する能力を有するグラム陰性細菌、特に、イー・コリ(E. coli)を培養すること、(b)該培養物から細菌細胞を回収し、それらを溶解すること、(c)該細胞中に含有される封入体を回収し、それらを洗浄し、それらを可溶化すること、および(d)所望により、該封入体を沈殿させ、上清を除去し、沈殿物を可溶化することを含む製造方法により得られる。
【0016】
以下に、さらに詳細に記載する。まず第一に、培養後に採集した細菌を溶解させる。細胞溶解は、種々の方法で、特に、顕微溶液化により行われ得る。特定の実施態様によると、溶解の間に細胞をベンゾナーゼで処理することも可能であり、その結果、イー・コリDNAが消化される。次いで、封入体を、好ましくは、高濃度の塩を含有する緩衝液で、連続洗浄して、核酸を除去し、できる限り多くのrAlpAを夾雑物から解離させる;適当には、該緩衝液は、ナトリウム緩衝液、例えば、0.5MのNaClを含有する緩衝液であり得る。最後に、封入体を、非常に高濃度、例えば、5.5〜6.5M、好ましくは、6Mのグアニジンに溶解させる。特定の実施態様によると、好ましくは、この段階で、硫酸アンモニウムを使用して「塩析」させることによってrAlpAを選択的に沈殿させることにより(例えば、イー・コリ由来の)夾雑細菌タンパク質の一部を除去する。好ましくは、硫酸アンモニウムは、0.4〜0.6M、例えば、0.5Mである。rAlpAを含有する沈殿物を再度高濃度のグアニジン、例えば、5.5〜6.5M、好ましくは、6Mのグアニジンに可溶化させる。疎水的相互作用クロマトグラフィーを使用するために調製物を2倍に希釈し、次いで、適当なカラムに負荷する。
【0017】
疎水的相互作用クロマトグラフィーは、SepharoseTM(ファルマシア(Pharmacia))およびFractogelTM(メルク(Merck))のような支持体、またはトーソーハース(Tosohaas)もしくはバイオラド(Biorad)から入手される支持体のような後者と同等の支持体を使用して慣用手段にて行われ得る。配位子は、ブチル、オクチルまたはフェニルであり得る。HICは、特に、AlpAタンパク質をその分解物から分離させることができる。
【0018】
好ましい実施態様によると、HICから得られた溶出液を種々の方法で、特に、限外濾過により、濃縮することができ、毒性物質であるグアニジンを除去することもまた好ましい。このために、モル濃度4Mまたはそれ以上、好ましくは、6Mまたはそれ以上、好ましくは、8Mの尿素を含有する数倍の容量の中性緩衝溶出液に対してダイアフィルトレーション工程、例えば、タンジェンシャル・ダイアフィルトレーション(diafiltration tangentielle)工程を使用することが可能である;尿素はrAlpAを確実に可溶性形態で維持するために存在している。有利な実施態様によると、6〜10倍の容量の7.5〜8.5Mの尿素を使用する。
【0019】
最後に、精製を完了させるために、イオン交換クロマトグラフィー、特に、陰イオン交換クロマトグラフィーによる「研磨(polissage)」を行ってイー・コリ由来の残存夾雑物を除去することが可能である。適当な実施態様によると、後者の工程は、8Mの尿素の存在下にて行われる。次いで、ダイアフィルトレーションから得られたrAlpA調製物を陰イオン交換クロマトグラフィー材料に負荷する;夾雑物はこの材料に吸着されるが、一方、rAlpAは吸着されず、濾液(直接溶出液とも称される)中にて見出される。8Mの尿素の存在は、以下の理由により不可欠である:AlpAは、陽性荷電タンパク質(非常に高いpI)であり、したがって、通常、陰イオン交換クロマトグラフィー材料に吸着されないはずである。しかしながら、その疎水性は非常に著しく、8Mの尿素が調製物にない場合には吸着されるであろう。
【0020】
この点について、本発明は、また、AlpAの精製方法であって、(i)AlpAおよび7.5〜8.5M、好ましくは、8Mの尿素を含有する調製物を陰イオン交換クロマトグラフィー材料と接触させてこの材料に夾雑物を吸着させること、および(ii)濾液からAlpAを回収することを含む方法に関する。
【0021】
陰イオン交換クロマトグラフィーは、SepharoseTM(ファルマシア)およびFractogelTM(メルク)のような支持体、またはトーソーハースもしくはバイオラドから入手される支持体のような後者と同等の支持体を用いて慣用手段にて行われ得る。該配位子は、DEAE(ジエチルアミノエチル)のような3級アミン、またはQ(4級、ヒドロキシプロピルジエチルアミノエチル)およびTMAE(トリメチルアミノエチル)のような4級アミンであり得る。
【0022】
本発明の主題であるAlpAの精製方法は、総体的に、特に、最初に多量に処理する場合を考慮すると、目的のタンパク質が前例のないレベルの純度に達することを可能にする。したがって、本発明は、また、以下のものに関する:
SDS−PAGE、クーマシーブルー染色法および濃度測定法により測定した場合に純度90%またはそれ以上の単量体により特徴付けられるAlpAタンパク質。単量体形態以外の残部は多量体形態のAlpAタンパク質からなる。全体的な純度は、99%またはそれ以上である。
AlpAタンパク質を少なくとも5g、好ましくは、少なくとも10g、最も好ましくは、少なくとも15g含有する調製物であって、該AlpAタンパク質がSDS−PAGE、クーマシーブルー染色法および濃度測定により測定した場合に純度90%またはそれ以上の単量体により特徴付けられる調製物。この調製物が1つのバッチを構成し、すなわち、単一の培養物および精製方法の個別の実行により得られたことは全く明白である。
【0023】
別法として、封入体が、グアニジンの代わりに塩基性pH、好ましくは、pH10.5またはそれ以上、例えば、pH11の緩衝液中の7.5〜8.5M、好ましくは、8Mの尿素を使用することにより可溶化され得ることもまた見出された。有利には、リン酸緩衝液を使用する。可溶化が達成されると、尿素のモル濃度を4.5〜5.5M、例えば、5Mに減少させ、pHもまた中性付近、例えば、7.5に低下させる。これはTris緩衝液で希釈することにより行われ得る。次いで、HICを行ってAlpAを7.5〜8.5M、例えば、8Mの尿素で希釈する。
【0024】
したがって、本発明の主題は、また、ヘリコバクター・アドヘシン様タンパク質A(AlpA)の精製方法であって、(i)AlpAおよび4.5〜5.5Mの尿素を含有する調製物を疎水的相互作用クロマトグラフィー材料と接触させて該材料にAlpAを吸着させること、および(ii)7.5〜8.5Mの尿素を含有する溶液でAlpAを溶出させることを含む方法である。
【0025】
(実施例)
発現系
誘導発現系を構築してイー・コリ(E. coli)中にてヘリコバクター・ピロリ(Helicobacter pylori)AlpAタンパク質を生産させた。使用したベクターは、プラスミドpET28c(ノバジェン(Novagen))由来のものであった。このベクターは、
T7バクテリオファージ・プロモーターの制御下での発現カセット、
該プロモーターの下流での目的遺伝子のクローニング用のポリリンカー、
T7バクテリオファージ由来の転写ターミネーター、および
カナマイシン耐性遺伝子
を含む。
【0026】
該プロモーターは、T7 RNAポリメラーゼの存在下にて正に調節される。
【0027】
発現のために、種々の遺伝的に修飾されたイー・コリ株、とりわけ、BL21λDE3株(Studier, F. W. et al., 1990 Meth. Enzymol 185, 60-69)を使用することができる。これらの株は、IPTGの添加により誘導可能な、lac UV5プロモーターの制御下でT7ファージRNAポリメラーゼをコードする遺伝子を含有する。さらにまた、BL21λDE3株は、OmpTおよびLonプロテアーゼ活性を欠損している。
【0028】
DNA供給源としてヘリコバクター・ピロリX47−2(ORV 2001)株を使用したPCR増幅法により、成熟AlpAタンパク質をコードしている配列を含有する1.6KbのDNAフラグメントを得た。クローニングのために使用されるNcoIおよびXhoI制限部位は、各々、5'(HP3 Nco C−)および3' HP3(Xho)PCRプライマーに含まれている。脂質化部位[システインコドン(TGCコドン)]をATG開始コドン(Met)に置換した。まず、PCR増幅フラグメントをシャトルベクターTopo TA(インビトロジェン(Invitrogen))中にクローン化し、次いで、NcoIおよびXhoI部位を使用してpET28c中に移した。
【0029】
PCR増幅条件は以下のとおりであった:97℃/30秒;55℃/1分;72℃/50秒;Vent DNAポリメラーゼ − 25サイクル。
【化1】
Figure 2004520403
NcoIおよびXhoI部位はイタリック体で示されており、ATG開始コドンおよびTAA終止コドン(逆ストランド)は下線を引いた太字で示されている。
【0030】
前培養および培養
各々、50μg/mLのカナマイシンを加えた改変2X Luria Broth(LB)培地(ペプトンに代えて30g/Lの酵母エキスを使用した)500mlを入れた2リットルのエルレンマイヤーフラスコにイー・コリBL21DE3/pMHp3.1接種物のバッチ500μLを接種し、175rpmで撹拌しながら37℃で15〜18時間インキュベートする。
【0031】
この前培養物を、44g/lのグルコース・一水和物および50μg/mlのカナマイシンを加えたSKYE 4培地(1リットルあたり、酵母エキス40g;1MのMgCl2 3ml;K2SO4 530mg;NaCl 1g;K2HPO4 844g)を入れた30Lの発酵槽(ベー・ブラウン(B Braun))に接種する。該接種物は、全容量の5%に相当する。培養パラメーターは以下のとおりである:pH:7.00;調節:10%H3PO4および28%NH4OH;温度:37℃;初期撹拌:200rpm;初期空気流速:1 l/l培養物/分;PO2:30%、調節:(1)200rpm〜700rpmでの撹拌、(2)空気流速20%〜60%、(3)O2流速0%〜100%。
【0032】
培養を3時間以上続ける。600nmでのODが25〜35の時点で、1mMの最終濃度を得るために必要な容量のIPTG(200mM)を添加することによりAlpAの発現を誘導する。2時間の誘導後、すぐに培養物を冷却する。7000gで20分間遠心分離することにより細胞を得、ペレットを−35℃で貯蔵する。
封入体の調製
微生物の懸濁および湿ペレットの処理
細胞ペレット500g(湿重量)(約5Lの培養物に相当)を5±3℃で一夜解凍し、予め5±3℃に冷却した50mMのTris緩衝液pH8.0に、細胞ペレット1gあたり緩衝液7mlの割合で、すなわち、500gあたり3.75Lの割合で懸濁させる。この懸濁液の予想容量は4.25Lである。この懸濁液を、Ultraturraxを用いて、氷浴上にて5±3℃に温度を維持して30〜60秒のサイクルを2〜3回繰り返してホモジナイズする。
【0033】
−20℃で貯蔵していた250IU/μLの貯蔵液から2.5IU/μLのベンゾナーゼの溶液を新しく調製する(すなわち、20μL+1980μLの50mMのTris緩衝液pH8.0)。次いで、この溶液1700μLを100mMのMgCl2 42.5mlに添加する。この調製物を全て、微生物の懸濁液に注ぐ。該混合物を5±3℃でマグネチックスターラーで撹拌しながら少なくとも30分間インキュベートする。
【0034】
細胞の破砕
ホモジナイズされた細胞を、1000バールの固定した圧力下にてPANDA細胞ディスインテグレーターを使用して、冷却系(+5℃に調節したクリオスタット)を使用して、15℃以下の温度で破砕サイクルを3回繰り返して破砕する。破砕前のOD/最終破砕後のODの比率は≧4.5となるべきである。
【0035】
封入体の洗浄
破砕サイクルを3回繰り返した後の封入体の懸濁液を5±3℃で30分間10000gで遠心分離して夾雑物(DNA、RNAおよびリポ多糖など)を除去する。
遠心分離後、ペレットを回収し、次いで、5±3℃に冷却した、0.5MのNaClを含有する50mMのリン酸ナトリウム緩衝液(pH7.0)4.25Lに再懸濁する。タンパク質濃度は約8g/Lである。この懸濁液を、該懸濁液を5±3℃に維持するように氷浴上にてUltraturraxを使用してホモジナイズし、次いで、5±3℃で30分間マグネチックスターラーで撹拌する。このようにして洗浄した懸濁液を5±3℃で30分間10000gで遠心分離する。
洗浄操作を2回繰り返す。かくして、洗浄した封入体110g(洗浄した封入体1gあたりタンパク質約0.3g)を得る。−20℃で貯蔵可能である。
【0036】
封入体からの精製
封入体の可溶化
次いで、封入体を、6Mのグアニジンを含有する50mMのTris緩衝液(pH7.5)に可溶化させる。得られる最終タンパク質濃度は20g/Lである。したがって、添加される緩衝液の容量は約1.65Lである。
この懸濁液を16000rpmでUltraturraxを使用してホモジナイズし、次いで、完全な可溶化が得られるまで温度を22±3℃に維持してマグネチックスターラーで撹拌する。該混合物を22±3℃で30分間10000gで遠心分離して溶液を透明にする;次いで、該溶液を無菌的にSpiral Cap 0.8/0.2μmで濾過する。濾過した上清の容量は約1.6Lである。
【0037】
硫酸アンモニウムでの沈殿
上清を、マグネチックスターラーで撹拌しながら、1Mの硫酸アンモニウム、50mMのTris pH7.5の溶液で2倍希釈する。遅くてかつ均一な流速でペリスタポンプの助けにより、得られた溶液を30分間にわたって添加して最終的に0.5Mの(NH4)2SO4を含有するタンパク質10g/Lの溶液を得る。該媒質を22±3℃で30分間マグネチックスターラーで撹拌し続ける。次いで、実験室温度で一夜(15時間)撹拌せずにインキュベーションを続けて、沈殿物を成熟させる。
翌朝、該混合物を22±3℃で30分間10000gで遠心分離する。沈殿物を回収し、次いで、マグネチックスターラーで撹拌しながら、6Mのグアニジンを含有する50mMのTris緩衝液pH7.5でタンパク質10g/Lに可溶化する(可溶化後の予想容量は約3.2L)。この懸濁液を16000rpmでUltraturraxを使用してホモジナイズし、次いで、温度を22±3℃に維持しながら可溶化が完了するまでマグネチックスターラーで撹拌する。
【0038】
疎水的相互作用クロマトグラフィー
次いで、マグネチックスターラーで撹拌しながら、1.4MのNaClを含有する50mMのTris緩衝液(pH7.5)を添加することにより懸濁液を2倍希釈する。遅くてかつ均一な流速でペリスタポンプを使用してこの緩衝液を30分間にわたって添加して最終的に50mMのTris、0.7MのNaCl、3Mのグアニジンを含有するタンパク質5g/Lの溶液(pH7.5)を得る。該媒質を22±3℃で15分間マグネチックスターラーで撹拌し続ける。
該混合物を22±3℃で30分間10000gで遠心して溶液を透明にする;次いで、無菌的にSupor Cap 0.8/0.2μmで濾過する。濾過した上清の容量は約6Lである。
【0039】
使用したカラムは以下の特徴を有する:
直径20cmおよび表面積314cm2のカラム(Hi Prep butyl Sepharose FF Pharmacia − Amersham);ゲル高さ:約26cm;ゲル容量:約8L、ゲル1mLあたりタンパク質3.2gの収容能力に相当。
【0040】
カラムは以下のとおり調製される:
ゲルを洗浄し、次いで、(i)5カラム容量の限外濾過した水で、次いで、(ii)3カラム容量の、3Mのグアニジン、0.7MのNaClを含有する50mMのTris緩衝液(pH7.5)で、約60mL/cm2・時(19L/時)の流速で平衡化させる。カラムの流出口での緩衝液の伝導率およびpH値は、以下の使用のための仕様に相当するべきである:20℃での伝導率=135ms/cm±15%、および(ii)pH=7.5±0.3。
【0041】
クロマトグラフィーは以下のとおり行われる:
60mL/cm2・時(19L/時)の流速で濾液(全タンパク質22〜25gに相当)を注入することによりカラムに負荷する。次いで、ベースラインに戻るまで3Mのグアニジン、0.7MのNaClを含有する50mMのTris緩衝液(pH7.5)で流速90mL/cm2・時(28L/時)で該カラムをすすぐ(2カラム容量)。次いで、ベースラインに戻るまで4Mのグアニジンを含有する50mMのTris緩衝液(pH7.5)で流速90ml/cm2・時(28L/時)でAlpAを溶出させる(1カラム容量)。溶出液の容量は約8Lである。
【0042】
30kDaでの濃縮およびダイアフィルトレーション
限外濾過モデルを以下のとおり調製する:
表面積5000cm2(合計表面積20000cm2)を有し、30kDaのカットオフを有するポリエーテルスルホンで作製された4つの限外濾過カセットを使用してタンパク質約20gを濃縮する。これらのカセットを0.5N NaOHで1時間洗浄し、次いで、限外濾過した水ですすぐ。
次いで、それらを、約80L/時の出力を有するポンプを用いて、8Mの尿素を含有する50mMのTris緩衝液(pH7.5)で5分間平衡化させる。
rAlpA溶出液を、4Mのグアニジンを含有する50mMのTris緩衝液(pH7.5)中にてタンパク質約5g/Lに濃縮する(濃縮率≒2.5)。限外濾過条件は以下のとおりである:(i)流入圧力:約1バール、および(ii)限外濾液の流速:リテンテートの流速の半分。濃縮溶出液の容量は約3.5Lである。
濃縮したrAlpA溶出液を、濃縮と同一の条件下にて、流速約30L/時で、8Mの尿素を含有する50mMのTris(pH7.5)10容量(35L)に対して、以下のものが得られるまでダイアフィルトレーションする:
(i)8Mの尿素緩衝液の伝導率に相当するリテンテートの20℃での伝導率:約2.8mS/cm±15%;および
(ii)ダイアフィルトレーション緩衝液で限外濾過器を最後に連続2回すすいだ後のタンパク質濃度:約5g/L。
ダイアフィルトレートされた濃縮溶出液の容量は約3.7Lである。
【0043】
イオン交換クロマトグラフィー
使用したカラムは以下の特徴を有する:直径7cmおよび表面積38.5cm2を有するカラム(EMD TMAE メルク(Merck));ゲル高さ約18cm;ゲル容量約700ml。
【0044】
クロマトグラフィーカラムは以下のとおり調製される:
ゲルを洗浄し、次いで、(i)5カラム容量の限外濾過した水で、次いで、(ii)3カラム容量の、8Mの尿素を含有する50mMのTris緩衝液(pH7.5)で、流速約4L/時で平衡化する。カラムの流出口での緩衝液の伝導率およびpHの値は、使用のための以下の仕様に相当するべきである:20℃での伝導率=2.8ms/cm±15%、およびpH=7.5±3。
【0045】
クロマトグラフィーは以下のとおり行われる:
合計タンパク質15〜17gに相当するダイアフィルトレーション溶出液を流速100mL/cm2・時(4L/時)で注入することによりカラムに負荷し、次いで、ベースラインに戻るまで8Mの尿素を含有する50mMのTris緩衝液(pH7.5)で同じ流速ですすぐ(6カラム容量)。回収した濾液(約4L)は、エンドトキシンの不在下にて純度90±5%のrAlpAタンパク質を含有している。
【0046】
濾過滅菌0.2μmおよび最終生成物のバルク貯蔵
精製したrAlpA溶出液を、層流キャビネット中にて表面積1000cm2のSupor Cap 100 0.8/0.2μmタイプの濾過器にて濾過する。濾過滅菌した濃縮バルク容量は約4Lである。
得られたAlpAバッチの純度は、SDS−PAGE、クーマシーブルー染色法および濃度測定法により慣用的に評価され、90%を超えるものである。全収率は、約50%と推定される。

Claims (18)

  1. ヘリコバクター(Helicobacter)・アドヘシン様タンパク質A(AlpA)の精製方法であって、(i)AlpAおよび2.5〜3.5Mのグアニジンを含有する調製物を疎水的相互作用クロマトグラフィー材料と接触させて該材料にAlpAを吸着させること、および(ii)3.5〜4.5Mのグアニジンを含有する溶液でAlpAを溶出させることを含む方法。
  2. 工程(i)で使用する調製物が3Mのグアニジンを含有する請求項1記載の方法。
  3. 工程(ii)で使用する溶液が4Mのグアニジンを含有する請求項2記載の方法。
  4. 工程(i)で使用する調製物が組換え型にてAlpAを発現する能力を有するグラム陰性細菌、特に、イー・コリ(E. coli)の培養物から得られる調製物である請求項1、2または3記載の方法。
  5. 細菌細胞を破砕し、封入体を洗浄および可溶化した後に工程(i)で使用する調製物を得る請求項4記載の方法。
  6. 封入体の可溶化を5.5〜6.5Mのグアニジン中にて行う請求項5記載の方法。
  7. 封入体の可溶化を6Mのグアニジン中にて行う請求項6記載の方法。
  8. 細菌細胞を破砕し、封入体を洗浄および可溶化し、可溶化された封入体を硫酸アンモニウムで沈殿させ、沈殿物を可溶化した後に工程(i)で使用する調製物を得る請求項5、6または7記載の方法。
  9. 封入体および/または沈殿物の可溶化を5.5〜6.5Mのグアニジン中にて行う請求項8記載の方法。
  10. 沈殿物の可溶化を6Mのグアニジン中にて行う請求項9記載の方法。
  11. 疎水的相互作用クロマトグラフィー材料が、(i)SepharoseTMまたはFractogelTMである支持体、および(ii)ブチル、オクチルまたはフェニルである配位子を含む請求項1〜10いずれか1項記載の方法。
  12. 工程(ii)において行われる溶出の後に得られるAlpAを7.5〜8.5Mの尿素に懸濁させ、次いで、イオン交換クロマトグラフィー材料にて精製する請求項1〜11いずれか1項記載の方法。
  13. 工程(ii)において得られ、濃縮されていてもよい溶出液を6〜10容量の7.5〜8.5Mの尿素に対してダイアフィルトレーションすることによりAlpAを尿素に懸濁させる請求項12記載の方法。
  14. 工程(ii)において行われる溶出の後に得られるAlpAを8Mの尿素に懸濁させる請求項12または13記載の方法。
  15. イオン交換クロマトグラフィー材料が(i)SepharoseTMまたはFractogelTMである支持体、および(ii)3級アミンまたは4級アミンである配位子を含む請求項11〜14いずれか1項記載の方法。
  16. AlpAの精製方法であって、(i)AlpAおよび7.5〜8.5M、好ましくは、8Mの尿素を含有する調製物を陰イオン交換クロマトグラフィー材料と接触させて該材料に夾雑物を吸着させること、および(ii)濾液中にAlpAを回収することを含む方法。
  17. SDS−PAGE、クーマシーブルー染色法および濃度測定法により測定した場合に純度90%またはそれ以上の単量体により特徴付けられるAlpAタンパク質。
  18. AlpAタンパク質を少なくとも5g含む調製物であって、該AlpAがSDS−PAGE、クーマシーブルー染色法および濃度測定法により測定した場合に純度90%またはそれ以上の単量体により特徴付けられる調製物。
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