JP3287089B2 - アダプター装置およびカメラ装置 - Google Patents
アダプター装置およびカメラ装置Info
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- JP3287089B2 JP3287089B2 JP34184793A JP34184793A JP3287089B2 JP 3287089 B2 JP3287089 B2 JP 3287089B2 JP 34184793 A JP34184793 A JP 34184793A JP 34184793 A JP34184793 A JP 34184793A JP 3287089 B2 JP3287089 B2 JP 3287089B2
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- lens
- interchangeable lens
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- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は交換レンズとカメラ本体
との間に装着するアダプター装置および該アダプター装
置を適用したカメラ装置に関するものである。
との間に装着するアダプター装置および該アダプター装
置を適用したカメラ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のアダプター装置には様々
な種類のものが知られているが、特に交換レンズの焦点
距離等を変換したり、異なるフランジバック、マウント
嵌合径などを有するカメラ本体に交換レンズを装着する
ために広く適用されている。
な種類のものが知られているが、特に交換レンズの焦点
距離等を変換したり、異なるフランジバック、マウント
嵌合径などを有するカメラ本体に交換レンズを装着する
ために広く適用されている。
【0003】また、従来のカメラ装置において、カメラ
本体と交換レンズを装着するマウント部はバヨネット係
合が一般的であり、該バヨネット係合時の該カメラ本体
と該交換レンズの取付位相(角度)を決定するために、
図6,図7に示すようにカメラ本体31側のマウント面
31aより交換レンズ32側に向けて光軸方向に進退可
能に支持されたロックピン53を有し、該ロックピンに
対向した交換レンズ側マウント32aにはレンズ取付正
位置において上記ロックピンが嵌合する溝54が設けら
れている。
本体と交換レンズを装着するマウント部はバヨネット係
合が一般的であり、該バヨネット係合時の該カメラ本体
と該交換レンズの取付位相(角度)を決定するために、
図6,図7に示すようにカメラ本体31側のマウント面
31aより交換レンズ32側に向けて光軸方向に進退可
能に支持されたロックピン53を有し、該ロックピンに
対向した交換レンズ側マウント32aにはレンズ取付正
位置において上記ロックピンが嵌合する溝54が設けら
れている。
【0004】上記ロックピン53はカメラ本体のマウン
ト近傍に設置されたアンロックボタン55の操作により
カメラ本体マウント面より進退するように構成されてお
り、交換レンズ32をカメラ本体31から外す際には上
記アンロックボタンを操作し、上記ロックピン53を退
避させて交換レンズ側マウントの溝部との嵌合を断ち、
交換レンズ32を脱方向に回転させて外すことができる
様になっている。
ト近傍に設置されたアンロックボタン55の操作により
カメラ本体マウント面より進退するように構成されてお
り、交換レンズ32をカメラ本体31から外す際には上
記アンロックボタンを操作し、上記ロックピン53を退
避させて交換レンズ側マウントの溝部との嵌合を断ち、
交換レンズ32を脱方向に回転させて外すことができる
様になっている。
【0005】また、近年のカメラは電子化が進み、一眼
レフカメラにおいてもカメラ本体と交換レンズの間で、
電気接点を介して通信をしたり、モータ駆動用電源を給
電することが一般化している。
レフカメラにおいてもカメラ本体と交換レンズの間で、
電気接点を介して通信をしたり、モータ駆動用電源を給
電することが一般化している。
【0006】この様な電気接点を有するカメラ本体およ
び交換レンズにおいて問題になることは、この電気接点
の露出時のショートである。例えばカメラ本体の電源が
ONの時、マウント部に交換レンズが装着されていない
と、電源電圧の印加された電気接点が露出していること
になる。このため、露出している電気接点間に不用意に
金属片が接するとショートし、上記電気接点に接続され
ているカメラ本体側の電気素子を破損したり、最悪の場
合は発熱、発煙等を生ずる。
び交換レンズにおいて問題になることは、この電気接点
の露出時のショートである。例えばカメラ本体の電源が
ONの時、マウント部に交換レンズが装着されていない
と、電源電圧の印加された電気接点が露出していること
になる。このため、露出している電気接点間に不用意に
金属片が接するとショートし、上記電気接点に接続され
ているカメラ本体側の電気素子を破損したり、最悪の場
合は発熱、発煙等を生ずる。
【0007】上記のようなショート対策として、交換レ
ンズが取付けられたことを検知する検知スイッチを設
け、交換レンズ装着時に検知スイッチがONになり、電
気接点に電源電圧及び信号供給を開始するように構成さ
れている。従って、交換レンズとカメラ本体の間に装着
されるアダプター装置に関しても同様のショート対策が
必要である。
ンズが取付けられたことを検知する検知スイッチを設
け、交換レンズ装着時に検知スイッチがONになり、電
気接点に電源電圧及び信号供給を開始するように構成さ
れている。従って、交換レンズとカメラ本体の間に装着
されるアダプター装置に関しても同様のショート対策が
必要である。
【0008】図8は上記のショート対策を施した従来の
アダプター装置を示す正面図、図9はその縦断面図であ
る。図8,図9において、40は不図示のカメラ本体の
マウントとバヨネット係合する交換レンズ側マウントで
あり、アダプター本体41の一端にもうけられている。
42は不図示の交換レンズマウントとバヨネット係合す
るレンズ側マウントであり、アダプター本体41の他端
に設けられている。
アダプター装置を示す正面図、図9はその縦断面図であ
る。図8,図9において、40は不図示のカメラ本体の
マウントとバヨネット係合する交換レンズ側マウントで
あり、アダプター本体41の一端にもうけられている。
42は不図示の交換レンズマウントとバヨネット係合す
るレンズ側マウントであり、アダプター本体41の他端
に設けられている。
【0009】43はカメラ本体の電気接点と接触して電
気信号を授受する接点板、44は交換レンズ側の電気接
点と接触する接点ピン、45はレンズ検知板であり、ア
ダプター本体41に軸45cを中心に回転自在に支持さ
れている。交換レンズがアダプター本体41にバヨネッ
ト結合されると、この交換レンズのマウントのバヨネッ
ト爪(図示せず)とレンズ検知板45に一体に設けた突
起45aが当接し、レンズ検知板45を反時計方向に回
転させ、レンズ検知板45に一体に設けられた突起45
bをスイッチバネ47に当接させるように構成されてい
る。
気信号を授受する接点板、44は交換レンズ側の電気接
点と接触する接点ピン、45はレンズ検知板であり、ア
ダプター本体41に軸45cを中心に回転自在に支持さ
れている。交換レンズがアダプター本体41にバヨネッ
ト結合されると、この交換レンズのマウントのバヨネッ
ト爪(図示せず)とレンズ検知板45に一体に設けた突
起45aが当接し、レンズ検知板45を反時計方向に回
転させ、レンズ検知板45に一体に設けられた突起45
bをスイッチバネ47に当接させるように構成されてい
る。
【0010】46,47はバネ押え48によって一端を
アダプター本体41に固定されたスイッチバネである。
49はアダプター本体内に設けられた信号線、50およ
び51は電源線である。
アダプター本体41に固定されたスイッチバネである。
49はアダプター本体内に設けられた信号線、50およ
び51は電源線である。
【0011】次に動作について説明する。いま、交換レ
ンズが取付かない状態ではレンズ検知板45は軸45c
を中心に図中時計回りにスイッチバネ47により付勢さ
れており、スイッチバネ46と47は非接触のためアダ
プター本体内の電源線は断線している。このため、アダ
プター本体前面に突出した接点ピン44には電源供給が
なされず、この接点ピン間がショートされても何ら問題
は発生しない。
ンズが取付かない状態ではレンズ検知板45は軸45c
を中心に図中時計回りにスイッチバネ47により付勢さ
れており、スイッチバネ46と47は非接触のためアダ
プター本体内の電源線は断線している。このため、アダ
プター本体前面に突出した接点ピン44には電源供給が
なされず、この接点ピン間がショートされても何ら問題
は発生しない。
【0012】交換レンズが装着された際には、この交換
レンズのバヨネット爪によりレンズ検知板45が反時計
方向に回転され、スイッチバネ47が軸45cを中心に
回転するレンズ検知板45の突起45bにより押されて
スイッチバネ46と接触するため、電源線50と51、
接点ピン44を介してカメラ本体からアダプター本体4
1を介して交換レンズへ電源が供給される。上記と同様
の機構はカメラ本体内にも設けられ、カメラ本体単体で
の接点のショート対策を行っている。
レンズのバヨネット爪によりレンズ検知板45が反時計
方向に回転され、スイッチバネ47が軸45cを中心に
回転するレンズ検知板45の突起45bにより押されて
スイッチバネ46と接触するため、電源線50と51、
接点ピン44を介してカメラ本体からアダプター本体4
1を介して交換レンズへ電源が供給される。上記と同様
の機構はカメラ本体内にも設けられ、カメラ本体単体で
の接点のショート対策を行っている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フラン
ジバック交換アダプター装置等においては、かなり薄型
のアダプター装置が要求されることがある。その場合の
電気接点構造を、本出願人は特願平5−252458号
で中間リングの接点構図としてすでに提案している。
ジバック交換アダプター装置等においては、かなり薄型
のアダプター装置が要求されることがある。その場合の
電気接点構造を、本出願人は特願平5−252458号
で中間リングの接点構図としてすでに提案している。
【0014】しかし、この提案の接点構造では、カメラ
本体の電気接点と交換レンズの電気接点とをアダプター
本体内の光軸方向にスライドする接点ピンで直結してい
るため、前記図7,図8に示す従来例のようにスイッチ
バネを用いてアダプター本体内で電源線を断接すること
は不可能であった。また、アダプター本体内に上記のよ
うなスイッチバネを実装するスペースがない場合も同様
である。
本体の電気接点と交換レンズの電気接点とをアダプター
本体内の光軸方向にスライドする接点ピンで直結してい
るため、前記図7,図8に示す従来例のようにスイッチ
バネを用いてアダプター本体内で電源線を断接すること
は不可能であった。また、アダプター本体内に上記のよ
うなスイッチバネを実装するスペースがない場合も同様
である。
【0015】本発明は交換レンズの装着されたことを簡
単な構成でカメラ本体に伝達することのできるアダアプ
ター装置を得ることを目的とする。
単な構成でカメラ本体に伝達することのできるアダアプ
ター装置を得ることを目的とする。
【0016】この他本発明はカメラ本体は交換レンズが
アダプター装置に装着されたレンズ検知信号を受けると
該アダプター装置内の電路を介して交換レンズに給電を
開始するカメラ装置を得ることを目的とする。
アダプター装置に装着されたレンズ検知信号を受けると
該アダプター装置内の電路を介して交換レンズに給電を
開始するカメラ装置を得ることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明のアダプ
ター装置はカメラ本体と交換レンズの間に装着されるア
ダプター装置において、該交換レンズのレンズ側マウン
トとを係合するレンズ側バヨネットマウント部と、該カ
メラ本体のカメラ側マウントと係合するとともに、該カ
メラ側マウントより突出する方向に付勢されたカメラロ
ックピンを係合するロック穴を有するカメラ側バヨネッ
トマウント部と、該交換レンズが装着されていないとき
に、該カメラロックピンの該ロック穴への嵌入する深さ
を制限するとともに、該交換レンズを装着したとき、そ
の装着操作に連動して該カメラロックピンの該ロック穴
への嵌入する深さの制限を解除させる交換レンズ検知板
と、を備えることを特徴としている。
ター装置はカメラ本体と交換レンズの間に装着されるア
ダプター装置において、該交換レンズのレンズ側マウン
トとを係合するレンズ側バヨネットマウント部と、該カ
メラ本体のカメラ側マウントと係合するとともに、該カ
メラ側マウントより突出する方向に付勢されたカメラロ
ックピンを係合するロック穴を有するカメラ側バヨネッ
トマウント部と、該交換レンズが装着されていないとき
に、該カメラロックピンの該ロック穴への嵌入する深さ
を制限するとともに、該交換レンズを装着したとき、そ
の装着操作に連動して該カメラロックピンの該ロック穴
への嵌入する深さの制限を解除させる交換レンズ検知板
と、を備えることを特徴としている。
【0018】請求項2の発明のカメラ装置は供電可能な
カメラ本体と、該カメラ本体に装着されたとき供電を受
ける交換レンズ、そして該カメラ本体と交換レンズの間
に装着され該供電が行われるよう該カメラ本体と該交換
レンズとを電気的に接続する電気接点群を有するアダプ
ター装置とを備え、該交換レンズは、レンズ側マウント
を有し、該カメラ本体は、該レンズ側マウントを装着可
能なカメラ側マウントと、該カメラ側マウントから突出
し該突出する方向に付勢されたカメラロックピンと、該
カメラ本体内に設けられ該カメラ側マウントへのマウン
ト装着操作によりスイッチバネが接触状態となるスイッ
チ機構とを有するカメラ装置において、該アダプター装
置は、該交換レンズのレンズ側マウントとを係合するレ
ンズ側バヨネットマウント部と、該カメラ本体のカメラ
側マウントと係合するとともに、該カメラ側マウントよ
り突出する方向に付勢されたカメラロックピンを係合す
るロック穴を有するカメラ側バヨネットマウント部と、
該交換レンズが装着されていないときに、該カメラロッ
クピンの該ロック穴への嵌入する深さを制限するととも
に、該交換レンズを装着したとき、その装着操作に連動
して該カメラロックピンの該ロック穴への嵌入する深さ
の制限を解除させる交換レンズ検知板とを有し、該カメ
ラ本体は、該カメラロックピンの移動量に応じてオン、
オフするスイッチを有し、該カメラ本体内の前記スイッ
チ機構のスイッチバネが接触状態であり、該カメラロッ
クピンの該ロック穴への嵌入する深さの制限が解除され
て該スイッチがオンとなり、該スイッチのオンに基づい
てカメラ本体から該アダプター装置の電気接点群を介し
て該交換レンズに供電を行うことを特徴としている。
カメラ本体と、該カメラ本体に装着されたとき供電を受
ける交換レンズ、そして該カメラ本体と交換レンズの間
に装着され該供電が行われるよう該カメラ本体と該交換
レンズとを電気的に接続する電気接点群を有するアダプ
ター装置とを備え、該交換レンズは、レンズ側マウント
を有し、該カメラ本体は、該レンズ側マウントを装着可
能なカメラ側マウントと、該カメラ側マウントから突出
し該突出する方向に付勢されたカメラロックピンと、該
カメラ本体内に設けられ該カメラ側マウントへのマウン
ト装着操作によりスイッチバネが接触状態となるスイッ
チ機構とを有するカメラ装置において、該アダプター装
置は、該交換レンズのレンズ側マウントとを係合するレ
ンズ側バヨネットマウント部と、該カメラ本体のカメラ
側マウントと係合するとともに、該カメラ側マウントよ
り突出する方向に付勢されたカメラロックピンを係合す
るロック穴を有するカメラ側バヨネットマウント部と、
該交換レンズが装着されていないときに、該カメラロッ
クピンの該ロック穴への嵌入する深さを制限するととも
に、該交換レンズを装着したとき、その装着操作に連動
して該カメラロックピンの該ロック穴への嵌入する深さ
の制限を解除させる交換レンズ検知板とを有し、該カメ
ラ本体は、該カメラロックピンの移動量に応じてオン、
オフするスイッチを有し、該カメラ本体内の前記スイッ
チ機構のスイッチバネが接触状態であり、該カメラロッ
クピンの該ロック穴への嵌入する深さの制限が解除され
て該スイッチがオンとなり、該スイッチのオンに基づい
てカメラ本体から該アダプター装置の電気接点群を介し
て該交換レンズに供電を行うことを特徴としている。
【0019】
【0020】
【実施例】図1乃至図3は本発明の実施例を示し、図1
はアダプター装置の正面図、図2はその側面図、図3は
その斜視図である。
はアダプター装置の正面図、図2はその側面図、図3は
その斜視図である。
【0021】図1乃至図3において、1はアダプター本
体であり、カメラ本体31に設けられたカメラマウント
25と係合するバヨネットマウント部1aを一端に有
し、交換レンズ32に設けられた交換レンズマウント2
9と係合するバヨネットマウント部2が他端に設けられ
ている。
体であり、カメラ本体31に設けられたカメラマウント
25と係合するバヨネットマウント部1aを一端に有
し、交換レンズ32に設けられた交換レンズマウント2
9と係合するバヨネットマウント部2が他端に設けられ
ている。
【0022】3はアダプター本体1の外周に取付けられ
たカバー、4はアダプター本体1に取付けられ、アンロ
ック操作つまみ5の動きを規制しているつまみカバーで
あり、このカバー4に設けた穴部4aよりアンロック操
作つまみ5のつまみ部5aが外周方向につまみ操作可能
に突出している。6は板カムであり、アダプター本体1
の取付け部1bにビス7により回転可能に支持されてい
る。また、板カム6の操作つまみ5の内側突起部5bと
当接している当接面6aは曲率をもった端面になってい
る。
たカバー、4はアダプター本体1に取付けられ、アンロ
ック操作つまみ5の動きを規制しているつまみカバーで
あり、このカバー4に設けた穴部4aよりアンロック操
作つまみ5のつまみ部5aが外周方向につまみ操作可能
に突出している。6は板カムであり、アダプター本体1
の取付け部1bにビス7により回転可能に支持されてい
る。また、板カム6の操作つまみ5の内側突起部5bと
当接している当接面6aは曲率をもった端面になってい
る。
【0023】8は板材をほぼコの字状に折り曲げて形成
したレンズアンロック板であり、アダプター本体1の取
付け部1bをはさみ込むように係合しており、光軸と平
行な方向に移動可能に支持されている。このレンズアン
ロック板8はコの字状両辺の外向きを折曲部8aにおい
て板カム6の折曲部6bと当接しており、板カム6の回
転力を折曲部6bを介して受け、光軸と平行な方向に移
動する。
したレンズアンロック板であり、アダプター本体1の取
付け部1bをはさみ込むように係合しており、光軸と平
行な方向に移動可能に支持されている。このレンズアン
ロック板8はコの字状両辺の外向きを折曲部8aにおい
て板カム6の折曲部6bと当接しており、板カム6の回
転力を折曲部6bを介して受け、光軸と平行な方向に移
動する。
【0024】また、上記レンズアンロック板8に設けた
長溝8bにはレンズロックピン9が係合し、このロック
ピン9の径大部9aとレンズアンロック板8が当接して
いる。従って、レンズロックピン9はレンズアンロック
板8の動きに合わせて光軸と平行方向に移動する。ま
た、上記レンズロックピン9はアダプター本体1に設け
られた光軸と平行方向に延びた穴部1fと係合している
ため、光軸と平行方向の移動可能に支持されている。
長溝8bにはレンズロックピン9が係合し、このロック
ピン9の径大部9aとレンズアンロック板8が当接して
いる。従って、レンズロックピン9はレンズアンロック
板8の動きに合わせて光軸と平行方向に移動する。ま
た、上記レンズロックピン9はアダプター本体1に設け
られた光軸と平行方向に延びた穴部1fと係合している
ため、光軸と平行方向の移動可能に支持されている。
【0025】10はレンズロックピンバネであり、レン
ズロックピン9の径大部9aとアダプター本体1の取付
け部1bとの間で該レンズロックピンまわりに設けら
れ、該レンズロックピン9およびレンズアンロック板8
を光軸と平行に交換レンズ側へ押圧する力を発生させて
いる。
ズロックピン9の径大部9aとアダプター本体1の取付
け部1bとの間で該レンズロックピンまわりに設けら
れ、該レンズロックピン9およびレンズアンロック板8
を光軸と平行に交換レンズ側へ押圧する力を発生させて
いる。
【0026】11はカメラアンロック板であり、アダプ
ター本体1の取付部1cにビス12により回転可能に支
持されている。13はコイルバネであり、カメラアンロ
ック板11を図中時計回りに回転させるようとする力を
発生させている。11aは板カム6の折曲部6cとの当
接部であり、板カム6の回転力を受けてカメラアンロッ
ク板11を回転させるように構成されている。また、折
曲部11bは伝達手段としての板バネ14の当接部14
aと当接するように構成されている。
ター本体1の取付部1cにビス12により回転可能に支
持されている。13はコイルバネであり、カメラアンロ
ック板11を図中時計回りに回転させるようとする力を
発生させている。11aは板カム6の折曲部6cとの当
接部であり、板カム6の回転力を受けてカメラアンロッ
ク板11を回転させるように構成されている。また、折
曲部11bは伝達手段としての板バネ14の当接部14
aと当接するように構成されている。
【0027】板バネ14は一端14bがビス15によっ
てアダプター本体1に固定され、他端にカメラアンロッ
クピン16が取付けられている。従って、上記カメラア
ンロック板11の回転により、折曲部11bと当接部1
4aが当接し、板バネ14およびカメラアンロックピン
16は一端14bを支点として略光軸と平行方向に移動
可能に支持されている。
てアダプター本体1に固定され、他端にカメラアンロッ
クピン16が取付けられている。従って、上記カメラア
ンロック板11の回転により、折曲部11bと当接部1
4aが当接し、板バネ14およびカメラアンロックピン
16は一端14bを支点として略光軸と平行方向に移動
可能に支持されている。
【0028】17はレンズ検知手段としての交換レンズ
検知板であり、長穴17aにビス18が係合し、アダプ
ター本体1に光軸中心に回転可能に支持されている。そ
して、光軸方向に延在する突起17bが、交換レンズ3
2の装着時の少し手前で該交換レンズのマウント部のバ
ヨネット爪の1つに、当接するように形成されており、
交換レンズ32がアダプター本体1に装着完了までに該
交換レンズと共に光軸中心に回転する。
検知板であり、長穴17aにビス18が係合し、アダプ
ター本体1に光軸中心に回転可能に支持されている。そ
して、光軸方向に延在する突起17bが、交換レンズ3
2の装着時の少し手前で該交換レンズのマウント部のバ
ヨネット爪の1つに、当接するように形成されており、
交換レンズ32がアダプター本体1に装着完了までに該
交換レンズと共に光軸中心に回転する。
【0029】また交換レンズ検知板17の突起部17c
とアダプター本体1に固着されたピン20の間にはバネ
19が掛けられており、交換レンズ検知板17は交換レ
ンズ装着時に光軸中心に回転させられて復元力を得てい
る。さらに交換レンズ検知板17の皿穴17d部に対向
して、板バネ14側の面にサラ状の溝(穴)が設けられ
ている。そして、皿穴17dは交換レンズ装着時にカメ
ラアンロックピン16の交換レンズ検知板方向の突出部
が落ち込む位置に設計されている。
とアダプター本体1に固着されたピン20の間にはバネ
19が掛けられており、交換レンズ検知板17は交換レ
ンズ装着時に光軸中心に回転させられて復元力を得てい
る。さらに交換レンズ検知板17の皿穴17d部に対向
して、板バネ14側の面にサラ状の溝(穴)が設けられ
ている。そして、皿穴17dは交換レンズ装着時にカメ
ラアンロックピン16の交換レンズ検知板方向の突出部
が落ち込む位置に設計されている。
【0030】21はアダプター本体1内に設けられた電
路としての接点ピンであり、カバー22、23によって
はさみ込まれて支持され、光軸と平行方向に移動可能に
ビス24によりアダプター本体1に固定されている。
路としての接点ピンであり、カバー22、23によって
はさみ込まれて支持され、光軸と平行方向に移動可能に
ビス24によりアダプター本体1に固定されている。
【0031】25はカメラ本体31に固定されているカ
メラマウントであり、26はカメラ本体側からアダプタ
ー本体方向へ突出し、光軸と平行方向に進退可能に支持
されている部材としてのカメラロックピン、27はカメ
ラ本体側に光軸と平行方向に進退可能に支持され、交換
レンズ側へバネ28により付勢されているカメラ接点ピ
ン、29は交換レンズ32に固定されているレンズマウ
ント、30は交換レンズ32に取付けられた電気接点群
である。
メラマウントであり、26はカメラ本体側からアダプタ
ー本体方向へ突出し、光軸と平行方向に進退可能に支持
されている部材としてのカメラロックピン、27はカメ
ラ本体側に光軸と平行方向に進退可能に支持され、交換
レンズ側へバネ28により付勢されているカメラ接点ピ
ン、29は交換レンズ32に固定されているレンズマウ
ント、30は交換レンズ32に取付けられた電気接点群
である。
【0032】つぎに、上記実施例構成の動作を説明す
る。
る。
【0033】図4(a)〜(c),図5(a)〜(c)
に各操作時の動作を示した。
に各操作時の動作を示した。
【0034】(イ)アダプター単体時「図4(a)」 操作つまみ5は中央に位置するため、板カム6との当接
点は中央部であり、回転していない状態にある。このと
き、バネ10により、レンズロックピン9とレンズアン
ロック板8は光軸と平行に交換レンズ側に付勢され、レ
ンズ側マウント2に押しつけられている。また、カメラ
アンロック板11はバネ13により図中時計方向に回転
付勢されており、端部11cがアダプター本体の穴壁1
d面に押しつけられており、以上の2つのバネ力によ
り、操作つまみ5は板カム6の曲面6aの中央に内側突
起部5bが当接して位置決めされている。
点は中央部であり、回転していない状態にある。このと
き、バネ10により、レンズロックピン9とレンズアン
ロック板8は光軸と平行に交換レンズ側に付勢され、レ
ンズ側マウント2に押しつけられている。また、カメラ
アンロック板11はバネ13により図中時計方向に回転
付勢されており、端部11cがアダプター本体の穴壁1
d面に押しつけられており、以上の2つのバネ力によ
り、操作つまみ5は板カム6の曲面6aの中央に内側突
起部5bが当接して位置決めされている。
【0035】また、交換レンズ検知板17はバネ19に
より、図中上方に付勢されているため、皿穴17dとカ
メラアンロックピン16は係合せず、カメラアンロック
ピン16は交換レンズ検知板17に乗り上げるようにし
て位置決めされている。
より、図中上方に付勢されているため、皿穴17dとカ
メラアンロックピン16は係合せず、カメラアンロック
ピン16は交換レンズ検知板17に乗り上げるようにし
て位置決めされている。
【0036】(ロ)カメラ本体装着時「図4(b)」 アダプター本体1にカメラ本体31をバヨネット係合に
より装着した状態では、カメラ本体31に光軸と平行方
向に進退可能に支持され、バネにより図中左側へ付勢さ
れたカメラロックピン26がアダプター本体1のロック
穴1eへ嵌入している。このカメラロックピン26がロ
ック穴1eに嵌入する深さは、カメラアンロックピン1
6に突き当るまでとなる。このカメラロックピン26の
嵌入により、カメラ本体31とアダプター本体1の装着
位相が決定されている。
より装着した状態では、カメラ本体31に光軸と平行方
向に進退可能に支持され、バネにより図中左側へ付勢さ
れたカメラロックピン26がアダプター本体1のロック
穴1eへ嵌入している。このカメラロックピン26がロ
ック穴1eに嵌入する深さは、カメラアンロックピン1
6に突き当るまでとなる。このカメラロックピン26の
嵌入により、カメラ本体31とアダプター本体1の装着
位相が決定されている。
【0037】(ハ)交換レンズ装着時「図4(c)」 アダプター本体1に交換レンズ32をバヨネット係合に
より装着した状態は、交換レンズ32のロックピン9が
バネ10の付勢に逆って図中右に移動し、交換レンズ3
2のレンズマウント29に設けられたロック穴29aに
レンズロックピン9が嵌入し、装着位相が決定される。
また、レンズマウント29のバヨネット爪部に当接して
いる交換レンズ検知板17の突起部17bにより、この
交換レンズ検知板17は、光軸回りに交換レンズと共に
(図中下方へ)回転し、交換レンズ装着完了時に皿穴部
17dがカメラアンロック16と同位置まで回転するの
で、カメラアンロックピン16は板バネ14の付勢によ
り皿穴部17dに落ち込む。
より装着した状態は、交換レンズ32のロックピン9が
バネ10の付勢に逆って図中右に移動し、交換レンズ3
2のレンズマウント29に設けられたロック穴29aに
レンズロックピン9が嵌入し、装着位相が決定される。
また、レンズマウント29のバヨネット爪部に当接して
いる交換レンズ検知板17の突起部17bにより、この
交換レンズ検知板17は、光軸回りに交換レンズと共に
(図中下方へ)回転し、交換レンズ装着完了時に皿穴部
17dがカメラアンロック16と同位置まで回転するの
で、カメラアンロックピン16は板バネ14の付勢によ
り皿穴部17dに落ち込む。
【0038】(ニ)カメラ本体および交換レンズ装着時
「図5(a)」 アダプター本体1にカメラ本体31および交換レンズ3
2をバヨネット係合により装着した状態では、前述の
(ロ),(ハ)項の説明とほぼ同じ状態となるが、カメ
ラロックピン26はカメラアンロックピン16に突き当
るまで付勢される。この結果、交換レンズ検知板17が
光軸を中心に回転し、この交換レンズ検知板17に設け
られて皿穴部17dにカメラアンロックピン16が落ち
込み、(ロ)項の状態よりも更に深くまでアダプター本
体内に嵌入する。
「図5(a)」 アダプター本体1にカメラ本体31および交換レンズ3
2をバヨネット係合により装着した状態では、前述の
(ロ),(ハ)項の説明とほぼ同じ状態となるが、カメ
ラロックピン26はカメラアンロックピン16に突き当
るまで付勢される。この結果、交換レンズ検知板17が
光軸を中心に回転し、この交換レンズ検知板17に設け
られて皿穴部17dにカメラアンロックピン16が落ち
込み、(ロ)項の状態よりも更に深くまでアダプター本
体内に嵌入する。
【0039】そして、このカメラロックピン26の大き
な移動量によって、カメラ本体内のスイッチ(図示せ
ず)がONとなり、カメラ接点ピン27−接点ピン21
−電気接点群30を介して、カメラ本体31から交換レ
ンズ32へ給電を開始する。
な移動量によって、カメラ本体内のスイッチ(図示せ
ず)がONとなり、カメラ接点ピン27−接点ピン21
−電気接点群30を介して、カメラ本体31から交換レ
ンズ32へ給電を開始する。
【0040】(ホ)カメラ本体アンロック時「図5
(b)」 前記(ニ)項の状態からカメラ本体31のみを取はずす
場合、まず、アンロック操作つまみ5を図中上方に操作
すると、内側突起部5bが当接した板カム6の曲面6a
を押しながら上方へ移動する。このため、板カム6はビ
ス7を中心に図中時計回りに回転し、この板カム6の折
曲部6cに当接した当接部11aを介して、カメラアン
ロック板11を取付ビス12を中心に反時計方向へ回転
させる。そのため、折曲部11b部もビス12を中心に
反時計方向へ回転し、板バネ14a部に当接し、一端1
4bに取付けられたカメラアンロックピンをカメラ本体
側へ(図中右側へ)押し、カメラ本体31より嵌入し、
カメラアンロックピンに当接していたカメラロックピン
26を該カメラ本体側へ押しもどし、すなわちカメラロ
ックピン26をアダプター本体32より外してカメラ本
体31を回転させ、このカメラ本体3をアダプター本体
1より外すことを可能とする。
(b)」 前記(ニ)項の状態からカメラ本体31のみを取はずす
場合、まず、アンロック操作つまみ5を図中上方に操作
すると、内側突起部5bが当接した板カム6の曲面6a
を押しながら上方へ移動する。このため、板カム6はビ
ス7を中心に図中時計回りに回転し、この板カム6の折
曲部6cに当接した当接部11aを介して、カメラアン
ロック板11を取付ビス12を中心に反時計方向へ回転
させる。そのため、折曲部11b部もビス12を中心に
反時計方向へ回転し、板バネ14a部に当接し、一端1
4bに取付けられたカメラアンロックピンをカメラ本体
側へ(図中右側へ)押し、カメラ本体31より嵌入し、
カメラアンロックピンに当接していたカメラロックピン
26を該カメラ本体側へ押しもどし、すなわちカメラロ
ックピン26をアダプター本体32より外してカメラ本
体31を回転させ、このカメラ本体3をアダプター本体
1より外すことを可能とする。
【0041】(ヘ)交換レンズアンロック時「図5
(c)」 前記(ニ)項の状態から交換レンズ32のみを取はずす
場合、まず、アンロック操作つまみ5を図中下方に操作
すると、内側突起部5bも下方へ移動し、この内側突起
部5bに当接している当接面6aを介して板カム6がビ
ス7を中心に図中反時計回りに回転する。このため、板
カム6の折曲部6bに当接した折曲部8aを介し、レン
ズアンロック板8はアダプター本体1の取付け部1bの
側面と摺動しながら、光軸と平行方向に、カメラ本体へ
(図中右側へ)移動する。そのため、レンズアンロック
板8の長溝8bに係合し、バネ10により該レンズアン
ロック板に付勢されていたレンズロックピン9が該レン
ズアンロック板と共に移動し、交換レンズ32のレンズ
マウント29のロック穴29aより退避する。この結
果、交換レンズ32を図中上方向へ回転させ、バヨネッ
ト係合を外して交換レンズをはずすことができる。
(c)」 前記(ニ)項の状態から交換レンズ32のみを取はずす
場合、まず、アンロック操作つまみ5を図中下方に操作
すると、内側突起部5bも下方へ移動し、この内側突起
部5bに当接している当接面6aを介して板カム6がビ
ス7を中心に図中反時計回りに回転する。このため、板
カム6の折曲部6bに当接した折曲部8aを介し、レン
ズアンロック板8はアダプター本体1の取付け部1bの
側面と摺動しながら、光軸と平行方向に、カメラ本体へ
(図中右側へ)移動する。そのため、レンズアンロック
板8の長溝8bに係合し、バネ10により該レンズアン
ロック板に付勢されていたレンズロックピン9が該レン
ズアンロック板と共に移動し、交換レンズ32のレンズ
マウント29のロック穴29aより退避する。この結
果、交換レンズ32を図中上方向へ回転させ、バヨネッ
ト係合を外して交換レンズをはずすことができる。
【0042】なお、この際レンズ交換検知板17は当接
されていた該交換レンズを失うので、バネ19の付勢力
により、交換レンズ装着前の状態までもどされる。従っ
て皿穴部17dも図中上方へ移動し、カメラアンロック
ピン16は該皿穴部17dから乗り上げ、交換レンズ装
着前の位置にもどる。
されていた該交換レンズを失うので、バネ19の付勢力
により、交換レンズ装着前の状態までもどされる。従っ
て皿穴部17dも図中上方へ移動し、カメラアンロック
ピン16は該皿穴部17dから乗り上げ、交換レンズ装
着前の位置にもどる。
【0043】以上説明した様に、アダプター本体1で
は、交換レンズ32およびカメラ本体31の装着、取り
はずし順序について特に制約をもたない。また、本実施
例では、操作つまみ5の時計方向の操作方向でカメラア
ンアロック、反時計方向の操作方向で交換レンズアンロ
ックとしているが、特に規制はなく、どちらの方向でも
良い。
は、交換レンズ32およびカメラ本体31の装着、取り
はずし順序について特に制約をもたない。また、本実施
例では、操作つまみ5の時計方向の操作方向でカメラア
ンアロック、反時計方向の操作方向で交換レンズアンロ
ックとしているが、特に規制はなく、どちらの方向でも
良い。
【0044】但し、操作性を考えると、交換レンズ脱着
方向にレンズアンロック操作、アダプター脱着方向にカ
メラアンロック操作にすることにより、それぞれのアン
ロックが可能となり、使い勝手が良い。逆に、安易にア
ンロックしたくない場合は、上記の逆方向に設定すれば
良い。
方向にレンズアンロック操作、アダプター脱着方向にカ
メラアンロック操作にすることにより、それぞれのアン
ロックが可能となり、使い勝手が良い。逆に、安易にア
ンロックしたくない場合は、上記の逆方向に設定すれば
良い。
【0045】また、本実施例では、操作つまみ5をアダ
プター本体1の外周面にそって動くように設定している
が、特に周方向操作に限るわけではなく、例えば板カム
6の延在方向と等しく、アダプター本体1の外周の接線
方向の操作としても何ら問題はない。
プター本体1の外周面にそって動くように設定している
が、特に周方向操作に限るわけではなく、例えば板カム
6の延在方向と等しく、アダプター本体1の外周の接線
方向の操作としても何ら問題はない。
【0046】図4,図5の説明では、カメラロックピン
26は不図示のカメラ本体31内において、カメラ本体
前面に設けられた電気接点のうち電源ラインのON−O
FFスイッチと連動している。このON−OFFスイッ
チは、図5(a)状態でカメラロックピン26がアダプ
ター本体1内に深く入り込んだ時にONとなり、カメラ
本体側31から電気接点を介してアダプター本体1、交
換レンズ32へ電源を供給することが可能である。そし
て、図4(b),図5(b),図5(c)状態でON−
OFFスイッチはOFFとなり、カメラ接点ピン27に
は電源は供給されない。
26は不図示のカメラ本体31内において、カメラ本体
前面に設けられた電気接点のうち電源ラインのON−O
FFスイッチと連動している。このON−OFFスイッ
チは、図5(a)状態でカメラロックピン26がアダプ
ター本体1内に深く入り込んだ時にONとなり、カメラ
本体側31から電気接点を介してアダプター本体1、交
換レンズ32へ電源を供給することが可能である。そし
て、図4(b),図5(b),図5(c)状態でON−
OFFスイッチはOFFとなり、カメラ接点ピン27に
は電源は供給されない。
【0047】本実施例では、機構の簡略化のためカメラ
ロックピン26をON−OFFスイッチの動作部材とし
ているが、この動作部材はカメラロックピン26とは別
体であっても良い。その場合はアダプター本体内でも、
カメラアンロック機構と交換レンズ装着検知伝達手段を
別体で構成すれば良い。
ロックピン26をON−OFFスイッチの動作部材とし
ているが、この動作部材はカメラロックピン26とは別
体であっても良い。その場合はアダプター本体内でも、
カメラアンロック機構と交換レンズ装着検知伝達手段を
別体で構成すれば良い。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
交換レンズの装着されたことを簡単な構成で確実にカメ
ラ本体に伝達することができるアダプター装置を達成す
ることができる。
交換レンズの装着されたことを簡単な構成で確実にカメ
ラ本体に伝達することができるアダプター装置を達成す
ることができる。
【0049】この他、本発明によれば、特別な電路の開
閉操作が不要で使い勝手がよく、また、交換レンズを装
着しないと給電が行われないため、アダプター装置前面
に露出した電気接点間のショート事故を防止できるカメ
ラ装置を達成することができる。
閉操作が不要で使い勝手がよく、また、交換レンズを装
着しないと給電が行われないため、アダプター装置前面
に露出した電気接点間のショート事故を防止できるカメ
ラ装置を達成することができる。
【0050】
【図1】 本発明の実施例を示すアダプター装置の平面
図。
図。
【図2】 本発明の実施例を示すアダプター装置の側面
図。
図。
【図3】 本発明の実施例を示すアダプター装置の斜視
図。
図。
【図4】 本発明の各操作時の動作説明図。
【図5】 本発明の各操作時の動作説明図。
【図6】 従来のアダプター装置を適用した一眼レフカ
メラ装置の平面図。
メラ装置の平面図。
【図7】 図6の側面図。
【図8】 従来のアダプター装置の正面図。
【図9】 その縦断面図。
1 アダプター本体 14 板バネ(伝達手段) 17 交換レンズ検知板(レンズ検知手段) 21 接点ピン(電路) 26 カメラロックピン(部材) 31 カメラ本体 32 交換レンズ
Claims (2)
- 【請求項1】カメラ本体と交換レンズの間に装着される
アダプター装置において、 該交換レンズのレンズ側マウントとを係合するレンズ側
バヨネットマウント部と、 該カメラ本体のカメラ側マウントと係合するとともに、
該カメラ側マウントより突出する方向に付勢されたカメ
ラロックピンを係合するロック穴を有するカメラ側バヨ
ネットマウント部と、 該交換レンズが装着されていないときに、該カメラロッ
クピンの該ロック穴への嵌入する深さを制限するととも
に、該交換レンズを装着したとき、その装着操作に連動
して該カメラロックピンの該ロック穴への嵌入する深さ
の制限を解除させる交換レンズ検知板と、 を備えることを特徴とするアダプター装置。 - 【請求項2】 供電可能なカメラ本体と、該カメラ本体
に装着されたとき供電を受ける交換レンズ、そして該カ
メラ本体と交換レンズの間に装着され該供電が行われる
よう該カメラ本体と該交換レンズとを電気的に接続する
電気接点群を有するアダプター装置とを備え、 該交換レンズは、レンズ側マウントを有し、 該カメラ本体は、該レンズ側マウントを装着可能なカメ
ラ側マウントと、該カメラ側マウントから突出し該突出
する方向に付勢されたカメラロックピンと、該カメラ本
体内に設けられ該カメラ側マウントへのマウント装着操
作によりスイッチバネが接触状態となるスイッチ機構と
を有するカメラ装置において、 該アダプター装置は、該交換レンズのレンズ側マウント
とを係合するレンズ側バヨネットマウント部と、 該カメラ本体のカメラ側マウントと係合するとともに、
該カメラ側マウントより突出する方向に付勢されたカメ
ラロックピンを係合するロック穴を有するカメラ側バヨ
ネットマウント部と、 該交換レンズが装着されていないときに、該カメラロッ
クピンの該ロック穴への嵌入する深さを制限するととも
に、該交換レンズを装着したとき、その装着操作に連動
して該カメラロックピンの該ロック穴への嵌入する深さ
の制限を解除させる交換レンズ検知板とを有し、 該カメラ本体は、該カメラロックピンの移動量に応じて
オン、オフするスイッチを有し、 該カメラ本体内の前記スイッチ機構のスイッチバネが接
触状態であり、該カメラロックピンの該ロック穴への嵌
入する深さの制限が解除されて該スイッチがオンとな
り、該スイッチのオンに基づいてカメラ本体から該アダ
プター装置の電気接点群を介して該交換レンズに供電を
行うことを特徴とするカメラ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34184793A JP3287089B2 (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | アダプター装置およびカメラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34184793A JP3287089B2 (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | アダプター装置およびカメラ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07168266A JPH07168266A (ja) | 1995-07-04 |
JP3287089B2 true JP3287089B2 (ja) | 2002-05-27 |
Family
ID=18349216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34184793A Expired - Fee Related JP3287089B2 (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | アダプター装置およびカメラ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3287089B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4566611B2 (ja) * | 2004-04-15 | 2010-10-20 | キヤノン株式会社 | レンズ鏡筒およびそれを有する光学機器 |
CN102207660B (zh) * | 2010-03-31 | 2014-12-03 | 南通奥普机械工程有限公司 | 摄像装置连接结构 |
-
1993
- 1993-12-13 JP JP34184793A patent/JP3287089B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07168266A (ja) | 1995-07-04 |
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