JP3315506B2 - アダプター装置 - Google Patents

アダプター装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は交換レンズとカメラ本体
との間に装着するアダプター装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のアダプター装置には様々
な種類のものが知られているが、特に交換レンズの焦点
距離等を変換したり、異なるフランジバック、マウント
嵌合径などを有するカメラ本体に交換レンズを装着する
ために広く適用されている。
【0003】また、1眼レフカメラ装置においては、図
6,図7に示すように、装着される交換レンズ32との
取付位置(位相)を決定するために、カメラ本体31側
のマウント面より交換レンズ側に向けて光軸方向に進退
可能に支持されたロックピン53を有し、このカメラ本
体31に交換レンズ32を装着するアダプター装置52
側には、この交換レンズ32をカメラ本体31に装着す
る時に、レンズ取付け正位置において、上記ロックピン
が嵌合する溝54が設けられている。
【0004】上記ロックピン53はカメラ本体のマウン
ト近傍に設置されたアンロックボタン55の操作により
進退するように構成されており、アダプター装置52を
カメラ本体31から外す際には、上記アンロックボタン
を操作し、上記ロックピン53を退避させてアダプター
装置52の溝54との嵌合を断ち、アダプター装置52
を脱着方向に移動させることができるようになってい
る。
【0005】また、近年のカメラは電子化が進み、一眼
レフカメラにおいてもカメラ本体と交換レンズの間で、
電気接点を介して通信をしたり、モータ駆動用電源を給
電することが一般化している。この様な電気接点を有す
るカメラ本体および交換レンズにおいて問題になること
は、この電気接点の露出時のショートである。
【0006】例えばカメラ本体の電源がONの時、マウ
ント部に交換レンズが装着されていないと、電源電圧の
印加された電気接点が露出していることになる。このた
め、露出している電気接点間に不用意に金属片が接する
とショートし、上記電気接点に接続されているカメラ本
体側の電気素子を破損したり、最悪の場合は発熱、発煙
等を生ずる。
【0007】上記のようなショート対策として、交換レ
ンズが取付けられたことを検知する検知スイッチを設
け、交換レンズ装着時に検知スイッチがONになり、電
気接点に電源電圧及び信号供給を開始するように構成さ
れている。従って、交換レンズとカメラ本体の間に装着
されるアダプター装置に関しても同様のショート対策が
必要である。
【0008】図8は上記のショート対策を施した従来の
アダプター装置を示す正面図、図9はその縦断面図であ
る。
【0009】図8,図9において、40は不図示のカメ
ラ本体のマウントとバヨネット係合する交換レンズ側マ
ウントであり、アダプター本体41の一端にもうけられ
ている。42は不図示の交換レンズマウントとバヨネッ
ト係合するレンズ側マウントであり、アダプター本体4
1の他端に設けられている。43はカメラ本体の電気接
点と接触して電気信号を授受する接点板、44は交換レ
ンズ側の電気接点と接触する接点ピン、45はレンズ検
知板であり、アダプター本体41に軸45cを中心に回
転自在に支持されている。
【0010】交換レンズがアダプター本体41にバヨネ
ット結合されると、この交換レンズのマウントのバヨネ
ット爪60とレンズ検知板45に一体に設けた突起45
aが当接し、レンズ検知板45を反時計方向に回転さ
せ、レンズ検知板45に一体に設けられた突起45bを
スイッチバネ47に当接させるように構成されている。
【0011】46,47はバネ押え48によって一端を
アダプター本体41に固定されたスイッチバネである。
49はアダプター本体内に設けられた信号線、50およ
び51は電源線である。
【0012】次に動作について説明する。いま、交換レ
ンズが取付かない状態ではレンズ検知板45は軸45c
を中心に図中時計回りにスイッチバネ47により付勢さ
れており、スイッチバネ46と47は非接触のためアダ
プター本体内の電源線は断線している。このため、アダ
プター本体前面に突出した接点ピン44には電源供給が
なされず、この接点ピン間がショートされても何ら問題
は発生しない。
【0013】交換レンズが装着された際には、この交換
レンズのバヨネット爪によりレンズ検知板45が反時計
方向に回転され、スイッチバネ47が軸45cを中心に
回転するレンズ検知板45の突起45bにより押されて
スイッチバネ46と接触するため、電源線50と51、
接点ピン44を介してカメラ本体からアダプター本体4
1を介して交換レンズへ電源が供給される。上記と同様
の機構はカメラ本体内にも設けられ、カメラ本体単体で
の接点のショート対策を行っている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6,
図7に示す従来例のように、異なるフランジバック、マ
ウント嵌合径・形状のカメラ本体31と交換レンズ32
を接続するアダプター装置においては、特に交換レンズ
側のフランジバック、マウント嵌合径がカメラ本体側の
それより大きい場合、カメラ本体31側のマウント近傍
に設けられたアンロックボタン53がアダプター装置5
2により隠され、操作できなくなり、カメラ本体31に
アダプター装置52を装着できても取外しができないと
いう問題点があった。
【0015】本発明は上記のような問題点を解消したア
ダプター装置を得ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1記載に係るアダ
プター装置は、カメラ本体と交換レンズの間に装着され
るアダプター装置において、前記カメラ本体及び前記交
換レンズに対し装着しロック解除を行う1つのアンロッ
ク操作部材を備えたことにより、カメラ本体側のフラン
ジバック、マウント嵌合径よりも交換レンズ側のそれが
大きな場合でも、装着および取外しが容易にできるアダ
プター装置を実現することが可能である。
【0017】請求項2記載の発明に係るアダプター装置
は、操作部材が増し、煩雑になることを避けるために、
前記アンロック操作部材は、第1の方向動作で交換レン
ズアンロック、前記第1の方向と異なる第2の方向動作
でカメラ本体アンロック動作を行うことにより、1つの
アンロック操作部材で交換レンズアンロック及びカメラ
本体アンロックを可能にし、操作感の向上を実現してい
る。
【0018】また、請求項3記載の発明に係るアダプタ
ー装置は、前記第1の方向動作及び第2の方向動作はア
ダプター本体の略周方向動作であることにより、フラン
ジバック差の少ない、薄型のアダプター装置を実現する
ことが可能で、アンロック操作部材の小型化による操作
性の悪化を回避することができる。
【0019】
【実施例】図1乃至図3は本発明の実施例を示し、図1
はアダプター装置の正面図、図2はその側面図、図3は
その斜視図である。
【0020】図1乃至図3において、1はアダプター本
体であり、カメラ本体31に設けられたカメラマウント
25と係合するバヨネットマウント部1aを一端に有
し、交換レンズ32に設けられた交換レンズマウント2
9と係合するバヨネットマウント部2が他端に設けられ
ている。
【0021】3はアダプター本体1の外周に取付けられ
たカバー、4はアダプター本体1に取付けられ、アンロ
ック操作部材5の動きを規制しているつまみカバーであ
り、このカバー4に設けた穴部4aよりアンロック操作
部材5のつまみ部5aが外周方向につまみ操作可能に突
出している。6は板カムであり、アダプター本体1の取
付け部1bにビス7により回転可能に支持されている。
また、アンロック操作部材5の内側突起部5bと当接し
ている板カム6の当接面6aは曲率をもった端面になっ
ている。
【0022】8は板材をほぼコの字状に折り曲げて形成
したレンズアンロック板であり、アダプター本体1の取
付け部1bをはさみ込むように係合しており、光軸と平
行な方向に移動可能に支持されている。このレンズアン
ロック板8はコの字状両辺の外向き折曲部8aにおいて
板カム6の折曲部6bと当接しており、板カム6の回転
力を折曲部6bを介して受け、光軸と平行な方向に移動
する。
【0023】また、上記レンズアンロック板8に設けた
長溝8bにはレンズロックピン9が係合し、このロック
ピン9の径大部9aとレンズアンロック板8が当接して
いる。また、上記レンズロックピン9はアダプター本体
1に設けられた光軸と平行方向に延びた穴部1fと係合
しているため、光軸と平行方向の移動可能に支持されて
いる。従って、レンズロックピン9はレンズアンロック
板8の動きに合わせて光軸と平行方向に移動する。
【0024】10はレンズロックピンバネであり、レン
ズロックピン9の径大部9aとアダプター本体1の取付
け部1bとの間で該レンズロックピンまわりに設けら
れ、該レンズロックピン9およびレンズアンロック板8
を光軸と平行に交換レンズ側へ押圧する力を発生させて
いる。
【0025】11はカメラアンロック板であり、アダプ
ター本体1の取付部1cにビス12により回転可能に支
持されている。13はコイルバネであり、カメラアンロ
ック板11を図中時計回りに回転させるようとする力を
発生させている。11aは板カム6の折曲部6cとの当
接部であり、板カム6の回転力を受けてカメラアンロッ
ク板11を回転させるように構成されている。また、折
曲部11bは伝達手段としての板バネ14の当接部14
aと当接するように構成されている。
【0026】板バネ14は一端14bがビス15によっ
てアダプター本体1に固定され、他端にカメラアンロッ
クピン16が取付けられている。従って、上記カメラア
ンロック板11の回転により、折曲部11bと当接部1
4aが当接し、板バネ14およびカメラアンロックピン
16は一端14bを支点として略光軸と平行方向に移動
可能に支持されている。
【0027】17はレンズ検知手段としての交換レンズ
検知板であり、長穴17aにビス18が係合し、アダプ
ター本体1に光軸中心に回転可能に支持されている。そ
して、光軸方向に延在する突起17bが、交換レンズ3
2の装着時の少し手前で該交換レンズのマウント部のバ
ヨネット爪の1つに、当接するように形成されており、
交換レンズ32がアダプター本体1に装着完了までに該
交換レンズと共に光軸中心に回転する。
【0028】また交換レンズ検知板17の突起部17c
とアダプター本体1に固着されたピン20の間にはバネ
19が掛けられており、交換レンズ検知板17は交換レ
ンズ装着時に光軸中心に回転させられて復元力を得てい
る。さらに交換レンズ検知板17の皿穴17d部に対向
して、板バネ14側の面にサラ状の溝(穴)が設けられ
ている。そして、皿穴17dは交換レンズ装着時にカメ
ラアンロックピン16の交換レンズ検知板方向の突出部
が落ち込む位置に設計されている。
【0029】21はアダプター本体1内に設けられた電
路としての接点ピンであり、カバー22,23によって
はさみ込まれて支持され、光軸と平行方向に移動可能に
ビス24によりアダプター本体1に固定されている。
【0030】25はカメラ本体31に固定されているカ
メラマウントであり、26はカメラ本体側からアダプタ
ー本体方向へ突出し、光軸と平行方向に進退可能に支持
されている部材としてのカメラロックピン、27はカメ
ラ本体側に光軸と平行方向に進退可能に支持され、交換
レンズ側へバネ28により付勢されているカメラ接点ピ
ン、29は交換レンズ32に固定されているレンズマウ
ント、30は交換レンズ32に取付けられた電気接点群
である。
【0031】つぎに、上記実施例構成の動作を説明す
る。
【0032】図4,図5に各操作時の動作を示した。
【0033】(イ)アダプター単体時「図4(a)」 アンロック操作部材5は中央に位置するため、板カム6
との当接点は中央部であり、回転していない状態にあ
る。このとき、バネ10により、レンズロックピン9と
レンズアンロック板8は光軸と平行に交換レンズ側に付
勢され、レンズ側マウント2に押しつけられている。ま
た、カメラアンロック板11はバネ13により図中時計
方向に回転付勢されており、端部11cがアダプター本
体の穴壁1d面に押しつけられており、以上の2つのバ
ネ力により、アンロック操作部材5は板カム6の曲面6
aの中央に内側突起部5bが当接して位置決めされてい
る。
【0034】また、交換レンズ検知板17はバネ19に
より、図中上方に付勢されているため、皿穴17dとカ
メラアンロックピン16は係合せず、カメラアンロック
ピン16は交換レンズ検知板17に乗り上げるようにし
て位置決めされている。
【0035】(ロ)カメラ本体装着時「図4(b)」 アダプター本体1にカメラ本体31をバヨネット係合に
より装着した状態では、カメラ本体31に光軸と平行方
向に進退可能に支持され、バネにより図中左側へ付勢さ
れたカメラロックピン26がアダプター本体1のロック
穴1eへ嵌入している。このカメラロックピン26がロ
ック穴1eに嵌入する深さは、カメラアンロックピン1
6に突き当るまでとなる。このカメラロックピン26の
嵌入により、カメラ本体31とアダプター本体1の装着
位相が決定されている。
【0036】(ハ)交換レンズ装着時「図4(c)」 アダプター本体1に交換レンズ32をバヨネット係合に
より装着した状態は、交換レンズ32のロックピン9が
バネ10の付勢に逆って図中右に移動し、交換レンズ3
2のレンズマウント29に設けられたロック穴29aに
レンズロックピン9が嵌入し、装着位相が決定される。
また、レンズマウント29のバヨネット爪部に当接して
いる交換レンズ検知板17の突起部17bにより、この
交換レンズ検知板17は、光軸回りに交換レンズと共に
(図中下方へ)回転し、交換レンズ装着完了時に皿穴部
17dがカメラアンロック16と同位置まで回転するの
で、カメラアンロックピン16は板バネ14の付勢によ
り皿穴部17dに落ち込む。
【0037】(ニ)カメラ本体および交換レンズ装着時
「図5(a)」 アダプター本体1にカメラ本体31および交換レンズ3
2をバヨネット係合により装着した状態では、前述の
(イ),(ロ)項の説明とほぼ同じ状態となるが、カメ
ラロックピン26はカメラアンロックピン16に突き当
るまで付勢される。この結果、交換レンズ検知板17が
光軸を中心に回転し、この交換レンズ検知板17に設け
られて皿穴部17dにカメラアンロックピン16が落ち
込み、(ニ)項の状態よりも更に深くまでアダプター本
体内に嵌入する。
【0038】そして、このカメラロックピン26の大き
な移動量によって、カメラ本体内のスイッチ(図示せ
ず)がONとなり、カメラ接点ピン27−接点ピン21
−電気接点群30を介して、カメラ本体31から交換レ
ンズ32へ給電を開始する。
【0039】(ホ)カメラ本体アンロック時「図5
(b)」 前記(ニ)項の状態からカメラ本体31のみを取はずす
場合、まず、アンロック操作部材5を図中上方に操作す
ると、内側突起部5bが当接した板カム6の曲面6aを
押しながら上方へ移動する。このため、板カム6はビス
7を中心に図中時計回りに回転し、この板カム6の折曲
部6cに当接した当接部11aを介して、カメラアンロ
ック板11を取付ビス12を中心に反時計方向へ回転さ
せる。
【0040】そのため、折曲部11b部もビス12を中
心に反時計方向へ回転し、板バネ14a部に当接し、一
端14bに取付けられたカメラアンロックピンをカメラ
本体側へ(図中右側へ)押し、カメラ本体31より嵌入
し、カメラアンロックピンに当接していたカメラロック
ピン26を該カメラ本体側へ押しもどし、すなわちカメ
ラロックピン26をアダプター本体32より外してカメ
ラ本体31を回転させ、このカメラ本体3をアダプター
本体1より外すことを可能とする。
【0041】(ヘ)交換レンズアンロック時「図5
(c)」 前記(ニ)項の状態から交換レンズ32のみを取はずす
場合、まず、アンロック操作部材5を図中下方に操作す
ると、内側突起部5bも下方へ移動し、この内側突起部
5bに当接している当接面6aを介して板カム6がビス
7を中心に図中反時計回りに回転する。このため、板カ
ム6の折曲部6bに当接した折曲部8aを介し、レンズ
アンロック板8はアダプター本体1の取付け部1bの側
面と摺動しながら、光軸と平行方向に、カメラ本体へ
(図中右側へ)移動する。
【0042】そのため、レンズアンロック板8の長溝8
bに係合し、バネ10により該レンズアンロック板に付
勢されていたレンズロックピン9が該レンズアンロック
板と共に移動し、交換レンズ32のレンズマウント29
のロック穴29aより退避する。この結果、交換レンズ
32を図中上方向へ回転させ、バヨネット係合を外して
交換レンズをはずすことができる。
【0043】なお、この際レンズ交換検知板17は当接
されていた該交換レンズを失うので、バネ19の付勢力
により、交換レンズ装着前の状態までもどされる。従っ
て皿穴部17dも図中上方へ移動し、カメラアンロック
ピン16は該皿穴部17dから乗り上げ、交換レンズ装
着前の位置にもどる。
【0044】以上説明した様に、アダプター本体1で
は、交換レンズ32およびカメラ本体31の装着、取り
はずし順序について特に制約をもたない。また、本実施
例では、アンロック操作部材5の時計方向の操作方向で
カメラアンアロック、反時計方向の操作方向で交換レン
ズアンロックとしているが、特に規制はなく、どちらの
方向でも良い。
【0045】但し、操作性を考えると、交換レンズ脱着
方向にレンズアンロック操作、アダプター脱着方向にカ
メラアンロック操作にすることにより、それぞれのアン
ロックが可能となり、使い勝手が良い。逆に、安易にア
ンロックしたくない場合は、上記の逆方向に設定すれば
良い。
【0046】また、本実施例では、アンロック操作部材
5をアダプター本体1の外周面にそって動くように設定
しているが、特に周方向操作に限るわけではなく、例え
ば板カム6の延在方向と等しく、アダプター本体1の外
周の接線方向の操作としても何ら問題はない。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、カメラ本体及び交換レンズに対し装着ロック解
除を行う1つのアンロック操作部材を備えたので、フラ
ンジバック、マウント径の異なる交換レンズとカメラ本
体と脱着を容易に行うことができ、カメラ本体にあるア
ンロックボタンを操作してアダプターを外せないなどの
不都合をなくすことができ、様々なフランジバック及び
マウント径の異なる交換レンズ及びカメラ本体を接続す
るためのアダプター装置を得ることが可能であり、カメ
ラシステムの拡張が可能となる。
【0048】請求項2の発明によれば、1つのアンロッ
ク操作部材を第1の方向動作で交換レンズをアンロッ
ク、この第1の方向とは異なる第2の方向動作でカメラ
本体をアンロックとするように構成したので、アンロッ
ク操作をシンプルにすることが可能であり、操作性が大
幅に向上する。
【0049】請求項3の発明によれば、アンロック操作
部材の操作方向をアダプター本体の周方向動作としたの
で、フランジバック差の少ない、薄型のアダプターを実
現することが可能で、交換レンズロックピン等のストロ
ーク分だけ、アンロック操作部材が光軸と平行方向に移
動するスペース等が不必要となり、アンロック操作部材
の小型化による操作性の悪化が避けられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示すアダプター装置の平面
図。
【図2】 本発明の実施例を示すアダプター装置の側面
図。
【図3】 本発明の実施例を示すアダプター装置の斜視
図。
【図4】 本発明の各操作時の動作説明図。
【図5】 本発明の各操作時の動作説明図。
【図6】 従来のアダプター装置を適用した一眼レフカ
メラ装置の平面図。
【図7】 図6の側面図。
【図8】 従来のアダプター装置の正面図。
【図9】 その縦断面図。
【符号の説明】
1 アダプター本体 5 アンロック操作部材 31 カメラ本体 32 交換レンズ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラ本体と交換レンズの間に装着され
    るアダプター装置において、 前記カメラ本体及び前記交換レンズに対して装着ロック
    解除を行う1つのアンロック操作部材を備えたことを特
    徴とするアダプター装置。
  2. 【請求項2】 カメラ本体と交換レンズの間に装着され
    るアダプター装置において、 前記カメラ本体及び前記交換レンズに対し装着ロック解
    除を行うアンロック操作部材を備え 前記アンロック操作部材は、第1の方向動作で前記交換
    レンズのアンロック動作を、前記第1の方向と異なる第
    2の方向動作で前記カメラ本体のアンロック動作を行う
    ことを特徴とするアダプター装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の方向動作及び第2の方向動作
    はアダプター本体の略周方向動作であることを特徴とす
    る請求項2記載のアダプター装置。
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