JP2018126914A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 多重露光方式において、ビーム毎のバラつき補正のため 異なる倍率で変倍処理する。 変倍処理の過程で画質劣化を防ぐため乱数などの不規則パラメータを加算することがある。
しかしながら、これは位置ずれ要因になり、異なる倍率であることに加えて、多重露光するライン間の画像データの不一致の要因になる。 変倍処理の不一致分が多いほど多重露光の非多重の面積が多くなり、電子写真的には不安定になる。 不安定部分の増加は、画質的にはガサツキなどの劣化に繋がる。 本発明は、こうした問題を解決することを目的とするものである。
【解決手段】 ライン毎に決定される乱数などのパラメータについて、多重されるラインどおしに関連を持たせることで 画像データの不一致の量を減らして安定度を上げることで安定したガサツキのない画質を提供する。
【選択図】 図5

Description

ディジタル複写機など電子写真システムにおいて、感光体上に多重露光して画像形成するシステムに関する。
電子写真システムにおいて、高解像度化、高速化方向の進化に伴い、潜像形成のための露光デバイスの多ビーム化が要求される。 一方で、多ビーム化のために一回の走査幅が広くなり、ビームの位置、強度に対するバラつきが、走査幅に応じた周期になって視覚的に目立ちやすくなることがある。 ビーム毎のバラつきによる問題を解決する方式として 走査と直交する副走査方向に 走査幅の何分の1かずらしながら 異なるビームで重ねて露光する多重露光方式が考案されている。
また、画像の階調性と温度、湿度などに対する環境安定性を両立するための技術として 階調データをパルス幅に変調するPWM(Pulse Width Modulation)方式が多く採用される。また、多値の入力画像を安定して電子写真システムで出力するため、高解像度2値に変換して変倍する方式が考案されている(特開2008-149471)。
図9に沿って説明する。原稿の読み取りやコンピュータから送信された画像データを直交する主走査方向、副走査方向で処理をする(図中a)。主走査方向に並ぶ1ラインの画素を副走査方向に順に取り出して、ライン単位で処理をする(図中a〜b)。1ライン中の画素を先頭から取り出して、主走査方向に所定の数に分割する。分割されたデータは元の画素値(図中では2、3、1、0、...)に応じて黒の位置、割合を所定のテーブルに従って決定してPWMデータに変換する(図中b〜c)。分割された画素を以下、画素片と呼ぶ。 次に画素片に対して一定間隔ごとに画素片のコピー、または削除をする(図中c〜d)。 この場合、倍率Mは以下の式で表される。
一定間隔での処理に端数があるため、近似式で表している。
特開2008-149471号公報
ビーム毎のバラつきの補正としては、露光素子自体の特性バラつきによる発光強度、光学系の光路の違いによる照射位置、及び倍率が挙げられる。例えば、図12に示すように、BD検知位置から同じ期間 照射しても、照射される位置と距離が異なる。
多重露光するラインであっても、異なるビームで照射するため、ビーム毎のバラつきを補正する分だけ 異なる倍率で変倍処理が実施される。変倍処理は、電子写真の安定化のために多階調を2値などの少ない階調に変換するため、量子化による画質劣化が生じないように乱数などの不規則パラメータなどを導入して、量子化誤差が2次元画像の特定の方向に低周波が生じないように処理する。
しかしながら、多重露光するライン間の不一致となる純粋なノイズ成分として、量子化誤差を視覚的に目立たなくする不規則パラメータの分が加わる。変倍処理の不一致分が多いほど多重露光の非多重の面積が多くなり、電子写真的には不安定になる。不安定部分の増加は、画質的にはガサツキなどの劣化に繋がる。
不一致部分について、画像パターンで説明する。図15は(a)〜(d)の4ラインの画像を示し、縦の白黒の縞の画像を入力したとする。 多重露光される1つ目の画像は図19に示すように変倍され、異なる倍率で補正され多重されるもう1つの画像は図16に示すように変倍されたとする。図16と図19について重ね合わせて不一致の部分をグレーで示したのが図18である。特に、点線で囲った部分で不一致の面積が多い。
本発明は、こうした多重露光間の不一致によって電子写真的な不安定箇所が発生するのを抑えることを目的とするものである。
本発明によれば、感光体の同一箇所に複数回 画像信号を露光して画像を形成する多重露光による画像形成装置であって、画像信号を多重化する第1の画像処理(110)と、多重化された後に画像を処理する第2の画像処理(103)と、第2の画像処理は 画像をライン単位で処理すると共に、ライン毎のパラメータを決定(4−2)して、ライン・パラメータの決定において多重に露光されるラインどおしのパラメータに関連付けを持たせる(4−12、4−13)。
また、ライン毎のパラメータはライン方向の位置に関するパラメータとする。また、第2の画像処理は画像を拡大、または縮小、または 両方が可能な変倍処理(103)とする。 また、ライン・パラメータの決定において、ライン毎のパラメータどおしを 不規則になるよう決定する(4−2、図13)。また、ライン・パラメータの決定において、多重に露光されるラインどおしのパラメータの差を所定の範囲内に制限する(4−12、4−13)よう制御することで、異なる変倍処理などによる多重露光が行われても、ガサツキのない安定したシステムを実現する。
本発明によれば、多重露光する各ビーム毎に異なる画像処理であっても、重なりが多くなるよう画像処理で制御するために安定した潜像を形成して、ガサツキのない安定したシステムを提供できる。
本発明の一実施の形態に係る画像形成装置の構成を示す断面図である。 図1に示す露光部の構成を示す図である。 実施例のブロック構成を示す図である。 多重露光の重なり方を示す図 実施例の変倍処理部のライン処理2のフローを示す図である。 実施例の変倍処理部のページ処理のフローを示す図である。 実施例の変倍処理部のライン処理のフローを示す図である。 実施例の変倍処理部のライン処理1のフローを示す図である。 背景技術のうち、PWMと変倍を説明する図 実施例の変倍処理部のライン処理3のフローを示す図である。 実施例のPWM変換のテーブルである。 ビーム毎の照射範囲の違いを示す図 実施例の乱数発生器のブロック図 異なる倍率で乱数を揃えて変倍した画像パターンどおしの比較結果の画像(図17と図19の比較) 入力の画像パターン 異なる倍率で変倍した画像パターン 異なる倍率で乱数を揃えて変倍した画像パターン 異なる倍率で変倍した画像パターンどおしの比較結果の画像(図16と図19の比較) 変倍した画像パターン 変倍の過程を示す図(図19に対応) 変倍の過程を示す図(図16に対応) 変倍の過程を示す図(図17に対応)
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係る画像形成装置の構成を示す断面図である。図1において、原稿給紙装置301の上に積載された原稿は、1枚ずつ順次原稿台ガラス302面上に搬送される。原稿が搬送されると、スキャナユニット304内のランプ303が点灯して原稿を照射するとともに、スキャナユニット304が副走査方向に移動する。
原稿からの反射光は、ミラー305,306,307を介してレンズ308を通過し、イメージセンサ部309に入力されて画像信号に変換される。イメージセンサ部309で得られた画像信号は、一旦、図示しない画像メモリに記憶され、再び読み出されて露光部310に入力される。
露光部310は、入力された画像信号に応じたレーザ光を発生し、このレーザ光を感光体311上に照射する。これによって感光体311上に潜像が作られ、この潜像が、現像器313によって現像されて感光体311上にトナー像が作られる。こうした潜像やトナー像の作成タイミングと同期して、転写部材積載部314または315から転写部材が搬送され、転写部316において、感光体311上のトナー像が転写部材上に転写される。転写部材上に転写されたトナー像は、定着部317にて転写部材に定着され、その後、この転写部材が排紙部318より装置外部に排出される。
転写後の感光体311の表面はクリーナ325によって清掃され、補助帯電器326において除電されて良好な帯電を得られるようにされる。その後、感光体311上の残留電荷が前露光ランプ327で消去され、そして、感光体311の表面が1次帯電器328で帯電される。こうした工程を繰り返すことで、複数枚の転写部材に対する画像形成が行われる。
図2は、図1に示す露光部310の構成を示す図である。図2において、401はレーザ制御部であり、400は半導体レーザチップである。半導体レーザチップ400の内部には、レーザ光を発生するレーザダイオードと、発生されたレーザ光の一部を検出するPDセンサとが設けられる。このレーザダイオードでは、PDセンサからの検出信号を用いて、発生するレーザ光の強度を一定に保持するAPC(Auto Power Control)制御が行われる。
半導体レーザチップ400から発生されたレーザビームは、コリメータレンズ405及び絞り402によって、所定のビーム径を持ったほぼ平行な光にされ、回転多面鏡403に入射される。回転多面鏡403は、矢印403aの方向に等角速度の回転を行っており、この回転に伴って、入射したレーザビームが連続的に角度を変える偏向ビームとなって反射される。偏向ビームとなった光は、f−θレンズ404により集光作用を受ける。同時に、f−θレンズ404は、走査の時間的な直線性を保証するような歪曲収差の補正を行う。
これによって、偏向光ビームは、感光体311上に矢印311aの方向に等速で走査される。なお、ここで使用するf−θレンズ404は、汎用の比較的精度が低く、安価なものでよい。306は、回転多面鏡403からの反射光を検出するビームディテクトセンサ(以下「BDセンサ」という)であり、BDセンサ306からの検出信号は、回転多面鏡403の回転と感光体311上への主走査方向の潜像形成との同期をとるための同期信号として用いられる。
なお、上記の画像形成装置ではレーザ制御部401や感光体311を各1つ備える構成となっているが、本発明は、複数のレーザ制御部や感光体を備える構成の画像形成装置に対しても適用されるものである。
図3は、レーザ制御部401へ駆動信号を供給するディジタル回路のブロック構成を示す図である。図3において、読み取り画像処理部101はイメージセンサ部309の出力信号をランプ303の照射ムラやイメージセンサ部309自体の感度ムラなどを補正して出力する。コントローラ102は画像データを圧縮して メモリ105に格納する。さらに、コントローラ102はプリント枚数に応じて メモリ105に格納された画像データを読み出し、解凍して出力する。
レーザー制御部110は1ライン単位で入力して、ラインメモリ119へライト、及びリードを制御して、8ライン単位で出力する。 各出力1〜8に対して、n〜n+7番目のラインを出力すると、次は n+4〜n+11番目のラインを出力して多重露光になるよう制御する。 従って、ある走査とその次の走査は 図4の実線と点線のように4ビームずつ重なる。
レーザー制御部110の出力1〜8をブロック111〜118の変倍処理部103が それぞれ受ける。
各ブロックの変倍処理部103は 入力した画像信号を PWM変換してから変倍処理を実施する。 本実施例では、コントローラからの画像信号は2bitで0〜3の範囲の値を取り、PWM変換後は8bitでレーザーのON/OFFパターンを表すビット・パターン・データに変換する。 図11にPWMの変換テーブルを示す。 PWMに変換されて分割された単位を以下で画素片と呼ぶ。 画素片をビット・パターン・データの各1bitで表し、変倍処理は画素片の単位で実施する。
クロック発生器106の出力クロックは 各モジュールの動作クロックとして供給され、PLL 107はさらに8逓倍して、パラレル/シリアル変換104にシリアル化のクロックとして供給する。
パラレル/シリアル変換104は、変倍処理部103の出力信号をクロック比の8:1でシリアル信号に変換して、レーザー制御部401に供給する。 入力クロックに同期して 入力データを受け取り、PLL 107から受けた高速クロックを出力クロックとして、MSBから順に1bitずつ出力する。
図6は各ブロック111〜118の変倍処理部103の画像処理フローを示す。 ページ処理が開始すると(1−1)、変倍処理に用いる乱数を初期化する(1−2)。 ライン毎の画像処理をしては(1−3)、次のラインの選択をして(1−4)、ページの終了まで繰り返し(1−5)、ページ処理を完了する。
図7は図6の画像処理フローのライン処理(1−3)の詳細のフローを示す。 ライン処理を開始すると(2−1)、ライン処理1(2−2)、ライン処理2(2−3)、ライン処理3(2−4)の順に実施して、1つのラインに対するライン処理を終了する。
図8は、図7の画像処理フローのライン処理1(2−2)の詳細のフローを示す。 ライン処理1を開始すると(3−1)、ライン先頭の画素を選択する(3−2)。 選択画素に対して、図11の変換テーブルに従い 画素の分割と共に PWM変換する(3−3)。 次の画素を選択して(3−4)、ラインの全ての画素の処理終了まで繰り返し(3−5)、ライン処理1を終了する(3−6)
図5は、図7の画像処理フローのライン処理2(2−3)の詳細のフローを示す。 ただし、図3のブロック115〜118は(a)のフローで、図3のブロック111〜114は(b)のフローで動作し、フローの一部が異なる。ブロック115〜118のフロー(a)において、ライン処理2を開始すると(4−1)、ライン毎の乱数を生成して レジスタRに格納する(4−2)。
次にブロック115は111に、116は112に、117は113に、118は114に受け渡すため それぞれ、レジスタR0、R1、R2、R3に格納する(4−12)。レジスタR、R0、R1、R2、R3は8bitで、LSBの単位は

と定義する。 生成多項式
によって2値の乱数rを生成するため、図13に示すシフト・レジスタとExor(排他的論理和)で構成されるハードウェアを乱数生成毎にクロックを駆動する。 このシフトレジスタは115〜118で共通のものが使用されるため、互いに乱数の関係が保証される。
生成した乱数rにより、
として擬似的な8bitの乱数を生成して、位相レジスタPに格納する。
一方、ブロック111〜114のフロー(b)において、ライン処理2を開始すると(4−1)、ブロック111〜114はそれぞれ、R0、R1、R2、R3からRにロードする。
以降は、ブロック111〜118のブロックのフローは共通で、以下に説明する。
ラインの先頭の画素片を選択して(4−3)、位相演算する(4−4)。 各ブロック毎にライン毎の変倍率に対応して与えられる変倍の倍率M(等倍を1とする)とした時、
で、M<1の時は2の補数で定義される。 位相レジスタPは10bitでLSBの単位は
と定義する。 位相レジスタPは
により求める。 位相レジスタPの示す値が1以上か P[9:8]で判定し(4−5)、1以上ならば(P[9:8]=1)、P[9:8]=0を実施して、注目する画素片と同じ値の画素片を出力に挿入して(4−7)、次のステップ(4−9)に進む。
位相レジスタPの示す値が1未満ならば、負の値かをP[9]で判定し(4−6)、負の値(P[9]=1)ならば、P[9:8]=0を実施して、注目する画素片を出力から削除して(4−8)、次のステップ(4−9)に進む。
位相レジスタPの示す値が0か正の値ならば、次の画素片を選択して、(4−9)、1ラインの全ての画素片の処理が終了を判定(4−10)した場合、ライン処理2を終了する(4−11)。終了していなければ、ステップ(4−4)に戻って処理を繰り返す。
図10は、図7の画像処理フローのライン処理1(2−4)の詳細のフローを示す。ライン処理3を開始して(5−1)、書き出し位置までウェイトする(5−2)。ライン先頭の画素片を選択する(5−3)。
各ブロック111〜118のパラレル/シリアル変換104のパラレルのビット幅Portとして、画素片を格納するバッファbuf[Port−1:0]をクリアして、画素片単位のオフセット量ofsでポインタiを初期化する(5−4)。 ライン処理2で処理した画素片の値を buf[i]に格納して、ポインタiをインクリメントして(5−5)、次の画素片を選択する(5−6)。 ポインタi<Port ならば、ステップ5−5に戻って繰り返し処理をする。
ポインタi<Port でない、即ち bufに格納された画素片数がパラレルのビット幅Portと等しくなったら、ポインタiを0にリセットして(5−8)、クロックの立ち上がりを待って(5−9)、bufのデータを出力して(5−10)、次の画素片を選択する(5−11)。 全ての画素片の処理の終了を判定して(5−12)、終了していなければ、ステップ(5−5)に戻って、繰り返し処理を続行する。 終了を判定すれば、ライン処理3を終了する(5−13)。
以下、本実施例における画像入力パターンに対する挙動を説明する。図15は(a)〜(d)の4ラインの画像を示し、縦の白黒の縞の画像を入力したとする。本実施例において、入力画像から2つの画像を生成して多重露光する。 説明の簡単化のため、1つ目の画像は 1〜4のビームで照射されて 倍率は全て 4/3倍、2つ目の画像は 5〜8のビームで照射されて 倍率は全て 8/7倍とする。
1つ目の画像を変倍により生成する過程を 図20に示す。 各(a)〜(d)のラインについて、上段が元の画像、下段が変倍後の画像を示し、図5(b)のフローによって変倍される。 上段の元画像の先頭の隙間がステップ(4−13)で与えられる乱数の量に対応し、ライン毎に異なる乱数が割り振られている。 変倍された各下段のラインを集めて画像にしたものが図19である。
2つ目の画像を変倍により生成する過程を 図22に示す。 図の表記は図20と同様である。 また、図5(a)のフローによって変倍される。 上段の元画像の先頭の隙間がステップ(4−2)で与えられる乱数の量に対応し、ライン毎に異なる乱数が割り振られている。 変倍された各下段のラインを集めて画像にしたものが図17である。多重露光される2つの画像 図17と図19の異なる部分をグレーにした画像を図14に示す。
本発明において、ステップ(4−12)から(4−13)を通じて多重露光によって重なり合うラインどおしは乱数を受け渡して共通にするため、異なる倍率で画像処理したにも拘わらず一致する画像が生成されている。
比較のため、従来例に相当するように、乱数に関連性を持たせずに2つ目の画像を生成する。 従来方式に従い 2つ目の画像を生成する過程を 図21に示す。 図の表記は図20と同様である。 元画像の先頭に、図20の(a)〜(d)とは異なる乱数(=上段の元画像の先頭の隙間の量)を割り振っている。 変倍された各下段のラインを集めて画像にしたものが図16である。
従来方式によって、多重露光される2つの画像 図16と図19の異なる部分をグレーにした画像を図18に示す。 点線で囲った部分が図14の差異画像と比べると、より誤差が生じている。
すなわち、本発明により、図18の点線に示すような電子写真的に不安定部分が図14では抑えられていて安定画質のための効果が発揮されていることが確認できる。
以上 実施例で示したように、多重露光する各ビーム毎に異なる変倍倍率で重ね合わせても、重なりが多くなるよう画像処理で制御するために安定した潜像を形成して、ガサツキのない 安定したシステムを提供するものである。
101 読み取り画像処理部
102 コントローラ
103 変倍処理部
104 パラレル/シリアル変換
105 メモリ
106 クロック発生器
107 PLL
108 DLL
109 反転バッファ
110 セレクタ
310 露光制御部
311 感光体
400 半導体レーザチップ(光源)
401 レーザ制御部
403 回転多面鏡
404 f−θレンズ

Claims (5)

  1. 感光体の同一箇所に複数回 画像信号を露光して画像を形成する多重露光による画像形成装置であって、
    画像信号を多重露光用に変換する第1の画像処理(110)と、
    多重露光用に変換された後の画像に処理をする第2の画像処理(103)と、
    第2の画像処理は 画像をライン単位で処理すると共に、ライン毎のパラメータを決定(4−2)して、
    ライン・パラメータの決定において、多重に露光されるラインどおしのパラメータに関連付けを持たせる(4−12、4−13)ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、ライン毎のパラメータはライン方向の位置に関するパラメータであることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像形成装置において、第2の画像処理は画像を拡大、または縮小、または 両方が可能な 変倍処理(103)であることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置において、ライン・パラメータの決定において、ライン毎のパラメータどおしを 不規則になるよう決定する(4−2、図13)ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置において、ライン・パラメータの決定において、多重に露光されるラインどおしのパラメータの差を所定の範囲内に制限する(4−12、4−13)よう制御することを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7501191B2 (ja) 2020-07-21 2024-06-18 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 光走査装置及び画像形成装置

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