JP2000321834A - 画像形成装置および画像形成装置の制御方法 - Google Patents

画像形成装置および画像形成装置の制御方法

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JP2000321834A
JP2000321834A JP11133879A JP13387999A JP2000321834A JP 2000321834 A JP2000321834 A JP 2000321834A JP 11133879 A JP11133879 A JP 11133879A JP 13387999 A JP13387999 A JP 13387999A JP 2000321834 A JP2000321834 A JP 2000321834A
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Satoshi Fukushima
聡 福島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ビームの強度変更を行っても、ずれのない
高品質な画像を形成すること。 【解決手段】 レーザドライブ回路から出力されるレー
ザビーム強度を変更した場合に、CPU52−Cはコン
トローラ部51に対し形成する画像のレジストレーショ
ン補正を行わせる構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録信号に応じて
強度を変調した光ビームを発生させる発生部と該発生し
た光ビームに応じた画像を担持する像担持体とを有し、
前記像担持体に担持される画像を記録媒体に形成する画
像形成手段を有する画像形成装置および画像形成装置の
制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、記録情報に応じて光変調されたレ
ーザビーム光を感光ドラム(感光体)上に照射し、電子
写真プロセスによって感光ドラムの静電潜像を複数色の
現像材で現像し、最終的に転写紙上に各色画像を転写し
てカラー画像を形成可能な画像形成装置が提案されてい
る。
【0003】更に、最近では画像を転写する記録装置を
複数個有し、転写ベルトにより転写紙を各記録装置に順
次搬送しながら各色画像を重畳転写してカラー画像を形
成可能な画像形成装置が提案されている。一方で画像形
成プロセス条件、感光ドラムの感度或いは周囲環境条件
等に応じて、上記レーザビームの強度を適宜変更し、良
好な画像を常に形成することが可能な画像形成装置が提
案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような画像形成装置は好適に動作するものであるが、
上記レーザビームの強度を変更する際に、上記カラー画
像を構成する例えばマゼンタ色(以下M),シアン色
(以下C),イエロ色(以下Y),ブラック色(以下B
k)のレジストレーションがずれてしまい、色ずれ画像
が発生するといった問題点および記録材に対する画像の
記録位置がずれてしまうといった問題点があった。
【0005】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明の目的は、感光体を走査する光
ビームの強度を変更する場合に、形成する画像のレジス
トレーションを補正することにより、光ビームの強度変
更を行った場合に自動的にレジストレーション補正を実
行して、感光体の感度変化,周囲環境の変化等によらず
安定かつ連続的な濃度階調を再現できるとともに、レジ
ストレーションが適切に補正された良好な画像を得るこ
とができる画像形成装置および画像形成装置の制御方法
を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、記録信号に応じて強度を変調した光ビームを発生さ
せる発生部(図3に示すレーザドライブ回路1743)
と該発生した光ビームに応じた画像を担持する像担持体
(図1に示す感光ドラム2〜5)とを備え、前記像担持
体に担持される画像を記録媒体に形成する画像形成手段
(図1に示す各部2〜5等から構成される)を有する画
像形成装置であって、前記光ビームの強度が変更された
ことに応じて前記画像形成手段により形成される画像の
レジストレーションを補正する補正手段(図1に示すC
PU52−C,図11に示すレジストレーションコント
ローラ20)を有するものである。
【0007】本発明に係る第2の発明は、前記画像形成
手段は、光ビームに応じた静電潜像を形成する感光体
(図1に示す感光ドラム2〜5)と、前記感光体上の静
電潜像を現像する現像部(図示しない現像部)とを有
し、該現像された感光体上の画像を記録媒体に転写する
ものである。
【0008】本発明に係る第3の発明は、前記画像形成
手段は、光ビームに応じた静電潜像を形成する感光体
(図26に示す感光ドラム2634)と、前記感光体上
の静電潜像を現像する現像部(図26に示す黒現像器2
631,色現像器2632)と、該現像された感光体上
の画像が転写される中間転写体(図26に示す中間転写
ドラム2633)とを有し、該中間転写体の画像を記録
媒体に転写するものである。
【0009】本発明に係る第4の発明は、前記画像形成
手段は、複数色の画像を順次形成することによりカラー
画像を形成するものである。
【0010】本発明に係る第5の発明は、前記画像形成
手段は、複数の像担持体(図1に示す複数の感光体2〜
5)を有し、前記像担持体上に担持された画像を記録媒
体に転写することによりカラー画像を形成するものであ
る。
【0011】本発明に係る第6の発明は、記録信号に応
じて強度を変調した光ビームを発生させる発生部(図3
に示すレーザドライブ回路1743)と該発生した光ビ
ームに応じた画像を担持する像担持体(図1に示す感光
ドラム2〜5)とを備え、前記像担持体に担持される画
像を記録媒体に形成する複数の画像形成手段(図1に示
す各部2〜5等から構成される)を有する画像形成装置
であって、前記光ビームの強度が変更されたことに応じ
て前記複数の画像形成手段により形成される各画像間の
レジストレーションを補正する補正手段(図1に示すC
PU52−C,図11に示すレジストレーションコント
ローラ20)を有するものである。
【0012】本発明に係る第7の発明は、前記各画像形
成手段により、記録媒体を搬送する搬送体に補正マーク
を形成させる補正マーク形成手段(図12に示すパター
ン生成部1604)と、前記補正マーク形成手段により
前記搬送体上に形成された補正マークを読み取る読取手
段(図1に示すCCDセンサ10a,10b)とを有
し、前記補正手段は、前記読取手段による補正マーク読
み取りデータを解析して前記各画像形成手段のレジスト
レーションを補正するものである。
【0013】本発明に係る第8の発明は、前記像担持体
の感度又は環境条件に応じて前記発生部から発生される
光ビームの強度を変更させる制御手段(図1に示すCP
U52−C)を有するものである。
【0014】本発明に係る第9の発明は、前記補正手段
は、形成される画像の主走査方向のレジストレーション
を補正するものである。
【0015】本発明に係る第10の発明は、それぞれ記
録信号に応じて光ビームを発生するビーム発生部(図3
に示すレーザドライブ回路1743)と前記光ビームに
応じた画像を担持する像担持体(図1に示す感光ドラム
2〜5)とを有し、前記像担持体に担持される画像を共
通の記録媒体に形成する複数の画像形成手段(図1に示
す各部2〜5等から構成される)と、前記ビーム発生部
により発生される光ビームの強度を変更する変更手段
(図6に示すビーム強度切換回路1932)と、前記複
数の画像形成手段により形成される各画像間のレジスト
レーションを補正する補正手段(図1に示すコントロー
ラ部51)と、前記変更手段による前記光ビームの強度
変更処理に応じて前記補正手段によるレジストレーショ
ン補正処理を実行させる制御手段(図1に示すCPU5
2−C)とを有するものである。
【0016】本発明に係る第11の発明は、前記画像形
成手段は、前記ビーム発生部から発生された光ビームに
応じた静電潜像を形成する感光体(図1に示す感光ドラ
ム2〜5)と、前記感光体上の静電潜像を現像する現像
部(図示しない現像部)とを有し、該現像された感光体
上の画像を記録媒体に転写するものである。
【0017】本発明に係る第12の発明は、前記画像形
成手段は、前記ビーム発生部から発生される光ビームに
応じた静電潜像を形成する感光体(図26に示す感光ド
ラム2634)と、前記感光体上の静電潜像を現像する
現像部(図26に示す黒現像器2631,色現像器26
32)と、該現像された感光体上の画像が転写される中
間転写体(図26に示す中間転写ドラム2633)とを
有し、該中間転写体上の画像を記録媒体に転写するもの
である。
【0018】本発明に係る第13の発明は、前記画像形
成手段は、複数色の画像を順次形成することによりカラ
ー画像を前記記録媒体上に形成するものである。
【0019】本発明に係る第14の発明は、前記画像形
成手段は、複数の像担持体(図1に示す複数の感光体2
〜5)を有し、前記各像担持体上に担持された画像を記
録媒体に転写することによりカラー画像を形成するもの
である。
【0020】本発明に係る第15の発明は、前記各画像
形成手段により、記録媒体を搬送する搬送体に補正マー
クを形成させる補正マーク形成手段(図12に示すパタ
ーン生成部1604)と、前記補正マーク形成手段によ
り前記搬送体上に形成された補正マークを読み取る読取
手段(図1に示すCCDセンサ10a,10b)とを有
し、前記補正手段は、前記読取手段による補正マーク読
み取りデータを解析して前記各画像間のレジストレーシ
ョンを補正するものである。
【0021】本発明に係る第16の発明は、前記像担持
体の感度又は環境条件に応じて前記ビーム発生部から発
生される光ビームの強度を変更させる制御手段(図1に
示すCPU52−C)を有するものである。
【0022】本発明に係る第17の発明は、記録信号に
応じて強度を変調した光ビームを発生させる発生部(図
3に示すレーザドライブ回路1743)と該発生した光
ビームに応じた画像を担持する像担持体(図1に示す感
光ドラム2〜5)とを備え、前記像担持体に担持される
画像を記録媒体に形成する画像形成手段(図1に示す各
部2〜5等から構成される)を有する画像形成装置の制
御方法であって、前記発生部から発生される光ビームの
強度を変更する変更工程(図23に示すフローチャート
のステップ(12)と、前記変更工程により光ビームの
強度が変更される際に、前記記録媒体に形成される画像
のレジストレーションを補正する補正工程(図23に示
すフローチャートのステップ(15))とを有するもの
である。
【0023】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕以下、図面を参
照して、本実施形態で示す画像形成装置を詳細に説明す
る。なお、本実施形態では複数の感光ドラムを有する電
子写真方式カラー複写機に適用する場合を例にとり説明
する。
【0024】図1は、本実施形態を示す画像形成装置の
構成を説明する概略ブロック図である。
【0025】図1において、1は転写ベルトで、パルス
モータ15の駆動が駆動ローラ42に伝達されることに
よって図中中央矢印A方向に所定速度で移動する。2〜
5は感光ドラムであり、順にマゼンタ(M),シアン
(C),イエロ(Y),ブラック(Bk)に対応するレ
ーザビームLM(L1),LC(L2),LY(L
3),LBk(L4)の走査により形成された静電潜像
が図示しない現像器に収容されたトナーにより可視化さ
れ、形成された色画像を転写ベルト1に転写する。
【0026】11〜14はドラムモータで、感光ドラム
2〜5を所定速度で回転させる。なお、本実施形態にお
けるレジストレーション補正用パターン画像を各色感光
ドラム2〜5上に形成し、静電潜像を不図示の現像器に
より現像して顕像を転写ベルト1に転写し、レジストレ
ーション補正用パターン画像を形成するターン形成手段
は、図示しないROM等に記憶された所定のレジストレ
ーション補正用のパターンデータを読み出して、このパ
ターンデータに基づいて変調されたレーザビームLM,
LC,LY,LBkの走査により感光ドラム2〜5の軸
方向に互いに異なる2つの所定位置に一対のパターン潜
像を形成し、この潜像を各マゼンタ(M),シアン
(C),イエロー(Y),ブラック(Bk)の色トナー
で現像し、これを転写ベルト1に転写するという手段に
対応し、本実施形態では転写ベルト1の搬送方向に直交
する幅方向の所定位置に対向するようにレジストレーシ
ョン補正用パターンが1対形成される。
【0027】10は読み取り部で、照明ランプ6,7,
集光レンズ8,反射ミラー9,CCD等で構成されるセ
ンサ10a,10b等より構成され、パルスモータ15
の駆動に従って移動する転写ベルト1上に形成されたパ
ターン(例えば所定幅を有する十字マーク)を照明して
得られる反射光をセンサ10a,10bに結像させるこ
とにより、パターン読み取りを行う。
【0028】51はコントローラ部であり、通常の画像
形成および所定のレジストレーション補正用のパターン
形成、及び所定のレジストレーション補正用のパターン
読み取りを画像ステーション52中にあるCPU52−
Cにより総括的に制御する。また、画像ステーション5
2はビデオコントローラ52−A,ビデオメモリ52−
B,CPU52−Cが内蔵される。53は外部インタフ
ェース(I/F)で、外部装置例えばホストコンピュー
タ等と接続するための外部バスとのインタフェースを司
る。β500はバスで、コントローラ部51と画像ステ
ーション52とを接続する。β501はバスで画像ステ
ーション52と外部I/F53とを接続する。β502
はバスで外部I/F53と外部バスとを接続する。
【0029】このように構成された画像形成装置におい
て、各画像形成手段により搬送体上のレジスト補正マー
クをパターン形成手段(本実施形態ではコントローラ部
51のパッチ形成部による)が所定のタイミングで形成
すると、読み取り部10が搬送体(転写ベルト1)上に
転写されたレジスト補正マークの読み取りを開始し、そ
の読み取りデータに演算処理手段(本実施形態ではコン
トローラ部51)が所定の演算処理を行いその結果を各
色毎に記憶手段(後述するRAM603,604)に記
憶させ、補正手段(本実施形態ではコントローラ部5
1)が記憶された演算結果を解析して各画像ステーショ
ンのレジストレーションを機械的または電気的に補正
し、少ないメモリ容量であっても、像担持体の回転むら
に影響されない各像担持体とのレジストレーションずれ
情報を正確に算出して各像担持体のレジストレーション
ずれを精度良く補正する。
【0030】なお、本実施形態における補正手段は、走
査光学系(各ドラム毎に設けられる)の反射ミラー10
00Ma,1000Cy,1000Ye,1000Bk
は位置を後述するパルスモータ23〜26を駆動してレ
ジストレーションずれを補正するとともに、光ビームの
走査タイミングを電気的に補正することにより、各ドラ
ムのレジストを一致させている。
【0031】以上の構成を備える本実施形態の画像形成
装置における画像形成動作について以下説明する。
【0032】マゼンタ(M),シアン(C),イエロ
(Y),ブラック(Bk)に対応する感光ドラム2〜5
はそれぞれドラムモータ11〜14により回転駆動さ
れ、図示しない帯電ユニットにより一様に帯電される。
一様に帯電されたマゼンタ(M),シアン(C),イエ
ロ(Y),ブラック(Bk)に対応する各感光ドラム2
〜5は、ビデオ信号により光変調されポリゴンスキャナ
により走査されたレーザビームL1〜L4により露光さ
れ、それぞれの静電潜像が感光ドラム2〜5上に形成さ
れる。その後図示しない現像ユニットにより現像され、
感光ドラム2〜5上に顕像が形成される。
【0033】次に、感光ドラム2〜5上に形成された顕
像は、図示しない給紙ユニットから給紙され転写ベルト
1上に静電吸着された転写紙上に所定のタイミングで転
写され、パルスモータ15の駆動により図中の矢印A方
向に搬送される。そして定着ユニットを介して転写画像
が定着処理され、その後装置外に排出される。
【0034】図2は、図1に示したビデオコントローラ
52−A内のビデオ処理部の構成を示すブロック図であ
る。
【0035】図2において、1616はビデオ処理部で
あり、外部I/Fを介して送られてきたM,C,Y,B
kのビデオ信号を処理し、PWM変調されたレーザビー
ムL1〜L4を生成する。1604はパターン生成部
で、説明は後述する。
【0036】以下、ビデオ処理部1616の構成及び動
作を説明する。
【0037】例えば、図示しないリーダ部等から、外部
I/F53を介してプリンタ部に入力されたM,C,
Y,Bkのビデオ信号MRV,CRV,YRV,BkR
Vが(以下、RVと略す)、フリップフロップ(FF)
1601でラッチされた後、各色独立にあるLUT16
05に入力される。LUT1605は、例えばCPU5
2−Cによって予め所望の入出力特性が得られるような
プリンタガンマ特性が書き込まれたRAMで構成され、
LUT1605に入力された各色のビデオ信号が各色独
立にガンマ補正される。
【0038】LUT1605でガンマ補正されたM,C
のビデオ信号はFiFoメモリ1606,1607に、
またY,BkはLiFoメモリ1608,1609にそ
れぞれ入力される。図示しないリーダ部の主走査同期信
号RLSYNC*がLowのとき、FiFoメモリ16
06,1607又はLiFoメモリ1608,1609
の書き込みアドレスカウンタがリセットされ、リーダ部
の主走査ビデオイネーブル信号RLVE*がLowのと
き、リーダ部の各ビデオ信号の画素がクロツクRCLK
に同期してFiFoメモリ1606,1607又はLi
Foメモリ1608,1609にそれぞれ書き込まれ
る。
【0039】次に、プリンタ部の各色独立な主走査同期
信号PLSYNC*がLowのとき、それに対応する色
のFiFoメモリ、LiFoメモリの読み出しアドレス
カウンタがリセットされ、プリンタ部の各色独立なビデ
オイネーブル信号PVE*がLowのとき、プリンタ部
の各色独立なビデオ信号に対応した画素クロツクPCL
Kに同期して各色独立のビデオ信号PVが対応する色の
FiFoメモリ1606,1607或いはLiFoメモ
リ1608,1609から読み出される。ここでM,C
については正像イメージで、Y,Bkについては鏡像イ
メージで読み出され、各色のビデオ信号がレーザ制御部
1611に入力される。
【0040】以下、図3を参照して、第1実施形態にお
けるレーザ制御部1611の概略構成及び動作を説明す
る。
【0041】図3は、図2に示したレーザ制御部161
1の概略構成を説明するブロック図である。以下、構成
及び動作について説明する。
【0042】図3において、レーザ制御部1611に入
力された各色のビデオ信号PVは、各色独立な後続のD
/A変換器1741により、M,C,Y,Bkのアナロ
グビデオ信号MAV,CAV,YAV,BkAVに変換
される。
【0043】アナログビデオ信号に変換された画像信号
MAV,CAV,YAV,BkAVは2値化回路174
4によって2値化される。
【0044】図4は、図3に示した2値化回路1744
の2値化に関する部分の構成を説明するブロック図であ
る。
【0045】図4において、図2に示した同期制御部1
610から出力される画素クロックPCLKに基づいて
三角波発生回路1744−1が三角波信号を発生する。
この三角波信号はそのゲイン,オフセットレベルがそれ
ぞれ1744−2,1744−4で示す回路によって設
定される。そして、コンパレータ1744−6により回
路1744−4の出力信号とアナログ画像信号MAV,
CAV,YAV,BkAVとを比較することによってパ
ルス幅変調(PWM変調)が行われる。
【0046】上述の2値化回路1744によってパルス
幅変調された画像信号は、図3に示すOR回路1745
でブランキング信号BLANKと論理和がとられた後、
AND回路1746に入力される。AND回路1746
でレーザオフ信号LOFF*と論理積がとられる。
【0047】そして、AND回路1746から出力され
た画像信号は、各色それぞれレーザドライブ回路174
3へ入力される。レーザドライブ回路1743では、各
色独立なM,C,Y、Bkの各画像に対応したレーザ光
を生成する。
【0048】このように、図2に示したビデオ処理部1
616で生成たれたレーザ光は、図1のポリゴンスキャ
ナに照射され、M,C,Y,Bkの各色独立の感光ドラ
ム2〜5上に走査される。また、走査される各色のレー
ザ光はフォトダイオードなどの受光素子で構成される図
2に示したレーザ検知部1612〜1615により検知
され、M,C,Y,Bk独立なレーザ検知信号BD(以
下、BD信号)が同期制御部1610に入力される。
【0049】なお、同期制御部1610よりの図3に示
すブランキング信号BLANKはBD信号を検知するた
めにレーザ光をBD検知部で点燈させるための信号であ
る。
【0050】また、同期制御部1610では、水晶発振
子の基準クロックCLK、入力された各色のBD信号に
基づいてプリンタ部のM,C,Y,Bk独立な主走査同
期信号PLSYNC*、ブランキング信号BLANK,
M,C,Y,Bk独立な画素クロックPCLKとを生成
し、また、図2には示されていないが各BD信号に基づ
いてプリンタ部のM,C,Y,Bk独立な主走査イネー
ブル信号DVE*を生成している。
【0051】以下、図5のタイミングチャートを参照し
て、上述した各信号の生成を説明する。
【0052】図5は、図2に示した各信号の一例を説明
するタイミングチャートである。
【0053】同期制御部1610に入力された各色のB
D信号は、コンパレータに入力されて基準値と比較さ
れ、デジタルBD信号BDSYNCとして出力される。
一方、図示しない水晶発振子より画像クロックの2倍以
上の周期のクロックが同期制御部1610に入力されて
おり、前記デジタルBD信号BDSYNCの立ち下がり
を基準として、クロックに同期した主走査同期信号PL
SYNC*および画素クロックPCLKが出力さる。
【0054】ブランキング信号BLANKはデジタルB
D信号BDSYNCの立ち下がりでリセットされる、B
D信号周期より短い時間を掲示するカウンタによって作
成されている。
【0055】以下、図6を参照しながら図3に示したレ
ーザドライブ回路1743におけるレーザビーム強度の
オートパワーコントロールについて説明する。
【0056】図6は、図3に示したレーザドライブ回路
1743の構成を示すブロック図である。
【0057】図6において、図2に示した同期制御部1
610にて生成されたブランキング信号BLANKによ
り、レーザダイオード(LD)1921の連続点灯ビー
ムによる記録区域外の走査が行われ、その際フォトダイ
オード(PD)1922にてレーザビームの強度が検出
され、モニタ電流(Im)が出力される。
【0058】モニタ電流は電流−電圧変換器1923に
より電圧(Vm)に変換され、サンプルホールド(S/
H)回路1924によりゲート信号1933でサンプル
され、少なくとも1水平走査区間サンプルレベルがホー
ルドされる(Vb)。そして、この出力信号は定電流源
1926に入力され、またバイアス設定回路1925の
出力信号も定電流源1926に入力される。
【0059】ここで、ビーム強度が所定値よりも低い場
合、モニタ電流が小さくなりS/H出力レベルも小さく
なって、定電流源1926ではバイアス設定回路192
5により設定されたバイアス電流から電流を増加させる
方向に作用する。
【0060】一方、ビーム強度が所定値よりも高い場合
は、モニタ電流が大きくなりS/H出力レベルも大きく
なって、定電流源1926ではバイアス設定回路192
5により設定されたバイアス電流から電流を減少させる
方向に作用する。
【0061】このように、一水平走査毎にレーザビーム
強度を検出し、レーザダイオードバイアス電流量にフィ
ードバックすることにより、レーザダイオード(LD)
1921のレーザビーム強度を一定に制御することが可
能である。
【0062】一方、前述の如く変調された画像信号はス
イッチング回路1930に入力され、レーザ発光領域の
動作電流がON−OFFされ、画像信号に応じたレーザ
ビームがON−OFF制御され射出される。
【0063】更に、第1実施形態では、感光ドラム2〜
5の感度及び環境条件等に応じて変化する潜像コントラ
スト電圧に基づいて上述のレーザビーム強度の値を制御
している。
【0064】プリンタ部の入力画像データに対する出力
画像濃度は、レーザビーム強度の変調特性(以下、変調
特性)、感光体の光減衰特性(以下、E−V特性)、コ
ントラスト電圧に対する現像γ特性(以下、V−D特
性)によって決まる。即ち、後述する図7に示すように
明部電位と暗部電位で規格化したE−V特性は感光ドラ
ム2〜5の感度,コントラスト電圧によって変化する。
また、現像γ特性も後述する図8に示すように環境特性
によって変化し、所望の最大画像濃度(以下、Dma
x)を得るためのコントラスト電圧(以下、Vcon
t)も変化する。
【0065】図7は、図1に示した感光ドラム2〜5の
光減衰特性を説明する図であり、図8は、現像γ特性の
環境特性を説明する図である。
【0066】第1実施形態では、上述のようなE−V特
性、V−D特性の変化によるプリンタの入出力特性を補
正するためにレーザビーム強度を可変とし、ドラム感度
及び環境条件に応じて設定されるVcontに基づいて
値を変化させている。即ち、プリンタの入出力特性がほ
ぼリニアとなるように、ドラム感度が低い場合には、レ
ーザビーム強度を強く設定し、またVcontが低くな
るに従ってレーザビーム強度が段階的に弱くなるように
設定している。
【0067】上述のレーザビーム強度の制御は、図6に
示したように、設定されたVcontに応じてCPU5
2cによりレーザパワー切換制御信号がビーム強度切換
回路1932に送られ、更にバイアス設定回路1925
にて所望のビーム強度が得られる半導体レーザを駆動す
るバイアス電流値が設定され、定電流源1926の出力
電流を変化させることによって行われる。
【0068】上述したように、レーザビーム強度の制御
を介すことにより、安定かつ連続的な濃度階調再現を実
現し良好な画像形成が可能となる。
【0069】次にレジストレーション補正用パターン画
像の読み取りについて図9,図10等を参照して説明す
る。
【0070】図9は、本実施形態を示す画像形成装置に
おけるレジストレーション補正用パターン転写タイミン
グを説明するタイミングチャートであり、図10は、図
1に示した転写ベルト上に転写されるレジストレーショ
ン補正用パターンを説明する図である。
【0071】レジストレーション補正用パターン画像形
成回路により各感光ドラム2〜5上に顕像化されたパタ
ーン画像は、図9のタイミングチャートに示すタイミン
グで各々転写ベルト1上に転写され、図1の矢印方向に
搬送される。そして搬送されてきたパターン画像は、照
明ランプ6,7,集光レンズ8,反射ミラー9,CCD
センサ10(センサ10a,10bより構成される)か
らなる光学系により順次読み取られる。
【0072】この図9のタイミングで転写ベルト1上に
転写された各色のパターン画像の例を図10に示す。図
10では、図9に示したタイミングで感光ドラム1回転
に相当する幅の転写ベルト上に形成されたレジストレー
ション補正用のパターンを示している。
【0073】図11は、図1に示したコントローラ部5
1の詳細構成を説明するブロック図である。以下、図1
1を参照して本実施形態のコントローラ部51の詳細構
成ならびに動作について説明する。
【0074】図1に示した転写ベルト1の搬送方向に対
して手前側と奥側に、上述した図10に示したように形
成された各色のパターン画像は、CCDセンサ10a,
10bで読み取られる。レジストレーションコントロー
ラ20からの原発振クロックβ507,β508がCC
Dドライバ18,19に送出され、CCDセンサ10
a,10bの駆動に必要なクロック(転送パルス,リセ
ットパルス,シフトパルス等)β501,β502が生
成され、CCDセンサ10a,10bに供給される。
【0075】CCDセンサ10a,10bにより読み取
られたパターン画像信号は、CCDドライバ18,19
により増幅,直流再生、A/D変換等の処理が施され、
デジタル信号β505,β506としてレジストレーシ
ョンコントローラ20に送出される。
【0076】レジストレーションコントローラ20で
は、まず受け取った各色パターン画像信号がレジストレ
ーション補正用パターンか否かの判定を行う、レジスト
レーション補正用パターン認識処理を行ない、複数の認
職処理データがメモリ40に格納され、CPU52−C
の制御で、ある色のパターン画像を基準としてレジスト
レーションのずれ量を演算し、各色主走査および副走査
の電気的画像書き出しタイミング設定データβ509を
システムコントローラ21に送出する。そしてまた、記
録レーザビームの光路長変化および光路変化を補正する
ための光路中に設けられた反射ミラー1000Ma,1
000Cy,1000Ye,1000Bkを駆動制御す
るパルスモータ23〜26のパルスデータβ511を、
ミラーモータドライバ22に供給する。
【0077】ミラーモータドライバ22は、パルスデー
タβ511に従って各色反射ミラー駆動用のパルスモー
タ23〜26に電流信号を供給し、パルスモータ23〜
26が駆動されて反射ミラー1000Ma,1000C
y,1000Ye,1000Bkの位置決めが制御され
る。
【0078】これらレジストレーション補正は、CPU
52−Cの制御下にあるシステムコントローラ21から
の起動信号β510によりレジストレーションコントロ
ーラ20に供給されて実行される。
【0079】以下、図12を参照して本実施形態のパタ
ーン生成部1604の構成および動作について説明す
る。
【0080】図12は、図1に示したビデオコントロー
ラ52−Aにおけるパターン生成部1604の詳細構成
を説明する回路ブロック図である。
【0081】図12において、記録区域外に配設された
センサへのレーザビームの走査によって得られ、主走査
方向の同期信号となる各色独立なレーザ検知信号BDが
前述した同期制御部1610内の主走査方向のイネーブ
ル信号生成回路(Hイネーブル信号生成回路)27に加
えられると、レジストレーション補正用画像パターン信
号のH方向イネーブル信号β516が生成される。
【0082】レジストレーション補正用画像パターン形
成の起動信号やITOPが副走査方向のイネーブル信号
生成回路(Vイネーブル信号生成回路)28に加えられ
ると、各色画像パターン信号のV方向イネーブル信号β
517が生成される。
【0083】H方向イネーブル信号β516及びV方向
イネーブル信号β517は、アドレスカウンタ29に供
給され、ここで画像パターンRAM(パターンRAM)
30より次のレジストレーション補正用画像を読み出す
ためのアドレス信号β531を生成する。このアドレス
信号β531に従って画像パターンRAM30から画像
パターン信号β518が出力される(本実施形態では図
10に示したような「十字パターン」)。
【0084】また、パッチレジスタ31には、システム
コントローラ21からのCPUバスβ530を介して受
け取ったレジストレーション補正用画像パターンに基づ
いて形成されるパッチデータが格納されている。このパ
ッチレジスタ31よりのパッチデータ信号β519と画
像パターンRAM30よりの画像パターン信号β518
はセレクタ32に入力されている。
【0085】レジスタ35には、CPU52−CよりC
PUバスβ530を介してセレクタ32及びセレクタ3
3の選択信号がセットされる。なお、本実施形態におい
ては、セレクタ32に対しては、マゼンタ(M),シア
ン(C)については常に画像パターン信号β518が出
力されるような選択信号β526が供給される。
【0086】そして、イエロ(Y),ブラック(Bk)
については、図9に示すタイミングチャートに従って所
定のタイミングで画像パターンデータとパッチデータと
が切り換わった信号β520を出力させるために選択信
号β526がレジスタ35から出力されるようにセット
される。従って信号β520は、図9に示すタイミング
チャートに従った画像データとパッチデータとが切り換
わった信号となる。
【0087】この信号β520は、セレクタ33の一方
入力に入力される。セレクタ33の他方入力にはビデオ
信号β521が入力されている。ブラックトナーとして
カーボンブラックタイプのトナーを使用した場合には反
射光学系ではカーボンブラックが光を吸収してしまうた
めに、パターン画像の読み取りが不可能となる。そこ
で、本実施形態ではセレクタ33の切り換えにより、光
を反射する他色(マゼンタ,シアン,イエロ)トナーの
うち、何れか(本実施形態ではイエロートナー)でべた
パターン(パッチ)をイエロー用のレジストレーション
補正用画像パターン形成時に所定時間先に転写ベルト1
上に形成し、上記イエロートナーで形成されるパッチ上
にブラック用のレジストレーション補正用画像パターン
をネガポジ反転して形成する様に制御する。
【0088】すなわち、画像パターンおよびパッチを形
成するモードにおいては、選択信号β527により画像
パターンおよびパッチが選択され、選択された画像情報
β522が図2に示されるセレクタ1603に出力され
た後に出力される。LUT1605は、入力された画像
情報β522をγ変換し、出力する。γ変換した画像情
報はレーザ制御部1611に供給され、PWM変換さ
れ、感光ドラム2〜5に潜像が形成される。
【0089】なお、以上に説明した本実施形態では、各
色毎にそれぞれパターン発生回路を設ける構成としてい
るが、パターンRAM30等については各色用に兼用す
る構成とすることも可能である。
【0090】つぎに、図13,図14等を参照して本実
施形態におけるレジストレーション補正用画像パターン
の各色パターンの形成位置およびパターン形状を算出す
る処理について説明する。
【0091】図13は、図11に示したレジストレーシ
ョンコントローラ20の要部構成を説明する詳細ブロッ
ク図、図14は、図13に示したレジストレーションコ
ントローラ20の動作状態を説明するタイミングチャー
トである。
【0092】図13において、DF1〜DF4はD型の
フリップフロップ、601,602は入力A,Bの加算
を行う加算器、603は副走査RAMで、各色のパター
ンの副走査方向の濃度ヒストグラムを図14に示すタイ
ミングチャートに従うタイミングで記憶する。604は
主走査RAMで、各色のパターンの主走査方向の濃度ヒ
ストグラムを図14に示すタイミングチャートに従うタ
イミングで記憶する。607はバス・タイミングコント
ローラで、各種のタイミング信号,バンク選択信号BA
NK SEL等を出力する。
【0093】本実施形態では、各色パターン位置及びパ
ターン形状を算出するために読み取られる主走査及び副
走査パターンデータに対して、各ライン毎に各ラインの
各画素毎の積算データを作成し、作成された積算データ
に基づいて形状認識を行っている。
【0094】先ず、主走査方向の積算データの作成は、
例えばCCDセンサ10aから出力される1主走査ライ
ンのパターンデータをリセット信号RES1により初期
クリアした後、加算器602により1ライン分のデータ
を加算して求める。そして、図14に示すタイミングで
出力される主走査イネーブル信号(EN−)出力時に書
き込み信号RAM WR2に同期してアドレスカウンタ
606が決定する主走査RAM604のアドレス位置に
書き込まれる。なお、副走査方向イネーブル信号が送出
されている間は主走査RAM604はイネーブル状態と
なる。
【0095】一方、副走査方向の積算データの作成は、
リセット信号RES2により主走査1ライン分のパター
ンデータをクリアしてこれを副走査RAM603に格納
して副走査RAM603を同時にクリアし、その後各画
素毎に書き込み信号RAMWR1およびデータ方向切り
換え信号RAM DIRによりリードモディファイライ
ト動作を繰り返し、加算器601に加算された各画素毎
に各副走査ラインの積算データを副走査RAM603に
格納する。
【0096】この結果、図10に示したようなパターン
画像に対する主走査/副走査の積算データが各色毎に副
走査RAM603及び主走査RAM604に格納され
る。このパターン画像の積載データの例を図15〜図1
7に示す。この積載データの例については後述する。な
お、バンク選択信号BANK SELにより各色のバン
クと、各セットのバンクをRAM603,604の上位
に送ることにより、RAMのメモリ空間の使い分けを行
っている。
【0097】ここで、本実施形態における各色のレジス
トレーションの補正方法について説明する。
【0098】上述したレジストレーション補正用画像パ
ターンの各色パターンの形成位置及びパターン形状を算
出する処理を実行することにより、M,C,Yのパター
ン画像からは図15に示すような主走査/副走査それぞ
れの積算データを得ることが出来る(HD,VD)。
【0099】図15は、図1に示す転写ベルト1に転写
されたパターン画像に基づくM,C,Y色に対するヒス
トグラムを示す図である。
【0100】図13に示したRAM603及び604に
格納されているデータをもとに、積算データのピーク値
の中心位置を画像ステーション52中のCPU52−C
により算出する。各々算出された各色主走査、副走査の
中心位置がパターン画像の中心位置となる。各色の中心
位置を合わせ込む手法としては、各色パターンの中心位
置が同一となるよう前記したように主走査/副走査のそ
れぞれの画像書き出し位置、及び反射ミラー1000M
a,1000Cy,1000Yeを駆動し、画像の倍率
(光路長可変)、傾き(光路可変)の補正を行うことで
実施している。
【0101】しかし、Bkのパターン画像の中心位置認
識については他の色とは異なってしまう。このBkのパ
ターン画像の中心位置認識におけるパッチ及びBkマー
クの部分の詳細を図16及び図17に示す。
【0102】図16及び図17は、図1に示した転写ベ
ルト1に転写されたパターン画像に基づくBk色に対す
るヒストグラムを示す図である。
【0103】図16の例は、Yのパッチ上にBkのレジ
スト補正マークを「十字」に形成したもので、その時の
主走査/副走査の積算データはBk以外の色と変化の傾
向が反転してしまうことになる。これはパターン画像に
対するパッチ画像の光の反射率が十分高いためである。
このようにBk色の積算データの変化の傾向がそのほか
の色と異なることは、パターン画像の中心位置の算出ア
ルゴリズムも異なることになる。このため、複数のアル
ゴリズムが必要となり、アルゴリズム開発時間、強いて
は中心位置算出の実行時間までもがアップすることが考
えられる。
【0104】そこで本実施形態では、図16の積算デー
タを図17に示すようにネガポジ反転したパターン画像
を用いてヒストグラムデータを比較するように制御す
る。すなわち、パターン画像の下にパターン画像より大
きいパッチ画像を形成し、その上にBkのレジスト補正
マークをネガポジ反転、即ち「十字」の部分を白抜きし
た状態で形成する。その時の主走査/副走査の積算デー
タの変化の傾向は図示された如くとなり、これは、CC
Dセンサで読み取ったBkのレジスト補正マークのデー
タがそのほかの色と同じ変化をすることになる。
【0105】すなわち、疑似的にその他の色のレジスト
補正マークを認識することと同じこととなり、この変換
を行うことにより全ての色のレジスト補正マークに対し
て同じアルゴリズムでレジスト補正マークの位置及び形
状の認織を行うことが可能となる。
【0106】以下、図18,図19等を参照して、本実
施形態で示す画像形成装置のレジストレーション補正及
び画像形成処理を実行する具体的構成、及び具体的構成
に基づいたレジストレーション補正及び画像形成処理に
ついて説明する。
【0107】図18は、図1に示した画像ステーション
52及び外部I/F53の詳細構成を説明するブロック
図であり、図19は、本実施形態で示す画像形成装置に
おける第1のデータ処理手順の一例を説明するフローチ
ャートであり、本実施形態の画像形成装置におけるレジ
ストレーション補正処理手順に対応するものである。以
下、図18をもとに図19に示すフローチャートを参照
しながら本実施形態に係る画像形成装置におけるレジス
トレーション補正処理について説明する。
【0108】なお、本実施形態においては、不図示のリ
ーダ部、あるいは外部からの画像データに基づいて画像
形成を行うことを可能にするため、図1に示した画像ス
テーション52及び外部インタフェース(I/F)53
を有している。即ち外部バスβ502を有し、外部バス
β502を介してコンピュータ等と接続可能となってい
る。
【0109】図18において、像形成するためのビデオ
信号がリーダ部あるいは外部バスβ502(外部バスイ
ンタフェースはGPIBなどの汎用インタフェースでも
可能)を介してホストコンピュータやスキャナ等任意の
装置より送られてくる。ビデオ信号は本実施形態装置の
外部I/F53のバスセレクタ53−Aで取り込まれ、
ビデオメモリ52−Bに格納される。このバスセレクタ
53−Aはリーダ部あるいは外部バスβ502を介して
本実施形態装置に送られてくるビデオ信号を画像ステー
ション52のビデオメモリ52−Bへ格納する処理及び
リーダ部あるいは外部バスβ502上からCPU52−
Cへ送られてくるコマンド(像形成スタート指令など)
の転送処理を切り替え実行する。バスコントローラ53
−Bは、CPU52−Cからの指示によりビデオメモリ
52−Bのアドレスカウンタ制御およびCPU52−C
へのコマンドの受け渡しを制御している。
【0110】画像ステーション52のビデオメモリ52
−Bは、ビデオコントローラ52−Aよりの制御信号に
基づいてビデオコントローラ52−Aへビデオ信号を送
り、先に説明したようにPWM変調されたレーザ光(L
1,L2,L3,L4)を形成しそれぞれの感光ドラム
上に潜像を形成していく。またCPU52−Cは、CP
Uバスβ500を介してコントローラ部51に接続され
ており、コントローラ部51からレジストレーションず
れデータを受け取り、電気的及び機械的なレジストレー
ション補正目標データを算出してコントローラ部51に
受け渡している。このようにCPU52−Cは本実施形
態におけるレジストレーション補正を統括的に制御して
いる。
【0111】図20は、時間の変化に対するレジストレ
ーションずれ量と装置温度との関係を示した図であり、
時間に対するずれ量の大きい時間間隔をTS2、ずれ量
の小さい時間間隔をTS4としている。更にTS2,T
S4の中でレジストレーション補正を行う時間間隔をそ
れぞれTS1,TS3としている。
【0112】以下、図19のフローチャートを参照し
て、本実施形態で示す画像形成装置のレジストレーショ
ン補正リクエスト信号発信処理を説明する。
【0113】図19は、本実施形態を示す画像形成装置
における第1のデータ処理手順の一例を説明するフロー
チャートであり、レジストレーション補正リクエスト信
号発信処理手順を示している。
【0114】まず、画像形成装置に電源が投入される
と、CPU52−Cの処理はステップ(1)の処理に移
行し、つぎに、ステップ(2)で、不図示の内蔵するカ
ウントT,T0をクリアする。それからステップ(3)
でCPU52−Cにより予め決められたタイミングによ
ってカウンタTがインクリメント(+1)される。つづ
いてステップ(4)でTがTS1、すなわちレジストレ
ーションのずれる割合の大きい時間TS2の中を実際に
補正を行う回数で割った時間TS1に至ったか否かを調
べる。
【0115】ステップ(4)において、レジストレーシ
ョンのずれる割合の大きい時間TS2の中を、実際に補
正を行う回数で割った時間TS1に至っていない場合に
はステップ(3)に戻る。一方、ステップ(4)におい
て、レジストレーションのずれる割合の大きい時間TS
2の中を、実際に補正を行う回数で割った時間TS1に
至った場合には、ステップ(5)に進み、Treqを1
にセットし、前記したレジストレーション補正リクエス
ト信号を発振する。それからステップ(6)でカウンタ
Tをクリアすると共にカウンタT0にTS1を加算(T
0をインクリメント)する。
【0116】そして、ステップ(7)で、T0がTS2
になったか否かを調べ、T0がTS2になっていない場
合にはステップ(3)に戻り、以上のシーケンスをT0
がTS2になるまで繰り返す。
【0117】そしてステップ(7)において、T0がT
S2になった場合は、ステップ(8)以降の処理に進
み、ずれ量の小さい時間間隔TS4についても上記と同
様なシーケンスを実行する。すなわち、ステップ(8)
でステップ(2)と同様にカウンタT,T0をクリアす
る。その後、ステップ(9)でCPU52−Cにより予
め決められたタイミングによってカウンタTがインクリ
メント(+1)される。続いてステップ(10)でTが
TS4、すなわちレジストレーションのずれる割合の大
きい時間TS4の中を実際に補正を行う回数で割った時
間TS3に至ったか否かを調べる。ステップ(10)で
レジストレーションのずれる割合の大きい時間TS4の
中を、実際に補正を行う回数で割った時間TS3に至っ
ていない場合にはステップ(9)に戻る。
【0118】一方、ステップ(10)でレジストレーシ
ョンのずれる割合の大きい時間TS4の中を、実際に補
正を行う回数で割った時間TS3に至った場合にはステ
ップ(11)に進み、Treqを1にセットし、前記し
たレジストレーション補正リクエスト信号を発振する。
続くステップ(12)でカウンタTをクリアすると共に
カウンタT0にTS3を加算(T0をインクリメント)
する。そしてステップ(13)でT0がTS4になった
か否かを調べる。
【0119】ステップ(13)において、T0がTS4
になっていない場合にはステップ(9)に戻り、以上の
シーケンスをT0がTS4になるまで繰り返す。そして
T0がTS4になると処理を終了する。
【0120】以上説明したように本実施形態によれば、
レジストレーションの最もずれ易い時期、すなわち、電
源を投入して1〜2時間(装置温度が上昇加速度が大き
い時)の間は頻繁にレジストレーション補正を行い、安
定時に入る過渡時期は補正間隔を長くし、更に完全に安
定した状態ではレジストレーション補正は行わないよう
に制御している。こうしたレジストレーション補正のタ
イミングは個々独立に行っている。
【0121】しかしながら、上述したレーザビーム強度
制御を実施した際に、レジストレーションがずれるとい
う問題が生じた。
【0122】図21は、レーザビーム強度を変更した際
の前記BD信号、前記コンパレータから出力されるデジ
タルBD信号BDSYNC、主走査同期信号PLSYN
C*主走査イネーブル信号DVE*を説明するタイミン
グチャートである。なお、ここでは、例としてレーザビ
ームの出力が100%,65%,50%の場合の各信号
を示している。
【0123】レーザビーム強度(レーザパワー)を変更
した場合、BD信号の出力値が変わり、結果としてコン
パレータにて基準値と比較、生成されたデジタルBD信
号BDSYNCのタイミングがレーザビームの強度に応
じてシフトする。さらにデジタルBD信号BDSYNC
に基づいて生成される主走査同期信号PLSYNC*、
さらに画素クロックPCLKのタイミングもシフトす
る。その結果、画像記録位置がシフトし、レジストレー
ションがずれることになる。
【0124】図22は、本実施形態を示す画像形成装置
におけるレーザビーム強度とレジストレーションのシフ
ト量の関係を示した図である。特に、各色それぞれレー
ザビーム強度が変更された場合、前記レジストレーショ
ンのずれが色ずれとして発現し、著しい画像不良を発生
することになる。
【0125】そこで、本実施形態においては、上述した
レーザビーム強度制御を実施した際に、上述したレジス
トレーション補正を実施するように制御している。
【0126】図23のフローチャートを参照して、レー
ザビーム強度制御及びレジストレーション補正の実施シ
ーケンスについて説明する。
【0127】図23は、本実施形態を示す画像形成装置
におけるデータ処理手順の一例を説明するフローチャー
トであり、レーザビーム強度制御及びレジストレーショ
ン補正実施シーケンスに対応する。また、図19に示し
た処理および図23(a),(b)に示した各処理はす
べて画像ステーション52のCPU52−Cにてソフト
ウエア処理により実行される。すなわちCPU52−C
は図19および図23(a),(b)の各処理をCPU
52−Cに内臓したROMに記憶されたプログラムにし
たがって並列に実行する。なお、(1)〜(17)は各
ステップを示す。
【0128】まず、電源が投入されると、図1に示すC
PU52−Cの処理は、ステップ(1)の処理に移行
し、つぎにステップ(2)でレーザ強度制御リクエスト
信号Tprqが1にセットされ、同時に前述したレジス
トレーション補正リクエスト信号が発生される。その後
CPU52−Cにより予め決められたタイミング後にス
テップ(3)に進み、Tprqが1であるかどうか判定
し、Tprqが1の場合は、再度CPU52−Cにより
予め決められたタイミング後にステップ(3)戻る。
【0129】一方、ステップ(3)でTprqが1では
ない場合、すなわち図23の(b)のステップ(13)
でTprq=0とされた場合は、ステップ(4)で内臓
する不図示のカウンタTpをクリアする。その後ステッ
プ(5)でCPU52−Cにより予め決められたタイミ
ングによってカウンタTpがインクリメントされる。続
いてステップ(6)でカウンタTpがTintに至った
か否かを調べる。Tpがレーザビーム強度制御の実施イ
ンターバル時間Tintに至っていない場合はステップ
(6)に戻る。本実施形態においては、レーザビーム強
度制御の実施インターバル時間Tintを2時間に設定
している。
【0130】ステップ(6)でTpがTintに至った
場合にはステップ(2)に戻り、レーザビーム強度制御
リクエスト信号Tprqが1にセットされる。同時に前
述したレジストレーション補正リクエスト信号が発生さ
れる。その後、装置の電源がOFFされるまでステップ
(3)以降の処理が繰り返される。
【0131】一方、プリンタが起動されると画像形成の
開始に先立ち、ステップ(11)でTprqの値が1で
あるかどうか判定し、Tprqの値が1の場合はステッ
プ(12)へ進み、レーザビーム強度制御が行われ、続
いてステップ(13)でTprqが0にリセットされ
る。
【0132】つぎにステップ(14)に進み、レジスト
レーション補正リクエスト信号Treqが1であるかど
うか判定し、レジストレーション補正リクエスト信号T
reqが1の場合にはステップ(15)に進みレジスト
レーション補正が実行され、終了後ステップ(16)へ
進みレジストレーション補正リクエスト信号はリセット
される。その後ステップ(17)へ進み通常の画像形成
が行われる。
【0133】一方、ステップ(14)でレジストレーシ
ョン補正リクエスト信号Tprqが0の場合には、ステ
ップ(17)へ進み画像形成が行われる。また、ステッ
プ(11)でTprqの値が0の場合はレーザビーム強
度制御は行われずにステップ(14)へ進み、さらに図
19の処理に従う通常のレジストレーション補正リクエ
スト信号Treqが発信されていない場合はレジストレ
ーション補正もおこなわれずにステップ(17)へ進み
画像形成が行われる。
【0134】このように、本実施形態ではステップ
(2)においてレーザビーム強度制御リクエスト信号T
prqを「1」にする際には必ずレジストレーション補
正リクエストTreqも「1」としている。
【0135】したがって、前述したように装置の電源投
入時およびレーザビーム強度制御の実施インターバル時
間Tintが経過した場合において、プリンタが起動さ
れた際に、レーザビーム強度制御が実施した場合には常
にレジストレーション補正リクエスト信号Treqに基
づいてレジストレーション補正が実施されることにな
る。
【0136】以上説明したように、本実施形態において
は、レーザビーム強度制御を実施した際に、レジストレ
ーション補正を実施することによって、安定かつ連続的
な濃度階調再現を実現しつつ、画像記録位置のシフトに
起因するレジストレーションのずれを補正し、良好な画
像形成を実現することができる。
【0137】〔第2実施形態〕上記第1実施形態では、
プリンタが起動されたときに、レーザビーム強度補正信
号Tprqが1である場合にレーザビーム強度制御を行
い、更に、レジストレーション補正リクエスト信号Tr
eq信号が1である場合に、レジストレーション補正を
行う場合を説明したが、プリンタが起動されたときに、
レジストレーション補正リクエスト信号Treqが1で
ある場合に、レーザビーム強度制御とレジストレーショ
ン補正とを行うように構成してもよい。以下、その実施
形態について説明する。
【0138】なお、本実施形態を示す画像形成装置にお
ける構成,画像形成方法等は、上記第1実施形態と同様
であるので、詳細な説明は省略する。更に、本実施形態
においても、第1実施形態同様上述したレーザビーム強
度制御を実施した際に、上述したレジストレーション補
正を実施するように制御している。
【0139】また、本実施形態においては、前記レジス
トレーション補正を実施するタイミングに合わせて、前
記レーザビーム強度制御を実施する。レーザビーム強度
制御および、レジストレーション補正の詳細な方法は上
記第1実施形態と同様である。さらに、レジストレーシ
ョン補正リクエスト信号発信処理も前記実施形態と同様
である。
【0140】以下、図24のフローチャートを参照し
て、レーザビーム強度制御およびレジストレーション補
正の実施シーケンスについて説明する。
【0141】図24は、本実施形態を示す画像形成装置
における第3のデータ処理手順の一例を説明するフロー
チャートであり、レーザビーム強度制御及びレジストレ
ーション補正実施シーケンスに対応するものであり、図
18に示した画像ステーション52のCPU52−Cで
実行される。なお、(1)〜(5)は各ステップを示
す。
【0142】プリンタが起動されると画像形成の開始に
先立ち、ステップ(1)でレジストレーション補正リク
エスト信号Treqの値が1か否かが調べられる。Tr
eqの値が1の場合は、ステップ(2)へ進み、レジス
トレーション補正の実施に先立ちレーザビーム強度制御
が行われる。つぎに、ステップ(3)に進みレジストレ
ーション補正が実施される。その後、ステップ(4)へ
進みレジストレーション補正リクエスト信号はリセット
される。つぎに、ステップ(5)へ進み通常の画像形成
が行われ、処理を終了する。
【0143】一方、ステップ(1)でレジストレーショ
ン補正リクエスト信号Treqが発信されていない場合
には、レーザビーム強度制御およびレジストレーション
補正は行われず、ステップ(5)へ進み画像形成が行わ
れる。
【0144】このように、プリンタが起動された際に、
レジストレーション補正リクエスト信号Treqが発信
されていて、それに基づいてレジストレーション補正が
実施される場合に限り、それに先立ってレーザビーム強
度制御が実施されることになる。このようにレジストレ
ーション補正を実施するタイミングに合わせて、前記レ
ーザビーム強度制御を実施することで、必要以上のレジ
ストレーション補正を行わずに済み、前記レジストレー
ション補正の実施によるプリント時間の増加を最小限に
押さえることが可能となる。
【0145】以上説明したように、本実施形態において
も、レーザビーム強度制御を実施した際に、レジストレ
ーション補正を実施することによって、安定かつ連続的
な濃度階調再現を実現しつつ、画像記録位置のシフトに
起因するレジストレーションのずれを補正し、良好な画
像形成を実現することができる。
【0146】〔第3実施形態〕なお、上記第1,第2実
施形態では、複数ドラムを有する電子写真方式カラー複
写機に適用する場合を例にとり説明したが、これに限ら
ず、各種方式の電子写真複写機、あるいはプリンタ,モ
ノカラー方式,電子写真以外の画像形成装置にも適用で
きることは言うまでもない。以下、その実施形態につい
て説明する。
【0147】図25は、本発明を適用可能な画像形成装
置の構成の一例を説明する図であり、感光体上に複数色
の画像パターンに対応した静電潜像を順次形成し、前記
静電潜像を複数色の現像器により現像した後、記録材上
に重ね転写することにより、カラー画像を形成するタイ
プの複写機を示している。以下、構成及び動作について
説明する。
【0148】図25において、2500は画像形成装置
で、上部にデジタルカラー画像リーダ部(以下、リーダ
部)、下部にデジタルカラー画像プリンタ部(以下、プ
リンタ部)を有し、リーダ部またはホストコンピュータ
等の外部装置からの画像データ等に応じて画像を形成す
る。
【0149】リーダ部において、2532は露光ランプ
で、原稿台ガラス2531上に載置される原稿2530
を露光走査する。2534はフルカラーセンサで、レン
ズ2533により集光される原稿2530からの反射光
像に基づいたカラー色分解画像信号を生成する。フルカ
ラーセンサ2534で生成されるカラー色分解画像信号
は、図示しない増幅回路を経て、図示しないビデオ処理
ユニットにて所定の処理を施され、プリンタ部に送出さ
れる。
【0150】以下、プリンタ部の各部を画像形成時の動
作とともに説明する。2501は感光ドラムで、図中の
矢印方向に回転自在に担持される像担持体である。この
感光ドラム2501の周りには以下で説明する前露光ラ
ンプ2511,コロナ帯電器2502,レーザ露光光学
系2503,電位センサ2512,現像色の異なる4個
の現像器2504y,2504c,2504m,250
4bk,ドラム上光量検知手段2513,転写装置25
05,クリーニング器2506が配置される。
【0151】前露光ランプ2511は矢印方向に回転す
る感光ドラム2501の表面を除電する。帯電器250
2は、露光ランプ2511で除電した後の感光ドラム2
501を一様に帯電させる。レーザ露光光学系2503
は、図示しないレーザ出力部,ポリゴンミラー2503
a,レンズ2503b,ミラー2503c等で構成さ
れ、レーザ出力部はリーダ部からの画像信号を光信号
(光像E)に変換し、該変換したレーザ光をポリゴンミ
ラー2503aで反射し、レンズ2503bおよびミラ
ー2503cを介して帯電器2により一様に帯電された
感光ドラム2501の表面に投影する。
【0152】現像器2504y,2504c,2504
m,2504bkは、感光ドラム2501上に形成され
る潜像をそれぞれイエロ,シアン,マゼンタ,黒に現像
するものであり、感光ドラム2501上に樹脂を基体と
したトナー画像を形成する。2524y,2524c,
2524m,2524bkは偏心カムで、現像器250
4y,2504c,2504m,2504bk各分解色
に応じて択一的に感光ドラム2501に接近させる。
【0153】2507a〜2507cは記録材カセット
で、画像が転写される記録材が積載され、記録材カセッ
ト2507a〜2507cから搬出される記録媒体は、
感光ドラム2501上に形成される画像の先頭位置と記
録材の先頭とが同期するタイミングで転写ドラム250
5aに搬送される。
【0154】転写ドラム2505aは、記録材を静電吸
着させるための対向電極となる吸着ローラ2505gと
吸着帯電器2505cとによって記録材を静電吸着す
る。2505bは転写帯電器で、転写ドラム2505a
に静電吸着された記録材に感光ドラム2501上の画像
を転写する。
【0155】クリーニング器2506は、トナー像を記
録材に転写した後の感光ドラム2501の表面に残留す
るトナーを清掃する。その後感光ドラム2501は再度
画像形成工程に供せられる。
【0156】転写装置2505は、転写ドラム2505
a,転写帯電器2505b,吸着帯電器2505c,吸
着ローラ2505g,内側帯電器2505d,外側帯電
器2505e等を有している。
【0157】記録材担持シート2505fは、ポリカー
ボネートフィルム等の誘電体シート等の誘電体からな
り、回転駆動されるように軸支された転写ドラム250
5aの周面開口域に円筒状に一体的に張設されている。
ドラム状とされる転写装置2505つまり転写ドラム2
505aを回転させるに従って感光ドラム2501上の
トナー像は転写帯電器2505bにより記録材担持シー
ト2505fに担持された記録材上に転写する。このよ
うに記録材担持シート2505fに吸着搬送される記録
材には所望数の色画像(例えばイエロ,シアン,マゼン
ダ,黒の4色の画像)が転写され、フルカラー画像を形
成する。
【0158】2508aは分離爪,2508bは押し上
げコロ,2505hは分離帯電器で、4色のトナー像が
転写された記録材を転写ドラム2505aから分離す
る。2509は熱ローラ定着器(定着器)で、記録材上
に転写されたトナー像を定着させる。2510はトレイ
で、トナー像が定着された記録材が排紙される。
【0159】2519は搬送パス切替ガイドで、定着器
2509から搬出される記録材の搬送方向をトレイ25
10あるは搬送縦パス2520のいずれかに切り替え
る。2521bは反転ローラで、搬送縦パス2520か
ら搬送されてくる記録材を一旦反転パス2521aに搬
送し、回転方向を逆転させて該記録材を中間トレイ25
22に搬送する。
【0160】記録材の両面に画像を形成する場合には、
記録材が定着器2509から排出された後、すぐに搬送
パス切替ガイド2519を駆動して記録材の搬送方向を
搬送縦パス2520に切り替えて、記録材を搬送縦パス
2520を介して反転パス2521aにいったん導いた
後、反転ローラ2521bの逆転により、送り込まれた
際の後端を先頭にして送り込まれた方向と反対向きに搬
出させ、中間トレイ2522に収納する。その後再び上
述した画像形成工程によってもう一方の面に画像を形成
する。
【0161】また、2514はファーブラシ,2515
はバックアップブラシ,2516はオイル除去ローラ,
2517はバックアップブラシで、転写ドラム2505
aの記録材担持シート2505f上の粉体の飛散付着、
記録材上のオイルの付着等を防止する。上記ブラシおよ
びローラ2514〜2517による清掃は画像形成前も
しくは後に行ない、またジャム(紙づまり)発生時には
随時行なう。
【0162】なお、バックアップブラシ2515は記録
材担持シート2505fを介してファーブラシ2514
と対向する位置に配置される。バックアップブラシ25
17は記録材担持シート2505fを介してオイル除去
ローラ2516に対向する位置に配置される。
【0163】また、本実施形態においては所望のタイミ
ングで偏心カム2525を動作させ、転写ドラム250
5aと一体化しているカムフォロワ2505iを作動さ
せることにより、記録材担持シート2505fと感光ド
ラム2501とのギャップを任意に設定可能な構成とし
ている。例えば、スタンバイ中または電源オフ時には、
転写ドラム2505aと感光ドラム2501の間隔を離
すことができる。
【0164】図26は、本発明を適用可能な画像形成装
置の構成の一例を説明する図であり、感光体上に画像パ
ターンに対応した静電潜像を形成し、前記静電潜像を現
像し、現像像を中間転写体に転写した後、記録材上に転
写するタイプのプリンタ,複写機等を示している。
【0165】図26において、2600はプリンタで、
図示しないリーダ部又はホストコンピュータ等の外部装
置からの画像データに応じて画像形成する。
【0166】2635はレーザ露光光学系で、帯電ユニ
ット2630により一様に帯電した感光ドラム2634
上を画像データに応じた光ビームで走査し、感光ドラム
2634上に静電潜像を形成する。2631は黒現像
機,2632は色現像着で、感光ドラム2634上に形
成された静電潜像を現像する。2633は中間転写ドラ
ムで、感光ドラム2634上の現像された画像が転写さ
れる。2636は転写ベルトで、中間転写ドラム263
3上に転写された画像を搬送される記録材に転写する。
2637は定着器で、転写された画像を記録材に定着さ
せる。
【0167】以下、動作について説明する。帯電ユニッ
ト2630により表面が一様に帯電された感光ドラム2
634上をレーザ露光光学系2635からのイエロの画
像データに応じた光ビームにより走査露光して感光ドラ
ム2634上に静電潜像を形成し、該形成された静電潜
像を色現像器2632によりイエロのトナーで現像し
て、該現像された画像を中間転写ドラム2633に転写
する。同様にして、シアン,マゼンタの画像を感光ドラ
ム2634上に形成し、中間転写ドラム2633に、イ
エロの画像を転写する。
【0168】つぎに、レーザ露光光学系2635からの
黒の画像データに応じた光ビームにより走査露光して感
光ドラム2634上に静電線像を形成し、黒現像器26
31で黒のトナーで現像して、該現像された画像を中間
転写ドラム2633に転写する。
【0169】それから、記録材を転写ベルト2636と
中間転写ドラム2633との間に搬送し、中間転写ドラ
ム2633上に重畳されたイエロ,シアン,マゼンタ,
黒の画像を搬送されてくる記録材に転写し、定着器26
37により画像を定着させ、図示しない排紙トレイに排
出する。
【0170】上述したように、図25,図26等で示し
た各種画像形成装置においても本発明を好適に適用する
ことができる。
【0171】このように、電子写真方式等の複写機、プ
リンタ等の画像形成装置に関し、特に感光体の周囲にそ
れぞれ異なる色現像材により画像を形成する画像形成手
段が配設された少なくとも2つの画像形成ステーション
を備え、例えば、各画像を多重しながらカラー画像を形
成する画像形成装置であって、記録画像のレジストレー
ション補正を行なう補正手段を備え、記録信号によりビ
ーム強度が変調された記録ビームを射出し、前記記録ビ
ームにより感光体上の記録領域を走査することにより静
電潜像を形成し、現像材により現像して画像形成を行な
うことを特徴とする画像形成装置であって、前記記録ビ
ーム強度が変更可能であり、少なくとも、前記記録ビー
ム強度を変更する際に前記レジストレーション補正を行
なうことにより、例えば感光体の感度変化、周囲環境変
化等によらず、かつ適正なレジストレーションが維持さ
れた良好な画像を形成することことが可能となる。
【0172】また、上記各実施形態を組み合わせて実施
するように構成してもよい。
【0173】更に、上記実施形態では、複数の感光ドラ
ムを有する電子写真方式カラー複写機等を一例に挙げて
説明しているが、種々の画像形成装置、例えば電子写真
装置,デジタル複写機,モノクロ複写機,カラーレーザ
複写機,レーザビームプリンタ,カラーレーザプリン
タ,ファクシミリ装置,コピー機能および/またはプリ
ント機能および/またはファクシミリ機能等を備える複
合複写機等、および種々の画像形成装置を制御する制御
装置,情報処理装置,データ処理装置,コンピュータ等
に対し本実施形態で示した技術を適用するように構成し
てもよい。
【0174】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
て実行することによっても、本発明の目的が達成される
ことは言うまでもない。
【0175】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0176】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM等を用いることができる。
【0177】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0178】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0179】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステム、例えば情報処理システム,印刷システム,
画像処理システム,画像形成システム,制御システム,
印刷制御システム,画像処理制御システム,画像形成制
御システム等に適用しても、1つの機器からなる装置,
例えば情報処理装置,印刷装置,画像処理装置,画像形
成装置,制御装置,印刷制御装置,画像処理制御装置,
画像形成制御装置等に適用してもよい。また、本発明
は、システムあるいは装置にプログラムを供給すること
によって達成される場合にも適応できることは言うまで
もない。この場合、本発明を達成するためのソフトウエ
アによって表されるプログラムを格納した記憶媒体を該
システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシ
ステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが
可能となる。
【0180】さらに、本発明を達成するためのソフトウ
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【0181】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、記録信号に応じて強度を変調した光ビ
ームを発生させる発生部と該発生した光ビームに応じた
画像を担持する像担持体とを備え、前記像担持体に担持
される画像を記録媒体に形成する画像形成手段を有する
画像形成装置であって、前記光ビームの強度が変更され
たことに応じて前記画像形成手段により形成される画像
のレジストレーションを補正する補正手段を有するの
で、光ビームの強度変更に伴う画像ずれをなくすことが
でき、高品質な画像を得ることができる。
【0182】第2の発明によれば、前記画像形成手段
は、光ビームに応じた静電潜像を形成する感光体と、前
記感光体上の静電潜像を現像する現像部とを有し、該現
像された感光体上の画像を記録媒体に転写するので、記
録媒体に転写される画像のずれをなくすことができる。
【0183】第3の発明によれば、前記画像形成手段
は、光ビームに応じた静電潜像を形成する感光体と、前
記感光体上の静電潜像を現像する現像部と、該現像され
た感光体上の画像が転写される中間転写体とを有し、該
中間転写体の画像を記録媒体に転写するので、記録媒体
に転写される画像のずれをなくすことができる。
【0184】第4の発明によれば、前記画像形成手段
は、複数色の画像を順次形成することによりカラー画像
を形成するので、記録媒体に形成される画像の色ずれを
なくすことができる。
【0185】第5の発明によれば、前記画像形成手段
は、複数の像担持体を有し、前記像担持体上に担持され
た画像を記録媒体に転写することによりカラー画像を形
成するので、記録媒体に形成される画像の色ずれをなく
すことができる。
【0186】第6の発明によれば、記録信号に応じて強
度を変調した光ビームを発生させる発生部と該発生した
光ビームに応じた画像を担持する像担持体とを備え、前
記像担持体に担持される画像を記録媒体に形成する複数
の画像形成手段を有する画像形成装置であって、前記光
ビームの強度が変更されたことに応じて前記複数の画像
形成手段により形成される各画像間のレジストレーショ
ンを補正する補正手段を有するので、各画像形成手段に
より形成される画像のずれを補正でき、高品質な画像を
得ることができる。
【0187】第7の発明によれば、前記各画像形成手段
により、記録媒体を搬送する搬送体に補正マークを形成
させる補正マーク形成手段と、前記補正マーク形成手段
により前記搬送体上に形成された補正マークを読み取る
読取手段とを有し、前記補正手段は、前記読取手段によ
る補正マーク読み取りデータを解析して前記各画像形成
手段のレジストレーションを補正するので、画像ずれを
測定することによりレジストレーションを正確に補正す
ることができる。
【0188】第8の発明によれば、前記像担持体の感度
又は環境条件に応じて前記発生部から発生される光ビー
ムの強度を変更させる制御手段を有するので、安定かつ
連続的な濃度階調を再現できる。
【0189】第9の発明によれば、前記補正手段は、形
成される画像の主走査方向のレジストレーションを補正
するので、光ビームの強度変化に伴う走査方向の書き出
し位置のずれを補正できる。
【0190】第10の発明によれば、それぞれ記録信号
に応じて光ビームを発生するビーム発生部と前記光ビー
ムに応じた画像を担持する像担持体とを有し、前記像担
持体に担持される画像を共通の記録媒体に形成する複数
の画像形成手段と、前記ビーム発生部により発生される
光ビームの強度を変更する変更手段と、前記複数の画像
形成手段により形成される各画像間のレジストレーショ
ンを補正する補正手段と、前記変更手段による前記光ビ
ームの強度変更処理に応じて前記補正手段によるレジス
トレーション補正処理を実行させる制御手段とを有する
ので、光ビームの強度を変更してもずれの無い高品質な
画像を得ることができる。
【0191】第11の発明によれば、前記画像形成手段
は、前記ビーム発生部から発生された光ビームに応じた
静電潜像を形成する感光体と、前記感光体上の静電潜像
を現像する現像部とを有し、該現像された感光体上の画
像を記録媒体に転写するので、記録媒体に転写される画
像のずれをなくすことができる。
【0192】第12の発明によれば、前記画像形成手段
は、前記ビーム発生部から発生される光ビームに応じた
静電潜像を形成する感光体と、前記感光体上の静電潜像
を現像する現像部と、該現像された感光体上の画像が転
写される中間転写体とを有し、該中間転写体上の画像を
記録媒体に転写するので、記録媒体に転写される画像の
ずれをなくすことができる。
【0193】第13の発明によれば、前記画像形成手段
は、複数色の画像を順次形成することによりカラー画像
を前記記録媒体上に形成するので、記録媒体に形成され
る画像の色ずれをなくすことができる。
【0194】第14の発明によれば、前記画像形成手段
は、複数の像担持体を有し、前記各像担持体上に担持さ
れた画像を記録媒体に転写することによりカラー画像を
形成するので、記録媒体に形成される画像の色ずれをな
くすことができる。
【0195】第15の発明によれば、前記各画像形成手
段により、記録媒体を搬送する搬送体に補正マークを形
成させる補正マーク形成手段と、前記補正マーク形成手
段により前記搬送体上に形成された補正マークを読み取
る読取手段とを有し、前記補正手段は、前記読取手段に
よる補正マーク読み取りデータを解析して前記各画像間
のレジストレーションを補正するので、画像ずれを測定
することによりレジストレーションを正確に補正するこ
とができる。
【0196】第16の発明によれば、前記像担持体の感
度又は環境条件に応じて前記ビーム発生部から発生され
る光ビームの強度を変更させる制御手段を有するので、
安定かつ連続的な濃度階調を再現できる。
【0197】第17の発明によれば、記録信号に応じて
強度を変調した光ビームを発生させる発生部と該発生し
た光ビームに応じた画像を担持する像担持体とを備え、
前記像担持体に担持される画像を記録媒体に形成する画
像形成手段を有する画像形成装置の制御方法であって、
前記発生手段から発生される光ビームの強度を変更する
変更工程と、前記変更工程により光ビームの強度が変更
される際に、前記記録媒体に形成される画像のレジスト
レーションを補正する補正工程とを有するので、光ビー
ムの強度変更に伴う画像ずれをなくすことができ、高品
質な画像を得ることができる。
【0198】したがって、光ビームの強度変更を行った
場合に自動的にレジストレーション補正を実行して、感
光体の感度変化,周囲環境の変化等によらず安定かつ連
続的な濃度階調を再現できるとともに、レジストレーシ
ョンが適切に補正された良好な画像を得ることができる
等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態を示す画像形成装置の構成を説明す
る概略ブロック図である。
【図2】図1に示したビデオコントローラ内のビデオ処
理部の構成を示すブロック図である。
【図3】図2に示したレーザ制御部の概略構成を説明す
るブロック図である。
【図4】図3に示した2値化回路の2値化に関する部分
の構成を説明するブロック図である。
【図5】図2に示した各信号の一例を説明するタイミン
グチャートである。
【図6】図3に示したレーザドライブ回路の構成を示す
ブロック図である。
【図7】図1に示した感光ドラムの光減衰特性を説明す
る図である。
【図8】現像γ特性の環境特性を説明する図である。
【図9】本実施形態を示す画像形成装置におけるレジス
トレーション補正用パターン転写タイミングを説明する
タイミングチャートである。
【図10】図1に示した転写ベルト上に転写されるレジ
ストレーション補正用パターンを説明する図である。
【図11】図1に示したコントローラ部の詳細構成を説
明するブロック図である。
【図12】図1に示したビデオコントローラにおけるパ
ターン生成部の詳細構成を説明する回路ブロック図であ
る。
【図13】図11に示したレジストレーションコントロ
ーラの要部構成を説明する詳細ブロック図である。
【図14】図13に示したレジストレーションコントロ
ーラの動作状態を説明するタイミングチャートである。
【図15】図1に示した転写ベルトに転写されたパター
ン画像に基づくM,C,Y色に対するヒストグラムを示
す図である。
【図16】図1に示した転写ベルトに転写されたパター
ン画像に基づくBk色に対するヒストグラムを示す図で
ある。
【図17】図1に示した転写ベルトに転写されたパター
ン画像に基づくBk色に対するヒストグラムを示す図で
ある。
【図18】図1に示した画像ステーション及び外部I/
Fの詳細構成を説明するブロック図である。
【図19】本実施形態を示す画像形成装置における第1
のデータ処理手順の一例を説明するフローチャートであ
る。
【図20】時間の変化に対するレジストレーションずれ
量と装置温度との関係を示した図である。
【図21】レーザビーム強度を変更した際のBD信号、
コンパレータから出力されるデジタルBD信号、主走査
同期信号を説明するタイミングチャートである。
【図22】本実施形態を示す画像形成装置におけるレー
ザビーム強度とレジストレーションのシフト量の関係を
示した図である。
【図23】本実施形態を示す画像形成装置における第2
のデータ処理手順の一例を説明するフローチャートであ
る。
【図24】本実施形態を示す画像形成装置における第3
のデータ処理手順の一例を説明するフローチャートであ
る。
【図25】本発明を適用可能な画像形成装置の構成の一
例を説明する図である。
【図26】本発明を適用可能な画像形成装置の構成の一
例を説明する図である。
【符号の説明】
1 転写ベルト 2〜5 感光ドラム 6,7 照明ランプ 8 集光レンズ 9 反射ミラー 10 読み取り部 10a,10b センサ 11〜14 ドラムモータ 15 パルスモータ 18,19 CCDドライバ 20 レジストレーションコントローラ 21 システムコントローラ 22 ミラーモータドライバ 23〜26 パルスモータ 27 主走査方向のイネーブル信号生成回路 29 アドレスカウンタ 30 パターンRAM 38 レーザドライバ 39 半導体レーザ 51 コントローラ部 52 画像ステーション 52−A ビデオコントローラ 52−B ビデオメモリ 52−C CPU 53 外部インタフェース(I/F) 1743 レーザドライブ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C362 AA54 AA66 AA67 BA52 BA70 CA22 CA23 CA39 CB80 2H027 DA02 DA13 DA15 DA21 EA02 EB06 EC06 ED06 EE02 EF09 2H030 AA01 AB02 AD16 AD18 BB02 BB13 BB16 9A001 BB02 BB03 BB04 EE05 GG14 HH23 HH31 HH34 JJ35 KK16 KK42

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録信号に応じて強度を変調した光ビー
    ムを発生させる発生部と該発生した光ビームに応じた画
    像を担持する像担持体とを備え、前記像担持体に担持さ
    れる画像を記録媒体に形成する画像形成手段を有する画
    像形成装置であって、 前記光ビームの強度が変更されたことに応じて前記画像
    形成手段により形成される画像のレジストレーションを
    補正する補正手段を有することを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記画像形成手段は、光ビームに応じた
    静電潜像を形成する感光体と、前記感光体上の静電潜像
    を現像する現像部とを有し、該現像された感光体上の画
    像を記録媒体に転写することを特徴とする請求項1記載
    の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記画像形成手段は、光ビームに応じた
    静電潜像を形成する感光体と、前記感光体上の静電潜像
    を現像する現像部と、該現像された感光体上の画像が転
    写される中間転写体とを有し、該中間転写体の画像を記
    録媒体に転写することを特徴とする請求項1記載の画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】 前記画像形成手段は、複数色の画像を順
    次形成することによりカラー画像を形成することを特徴
    とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記画像形成手段は、複数の像担持体を
    有し、前記像担持体上に担持された画像を記録媒体に転
    写することによりカラー画像を形成することを特徴とす
    る請求項1記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 記録信号に応じて強度を変調した光ビー
    ムを発生させる発生部と該発生した光ビームに応じた画
    像を担持する像担持体とを備え、前記像担持体に担持さ
    れる画像を記録媒体に形成する複数の画像形成手段を有
    する画像形成装置であって、 前記光ビームの強度が変更されたことに応じて前記複数
    の画像形成手段により形成される各画像間のレジストレ
    ーションを補正する補正手段を有することを特徴とする
    画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記各画像形成手段により、記録媒体を
    搬送する搬送体に補正マークを形成させる補正マーク形
    成手段と、 前記補正マーク形成手段により前記搬送体上に形成され
    た補正マークを読み取る読取手段とを有し、 前記補正手段は、前記読取手段による補正マーク読み取
    りデータを解析して前記各画像間のレジストレーション
    を補正することを特徴とする請求項6記載の画像形成装
    置。
  8. 【請求項8】 前記像担持体の感度又は環境条件に応じ
    て前記発生部から発生される光ビームの強度を変更させ
    る制御手段を有することを特徴とする請求項1又は6記
    載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記補正手段は、形成される画像の主走
    査方向のレジストレーションを補正することを特徴とす
    る請求項1又は6記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 それぞれ記録信号に応じて光ビームを
    発生するビーム発生部と前記光ビームに応じた画像を担
    持する像担持体とを有し、前記像担持体に担持される画
    像を共通の記録媒体に形成する複数の画像形成手段と、 前記ビーム発生部により発生される光ビームの強度を変
    更する変更手段と、 前記複数の画像形成手段により形成される各画像間のレ
    ジストレーションを補正する補正手段と、 前記変更手段による前記光ビームの強度変更処理に応じ
    て前記補正手段によるレジストレーション補正処理を実
    行させる制御手段と、を有することを特徴とする画像形
    成装置。
  11. 【請求項11】 前記画像形成手段は、前記ビーム発生
    部から発生された光ビームに応じた静電潜像を形成する
    感光体と、前記感光体上の静電潜像を現像する現像部と
    を有し、該現像された感光体上の画像を記録媒体に転写
    することを特徴とする請求項10記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記画像形成手段は、前記ビーム発生
    部から発生される光ビームに応じた静電潜像を形成する
    感光体と、前記感光体上の静電潜像を現像する現像部
    と、該現像された感光体上の画像が転写される中間転写
    体とを有し、該中間転写体上の画像を記録媒体に転写す
    ることを特徴とする請求項10記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記画像形成手段は、複数色の画像を
    順次形成することによりカラー画像を前記記録媒体上に
    形成することを特徴とする請求項10記載の画像形成装
    置。
  14. 【請求項14】 前記画像形成手段は、複数の像担持体
    を有し、前記各像担持体上に担持された画像を記録媒体
    に転写することによりカラー画像を形成することを特徴
    とする請求項10記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記各画像形成手段により、記録媒体
    を搬送する搬送体に補正マークを形成させる補正マーク
    形成手段と、 前記補正マーク形成手段により前記搬送体上に形成され
    た補正マークを読み取る読取手段とを有し、 前記補正手段は、前記読取手段による補正マーク読み取
    りデータを解析して前記各画像間のレジストレーション
    を補正することを特徴とする請求項10記載の画像形成
    装置。
  16. 【請求項16】 前記像担持体の感度又は環境条件に応
    じて前記ビーム発生部から発生される光ビームの強度を
    変更させる制御手段を有することを特徴とする請求項1
    0記載の画像形成装置。
  17. 【請求項17】 記録信号に応じて強度を変調した光ビ
    ームを発生させる発生部と該発生した光ビームに応じた
    画像を担持する像担持体とを備え、前記像担持体に担持
    される画像を記録媒体に形成する画像形成手段を有する
    画像形成装置の制御方法であって、 前記発生部から発生される光ビームの強度を変更する変
    更工程と、 前記変更工程により光ビームの強度が変更される際に、
    前記記録媒体に形成される画像のレジストレーションを
    補正する補正工程と、を有することを特徴とする画像形
    成装置の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7542058B2 (en) 2002-05-15 2009-06-02 Konica Corporation Color image forming apparatus using registration marks

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