JP2000330424A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000330424A
JP2000330424A JP11137975A JP13797599A JP2000330424A JP 2000330424 A JP2000330424 A JP 2000330424A JP 11137975 A JP11137975 A JP 11137975A JP 13797599 A JP13797599 A JP 13797599A JP 2000330424 A JP2000330424 A JP 2000330424A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複写した画像を原稿にして複写することを繰り
返してもオリジナルの色から複写した画像の色がずれる
ことを防ぐ。 【解決手段】原稿の画像を読み取って転写紙32に転写
するときに、基準色パッチパターン60と原稿から読み
取った画像を転写紙に形成する。基準色パッチパターン
60を有する転写紙32に形成されたフルカラーの画像
を原稿にして複写するときに、基準色パッチパターン6
0の色と基準色データメモリに格納してある基準色との
ズレ量を判定し、このズレ量が最小になるように濃度補
正値を選択し、選択された補正値で基準色パッチパター
ン60と転写紙32に形成された画像の色を補正して画
像を形成し転写紙に転写する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デジタルカラー
複写機やカラーイメージスキャナ,カラープリンタ等の
画像形成装置、特に形成する画像の色の補正に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】カラー複写機等では原稿の画像の色を忠
実に再現する必要がある。このため、例えば特開平9ー
186900号公報に示されているように、カラー画像
を形成するトナー固有の特性と経時変化する複写機等の
固有の特性に応じてカラーバランスの自動設定を実現す
るに際して、カラーバランス条件の算出やバランス設定
のための演算処理の簡素化と操作者の作業が容易にでき
るテストシートを作成して使用するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらカラー複
写機で一度複写したものを原稿にして二度目の複写を行
い、二度目に複写したものを原稿にして三度目の複写を
行うといったことを繰り返すと、複写した原稿の色は一
般的にはどんどんオリジナルの色から離れていってしま
う。
【0004】また、複写したもにを原稿にして再度転写
紙に複写する場合に、同じカラー複写機で複写されると
は限らないし、色味もマニアル操作で故意に変えられて
いる場合もある。このためカラー複写機には色を調整す
る機能は有っても、オリジナルの色が分からないため、
上記のように何度も複写を繰り返すとオリジナルの色を
転写紙に再現することはほとんど不可能だった。
【0005】この発明はかかる短所を改善し、複写した
画像を原稿にして複写することを繰り返してもオリジナ
ルの色から複写した画像の色がずれることを防ぐことが
できるカラー画像形成装置を提供することを目的とする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るカラー画
像形成装置は、原稿の画像を読み取り、読み取った画像
の色合いや濃度を補正して転写材に複写するときに、補
正した画像とともに画像補正のために情報を転写材に付
加することを特徴とする。
【0007】上記画像補正のための情報は、階調性を有
する少なくもイエロー,マゼンタ,シアンのパッチパタ
ーンであることが望ましい。
【0008】また、画像補正のための情報は、あらかじ
め記憶した基準色データに読み取った画像の色合いや濃
度の補正と同じ補正を加えて付加すると良い。
【0009】さらに、画像補正のための情報が付加され
た画像を原稿にして複写するとき、付加された画像補正
のための情報とあらかじめ記憶した基準色データの色の
ズレ量から読み取った画像の色を補正すると良い。
【0010】また、画像補正のための情報を転写材の先
端部に付加したり、あるいは転写材の4辺の端部に付加
すると良い。
【0011】さらに、画像補正のための情報を転写材の
中心線に対して対称の位置に付加すると良い。
【0012】また、読み取った画像を転写材に複写する
ときに、原稿のあらかじめ定められた位置に画像補正の
ための情報がある場合にはその情報を使って複写する画
像の色味を補正し、画像補正のための情報がない場合に
は複写する画像の色味を補正しないことを自動的に選択
すると良い。
【0013】また、読み取った画像を転写材に複写する
ときに、原稿の定められた位置で画像補正のための情報
を読み取った結果、高濃度のパターンは読み取れても地
肌濃度と濃度差がなく、低濃度のパターンを読み取れな
い場合は、地肌濃度に一定の値を加えた値を低濃度のパ
ターンを読み取った値と置き換えて複写する画像の色味
を補正すると良い。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明の画像形成装置の書込制
御部には画像処理ユニットと基準色パターン認識部と基
準色データメモリとセレクタと濃度変換部と基準色ズレ
量判定部とセレクト信号発生部を有する。
【0015】画像処理ユニットに原稿の画像信号が送ら
れると、基準色パターン認識部は画像処理ユニットで処
理している画像信号に基準色パッチパターンがあるかど
うかを確認し、オリジナル原稿を読み取ったときには、
オリジナル原稿には基準色パッチパターンがないからセ
ククタを基準色データメモリ側に接続し、あらかじめ定
められた一定時間後に基準色データメモリからクロック
信号に同期して濃度変換部にイエロー(Y)とマゼンタ
(M)とシアン(C)及び黒(K)の基準色を示す基準
色画像データを送り出す。濃度変換部は送られた基準色
画像データを操作者が指定した原稿の画像の色合いや濃
度に応じて変更し、変更した基準色画像信号をレーザド
ライバに送り、レーザ発光部を点灯して感光体に基準色
画像信号による静電潜像を書き込む。その後、基準色パ
ターン認識部はセレクタを画像形成ユニット側に切り換
え、読み取った画像の画像信号を画像処理ユニットから
濃度変更部に送る。濃度変更部は送られた原稿の画像信
号を基準色画像信号に加えた色合いや濃度と同じ値で変
更してレーザドライバに送り、感光体に原稿の画像信号
に応じた静電潜像を形成する。この感光体に形成された
基準色画像の静電潜像と原稿の画像の静電潜像を現像装
置で現像して転写紙に転写し、転写紙に基準色パッチパ
ターンと原稿から読み取った画像を形成する。
【0016】この基準色パッチパターンを有する転写紙
に形成されたフルカラーの画像を原稿にして複写する場
合、読み取った画像信号が画像処理ユニットに送られる
と、基準色パターン認識部は画像処理ユニットで処理し
ている画像信号に基準色パッチパターンがあることを確
認するとセレクタを画像処理ユニット側に接続したまま
にして、基準色ズレ量判定部に基準色パッチパターンの
各色信号を送る。基準色ズレ量判定部は送られた基準色
パッチパターンの色と基準色データメモリに格納してあ
る基準色とのズレ量を判定し、判定した結果をセレクト
信号発生部に送る。セレクト信号発生部は送られたズレ
量が最小になるように濃度変換部の補正値を選択する。
濃度変換部は選択された補正値で画像処理ユニットから
送られる基準色パッチパターンと転写紙に形成された画
像の色を補正してレーザドライバに送り、感光体に静電
潜像を形成する。
【0017】
【実施例】図1はこの発明の一実施例のデジタルカラー
複写機の構成図である。図に示すように、カラー複写機
1は原稿読取部2とイエロー(Y)とマゼンタ(M)と
シアン(C)及び黒(K)の4ドラム式の画像形成部3
を有する。原稿読取部2はコンタクトガラス4と、反射
器6,7を有する露光ランプ5と、露光ランプ5と共に
移動する移動ミラー8と、移動ミラー8の1/2の移動
速度で同一方向に移動する移動ミラー9,10と、レン
ズ11と、ダイクロイックミラー12及びCCD13
B,13G,13Rを有する。
【0018】画像形成部3はイエロー(Y)とマゼンタ
(M)とシアン(C)及び黒(K)の感光体21Y,2
1M,21C,21Kと、各感光体21Y〜21Kに画
像を書き込むポリゴンミラー22Y〜22Kとスキャナ
モータ23Y〜23Kと、各感光体21Y〜21Kの周
囲に配置された帯電手段24Y〜24Kと現像装置25
Y〜25Kと除電手段26Y〜26Kと転写手段27Y
〜27Kとクリーニング手段28Y〜28Kと、駆動ロ
ーラ29と従動ローラ30に巻き回され、給紙手段31
に貯蔵された転写紙32を各感光体21Y〜21Kと転
写手段27Y〜27Kの間に搬送する搬送ベルト33及
び搬送ベルト33の下流側に設けられた定着手段34を
有する。
【0019】このカラー複写機1の書込制御部には図2
のブロック図に示すように増幅・A/D変換部41B,
41G,41Rと同期メモリ42B,42G,42Rと
画像処理ユニット43と基準色パターン認識部44と基
準色データメモリ45Y,45M,45C,45Kとセ
レクタ46と濃度変換部47Y,47M,47C,47
Kと基準色ズレ量判定部48とセレクト信号発生部49
とレーザドライバ50Y,50M,50C,50K及び
レーザ発光部51Y,51M,51C,51Kを有す
る。基準色パターン認識部44は画像処理ユニット43
で処理している画像信号に基準色パッチパターンがある
か否を認識する。基準色データメモリ45Y〜45Kに
はイエロー(Y)とマゼンタ(M)とシアン(C)及び
黒(K)の基準色を示す基準色画像データが格納されて
いる。濃度変換部47Y〜47Kは例えば図3に示すよ
うに、イエロー(Y)とマゼンタ(M)とシアン(C)
及び黒(K)の各色毎に、図4に示すように、入力信号
に対して出力信号を変更する複数の補正特性例えば3種
類の補正特性a〜補正特性cを格納したメモリを有する
色補正回路471a〜471cが設けられ、操作者の操
作パネル14の操作や基準色ズレ量判定部48の判定結
果によりセレクト信号発生部49で選択したセレクト信
号によりアクティブになった色補正回路471a〜47
1cのいずれかにより入力した画像信号の色合いや濃度
を変更する。基準色ズレ量判定部48は基準色パターン
認識部44で認識した基準色パッチパターンの色と基準
色データメモリ45Y〜45Kに格納されている基準色
画像データの色を比較して基準色パッチパターンの色ズ
レ量を判定する。
【0020】このカラー複写機1で操作者がコンタクト
ガラス4上に原稿をセットして操作パネル14上のスタ
ートキー15を押すと露光ランプ5が点灯し、露光ラン
プ5から出た光は反射器6,7からの光りと合わさって
コンタクトガラス4上に置かれた原稿を照射する。原稿
からの反射光は露光ランプ5と一体になって移動する移
動ミラー8で反射され、移動ミラー8の1/2の移動速
度で同一方向に移動する移動ミラー9,10で反射さ
れ、レンズ11を通りダイクロイックミラー12に入り
光の3原色に分解されて、ブルー(B)の光はCCD1
3Bに結像し、グリーン(G)の光はCCD13Gに結
像し、レッド(R)の光はCCD13Rに結像する。C
CD13B〜13Rは結像した光量に応じた電圧を増幅
・A/D変換部41B〜41Rに出力する。増幅・A/
D変換部41B〜41Rは送られた1画素毎の微少信号
を増幅してA/D変換を行い、例えば8bitのデジタ
ル信号に変換する。このデジタル信号はクロック発生部
で作られるクロック信号に同期して同期メモリー42B
〜42Rに一旦蓄えられる。同期メモリー42B〜42
Rに蓄えられた画像信号は転写紙32にイエロー(Y)
とマゼンタ(M)とシアン(C)及び黒(K)の4色分
の画像が重なるようなタイミングでそれぞれ読み出され
画像処理ユニット43に送られる。
【0021】このように原稿の画像を読み取り転写紙3
2にフルカラーの画像を形成する場合に、原稿の先端部
を読み取り、読み取った画像信号が送られ始めた原稿の
最初の一定範囲例えば4mm程度の間は一般的に画像処
理ユニット43で画像信号の流れを遮断して転写紙32
の先端部の一定範囲には画像を形成せず白抜きにしてい
る。そこで、この白抜きにする区間を利用して画像補正
を行うために必要な基準色情報を基準色パッチパターン
として形成する。
【0022】画像処理ユニット43に画像信号が送られ
ると、基準色パターン認識部44は画像処理ユニット4
3で処理している画像信号に基準色パッチパターンがあ
るかどうかを確認する。オリジナル原稿を読み取ったと
きには、オリジナル原稿には基準色パッチパターンがな
いから基準色パターン認識部44は基準色パッチパター
ンがないことを確認すると、セククタ46を基準色デー
タメモリ45Y〜45K側に接続し、あらかじめ定めら
れた一定時間後に基準色データメモリ45Y〜45Kか
らクロック信号に同期して濃度変換部47Y〜47Kに
イエロー(Y)とマゼンタ(M)とシアン(C)及び黒
(K)の基準色を示す基準色画像データを送り出す。濃
度変換部47Y〜47Kは送られた基準色画像データ
を、操作者が原稿の画像の色合いや濃度に応じて操作パ
ネル14上の濃度可変ボタンの薄いボタン16や濃いボ
タン17の操作することによりセレクト信号発生部49
で発生したセレクト信号でアクティブになった色補正回
路471a〜471cのいずれかにより色合いや濃度を
変更し、変更した基準色画像信号をレーザドライバ50
Y〜50Kに送る。レーザドライバ50Y〜50Kは送
られた基準色画像信号に応じて1画素毎に時間変調を加
えてレーザ発光部51Y〜51Kを点灯する。このレー
ザ発光部51Y〜51Kからの変調されたレーザ光はス
キャナモータ23Y〜23Kにより回転しているポリゴ
ンミラー22Y〜22Kに照射され、ポリゴンミラー2
2Y〜22Kから反射したレーザ光はf・θレンズによ
り感光体21Y〜21Kの表面を等速で走査するよう光
学的補正が加えられた後、帯電手段24で均一に帯電し
た感光体21Y〜21Kの表面を回転方向に対して垂直
に走査して感光体21Y〜21Kに基準色画像信号によ
る静電潜像を、転写紙32の先端部の一定範囲の白抜き
にする区間に対応する感光体21Y〜21Kの位置に形
成する。このレーザ光で感光体21Y〜21Kを走査す
るときに、各色毎に独立して作成する画像が転写紙32
に正確に重ね合わされるように、感光体21Y〜21K
の走査を開始する位置をフォトセンサで検出して書込み
タイミングを各色毎に調整している。
【0023】その後、基準色パターン認識部44はセレ
クタ46を画像形成ユニット43側に切り換え、画像処
理ユニット43は同期メモリ42B〜42Rから送られ
た画像信号をγ補正回路によりγ補正し、マスキング処
理回路により色の濁りを取り除き、UCR処理回路にて
下色除去補正して墨入れ処理回路にて黒の画像信号を作
り出すといったような信号処理を行った後、セレクタ4
6を経由して濃度変更部47Y〜47Kに送る。濃度変
更部47Y〜47Kは送られた原稿の画像信号を基準色
画像信号に加えた色合いや濃度と同じ色補正回路471
で変更してレーザドライバ50Y〜50Kに送る。レー
ザドライバ50Y〜50Kは送られた画像信号に応じて
1画素毎に時間変調を加えてレーザ発光部51Y〜51
Kを点灯し、感光体21Y〜21Kの表面を走査して感
光体21Y〜21Kに原稿の画像信号に応じた静電潜像
を形成する。
【0024】各感光体21Y〜21Kに形成した基準色
画像の静電潜像と原稿の画像の静電潜像は現像装置25
Y〜25Kでそれぞれ現像され可視画像になる。この感
光体21Y〜21Kに形成されている可視画像を搬送ベ
ルト33により所定タイミングで搬送されている転写紙
32に転写して、イエロー(Y)とマゼンタ(M)とシ
アン(C)及び黒(K)の順に重ね合わせ、図5に示す
ように、転写紙32の先端部にイエロー(Y)とマゼン
タ(M)とシアン(C)及び黒(K)の基準色を示す基
準色パッチパターン60を形成し、転写紙32の所定の
位置に原稿から読み取った画像を形成し、定着手段34
で定着して排出する。
【0025】この転写紙32に形成された基準色パッチ
パターン60は、イエロー(Y)のダークYDと中間調
YN2と中間調YN1とハイライトYLと、マゼンタ
(M)のダークMDと中間調MN2と中間調MN1とハ
イライトMLと、シアン(C)のダークCDと中間調C
N2と中間調CN1とハイライトCL及び黒(K)のダ
ークKDと中間調KN2と中間調KN1とハイライトK
Lから構成している。
【0026】この基準色パッチパターン60を有する転
写紙32に形成されたフルカラーの画像を原稿にして複
写する場合、CCD13B〜13Rで読み取った画像信
号が画像処理ユニット43に送られると、基準色パター
ン認識部44は画像処理ユニット43で処理している画
像信号に基準色パッチパターン60があるか否を確認す
る。この確認の結果、画像信号に基準色パッチパターン
60があると、基準色パターン認識部44はセレクタ4
6を画像処理ユニット43側に接続したままにして、基
準色ズレ量判定部48に基準色パッチパターン60のイ
エロー(Y)とマゼンタ(M)とシアン(C)及び黒
(K)の各色信号を送る。基準色ズレ量判定部48は送
られた基準色パッチパターン60の色と基準色データメ
モリ45Y〜45Kに格納してある基準色とのズレ量を
判定し、判定した結果をセレクト信号発生部49に送
る。セレクト信号発生部49は送られたズレ量が最小に
なるように濃度変換部47Y〜47Kの色補正回路47
1a〜471cのいずれかを選択するセレクト信号を選
択して濃度変換部47Y〜47Kに送る。濃度変換部4
7Y〜47Kは送られたセレクト信号により選択された
色補正回路471により画像処理ユニット43から送ら
れる基準色パッチパターン60と転写紙32に形成され
た画像の色を補正してレーザドライバ50Y〜50Kに
送る。この転写紙32に形成された画像の色を補正する
ときに、高濃度のパターンは読み取れても地肌濃度と濃
度差がなく、低濃度のパターンを読み取れない場合は、
地肌濃度に一定の値を加えた値を低濃度のパターンを読
み取った値と置き換えて画像の色味を補正する。レーザ
ドライバ50Y〜50Kは送られた画像信号に応じて1
画素毎に時間変調を加えてレーザ発光部51Y〜51K
を点灯し、感光体21Y〜21Kの表面を走査して感光
体21Y〜21Kに転写紙32に形成された基準色パッ
チパターン60と画像に応じた静電潜像を形成する。
【0027】このように複写のたびに基準色パッチパタ
ーン60を転写紙32の端部に付加しておき、次にこの
転写紙32を原稿として読み取ったときに、基準色パッ
チパターン60を読んだ画像信号をあらかじめ定めてお
いた値になるように補正し、転写紙32の画像部を読み
込んだ信号も同じ色補正回路471で補正することによ
り、複写を繰返してもオリジナルの色から複写した色が
ずれることを防ぐことができる。
【0028】上記実施例は転写紙32の先端部に基準色
パッチパターン60を形成した場合について説明した
が、基準色データメモリ45Y〜45Kからの読み出し
タイミングを変更することにより、図6に示すように、
転写紙32の後端部や左右の端部にも基準色パッチパタ
ーン60を形成しても良い。このように基準色パッチパ
ターン60を転写紙32の各端部に形成することによ
り、転写紙32に形成された画像を原稿にして再度複写
する場合に、原稿として使用する転写紙32をコンタク
トガラス4にセットする方向を気にする必要が無く、使
い勝手を良くすることができる。
【0029】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、読み取
った画像の色合いや濃度を補正して転写材に複写すると
きに、補正した画像とともに画像補正のために情報を転
写材に付加するから、複写した画像の補正の内容を容易
に確認することができる。
【0030】また、画像補正のために情報として階調性
を有する少なくもイエロー,マゼンタ,シアンのパッチ
パターンを示すことにより、複写した画像の色補正の情
報を容易に確認することができる。
【0031】さらに、画像補正のために情報は、あらか
じめ記憶した基準色データに読み取った画像の色合いや
濃度の補正と同じ補正を加えて付加することにより、複
写した画像の色の基準色とのズレ量を精度良く確認する
ことができる。
【0032】また、画像補正のために情報が付加された
画像を原稿にして複写するときに、付加された画像補正
のために情報とあらかじめ記憶した基準色データの色の
ズレ量から読み取った画像の色を補正することにより、
複写を繰返してもオリジナルの色から複写した色がずれ
ることを防ぐことができる。
【0033】さらに、画像補正のために情報を転写材の
先端部に付加することにより、複写する画像に影響しな
いで画像補正のために情報を表示することができるとと
もに画像補正のために情報を迅速に得ることができ、安
定した複写画像を形成することができる。
【0034】また、画像補正のために情報を転写材の4
辺の端部に付加することにより、転写紙に形成された画
像を原稿にして再度複写する場合に、原稿として使用す
る転写紙をコンタクトガラスにセットする方向を気にす
る必要が無く、使い勝手を良くすることができる。
【0035】さらに、読み取った画像を転写材に複写す
るときに、原稿のあらかじめ定められた位置に画像補正
のための情報がある場合にはその情報を使って複写する
画像の色味を補正し、画像補正のための情報がない場合
には複写する画像の色味を補正しないことを自動的に選
択することにより、複写した色がずれることを自動的に
防ぐことができる。
【0036】また、読み取った画像を転写材に複写する
ときに、原稿の定められた位置で画像補正のための情報
を読み取った結果、高濃度のパターンは読み取れても地
肌濃度と濃度差がなく、低濃度のパターンを読み取れな
い場合は、地肌濃度に一定の値を加えた値を低濃度のパ
ターンを読み取った値と置き換えて複写する画像の色味
を補正することにより、複写した原稿の色ずれを精度良
く防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例のデジタルカラー複写機の構
成図である。
【図2】上記実施例の書込制御部の構成を示すブロック
図である。
【図3】濃度変換部の構成図である。
【図4】濃度の補正特性を示す入出力特性図である。
【図5】転写紙に形成された基準色パッチパターンの表
示図である。
【図6】転写紙に形成された他の基準色パッチパターン
の表示図である。
【符号の説明】
1;カラー複写機、2;原稿読取部、3;画像形成部、
13;CCD、21;感光体、32;転写紙、41;増
幅・A/D変換部、42;同期メモリ、43;画像処理
ユニット、44;基準色パターン認識部、45;基準色
データメモリ、46;セレクタ、47;濃度変換部、4
8;基準色ズレ量判定部、49;セレクト信号発生部、
50;レーザドライバ、51;レーザ発光部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DB01 DB02 DE07 EA02 EA07 EB04 EC04 EC06 EC09 EC18 ED04 ED06 EE08 EF01 FA35 FB05 FB07 FB15 FD06 FD08 FD10 2H030 AA01 AD12 AD16 BB02 BB12 BB23

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像を読み取り、読み取った画像
    の色合いや濃度を補正して転写材に複写するときに、補
    正した画像とともに画像補正のために情報を転写材に付
    加することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 上記画像補正のための情報は、階調性を
    有する少なくもイエロー,マゼンタ,シアンのパッチパ
    ターンである請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記画像補正のための情報は、あらかじ
    め記憶した基準色データに読み取った画像の色合いや濃
    度の補正と同じ補正を加えて付加する請求項2記載の画
    像形成装置。
  4. 【請求項4】 上記画像補正のための情報が付加された
    画像を原稿にして複写するときに、付加された画像補正
    のための情報とあらかじめ記憶した基準色データの色の
    ズレ量から読み取った画像の色を補正する請求項1,2
    又は3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 上記画像補正のための情報を転写材の先
    端部に付加する請求項1乃至4のいずれかに記載の画像
    形成装置。
  6. 【請求項6】 上記画像補正のための情報を転写材の4
    辺の端部に付加する請求項1乃至4のいずれかに記載の
    画像形成装置。
  7. 【請求項7】 上記画像補正のための情報を転写材の中
    心線に対して対称の位置に付加する請求項1乃至6のい
    ずれかに記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 上記読み取った画像を転写材に複写する
    ときに、原稿のあらかじめ定められた位置に画像補正の
    ための情報がある場合にはその情報を使って複写する画
    像の色味を補正し、画像補正のための情報がない場合に
    は複写する画像の色味を補正しないことを自動的に選択
    する請求項1乃至7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 上記読み取った画像を転写材に複写する
    ときに、原稿の定められた位置で画像補正のための情報
    を読み取った結果、高濃度のパターンは読み取れても地
    肌濃度と濃度差がなく、低濃度のパターンを読み取れな
    い場合は、地肌濃度に一定の値を加えた値を低濃度のパ
    ターンを読み取った値と置き換えて複写する画像の色味
    を補正する請求項8記載の画像形成装置。
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