JP6610718B1 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】サイドウォール部外表面の表示物や装飾に起因するユニフォミティの低下や振動を抑制することを可能にした空気入りタイヤを提供する。【解決手段】サイドウォール部2外表面のタイヤ最大幅位置よりも径方向外側に、複数本の突条11の配列で形成されたセレーション加工が施された装飾領域10と、装飾領域に対して周方向に隣接した表示領域20とを設け、表示領域を、突条が形成されない平滑面21が装飾領域の端部間を繋ぐようにタイヤ周方向に延在する箇所を少なくとも一部に含み、且つ、文字、図形、または記号を描写する構成単位22aを組み合わせることで構成された表示物22が設けられた構成にし、装飾領域において隣り合う突条どうしの間に形成される谷間を平滑面よりも窪ませ、一方側のサイドウォール部に設けられた表示領域と他方側のサイドウォール部2に設けられた表示領域とをタイヤ周方向の位置がずれるように配置する。【選択図】図2

Description

本発明は、サイドウォール部の外表面に装飾や表示物を備えた空気入りタイヤに関し、更に詳しくは、これら装飾や表示物に起因するユニフォミティの低下や走行時の振動を抑制することを可能にした空気入りタイヤに関する。
空気入りタイヤのサイドウォール部は、タイヤを車両に装着した際に車両外側を向く部分であるため、様々な装飾を施すことがある。例えば、特許文献1のタイヤでは、サイドウォール部の外表面に、メーカー名やブランド名などを表示するための表示物が形成される。このような表示物は、例えば、サイドウォール部の外表面の基面から隆起した凸部や、基面に対して窪んだ凹部として形成され、凸部の頂面や凹部の底面の形状によって文字、図形、または記号が描写され、その組み合わせによってメーカー名やブランド名などが表現される。また、特許文献1のタイヤでは、タイヤ側面のデザイン性を高めるために、サイドウォール部の外表面の一部に、セレーション加工(互いに平行に配列された多数の微細な突条を設ける加工)が施されている。
このようなタイヤの場合、表示物が設けられた領域(以下、表示領域)とセレーション加工が施された領域(以下、装飾領域)とでは、ゴム量に差が生じる傾向がある。即ち、表示領域では表示物の形状によってゴム量が他の部位に対して増減する一方で、装飾領域では突条の大小によってゴム量が他の部位に対して増減するため、これら領域のそれぞれでのゴム量の増減の程度が異なり、結果的に表示領域と装飾領域との間にゴム量の差が生じることになる。これに加えて、表示領域および装飾領域は、通常、一対のサイドウォール部の両方にそれぞれ設けられるので、一方側のサイドウォール部と他方側のサイドウォール部とで装飾領域どうし或いは表示領域どうしのタイヤ周上の位置が重複すると、前述のゴム量の差は更に拡大することになる。このようなゴム量の差は、タイヤのユニフォミティや走行時の振動に影響を及ぼす虞がある。そのため、表示領域と装飾領域の形状や配置を最適化して、これら領域に起因するユニフォミティの低下や走行時の振動を抑制するための対策が求められている。
特許第6210127号公報
本発明の目的は、サイドウォール部の外表面に形成された表示物や装飾に起因するユニフォミティの低下や走行時の振動を抑制することを可能にした空気入りタイヤを提供することにある。
上記目的を達成する本発明の空気入りタイヤは、タイヤ周方向に延在して環状をなすトレッド部と、該トレッド部の両側に配置された一対のサイドウォール部と、これらサイドウォール部のタイヤ径方向内側に配置された一対のビード部とを備えた空気入りタイヤにおいて、前記一対のサイドウォール部のそれぞれの外表面のタイヤ最大幅位置よりもタイヤ径方向外側の領域に、互いに平行な複数本の突条の配列で形成されたセレーション加工が施された装飾領域と、前記装飾領域に対してタイヤ周方向に隣接した表示領域とを有し、前記表示領域は、前記突条が形成されない平滑面が前記装飾領域の端部間を繋ぐようにタイヤ周方向に延在する箇所を少なくとも一部に含み、且つ、文字、図形、または記号を描写する構成単位を組み合わせることで構成された表示物が設けられており、前記装飾領域において隣り合う突条どうしの間に形成される谷間が前記平滑面よりも窪んでおり、一方側のサイドウォール部に設けられた前記表示領域と他方側のサイドウォール部に設けられた前記表示領域とはタイヤ周方向の位置がずれるように配置されていることを特徴とする。
本発明では、上述のように、一方側のサイドウォール部と他方側のサイドウォール部との間で表示領域どうしをずらして配置しているので、装飾領域についても一方側のサイドウォール部と他方側のサイドウォール部との間でずれて配置されることになる。即ち、ゴム量の増減の程度が同程度になる領域どうしが、一方側のサイドウォール部と他方側のサイドウォール部との間でずれて配置されて、一方側のサイドウォール部と他方側のサイドウォール部との間でゴム量が相対的に大きい領域とゴム量が相対的に小さい領域とが互い違いに配置されることになる。そのため、一対のサイドウォール部の相互間でゴム量の増減を補い合うことができ、ユニフォミティを良好にして、走行時の振動を抑制することができる。
本発明では、平滑面におけるゴム厚さに対する突条の頂点までのゴム厚さの割合が90%〜110%であるが好ましい。これにより、突条によって形成される装飾領域の凹凸の程度を良好にすることができ、ユニフォミティを改善するには有利になる。尚、ゴム厚さは、子午線断面におけるカーカス層の外表面から各箇所の外表面(平滑面部の外表面や突条の頂点)までのゴム厚さである。
本発明では、一対のサイドウォール部のそれぞれに表示領域が2つずつ設けられ、これら2つの表示領域は各サイドウォール部において各表示領域のタイヤ周方向中心とタイヤ軸中心とを結ぶ直線どうしの成す角度が170°〜190°になるように配置され、一方側のサイドウォール部と他方側のサイドウォール部との間で最も近接する表示領域どうしのタイヤ軸を中心としたズレ角度が80°〜100°であることが好ましい。これにより、各サイドウォール部における表示領域の配置や、一方側のサイドウォール部と他方側のサイドウォール部との間での表示領域のズレ量が良好になるので、ユニフォミティを改善するには有利になる。
本発明では、表示領域のタイヤ周方向の一端から他端までのタイヤ軸を中心とした角度が45°以上100°以下であることが好ましい。これにより、各サイドウォール部における個々の表示領域の形状が良好になるため、ユニフォミティを改善するには有利になる。
本発明では、構成単位が底面の形状によって文字、図形、または記号を描写する凹部であり、表示物は複数の凹部が組み合わされた一連の凹部群として構成されており、凹部の前記平滑面からの凹み量が0.5mm〜0.8mmであることが好ましい。このように表示物の構成単位を凹部にすることで、突条の谷間が表示領域の基準面(平滑面)よりも窪むためゴム量が減少傾向にある装飾領域に対して、表示領域のゴム量についても減少傾向にすることができ、各サイドウォール部における表示領域と装飾領域とのゴム量の差を小さくすることができ、ユニフォミティを改善するには有利になる。
このとき、凹部の底面にセレーション加工が施された仕様にすることもできる。これにより、各凹部の視認性を向上することができる。
本発明の空気入りタイヤの子午線断面および斜視形状を模式的に示す説明図である。 本発明の実施形態からなる空気入りタイヤの側面図である。 装飾領域の断面形状を模式的に示す説明図である。 表示領域の位置関係について説明する模式図である。 装飾領域と表示領域の境界近傍を拡大して示す説明図である。
以下、本発明の構成について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、本発明の空気入りタイヤは、トレッド部1と、このトレッド部1の両側に配置された一対のサイドウォール部2と、サイドウォール部2のタイヤ径方向内側に配置された一対のビード部3とを備えている。尚、図1は要部のみを描写しているが、トレッド部1、サイドウォール部2、ビード部3は、それぞれタイヤ周方向に延在して環状を成しており、これにより空気入りタイヤのトロイダル状の基本構造が構成される。また、各タイヤ構成部材もタイヤ周方向に延在して環状を成すものである。
左右一対のビード部3間にはカーカス層4が装架されている。このカーカス層4は、タイヤ径方向に延びる複数本の補強コードを含み、各ビード部3に配置されたビードコア5の廻りに車両内側から外側に折り返されている。また、ビードコア5の外周上にはビードフィラー6が配置され、このビードフィラー6がカーカス層4の本体部と折り返し部とにより包み込まれている。一方、トレッド部1におけるカーカス層4の外周側には複数層(図1では2層)のベルト層7が埋設されている。各ベルト層7は、タイヤ周方向に対して傾斜する複数本の補強コードを含み、かつ層間で補強コードが互いに交差するように配置されている。これらベルト層7において、補強コードのタイヤ周方向に対する傾斜角度は例えば10°〜40°の範囲に設定されている。更に、ベルト層7の外周側にはベルト補強層8が設けられている。ベルト補強層8は、タイヤ周方向に配向する有機繊維コードを含む。ベルト補強層8において、有機繊維コードはタイヤ周方向に対する角度が例えば0°〜5°に設定されている。
本発明は、このような一般的な断面構造の空気入りタイヤに適用されるが、その基本構造は上述のものに限定されない。
本発明では、図2に示すように、サイドウォール部2の外表面にタイヤ最大幅位置よりもタイヤ径方向外側の領域に、後述の装飾領域10および表示領域20が設けられている。図2の例では、装飾領域10と表示領域20とがそれぞれ2箇所ずつ設けられ、これら領域はタイヤ周方向に交互に配置されている。そのため、各サイドウォール部2では、2つの装飾領域10どうしが対向する一方で、2つの表示領域20どうしも対向する位置関係になっている。
装飾領域10は、互いに平行な複数本の突条11の配列で形成されたセレーション加工が施された領域である。突条11とは、図3に拡大して示すように、例えば断面三角形状を有し、個々の突条11の幅w(隣り合う突条11の谷間の間の距離)が例えば0.5mm〜1.5mm、隣り合う突条11どうしの谷間から突条11の頂点までの高さhが例えば0.2mm〜0.5mmである。装飾領域10において、隣り合う突条11どうしの間に形成される谷間はサイドウォール部2の基準面(後述の表示領域の平滑面21)よりも窪んでいるため、装飾領域10はゴム量が相対的に減少傾向になる領域である。尚、装飾領域10は図2に示すように円環状の領域であり、更に、サイドウォール部2の外表面は図1に示すように丸みを帯びているので、複数本の突条11は完全に平行である必要はなく、±5°程度の傾きは許容される。
表示領域20は、突条11が形成されない平滑面21が装飾領域10の端部間を繋ぐようにタイヤ周方向に延在する箇所を少なくとも一部に含み、且つ、文字、図形、または記号を描写する構成単位22aを組み合わせることで構成された表示物22が設けられた領域である。図示の例では、2つの表示領域20が設けられている。一方の表示領域20では、文字「B」を描写する構成単位22aと、文字「c」を描写する構成単位22aと、文字「d」を描写する構成単位22aと、文字「E」を描写する構成単位22aと、文字「f」を描写する構成単位22aと、文字「g」を描写する構成単位22aと、文字「h」を描写する構成単位22aと、記号「‐」を描写する構成単位22aと、文字「V」を描写する構成単位22aと、文字「w」を描写する構成単位22aと、文字「x」を描写する構成単位22aと、長円形状の図形を描写する構成単位22aとが組み合わされて、「BcdEfgh‐Vwx」という一連の文字列に続いて長円形状の図形が羅列されて構成された表示物22が設けられている。他方の表示領域20では、三角形状の図形を描写する構成単位22aと、文字「A」を描写する構成単位22aと、文字「B」を描写する構成単位22aと、文字「C」を描写する構成単位22aと、文字「D」を描写する構成単位22aとが組み合わされて、三角形状の図形に続いて「AABBCCDD」という文字列が並んだ一連の表示物22が設けられた表示領域20とが設けられている。いずれの表示領域20においても表示物22を除いた全面(文字列の背景)が平滑面21になっている。
更に、図4に示すように、一方側のサイドウォール部2に設けられた表示領域20と他方側のサイドウォール部2に設けられた表示領域20とはタイヤ周方向の位置がずれるように配置されている。これにより、装飾領域10についても、一方側のサイドウォール部2と他方側のサイドウォール部2とで、少なくとも装飾領域10のタイヤ周方向中心どうしはタイヤ周方向にずれることになる。尚、図4では、一方側のサイドウォール部2と他方側のサイドウォール部2とを重ね合わせて示すにあたって、セレーション加工(突条11)は省略し、表示領域20に設けられた構成単位22aは丸印で略示し、且つ、一方側のサイドウォール部2の表示領域10にハッチングを付して、一対のサイドウォール部2間の装飾領域10および表示領域20の位置関係を示している。
このように表示領域20および装飾領域10を設けているので、ゴム量の増減の程度が同程度になる領域どうし(表示領域20どうし、装飾領域10どうし)が、一方側のサイドウォール部2と他方側のサイドウォール部2との間でずれて配置されて、一方側のサイドウォール部2と他方側のサイドウォール部2との間でゴム量が相対的に大きい領域とゴム量が相対的に小さい領域とが互い違いに配置されることになる。そのため、一対のサイドウォール部2の相互間でゴム量の増減を補い合うことができ、ユニフォミティを良好にして、走行時の振動を抑制することができる。
装飾領域10および表示領域20は、各サイドウォール部2のそれぞれの外表面のタイヤ最大幅位置よりもタイヤ径方向外側の領域に設けられるが、この領域は、他の補強材(ビードフィラー6、ベルト層7など)から離間し、カーカス層4とサイドウォール部2を構成するゴム層のみが存在し、更に、タイヤ内で最もゴム厚さが小さい部位であるため、突条11や表示物22によるゴム量の変化の影響が大きい領域である。そのため、この領域において、上述の構造を採用することは、ユニフォミティを向上して、走行時の振動を抑制するには有効である。
装飾領域10は、大半がセレーション加工で装飾されていれば装飾領域10と見做される。例えば、図示の例では、装飾領域10の一部(装飾領域10のタイヤ径方向中央部)にセレーション加工が施されない箇所を含むが、このセレーション加工が施されない箇所の面積が装飾領域10の全体の面積に占める割合が30%以下であれば、セレーション加工が施されない箇所を含む全体が装飾領域10と見做される。尚、装飾領域10の全体の面積とは、装飾領域10と表示領域20との境界どうしの間かつ、セレーション加工が施されたタイヤ径方向内側端を通るタイヤ軸を中心とした円弧とセレーション加工が施されたタイヤ径方向外側端を通るタイヤ軸を中心とした円弧との間の面積である。
装飾領域10において、突条11は上述の寸法で構成されるが、更に表示領域20の平滑面21におけるゴム厚さW2に対する突条11の頂点までのゴム厚さW1の割合を好ましくは90%〜110%にするとよい。これにより、突条11によって形成される装飾領域10の凹凸の程度を良好にすることができ、ユニフォミティを改善するには有利になる。尚、ゴム厚さW1,W2はいずれも、図3に示すように、子午線断面におけるカーカス層4の外表面から各箇所の外表面(平滑面21の外表面や突条11の頂点)までのゴム厚さである。ゴム厚さW2に対するゴム厚さW1の割合が90%未満であると、装飾領域10におけるゴム量が大きく減少するためユニフォミティを改善する効果が充分に得られなくなる。ゴム厚さW2に対するゴム厚さW1の割合が110%を超えると、突条11によって形成される凹凸が大きくなり、突条11自体の耐久性が低下する。
表示領域20は、上述のように平滑面21と表示物22で構成される領域であるが、一部に平滑面21および表示物22以外(例えばセレーション加工が施された箇所)を含んでいてもよい。但し、平滑面21および表示物22以外を含む場合であっても、平滑面21および表示物22以外の箇所の面積は表示領域20の全体の面積に対して20%以下とする。尚、表示領域20の全体の面積とは、装飾領域10と表示領域20との境界どうしの間かつ、セレーション加工が施されたタイヤ径方向内側端を通るタイヤ軸を中心とした円弧の延長線とセレーション加工が施されたタイヤ径方向外側端を通るタイヤ軸を中心とした円弧の延長線との間の面積である。好ましくは、図示のように表示物22を除く全体(表示物22の背景)が平滑面21であるとよい。
表示物22の構成単位22aとしては、底面の形状によって文字、図形、または記号を描写する凹部を採用することが好ましい。この場合、表示物22は複数の凹部が組み合わされた一連の凹部群として構成される。構成単位22aが凹部である場合、凹部の平滑面21からの凹み量dは0.5mm〜0.8mmであるとよい。凹部の凹み量dが0.5mm未満であると、平滑面21との差が小さすぎるため視認性が低下する。凹部の凹み量dが0.8mmを超えると凹部の底面からカーカス層4までのゴム厚さを充分に確保することが難しくなりタイヤの耐久性に影響が出る虞がある。このように表示物22の構成単位22aとして凹部を採用する場合、その凹部の底面にセレーション加工が施して視認性の更なる向上を図ることもできる。
表示物22の構成単位22aとして、頂面の形状によって文字、図形、または記号を描写する凸部を採用することもできる。この場合、表示物22は複数の凸部が組み合わされた一連の凸部群として構成される。但し、表示物22の構成単位22aが凸部であると、表示領域20のゴム量は表示物22(凸部)の分だけ増大することになるため、突条11の谷間が表示領域20の基準面(平滑面21)よりも窪んでゴム量が減少傾向にある装飾領域20とゴム量の差が拡大することになる。
表示領域20の大きさは、空気入りタイヤにおいて表示物22として採用される表示物22(メーカー名、ブランド名、商品名などの文字列)に含まれる構成単位22aの数(文字数)や、個々の表示物22の視認性を考慮して適宜決定することができる。特に、一般的に市場に流通しているタイヤでは、2種類の表示物22(製品ブランド名および製造業者名)を設けるために表示領域20を2箇所設けることが多い。この場合、表示領域20のタイヤ周方向の一端から他端までのタイヤ軸を中心とした角度θを好ましくは45°以上100°以下にするとよい。これにより、各サイドウォール部における個々の表示領域の形状が良好になるため、ユニフォミティを改善するには有利になる。角度θが45°未満であると表示領域20が小さくなるため視認性が低下する。角度θが100°を超えると、表示領域20が大きくなり過ぎて、表示領域20と装飾領域10とのバランスが低下し、ユニフォミティを向上する効果が充分に得られなくなる。尚、角度θは図5に示すように、最も大きい構成単位22a(図示の例では、文字「B」)のタイヤ径方向中心を通るタイヤ軸を中心とした円弧と装飾領域10と表示領域20との境界との交点Pを基準に測定される。
一方側のサイドウォール部2と他方側のサイドウォール部2とで表示領域20をタイヤ周方向にずらして配置するにあたって、一方側のサイドウォール部2と他方側のサイドウォール部2との間で最も近接する表示領域20どうしのタイヤ軸を中心とした角度(各表示領域20のタイヤ周方向中心とタイヤ軸とを結ぶ直線が成す角度)をズレ角度αとすると、ズレ角度αは表示領域20の個数によって好適な範囲が決定される。例えば、図示のように、一対のサイドウォール部2のそれぞれに表示領域20が2つずつ設けられ、これら2つの表示領域20が各サイドウォール部2において対向する(各表示領域20のタイヤ周方向中心とタイヤ軸中心とを結ぶ直線どうしの成す角度βが170°〜190°になる)ように配置された場合、ズレ角度αは80°〜100°であることが好ましい。これにより、各サイドウォール部2における表示領域20の配置や、一方側のサイドウォール部2と他方側のサイドウォール部2との間での表示領域20のズレ量が良好になるので、ユニフォミティを改善するには有利になる。ズレ角度αが80°未満または100°超であると、表示領域20のズレ量を適度に確保することができず、ユニフォミティを改善する効果が限定的になる。尚、表示領域20の大きさによって一方側のサイドウォール部2の表示領域20と他方側のサイドウォール部2の表示領域20の一部が重複する可能性はあるが、表示領域20の個数が2つ以外の場合は、各サイドウォール部2において表示領域20が等間隔で配置される限りは、ズレ角度αは、片側のサイドウォール部2における表示領域20の個数Nに対して(180°/N)±20°の範囲内に設定することが好ましい。
空気入りタイヤにおいては、装飾領域10や表示領域20(表示物22)として様々な形態が採用され得るので、装飾領域10や表示領域20(表示物22)の形状に応じて、上述の各種設定は適宜組み合わせて採用することができる。いずれの場合も、上述の各種設定を採用したタイヤでは、装飾領域10や表示領域20(表示物22)によって発生するゴム量の大小を、一対のサイドウォール部の相互間で補い合うことができ、ユニフォミティを良好にして、走行時の振動を抑制することができる。
タイヤサイズが235/65R16C 115/113Tであり、図1に例示する基本構造を有し、サイドウォール部の外表面に設けられた表示領域に設けられる表示物の種類、表示物が凹部である場合の凹部の底面のセレーション加工の有無、表示領域のタイヤ周方向の一端から他端までのタイヤ軸を中心とした角度θ、表示物が凹部である場合の凹部の凹み量d、一方側のサイドウォール部と他方側のサイドウォール部との間で最も近接する表示領域どうしのタイヤ軸を中心とした角度(ズレ角度α)、各表示領域のタイヤ周方向中心とタイヤ軸中心とを結ぶ直線どうしの成す角度(表示領域の間隔β)、表示領域の平滑面におけるゴム厚さW2に対する突条の頂点までのゴム厚さW1の割合(W1/W1×100%)をそれぞれ表1〜2のように設定した従来例1、実施例1〜20の21種類の空気入りタイヤを作製した。
尚、実施例19は、表示物の構成単位として凸部が設けられた例であるため、表2の凹み量dの欄は空欄とした。この例では、表示領域の平滑面からの凸部の隆起高さを0.8mmに設定した。
これら空気入りタイヤについて、下記の評価方法により、振動性能と表示の視認性とを評価し、その結果を表1〜2に併せて示した。
振動性能
各試験タイヤをリムサイズ16×7Jのホイールに組み付けて、空気圧を前輪で350kPa、後輪で435kPaとして試験車両に装着し、舗装路面を直進する際の振動についてテストドライバーによる官能評価を行った。評価結果は、表1では従来例1の値を100とする指数で示した。この指数値が大きいほど走行時の振動が小さく、振動性能に優れることを意味する。
視認性
各試験タイヤの表示物の視認性について、10名のパネラーの目視により、以下の基準で判定した。評価結果は、以下の基準に基づく評価値の総和を求め、表1では従来例1の値を100とする指数で示した。この指数値が大きいほど視認性が優れることを意味する。
[判定基準]
4:表示物の構成単位(文字)のそれぞれについて明確に認識できた。
3:表示物の構成単位(文字)の一部が不明瞭であったが、表示物全体(文字列全体)としては明瞭な印象を受けた。
2:表示物の構成単位(文字)を個別に判別することは難しかったが、表示物全体(文字列全体)は認識できた。
1:表示物全体が不明瞭な印象を受けた。
Figure 0006610718
Figure 0006610718
表1〜2から明らかなように、実施例1〜20はいずれも、従来例1と比較して、振動性能が改善し、且つ、視認性を良好に維持または向上した。尚、直進時の振動性能はタイヤのユニフォミティの影響が大きいため、振動性能が改善した実施例1〜20はいずれもユニフォミティが良好であると判断できる。
1 トレッド部
2 サイドウォール部
3 ビード部
4 カーカス層
5 ビードコア
6 ビードフィラー
7 ベルト層
8 ベルト補強層
10 装飾領域
11 突条
20 表示領域
21 平滑面
22 表示物
22a 構成単位

Claims (6)

  1. タイヤ周方向に延在して環状をなすトレッド部と、該トレッド部の両側に配置された一対のサイドウォール部と、これらサイドウォール部のタイヤ径方向内側に配置された一対のビード部とを備えた空気入りタイヤにおいて、
    前記一対のサイドウォール部のそれぞれの外表面のタイヤ最大幅位置よりもタイヤ径方向外側の領域に、互いに平行な複数本の突条の配列で形成されたセレーション加工が施された装飾領域と、前記装飾領域に対してタイヤ周方向に隣接した表示領域とを有し、
    前記表示領域は、前記突条が形成されない平滑面が前記装飾領域の端部間を繋ぐようにタイヤ周方向に延在する箇所を少なくとも一部に含み、且つ、文字、図形、または記号を描写する構成単位を組み合わせることで構成された表示物が設けられており、
    前記装飾領域において隣り合う突条どうしの間に形成される谷間が前記平滑面よりも窪んでおり、
    一方側のサイドウォール部に設けられた前記表示領域と他方側のサイドウォール部に設けられた前記表示領域とはタイヤ周方向の位置がずれるように配置されていることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記平滑面におけるゴム厚さに対する前記突条の頂点までのゴム厚さの割合が90%〜110%であることを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記一対のサイドウォール部のそれぞれに前記表示領域が2つずつ設けられ、これら2つの表示領域は各サイドウォール部において各表示領域のタイヤ周方向中心とタイヤ軸中心とを結ぶ直線どうしの成す角度が170°〜190°になるように配置され、一方側のサイドウォール部と他方側のサイドウォール部との間で最も近接する前記表示領域どうしのタイヤ軸を中心としたズレ角度が80°〜100°であることを特徴とする請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記表示領域のタイヤ周方向の一端から他端までのタイヤ軸を中心とした角度が45°以上100°以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記構成単位が底面の形状によって文字、図形、または記号を描写する凹部であり、前記表示物は複数の前記凹部が組み合わされた一連の凹部群として構成されており、前記凹部の前記平滑面からの凹み量が0.5mm〜0.8mmであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記凹部の底面にセレーション加工が施されたことを特徴とする請求項5に記載の空気入りタイヤ。
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