JP2004349792A - 光書込制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は安価に動作周波数の高速化、EMI対策を行う光書込制御装置を提供する。
【解決手段】デジタル複写装置1は、入力画像データをメモリ制御部41で転送クロックCLKVに同期させて取り込み、当該取り込んだ画像データに画像処理部42で所定の画像処理を施して、当該画像処理の施された画像データにパターン生成部43等で必要な付与情報を付与した後、画像データを、点灯制御部46で、レーザ光源の点灯制御用の信号として所定周波数の最終クロックCLKWに同期させて出力して、LDアレイユニット23を点灯制御するが、少なくとも画像処理部42を、最終クロックCLKWの周波数とは異なる周波数の中間クロックCLKEで動作させている。したがって、安価に複数の周波数で動作させ、安価にかつ適切に動作周波数の高速化とEMI対策を行うことができる。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光書込制御装置に関し、詳細には、安価に動作周波数の高速化、EMI対策を行う光書込制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特開平9−9021号公報
デジタル複写装置、デジタルプリンタ及びデジタルファクシミリ装置等の画像形成装置においては、高品質の画像を高速に記録することができることから、半導体レーザ等のレーザ光源から出射されたレーザ光を利用して画像形成する電子写真方式の画像形成装置が普及している。
【0003】
電子写真方式の画像形成装置においては、書込制御ASIC(Application Specific Integrated Circuit)で、前段の画像加工部から入力される画像データの取り込みを行い、取り込んだ画像データに対して、スムージング処理等の編集処理及びシステムに対応した付与情報の追加を行った後、レーザ光源の制御を行うLD制御部に対して、LD点灯信号を転送して、感光体上に静電潜像を形成している。
【0004】
このような構成の画像形成装置の光書込装置においては、画像データの取込部分(メモリ制御部分)において、前段からの各種画像データフォーマットに対して、画像データのフォーマット変換を行うとともに、最終クロックへの画像データの同期化(速度変換)を主な機能としている。すなわち、メモリ制御部から出力された画像データは、以降、最終クロックに同期して各種処理を行う。
【0005】
ところが、画像形成装置においては、近年、高速化、高画質化の要求に対応するために、書込クロック(最終クロック)の高速化の要求があり、書込制御ASICにおいては、動作周波数の高速化への対応に伴って、製造プロセスの微細化(0.35um→0.18um→0.13um)が進んでいる。
【0006】
また、動作クロックの高速化に伴って、画像データの書込タイミングと画像データの読出タイミングとの同期を取るための対策が求められ、本出願人は、先に、FIFO(First−In First−Out)を用いて書き込みと読み出しの速度変換を行う画像データ制御装置を提案している(特許文献1参照)。
【0007】
さらに、一般的に、画像形成装置では、動作周波数が高速化すると、放出する電磁波のエネルギが多くなり、各国で規制しているEMI(Electromagnetic Interference;電波雑音干渉)規格を満足できなくなってくる。
【0008】
そして、従来から画像形成装置においては、外部へ放出する電磁波を少なくするために、シールドやフェライト等のEMI対策部品を取り付けて、EMI規格を満足させている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報記載の従来技術にあっては、FIFOを用いて速度変換を行っており、適切な速度変換を行うことはできるが、高速化に伴うタイミングエラー対策のためには、合成結果のゲート数が予期せぬほど膨大になり、ASICのトータルコストの上昇の原因となって、光書込制御装置、ひいては画像形成装置が高価なものとなるという問題があった。
【0010】
また、従来、動作周波数が高速化することによる電磁波対策として、EMI対策部品を光書込制御装置に取り付けているが、EMI対策部品は、高価であり、光書込制御装置、ひいては画像形成装置が高価なものとなるという問題があった。
【0011】
そこで、請求項1記載の発明は、入力画像データをデータ取込手段で所定の転送クロックに同期させて取り込み、当該取り込んだ画像データに画像処理手段で所定の画像処理を施して、当該画像処理の施された画像データに情報付与手段で必要な付与情報を付与した後、当該付与情報の付与された画像データを、点灯制御手段で、レーザ光源の点灯制御用の信号として所定周波数の最終クロックに同期させて出力して、レーザ光を出射するレーザ光源を点灯制御するに際して、少なくとも画像処理手段を、最終クロックの周波数とは異なる周波数の動作クロックで動作させることにより、安価に各手段を複数の周波数で動作させて、放射妨害電波ノイズを分散させ、安価にかつ適切に動作周波数の高速化とEMI対策を行う光書込制御装置を提供することを目的としている。
【0012】
請求項2記載の発明は、少なくとも画像処理手段を動作させる動作クロックが、最終クロックの周波数よりも低周波数のクロックとすることにより、必要以上の製造プロセスの微細化及びゲート数の増加を防止し、より一層安価にかつ適切に放射妨害電波ノイズを分散させて、より一層安価にかつ適切に動作周波数の高速化とEMI対策を行う光書込制御装置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明の光書込制御装置は、入力画像データをデータ取込手段で所定の転送クロックに同期させて取り込み、当該取り込んだ画像データに画像処理手段で所定の画像処理を施して、当該画像処理の施された画像データに情報付与手段で必要な付与情報を付与した後、当該付与情報の付与された画像データを、点灯制御手段で、前記レーザ光源の点灯制御用の信号として所定周波数の最終クロックに同期させて出力して、レーザ光を出射するレーザ光源を点灯制御する光書込制御装置であって、少なくとも前記画像処理手段を、前記最終クロックの周波数とは異なる周波数の動作クロックで動作させることにより、上記目的を達成している。
【0014】
上記構成によれば、入力画像データをデータ取込手段で所定の転送クロックに同期させて取り込み、当該取り込んだ画像データに画像処理手段で所定の画像処理を施して、当該画像処理の施された画像データに情報付与手段で必要な付与情報を付与した後、当該付与情報の付与された画像データを、点灯制御手段で、レーザ光源の点灯制御用の信号として所定周波数の最終クロックに同期させて出力して、レーザ光を出射するレーザ光源を点灯制御するに際して、少なくとも画像処理手段を、最終クロックの周波数とは異なる周波数の動作クロックで動作させるので、安価に各手段を複数の周波数で動作させて、放射妨害電波ノイズを分散させることができ、安価にかつ適切に動作周波数の高速化とEMI対策を行うことができる。
【0015】
この場合、例えば、請求項2に記載するように、前記光書込制御装置は、少なくとも前記画像処理手段を動作させる動作クロックが、前記最終クロックの周波数よりも低周波数のクロックであってもよい。
【0016】
上記構成によれば、少なくとも画像処理手段を動作させる動作クロックが、最終クロックの周波数よりも低周波数のクロックとしているので、必要以上の製造プロセスの微細化及びゲート数の増加を防止することができ、より一層安価にかつ適切に放射妨害電波ノイズを分散させて、より一層安価にかつ適切に動作周波数の高速化とEMI対策を行うことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
【0018】
図1〜図5は、本発明の光書込制御装置の一実施の形態を示す図であり、図1は、本発明の光書込制御装置の一実施の形態を適用したデジタル複写装置1の要部ブロック構成図である。
【0019】
図1において、デジタル複写装置1は、スキャナ部2、書込ユニット3、CPU(Central Processing Unit )4、ROM(Read Only Memory)5、RAM(Random Access Memory)6、画像メモリ7及び操作部8等を備えており、上記主要各部は、バス9で接続されていて、このバス9とスキャナ部2とのインターフェースを行うI/F10等を備えている。
【0020】
ROM5は、デジタル複写装置1としての基本プログラム等の各種プログラムを格納しているとともに、これらの各種処理プログラムを実行するのに必要な各種データを予め格納している。
【0021】
CPU4は、ROM5内のプログラムに基づいて、RAM6をワークメモリとして利用しつつデジタル複写装置1の各部を制御し、デジタル複写装置1としての基本シーケンス等を実行する。
【0022】
画像メモリ7は、大容量のRAMあるいはハードディスク等で構成され、CPU4の制御下で、スキャナ部2の読み取った画像データあるいは図示しない外部装置、例えば、パーソナルコンピュータ等から送られてきたデータ(画像データ)を一時記憶し、また、必要に応じて読み出される。
【0023】
操作部8は、スタートキーやファンクションキー等の各種操作キーを備えるとともに、ディスプレイ(例えば、液晶ディスプレイ)を備え、操作キーからは、デジタル複写装置1を操作するのに必要な各種命令が入力され、ディスプレイには、操作キーから入力された命令内容やデジタル複写装置1からオペレータに通知する各種情報が表示される。
【0024】
スキャナ部2は、図示しないが、原稿に読取光を照射する読取ランプ、原稿で反射された反射光を光電変換してアナログの画像データを出力するCCD(Charge Coupled Device )等の光電変換素子、原稿で反射された反射光を光電変換素子に入射させる読取光学系等を備えているとともに、VPU(Visual Processing Unit)11とIPU(Image Processing Unit)12等を備えており、VPU11に、光電変換素子の変換したアナログの画像データが入力される。
【0025】
VPU11は、光電変換素子から入力される原稿のアナログの画像データをA/D(アナログ/デジタル)変換して、黒オフセット補正、シェーディング補正及び画素位置補正を行っった後、IPU3に出力する。
【0026】
IPU12は、VPU11から入力される画像データに、所定の画像処理、例えば、2値画像においては、解像度変換及びサイズ変換等の画像処理を行って、I/F10及びバス9を介して画像メモリ7に画像処理後の画情報を転送する。
【0027】
書込ユニット3は、書込ユニット3の制御を行う書込制御ASIC21、LD制御部22及びLDアレイユニット23等を備えており、さらに、詳細には、図2に示すように、偏向器24、fθレンズ25、感光体ドラム26、光受光器27等を備えている。そして、書込制御ASIC21は、GAVD(Gate Array Video Device )を含み、LD制御部22は、LD駆動部28とAPC制御部29を有している。また、LDアレイユニット(レーザ光源)23は、発光部30と受光部31を備えており、発光部30は、複数のLDを備え、各LDは、それぞれLD駆動部28により駆動されて点灯、消灯する。受光部31は、発光部30のLDから後方に出射されるレーザビームが入射され、当該入射されるレーザビームの光強度を検出して、当該光強度に対応する受光信号をLD制御部22のAPC制御部29に出力する。
【0028】
書込ユニット3は、LDアレイユニット23の発光部30から前方に出射されたレーザービームを、図示しないコリメータレンズによりコリメートして、回転多面鏡からなる偏向器24で偏向し、fθレンズ25により感光体ドラム26の帯電器で一様に帯電された表面に結像させて、その結像スポットを偏向器24の回転で感光体ドラム26の軸方向に反復して移動すると同時に感光体ドラム26が回転することで、感光体ドラム26上に静電潜像を形成する。
【0029】
光検出器27は、感光体ドラム26の情報書込領域外に設けられ、偏向器24で偏向されたレーザービームを検出して同期検知信号を書込制御ASIC21に出力する。書込制御ASIC21は、情報信号をLD制御部22内のLD駆動部28に印可するが、そのタイミングを光検出器27からの同期信号により制御する。LD駆動部28は、書込制御ASIC21のGAVDからの情報信号により、LDアレイユニット23の発光部30を駆動させて感光体ドラム26上に静電潜像を形成させる。
【0030】
書込ユニット3は、感光体ドラム26上に形成された静電潜像を現像器で現像して転写器で、転写紙等の用紙に転写して、画像形成する。
【0031】
また、書込ユニット3は、LDアレイユニット23内の発光部30から後方に出射されるレーザビームを、PD(フォトダイオード)等の受光部31に入射して、受光部31でその光強度を検出して、光強度に対応する受光信号をAPC制御部29に出力する。
【0032】
APC制御部29は、受光部31からの受光信号に応じてLD駆動部28を制御して、LDアレイユニット23の発光部30の個々の発光素子の出力光量を一定に制御(APC制御)する。具体的には、LDアレイユニット23の各発光素子の駆動電源を、それぞれの受光信号により各発光素子の出力光量が一定になるように調整して保持する。
【0033】
さらに、書込制御ASIC(光書込制御装置)21は、図3に示すようにブロック構成されており、メモリ制御部41、画像処理部42、パターン生成部43、4本のFIFO44、γ変換部45及び点灯制御部46等を備えており、書込ユニット3は、さらに、ゲート制御部47、CPUI/F部48及びレジスタ格納部49等を備えている。
【0034】
メモリ制御部(データ取込手段)41は、IPU12から画像データが入力され、この画像データに速度変換処理及びフォーマット変換処理を行って、画像処理部42に出力する。画像処理部(画像処理手段)42は、メモリ制御部41からの画像データに画像処理を施してパターン生成部43に出力し、パターン生成部43は、画像処理部42からの画像データに各種作像パターンを付与してFIFO44に出力する。FIFO44は、パターン生成部43からの画像データをビーム間の主走査位置に合わせて感光体ドラム26上での位置合せを行って、γ変換部45に出力し、γ変換部45は、FIFO44から読み出された画像データをドラム特性に合わせてduty変換を行って、点灯制御部46に出力する。そして、上記パターン生成部43、FIFO44及びγ変換部45は、全体として、情報付与手段として機能している。
【0035】
点灯制御部(点灯制御手段)46は、γ変換部45からの画像データに対して、APC制御を行うためのデータ付加、同期信号確保用の強制点灯データを付加して、LD制御部22に出力する。
【0036】
ゲート制御部47は、各モジュールの動作タイミングを同期信号に従って決定し、レジスタ格納部49は、各制御部の動作モードを決定する。そして、CPUI/F部48は、このレジスタ格納部39とCPU4とのI/Fをつかさどる。
【0037】
そして、上記書込制御ASIC21は、図3に各部の動作クロックの割り振りを示すように、IPU12からメモリ制御部41へ転送クロックCLKVに同期にて画像データが転送され、書込制御ASIC21内のメモリ制御部41は、転送クロックCLKVを用いて内部メモリに画像データを格納する。書込制御ASIC21は、内部メモリからの画像データの読み出しを、中間クロックCLKEに同期して行い、当該画像データを、画像処理部42、パターン生成部43を中間クロックCLKEで通過させた後、中間クロックCLKEに同期させてFIFO44に格納する。書込制御ASIC21は、FIFO44からの画像データの読み出しを、最終クロックCLKWで行い、読み出した画像データを、最終クロックCLKWに同期させてγ変換部45、点灯制御部46を通過させて、最終クロックCLKWに同期させて、LD制御部5に当該画像データを供給する。
【0038】
そして、書込制御ASIC21内の各クロック、すなわち、最終クロックCLKWと中間クロックCLKEは、図示しないPLL(Phase Locked Loop )により供給される。
【0039】
クロックの供給方法は、例えば、PLLを2個用いて、各々PLLの発生するクロック毎に、独自の周波数を供給するようにしてもよいし、最終クロックCLKWをPLLの分周によって供給する場合には、中間クロックCLKEを、その分周比を大きくすることで周波数を低くして供給するようにしてもよい。
【0040】
次に、本実施の形態の作用を説明する。本実施の形態のデジタル複写装置1は、その書込制御ASIC21の内部動作クロック周波数を複数用い、最終クロックCLKWの周波数よりも低い周波数のクロックを用いて内部で動作させる。
【0041】
すなわち、通常のデジタル複写装置は、図4に示すように、同期信号、有効画像領域信号及び画像データが上記転送クロックCLKVで動作し、ライン位置合わせ信号、メモリ制御出力、画像処理部出力、パターン生成部出力(FIFO入力)、FIFO出力、γ変換部出力及び点灯制御部出力が最終クロックCLKWで動作しており、メモリ制御部から出力された画像データを、以降、最終クロックに同期して各種処理を行っている。
【0042】
したがって、従来のデジタル複写装置では、タイミングエラーを防止するためにコストが高くかかったり、EMI対策のためにコストが高くかかったりしていた。
【0043】
そこで、本実施の形態のデジタル複写装置1は、図4に○で囲んで示す期間では、何の動作処理も行っていないため、この期間を有効に利用して、その分だけ動作クロック周波数を落としている。
【0044】
すなわち、デジタル複写装置1は、スキャナ部2で原稿の画像を光電変換した光電変換素子からのアナログの画像データをVPU11でA/D変換して必要な補正を行った後、書込制御ASIC21に転送する。このとき、図5に▲1▼で示すように、IPU12から1ライン走査期間に4ライン分の画像データが、有効画像領域信号に従って、順次、書込制御ASIC21に転送される。このIPU12から書込制御ASIC21への画像データの転送は、図5に示すように、転送クロックCLKVに同期して転送され、書込制御ASIC21は、この転送されてきた画像データをメモリ制御部41が順次内部メモリに格納する。
【0045】
次に、書込制御ASIC21は、図5に▲2▼で示すように、中間クロック用ライン位置合せ信号に同期した図示しないメモリ用主走査方向ゲート信号に従って出力タイミングが決定され、そのゲート信号に従って、メモリ制御部41が内部メモリに格納した画像データを、当該メモリから随時、中間クロックCLKEを用いて読み出す、すなわち、メモリ制御出力する。
【0046】
次に、書込制御ASIC21は、メモリ制御出力データを、中間クロックCLKEで、画像処理部42で、画像加工処理を行って、パターン制御部43に入力し、パターン制御部43で各パターン付与を行った後、図5に▲3▼で示すように、FIFO44に入力する。
【0047】
次に、書込制御ASIC21は、図4に▲4▼で示すように、FIFO44から画像データを最終クロックCLKWに同期して読み出し、γ変換部45及び点灯制御部46へと最終クロックCLKWに同期して転送してデータ付与したLD点灯信号を出力LED制御部22に出力する。
【0048】
いま、有効書込幅が、300mm、有効走査期間率が、60%、ライン周期が、300usであって、1200dpi書込みであるとすると、最終クロックCLKWは、300mm×1200dpi÷(300us×60%×25.4mm)=78.7MHzとなる。
【0049】
そして、中間クロック動作部分においては、画像領域信号しか扱わないため、有効書込幅分のみライン走査期間で扱えばよい。そこで、扱う比率を95%とした場合、中間クロックCLKEとして、300mm×1200dpi÷(300us×95%×25.4mm)=49.7MHzを用いることができ、この中間クロックCLKEの周波数まで、書込制御ASIC21の動作周波数を落とすことができる。
【0050】
すなわち、中間クロックCLKEでの動作部分は、49.7MHzで合成が可能となり、設計上の負担が従来より小さくなる。
【0051】
このように、本実施の形態のデジタル複写装置1は、入力画像データをメモリ制御部41で転送クロックCLKVに同期させて取り込み、当該取り込んだ画像データに画像処理部42で所定の画像処理を施して、当該画像処理の施された画像データにパターン生成部43等で必要な付与情報を付与した後、当該付与情報の付与された画像データを、点灯制御部46で、レーザ光源の点灯制御用の信号として所定周波数の最終クロックCLKWに同期させて出力して、レーザ光を出射するLDアレイユニット23を点灯制御するに際して、少なくとも画像処理部42を、最終クロックCLKWの周波数とは異なる周波数の動作クロックである中間クロックCLKEで動作させている。
【0052】
したがって、安価に各手段を複数の周波数で動作させて、放射妨害電波ノイズを分散させることができ、安価にかつ適切に動作周波数の高速化とEMI対策を行うことができる。
【0053】
また、本実施の形態のデジタル複写装置1は、少なくとも画像処理部42を動作させる動作クロックを、最終クロックCLKWの周波数よりも低周波数のクロックである中間クロックCLKEとしている。
【0054】
したがって、必要以上の製造プロセスの微細化及びゲート数の増加を防止することができ、より一層安価にかつ適切に放射妨害電波ノイズを分散させて、より一層安価にかつ適切に動作周波数の高速化とEMI対策を行うことができる。
【0055】
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0056】
【発明の効果】
請求項1記載の発明の光書込制御装置によれば、入力画像データをデータ取込手段で所定の転送クロックに同期させて取り込み、当該取り込んだ画像データに画像処理手段で所定の画像処理を施して、当該画像処理の施された画像データに情報付与手段で必要な付与情報を付与した後、当該付与情報の付与された画像データを、点灯制御手段で、レーザ光源の点灯制御用の信号として所定周波数の最終クロックに同期させて出力して、レーザ光を出射するレーザ光源を点灯制御するに際して、少なくとも画像処理手段を、最終クロックの周波数とは異なる周波数の動作クロックで動作させるので、安価に各手段を複数の周波数で動作させて、放射妨害電波ノイズを分散させることができ、安価にかつ適切に動作周波数の高速化とEMI対策を行うことができる。
【0057】
請求項2記載の発明の光書込制御装置によれば、少なくとも画像処理手段を動作させる動作クロックが、最終クロックの周波数よりも低周波数のクロックとしているので、必要以上の製造プロセスの微細化及びゲート数の増加を防止することができ、より一層安価にかつ適切に放射妨害電波ノイズを分散させて、より一層安価にかつ適切に動作周波数の高速化とEMI対策を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光書込制御装置の一実施の形態を適用したデジタル複写装置の要部ブロック構成。
【図2】図1の書込ユニットの要部構成図。
【図3】図1の書込制御ASICの詳細な要部ブロック構成図。
【図4】従来のデジタル複写装置の書込制御ASICの動作タイミング図。
【図5】図1のデジタル複写装置の書込制御ASICの動作タイミング図。。
【符号の説明】
1 デジタル複写装置
2 スキャナ部
3 書込ユニット
4 CPU
5 ROM
6 RAM
7 画像メモリ
8 操作部
9 バス
10 I/F
11 VPU
12 IPU
21 ASIC
22 LD制御部
23 LDアレイユニット
24 偏向器
25 fθレンズ
26 感光体ドラム
27 光受光器
28 LD駆動部
29 APC制御部
30 発光部
31 受光部
41 メモリ制御部
42 画像処理部
43 パターン生成部
44 FIFO
45 γ変換部
46 点灯制御部
47 ゲート制御部
48 CPUI/F部
49 レジスタ格納部

Claims (2)

  1. 入力画像データをデータ取込手段で所定の転送クロックに同期させて取り込み、当該取り込んだ画像データに画像処理手段で所定の画像処理を施して、当該画像処理の施された画像データに情報付与手段で必要な付与情報を付与した後、当該付与情報の付与された画像データを、点灯制御手段で、前記レーザ光源の点灯制御用の信号として所定周波数の最終クロックに同期させて出力して、レーザ光を出射するレーザ光源を点灯制御する光書込制御装置であって、少なくとも前記画像処理手段を、前記最終クロックの周波数とは異なる周波数の動作クロックで動作させることを特徴とする光書込制御装置。
  2. 前記光書込制御装置は、少なくとも前記画像処理手段を動作させる動作クロックが、前記最終クロックの周波数よりも低周波数のクロックであることを特徴とする請求項1記載の光書込制御装置。
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