JP5675154B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、サイドウォールに生じる凹凸が目立ち難く、当該サイドウォールに付された図形等を視認し易い空気入りタイヤに関するものである。
タイヤ性能に影響はないものの、サイドウォールに凹凸が生じると、タイヤデザイン以外の部分に陰影を生じさせることになる。こうした陰影は、微小なものであっても、消費者に製造不良の懸念を与える可能性も否定できないため、外観不良として改良を行うことが常套である。
そこで、従来から、サイドウォールに生じる凹凸を目立ち難くするため、サイドウォールの径方向に沿って延在する複数のリッジを、サイドウォールの周方向に沿って間隔を空けて配置することで装飾体を形成する一方、例えば、リッジの傾斜角度を減少又は増加させてギザギザに屈曲させ(例えば、特許文献1参照)、リッジに小屈折部を設け(例えば、特許文献2参照)、又は、リッジの一部を局所的に増大させることでリッジ間隔が最大となる拡巾部を設けることが知られている(例えば、特許文献3参照)。
特開平11−198614号公報 特開2001−191745号公報 特開2004−17829号公報
しかしながら、従来は、こうした装飾体の内部等の、当該装飾体と同一の部位に、図形等の表示体を配置しているため、その視認性が低下してしまうことがあった。
本発明の目的とするところは、サイドウォールに生じる凹凸が目立ち難く、サイドウォールに付された図形等の表示体を視認し易い空気入りタイヤを提供することにある。
本発明である、空気入りタイヤは、タイヤのサイドウォールの表面に、周方向に並設した複数のリッジのみからなる円環状の装飾体と、当該装飾体と異なる少なくとも1つの表示体とを備え、
前記リッジは、それぞれ、少なくとも3つの折り返し点を有し、装飾体のラジアル方向内側端及びラジアル方向外側端との相互間を、交互に傾斜方向を変化させながら延在するとともに、前記折り返し点の1つが前記装飾体の幅方向の中心に位置し、前記表示体は、装飾体よりもラジアル方向内側の領域のみ及び外側の領域のみのうちの、少なくとも一方に設けられたものであり、 前記装飾体のラジアル方向幅Waは、

Wa(min)≦Wa≦Wa(max) ・・・(1)
Wa(min):16(mm)
Wa(max):{L−10}(mm)
L:サイドウォールの外径端とリムラインとの間の距離

の範囲を満たすものであることを特徴とするものである。
ところで、本発明に係る、表示体としては、例えば、1つの文字、1つの数字、1つの記号又は1つの図形を1つの単位としたものが挙げられる。このため、表示体は、サイドウォールに複数組み合わせて設けることも、また、1つの文字、1つの数字、1つの記号又は1つの図形として単独で設けることもできる。
本発明によれば、サイドウォールの周方向に沿って円環状の装飾体を形成することで、当該装飾体がサイドウォールに生じた凹凸を目立たなくさせる。これにより、本発明によれば、タイヤ性能に影響を与えない程度の凹凸がサイドウォールに生じるような場合でも、この凹凸に起因する外観不良率を低下させることができる。
また、本発明によれば、円環状の装飾体よりもラジアル方向内側及び外側のうちの、少なくとも一方に、少なくとも一つの表示体を設けたことで、表示体を際立たせてくっきりと表示させることができる。これにより、本発明によれば、当該表示体の視認性を向上させることができる。
このように、本発明によれば、サイドウォールに生じる凹凸が目立ち難く、良好な外観形状を有し、サイドウォールに付された表示体も視認し易い空気入りタイヤを提供することができる。
本発明にかかる、前記リッジは、装飾体のラジアル方向相互間を、ラジアル方向に沿って交互に傾斜方向を変化させながら延在するものであるから、装飾体の内部に、光の加減に応じた陰影として装飾体に沿って延在する複数の仮想模様(陰影模様)が生成される。こうした仮想模様を装飾体内に発現させれば、サイドウォールに生じる凹凸を目立ち難くし、更に、表示体を視認し易くするのに有効である。
更に、前記リッジを、少なくとも3つの折り返し点を有するものとすれば、装飾体の内部に生成される仮想模様が、より鮮明に浮き上がったものとなるため、サイドウォールに生じる凹凸を目立ち難くするのに有効である。
本発明の一形態である、空気入りタイヤを模式的に示す側面図及び、そのA−A断面のうち、タイヤ側面側の一方を例示的に示す断面図である。 (a),(b)はそれぞれ、同形態に係る、装飾体を示す拡大平面図及び、そのB−B断面図である。 同形態において、装飾体に仮想模様が生成された状態を模式的に示す側面図である。 本発明の比較例1を模式的に示す要部側面図である。 本発明の比較例2である、空気入りタイヤの要部側面図である。 本発明の比較例3である、空気入りタイヤの要部側面図である。 本発明の比較例4である、空気入りタイヤの要部側面図である。 (a),(b)はそれぞれ、本実施例及び、比較例1〜4の外観について視覚的に判断させ、その集計結果の平均値をグラフ化したものである。
以下、図面を参照して、本発明である、空気入りタイヤの一形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の一形態である、タイヤ1を模式的に示す側面図及び、そのA−A断面のうちの、タイヤ側面側の一方を例示的に示す断面図である。タイヤ1は、同図に示すように、トレッド2の幅方向にそれぞれ、ショルダ3を介して環状のサイドウォール4が設けられている。
また、サイドウォール4の外表面にはそれぞれ、図1に示すように、その回転中心Oの周りを周回する円環状の装飾体5が形成されている。装飾体5は、ラジアル方向内側の外縁(以下、「装飾体内縁」)5e1と、ラジアル方向外側の外縁(以下、「装飾体外縁」)5e2とで区画された環状体をなし、ラジアル方向相互間に、複数のリッジ6がそれぞれ、サイドウォール4の周方向に沿って間隔を空けて並設されている。
リッジ6は、図2(a)に示すように、装飾体5のラジアル方向内側端5e1及びラジアル方向外側端5e2との相互間を、ラジアル方向に沿って交互に傾斜方向を変化させながら延在した形状を有する。更に詳細には、ラジアル方向内側端5e1とラジアル方向外側端5e2との相互間に、3つの折り返し点6a,6bを有し、これら折り返し点6a,6bにはそれぞれ、リッジ辺6sが直線状に繋がる。これにより、リッジ6は、直線的な折り返しによって構成される。なお、本発明に従えば、リッジ6は、直線的な折り返しによるものではなく、曲線的な折り返しによって構成するものとすることもできる。
また、折り返し点6aは、装飾体5の幅Wa方向の中心に位置し、他の折り返し点6bはそれぞれ、折り返し点6aから幅方向に、寸法(以下、「幅方向折り返し間隔」)Wbだけ、間隔を空けた位置に配置されている。これにより、リッジ6はそれぞれ、その稜線が、図2(a)等に示すように、タイヤ周方向に沿って間隔を空けて並設されたW字状をしてなる。
こうしたリッジ6で装飾体5を形成すると、この装飾体5内には、光の加減に応じた陰影からなる複数の仮想模様5aが生成される。具体例としては、図3に示すように、折り返し点6aは、光の加減によって生じた陰影が、タイヤ周方向に繋いだ軌跡として周方向軸線Oa(図2(a)参照)に沿って、断続的又は連続的に周回する1つの仮想円を形成し、また、折り返し点6bもそれぞれ、光の加減によって生じた陰影が、タイヤ周方向に繋いだ軌跡として周方向軸線Obに沿って、断続的又は連続的に周回する2つの仮想円(図2(a)参照)を形成する。これにより、装飾体5内には、周方向軸線Oa,Obに沿って、図3に示すように、複数の仮想模様5aが装飾体5に沿って環状に延在するように発現する。
加えて、装飾体5よりもラジアル方向外側のサイドウォール4には、図1等に示すように、2つの表示部7及び8が設けられている。表示部7は、図3に示すように、文字からなる表示体7aのみで構成されている。また、表示部8は、同図に示すように、文字からなる表示体8a、記号からなる表示体8b及び数字からなる表示体8cで構成されている。
更に、装飾体5よりもラジアル方向内側のサイドウォール4にも、表示部9が設けられている。表示部9は、図3に示すように、文字からなる表示体9a及び図形からなる表示体9dで構成されている。
本形態の如く、サイドウォール4の周方向に沿って円環状の装飾体5を形成すれば、当該装飾体5がサイドウォール4に生じた凹凸を目立たなくさせる。これにより、タイヤ性能に影響を与えない程度の凹凸がサイドウォール4に生じるような場合でも、この凹凸に起因する外観不良率を低下させることができる。
加えて、本形態の如く、サイドウォール4のうち、装飾体5よりもラジアル方向内側の領域と、当該装飾体5よりもラジアル方向外側の領域とにそれぞれ、表示部7〜9を設ければ、図1及び図2に示すように、これら表示部7〜9をそれぞれ、際立たせてくっきりと表示させることができる。これにより、図1に示すように、表示部7〜9の視認性を向上させることができる。
従って、本形態によれば、図1及び図2に示すように、サイドウォール4に生じる凹凸が目立ち難く、良好な外観形状を有し、サイドウォール4に付された表示部7〜9も視認し易い空気入りタイヤを提供することができる。
加えて、本形態に係る、リッジ6は、上述のとおり、3つの折り返し点6a,6bを有するものである。こうしたリッジ6で装飾体5を形成すれば、例えば、図3に示すような、光の加減に応じた陰影としての、環状の仮想模様5aを発現させることができる。こうした仮想模様5aを装飾体5内に発現させれば、同図からも明らかなように、サイドウォール4に生じる凹凸を目立ち難くし、更に、表示部7〜9を視認し易くするのに有効である。
また、本形態では、図1に示すように、装飾体5のラジアル方向幅Waを、
Wa(min)≦Wa≦Wa(max) ・・・(1)
Wa(min):16(mm)
Wa(max):{L−10}(mm)
の範囲を満たすものとする。
ここで、Lは、サイドウォール4の外径端(例えば、成形金型の割位置)e4とリムライン10との間の距離であり、例えば、(タイヤ内径einからサイドウォール4の外径端4eの位置e4 までの長さL4)−(タイヤ内径einからリムライン10の位置e10までの長さL10)で算出される。かかる数値の差分を最大幅Wa(max)とし、最小幅Wa(min)の範囲内に幅Waを収めれば、凹凸を生じ易い領域を効率的にカバーすることができるので、サイドウォール4に生じる凹凸を目立ち難くするのに有効である。
また、本形態では、サイドウォール4のラジアル方向に対して装飾体5を配置可能な領域Rを規定する、内径側位置の最小値hminと、外径側位置の最大値hmaxとをそれぞれ、
hmin:SH×0.42 ・・・(2)
hmax:SH×0.62 ・・・(3)
SH:タイヤ断面高さ(タイヤ外径と内径との差分)
とする。かかる範囲内の領域Rに装飾体5を収めても、凹凸を生じ易い領域を効率的にカバーすることができるので、サイドウォール4に生じる凹凸を目立ち難くするのに有効である。
なお、本形態では、図1に示すように、領域Rの範囲を最小値hminから最大値hmaxまでの最大範囲とすると共に、装飾体5の幅Waも最大値Wa(max)とすることで、装飾体5が領域Rの範囲内いっぱいまで形成されるように構成している。
また、本形態では、図2(a),(b)に示すように、
リッジ6の折り返し角度Aを、60度以上 ・・・(4)
かつ、リッジ加工深さDを、0.2mm以上 ・・・(5)
かつ、周方向に対向する2つのリッジ6のリッジ辺6sの間隔(以下、「リッジ間隔」)Cを、
Cmin≦C≦Cmax ・・・(6)
Cmin:D×1.4mm
Cmax:4mm
の範囲を満たすものとする。かかる範囲内に、折り返し角度A、リッジ加工深さD及びリッジ間隔Cを収めれば、サイドウォール4に生じる凹凸を目立ち難くすべく、図3に示すように、装飾体5内に仮想模様5aを発現させるのに好適なリッジ6を形成することができる。
加えて、本形態では、
幅方向折り返し間隔Wbを、
Wb (min)≦Wb≦Wb(max) ・・・(7)
Wb(min):4mm
Wb(max):15mm
の範囲を満たすものとする。かかる範囲内に、幅方向折り返し間隔Wbを収めれば、サイドウォール4に生じる凹凸を目立ち難くすべく、装飾体5内に仮想模様5aを発現させるのに好適なリッジ6の折り返し角度Aを確保することができる。
更に、本形態では、リッジ6の折り返し角度Aを、120度以下の範囲を満たすものとする。かかる範囲内に折り返し角度Aを納めれば、耐久性の確保に有効である。
加えて、本形態では、リッジ加工深さDを、1mm以上の範囲を満たすものとする。かかる範囲内にリッジ加工深さDを収めれば、良好な生産性を確保しつつ、ゲージ厚さt(図1参照)が肉厚になるのを防止することができる。
更に、本形態の如く、リッジ6を、少なくとも3つの折り返し点6a,6bを有するものとすれば、図3に示すように、装飾体5の内部に生成される仮想模様5aが、より鮮明に浮き上がったものとなるため、サイドウォール4に生じる凹凸を目立ち難くするのに有効である。
上述したところは、本発明の一形態を示したに過ぎず、特許請求の範囲内において、種々の変更を加えることができる。例えば、表示体(表示部)は、装飾体よりも内径側の領域のみ、又は、外径側の領域のみに設けることができる。
以下、本発明の空気入りタイヤに係る、実施例1〜3と比較例1〜4との関係を検討する。実施例1は、装飾体を挟んで表示部をラジアル方向の内側及び外側に配した図1のタイヤであり、また、実施例2は、図1のタイヤの変形例であって、装飾体よりもラジアル方向外側だけに表示部を配したもの、更に、実施例3は、図1のタイヤの変形例であって、装飾体よりもラジアル方向内側だけに表示部を配したものである。
これに対し、図4は、本発明に対する比較例1である。比較例1は、同図に示すように、装飾体51をタイヤ周方向に断続的に設け、当該装飾体51の相互間に、複数の表示体7aが装飾体51と同一の部位に配置されている。かかる構成の場合も、本形態(特に、図3)と比較すれば明らかなように、表示部7の視認性が低下している。
また、図5は、本発明に対する比較例2である。比較例2は、同図に示すように、ラジアル方向に延在する複数の縦リッジをタイヤ周方向に間隔を空けて並設することで、円環状の装飾体61を形成し、この装飾体61の内部に、文字等の表示体7aで構成された表示部7を配置したものである。
更に、図6は、本発明に対する比較例3である。比較例3は、同図に示すように、ラジアル方向に延在する複数の折れ線リッジをタイヤ周方向に粗い間隔で配置することにより、円環状の装飾体71を形成し、この装飾体71の内部に、比較例2と同様の表示部7を配置したものである。
加えて、図7は、本発明に対する比較例4である。比較例4は、同図に示すように、ラジアル方向に延在する複数の折れ線リッジをラジアル方向に密の(細かい)間隔で配置することにより、円環状の装飾体71を形成し、この装飾体71の内部に、比較例2と同様の表示部7を配置したものである。
なお、本実施例1〜3及び比較例1〜4はそれぞれ、以下の表1に示す条件で規定されている。
Figure 0005675154
更に、図9(a),(b)に示すグラフはそれぞれ、標本として選んだ27名に、実施例1〜3と、比較例1〜4について目視により、
(1)サイドウォールに生じる凹凸が目立つか。
(2)サイドウォールに付した表示部(ロゴ)が読めるか。
を評価させたときの集計結果をグラフ化したものである。
なお、評価は、各人がポイントとして数値化し、ポイント(0)を基準に、サイドウォールの状態等が比較的良好であると判断されるものを(+)ポイントとして表現し、更に、その評価については、ポイント(+3)を最大(最良)として、(+1)〜(+3)までの三段階に分けて行う一方、サイドウォールの状態等に更なる改善の余地があると判断されるものを(−)ポイントとして表現し、更に、その評価について、ポイント(−3)を最小(最も改善を要する)として、(−3)〜(−1)までの三段階に分けて行った。
また、これらの評価分布を以下の表2〜表4に別途示す。なお、以下の説明において、評価が良好なものは「○」で示し、それ以外は「×」で示す。
Figure 0005675154
Figure 0005675154
図8に示す平均値グラフや、表2及び表3から明らかなように、本実施例1〜3はそれぞれ、サイドウォールに生じる凹凸が目立ち難く、表示部(ロゴ)も読み易いのに対し、
比較例1〜4はそれぞれ、サイドウォールに生じる凹凸の目立ち等に改善の余地がある。
これに対し、比較例1〜4については、同表2及び3から明らかなように、サイドウォールに生じる凹凸の目立ち等に関しては、粗い折れ線リッジの方が、細かい折れ線リッジや縦リッジに比べて良好であるものの、表示部(ロゴ)については読み難いのに対し、
表示部(ロゴ)に関しては、縦リッジの方が、折れ線リッジに比べて読み易いものの、サイドウォールに生じる凹凸の目立ち等については改善の余地がある。
即ち、比較例1のように、表示体を装飾体の相互間に配置した場合や、比較例1〜4のように、装飾体の内部に、表示部(ロゴ)を配置した場合、サイドウォールの美観と、表示部の視認し易さとの両立を図ることができないことが明らかである。
1 空気入りタイヤ(本発明)
2 トレッド
3 ショルダ
4 サイドウォール
5 装飾体
5a 仮想模様(陰影模様)
6 リッジ
6a,6b 折り返し点
6s リッジ辺
7 表示部 7a 表示体(文字)
8 表示部
8a 表示体(文字)
8b 表示体(記号)
8c 表示体(数字)
9 表示部
9a 表示体(文字)
9d 表示体(図形)
10 リムライン
A リッジ折り返し角度
C リッジ間隔
D リッジ加工深さ
L サイドウォールの外径端縁とリムラインとの間の距離
R サイドウォールの径方向に対して装飾体を配置可能な領域
Wa 装飾体幅
Wb 折り返し間隔

Claims (1)

  1. タイヤのサイドウォールの表面に、周方向に並設した複数のリッジのみからなる円環状の装飾体と、当該装飾体と異なる少なくとも1つの表示体とを備え、
    前記リッジは、それぞれ、少なくとも3つの折り返し点を有し、装飾体のラジアル方向内側端及びラジアル方向外側端との相互間を、交互に傾斜方向を変化させながら延在するとともに、前記折り返し点の1つが前記装飾体の幅方向の中心に位置し、
    前記表示体は、装飾体よりもラジアル方向内側の領域のみ及び外側の領域のみのうちの、少なくとも一方に設けられたものであり、
    前記装飾体のラジアル方向幅Waは、

    Wa(min)≦Wa≦Wa(max) ・・・(1)
    Wa(min):16(mm)
    Wa(max):{L−10}(mm)
    L:サイドウォールの外径端とリムラインとの間の距離

    の範囲を満たすものであることを特徴とする空気入りタイヤ。
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