JP2000127499A - 画像形成装置及びその制御方法 - Google Patents

画像形成装置及びその制御方法

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JP2000127499A
JP2000127499A JP10304564A JP30456498A JP2000127499A JP 2000127499 A JP2000127499 A JP 2000127499A JP 10304564 A JP10304564 A JP 10304564A JP 30456498 A JP30456498 A JP 30456498A JP 2000127499 A JP2000127499 A JP 2000127499A
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Yuichi Ikeda
雄一 池田
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    • H04N1/40Picture signal circuits
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パルス幅変調を行なう画像形成装置におい
て、最大濃度を変更するために最大パルス幅Pffを変更
すると、パッチ形成する際の露光量が変化するため正確
なパッチ制御が困難となり、階調特性を維持できなくな
ってしまう 【解決手段】 パルス幅変調における最大パルス幅Pff
を可変とし、ステップS51でパッチ形成を行なうか否
かを判定し、通常の画像形成であればステップS52で
Pffを変更値に設定し、パッチ形成であればステップS
53でPffを既定値に設定して、ステップS54で画像
形成を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置及びそ
の制御方法に関し、特に、電子写真方式により画像を形
成する画像形成装置及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、レーザ露光により像坦持体上
に静電潜像を生成し、該潜像を所定色のトナーを含む現
像剤により現像した後に記録材に転写することにより可
視像を形成する、所謂電子写真方式の画像形成装置にお
いては、画像信号に応じてレーザ光のパルス幅を変調さ
せることにより、高精度な階調表現を可能とするパルス
幅変調(PWM)の技術が知られている。
【0003】PWMを用いた画像形成装置においては、
所定露光量に基づくパッチを像坦持体上に形成し、その
濃度の測定値に基づいて、現像剤を構成するトナー及び
キャリアの2成分の混合比(T/C比)、又は現像の際
のコントラスト電位を制御することにより、該装置の階
調特性を維持していた。
【0004】また、PWMにおける最大パルス幅を可変
とすることにより、画像形成の際の最大濃度を制御して
いた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の画像形成装置において、画像の最大濃度を変更するた
めに最大パルス幅Pffを変更すると、それに伴い、パッ
チを形成する際の露光量が変化してしまう。従って、パ
ッチ制御を正確に行なうことが困難となり、階調特性を
維持できなくなってしまうという問題があった。
【0006】例えば、最大濃度を上げるためにPffを広
げた場合、パッチ部の露光量も多くなるため、形成され
たパッチの濃度測定値が高くなる。すると該パッチ濃度
に基づいた階調制御においては、該パッチ濃度を所定値
に保つために、例えばT/C比を下げるような制御が施
される。即ち、全体の画像形成濃度を上げるためにPff
を広げたにも関わらす、T/C比を下げるという逆補正
が行われることとなり、記録材へのキャリア付着などの
致命的な問題も発生し得る。また、パッチ濃度に基づい
てコントラスト電位制御を行なう場合においても同様
に、濃度を上げたいのにコントラスト電位Vcontを下げ
るという逆補正が入ってしまう。
【0007】また同様に、最大濃度を下げるためにPff
を狭めた場合には、T/C比を上げるという逆補正が行
われることとなり、トナー飛散やカブリの発生という問
題が生じてしまう。
【0008】本発明は上述した問題を解決するためにな
されたものであり、パルス幅変調による画像形成を行な
う際に、最大パルス幅を変化させた場合でも安定した階
調特性を維持することが可能な画像形成装置及びその制
御方法を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の一手段として、本発明の画像形成装置は以下の構成を
備える。
【0010】即ち、画像信号をパルス幅変調してパルス
幅変調信号を出力する変調手段と、前記変調手段におけ
る画像信号の最大パルス幅を設定する設定手段と、前記
パルス幅変調信号に基づき像坦持体上を露光、現像して
可視画像を形成する形成手段と、前記形成手段を用いて
所定パターンを生成する生成手段と、生成された所定パ
ターンの濃度に基づいて画像形成条件を補正する補正手
段と、前記所定パターンが形成される場合に、前記設定
手段により設定された最大パルス幅に関わらず前記像坦
持体上の露光量が一定となるように制御する制御手段
と、を有することを特徴とする。
【0011】例えば、前記制御手段は、前記所定パター
ンが形成される場合に、前記変調手段が出力する最大パ
ルス幅が一定となるように制御することを特徴とする。
【0012】例えば、前記制御手段は、前記設定手段に
より前記最大パルス幅が変更された場合に、該最大パル
ス幅に応じて前記所定パターンの信号レベルを制御する
ことにより露光量を一定とすることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る一実施形態に
ついて、図面を参照して詳細に説明する。
【0014】<第1実施形態>[装置構成]まず、本実施
形態にかかる電子写真方式のデジタル複写機の全体構成
について説明する。
【0015】図1は、デジタル複写機の概略構成を示す
断面図である。同図に示すデジタル複写機は、原稿画像
を読取って画像信号を生成するリーダ部と、該リーダ部
から送られてくる画像信号、又は外部装置より入力され
る画像信号に応じて、電子写真方式により記録材上に画
像を形成するプリンタ部からなる。以下に説明するリー
ダ部及びプリンタ部の動作は、それぞれのコントローラ
100,200により制御されている。尚、後述する図
2に示すように、コントローラ100はCPU214を
備えており、予めROMに記憶されたプログラムに従っ
て制御を行なう。また、コントローラ200も不図示の
CPUを備えており、同じく不図示のROMに予め記憶
されたプログラムに従って制御を行なうことは言うまで
もない。
【0016】リーダ部においてコピー・キー(不図示)
が押下されると、原稿台ガラス31上に載置された原稿
30は露光ランプ32aから出力される光に照射され、
原稿30からの反射光は、複数のミラー32b及びレン
ズ33により導かれ、3ラインCCDからなるフルカラ
ーセンサ34上に結像する。
【0017】フルカラーセンサ34は、レッド(R),
グリーン(G),ブルー(B)の3色のCCDラインセ
ンサが副走査方向に互いに所定の距離を隔てて配置され
ており、各ラインセンサには複数の受光素子が一列に配
置されている。フルカラーセンサ34は、入射された原
稿30からの反射光像を複数の光電変換素子により複数
の画素に分解し、各画素の濃度に応じて光電変換信号
(カラー色分解画像信号)を発生する。
【0018】フルカラーセンサ34により生成されたR
GB画像信号は、コントローラ100において後述する
PWM等の画像処理が施された後、マゼンタ(M),シ
アン(C),イエロー(Y),ブラック(K)の各色成
分よりなる画像信号として、プリンタ部へ送られる。
【0019】プリンタ部200において、リーダ部10
0より送られてくるM,C,Y,Kの画像信号は、レー
ザ露光光学系であるポリゴンスキャナ3に入力される。
ポリゴンスキャナ3は半導体レーザ及びレーザドライバ
を備え、入力された画像信号に応じて半導体レーザが駆
動される。半導体レーザから放射されたレーザ光Eは、
ポリゴンスキャナ3の回転多面鏡3aによって掃引さ
れ、f-θレンズ3b及びレーザ光Eを感光ドラム1方
向に指向させる固定ミラー3cによって、感光体ドラム
1上にスポット結像される。かくして、レーザ光Eは感
光ドラム1の回転軸とほぼ平行な方向(主走査方向)に
この感光ドラム1を走査し、感光ドラム1の回転方向
(副走査方向)に繰り返し感光ドラム1を走査すること
で、静電潜像を形成する。
【0020】像担持体である感光ドラム1は、アモルフ
ァスシリコン、セレン、OPC等を表面に有し、図中矢
印方向に回転自在に担持されている。感光ドラム1の周
囲には、前露光ランプ11、コロナ帯電器等の一次帯電
器2、表面電位センサ12、4色分の現像器4y,4
c,4m,4k、光量センサ13、転写部5、並びに、
クリーナ6が配置されている。
【0021】画像形成時、コントローラ200によって
感光ドラム1は矢印方向に回転され、前露光ランプ11
で均一に除電を受けた後、一次帯電器2により一様に帯
電される。その後、感光ドラム1は上述した画像信号に
対応して変調されたレーザ光Eで露光走査されることに
より、面積階調特性を有する静電潜像が、該画像信号に
応じて感光ドラム1上に形成される。
【0022】現像器4y,4c,4m,4kは、それぞ
れイエロー,シアン,マゼンタ,ブラックの色トナーを
用いて、感光ドラム1上の静電潜像を現像する。具体的
には、コントローラ200の制御により、感光ドラム1
上に形成された静電潜像を、所定の現像器4y,4c,
4m,4kによりトナーとキャリアからなる二成分現像
剤で反転現像することにより、感光ドラム1上に樹脂を
基体とした負に帯電された可視画像(トナー像)が形成
される。これらのトナーは、スチレン系重合樹脂をバイ
ンダとし、各色の色材を分散させて形成されている。こ
こで反転現像とは、感光体上の露光された領域に、潜像
と同極性に帯電したトナーを付着させてこれを可視化す
る現像方法である。尚、各現像器は、不図示の偏芯カム
の動作により、各分解色に応じて択一的に感光ドラム1
に近接する構造を有する。
【0023】転写部5は、本実施形態では記録材担持体
としての転写ドラム5a、転写手段としての転写ブラシ
帯電器5b、記録材を静電吸着させるための吸着ブラシ
帯電器5cとそれに対向する吸着ローラ5g、内側帯電
器5d、外側帯電器5e、転写剥がれセンサ5hとを備
える。また、回転駆動されるように軸支された転写ドラ
ム5aの周面開口域には、ポリカーボネート等の誘電体
から成る記録材担持シート5fが円筒状に一体的に張設
されている。
【0024】コントローラ200は、記録材カセット7
内の記録材を、所定のタイミングで搬送系及び転写装置
5を介して感光ドラム1と対向した位置に供給し、静電
力によって記録材保持シート5f上に坦持する。そし
て、感光ドラム1上に形成されたトナー像は、転写ドラ
ム5aの回転に従って記録材保持シート5f上の記録材
に転写される。
【0025】こうして記録材への所望数の色のトナー像
の転写が終了すると、コントローラ200は、分離爪8
a,分離押し上げコロ8b及び分離帯電器5iを動作さ
せることによって、該記録材を転写ドラム5aから分離
し、熱ローラ定着器9を介してトレイ10に排紙する。
これにより、記録材上にフルカラー画像が形成される。
【0026】また、コントローラ200はトナー像の転
写後に、感光ドラム1表面の残留トナーをクリーニング
ブレードとスクイシートからなるクリーナ6で清掃し、
次の画像形成工程に備える。
【0027】又、転写ドラム5aの記録材担持シート5
f上の粉体の飛散付着、及び記録材上へのオイル付着等
を防止するために、ファーブラシ14と記録材担持シー
ト5fを介してファーブラシ14に対向するバックアッ
プブラシ15を用いて清掃を行なう。このような清掃
は、画像形成の前または後に行ない、ジャム(紙詰ま
り)発生時には随時行なう。
【0028】尚、40は操作部であり、ユーザによる指
示入力や、ユーザへの装置状態の報知等を行なう。
【0029】[画像処理ブロック]図2に、リーダ部にお
けるコントローラ100の機能ブロック構成を示し、以
下に説明する。
【0030】フルカラーセンサ34から出力されたRG
Bの画像信号は、アナログ信号処理部201に入力され
てゲインやオフセットの調整が施された後、A/D変換
部202で各色成分毎に、例えば8ビット(0〜255
レベル:256階調)のRGBデジタル信号に変換され
る。
【0031】そしてシェーディング補正部203に入力
されたRGBデジタル信号は、フルカラーセンサ34が
有する一列に並んだ個々の受光素子の感度バラツキを無
くすために、個々の受光素子に対応させてゲインを最適
化する、一般的なシェーディング補正が施される。
【0032】ラインディレイ部204は、シェーディン
グ補正部203から出力された画像信号に含まれている
空間的ズレを補正する。この空間的ズレは、フルカラー
センサ34の各ラインセンサが、副走査方向に、互いに
所定の距離を隔てて配置されていることに起因するもの
である。具体的には、B色成分信号を基準として、R及
びGの各色成分信号を副走査方向にライン遅延し、3種
類の色式分信号の位相を同期させる。
【0033】入力マスキング部205は、ラインディレ
イ部204から出力された画像信号の色空間を、次式に
示すマトリクス演算により、例えばNTSC−RGBの
標準色空間に変換する。即ち、フルカラーセンサ34か
ら出力された各色成分信号の色空間は、各色成分のフィ
ルタの分光特性で決まっているが、これをNTSC−R
GBの標準色空間に変換するものである。
【0034】
【数1】
【0035】尚、外部入力インタフェース213から
は、必要に応じて、コンピュータ等の不図示の外部装置
から、例えばCRTディスプレイ上に表示されているカ
ラー画像データが入力される。
【0036】LOG変換部206は、例えばROM等か
らなるルックアップテーブル(LUT)で構成され、入
力マスキング部205から出力されたRGB輝度信号
を、CMY濃度信号に変換する。
【0037】ライン遅延メモリ207は、黒文字判定部
(不図示)が入力マスキング部205の出力から制御信
号UCR、FILTER、SENなどを生成する期間
(ライン遅延期間)分、LOG変換部206から出力さ
れた画像信号を遅延する。尚、制御信号UCRはマスキ
ング・UCR部208を制御する制御信号であり、制御
信号FILTERは出力フィルタ210がエッジ強調を
行なうために使用する制御信号である。また、制御信号
SENは、黒文字判定部(不図示)によって黒文字と判
定された場合に、解像度を上げるために使用する制御信
号である。
【0038】マスキング・UCR部208は、ライン遅
延メモリ207から出力された画像信号から黒成分信号
Kを抽出する。また、プリンタ部における記録色材の色
濁りを補正すべく、MCYKの画像信号にマトリクス演
算を施して、リーダ部の読み取り動作毎に、M,C,
Y,K順に、例えば8ビットの面順次の色成分画像信号
を出力する。なお、マトリクス演算に使用するマトリク
ス係数は、CPU214によって設定される。
【0039】γ補正部209は、画像信号をプリンタ部
の理想的な階調特性に合わせるために、マスキング・U
CR部208から出力されたCMYK画像信号に濃度補
正を施す。出力フィルタ(空間フィルタ処理部)210
は、CPU214からの制御信号に従って、γ補正部2
09から出力された画像信号にエッジ強調またはスムー
ジング処理を施す。
【0040】LUT211は、原画像の濃度と出力画像
の濃度とを一致させるためのものであり、例えばRAM
等で構成されている。その変換テーブルは、CPU21
4によって設定される。
【0041】パルス幅変調器(PWM)212は、LU
T211から入力された画像信号のレベルに対応するパ
ルス幅のパルス信号を出力し、そのパルス信号は、上述
した様にレーザ露光光学系3において、半導体レーザを
駆動するレーザドライバ41へ入力される。
【0042】214はパターンジェネレータであり、本
実施形態における濃度補正のための所定のパッチパター
ン情報を保持し、必要に応じてPWM部212へ該情報
を出力することにより、後述するパッチ検出処理が行わ
れる。
【0043】尚、本実施形態においてはリーダ部のコン
トローラ100において、図2に示す機能を実現すると
して説明したが、これらの機能をプリンタ部のコントロ
ーラ200において実現することも可能である。即ち、
リーダ部においてフルカラーセンサ34で読取ったRG
Bの画像信号を、プリンタ部で画像形成が可能なCMY
K信号に適切に変換して、レーザドライバ41に供給で
きれば良い。
【0044】[パルス幅変調]本実施形態では、パルス幅
変調処理により階調再現を行う。以下、PWM部212
におけるパルス幅変調について、詳細に説明する。
【0045】図3はPWM回路212の詳細構成例を示
すブロック図、図4はPWM回路212における主要な
信号波形を示す図である。
【0046】がZOクロックCLKに同期して入力され
るデジタル画像信号は、D/A変換器261によりアナ
ログ画像信号VDに変換される。コンパレータ264
は、アナログ画像信号VD、及び三角波発生部262に
よりCLKに同期して生成される200dpiに対応す
る三角波Tri200を生成する。また、コンパレータ
265は、アナログ画像信号VD、及び三角波発生部2
63によりCLKに同期して生成される400dpiに
対応する三角波Tri400を生成する。コンパレータ
の出力PWM200又はPWM400は、線数切換信号
により制御されるスイッチ266を介してアンプ267
へ入力され、増幅されてレーザドライバ41へ送られ
る。
【0047】ここで、本実施形態のPWM部212にお
けるパルス幅変調の特徴を、図5及び図6を参照して説
明する。
【0048】図5は、通常のPWMにおける、デジタル
画像信号の最小レベル00hに対応した最小出力パルス
幅(最小パルス幅:P00)と、デジタル画像信号の最大
レベルFFhに対応した最大出力パルス幅(最大パルス
幅:Pff)との関係を示す図である。即ち、最小パルス
幅P00と最大パルス幅Pffとの間で、所定の階調数(2
56階調)が保証される。
【0049】また同様に、図6は、本実施形態のPWM
における、最小パルス幅P00と最大パルス幅Pffとの関
係を示す図である。本実施形態のPWM回路212にお
いては、D/A変換器261の利得を調整することによ
り、最大パルス幅Pffを、実際に出力可能な最大パルス
幅の50〜100%の範囲で可変とすることを特徴とす
る。本実施形態においては、最大パルス幅Pffを例えば
50%に狭めても、階調数(256階調)は保存される
ので、画質を損なうことはない。
【0050】尚、本実施形態において可変である最大パ
ルス幅Pffは、デジタル画像信号のFFhに対応する最
大パルス幅の50〜100%の範囲に限らず、例えば3
0〜100%等、任意の範囲を取り得る。
【0051】[コントラスト電位]次に、本実施形態にお
ける電位制御、即ち、コントラスト電位に基づいてグリ
ッド電位(一次帯電器2の電位)及び現像バイアス電位
を制御する方法について、図7を参照して説明する。図
7は、本実施形態において制御される、一般にグリッド
電位と呼ばれる一次帯電器2による1次帯電電圧(横
軸)と、表面電位センサ12によって測定される感光ド
ラム1の表面電位(縦軸)との関係を示す図である。
【0052】まず、グリッド電位を−300Vに設定し
て、レーザの発光パルス幅を画像信号の00hレベルに
対応する最小レベルで走査した時の感光ドラム1表面の
電位(ドラム電位)V00と、同じく画像信号のFFhレ
ベルに対応する最大レベルで走査した時のドラム電位V
ffを、表面電位センサ12により測定する。そして同様
に、グリッド電位を−500Vに設定した時のV00及び
Vffを測定する。次いで、これら測定結果を補間、外挿
することにより、図7に示すグリッド電位とドラム電位
との関係が得られる。
【0053】予め、感光ドラム1上に形成される画像に
カブリトナーが付着しないように予め設定されたVback
(ここでは、約100V)が設定されており、ここで、
V00に対してVbackの差を有する現像バイアスVdcを設
定する。尚、Vbackが70V以下になるとカブリ現象が
発生し、180V以上になると感光ドラム1にキャリア
が付着する現象が発生する。Vcontは、現像バイアスV
dcとVffとの差分電圧であり、実質的なコントラスト電
位である。コントラスト電位Vcontが大きいほうが、ト
ナ−の付着量が増えるため、形成画像において高濃度が
得られる。
【0054】図8に、コントラスト電位Vcontと、最大
パルス幅Pffを最大値の100%とした場合に再現され
る最大濃度との関係を示す。
【0055】本実施形態においては、まず最大濃度が
2.0となるようにVcontを300Vに設定し、次に、
Pffを出力可能な最大値の75%まで下げ、実際に出力
される最大濃度を1.5として、通常の画像形成を行な
うとする。即ち、最大パルス幅Pffの初期値を75%に
設定する。これにより、必要に応じてPffを100%ま
で高めるように制御することによって、形成画像の最大
濃度が2.0となる画像特性を得ることができる。
【0056】このように、最大パルス幅Pffを制御して
最大濃度を変更することにより、LUT211内の変換
テーブルはそのままで、濃度制御を行なうことが可能と
なる。
【0057】[パッチ検出処理]以下、本実施形態に係る
パッチ検出方法について説明する。
【0058】図9は、本実施形態において感光ドラム1
上に形成されたパッチの濃度を光量センサ13によって
測定する、パッチ検出処理を行なう構成を簡単に示す図
である。図9において、感光ドラム1上の103は静電
潜像が形成される領域(画像形成領域)であり、104
は静電潜像が形成されない領域(非画像形成領域)であ
る。非画像形成領域104上に、パターンジェネレータ
214に保持されたパッチパターン情報に基づくパッチ
が形成され、該パッチ濃度をLED101とフォトセン
サ102からなる光量センサ13によって測定する。
尚、ここで形成されるパッチは、C,M,Y,Kの各色
毎に所定の濃度値を有する複数のパターンからなる。
【0059】ここで図10に、フォトセンサ102に入
力された信号を処理する構成を示す。図10において、
フォトセンサ102に入射された感光ドラム1上に形成
されたパッチからの反射光である近赤外光は、フォトセ
ンサ102によって電気信号に変換され、A/D変換回
路301により、該電気信号は0〜5Vの出力電圧が0
〜255レベルのデジタル輝度信号に変換される。そし
て、濃度換算回路302により濃度信号に変換される。
【0060】濃度換算回路302は、変換テーブル30
2aを参照して実際の変換処理を行なうが、以下、変換
テーブル302aの特性について説明する。
【0061】まず、本実施形態において使用される各色
トナーについて、その分光特性を図11に示す。図11
の(a)〜(c)はそれぞれ、Y,M,Cの色トナーの
分光特性を示す図であり、近赤外光(960nm)に対
する反射率は80%以上得られることが分かる。上述し
たように、本実施形態ではこれらの色トナー画像形成に
おいて色純度、透過性に有利な2成分現像方式を採用し
ている。
【0062】一方、図11の(d)にKトナーの分校特
性を示す。本実施形態におけるKトナーは、他の色トナ
ーと同様に2成分現像方式により現像されるが、純粋な
黒色を再現するために、色材としてカーボンブラックを
用いている。従って図11の(d)に示すように、近赤
外光(960nm)に対する反射率は10%程度であ
る。
【0063】尚、感光ドラム1が例えばOPCドラムで
あるとすると、その表面における近赤外光(960n
m)の反射率は約40%である。もちろん、反射率が同
程度であれば、アモルファスシリコン系ドラム等であっ
てもかまわない。
【0064】図12に、感光ドラム1上の濃度を各色の
面積階調により段階的に変えていった時の、フォトセン
サ102の出力と出力画像濃度との関係を示す。本実施
形態においては、トナーが感光ドラム1に付着していな
い状態における、フォトセンサ102の出力を中間値で
ある2.5V(128レベル)に設定した。
【0065】図12からわかるように、Y,M,Cの色
トナーについては、感光ドラム1表面の面積被覆率が大
きくなって画像濃度が高くなるにしたがって、フォトセ
ンサ102の出力が感光ドラム1にトナーが付着してい
ない場合(128)よりも大きくなる。一方、Kトナー
については、感光ドラム1表面の面積被覆率が大きくな
って画像濃度が高くなるに従って、フォトセンサ102
の出力が感光ドラム1にトナーが付着していない場合
(128)よりも小さくなる。
【0066】これらの特性に基づいて、色毎のセンサ出
力信号を濃度信号に変換するようにテーブル202aを
作成することにより、光量センサ13において各色とも
高精度な濃度検出が可能となる。
【0067】[露光量制御]以下、本実施形態におけるレ
ーザ露光量制御について詳細に説明する。
【0068】本実施形態では、感光ドラム1の非画像形
成領域104上に所定濃度のパッチを形成し、該濃度の
測定結果が一定となるように、T/C比やコントラスト
電位Vcontを制御することにより、階調特性を安定させ
る。
【0069】しかしながら、上記従来例において説明し
たように、例えば装置の出力可能な最大濃度を変更する
ために最大パルス幅Pffを任意に変更してしまうと、階
調制御のためのパッチを形成する際のレーザ露光量も変
わってしまうため、該パッチに基づく階調制御を正確に
行なうことが困難となってしまう。
【0070】そこで本実施形態においては、最大パルス
幅Pffの変更は、感光ドラム1上の画像形成領域103
においてのみ有効とし、パッチが形成される非画像形成
領域104においては、変更された値に関わらず、常に
Pffを75%に保つことを特徴とする。
【0071】図13に、本実施形態における露光制御の
フローチャートを示し、以下詳細に説明する。尚、ここ
で最大パルス幅Pffは、例えばユーザにより任意に変更
されているものとする。
【0072】同図において、まずステップS51で当該
露光は非画像形成領域104にパッチを形成するための
露光であるか否かを判定する。この判定方法としては、
感光ドラム1上の走査位置によって判定しても良いし、
又は、画像信号がパターンジェネレータ214から入力
されたものであるか否かに基づいて判定しても良い。そ
して、通常の画像形成のための露光であればステップS
52に進み、PWM部212に対して変更された最大パ
ルス幅Pffを設定する。一方、パッチ形成のための露光
であればステップS53に進み、変更された値に関わら
ず、最大パルス幅Pffを規定値、即ち、最大値の75%
に設定する。
【0073】そしてステップS54において、PWM部
212は設定された最大パルス幅Pffに基づいたパルス
幅変調を行ない、感光ドラム1上に画像を形成する。
【0074】以上説明したように本実施形態によれば、
画像形成の最大パルス幅Pffを変更した場合でも、パッ
チ形成の際にはPffを変更しないことにより、パッチ形
成の際の露光量を一定に保つことができ、パッチの測定
濃度に基づく階調補正を正確に行なうことができる。
【0075】<第2実施形態>以下、本発明に係る第2
実施形態について説明する。
【0076】上述した第1実施形態においては、画像形
成の最大パルス幅Pffを変更した場合でもパッチ形成の
際にはPffを変更しないことにより、パッチ形成の際の
露光量を一定に保つ例について説明した。第2実施形態
においては、パッチ形成の際においても、通常の画像形
成の場合と同様にPffを変更するが、この時にパッチの
レーザレベルを変更することにより、露光量を一定に保
つことを特徴とする。尚、第2実施形態における装置構
成及びその制御は、第1実施形態と同様であるため、詳
細な説明は省略する。
【0077】第2実施形態においては、通常の画像形成
時に、最大パルス幅Pffを最大値の75%に設定して画
像を形成し、パッチ形成時にも同じくPffを75%に設
定する。
【0078】ここで、例えばデジタル画像信号の30h
(=48)レベルに相当するパッチを形成する場合につ
いて考える。この場合、最大濃度を上げるために、最大
パルス幅Pffを90%に変更すると、30h相当のパッ
チ形成の際にPffの変更前と同じ露光量を得るために
は、 48×75/90=40 に従って、40(=28h)レベルを出力すれば、該パッ
チが変更前と同じ露光量によって形成される。
【0079】図14に、第2実施形態におけるレーザレ
ベルと露光量との関係を示す。図14によれば、最大パ
ルス幅Pffを75%から90%に変更することによって
全レベルにおいて露光量が増加し、従ってパッチ形成の
際に、75%時のレーザレベル48と同様の露光量を9
0%時において得るためには、レーザレベルを40に低
下させれば良いことが分かる。
【0080】以上説明したように第2実施形態によれ
ば、最大パルス幅Pffを変更した場合に、パッチ出力レ
ベルに対して、最大パルス幅Pffの変更分に相当する逆
補正を施すことにより、パッチ形成の露光量を一定にす
ることが可能となる。従って、パッチの測定濃度に基づ
く階調補正を正確に行なうことができる。
【0081】<第3実施形態>以下、本発明に係る第3
実施形態について説明する。
【0082】上述した第1及び第2実施形態において
は、本発明をフルカラーデジタル複写機に適用する例に
ついて説明したが、本発明はもちろん以上の例に限定さ
れるものではなく、モノクロのデジタル複写機において
も有効である。第3実施形態においては、本発明をモノ
クロデジタル複写機に適用した例について説明する。
【0083】図15に、第3実施形態におけるモノクロ
デジタル複写機の概要構成を示す。第3実施形態のモノ
クロデジタル複写機の基本的な構成は、上述した第1実
施形態に示すカラー複写機の場合と同様であるが、モノ
クロであるため多重転写の必要性がなく、従って転写ド
ラムを備えないことを特徴とする。
【0084】図15に基づいて装置構成の概略を説明す
れば、コピー開始キー(不図示)が押下されると、CP
U1028は、原稿台ガラス1102上に載置された原
稿1101の、露光ランプ1103による露光走査を開
始する。この露光走査によって得られる原稿1101か
らの反射光像は、レンズ1104を介してCCD110
5に集光され、A/D変換器1022に入力される。
【0085】A/D変換器1022は、入射された原稿
1101からの反射光像を複数の光電変換素子により複
数の画素に分解し、各画素の濃度に応じて光電変換信号
(デジタル信号)を発生する。
【0086】CPU1028は、入力されたデジタル信
号に応じて不図示のパルス幅変調器(PWM)を駆動
し、入力された画像信号のレベルに対応するパルス幅で
パルス信号が出力される。該パルス信号は、レーザ光源
を駆動するレーザドライバ1107に入力される。
【0087】レーザドライバ1107内の半導体レーザ
から照射されたレーザ光Eは、回転多面鏡1001によ
って掃引され、ミラー1400を介して感光ドラム10
04を走査することにより、静電潜像を形成する。感光
ドラム1004上に形成された静電潜像は、モノクロ現
像器1005により反転現像され、可視画像(トナー
像)が形成される。そして、トナー像は不図示の搬送手
段により搬送された記録材1500に転写され、ローラ
1007により熱定着される。尚、1006は感光体ド
ラム1004上に形成されたパッチ濃度を検出するセン
サであり、該検出値はA/D変換器1008を介してC
PU1028へ供される。
【0088】以上の構成からなるモノクロデジタル複写
機においても、感光体ドラム1004上に形成されたパ
ッチ濃度を検出し、該パッチ濃度に基づいてT/C比や
コントラスト電位を制御することにより、階調制御を行
なっている。従って、最大パルス幅変更に伴うパッチ形
成の際の露光量制御が、上述した第1又は第2実施形態
と同様に実現される。
【0089】以上説明したように第3実施形態によれ
ば、モノクロの画像形成を行なう画像形成装置において
も、第1及び第2実施形態と同様に、画像形成の最大パ
ルス幅Pffを変更した場合でも、パッチ形成の際にはP
ffを変更しない、又はレーザレベルを制御することによ
り、Pff変更前と同様の露光量によるパッチ形成が可能
となる。従って、パッチの測定濃度に基づく階調補正を
正確に行なうことができる。
【0090】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0091】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0092】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0093】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0094】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0095】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。尚、本発明を上記
記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には先に説明し
たフローチャートに対応するプログラムコードを格納す
ることになる。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、パ
ルス幅変調による画像形成を行なう際に、最大パルス幅
を変化させた場合でも安定した階調特性を維持すること
が可能となる。
【0097】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態におけるデジタル複
写機の構成を示す図、
【図2】コントローラ100における機能構成を示すブ
ロック図、
【図3】PWM部の回路構成を示す図、
【図4】パルス幅変調における波形を示す図、
【図5】画像信号レベルとパルス幅の関係を示す図、
【図6】画像信号レベルとパルス幅の関係を示す図、
【図7】本実施形態における電位制御を示す図、
【図8】コントラスト電位と最大濃度の関係を示す図、
【図9】パッチ検出処理を行なう構成を示す図、
【図10】フォトセンサに入力された信号を処理する構
成を示すブロック図、
【図11】色トナーの分光特性を示す図、
【図12】フォトセンサ出力と画像濃度の関係を示す
図、
【図13】露光量制御を示すフローチャート、
【図14】本発明に係る第2実施形態におけるパッチレ
ベルの露光量を示す図、
【図15】本発明に係る第3実施形態が適用されるモノ
クロデジタル複写機の概要構成を示す図、である。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号をパルス幅変調してパルス幅変
    調信号を出力する変調手段と、 前記変調手段における画像信号の最大パルス幅を設定す
    る設定手段と、 前記パルス幅変調信号に基づき像坦持体上を露光、現像
    して可視画像を形成する形成手段と、 前記形成手段を用いて所定パターンを生成する生成手段
    と、 生成された所定パターンの濃度に基づいて画像形成条件
    を補正する補正手段と、 前記所定パターンが形成される場合に、前記設定手段に
    より設定された最大パルス幅に関わらず前記像坦持体上
    の露光量が一定となるように制御する制御手段と、を有
    することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記所定パターンが形
    成される場合に、前記変調手段が出力する最大パルス幅
    が一定となるように制御することを特徴とする請求項1
    記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記設定手段により前
    記最大パルス幅が変更された場合に、該最大パルス幅に
    応じて前記所定パターンの信号レベルを制御することに
    より露光量を一定とすることを特徴とする請求項1記載
    の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記像坦持体上におけ
    る露光位置に応じて、前記露光量を制御することを特徴
    とする請求項2又は3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記変調手段に入力さ
    れる画像信号に応じて、前記露光量を制御することを特
    徴とする請求項2又は3記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記画像形成手段は、 前記パルス幅変調信号に基づいて像坦持体上を露光して
    静電潜像を形成する露光手段と、 該静電潜像を所定色の記録剤で現像して可視像化する現
    像手段と、 該可視像を記録媒体に転写する転写手段と、 前記記録媒体に前記可視像を定着させる定着手段と、を
    有することを特徴とする請求項2又は3記載の画像形成
    装置。
  7. 【請求項7】 前記補正手段は、前記所定パターンの濃
    度に基づいて前記記録剤の成分比率を補正することを特
    徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記補正手段は、前記所定パターンの濃
    度に基づいて前記現像手段におけるコントラスト電位を
    補正することを特徴とする請求項6記載の画像形成装
    置。
  9. 【請求項9】 前記設定手段は、前記変調手段で出力可
    能な最大出力パルス幅に対する割合が所定範囲内となる
    ように、前記最大パルス幅を設定することを特徴とする
    請求項1記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記設定手段は、前記割合が50%〜
    100%の範囲内となるように、前記最大パルス幅を設
    定することを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記形成手段は、前記設定手段により
    設定された前記最大パルス幅に関わらず、所定数の階調
    レベルにより可視画像を形成することを特徴とする請求
    項1記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記形成手段は、カラー画像を形成す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記形成手段は、モノクロ画像を形成
    することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 画像信号をパルス幅変調してパルス幅
    変調信号を出力する変調手段と、 前記変調手段における画像信号の最大パルス幅を設定す
    る設定手段と、 前記パルス幅変調信号に基づき像坦持体上を露光、現像
    して可視画像を形成する形成手段と、 前記形成手段を用いて所定パターンを生成する生成手段
    と、 生成された所定パターンの濃度に基づいて画像形成条件
    を補正する補正手段と、 前記所定パターンが形成されるか否かに応じて、前記最
    大パルス幅を制御する制御手段と、を有することを特徴
    とする画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記制御手段は、前記所定パターンが
    形成される場合には前記最大パルス幅を変更せず、その
    他の画像が形成される場合には前記最大パルス幅を前記
    設定手段により設定された値に変更することを特徴とす
    る請求項14記載の画像形成装置。
  16. 【請求項16】 パルス幅変調された画像信号に基づき
    像坦持体上を露光、現像して可視画像を形成する形成手
    段と、前記画像信号の最大パルス幅を設定する設定手段
    と、を備えた画像形成装置における制御方法であって、 前記設定手段により設定された最大パルス幅に関わらず
    前記像坦持体上の露光量が一定となるように制御して、
    前記形成手段を用いて所定パターンを生成する生成工程
    と、 生成された所定パターンの濃度に基づいて画像形成条件
    を補正する補正工程と、を有することを特徴とする画像
    形成装置の制御方法。
  17. 【請求項17】 パルス幅変調された画像信号に基づき
    像坦持体上を露光、現像して可視画像を形成する形成手
    段を備えた画像形成装置における制御プログラムコード
    が記録された記録媒体であって、 該プログラムコードは、 前記設定手段により設定された最大パルス幅に関わらず
    前記像坦持体上の露光量が一定となるように制御して、
    前記形成手段を用いて所定パターンを生成する生成工程
    のコードと、 生成された所定パターンの濃度に基づいて画像形成条件
    を補正する補正工程のコードと、を含むことを特徴とす
    る記録媒体。
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