JPH11249373A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11249373A
JPH11249373A JP10050412A JP5041298A JPH11249373A JP H11249373 A JPH11249373 A JP H11249373A JP 10050412 A JP10050412 A JP 10050412A JP 5041298 A JP5041298 A JP 5041298A JP H11249373 A JPH11249373 A JP H11249373A
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JP
Japan
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image
color
pattern
image forming
pattern image
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Pending
Application number
JP10050412A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekazu Sakagami
英和 坂上
Masashi Hirai
政志 平井
Osamu Nakayama
治 中山
Akitaka Okazaki
哲卓 岡▲崎▼
Fumio Shimazu
史生 島津
Shoichiro Yoshiura
昭一郎 吉浦
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】画像担持体上に形成したレジスト補正用のパタ
ーン画像を正確に読み取り、パターン画像の全てを有効
に活用してレジスト補正処理を行う。 【構成】搬送ベルト216の移動方向の幅を第1色のパ
ターン画像Bk1の幅よりも狭くした第2色のパターン
画像C1を第1色のパターン画像Bk1上に重ねて形成
した。搬送ベルト216が回転すると、パターン画像検
出センサ232にはパターン画像C1の前後にパターン
画像Bk1が対向し、パターン画像C1の反射光の受光
レベルL3の前後にパターン画像Bk1の反射光の受光
レベルL2が現れる。パターン画像Bk1は搬送ベルト
216との反射率の差異が最も大きい画像色によって形
成しており、パターン画像Bk1の前端Ga及び後端G
dを正確に検出でき、搬送ベルト216の反射率がパタ
ーン画像C1の反射率に近似している場合でも、パター
ン画像C1の前端Gb及び後端Gcを正確に検出でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、色分解された各色の
画像情報に基づいて各色毎に形成された複数の画像を重
ね合わせて単一の画像を形成する画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】カラーディジタル複写機等のカラー画像
を形成する画像形成装置では、スキャナ等の入力部から
入力されるカラー原稿の色分解画像データに基づいて画
像を形成する各色毎の画像形成部を記録媒体の移動方向
に順に配置し、各画像形成部において形成された画像を
移動中の記録媒体上に順に重ね合わせて転写することに
より単一のカラー画像を出力するようにしたものがあ
る。
【0003】このような画像形成装置では、記録媒体上
において各色の色分解画像を重ね合わせる位置が正確に
一致していないと、出力されるカラー画像において色ず
れを生じ、カラー原稿の画像を忠実に再現することがで
きない。
【0004】そこで、従来より、記録媒体上における各
色の色分解画像の転写位置を正確に一致させるレジスト
制御手段を備え、装置が所定の状態にあるときに定期的
に制御量の補正を行うことにより、カラー原稿の画像を
忠実に再現したカラー画像を出力するようにした画像形
成装置がある。
【0005】例えば、特開昭63−43172号公報に
開示された構成では、記録媒体を搬送する搬送ベルト上
に、各色の測定用パターン像を形成し、固定位置におけ
る各色の測定用パターン像の通過タイミングを検出し、
検出結果と予め設定された設定値とのずれを演算し、こ
の演算結果に基づいて各色の画像形成部における書き出
しタイミングを調整するようにしている。
【0006】例えば、ブラック、イエロー、マゼンタ及
びシアンの各色の画像を形成する画像形成部のそれぞれ
において所定のタイミングで形成された各色の測定用パ
ターンを搬送ベルト上に転写し、所定位置に固定された
センサがブラックの測定用パターンを検出した後に、他
の色の測定用パターンのそれぞれを検出するまでのタイ
ミングをカウントし、各カウント値を設定値と比較する
ことにより、各画像形成部における書き出しタイミング
の誤差を測定する。
【0007】また、特開昭63−271275号公報に
開示された構成では、複数の画像形成手段において形成
されたマークを移動体上に転写し、移動体上における複
数のマークの位置の検出結果に基づいて、複数の画像形
成手段のそれぞれにおいて形成される各画像間の複数の
位置ずれ要素を自動的に補正するようにしている。
【0008】例えば、複数の画像形成手段のそれぞれに
より移動体の移動方向に直交する方向の2か所に形成し
たマークを転写ベルト上に転写し、各画像形成手段毎に
2つのマークの位置を検出し、この検出結果に基づいて
複数の画像形成手段のそれぞれにおける反射器の位置及
び角度を調整することにより、各画像形成手段間の倍率
誤差、左右前後のマージン量及び画像の傾きのずれを修
正し、複数の画像形成手段のそれぞれにおいて形成され
た画像が転写材上において正確に重ね合わされるように
している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、記録媒
体を搬送する搬送ベルトにカーボン等の導電性材料を含
有させて導電性を与える場合、搬送ベルトの表面色が黒
色に類似したものとなる。また、均一で安定した帯電状
態を確保するためには、搬送ベルトの表面を鏡面に加工
する必要がある。この場合に、レジスト補正用のパター
ンを赤外光による反射型センサを用いて読み取ると、搬
送ベルトの表面から高い反射率の光が検出され、カラー
の画像形成部において搬送ベルト上に形成されたパター
ンからの反射光と搬送ベルトの表面からの反射光とにお
いて反射率に顕著な差が生じず、パターンを検出するこ
とができなくなって、レジスト補正を正確に行うことが
できず、各色の画像にずれを生じ、カラー原稿の画像を
忠実に再現できなくなる問題がある。
【0010】この場合に、特開平6−95474号公報
に開示された構成では、記録材搬送方向に対して平行な
線素又は垂直な線素の少なくとも一方を複数用いて互い
に交差するパターンを複数の像形成手段のそれぞれにお
いて形成し、このパターンを搬送ベルト上に転写し、搬
送ベルト上に転写されたパターンの反射光の読取結果に
基づいて複数の画像のレジストレーションを補正するよ
うにしたものにおいて、いずれかの像形成手段によって
形成されたパターンの光反射特性が搬送ベルトの色に特
定される光反射特性に類似する場合にもパターンを正確
に読み取るため、例えばブラックのパターンの下に他の
像形成手段により例えばイエローの補助パターンを形成
するようにしている。
【0011】ところが、特開平6−95474号公報に
開示された構成では、他の像形成手段により形成される
補助パターンは単にブラックのパターンを読み取るため
のみに用いられるものであり、補助パターンとその上に
形成されるパターンとの関係に基づいてレジスト補正を
行うようにしておらず、搬送ベルト上に形成したパター
ンを有効に活用することができない問題がある。
【0012】この発明の目的は、搬送ベルト上に形成し
たパターンを正確に読み取ることができるとともに、搬
送ベルト上に形成したパターンの全てを有効に活用して
レジスト補正処理を行うことができる画像形成装置を提
供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した発明
は、互いに異なる画像色の画像を形成する複数の画像形
成ステーションを画像担持体の移動方向に配置した画像
形成装置において、1の画像形成ステーションにより画
像担持体上に形成した第1色のパターン画像に重ねて他
の画像形成ステーションにより第2色のパターン画像を
形成し、第1色のパターン画像における第2色のパター
ン画像の相対的な位置関係の測定結果に基づいて1の画
像形成ステーションにおける画像形成タイミングに対す
る他の画像形成ステーションにおける画像形成タイミン
グを決定することを特徴とする。
【0014】請求項1に記載した発明においては、1の
画像形成ステーションによって形成された第1色のパタ
ーン画像と他の画像形成ステーションによって第1色の
パターン画像に重ねて形成された第2色のパターン画像
との相対的な位置関係に基づいて1の画像形成ステーシ
ョンに対する他の画像形成ステーションの画像形成タイ
ミングが決定される。したがって、1の画像形成ステー
ションに対する他の画像形成ステーションの画像形成タ
イミングが第1のパターン画像と第2のパターン画像と
からなる1組のパターン画像の測定結果のみに基づいて
正確に決定される。
【0015】請求項2に記載した発明は、前記画像担持
体の移動方向と同一方向又は直交方向のいずれか一方又
は両方について、前記第2色のパターン画像の幅を前記
第1色のパターン画像の幅よりも狭くするとともに、第
2色のパターン画像の両側に第1のパターン画像を配置
して両パターン画像を形成することを特徴とする。
【0016】請求項2に記載した発明においては、画像
担持体の移動方向と同一方向又は直交方向の少なくとも
一方において、第1色のパターン画像の範囲内に第2色
のパターン画像が位置し、第2色のパターン画像を搬送
ベルト表面と分離させることにより、両パターン画像の
相対的な位置関係が正確に測定できる。
【0017】請求項3に記載した発明は、前記第1色の
パターン画像及び第2色のパターン画像における反射光
を受光して両パターン画像の相対的な位置関係を測定す
るセンサを備え、前記第1のパターン画像を、前記複数
の画像ステーションのうち画像担持体との反射率の差が
最も大きい画像色の画像形成ステーションによって形成
することを特徴とする。
【0018】請求項3に記載した発明においては、画像
担持体との反射率の差が最も大きい画像色で形成された
第1色のパターン画像に他の画像色で形成された第2色
のパターン画像が重ねて形成され、両パターン画像から
の反射光をセンサによって受光することにより両パター
ン画像の相対的な位置関係が測定される。したがって、
センサが受光する反射光が画像担持体における反射光と
第1色のパターン画像における反射光との間で変化する
際、及び、第1色のパターン画像における反射光と第2
色のパターン画像における反射光との間で変化する際に
おいてセンサの受光量が大きく変化し、両パターン画像
の両端位置が正確に検出される。
【0019】請求項4に記載した発明は、前記第1のパ
ターン画像の画像形成タイミングに対する第2のパター
ン画像の画像形成タイミングが互いに異なる複数組の第
1のパターン画像及び第2のパターン画像を形成し、複
数組のうち第1のパターン画像に対して第2のパターン
画像が所定の相対的な位置関係にある組の第2のパター
ン画像の画像形成タイミングを前記他の画像形成ステー
ションにおける画像形成タイミングとして選択すること
を特徴とする。
【0020】請求項4に記載した発明においては、第1
のパターン画像の画像形成タイミングに対する第2のパ
ターン画像の画像形成タイミングを互いに変化させて形
成された複数組のパターン画像のうち、両パターン画像
の相対的な位置関係が所定の関係にある組の画像形成タ
イミングが他の画像形成ステーションにおける画像形成
タイミングとして選択される。したがって、複数組のパ
ターン画像の画像形成タイミングのいずれかから他の画
像形成ステーションの画像形成タイミングが選択され、
画像形成タイミングを決定が容易になる。
【0021】請求項5に記載した発明は、前記複数の画
像形成ステーションのうち、第1色のパターン画像を形
成する画像ステーションを画像担持体の移動方向の最も
上流側に配置したことを特徴とする。
【0022】請求項5に記載した発明においては、第1
色のパターン画像を形成する画像形成ステーションを画
像担持体の移動方向の最も上流側にして複数の画像形成
ステーションが配置される。したがって、画像担持体は
第1色のパターン画像を形成する画像形成ステーション
に対向した後に第2色のパターン画像を形成する画像形
成ステーションに対向し、画像担持体が複数の画像形成
ステーションに順に対向する間に第1のパターン画像に
重ねて第2のパターン画像が形成される。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施形態に係
る画像形成装置であるディジタルカラー複写機の構成を
示す正面断面の略図である。複写機本体1の上面には、
原稿台111及び図示しない操作パネルが配置されてお
り、原稿台111の上面を開閉自在に被覆する自動原稿
送り装置112が装着されている。また、複写機本体1
の内部には、画像読取部110、画像形成部210及び
用紙給紙部211が備えられている。
【0024】自動原稿送り装置112は、片面原稿又は
両面原稿を選択的に原稿台111の上面に給送する。給
送すべき原稿が両面原稿である場合には、自動原稿送り
装置111は、原稿の一方の面が原稿台111の上面に
対向するように原稿を給送し、画像読取部110による
画像の読取が完了した後に、原稿の表裏面を反転して原
稿の他方の面が原稿台111の上面に対向するように原
稿を給送し、1枚の原稿について両面の画像の読取が完
了した後にその原稿を排出する動作を、載置された原稿
の全てについて順次実行する。自動原稿送り装置112
における原稿の給送動作は、複写機本体1の内部の動作
に関連して制御される。
【0025】複写機本体1の内部において原稿台111
の下面に配置された画像読取部110は、原稿台111
の下面に沿って平行に往復移動するミラーベース113
及び114を備え、ミラーベース113に搭載された露
光ランプの光により原稿台111の上面に載置された原
稿の画像面を走査する。露光ランプの光の原稿の画像面
における反射光は、ミラーベース113及び114に搭
載されたミラーを介して光学レンズ115に配光され
る。光学レンズ115は、原稿の画像面における反射光
を光電変換素子116に結像させる。光電変換素子11
6は、例えば、3ラインのカラーCCDであり、光学レ
ンズ115により結像された反射光を受光し、加色混合
の3原色であるレッド(R)、グリーン(G)及びブル
ー(B)に色分解した各色成分について受光量に応じた
電気信号を後述する画像処理ユニットに出力する。
【0026】複写機本体1の内部の略中央部に配置され
た画像形成部210は、駆動ローラ214及び従動ロー
ラ215等の複数のローラによって張架されて矢印Z方
向に回転する搬送ベルト216を含む搬送ベルト機構2
13、この搬送ベルト216の上面に対向する位置に並
設された画像形成ステーションSa、Sb、Sc及びS
d、並びに、搬送ベルト216の搬送方向に連続する位
置に配置された定着装置217を備えている。なお、搬
送ベルト機構213は、搬送ベルト216の表面に当接
する帯電ブラシ228を備えており、搬送ベルト216
は用紙Pを表面に静電吸着させた状態で回転する。この
ため、搬送中に搬送ベルト216の表面に対する用紙P
の相対位置が変化することがない。
【0027】画像形成ステーションSa、Sb、Sc及
びSdは、それぞれブラック(Bk)、シアン(C)、
マゼンタ(M)、及び、イエロー(Y)の画像を形成す
る。ブラックの画像を形成する画像形成ステーションS
aは、表面に光導電層を形成した感光体ドラム222a
を回転自在に支持するとともに、帯電チャージャ223
a、レーザスキャナユニット227a、現像装置224
a、転写帯電器225a及びクリーナ226aを感光体
ドラム222aの周囲に配置して構成されており、画像
形成処理時に所定の速度で回転する感光体ドラム222
aの表面は、帯電チャージャ223a、レーザスキャナ
ユニット227a、現像装置224a、転写帯電器22
5a及びクリーナ223aに順次対向する。
【0028】帯電チャージャ223aは、感光体ドラム
222aの表面に単一極性の電荷を付与する。レーザス
キャナユニット227aは、画像処理ユニットから入力
されるブラックの画像データに基づいて駆動される半導
体レーザ、半導体レーザから照射された光を主走査方向
に配光するポリゴンミラー等の配光装置、及び、配光装
置によって配光された光を感光体ドラム222aの表面
に偏光して結像させるfθレンズを含み、ブラックの画
像光を感光体ドラム222aの表面に照射する。
【0029】現像装置224aは、内部にブラックのト
ナーを収納しており、表面にトナー薄層を形成して回転
する現像ローラを介して感光体ドラム222aの表面に
トナーを供給する。転写帯電器225aは、搬送ベルト
216を挟んで感光体ドラム222aに対向し、電荷注
入により感光体ドラム222aの表面に担持されたトナ
ー像を搬送ベルト216により搬送される用紙Pの表面
に転写する。クリーナ226aは、転写工程を終了した
感光体ドラム222aの表面に残留したトナーを除去す
る。
【0030】画像形成処理時には、レーザスキャナユニ
ット227aによるブラックの画像光の照射に先立っ
て、感光体ドラム222aの表面に帯電チャージャ22
3aにより単一極性の電荷が均一に付与されており、画
像光の照射を受けた感光体ドラム222aの表面には光
導電作用によって静電潜像が形成される。この静電潜像
に対して現像装置224aからブラックのトナーが供給
され、静電潜像がトナー像に顕像化される。
【0031】感光体ドラム222aの回転に先立って用
紙給紙部211から給紙された用紙Pは、先端をレジス
トローラ212に当接して停止しており、感光体ドラム
222aの回転に同期して回転するレジストローラ21
2により搬送ベルト216上を感光体ドラム222aと
転写帯電器225aとが対向する位置に搬送され、転写
帯電器225aにより感光体ドラム222aの表面に担
持されたトナー像が表面に転写される。転写帯電器22
5aに対向する位置を通過した感光体ドラム222aの
表面はクリーナ226aにより残留トナーが除去された
後、再度帯電チャージャ223aによる電荷の付与を受
け、画像光に基づくトナー像の形成に繰り返し供され
る。
【0032】上述の画像形成ステーションSaの構成及
び動作は、現像装置224a〜224dに収納されてい
るトナー色が異なる点、及び、レーザスキャナユニット
227a〜227dに供給される画像データの色が異な
る点以外は、他の画像形成ステーションSb、Sc及び
Sdにおいても同様である。したがって、搬送ベルト2
16の回転により、用紙Pが画像形成ステーションS
a、Sb、Sc及びSdに対向する位置を通過する間
に、用紙Pの表面にはブラック、シアン、マゼンタ及び
イエローのトナー像が順に重ね合わされた状態に転写さ
れる。前述のように、用紙Pは搬送ベルト216の表面
に静電吸着した状態で搬送されるため、画像形成ステー
ションSa、Sb、Sc及びSdに対向する位置を通過
する間に用紙Pと搬送ベルト216との相対的な位置が
変化することによる画像の色ずれを生じることはない。
【0033】4色のトナー像を表面に転写した用紙Pは
定着装置217に導かれて加熱及び加圧を受け、4色の
トナー像は溶融して用紙Pの表面に定着する。これによ
って、用紙Pの表面には、フルカラー画像が形成され
る。片面についてのフルカラー画像の形成を完了した用
紙Pは、片面複写モード時には排紙ローラ219を介し
て排紙トレイ220に排出され、両面複写モード時には
フラッパ218の動作によりスイッチバック搬送路22
1を経由して表裏面を反転した状態で再び画像形成部2
10に給紙される。
【0034】なお、上記ディジタルカラー複写機は、ス
タンドアローン機器として原稿の画像を複写するものの
みならず、データ通信ネットワークを介して接続された
外部のパーソナルコンピュータ、ディジタルカメラ、デ
ィジタルビデオカメラ及び通信携帯端末等の外部機器か
ら入力されたカラー画像データに基づく画像形成処理を
行うネットワークプリンタを含むマルチファンクション
プリンタとして機能するものであってもよい。
【0035】図2は、上記ディジタルカラー複写機の画
像処理ユニットの構成を示すブロック図である。画像処
理ユニットは、画像データ入力部40、画像処理部4
1、画像データ出力部42、画像メモリ43、CPU4
4、画像編集部45及びインタフェース46,47を含
む。
【0036】画像データ入力部40は、画像読取部11
0の光電変換素子116から入力されるRGBの各色成
分に色分解されたラインデータのライン画像レベルを補
正するシェーディング補正回路40b、シェーディング
補正後のラインデータのずれを補正するラインバッファ
等により構成されるライン合わせ部40c、各色のライ
ンデータの色データを補正するセンサ色補正部40d、
ラインデータに含まれる各画素データの変化を強調する
補正を行うMTF補正部40e、及び、画像の明暗を補
正して視感度補正を行うγ補正部40fを含む。
【0037】画像処理部41は、画像データ入力部40
から入力されるRGB信号により白黒画像についてモノ
クロデータを生成するモノクロデータ生成部41a、画
像データ入力部40から入力されるRGB信号によりカ
ラー画像について減色混合の3原色であるYMCの各色
信号を生成してクロック変換する入力処理部41b、入
力された画像データを文字領域、網点写真領域及び印画
紙写真領域に分離する領域分離部41c、入力処理部4
1bから出力されるYMC信号に基づいて下色除去処理
を行って黒色信号を生成する黒生成部41d、各色変化
テーブルに基づいてYMC信号のそれぞれを調整する色
補正回路41e、設定されている倍率に基づいて画像を
拡大又は縮小するズーム処理回路41f及び空間フィル
タ回路41g、並びに、多値誤差拡散処理や多値ディザ
処理等の階調性を向上するための処理を実行する中間調
処理部41hを含む。
【0038】画像メモリ43は、画像処理部41からシ
リアル出力される8ビット×4色の画像データを色毎に
一時記憶するハードディスク43a〜43d、画像形成
ステーションSa〜Sdの位置が異なることによる各色
の画像データの読出タイミングを調整するための遅延用
メモリ43e、及び、複数の画像を合成するための合成
用メモリ43fを含む。
【0039】画像データ出力部42は、中間調処理部4
1hから出力された各色画像データに基づいてパルス幅
変調を行うレーザコントロールユニット42a、レーザ
コントロールユニット42aから出力された各色の画像
信号に応じたパルス幅変調信号に基づいてレーザスキャ
ナユニット227a〜227dの半導体レーザ素子を駆
動するレーザ駆動回路42b〜42eを含む。
【0040】画像編集部45は、画像データ入力部4
0、画像処理部41、又は、インタフェース部46,4
7を介して画像メモリ43に記憶された画素をデータに
対して所定の画像編集処理を実行する。この画像編集処
理には合成用メモリ43fが用いられる。
【0041】インタフェース46は、外部の画像入力処
理装置からの画像データの入力を受け付ける。このイン
タフェース46を介して入力された画像データは、画像
処理部41において画像形成部210により取り扱うこ
とができるデータに変換してハードディスク43b〜4
3eに格納される。
【0042】インタフェース47は、パーソナルコンピ
ュータにおいて作成された画像デーの入力を受け付ける
プリンタインタフェース、又は、FAX受信した画像デ
ータの入力を受け付けるFAXインタフェースとして機
能する。インタフェース47から入力される画像データ
は既にYMCKの各色に変換後のデータであり、中間調
処理部41hにおける中間調処理後にハードディスク4
3b〜43eに格納される。
【0043】図3は、上記ディジタルカラー複写機の全
体の制御部の構成を示すブロック図である。図2に示し
たCPU44は、画像処理ユニットを構成する画像デー
タ入力部40、画像処理部41、画像メモリ43、画像
データ出力部42、画像編集部45、及び、インタフェ
ース46,47のそれぞれを所定のシーケンスにしたが
って制御するとともに、複写機本体1に備えられた自動
原稿送り装置112の負荷機器49、用紙搬送系の負荷
機器50、画像読取部110の負荷機器51、及び、画
像形成部210の負荷機器52を所定のシーケンスにし
たがって制御する。
【0044】また、CPU44は、操作パネルユニット
48から入力されるキースイッチの操作データに基づい
て各機器に制御データを出力するとともに、各機器の動
作状態等を表す表示データを操作パネルユニット48に
対して出力する。さらに、CPU44には、レジスト補
正制御ユニット53が接続されている。CPU44は、
画像形成部210の画像形成ステーションSa〜Sdに
おける画像形成タイミングを補正するためのパターン画
像の作成処理に係る制御データをレジスト補正制御ユニ
ット53に出力するとともに、レジスト補正制御ユニッ
ト53からパターン画像の読取データの入力を受け付
け、入力されたパターン画像の読取データに基づいてレ
ジスト補正データを作成する。
【0045】図4は、上記ディジタルカラー複写機が備
えるレジスト補正制御ユニットの構成及び動作を説明す
る図である。複写機本体1の画像形成部210におい
て、駆動ローラ214と従動ローラ215との間に張架
された無端ベルトである搬送ベルト216の下側には、
背面当接部材231a,231b及びパターン画像検出
センサ232等を含むパターン画像検出ユニット230
が備えられている。パターン画像検出ユニット230に
おいて、背面当接部材231a,231b及びパターン
画像検出センサ232等は、支持フレーム235により
相対的な位置関係を固定した状態で支持されている。
【0046】支持フレーム235には、駆動ローラ21
4及び従動ローラ215を支持するフレーム213から
突出したピン213b,213cが嵌入する長孔234
a,234bが形成されており、支持フレーム235は
長孔234a,234bに沿って上下方向に移動自在に
されている。また、支持フレーム235は、スプリング
233a,233bの弾性力により下方向に付勢されて
いる。さらに、支持フレーム235に支持された背面当
接部材231a,231bは、搬送ベルト216の下側
の背面に当接している。したがって、パターン画像検出
ユニット230は、搬送ベルト216の下側の背面を、
背面当接部材231a,231bを介して自重及びスプ
リング233a,233bの弾性力により長孔234
a,234bに沿って下方向に付勢している。
【0047】この構成により、搬送ベルト216には常
に一定の張力が与えられており、画像形成ステーション
Sa〜Sdに対向する搬送ベルト216の上側面の直線
状態が維持されるとともに、搬送ベルト216の下側面
における背面当接部材231a、231bに対向する範
囲にパターン画像を正確に検出するための平坦な領域が
確保される。この搬送ベルト216の下側面における平
坦な領域にパターン画像検出センサ232が対向してお
り、レジスト補正制御処理時に搬送ベルト216の表面
に形成されたパターン画像を検出する。
【0048】また、搬送ベルト216の表面においてパ
ターン画像の形成位置からパターン画像の読取位置まで
の距離Lは、駆動ローラ214の周長L′の整数倍にさ
れており、駆動ローラ214の回転数に基づいてパター
ン画像の読取タイミングを決定するようにしている。こ
のため、駆動ローラ214に1回転の回転時間を1周期
とする周期的な回転むらを生じる場合にも、常に同一の
回転状態においてパターン画像の読取を行うことができ
る。
【0049】図5は、この発明の第1の実施形態に係る
画像形成装置であるディジタルカラー複写機のレジスト
補正制御におけるパターン画像の形成状態及び読取状態
を説明する図である。パターン画像が形成された搬送ベ
ルト216の底面図である図5(A)に示すように、レ
ジスト補正制御時には搬送ベルト216の表面に、第1
色のパターン画像Bk1〜Bk3が形成されるととも
に、第2色のパターン画像C1,M1,Y1のそれぞれ
が第1色のパターン画像Bk1〜Bk3に重ね合わせて
形成される。
【0050】第1色のパターン画像Bk1〜Bk3は、
各色の画像形成位置の基準となる例えばブラックの画像
を形成する画像形成ステーションSaによって所定の間
隔で形成される。また、第2色のパターン画像C1,M
1,Y1のそれぞれは、画像形成ステーションSaを基
準として画像形成位置を調整すべき例えばシアン、マゼ
ンタ及びイエローの各色の画像を形成する画像形成ステ
ーションSb〜Sdのそれぞれにより、搬送ベルト21
6の移動方向における形成幅を第1色のパターン画像B
k1〜Bk3よりも狭くし、かつ、搬送ベルト216の
移動方向における中心位置を第1色のパターン画像Bk
1〜Bk3の中心位置に一致させて形成される。
【0051】即ち、図8(A)に示すように、画像形成
ステーションSaにおける第1色のパターン画像Bk1
〜Bk3のそれぞれの画像形成タイミングをTBk,T
Bk+t,TBk+2tとし、画像形成ステーションS
bにおける第2色のパターン画像C1,M1,Y1のそ
れぞれの画像形成タイミングをTBk+TC,TBk+
t+TM,TBk+2t+TYとする。ここに、TBk
はレジスト補正制御の開始時から第1色のパターン画像
Bk1の中心位置の形成タイミングまでの時間、tは第
1色のパターン画像Bk1〜Bk3のそれぞれの形成間
隔に対応する時間、TC,TM,TYは画像形成ステー
ションSaと画像形成ステーションSb,Sc,Sdと
の間の距離を搬送ベルト216が通過する時間でありレ
ジスト補正によって補正すべき時間(レジスト補正時
間)である。
【0052】なお、第1色のパターン画像は、画像形成
ステーションSa〜Sdのうち、パターン画像検出セン
サ232の投光素子の光に対する反射率が搬送ベルト2
16の表面との差異が最も大きい色の画像を形成する画
像形成ステーションによって形成する。また、第1色の
パターン画像に対する第2色のパターン画像の形成位置
は、搬送ベルト216の移動方向において第2色のパタ
ーン画像の両側に第1色のパターン画像が存在すること
を条件として、両パターン画像の中心位置を一致させる
方法以外の方法を用いることができる。例えば、搬送ベ
ルト216の移動方向における第1色のパターン画像の
前端から第2色のパターン画像の前端までの距離が所定
値になるように第2色のパターン画像の形成開始タイミ
ングを決定することができる。
【0053】パターン画像が形成された搬送ベルト21
6近傍を模式的に表した正面図である図5(B)に示す
ように、搬送ベルト216の表面に形成された第1色の
パターン画像Bk1〜Bk3及び第2色のパターン画像
C1,M1,Y1は、搬送ベルト216の回転によって
パターン画像検出センサ232に順に対向する。パター
ン画像読取センサ232は、例えば赤外光を投光する投
光素子と反射光を受光する受光素子とによって構成され
た光学センサであり、搬送ベルト216の表面及びパタ
ーン画像における反射光の受光レベルに応じた電気信号
を出力する。
【0054】このパターン画像検出センサ232の検出
信号は、制御回路440に入力される。制御回路440
は、パターン画像検出センサ232の検出信号に基づい
て、画像形成ステーションSb〜Sdにおいて感光体ド
ラム222b〜222dのそれぞれに対する画像光の照
射を開始するタイミングを確定し、この結果をCPU4
4に入力する。なお、制御回路440における画像光の
照射開始タイミングの確定処理をCPU44において実
行することもできる。
【0055】図6は、上記ディジタルカラー複写機のレ
ジスト補正制御時におけるパターン画像検出センサの検
出信号のタイミングチャートである。上述のように、3
個の第1色のパターン画像Bk1〜Bk3のそれぞれの
上には、第2色のパターン画像C1,M1、Y1のそれ
ぞれが重ね合わされる。また、搬送ベルト216の回転
方向について第2色のパターン画像C1,M1、Y1の
形成幅は、第1色のパターン画像Bk1〜Bk3の形成
幅よりも狭くされている。
【0056】したがって、レジスト補正制御時における
搬送ベルト216の回転により、パターン画像検出セン
サ232の位置をパターン画像が通過する際には、パタ
ーン画像検出センサ232には先ず搬送ベルト216の
表面が対向した後に第1色のパターン画像Bk1(Bk
2,Bk3)が対向し、次いで第2色のパターン画像C
1(M1,Y1)が対向し、さらに第1色のパターン画
像Bk1(Bk2,Bk3)が再度対向し、最後に搬送
ベルト216の表面が対向する。
【0057】ここで、搬送ベルト216は、導電性を確
保するために導電性材料であるカーボン等を含有した黒
色に近い素材により構成されている一方、帯電状態を安
定化するために表面を鏡面加工されており、パターン画
像検出センサ232の投光素子から照射された光は搬送
ベルト216の表面において黒色の画像における反射率
よりも高い反射率で反射する。
【0058】これらのことから、レジスト補正制御時に
パターン画像検出センサ232をパターン画像が通過す
る前後におけるパターン画像検出センサ232の出力信
号は、パターン画像検出センサ232に第1色のパター
ン画像Bk1(Bk2,Bk3)の前端Gaが対向する
時刻taまでの間において搬送ベルト216の表面にお
ける反射光の受光レベルL1をとり、時刻taからパタ
ーン画像検出センサ232に第2色のパターン画像C1
(M1,Y1)の前端Gbが対向する時刻tbまでの間
において第1色のパターン画像Bk1(Bk2,Bk
3)における反射光の受光レベルL2をとる。
【0059】さらに、時刻tbからパターン画像検出セ
ンサ232に第2色のパターン画像C1(M1,Y1)
の後端Gcが対向する時刻tcまでの間において第2色
のパターン画像C1(M1,Y1)における反射光の受
光レベルL3をとり、時刻tcからパターン画像検出セ
ンサ232に第1色のパターン画像Bk1(Bk2,B
k3)の後端Gdが対向する時刻tdまでの間において
受光レベルL2をとり、時刻td以後において受光レベ
ルL1をとる。
【0060】このように、パターン画像検出センサ23
2に第2色のパターン画像C1(M1,Y1)が対向す
る前後においてパターン画像検出センサ232に第1色
のパターン画像Bk1(Bk2,Bk3)が対向するこ
とにより、第2色のパターン画像C1(M1,Y1)に
おける反射光の受光レベルL3の前後に第1色のパター
ン画像Bk1(Bk2,Bk3)における反射光の受光
レベルL2が現れ、第1色のパターン画像Bk1(Bk
2,Bk3)がパターン画像検出センサ232の投光素
子の光に対する反射率が搬送ベルト216の表面との差
異が最も大きい画像色によって形成されていることか
ら、第1色のパターン画像Bk1(Bk2,Bk3)の
前端Ga及び後端Gdを正確に検出することができると
ともに、搬送ベルト216の表面の反射率が第2色のパ
ターン画像C1(M1,Y1)の反射率に近似している
場合でも、第2色のパターン画像C1(M1,Y1)の
前端Gb及び後端Gcを正確に検出することができる。
【0061】したがって、例えば、第1色のパターン画
像Bk1(Bk2,Bk3)と第2色のパターン画像C
1(M1,Y1)とを搬送ベルト216の移動方向にお
ける中心位置が一致するように形成した場合に、パター
ン画像検出センサ232の出力信号に基づいて時刻ta
から時刻tbまでの時間T1と時刻tcから時刻tdま
での時間T2との差を求めることにより、第1色のパタ
ーン画像Bk1(Bk2,Bk3)を形成する画像形成
ステーションSaにおける画像形成タイミングを基準と
して、第2色のパターン画像C1(M1,Y1)を形成
する画像形成ステーションSb(Sc,Sd)における
画像形成タイミングの誤差を求めることができ、この誤
差に基づいてレジスト補正量を決定することができる。
【0062】図7は、この発明の第2の実施形態に係る
画像形成装置であるディジタルカラー複写機のレジスト
補正制御におけるパターン画像の形成状態及び読取状態
を説明する図である。パターン画像が形成された搬送ベ
ルト216の底面図である図7(A)に示すように、レ
ジスト補正制御時には搬送ベルト216の表面に、第1
色のパターン画像Bk1〜Bk3,Bk1′〜Bk
3′,Bk1″〜Bk3″が形成されるとともに、第2
色のパターン画像C1〜C3,M1〜M3,Y1〜Y3
のそれぞれが第1色のパターン画像Bk1〜Bk3,B
k1′〜Bk3′,Bk1″〜Bk3″に重ね合わせて
形成される。
【0063】第1色のパターン画像Bk1〜Bk3,B
k1′〜Bk3′,Bk1″〜Bk3″は、各色の画像
形成位置の基準となる例えばブラックの画像を形成する
画像形成ステーションSaによって所定の間隔で形成さ
れる。また、第2色のパターン画像C1〜C3,M1〜
M3,Y1〜Y3のそれぞれは、画像形成ステーション
Saを基準として画像形成位置を調整すべき例えばシア
ン、マゼンタ及びイエローの各色の画像を形成する画像
形成ステーションSb〜Sdのそれぞれにより、搬送ベ
ルト216の回転方向における形成幅を第1色のパター
ン画像Bk1〜Bk3,Bk1′〜Bk3′,Bk1″
〜Bk3″よりも狭くして形成される。なお、図5に示
した第1の実施形態と同様に、第1色のパターン画像
は、画像形成ステーションSa〜Sdのうち、パターン
画像検出センサ232の投光素子の光に対する反射率が
搬送ベルト216の表面との差異が最も大きい色の画像
を形成する画像形成ステーションによって形成する。
【0064】パターン画像が形成された搬送ベルト21
6近傍を模式的に表した正面図である図7(B)に示す
ように、搬送ベルト216の表面に形成された第1色の
パターン画像Bk1〜Bk3,Bk1′〜Bk3′,B
k1″〜Bk3″及び第2色のパターン画像C1〜C
3,M1〜M3,Y1〜Y3は、搬送ベルト216の回
転によってパターン画像検出センサ232に順に対向す
る。
【0065】この時、図8(B)に示すように、画像形
成ステーションSaにおける第1色のパターン画像Bk
1〜Bk3のそれぞれの画像形成タイミングをTBk,
TBk+t,TBk+2tとし、画像形成ステーション
Sbにおける第2色のパターン画像C1〜C3のそれぞ
れの画像形成タイミングをTBk+TC−t′,TBk
+t+TC,TBk+2t+TC+t′とする。ここ
に、t′は第1色のパターン画像Bk1〜Bk3のそれ
ぞれに対する第2色のパターン画像C1〜C3のそれぞ
れの位置関係に差異を与えるための微小時間、TCは画
像形成ステーションSaと画像形成ステーションSbと
の間の距離を搬送ベルト216が通過する時間でありレ
ジスト補正によって補正すべき時間(レジスト補正時
間)である。したがって、レジスト補正時間が適正であ
れば、パターン画像C1の中心位置はパターン画像Bk
1の中心位置に対して微小時間t′に対応した距離だけ
前方にずれ、パターン画像C2の中心位置はパターン画
像Bk2の中心位置に一致し、パターン画像C3の中心
位置はパターン画像Bk3の中心位置に対して微小時間
t′に対応した距離だけ後方にずれる。このようにして
第1色のパターン画像Bk1〜Bk3の画像形成タイミ
ングを基準とした3種類の画像形成タイミングで第2色
のパターン画像C1〜C3を形成し、第2色のパターン
画像C1〜C3のそれぞれについて、パターン画像検出
センサ232の出力信号に基づいて図6に示した時間T
1及びT2を測定し、時間T1と時間T2とが一致する
もの、又は、差異が最も小さいものの画像形成タイミン
グを選択することにより、より適正なレジスト補正制御
を実行することができる。
【0066】このパターン画像検出センサ232の出力
信号に基づく画像形成タイミングの選択によるレジスト
補正制御は、第1色のパターン画像Bk1′〜Bk3′
と第2色のパターン画像M1〜M3との間、及び、第1
色のパターン画像Bk1″〜Bk3″と第2色のパター
ン画像Y1〜Y3との間においても同様に実行され、制
御回路440又はCPU44において処理することがで
きる。
【0067】図9は、この発明の第3の実施形態に係る
画像形成装置であるディジタルカラー複写機のレジスト
補正制御におけるパターン画像の形成状態及び読取状態
を説明する図である。パターン画像が形成された搬送ベ
ルト216の底面図である図9(A)に示すように、レ
ジスト補正制御時には搬送ベルト216の表面に、第1
色のパターン画像Bk1〜Bk3が形成されるととも
に、第2色のパターン画像C1,M1,Y1のそれぞれ
が第1色のパターン画像Bk1〜Bk3に重ね合わせて
形成される。
【0068】第1色のパターン画像Bk1〜Bk3は、
各色の画像形成位置の基準となる例えばブラックの画像
を形成する画像形成ステーションSaによって所定の間
隔で形成される。また、第2色のパターン画像C1,M
1,Y1のそれぞれは、画像形成ステーションSaを基
準として画像形成位置を調整すべき例えばシアン、マゼ
ンタ及びイエローの各色の画像を形成する画像形成ステ
ーションSb〜Sdのそれぞれにより、搬送ベルト21
6の移動方向(副走査方向)、及び、この移動方向に直
交する方向(主走査方向)における形成幅を第1色のパ
ターン画像Bk1〜Bk3よりも狭くして形成される。
即ち、第2色のパターン画像C1,M1,Y1のそれぞ
れの形成面積が第1色のパターン画像Bk1〜Bk3の
それぞれの形成面積よりも小さくされている。
【0069】なお、第1色のパターン画像は、画像形成
ステーションSa〜Sdのうち、パターン画像検出セン
サ232の投光素子の光に対する反射率が搬送ベルト2
16の表面との差異が最も大きい色の画像を形成する画
像形成ステーションによって形成する。
【0070】パターン画像が形成された搬送ベルト21
6近傍を模式的に表した正面図である図9(B)に示す
ように、搬送ベルト216の表面に形成された第1色の
パターン画像Bk1〜Bk3及び第2色のパターン画像
C1,M1,Y1は、搬送ベルト216の回転によって
パターン画像検出センサ232に順に対向する。パター
ン画像読取センサ232は、例えば赤外光を投光する投
光素子と反射光を受光する受光素子とによって構成され
た光学センサであり、パターン画像検出センサ232の
受光素子は、搬送ベルト216の移動方向に直交する方
向に多数の受光素子を配置したラインCCDセンサによ
って構成されている。即ち、パターン画像検出センサ2
32は搬送ベルト216が移動する間において主走査方
向及び副走査方向についてパターン画像の形成範囲を越
える範囲について全面に対向し、主走査方向の1ライン
毎に複数の受光信号を出力する。
【0071】このパターン画像検出センサ232の検出
信号は、制御回路440に入力される。制御回路440
は、パターン画像検出センサ232の検出信号に基づい
て、画像形成ステーションSb〜Sdにおいて感光体ド
ラム222b〜222dのそれぞれに対する画像光の照
射を開始するタイミングを確定し、この結果をCPU4
4に入力する。なお、制御回路440における画像光の
照射開始タイミングの確定処理をCPU44において実
行することもできる。
【0072】図10は、上記ディジタルカラー複写機の
レジスト補正制御時におけるパターン画像検出センサの
検出信号のタイミングチャートである。上述のように、
3個の第1色のパターン画像Bk1〜Bk3のそれぞれ
の上には、第2色のパターン画像C1,M1、Y1のそ
れぞれが重ね合わされる。また、主走査方向及び副走査
方向について第2色のパターン画像C1,M1、Y1の
形成幅は、第1色のパターン画像Bk1〜Bk3の形成
幅よりも狭くされている。
【0073】したがって、主走査方向におけるパターン
画像Bk1〜Bk3の中心位置付近に対向するパターン
画像検出センサ232の副走査方向の出力信号は、図1
0(A)に示すように、図6のタイミングチャートに示
したものと同様の状態に変化する。
【0074】一方、副走査方向におけるパターン画像B
k1〜Bk3の中心位置付近に対向するパターン画像検
出センサ232の主走査方向の出力信号は、図10
(B)に示すように変化する。即ち、パターン画像検出
センサ232の受光部は、搬送ベルト216の表面に対
向する部分、第1色のパターン画像Bk1(Bk2,B
k3)が対向する部分、及び、第2色のパターン画像C
1(M1,Y1)が対向する部分に分けられる。
【0075】したがって、パターン画像検出センサ23
2の主走査方向の出力信号は、搬送ベルト216の端部
から第1色のパターン画像Bk1(Bk2,Bk3)の
左端Geが対向する位置Meまでの範囲において搬送ベ
ルト216の表面における反射光の受光レベルL1をと
り、位置Meから第2色のパターン画像C1(M1,Y
1)の左端Gfが対向する位置Mfまでの範囲において
第1色のパターン画像Bk1(Bk2,Bk3)におけ
る反射光の受光レベルL2をとる。
【0076】さらに、位置Mfから第2色のパターン画
像C1(M1,Y1)の右端Ggが対向する位置Mgま
での間において第2色のパターン画像C1(M1,Y
1)における反射光の受光レベルL3をとり、位置Mg
から第1色のパターン画像Bk1(Bk2,Bk3)の
右端Ghに対向する位置Mhまでの範囲において受光レ
ベルL2をとり、位置Mhより右側の範囲において受光
レベルL1をとる。
【0077】このように、パターン画像検出センサ23
2の受光信号において、第2色のパターン画像C1(M
1,Y1)に対向する範囲の左右において第1色のパタ
ーン画像Bk1(Bk2,Bk3)における反射光の受
光レベルL2が現れ、第1色のパターン画像Bk1(B
k2,Bk3)がパターン画像検出センサ232の投光
素子の光に対する反射率が搬送ベルト216の表面との
差異が最も大きい画像色によって形成されていることか
ら、第1色のパターン画像Bk1(Bk2,Bk3)の
左端Ge及び右端Ghを正確に検出することができると
ともに、搬送ベルト216の表面の反射率が第2色のパ
ターン画像C1(M1,Y1)の反射率に近似している
場合でも、第2色のパターン画像C1(M1,Y1)の
左端Gf及び右端Ggを正確に検出することができる。
【0078】ここで、パターン画像検出センサ232の
受光部における位置Me〜Mhは、画像形成ステーショ
ンSa〜Sdのそれぞれにおける主走査方向の画像形成
タイミングによって変化する。
【0079】したがって、例えば、第1色のパターン画
像Bk1(Bk2,Bk3)と第2色のパターン画像C
1(M1,Y1)とを搬送ベルト216の移動方向に直
交する方向(主走査方向)における中心位置が一致する
ように形成した場合に、パターン画像検出センサ232
の出力信号に基づいて位置Meから位置Mfまでの距離
M1と位置Mgから位置Mhまでの距離M2との差を求
めることにより、第1色のパターン画像Bk1(Bk
2,Bk3)を形成する画像形成ステーションSaにお
ける画像形成タイミングを基準として、第2色のパター
ン画像C1(M1,Y1)を形成する画像形成ステーシ
ョンSb(Sc,Sd)における画像形成タイミングの
誤差を求めることができ、この誤差に基づいて主走査方
向についてのレジスト補正量を決定することができる。
【0080】一方、搬送ベルト216の移動方向(副走
査方向)については、上述のように、パターン画像読取
センサ232の受光部における主走査方向の中心位置近
傍の出力信号の時間的変化に基づいて時刻taから時刻
tbまでの時間T1と時刻tcから時刻tdまでの時間
T2との差を求めることにより、第1色のパターン画像
Bk1(Bk2,Bk3)を形成する画像形成ステーシ
ョンSaにおける画像形成タイミングを基準として、第
2色のパターン画像C1(M1,Y1)を形成する画像
形成ステーションSb(Sc,Sd)における画像形成
タイミングの誤差に基づいてレジスト補正量を決定する
ことができる。
【0081】以上のことから、第3の実施形態に係る画
像形成装置においては、画像の主走査方向及び副走査方
向の両方について複数の画像形成ステーションSa〜S
dにおける画像形成タイミングが適正となるようにレジ
スト補正を行うことができる。
【0082】なお、上記のいずれの実施形態において
も、第1色及び第2色のパターン画像を搬送ベルト21
6の表面に形成することとしたが、搬送ベルト216上
を搬送される用紙等の他の画像担持体にパターン画像を
形成することもできる。この場合には、用紙等の他の画
像担持体の表面の反射率を考慮して第1色のパターン画
像を形成する画像形成ステーションを決定する。
【0083】また、ディジタルカラー複写機に限らず、
複数の画像形成ステーションを用いて電子写真法による
画像形成を行うレーザプリンタ等の他の画像形成装置に
おいても、この発明を同様に実施することができる。
【0084】
【発明の効果】請求項1に記載した発明によれば、1の
画像形成ステーションによって形成された第1色のパタ
ーン画像と他の画像形成ステーションによって第1色の
パターン画像に重ねて形成された第2色のパターン画像
との相対的な位置関係に基づいて1の画像形成ステーシ
ョンに対する他の画像形成ステーションの画像形成タイ
ミングを決定することにより、1の画像形成ステーショ
ンに対する他の画像形成ステーションの画像形成タイミ
ングを第1のパターン画像と第2のパターン画像とから
なる1組のパターン画像の測定結果のみに基づいて正確
に決定することができ、画像形成タイミングを容易かつ
短時間で正確に決定することができる。
【0085】請求項2に記載した発明によれば、画像担
持体の移動方向と同一方向又は直交する方向の少なくと
も一方において、第1色のパターン画像の範囲内に第2
色のパターン画像が位置し、第1色のパターン画像及び
第2色のパターン画像の両端位置を検出することによ
り、両パターン画像の相対的な位置関係を容易かつ正確
にすることができ、画像形成タイミングの決定処理をさ
らに容易かつ短時間化できる。
【0086】請求項3に記載した発明によれば、画像担
持体との反射率の差が最も大きい画像色で形成された第
1色のパターン画像に他の画像色で形成された第2色の
パターン画像を重ねて形成し、両パターン画像からの反
射光をセンタによって受光して両パターン画像の相対的
な位置関係を測定することにより、センサが受光する反
射光が画像担持体における反射光と第1色のパターン画
像における反射光との間で変化する際、及び、第1色の
パターン画像における反射光と第2色のパターン画像に
おける反射光との間で変化する際においてセンサの受光
量を大きく変化させることができ、両パターン画像の両
端位置を正確に検出することができ、画像形成タイミン
グをさらに正確に決定することができる。
【0087】請求項4に記載した発明によれば、第1の
パターン画像の画像形成タイミングに対する第2のパタ
ーン画像の画像形成タイミングを互いに変化させて形成
した複数組のパターン画像のうち、両パターン画像の相
対的な位置関係が所定の関係にある組の画像形成タイミ
ングを他の画像形成ステーションにおける画像形成タイ
ミングとして選択することにより、複数組のパターン画
像の画像形成タイミングのいずれかから他の画像形成ス
テーションの画像形成タイミングを選択することがで
き、画像形成タイミングの決定処理をさらに容易かつ短
時間化できる。
【0088】請求項5に記載した発明によれば、第1色
のパターン画像を形成する画像形成ステーションを画像
担持体の移動方向の最も上流側にして複数の画像形成ス
テーションを配置することより、画像担持体を第1色の
パターン画像を形成する画像形成ステーションに対向し
た後に第2色のパターン画像を形成する画像形成ステー
ションに対向させることができ、画像担持体が複数の画
像形成ステーションに順に対向する間に第1のパターン
画像に重ねて第2のパターン画像を形成することがで
き、第1色及び第2色のパターン画像の形成処理を短時
間化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係る画像形成装置である
ディジタルカラー複写機の構成を示す正面断面の略図で
ある。
【図2】上記ディジタルカラー複写機の画像処理ユニッ
トの構成を示すブロック図である。
【図3】上記ディジタルカラー複写機の全体の制御部の
構成を示すブロック図である。
【図4】上記ディジタルカラー複写機が備えるレジスト
補正制御ユニットの構成及び動作を説明する図である。
【図5】この発明の第1の実施形態に係る画像形成装置
であるディジタルカラー複写機のレジスト補正制御にお
けるパターン画像の形成状態及び読取状態を説明する図
である。
【図6】上記ディジタルカラー複写機のレジスト補正制
御時におけるパターン画像検出センサの検出信号のタイ
ミングチャートである。
【図7】この発明の第2の実施形態に係る画像形成装置
であるディジタルカラー複写機のレジスト補正制御にお
けるパターン画像の形成状態及び読取状態を説明する図
である。
【図8】この発明の実施形態に係る画像形成装置である
ディジタルカラー複写機のレジスト補正制御におけるパ
ターン画像の形成タイミングを示す図である。
【図9】この発明の第3の実施形態に係る画像形成装置
であるディジタルカラー複写機のレジスト補正制御にお
けるパターン画像の形成状態及び読取状態を説明する図
である。
【図10】上記ディジタルカラー複写機のレジスト補正
制御時におけるパターン画像検出センサの検出信号のタ
イミングチャートである。
【符号の説明】
1−複写機本体 110−画像読取部 210−画像形成部 216−搬送ベルト(画像担持体) 232−パターン画像検出センサ 440−制御回路 Bk1〜Bk3−第1色のパターン画像 C1,M1,Y1−第2色のパターン画像 Sa〜Sd−画像形成ステーション
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡▲崎▼ 哲卓 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 島津 史生 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 吉浦 昭一郎 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに異なる画像色の画像を形成する複数
    の画像形成ステーションを画像担持体の移動方向に配置
    した画像形成装置において、 1の画像形成ステーションにより画像担持体上に形成し
    た第1色のパターン画像に重ねて他の画像形成ステーシ
    ョンにより第2色のパターン画像を形成し、第1色のパ
    ターン画像における第2色のパターン画像の相対的な位
    置関係の測定結果に基づいて1の画像形成ステーション
    における画像形成タイミングに対する他の画像形成ステ
    ーションにおける画像形成タイミングを決定することを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記画像担持体の移動方向と同一方向又は
    直交方向のいずれか一方又は両方について、前記第2色
    のパターン画像の幅を前記第1色のパターン画像の幅よ
    りも狭くするとともに、第2色のパターン画像の両側に
    第1のパターン画像を配置して両パターン画像を形成す
    る請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記第1色のパターン画像及び第2色のパ
    ターン画像における反射光を受光して両パターン画像の
    相対的な位置関係を測定するセンサを備え、前記第1の
    パターン画像を、前記複数の画像ステーションのうち画
    像担持体との反射率の差が最も大きい画像色の画像形成
    ステーションによって形成する請求項1又は2に記載の
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】前記第1のパターン画像の画像形成タイミ
    ングに対する第2のパターン画像の画像形成タイミング
    が互いに異なる複数組の第1のパターン画像及び第2の
    パターン画像を形成し、複数組のうち第1のパターン画
    像に対して第2のパターン画像が所定の相対的な位置関
    係にある組の第2のパターン画像の画像形成タイミング
    を前記他の画像形成ステーションにおける画像形成タイ
    ミングとして選択する請求項1、2又は3に記載の画像
    形成装置。
  5. 【請求項5】前記複数の画像形成ステーションのうち、
    第1色のパターン画像を形成する画像ステーションを画
    像担持体の移動方向の最も上流側に配置した請求項1〜
    4のいずれかに記載の画像形成装置。
JP10050412A 1998-03-03 1998-03-03 画像形成装置 Pending JPH11249373A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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