JP2004327674A - 基板反転装置およびそれを備えた基板処理装置 - Google Patents

基板反転装置およびそれを備えた基板処理装置 Download PDF

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隆 河村
Kazuki Kajino
一樹 梶野
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Abstract

【課題】処理前の基板と処理後の基板を同時に保持して反転させることが可能であり、基板保持手段を介して処理後の基板が汚染される心配の無い装置を提供する。
【手段】水平軸回りに回転自在にかつ水平位置で固定可能に支持された取付用フレーム14と、取付用フレームの表・裏各面にそれぞれ取着され基板Wを着脱可能に保持するチャック64と、取付用フレームを水平位置から反転させる回動機構と、取付用フレームの表・裏各面ごとに設けられ各面ごとにそれぞれチャックを個別に駆動させるチャック開閉用シリンダ16とを備えて基板反転装置1を構成した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、半導体ウエハ、電子部品、プリント基板等の基板を保持して反転させる基板反転装置、および、その基板反転装置を備え、基板に対し1枚ずつ洗浄、エッチング等の処理を基板処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体ウエハ等の基板を1枚ずつ処理する基板処理装置において、ローダ・アンローダ部へ搬入された基板を表・裏反転させてから基板処理部へ搬送し、基板処理部で処理された後の基板を表・裏反転させてからローダ・アンローダ部へ戻す、といった処理動作が行われる場合、あるいは、基板処理部でまず基板の表面に対して処理を施した後、基板処理部から取り出された基板を表・裏反転させ、再び基板処理部で基板の裏面(表・裏反転して上側となった面)に対して処理を施す、といった処理動作が行われる場合には、基板を着脱自在に保持して水平位置から180°反転させることができる基板反転装置が使用される。
【0003】
従来の基板反転装置は、一般的に、基板を1枚ずつ保持して反転させる機構を備えたものである。また、開閉可能な一対の開閉チャックを備え、各開閉チャックの表裏両側に、基板の外周輪郭に対応して配置され基板の外周縁を係合支持する複数個ずつの支持ローラをそれぞれ配設し、開閉チャックの表裏で対応する各一対の支持ローラを、共通支軸を介して同軸上にそれぞれ配したチャック機構を備えた基板反転装置が提案されている。この基板反転装置では、チャック機構により、開閉チャックの表裏両側に2枚の基板が同時にかつ平行した状態で支持され、駆動モータを駆動させてチャック機構を180°回転させることにより、チャック機構に支持された2枚の基板が同時に反転するようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−219391号公報(第4−5頁、図1−3)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の一般的な基板反転装置は、1枚の基板だけしか保持して反転させることができなかった。このため、基板処理装置において、基板反転装置は、処理前の基板を受け取って反転させた後に開放する動作と処理後の基板を受け取って反転させた後に開放する動作とを交互に行うだけである。このように、従来の基板反転装置は、単純な処理動作しか行うことができないため、スループットを高めようとしても限界がある。また、処理前の基板と処理後の基板を共通の保持部材によってそれぞれ保持するため、例えば基板の洗浄処理を行う装置では、保持部材を介して処理後の基板が汚染される可能性がある。
【0006】
また、特許文献1に記載された基板反転装置は、同時に2枚の基板を保持して反転させることができるが、基本的な処理動作は、1枚の基板を保持して反転させる一般的な基板反転装置と変わらない。また、保持部材(開閉チャックの支持ローラ)を介して処理後の基板が汚染される可能性もある。さらに、この基板反転装置は、2枚の基板を同時に保持し同時に開放するものであり、例えば処理前の基板と処理後の基板を同時に保持して反転させる、といったような動作を行うことはできない。
【0007】
なお、基板反転装置を2つ並設し、一方の基板反転装置を処理前の基板の反転操作に使用し、他方の基板反転装置を処理後の基板の反転操作に使用する、といったことも考えられる。しかしながら、2つの基板反転装置を横方向に並べると、基板処理装置のフットプリントが大きくなる。また、2つの基板反転装置を上・下に配置すると、基板反転装置との間で基板の受け渡しを行うロボットの上下ストロークを大きくする必要がある、といった不都合を生じる。
【0008】
この発明は、以上のような事情に鑑みてなされたものであり、処理前の基板と処理後の基板を同時に保持して反転させる、といったような動作を行うことが可能であり、基板保持手段を介して処理後の基板が汚染される心配の無い基板反転装置を提供すること、および、そのような基板反転装置を備えた基板処理装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、固定部に、水平軸回りに回転自在にかつ水平位置で固定可能に支持された取付用フレームと、この取付用フレームに取着され基板を着脱可能に保持する基板保持手段と、前記取付用フレームを水平位置から反転させる回動手段と、前記基板保持手段を駆動させる駆動手段と、を備えた基板反転装置において、前記基板保持手段を一対備え、基板保持手段ごとに駆動手段を設けて、各基板保持手段をそれぞれ個別に駆動させるようにしたことを特徴とする。
【0010】
請求項2に係る発明は、請求項1記載の基板反転装置において、前記一対の基板保持手段が、前記取付用フレームの回転軸を通る平面を挟んでその両側に、互いに重なり合うように配置されたことを特徴とする。
【0011】
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2記載の基板反転装置において、前記一対の基板保持手段のうち一方が処理前の基板を保持するために専ら使用され、他方の基板保持手段が処理後の基板を保持するために専ら使用されることを特徴とする。
【0012】
請求項4に係る発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の基板反転装置において、前記各基板保持手段に、基板の有無を検知する基板検知手段をそれぞれ付設したことを特徴とする。
【0013】
請求項5に係る発明は、処理前の基板が搬入されて複数枚の処理前の基板を収容するとともに、複数枚の処理後の基板を収容して処理後の基板が搬出される基板搬入・搬出部と、基板を1枚ずつ処理する1つもしくは複数の基板処理部と、前記基板搬入・搬出部と前記基板処理部との間に配設され、基板を反転させて受け渡す基板反転部と、前記基板搬入・搬出部と前記基板反転部との間で1枚ずつ基板の受け渡しを行う第1の基板受け渡し手段と、前記基板反転部と前記基板処理部との間で1枚ずつ基板の受け渡しを行う第2の基板受け渡し手段と、を備えた基板処理装置において、前記基板反転部に、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の基板反転装置を備えたことを特徴とする。
【0014】
請求項6に係る発明は、請求項5記載の基板処理装置において、前記基板処理部が、基板を洗浄処理する基板洗浄処理部であることを特徴とする。
【0015】
請求項7に係る発明は、請求項5または請求項6記載の基板処理装置において、前記基板反転装置の一方の基板保持手段に1枚目の基板を保持した状態で2枚目の基板を受け取って他方の基板保持手段に保持し、取付用フレームを反転させた後に1枚目の基板を一方の基板保持手段から解放するように、回動手段および駆動手段をそれぞれ制御する制御手段を備えたことを特徴とする。
【0016】
請求項1に係る発明の基板反転装置においては、取付用フレームに一対の基板保持手段が取着されていて、基板保持手段ごとに駆動手段が設けられているので、各基板保持手段をそれぞれ個別に駆動させることにより、一方の基板保持手段に処理前の基板を保持させ、他方の基板保持手段に処理後の基板を保持させる、といったことが可能になる。また、一方の基板保持手段には処理前の基板だけを保持させ、他方の基板保持手段には処理後の基板だけを保持させるようにすることにより、基板保持手段を介して処理後の基板が汚染される心配が無くなる。
【0017】
請求項2に係る発明の基板反転装置では、一対の基板保持手段によって2枚の基板が互いに重なり合うように保持される。
【0018】
請求項3に係る発明の基板反転装置では、基板保持手段を介して処理後の基板が汚染される心配が全く無くなる。
【0019】
請求項4に係る発明の基板反転装置では、各基板保持手段にそれぞれ基板が保持されているかどうかを確認することができる。
【0020】
請求項5に係る発明の基板処理装置においては、基板反転部に設置された基板反転装置の各基板保持手段をそれぞれ個別に駆動させることにより、第1の基板受け渡し手段から受け取った処理前の基板を一方の基板保持手段に保持させ、第2の基板受け渡し手段から受け取った処理後の基板を他方の基板保持手段に保持させることが可能になる。また、基板反転装置の一方の基板保持手段には、第1の基板受け渡し手段から渡される処理前の基板だけを保持させ、他方の基板保持手段には、第2の基板受け渡し手段から渡される処理後の基板だけを保持させるようにすることにより、基板保持手段を介して処理後の基板が汚染される心配が無くなる。
【0021】
請求項6に係る発明の基板処理装置では、第1の基板受け渡し手段から基板反転装置に渡される洗浄処理前の基板を一方の基板保持手段に保持させ、基板洗浄処理部で洗浄処理された後に第2の基板受け渡し手段から基板反転装置に渡される基板を他方の基板保持手段に保持させることにより、洗浄処理前の基板に付着していたパーティクル等の異物が一方の基板保持手段に転移して付着しても、基板保持手段を介して洗浄処理後の基板が汚染されることがない。
【0022】
請求項7に係る発明の基板処理装置では、制御手段によって各駆動手段をそれぞれ個別に駆動させるとともに回動手段を駆動させることにより、基板反転装置の一方の基板保持手段に1枚目の基板を保持した状態で2枚目の基板を受け取って他方の基板保持手段に保持し、取付用フレームを反転させた後に1枚目の基板を一方の基板保持手段から解放する、といった処理動作が可能になる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0024】
図1ないし図5は、この発明の実施形態の1例を示し、図1は、基板反転装置の斜視図であり、図2は、その平面図であり、図3は、図2のIII−III矢視断面図であり、図4は、図3のIV−IV矢視断面図であり、図5は、図4のV−V線に沿って切断した断面を示す図である。
【0025】
この基板反転装置1は、固定台板10上にそれぞれ垂設され間隔を設けて互いに平行に配置された一対の固定支柱12、12と、この一対の固定支柱12、12に水平軸回りに回転自在にかつ水平位置で固定可能に支持された取付用フレーム14とを備えて構成されている。固定支柱12は、内部が空洞となった角筒状の密閉筐体により形成されている。各固定支柱12の外側面には、チャック開閉用シリンダ16がそれぞれ取着されている。このチャック開閉用シリンダ16のロッド18の先端部は、固定支柱12の壁面を貫通して固定支柱12の空洞部内に突き出ており、固定支柱12の空洞部内で伸縮するようになっている。
【0026】
取付用フレーム14は、同一形状の一対の円形板20、20を備えており、一対の円形板20、20を、間隔を設けて互いに平行にかつ上下に重なり合うように配置し、両円形板20、20の周縁部に、それら円形板20、20間の円周開口面を塞ぐように環状枠22を固着して形成されている。なお、図4では、環状枠22の図示を省略している。また、取付用フレーム14は、左右両端部に保持ブロック24をそれぞれ有しており、一対の円形板20、20と環状枠22と一対の保持ブロック24、24とは、互いに一体的に固着されている。左・右の保持ブロック24、24には、上・下一対ずつ、従って4本のガイド棒26の両端部がそれぞれ固着されている。上側の一対のガイド棒26、26と下側の一対のガイド棒26、26とは、それぞれ上下に重なり合うように配置されており、また、上側および下側の各一対のガイド棒26、26は、それぞれ対称に配置されている。
【0027】
図3および図4に示すように、各保持ブロック24には、それぞれボス部材28が一体的に固着されている。ボス部材28は、固定支柱12の空洞部内まで延設されており、その先端面は、チャック開閉用シリンダ16のロッド18の先端面と対向している。このボス部材28とチャック開閉用シリンダ16のロッド18とは、同一軸心線上に配置されている。また、ボス部材28は、固定支柱12に固着された支持部材32にベアリング30を介して支持されている。このような構造により、取付用フレーム14が一対の固定支柱12、12に回転自在に支持されている。
【0028】
さらに、一方のボス部材28の、固定支柱12の空洞部内に挿入された先端部には、従動側プーリ34が固着されている。また、一方の固定支柱12の内側面には、ロータリーアクチュエータ36が取着されている。このロータリーアクチュエータ36の回転軸は、固定支柱12の空洞部内に突き出ており、ロータリーアクチュエータ36の回転軸に駆動側プーリ38が固着されている。そして、固定支柱12の空洞部内において、駆動側プーリ38と従動側プーリ34との間にベルト40が掛け回されており、ロータリーアクチュエータ36を駆動させることにより、駆動側プーリ38、ベルト40、従動側プーリ34およびボス部材28を介して取付用フレーム14が回動させられる。また、図示していないが、取付用フレーム14を回動させたときに水平位置で停止させるためのセンサおよび位置調整可能なストッパが設けられている。このような構成により、取付用フレーム14を水平位置から180°回動させて水平位置へ反転させることができるようになっている。
【0029】
一対の保持ブロック24、24に固着された上・下各一対のガイド棒26、26には、摺動枠42がそれぞれガイド棒26に沿って水平方向へ摺動自在に保持されている。図4には、下側の摺動枠42が図示されおり、それと重なり合うようにその上側にも摺動枠42が配置されている。摺動枠42は、一対のボールブッシュ44が取着されその各ボールブッシュ44を介して各ガイド棒26にそれぞれ係合した左右一対の摺動部材46、46を有している。両摺動部材46、46は、互いに平行に配置され、連結部材48によって連結されている。また、ガイド棒26には、一端側に係止部材50が固着されており、ガイド棒26の、ボールブッシュ44と係止部材50との間に、圧縮コイルばね52が外挿されている。圧縮コイルばね52は、その圧縮コイルばね52が配置された側の保持ブロック24の方へ摺動枠42を付勢する。また、摺動枠42の摺動部材46には、一対のストッパ棒54、54が固着されている。このストッパ棒54の先端が、保持ブロック24に当接することにより、圧縮コイルばね52の弾発力に抗して摺動枠42を位置決め停止させる。さらに、摺動枠42の摺動部材46には、押圧棒56が一体的に固着されている。この押圧棒56は、保持ブロック24およびボス部材28に挿通され、その先端部がボス部材28の先端面から突出している。そして、押圧棒56は、その先端面がチャック開閉用シリンダ16のロッド18の先端面と対向しており、押圧棒56とチャック開閉用シリンダ16のロッド18とは、同一軸心線上に配置されている。
【0030】
上記した構造は、上側の摺動枠42にも備わっている。但し、圧縮コイルばね52、ストッパ棒54、押圧棒56などは、下側の摺動枠42とは対称的に配置されている。また、上側の摺動枠42の摺動部材46と下側の摺動枠42の摺動部材46とは、図5に示すように、それぞれの動きに対して互いに干渉し合わないような形状および配置となっている。
【0031】
摺動枠42の摺動部材46の両端部には、それぞれ揺動腕58がピン60によって揺動可能に連接されている。揺動腕58の先端部には割溝が形設されており、その割溝内に回動軸62が転接可能に保持されている。回動軸62は、図5に示すように、取付用フレーム14の円形板20を貫通し、円形板20の表面側に配設されたチャック64に連接している。チャック64は、図2に示すように、左右一対ずつ、合計4個所に配置されている。チャック64は、回動軸62に連接し回動軸62の軸心を中心として回動自在に支持された基板支持部66、この基板支持部66から延設された揺動部68、および、この揺動部68の上面に設けれた基板把持部70から形成されている。
【0032】
チャック64によって基板Wを保持するときは、基板支持部66を回動させて、図2に実線で示したように、揺動部68を外側へ揺動させ、4個のチャック64をそれぞれ一旦開いた状態にする。この状態で、基板Wが基板支持部66上に載置されて支持される。この後に、基板支持部66を前記方向とは逆向きに回動させて、図2に二点鎖線で示したように、揺動部68を内側へ揺動させ、4個のチャック64をそれぞれ閉じる。この動作により、基板Wの周縁部が基板把持部70によって把持され、基板Wが4個のチャック64によって保持される。また、チャック64から基板Wを開放するときは、基板支持部66を回動させて、図2に実線で示したように、揺動部68を外側へ揺動させ、4個のチャック64をそれぞれ一旦開いた状態にする。この状態で、基板Wは基板支持部66上から取り去られる。この後に、基板支持部66を前記方向とは逆向きに回動させて、揺動部68を内側へ揺動させ、4個のチャック64をそれぞれ閉じるようにする。
【0033】
チャック64の開閉動作は、次のようにして行われる。すなわち、チャック開閉用シリンダ16を駆動させて、そのロッド18を伸長させる。ロッド18が伸長することにより、その先端で押圧棒56が押され、押圧棒56に連接した摺動枠42が、圧縮コイルばね52の弾発力に抗しガイド棒26に沿って摺動する。このように摺動枠42が移動することにより、摺動部材46にピン連接された揺動腕58が、回動軸62の軸心を揺動中心として揺動する。この揺動腕58の揺動に伴って、揺動腕58の割溝内に保持された回動軸62が割溝内側面に転接しつつ回動する。そして、回動軸62が回動することにより、チャック64の基板支持部66が回動し、上記したように揺動部68が外側へ揺動してチャック64が開く。この状態において基板Wが基板支持部66上に載置されて支持されると、チャック開閉用シリンダ16のロッド18を引っ込めるように駆動させる。ロッド18が引っ込むことにより、押圧棒56に作用していた押圧力が解除され、圧縮コイルばね52の復元力により摺動枠42が元の位置へ復帰するように摺動する。このように摺動枠42が元の位置の方へ移動することにより、揺動腕58が上記とは逆向きに揺動し、回動軸62も上記とは逆方向へ回動する。回動軸62が回動することにより、チャック64の基板支持部66が回動し、揺動部68が内側へ揺動してチャック64が閉じようとする。そして、チャック64が閉じることにより、上記したように基板Wの周縁部が基板把持部70によって把持される。このとき、摺動枠42が完全に元の位置へ戻る前にチャック64の基板把持部70が基板Wの周縁部に係合する。このため、摺動枠42は、その摺動部材46のストッパ棒54の先端が保持ブロック24から離間した位置に停止する。これにより、基板Wは、圧縮コイルばね52の復元力によってチャック64の基板把持部70に弾発的に把持され、チャック64に確実に保持されることとなる。
【0034】
一方、チャック64から基板Wを開放するためにチャック64を開くときは、チャック開閉用シリンダ16を駆動させて、そのロッド18を再び伸長させる。ロッド18が伸長することにより、上記と同様の動作により、チャック64の基板支持部66が回動し、揺動部68が外側へ揺動してチャック64が開く。この状態において、基板Wは基板支持部66上から取り去られる。基板Wが基板支持部66上から取り去られると、チャック開閉用シリンダ16のロッド18を引っ込めるように駆動させる。ロッド18が引っ込むことにより、上記と同様の動作により、チャック64の基板支持部66が回動し、揺動部68が内側へ揺動してチャック64が閉じようとする。そして、この際にはチャック64の基板支持部66上に基板Wが存在しないので、摺動枠42は、完全に元の位置まで戻って、その摺動部材46のストッパ棒54の先端が保持ブロック24に当接することによって停止する。
【0035】
この基板反転装置1には、さらに、チャック64に基板Wが保持されているかどうかを確認するために基板Wの有無を検知する基板センサ72が設けられている。基板センサ72は、固定支柱12の空洞部内の、チャック開閉用シリンダ16のロッド18および押圧棒56と同一水平面に設置されている。基板センサ72は、図6に示すように、2組の投光部74a、76aおよび受光部74b、76bから構成されている。また、押圧棒56の先端部には、水平方向に貫通する透孔78が形設されている。この基板センサ72の検知動作を、図6に基づいて説明する。
【0036】
図6の(a)は、チャック開閉用シリンダ16が駆動してロッド18が伸長しロッド18によって押圧棒56が押圧された状態を示している。この際には、上記したようにチャック64が開いた状態になっている。このとき、各投光部74a、76aから出射した光線は何れも、チャック開閉用シリンダ16のロッド18によって遮られ、何れの受光部74b、76bにも入射しない。
【0037】
次に、図6の(b)は、チャック開閉用シリンダ16のロッド18が一旦伸長した後に引っ込んで、すなわちチャック64が一旦開いた後に閉じて、チャック64に基板Wが保持された状態に対応する。この場合には、上記したように、摺動枠42が完全に元の位置へ戻る前にチャック64の基板把持部70が基板Wの周縁部に係合して摺動枠42が途中で停止するため、摺動枠42に連接された押圧棒56も、元の位置までは戻り切らない。このとき、一方の投光部74aから出射した光線は、押圧棒56によって遮られ、受光部74bには入射しないが、他方の投光部76aから出射した光線は、チャック開閉用シリンダ16のロッド18の先端面と押圧棒56の先端面との間隙を通過して受光部76bに入射する。
【0038】
また、図6の(c)は、チャック開閉用シリンダ16のロッド18が伸長して、すなわちチャック64が開いて、チャック64から基板Wが開放された後に、チャック開閉用シリンダ16のロッド18が引っ込んだ状態、すなわちチャック64が閉じた状態に対応する。この場合には、上記したように、摺動枠42が完全に元の位置へ戻って停止するため、摺動枠42に連接された押圧棒56も、元の位置まで完全に戻る。このとき、一方の投光部74aから出射した光線は、押圧棒56に形成された透孔78を通過して受光部74bに入射するが、他方の投光部76aから出射した光線は、押圧棒56によって遮られ、受光部76bには入射しない。
【0039】
上記したように、図6の(a)は、チャック64が開いた状態に相当し、図6の(b)は、チャック64に基板Wが保持されている状態に相当し、図6の(c)は、チャック64上には基板Wが存在していない状態に相当する。したがって、受光部74b、76bから出力される信号により、チャック64に基板Wが保持されているかどうかを検知することができる。
【0040】
上記したチャック64およびその駆動機構や基板センサ72は、取付用フレーム14の表・裏各面ごとにそれぞれ設けられており、それらは個別に動作するようになっている。そして、この基板反転装置1は、同時に2枚の基板を保持することができ、また、1枚の基板だけを保持することもできる。さらに、この基板反転装置1では、1枚目の基板を保持した状態で2枚目の基板を保持することが可能であり、また、2枚の基板を保持した状態から1枚の基板だけを解放することも可能である。また、この基板反転装置1では、1枚目の基板を保持した状態で2枚目の基板を保持し、2枚の基板を反転させた後に、1枚目の基板を解放するように制御することも可能である。そして、この基板反転装置1においては、取付用フレーム14の一方の面に設けられたチャック64は、処理前の基板を保持するために専ら使用され、取付用フレーム14の他方の面に設けられたチャック64は、処理後の基板を保持するために専ら使用される。
【0041】
また、固定支柱12の底部および固定台板10には、排気孔80が形成されており、図示していないが、排気孔80には排気管が連通接続され、排気管に排気用ポンプが流路接続されている。そして、排気用ポンプを駆動することにより、排気管および排気孔80を通して固定支柱10の空洞部内を排気することができるようになっている。このように固定支柱10の空洞部内を排気することにより、装置内部での発塵による影響が抑制される。
【0042】
なお、チャック64の構造やその駆動機構、取付用フレームの構造やその回動機構などは、上記した実施形態のものに限定されず、同様の機能を有し同様の動作を行わせるものであればどのようなものでもよい。
【0043】
図7は、上記した構成の基板反転装置1を備えた基板処理装置の概略構成図である。この基板処理装置は、ローダ・アンローダ部2、インデクサ部3、基板反転部4、基板搬送部5および4つの基板処理部6から構成されている。
【0044】
ローダ・アンローダ部2には、複数枚の処理前の基板がカセット(図示せず)に収納されて搬入され、また、ローダ・アンローダ部2からは、複数枚の処理後の基板がカセットに収納されて搬出される。インデクサ部3には、ローダ・アンローダ部2と基板反転部4との間で1枚ずつ基板の受け渡しを行うインデクサロボット7が配置されている。インデクサロボット7は、例えば、処理前の基板を支持する下側ハンドと処理後の基板を支持する上側ハンドとを備えている(図示せず)。基板反転部4には、上記した基板反転装置1が設置されている。また、基板搬送部5には、基板反転部4と各基板処理部6との間で1枚ずつ基板の受け渡しを行うセンターロボット8が配置されている。センターロボット8は、例えば、処理後の基板を支持する上側ハンドと処理前の基板を支持する下側ハンドとを備えている(図示せず)。各基板処理部6には、基板を1枚ずつ処理する基板処理装置、例えば基板を洗浄処理する基板洗浄装置(スクラバー)9がそれぞれ設置されている。
【0045】
この基板処理装置における基板の移送動作の1例について、図8に示すタイムチャートを参照しつつ説明する。図8において(図9においても同じ)、「ID上」および「ID下」は、「インデクサロボット7の上側ハンド」および「インデクサロボット7の下側ハンド」をそれぞれ意味し、「CR上」および「CR下」は、「センターロボット8の上側ハンド」および「センターロボット8の下側ハンド」をそれぞれ意味している。また、「反転装置(処理前)」および「反転装置(処理後)」は、「基板反転装置1の、処理前の基板専用のチャック64」および「基板反転装置1の、処理後の基板専用のチャック64」をそれぞれ意味している。
【0046】
処理前の基板は、インデクサロボット7によってローダ・アンローダ部2上のカセット内から1枚ずつ取り出され、インデクサロボット7の下側ハンドに支持されて基板反転部4へ搬送される。そして、基板反転部4において、処理前の基板は、インデクサロボット7の下側ハンドから基板反転装置1の、上側になった処理前の基板専用のチャック64へ移し替えられる。処理前の基板が基板反転装置1のチャック64に保持されると、取付用フレーム14が水平位置から180°回動して基板を反転させる。続いて、処理前の基板は、基板反転装置1の、下側になった処理前の基板専用のチャック64からセンターロボット8の下側ハンドへ移し替えられる。そして、処理前の基板は、センターロボット8の下側ハンドに支持されて基板処理部6へ搬送され、基板洗浄装置9内へ搬入されて、基板洗浄装置9により洗浄処理される。
【0047】
また、基板洗浄装置9によって洗浄処理された後の基板は、基板洗浄装置9内から搬出され、センターロボット8の上側ハンドに支持されて基板反転部4へ搬送される。そして、基板反転部4において、処理後の基板は、センターロボット8の上側ハンドから基板反転装置1の、上側になった処理後の基板専用のチャック64へ移し替えられる。処理後の基板が基板反転装置1のチャック64に保持されると、取付用フレーム14が水平位置から180°回動して基板を反転させる。続いて、処理後の基板は、基板反転装置1の、下側になった処理後の基板専用のチャック64からインデクサロボット7の上側ハンドへ移し替えられる。そして、処理後の基板は、インデクサロボット7の上側ハンドに支持されてローダ・アンローダ部2へ搬送され、インデクサロボット7によりローダ・アンローダ部2上のカセット内へ1枚ずつ挿入されて収納される。以上の動作が繰り返される。
【0048】
次に、この基板処理装置における基板の移送動作の別の例について、図9に示すタイムチャートを参照しつつ説明する。
【0049】
処理前の基板は、インデクサロボット7によってローダ・アンローダ部2上のカセット内から1枚ずつ取り出され(図9中のA点)、インデクサロボット7の下側ハンドに支持されて基板反転部4へ搬送される。そして、基板反転部4において、処理前の基板は、インデクサロボット7の下側ハンドから基板反転装置1の、上側になった処理前の基板専用のチャック64へ移し替えられる。この時、基板反転装置1の、下側になった処理後の基板専用のチャック64には、既に処理後の基板が保持されている。処理前の基板が基板反転装置1のチャック64に保持されると、基板反転装置1の、下側になった処理後の基板専用のチャック64に保持された処理後の基板が、基板反転装置1からインデクサロボット7の上側ハンドへ移し替えられる。処理後の基板が、基板反転装置1の、下側になった処理後の基板専用のチャック64から解放されると、取付用フレーム14が水平位置から180°回動して処理前の基板を反転させる。また、インデクサロボット7に移し替えられた処理後の基板は、インデクサロボット7の上側ハンドに支持されてローダ・アンローダ部2へ搬送され、インデクサロボット7によりローダ・アンローダ部2上のカセット内へ1枚ずつ挿入されて収納される。
【0050】
また、基板反転装置1の、下側になった処理前の基板専用のチャック64に処理前の基板が保持されている間に、基板洗浄装置9によって洗浄処理された後の基板が、基板洗浄装置9内から搬出され、センターロボット8の上側ハンドに支持されて基板反転部4へ搬送される。そして、基板反転部4において、基板反転装置1の、下側になった処理前の基板専用のチャック64に処理前の基板が保持されている状態で、処理後の基板が、センターロボット8の上側ハンドから基板反転装置1の、上側になった処理後の基板専用のチャック64へ移し替えられる。処理後の基板が基板反転装置1のチャック64に保持されると、基板反転装置1の、下側になった処理前の基板専用のチャック64に保持された処理前の基板が、基板反転装置1からセンターロボット8の下側ハンドへ移し替えられる。処理前の基板が、基板反転装置1の、下側になった処理前の基板専用のチャック64から解放されると、取付用フレーム14が水平位置から180°回動して処理後の基板を反転させる。また、センターロボット8に移し替えられた処理前の基板は、センターロボット8の下側ハンドに支持されて基板処理部6へ搬送され、基板洗浄装置9内へ搬入されて、基板洗浄装置9により洗浄処理される。そして、基板反転装置1からセンターロボット8への処理前の基板の移し替えや基板反転装置1に保持された処理後の基板の反転が行われている間に、インデクサロボット7によってローダ・アンローダ部2上のカセット内から処理前の基板が取り出され、インデクサロボット7の下側ハンドに処理前の基板が支持されて基板反転部4へ搬送され、以上の動作が繰り返される。
【0051】
【発明の効果】
請求項1に係る発明の基板反転装置を使用すると、1つの基板反転装置により、処理前の基板と処理後の基板を同時に保持して反転させる、といったような動作を行うことができ、基板保持手段を介して処理後の基板が汚染される心配も無くなる。
【0052】
請求項2に係る発明の基板反転装置では、一対の基板保持手段によって2枚の基板を互いに重なり合うように保持することができる。
【0053】
請求項3に係る発明の基板反転装置では、基板保持手段を介して処理後の基板が汚染される心配を全く無くすことができる。
【0054】
請求項4に係る発明の基板反転装置では、各基板保持手段にそれぞれ基板が保持されているかどうかを確認することができるので、確実で安全な処理動作を行うことができる。
【0055】
請求項5に係る発明の基板処理装置を使用すると、基板反転部に設置された1つの基板反転装置により、処理前の基板と処理後の基板を同時に保持して反転させる、といったような動作を行うことができ、基板保持手段を介して処理後の基板が汚染される心配も無くなる。
【0056】
請求項6に係る発明の基板処理装置では、洗浄処理部で洗浄処理された後の基板が基板反転装置での受け渡しの際に汚染される、といった心配を無くすことができる。
【0057】
請求項7に係る発明の基板処理装置では、従来の基板反転装置を備えた基板処理装置によっては不可能であった処理動作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態の1例を示す基板反転装置の斜視図である。
【図2】図1に示した基板反転装置の平面図である。
【図3】図2のIII−III矢視断面図である。
【図4】図3のIV−IV矢視断面図である。
【図5】図4のV−V線に沿って切断した断面を示す図である。
【図6】図1に示した基板反転装置に設けられた基板センサの検知動作を説明するための模式図である。
【図7】図1に示した基板反転装置を備えた基板処理装置の概略構成図である。
【図8】図7に示した基板処理装置における基板の移送動作の1例を示すタイムチャートである。
【図9】図7に示した基板処理装置における基板の移送動作の別の例を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
W 基板
1 基板反転装置
2 ローダ・アンローダ部
3 インデクサ部
4 基板反転部
5 基板搬送部
6 基板処理部
7 インデクサロボット
8 センターロボット
9 基板洗浄装置
12 固定支柱
14 取付用フレーム
16 チャック開閉用シリンダ
18 チャック開閉用シリンダのロッド
24 保持ブロック
26 ガイド棒
28 ボス部材
30 ベアリング
34 従動側プーリ
36 ロータリーアクチュエータ
38 駆動側プーリ
40 ベルト
42 摺動枠
50 係止部材
52 圧縮コイルばね
54 ストッパ棒
56 押圧棒
58 揺動腕
62 回動軸
64 チャック
72 基板センサ
74a、76a 基板センサの投光部
74b、76b 基板センサの受光部
78 透孔
80 排気孔

Claims (7)

  1. 固定部に、水平軸回りに回転自在にかつ水平位置で固定可能に支持された取付用フレームと、
    この取付用フレームに取着され基板を着脱可能に保持する基板保持手段と、
    前記取付用フレームを水平位置から反転させる回動手段と、
    前記基板保持手段を駆動させる駆動手段と、
    を備えた基板反転装置において、
    前記基板保持手段を一対備え、基板保持手段ごとに駆動手段を設けて、各基板保持手段をそれぞれ個別に駆動させるようにしたことを特徴とする基板反転装置。
  2. 前記一対の基板保持手段が、前記取付用フレームの回転軸を通る平面を挟んでその両側に、互いに重なり合うように配置された請求項1記載の基板反転装置。
  3. 前記一対の基板保持手段のうち一方が処理前の基板を保持するために専ら使用され、他方の基板保持手段が処理後の基板を保持するために専ら使用される請求項1または請求項2記載に基板反転装置。
  4. 前記各基板保持手段に、基板の有無を検知する基板検知手段がそれぞれ付設された請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の基板反転装置。
  5. 処理前の基板が搬入されて複数枚の処理前の基板を収容するとともに、複数枚の処理後の基板を収容して処理後の基板が搬出される基板搬入・搬出部と、
    基板を1枚ずつ処理する1つもしくは複数の基板処理部と、
    前記基板搬入・搬出部と前記基板処理部との間に配設され、基板を反転させて受け渡す基板反転部と、
    前記基板搬入・搬出部と前記基板反転部との間で1枚ずつ基板の受け渡しを行う第1の基板受け渡し手段と、
    前記基板反転部と前記基板処理部との間で1枚ずつ基板の受け渡しを行う第2の基板受け渡し手段と、
    を備えた基板処理装置において、
    前記基板反転部に、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の基板反転装置を備えたことを特徴とする基板処理装置。
  6. 前記基板処理部が、基板を洗浄処理する基板洗浄処理部である請求項5記載の基板処理装置。
  7. 前記基板反転装置の一方の基板保持手段に1枚目の基板を保持した状態で2枚目の基板を受け取って他方の基板保持手段に保持し、取付用フレームを反転させた後に1枚目の基板を一方の基板保持手段から解放するように、回動手段および駆動手段をそれぞれ制御する制御手段を備えた請求項5または請求項6記載の基板処理装置。
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