JP3327051B2 - 複数光ビーム走査装置 - Google Patents

複数光ビーム走査装置

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JP3327051B2
JP3327051B2 JP13260295A JP13260295A JP3327051B2 JP 3327051 B2 JP3327051 B2 JP 3327051B2 JP 13260295 A JP13260295 A JP 13260295A JP 13260295 A JP13260295 A JP 13260295A JP 3327051 B2 JP3327051 B2 JP 3327051B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数の光ビームを被走査
媒体上に同時並行的に走査させ、走査ビーム数を切替え
ることによって被走査媒体上に複数種類の異なる解像度
の画像を得ることができる複数光ビーム走査装置に関
し、特に走査ビーム数や、光ビームの光量の大小に関わ
らず、光ビームの走査に対して正確に同期する水平同期
信号を得ることができる複数光ビーム走査装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、レーザプリンタ、複写機、および
ファクシミリ装置等の光ビームを用いた画像記録装置で
は、画像の高画質化、高解像度化が急速に進んでいる。
これに対応するために、特開昭52−119938号公
報(以下、公知文献1とする)には、ビデオクロック周
波数や感光体駆動用モータの回転数を切替えることによ
り、1個の半導体レーザだけで画素密度を変更して高解
像度の画像を得るようにした技術が開示されている。特
開平1−299042号公報(以下、公知文献2とす
る)には、複数の光ビームを同時並行的に走査させる装
置を有し、複数の解像度を得るために光ビームの本数、
あるいは該光ビームを走査させるためのスキャナモータ
の回転速度を所望の解像度に対応させて変更するように
した技術が開示されている。この公開公報では、複数の
光ビームを同時並行的に走査させることにより、回転速
度が低いスキャナモータでも高解像度の画像が得られる
ようにしている。一方、低解像度の画像を要求された場
合には、前記複数の光ビームの内の1個の光ビームだけ
を使用して低解像度の画像を得るようにしている。
【0003】特開昭62−240919号公報(以下、
公知文献3とする)には、以下に示すような技術が開示
されている。画像の記録時に複数の光ビームを同時に走
査し、1走査中の非記録時に複数の光ビームを順次択一
的に射出させ、前記各光ビーム毎にビーム検出器で検出
して水平同期信号(Start of Scan信号、
以下、略してSOS信号とする)を各々得るようにして
いる。さらに、この各SOS信号が正常に検出されてい
るか否かによって、各光ビーム毎(各走査線毎)の異常
を検知するようにしている。特開昭64−82008号
公報(以下、公知文献4とする)には、被走査媒体上ま
たは光検出器上を光ビームが走査する期間中に光ビーム
の光量を、それぞれ独立して制御するようにし、最適な
光量の光ビームを得るようにした技術が開示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記公知文献1〜4に
記された従来の光ビーム走査装置は、光検出器、すなわ
ち図10に示されているような光検出回路を備えてい
る。図9は光検出装置の入射光量と水平同期信号との関
係を示す説明図である。光検出回路は、受光素子8´で
受光された光ビームの入射光量に応じた出力電圧と、基
準電圧Vrefとを比較し、該出力電圧が基準電圧Vr
ef以上になった時に、SOS信号を出力するようにし
ている。前記光検出回路の受光素子8´の出力電流が、
その入射光量によって変化すると、前記出力電圧も図9
に示されているように変化する。このため、前記光検出
回路の出力であるSOS信号は、前記入射光量が変化す
ると出力されるタイミングも変化してしまう。例えば、
入射光量が大きい場合(曲線a)には、SOS信号が早
いタイミングで生成され、また小さい場合(曲線b)に
は、遅いタイミングで生成される。この結果、光ビーム
の光量が変化するとSOS信号生成タイミングがずれる
ので画像形成開始点がずれ、被走査媒体上に良好な画像
を形成させることができなくなるという問題がある。
【0005】特に、前記公知文献2および3に記された
従来の複数光ビーム走査装置では、高解像度画像形成時
等のように複数の光ビームを同時に走査する場合、光検
出器に入射される各光ビーム毎の実効的な入射光量の大
きさがそれぞれ違うと、画像形成を開始させるタイミン
グを得るための同期信号がずれて生成される。このた
め、各ビーム毎の画像形成開始点がずれてしまい、被走
査媒体上に形成される画像が不鮮明になるという問題が
ある。本発明の目的は、前記した従来技術の問題点を除
去し、使用する光(特に、コヒーレント光)の光ビーム
数、設定された解像度や光ビームの光量の大小等に関わ
らず、光ビームの走査位置やタイミングに対して正確に
同期する水平同期信号を得ることができる複数光ビーム
走査装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、複数の光ビーム発生素子の中か
ら、被走査媒体上での画像形成用の少なくとも1個の光
ビーム発生素子および前記水平同期信号生成用の1個の
光ビーム発生素子を、前記複数の光ビーム発生素子の中
からそれぞれ選択する光ビーム発生素子選択手段と、前
記画像形成用および水平同期信号生成用の各光ビーム発
生素子から照射される光ビームの光量をそれぞれ設定す
る光量調整手段と、前記水平同期信号が検出されると予
想される期間中に、水平同期信号生成用の光ビーム発光
素子から光ビームを照射させる制御を行うと共に、前記
光検出器で生成された水平同期信号を基準として、画像
信号に応じた画像形成用光ビームの変調制御を行う光ビ
ーム制御手段とを具備した点に特徴がある。
【0007】また、請求項2の発明は、複数の光ビーム
発生素子の中から、被走査媒体上での画像形成用の少な
くとも1個の光ビーム発生素子および前記水平同期信号
生成用の1個の光ビーム発生素子を、前記複数の光ビー
ム発生素子の中からそれぞれ選択する光ビーム発生素子
選択手段と、前記画像形成用および水平同期信号生成用
の各光ビーム発生素子から照射される光ビームの光量を
それぞれ設定する光量調整手段と、前記水平同期信号が
検出されると予想される期間中に、水平同期信号生成用
の光ビーム発光素子から光ビームを照射させる制御を行
うと共に、前記光検出器で生成された水平同期信号を基
準として、画像信号に応じた画像形成用光ビームの変調
制御を行う光ビーム制御手段と、少なくとも前記光検出
器上を走査する時、水平同期信号が、前記指示された解
像度の変化に関わらず、常に同じタイミングで立ち上が
るようにように、前記水平同期信号生成用光ビームの光
量変化に応じて前記基準値を変化させる基準値調整手段
とを具備した点に特徴がある。
【0008】また、請求項3の発明は、前記光ビーム発
生手段が、複数の光ビーム発生素子の一部を画像記録に
使用する場合には、画像記録に使用されていない光ビー
ム発生素子を前記水平同期信号生成用として選択し、前
記光検出器上を走査する期間は光ビーム走査を実行さ
せ、被走査媒体上を走査する期間は光ビーム走査をしな
いようにした点に特徴がある。
【0009】
【作用】請求項1の発明によれば、光量調整手段は、光
ビーム発生素子選択手段によって複数の光ビーム発生素
子の中から選択された被走査媒体上での画像形成用の少
なくとも1個の光ビーム発生素子、および前記水平同期
信号生成用の1個の光ビーム発生素子から照射される光
ビームの光量をそれぞれ設定する。光ビーム制御手段
は、前記水平同期信号が検出されると予想される期間中
に、水平同期信号生成用の光ビーム発光素子から光ビー
ムを照射させる制御を行うと共に、前記光検出器で生成
された水平同期信号を基準として、画像信号に応じた光
ビームの変調制御を行う。また、前記光量調整手段によ
り、水平同期信号生成用光ビームの光量は、解像度の変
化に関わらず、少なくとも前記光検出器上を走査する期
間中、一定に保たれるようにしている。このため、如何
なる解像度の変化にも関わらず、常に同じ光量の光ビー
ムが、光検出器上を走査され、常に同じタイミングで水
平同期信号を得ることが可能になる。
【0010】請求項2の発明によれば、光量調整手段
は、光ビーム発生素子選択手段によって複数の光ビーム
発生素子の中から選択された被走査媒体上での画像形成
用の少なくとも1個の光ビーム発生素子、および前記水
平同期信号生成用の1個の光ビーム発生素子から照射さ
れる光ビームの光量をそれぞれ設定する。光ビーム制御
手段は、前記水平同期信号が検出されると予想される期
間中に、水平同期信号生成用の光ビーム発光素子から光
ビームを照射させる制御を行うと共に、前記光検出器で
生成された水平同期信号を基準として、画像信号に応じ
た光ビームの変調制御を行う。また、基準値調整手段
は、少なくとも前記光検出器上を走査する時、水平同期
信号が、前記解像度の変化に関わらず、常に同じタイミ
ングで立ち上がるようにように、前記水平同期信号生成
用光ビームの光量変化に応じて前記基準値を変化させて
いる。このため、前記請求項1と同様に、如何なる解像
度の変化にも関わらず、常に同じ光量の光ビームが、光
検出器上を走査され、常に同じタイミングで水平同期信
号を得ることが可能になる。請求項3の発明によれば、
光ビーム発生手段の光ビーム発生素子の寿命を全体とし
て長くすることが可能になる。
【0011】
【実施例】以下に、図面を参照して本発明を詳細に説明
する。図2は本発明の一実施例が適用される複数光ビー
ム走査装置の概略構成を示す平面図、図3は同側面図で
ある。図において、1は2つのレーザビーム9,10を
発射するためのレーザダイオードLDaおよびLDb、
ならびに該レーザダイオードLDaおよびLDbの発光
量を検出するためのフォトダイオードPD(図4参照)
を備えた半導体レーザアレイである。2,3は前記レー
ザダイオードLDa,LDbからそれぞれ射出されたレ
ーザビーム9,10が通過するレンズ、4は該レーザビ
ーム9,10を反射させるミラーである。5はその回転
軸に平行な複数の反射面を有し、図示しない駆動源によ
って矢印Aの方向に回転させられる回転多面鏡である。
該回転多面鏡5は、前記ミラー4で反射された前記レー
ザビーム9,10を、走査レンズ6およびシリンダレン
ズ7を介して被走査媒体である感光体11上に到達する
ように反射させる。前記回転多面鏡5は矢印A方向に回
転しているので、前記レーザビーム9,10は感光体1
1上を矢印B方向に走査される。前記走査レンズ6およ
びシリンダレンズ7は、前記レーザビーム9,10を感
光体11上で等速走査させるために、回転多面鏡5およ
び感光体11間に設けられている。
【0012】8はフォトダイオード等の光電変換素子か
らなる光検出器であり、ミラー8aで反射されたレーザ
ビーム9,10を検出して、水平同期信号(SOS信
号)を生成する。前記感光体11は、例えば当該画像形
成装置の筺体(図示せず)に回転自在に支持され、同じ
く図示しない駆動源によって矢印Dの方向に所定速度で
回転される。この感光体11の周囲には、該感光体11
の表面層を一様に帯電させるための帯電器、露光器、現
像器、および転写器等が設けられるが、本実施例の要部
ではないので図示は省略している。また、図3では、前
記レーザビーム9,10の光路を明確に示すため、便宜
上、回転多面鏡5の軸は傾斜させて図示している。前記
感光体11は、図中ではドラム状のもので説明したが、
これに限定されず、平板状のもの等でもよい。
【0013】図4は本発明の一実施例の回路を示すブロ
ック図である。図において、前記半導体レーザアレイ1
に設けられたフォトダイオードPDは、前記レーザダイ
オードLDa,LDbからの両出力光が入射可能に配置
されている。12,13はそれぞれ光量制御指示信号A
PC・aおよびAPC・b、あるいはビデオ信号Vid
eo・aおよびVideo・bによって「オン」あるい
は「オフ」に制御される変調器(以下、スイッチと呼
ぶ)である。14,15は前記スイッチ12,13を介
して前記レーザダイオードLDa,LDbに定電流を供
給する定電流回路、16はPDの出力電流を電圧に変換
する電流/電圧変換器(I/V)、17,18および2
0はそれぞれデジタル信号をアナログ信号に変換するD
/A変換器、19は前記電流/電圧変換器16からの出
力電圧VおよびD/A変換器20からの基準電圧Vre
fを比較するコンパレータである。前記光量制御指示信
号APC・a,APC・bは、それぞれレーザダイオー
ドLDa,LDbの光量制御動作を行うための指示信号
である。また、前記PDのカソードは、電源に接続さ
れ、同じくアノードは電流/電圧変換器(I/V)16
を介してコンパレータ19の一方の入力側に接続されて
いる。前記レーザダイオードLDa、スイッチ12およ
び定電流回路15は、電源および接地間に、同様に、レ
ーザダイオードLDb、スイッチ13、および定電流回
路14も前記電源および接地間に、それぞれ直列に接続
される。
【0014】21は前記D/A変換器17,18を介し
て制御信号Da,Dbを、前記定電流回路15,14へ
出力したり、光量制御指示信号APC・aおよびAPC
・bをOR回路26,28を介して前記スイッチ12お
よび13にそれぞれ供給するマイコンであり、前記制御
信号Da〜Dd等の値を記憶するメモリ等の保持手段や
タイマを内蔵している。23a,23bは外部から転送
される1ライン分ずつのビデオ信号(画像信号)を格納
するラインバッファ、24は外部からの解像度指示信号
およびSOS信号に応じて、画像信号を前記ラインバッ
ファ23a,23bに書き込んだり、読み出したりする
制御を行う読み書き制御部、25は前記SOS信号が検
出されると予想されるタイミングに前記スイッチ13を
「オン」にするGATE・SOS信号を生成し、OR回
路27に供給するGATE・SOS信号生成部である。
22は前記ラインバッファ23a,23b、読み書き制
御部24およびGATE・SOS信号生成部25等によ
り、構成された制御回路である。
【0015】次に、本実施例における光量制御動作を、
図5および6のタイミングチャートを参照して説明す
る。なお、この光量制御動作は、本発明が適用される画
像記録装置のプリント動作開始前、またはある用紙への
画像記録が終了してから、次の用紙の画像記録が始まる
までの間等の画像記録に影響が出ない期間に行われる。
【0016】外部からの解像度指示信号により、高解像
度の画像記録、例えば600SPI(Spot Per
Inch)の画像記録が指定されたと仮定すると、例
えば図4に示されている1対のレーザダイオードLDa
およびLDbが画像書き込み用に、また同LDbがSO
S信号検出用に設定される。
【0017】図5において、タイミングt1で、レーザ
ダイオードLDaの光量制御動作を開始させるために、
前記マイコン21が光量制御指示信号APC・aをHレ
ベルにすると、スイッチ12が「オン」にされてレーザ
ダイオードLDaが発光する。続いて、制御信号Daが
段階的に上昇させられて、レーザダイオードLDaの光
量が増大される。これに伴ってフォトダイオードPDの
出力電流、つまり信号Vmonも増大する。そして、信
号Vmonが基準電圧Vrefに達した時、つまりタイ
ミングt2でコンパレータ19の出力信号DcはHレベ
ルに変化する。出力信号DcがHレベルに変化するのに
応答して、前記マイコン21は制御信号Daを固定し、
必要に応じてメモリに記憶する。タイミングt3で、前
記マイコン21が光量制御指示信号APC・aをLレベ
ルにしてレーザダイオードLDaへの通電を停止させる
と共に、コンパレータ19の出力信号DcをLレベルに
変化させる。
【0018】続いて、タイミングt4で、前記マイコン
21はレーザダイオードLDaの場合と同様に、レーザ
ダイオードLDbの光量制御を実行する。すなわち、光
量制御指示信号APC・bをHレベルにし、制御信号D
bを段階的に上昇させる。レーザダイオードLDbの発
光量を表す信号Vmonが、基準電圧Vrefに達した
タイミングt5で、コンパレータ19の出力信号Dcが
Hレベルに変化し、制御信号Dbが固定され、メモリに
記憶される。タイミングt6で、光量制御指示信号AP
C・bがLレベルになる。このようにして、前記レーザ
ダイオードLDa,LDbは、感光体11上の画像形成
領域を走査中に等しい光量のレーザビーム9,10を射
出するように調整される。
【0019】一方、外部からの解像度指示信号により、
低解像度、例えば300SPIの画像記録が指定された
と仮定すると、本実施例では、1対のレーザダイオード
LDa,LDbの内のLDaが画像書き込み用に、また
LDbがSOS信号検出用に設定される。この低解像度
の画像記録時は、前記高解像度(600SPI)の時と
比較すると、画素密度が1/2になる。このため、レー
ザダイオードLDaは、前記高解像度の時と比較して約
2倍の光量のレーザビーム9を出力しなければならない
ので、出力信号Da´が高解像度の時の約2倍の光量に
対応する値になるように、基準電圧Vrefおよび信号
Ddが基準電圧Vref・aおよび信号Dd´に設定さ
れる。図6は低解像度時の光量制御動作を表すタイミン
グチャートであり、これから容易に理解されるように、
図5に示された光量制御動作と同様の動作が行われ、前
記レーザダイオードLDaは、高解像度画像記録時の約
2倍の光量のレーザビーム9を、またレーザダイオード
LDbは、高解像度画像記録時と同じ光量のレーザビー
ム10を射出するようにそれぞれ調整される。
【0020】次に、本発明の複数光ビーム走査装置の画
像記録動作について図を参照して説明する。図7および
図8は、高解像度時および低解像度時の画像記録動作を
示すタイミングチャートである。なお、この複数光ビー
ム走査装置では、ジョブ毎に解像度の高低を選択切り替
えできるものとし、1文書内または1画面内で、選択切
替えできるようにしてもよい。また、図中のHレベルか
つ斜線で示されている部分の信号は、実際には画像信号
に応じてHレベルまたはLレベルに変化している。ま
ず、複数光ビーム走査装置が起動されると、回転多面鏡
5が図示しない駆動源によって矢印Aの方向に回転させ
られ、図5および図6に示されているように、レーザダ
イオードLDa,LDbの定電流回路15,14の出力
電圧がそれぞれ、指定された解像度に適する光量に応じ
て制御される。続いて、前記マイコン21からの指令に
応答してGATE・SOS信号生成部25からのGAT
E・SOS信号がHレベルにされ、OR回路27,28
を介してスイッチ13に供給される。該スイッチ13は
「オン」になり、レーザダイオードLDbからレーザビ
ーム10が射出される。
【0021】ここで、高解像度の画像記録が指示されて
いる場合には、図7に示すように、タイミングt1で、
レーザダイオードLDbからのレーザビーム10が光検
出器8上に入射されると、SOS信号が生成される。前
記GATE・SOS信号生成部25にSOS信号が入力
されると、例えば、マイコン21を介して、また直接に
GATE・SOS信号がタイミングt2でLレベルにな
って、スイッチ13が「オフ」になる。また、前記SO
S信号によって図示されていないタイマカウンタが起動
されてカウントを開始する。このカウンタは、例えばマ
イコン21または制御回路22内に設けられ、第1およ
び第2の規定時間をカウントする。第1の規定時間は、
レーザビーム10が光検出器8上を照射してSOS信号
が生成されてから感光体11上の画像記録開始点まで走
査される時間に相当し、第2の規定時間は前記SOS信
号の生成時点から次のビーム走査でレーザビーム10が
光検出器8に入射すると予想される時点より僅か前まで
の時間に相当する。タイミングt3で、前記タイマカウ
ンタのカウント値が第1の規定時間に達すると、前記ラ
インバッファ23aおよび23bに格納されているビデ
オ信号(画像信号)が、Video・aおよびVide
o・b信号として、1ライン分ずつ出力され、OR回路
26〜28を介してスイッチ12,13に供給される。
スイッチ12,13は該Video・aおよびVide
o・b信号に応じて「オン」または「オフ」になり、
「オン」の期間にはレーザダイオードLDa,LDbか
らレーザビーム9,10が射出され、回転多面鏡5によ
って感光体11上を走査され、2ライン分の潜像が感光
体11上に同時に形成される。
【0022】タイミングt4で、各1ライン分の走査が
終了し、スイッチ12,13は「オフ」になる。タイミ
ングt5で、前記タイマカウンタのカウント値が第2の
規定時間に達すると、次の走査ラインのSOS信号を得
るために、GATE・SOS信号がHレベルにされ、ス
イッチ13に供給される。該スイッチ13が「オン」に
され、レーザダイオードLDbからレーザビーム10が
射出される。ここで、前記タイマカウンタはリセットさ
れる。タイミングt6で、レーザビーム10が光検出器
8に入射され、SOS信号が生成され、再び前記タイマ
カウンタがカウントを開始し、タイミングt8で、カウ
ント値が第1の規定時間に達したならば、次の各走査ラ
インのVideo・aおよびVideo・b信号がスイ
ッチ12,13に供給される。以上のような動作が繰り
返されて、指定された高解像度の画像が形成される。
【0023】一方、外部からの解像度指示信号によっ
て、低解像度の画像記録が指示されている場合には、図
8に示すように、タイミングt11で、レーザダイオー
ドLDbからのレーザビーム10が、光検出器8上に入
射され、SOS信号が生成される。これに応じて、GA
TE・SOS信号が、タイミングt12でLレベルにな
って、スイッチ13が「オフ」になる。また、前記SO
S信号によって前記タイマカウンタがカウントを開始す
る。タイミングt13で、タイマカウンタのカウント値
が第1の規定時間に達し、前記ラインバッファ23aに
格納されているビデオ信号(画像信号)が、Video
・a信号として、1ライン分出力され、OR回路26を
介してスイッチ12に供給される。スイッチ12は該V
ideo・a信号に応じて「オン」または「オフ」にな
り、「オン」の期間にはレーザダイオードLDaからレ
ーザビーム9が射出され、回転多面鏡5によって感光体
11上を走査され、1ライン分の潜像が感光体11上に
形成される。
【0024】タイミングt14で、1ライン分の走査が
終了し、Video・a信号がLレベルになり、スイッ
チ12は「オフ」になる。タイミングt15で、前記タ
イマカウンタのカウント値が第2の規定時間に達する
と、次の走査ラインのSOS信号を得るためにGATE
・SOS信号がHレベルになり、スイッチ13に供給さ
れる。該スイッチ13が「オン」になり、レーザダイオ
ードLDbからレーザビーム10が射出される。ここ
で、前記タイマカウンタは一旦リセットされる。タイミ
ングt16で、SOS信号が生成され、再び前記タイマ
カウンタがカウントを開始し、タイミングt18で、カ
ウント値が第1の規定時間に達したならば、次の走査ラ
インのVideo・a信号がスイッチ12に供給され
る。以上のような動作が繰り返されて、指定された低解
像度の画像が形成される。
【0025】本実施例では、上記したように高解像度の
画像記録の時には、レーザダイオードLDaおよびLD
bのレーザビーム9,10で、感光体11上を並行して
走査することによって被走査媒体上への画像記録を行
い、またSOS信号生成のためには、前記レーザビーム
9,10の内の予定の一方のレーザビーム10のみで光
検出器8(ミラー8a)上を走査するようにしている。
また、低解像度の画像記録の時には、一方のレーザダイ
オードLDaのレーザビーム9で所望する低解像度の画
像記録を行い、またSOS信号生成のためには、画像記
録に使用されていない他方のレーザダイオードLDbを
高解像度画像記録時と同じ条件で励起し、そのときのレ
ーザビーム10で光検出器8上を走査するようにしてい
る。以上のように、本実施例では、高解像度時および低
解像度時の両者において、常に同じ光量のレーザビーム
10が光検出器8上を走査される。このため、画像記録
を高解像度から低解像度、あるいはその反対に切り替え
た場合でも、前記レーザビーム10の光量に変化が生ず
ることなく、所定の同じタイミングでSOS信号を生成
することができ、感光体11上に所定の一定位置から画
像を書き始めることができる。この結果、鮮明な画像を
得ることができる。また、図10に示されている光検出
回路は、抵抗Rの値を大きくすると電流電圧変換効率が
高くなり、不要光が受光素子8´に入射した時に大きな
出力電圧を出力してしまい、不要なSOS信号を出力し
てしまうことがある。また、前記抵抗Rの値を小さくす
ると規定光量の光が入射しても出力電圧が基準電圧Vr
ef以上にならない可能性がある。このため、前記受光
素子8´に入射される光の強度に応じて電流電圧変換効
率を制御しなければならないことがある。しかし、本実
施例では、電流電圧変換効率を制御することなく安定し
たSOS信号を得ることができる。
【0026】また、本実施例では、常にレーザダイオー
ドLDbからのレーザビーム10でSOS信号を得るよ
うにしているが、これに限らず、本発明ではレーザダイ
オードLDa,LDbの使用率(累積使用時間)に応じ
て、各使用率が平均化するように、各レーザダイオード
LDa,LDbをSOS信号検出用に交互に使用するよ
うにしてもよい。このようにすると、レーザダイオード
LDa,LDbの寿命を全体として長くすることができ
る。
【0027】次に、本発明の機能構成を、図1のブロッ
ク図を参照して説明する。図中の、図2〜4に示される
符号と同じ符号は、同一または同等物を示す。図におい
て、31はレーザダイオードLD等の複数の光ビーム発
生素子を備えた光ビーム発生手段であり、前記半導体レ
ーザアレイ1に相当する。32は所望の解像度に応じた
解像度指示信号を出力する解像度指示手段、33は前記
光ビーム発生手段31内の光ビーム発光素子の中から、
前記解像度指示信号によって指示された解像度に応じ
て、被走査媒体11上での画像形成用の光ビーム発生素
子および前記SOS信号生成用の1個の光ビーム発生素
子を、前記複数の光ビーム発生素子の中からそれぞれ選
択する光ビーム発生素子選択手段、34は前記SOS信
号が検出されると予想される期間中に、前記SOS信号
生成用の光ビーム発光素子から光ビームを照射させる制
御を行うと共に、前記光検出器で生成されたSOS信号
を基準として、ラインバッファ23に格納されている画
像信号に応じた画像形成用光ビームの変調制御を行う光
ビーム制御手段である。35はSOS信号の生成用に選
定された光ビームの光量を一定に保つと共に、各解像度
の画像記録に適合するように光ビームの光量の調整を行
う光量調整手段であり、例えば前記マイコン21内に設
けられ、SOS信号の生成や各解像度の画像記録に適し
た光ビームの光量に相当する制御信号Da〜Dd等を記
憶するメモリを備えることができる。36は前記光ビー
ム発生素子選択手段33によって選択された画像形成用
の光ビーム発生素子からの光ビームを被走査媒体11上
に、また同じくSOS信号の生成用の光ビーム発生素子
からの光ビームを光検出器8上に、それぞれ走査させる
光ビーム走査手段であり、前記ミラー4、回転多面鏡
5、走査レンズ6およびシリンダレンズ7等に相当す
る。
【0028】続いて、図1のブロック図に示されている
本装置の動作を説明する。まず、外部からの指示によ
り、本複数光ビーム走査装置が起動され、所望する画像
の解像度が前記解像度指示手段32によって指定される
と、前記光ビーム発生手段31内の各光ビーム発生素子
から照射される光ビームが、各々前述のような方法で、
SOS信号の生成に適した光量および各解像度の画像記
録に適した光量になるように制御される。高解像度の画
像記録は、複数の光ビーム発生素子を励起して複数本の
光ビームを主走査方向に同時に走査することによって可
能となる。この時、正常なSOS信号を得るために、前
記光ビーム発生素子選択手段33は、前記光ビーム発生
素子の内から1個の光ビーム発生素子を選択する。この
光ビーム発生素子からの光ビームは、光検出器8上を走
査される際に、光ビーム制御手段34によってSOS信
号の生成に適した光量で変調制御される。
【0029】一方、低解像度の画像記録時には、前記光
ビーム発生手段31の複数光ビーム発生素子の内の一部
の光ビーム発生素子が利用されて画像記録が行われる。
この時、正常なSOS信号を得るために、前記光ビーム
発生素子選択手段33は画像記録に使用されていない光
ビーム発生素子(高解像度の画像記録時と同じ光発光素
子が望ましい。)を選択する。この光ビーム発生素子か
らの光ビームは、光検出器8上を走査される際に、光ビ
ーム制御手段34の制御によってSOS信号の生成に適
した光量で変調制御される。
【0030】以上のように、本発明では、高解像度時お
よび低解像度時で常に同じ光量の光ビームが、光検出器
8上を走査される。このため、ジョブ毎に画像記録を高
解像度から低解像度、あるいはその反対に切り替えた場
合でも、SOS信号を生成する光検出器8での入射光量
が一定に保持される。したがって、高解像度時、低解像
度時に関わらず、同じタイミングでSOS信号を生成す
ることができ、被走査媒体上の所定の一定位置から画像
を書き始めることができる。この結果、鮮明な画像を得
ることができる。また、1文書内または1画面内で画像
記録の解像度の高低を切り替えた場合でも、前記ジョブ
毎に切り替えた場合と同様の効果を得ることができる。
【0031】前記実施例では、SOS信号生成用の光ビ
ーム発生素子は、高解像時、低解像度時に関わらず、一
定の光量の光ビームを射出し、SOS信号を常に同じタ
イミングで得るようにしているが、これに限らず、本発
明は前記光量制御動作時に解像度の切り替えに伴う光ビ
ーム光量の切り替え制御に応答して、ビーム光量の小さ
い高解像度時には該基準電圧Vrefの値を小さく、一
方ビーム光量の大きい低解像度時には該基準電圧Vre
fの値を大きくするように変化させて、SOS信号が常
に同じタイミングで立ち上がるようにしてもよいことは
当然である。このためには、SOS信号生成用光ビーム
の光量とそれに対応する基準電圧Vrefとの関係を、
予め実験等により求めてメモリ等に記憶させておき、光
ビーム光量が設定されたら、それに対応する基準電圧V
refを読出して使用するようにするとよい。また、前
記実施例では、解像度指示信号に応じて光ビーム発生手
段31からの光ビームの光量を制御するようにしている
が、これに限らず、本発明では各解像度に対応するよう
に前記光ビームの光量を予め適正な値に制御し、その値
を例えば図4に示されているマイコン21内のメモリ等
に格納しておき、画像記録時に指定された解像度に対応
する値を該メモリから読出すようにしてもよいことは当
然である。
【0032】また、前記実施例では、画像記録用の光ビ
ームの数を変更するだけで、600SPIおよび300
SPIの解像度の画像記録を行うようにしているが、両
者の中間の、例えば400SPIの解像度の画像記録を
行えるようにするためには、実施例において、解像度、
画像記録用の光ビーム数および回転多面鏡5の回転速度
(rpm)を、以下に示すような関係することにより、
それぞれ対応させることができる。 解 像 度 光ビーム数 回転速度(rpm) 600SPI 2 K 400SPI 1 1.5K 300SPI 1 K また、以上の関係はほんの一例であり、光ビーム数およ
び回転多面鏡5の回転速度を適宜に組み合わせることに
より、該回転多面鏡5の回転速度を余り速めることなく
様々な解像度に対応させることができる。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1および2の発明によれば、如何なる解像度にも関わら
ず、常に同じ光量の光ビームが、光検出器上を走査さ
れ、常に同じタイミングで水平同期信号を得ることがで
きる。このため、1文書内または1画面内で、画像記録
の解像度の高低を切り替えた場合でも、同じタイミング
で水平同期信号を生成することができる。この結果、1
画面内で複数の違う解像度で画像記録を行っても、被走
査媒体上の所定の一定位置から画像を書き始めることが
でき、鮮明な画像を得ることができる。請求項3の発明
によれば、光ビーム発生手段の光ビーム発生素子の寿命
を全体として長くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の機能構成を示すブロック図である。
【図2】 複数光ビーム走査装置の概略構成を示す平面
図である。
【図3】 図2の複数光ビーム走査装置の側面図であ
る。
【図4】 本発明の一実施例の回路を示すブロック図で
ある。
【図5】 複数光ビーム走査装置の高解像度時のレーザ
ビームの光量制御の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図6】 同低解像度時のレーザビームの光量制御の動
作を示すタイミングチャートである。
【図7】 高解像度時の画像記録動作を示すタイミング
チャートである。
【図8】 低解像度時の画像記録動作を示すタイミング
チャートである。
【図9】 光検出装置の入射光量と水平同期信号との関
係を示す説明図である。
【図10】 光検出装置に使用される回路の一具体例の
回路図である。
【符号の説明】
1…半導体レーザアレイ、2,3…レーザダイオードL
Da,LDb、4…ミラー、5…回転多面鏡、6…走査
レンズ、7…シリンダレンズ、8…光検出器、9,10
…レンズ、11…被走査媒体(感光体)、12,13…
スイッチ、14,15…定電流回路、16…電流/電圧
変換器、17,18,20…D/A変換器、19…コン
パレータ、21…マイコン、22…制御回路、23,2
3a,23b…ラインバッファ、24…読み書き制御
部、25…GATE・SOS信号生成部、26〜28…
OR回路、31…光ビーム発光手段、32…解像度指示
手段、33…光ビーム発生素子選択手段、34…光ビー
ム制御手段、35…光量調整手段。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の光ビーム発生素子を備えた光ビー
    ム発生手段と、前記光ビーム発生手段からの光ビームを
    被走査媒体上に同時並行的に走査できる光ビーム走査手
    段と、走査された光ビームによって照射され、照射光量
    が予定の基準値に達した時に、光ビームの被走査媒体上
    での位置と画像信号による当該光ビームの変調開始点と
    の同期を取るための水平同期信号を生成する光検出器
    と、被走査媒体上に形成されるべき記録画像の解像度に
    応じた解像度指示信号を出力する解像度指示手段とを備
    え、指示された解像度に応じて被走査媒体上への画像信
    号書き込みに使用するビーム発生素子の数を切り替える
    ことができる複数光ビーム走査装置において、 前記複数の光ビーム発生素子の中から、被走査媒体上で
    の画像形成用の少なくとも1個の光ビーム発生素子およ
    び前記水平同期信号生成用の1個の光ビーム発生素子
    を、前記複数の光ビーム発生素子の中からそれぞれ選択
    する光ビーム発生素子選択手段と、 前記画像形成用および水平同期信号生成用の各光ビーム
    発生素子から照射される光ビームの光量をそれぞれ設定
    する光量調整手段と、 前記水平同期信号が検出されると予想される期間中に、
    水平同期信号生成用の光ビーム発光素子から光ビームを
    照射させる制御を行うと共に、前記光検出器で生成され
    た水平同期信号を基準として、画像信号に応じた画像形
    成用光ビームの変調制御を行う光ビーム制御手段とを具
    備し、 少なくとも前記光検出器上を走査する期間の、前記水平
    同期信号生成用光ビームの光量が、前記指示された解像
    度の変化に関わらず、一定に保たれるようにしたことを
    特徴とする複数光ビーム走査装置。
  2. 【請求項2】 複数の光ビーム発生素子を備えた光ビー
    ム発生手段と、前記光ビーム発生手段からの光ビームを
    被走査媒体上に同時並行的に走査できる光ビーム走査手
    段と、走査された光ビームによって照射され、照射光量
    が予定の基準値に達した時に、光ビームの被走査媒体上
    での位置と画像信号による当該光ビームの変調開始点と
    の同期を取るための水平同期信号を生成する光検出器
    と、被走査媒体上に形成されるべき記録画像の解像度に
    応じた解像度指示信号を出力する解像度指示手段とを備
    え、指示された解像度に応じて被走査媒体上への画像信
    号書き込みに使用するビーム発生素子の数を切り替える
    ことができる複数光ビーム走査装置において、 前記複数の光ビーム発生素子の中から、被走査媒体上で
    の画像形成用の少なくとも1個の光ビーム発生素子およ
    び前記水平同期信号生成用の1個の光ビーム発生素子
    を、前記複数の光ビーム発生素子の中からそれぞれ選択
    する光ビーム発生素子選択手段と、 前記画像形成用および水平同期信号生成用の各光ビーム
    発生素子から照射される光ビームの光量をそれぞれ設定
    する光量調整手段と、 前記水平同期信号が検出されると予想される期間中に、
    水平同期信号生成用の光ビーム発光素子から光ビームを
    照射させる制御を行うと共に、前記光検出器で生成され
    た水平同期信号を基準として、画像信号に応じた画像形
    成用光ビームの変調制御を行う光ビーム制御手段と、 少なくとも前記光検出器上を走査する時、水平同期信号
    が、前記指示された解像度の変化に関わらず、常に同じ
    タイミングで立ち上がるようにように、前記水平同期信
    号生成用光ビームの光量変化に応じて前記基準値を変化
    させる基準値調整手段とを具備したことを特徴とする複
    数光ビーム走査装置。
  3. 【請求項3】 前記光ビーム発生手段が、複数の光ビー
    ム発生素子の一部を画像記録に使用する場合には、画像
    記録に使用されていない光ビーム発生素子を前記水平同
    期信号生成用として選択し、前記光検出器上を走査する
    期間は光ビーム走査を実行させ、被走査媒体上を走査す
    る期間は光ビーム走査をしないことを特徴とする前記請
    求項1または2記載の複数光ビーム走査装置。
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