JP2004504387A - 4,6−ジメトキシ−2−(メチルスルホニル)−1,3−ピリミジンの製造方法 - Google Patents

4,6−ジメトキシ−2−(メチルスルホニル)−1,3−ピリミジンの製造方法 Download PDF

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Abstract

不活性有機溶媒中の4,6−ジクロロ−2−(メチルチオ)−1,3−ピリミジンをアルカリ金属メトキシドと反応させ、得られた4,6−ジメトキシ−2−(メチルチオ)−1,3−ピリミジンを水性酸性媒質に移行させ、この化合物を、適宜、触媒の存在下、その後に酸化することによる、4,6−ジメトキシ−2−(メチルスルホニル)−1,3−ピリミジンの製造方法であって、ここで、上記酸化の後に、精製ステップが行われ、この精製ステップにおいては、上記水性酸性反応混合物が、5〜8の範囲内のpHに水性塩基を用いて調整され、そして有機溶媒の存在下又は不存在下で撹拌される、前記製造方法、並びに除草剤、例えば、7−〔(4,6−ジメトキシ−ピリミジン−2−イル)チオ〕−3−メチルフタリドの製造のための上記化合物の使用。

Description

【0001】
本発明は、副生成物を含有しない4,6−ジメトキシ−2−(メチルスルホニル)−1,3−ピリミジンの新規製造方法に、そして除草性7−〔(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)チオ〕ナフタリド誘導体の製造における中間体としてのその使用に関する。
【0002】
その4−及び6−位において2置換された2−アルキルスルホニルピリミジン誘導体の製造方法は、EP−A−0 209 779、J. Org. Chem. 26, 792 (1961)、及びPestic. Sci. 47, 115 (1996)から既に知られている。記載された方法のいくつかは、複数の別個の反応ステップを介して複雑なやり方で進行し、対応の中間体の単離を伴う。従って、例えば、最初の2つの文献は、2相系(実施例II−1、第15頁)又は2−アルキルチオピリミジン誘導体(例えば、4,6−ジクロロ−2−(メチルスルホニル)−ピリミジン(化合物XXXVII)、第802頁)の無水アルコール性溶液中に塩素ガスを導入することによる、対応の2−アルキルスルホニル−ピリミジン誘導体への酸化を記載している。Pestic. Sci.は、4,6−ジクロロ−2−(アルキルチオ)−1,3−ピリミジンとナトリウム・アルコキシドを反応させて対応の4,6−ジアルコキシ−置換2−アルキルチオ−ピリミジン誘導体を作ること、及びオキソン(Oxone)又は過酸化水素、及び触媒としてのタングステン酸ナトリウムを用いた対応の4,6−ジアルコキシ−2−(アルキルスルホニル)−1,3−ピリミジンにそれを酸化することの両者を記載している。その純粋な最終生成物は結晶化により調製される。しかしながら、その生成物の観察された収率及び純度は、工業的製造プロセスのためにはしばしば満足いくものではない。その上、その単離及び精製手順は不経済であり、そして装置に高い費用がかかる。
【0003】
本発明の目的は、上記欠点を取り除き、そして工業的利用のために好適なより簡単な方法を提供することである。
【0004】
驚くべきことに、今般、4,6−ジメトキシ−2−(メチルスルホニル)−1,3−ピリミジンが、簡単なやり方で、高収率及び高純度で、経済的に及び生態学的に特に有利なやり方で、4,6−ジクロロ−2−(メチルチオ)−1,3−ピリミジンから、後者の化合物をアルカリ金属ヒドロキシドと反応させ、そして得られた4,6−ジメトキシ−2−(メチルチオ)−1,3−ピリミジンを単離せずに直接に対応の2−メチルスルホニルピリミジン誘導体に酸化し、そしてこれを、その後の精製ステップにおいて、“1−ポット反応”と同一の反応容器内で、形成された全ての副生成物を含有しないものとすることにより製造されて、例えば、EP−B−0 447 506に従う除草剤の製造のために、直接使用できることが発見された。
【0005】
したがって、本発明は、不活性有機溶媒中で4,6−ジクロロ−2−(メチルチオ)−1,3−ピリミジンをアルカリ金属メトキシドと反応させ、得られた4,6−ジメトキシ−2−(メチルチオ)−1,3−ピリミジンを水性酸性媒質に移し、そしてその後、適宜、触媒の存在下で、上記化合物を酸化することによる4,6−ジメトキシ−2−(メチルスルホニル)−1,3−ピリミジンの製造方法であって、ここで、上記酸化の後に、精製ステップが続き、このステップにおいて、上記水性酸性反応混合物が、5〜8の範囲内のpHに水性塩基を用いて調整され、そして有機溶媒の存在下又は不存在下で撹拌される、前記製造方法を提供する。
【0006】
第1のステップ(反応スキーム1)においては、4,6−ジクロロ−2−(メチルチオ)−1,3−ピリミジンとアルカリ金属メトキシドとの反応は、好都合には、不活性有機溶媒、例えば、炭化水素、例えば、芳香族炭化水素、例えば、ベンゼン、トルエン又は異性体キシレン、好ましくは、トルエン中、0〜使用される溶媒の沸点の反応温度で、好ましくは、20〜60℃の温度で、行われる。
【0007】
使用するアルカリ金属塩は、好ましくは、ナトリウム・メトキシド又はカリウム・メトキシド、そして特に好ましくは、メタノール中30%ナトリウム・メトキシド溶液又は固体ナトリウム・メトキシド(例えば、95%)であり、ここで、1mol の4,6−ジクロロ−2−(メチルチオ)−1,3−ピリミジンに基づき、2〜3モル当量の、好ましくは、2.05〜2.50モル当量のメトキシドが、上記置換反応のために、使用される。好都合には、上記メトキシド溶液又は固体メトキシドは、それぞれ、2〜6時間の期間内に上記温度範囲内で、最初にチャージされた4,6−ジクロロ−2−(メチルチオ)−1,3−ピリミジンの溶液に滴下又は添加され、そして次に、上記反応混合物が、5〜10時間にわたり又は出発材料がもはや検出されなくなるまで、50〜60℃の温度で、撹拌される。
【0008】
上記反応時間の後、得られた混合物を、第2のステップにおける酸化のために、調製する。生成物の収率を最適化するために、上記反応混合物中に存在するメタノールのいくらかを、まず、減圧下で蒸留して除去し、ここで、この蒸留を、メタノールの合計量の50〜90%が、一旦、留去されたら、終了させる。次に、水、及び水に混和しない、共沸形成不活性有機溶媒、例えば、トルエンを、得られた反応混合物に添加し、そしてその混合物の全体を、撹拌しながら、30〜80℃に、好ましくは、30〜60°に加熱する。冷却後、水相を分離し、そして収率を最適化するために、もう一度、不活性有機溶媒と混合し、そして撹拌しながら、30〜80℃に、好ましくは、30〜60℃に加熱する。冷却後、水相を分離し、そして捨て、そして2つの有機相を併合し、そして減圧下、実質的に蒸発させる。40〜80℃に加熱された水を、得られた残渣に添加し、そして上記有機溶媒の残り全部を、水だけが、留出物中に検出されうるまで、共沸蒸留により除去する。
【0009】
第2のステップ(反応スキーム1)における、得られた、そして調製された4,6−ジメトキシ−2−(メチルチオ)−1,3−ピリミジンの酸化は、好都合には、プロトン溶媒又はプロトン溶媒混合物中で、行われ、そして、使用される酸化剤にしたがって、適宜、触媒の存在下で行われる。したがって、好都合には、濃縮された酸、例えば、カルボン酸、例えば、100%酢酸が、対応のカルボン酸の1〜80%、好ましくは、2〜10%の水性溶液が得られるまで、第1のステップから調製された水性反応混合物に添加される。このために、使用される酸化剤にしたがって、4,6−ジメトキシ−2−(メチルチオ)−1,3−ピリミジンに基づき、0.1〜0.2 mol%の触媒、例えば、タングステン酸塩、例えば、タングステン酸ナトリウムが添加され、そしてこの混合物は、70〜90℃に、好ましくは、75〜80℃に加熱される。次に、4,6−ジメトキシ−2−(メチルチオ)−1,3−ピリミジンに基づき、2〜4mol の、好ましくは、2.1〜3mol の酸化剤、例えば、過酸化物、例えば、20〜35%の過酸化水素溶液が、滴下される。この発熱性の酸化反応は、1〜6時間にわたり又はメチルチオピリミジン又はメチルスルホキシド・ピリミジンの全てがメチルスルホニルピリミジンに酸化されるまで、上記反応温度において維持される。
【0010】
上記の酸化が終了した後、上記反応混合物中に存在する過剰の酸化剤を、当業者に知られた慣用のやり方で、例えば、もはや酸化剤が検出されなくなるまで(ヨウ化カリウム/デンプン試験)、上記反応混合物に40%水性亜硫酸水素ナトリウム溶液を添加することにより、破壊し、そして上記のやり方で処理された上記反応混合物を、同一反応容器内で行われるその後の精製ステップのために、調製する。
【0011】
本発明に係る反応順序の1つの特徴は、精製ステップであり、これは、同一の反応容器内での“1−ポット反応”として続いて行われ、そして工業的プロセスのために大きな利点を提供する。なぜなら、複雑な分離ステップと精製ステップを回避し、そして装置に対する費用を低減することができるからである。
【0012】
このために、先行する2−ステップ反応順序において得られた水性酸性反応混合物を、まず、水性塩基を用いて、10〜90℃の温度で、5〜8の範囲内のpHに調整し、そして次に、以下の変法A)、変法B)又は変法C)のいずれかに従う:
【0013】
変法A)においては、上記の得られた水相は、0.5〜5時間にわたり、10〜90℃の温度範囲内で、そして上記のpHにおいて撹拌され、そして
変法B)においては、上記の得られた水相は、水と混和しない不活性有機溶媒、例えば、芳香族炭化水素、例えば、ベンゼン、トルエン又は異性体キシレンと混合され、そして得られた2相系は、適宜、相転移触媒を添加されて、0.5〜5時間にわたり、10〜90℃の温度範囲で、かつ、上記のpHにおいて、撹拌され、そして
変法C)においては、上記の得られた水相は、水と混和する有機溶媒、例えば、アルコールと混合されて、水−有機、1相系を作り、これを、0.5〜5時間にわたり、10〜90℃の温度範囲で、そして上記のpHにおいて撹拌する。
【0014】
このステップの間に、<10%の量で形成された、副生成物、特に、2,4−ビス(メチルスルホニル)−6−メトキシ−1,3−ピリミジンは、水溶性の副生成物、特に、2−ヒドロキシ−4−(メチルスルホニル)−6−メトキシ−1,3−ピリミジン、及び6−ヒドロキシ−2−(メチルスルホニル)−4−メトキシ−1,3−ピリミジンに加水分解され、そしてその低下及び上昇は、それぞれ、有機相中と水相中で、時間の経過にわたり、例えば、GC,HPLC又はTLCにより、直接、モニターされることができる(反応スキーム2)。
【0015】
好ましい水性塩基は、ヒドロキシド、例えば、水酸化アルカリ金属の水性溶液である。30%の水性水酸化ナトリウム溶液を使用することが好ましい。変法B)に従う好適な水に混和しない芳香族炭化水素は、特にトルエンであり、そして変法C)に従う好適な水に混和する有機溶媒は、特に、メタノールとエタノールである。
【0016】
変法A)の場合には、水相中での撹拌(加水分解)の後、変法AB)において、水に混和しない有機溶媒、及び適宜、変法B)の下での相転移触媒を、又は変法AC)において、変法C)の下で述べた、水に混和する有機溶媒を、より容易な生成物の単離のために、添加し、その後、5〜15分間にわたり、得られた2相(変法A)+AB))又は水−有機、1−相系(変法A)+AC))の撹拌を行い、そしてそれぞれ、変法B)とC)の下で記載した方法と同様にして、抽出する。
【0017】
変法B)又はA)+AB)に従う2相系の場合には、水相を分離し、そして所望の標的化合物の完全な抽出のために、先に使用されたものと同一の水に混和しない有機溶媒ともう一度混合し、そして2相系の全体を、5〜15分間、撹拌する。冷却後、水相を分離し、2つの有機相を併合し、そして上記有機溶媒を減圧下で留去する。反応スキーム2は、上記の濃縮プロセス(変法B)とA)+AB))を説明する。
【0018】
変法B)とA)+AB)のために好適な相転移触媒は、例えば、Angew. Chem., Int. Ed. Engl. 13, 170−179 (1974)中に列記された触媒、特に、第4アンモニウム塩、例えば、テトラアルキルアンモニウム・ハライド、及び特に、トリカプリルメチルアンモニウム・クロライド(Aliquat 336(商標))である。これら相転移触媒は、上記副生成物の加水分解を加速し、そして可溶化剤として、水相中の上記加水分解された副生成物の溶解効率を高める。上記相転移触媒は、生成物、4,6−ジメトキシ−2−(メチルスルホニル)−1,3−ピリミジンに基づき、0.1〜10 mol%の量で使用される。
【0019】
変法C)とA)+AC)によれば、所望の標的化合物は、水に難溶性であり、かつ、濾過により水−有機相から容易に分離されうる懸濁液として存在し、一方、加水分解され、そして水溶性の副生成物、例えば、2−ヒドロキシ−4−(メチルスルホニル)−6−メトキシ−、及び6−ヒドロキシ−2−(メチルスルホニル)−4−メトキシ−1,3−ピリミジンは、溶液中に残存する。
反応スキーム2は、上記濃縮プロセス(変法C)とA)とAC))を説明する。
【0020】
変法C)とAC)においては、生成物の収率を最適化するために、添加する水に混和する有機溶媒の割合を、一方において、上記反応混合物の均質性を保証し、そして他方において、収量の損失をできるだけ低くするようなレベルに、保つ。一般に、水に混和する溶媒の割合は、水性酸性反応混合物の量に基づき、5〜50重量%の範囲内にある。水に混和する有機溶媒の濃度があまりに高い場合、上記水性媒質中の標的化合物の溶解度は上昇して、低下した生成物の収率をもたらす。
【0021】
好ましい変法A)、B)又はC)においては、使用する水性塩基は、例えば、ヒドロキシド、例えば、水酸化アルカリ金属であり、これは、撹拌しながら、10〜90℃の反応温度において、その反応混合物のpH範囲が5〜8になるまで、上記水性酸性反応混合物に滴下され、そして次に、上記の得られた混合物は、変法A)に従って有機溶媒を添加せずに、変法B)に従って有機溶媒例えば、芳香族炭化水素、例えば、ベンゼン、トルエン又は異性体キシレンの添加後に、又は変法C)に従って有機溶媒、例えば、アルコールの添加後に、0.5〜5時間にわたり、上記温度範囲、かつ、上記pH範囲内で、撹拌される。
【0022】
上記のものの中にあって、使用される水性塩基が30%水性水酸化ナトリウム溶液であり、これが、75〜85℃の反応温度において、そのpHが6〜7になるまで上記水性酸性反応混合物に、有機溶媒を添加せずに(変法A))又は有機溶媒トルエンを添加して(変法B))又はメタノール又はエタノールを添加して(変法C))、滴下され、そして上記混合物が1〜3時間にわたり20〜80℃の温度範囲、及び上記pH範囲内で撹拌されるような、変法が好ましい。
【0023】
特に好ましい変法B)においては、水性反応混合物に添加される水に混和しない有機溶媒は、トルエンであり、相転移触媒として、形成される4,6−ジメトキシ−2−(メチルスルホニル)−1,3−ピリミジンに基づき、0.5〜5 mol%の量で、塩化トリカプリルメチルアンモニウム(Aliquat 336(商標))を使用する。
【0024】
中間体、4,6−ジメトキシ−2−(メチルチオ)−1,3−ピリミジン(単離されていないもの、反応スキーム1)は、化学的に安定であり、そして上記反応混合物から問題を伴わずに単離されることができるであろう。
【0025】
したがって、4,6−ジクロロ−2−(メチルチオ)−1,3−ピリミジンから出発する4,6−ジメトキシ−2−(メチルスルホニル)−1,3−ピリミジンの製造のための開始の2−ステップ反応順序を伴う本発明の方法の代替法として、開始の1−ステップ方法であって、出発材料、4,6−ジメトキシ−2−(メチルチオ)−1,3−ピリミジンを、水性酸性媒質中で、適宜、触媒の存在下で酸化し、ここで、本発明に係る精製ステップがその酸化の後に行われるような前記方法を使用することもできる。本発明は、この代替法をも提供する。
【0026】
【化1】
Figure 2004504387
【0027】
単離された生成物、4,6−ジメトキシ−2−(メチルスルホニル)−1,3−ピリミジンの総収率は、一般に、>75%であり、最終生成物の純度は、>98%である。
【0028】
出発材料、4,6−ジクロロ−2−(メチルチオ)−1,3−ピリミジンは、例えば、J. Org. Chem. 26, 792 (1961)から知られている。同様に、使用する試薬は全て、例えば、メトキシド、酸化剤、及び相転移触媒は、知られており、又はそれらは、知られた方法により調製されうる。
【0029】
本発明に係る方法は、知られた方法と、以下の点で相違する:
1)本発明に係る方法は、高純度、かつ、高収率で標的化合物、4,6−ジメトキシ−2−(メチルスルホニル)−1,3−ピリミジンを与え、
2)本発明に係る方法は、多目的プラント内で実施することができ、
3)本発明に係る方法は、連続的に、そしてバッケ毎(不連続)の両者において実施することができ、
4)ステップ2(酸化)、及び精製ステップに関して、本発明に係る方法は、“1−ポット反応”として設計され、
5)本発明に係る方法は、生成物の損失に関係する、複雑な再結晶化を要求せず、
【0030】
6)本発明に係る方法は、経済的、かつ、生態学的に有利なやり方で、4,6−ジメトキシ−2−(メチルスルホニル)−1,3−ピリミジンへの容易な直接アクセスを提供し、そして
7)本発明に係る方法は、“その場(in situ)”でのその後の反応、例えば、7−〔(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)チオ〕フタリド誘導体への変換を許容する。
【0031】
したがって、知られた方法に比較して、本発明に係る方法は、以下の利点を有する:
1)本発明に係る方法は、工業的プロセスのために特に好適であり、
2)本発明に係る方法は、複雑な分離ステップ、及び精製ステップを回避し、
3)本発明に係る方法は、有機溶媒(例えば、トルエン、及びメタノール)の容易な再利用を可能にし、そして/又はやっかいな廃棄物を回避し(水と、塩、例えば、塩化ナトリウム、及び硫酸ナトリウム、及び/又は酢酸ナトリウムだけが作られ)、そして
4)本発明に係る方法は、形成される4,6−ジメトキシ−2−(メチルスルホニル)−1,3−ピリミジンの、直接的な“その場”でのさらなる加工を可能にする。
【0032】
本発明に従って製造される4,6−ジメトキシ−2−(メチルスルホニル)−1,3−ピリミジンは、除草剤の合成における重要な中間体であり、そして例えば、EP−B−0 447 506中に記載され、そして反応スキーム1に説明されるように、除草性7−〔(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)チオ〕−3−メチルナフタリドの合成における中間体として、特に使用される。
【0033】
【化2】
Figure 2004504387
【0034】
使用される出発材料は、4,6−ジクロロ−2−(メチルチオ)−1,3−ピリミジンであり、これを、反応スキーム1に従って、及び先に記載したように、第1ステップにおいて、不活性有機溶媒中、アルカリ金属メトキシドと反応させて、4,6−ジメトキシ−2−(メチルチオ)−1,3−ピリミジン中間体を得、これを単離せず、上記不活性有機溶媒を水性プロトン溶媒により置き替え、そして、第2ステップにおいて、対応の4,6−ジメトキシ−2−(メチルスルホニル)−1,3−ピリミジンを、純粋な形態で、酸化、及び“1−ポット反応”として設計されたその後の精製ステップにより得る。反応スキーム1における形成された4,6−ジメトキシ−2−(メチルスルホニル)−1,3−ピリミジンと7−メルカプト−3−メチルナフタリドのその後の反応は、好都合には、0〜160℃の温度において、不活性有機溶媒、例えば、アルコール、エーテル、ケトン、ニトリル又はアミド、例えば、イソプロパノール、テトラヒドロフラン、ブタノン、アセトニトリル又はN,N−ジメチルホルムアミド中で、行われる。このような置換反応は、例えば、EP−B−0 447 506中に記載されている。
本発明に係る方法を、より詳細に、以下の実施例により説明する。
【0035】
実施例H1:4,6−ジメトキシ−2−(メチル−スルホニル)−1,3−ピリミジンの製造
20〜25℃において、トルエン中の溶液(55.7%)としての、525.6gの4,6−ジクロロ−2−(メチルチオ)−1,3−ピリミジン(1.5mol )を、まず、撹拌機、温度計、落下ファンネル、蒸留ヘッド、及びpHプローブを備えた平面−ジョイントフラスコ内にチャージし、そして583.2gの30%ナトリウム・メトキシド溶液(3.24mol )を、4時間の期間にわたり40〜42℃で滴下する。この反応は発熱性であり、そして容易に撹拌しうる懸濁液(塩化ナトリウム)を形成する。
【0036】
約1時間後、上記反応温度を54〜56℃に高め、そして混合物をこの温度で、5〜6時間、完全な変換が、例えば、ガス・クロマトグラフィーにより検出されるまで、撹拌する。次に、約363gの蒸留液が得られるまで、メタノールのいくらかを、60℃において減圧下、上記反応混合物から、留去する。その後、まず、360gのトルエン、そして次に750gの水を上記反応残渣に添加し、そして混合物を、40〜42℃の温度に達するまで、撹拌する。この混合物を15分間静置し、そして次に水相(約921g)を分離し、さらに150gのトルエンと混合し、そして5分間40〜42℃で撹拌する。次に、水相を15分間静置し、そして次に分離し、そして捨て、そして2つのトルエン相を併合し、そして減圧下、80℃で実質的に蒸発させる。
【0037】
60℃に予熱した330gの水を、得られた残渣に添加し、そして残ったトルエンを、水だけが留出物中に検出されるまで、共沸蒸留により除去する。
【0038】
36gの100%酢酸(0.6mol )と0.5gのタングステン酸ナトリウム(0.0015mol )を、次に、トルエンを含まない水性残渣に添加し、そしてその混合物全体を78〜80℃に加熱する。この温度で、350gの35%過酸化水素溶液(3.6mol )を、激しく撹拌しながら4時間の期間にわたり滴下する。この酸化は、発熱性であり、そしてGC分析が完全な変換、すなわち、4,6−ジメトキシ−2−(メチルスルホキシド)−1,3−ピリミジンがこれ以上存在しなくなるまで、1〜2時間、78〜80℃で続けられる。過剰の酸化剤を破壊するために、110gの亜硫酸水素ナトリウム溶液(40%、0.412mol )を、KI−デンプン紙を用いたテストが陰性の結果を与えるまで、上記反応混合物に30分の期間にわたり滴下する。
【0039】
次に、750gのトルエンを、上記水性酸性反応混合物に添加し、そして78〜80℃において、30%の水性水酸化ナトリウム溶液(約130g、0.975mol )を、そのpHが6.5になるまで、滴下し、そして、撹拌を、副生成物が上記水相と反応し、そしてその中に移行するまで、1〜3時間にわたり78〜80℃で滴下する(GC分析によれば、<0.2%の2,4−ビス(メチルスルホニル)−6−メトキシ−1,3−ピリミジンがトルエン相中に検出される)。上記反応混合物を、15分間静置し、そして次に水相を分離し、そして150gのトルエンと混合し、そして混合物全体を5分間、75〜80℃で撹拌する。良好な相分離を得るために、得られた2相系を静置し、水相(800g)を分離し、そして捨て、そして2つのトルエン相を併合し、そして約564gの蒸留液が得られるまで減圧下70℃で蒸発させる。所望の生成物が蒸留の間にさえ結晶化する。0〜−5℃まで冷却した後、混合物を濾別し、そして結晶残渣を1回トルエンで洗浄し、0〜−5℃に冷却する。結晶生成物を50℃減圧下で乾燥させる。これにより、(GC分析、カラムOV1701に従って)>99%の純度をもつ所望の2,4−ジメトキシ−2−(メチルスルホニル)−1,3−ピリミジン251.3g(理論値の76.4%)を得る。

Claims (24)

  1. 不活性有機溶媒中で4,6−ジクロロ−2−(メチルチオ)−1,3−ピリミジンをアルカリ金属メトキシドと反応させ、得られた4,6−ジメトキシ−2−(メチルチオ)−1,3−ピリミジンを水性酸性媒質に移し、そしてその後、適宜、触媒の存在下で、上記化合物を酸化することによる4,6−ジメトキシ−2−(メチルスルホニル)−1,3−ピリミジンの製造方法であって、ここで、上記酸化の後に、精製ステップが続き、このステップにおいて、上記水性酸性反応混合物が、5〜8の範囲内のpHに水性塩基を用いて調整され、そして有機溶媒の存在下又は不存在下で撹拌される、前記製造方法。
  2. 前記の使用される水性塩基がヒドロキシドである、請求項1に記載の方法。
  3. 前記の使用されるヒドロキシドがアルカリ金属ヒドロキシドである、請求項2に記載の方法。
  4. 30%水性水酸化ナトリウム溶液が使用される、請求項3に記載の方法。
  5. 前記pH範囲が6〜7である、請求項1に記載の方法。
  6. 前記有機溶媒が水と混和しない、請求項1に記載の方法。
  7. 前記有機溶媒が芳香族炭化水素である、請求項6に記載の方法。
  8. 前記の使用される芳香族炭化水素が、ベンゼン、トルエン又は異性体キシレンである、請求項7に記載の方法。
  9. トルエンが使用される、請求項8に記載の方法。
  10. 前記生成物4,6−ジメトキシ−2−(メチルスルホニル)−1,3−ピリミジンに基づき、0.1〜10 mol%の量で、相転移触媒が存在する、請求項6に記載の方法。
  11. 前記の使用される相転移触媒が、塩化トリカプリルメチルアンモニウム(Aliquat 336(商標))である、請求項10に記載の方法。
  12. 前記有機溶媒がトルエンであり、そして前記相転移触媒が、塩化トリカプリルメチルアンモニウム(Aliquat 336(商標))であり、そして前記の形成される生成物に基づき、0.5〜5 mol%の量で使用される、請求項6に記載の方法。
  13. 前記有機溶媒が水と混和しない、請求項1に記載の方法。
  14. 前記有機溶媒がアルコールである、請求項13に記載の方法。
  15. 前記の使用されるアルコールがメタノール又はエタノールである、請求項14に記載の方法。
  16. 前記の使用される水性塩基が、アルカリ金属ヒドロキシドであり、これが、撹拌しながら10〜90℃の反応温度において、その反応混合物のpHが5〜8になるまで、前記水性酸性反応混合物に滴下され、そしてこの混合物が、0.5〜5時間にわたり上記温度範囲内で、かつ、上記pHにおいて、有機溶媒を添加せずに(変法A)、撹拌される、請求項1に記載の方法。
  17. 前記の使用される水性塩基が、30%水性水酸化ナトリウムであり、これが、75〜85℃の反応温度において、そのpHが6〜7になるまで、前記水性酸性反応混合物に滴下され、そしてこの混合物が、1〜3時間にわたり20〜80℃の温度範囲内で、かつ、上記pHにおいて、撹拌される、請求項16に記載の方法。
  18. 前記の使用される水性塩基が、アルカリ金属ヒドロキシドであり、これが、撹拌しながら10〜90℃の反応温度において、その反応混合物のpHが5〜8になるまで、前記水性酸性反応混合物に滴下され、そしてこの混合物が、0.5〜5時間にわたり上記温度範囲内で、かつ、上記pHにおいて、撹拌される、請求項1に記載の方法。
  19. 前記の使用される水性塩基が、30%水性水酸化ナトリウムであり、これが、75〜85℃の反応温度において、そのpHが6〜7になるまで、前記水性酸性反応混合物に滴下され、そしてこの混合物が、1〜3時間にわたり20〜80℃の温度範囲内で、かつ、上記pHにおいて、撹拌される、請求項18に記載の方法。
  20. 前記の水と混合しない有機溶媒が、前記水性酸性反応混合物に基づき、5〜50重量%の割合で添加される、請求項13に記載の方法。
  21. 前記中間体4,6−ジメトキシ−2−(メチルチオ)−1,3−ピリミジンが単離されない、請求項1に記載の方法。
  22. 前記の酸化及び精製ステップが、“1ポット反応”と同一の反応容器内で行われる、請求項1に記載の方法。
  23. 4,6−ジメトキシ−2−(メチルスルホニル)−1,3−ピリミジンと7−メルカプト−3−メチルフタリドの反応により、7−〔(4,6−ジメトキシ−ピリミジン−2−イル)チオ〕−3−メチルフタリドの製造における、中間体としての、請求項1に従って製造された4,6−ジメトキシ−2−(メチルスルホニル)−1,3−ピリミジンの使用。
  24. 適宜、触媒の存在下、酸性媒質中4,6−ジメトキシ−2−(メチルチオ)−1,3−ピリミジンの酸化による4,6−ジメトキシ−2−(メチルスルホニル)−1,3−ピリミジンの製造方法であって、請求項1に記載の精製ステップが続いて行われる、前記製造方法。
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