JP2004352089A - 旋回式作業機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジン冷却方式が吐き出し式のものであって、エンジンの排風が直接立ち木等に吹きかかることを防止し、側を通行する作業者や歩行者へ吹きかかることの防止を図る。
【解決手段】走行装置1の上部に旋回体8を備える旋回式作業機械であって、前記旋回体8の旋回中心からの後部突出長さが旋回中心から履帯側端までの長さと略同一であり、エンジン冷却形式が吐出式の旋回式作業機械において、エンジン30を覆うボンネット15に冷却風を排出する排気口15bを設け、該排気口15bに上向きの風向板16aを設けた。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は旋回作業車における旋回体の構造に関し、特に、ボンネットに設ける排風構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、機体下部にクローラ式走行装置等の走行装置の中央上部に旋回体を載置して、左右旋回自在に構成される旋回式作業車は一般的に知られている。
このような旋回作業車の旋回体内部には、エンジンが配設されており、該エンジンを冷却するためのラジエータ及び冷却ファンがエンジンの近傍に配設され、冷却後の排風は、旋回体の側部に開口した排気口より後方に排出するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、ローダのボンネット後部に排気口を設け、該排気口に角度変更可能なルーバ機構を設け、ラジエータ水の水温や作業機用作動油や走行装置用作動油の油温に伴って、ルーバの角度を水平から上方に向けて可変に構成し、エンジンルームから漏れる騒音の低減、及び、エンジンの冷却効率を向上してオーバーヒートを防止するようにした技術が公開されている(特許文献2参照)。また、ボンネットの後部開口に風向板を設けて下方に向けて排出するようにした技術も公知となっている(特許文献3参照)。
【0003】
そして、上記のような構造の作業車においては、ボンネットの排気口から後方に排気される構成となっていたために、排出されるエンジン排風が壁際の植込み等にかかることがなく、また、作業車の側方を通る作業者や歩行者へ吹き付けることもなかった。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−342644号公報
【特許文献2】
特開平11−11162号公報
【特許文献3】
実開平2−41822号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、バックホー等の旋回作業車であって、特に、旋回体の旋回中心からの後部突出長さが旋回中心から履帯側端までの長さと略同一、所謂後方小旋回型の作業車にあっては、壁際や歩道に沿って旋回して作業することが可能となるため、旋回体と壁際との距離が近くなって、エンジン排風が排風口を介して直接立ち木等に吹きかかり、立ち木を枯らす原因となっていたのである。また、作業時において、側方を通行する作業者や歩行者へも直接吹きかかり、不快感を与えることもあったのである。
このような問題点を回避する為に、エンジンの冷却方式を吸い込み式にすることが考えられるが、吸い込み式では運転席の下に熱気が溜まり、それによってオペレータルームが熱くなり、オペレータにとって不快となるものであった。
【0006】
以上の問題点を鑑み、本発明においては、エンジン冷却方式が吐き出し式のものであって、エンジンの排風が直接立ち木等に吹きかかることを防止し、側方を通行する作業者や歩行者へ吹きかかることを防止するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0008】
即ち、請求項1においては、走行装置の上部に旋回体を備える旋回式作業機械であって、前記旋回体の旋回中心からの後部突出長さが旋回中心から履帯側端までの長さと略同一であり、エンジン冷却形式が吐出式の旋回式作業機械において、エンジンを覆う外装カバーに冷却風を排出する開口部を設け、該開口部に上向きの風向板を外装カバーに設けたものである。
【0009】
請求項2においては、走行装置の上部に旋回体を備える旋回式作業機械であって、前記旋回体の旋回中心からの後部突出長さが旋回中心から履帯側端までの長さと略同一であり、エンジン冷却形式が吐出式の旋回式作業機械において、エンジンを覆う外装カバーに冷却風を排出する開口部を設け、該開口部とラジエータの間にダクトを設け、ダクト出口に上向きの風向板を設けたものである。
【0010】
請求項3においては、走行装置の上部に旋回体を備える旋回式作業機械であって、前記旋回体の旋回中心からの後部突出長さが旋回中心から履帯側端までの長さと略同一であり、エンジン冷却形式が吐出式の旋回式作業機械において、エンジンを覆う外装カバーに冷却風を排出する開口部を設け、該開口部とラジエータの間にダクトを設け、ダクト出口に下向きの風向板を設けたものである。
【0011】
請求項4においては、走行装置の上部に旋回体を備える旋回式作業機械であって、前記旋回体の旋回中心からの後部突出長さが旋回中心から履帯側端までの長さと略同一であり、エンジン冷却形式が吐出式の旋回式作業機械において、エンジンを覆う外装カバーに冷却風を排出する開口部を設け、該開口部に、上下略中央部より上側は上方向に、上下略中央部より下側は下方向に向ける風向板を外装カバーに設けたものである。
【0012】
請求項5においては、走行装置の上部に旋回体を備える旋回式作業機械であって、前記旋回体の旋回中心からの後部突出長さが旋回中心から履帯側端までの長さと略同一であり、エンジン冷却形式が吐出式の旋回式作業機械において、エンジンを覆う外装カバーに冷却風を排出する開口部を設け、該開口部とラジエータの間にダクトを設け、ダクト出口に、上下略中央部より上側は上方向に、上下略中央部より下側は下方向に向ける風向板を外装カバーに設けたものである。
【0013】
請求項6においては、前記風向板を複数設け、該風向板の一部または前部を着脱可能に構成したものである。
【0014】
請求項7においては、走行装置の上部に旋回体を備える旋回式作業機械であって、前記旋回体の旋回中心からの後部突出長さが旋回中心から履帯側端までの長さと略同一であり、エンジン冷却形式が吐出式の旋回式作業機械において、エンジンを覆う外装カバーに冷却風を排出する開口部を設け、該開口部の外側にカバー体を設けて、該カバー体と外装カバーの上側の間に出口開口を設けたものである。
【0015】
請求項8においては、走行装置の上部に旋回体を備える旋回式作業機械であって、前記旋回体の旋回中心からの後部突出長さが旋回中心から履帯側端までの長さと略同一であり、エンジン冷却形式が吐出式の旋回式作業機械において、エンジンを覆う外装カバーに冷却風を排出する開口部を設け、該開口部の外側にカバー体を設けて、該カバー体と外装カバー下側の間に出口開口を設けたものである。
【0016】
請求項9においては、走行装置の上部に旋回体を備える旋回式作業機械であって、前記旋回体の旋回中心からの後部突出長さが旋回中心から履帯側端までの長さと略同一であり、エンジン冷却形式が吐出式の旋回式作業機械において、エンジンを覆う外装カバーに冷却風を排出する開口部を設け、該開口部の外側にカバー体を設けて、該カバー体と外装カバーの上側と下側の間に出口開口を設けたものである。
【0017】
請求項10においては、前記カバー体を外装カバーと一体的に構成したものである。
【0018】
請求項11においては、前記カバー体を着脱可能に構成したものである。
【0019】
請求項12においては、前記開口部に風向板を配置したものである。
【0020】
請求項13においては、請求項1乃至請求項12のいずれかに記載の旋回式作業機械において、エンジンを覆う外装カバーに冷却風を排出する開口部を設け、該開口部とラジエータの間にダクトを設け、該ダクトの上部を覆う蓋体を着脱自在に構成したものである。
【0021】
【発明の実施の形態】
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の一実施例に係る旋回作業車の全体構成を示す側面図、図2は旋回体の構成を示す側面図、図3はボンネットの構成を示す側面図、図4は旋回体内部の概略構成を示す平面図、図5はグリルの構成を示す正面断面図、図6は第二実施例のグリルの構成を示す正面断面図、図7は第三実施例のグリルの構成を示す正面断面図、図8は風向板の構成を示す正面断面図、図9は別実施例の風向板の構成を示す正面断面図、図10はカバー体の構成を示す正面断面図、図11は第二実施例のカバー体の構成を示す正面断面図、図12は第三実施例のカバー体の構成を示す正面断面図、図13はボンネットに一体成形された排風グリルの構成を示す後面斜視図、図14は脱着可能な風向板の構成を示す斜視図、図15はボンネット内側に配される排風ダクトの構成を示す図である。
【0022】
まず、本発明の排気構造を有する旋回式作業車の全体構成について説明する。
図1に示すように、旋回作業車は、クローラ式走行装置1の上部中央に旋回台軸受7を配置し、該旋回台軸受7により旋回体8を左右旋回可能に軸受支持している。該クローラ式走行装置1の前後一端部において、排土板10を上下回動自在に配設している。
【0023】
旋回体8上にはエンジン30を載置して外装カバー(以下ボンネットと称する)15により被覆し、更に運転席21や作業機の操作装置等が配設されている。旋回体8の前端部には左右回動自在に取り付けられたブームブラケット12に、ブーム6の下端部が前後回動自在に枢支されている。該ブーム6の先端部はアーム5の基部が枢支されており、該アーム5の先端部にはバケット4等のアタッチメント機器が装着されるものである。また、旋回体8の後部上にはキャノピー70が立設されている。
【0024】
前記クローラ式走行装置1は前後一側に駆動スプロケット41が配置され、他側に従動スプロケット42が配置され、該駆動スプロケット41と従動スプロケット42の間に履帯43が巻回されている。該駆動スプロケット41は油圧モータ44によって駆動される。また、旋回体8の下部に配される旋回フレーム32と旋回台軸受7の間には旋回モータが配置され、該旋回モータにより旋回フレーム32を旋回可能としている。
また、前記旋回体8の旋回中心からの後部突出長さが旋回中心から履帯43側端までの長さと略同一、所謂、後方小旋回型の掘削作業機械に構成しており、壁際に沿って旋回して作業ができる構成としている。
【0025】
次に、旋回体8の構成についてにより説明する。
図4、図5に示すように、旋回体8は旋回フレーム32上にエンジン30やラジエータ37や油圧ポンプや作動油タンクやバッテリや燃料タンク等を載置し、これらをボンネット15やサイドカバー11(図2)等により覆っている。エンジン30とラジエータ37との間には冷却ファン34を配置しており、該ラジエータ37の側方のボンネット15側面には排気口15bを設けて、該排気口15bとラジエータ37との間に排風ダクト15aが配置され、これらを左右方向に順に配置している。エンジン30の駆動により冷却ファン34が回転駆動されてラジエータ37に向けて冷却風が送風され、ラジエータ37を通過して高温となった排風は排風ダクト15aを介してボンネット15に設けた排気口15bより旋回体8の外部に排出される構成としている。
旋回体8の後部にはカウンタウェイト31が配設され、左右側部はサイドカバー11・11により被装されるものである。また、旋回体8の略中央上に運転席21が配設される。
【0026】
エンジンやラジエータ等を覆う外装カバーは本実施例では左ボンネットと右ボンネットと後部ボンネットと上部ボンネットより構成されているが、一つまたは複数を一体的に構成することもでき、ラジエータ37の排出側の外装カバーに排気口が構成されている。本実施例では右側のボンネット15に排気口15bが形成されている。
該ボンネット15の構成について図3乃至図5により説明する。
図2に示すように、ボンネット15は旋回体8の上側部を被装するものであり、旋回体8の側部形状に沿った形状に構成されている。旋回体8のラジエータ37配置側のボンネット15には排気口15bを設け、該排気口15bに断面視階段状に形成される段付き部(図5)を有するグリル16が形成されている。本実施例では斜め側部後方にグリル16が配置されている。該グリル16には排風方向を変更する手段が設けられ、ボンネット15またはダクト出口部分と一体的に構成することもできるし、別部材で構成して着脱可能に構成することもできる。該グリル16にはプレート状のフィン等によって風向板16a・16a・・・を形成して、エンジン冷却風の排風方向を変更できるようにしている。
ボンネット15の後部は、旋回体8の後部に配設されるカウンタウェイト31の側部形状に沿って構成されており、ボンネット15の後下部は切りかかれた形状になっている。
【0027】
前記グリル16は格子状に形成されており、正面断面視においては、階段状に構成されている。グリル16は板状に形成された風向板16aを上下平行に前後(また刃左右)方向に横設しており、それぞれ機体外側を斜上方へ傾けて配置して、エンジン30から排出される排気を斜め上方へ吐き出すように構成している。また、各風向板16a・16a・・・の前後(または左右)間には適宜間隔をあけて梯子状に縦桟16bが懸架され、エンジン排風の風圧により各風向板間の幅が変化しないようにすると共に、風向板16aの補強を図っているものである。
このように成形されるグリル16をボンネット15に設けた排気口15bに装着し、エンジン排風方向を変更するようにしているのである。尚、縦桟16bの位置はラジエータの縦桟や側板の位置に合わせて対向した外側に配設され、できるだけ排風の抵抗の増加を防止するようにしている。
【0028】
以上のように、旋回体8のボンネット15に排風方向を変更する形状を有するグリルを設けたので、エンジン排風方向を上方に向けることができ、エンジン排風が壁際の立ち木や、歩行者に吹きかかることを防止できるのである。また、エンジンの冷却方式を吐き出し式としているので、オペレータルームが熱くなることがなく、オペレータルーム内の快適性を保つことができる。
【0029】
なお、図6に示すように、前記グリル16に形成される横向きの風向板16aを、それぞれ斜め下方に傾けて配置する構成としてもよい。
即ち、このように構成することで、エンジン排風を下方向に向けて排出することが可能となり、壁際に沿って作業する際に、エンジン排風が壁際の立ち木や、歩行者に吹きかかることを防止できるのである。
【0030】
また、図7に示すように、前記横向きの風向板16aをグリル16の上下中間位置より上部分は斜め上方に傾けて配置し、下部分は斜め下方に傾けて配置する構成としてもよい。
このような構成とすることで、エンジン排風を上下方向に排出することが可能となり、エンジン排風が水平方向へ排出されることがなく、エンジン排風が壁際の立ち木や、歩行者に吹きかかることを防止できるのである。
【0031】
以上のように、旋回体8のボンネット15に設けた排気ダクト15aに排風方向変更手段を設けて、エンジン排風方向を上方向、下方向、又は、上下方向に向けて排出するように構成したので、エンジン排風方向が水平方向に排出されることがないため、側を通行する歩行者に吹きかかることがなく、また、壁際に沿って作業する際においても、壁際の立ち木等に吹きかかることがないため、立ち木等を枯らす心配がないのである。
【0032】
次に、排風方向変更手段の第二実施例について説明する。
前記第一実施例ではボンネットとダクトと風向板が一体的、または、ボンネットと風向板が一体的、または、ダクトと風向板が一体的に構成していたが、第二実施例では、風向板をボンネットまたはダクトと別部材とで構成している。
即ち、図8に示すように、排風ダクト15aの内部、または、ボンネット15に設けた排気口15bの内側に板状の風向板19を上下略平行に横方向に複数並設して、エンジン排風方向を下方向に排出できるように構成している。
前記風向板19はボンネット15に設けた排気口15bの内側に配される排気ダクト15a内部に横架され、排気ダクト15aの内部側面に両端部を固設している。また、風向板19は上下方向に複数並設されて、それぞれ外側が斜下方に傾けて配置されている。また、図示しないが、全て外側が斜上方に傾けて配置することもできる。
このような構成により、エンジン排風方向を下方向(または上方向)に案内することができ、壁際に沿って作業する際に、エンジン排風が壁際の立ち木や、歩行者に吹きかかることを防止することができるのである。
【0033】
また、図9に示すように、排風ダクト15a内部の上下位置に複数並設した風向板19の上半部は斜上方に向けて傾けて配置し、下半部は斜下方に向けて傾けて配置することで、エンジン排風方向を上下方向に排出するように構成してもよい。
即ち、ボンネットに設けた排気口15bの上下中間位置を基準として上半部分の風向板19aは斜上方に傾けて配置し、下半部分の風向板19bは斜下方に傾けて配置しているのである。
このように構成することで、ラジエータ37を通過して排気ダクト15a内に進入するエンジン排風が水平方向に排出されることがないため、壁際の立ち木や歩行者に吹きかかることを防止できるのである。
また、図示しないが、グリルのみボンネットやダクトと別部材で構成し、前記同様に風向板を斜上方向、または、斜下方向、または、上部中間から上半分は斜上方に、下半分は斜下方に向けて配置する構成とすることもできる。このとき、グリルはボンネットまたはダクトに対して着脱自在に構成し、ボルト等により固定するものである。
【0034】
次に、排風方向変更手段の第三実施例について説明する。
前記第一実施例及び第二実施例では風向板または風向板を用いて風向を変更していたが、第三実施例では、ボンネットまたはダクトの排気用開口部の外側に、所定間隔をあけてカバー体を設けて、該カバー体とボンネットまたはダクトの開口端との間の上部または下部または側部に出口開口を設けて、その出口開口から上方または下方または側方に排風を導くように構成している。但し、開口部に風向板を設ける構成とすることも、設けない構成とすることもできる。
即ち、図10に示すように、ボンネット15にカバー体25を設ける構成について説明すると、ボンネット15に設けた冷却風排出用の排気口15bの位置及び大きさに合わせて、排気口15bの外側にカバー体25を配置して、該カバー体25の上部とボンネット15の間からエンジン排風を上方向に排出できるように構成している。
つまり、カバー体25はボンネット15の外面側から所定間隔を開けて外側に突出して配置し、ボンネット15に設けた排気口15bの下部及び左右側部を密閉して固定して、ボンネット15外面とカバー体25上部の間に開口を設ける構成としている。そして、エンジン排風がこの上部の出口開口のみから排出される構成としている。また、風向板19・19・・・をボンネット15に設けた排気口15b内に配置して、カバー体25上部の開口部にエンジン排風を案内できるようにしている。
このような構成により、エンジン排風方向を上方向に案内することができ、壁際に沿って作業する際に、エンジン排風が壁際の立ち木や、歩行者に吹きかかることを防止することができるのである。
【0035】
また、図11に示すように、前述の形態と逆に、カバー体25をボンネット15の外面であって、ボンネット15に設けた排気口15bの上部及び左右側部を密閉固定して、下部を出口開口した構成としてもよい。風向板19・19・・・は斜め下方に向ける。
つまり、このような構成とすることで、エンジン排風が下部の開口部のみから排出されることとなり、エンジン排風方向を下方向に案内することができ、同様の効果を得ることができるのである。
【0036】
さらに、図12に示すように、前記カバー体25をボンネット15の外面であって、ボンネット15の排気口15bの左右側部を密閉固定して、上部と下部を出口開口とする構成としてもよい。
この場合、排気口15bの上下中間位置より上側の風向板19a・19a・・・は斜上方に傾けて配置し、下側の風向板19b・19b・・・は斜下方に傾けて配置している。
このように、排気口15bに別体で風向板19・19・・・を設け、ボンネット15外装に別体としてカバー体25を設けると共に、カバー体25の上部と下部を開口したので、エンジン排風が上部と下部の出口開口のみから排出されることとなり、エンジン排風方向を上下方向に案内することができる。そして、水平方向へエンジン排風が排出されることがなく、壁際の立ち木や、歩行者に吹きかかることを防止できるのである。
尚、前記カバー体25は排気口15bより大きく構成して直接排気が側方へ排出されないようにしており、該カバー体25はボンネットまたはダクトに対して着脱自在に構成することができ、または、ボンネットまたはダクトと一体的に構成することもできる。また、開口面積を大きくするために、カバー体25の四隅を固定して、カバー体25とボンネットの間の上下左右に開口部を設けることもできる。
【0037】
次に、第一実施例または第二実施例のグリルにおいて、複数の風向板を部分的、つまり、一つまたは複数を着脱可能とした実施例について説明する。
つまり、本実施例では最下端の風向板を着脱可能に構成した実施例について説明する。図13、図14に示すように、旋回体8を形成するボンネット15の外装に排風グリル26が一体的に設けられており、該排風グリル26は格子状に形成されている。該排風グリル26を構成する複数の風向板26a・26a・・・は斜上方に向けて傾けて配置されており、該風向板26a・26a・・・の間には梯子状に縦桟26b・26b・・・が懸架されている。
【0038】
前記排風グリル26の下部には脱着自在に風向板29がボルト20等で固定されて配置されており、該風向板29は前記風向板26aと同様に斜上方に向けて傾けて配置されている。前記ボルト20・20は排風グリル26の下部に穿孔された孔を挿通して、風向板29の左右両端に螺挿されている。そして、該ボルト20・20を取り外すことで、風向板29を取り外すことができるようにしている。
【0039】
このような構成により、両側のボルト20・20を外すことにより、前記風向板29を外して開口部26cの下部において手を挿入できる程度の開口を設けることができ、該開口部26cから排風グリル26内部側に配置されたラジエータ等のメンテナンスを行うことが可能となるのである。例えば、ラジエータの冷却水を交換する場合など、大きなボンネットを外すことなく、最下部の風向板29を外すだけでラジエータ下部に設けたドレンの栓を外すことができるのである。このとき、風向板26aが上方に傾斜して設けられていると、下方に向かって容易に手を挿入することができ、外す風向板の数も少なくできるのである。また、ラジエータの上下中途部に温度センサが配置されているときには、その温度センサが配置されている高さに一致する風向板を着脱可能に構成することで、温度センサの不良を判断したり、交換等が容易にできるのである。また、開口部と風向板の間にオイルクーラーやコンデンサ等の冷却を要する機器が配置されている場合も同様に、その高さに合致する風向板を着脱可能に構成することで、その部分の風向板を外すことで容易にメンテナンスができるのである。
このように、旋回体8の外装に一体的に設けた排風グリル26の一部の風向板を脱着可能に構成したので、簡単な構造でメンテナンス性を向上できるのである。
【0040】
次に、排風ダクト15aの構造について図4、図15により説明する。
前述の如く、排風ダクト15aは、ボンネット15の側面に設けた排気口15bとラジエータ37との間に配置されている。
図15に示すように、前記排風ダクト15aはボンネット15の内側に配置され、排気口15bを覆うように水平方向に貫通されたボックス状に形成されている。また、前記排風ダクト15aは、略円弧状に湾曲されたボンネット15の側面に設けられた排気口15bを覆うため、外周形状を平面視略三角形状に形成している(図4)。
【0041】
前記排風ダクト15aの上板は、外側外周をボンネット15の形状に合わせて略扇状に形成され、その他の部分は排風ダクト15aの上部形状に合わせて蓋体38が構成されており、排風ダクト15aの上部からエンジン排風が漏れないようにしている。前記蓋体38は、ボルト等の締結具を挿通するための挿通孔38aを複数外周部に有しており、ボルト39により排風ダクト15aの上部に固定されているものである。
また、前記蓋体38はボルト39を取り外すことで、容易に排風ダクト15aの上部から取り外すことが可能となっているものである。但し、ボルトによる固定以外に、ワンタッチ式の係止具を用いたり、嵌め込み式に構成することもでき、着脱可能として固定するための構造は限定するものではない。
【0042】
このように排風ダクト15aの上部に着脱自在に蓋体38を設けていることで、作業時には排風ダクト15aの上部を閉じておくことができ、メンテナンス時には、上部ボンネットを開放して、前記蓋体38を取り外すことで、排風ダクト15aの内部の清掃及び点検等を行い易くすることができるのである。
【0043】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、以下に示すような効果を奏する。
【0044】
即ち、請求項1に示す如く、走行装置の上部に旋回体を備える旋回式作業機械であって、前記旋回体の旋回中心からの後部突出長さが旋回中心から履帯側端までの長さと略同一であり、エンジン冷却形式が吐出式の旋回式作業機械において、エンジンを覆う外装カバーに冷却風を排出する開口部を設け、該開口部に上向きの風向板を外装カバーに設けたので、
エンジン排風を上方向に排出することができ、壁際の立ち木等に直接吹きかかることがない。また、側を通行する歩行者に吹きかかることがないものである。
【0045】
請求項2に示す如く、走行装置の上部に旋回体を備える旋回式作業機械であって、前記旋回体の旋回中心からの後部突出長さが旋回中心から履帯側端までの長さと略同一であり、エンジン冷却形式が吐出式の旋回式作業機械において、エンジンを覆う外装カバーに冷却風を排出する開口部を設け、該開口部とラジエータの間にダクトを設け、ダクト出口に上向きの風向板を設けたので、
エンジン排風を上方向に排出することができ、壁際の立ち木等に直接吹きかかることがない。また、側を通行する歩行者に吹きかかることがないものである。
【0046】
請求項3に示す如く、走行装置の上部に旋回体を備える旋回式作業機械であって、前記旋回体の旋回中心からの後部突出長さが旋回中心から履帯側端までの長さと略同一であり、エンジン冷却形式が吐出式の旋回式作業機械において、エンジンを覆う外装カバーに冷却風を排出する開口部を設け、該開口部とラジエータの間にダクトを設け、ダクト出口に下向きの風向板を設けたので、
エンジン排風が下方向に排出することができ、壁際の立ち木等に直接吹きかかることがない。また、側を通行する歩行者に吹きかかることがないものである。
【0047】
請求項4に示す如く、走行装置の上部に旋回体を備える旋回式作業機械であって、前記旋回体の旋回中心からの後部突出長さが旋回中心から履帯側端までの長さと略同一であり、エンジン冷却形式が吐出式の旋回式作業機械において、エンジンを覆う外装カバーに冷却風を排出する開口部を設け、該開口部に、上下略中央部より上側は上方向に、上下略中央部より下側は下方向に向ける風向板を外装カバーに設けたので、
エンジン排風が水平方向に排出されることがなく、壁際の立ち木等に直接吹きかかることがない。また、側を通行する歩行者に吹きかかることがないものである。
【0048】
請求項5に示す如く、走行装置の上部に旋回体を備える旋回式作業機械であって、前記旋回体の旋回中心からの後部突出長さが旋回中心から履帯側端までの長さと略同一であり、エンジン冷却形式が吐出式の旋回式作業機械において、エンジンを覆う外装カバーに冷却風を排出する開口部を設け、該開口部とラジエータの間にダクトを設け、ダクト出口に、上下略中央部より上側は上方向に、上下略中央部より下側は下方向に向ける風向板を外装カバーに設けたので、
エンジン排風が水平方向に排出されることがなく、壁際の立ち木等に直接吹きかかることがない。また、側を通行する歩行者に吹きかかることがないものである。
【0049】
請求項6に示す如く、前記風向板を複数設け、該風向板の一部または前部を着脱可能に構成したので、
遮蔽された外装カバー内部のメンテナンスを容易に行うことができるようになる。また、簡単な構造でメンテナンス性の向上を図ることができる。
【0050】
請求項7に示す如く、走行装置の上部に旋回体を備える旋回式作業機械であって、前記旋回体の旋回中心からの後部突出長さが旋回中心から履帯側端までの長さと略同一であり、エンジン冷却形式が吐出式の旋回式作業機械において、エンジンを覆う外装カバーに冷却風を排出する開口部を設け、該開口部の外側にカバー体を設けて、該カバー体と外装カバーの上側の間に出口開口を設けたので、
エンジン排風を上方向に排出することができ、壁際の立ち木等に直接吹きかかることがない。また、側を通行する歩行者に吹きかかることがないものである。
【0051】
請求項8に示す如く、走行装置の上部に旋回体を備える旋回式作業機械であって、前記旋回体の旋回中心からの後部突出長さが旋回中心から履帯側端までの長さと略同一であり、エンジン冷却形式が吐出式の旋回式作業機械において、エンジンを覆う外装カバーに冷却風を排出する開口部を設け、該開口部の外側にカバー体を設けて、該カバー体と外装カバー下側の間に出口開口を設けたので、
エンジン排風を下方向に排出することができ、壁際の立ち木等に直接吹きかかることがない。また、側を通行する歩行者に吹きかかることがないものである。
【0052】
請求項9に示す如く、走行装置の上部に旋回体を備える旋回式作業機械であって、前記旋回体の旋回中心からの後部突出長さが旋回中心から履帯側端までの長さと略同一であり、エンジン冷却形式が吐出式の旋回式作業機械において、エンジンを覆う外装カバーに冷却風を排出する開口部を設け、該開口部の外側にカバー体を設けて、該カバー体と外装カバーの上側と下側の間に出口開口を設けたので、
エンジン排風が水平方向に排出されることがなく、壁際の立ち木等に直接吹きかかることがない。また、側を通行する歩行者に吹きかかることがないものである。
【0053】
請求項10に示す如く、前記カバー体を外装カバーと一体的に構成したので、
エンジン排風が水平方向に排出されることがなく、壁際の立ち木等に直接吹きかかることがない。また、側を通行する歩行者に吹きかかることがないものである。
【0054】
請求項11に示す如く、前記カバー体を着脱可能に構成したので、
エンジン排風が水平方向に排出されることがなく、壁際の立ち木等に直接吹きかかることがない。また、側を通行する歩行者に吹きかかることがないものである。
【0055】
請求項12に示す如く、前記開口部に風向板を配置したので、
エンジン排風が水平方向に排出されることがないため、壁際の立ち木に吹きかかることがなく、また、側を通行する歩行者に吹きかかることがないものである。
【0056】
請求項13に示す如く、請求項1乃至請求項12のいずれかに記載の旋回式作業機械において、エンジンを覆う外装カバーに冷却風を排出する開口部を設け、該開口部とラジエータの間にダクトを設け、該ダクトの上部を覆う蓋体を着脱自在に構成したので、
メンテナンス時に、蓋体を取り外すことで、排風ダクトの内部の清掃及び点検等が行い易くなるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る旋回作業車の全体構成を示す側面図。
【図2】旋回体の構成を示す側面図。
【図3】ボンネットの構成を示す側面図。
【図4】旋回体内部の概略構成を示す平面図。
【図5】グリルの構成を示す正面断面図。
【図6】第二実施例のグリルの構成を示す正面断面図。
【図7】第三実施例のグリルの構成を示す正面断面図。
【図8】風向板の構成を示す正面断面図。
【図9】別実施例の風向板の構成を示す正面断面図。
【図10】カバー体の構成を示す正面断面図。
【図11】第二実施例のカバー体の構成を示す正面断面図。
【図12】第三実施例のカバー体の構成を示す正面断面図。
【図13】ボンネットに一体成形された排風グリルの構成を示す後面斜視図。
【図14】脱着可能な風向板の構成を示す斜視図。
【図15】ボンネット内側に配される排風ダクトの構成を示す図。
【符号の説明】
1 クローラ式走行装置
8 旋回体
15 ボンネット
15a 排気ダクト
16 グリル
16a 風向板
16b 縦桟
30 エンジン
32 旋回フレーム
34 冷却ファン
37 ラジエータ

Claims (13)

  1. 走行装置の上部に旋回体を備える旋回式作業機械であって、前記旋回体の旋回中心からの後部突出長さが旋回中心から履帯側端までの長さと略同一であり、エンジン冷却形式が吐出式の旋回式作業機械において、
    エンジンを覆う外装カバーに冷却風を排出する開口部を設け、該開口部に上向きの風向板を外装カバーに設けたことを特徴とする旋回式作業機械。
  2. 走行装置の上部に旋回体を備える旋回式作業機械であって、前記旋回体の旋回中心からの後部突出長さが旋回中心から履帯側端までの長さと略同一であり、エンジン冷却形式が吐出式の旋回式作業機械において、
    エンジンを覆う外装カバーに冷却風を排出する開口部を設け、該開口部とラジエータの間にダクトを設け、ダクト出口に上向きの風向板を設けたことを特徴とする旋回式作業機械。
  3. 走行装置の上部に旋回体を備える旋回式作業機械であって、前記旋回体の旋回中心からの後部突出長さが旋回中心から履帯側端までの長さと略同一であり、エンジン冷却形式が吐出式の旋回式作業機械において、
    エンジンを覆う外装カバーに冷却風を排出する開口部を設け、該開口部とラジエータの間にダクトを設け、ダクト出口に下向きの風向板を設けたことを特徴とする旋回式作業機械。
  4. 走行装置の上部に旋回体を備える旋回式作業機械であって、前記旋回体の旋回中心からの後部突出長さが旋回中心から履帯側端までの長さと略同一であり、エンジン冷却形式が吐出式の旋回式作業機械において、
    エンジンを覆う外装カバーに冷却風を排出する開口部を設け、該開口部に、上下略中央部より上側は上方向に、上下略中央部より下側は下方向に向ける風向板を外装カバーに設けたことを特徴とする旋回式作業機械。
  5. 走行装置の上部に旋回体を備える旋回式作業機械であって、前記旋回体の旋回中心からの後部突出長さが旋回中心から履帯側端までの長さと略同一であり、エンジン冷却形式が吐出式の旋回式作業機械において、
    エンジンを覆う外装カバーに冷却風を排出する開口部を設け、該開口部とラジエータの間にダクトを設け、ダクト出口に、上下略中央部より上側は上方向に、上下略中央部より下側は下方向に向ける風向板を外装カバーに設けたことを特徴とする旋回式作業機械。
  6. 前記風向板を複数設け、該風向板の一部または前部を着脱可能に構成したことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の旋回式作業機械。
  7. 走行装置の上部に旋回体を備える旋回式作業機械であって、前記旋回体の旋回中心からの後部突出長さが旋回中心から履帯側端までの長さと略同一であり、エンジン冷却形式が吐出式の旋回式作業機械において、
    エンジンを覆う外装カバーに冷却風を排出する開口部を設け、該開口部の外側にカバー体を設けて、該カバー体と外装カバーの上側の間に出口開口を設けたことを特徴とする旋回式作業機械。
  8. 走行装置の上部に旋回体を備える旋回式作業機械であって、前記旋回体の旋回中心からの後部突出長さが旋回中心から履帯側端までの長さと略同一であり、エンジン冷却形式が吐出式の旋回式作業機械において、
    エンジンを覆う外装カバーに冷却風を排出する開口部を設け、該開口部の外側にカバー体を設けて、該カバー体と外装カバー下側の間に出口開口を設けたことを特徴とする旋回式作業機械。
  9. 走行装置の上部に旋回体を備える旋回式作業機械であって、前記旋回体の旋回中心からの後部突出長さが旋回中心から履帯側端までの長さと略同一であり、エンジン冷却形式が吐出式の旋回式作業機械において、
    エンジンを覆う外装カバーに冷却風を排出する開口部を設け、該開口部の外側にカバー体を設けて、該カバー体と外装カバーの上側と下側の間に出口開口を設けたことを特徴とする旋回式作業機械。
  10. 前記カバー体を外装カバーと一体的に構成したことを特徴とする請求項7または請求項8または請求項9記載の旋回式作業機械。
  11. 前記カバー体を着脱可能に構成したことを特徴とする請求項7または請求項8または請求項9記載の旋回式作業機械。
  12. 前記開口部に風向板を配置したことを特徴とする請求項7または請求項8または請求項9記載の旋回式作業機械。
  13. 請求項1乃至請求項12のいずれかに記載の旋回式作業機械において、エンジンを覆う外装カバーに冷却風を排出する開口部を設け、該開口部とラジエータの間にダクトを設け、該ダクトの上部を覆う蓋体を着脱自在に構成したことを特徴とする旋回式作業機械。
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