JP2002347275A - 画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents

画像形成装置および画像形成方法

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JP2002347275A JP2001157059A JP2001157059A JP2002347275A JP 2002347275 A JP2002347275 A JP 2002347275A JP 2001157059 A JP2001157059 A JP 2001157059A JP 2001157059 A JP2001157059 A JP 2001157059A JP 2002347275 A JP2002347275 A JP 2002347275A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数レーザ使用による主走査方向の画素ずれ
のない画像形成装置,画像形成方法を提供する。 【解決手段】 PLL402で周期の変更可能な基本ク
ロックを生成し、周期クロック発生器403で前記基準
クロックから、主走査方向の走査を開始するタイミング
信号BDに同期した同期クロックを生成し、クロック位
相制御403で前記同期クロックから位相の変更可能な
画像クロックを生成する。そして複数ラインの走査間に
生じる主走査方向の画素ずれを、前記PLL402によ
る周期の変更と、前記クロック位相制御器403による
位相の変更により修正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光ドラム等の像
坦持体に複数のレーザビーム(以下レーザと略記する)
で静電潜像を形成し、その静電潜像を現像することによ
って画像を形成する画像形成装置に関し、特にその主走
査方向の画素ずれの修正に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、レーザビームを感光ドラム上
に走査して画像形成する装置が知られている。こうした
装置において、高速化対応のため装置の画像形成速度を
早くするとレーザをより早く走査するためにポリゴンミ
ラーを高速で回転させる必要がでてくる。また、高速で
画像形成するためには、1画素を形成するための時間は
短くする必要があるため、画像処理をするための画像ク
ロックを高速化していく必要がでてくる。しかしなが
ら、ポリゴンミラーの高速回転処理や、画像処理の高速
化には、素子のスピード限界があり、精度を求めると高
コスト化を伴なってしまう。
【0003】こうした問題に対処する手法の一つとし
て、2本のレーザを同時に感光ドラム上に走査する手法
が提案されている。2本のレーザを同時に走査すること
により、ポリゴンの回転数は同じ画像形成スピードなら
ば半分の回転スピードに、また、画像処理に関しても半
分のスピードで処理することが可能となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、2レー
ザを同時に走査する構成をとった場合、レーザの感光ド
ラムに対する照射角が大きいと主走査方向の画素ずれ
(ドットずれ)を生じてしまうといった問題が存在す
る。
【0005】この主走査方向の画素ずれが生じる原理を
以下に示す。図10(a)は感光ドラムを横から見て、
レーザが照射される感光ドラム面の4分の1の部分を示
している。感光ドラムをに対しレーザAとレーザBは平
行にドラムに照射される。実際にはレーザAとレーザB
の鏡塔は僅かな距離しか離れていないのだが、ここで
は、簡単に説明するためレーザAとレーザBは離れて表
示している。この時、レーザAがドラムに照射される位
置とレーザBがドラムに照射される位置でのドラム上の
距離は微小な距離δxとなる。図10(b)は、主走査
端部のレーザの照射を示しているが、δxの距離により
端部では、δyの主走査方向の画素ずれが生じることを
示している。最終的に図10(c)に示すように、2つ
のレーザA,Bにより主走査方向にレーザを走査する
と、端部において、レーザAとレーザBではδyなる主
走査方向の画素ずれが生じることになる。この主走査方
向の画素ずれにより副走査方向の線画などにジャギーが
目立つことになる。
【0006】また、カラー画像の場合、4色の重ね合わ
せの場合、色むらの原因となってしまうといった問題が
発生する。
【0007】こうした問題を解決する一つとして各レー
ザの光路をミラーなどで変更してやる手法が提案されて
いるが、各レーザが物理的に近い場合、各レーザごとに
光路を変更することは難しい。また、ミラーをメカ的に
移動させる必要があるので、多くの部品が必要であり、
また、精度が要求されるためコスト的にも高くついてし
まう。
【0008】本発明は、このような状況のもとでなされ
たもので、複数レーザ使用による主走査方向の画素ずれ
のない画像形成装置,画像形成方法を提供することを目
的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、画像形成装置を次の(1)ないし
(4)のとおりに構成し、画像形成装置における画像形
成方法を次の(5)のとおりに構成する。
【0010】(1)周期の変更可能な基本クロックを生
成する基準クロック生成手段と、主走査方向の走査を開
始するタイミング信号に同期して、前記基本クロック生
成手段で生成した基準クロックから、同期クロックを生
成する同期クロック生成手段と、前記同期クロック生成
手段で生成したクロックから位相の変更可能な画像クロ
ックを生成するクロック位相制御手段とをそれぞれ有す
る複数の同期制御部と、前記複数の同期制御部により制
御され像坦持体上を複数ライン同時に走査する走査手段
とを備え、前記複数ラインの走査間に生じる主走査方向
の画素ずれを、前記基準クロック生成手段による周期の
変更と、前記クロック位相制御手段による位相の変更に
より修正する画像形成装置。
【0011】(2)前記(1)記載の画像形成装置にお
いて、前記像坦持体は感光ドラムである画像形成装置。
【0012】(3)前記(1)または(2)記載の画像
形成装置は、画像データに基づいて像坦持体上に潜像を
形成する潜像形成手段と、該潜像を現像化する現像手段
と、該現像化された画像を中間転写体に1次転写する1
次転写手段と、該1次転写された画像を記録媒体に2次
転写する2次転写手段と、該記録媒体に転写された画像
を記録媒体に定着させる定着手段とを備えた画像形成装
置。
【0013】(4)前記(3)記載の画像形成装置にお
いて、前記現像手段は、イエロ,マゼンタ,シアン,ブ
ラックの4色の現像器を有し、1色ごとに前記中間転写
体に画像を重ねて画像を1次転写し、重ねて1次転写さ
れた画像を記録媒体に一括転写する画像形成装置。
【0014】(5)像坦持体上を複数ライン同時に走査
する画像形成装置おける画像形成方法であって、前記複
数ラインの走査間に生じる主走査方向の画素ずれを、画
素クロックの周期の変更と、位相の変更により修正する
画像形成装置における画像形成方法。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態をカラー
画像形成装置の実施例により詳しく説明する。なお、本
発明は、装置の形に限らず、実施例の説明に裏付けられ
て、方法の形で実施することもできる。
【0016】
【実施例】〈画像形成装置の全体の構成〉図2は、実施
例である“カラー画像形成装置”の全体の概略構成を示
す断面図である。まず、カラーリーダ部1の構成につい
て説明する。101は原稿台、102は自動原稿給紙装
置である。なお、この自動原稿給紙装置102の代わり
に、鏡面圧板もしくは白色圧板(図示せず)を装着する
構成でもよい。103および104は原稿を照明する光
源であり、ハロゲンランプ,蛍光灯,キセノン管ランプ
などの類の光源を使用する。105および106は光源
103および104の光を原稿に集光する反射傘であ
る。107〜109はミラー、110は原稿からの反射
光または投影光をCCD(電荷結合素子)イメージセン
サ(以下、CCDという)111上に集光するレンズで
ある。112はCCD111が実装されている基板、1
13はリーダスキャナ制御部である。114は、光源1
03および104と反射傘105および106と、ミラ
ー107を収容するキャリッジである。115は、ミラ
ー108および109を収容するキャリッジである。な
お、キャリッジ114および115はCCD111の電
気的走査方向(主走査方向X)に対して直交する副走査
方向Yに機械的に移動することによって、原稿の全面を
走査する。
【0017】次に、カラープリンタ部2の構成を説明す
る。201はレーザスキャナで、画像データ信号に対応
するレーザ光を、ポリゴンミラーで主走査方向に走査し
て感光ドラム202に照射する。感光ドラム202上に
形成された静電潜像は、感光ドラム202の反時計方向
への回転により、色現像器203や黒現像器204のス
リーブ位置に達する。色現像器203および黒現像器2
04からは、感光ドラム202上の電荷に応じた量のト
ナーが供給され、感光ドラム202上の静電潜像が現像
される。なお、黒単色画像を現像する際には黒現像器2
04のみが使用され、フルカラー画像を現像する際には
色現像器203および黒現像器204の両方が使用され
る。
【0018】感光ドラム202上に形成されたトナー像
は、感光ドラム202の反時計方向への回転により、時
計方向に回転する中間転写体205に転写される。中間
転写体205への転写は、黒単色画像の場合には中間転
写体205の1回転で、フルカラー画像の場合は同4回
転で完了する。
【0019】一方、上段カセット208または下段カセ
ット209からピックアップローラ211または212
によりピックアップされ、給紙ローラ213または21
4により搬送される記録紙は、搬送ローラ215により
レジストローラ219まで搬送される。そして、中間転
写体205への転写が終了するタイミングで、中間転写
体205と転写ベルト206の間に記録紙が搬送され
る。その後、記録紙は、転写ベルト206により搬送さ
れるとともに中間転写体205に圧着され,中間転写体
205上のトナー像が記録紙に転写される。記録紙に転
写されたトナー像は、定着ローラおよび加圧ローラ20
7により加熱および加圧され記録紙に定着される。画像
が定着された記録紙は、フェイスアップ排紙口217に
排出される。
【0020】なお、記録紙に転写されずに残る中間転写
体205上の残トナーは、画像形成シーケンス後半の後
処理制御でクリーニングされる。後処理制御では、記録
紙に転写終了後の中間転写体205上の残トナーは廃ト
ナーとして、図2のクリーニングRによりもともとのト
ナー極性の逆極性に帯電され、逆極性の残トナーは感光
ドラム202に再度転写される。感光ドラムユニット内
では、逆極性残トナーがブレード(図示しない)により
ドラム表面から掻き取られ、感光ドラムユニット内に一
体化されている廃トナーボックスまで搬送される。こう
して、中間転写体205上の残トナーが完全にクリーニ
ングされて後処理制御は終了する。
【0021】〈ビデオ処理部の説明〉図3はプリンタ部
2のビデオ処理部の構成を示すブロック図である。図で
は、図示しない画像読み取りユニットから送られてきた
ビデオ信号を処理してPWM変調したレーザ光信号を生
成するものである。
【0022】さらに詳しく説明する。本実施例において
は、図示しない画像読み取り部からプリンタ部2に画像
処理された画像データが副走査2ライン分のデータとし
て同時に転送される。本実施例においては、1画素あた
り256階調を再現するため、1画素のデータは8ビッ
トとなっている。このため、2ライン分のデータである
計16ビットのデータが各FIFO1(301)とFI
FO2(305)に各書き込まれる。
【0023】FIFOメモリの書き込みと読み出しにつ
いては次のようになる。ここでは、FIFO1301に
関して説明する。主走査同期信号RSYNC*がロー
(L)レベルのとき、FIFOメモリの書き込みアドレ
スカウンタがリセットされる。また、主走査ビデオイネ
ーブル信号RLVE*がLレベルのとき、ビデオ信号の
画素クロックRCLKに同期して、ビデオ信号がFIF
Oメモリに書き込まれる。そして、主走査同期信号PL
SYNC1*がLレベルのとき、FIFOメモリの読み
出しアドレスカウンタがリセットされる。また、主走査
ビデオイネーブル信号PVE1*がLレベルのとき、プ
リンタ部のビデオ信号に対応した画素クロックPCLK
1に同期してビデオ信号が読み出されレーザ制御部1
(303)に送られる。なお、RSYNC*、RLVE
*、RCLKなどの同期信号は図示しない画像読み取り
部から入力され、PLSYNC*、PVE*、PCLK
などの同期信号は同期制御部302によって生成され
る。なお、信号名の末尾に「*」を付与した信号は負論
理信号を示している。
【0024】FIFO1(301)から読み出された画
像データは、レーザ制御部1(303)によりPWM変
調され、レーザ光として、感光ドラムに照射される。
【0025】レーザ検知部304はレーザ走査の書き出
し片端に配置されている。そして、レーザビームの検知
結果を示すBD1信号を生成し、同期制御部1(30
2)に送る。BD1信号は画像データの主走査書き出し
のタイミングの元となる。
【0026】本実施例においては、前述した画像御御と
同じ動作を2ライン目にたいして行うために305〜3
08の構成ブロックが存在している。従って305〜3
08の説明は省略する。
【0027】以上説明したように、画像読み取りユニッ
トから送られてきた2ライン分のビデオ信号を処理して
PWM変調したレーザ光信号を生成する。
【0028】〈同期制御部の説明〉次に本実施例の要部
である同期制御部302,306の説明を述べる。図1
は同期制御部の内部ブロックをさらに詳しく示したブロ
ック図である。図1において、402はPLLで、同期
クロック発生器401のクロック入力端子に入力され
る。PLL402は、基準クロックを図示しないCPU
により設定を変更することで周期を連続的に変更するこ
とが可能となっている。同期クロック発生器401では
基準クロックをもとにして、BDから整形したHD信号
と、BCLK信号を生成し、クロック位相制御器403
へ信号を出力する。クロック位相制御器403では、前
記、HD信号とBCLK信号をもとにし元クロックの4
分の1の周期でシフトした信号を生成する。これは、図
示しないCPUの設定により、4分の1画素単位で0、
1/4,2/4,3/4画素シフトした信号の生成が可
能なことを意味する。これにより、HD信号と、BCL
K信号から、PSYNC*信号とPCLK信号が生成さ
れる。
【0029】画像イネーブル生成回路404は、レーザ
が実際に画像データを変調発光するための区間信号PV
E*を生成する。この信号は、図4で示すように出力用
紙サイズにあわせて図示しないCPUが画像イネーブル
生成回路404に対して設定することにより、図4の主
走査イネーブル区間と副走査イネーブル区間が両方とも
アクティブになる区間時間にアクティブLになるように
生成される。
【0030】図5に同期制御部302,306で制御し
た同期信号の例を示す。元クロックであるPLL CL
Kに対し、レーザ光検知した場合のアナログBD信号を
もとにしてHD信号が形成される。クロック位相制御器
403によりBCLKをもとにしてPCLKが生成され
る。これは、CPUの選択により、PCLK(1),P
CLK(2),PCLK(3),PCLK(4)のいず
れかがPCLKとして出力される。各クロックは4分の
1クロックづつシフトした信号となっている。
【0031】また、HD信号立下り後の最初のPCLK
の立ち上がりにより、副走査同期信号であるPSYNC
*が生成されるが、これは、PCLK信号がPCLK1
〜PCLK4に対応したタイミングでPYNC*(1)
〜PSYNC*(4)のいずれかが、PSYNC*とし
て選択出力される。
【0032】〈レーザ制御部の説明〉次に図3に示した
レーザ制御部303,307に関して説明する。図6は
レーザ制御部303、307の構成を示すブロック図で
ある。図6において、601はフリップフロップでFI
FOから転送された画像データPVideo8ビットを
PCLKによってラッチする。ラッチされたデータは、
DAコンバータ602によってデジタルアナログ変換さ
れる。603は、アナログ三角波生成回路で、PCLK
に同期した三角波が生成される。604はアナログ比較
器で、三角波信号と画像データの比較を行いデータ値が
三角波に対して大きい時に信号を出力する。
【0033】図7(a),(b),(c)に、画像デー
タが255,0,128の場合のデータ変調出力の例を
示す。すなわち、画像データの値が大きいほど、レーザ
の発光時間が長くなる。すなわち、画像濃度が濃いほど
画像データ値は大きくなるので、発光時間は長くなるこ
とになる。1画素あたりの発光時間が長くなると、その
部分が潜像され、さらに現像されることによりトナーが
より多く着くことになるので人間の目には濃く見えるこ
ととなる。
【0034】〈複数レーザの画素ずれ修正〉次に、これ
まで説明してきたことをもとに、複数レーザの画素ずれ
の修正について説明する。ここでは、説明を簡単にする
ため主走査画素が仮に12画素程度しかないものとして
説明する。図10で説明したように、レーザAとレーザ
Bでは、同じ画素クロックで同じように信号処理をして
も、レーザ位置のため主走査端において画素ずれが生じ
てしまう。レーザAとレーザBを感光ドラム上において
同じようにレーザ照射するためには、レーザAに対し
て、レーザBの倍率の変更と、レーザAに対してレーザ
Bの画像の書き出し位置を移動することで対応が可能で
ある。
【0035】図8ではレーザAとレーザBのPCLKを
変更した例を示している。レーザAに対しレーザBのほ
うが1画素あたりの大きさが実際より小さくなるため
〈図10参照〉、レーザBのクロック周期をレーザBよ
り僅かに長くしている。このCLKの変更は、先に述べ
た、図1のPLL402から出力するCLKの周囲を変
更することで行う。
【0036】これにより、クロックが同じ周期であった
ときに画素ずれしていた画像が同じ大きさとなる。
【0037】また、CLKを変更することで最終出力の
画像の倍率が一致したとしても、位置ずれが生じるの
で、図9における位置移動で示すように、レーザAのP
CLKに対し、レーザBのPCLKを4分の1画素単位
でクロックの立ち上がり時刻をずらして制御することで
位置修正を行っている。この機能は、図1に示すクロッ
ク位相制御器403の機能を使って行っている。
【0038】以上PCLKの周期と位相を変更すること
で、レーザAとレーザBでの画素ずれを修正できること
を述べた。
【0039】なお、本実施例においては、600DPI
の画像形成が可能になっており、A3用紙に対応してい
るため、主走査画像は7205画素の解像能力をもって
いる。
【0040】そして、本実施例での主走査の画素ずれ
は、片端が同じ位置から書き出したとして0.5から
1.5画素程度のずれである。従って実際には、CLK
の周期の変更は1.5÷7205*100=0.020
8%となり、この倍率程度でPLLのクロック変更を行
っている。
【0041】本実施例においては、レーザAとレーザB
について説明したが、レーザーは2本に限るものではな
く、3本や4本レーザの場合でも同様な制御が可能なこ
とは言うまでも無い。
【0042】また、倍率変更に関しても、レーザAに対
し、レーザBの周期を長くした例を示したが、主走査画
素ずれにおいてレーザBのほうが長い場合はレーザBの
周期を短くする制御を行うことも可能である。
【0043】以上説明したように、本実施例によれば、
ライン間の主走査方向の画素ずれを修正することで、複
数レーザを使用しても画質が劣化することが無い。ま
た、画像光学ミラーを設けて光路を変更する方式に比べ
コスト的にも安く、また、全て電気的に行うので故障に
対する信頼性もあがる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ライン間の主走査方向の画素ずれを修正することで、複
数レーザを使用しても画質が劣化することが無い。ま
た、画像光学ミラーを設けて光路を変更する方式に比べ
コスト的にも安く、また、全て電気的に行うので故障に
対する信頼性もあがる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例における同期制御部の構成を示すブロ
ック図
【図2】 実施例の全体構成を示す断面図
【図3】 ビデオ処理部およびその周辺の構成を示すブ
ロック図
【図4】 イネーブル区間の説明図
【図5】 同期制御部のタイミングチャート
【図6】 レーザ制御部の構成を示すブロック図
【図7】 レーザ制御部の出力を示す図
【図8】 倍率修正の説明図
【図9】 位置移動の説明図
【図10】 複数ライン走査における画素ずれの説明図
【符号の説明】
302 同期制御部1 306 同期制御部2 402 PLL 401 周期クロック発生器 403 クロック位相制御器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/04 G03G 15/16 5C072 15/16 B41J 3/00 M H04N 1/113 H04N 1/04 104Z Fターム(参考) 2C362 BA52 BA56 BA68 BA69 BA70 BB37 CA18 CA22 CA39 CB59 CB80 2H030 AA01 AD17 BB02 BB16 BB23 BB24 BB42 BB63 BB71 2H045 BA22 BA33 CA98 CA99 DA26 2H076 AB02 AB06 AB12 AB33 AB67 EA01 2H200 GA23 GA32 GA40 GA44 GA47 GA50 GB12 GB22 GB25 HA02 HB12 HB22 JA02 JC02 JC12 LB02 LB03 LB18 PB16 5C072 AA03 BA04 HA02 HA06 HA13 HB13 QA14 QA17 UA14 XA05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周期の変更可能な基本クロックを生成す
    る基準クロック生成手段と、主走査方向の走査を開始す
    るタイミング信号に同期して、前記基本クロック生成手
    段で生成した基準クロックから、同期クロックを生成す
    る同期クロック生成手段と、前記同期クロック生成手段
    で生成したクロックから位相の変更可能な画像クロック
    を生成するクロック位相制御手段とをそれぞれ有する複
    数の同期制御部と、 前記複数の同期制御部により制御され像坦持体上を複数
    ライン同時に走査する走査手段とを備え、 前記複数ラインの走査間に生じる主走査方向の画素ずれ
    を、前記基準クロック生成手段による周期の変更と、前
    記クロック位相制御手段による位相の変更により修正す
    ることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、 前記像坦持体は感光ドラムであることを特徴とする画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の画像形成装置
    は、画像データに基づいて像坦持体上に潜像を形成する
    潜像形成手段と、該潜像を現像化する現像手段と、該現
    像化された画像を中間転写体に1次転写する1次転写手
    段と、該1次転写された画像を記録媒体に2次転写する
    2次転写手段と、該記録媒体に転写された画像を記録媒
    体に定着させる定着手段とを備えたことを特徴とする画
    像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の画像形成装置において、
    前記現像手段は、イエロ,マゼンタ,シアン,ブラック
    の4色の現像器を有し、1色ごとに前記中間転写体に画
    像を重ねて画像を1次転写し、重ねて1次転写された画
    像を記録媒体に一括転写することを特徴とする画像形成
    装置。
  5. 【請求項5】 像坦持体上を複数ライン同時に走査する
    画像形成装置おける画像形成方法であって、 前記複数ラインの走査間に生じる主走査方向の画素ずれ
    を、画素クロックの周期の変更と、位相の変更により修
    正することを特徴とする画像形成装置における画像形成
    方法。
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