JP2004517728A - 水吸収剤、その製造法および該水吸収剤の使用 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、水吸収性ポリマーの粒子を含む水吸収剤、その製造法ならびに体液の吸収のため、衛生製品の製造のためおよび土壌の改善のための水吸収剤の使用に関する。
【0002】
ヒドロゲルを形成するポリマーまたは超吸収体(超吸収性ポリマー、以下SAPと略記した)と呼称される水吸収性ポリマーは、公知である。これは、イオン性の性質であってもよいし、非イオン性の性質であってもよい、可撓性の親水性ポリマーの網状組織である。この網状組織は、水性液体をヒドロゲルの形成下に吸収し、ひいては結合する状態にある。SAP、その使用およびその製造についての包括的な概観は、F.L. BuchholzおよびA.T. Graham(編者)、”Modern Superabsorbent Polymer Technology”, Wiley−VCH, New York, 1998に記載されている。
【0003】
SAPは、体液の吸収のために、殊に衛生製品中、例えばおむつ、失禁用パットおよび失禁用ショーツ、ナプキン等中に使用されている。この場合、超吸収体が液体の入口位置で著しく膨潤し、続く液体量に対して遮断層を形成することは、しばしば問題となる。それによって、液体の前進および分布は、吸収核中で妨げられる。また、超吸収体の前記特性は、”ゲルブロッキング効果”と呼称される。更に、次の液体量は、もはや吸収核によって吸収されず、おむつ表面上に液体の制御されなかった分布を生じ、極端な場合には、液体の流出を生じる。
【0004】
ドイツ連邦共和国特許出願公開第3523617号明細書、米国特許第4734478号明細書および米国特許第4286082号明細書には、二酸化珪素を添加して含有する水吸収性樹脂が記載されている。この添加された二酸化珪素は、樹脂の焼付き傾向を減少させる。WO87/00848には、ゲル力の上昇のために、コロイド状の担持材料、例えばコロイド状珪酸を共用することが記載されている。
【0005】
WO95/11932には、表面後架橋剤溶液への微粒状珪酸の添加が開示されている。欧州特許第386897号明細書には、架橋剤としての多価金属イオンの使用が開示されている。多価金属は、水溶性塩の形で使用される。しかし、記載された水吸収剤の特性プロフィールは、全ての点で不満足なものである。
【0006】
従って、本発明は、改善された使用特性、殊に高い圧力下での高い吸収能、改善された液体輸送効率ならびに迅速な膨潤速度を示す水吸収剤を提供するという課題に基づくものである。
【0007】
この課題は、本発明によれば、表面が水不溶性金属燐酸塩と会合している水吸収性ポリマーの粒子を含む水吸収剤によって解決される。
【0008】
更に、本発明は、
a)微粒子状の水吸収性ポリマーを微粒子状の水不溶性金属燐酸塩と緊密に混合するか;または
b)微粒子状の水不溶性金属燐酸塩の懸濁液を微粒子状の水吸収性ポリマー上にもたらすか;または
c)燐酸イオンを含有する第1の水溶液を微粒子状の水吸収性ポリマーの存在下に第2の水溶液と接触させ、この場合第2の水溶液は、水不溶性燐酸塩を形成する金属の水溶性塩を含有することによって特徴付けられる、水吸収剤の製造法に関する。
【0009】
有利に、本発明による水吸収剤は、一般に少なくとも30×10−7cm3・s/gの塩水流動伝導率(SFC)、少なくとも20g/gの圧力(AUL)(0.7psi)下での吸収ならびに少なくとも24g/gの遠心保持能(CRC)を有する。
【0010】
”会合”の概念は、最も広い範囲内にあると理解することができ、水不溶性金属燐酸塩とポリマーの粒子の表面との間の相互作用の種類を含む。これは、水不溶性金属燐酸塩は、殆んど専ら水吸収性ポリマーの粒子の表面上に配置されており、粒子の体積中に存在しないかまたは非本質的にのみ粒子の体積中に存在するものと理解される。一般に、水不溶性金属燐酸塩は、物理的な相互作用によって会合されており、例えば平坦でない表面内または表面に近い空隙内に閉じ込められている。
【0011】
また、適当な水不溶性金属燐酸塩には、工業的な範囲内で”燐酸塩”と見なすことができ、例えば混合された燐酸塩−酸化物、燐酸塩−水酸化物、燐酸塩−珪酸塩、燐酸塩−弗化物または類似物として理解することができる。
【0012】
好ましい水不溶性金属燐酸塩は、式M4P2O7、M2HPO4またはM3PO4〔式中、Mはカルシウム、マグネシウム、ストロンチウム、バリウム、亜鉛、鉄、アルミニウム、チタン、ジルコニウム、ハフニウム、錫、セリウム、スカンジウム、イットリウムもしくはランタンまたはその混合物から選択された金属の当量を表わす〕で示される燐酸塩を含むものである。また、Mは、混合された燐酸塩が水不溶性である限り、アルカリ金属燐酸塩を含むこともできる。
【0013】
好ましい燐酸塩は、燐酸水素カルシウム、第三燐酸カルシウム、アパタイト、式Ca5(PO4)[SiO4]のトマス粉、式AlPO4のバーリナイト、式3CaNaPO4・Ca2SiO4のレナニア燐肥である。特に好ましのは、第三燐酸カルシウム、燐酸水素カルシウムならびにアパタイトである。アパタイトの概念は、フルオルアパタイト、ヒドロキシルアパタイト、クロルアパタイト、カーボネートアパタイトおよびカーボネート−フルオルアパタイトである。勿論、種々の水不溶性金属燐酸塩の混合物が使用されてもよい。
【0014】
衛生製品への水吸収剤の使用が達成されるように努力されている場合には、殊に生理的に懸念のない水不溶性金属燐酸塩およびその混合物、例えば第三燐酸カルシウム、ヒドロキシルアパタイトまたは燐酸水素カルシウムが当てはまる。
【0015】
通常、水不溶性金属燐酸塩の含量は、水吸収性ポリマーの質量に対して約0.001〜10質量%、有利に0.01〜5質量%、特に有利に0.05〜2.5質量%である。
【0016】
適当な水吸収性ポリマーは、殊に親水性モノマーのポリマー、適当なグラフト主鎖上の1つ以上の親水性モノマーのグラフト(コ)ポリマー、架橋されたセルロースエーテルもしくは澱粉エーテル、架橋されたカルボキシメチルセルロース、部分的に架橋されたポリエーテルまたは水性液体中で膨潤可能な天然産物、例えばグアール誘導体、アルギン酸塩もしくはカラゲナンである。
【0017】
適当なグラフト主鎖は、天然に由来するものであってもよいし、合成に由来するものであってもよい。このためには、澱粉、即ちトウモロコシ澱粉、ジャガイモ澱粉、小麦澱粉、米澱粉、タピオカ澱粉、モロコシ澱粉、カッサバ澱粉、エンドウ豆澱粉またはこれらの混合物、変性された澱粉、澱粉分解生成物、デキストリン、例えばトーストデキストリンならびに低級オリゴ糖および多糖類、例えば4〜8個の環員を有するシクロデキストリンである。更に、オリゴ糖および多糖類としては、セルロース、澱粉誘導体およびセルロース誘導体がこれに該当する。更に、ポリビニルアルコール、ポリアミン、ポリアミド、親水性ポリエステルまたはポリアルキレンオキシド、殊にポリエチレンオキシドおよびピルプロピレンオキシドが適している。適当なポリアルキレンオキシドは、一般式、
【0018】
【化1】
【0019】
〔式中、
R1、R2は、互いに独立に水素;C1〜C4−アルキル;C2〜C6−アルケニル;アリール、殊にフェニル;または(メタ)アクリロイルを表わし;
Xは、水素またはメチルを表わし、
nは、1〜1000、殊に10〜400の整数を表わす〕を有する。
【0020】
特に、水吸収性ポリマーとしては、モノエチレン系不飽和酸のポリマーが使用される。このポリマーは、有利に少なくとも部分的に塩の形、殊にアルカリ金属塩、例えばナトリウム塩もしくはカリウム塩の形で存在することができるかまたはアンモニウム塩として存在することができる。この種のポリマーは、水性液体との接触の際に特に良好に膨潤し、ゲルに変わる。
【0021】
特に好ましいのは、モノエチレン系不飽和C3〜C6−カルボン酸および/またはそのアルカリ金属塩もしくはアンモニウム塩の架橋された水吸収性ポリマーである。殊に、酸基の25〜100%がアルカリ金属塩またはアンモニウム塩として存在する架橋されたポリアクリル酸は、好ましい。
【0022】
この種のポリマーは、例えばモノエチレン系不飽和酸またはその塩を架橋剤の存在下で重合させることによって得ることができる。勿論、架橋剤なしに重合を行なってもよく、事後に架橋してもよい。
【0023】
水吸収性ポリマーは、有利に
− モノエチレン系不飽和酸およびその塩から選択された少なくとも1つのモノマーA49.9〜99.9質量%、
− モノマーAとは異なる、非架橋作用を有する少なくとも1つのモノエチレン系不飽和モノマーB0〜50質量%および
− 架橋作用を有する少なくとも1つのモノマーC0.001〜20質量%、特に0.01〜14質量%から形成されている。
【0024】
モノマーAには、3〜25個、特に3〜6個のC原子を有するモノエチレン系不飽和モノカルボン酸およびモノエチレン系不飽和ジカルボン酸が挙げられ、これらの酸は、塩または無水物の形で使用されてもよい。このための例は、アクリル酸、メタクリル酸、エタクリル酸、α−クロルアクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、無水マレイン酸、イタコン酸、シトラコン酸、メサコン酸、グルタコン酸、アコニット酸およびフマル酸である。更に、モノマーAには、4〜10個、特に4〜6個のC原子を有するモノエチレン系不飽和ジカルボン酸、例えばマレイン酸の半エステル、例えばマレイン酸モノメチルエステルが挙げられる。また、モノマーAには、モノエチレン系不飽和スルホン酸およびモノエチレン系不飽和ホスホン酸、例えばビニルスルホン酸、アリルスルホン酸、スルホエチルアクリレート、スルホエチルメタクリレート、スルホプロピルアクリレート、スルホプロピルメタクリレート、2−ヒドロキシ−3−アクリルオキシプロピルスルホン酸、2−ヒドロキシ−3−メタクリルオキシプロピルスルホン酸、スチロールスルホン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、ビニルホスホン酸およびアリルホスホン酸ならびに塩、殊に前記酸のナトリウム塩、カリウム塩およびアンモニウム塩が挙げられる。モノマーAは、そのまま使用することができるかまたは互いの混合物として使用することができる。記載された陥凹面愚物の含量は、全部で酸の形に関連する。
【0025】
好ましいモノマーAは、アクリル酸、メタクリル酸、ビニルスルホン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸またはこれらの混合物である。好ましいモノマーAは、アクリル酸およびアクリル酸と別のモノマーAとの混合物、例えばアクリル酸とメタクリル酸との混合物、アクリル酸とアクリルアミドプロパン−スルホン酸との混合物またはアクリル酸とビニルスルホン酸との混合物である。特に好ましくは、モノマーAは、主要成分としてアクリル酸を含む。
【0026】
本発明によるポリマーの性質の最適化のために、モノマーAとは異なる、即ち酸基を有しないが、しかし、モノマーAで共重合可能であり、架橋作用を有しない付加的なモノエチレン系不飽和モノマーBを使用することは、有利である。これには、例えばモノエチレン系不飽和ニトリル、例えばアクリルニトリル、メタクリルニトリル、前記のモノエチレン系不飽和カルボン酸のアミド、例えばアクリルアミド、メタクリルアミド、N−ビニルアミド、例えばN−ビニルホルムアミド、N−ビニルアセトアミド、N−メチル−ビニルアセトアミド、N−ビニルピロリドンおよびN−ビニルカプロラクタムが属する。更に、モノマーには、飽和C1〜C4−カルボン酸のビニルエステル、例えば蟻酸ビニル、酢酸ビニルおよびプロピオン酸ビニル、アルキル基中に少なくとも2個のC原子を有するアルキルビニルエーテル、例えばエチルビニルエーテルまたはブチルビニルエーテル、モノエチレン系不飽和C3〜C6−カルボン酸のエステル、例えば一価のC1〜C18−アルコールとアクリル酸、メタクリル酸またはマレイン酸とからのエステル、アルコール1モル当たり酸化エチレンおよび/または酸化プロピレン2〜200モルと反応されている、アルコキシル化された一価の飽和アルコール、例えば10〜25個のC原子を有するアルコールのアクリル酸エステルおよびメタクリル酸エステル、ならびにポリエチレングリコールまたはポリプロピレングリコールのモノアクリル酸エステルおよびモノメタクリル酸エステルが挙げられ、この場合ポリアルキレングリコールの分子量(Mn)は、例えば2000までであることができる。更に、適当なモノマーは、スチロールおよびアルキル置換されたスチロール、例えばエチルスチロールまたは第三ブチルスチロールである。
【0027】
また、モノマーBは、互いの混合物、例えば任意の比での酢酸ビニルと2−ヒドロキシエチルアクリレートとの混合物として使用されてもよい。
【0028】
架橋作用を有するモノマーCとしては、少なくとも2個、例えば2、3、4または5個のエチレン系不飽和二重結合を分子中に有する化合物がこれに該当する。この型の化合物の例は、N,N′−メチレンビスアクリルアミド、それぞれ106〜8500、特に400〜2000の分子量のポリエチレングリコールに由来するポリエチレングリコールジアクリレートおよびポリエチレングリコールジメタクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、トリメチロールプロパントリメタクリレート、エチレングリコールジアクリレート、エチレングリコールジメタクリレート、プロピレングリコールジアクリレート、プロピレングリコールジメタクリレート、ブタンジオールジアクリレート、ブタンジオールジアクリレート、ブタンジオールジメタクリレート、ヘキサンジオールジアクリレート、ヘキサンジオールジメタクリレート、ジエチレングリコールジアクリレート、ジエチレングリコールジメタクリレート、トリエチレングリコールジアクリレート、トリエチレングリコールジメタクリレート、トリエチレングリコールジアクリレート、トリエチレングルコールジメタクリレート、ジプロピレングリコールジアクリレート、ジプロピレングリコールジメタクリレート、トリプロピレングリコールジアクリレート、トリプロピレングリコールジメタクリレート、アリルメタクリレート、酸化エチレンと酸化プロピレンとからのブロックコポリマーのジアクリレートおよびジメタクリレート、2回、3回、4回または5回アクリル酸またはメタクリル酸でエステル化された多価アルコール、例えばグリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリトリットまたはジペンタエリトリット、モノエチレン系不飽和カルボン酸とエチレン不飽和アルコール、例えばアリルアルコール、シクロヘキセノールおよびジシクロペンテニルアルコールとのエステル、例えばアリルアクリレートおよびアリルメタクリレート、さらにトリアリルアミン、ジアルキルジアリルアンモニウムハロゲン化物、例えばジメチルジアアリルアンモニウムクロリドおよびジエチルジアリルアンモニウムクロリド、テトラアリルエチレンジアミン、ジビニルベンゾール、ジアリルフタレート、106〜4000の分子量のポリエチレングリコールのポリエチレングリコールジビニルエーテル、トリメチロールプロパンジアリルエーテル、ブタンジオールジビニルエーテル、ペンタエリトリットトリアリルエーテル、1モルのエチレングリコールジグリシジルエーテルまたはポリエチレングリコールジグリシジルエーテルと2モルのペンタエリトリトールトリアリルエーテルまたはアリルアルコールとの反応生成物およびジビニルエチレン尿素である。
【0029】
その中で、水溶性モノマー、即ち20℃での水溶性が少なくとも50g/lである化合物が好ましい。このために、例えばポリエチレングリコールジアクリレートおよびポリエチレングリコールジメタクリレート、1モルのジオールまたはポリオールへの2〜400モルの酸化エチレンの付加生成物のビニルエーテル、エチレングリコールジアクリレート、エチレングリコールジメタクリレートまたはトリアクリレートおよび1モルのグリセリンへの酸化エチレン6〜20モルの付加生成物のトリメタクリレート、ペンタエリトリットトリアリルエーテルおよびジビニル尿素が挙げられる。
【0030】
更に、モノマーCとしては、少なくとも1個のエチレン系不飽和二重結合ならびに反応性がカルボキシル基に対して相補的である、少なくとも1個の他の官能基を有するモノマーがこれに該当する。カルボキシル基に対して相補的な反応性を有する官能基には、例えばヒドロキシル基、アミノ基、エポキシ基およびアジリジノ基が挙げられる。例えば、前記のモノエチレン系不飽和カルボン酸のヒドロキシアルキルエステル、例えば2−ヒドロキシエチルアクリレート、3−ヒドロキシプロピルアクリレート、4−ヒドロキシブチルアクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレートおよび4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、アリルピペリジニウムブロミド、N−ビニルイミダゾール、例えばN−ビニルイミダゾール、1−ビニル−2−メチルイミダゾールおよびN−ビニルイミダゾリン、例えばN−ビニルイミダゾリン、1−ビニル−2−メチルイミダゾリン、1−ビニル−2−エチルイミダゾリンまたは1−ビニル−2−プロピルイミダゾリンが使用される場合には、これらは、遊離塩基の形、四級化された形で使用されるかまたは重合の場合には、塩として使用される。更に、ジメチルアミノエチルアクリレート、ジメチルアミノエチルメタクリレート、ジエチルアミノエチルアクリレートまたはジエチルアミノエチルメタクリレートが適当である。これらの塩基性エステルは、特に四級化された形で使用されるかまたは塩として使用される。更に、グリシド(メタ)アクリレートも適当である。
【0031】
更に、架橋性モノマーCとしては、反応性がポリマーのカルボキシル基に対して相補的である、少なくとも2個の官能基を有する化合物が機能しうる。適当な官能基は、既に前記した官能基、例えばヒドロキシル基、アミノ基、エポキシ基およびアジリジン基ならびにイソシアネート基、エステル基およびアミド基である。この型の適当な架橋剤には、例えばアミノアルコール、例えばエタノールアミンまたはトリエタノールアミン、ジオールおよびポリオール、例えば1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、ポリエチレングリコール、グリセリン、ポリグリセリン、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、トリメチロールプロパン、ペンタエリトリット、ポリビニルアルコール、ソルビット、澱粉、酸化エチレンと酸化プロピレンとからのブロックコポリマー、ポリアミン、例えばエチレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、ペンタエチレンヘキサミンおよびポリエチレンイミンならびにそれぞれ4000000までの分子量を有するポリアミン、エステル、例えばソルビタン脂肪酸エステル、エトキシル化ソルビタン脂肪酸エステル、ポリグリシジルエーテル、例えばエチレングリコールジグリシジルエーテル、ポリエチレングリコール−ジグリシジルエーテル、グリセリンジグリシジルエーテル、グリセリンポリグリシジルエーテル、ジグリセリンポリグリシジルエーテル、ポリグリセリンポリグリシジルエーテル、ソルビットポリグリシジルエーテル、ペンタエリトリットポリグリシジルエーテル、プロピレングリコールジグリシジルエーテルおよびポリプロピレングリコールジグリシジルエーテル、ポリアジリジン化合物、例えば2,2−ビスヒドロキシメチルブタノール−トリス[3−(1−アジリジニル)−プロピオネート]、炭酸のジアミド、例えば1,6−ヘキサメチレンジエチレン尿素、ジフェニルメタン−ビス−4,4′−N,N′−ジエチレン尿素、ハロゲン化エポキシ化合物、例えばエピクロルヒドリンおよびα−メチルエピフルオルヒドリン、ポリイソシアネート、例えば2,4−トルイレンジイソシアネートおよびヘキサメチレンジイソシアネート、アルキレンカーボネート、例えば1,3−ジオキソラン−2−オンおよび4−メチル−1,3−ジオキソラン−2−オン、さらにビスオキサゾリンおよびオキサゾリドン、ポリアミドアミンならびにそのエピクロルヒドリンとの反応生成物、さらにポリ第四アミン、例えばジメチルアミンとエピクロルヒドリンとの縮合生成物、ジアリルジメチルアンモニウムクロリドのホモポリマーおよびコポリマーならびに場合によっては塩化メチルで四級化されている、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレートのホモポリマーおよびコポリマーが挙げられる。
【0032】
水吸収性ポリマーは、モノマーA、BおよびCを場合によっては適当なグラフト主鎖の存在下で水溶液中でラジカル重合させることにより、製造されることができる。重合は、均一な水相中で行なわれてもよいし、懸濁重合として行なわれてもよく、この場合モノマーの水溶液は、分散相を形成する。
【0033】
好ましいのは、所謂ゲル重合としての水溶液中での重合である。このために、例えばモノマーA、BおよびCの10〜70質量%の水溶液は、場合によっては適当なグラフト主鎖の存在下で重合開始剤を用いてトロムスドルフ−ノリッシ効果を利用しながら重合される。
【0034】
重合は、一般に0℃〜150℃の温度範囲内、有利に10℃〜100℃の範囲内で行なわれ、常圧で実施されてもよいし、高められたかまたは低めにされた圧力下で実施されてもよい。また、常法と同様に、重合は、保護ガス雰囲気中、有利に窒素雰囲気下で実施されてもよい。
【0035】
前記生成物を製造するための工業的方法としては、通常、超吸収体の製造の際に使用される全ての方法が使用されうる。適当な方法は、例えば”Modern Superabsorbent Polymer Technology”, F.L. BuchholzおよびA.T. Graham, Wiley−VCH, 1998, 第3章に詳説されており、この場合これは、参照のために引用されている。重合反応器としては、製造に常用の反応器、溶液重合の場合には殊にベルト状反応器および混練機がこれに該当する(”Modern Superabsorbent Polymer Technology”, 第3.2.3章参照)。ポリマーは、連続的または非連続的な混練法により特に有利に製造される。
【0036】
開始剤としては、原則的に重合温度への加熱の際にラジカルの形成下に崩壊する全ての化合物がこれに該当する。また、重合は、エネルギーに富んだ放射線、例えばUV線の作用によって光開始剤の存在下で開始されうる。また、重合可能な水性混合物上への電子線の作用によって重合の開始は、可能である。
【0037】
適当な開始剤は、例えばペルオキソ化合物、例えば有機過酸化物、有機ヒドロ過酸化物、過酸化水素、過硫酸塩、過ホウ酸塩、アゾ化合物および所謂酸化還元触媒である。好ましいのは、水溶性開始剤である。多くの場合には、種々の重合開始剤の混合物、例えば過酸化水素とペルオキソ二硫酸ナトリウムまたはペルオキソ二硫酸カリウムを使用することは、好ましい。適当な有機過酸化物は、例えばアセチルアセトンペルオキシド、メチルエチルケトンペルオキシド、第三ブチルヒドロペルオキシド、クメンヒドロペルオキシド、第三アミルペルピバレート、第三ブチルペルピバレート、第三ブチルペルネオヘキサノエート、第三ブチルペルイソブチレート、第三ブチルペル−2−エチルヘキサノエート、第三ブチルペルイソノナノエート、第三ブチルペルマレエート、第三ブチルペルベンゾエート、ジ−(2−エチルヘキシル)ペルオキシジカーボネート、ジシクロヘキシルペルオキシジカーボネート、ジ−(4−第三ブチルシクロヘキシル)ペルオキシジカーボネート、ジミリスチルペルオキシジカーボネート、ジアセチルペルオキシ−ジカーボネート、アリルペルエステル、クメンペルオキシネオデカノエート、第三ブチルペル−3,5,5−トリメチルヘキサノエート、アセチルシクロヘキシルスルホニルペルオキシド、ジラウリルペルオキシド、ジベンゾイルペルオキシドおよび第三アミルペルネオデカノエートである。特に好適な重合開始剤は、水溶性アゾ開始剤、例えば2,2′−アゾ−ビス−(2−アミジノプロパン)二塩酸塩、2,2′−アゾビス−(N,N′−ジメチレン)イソブチルアミジン−二塩酸塩、2−(カルバモイルアゾ)イソブチロニトリル、2,2′−アゾビス[2−(2′−イミダゾリン−2−イル)プロパン]二塩酸塩および4,4′−アゾビス−(4−シアノ吉草酸)である。記載された重合開始剤は、通常の量で、例えば重合すべきモノマーに対して0.01〜5質量%、特に0.05〜2.0質量%の量で使用される。
【0038】
好ましい酸化還元開始剤は、水溶性開始剤に含まれ、酸化性成分として上記の少なくとも1つのペルオキソ化合物および還元性成分として例えばアスコルビン酸、グルコース、ソルボース、アンモニウム亜硫酸水素塩もしくはアルカリ亜硫酸水素塩、アンモニウム亜硫酸塩もしくはアルカリ金属亜硫酸塩、アンモニウムチオ硫酸塩もしくはアルカリ金属チオ硫酸塩、アンモニウム次亜硫酸塩もしくはアルカリ金属次亜硫酸塩、アンモニウムピロ亜硫酸塩もしくはアルカリ金属ピロ亜硫酸塩または硫化アンモニウムもしくはアルカリ金属硫化物、金属塩、例えば鉄(II)イオンまたはナトリウムヒドロキシメチルスルホキシレートを含む。特に、酸化還元触媒の還元性成分としては、アスコルビン酸または亜硫酸ナトリウムが使用される。重合の際に使用されるモノマーの量に対して、例えば酸か還元触媒系の還元性成分3×10−6〜1モル%および酸化還元触媒の酸化性成分0.001〜5.0モル%が使用される。
【0039】
重合をエネルギーに富んだ放射線の作用によって開始させる場合には、通常、開始剤として所謂光開始剤が使用される。
【0040】
事後の架橋の場合、上記のモノエチレン系不飽和酸と場合によってはモノエチレン系不飽和コモノマーとの重合によって製造されかつ典型的には5000を上廻る、有利に50000を上廻る分子量を有するポリマーは、酸基に対して反応性の少なくとも2個の基を有する化合物と反応される。この反応は、室温で行なうことができるが、しかし、220℃までの高められた温度で行なうこともできる。架橋剤としては、カルボキシル基に対して相補的な反応性を有する少なくとも2個の官能基を有する前記モノマーCが機能する。
【0041】
事後の架橋のために、架橋剤は、得られたポリマーにポリマーの量に対して0.5〜20質量%、有利に1〜14質量%の量で添加される。
【0042】
本発明によるポリマーは、重合後に一般に、例えば0〜90質量%、多くの場合に20〜90質量%の湿分含量を有するヒドロゲルとして生じ、一般に最初に公知の方法により粗大に粉砕される。ヒドロゲルは、通常の引裂き工具および/または切断工具を用いて、例えば円筒状反応器中での重合の場合には、搬送ポンプの作用によって粗大に粉砕されるかまたはベルト状反応器中での重合の場合には、切断ロールまたは組合せた切断ロールによって粗大に粉砕される。
【0043】
モノマーAが中和されていない形で使用されている場合には、得られた酸性ポリマーは、酸基を有するモノマー単位に対して一般に少なくとも25モル%、特に少なくとも50モル%、有利に50〜100モル%の望ましい中和度にもたらすことができる。また、中和度は、重合の前または間に、例えば混練機中で調節することができる。
【0044】
中和剤としては、アルカリ金属塩基またはアンモニアがこれに該当するか、或いはアミンがこれに該当する。有利には、苛性ソーダ液または苛性カリ液が使用される。しかし、中和は、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウムもしくは炭酸水素カリウムまたは別の炭酸塩もしくは炭酸水素塩、またはアンモニアを用いて行なうこともできる。更に、中和には、第一アミン、第二アミンおよび第三アミンが使用されることができる。
【0045】
引続き、こうして得られた、有利に(部分)中和されたポリマーは、高められた温度で、例えば80℃〜250℃の範囲内、殊に100℃〜180℃の範囲内で公知方法により乾燥される(”Modern Superabsorbent Polymer Technology”, 第3.2.5章参照)。この場合には、粉末または顆粒の形でポリマーを得ることができ、このポリマーは、場合によっては粒径の調節のためになお複数の粉砕工程および篩別工程に掛けられる(”Modern Superabsorbent Polymer Technology”, 第3.2.6章および第3.2.7章参照)。
【0046】
特に、得られた粒子状ポリマーは、引続き表面後架橋される。このために、ポリマーの酸性の官能基と架橋下に反応することができる化合物は、有利に含水溶液の形でポリマー粒子の表面にもたらされる。含水溶液は、水混合可能な有機溶剤を含有することができる。適当な溶剤は、アルコール、例えばメタノール、エタノール、イソプロパノールまたはアセトンである。
【0047】
適当な後架橋剤は、例えば次の通りである:
− ジグリシジル化合物またはポリグリシジル化合物、例えばホスホン酸ジグリシジルエーテルまたはエチレングリコールジグリシジルエーテル、ポリアルキレングリコールのビスクロルヒドリンエーテル、
− アルコキシシリル化合物、
− ポリアジリジン、ポリエーテルを基礎とするアジリジン単位を含有する化合物または置換炭化水素、例えばビス−N−アジリジノメタン、
− ポリアミンまたはポリアミドアミンならびにこれらとエピクロルヒドリンとの反応生成物、
− ポリオール、例えばエチレングリコール、1,2−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、グリセリン、メチルトリグリコール、200〜10000の平均分子量Mwを有するポリエチレングリコール、ジグリセリンおよびポリグリセリン、ペンタエリトリット、ソルビット、これらのポリオールのオキシエチラートならびにこれらとカルボン酸または炭酸とのエステル、例えばエチレンカーボネートまたはプロピレンカーボネート、
− 炭酸誘導体、例えば尿素、チオ尿素、グアニジン、ジシアンジアミド、2−オキサゾリジノンおよびその誘導体、ビスオキサゾリン、ポリオキサゾリン、ジイソシアネートおよびポリイソシアネート、
− ジ−N−メチロール化合物およびポリ−N−メチロール化合物、例えばメチレンビス(N−メチロール−メタクリルアミド)またはメラミン−ホルムアルデヒド樹脂、
− 2個またはそれ以上のブロックされたイソシアネート基を有する化合物、例えば2,2,3,6−テトラメチル−ピペリジノン−4でブロックされたトリメチルヘキサメチレンジイソシアネート。
【0048】
必要に応じて、酸性触媒、例えばp−トルオールスルホン酸、燐酸、硼酸または燐酸二水素アンモニウムが添加されてもよい。
【0049】
特に好適な後架橋剤は、ジグリシジル化合物またはポリグリシジル化合物、例えばエチレングリコールジグリシジルエーテル、ポリアミドアミンとエピクロルヒドリンとの反応生成物および2−オキサゾリジノンである。
【0050】
架橋剤溶液は、有利に架橋剤の溶液を噴霧することによって従来の反応混合装置または混合装置および乾燥装置、例えばパターソン−ケリーミキサー(Patterson−Kelly−Mischer)、DRAIS乱流ミキサー、レーディゲ(Loedige)ミキサー、スクリューミキサー、パンミキサー、渦動床ミキサーおよびシュギミックス(Schugi−Mix)中で施こされる。架橋剤溶液の噴霧後、有利に後接続された乾燥機中で80〜230℃、有利に80〜190℃、特に有利に100〜160℃の温度で5分間ないし6時間、有利に10分間ないし2時間、特に有利に10分間ないし1時間の時間に亘って温度処理工程を続けることができ、この場合には、分解生成物ならびに溶剤含分を除去することができる。しかし、乾燥は、混合装置自体中でジャケットの加熱または予熱されたキャリヤーガスの吹き込みによって行なうこともできる。
【0051】
本発明による水吸収剤の製造のために、乾燥された形で存在するかまたは上記の湿分含量を有する微粉砕されたヒドロゲルとして存在する、微粒子状の水吸収性ポリマーから出発し、粒子の表面上に水不溶性金属燐酸塩をもたらす。
【0052】
このために、微粒子状の水吸収性ポリマーは、例えば微粒子状の水不溶性金属燐酸塩と緊密に混合することができる。通常、微粒子状の水不溶性金属燐酸塩は、室温で微粒子状の水吸収性ポリマーに添加され、均一な混合物が存在するまで混合される。混合は、通常の装置を使用しながら、例えばドラムミキサー、ベルト型スクリューミキサーまたはサイロ型スクリューミキサーを用いて行なうことができる。微粒子状の水不溶性金属燐酸塩との混合は、表面後架橋の前または後に、例えば後架橋剤の施与後の温度後処理工程の間に行なうことができる。
【0053】
微粒子状の水不溶性金属燐酸塩は、特に400μm未満、殊に100μm未満、特に好ましくは50μm未満、殊に好ましくは10μm未満、最も好ましくは2〜7μmの範囲内の平均粒径を有する。
【0054】
また、微粒子状の水不溶性金属燐酸塩の懸濁液は、微粒子状の水吸収性ポリマー上に施されうる。水不溶性金属燐酸塩の粒径は、特に上記に記載されている。懸濁液の施与は、例えば噴霧によって行なうことができる。懸濁液の調製に適した分散剤は、水、有機溶剤、例えばアルコール、例えばメタノール、エタノール、イソプロパノール、ケトン、例えばアセトン、メチルエチルケトン、または水と前記有機溶剤との混合物である。施与は、従来の反応混合装置または前記したような混合装置および乾燥装置中で、室温と分散剤の沸点未満との間の温度、有利に例えば室温で行なうことができる。好ましくは、微粒子状の水不溶性金属燐酸塩を後架橋剤の溶液中で分散させることにより、懸濁液の施与は、表面後架橋と組み合わせることができる。また、懸濁液の施与は、表面後架橋の前または後に行なうこともできる。懸濁液の施与の後には、場合によっては乾燥工程が続けられる。
【0055】
本発明のもう1つの実施態様において、原位置で水不溶性金属燐酸塩は、燐酸イオンを含有する第1の水溶液を第2の水溶液と微粒子状の水吸収性ポリマーの存在下に接触させることにより、水吸収性ポリマーの表面上に製造され、この場合第2の溶液は、水不溶性燐酸塩を形成する金属の水溶性塩を含有する。燐酸イオンを含有する溶液のための対イオンは、特にアルカリ金属イオン、例えばナトリウムイオンまたはカリウムイオンである。第1の溶液は、選択的に希釈された燐酸であることができる。第2の溶液は、水不溶性燐酸塩を形成する少なくとも1つの金属イオン、例えばカルシウム、マグネシウム、ストロンチウム、バリウム、亜鉛、鉄、アルミニウム、チタン、ジルコニウム、ハフニウム、錫、セリウム、スカンジウム、イットリウムもしくはランタンまたはその混合物、特にカルシウムのイオンを含有する。この第2の溶液は、十分に水溶性の塩の溶液、例えばハロゲン化物、例えば塩化物、弗化物、沃化物、水酸化物、硫酸塩または硝酸塩として存在する。望ましい水不溶性金属燐酸塩は、第1の水溶液と第2の水溶液との接触の際に溶解生成物が過剰になることによって沈殿する。特に好ましい実施態様において、塩化カルシウムの溶液は、第1の水溶液として使用され、第一燐酸ナトリウム、第二燐酸ナトリウムまたは第三燐酸ナトリウムは、第2の水溶液として使用される。原位置で第三燐酸カルシウムが生成し、この第三燐酸カルシウムは、徐々にヒドロキシルアパタイトに変換される。水吸収性ポリマーの表面上での水不溶性金属燐酸塩の原位置での沈殿は、表面後処理の前、間または後に行なうことができる。場合によっては、乾燥工程が引続く。
【0056】
本発明による水吸収剤は、水および水性液体、殊に体液のための吸収剤として顕著に好適である。この本発明による水吸収剤は、有利に衛生製品、例えばおむつ、失禁用パットおよび失禁用ショーツ、タンポンまたはナプキンの製造に使用されることができる。更に、本発明による水吸収剤は、土壌の改良のために、例えば農業の園芸における水保留剤として使用されることができる。
【0057】
次の実施例は、本発明を詳説するが、しかし、本発明は、これに限定されるものではない。
【0058】
I 試験法の記載
1.遠心保持能(CRC:Centrifuge Retention Capacity)
この場合には、ヒドロゲルを形成するポリマーの自由膨潤可能性をティーバッグ中で測定する。CRCの測定のために、乾燥されたポリマー0.2000±0.0050g(粒子画分106〜850μm)を60×85mmの大きさのティーバッグの袋の中に計量供給し、引続きこの袋を溶接する。このティーバッグの袋を30分間、0.9質量%の食塩溶液中に入れる(食塩溶液少なくとも0.83 l/ポリマー粉末1g)。引続き、このティーバッグの袋を250Gで3分間、遠心分離し、その後に吸収された液体量を測定するために計量する。
【0059】
2.圧力下での吸収(AUL Absorbency Under Load 荷重下での吸収性)(0.7psi)
AUL 0.7psiの測定のための測定セルは、下側に36μmの目開きを有する接着された特殊鋼の篩床を備えた、60mmの内径および50mmの高さを有するプレキシガラス円筒体である。更に、この測定セルには、59mmの直径を有するプラスチック板およびこのプラスチック板と一緒に測定セル中に配列することができる重りが属する。プラスチック板の質量および重りは、一緒になって1345gである。AUL 0.7psiの測定を実施するために、空のプレキシガラス円筒体の質量およびプラスチック板を測定し、W0として記録する。次に、ヒドロゲルを形成するポリマー0.900±0.005g(粒径分布106〜850μm)をプレキシガラス円筒体中に計量供給し、できるだけ均一に特殊鋼の篩床上に分布させる。引続き、プラスチック板を注意深くプレキシガラス円筒体中に入れ、全体のユニットを計量し;重さをWaとして記録する。次に、重りをプレキシガラス円筒体中のプラスチック板上に置く。200mmの直径および30mmの高さを有するペトリ皿の中心に、120mmの直径および多孔度0を有するセラミック濾板を置き、液体表面が濾板表面で終わる程度に0.9質量%の塩化ナトリウム溶液を注入し、この場合濾板の表面は覆われることはない。引続き、90mmの直径および20μm未満の孔径を有する円形の濾紙(Schleicher & SchuellのS&S 589黒色テープ)をセラミック板上に置く。ヒドロゲルを形成するポリマーを含有するプレキシガラス円筒体をプラスチック板および重りと一緒に濾紙上に置き、そのまま60分間放置する。この時間の後、完全なユニットを濾紙のペトリ皿から取り出し、引続き重りをプレキシガラス円筒体から除去する。膨潤されたヒドロゲルを含有するプレキシガラス円筒体をプラスチック板と一緒に計量し、重さをWbとして記録する。
【0060】
圧力下での吸収力(AUL)を次のように計算する:
AUL0.7psi[g/g]=[Wb−Wa]/[Wa−Wb]
3.塩水流動伝導率(SFC)
SFCを測定するための試験法は、米国特許第5599335号明細書に記載されている。
【0061】
4.膨潤速度(QG)
この方法の場合、ヒドロゲルの初期の膨潤能を圧力負荷の不在下に測定する。膨潤速度の測定のために、試験すべき乾燥されたヒドロゲル3.000±0.005g(湿分含量5質量%未満)を、軟膏タブ(特殊鋼18/10、200mmの直径および100mmの高さを有する)中に装入し、半球形の底面の中心部に均一に分配する。引続き、ディスペンサーから0.9質量%の食塩溶液60.0gを正確に中心部に供給する。食塩溶液の添加と最後の液体の液滴の吸収との間でヒドロゲルによって経過する秒での時間tが定められる(1/10秒の基準を有する停止時間)。通常、二重測定の平均値が報告される。
【0062】
膨潤速度(QG)は、次のように計算される:
【0063】
【数1】
【0064】
それによれば、膨潤速度は、ヒドロゲル1つにつき毎秒何gの塩溶液が窮されるかについて記載される。
【0065】
II 製造例
例1
少なくとも2.5 lの収容能力を有するガラス瓶中に、型HySorb(登録商標)M7910の市販のヒドロゲル1kg(BASF AG、架橋されたナトリウムポリアクリレート)を装入し、0.5質量%の市販のヒドロキシルアパタイト(Budenheim社によって販売されている)と最初に粗大になるように予め混合した。3μmおよび5μmの平均粒径を有するヒドロキシルアパタイトを使用した。その後に、この瓶をロールミル上で約30分間、回転させた。この時間後、この混合物は均一であった。こうして得られた水吸収剤の試験結果は、第1表中に記載されている。
【0066】
【表1】
【0067】
例2
例1を繰り返したが、しかし、型HySorb(登録商標)M7910のヒドロゲルの代わりに、同量の型HySorb(登録商標)M7900の市販のヒドロゲル(架橋されたナトリウムポリアクリレート)を使用した。こうして得られた水吸収剤の試験結果は、第2表中に記載されている。
【0068】
【表2】
【0069】
例3
例1を繰り返したが、しかし、5μmの平均粒径を有する異なる量の三燐酸カルシウムを使用した。こうして得られた水吸収剤の試験結果は、第3表中に記載されている。
【0070】
【表3】
【0071】
微粒状の三燐酸カルシウムを用いての水吸収性ポリマーの表面処理は、遠心保持能、圧力下での吸収能および塩水流動伝導率の上昇を生じる。
【0072】
例4
次の例は、懸濁液からの水不溶性金属燐酸塩の施与を説明するものである。結果は、第4表中に記載されている。
【0073】
例4.1(比較)
型ASAP403の市販の超吸収体1500g(BASF Corp., Aberdeen)をレーディゲ(Loedige)実験室用混合装置中に装入し、二物質流ノズルを用いてイソプロパノール75gを噴霧した。その後に、得られたポリマーを乾燥箱中で乾燥させた。
【0074】
例4.2
型ASAP403の市販の超吸収体1500gをレーディゲ(Loedige)実験室用混合装置中に装入し、イソプロパノール75g中に攪拌混入することによって懸濁された燐酸三カルシウム4.5g(型C13−09、SF、微粒子状粉末、食品の品質−Chemischer Fabrik Bundenheimから得られた)を二物質流ノズルを用いて噴霧した。その後に、得られたポリマーを乾燥箱中で乾燥させた。
【0075】
例4.3
型ASAP403の市販の超吸収体1500gをレーディゲ(Loedige)実験室用混合装置中に装入し、水30g中に攪拌混入することによって懸濁された燐酸三カルシウム4.5g(型C13−09、SF)を二物質流ノズルを用いて噴霧した。その後に、得られたポリマーを乾燥箱中で乾燥させた。
【0076】
例4.4(比較)
型ASAP403の市販の超吸収体1500gをレーディゲ(Loedige)実験室用混合装置中に装入し、イソプロパノール75g中に攪拌混入することによって懸濁された型シペルナト(Sipernat)22Sのアエロジル4.5g(Degussa社)を二物質流ノズルを用いて噴霧した。その後に、得られたポリマーを乾燥箱中で乾燥させた。
【0077】
例4.5(比較)
型ASAP403の市販の超吸収体1500gをレーディゲ(Loedige)実験室用混合装置中に装入し、イソプロパノール75g中に攪拌混入することによって懸濁された型シペルナト(Sipernat)D17のアエロジル4.5g(Degussa社)を二物質流ノズルを用いて噴霧した。その後に、得られたポリマーを乾燥箱中で乾燥させた。
【0078】
例4.6(比較)
型ASAP500の市販の超吸収体1500g(BASF Corp.)をレーディゲ(Loedige)実験室用混合装置中に装入し、イソプロパノール60gを二物質流ノズルを用いて噴霧した。得られたポリマーは、乾燥させなかった。これは、例4.7に対する比較試料である。
【0079】
例4.7
型ASAP403の市販の超吸収体1500gをレーディゲ(Loedige)実験室用混合装置中に装入し、イソプロパノール60g中に攪拌混入することによって懸濁された燐酸三カルシウム2.25g(型C13−09, SF)を二物質流ノズルを用いて噴霧した。得られたポリマーは、乾燥させなかった。
【0080】
【表4】
【0081】
例5
次の例は、表面後架橋の場合の水不溶性金属燐酸塩の施与を説明するものである。結果は、第5表中に記載されている(SFCを5回の測定の平均値として計算した)。
【0082】
製造例 ヒドロゲル
40 lのブラスチック製バケット中で、純粋なアクリル酸6.9kgを、希釈された苛性ソーダ液中への攪拌混入によって冷却下で熱交換体を用いて75モル%に中和し、水で30kgの反応質量に希釈した。この溶液に架橋剤としてポリエチレングリコール−400−ジアクリレート50gを攪拌しながら添加し、閉鎖されたバケットを窒素の導通によって不活性化した。次に、重合を過酸化水素400mgおよびアスコルビン酸200mgおよび過硫酸ナトリウム10gの添加によって開始した。反応の終結後、ゲルを機械的に微粉砕した。次に、微粉砕されたゲルを実験室用乾燥箱中で150℃で3時間乾燥させ、実験室用ロールミルを用いて粉砕し、最後に200〜850μmで篩別した。これは、次の例で使用される基礎ポリマーであった。
【0083】
例5.1(比較)
基礎ポリマー1200gにレーディゲ(Loedige)鋤刃型実験室用混合装置中で二物質流ノズルを用いて次の組成:使用されたポリマーに対してそれぞれイソプロパノール1.5質量%、水3.5質量%、2−オキサゾリジノン0.12質量%を有する後架橋剤溶液を噴霧した。引続き、湿った生成物を175℃で60分間、空気循環乾燥箱中で温度処理した。引続き、乾燥された生成物を、団塊の除去のために850μmで篩別した。
【0084】
例5.2
基礎ポリマー1200gにレーディゲ(Loedige)鋤刃型実験室用混合装置中で次の組成:使用されたポリマーに対してそれぞれイソプロパノール1.5質量%、水3.5質量%、2−オキサゾリジノン0.12質量%、燐酸三カルシウム0.2質量%(型C13−09, SF)を有する架橋剤溶液を噴霧した。引続き、湿ったポリマーを175℃で60分間、空気循環乾燥箱中で温度処理した。引続き、乾燥された生成物を、団塊の除去のために850μmで篩別した。
【0085】
例5.3
基礎ポリマー1200gにレーディゲ(Loedige)鋤刃型実験室用混合装置中で次の組成:使用されたポリマーに対してそれぞれイソプロパノール1.5質量%、水3.5質量%、エチレングリコールジグリシジルエーテル0.10質量%、燐酸三カルシウム0.2質量%(型C13−09, SF)を有する架橋剤溶液を噴霧した。引続き、湿ったポリマーを150℃で60分間、空気循環乾燥箱中で温度処理した。引続き、乾燥された生成物を、団塊の除去のために850μmで篩別した。
【0086】
例5.4
基礎ポリマー1200gにウェアリング(Waring)鋤刃型実験室用混合装置中で粉末状燐酸三カルシウム0.30質量%(型C13−09, SF)を最初に30分間混合し;さらに、次の組成:使用されたポリマーに対してそれぞれイソプロパノール1.5質量%、水3.5質量%、エチレングリコールジグリシジルエーテル0.10質量%を有する架橋剤溶液を噴霧した。引続き、湿ったポリマーを150℃で60分間、空気循環乾燥箱中で温度処理した。引続き、乾燥された生成物を、団塊の除去のために850μmで篩別した。
【0087】
【表5】
Claims (10)
- 表面が水不溶性金属燐酸塩と会合している水吸収性ポリマーの粒子を含む水吸収剤。
- 水不溶性金属燐酸塩が式M4P2O7、M2HPO4またはM3PO4〔式中、Mはカルシウム、マグネシウム、ストロンチウム、バリウム、亜鉛、鉄、アルミニウム、チタン、ジルコニウム、ハフニウム、錫、セリウム、スカンジウム、イットリウムもしくはランタンまたはその混合物から選択された金属の当量を表わす〕で示される燐酸塩である、請求項1記載の水吸収剤。
- 水不溶性金属燐酸塩が燐酸水素カルシウム、第三燐酸カルシウム、アパタイト、レナニア燐肥、トマス粉、バーリナイトまたはその混合物から選択されている、請求項2記載の水吸収剤。
- 水吸収性ポリマーが
− モノエチレン系不飽和酸およびその塩から選択された少なくとも1つのモノマーA49.9〜99.9質量%、
− モノマーAとは異なる少なくとも1つのモノエチレン系不飽和モノマーB0〜50質量%および
− 架橋作用を有する少なくとも1つのモノマーC0.001〜20質量%から形成されている、請求項1から3までのいずれか1項に記載の水吸収剤。 - 水吸収性ポリマーが表面後架橋されている、請求項1から4までのいずれか1項に記載の水吸収剤。
- 水不溶性金属燐酸塩の含量が水吸収性ポリマーの質量に対して0.001〜10質量%である、請求項1から5までのいずれか1項に記載の水吸収剤。
- 請求項1から6までのいずれか1項に記載の水吸収剤の製造法において、
a)微粒子状の水吸収性ポリマーを微粒子状の水不溶性金属燐酸塩と緊密に混合するか;または
b)微粒子状の水不溶性金属燐酸塩の懸濁液を微粒子状の水吸収性ポリマー上にもたらすか;または
c)燐酸イオンを含有する第1の水溶液を微粒子状の水吸収性ポリマーの存在下に第2の水溶液と接触させ、この場合第2の水溶液は、水不溶性燐酸塩を形成する金属の水溶性塩を含有することを特徴とする、請求項1から6までのいずれか1項に記載の水吸収剤の製造法。 - 微粒子状の水吸収性ポリマーを方法a)、b)またはc)と同時にかまたはその後に表面後架橋する、請求項7記載の方法。
- 微粒子状の水吸収性ポリマーが0質量%〜90質量%の湿分含量を有する微粉砕されたヒドロゲルの形で存在する、請求項7または8記載の方法。
- 体液のための吸収剤として;衛生製品の製造のため;または土壌の改善のための請求項1から6までのいずれか1項に記載の水吸収剤の使用。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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