JP4263947B2 - 光書込装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光書込装置に関し、詳細には、複数のレーザ光源のうち複数のレーザ光源をレーザ書込開始位置検知用に点灯させて、正確にレーザ書込開始位置の検知を行う光書込装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特開2001−293903号公報
デジタル複写装置、デジタルプリンタ及びデジタルファクシミリ装置等の画像形成装置にあっては、高品質の画像を高速に記録することができることから、半導体レーザ等のレーザ光源から出射されたレーザ光を利用して画像形成する電子写真方式の画像形成装置が普及している。
【0003】
このような画像形成装置は、さらなる高速化、画像の高品質化の要求に応えるために、ポリゴンモータの回転数の制約等により、従来からレーザをマルチビーム化して高速化することが行われている。また近年、画像形成される感光体においては、高画質を得るために高感度感光体が用いられるようになり、製造技術、物性技術の高度化が高感度化を可能としている。そして、高感度感光体を使用するデジタル複写装置においては、感光体の高感度化に比例して必要露光光量も低下している。
【0004】
一方、電子写真方式の画像形成装置においては、潜像形成体である感光体への画像の書込開始位置、すなわち、感光体へのレーザビームの照射開始位置を同期検知信号に基づいて行っており、画像の高精細化を実現させるためには、潜像形成体である感光体への画像の書込開始位置を決定する同期信号を作成する部分が非常に重要となる。
【0005】
そして、従来、複数のレーザを用いて画像形成する場合にも、図6に示すように、特定のレーザ、例えば、チャネルch1のレーザのみを同期信号確保用に点灯させて、当該レーザの発光するレーザ光を同期検知器で検出し、同期検知器の出力する同期検知信号に基づいてレーザの発光タイミングを制御している。
【0006】
この同期検知信号の検出タイミングに乱れが生じると、記録紙に出力される画像の書出位置が各ライン毎に乱れ、縦線揺らぎという画像品質に対して重要な不具合が発生する。
【0007】
そして、従来、同期検知信号の検知を、複数のLD(Laser Diode )を用いた画像形成装置においても、1つのフォトセンサを用いた同期検知器で行っている(特許文献1参照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、高感度感光体を使用するデジタル複写装置においては、感光体の高感度化に比例して必要露光光量も低下しているが、必要露光光量が低下した場合、レーザ発光によって得られる同期検知信号を得る同期検知器もそれにあわせ高感度化する必要がある。
【0009】
ところが、同期検知器の高感度化は、一般的に、内部のフォトセンサから得られるアナログ信号部の増幅率を上げることで対応しているが、増幅率を上げた場合、ノイズによる誤動作の影響が無視できなくなり、増幅率の上昇にも限界が存在する。このように増幅率をレーザ光量低下に比例して上げることができないと、同期検知器がレーザ光入射に反応できなくなり、同期検知信号の異常が発生して、異常画像、ひいては、機械動作の停止を引き起こすこととなり、改良の必要があった。
【0010】
そこで、本発明は、同期検知手段に入射されるレーザ光量が同期検知手段に対し、十分必要な光量でない場合には、更に、他のレーザを同時に点灯し、同期検知手段への入射光量を増加させて、同期検知器の安定動作させる光書込装置を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明の光書込装置は、回転駆動される感光体に、複数のレーザ光源を同時起動させて画像データで変調したレーザ光を出射させて同時に複数ラインの光書き込みを行うとともに、前記レーザ光源から出射されたレーザ光を同期検知手段で検出し、当該検出結果に基づいて前記感光体への前記レーザ光書込開始位置を決定する光書込装置において、前記複数のレーザ光源の発光目標光量として設定されている値に基づいて、前記同期検知手段が適切な同期検知信号を出力するために必要な光量を得られるレーザ光源の数を判別する判別手段と、該判別手段により判別された数の前記レーザ光源を同時に発光させて前記同期検知手段に検知させることにより同期検知処理を行う処理手段と、を備えたことにより、上記目的を達成している。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
【0021】
図1〜図5は、本発明の光書込装置の一実施の形態を示す図であり、図1は、本発明の光書込装置の一実施の形態を適用したデジタル複写装置1の要部ブロック構成図である。
【0022】
図1において、デジタル複写装置1は、スキャナ部2、書込ユニット3、CPU(Central Processing Unit )4、ROM(Read Only Memory)5、RAM(Random Access Memory)6、画像メモリ7及び操作部8等を備えており、上記主要各部は、バス9で接続されていて、このバス9とスキャナ部2とのインターフェースを行うI/F10等を備えている。
【0023】
ROM5は、デジタル複写装置1としての基本プログラム及び同期検知制御処理プログラム等の各種プログラムを格納しているとともに、これらの各種処理プログラムを実行するのに必要な各種データを予め格納している。
【0024】
CPU4は、ROM5内のプログラムに基づいて、RAM6をワークメモリとして利用しつつデジタル複写装置1の各部を制御し、デジタル複写装置1としての基本シーケンスを実行するとともに、同期検知制御処理を実行する。
【0025】
画像メモリ7は、大容量のRAMあるいはハードディスク等で構成され、CPU4の制御下で、スキャナ部2の読み取った画像データあるいは図示しない外部装置、例えば、パーソナルコンピュータ等から送られてきたデータ(画像データ)を一時記憶し、また、必要に応じて読み出される。
【0026】
操作部(選択手段)8は、スタートキーやファンクションキー等の各種操作キーを備えるとともに、ディスプレイ(例えば、液晶ディスプレイ)を備え、操作キーからは、デジタル複写装置1を操作するのに必要な各種命令が入力され、ディスプレイには、操作キーから入力された命令内容やデジタル複写装置1からオペレータに通知する各種情報が表示される。特に、操作部8からは、同期検知用に点灯させるLD(Laser Diode )の数や同時に点灯させるLD等の同期点灯条件の設定が行われる。
【0027】
スキャナ部2は、図示しないが、原稿に読取光を照射する読取ランプ、原稿で反射された反射光を光電変換してアナログの画像データを出力するCCD(Charge Coupled Device )等の光電変換素子、原稿で反射された反射光を光電変換素子に入射させる読取光学系等を備えているとともに、VPU(Visual Processing Unit)11とIPU(Image Processing Unit)12等を備えており、VPU11に、光電変換素子の変換したアナログの画像データが入力される。
【0028】
VPU11は、光電変換素子から入力される原稿のアナログの画像データをA/D(アナログ/デジタル)変換して、黒オフセット補正、シェーディング補正及び画素位置補正を行った後、IPU3に出力する。
【0029】
IPU12は、VPU11から入力される画像データに、所定の画像処理、例えば、2値画像においては、解像度変換及びサイズ変換等の画像処理を行って、I/F10及びバス9を介して画像メモリ7に画像処理後の画情報を転送する。
【0030】
書込ユニット(光書込装置)3は、書込ユニット3の制御を行う書込制御ASIC21、LD制御部22及びLDアレイユニット23等を備えており、さらに、詳細には、図2に示すように、偏向器24、fθレンズ25、感光体ドラム26、光受光器27等を備えている。そして、書込制御ASIC21は、GAVD(Gate Array Video Device )を含み、LD制御部22は、LD駆動部28とAPC制御部29を有している。また、LDアレイユニット23は、発光部30と受光部31を備えており、発光部30は、複数、本実施の形態では、レーザ光源として4つのLD(Laser Diode )を備え、各LDは、それぞれLD駆動部28により駆動されて、点灯、消灯する。受光部31は、発光部30のLDから後方に出射されるレーザビームが入射され、当該入射されるレーザビームの光強度を検出して、当該光強度に対応する受光信号をLD制御部22のAPC制御部29に出力する。
【0031】
書込ユニット3は、LDアレイユニット23の発光部30から前方に出射されたレーザビームを、図示しないコリメータレンズによりコリメートして、回転多面鏡からなる偏向器24で偏向し、fθレンズ25により感光体ドラム26の帯電器で一様に帯電された表面に結像させて、その結像スポットを偏向器24の回転で感光体ドラム26の軸方向に反復して移動すると同時に感光体ドラム(感光体)26が回転することで、感光体ドラム26上に静電潜像を形成する。
【0032】
光検出器(同期検知手段)27は、感光体ドラム26の情報書込領域外に設けられ、偏向器24で偏向されたレーザビームを検出して、同期検知信号を書込制御ASIC21に出力する。書込制御ASIC21は、情報信号をLD制御部22内のLD駆動部28に印可するが、そのタイミングを光検出器27からの同期信号により制御する。
【0033】
そして、この光検出器27には、LDアレイユニット23の複数(4個)のLDのうち、発光しているLDからのレーザビームが入射され、光検出器27は、当該レーザビームを検出して、同期検知信号を書込制御ASIC21に出力する。
【0034】
LD駆動部28は、書込制御ASIC21のGAVDからの情報信号により、LDアレイユニット23の発光部30を駆動させて感光体ドラム26上に静電潜像を形成させる。
【0035】
書込ユニット3は、感光体ドラム26上に形成された静電潜像を現像器で現像して転写器で、転写紙等の用紙に転写して、画像形成する。
【0036】
また、書込ユニット3は、LDアレイユニット23内の発光部30から後方に出射されるレーザビームを、PD(フォトダイオード)等の受光部31に入射して、受光部31でその光強度を検出し、光強度に対応する受光信号をAPC制御部29に出力する。
【0037】
APC制御部29は、受光部31からの受光信号に応じてLD駆動部28を制御して、LDアレイユニット23の発光部30の個々の発光素子(LD)の出力光量を一定に制御(APC制御)する。具体的には、LDアレイユニット23の各LDの駆動電源を、それぞれの受光信号により各LDの出力光量が一定になるように調整して保持する。
【0038】
そして、各LDの発光目標光量は、図示しないDAC(デジタル/アナログ・コンバータ)から、その発光目標光量を示す基準値(アナログ信号)としてAPC制御部29に入力され、APC制御部29が、その基準値を参照して、出力光量(発光光量)の制御を行う。
【0039】
さらに、書込制御ASIC21は、図3に示すようにブロック構成されており、メモリ制御部41、画像処理部42、パターン生成部43、4本のFIFO44、γ変換部45及び点灯制御部46等を備えており、書込ユニット3は、さらに、ゲート制御部47、CPUI/F部48及びレジスタ格納部49等を備えている。
【0040】
メモリ制御部41は、IPU12から画像データが入力され、この画像データに速度変換処理及びフォーマット変換処理を行って、画像処理部42に出力する。画像処理部42は、メモリ制御部41からの画像データに画像処理を施してパターン生成部43に出力し、パターン生成部43は、画像処理部42からの画像データに各種作像パターンを付与してFIFO44に出力する。FIFO44は、パターン生成部43からの画像データをビーム間の主走査位置に合わせて感光体ドラム26上での位置合せを行って、γ変換部45に出力し、γ変換部45は、FIFO44から読み出された画像データをドラム特性に合わせてduty変換を行って、点灯制御部46に出力する。
【0041】
点灯制御部46は、γ変換部45からの画像データに対して、APC制御を行うためのデータ付加、特に、同期信号確保用の強制点灯データを付加して、LD制御部22に出力する。
【0042】
ゲート制御部47は、各モジュールの動作タイミングを同期信号に従って決定し、レジスタ格納部49は、各制御部の動作モードを決定する。そして、CPUI/F部48は、このレジスタ格納部39とCPU4とのI/Fをつかさどる。
【0043】
次に、本実施の形態の作用を説明する。本実施の形態のデジタル複写装置1は、LDアレイユニット23の複数(4個)のLDのうち、発光しているLDからのレーザビームを光検出器27が検出した同期検知信号に基づいて同期を取って、LD制御部22が点灯制御部46からの強制点灯データの付加された画像データに基づいてLDアレイユニット23のLDを駆動させて画像形成するとともに、この光検出器27の検出するレーザビームを同時に複数のLDを点灯させて同期検知信号を出力する。
【0044】
すなわち、デジタル複写装置1は、高速化、画像の高画質化に対応して感光体ドラム24も高感度化して、必要露光光量も低下しており、LDアレイユニット23のLDの露光光量も低下している。そして、デジタル複写装置1は、複数、本実施の形態では、LDアレイユニット23に4個のLDを備えていて、高速化に対応している。
【0045】
ところが、高感度化した感光体ドラム24に対して、必要露光光量が低下しており、光検出器27でノイズによる誤動作の影響を防止しつつ、適切な同期検知信号を出力する必要があり、本実施の形態のデジタル複写装置1は、同期検知信号の増幅率を上げるのではなく、同期検知用に複数のLDを点灯させて、光検出器27に入射する光量を上げて、正確な同期検知信号を確保している。
【0046】
すなわち、デジタル複写装置1は、例えば、図4に示すように、LDアレイユニット23の4つのチャネルch1〜ch4のLDうち、予め設定されているLD、例えば、チャネルch1のLDを発光させて、当該チャネルch1のLDの発光するレーザビームを光検出器27で受光して、同期制御を行うが、1つのLDの発光光量だけでは、正確な同期信号を出力するのに不十分であると、予め設定されている他のチャネルch2〜ch4のLDも発光させて同期信号を生成させる。
【0047】
この発光光量が不十分であるか否かは、CPU4が判別する。すなわち、LDアレイユニット23の各LDの発光目標光量は、上述のように、図示しないDACに予め設定されるデータ(アナログデータ)で決定され、CPU4は、このDACへのデータの設定を行っている。したがって、CPU4は、LDアレイユニット23の各LDの発光光量を認識しており、この発光光量に基づいて、同期信号を得るために1つのLDの発光光量で充分であるか、複数のLDの発光光量を必要とするか、さらに、複数のLDの発光光量を必要とする場合、何個のLDの発光光量を必要とするかを判別する。また、CPU4は、LDの発光光量がチャネルch1〜ch4間で異なる場合には、適切な同期信号を確保するために、最も光量条件のよいチャネルch1〜ch4のLDを選択する。
【0048】
例えば、図4において、チャネルch1のLDのみの発光光量で適切な同期信号を得るのに不十分なときには、CPU4は、例えば、チャネルch3のLDも同時に発光させて、光検出器27に入射させて、光検出器27に入射する光量を上げて、正確な同期検知信号を確保する。
【0049】
また、図5に示すように、チャネルch2のLDのみの発光光量で適切な同期信号を得るのに不十分なときには、CPU4は、例えば、チャネルch3のLDも同時に発光させて、光検出器27に入射させ、光検出器27に入射する光量を上げて、正確な同期検知信号を確保する。
【0050】
そして、デジタル複写装置1は、操作部8での操作で、同期信号を確保するための各種条件の設定を行うことができる。
【0051】
例えば、操作部8のキー操作で、デジタル複写装置1のモードを同期設定モードに設定し、当該モードで、同期信号検出のために条件設定を行う。この同期設定モードでは、例えば、点灯させるLDの数(1個のみLDを点灯させるか、2個、または、それ以上のLDを点灯させるか)の設定、複数のLDを点灯させる場合、どのチャネルch1〜ch4のLDを点灯させるのか等の同期点灯条件の設定を行うことができる。
【0052】
CPU4は、同期設定モードで同期点灯条件が設定されると、当該設定された同期点灯条件をRAM6に格納して、当該RAM6の同期点灯条件に基づいて、同期処理を行う。
【0053】
このように、本実施の形態のデジタル複写装置1は、回転駆動される感光体ドラム24に、LDアレイユニット23の複数のLDを同時起動させて画像データで変調したレーザ光を出射させて同時に複数ラインの光書き込みを行うとともに、LDから出射されたレーザ光を光検出器27で検出して、感光体ドラム24上へのレーザ光書込開始位置を検知し、当該レーザ書込開始位置に合わせて複数のLDを同時に駆動させるが、LDアレイユニット23の2個以上のLDを点灯させて光検出器27に入射し、レーザ書込開始位置を検知している。
【0054】
したがって、光検出器27への入射光量を増加させて、光検出器27を安定して動作させることができ、正確なレーザ書き込みを行って、画像品質を向上させることができる。
【0055】
また、本実施の形態のデジタル複写装置1は、LDアレイユニット23のLDのうち、レーザ書込開始位置検知用に点灯させるLDとして操作部8で選択された個数のLDを点灯させて光検出器27に入射し、レーザ書込開始位置を検知している。
【0056】
したがって、単発のレーザ光で光検出器27の安定動作を図れる場合は、複数点灯を中止する等の選択肢をけて、必要以上のLDの発光を防止することができるとともに、必要以上の光量が光検出器27に入射されることを防止することができ、より効率的にかつ正確なレーザ書き込みを行って、効率的に画像品質を向上させることができる。
【0057】
さらに、本実施の形態のデジタル複写装置1は、LDアレイユニット23のLDのうち、レーザ書込開始位置検知用に点灯させるLDとして操作部8で選択されたLDを点灯させて光検出器27に入射して、レーザ書込開始位置を検知している。
【0058】
したがって、複数存在するLDのうち、最も光検出器27の安定動作を図ることのできる光量を出射するLDを発光させて、光検出器27をより一層安定して動作させることができ、より一層正確なレーザ書き込みを行って、画像品質をより一層向上させることができる。
【0059】
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0060】
【発明の効果】
本発明の光書込装置によれば、回転駆動される感光体に、複数のレーザ光源を同時起動させて画像データで変調したレーザ光を出射させて同時に複数ラインの光書き込みを行うとともに、前記レーザ光源から出射されたレーザ光を同期検知手段で検出し、当該検出結果に基づいて前記感光体への前記レーザ光書込開始位置を決定する光書込装置において、前記複数のレーザ光源の発光目標光量として設定されている値に基づいて、前記同期検知手段が適切な同期検知信号を出力するために必要な光量を得られるレーザ光源の数を判別する判別手段と、該判別手段により判別された数の前記レーザ光源を同時に発光させて前記同期検知手段に検知させることにより同期検知処理を行う処理手段と、を備えたので、同期検知手段を安定して動作させることができ、正確なレーザ書き込みを行って、画像品質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光書込装置の一実施の形態を適用したデジタル複写装置の要部ブロック構成。
【図2】図1の書込ユニットの要部構成図。
【図3】図1の書込制御ASICの詳細な要部ブロック構成図。
【図4】チャネルch1とch3のLDの同時点灯で同期信号を検出する場合の動作タイミング図。
【図5】チャネルch2とch3のLDの同時点灯で同期信号を検出する場合の動作タイミング図。
【図6】従来の1とのチャネルのLDの点灯のみで同期信号を検出する場合の動作タイミング図。
【符号の説明】
1 デジタル複写装置
2 スキャナ部
3 書込ユニット
4 CPU
5 ROM
6 RAM
7 画像メモリ
8 操作部
9 バス
10 I/F
11 VPU
12 IPU
21 ASIC
22 LD制御部
23 LDアレイユニット
24 偏向器
25 fθレンズ
26 感光体ドラム
27 光受光器
28 LD駆動部
29 APC制御部
30 発光部
31 受光部
41 メモリ制御部
42 画像処理部
43 パターン生成部
44 FIFO
45 γ変換部
46 点灯制御部
47 ゲート制御部
48 CPUI/F部
49 レジスタ格納部

Claims (1)

  1. 回転駆動される感光体に、複数のレーザ光源を同時起動させて画像データで変調したレーザ光を出射させて同時に複数ラインの光書き込みを行うとともに、前記レーザ光源から出射されたレーザ光を同期検知手段で検出し、当該検出結果に基づいて前記感光体への前記レーザ光書込開始位置を決定する光書込装置において、前記複数のレーザ光源の発光目標光量として設定されている値に基づいて、前記同期検知手段が適切な同期検知信号を出力するために必要な光量を得られるレーザ光源の数を判別する判別手段と、
    該判別手段により判別された数の前記レーザ光源を同時に発光させて前記同期検知手段に検知させることにより同期検知処理を行う処理手段と、
    を備えたことを特徴とする光書込装置。
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