JP2004359347A - 缶体 - Google Patents

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Abstract

【課題】凹部の視認性を向上させることにより、極めて浅く微細な凹部とすることができ、缶胴の美観を向上させながら、缶胴の外周表面に施される文字等の印刷の歪みが少なく、しかも、凹部を形成した際の缶胴の容量変化が極めて少ない缶体を提供する。
【解決手段】
円筒状の缶胴2の周壁に凹部3を設ける。凹部3は、その最深部4から連続して缶胴2の外周表面5に至る内側壁6を備える。内側壁6は、最深部4との境界に位置する第1湾曲面7と、第1湾曲面7より曲率半径が大とされて缶胴3の外周表面5に連続する第2湾曲面8とを備える。第1湾曲面7と第2湾曲面8とで光の反射方向が異なり、最深部4と内側壁6とに極度の明暗差が生じて凹部3の視認性が向上する。
【選択図】図3

Description

本発明は、飲料等を内容物とする缶体に関する。
この種の飲料等を内容物とする缶体においては、内容物のイメージを向上させて消費者の購買意欲を高めるようなデザインを備えることが好ましい。従来、缶体のデザイン性を向上させるために缶胴への印刷が採用されることが知られているが、近年では、より鮮烈に商品を印象付けるために、缶胴周壁に複数の凹部を形成することにより立体模様を付与した缶体が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、この種の缶体に設けられた各凹部は、その一つ一つが缶胴の外表面において占める面積が比較的広くその深さ寸法も比較的大であるため各凹部の視認性が高い反面、缶胴周壁に施された商品表示等のための印刷が歪んで見難くなる不都合がある。しかも、各凹部一つ一つの面積や深さ寸法が大であると、凹部を形成する前の缶胴の容量と、凹部を形成した後の缶胴の容量との差が比較的大となる不都合がある。また、比較的大きな凹部加工を施した場合には加工変形により内外面被覆層が損傷するおそれがある。
そこで、凹部の形状(大きさや深さ)を小とすることで、印刷の歪みを抑えると共に缶胴の容量変化を小とし、内外面被覆層を良好に維持することが考えられるが、凹部の大きさや深さを小とすることによって、凹部自体の視認性が低下して目立たなくなる不都合がある。
特公平7−102417号公報
かかる不都合を解消して、本発明は、凹部の視認性を向上させることにより、極めて浅く微細な凹部とすることができ、缶胴の美観を向上させながら、缶胴の外周表面に施される文字等の印刷の歪みが少なく且つ凹部を形成した際の缶胴の容量変化が極めて少なく、しかも、加工変形による内外面被覆層の損傷を防止することができる缶体を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明は、円筒状の缶胴の周壁に凹部からなる立体模様が設けられた缶体において、前記凹部は、その最深部から連続して缶胴の外周表面に至る内側壁を備え、該内側壁は、該内側壁と該最深部との境界に位置して該凹部の凹入方向に湾曲する第1湾曲面と、該第1湾曲面と反対方向に湾曲し且つ該第1湾曲面より曲率半径が大とされて缶胴の外周表面に連続する第2湾曲面とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、前記凹部の内側壁に凹入方向に湾曲する第1湾曲面と、該第1湾曲面と反対方向に湾曲する第2湾曲面とを備えることによって、前記凹部に光が照射されたとき、光の反射方向は最深部側と缶胴の外周表面側とで異なったものとなる。
即ち、第1湾曲面による光の反射は凹面反射となり、第2湾曲面による光の反射は凸面反射となる。このため、視点に対して前記凹部から受ける反射は、例えば、第1湾曲面の凹面反射により収束する反射光が視野から外れて暗部となるとき、第2湾曲面の凸面反射により拡散する反射光が視野に入って明部となる。これによって、第1湾曲面と第2湾曲面とで極度な明暗差が形成され、この明暗差に基づいて最深部が明瞭に視認されるので、凹部の存在を確実に確認することができる。
そして更に、第2湾曲面は第1湾曲面よりも曲率半径が大であることにより、第1湾曲面よりも第2湾曲面の反射面が大きい。これによれば、凹部における缶胴の外周表面側の反射が視覚に影響を与える度合いが、凹部における最深部側の反射に比べて大きい。従って、前述の明暗差に基づく最深部の確実な視認を保持しつつ、第2湾曲面がより広く視認される。更に、視点或いは照射光の移動によって第1湾曲面と第2湾曲面とで反射が急激に変化するので、明部と暗部との動的な反転変化による凹部の視認性を向上させることができる。
従って、凹部を極めて浅く微細に形成しても、前記凹部の内側壁に前記第1湾曲面と前記第2湾曲面とを設けることによって、該凹部の輪郭や深さを確実に視認することができる。これにより、凹部の視認性を確保しつつ凹部を極めて微細に形成することができ、更に凹部を極めて微細に形成することによって印刷の歪みや缶胴の容量変化を小とすることができる。また、凹部を極めて微細に形成するので缶胴外壁への凹部の加工変形による内外面被覆層の損傷を防止することができる。
また、本発明において、前記内側壁は、前記第1湾曲面に連なって該第1湾曲面と反対方向に湾曲し且つ前記第2湾曲面より曲率半径が小とされて該第2湾曲面に連続する第3湾曲面を備えることを特徴とする。
前記第3湾曲面は、前記第2湾曲面よりも曲率半径が小さいので、凹部に光が照射されたときに光の反射方向は第2湾曲面と異なったものとなる。しかも、該第3湾曲面は、凹部の最深部側に位置するので、前記第2湾曲面よりも曲率半径が小さいぶん暗部が形成されやすくなる。これにより、最深部の近傍に形成された暗部が視覚的には最深部の深みとして認識され、凹部がより深く視認される。従って、凹部を極めて浅く形成しても、前記第1湾曲面と前記第2湾曲面との間に前記第3湾曲面を設けることによって、該凹部の深さを強調することができるので、凹部の視認性を確保しつつ凹部を極めて浅く形成することができ、更に凹部を極めて浅く形成することによって印刷の歪みや缶胴の容量変化を小とすることができる。また、凹部を極めて浅く形成するので缶胴外壁への凹部の加工変形による内外面被覆層の損傷を防止することができる。
また、本発明における前記凹部は、少なくとも一方向に対向する両内側壁間が互いに近接して形成されていると共に最深部が両内側壁の上縁を結ぶ線に近接して形成されていることが好ましい。これによれば、凹部が前記湾曲面によりその高い視認性を保持しながら比較的狭く且つ浅く形成されているので、凹部が形成されていても缶胴に施された印刷の歪みを少なくすると共に缶胴の容量変化を小とすることができる。
また、前記凹部は、具体的には、その最深部の深さ寸法が0.01mm〜2.00mmとされ且つ少なくとも一方向に対向する内側壁の上縁の間隔寸法が0.1mm〜3.0mmとされていることが好ましい。即ち、深さ寸法が0.01mmより小さい場合には、前記第1湾曲面と前記第2湾曲面とに、或いは第2湾曲面と第3湾曲面とに曲率半径の差を付与することが困難となる。そこで、本発明においては、深さ寸法を0.01mm以上としたので、前記各湾曲面に曲率半径の変化を付与することができ、凹部における反射や明暗差を十分に得ることができる。一方、深さ寸法が2.00mmより大きい場合には凹部が過剰に深くなるので、凹部に対応する缶胴内部への突出量が大となって缶胴の容量が低下し、また、缶胴の外壁においては凹部による起伏が大となるので印刷が視認し難くなる。そこで、本発明においては、深さ寸法を2.00mm以下としたので、缶胴の容量変化を小とすることができ且つ印刷の視認性の低下を防止することができる。
そして、深さ寸法を0.01mm〜2.00mmとしたとき、互いに対向する内側壁の上縁の間隔寸法が0.1mmより小さい場合には、前記各湾曲面が形成される領域が極めて狭く、各湾曲面の曲率半径に明確な差を付与することが困難となる。そこで、本発明においては、少なくとも一方向に対向する内側壁の上縁の間隔寸法を0.1mm以上としたので、前記各湾曲面における曲率半径の差を比較的大きくすることができ、凹部における反射や明暗差を十分に得ることができる。また、内側壁の上縁の間隔寸法が3.0mmより大きい場合には、深さ寸法が比較的浅い上に各湾曲面が形成される領域が過剰に広くなり、各湾曲面に曲率半径の差を付与することが困難となる。そこで、本発明においては、少なくとも一方向に対向する内側壁の上縁の間隔寸法を3.0mm以下としたので、各湾曲面の曲率半径に十分な差を付与することができ、凹部における反射や明暗差を十分に得ることができる。
また、本発明において、前記凹部は、前記缶胴内部を気体により所定圧に維持した状態で、缶胴の周壁を所定形状の押圧部材により押圧して形成することができる。即ち、前記押圧部材により缶胴の外壁を凹入変形させるとき、該缶胴は、その内部の気体が所定圧に維持されているので、缶胴の周壁内面には缶胴の外方に向って均等に圧力が付与される。この状態で、缶胴の周壁外面を押圧部材によって押圧すると、押圧部材の当接部位が凹部の最深部を形成するときにその周囲の缶胴周壁が押圧部材により引き込まれるような形状に変形し、前記凹部の最深部及び内側壁が極めて浅く微細であっても該凹部を容易に形成することができる。
また、本発明において、前記凹部はその最深部が細幅の線状又はディンプル状の点状に形成されていることが好ましい。これによって、内側壁の間隔をより狭くすることができ、最深部を介して該最深部近傍の内側壁における反射光の変化をより大きくすることができるので、凹部の視認性を向上させることができる。
本発明においては、前記凹部が、缶胴の周方向に所定間隔を存して複数配設されていると共に缶胴の上下方向に所定間隔を存して複数配設されていてもよく、また、各凹部が、缶胴の周方向に所定間隔を存して前記缶胴の上方から下方に向かって螺旋状に複数配列されていてもよい。各凹部の態様としては、各凹部は、前記缶胴の周方向又は上下方向に所定の長さを有していること、或いは、曲線及び直線により構成された所定の形状を有していること、曲線又は直線により構成された所定の形状を有していることなどが挙げられる。より具体的には、各凹部の形状として、例えばX字状、V字状、逆V字状、U字状、逆U字状、内容物を表す文字、及び特定のマーク等を挙げることができる。
これにより、各凹部の一つ一つが視点に対する上下左右位置の違いから異なる反射光を発するので、各凹部の位置に応じた異なる明暗を効果的に形成することができる。しかも、複数の凹部が集合するので、缶体表面は個々の凹部形状から推測されないような幾何学的な目立つ模様を形成することができる。また、周方向に1周目に配列された各凹部と2周目に配列された各凹部とで位相差をつけることができ、缶胴に施された印刷等の視認性を阻害することなく、各凹部の反射光と明暗差の視認形状に変化を付与することができる。更に、缶胴外壁に複数の凹部が形成されていれば、缶体同士が接触するときに、その接触による接触面が大幅に減少するため、缶体製造時の集合搬送工程、内容物充填時の充填缶の集合搬送のとき、搬送経路における缶詰まりを防止することができる。
また、本発明においては、前記凹部を連続させてもよい。即ち、その態様としては、前記凹部が前記缶胴の上方から下方に向かって螺旋状に連続して形成されていてもよく、また、前記凹部が缶胴の全周に沿って環状に形成され、該環状の凹部が缶胴の上下方向に所定間隔を存して複数配設されていてもよい。前記凹部が連続して設けられている場合であっても、該凹部の前記湾曲面によって反射光の変化や強い明暗差を得ることができる。これにより、凹部を比較的浅く形成しても、確実にスジ状の模様に目立たせることができる。なお、凹部を連続させる場合には、直線的な連続以外に波線や屈曲線による連続であってもよい。
また、それ以外に、前記凹部は、缶胴の上下方向に連続して延びる直線状に形成され、該直線状の凹部が缶胴の周方向に所定間隔を存して複数配設されていてもよい。これにより、缶胴表面に縦縞状の凹凸による明暗が形成され、縦縞模様による美観を付与することができる。また、前記凹部は、缶胴の上下方向に連続し且つ缶胴の軸線に対して傾斜して延びる直線状に形成され、該傾斜する直線状の凹部が缶胴の周方向に所定間隔を存して複数配設されていてもよい。これにより、缶胴表面に斜め縞状の凹凸による明暗が形成され、斜め縞模様による美観を付与することができる。更には、前記凹部は、缶胴の周方向に所定間隔を存して複数配設され且つ互いに缶胴の軸線に対して交差する方向に傾斜して延びる複数の直線状に形成されていてもよい。これにより、缶胴表面に格子状の凹凸による明暗が形成され、缶胴に格子模様による美観を付与することができる。
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態の缶体の説明的側面図、図2は図1の缶体の一部を拡大して示す説明図、図3は図2のIII−III線断面説明図、図4は図2のIV−IV線断面説明図、図5は凹部の一部を破断して示す説明図、図6は缶体に対する視点移動の一例を示す説明図、図7は図6の視点移動に対応する凹部の見え方の変化を模式的に示す説明図、図8は本実施形態の缶体の分光反射率を示す線図、図9は凹部の形成工程を示す説明図、図10は凹部の形成する装置を模式的に示す説明図、図11は凹部の内側壁の他の形状を示す説明的断面図、図12は図9の凹部の一部を破断して示す説明図、図13乃至図15は他の実施形態の缶体の一部を示す説明図である。
本実施形態の缶体1は一般に2ピース缶と言われるものであり、図1に示すように、有底円筒状の缶胴2を備えている。該缶胴2の上端は開口されており、内部に飲料等の内容物が充填された後に図示しない天蓋が巻き締められる。なお、本実施形態において採用する缶体1は外表面に光沢を有するアルミニウム製であり缶胴2の厚み寸法が約0.107mmのものである。
図1に示すように、該缶胴2の周壁には複数の凹部3が設けられており、各凹部3によって周壁に立体模様が形成されている。各凹部3は、該缶胴2の周方向に所定間隔を存し、缶胴2の上方から下方に向かって螺旋状に配列されている。また、各凹部3は、図2に示すように、上下に隣り合う凹部3同士で位置をずらして形成されており、具体的には、上側の周方向に隣り合う一対の凹部3の間の下方に下側の凹部3が位置するように配設されている。
該凹部3の形状について説明すれば、該凹部3は、図3及び図4に示すように、最深部4から連続して缶胴2の外周表面5へ至る内側壁6を備えている。該凹部3は、図3に示すように、缶胴2の上下方向に対向する両内側壁6の上縁の間隔寸法(以下、幅寸法Wという)が約0.74mmとされ、最深部4の深さ寸法Dが約0.055mmとされている。また、図4に示すように、該凹部3は、缶胴2の周方向に対向する両内側壁6の上縁の間隔寸法(以下、長さ寸法Lという)が約1.4mmとされている。なお、図3及び図4においては説明の便宜上凹部3の形状を誇張して示しているが、実際の凹部3は上記の各寸法に示すように、極めて浅く微細に形成さている。
また、該凹部3は、図3及び図5に示すように、該凹部3は、最深部4と内側壁6との境界に位置して、最深部4から凹入方向に湾曲して内側壁6に至る第1湾曲面7を備えている。更に、該凹部3は、第1湾曲面7と逆方向に湾曲して内側壁6から缶胴2の外周表面5へ至る第2湾曲面8を備えている。第1湾曲面7と第2湾曲面8との間の内側壁6は傾斜を形成している。第2湾曲面8の曲率半径は、第1湾曲面7の曲率半径よりも大きく形成されており、内側壁6の上縁側は缶胴2の外周表面5に向かって比較的広く緩やかに湾曲している。
そして、該凹部3は、図5に一部を示すように、該凹部3に光が照射されたときに、第1湾曲面7によって凹面反射が行なわれる第1の反射範囲9と、第2湾曲面8によって凸面反射が行なわれる第2の反射範囲10とが形成される。これによって、視点に対して該凹部3から受ける反射は第1の反射範囲9と第2の反射範囲10とで明暗差が比較的大きく形成される。具体的には、例えば、最深部4が反射光により明部として視認されるとき、最深部4の近傍にある第1の反射範囲9においては収束する反射光が視野から外れて暗部となる。この暗部の形成によって、明るい最深部4が明瞭に現出される。一方、第2の反射範囲10においては、反射光が凹部3の輪郭に沿うように部分的な明部を形成する。更に、第2湾曲面8は第1湾曲面7よりも曲率半径が大であることにより、缶胴2の外周表面5にかけての面から光が分散して比較的広い明部として視認される。これによって、凹部3の内部とその周囲には極度な明暗差が複数生じ、凹部3の存在が明瞭に視認される。
更に、前記凹部3は、第1の反射範囲9と第2の反射範囲10との光の反射方向が全く異なるので、視点或いは照射光の移動によって該凹部3において視認される反射光が急激に変化する。即ち、一例を挙げれば、図6に示すように、視点Zに対して直立状態の缶胴2aを正面に向けた場合に、図7(a)に示すような凹部3の形状が視認できるとき、図6において仮想線示するように缶胴2bを上方に傾けると図7(b)に示すような明部と暗部とが視認されるが、図6において仮想線示するように缶胴2cを下方に傾けると、図7(c)に示すように明部と暗部とが反転し、明部と暗部との動的な反転変化による凹部3の視認性が向上する。しかも、図7(b)及び図7(c)に示すように複数の凹部3が集合していることにより、缶胴2表面は個々の凹部3の形状からが推測できない幾何学的な目立つ模様が形成される。なお、図7(a)乃至図7(c)は説明の便宜上、凹部3の輪郭を線で囲ってその見え方の一例を示したが、前記第1の反射範囲9や第2の反射範囲10における光の反射により、実際には凹部3を区画するような線は明瞭には現出せず、凹部3の輪郭は光の線や影により様々な見え方となる。
このように、本実施例の缶体1は、前記凹部3が極めて浅く微細に形成さているにもかかわらず、極度な明暗差が生じることによって前記凹部3が確実に視認できる。そして、前記凹部3が極めて浅く微細に形成さていることによって、図示しないが、缶胴2の表面に印刷が施されていても、凹部3による印刷の歪みが少なく、印刷の視認性をも確実に保持することができる。また、前記凹部3が極めて浅く微細に形成することで、前記凹部3が形成される前の缶体(図示せず)と該凹部3が形成された後の缶体1の容量の変化を少なくすることができる。
なお、本発明者は、前記凹部3の形状について各種試験を行なった結果、図3に示すように、幅寸法Wは0.1mm〜3.0mmであればよく、深さ寸法Dは0.01mm〜2.00mmであればよいことを知見した。深さ寸法Dを0.01mm以上とすることで、前記第1湾曲面7と前記第2湾曲面8との曲率半径の差を十分に付与することができ、深さ寸法Dを2.00mm以下とすることで、凹部3が過剰に深くならず、缶体1の容量の変化を少なくして印刷の視認性の低下を防止することができる。また、幅寸法Wが0.1mm以上であれば、前記第1湾曲面7と前記第2湾曲面8とを形成するための十分な領域が確保でき、前記第1湾曲面7と前記第2湾曲面8との曲率半径の差を比較的大きくすることができる。そして、幅寸法Wが3.0mm以下であれば、前記第1湾曲面7と前記第2湾曲面8とを形成する領域が深さ寸法に対して広過ぎることがなく、前記第1湾曲面7と前記第2湾曲面8との曲率半径に十分な差を付与することができる。
また、本発明者は、本実施形態における前記凹部3と、深さ寸法及び幅寸法が前述した範囲内の他の凹部を備える缶体について分光反射率を測定し、凹部が形成されていない同一形状の缶体(図示せず)と比較した。各缶体の分光反射率は、缶体の軸線に対して88°(缶体を直立させたとき水平に対して2°)の入射角をもってキセノンガス光源から光を照射し、照射位置へ戻る光量を波長400nm〜700nmの範囲(可視光)で測定して得られた値である。その結果を図8に示す。図8において、線aは凹部が形成されていない缶体であり、線bは本実施形態における前記凹部3を備えた缶体1である。また、線cと線dは深さ寸法及び幅寸法が前述の範囲内にある凹部を備える缶体の値である。即ち、線bは深さ0.055mm、幅0.74mm、長さ1.4mmの凹部を備える缶体、線cは深さ0.054mm、幅1.1mm、長さ1.6mmの凹部を備える缶体、線dは深さ0.058mm、幅1.2mm、長さ1.7mmの凹部を備える缶体の各値を示している。図8を参照すれば、本発明の凹部を備える缶体は、凹部が形成されていない缶体よりも高い分光反射率を示している。これは、各凹部3により缶胴2の表面における乱反射が生じているからと考えられ、前記凹部3が極めて浅く微細に形成さているにもかかわらず、各凹部3が十分に目立つものであることが明らかとなった。
前記凹部3は、次のようにして容易に形成することができる。即ち、図9(a)に示すように、缶胴2の内部を所定のエア圧(例えば、約0.5MPa)に維持し、図9(b)に示すように、押圧部材Tを缶胴2の周壁に圧接凹入させる。缶胴2の周壁は、押圧部材Tの当接部分により最深部4が形成され、押圧部材Tの凹入に伴って引き込まれるように変形された最深部4の周囲には、前記第1湾曲面7より曲率半径を大とする前記第2湾曲面8を備える内側壁6が極めて容易に形成される。また、このよう缶胴2内部に所定のエア圧を付与して凹部3を形成することによって、缶胴2の周壁の内面に押圧部材Tに対応する金型を当接させることが不要となり、缶胴2内面の傷付き等も防止できる。なお、缶胴2内部に付与するエア圧は、缶胴の材料や厚み等により適宜設定されるものである。
更に、本実施形態においては、図10に模式的に示す装置を用いて凹部3を形成した。該装置は、缶胴2の内部を所定のエア圧とした状態で、該缶胴2の上下方向から一対の保持部材P,Qにより挟持して回転させ、該缶胴2の周壁に外方から回転自在に保持された歯車状の押圧部材Tを押し当てることによって複数の凹部3を形成する。なお、図10中Mは保持部材Qを介して缶胴2を回転させる回転駆動手段であり、Nは押圧部材Tを回転自在に支持して缶胴2に押圧部材Tを押圧させると共に缶胴2の上方から下方に移動する押圧手段である。押圧部材Tは、缶胴2の軸線に対して僅かに傾斜させて缶胴2の周壁に押圧転動され、押圧手段Nの下方への移動ににより、複数の凹部3が螺旋状に形成される。
また、缶体1においては、図11に示すように、前記第1湾曲面7と前記第2湾曲面8との間に第3湾曲面11を備える凹部12を設けてもよい。該第3湾曲面11は、前記第2湾曲面8よりも曲率半径が小さく形成されている。これにより、図12に示すように、第1の反射範囲9と第2の反射範囲10との間に、第3湾曲面11からなる第3の反射範囲13が形成される。第3の反射範囲13は第3湾曲面11が第2湾曲面8と曲率半径が異なるために、第2の反射範囲10と異なる方向に光を反射する。そして、第3の反射範囲13は第2の反射範囲10より暗部となりやすく、第1の反射範囲9と共に最深部4の近傍に暗部を形成する。このときの暗部は、視覚的には最深部4の深みとして認識されるので、最深部4の深さを増加させなくても、凹部12が実際より深いように視認される。これにより、凹部12の視認性を確保しつつ凹部12を極めて浅く形成することができ、印刷の歪みや凹部12による缶胴2の容量変化を小とすることができる。
なお、本実施形態においては、複数の凹部3,12が螺旋状に配列されたものを示したが、各凹部3,12の配列はこれに限るものでなく、例えば、図13(a)に示すように、缶胴2の周方向に複数の凹部3又は凹部12を所定間隔を存して配列し、更に、缶胴2の高さ方向に所定間隔を存して配列してもよい。なお、図13(a)において示す複数の凹部3又は凹部12は横方向に所定の長さを有する形状であるが、図示しないが、凹部を縦方向に所定の長さを有する形状で同様に配列させてもよい。
また、図13(b)に示すように、点状の凹部14を複数設けてもよい。また、凹部14を点状とする以外に、図示しないが、曲線や直線を組み合わせて構成された所定の形状、例えばX字状、V字状、逆V字状、U字状、逆U字状、内容物を表す文字、及び特定のマーク等としてもよい。更には、図示しないが、凹部14の最深部を点状より広い円形、又は三角形や四角形といった多角形状とすることも可能である。
更に、図13(c)に示すように、缶胴2の全周にわたって環状に形成された凹部15を、缶胴2の上下方向に所定間隔を存して複数配設してもよい。これにより、缶胴2の周壁に複数のスジ状の模様を形成することができる。更にまた、図13(d)に示すように、缶胴2の上方から下方に向かって螺旋状に連続する凹部16を形成してもよい。これにより、缶胴2の周壁に螺旋状のスジ状の模様を形成することができる。図13(b)乃至(d)の凹部14,15,16は何れも長さ寸法Lが図1及び図13(b)の凹部3,12と異なるが、幅寸法Wを0.1mm〜3.0mmとし、深さ寸法Dを0.01mm〜2.00mmとすることにより、前述の実施形態と同様の効果を得ることができる。
それ以外に缶胴2の周壁に形成し得る本発明の凹部の具体的な外観形状として、図14及び図15に示すものが挙げられる。即ち、図14(a)は、缶胴2の上下方向に延びる直線状の凹部17を缶胴2の周方向に所定間隔を存して複数形成したものを示す。これにより、縦縞状の模様を形成することができる。図14(b)は、缶胴2の上下方向に傾斜して延びる直線状の凹部18を缶胴2の周方向に所定間隔を存して複数形成したものを示す。これにより、斜め縞状の模様を形成することができる。図14(c)は、缶胴2の上下方向に傾斜して延びる直線状の凹部19と、凹部19に交差して延びる凹部20とを互いに交差させて複数形成したものを示す。これにより、格子状の模様を形成することができる。
更にまた、連続させた凹部の形状としては、図15(a)に示すように、缶胴2の周方向に連続して、波線状に延びる凹部21を缶胴2の上下方向に所定間隔を存して複数形成してもよく、図15(b)に示すように、波線状に延びる凹部22と周方向に位相をずらした凹部23とを一部重ねて隣接させてもよい。或いは、図15(c)に示すように、缶胴2の上下方向に連続して、波線状に延びる凹部24を缶胴2の周方向に所定間隔を存して複数形成してもよく、図15(d)に示すように、波線状に延びる凹部25と上下方向に位相をずらした凹部26とを一部重ねて隣接させてもよい。これにより、缶胴2の周壁に比較的複雑な模様を形成して美観を得ることができる。
なお、前述の連続する凹部15〜26においては、一部を不連続とすることもでき、これにより、更に複雑な模様を容易に形成することができる。また、各実施形態においては、缶胴の上部に形成されているネックイン加工が施された部分を除く缶胴2の外周に前述の各形状の凹部を形成したものを挙げたが、ネックイン加工が施された部分にもこれらの凹部を設けてもよい。また、各実施形態においては、アルミニウム製の所謂2ピース缶体について説明したが、それに限るものではない。例えば、図示しないが、スチール製の円筒状の缶胴の両側が開口されており、そのそれぞれの開口に底蓋と天蓋とが巻き締められる所謂3ピース缶体であっても、缶胴に前記凹部を形成して同様の効果を得ることができる。
本発明の一実施形態の缶体の説明的側面図。 図1の缶体の一部を拡大して示す説明図。 図2のIII−III線断面説明図。 図2のIV−IV線断面説明図。 凹部の一部を破断して示す説明図。 缶体に対する視点移動の一例を示す説明図。 図6の視点移動に対応する凹部の見え方の変化を模式的に示す説明図。 本実施形態の缶体の分光反射率を示す線図。 凹部の形成工程を示す説明図。 凹部の形成装置を模式的に示す説明図。 凹部の内側壁の他の形状を示す説明的断面図。 図9の凹部の一部を破断して示す説明図。 他の実施形態の缶体の一部を示す説明図。 他の実施形態の缶体の一部を示す説明図。 他の実施形態の缶体の一部を示す説明図。
符号の説明
1…缶体、2…缶胴、3,12,14,15,16,17,18,19,20,21,22,23,24,25,26…凹部、4…最深部、5…外周表面、6…内側壁、7…第1湾曲面、8…第2湾曲面、11…第3湾曲面、T…押圧部材。

Claims (15)

  1. 円筒状の缶胴の周壁に凹部からなる立体模様が設けられた缶体において、
    前記凹部は、その最深部から連続して缶胴の外周表面に至る内側壁を備え、
    該内側壁は、該内側壁と該最深部との境界に位置して該凹部の凹入方向に湾曲する第1湾曲面と、該第1湾曲面と反対方向に湾曲し且つ該第1湾曲面より曲率半径が大とされて缶胴の外周表面に連続する第2湾曲面とを備えることを特徴とする缶体。
  2. 前記内側壁は、前記第1湾曲面に連なって該第1湾曲面と反対方向に湾曲し且つ前記第2湾曲面より曲率半径が小とされて該第2湾曲面に連続する第3湾曲面を備えることを特徴とする請求項1記載の缶体。
  3. 前記凹部は、少なくとも一方向に対向する両内側壁間が互いに近接して形成されていると共に最深部が両内側壁の上縁を結ぶ線に近接して形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の缶体。
  4. 前記凹部は、その最深部の深さ寸法が0.01mm〜2.00mmとされ且つ少なくとも一方向に対向する内側壁の上縁の間隔寸法が0.1mm〜3.0mmとされていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載の缶体。
  5. 前記凹部は、前記缶胴内部を気体により所定圧に維持した状態で、缶胴の周壁を所定形状の押圧部材により押圧して形成されたものであることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項記載の缶体。
  6. 前記凹部はその最深部が線状又は点状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項記載の缶体。
  7. 前記凹部は、前記缶胴の周方向に所定間隔を存して複数配設されていると共に該缶胴の上下方向に所定間隔を存して複数配設されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項記載の缶体。
  8. 前記凹部は、前記缶胴の周方向に所定間隔を存して該缶胴の上方から下方に向かって螺旋状に複数配列されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項記載の缶体。
  9. 各凹部は、前記缶胴の周方向又は上下方向に所定の長さを有していることを特徴とする請求項7又は8記載の缶体。
  10. 各凹部は、曲線及び/又は直線により構成された所定の形状を有していることを特徴とする請求項7又は8記載の缶体。
  11. 前記凹部は、前記缶胴の上方から下方に向かって螺旋状に連続して形成されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項記載の缶体。
  12. 前記凹部は、缶胴の全周に沿って環状に形成され、該環状の凹部が缶胴の上下方向に所定間隔を存して複数配設されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項記載の缶体。
  13. 前記凹部は、缶胴の上下方向に連続して延びる直線状に形成され、該直線状の凹部が缶胴の周方向に所定間隔を存して複数配設されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項記載の缶体。
  14. 前記凹部は、缶胴の上下方向に連続し且つ缶胴の軸線に対して傾斜して延びる直線状に形成され、該傾斜する直線状の凹部が缶胴の周方向に所定間隔を存して複数配設されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項記載の缶体。
  15. 前記凹部は、缶胴の周方向に所定間隔を存して複数配設され且つ互いに缶胴の軸線に対して交差する方向に傾斜して延びる複数の直線状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項記載の缶体。
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