JP2002148891A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002148891A JP2001289920A JP2001289920A JP2002148891A JP 2002148891 A JP2002148891 A JP 2002148891A JP 2001289920 A JP2001289920 A JP 2001289920A JP 2001289920 A JP2001289920 A JP 2001289920A JP 2002148891 A JP2002148891 A JP 2002148891A
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資明 田原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動体上の傷や、画像形成条件にかかわら
ず、精度よく各画像間の位置ずれ量を検出することがで
き、高精度なレジストレーションの補正を行うこと。 【解決手段】 この装置は複数の感光ドラムを転写ベル
トに沿って配列し、レーザビームを照射して多色画像を
記録紙上に形成する。このときの位置ずれを検出するた
め、レジストレーション補正用パターン画像(マーク)
を転写ベルト上に転写し、CCDイメージセンサにより
このマークを読み取る。読み取った各パターン画像デー
タのヒストグラムをCPUにより生成し、このヒストグ
ラムデータを2値化した2値データに基づいて複数の画
像形成部により形成される各画像間の位置ずれ(すなわ
ち基準色からの他の各色のずれ)量を算出し、算出した
ずれ量を基に一連のレジストレーション補正のタイミン
グを制御して各色のレジストレーションの補正を行うよ
うに構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機等の画像形
成装置に関し、特に複数の像担持体を備え、各像担持体
に形成された各画像(例えば各色画像)を記録媒体に多
重形成可能な画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、感光ドラム上に記録情報に応
じて光変調されたレーザビーム光を照射し、電子写真プ
ロセスによって感光体上の静電潜像を現像し、転写紙に
画像を転写する記録装置(レーザビームプリンタ)を複
数個有し、転写ベルトにより転写紙を各記録装置に順次
搬送しながら各色画像を重畳転写してカラー画像を形成
可能に構成した画像形成装置が提案されている。
【0003】この種の画像形成装置において、各感光ド
ラム間の機械的取付誤差および各レーザビームの光路長
誤差、光路変化等があると、各感光ドラムに静電潜像を
形成し、転写ベルト上の記録紙に現像、転写した各カラ
ー画像のレジストレーションが合わなくなる。このた
め、従来から各感光ドラムから転写ベルト上に転写形成
されたレジストレーション補正用パターン画像をCCD
センサ等のイメージセンサで読み取り、その読み取りデ
ータの濃度値から各色レジストレーション補正用パター
ンの位置を判定し、この位置に基づいて各色に相当する
感光ドラム上でのレジストレーションずれを検出し、検
出したずれに応じて記録されるべき画像信号に電気的補
正をかけ、および/またはレーザビームの光路中に設け
られている反射ミラーを駆動して、光路長変化あるいは
光路変化の補正を行っていた。
【0004】また、従来の画像形成装置の画像処理部で
は、ブロック単位でメモリに書き込まれたデータを、そ
のままブロック単位で読み出しており、複数個の像形成
手段のずれ量に応じて読み出しブロックの相対位置をず
らすということは行っていなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の画像形成装置では、各感光ドラムから転写
ベルト上に転写形成されたレジストレーション補正用パ
ターン画像をCCDセンサ等で読み取り、読み取ったパ
ターン画像をメモリに格納し、メモリから順次読み出さ
れるパターン画像データに従って、読み取りデータの濃
度値から各色レジストレーション補正用パターンの位置
を判定する際において、環境変化や、潜像、現像、転写
などプロセス条件の変化等により転写されたレジストレ
ーション補正パターン画像が鮮明に形成されなかった
り、転写ベルト上の傷や汚れの上に画像が形成された場
合には、読み取りデータからレジストレーション補正画
像の中心位置を誤って算出してしまい、その結果として
各色レジストレーションずれの算出に誤差が生じ、レジ
ストレーションがずれてしまうということがあった。
【0006】たとえば、正常に画像が転写ベルト上に形
成された場合は、パターン画像に対して、主走査および
副走査方向の濃度加算のヒストグラムデータは図8のよ
うに分布し、ヒストグラムデータの最大値の位置が、ヒ
ストグラム中心位置に一致し、容易に中心値を算出する
ことが可能である。しかし、図30のように転写条件が
変化して、転写中抜けが生じてしまい、中心部分よりも
エッジ部の方が濃度が濃くなったり、あるいは図31の
ようにベルト上に傷が存在した場合、ヒストグラムの最
大値が画像パターンの中心値と一致しないため、読み取
りデータからレジストレーション補正画像の中心位置を
誤って算出してしまっていた。
【0007】そこで、本発明の目的は、移動体(転写ベ
ルト等)上の傷や、画像形成条件にかかわらず、精度よ
く各画像間の位置ずれ量を検出することができ、高精度
なレジストレーションの補正を行うことができる画像形
成装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の画像形成装置は、複数の画像形成手段と、
前記複数の画像形成手段により形成された各画像を転写
位置にて転写するべく移動する移動体と、前記複数の画
像形成手段により形成され、前記移動体上に転写された
複数のパターン画像を読み取り、パターン画像データを
得る読み取り手段と、前記読み取り手段により得られた
各パターン画像データのヒストグラムを求めるヒストグ
ラムデータ生成手段と、前記ヒストグラムデータ生成手
段により生成された各パターン画像データのヒストグラ
ムデータを2値化する2値化手段と、前記2値化手段の
出力に基づいて前記複数の画像形成手段により形成され
る各画像間の位置ずれを補正する補正手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明では、上記構成により、移
動体上に転写されたレジストレーション補正用の複数の
パターン画像を読み取り、読み取った各パターン画像デ
ータのヒストグラムを求め、このヒストグラムデータを
2値化した2値データに基づいて複数の画像形成手段に
より形成される各画像間の位置ずれを補正するので、移
動体上の傷や、画像形成条件にかかわらず、精度よく各
画像間の位置ずれ量を検出することができ、高精度なレ
ジストレーションの補正を行うことができる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0011】(第1の実施例)図1は本発明の一実施例
を示す画像形成装置の構成を示す。
【0012】本図において、1は転写ベルトであり、パ
ルスモータ15の駆動が駆動ローラ42に伝達されるこ
とによって、図中の中央矢印方向に後述する異なる動作
モードに応じて所定速度またはこの所定速度よりも減速
された速度で移動される。2〜5は感光ドラムであり、
ベルト移動方向(上流側)から順にマゼンタ(Ma),
シアン(Cy),イエロー(Ye),ブラック(Bk)
に対応するレーザビームLM(L1),LC(L2),
LY(L3),LBk(L4)の走査により、形成され
た静電潜像が図示しない現像器に収容されたトナーによ
り可視化され、転写ベルト1に形成された色画像を転写
する。11〜14はドラムモータであり、感光ドラム2
〜5を所定速度で回転させる。なお、本発明のパターン
形成手段は、図示しないROM等に記憶された所定のレ
ジストレーション補正用のパターンデータを読み出し
て、このパターンデータに基づいて変調されたレーザビ
ームLM,LC,LY,LBkの走査により、感光ドラ
ム2〜5の軸方向に互いに異なる2つの所定位置に一対
のパターン潜像を形成し、この潜像を各マゼンタ(M
a),シアン(Cy),イエロー(Ye),ブラック
(Bk)の色トナーで現像し、これを転写ベルト1に転
写するという手段に対応し、本実施例では転写ベルト1
の搬送方向に直交する幅方向の所定位置に対向するよう
に1対形成される。
【0013】読取手段10は、照明ランプ6,7、集光
レンズ8、反射ミラー9、CCDで構成されるセンサ1
0a,10b等から構成され、パルスモータ15の駆動
に従って移動する転写ベルト1上に形成されたレジスト
レーション補正用パターン(例えば、所定幅を有する十
字マーク)を照明して得られる反射光をセンサ10a,
10bに結像させることにより、パターン読み取りを行
う。51はコントローラ部で、通常の画像形成および所
定のレジストレーション補正用のパターン形成、所定の
レジストレーション補正用のパターン読み取りをROM
等に記憶された制御プログラムに基づいて総括的に制御
する。
【0014】このように構成された画像形成装置におい
て、各画像形成手段により搬送体上にレジスト補正マー
クをパターン形成手段(本実施例ではコントローラ部5
1のパッチ形成部による)が所定のタイミングで形成す
ると、読取手段10が搬送体(転写ベルト1)上に転写
された各レジスト補正マークの読み取りを開始し、その
読み取りデータに演算処理手段(本実施例ではコントロ
ーラ部51)が所定の演算処理を行い、その結果を各色
毎に記憶手段(後述するRAM603,604)に記憶
させ、補正手段(本実施例ではコントローラ部51)が
記憶された演算結果を解析して各画像ステーションのレ
ジストレーションを機械的または電気的に補正し、各像
担持体とのレジストレーションずれ情報を算出して、各
像担持体のレジストレーションずれを精度良く補正す
る。
【0015】先ず、画像形成動作について説明する。マ
ゼンタ(Ma),シアン(Cy),イエロー(Ye),
ブラック(Bk)に対応する感光ドラム2〜5はそれぞ
れドラムモータ11〜14により回転駆動され、図示し
ない帯電ユニットにより一様に帯電される。マゼンタ
(Ma),シアン(Cy),イエロー(Ye),ブラッ
ク(Bk)に対応する感光ドラム2〜5はビデオ信号に
より光変調されたレーザビームL1〜L4により露光さ
れ、それぞれの静電潜像が感光ドラム2〜5上に形成さ
れ、図示しない現像ユニットにより現像され顕像が形成
される。
【0016】次に、感光ドラム2〜5上に形成された顕
像は、図示しない給紙ユニットから給紙され、転写ベル
ト1上に静電吸着された転写紙上に所定のタイミングで
転写され、パルスモータ15の駆動により図中の矢印方
向に搬送され、定着ユニットを介して定着、排紙され
る。
【0017】次に、レジストレーション補正用パターン
画像の読み取りについて説明する。レジストレーション
補正用パターン画像形成回路により各感光ドラム2〜5
に顕像化されたパターン画像は、図2に示すタイミング
チャートのタイミングで各々転写ベルト1上に転写さ
れ、図中矢印方向に搬送される。搬送されてきたパター
ン画像は、照明ランプ6,7、集光レンズ8、反射ミラ
ー9からなる光学系により順次CCDセンサ10(セン
サ10a,10bより構成される)によって読み取られ
る。
【0018】図3は、図1に示したコントローラ部51
の詳細構成を示す。以下、この構成ならびに動作につい
て説明する。なお、本実施例における補正手段では、走
査光学系(各ドラム毎に設けられる)の図21のa〜d
のミラーの位置を後述するパルスモータ23〜26を駆
動してレジストレーションずれを補正するとともに、光
ビームの走査タイミングを電気的に補正することによ
り、各ドラムのレジストを一致させている。図1に示し
た転写ベルト1の搬送方向に対して、手前側と奥側に図
4に示すように形成された各色のパターン画像は、CC
Dセンサ10a,10bで読み取られる。レジストレー
ションコントローラ20からの原発振クロックβ50
7,β508がCCDドライバ18,19に送出され、
CCDドライバ18,19でCCDセンサ10a,10
bの駆動に必要なクロック(転写パルス,リセットパル
ス,シフトパルス等)β501,β502が生成され、
CCDセンサ10a,10bに供給される。CCDセン
サ10a,10bにより読み取られたパターン画像信号
は、CCDドライバ18,19により増幅、直流再生、
A/D変換等の処理が施され、ディジタル信号β50
5,β506としてレジストレーションコントローラ2
0に送出される。レジストレーションコントローラ20
で受け取った各色パターン画像信号は、レジストレーシ
ョン補正用パターン認識処理を行った後、複数の認識処
理データがメモリに格納され、CPU制御である色のパ
ターン画像を基準としてレジストレーションのずれ量を
演算し、各色主走査および副走査の電気的画像書き出し
タイミング設定データβ509をシステムコントローラ
21に送出、また記録レーザビームの光路長変化および
光路変化を補正するための光路中に設けられた反射ミラ
ー9を駆動制御するパルスモータ23,24,25,2
6のパルスデータβ511をミラーモータドライバ22
に供給する。ミラーモータドライバ22において、パル
スデータβ511に従って各色反射ミラー駆動用のパル
スモータ23〜26に電流信号を供給し、パルスモータ
23〜26が駆動されて図21のa〜dのミラーの位置
決めが制御される。これらレジストレーション補正は、
システムコントローラ21からの起動信号β510によ
りレジストレーションコントローラ20に供給されて実
行される。
【0019】図5は、図1に示した画像形成装置におけ
るパターン形成部の構成を示す。以下、この構成および
動作について説明する。レーザビームの記録区域外の走
査によって得られ、主走査方向の同期信号となるビーム
ディテクト信号β528が主走査方向のイネーブル信号
生成回路(Hイネーブル信号生成回路)27に加えら
れ、この回路27でレジストレーション補正用画像パタ
ーン信号H(水平)方向イネーブル信号β516が形成
される。
【0020】また、レジストレーション補正用画像パタ
ーン形成の起動信号(ITOP)β529が副走査方向
のイネーブル信号生成回路(Vイネーブル信号生成回
路)28に加えられ、この回路28で各色画像パターン
信号のV(垂直)方向イネーブル信号β517が形成さ
れる。H方向イネーブル信号β516,V方向イネーブ
ル信号β517はアドレスカウンタ29に供給され、ア
ドレスカウンタ29は次のレジストレーション補正用画
像のパターンRAM30のアドレス信号β531を生成
する。このアドレス信号β531に従って画像パターン
RAM30から画像パターン信号β518が出力される
(本実施例では「十字パターン」)。また、パッチレジ
スタ31には、システムコントローラ21からのCPU
バスβ530を介してレジストレーション補正用画像パ
ターンの下に形成されるパッチデータが格納されてい
る。このパッチデータ信号β519と画像パターン信号
β518はセレクタ32に入力され、マゼンタ(M
a),シアン(Cy)について常に画像パターン信号β
518が出力されるように選択信号β526が入力され
ている。イエロー(Ye),ブラック(Bk)について
は、CPUバスβ530を介してレジスタ35に、図2
に示すタイミングチャートに従って、所定のタイミング
で画像パターンデータとパッチデータとが切り換った信
号β520が入力され、次にセレクタ33に入力され
る。セレクタ33にはビデオ信号β521が入力されて
いる。これは、ブラックトナーとして、カーボンブラッ
クタイプのトナーを使用した際に、反射光学系ではカー
ボンブラックは光を吸収するので、パターン画像の読み
取りが不可となる。そこで、光を反射する他色(マゼン
タ,シアン,イエロー)トナーのうち、何れか(本実施
例ではイエロートナー)でべたパターン(パッチ)をイ
エロー用のレジストレーション補正用画像パターン形成
時に所定時間先に転写ベルト1上に形成し、上記イエロ
ートナーで形成されるパッチ上にブラック用のレジスト
レーション補正用画像パターンを形成する。
【0021】このため、画像パターンおよびパッチを形
成するモードにおいては、選択信号β527により画像
パターンおよびパッチが選択され、選択された画像情報
β522がγRAM34に出力され、γRAM34でγ
変換された画像情報β523がゲート回路37を介して
ビデオ信号β525としてレーザドライバ38に出力さ
れる。レーザドライバ38には、ナンドゲート36を介
して画像信号β524が入力される。半導体レーザ39
は、レーザドライバ38に入力される画像信号β524
またはビデオ信号β525に基づいてON/OFF変調
され、半導体レーザ39からのレーザビームにより図示
しない光学走査系(ポリゴンミラー,fθレンズ等)を
介して感光ドラム2〜5に潜像が形成される。
【0022】なお、本実施例では、各色毎にそれぞれパ
ターン発生回路を設ける構成としているが、パターンR
AM3等については各色用に兼用する構成とすることも
可能である。
【0023】以下、図6,図7を参照しながら各色パタ
ーン位置およびパターン形状算出処理について説明す
る。図6は、図3に示したレジストレーションコントロ
ーラ20の要部構成を示す。図6において、DF1〜D
F4はD型のフリップフロップである。601,602
は加算器で、入力A,Bの加算を行う。603はRAM
で、各色のパターンの副走査方向の濃度ヒストグラムを
図7に示すタイミングチャートに従うタイミングで記憶
する。604はRAMで、各色のパターンの主走査方向
の濃度ヒストグラムを図7に示すタイミングチャートに
従うタイミングで記憶する。607はバスコントローラ
で、各種のタイミング信号、バンク選択信号BANKS
ELを出力する。608は2値化回路で、レジストレー
ション補正画像マークの濃度加算ヒストグラムデータの
2値化を行う。
【0024】本実施例では、各色パターン位置およびパ
ターン形状を算出するために読み取られるパターンデー
タの主走査および副走査に対して、各ライン毎の各画素
毎に濃度ヒストグラムを作成し、作成されたヒストグラ
ムデータに基づいてパターン形状の認識を行っている。
【0025】先ず、主走査方向の濃度ヒストグラムの作
成は、例えばCCDセンサ10aから出力される1主走
査ラインのパターンデータを、リセット信号RES1に
より初期クリアした後、加算器602により1ライン分
だけデータ加算して求め、この1ライン分データは図7
に示すタイミングで出力される主走査イネーブル信号L
ENに基づいてアドレスカウンタ606が決定するアド
レスに従いながら、書き込み信号RAMWR2に同期し
てRAM604に書き込まれる。なお、副走査方向イネ
ーブル信号が送出されている間は、メモリはイネーブル
となる。
【0026】一方、主走査方向の濃度ヒストグラムの作
成は、リセット信号RES2によりクリアした後、主走
査1ライン分のパターンデータをRAM603に格納
し、その後各画素毎に書き込み信号RAMWR1および
データ方向切り換え信号RAMDIRによりリードモデ
ィファイライト動作を繰り返し、加算器601に加算さ
れた各画素毎に各副走査ラインのヒストグラムデータを
RAM603に格納する。この結果、図8に示すような
パターン画像に対する主走査/副走査のヒストグラムデ
ータが各色毎にRAM603,604に格納されること
となる。なお、本実施例ではバンク選択信号BANKS
ELにより各色のバンクと、各セットのバンクとを選択
してRAMの上位に送ることにより、メモリ空間の使い
分けを行っている。
【0027】図9は、本発明の一実施例の画像形成装置
におけるレジストレーション補正処理手順の一例を示
す。なお、S101〜S113はステップを示す。
【0028】先ず、パターン画像を図5に示すパターン
形成部により各色に対応する感光ドラム2〜5へパター
ン画像の書き込みを行い(S101)、トナーにより感
光体上の静電潜像が現像され、転写ベルト1上に転写さ
れる(S102)。次いで、パターン画像読み取り位置
(図4の図中で破線枠領域で示す画像パターン読み取り
エリアA1,A2)に順次搬送される現像されたパター
ン画像を図3に示すCCDセンサ10a,10bを備え
るパターン画像読み取り部によって読み取る(S10
3)。
【0029】CCDセンサ10a,10bで読み取って
信号処理されたディジタル信号β505,β506をレ
ジストレーションコントローラ20に入力し、レジスト
レーションコントローラ20により各色パターンの位置
および形状を上記のディジタル信号により作成した主走
査/副走査方向の各ヒストグラムデータから算出して
(S104)、さらにこの算出したデータをバスコント
ローラ607を介して図3に示すシステムコントローラ
21に送出し、さらにこのデータをシステムコントロー
ラ21がCPUバスβ503を介して図示しないCPU
に送出し、CPUで基準色に対する各色のレジストレー
ションずれ量を各色パターンの位置および形状を基に算
出する(S105)。こうして得られたずれ量のうち、
最もずれている色のずれ量Zmax を算出し(S10
6)、この最大ずれ量Zmax に対応して次のレジス
トレーション補正動作を行うタイミングTmax を算
出する(S107)。このTmax はずれ量が大きい
時にその値が大きくなり、ずれ量が小さい時にはT
max も小さくなる。すなわち、Tmax ∝Zmax
であるから、 Tmax =a・Zmax となる比例係数aを任意な定数とすることができる。次
に、ステップS105の演算により算出された各色のず
れ量を基に、図示しないCPUによりレジストレーショ
ン補正データを算出し(S108)、この補正データを
基にして主走査および副走査の書き出し位置とレーザの
光路とを変更する(S109)。
【0030】このように一連のレジストレーション補正
を行った後、次の一連のレジストレーション補正を行う
時期を決定する。まず、レジストレーション補正実行タ
イミングカウンタ(不図示)を初期化し(Treg
0)(S110)、このカウンタを図示しないCPUに
よりある一定の割込間隔でカウントアップする(S11
1)。さらに、このカウンタ値Treg とステップS
107で先決のレジストレーション実行タイミングT
max とを比較し(S112)、Tmax <T reg
の関係、すなわちカウンタ値Treg がカウントアッ
プされて、レジストレーション補正実行可能なタイミン
グTmax となったか否かを判定する。こうしてレジ
ストレーション補正が可能となるタイミングに至った
後、レジストレーション補正が解除されているか否かを
確認し(S113)、解除されていないことを確認した
後、上記のステップS101に戻って、パターン書き込
み、読み取り、位置形状算出、レジストレーションずれ
量算出、…主走査,副走査書き出し位置および光路変更
といった上述の一連の動作を繰り返すことになる。
【0031】このようなシーケンス処理を行うことによ
り、レジストレーションのずれ量が大きく変化する場合
は、例えば電源立ち上げ時による機械の昇温時などに
は、頻繁に上記の一連の補正動作を繰り返し、ずれ量の
小さい時、すなわち温度等の安定した定常状態では補正
動作を行う間隔を長くすることができる。
【0032】(第1の実施例の変形例、その1)図10
のフローチャートは図9の本発明の第1の実施例の変形
例を示す。本例は、パターン書き込み、読み取り、位置
形状算出、レジストレーションずれ量算出、Zmax
算出、Tmax 算出、レジストレーション補正データ
算出までは、図9の第1の実施例と同様に行われるもの
の(S101〜S108)、Zma >T なる関
係、すなわちレジストレーションずれ量Zmax が一
定量Z (Z は任意に設定可能な値で、通常Z
max よりも充分小さい値)よりも小さい場合は(S
114)、主走査,副走査の書き出し位置のみを変更し
(S115)、ずれ量Zmax が一定量Z よりも大
きい場合は、その書き出し位置およびレーザ光路の両方
を変更する(S109)。
【0033】すなわち、レジストレーションのずれ量Z
max が小さい場合は、通常は画像の傾きや倍率とい
ったずれは少なく、大部分が主走査,副走査のそれぞれ
の方向に対しての平行なずれで占められている。本例は
この事実に着目して、Zma ≦Z の場合は主走
査,副走査の書き出し位置のみを変更している。こうし
たシーケンス処理を採ることにより、レジストレーショ
ンのずれ量が小さい時は、パルスモータによる光路変更
動作を行わないので、一連のレジストレーション補正動
作の実行時間を短くすることができる利点がある。
【0034】(第1の実施例の変形例、その2)図11
のフローチャートは図9の本発明の第1の実施例のさら
に他の変形例を示す。本例は、パターン書き込み、読み
取り、位置形状算出、ずれ量算出、Z ax 算出、T
max 算出までは図9の第1の実施例と同様であるが
(S101〜S107)、Zmax >Z なる関係、
つまりレジストレーションずれ量がほとんどない場合は
(S116)、レジストレーション補正データの算出
(S108)や、レジストレーション補正(S109)
の動作を全く行わずに、ステップS116からステップ
S110へ飛んで、タイミングカウンタのリセットの実
行に入る。この際、上記所定値Z はZmax に比べ
充分小さい値、すなわち0に近い値、レジストレーショ
ンずれのほとんどない状態であることが必要である。以
上のような処理手順を採ることにより、レジストレーシ
ョンずれのほとんどない場合にはパターンの読み取りと
ずれ量算出、実行タイミングの算出のみの演算を実行す
るだけであるので、一連のレジストレーションずれ補正
動作をより迅速に行うことが可能となる。
【0035】(第2の実施例)図12は本発明の第2の
実施例におけるレジストレーション補正処理手順を示す
フローチャートである。なお、S201〜S217は各
ステップを示す。また、回路構成等は図1〜図8に示す
第1の実施例と同様である。
【0036】先ず、感光ドラムが1回転する間に形成し
得るnセット分のパターン画像を、図5に示すパターン
形成部により各色に対応する感光ドラム2〜5へ書き込
みを行い(S201)、トナーにより感光体上の静電潜
像が現像され、転写ベルト1上に転写される(S20
2)。次いで、パラメータiを「1」とし(S20
3)、パターン画像読み取り位置(図4の図中の破線枠
領域で示す画像パターン読み取りエリアA1,A2)に
順次搬送される各色第1セット目のパターン画像を図3
に示すCCDセンサ10a,10bを備えるパターン画
像読み取り部によって読み取り(S204)、読み取っ
て信号処理されたディジタル信号β505,β506を
レジストレーションコントローラ20に入力し、レジス
トレーションコントローラ20により各色のパターンの
位置および形状を上記のディジタル信号により作成され
た主走査/副走査方向の各ヒストグラムデータから算出
して(S205)、この位置および形状データを一時メ
モリ(本実施例ではRAM603,604)に格納する
(S206)。次いで、nセット分の各色のパターン位
置および形状データをメモリに格納したか否かを判定し
(S207)、NO(否定判定)ならばステップS20
4〜S206の処理を繰り返し、YES(肯定判定)な
らばRAM603,604に格納されたnセット分の上
記主走査/副走査方向の各色のパターンの位置および形
状データを読み出し(S208)、このデータをバスコ
ントローラ607を介して図3に示したシステムコント
ローラ21に送出し、さらにそのデータをシステムコン
トローラ21がCPUバスβ530を介して図示しない
CPUに送出し、図示しないCPUでそのデータに基づ
いてレジストレーションずれデータDi(M,C,Y,
Bk)を算出する(S209)。
【0037】次いで、各色N個のレジストレーションず
れデータのうちから、その最大値MAXと最小値MIN
を算出し(S210)、画像パターン読み取りミスを削
除するためにその最大値MAXと他のレジストレーショ
ンずれデータDiとの差をとり、これがN−1個のすべ
てにおいて所定値kよりも大きいか否かを判定し(S2
11)、N−1個のすべてについて所定値kよりも大き
いと判断すれば、最大値MAXが画像パターン読み取り
ミスであると判断し、このMAX値をレジストレーショ
ンずれデータから切り捨てる(S212)。
【0038】一方、最大値MAXと他のレジストレーシ
ョンずれデータDiとの差がN−1個のどれかにおいて
所定値kよりも小さいものがあれば最大値MAXはその
まま残しておく。
【0039】次いで、画像パターン読み取りミスを削除
するために上記の最小値MINと他のレジストレーショ
ンずれデータDiとの差をとり、これがN−1個(最大
値MAXが切り捨てられた場合はN−2個)において所
定値kよりも大きいか否かを判定し(S213)、N−
2個あるいはN−1個すべてについて所定値kよりも大
きいと判断すれば、最小値MINは画像パターン読み取
りミスであると判断し、このMIN値をレジストレーシ
ョンずれデータから切り捨てる(214)。
【0040】一方、最小値MINと他のレジストレーシ
ョンずれデータDiとの差がN−2個あるいはN−1個
のどれかにおいて所定値kよりも小さいものがあれば最
小値MINはそのまま残しておく。
【0041】次いで、各色N個のレジストレーションず
れデータのうちから、最大値MAX,最小値MINの切
り捨てあるいは保存が行われたレジストレーションずれ
データDiの平均化を行う(S215)。さらに、各色
画像信号の副走査方向タイミング補正データを算出し
(S216)、算出した補正データを主走査方向タイミ
ング補正データとともにデータセットし(S217)、
主走査および副走査方向画像書き出しタイミングを設定
し、レジストレーション補正モードを終了する。
【0042】次に、図12のステップS208で示した
データメモリ読み出し、ステップS209で示したレジ
ストレーションずれデータの算出についてさらに詳しく
説明する。
【0043】図6のRAM603,604に格納された
ヒストグラムデータをバスコントローラ607で制御し
て読み出したデータを2値化回路608に送出する。図
13にその2値化回路608の構成を示す。本図におい
て、701はバスセレクタであり、ヒストグラムデータ
を読み出してこの2値化回路208に送出する場合にア
クティブになり、ヒストグラムデータを通過させる。7
02はレジスタであり、図示しないCPUからセットさ
れる2値化レベル(CPUデータ)を記憶する。703
はコンパレータであり、バスセレクタ701からのヒス
トグラムデータ(A)とレジスタ702からのレジスタ
値(B)とを比較してヒストグラムデータの方が大きい
場合には1になる2値信号を発生する。
【0044】ヒストグラムデータを2値化したその2値
信号はRAM704に格納される。この時、図6のバス
コントローラ607により、アドレス信号、各種制御信
号が制御されることで、一意的にデータがRAM704
に格納されていく。RAM704に格納された2値化デ
ータを図示しないCPUによって読み取り、そのデータ
の中心位置、すなわち各色のパターンの中心位置を算出
する。例えば、図14の(A)に示すように、転写ベル
ト1上で転写時に画像が中抜けし、汚れが生じているよ
うな状態でのヒストグラムデータが存在したときには、
図示しないCPUによりスレショルド値Yを設定し、ヒ
ストグラムデータを2値化すると、図14の(B)に示
すような2値化情報が得られる。
【0045】図15のフローチャートは図示しないCP
Uで実行する中心位置算出のアルゴリズムを示す。図示
しないCPUによりスレショルド値Yを設定する(S3
01)。ヒストグラムデータを前述のように2値化回路
608により2値化し、RAM704にその2値化情報
を格納する(S302)。次に、図示しないCPUによ
りRAM704からその2値化情報を読み出し、位置X
方向に関してその2値信号情報の変化点であり、最小値
であるX1、最大値であるX2を算出し(S303)、
X1とX2の平均を計算することで中心位置X を算
出する(S304)。
【0046】以上のように中心位置を算出することによ
り、レジストレーション補正マークの転写画像に中抜け
が生じ、また、転写ベルト1に汚れが存在した場合に読
み取った場合を示すヒストグラムデータ、すなわち図1
4の(A)に示すようなデータの場合でも上記の2値化
処理により図14の(B)に示すような2値化信号が得
られ、結果として図15に示すアルゴリズムによりその
レジストレーション補正画像マークの中心位置を正確に
求めることができる。
【0047】(第2の実施例の変形例、その1)前述の
本発明の第2の実施例では、プロセス条件の変化により
転写抜けが生じた場合でも、加算ヒストグラムをとった
後、2値化を行ってその変化点を検出し、その変化点か
ら中心値を求めている。これに対し、次に述べる実施例
では転写ベルト1上に2値化スレショルド値以上になる
濃度汚れが生じている部分にレジストレーション補正マ
ークが形成された場合でも、中心値算出を可能としてい
る。
【0048】例えば、図16に示すようにベルト汚れ上
にレジストレーション補正画像(パターン画像)が形成
された場合、副走査方向ヒストグラムデータは3つのピ
ーク値を持つ。図17の(A)のグラフは、この副走査
方向ヒストグラムデータを示しているが、このヒストグ
ラムデータをスレショルドYで2値化したのが図17の
(B)のグラフである。この2値化データから変化点を
求めるとそれぞれX1,X2のセットと、X3,X4の
セットと、X5,X6のセットとが得られる。ここで、
レジストレーション補正マークの線の太さは予めわかっ
ているので各セットの中からその線の太さに合致するも
のを探し出す。例えば、図17の(B)の場合では、X
3,X4のセットがレジストレーション補正マークの線
の太さに合致する。その後、X3とX4の平均を出すこ
とで中心値を確定することができる。
【0049】以上のアルゴリズムをフローチャートで示
したのが図18である。
【0050】まず、図示しないCPUにより2値化スレ
ショルドデータYを設定する(S401)。ヒストグラ
ムデータをスレショルドYで2値化する(S402)。
次に、2値化データの変化点を一端から検出する。これ
をX ,Xn+1 とする(S403)。もし、変化点
のセットが検出できない場合はエラーとし、処理を終了
する(S404)。変化点のセットが検出できた場合は
これらの変化点の差X n+1 −X をとる。この差分
値をb とする(S405)。このb の大きさとあ
らかじめ決められている線の太さを比べる。例えば、b
の大きさがα<b <βの時、レジストレーション
補正マークであると仮定し、b がこの条件を満たす
か否かで補正マークの線であるか否かを判定する(S4
06)。この判定の結果、上記の条件を満たしていない
場合にはステップS403に戻り、次の変化点のセット
を探す。上記の条件を満たしている場合はX ,X
n+ の平均値をとり、中心値を算出する(S40
7)。
【0051】(第2の実施例の変形例、その2)図19
のフローチャートは図18の例のさらにその変形例を示
す。本例においては、2値スレショルドデータYの設定
を変化させ、さらに精度良く中心位置を算出するように
している。図19において図18と同じ処理は同じステ
ップ番号を付してある。
【0052】まず、スレショルド初期値Yとしてヒスト
グラムデータの最大値MAX(hist)を設定する
(S401)。その後、図18の例と同様に処理を進
め、もしステップS404で変化点のセットが見つから
ない場合にはスレショルド値Yを前の値よりも小さくす
る(S408)。ここで、Yがヒストグラムデータの平
均値AVE(hist)より小さくなった場合にはエラ
ーとして処理を終了する(S409)。Yがその平均値
以上の場合にはステップS401に戻って再び処理を進
める。
【0053】このようなアルゴリズムで処理を行うこと
により、プロセス条件の変化等やランプ光量が変化した
場合でも、スレショルドを変化させるので、レジストレ
ーション補正画像の中心位置を精度良く求めることがで
きる。
【0054】(第3の実施例)次に、図20〜図25を
参照して本発明の第3の実施例について説明する。
【0055】<リーダ部構成>図20は原稿を読み取
り、記録用紙上に記録するカラー画像処理部の回路構成
を示す。R,G,B(レッド,グリーン,ブルー)3色
のフィルタを設けたCCDイメージセンサ(ラインセン
サ)151により原稿画像を読み取り、アナログディジ
タル変換およびサンプルホールド部(A/D&S/H)
152で画像データをディジタルデータに変換し、シェ
ーディング補正部153と入力マスキング部154によ
り画像データを補正し、変倍動作時には変倍処理部15
5で変倍処理を行う。次に、圧縮伸張部(LOG変換
部)156のエンコーダ部157でR,G,Bのデータ
をC,M,Y(シアン,マゼンタ,イエロー)のデータ
に換えて、そのデータをメモリ部158に一度格納す
る。
【0056】メモリ部158に格納された画像データ
は、後述のプリンタのそれぞれの色に同期して読み出さ
れ、デコーダ部159を通りマスキング・UCR(下色
除去)部160においてマスキング処理された後、γ補
正部161とエッジ強調部162によりC,M,Y,K
(シアン,マゼンタ,イエロー,ブラック)の出力画像
データを作り、ビデオ処理部163を通してレーザビー
ムに変換し、後述の図21のプリンタ103で記録用紙
上に画像を記録する。
【0057】<プリンタ部構成>プリンタ部103の構
成を図21に示す。本図において、301は上記のビデ
オ処理部163において生成されたレーザ光を感光ドラ
ム上に走査させるポリゴンスキャナであり、302は初
段のマゼンタ(M)の画像形成部であり、303,30
4,305は同様の構成のシアン(C),イエロー
(Y),ブラック(K)の各色についての画像形成部を
示す。
【0058】画像形成部302において2〜5はレーザ
光の露光により潜像を形成する複数の感光ドラムであ
る。313はドラム2〜5上にトナー現像を行う現像器
であり、現像器313内の314は現像バイアスを印加
し、トナー現像の行うスリーブであり、315は感光ド
ラム2〜5を所望の電位に帯電させる1次帯電器であ
り、317は転写後のドラム2〜5の表面を清掃するク
リーナであり、316はクリーナ317で清掃されたド
ラム2〜5の表面を除電し、1次帯電器315において
良好な帯電を得られるようにする補助帯電器であり、3
30はドラム2〜5上の残留電荷を消去する前露光ラン
プであり、319は転写ベルト1の背面から放電を行
い、ドラム2〜5上のトナー画像を転写部材に転写する
転写帯電器である。
【0059】309,10はそれぞれ転写部材(一般
に、転写用紙)を収納するカセットであり、308はカ
セット309,310から転写部材を供給する給紙部で
あり、312は給紙部308により供給された転写部材
を転写ベルト1の回転に用いられると同時に吸着帯電器
311と対になって転写ベルト1に転写部材を吸着帯電
させる転写ベルトローラである。
【0060】324は転写部材を転写ベルト1から分離
しやくするための除電帯電器であり、325は転写部材
が転写ベルト1から分離する際の剥離放電による画像乱
れを防止する剥離帯電器であり、326,327はそれ
ぞれ分離後の転写部材上のトナーの吸着力を補い、画像
乱れを防止する定着前帯電器であり、322,323は
転写ベルト1を除電し、転写ベルト1を静電的に初期化
するための転写ベルト除電帯電器であり、328は転写
ベルト1の汚れを除去するベルトクリーナである。
【0061】307は転写ベルト1から分離され、定着
前帯電器326,327で再帯電された転写部上のトナ
ー画像を転写部材上に熱定着させる定着器である。
【0062】329は給紙部308により転写ベルト1
上に給紙された転写部材の先端を検知する紙先端センサ
であり、紙先端センサからの検出信号はプリンタ部10
3からリーダ部101に送られ、リーダ部101からプ
リンタ部103にビデオ信号を送る際の副走査同期信号
として用いられる。
【0063】なお、上記のビデオ処理部163は原稿読
み取り装置(リーダ部)101を介して送られてきた
C,M,Y,Kのビデオ信号を処理し、PWM(パルス
幅変調)されたレーザ光信号を生成する。
【0064】<レジストレーション補正の構成>これ
は、前述の本発明の第1実施例の図1〜図5に示したも
のと同様の構成なのでその説明は省略する。
【0065】<データ圧縮の系>再び、図20のリーダ
部の回路に戻って、符号化された信号をメモリに格納す
る処理系について説明する。
【0066】この符号化は、エンコーダ部157により
データ圧縮される。例えば、図22に示す圧縮する4画
素×4ラインの模式図について考えると、その1マスが
1画素に相当し、この1画素にはR,G,Bの3色のデ
ータがそれぞれ8ビットずつある。これを4画素×4ラ
イン、すなわち、16画素分のデータを1ブロックとし
てL* ,a* ,b* の色成分信号に変換し、この1
6画素×3色×8ビット=384ビットのデータを1/
12の固定長となるように圧縮し、32ビットデータと
する。この圧縮には、例えば、ベクトル量子化や直交変
換符号化が用いられる。
【0067】これを画像データAとしてメモリ部158
に格納し、4色同時に処理して、C,M,Y,Kそれぞ
れのデコーダ部159に画像データBとして送り、C,
M,Y,Kそれぞれ24ビットにデータ伸張され、それ
ぞれのマスキング部160によりマスキングされて、
C,M,Y,Kそれぞれ8ビットずつの画像データに復
元される。
【0068】このように、画像データの圧縮、記憶、伸
張のステップが必要なのは、図21に示すようなプリン
タ部103の各色毎の像形成部302〜305の位置が
相互にずれているプリンタの場合、ある時点において各
像形成部が必要とする画像データの画面上の位置が互い
に異なるためであり、その時間的なずれを補償するため
の遅延手段として記憶手段が用いられる。また、圧縮、
伸張を行うのは画像データ量を減少させることにより、
記憶手段の容量を小さく抑えるためである。
【0069】<メモリ部の構成>次に、上記メモリ部1
58について説明する。
【0070】まず、メモリ部158の内部構成のアドレ
ス発生回路(メモリアドレスコントローラ)は、図23
に示すように、主走査方向(X方向)のアップダウンカ
ウンタ182,副走査方向(Y方向)のアップダウンカ
ウンタ183,これら両カウンタの出力を切り換えるセ
レクタ184、さらに、そのカウンタの出力をメモリ1
87(ここではDRAMであるが、それ以外でも構わな
い。)のアドレスに変換する座標−アドレス変換器18
5、および、RAS,CAS,WE信号(いずれもロー
アクティブ信号)を発生するメモリ制御部186からな
る。ここで、セレクタ184のセレクト信号をROTと
し、X,Yのカウンタ182,183のアップダウンの
切り換え信号をそれぞれROT1,ROT2とすると、
その3ビットの信号により、図24の(A)〜(H)に
示すような8種類の画像を出力することができる。
【0071】<リーダ部からの画像データを調整して出
力する系>次に、リーダ部101からの画像データを調
整して出力する処理系について説明する。
【0072】原稿画像を読み取る動作は1回であるた
め、4×4画素の組み合わせ(例えば、図22の“A”
の画素群)は、一意的に決まってしまう。しかし、前述
のような複数個のドラム2〜5を有するようなプリンタ
構成であれば、ドラムとドラムの間隔が4の整数倍のラ
イン数であれば、メモリ部158のアドレスカウンタを
調節することにより、リーダ部101からプリンタ部1
03へ送るM,C,Y,Kそれぞれの画像データのずれ
分を調整することができるが、それ以外では、画像デー
タのレジストレーションのずれを調整することができな
い。
【0073】そこで、本実施例ではM,C,Y,Kそれ
ぞれにデコーダ部159を備えさせ、レジストレーショ
ンの情報(タイミング設定データ)β509に基づい
て、M,C,Y,Kのそれぞれのタイミングで伸張す
る。
【0074】図25は、“Aの画素群を伸張する際の副
走査イネーブル信号との差異を見るものである。本図に
示すように、メモリ書き込み時のフェーズ信号WPHS
が0,1,2,3,0,1,2,3,…と変化すると
き、マゼンタの副走査イネーブルMPEが例えば、WP
HS=0で立ち上がったとすると、マゼンタフェーズ信
号MPHSは、0,1,2,3,…となる。また、シア
ンの副走査イネーブルCPEがWPHS=2で立ち上が
ったとすると、シアンフェーズ信号CPHSは、2,
3,0,1,…となる。同様に、YPHSとKPHSも
図25に示すように変化する。
【0075】そして、M,C,Y,Kのそれぞれの伸張
回路(156)では、M,C,Y,K各色それぞれのフ
ェーズ信号MPHS,CPHS,YPHS,KPHSに
従って伸張されるので、それぞれの副走査イネーブルの
立ち上がり位置が画像先端となり、ラインずれを起こす
ことがなくなる。また、このそれぞれのフェーズ信号
は、レジストレーションの情報β509が変化する度に
逐次可変となる。
【0076】(第3の実施例の変形例、その1)前述の
本発明の第3の実施例において、原稿画像を読み取っ
て、読み取った画像データをメモリ部158に一度格納
し、その格納されたデータを複数回繰り返し読み出す場
合について考える。
【0077】このとき、上記第3の実施例ではメモリ部
158にデータを書き込むときのフェーズWPHSに合
わせて、M,C,Y,Kそれぞれの相対的ずれ量を調整
していたので、複数回繰り返して画像データをメモリ部
158から読み出そうとすると、1枚目と2枚目の出力
を比較すると、M,C,Y,Kの相対的位置関係は同じ
であるが、画像全体で判断すると0〜3ラインのずれが
生じてしまう。
【0078】そこで、本実施例では常に一定の画像出力
を得るためには、図26に示すようにプリンタ103側
の画像先端を書き込みフェーズWPHSに合わせる。そ
のため、レジストローラ399は紙送りのタイミングを
図るための一時停止場所にあるから、ここから紙がスタ
ートする際に出すITOP信号をWHPS信号に同期さ
せてITOP4信号を作り、MPE,CPE,YPE,
KPEの各副走査イネーブル信号とこのITOP4信号
とからの上記相対位置を一定に保つようにする。これに
より、何回メモリ部158から画像データを出力しても
常にずれのない画像出力を得ることができる。
【0079】(第3の実施例の変形例、その2)次に、
本発明の第3の実施例のさらに他の変形例について説明
する。
【0080】本例では、メモリ部158へのデータの読
み出しと書き込みを同じフェーズで行い、最後にレジス
トレーション情報に応じて画像同期合わせを行う。図2
7に示すように、“A”の画素群を読み出す際の副走査
イネーブルの差異が同じになるように、副走査イネーブ
ル信号を生成する。本図ではフェーズWPHS,各副走
査イネーブル信号MPE,CPE,YPE、およびKP
Eともに余りが0になる例を示している。ここで、副走
査信号は実際の副走査の画像信号立ち上がり位置以下
で、4の倍数で一番大きくなる信号になるように生成す
る。
【0081】このとき、画像信号の流れは図28に示す
ようになる。ここで、図20と同じ機能を持つブロック
に関しては同じ番号を付してある。図20で説明したよ
うに画像信号はビデオ処理部163まで4の倍数である
副走査信号に同期し、同じフェーズ位置で信号が処理さ
れて行く。その後、画像信号は画像信号同期部170に
入力され、レジストレーション情報に即して同期を合わ
せてプリンタ部103に出力される。
【0082】図29は上記の画像信号同期部170の1
色分の構成を示す。ここで、501,502,502は
FIFO(ファストイン・ファストアウト回路)であ
る。レジストレーション情報により画像信号の立ち上が
りのフェーズを図示しないCPUによりレジスタ505
にセットする。セレクタ504はレジスタ505のセレ
クト信号に応じて画像信号を遅延した信号を出力する。
【0083】以上説明したようにして、レジストレーシ
ョン情報に応じて画像ずれのない出力画像を得ることが
できる。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
移動体上に転写されたレジストレーション補正用の複数
のパターン画像を読み取り、読み取った各パターン画像
データのヒストグラムを求め、このヒストグラムデータ
を2値化した2値データに基づいて複数の画像形成手段
により形成される各画像間の位置ずれを補正するので、
移動体上の傷や、画像形成条件にかかわらず、精度よく
各画像間の位置ずれ量を検出することができ、高精度な
レジストレーションの補正を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の画像形成装置の要部構
成を示す概略構成図である。
【図2】図1に示した画像形成装置におけるパターン画
像書き込みタイミングを示すタイミングチャートであ
る。
【図3】図1に示したコントローラ部の詳細な回路構成
を示すブロック図である。
【図4】図1に示した転写ベルトに転写されたパターン
画像書き込み状態を示す平面図である。
【図5】図1に示した画像形成装置においてパターン形
成部の回路構成を示すブロック図である。
【図6】図3に示したレジストレーションコントローラ
の要部回路構成を示すブロック図である。
【図7】図6の動作を説明するタイミングチャートであ
る。
【図8】図1に示した転写ベルトに転写されたパターン
画像に基づくヒストグラムを示す図である。
【図9】本発明の第1の実施例におけるレジストレーシ
ョン補正処理手順を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第1の実施例の変形例におけるレジ
ストレーション補正処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図11】本発明の第1の実施例の他の変形例における
レジストレーション補正処理手順を示すフローチャート
である。
【図12】本発明の第2の実施例の画像形成装置におけ
るレジストレーション補正処理手順を示すフローチャー
トである。
【図13】図6に示した2値化回路の要部構成を示すブ
ロック図である。
【図14】ヒストグラムデータおよびそのヒストグラム
データを2値化したデータを示すグラフである。
【図15】本発明の第2の実施例の画像形成装置におけ
るレジストレーション補正マークの中心を算出する手順
を示すフローチャートである。
【図16】ベルト汚れ上にレジストレーション補正マー
クが形成された場合のパターン画像と、そのヒストグラ
ムデータを示す図である。
【図17】ベルト汚れ上にレジストレーション補正画像
が形成された場合のヒストグラムデータと、ヒストグラ
ムデータを2値化したデータを示す図である。
【図18】本発明の第2の実施例の変形例におけるレジ
ストレーション補正画像の中心を算出する手順を示すフ
ローチャートである。
【図19】本発明の第2の実施例の他の変形例における
レジストレーション補正画像の中心を算出する手順を示
すフローチャートである。
【図20】本発明の第3の実施例における画像形成装置
のカラー画像処理部(リーダ部)の回路構成を示すブロ
ック図である。
【図21】本発明の第3の実施例のカラー画像形成装置
におけるプリンタ部の断面構成を示す概略断面図であ
る。
【図22】図20の圧縮伸張部で圧縮する4画素×4ラ
インを表す模式図である。
【図23】図20のメモリ部の内部構成としてのアドレ
ス発生回路の回路構成を示すブロック図である。
【図24】図23のアドレス発生回路での回転処理によ
る画像イメージを表す図である。
【図25】本発明の第3の実施例における各色の副走査
イネーブルとフェーズ信号の関係を表す図である。
【図26】本発明の第3の実施例の変形例における各色
の副走査イネーブルとフェーズ信号の関係を表すタイミ
ングチャートである。
【図27】本発明の第3の実施例の他の変形例における
各色の副走査イネーブルとフェーズ信号の関係を表す図
である。
【図28】図27の処理に係わるカラー画像形成装置の
リーダ部の構成を示すブロック図である。
【図29】図28の画像信号同期部の1色部分を示すブ
ロック図である。
【図30】転写中抜けが生じてレジストレーション補正
マークが形成された場合のパターン画像と、そのヒスト
グラムデータを示す図である。
【図31】ベルトの傷上にレジストレーション補正マー
クが形成された場合のパターン画像と、そのヒストグラ
ムデータを示す図である。
【符号の説明】
1 転写ベルト 2〜5 感光ドラム 9 反射ミラー 10 CCDイメージセンサ 11〜14 ドラムモータ 18,19 CCDドライバ 20 レジストレーションコントローラ 21 システムコントローラ 22 ミラーモータドライバ 23〜26 各色反射ミラー駆動用のパルスモータ 27,28 イネーブル信号生成回路 29 アドレスカウンタ 30 パターンRAM 31 パッチレジスタ 33 セレクタ 34 γRAM 38 レーザドライバ 39 半導体レーザ 42 駆動ローラ 51 コントローラ部 101 リーダ部 103 プリンタ部 151 CCDイメージセンサ 156 圧縮伸張部 157 エンコーダ部 158 メモリ部 159 デコーダ部 163 ビデオ処理部 170 画像信号同期部 182,183 アップダウンカウンタ 184 セレクタ 185 座標−アドレス変換部 186 メモリ制御部 187 メモリ 302〜305 画像形成部 329 紙先端センサ 399 レジストローラ 501〜503 FIFO 504 セレクタ 505 レジスタ 601,602 加算器 603,604 RAM 606 アドレスカウンタ 607 バスコントローラ 608 2値化回路 701 バスセレクタ 703 コンパレータ β518 画像パターン信号
フロントページの続き (72)発明者 高橋 弘行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2C262 AA24 AA26 AB15 AC04 EA04 FA10 GA04 GA19 GA36 GA40 GA42 2H027 DA23 DA32 DE02 DE07 DE09 EB04 EC04 EC06 EC07 EC10 EC18 EC20 ED04 ED06 EE01 EE02 EE04 EE07 EE08 EF08 ZA07 2H030 AA01 AB02 AD17 BB02 BB16 BB44 BB55

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像形成手段と、前記複数の画像
    形成手段により形成された各画像を転写位置にて転写す
    るべく移動する移動体と、 前記複数の画像形成手段により形成され、前記移動体上
    に転写された複数のパターン画像を読み取り、パターン
    画像データを得る読み取り手段と、 前記読み取り手段により得られた各パターン画像データ
    のヒストグラムを求めるヒストグラムデータ生成手段
    と、 前記ヒストグラムデータ生成手段により生成された各パ
    ターン画像データのヒストグラムデータを2値化する2
    値化手段と、 前記2値化手段の出力に基づいて前記複数の画像形成手
    段により形成される各画像間の位置ずれを補正する補正
    手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記補正手段は前記2値化手段の出力に
    基づいて各パターン画像の位置を検出する位置検出手段
    と、前記位置検出手段の出力に基づいて前記複数の画像
    形成手段により形成される各画像間の位置ずれを検出す
    るずれ検出手段とを有することを特徴とする請求項1に
    記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記位置検出手段は、前記2値化手段の
    出力の変化点を検出し、この変化点に基づいて前記パタ
    ーン画像の位置を検出することを特徴とする請求項2に
    記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記2値化手段は前記ヒストグラムデー
    タと閾値データとを比較することにより2値化処理を行
    い、前記閾値データを可変設定可能としたことを特徴と
    する請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記ヒストグラムデータ生成手段は主走
    査方向及び副走査方向にヒストグラムデータを生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記複数の画像形成手段はそれぞれnセ
    ットの前記パターン画像を形成し、前記ヒストグラムデ
    ータ生成手段は前記nセットのパターン画像データのヒ
    ストグラムデータを生成することを特徴とする請求項1
    に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記補正手段は前記nセットのヒストグ
    ラムデータの2値化データに基づいて前記位置ずれを補
    正することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装
    置。
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