JP2004341265A - カメラ - Google Patents
カメラ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004341265A JP2004341265A JP2003138106A JP2003138106A JP2004341265A JP 2004341265 A JP2004341265 A JP 2004341265A JP 2003138106 A JP2003138106 A JP 2003138106A JP 2003138106 A JP2003138106 A JP 2003138106A JP 2004341265 A JP2004341265 A JP 2004341265A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- camera
- mount
- lens
- interchangeable lens
- projection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
Abstract
【課題】カメラマウントに出没自在に設けられたピンの突出量を検出して、交換レンズの着脱を検出することにより、正確に交換レンズの装着を検出することができるカメラを提供する。
【解決手段】交換レンズ10がカメラ本体14に装着され、カメラマウント16のマウント面16Aから出没自在に設けられたロックピン28がレンズマウント12に形成されたピン穴30に嵌入されて、ロックされると、ロックピン28はピン穴30の底面に当接して、カメラマウント16のマウント面16Aから第2の突出量X2 をもって突出する。ロックピン28の突出量が第2の突出量X2 となると、マイクロスイッチ40がONになり、交換レンズ10がカメラ本体14に装着されたことが検出される。
【選択図】 図5
【解決手段】交換レンズ10がカメラ本体14に装着され、カメラマウント16のマウント面16Aから出没自在に設けられたロックピン28がレンズマウント12に形成されたピン穴30に嵌入されて、ロックされると、ロックピン28はピン穴30の底面に当接して、カメラマウント16のマウント面16Aから第2の突出量X2 をもって突出する。ロックピン28の突出量が第2の突出量X2 となると、マイクロスイッチ40がONになり、交換レンズ10がカメラ本体14に装着されたことが検出される。
【選択図】 図5
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はカメラに係り、特にテレビカメラや一眼レフカメラのようにレンズ交換が可能なカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、テレビカメラや一眼レフカメラのようにレンズ交換が可能なカメラにおいて、カメラ本体に交換レンズが装着されたか否かの検出は、マウントに設けられた装着検出スイッチで行なっていた。この装着検出スイッチは、たとえばレンズ側のマウントに光軸方向に突出して設けられ、カメラ本体側のマウントが密着すると、そのカメラ本体側のマウントに押圧されてONになり、交換レンズがカメラ本体に装着されたことが検出される(たとえば、特許文献1)。
【0003】
また、このようにレンズ交換が可能なカメラでは、交換レンズがカメラ本体に装着されると、互いの電気接点が直接接続されて電源ラインが開設される構成となっている。しかし、このような構成のカメラの場合、交換レンズを装着しない状態でも常に電気接点が通電状態となっているため、信号ラインがショートしやすく、内部回路等が破壊されるおそれがあった。
【0004】
このため、特許文献2では交換レンズをカメラ本体に装着後、交換レンズをカメラ本体に手動でロックするロックピンに連動させてカメラの電源を投入するようにしている。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−227540号公報
【0006】
【特許文献2】
特開昭62−267732号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、バヨネットマウントを用いて交換レンズをカメラ本体に装着するカメラの場合、その交換レンズの装着は、まず、交換レンズに設けられたレンズ側マウントを所定のレンズ交換位置でカメラ本体に設けられたカメラ側マウントに密着させ、その密着状態を保ったまま交換レンズを所定のレンズロック位置まで回転させて、交換レンズをカメラ本体に装着する。これにより、レンズ側マウントに設けられたレンズ側バヨネット爪とカメラ側マウントに設けられたカメラ側バヨネット爪とが係合し、交換レンズがカメラ本体に固定される。
【0008】
このように、バヨネットマウントを用いたカメラでは、交換レンズがカメラ本体に完全に固定される前に互いのマウントが密着されるため、上述した従来の検出方法を用いて交換レンズの装着を検出すると、交換レンズがカメラ本体に完全に固定される前に交換レンズが装着されたと検出されてしまうという欠点があった。
【0009】
また、カメラ本体に装着された交換レンズに電源を供給する際、特許文献2のように、手動式のロックピンの動作に連動させて供給する方式では、ロックを掛け忘れた場合などには、交換レンズに電源が供給されなくなり、使い勝手が悪いという欠点があった。
【0010】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、正確に交換レンズの装着を検出することができるカメラを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、前記目的を達成するために、カメラ本体に設けられたカメラマウントの指標の位置と交換レンズに設けられたレンズマウントの指標の位置とを合わせて互いのマウント面を密着させたのち、前記交換レンズを前記カメラ本体に対して所定角度回転させると、前記カメラマウントのマウント面から付勢手段に付勢されて出没自在に設けられた突起が、前記レンズマウントのマウント面に設けられた穴に嵌入されるとともに、前記レンズマウントに設けられたレンズ側バヨネット爪が、前記カメラマウントに設けられたカメラ側バヨネット爪に係合されて、前記交換レンズが前記カメラ本体に固定されるカメラにおいて、前記レンズマウントが前記カメラマウントから取り外されると、前記カメラマウントのマウント面から第1の突出量をもって突出し、前記レンズマウントのマウント面が前記カメラマウントのマウント面に密着されると、前記レンズマウントのマウント面に押圧されて前記カメラマウントのマウント面から退避し、前記レンズマウントが前記カメラマウントに固定されると、前記カメラマウントのマウント面から突出して前記穴に嵌入されるとともに、該穴の底面に当接して前記カメラマウントのマウント面から第2の突出量をもって突出する前記突起と、前記突起の突出量を検出する検出手段と、前記検出手段で前記突起の突出量が前記第2の突出量となったことが検出されると、前記交換レンズが前記カメラ本体に固定されたと判定し、前記検出手段で前記突起の突出量が前記第2の突出量以外となったことが検出されると、前記交換レンズの固定が解除されたと判定する判定手段と、を備えたことを特徴とするカメラを提供する。
【0012】
本発明によれば、カメラマウントに出没自在に設けられた突起の突出量を検出して、交換レンズの着脱を検出する。すなわち、突起は交換レンズがカメラ本体に固定された場合にのみ第2の突出量をもってマウント面から突出するので、この突起の突出量が第2の突出量となったことを検出することにより、交換レンズがカメラ本体に装着されたことを検出することができる。
【0013】
また、請求項2に係る発明は、前記目的を達成するために、前記判定手段で前記交換レンズが前記カメラ本体に固定されたと判定されると、カメラの電源をONにし、前記判定手段で前記交換レンズの固定が解除されたと判定されると、カメラの電源をOFFにする電源制御手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のカメラを提供する。
【0014】
本発明によれば、突起の突出量が第2の突出量となり、判定手段でカメラ本体に交換レンズが固定されたと判定されると、カメラの電源がONになる。そして、突起の突出量が第2の突出量以外の突出量となり、判定手段で交換レンズの固定が解除されたと判定されると、カメラの電源がOFFになる。これにより、交換レンズの装着とカメラの電源とを連動させることができる。
【0015】
また、請求項3に係る発明は、前記目的を達成するために、前記突起の外周面には検出子が当接され、該検出子は前記突起が前記カメラマウントのマウント面から前記第2の突出量をもって突出すると、前記突起の外周面に形成された凹部に落ち込み又は凸部に乗り上げて変位し、前記検出手段は、該検出子の変位を検出して、前記突起の突出量が前記第2の突出量となったことを検出することを特徴とする請求項1又は2に記載のカメラを提供する。
【0016】
本発明によれば、突起の外周面に突起の突出量を検出するための検出子が当接される。この検出子は突起がカメラマウントのマウント面から第2の突出量をもって突出すると、突起の外周面に形成された凹部に落ち込み又は凸部に乗り上げて変位する。検出手段は、この検出子の変位を検出して、突起の突出量が第2の突出量となったことを検出する。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に従って本発明に係るカメラの好ましい実施の形態について詳説する。
【0018】
図1は本発明に係るカメラのマウント構造を示す断面図である。同図に示すように、交換レンズ10は、その基端部に設けられたレンズマウント12をカメラ本体14の正面部に設けられたカメラマウント16に装着することにより、カメラ本体14に装着される。
【0019】
図2はレンズマウント12の正面図であり、図3はカメラマウント16の正面図である。図2、図3に示すように、レンズマウント12とカメラマウント16は、共に円環状に形成されている。各マウントには、それぞれ装着時に互いに密着されるマウント面12A、16Aが形成されている。
【0020】
レンズマウント12の先端には、図1及び図2に示すように、筒状の嵌合部18がマウント面12Aから軸方向に突出して形成されており、その嵌合部18の先端外周には、3つのレンズ側バヨネット爪20A、20B、20Cが所定の間隔をもって外径方向に突出して形成されている。
【0021】
一方、カメラマウント16の内周部には、図1及び図3に示すように、3つのカメラ側バヨネット爪22A、22B、22Cが所定の間隔をもって内径方向に突出して形成されている。
【0022】
レンズマウント12は、その外周に形成されたレンズ側指標24をカメラマウント16のマウント面16Aに形成されたカメラ側指標26に合わせることにより、図4(a)に示すように、その3つのレンズ側バヨネット爪20A、20B、20Cをカメラマウント16に形成された3つのカメラ側バヨネット爪22A、22B、22Cの間に通すことができる。そして、そのレンズ側バヨネット爪20A、20B、20Cをカメラ側バヨネット爪22A、22B、22Cの間に通すことにより、レンズマウント12のマウント面12Aとカメラマウント16のマウント面16Aとを互いに密着させることができる。
【0023】
このようにレンズマウント12のマウント面12Aとカメラマウント16のマウント面16Aとを密着させた状態から交換レンズ10を時計回りに所定角度回転させると、図4(b)に示すように、カメラマウント16に設けられた3つのカメラ側バヨネット爪22A、22B、22Cが、レンズマウント12に設けられた3つのレンズ側バヨネット爪20A、20B、20Cに噛み合い、交換レンズ10が抜け止めされる。
【0024】
なお、カメラ側バヨネット爪22Aの背面には、所定位置にカメラ側ストッパ部22aが突出して形成されており、指標を合わせた位置から交換レンズ10を時計回りに所定角度回転させると、レンズ側バヨネット爪20Aの一端に形成されたレンズ側ストッパ部20aが当接し、交換レンズ10の回転(時計回りの回転)が規制される。
【0025】
また、カメラ側ストッパ22aとレンズ側ストッパ20aとによって交換レンズ10の回転が規制されると、カメラマウント16のマウント面16Aから出没自在に設けられたロックピン28がレンズマウント12のマウント面12Aに形成されたピン穴30に嵌入し、交換レンズ10の回転がロックされる。これにより、交換レンズ10がカメラ本体14に固定されるとともに、交換レンズ10に設けられたレンズ側電気接点32とカメラ本体14に設けられたカメラ側電気接点34とが電気的に接続される。
【0026】
ここで、カメラマウント16のマウント面16Aから出没自在に設けられたロックピン28は、図1に示すように、光軸Lと平行に配設されており、マウント面16Aに形成されたガイド穴36から出没自在に設けられている。ガイド穴36は光軸Lに沿って形成されており、内部が拡径して形成されている。このガイド穴36の拡径部36Aには、ロックピン28に形成された第1フランジ部28Aが摺動自在に支持されており、ロックピン28は、この第1フランジ部28Aの端面をガイド穴36の拡径部36A内に配置された圧縮バネ38に押圧されて、マウント面16Aから突出する方向に付勢されている。
【0027】
このように、圧縮バネ38に付勢されてカメラマウント16のマウント面16Aから出没自在に設けられたロックピン28は、図5(a)に示すように、交換レンズ10がカメラ本体14から取り外されると、圧縮バネ38に付勢されてマウント面16Aから突出する。このときロックピン28は、その第1フランジ部28Aの端面が、ガイド穴36の拡径部36Aの端面に当接することにより、カメラマウント16のマウント面16Aから第1の突出量X1 をもって突出する。
【0028】
また、レンズ側指標24とカメラ側指標26を合わせてレンズマウント12のマウント面12Aとカメラマウント16のマウント面16Aとを密着させると、図5(b)に示すように、ロックピン28は、レンズマウント12のマウント面12Aに押されて、ガイド穴36内に嵌入し、マウント面16Aから退避する。
【0029】
マウント面16Aから退避したロックピン28は、交換レンズ10が所定角度回転されるまでガイド穴36内に嵌入され、交換レンズ10が所定角度回転されると、図5(c)に示すように、レンズマウント12のマウント面12Aに形成されたピン穴30に突出して嵌入する。このときロックピン28は、その先端部がピン穴30の底面に当接することにより、カメラマウント16のマウント面16Aから第2の突出量X2 (≠X1 )をもって突出する。
【0030】
このように、ロックピン28は、レンズマウント12に形成されたピン穴30に嵌入されると、レンズマウント12のマウント面12Aから第2の突出量X2 をもって突出する。したがって、このロックピン28の突出量が第2の突出量X2 となったことを検出すれば、ロックピン28がピン穴30に嵌入されたことを検出でき、交換レンズ10がカメラ本体14に固定されたことを検出できる。そして、このロックピン28の突出量が、第2の突出量X2 となったことの検出は、マイクロスイッチ40を用いて次のように行なわれる。
【0031】
図1に示すように、ロックピン28の基端部には、マイクロスイッチ40の検出子40Aが当接されている。この検出子40Aは、ロックピン28に対して直交する方向に出没自在に設けられている。マイクロスイッチ40は、この検出子40Aが突出すると、接点が開いてOFFになり、没すると接点が閉じてONになる。
【0032】
一方、ロックピン28の基端部外周には、2本の溝42A、42Bが所定の間隔をもって形成されている。この溝42A、42Bの内壁面は、それぞれテーパ状に形成されている。ロックピン28が軸方向に移動すると、その基端部外周に形成された2本の溝42A、42Bが移動し、その2本の溝42A、42Bの位置に応じてマイクロスイッチ40の検出子40Aが出没する。
【0033】
ここで、ロックピン28に形成された2本の溝42A、42Bのうち基端部側の第1の溝42Aは、図5(a)に示すように、ロックピン28が第1の突出量X1 をもってカメラマウント16のマウント面16Aから突出したときに、検出子40Aが嵌入する位置に形成されている。
【0034】
一方、先端部側の第2の溝42Bは、図5(b)に示すように、ロックピン28がカメラマウント16のマウント面16Aから退避したときに、検出子40Aが嵌入する位置に形成されている。
【0035】
そして、この第1の溝42Aと第2の溝42Bの間の凸部44は、図5(c)に示すように、ロックピン28が第2の突出量X2 をもってカメラマウント16のマウント面16Aから突出したときに、検出子40Aが当接する位置に形成されている。
【0036】
このように、2本の溝42A、42Bを形成することにより、マイクロスイッチ40は、ロックピン28の突出量が第2の突出量X2 となった時のみONとなる。すなわち、マイクロスイッチ40は、ロックピン28の突出量が第2の突出量X2 となった場合のみ、その検出子40Aが第1の溝42Aと第2の溝42Bの間の凸部44に押されて没するので、この場合にのみONとなる。
【0037】
マイクロスイッチ40がONになると、カメラ本体14の制御部46にON信号が出力される。制御部46は、このON信号を入力することにより、交換レンズ10がカメラ本体14に装着されたと判定し、カメラの電源を投入する。そして、カメラ側電気接点34に接続されたレンズ側電気接点32を介して交換レンズ10に電源を供給する。
【0038】
一方、マイクロスイッチ40がOFFになると、カメラ本体14の制御部46にOFF信号が出力される。制御部46は、このOFF信号を入力することにより、交換レンズ10がカメラ本体14から取り外されたと判定し、カメラの電源をOFFにする。
【0039】
なお、交換レンズ10の取り外しは、カメラ本体14の正面部に設けられた図示しないレンズ取外しボタンを押すことにより行なわれる。このレンズ取外しボタンには押圧レバー48が連結されており、レンズ取外しボタンを押すと、この押圧レバー48が圧縮バネ38の付勢力に抗してロックピン28に形成された第2フランジ部28Bを押圧する。これにより、ロックピン28がマウント面16Aから強制的に退避され、交換レンズ10のロックが解除される。この後、交換レンズ10を反時計回りに所定角度回転させると、レンズ側指標24とカメラ側指標26の位置が一致し、カメラ本体14から交換レンズ10が取り外し可能になる。
【0040】
また、レンズ取外しボタンを押して、ロックピン28をマウント面16Aから退避させると、マイクロスイッチ40がOFFとなり、これにより、カメラの電源が自動的にOFFになる。
【0041】
前記のごとく構成された本実施の形態のカメラの作用は次のとおりである。
【0042】
図5(a)に示すように、交換レンズ10がカメラ本体14から取り外されているとき、ロックピン28は、カメラマウント16のマウント面16Aから第1の突出量X1 をもって突出する。このとき、マイクロスイッチ40の検出子40Aは、ロックピン28の基端部外周に形成された第1の溝42Aに嵌入され、突出状態となる。したがって、マイクロスイッチ40はOFF状態となる。
【0043】
いま、交換レンズ10のレンズ側指標24とカメラ本体14のカメラ側指標26とを合わせて、レンズマウント12のマウント面12Aをカメラマウント16のマウント面16Aに密着させると、そのレンズマウント12のマウント面12Aにロックピン28の先端が押されて、ロックピン28がマウント面16Aから退避する。このとき、マイクロスイッチ40の検出子40Aは、ロックピン28の基端部外周に形成された第2の溝42Bに嵌入され、突出状態となる。したがって、このときもマイクロスイッチ40はOFF状態となる。
【0044】
この状態から交換レンズ10を時計回りに所定角度回転させると、レンズ側ストッパ20aがカメラ側ストッパ22aに当接し、交換レンズ10の回転が規制される。そして、これと同時にロックピン28がピン穴30に嵌入され、交換レンズ10がカメラ本体14に固定される。また、これと同時に交換レンズ10に設けられたレンズ側電気接点32が、カメラ本体14に設けられたカメラ側電気接点34に接続される。
【0045】
一方、ロックピン28がピン穴30に嵌入されて交換レンズ10がカメラ本体14に固定されると、マイクロスイッチ40の検出子40Aが、溝42Aと溝42Bとの間の凸部44に乗り上げ、没状態となる。この結果、マイクロスイッチ40がONになり、制御部46にON信号が出力される。制御部46は、このON信号を入力することにより、カメラの電源を投入し、カメラ側電気接点34に接続されたレンズ側電気接点32を介して交換レンズ10に電源を供給する。
【0046】
なお、レンズマウント12のマウント面12Aとカメラマウント16のマウント面16Aを密着させたあと、交換レンズ10を所定角度回転させて、ロックピン28をピン穴30に嵌入させるまでの間、ロックピン28はレンズマウント12のマウント面12Aに押された状態のままになる。したがって、この間、マイクロスイッチ40の検出子40Aは第2の溝42Bに嵌入されたままとなり、マイクロスイッチ40はOFFのままの状態となる。
【0047】
交換レンズ10をカメラ本体14から取り外す場合は、カメラ本体14に設けられた図示しないレンズ取外しボタンを押す。これにより、カメラマウント16のマウント面16Aからロックピン28が退避し、交換レンズ10のロックが解除される。この状態で交換レンズ10を反時計回りに所定角度回転させると、レンズ側指標24がカメラ側指標26の位置まで移動し、カメラ本体14から交換レンズ10が取り外し可能になる。
【0048】
なお、マイクロスイッチ40は、レンズ取外しボタンを押し、ロックピン28をカメラマウント16のマウント面16Aから退避させた段階で検出子40Aが第2の溝42Bに嵌合してOFFになる。そして、このマイクロスイッチ40がOFFになることにより、制御部46はカメラの電源をOFFにする。
【0049】
また、レンズ取外しボタンを押した後、交換レンズ10を反時計回りの方向に回転させると、ガイド穴36はレンズマウント12のマウント面12Aによって塞がれるため、レンズ取外しボタンの押圧を解除してもロックピン28はガイド穴36内に退避したままとなる。したがって、交換レンズ10を回転させている間もマイクロスイッチ40の検出子40Aは第2の溝42Bに嵌入されたままとなり、マイクロスイッチ40はOFFのままの状態となる。
【0050】
また、交換レンズ10をカメラ本体14から取り外すと、ロックピン28はカメラマウント16のマウント面16Aから突出するが、この場合、ロックピン28は第1の突出量X1 をもって突出することから、マイクロスイッチ40はOFFとなる。
【0051】
このように、本実施の形態のカメラによれば、交換レンズ10がカメラ本体14に完全に固定された場合にのみカメラの電源が投入されるので、交換レンズ10の装着を正確かつ確実に検出することができる。
【0052】
また、このように交換レンズ10の装着を確認した後、カメラの電源を投入するため、交換レンズ10が外されている場合であっても、カメラ側電気接点34のショート等を防止でき、内部回路を確実に保護できる。
【0053】
なお、本実施の形態では、交換レンズ10の着脱に連動してカメラの電源をON/OFFさせているが、交換レンズ10の装着のみを検出する構成してもよい。たとえば、交換レンズ10が装着されると(マイクロスイッチON)、カメラ本体14に設けたLEDランプが点灯し、交換レンズ10が外されると(マイクロスイッチOFF)、消灯する構成にしてもよい。
【0054】
また、本実施の形態では、ロックピン28の基端部外周に2本の溝42A、42Bを形成し、ロックピン28の突出量が第2の突出量X2 になると、その2本の溝42A、42Bの間の凸部44にマイクロスイッチ40の検出子40Aが乗り上げて、マイクロスイッチ40がONになるように構成しているが、図6に示すように、ロックピン28の基端部外周に溝42Cを1本形成し、ロックピン28の突出量が第2の突出量X2 になると、その溝42Cにマイクロスイッチ40の検出子40Aが嵌入して、マイクロスイッチ40がONになるように構成してもよい。この場合、マイクロスイッチ40は、検出子40Aが溝42Cに嵌入して突出するとONとなる。
【0055】
さらに、本実施の形態では、マイクロスイッチ40を用いてロックピン28が第2の突出量になったことを検出するようにしているが、ロックピン28の突出量を検出する手段は、これに限定されるものではない。たとえば、ロックピン28の基端部端面の移動量を検出する検出器を設け、この検出器の検出結果に基づいてロックピン28の突出量が第2の突出量となったことを検出するようにしてもよい。
【0056】
また、本発明は、テレビカメラや一眼レフカメラのように、バヨネットマウントを使用する全てのカメラに適用することができる。
【0057】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、カメラマウントに出没自在に設けられたピンの突出量を検出して、交換レンズの着脱を検出するので、交換レンズがカメラ本体に装着されたことを正確に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカメラのマウント構造を示す側面断面図
【図2】レンズマウントの正面図
【図3】カメラマウントの正面図
【図4】レンズマウントとカメラマウントの結合状態を示す正面断面図
【図5】本発明に係るカメラの作用の説明図
【図6】本発明に係るカメラの他の実施の形態の作用の説明図
【符号の説明】
10…交換レンズ、12…レンズマウント、12A…マウント面、14…カメラ本体、16…カメラマウント、16A…マウント面、18…嵌合部、20A、20B、20C…レンズ側バヨネット爪、22A、22B、22C…カメラ側バヨネット爪、24…レンズ側指標、26…カメラ側指標、28…ロックピン、30、28A…第1フランジ部、28B…第2フランジ部、30…ピン穴、32…レンズ側電気接点、34…カメラ側電気接点、36…ガイド穴、38…圧縮バネ、40…マイクロスイッチ、40A…検出子、42A、42B、42C…溝、44…凸部、46…制御部
【発明の属する技術分野】
本発明はカメラに係り、特にテレビカメラや一眼レフカメラのようにレンズ交換が可能なカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、テレビカメラや一眼レフカメラのようにレンズ交換が可能なカメラにおいて、カメラ本体に交換レンズが装着されたか否かの検出は、マウントに設けられた装着検出スイッチで行なっていた。この装着検出スイッチは、たとえばレンズ側のマウントに光軸方向に突出して設けられ、カメラ本体側のマウントが密着すると、そのカメラ本体側のマウントに押圧されてONになり、交換レンズがカメラ本体に装着されたことが検出される(たとえば、特許文献1)。
【0003】
また、このようにレンズ交換が可能なカメラでは、交換レンズがカメラ本体に装着されると、互いの電気接点が直接接続されて電源ラインが開設される構成となっている。しかし、このような構成のカメラの場合、交換レンズを装着しない状態でも常に電気接点が通電状態となっているため、信号ラインがショートしやすく、内部回路等が破壊されるおそれがあった。
【0004】
このため、特許文献2では交換レンズをカメラ本体に装着後、交換レンズをカメラ本体に手動でロックするロックピンに連動させてカメラの電源を投入するようにしている。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−227540号公報
【0006】
【特許文献2】
特開昭62−267732号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、バヨネットマウントを用いて交換レンズをカメラ本体に装着するカメラの場合、その交換レンズの装着は、まず、交換レンズに設けられたレンズ側マウントを所定のレンズ交換位置でカメラ本体に設けられたカメラ側マウントに密着させ、その密着状態を保ったまま交換レンズを所定のレンズロック位置まで回転させて、交換レンズをカメラ本体に装着する。これにより、レンズ側マウントに設けられたレンズ側バヨネット爪とカメラ側マウントに設けられたカメラ側バヨネット爪とが係合し、交換レンズがカメラ本体に固定される。
【0008】
このように、バヨネットマウントを用いたカメラでは、交換レンズがカメラ本体に完全に固定される前に互いのマウントが密着されるため、上述した従来の検出方法を用いて交換レンズの装着を検出すると、交換レンズがカメラ本体に完全に固定される前に交換レンズが装着されたと検出されてしまうという欠点があった。
【0009】
また、カメラ本体に装着された交換レンズに電源を供給する際、特許文献2のように、手動式のロックピンの動作に連動させて供給する方式では、ロックを掛け忘れた場合などには、交換レンズに電源が供給されなくなり、使い勝手が悪いという欠点があった。
【0010】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、正確に交換レンズの装着を検出することができるカメラを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、前記目的を達成するために、カメラ本体に設けられたカメラマウントの指標の位置と交換レンズに設けられたレンズマウントの指標の位置とを合わせて互いのマウント面を密着させたのち、前記交換レンズを前記カメラ本体に対して所定角度回転させると、前記カメラマウントのマウント面から付勢手段に付勢されて出没自在に設けられた突起が、前記レンズマウントのマウント面に設けられた穴に嵌入されるとともに、前記レンズマウントに設けられたレンズ側バヨネット爪が、前記カメラマウントに設けられたカメラ側バヨネット爪に係合されて、前記交換レンズが前記カメラ本体に固定されるカメラにおいて、前記レンズマウントが前記カメラマウントから取り外されると、前記カメラマウントのマウント面から第1の突出量をもって突出し、前記レンズマウントのマウント面が前記カメラマウントのマウント面に密着されると、前記レンズマウントのマウント面に押圧されて前記カメラマウントのマウント面から退避し、前記レンズマウントが前記カメラマウントに固定されると、前記カメラマウントのマウント面から突出して前記穴に嵌入されるとともに、該穴の底面に当接して前記カメラマウントのマウント面から第2の突出量をもって突出する前記突起と、前記突起の突出量を検出する検出手段と、前記検出手段で前記突起の突出量が前記第2の突出量となったことが検出されると、前記交換レンズが前記カメラ本体に固定されたと判定し、前記検出手段で前記突起の突出量が前記第2の突出量以外となったことが検出されると、前記交換レンズの固定が解除されたと判定する判定手段と、を備えたことを特徴とするカメラを提供する。
【0012】
本発明によれば、カメラマウントに出没自在に設けられた突起の突出量を検出して、交換レンズの着脱を検出する。すなわち、突起は交換レンズがカメラ本体に固定された場合にのみ第2の突出量をもってマウント面から突出するので、この突起の突出量が第2の突出量となったことを検出することにより、交換レンズがカメラ本体に装着されたことを検出することができる。
【0013】
また、請求項2に係る発明は、前記目的を達成するために、前記判定手段で前記交換レンズが前記カメラ本体に固定されたと判定されると、カメラの電源をONにし、前記判定手段で前記交換レンズの固定が解除されたと判定されると、カメラの電源をOFFにする電源制御手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のカメラを提供する。
【0014】
本発明によれば、突起の突出量が第2の突出量となり、判定手段でカメラ本体に交換レンズが固定されたと判定されると、カメラの電源がONになる。そして、突起の突出量が第2の突出量以外の突出量となり、判定手段で交換レンズの固定が解除されたと判定されると、カメラの電源がOFFになる。これにより、交換レンズの装着とカメラの電源とを連動させることができる。
【0015】
また、請求項3に係る発明は、前記目的を達成するために、前記突起の外周面には検出子が当接され、該検出子は前記突起が前記カメラマウントのマウント面から前記第2の突出量をもって突出すると、前記突起の外周面に形成された凹部に落ち込み又は凸部に乗り上げて変位し、前記検出手段は、該検出子の変位を検出して、前記突起の突出量が前記第2の突出量となったことを検出することを特徴とする請求項1又は2に記載のカメラを提供する。
【0016】
本発明によれば、突起の外周面に突起の突出量を検出するための検出子が当接される。この検出子は突起がカメラマウントのマウント面から第2の突出量をもって突出すると、突起の外周面に形成された凹部に落ち込み又は凸部に乗り上げて変位する。検出手段は、この検出子の変位を検出して、突起の突出量が第2の突出量となったことを検出する。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に従って本発明に係るカメラの好ましい実施の形態について詳説する。
【0018】
図1は本発明に係るカメラのマウント構造を示す断面図である。同図に示すように、交換レンズ10は、その基端部に設けられたレンズマウント12をカメラ本体14の正面部に設けられたカメラマウント16に装着することにより、カメラ本体14に装着される。
【0019】
図2はレンズマウント12の正面図であり、図3はカメラマウント16の正面図である。図2、図3に示すように、レンズマウント12とカメラマウント16は、共に円環状に形成されている。各マウントには、それぞれ装着時に互いに密着されるマウント面12A、16Aが形成されている。
【0020】
レンズマウント12の先端には、図1及び図2に示すように、筒状の嵌合部18がマウント面12Aから軸方向に突出して形成されており、その嵌合部18の先端外周には、3つのレンズ側バヨネット爪20A、20B、20Cが所定の間隔をもって外径方向に突出して形成されている。
【0021】
一方、カメラマウント16の内周部には、図1及び図3に示すように、3つのカメラ側バヨネット爪22A、22B、22Cが所定の間隔をもって内径方向に突出して形成されている。
【0022】
レンズマウント12は、その外周に形成されたレンズ側指標24をカメラマウント16のマウント面16Aに形成されたカメラ側指標26に合わせることにより、図4(a)に示すように、その3つのレンズ側バヨネット爪20A、20B、20Cをカメラマウント16に形成された3つのカメラ側バヨネット爪22A、22B、22Cの間に通すことができる。そして、そのレンズ側バヨネット爪20A、20B、20Cをカメラ側バヨネット爪22A、22B、22Cの間に通すことにより、レンズマウント12のマウント面12Aとカメラマウント16のマウント面16Aとを互いに密着させることができる。
【0023】
このようにレンズマウント12のマウント面12Aとカメラマウント16のマウント面16Aとを密着させた状態から交換レンズ10を時計回りに所定角度回転させると、図4(b)に示すように、カメラマウント16に設けられた3つのカメラ側バヨネット爪22A、22B、22Cが、レンズマウント12に設けられた3つのレンズ側バヨネット爪20A、20B、20Cに噛み合い、交換レンズ10が抜け止めされる。
【0024】
なお、カメラ側バヨネット爪22Aの背面には、所定位置にカメラ側ストッパ部22aが突出して形成されており、指標を合わせた位置から交換レンズ10を時計回りに所定角度回転させると、レンズ側バヨネット爪20Aの一端に形成されたレンズ側ストッパ部20aが当接し、交換レンズ10の回転(時計回りの回転)が規制される。
【0025】
また、カメラ側ストッパ22aとレンズ側ストッパ20aとによって交換レンズ10の回転が規制されると、カメラマウント16のマウント面16Aから出没自在に設けられたロックピン28がレンズマウント12のマウント面12Aに形成されたピン穴30に嵌入し、交換レンズ10の回転がロックされる。これにより、交換レンズ10がカメラ本体14に固定されるとともに、交換レンズ10に設けられたレンズ側電気接点32とカメラ本体14に設けられたカメラ側電気接点34とが電気的に接続される。
【0026】
ここで、カメラマウント16のマウント面16Aから出没自在に設けられたロックピン28は、図1に示すように、光軸Lと平行に配設されており、マウント面16Aに形成されたガイド穴36から出没自在に設けられている。ガイド穴36は光軸Lに沿って形成されており、内部が拡径して形成されている。このガイド穴36の拡径部36Aには、ロックピン28に形成された第1フランジ部28Aが摺動自在に支持されており、ロックピン28は、この第1フランジ部28Aの端面をガイド穴36の拡径部36A内に配置された圧縮バネ38に押圧されて、マウント面16Aから突出する方向に付勢されている。
【0027】
このように、圧縮バネ38に付勢されてカメラマウント16のマウント面16Aから出没自在に設けられたロックピン28は、図5(a)に示すように、交換レンズ10がカメラ本体14から取り外されると、圧縮バネ38に付勢されてマウント面16Aから突出する。このときロックピン28は、その第1フランジ部28Aの端面が、ガイド穴36の拡径部36Aの端面に当接することにより、カメラマウント16のマウント面16Aから第1の突出量X1 をもって突出する。
【0028】
また、レンズ側指標24とカメラ側指標26を合わせてレンズマウント12のマウント面12Aとカメラマウント16のマウント面16Aとを密着させると、図5(b)に示すように、ロックピン28は、レンズマウント12のマウント面12Aに押されて、ガイド穴36内に嵌入し、マウント面16Aから退避する。
【0029】
マウント面16Aから退避したロックピン28は、交換レンズ10が所定角度回転されるまでガイド穴36内に嵌入され、交換レンズ10が所定角度回転されると、図5(c)に示すように、レンズマウント12のマウント面12Aに形成されたピン穴30に突出して嵌入する。このときロックピン28は、その先端部がピン穴30の底面に当接することにより、カメラマウント16のマウント面16Aから第2の突出量X2 (≠X1 )をもって突出する。
【0030】
このように、ロックピン28は、レンズマウント12に形成されたピン穴30に嵌入されると、レンズマウント12のマウント面12Aから第2の突出量X2 をもって突出する。したがって、このロックピン28の突出量が第2の突出量X2 となったことを検出すれば、ロックピン28がピン穴30に嵌入されたことを検出でき、交換レンズ10がカメラ本体14に固定されたことを検出できる。そして、このロックピン28の突出量が、第2の突出量X2 となったことの検出は、マイクロスイッチ40を用いて次のように行なわれる。
【0031】
図1に示すように、ロックピン28の基端部には、マイクロスイッチ40の検出子40Aが当接されている。この検出子40Aは、ロックピン28に対して直交する方向に出没自在に設けられている。マイクロスイッチ40は、この検出子40Aが突出すると、接点が開いてOFFになり、没すると接点が閉じてONになる。
【0032】
一方、ロックピン28の基端部外周には、2本の溝42A、42Bが所定の間隔をもって形成されている。この溝42A、42Bの内壁面は、それぞれテーパ状に形成されている。ロックピン28が軸方向に移動すると、その基端部外周に形成された2本の溝42A、42Bが移動し、その2本の溝42A、42Bの位置に応じてマイクロスイッチ40の検出子40Aが出没する。
【0033】
ここで、ロックピン28に形成された2本の溝42A、42Bのうち基端部側の第1の溝42Aは、図5(a)に示すように、ロックピン28が第1の突出量X1 をもってカメラマウント16のマウント面16Aから突出したときに、検出子40Aが嵌入する位置に形成されている。
【0034】
一方、先端部側の第2の溝42Bは、図5(b)に示すように、ロックピン28がカメラマウント16のマウント面16Aから退避したときに、検出子40Aが嵌入する位置に形成されている。
【0035】
そして、この第1の溝42Aと第2の溝42Bの間の凸部44は、図5(c)に示すように、ロックピン28が第2の突出量X2 をもってカメラマウント16のマウント面16Aから突出したときに、検出子40Aが当接する位置に形成されている。
【0036】
このように、2本の溝42A、42Bを形成することにより、マイクロスイッチ40は、ロックピン28の突出量が第2の突出量X2 となった時のみONとなる。すなわち、マイクロスイッチ40は、ロックピン28の突出量が第2の突出量X2 となった場合のみ、その検出子40Aが第1の溝42Aと第2の溝42Bの間の凸部44に押されて没するので、この場合にのみONとなる。
【0037】
マイクロスイッチ40がONになると、カメラ本体14の制御部46にON信号が出力される。制御部46は、このON信号を入力することにより、交換レンズ10がカメラ本体14に装着されたと判定し、カメラの電源を投入する。そして、カメラ側電気接点34に接続されたレンズ側電気接点32を介して交換レンズ10に電源を供給する。
【0038】
一方、マイクロスイッチ40がOFFになると、カメラ本体14の制御部46にOFF信号が出力される。制御部46は、このOFF信号を入力することにより、交換レンズ10がカメラ本体14から取り外されたと判定し、カメラの電源をOFFにする。
【0039】
なお、交換レンズ10の取り外しは、カメラ本体14の正面部に設けられた図示しないレンズ取外しボタンを押すことにより行なわれる。このレンズ取外しボタンには押圧レバー48が連結されており、レンズ取外しボタンを押すと、この押圧レバー48が圧縮バネ38の付勢力に抗してロックピン28に形成された第2フランジ部28Bを押圧する。これにより、ロックピン28がマウント面16Aから強制的に退避され、交換レンズ10のロックが解除される。この後、交換レンズ10を反時計回りに所定角度回転させると、レンズ側指標24とカメラ側指標26の位置が一致し、カメラ本体14から交換レンズ10が取り外し可能になる。
【0040】
また、レンズ取外しボタンを押して、ロックピン28をマウント面16Aから退避させると、マイクロスイッチ40がOFFとなり、これにより、カメラの電源が自動的にOFFになる。
【0041】
前記のごとく構成された本実施の形態のカメラの作用は次のとおりである。
【0042】
図5(a)に示すように、交換レンズ10がカメラ本体14から取り外されているとき、ロックピン28は、カメラマウント16のマウント面16Aから第1の突出量X1 をもって突出する。このとき、マイクロスイッチ40の検出子40Aは、ロックピン28の基端部外周に形成された第1の溝42Aに嵌入され、突出状態となる。したがって、マイクロスイッチ40はOFF状態となる。
【0043】
いま、交換レンズ10のレンズ側指標24とカメラ本体14のカメラ側指標26とを合わせて、レンズマウント12のマウント面12Aをカメラマウント16のマウント面16Aに密着させると、そのレンズマウント12のマウント面12Aにロックピン28の先端が押されて、ロックピン28がマウント面16Aから退避する。このとき、マイクロスイッチ40の検出子40Aは、ロックピン28の基端部外周に形成された第2の溝42Bに嵌入され、突出状態となる。したがって、このときもマイクロスイッチ40はOFF状態となる。
【0044】
この状態から交換レンズ10を時計回りに所定角度回転させると、レンズ側ストッパ20aがカメラ側ストッパ22aに当接し、交換レンズ10の回転が規制される。そして、これと同時にロックピン28がピン穴30に嵌入され、交換レンズ10がカメラ本体14に固定される。また、これと同時に交換レンズ10に設けられたレンズ側電気接点32が、カメラ本体14に設けられたカメラ側電気接点34に接続される。
【0045】
一方、ロックピン28がピン穴30に嵌入されて交換レンズ10がカメラ本体14に固定されると、マイクロスイッチ40の検出子40Aが、溝42Aと溝42Bとの間の凸部44に乗り上げ、没状態となる。この結果、マイクロスイッチ40がONになり、制御部46にON信号が出力される。制御部46は、このON信号を入力することにより、カメラの電源を投入し、カメラ側電気接点34に接続されたレンズ側電気接点32を介して交換レンズ10に電源を供給する。
【0046】
なお、レンズマウント12のマウント面12Aとカメラマウント16のマウント面16Aを密着させたあと、交換レンズ10を所定角度回転させて、ロックピン28をピン穴30に嵌入させるまでの間、ロックピン28はレンズマウント12のマウント面12Aに押された状態のままになる。したがって、この間、マイクロスイッチ40の検出子40Aは第2の溝42Bに嵌入されたままとなり、マイクロスイッチ40はOFFのままの状態となる。
【0047】
交換レンズ10をカメラ本体14から取り外す場合は、カメラ本体14に設けられた図示しないレンズ取外しボタンを押す。これにより、カメラマウント16のマウント面16Aからロックピン28が退避し、交換レンズ10のロックが解除される。この状態で交換レンズ10を反時計回りに所定角度回転させると、レンズ側指標24がカメラ側指標26の位置まで移動し、カメラ本体14から交換レンズ10が取り外し可能になる。
【0048】
なお、マイクロスイッチ40は、レンズ取外しボタンを押し、ロックピン28をカメラマウント16のマウント面16Aから退避させた段階で検出子40Aが第2の溝42Bに嵌合してOFFになる。そして、このマイクロスイッチ40がOFFになることにより、制御部46はカメラの電源をOFFにする。
【0049】
また、レンズ取外しボタンを押した後、交換レンズ10を反時計回りの方向に回転させると、ガイド穴36はレンズマウント12のマウント面12Aによって塞がれるため、レンズ取外しボタンの押圧を解除してもロックピン28はガイド穴36内に退避したままとなる。したがって、交換レンズ10を回転させている間もマイクロスイッチ40の検出子40Aは第2の溝42Bに嵌入されたままとなり、マイクロスイッチ40はOFFのままの状態となる。
【0050】
また、交換レンズ10をカメラ本体14から取り外すと、ロックピン28はカメラマウント16のマウント面16Aから突出するが、この場合、ロックピン28は第1の突出量X1 をもって突出することから、マイクロスイッチ40はOFFとなる。
【0051】
このように、本実施の形態のカメラによれば、交換レンズ10がカメラ本体14に完全に固定された場合にのみカメラの電源が投入されるので、交換レンズ10の装着を正確かつ確実に検出することができる。
【0052】
また、このように交換レンズ10の装着を確認した後、カメラの電源を投入するため、交換レンズ10が外されている場合であっても、カメラ側電気接点34のショート等を防止でき、内部回路を確実に保護できる。
【0053】
なお、本実施の形態では、交換レンズ10の着脱に連動してカメラの電源をON/OFFさせているが、交換レンズ10の装着のみを検出する構成してもよい。たとえば、交換レンズ10が装着されると(マイクロスイッチON)、カメラ本体14に設けたLEDランプが点灯し、交換レンズ10が外されると(マイクロスイッチOFF)、消灯する構成にしてもよい。
【0054】
また、本実施の形態では、ロックピン28の基端部外周に2本の溝42A、42Bを形成し、ロックピン28の突出量が第2の突出量X2 になると、その2本の溝42A、42Bの間の凸部44にマイクロスイッチ40の検出子40Aが乗り上げて、マイクロスイッチ40がONになるように構成しているが、図6に示すように、ロックピン28の基端部外周に溝42Cを1本形成し、ロックピン28の突出量が第2の突出量X2 になると、その溝42Cにマイクロスイッチ40の検出子40Aが嵌入して、マイクロスイッチ40がONになるように構成してもよい。この場合、マイクロスイッチ40は、検出子40Aが溝42Cに嵌入して突出するとONとなる。
【0055】
さらに、本実施の形態では、マイクロスイッチ40を用いてロックピン28が第2の突出量になったことを検出するようにしているが、ロックピン28の突出量を検出する手段は、これに限定されるものではない。たとえば、ロックピン28の基端部端面の移動量を検出する検出器を設け、この検出器の検出結果に基づいてロックピン28の突出量が第2の突出量となったことを検出するようにしてもよい。
【0056】
また、本発明は、テレビカメラや一眼レフカメラのように、バヨネットマウントを使用する全てのカメラに適用することができる。
【0057】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、カメラマウントに出没自在に設けられたピンの突出量を検出して、交換レンズの着脱を検出するので、交換レンズがカメラ本体に装着されたことを正確に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカメラのマウント構造を示す側面断面図
【図2】レンズマウントの正面図
【図3】カメラマウントの正面図
【図4】レンズマウントとカメラマウントの結合状態を示す正面断面図
【図5】本発明に係るカメラの作用の説明図
【図6】本発明に係るカメラの他の実施の形態の作用の説明図
【符号の説明】
10…交換レンズ、12…レンズマウント、12A…マウント面、14…カメラ本体、16…カメラマウント、16A…マウント面、18…嵌合部、20A、20B、20C…レンズ側バヨネット爪、22A、22B、22C…カメラ側バヨネット爪、24…レンズ側指標、26…カメラ側指標、28…ロックピン、30、28A…第1フランジ部、28B…第2フランジ部、30…ピン穴、32…レンズ側電気接点、34…カメラ側電気接点、36…ガイド穴、38…圧縮バネ、40…マイクロスイッチ、40A…検出子、42A、42B、42C…溝、44…凸部、46…制御部
Claims (3)
- カメラ本体に設けられたカメラマウントの指標の位置と交換レンズに設けられたレンズマウントの指標の位置とを合わせて互いのマウント面を密着させたのち、前記交換レンズを前記カメラ本体に対して所定角度回転させると、前記カメラマウントのマウント面から付勢手段に付勢されて出没自在に設けられた突起が、前記レンズマウントのマウント面に設けられた穴に嵌入されるとともに、前記レンズマウントに設けられたレンズ側バヨネット爪が、前記カメラマウントに設けられたカメラ側バヨネット爪に係合されて、前記交換レンズが前記カメラ本体に固定されるカメラにおいて、
前記レンズマウントが前記カメラマウントから取り外されると、前記カメラマウントのマウント面から第1の突出量をもって突出し、前記レンズマウントのマウント面が前記カメラマウントのマウント面に密着されると、前記レンズマウントのマウント面に押圧されて前記カメラマウントのマウント面から退避し、前記レンズマウントが前記カメラマウントに固定されると、前記カメラマウントのマウント面から突出して前記穴に嵌入されるとともに、該穴の底面に当接して前記カメラマウントのマウント面から第2の突出量をもって突出する前記突起と、
前記突起の突出量を検出する検出手段と、
前記検出手段で前記突起の突出量が前記第2の突出量となったことが検出されると、前記交換レンズが前記カメラ本体に固定されたと判定し、前記検出手段で前記突起の突出量が前記第2の突出量以外となったことが検出されると、前記交換レンズの固定が解除されたと判定する判定手段と、
を備えたことを特徴とするカメラ。 - 前記判定手段で前記交換レンズが前記カメラ本体に固定されたと判定されると、カメラの電源をONにし、前記判定手段で前記交換レンズの固定が解除されたと判定されると、カメラの電源をOFFにする電源制御手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
- 前記突起の外周面には検出子が当接され、該検出子は前記突起が前記カメラマウントのマウント面から前記第2の突出量をもって突出すると、前記突起の外周面に形成された凹部に落ち込み又は凸部に乗り上げて変位し、前記検出手段は、該検出子の変位を検出して、前記突起の突出量が前記第2の突出量となったことを検出することを特徴とする請求項1又は2に記載のカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003138106A JP2004341265A (ja) | 2003-05-16 | 2003-05-16 | カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003138106A JP2004341265A (ja) | 2003-05-16 | 2003-05-16 | カメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004341265A true JP2004341265A (ja) | 2004-12-02 |
Family
ID=33527571
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003138106A Pending JP2004341265A (ja) | 2003-05-16 | 2003-05-16 | カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004341265A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7519291B2 (en) | 2005-03-24 | 2009-04-14 | Fujifilm Corporation | Digital camera, lens unit, and camera system having the same |
US7850376B2 (en) | 2006-07-31 | 2010-12-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Image pickup apparatus |
JP2013514492A (ja) * | 2009-12-16 | 2013-04-25 | ボーグワーナー インコーポレーテッド | 排気ガスターボ過給機 |
US10527913B2 (en) | 2017-05-31 | 2020-01-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Imaging apparatus and accessory |
WO2020044501A1 (ja) * | 2018-08-30 | 2020-03-05 | キヤノン株式会社 | アクセサリ及びこれを装着可能な撮像装置、カメラシステム |
US10591808B2 (en) | 2017-05-31 | 2020-03-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Imaging apparatus and accessory |
US10613419B2 (en) | 2017-05-31 | 2020-04-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Imaging apparatus and accessory |
US10620510B2 (en) | 2017-05-31 | 2020-04-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Accessory, image pickup apparatus on which same is mountable, and camera system |
US10627704B2 (en) | 2017-05-31 | 2020-04-21 | Canon Kabushiki Kaisha | Accessory, image pickup apparatus on which same is mountable, and camera system |
US10775585B2 (en) | 2017-05-31 | 2020-09-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Accessory, image pickup apparatus on which same is mountable, and camera system |
US10775682B2 (en) | 2017-05-31 | 2020-09-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Adapter device, imaging apparatus, and accessory |
US10782598B2 (en) | 2017-05-31 | 2020-09-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Accessory, image pickup apparatus on which same is mountable, and camera system |
-
2003
- 2003-05-16 JP JP2003138106A patent/JP2004341265A/ja active Pending
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7519291B2 (en) | 2005-03-24 | 2009-04-14 | Fujifilm Corporation | Digital camera, lens unit, and camera system having the same |
US7850376B2 (en) | 2006-07-31 | 2010-12-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Image pickup apparatus |
US8016498B2 (en) | 2006-07-31 | 2011-09-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Image pickup apparatus |
JP2013514492A (ja) * | 2009-12-16 | 2013-04-25 | ボーグワーナー インコーポレーテッド | 排気ガスターボ過給機 |
US10620510B2 (en) | 2017-05-31 | 2020-04-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Accessory, image pickup apparatus on which same is mountable, and camera system |
US10591808B2 (en) | 2017-05-31 | 2020-03-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Imaging apparatus and accessory |
US10613419B2 (en) | 2017-05-31 | 2020-04-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Imaging apparatus and accessory |
US10527913B2 (en) | 2017-05-31 | 2020-01-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Imaging apparatus and accessory |
US10627704B2 (en) | 2017-05-31 | 2020-04-21 | Canon Kabushiki Kaisha | Accessory, image pickup apparatus on which same is mountable, and camera system |
US10775585B2 (en) | 2017-05-31 | 2020-09-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Accessory, image pickup apparatus on which same is mountable, and camera system |
US10775682B2 (en) | 2017-05-31 | 2020-09-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Adapter device, imaging apparatus, and accessory |
US10782598B2 (en) | 2017-05-31 | 2020-09-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Accessory, image pickup apparatus on which same is mountable, and camera system |
WO2020044501A1 (ja) * | 2018-08-30 | 2020-03-05 | キヤノン株式会社 | アクセサリ及びこれを装着可能な撮像装置、カメラシステム |
JPWO2020044501A1 (ja) * | 2018-08-30 | 2021-08-12 | キヤノン株式会社 | アクセサリ及びこれを装着可能な撮像装置、カメラシステム |
JP7171741B2 (ja) | 2018-08-30 | 2022-11-15 | キヤノン株式会社 | アクセサリ及びこれを装着可能な撮像装置、撮像システム |
US11537028B2 (en) | 2018-08-30 | 2022-12-27 | Canon Kabushiki Kaisha | Accessory, image pickup apparatus on which same is mountable, and camera system |
JP7451647B2 (ja) | 2018-08-30 | 2024-03-18 | キヤノン株式会社 | アクセサリ及びこれを装着可能な撮像装置、撮像システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4555556B2 (ja) | レンズ交換式カメラシステム | |
JP2004341265A (ja) | カメラ | |
JP4477313B2 (ja) | レンズ交換式カメラシステム | |
KR20130011939A (ko) | 렌즈 유닛 | |
JP4280760B2 (ja) | 撮像装置 | |
JP2011175191A (ja) | カメラ本体およびレンズ鏡筒 | |
JP3793365B2 (ja) | カメラボディ | |
JPS6152445B2 (ja) | ||
JP2008175897A (ja) | 光学レンズ検出構造、着脱構造及びこれらを備えた撮影装置 | |
JP5228702B2 (ja) | カメラ | |
JP2013217960A (ja) | カメラシステム | |
JP2011154309A (ja) | 監視カメラ用レンズ装置 | |
JP2018045246A (ja) | 撮像装置及びカメラボディ | |
JP2005031438A (ja) | カメラシステム、及びカメラの制御方法 | |
JP3287089B2 (ja) | アダプター装置およびカメラ装置 | |
JPH10206953A (ja) | カメラのレンズ着脱検知装置 | |
JP3315506B2 (ja) | アダプター装置 | |
JPS6041334B2 (ja) | カメラ用交換レンズ鏡筒 | |
JP2013178350A (ja) | カメラ用アクセサリ機器 | |
JP2008197507A (ja) | レリーズスイッチ機構、及び撮影装置 | |
JP2008158058A (ja) | 撮影装置 | |
JPH07104368A (ja) | 光学機器の着脱機構 | |
JP2005284091A (ja) | 閃光装置設置機構及び撮像装置 | |
JP2001318403A (ja) | レンズキャップ取り忘れ防止兼紛失防止装置 | |
JP2572137Y2 (ja) | フォーカスロック装置を有するレンズ鏡筒 |