JP2004501284A - 人間工学的衣服 - Google Patents
人間工学的衣服 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004501284A JP2004501284A JP2001529292A JP2001529292A JP2004501284A JP 2004501284 A JP2004501284 A JP 2004501284A JP 2001529292 A JP2001529292 A JP 2001529292A JP 2001529292 A JP2001529292 A JP 2001529292A JP 2004501284 A JP2004501284 A JP 2004501284A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seam
- longitudinal axis
- garment
- ergonomic
- sleeve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A41—WEARING APPAREL
- A41D—OUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
- A41D1/00—Garments
- A41D1/04—Vests, jerseys, sweaters or the like
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A41—WEARING APPAREL
- A41D—OUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
- A41D1/00—Garments
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A41—WEARING APPAREL
- A41D—OUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
- A41D1/00—Garments
- A41D1/007—Garments made by a helically or spirally wound material
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A41—WEARING APPAREL
- A41D—OUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
- A41D1/00—Garments
- A41D1/06—Trousers
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A41—WEARING APPAREL
- A41D—OUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
- A41D27/00—Details of garments or of their making
- A41D27/10—Sleeves; Armholes
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A41—WEARING APPAREL
- A41D—OUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
- A41D27/00—Details of garments or of their making
- A41D27/20—Pockets; Making or setting-in pockets
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A41—WEARING APPAREL
- A41D—OUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
- A41D27/00—Details of garments or of their making
- A41D27/24—Hems; Seams
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Details Of Garments (AREA)
- Outer Garments And Coats (AREA)
- Massaging Devices (AREA)
- Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
- Outerwear In General, And Traditional Japanese Garments (AREA)
- Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
Abstract
従来の衣服と比べてより立体的なフィット性をもたらす人間工学的衣服(10)が開示される。これらの人間工学的衣服(10)は、着用者の手足の運動平面に向かって湾曲するシームによって特徴付けられる。ズボンには、前部縦軸線(18)に向かって湾曲する外側シーム(12)及び後部縦軸線(22)に向かって湾曲する内側シーム(20)、又はその逆を有する脚部が設けられる。衣服、シャツ、及び、ブラウスには、1つ又はそれ以上の縦軸方向のシームを有する袖(30)が設けられ、このシームは、腕の運動平面と一致する、袖の前部又は後部に沿う縦軸線に向かって湾曲する。このような衣服は、直線的なシームを有する従来の衣服と比べて、運動のより大きな自由度を与える。
Description
【0001】
発明の分野
本発明は、一般に衣服に関し、より具体的には、人間の身体の湾曲及び動きに合うように構成された衣類に関する。
【0002】
発明の背景
従来の衣類は、通常、シーム(縫い目)を形成することにより互いに接合された複数の布加工素材から製作される。競争力を持つためには、製造コストを最小にする方法で衣服を製作することが必要である。このことは、直線的なシームが機械を用いて容易で安価に生産されることから、ほとんどの場合、できるだけ多くの直線的なシームを使用して互いに縫い込まれた衣服部分をもたらす結果となる。一般に、衣服を生産するのに必要な労働コストを減らすため、人間のミシンオペレータによる操作を必要とする湾曲した又は複雑な継ぎ目やシームは最小に保たれる。そのような従来の製作技術は、実質的に2次元的で平坦に見える衣類を生み出し、それは、小売店の環境で最小の空間を占めるように容易に折り畳まれ、製品の在庫コストを同じく低減する。
【0003】
しかし、人間の身体は、実質的に立体的なほぼ円筒形の形状で形成された湾曲構造である。従って、直線的シームの数を最大にする衣服を着用した場合、そのフィット性は最適以下であることが多く、手足が運動する方向の衣服の布は、着用者の自由な動きを妨げる。これは、腕又は脚の外側又は内側端部に沿って、又は、身体の側部に沿って、シームが従来的に側部に位置しているためである。脚や腕は、側部の方向には実質的に曲がらず、むしろ、腕、脚、及び、身体の前部及び後部に見出せる縦軸方向の軸線を通って延びる平面内をより頻繁に動くので、従って、余分な空間や余裕、及び、一般にシームに見出せる布の「余裕(give)」は無駄になっている。その結果、従来の衣類は、身体の自由で容易な動きを制限することが多く、特にそのような衣類がぴったりと合っている場合はそうである。
【0004】
最近になって、顧客は、制限的又はきつく体に合う衣類に対して、非常に大きい又は「ゆったりした」衣類を購入するという反応を示している。そのような衣類はぴったり過ぎることによる動きの制限はないものの、使用される余分な布地は、身体に伝える余分な重量をもたらし、極端な動きが行われる時に重なったりこすれたりして身体の自由な動きを妨げる可能性がある。
【0005】
このように、実質的に自由で快適な動きのための空間をもたらすために、人間の身体の立体的で実質的に円筒形の形状に合うように特別に製造された良好なフィット性を有する衣類への必要性が存在する。
【0006】
発明の概要
本発明は、互いに縫われてシームを形成した所定寸法を有する複数の加工用素材から製作され、少なくとも1つのシームが着用者の運動平面に向かって湾曲している人間工学的衣服を提供する。
【0007】
一実施形態において、人間工学的衣服は、各々が内側及び外側のシームを有する2つの脚部を有するズボンであり、内側及び外側シームは、各ズボン脚部の前部縦軸線及び後部縦軸線を縦軸方向に二分する運動平面に向かって湾曲する。好ましい実施形態においては、外側シームは、前部縦軸線に向かって湾曲し、内側シームは、後部縦軸線に向かって湾曲する。
【0008】
別の実施形態において、人間工学的衣服は、使用者の上半身を覆う袖付きの衣服であり、各袖は、その袖の前部縦軸線と後部縦軸線とを縦軸方向に二分する運動平面に向かって湾曲する少なくとも1つのシームを有する。
【0009】
更に別の実施形態において、本発明は、複数の布加工素材から人間工学的衣服を製作する方法を提供し、その場合、布加工素材は、着用者の1つ又はそれ以上の手足の運動平面に向かって湾曲する前記布加工素材間のシームを形成するために所定の大きさ及び形状に裁断され、そのように裁断された布加工素材は、衣服を製作する所定の方法で互いに縫い込まれる。
【0010】
本発明の他の形態及び利点は、本発明の原則を例示的に示す添付図面と関連させて為される以下の詳細説明から明らかになるであろう。
【0011】
最適な実施形態の詳細な説明
本発明の人間工学的衣服は、着用者の実質的に自由で妨げられない動きを可能にする十分な布地を適切な位置に準備するために、より立体的な形状を有する。
【0012】
図1〜図3は、本発明がもたらす衣服の1つの種類、すなわち、1着の人間工学的ズボン10を示す。動きの自由度を与えるより良いフィット性を得るのに必要な立体的形状を達成するためには、衣類で覆われた身体部分の「運動平面」内か、又は、その近くにシームを配置することが必要である。「運動平面」とは、身体の一部が動く平面である。例えば、図10で示すように、ひざは下肢をYZ平面で動かす。上肢も実質的にYZ平面で動く。従って、シームが脚の運動平面の近く又は内部にあるように、ズボンのシームを脚の内側及び外側端部から脚の前部縦軸線18及び後部縦軸線22にできるだけ近く移動することが非常に好ましい。
【0013】
シームを側部に沿うよりも前後部に置くようにズボンのデザインを全く改めることは可能であろうが、それは、根本的に新しいデザインを必要とし、股を形成してポケットを設けるための非常に異なる、恐らく高価な製作技術を必要とするであろう。それに加えて、そのような根本的に新しいデザインは、たとえフィット性が十分に改善されたとしても、顧客が受け入れないかも知れない。従って、図1及び図3に示すように、ウエスト14から臀部16付近までの外側シーム12の上部を、補償すべき動きがほとんどない身体の側部(又は、身体の側部の少し前方)にほぼ沿って配置し、次に、外側シーム12を脚の前部縦軸線18に向かって湾曲させることが好ましい。内側シーム20は、図2及び図3に示すように、股から脚の背部又は後部縦軸線22に向かって湾曲されることが好ましい。外側シーム12及び内側シーム20のこの湾曲は、ズボンの製作に使用される背面パネル及び前面脚パネル用の布加工素材を作り直すことによって最も容易に得られる。いくつかの場合には、股領域のシームを排除するために、当業技術で知られるように、湾曲した外側シームと内側シームとを股パネルと組み合わせることもまた必要であろう。
【0014】
様式的な観点からは、外側シーム12を脚の前部縦軸線18に向かって湾曲させ、内側シーム20を脚の背部縦軸線22に向かって湾曲させることが最も好ましいが、方向を逆にすること、例えば、外側シームを脚の背部縦軸線22に向かって移動し、内側シーム20を脚の前部縦軸線18に向かって移動させることもまた可能であろう。
【0015】
運動平面に向かってシームを移動する技術はまた、他の衣服にも同様に応用することができ、衣服をより立体的でよりフィット性の高いものにする。図4は、単一の布加工素材から形成された袖と、脇の下近くの位置から出て袖の前部縦軸線48における運動平面に向かって湾曲する単一の袖内側シーム26とを含むジャケット24を示す。この製作方法は、袖内側シームを、そのシームが実質的にその全長に亘って腕と身体との間に比較的隠されている腕の内側に沿って配置する従来の方法と好対照を成している。本発明の方法は、様式的な外観及びより立体的なフィット性を有する袖を提供する。着用者の胴体に対するより良いフィット性はまた、着用者の前面と、背骨から胸骨及びへそを通って延びる運動平面とに向かって、サイドシーム28を湾曲させることによりもたらすことができる。同様に、サイドシーム28は、図9に示すように着用者の後部に向かって湾曲させることもできる。
【0016】
図5〜図7に示すようなより良いフィット性を有する袖付き衣服は、1つよりもむしろ2つの布加工素材から各々の袖を製作し、内側シーム36及び外側シーム34を形成することによって準備することができる。第1の布加工素材30は、衣服の背と各袖の外側部分とを形成する。第2の布加工素材32は、各袖の内側部分を形成する。加工素材30及び32の間に形成された外側シームは、肩から実質的に各袖の前部縦軸線48における運動平面に沿って袖の前面を下方に延びる。加工素材30及び32の間に形成された内側シームは、脇の下から延びて、肘を袖の背部縦軸線50に沿って縦軸方向に二分する運動平面に向かって湾曲する。それに加えて、衣服の胴体部分には、背骨から胸骨及びへそを通って延びる運動平面に向かって延びるサイドシーム38を設けることにより、より良い更に立体的なフィット性をもたらすことができる。
【0017】
使用者に衣服をより容易に使用させるために衣服に関して変更できる別の形態は、ポケットである。従来のポケットは、一般に垂直及び水平方向に配列されている。この構成は、美学的には満足できるが、ポケットを使用に適さないものとする場合が多い。従って、本発明の人間工学的衣服については、ポケットを衣服の下方に更に下げ、図8に示すように、ポケット40の開き42をポケット40を使用することになる手の腕の方に向けて、ポケットを通常の向きから角度αで配置することが好ましい。これは、ポケットへのアクセスを容易にする。図8に示すように、シャツ及び/又はジャケットのポケット40は、好ましくは、ポケットの開きをそのポケットにアクセスすることになる手の腕に向かって傾ける又は角度をつけて、衣服の前面に低く配置される。図2及び図3に示すように、ポケット40がズボンの背部に配置される場合、それらは、臀部の下方に更に下げられて(ウエストバンドに近く上方に位置するよりも)傾けられるために、各ポケット40の開き42がそのポケット40が取り付けられたズボン脚部の外側シームに向かって傾斜し、それはまた、ポケットの開きをそのポケットにアクセスする可能性が最も高い手の腕に向かって傾斜させる。時計入れポケットのような小さい又は名ばかりのポケットは、全体を取り除くか、又は、より好ましくは、より大きくして人間工学的衣服に使用される時に役立つようにされる。図1に示すように、時計入れポケット44は、その幅が実質的にポケットの開きの全体幅に亘って延び、手をズボン10のウエストバンドのすぐ下に位置する時計入れポケットの開き46を通って容易に挿入できるように、その従来の大きさから劇的に大きさを増大させることができる。
【0018】
本発明の人間工学的衣服を製作するためには、良好な立体的フィット性を備えるのに必要な湾曲をもたらすことになる、所定の大きさ及び形状を有する衣服加工素材を設計する必要がある。例えば、図11に示すように、ズボンの1つの型を本発明の下で製作するのに必要な加工素材には、右バックパネル100、左バックパネル102,右フロントパネル104、左フロントパネル106,ウエストバンド120、左右フロントポケット110及び108、左右フロントフェーシング118及び116,右チャック加工素材126及び左チャック加工素材128、左右後部ポケット120及び122、及び、時計入れポケット124が含まれる。これらの部分、特にこの型に対するバックパネルは、それらが予め決められたように互いに縫い込まれた時、各ズボン脚部の背部縦軸線に向かって湾曲する内側シームが形成され、各ズボン脚部の前部縦軸線に向かって湾曲する外側シームが形成されることになるように形作られる。
【0019】
当業者は、上述の実施形態が単に例証的であって、本明細書の教示の精神に基づく他の方式も本発明の範囲に含まれることを認めるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明のズボンの正面全体図である。
【図2】
図1に示すズボンの後面全体図である。
【図3】
本発明のズボンの側面全体図である。
【図4】
本発明のジャケットの正面全体図である。
【図5】
本発明のシャツの背面全体図である。
【図6】
図5のシャツの正面図である。
【図7】
図5のシャツの側面図である。
【図8】
本発明の別のシャツの正面図である。
【図9】
図8のシャツの背面図である。
【図10】
1つの手足の回転平面を示す図である。
【図11】
本発明のズボンを製作するための布加工素材を示す図である。
発明の分野
本発明は、一般に衣服に関し、より具体的には、人間の身体の湾曲及び動きに合うように構成された衣類に関する。
【0002】
発明の背景
従来の衣類は、通常、シーム(縫い目)を形成することにより互いに接合された複数の布加工素材から製作される。競争力を持つためには、製造コストを最小にする方法で衣服を製作することが必要である。このことは、直線的なシームが機械を用いて容易で安価に生産されることから、ほとんどの場合、できるだけ多くの直線的なシームを使用して互いに縫い込まれた衣服部分をもたらす結果となる。一般に、衣服を生産するのに必要な労働コストを減らすため、人間のミシンオペレータによる操作を必要とする湾曲した又は複雑な継ぎ目やシームは最小に保たれる。そのような従来の製作技術は、実質的に2次元的で平坦に見える衣類を生み出し、それは、小売店の環境で最小の空間を占めるように容易に折り畳まれ、製品の在庫コストを同じく低減する。
【0003】
しかし、人間の身体は、実質的に立体的なほぼ円筒形の形状で形成された湾曲構造である。従って、直線的シームの数を最大にする衣服を着用した場合、そのフィット性は最適以下であることが多く、手足が運動する方向の衣服の布は、着用者の自由な動きを妨げる。これは、腕又は脚の外側又は内側端部に沿って、又は、身体の側部に沿って、シームが従来的に側部に位置しているためである。脚や腕は、側部の方向には実質的に曲がらず、むしろ、腕、脚、及び、身体の前部及び後部に見出せる縦軸方向の軸線を通って延びる平面内をより頻繁に動くので、従って、余分な空間や余裕、及び、一般にシームに見出せる布の「余裕(give)」は無駄になっている。その結果、従来の衣類は、身体の自由で容易な動きを制限することが多く、特にそのような衣類がぴったりと合っている場合はそうである。
【0004】
最近になって、顧客は、制限的又はきつく体に合う衣類に対して、非常に大きい又は「ゆったりした」衣類を購入するという反応を示している。そのような衣類はぴったり過ぎることによる動きの制限はないものの、使用される余分な布地は、身体に伝える余分な重量をもたらし、極端な動きが行われる時に重なったりこすれたりして身体の自由な動きを妨げる可能性がある。
【0005】
このように、実質的に自由で快適な動きのための空間をもたらすために、人間の身体の立体的で実質的に円筒形の形状に合うように特別に製造された良好なフィット性を有する衣類への必要性が存在する。
【0006】
発明の概要
本発明は、互いに縫われてシームを形成した所定寸法を有する複数の加工用素材から製作され、少なくとも1つのシームが着用者の運動平面に向かって湾曲している人間工学的衣服を提供する。
【0007】
一実施形態において、人間工学的衣服は、各々が内側及び外側のシームを有する2つの脚部を有するズボンであり、内側及び外側シームは、各ズボン脚部の前部縦軸線及び後部縦軸線を縦軸方向に二分する運動平面に向かって湾曲する。好ましい実施形態においては、外側シームは、前部縦軸線に向かって湾曲し、内側シームは、後部縦軸線に向かって湾曲する。
【0008】
別の実施形態において、人間工学的衣服は、使用者の上半身を覆う袖付きの衣服であり、各袖は、その袖の前部縦軸線と後部縦軸線とを縦軸方向に二分する運動平面に向かって湾曲する少なくとも1つのシームを有する。
【0009】
更に別の実施形態において、本発明は、複数の布加工素材から人間工学的衣服を製作する方法を提供し、その場合、布加工素材は、着用者の1つ又はそれ以上の手足の運動平面に向かって湾曲する前記布加工素材間のシームを形成するために所定の大きさ及び形状に裁断され、そのように裁断された布加工素材は、衣服を製作する所定の方法で互いに縫い込まれる。
【0010】
本発明の他の形態及び利点は、本発明の原則を例示的に示す添付図面と関連させて為される以下の詳細説明から明らかになるであろう。
【0011】
最適な実施形態の詳細な説明
本発明の人間工学的衣服は、着用者の実質的に自由で妨げられない動きを可能にする十分な布地を適切な位置に準備するために、より立体的な形状を有する。
【0012】
図1〜図3は、本発明がもたらす衣服の1つの種類、すなわち、1着の人間工学的ズボン10を示す。動きの自由度を与えるより良いフィット性を得るのに必要な立体的形状を達成するためには、衣類で覆われた身体部分の「運動平面」内か、又は、その近くにシームを配置することが必要である。「運動平面」とは、身体の一部が動く平面である。例えば、図10で示すように、ひざは下肢をYZ平面で動かす。上肢も実質的にYZ平面で動く。従って、シームが脚の運動平面の近く又は内部にあるように、ズボンのシームを脚の内側及び外側端部から脚の前部縦軸線18及び後部縦軸線22にできるだけ近く移動することが非常に好ましい。
【0013】
シームを側部に沿うよりも前後部に置くようにズボンのデザインを全く改めることは可能であろうが、それは、根本的に新しいデザインを必要とし、股を形成してポケットを設けるための非常に異なる、恐らく高価な製作技術を必要とするであろう。それに加えて、そのような根本的に新しいデザインは、たとえフィット性が十分に改善されたとしても、顧客が受け入れないかも知れない。従って、図1及び図3に示すように、ウエスト14から臀部16付近までの外側シーム12の上部を、補償すべき動きがほとんどない身体の側部(又は、身体の側部の少し前方)にほぼ沿って配置し、次に、外側シーム12を脚の前部縦軸線18に向かって湾曲させることが好ましい。内側シーム20は、図2及び図3に示すように、股から脚の背部又は後部縦軸線22に向かって湾曲されることが好ましい。外側シーム12及び内側シーム20のこの湾曲は、ズボンの製作に使用される背面パネル及び前面脚パネル用の布加工素材を作り直すことによって最も容易に得られる。いくつかの場合には、股領域のシームを排除するために、当業技術で知られるように、湾曲した外側シームと内側シームとを股パネルと組み合わせることもまた必要であろう。
【0014】
様式的な観点からは、外側シーム12を脚の前部縦軸線18に向かって湾曲させ、内側シーム20を脚の背部縦軸線22に向かって湾曲させることが最も好ましいが、方向を逆にすること、例えば、外側シームを脚の背部縦軸線22に向かって移動し、内側シーム20を脚の前部縦軸線18に向かって移動させることもまた可能であろう。
【0015】
運動平面に向かってシームを移動する技術はまた、他の衣服にも同様に応用することができ、衣服をより立体的でよりフィット性の高いものにする。図4は、単一の布加工素材から形成された袖と、脇の下近くの位置から出て袖の前部縦軸線48における運動平面に向かって湾曲する単一の袖内側シーム26とを含むジャケット24を示す。この製作方法は、袖内側シームを、そのシームが実質的にその全長に亘って腕と身体との間に比較的隠されている腕の内側に沿って配置する従来の方法と好対照を成している。本発明の方法は、様式的な外観及びより立体的なフィット性を有する袖を提供する。着用者の胴体に対するより良いフィット性はまた、着用者の前面と、背骨から胸骨及びへそを通って延びる運動平面とに向かって、サイドシーム28を湾曲させることによりもたらすことができる。同様に、サイドシーム28は、図9に示すように着用者の後部に向かって湾曲させることもできる。
【0016】
図5〜図7に示すようなより良いフィット性を有する袖付き衣服は、1つよりもむしろ2つの布加工素材から各々の袖を製作し、内側シーム36及び外側シーム34を形成することによって準備することができる。第1の布加工素材30は、衣服の背と各袖の外側部分とを形成する。第2の布加工素材32は、各袖の内側部分を形成する。加工素材30及び32の間に形成された外側シームは、肩から実質的に各袖の前部縦軸線48における運動平面に沿って袖の前面を下方に延びる。加工素材30及び32の間に形成された内側シームは、脇の下から延びて、肘を袖の背部縦軸線50に沿って縦軸方向に二分する運動平面に向かって湾曲する。それに加えて、衣服の胴体部分には、背骨から胸骨及びへそを通って延びる運動平面に向かって延びるサイドシーム38を設けることにより、より良い更に立体的なフィット性をもたらすことができる。
【0017】
使用者に衣服をより容易に使用させるために衣服に関して変更できる別の形態は、ポケットである。従来のポケットは、一般に垂直及び水平方向に配列されている。この構成は、美学的には満足できるが、ポケットを使用に適さないものとする場合が多い。従って、本発明の人間工学的衣服については、ポケットを衣服の下方に更に下げ、図8に示すように、ポケット40の開き42をポケット40を使用することになる手の腕の方に向けて、ポケットを通常の向きから角度αで配置することが好ましい。これは、ポケットへのアクセスを容易にする。図8に示すように、シャツ及び/又はジャケットのポケット40は、好ましくは、ポケットの開きをそのポケットにアクセスすることになる手の腕に向かって傾ける又は角度をつけて、衣服の前面に低く配置される。図2及び図3に示すように、ポケット40がズボンの背部に配置される場合、それらは、臀部の下方に更に下げられて(ウエストバンドに近く上方に位置するよりも)傾けられるために、各ポケット40の開き42がそのポケット40が取り付けられたズボン脚部の外側シームに向かって傾斜し、それはまた、ポケットの開きをそのポケットにアクセスする可能性が最も高い手の腕に向かって傾斜させる。時計入れポケットのような小さい又は名ばかりのポケットは、全体を取り除くか、又は、より好ましくは、より大きくして人間工学的衣服に使用される時に役立つようにされる。図1に示すように、時計入れポケット44は、その幅が実質的にポケットの開きの全体幅に亘って延び、手をズボン10のウエストバンドのすぐ下に位置する時計入れポケットの開き46を通って容易に挿入できるように、その従来の大きさから劇的に大きさを増大させることができる。
【0018】
本発明の人間工学的衣服を製作するためには、良好な立体的フィット性を備えるのに必要な湾曲をもたらすことになる、所定の大きさ及び形状を有する衣服加工素材を設計する必要がある。例えば、図11に示すように、ズボンの1つの型を本発明の下で製作するのに必要な加工素材には、右バックパネル100、左バックパネル102,右フロントパネル104、左フロントパネル106,ウエストバンド120、左右フロントポケット110及び108、左右フロントフェーシング118及び116,右チャック加工素材126及び左チャック加工素材128、左右後部ポケット120及び122、及び、時計入れポケット124が含まれる。これらの部分、特にこの型に対するバックパネルは、それらが予め決められたように互いに縫い込まれた時、各ズボン脚部の背部縦軸線に向かって湾曲する内側シームが形成され、各ズボン脚部の前部縦軸線に向かって湾曲する外側シームが形成されることになるように形作られる。
【0019】
当業者は、上述の実施形態が単に例証的であって、本明細書の教示の精神に基づく他の方式も本発明の範囲に含まれることを認めるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明のズボンの正面全体図である。
【図2】
図1に示すズボンの後面全体図である。
【図3】
本発明のズボンの側面全体図である。
【図4】
本発明のジャケットの正面全体図である。
【図5】
本発明のシャツの背面全体図である。
【図6】
図5のシャツの正面図である。
【図7】
図5のシャツの側面図である。
【図8】
本発明の別のシャツの正面図である。
【図9】
図8のシャツの背面図である。
【図10】
1つの手足の回転平面を示す図である。
【図11】
本発明のズボンを製作するための布加工素材を示す図である。
Claims (19)
- 互いに縫い込まれてシームを形成した所定寸法を有する複数の加工素材から製作された人間工学的衣服であって、
少なくとも1つのシームは、着用者の運動平面に向かって湾曲される、
ことを特徴とする人間工学的衣服。 - 各々が内側シーム及び外側シームを有する2つの脚部を備えるズボンを含み、
前記内側シーム及び外側シームのうちの少なくとも1つは、前記ズボン脚部の前部縦軸線及び後部縦軸線を縦軸方向に二分する運動平面に向かって湾曲する、
ことを特徴とする請求項1に記載の人間工学的衣服。 - 前記外側シームは、前記ズボン脚部の前記前部縦軸線に向かって湾曲することを特徴とする請求項2に記載の人間工学的衣服。
- 前記内側シームは、前記ズボン脚部の背部縦軸線に向かって更に湾曲することを特徴とする請求項3に記載の人間工学的衣服。
- 少なくとも一方のズボン脚部の後部に取り付けられ、前記外側シームに向かって曲げられた開きを有する、ポケットを更に含むことを特徴とする請求項2に記載の人間工学的衣服。
- 各々が少なくとも1つのシームを備える2つの袖を有する、着用者の上半身を覆う衣服を含み、
前記シームは、前記袖の前部縦軸線及び後部縦軸線を縦軸方向に二分する運動平面に向かって湾曲する、
ことを特徴とする請求項1に記載の人間工学的衣服。 - 前記シームは、前記袖の前記前部に向かって湾曲することを特徴とする請求項6に記載の人間工学的衣服。
- 各袖は、内側シームを有し、
前記内側シームの各々は、前記背部縦軸線に向かって湾曲する、
ことを特徴とする請求項6に記載の人間工学的衣服。 - 各袖は、外側シームを更に有し、
前記外側シームの各々は、前記前部縦軸線に向かって湾曲する、
ことを特徴とする請求項8に記載の人間工学的衣服。 - 前記衣服の前部に、最も近くの袖に向くように傾けられた開きを有する少なくとも1つのポケットを含むことを特徴とする請求項6に記載の人間工学的衣服。
- ジャケット、シャツ、及び、ブラウスから成る群から選択されることを特徴とする請求項6に記載の人間工学的衣服。
- 着用者の1つ又はそれ以上の手足の運動平面に向かって湾曲するシームを加工素材間に形成するために、加工素材を所定の大きさ及び形状に裁断する段階と、
衣服を製作する所定の方法で前記加工素材を互いに縫い込む段階と、
を含むことを特徴とする、複数の布加工素材から人間工学的衣服を製作する方法。 - 前記加工素材は、ズボンを形成するために互いに縫い込まれることを特徴とする請求項12に記載の方法。
- 前記シームは、前部縦軸線及び後部縦軸線を有するズボン脚部を形成する外側シーム及び内側シームを含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
- 前記外側シームは、前記前部縦軸線に向かって湾曲するように形成されることを特徴とする請求項14に記載の方法。
- 前記内側シームは、前記後部縦軸線に向かって湾曲するように形成されることを特徴とする請求項15に記載の方法。
- 前記加工素材は、着用者の上半身部分に着用する袖付き衣服を形成するために互いに縫い込まれることを特徴とする請求項12に記載の方法。
- 前記シームは、前部縦軸線及び後部縦軸線を有する袖を形成する、少なくとも内側シームを含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。
- 前記内側シームは、前記前部縦軸線に向かって湾曲するように形成されることを特徴とする請求項18に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/415,688 US6421831B1 (en) | 1999-06-09 | 1999-10-08 | Ergonomic garments |
PCT/US2000/027980 WO2001026494A1 (en) | 1999-10-08 | 2000-10-10 | Ergonomic garments |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004501284A true JP2004501284A (ja) | 2004-01-15 |
Family
ID=23646762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001529292A Pending JP2004501284A (ja) | 1999-10-08 | 2000-10-10 | 人間工学的衣服 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6421831B1 (ja) |
EP (1) | EP1227739B1 (ja) |
JP (1) | JP2004501284A (ja) |
AT (1) | ATE421259T1 (ja) |
AU (1) | AU8006600A (ja) |
CA (1) | CA2382733C (ja) |
DE (1) | DE60041455D1 (ja) |
MX (1) | MXPA02003580A (ja) |
WO (1) | WO2001026494A1 (ja) |
Families Citing this family (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003147610A (ja) * | 2001-11-02 | 2003-05-21 | La-Sara Kk | スーツ |
US7500274B1 (en) * | 2003-02-26 | 2009-03-10 | Toklat Originals, Inc. | Equestrian pants |
US6874162B2 (en) | 2003-03-25 | 2005-04-05 | Kaplan-Simon Co. | Reversible jacket having multiple hoods |
US20050229283A1 (en) * | 2004-04-15 | 2005-10-20 | Mike Towle | Fire protective coat with enhanced sleeve movements and reduced rise |
JP3872079B2 (ja) * | 2004-10-27 | 2007-01-24 | 株式会社シマノ | 自転車搭乗用衣服 |
US20070000015A1 (en) * | 2005-06-29 | 2007-01-04 | Alaniz Irma P | Athletic garment |
US20070028351A1 (en) * | 2005-07-19 | 2007-02-08 | Coolik Michael A | Garment with improved sleeve movement |
US20080078009A1 (en) * | 2006-10-02 | 2008-04-03 | Longworth Industries, Inc. | Shirt construction |
US20070245446A1 (en) * | 2007-06-12 | 2007-10-25 | Dr. Direne Marie Allen | Iddo garment |
DE102008038360A1 (de) | 2008-08-19 | 2010-03-04 | Adidas International Marketing B.V. | Bekleidungsstück |
US20100064412A1 (en) * | 2008-09-18 | 2010-03-18 | Susan Slutzky | Baby poncho |
IT1401348B1 (it) * | 2010-07-30 | 2013-07-18 | Max Mara S R L Societa Unipersonale | Tasca per indumento, metodo di confezionamento della tasca e relativo indumento. |
WO2014043621A1 (en) * | 2012-09-14 | 2014-03-20 | Abc Global, Llc | Cool comfort suit |
US9480289B1 (en) * | 2014-02-04 | 2016-11-01 | Raphael Quander | Garment with elastic seams |
USD779160S1 (en) * | 2014-07-07 | 2017-02-21 | Guangzhou Zengcheng Guangying Garment Co., Ltd. | Trousers with selvage |
USD758696S1 (en) * | 2014-10-03 | 2016-06-14 | Diesel S.p.A. | Jeans |
USD764755S1 (en) * | 2015-04-30 | 2016-08-30 | AMO Denim, LLC | Pants with twisted outseam |
USD785286S1 (en) | 2015-06-12 | 2017-05-02 | Nike, Inc. | Pant |
USD755477S1 (en) * | 2015-09-29 | 2016-05-10 | Earl E Hall | Pants with utility pocket |
USD795534S1 (en) | 2015-11-19 | 2017-08-29 | Nike, Inc. | Pant |
USD770140S1 (en) * | 2015-11-19 | 2016-11-01 | Earle W. Kolb | Jacket with snakeskin-like pattern |
US20170273369A1 (en) * | 2016-03-22 | 2017-09-28 | Williamson-Dickie Manufacturing Compaqny | Trousers and method |
USD982283S1 (en) | 2021-06-08 | 2023-04-04 | Earle W. Kolb | Jacket with snakeskin-like pattern |
Family Cites Families (25)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US139121A (en) | 1873-05-20 | Improvement in fastening pocket-openings | ||
US1999927A (en) | 1934-07-07 | 1935-04-30 | Grunbaum Milton | Riveted garment |
US2237818A (en) | 1939-10-11 | 1941-04-08 | Levi Strauss And Company | Box plait for shirt fronts |
GB649921A (en) * | 1948-02-25 | 1951-02-07 | Dunlop Rubber Co | Improvements in mackintoshes and other protective articles |
US2968813A (en) | 1959-04-27 | 1961-01-24 | Levi Strauss And Company | Garment pocket structure |
US3323140A (en) * | 1965-03-01 | 1967-06-06 | Morris Shirley | Garment of pants type with non-sagging rear thigh portions |
US3654632A (en) * | 1970-06-18 | 1972-04-11 | Flora L Lacroix | Clothing sleeve |
US3744052A (en) * | 1971-09-09 | 1973-07-10 | C Rector | Jacket construction for underwater diving garment and making the same |
US3996622A (en) * | 1973-04-13 | 1976-12-14 | Cooke Ann V | Form-fitting trousers |
US4015318A (en) | 1974-05-15 | 1977-04-05 | Levi Strauss & Co. | Method of skewing twill fabric to avoid leg twist |
US3959826A (en) * | 1974-05-15 | 1976-06-01 | Levi Strauss & Co. | Method of skewing twill fabric to avoid leg twist |
US4488317A (en) * | 1983-08-16 | 1984-12-18 | Polsky Bernice B | Pants-like garments having a seamless crotch construction |
US4625336A (en) * | 1985-05-30 | 1986-12-02 | Nike, Inc. | Athletic garment |
DE8701148U1 (ja) * | 1987-01-24 | 1987-08-06 | Beluga Tauchsport Gmbh & Co, 2725 Bothel, De | |
US4785480A (en) * | 1987-04-03 | 1988-11-22 | Polsky Bernice B | No-bind pants with seamless crotch |
DE8905554U1 (ja) | 1989-05-03 | 1989-07-20 | F. Fluhr, Draht- Und Metallwarenfabrik Gmbh, 8935 Fischach, De | |
IL93784A (en) * | 1990-03-18 | 1992-09-06 | Yitzhak Wagner | Anatomically fitted trousers |
JPH0641641B2 (ja) * | 1990-06-21 | 1994-06-01 | 株式会社ワコール | テーピング機能を有するロングガードル等下半身用被服 |
JP2603769B2 (ja) * | 1991-05-22 | 1997-04-23 | 株式会社 ワコール | 人体の体表面に圧接して着用されるテーピング機能を有する下腿部用サポーター |
CA2153923A1 (en) * | 1994-08-04 | 1996-02-05 | David Loring Covington | Reinforced sleeve for surgical gown |
US5768135A (en) | 1994-08-12 | 1998-06-16 | Custom Clothing Technology Corporation | Custom apparel manufacturing apparatus and method |
JP3668316B2 (ja) * | 1996-03-04 | 2005-07-06 | オンヨネ株式会社 | スポーツウェア |
FR2754680B1 (fr) * | 1996-10-17 | 1999-01-22 | Le Vetement Des Temps Nouveaux | Vetement de protection du type pantalon, destine a proteger les jambes d'une personne |
US5737773A (en) * | 1997-02-20 | 1998-04-14 | Dicker; Timothy P. | Aerobic exercise garment |
JPH1112814A (ja) * | 1997-06-13 | 1999-01-19 | Descente Ltd | テ−ピング機能タイツ |
-
1999
- 1999-10-08 US US09/415,688 patent/US6421831B1/en not_active Expired - Fee Related
-
2000
- 2000-10-10 MX MXPA02003580A patent/MXPA02003580A/es active IP Right Grant
- 2000-10-10 EP EP00970731A patent/EP1227739B1/en not_active Revoked
- 2000-10-10 AU AU80066/00A patent/AU8006600A/en not_active Abandoned
- 2000-10-10 CA CA002382733A patent/CA2382733C/en not_active Expired - Fee Related
- 2000-10-10 DE DE60041455T patent/DE60041455D1/de not_active Expired - Fee Related
- 2000-10-10 JP JP2001529292A patent/JP2004501284A/ja active Pending
- 2000-10-10 WO PCT/US2000/027980 patent/WO2001026494A1/en active Application Filing
- 2000-10-10 AT AT00970731T patent/ATE421259T1/de not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA2382733C (en) | 2006-01-31 |
MXPA02003580A (es) | 2003-07-21 |
EP1227739B1 (en) | 2009-01-21 |
ATE421259T1 (de) | 2009-02-15 |
CA2382733A1 (en) | 2001-04-19 |
AU8006600A (en) | 2001-04-23 |
DE60041455D1 (de) | 2009-03-12 |
US6421831B1 (en) | 2002-07-23 |
EP1227739A4 (en) | 2004-10-20 |
WO2001026494A1 (en) | 2001-04-19 |
EP1227739A1 (en) | 2002-08-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2004501284A (ja) | 人間工学的衣服 | |
CN112118756B (zh) | 带有压缩剪接片的服装 | |
US7083494B2 (en) | Article of clothing with built in support system | |
US9259036B2 (en) | Pivot sleeve | |
JP6551759B1 (ja) | カップ付き衣類 | |
JP3124196U (ja) | 女性用上衣 | |
JP2003147610A (ja) | スーツ | |
US20060286900A1 (en) | Upper body controlling and smoothing bodysuit | |
JP3507416B2 (ja) | 作業服上衣、作業服下衣および作業つなぎ服 | |
JP4537553B2 (ja) | 上着 | |
JP2987087B2 (ja) | 被 服 | |
JPH09273008A (ja) | 補整機能を備えた股部を有する衣類 | |
JP3208068U (ja) | 衣服 | |
JP3246017U (ja) | 立体型のズボン | |
JP3012019U (ja) | 股部を有するフィットタイプの衣類 | |
JP4163775B2 (ja) | 袖付き衣服 | |
CN220000880U (zh) | 5d动态立体裁剪服装 | |
KR20120040558A (ko) | 올인원 | |
JP3221009U (ja) | ジャケット | |
JPH034647B2 (ja) | ||
JPH01124603A (ja) | 上衣 | |
JP2017082347A (ja) | 上衣 | |
CN114009867A (zh) | 一种合体型西裤裤腿的制作方法 | |
JP2571552Y2 (ja) | 袖付衣服の簡易サイズアップ構造 | |
JP2022111240A5 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050118 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20050413 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20050421 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051122 |