JP2004327372A - ワイヤハーネスの製造方法およびワイヤハーネス - Google Patents

ワイヤハーネスの製造方法およびワイヤハーネス Download PDF

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Abstract

【課題】同一の基端末から複数方向に配索される基本外観が共通の電線を、正規の方向へ配索することのできるワイヤハーネスの製造方法およびワイヤハーネスを提供する。
【解決手段】同一の基端末から出ている基本外観が同じ複数本の電線11をそれぞれの方向へ配索する場合に、各電線11の基端末20付近に設けられている配索マーキング21に従って配索するので、間違った方向へ配索するのを防止することができる。また、配索板13か接続端末30の少なくとも一方に設けられている基端末指示マーキング31に従って接続端末30の所定部位に接続するので、接続間違いを防止することができる。あるいは、各電線11の開放端末14付近に設けられている識別マーキング32と、配索板13または接続端末30の少なくとも一方に設けられている電線指示マーキング33とを対応させて、電線11を接続端末30に接続する。このため、接続間違いを防止することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ワイヤハーネスの製造方法およびワイヤハーネスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のワイヤハーネスの製造方法では、図6に示すように、配索板100の上に、所定形状に沿って電線101を保持するフォーク状の支持部材102が取り付けられている。従って、電線11を支持部材102で支持するように配索し、所定形状のワイヤハーネス110を形成する。
このとき、同一のコネクタ103に後入れする電線同士をまとめて、色付きのテープや輪ゴム等で束ねることにより、後入れするコネクタを区別して間違いを起こさないようにする技術が公開されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−25781号公報(第3頁、第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、自動車の車体に接続してボディアースを取るためのアース電線が複数本設けられる場合がある。このような場合には、図7に示すように、アース電線101aとして一般的な同じ外観の電線を用い、基端部を一体化したボンダー104を設けて、種々の方向へ配索してワイヤハーネス110に組み込まれている。
このため、各アース電線101aを外観で区別することは困難であり、配索方向で長さが異なる場合には、アース電線101aを間違った方向へ配索すると、長さが足りなくなったり、あるいは余ってだぶついたりして所望のワイヤハーネス110が得られないという問題がある。また、アース電線101aを色分けするとコストアップを招くことになる。
【0005】
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、同一の基端末から複数方向に配索される基本外観が共通の電線を、正規の方向へ配索することのできるワイヤハーネスの製造方法およびワイヤハーネスを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明にかかるワイヤハーネスの製造方法は、請求項1に記載したように、基本外観が共通の電線を同一の基端末から配索板に沿って複数方向に配索して製造されるワイヤハーネスの製造方法であって、あらかじめ前記各電線における前記基端末の近傍にそれぞれの配索方向を示す配索マーキングを設けておき、前記配索マーキングに従って前記基端末から前記各電線を所望方向に配索することを特徴としている。
【0007】
このように構成されたワイヤハーネスの製造方法においては、同一の基端末から出ている基本外観が同じ複数本の電線をそれぞれの方向へ配索する場合に、各電線の基端末付近に設けられている配索マーキングに従って配索するので、間違った方向へ配索するのを防止することができる。
【0008】
また、本発明にかかるワイヤハーネスの製造方法は、請求項2に記載したように、請求項1に記載したワイヤハーネスの製造方法において、前記基端末を複数用いるとともに、前記各基端末における前記電線の開放端末をそれぞれ接続端末に接続する場合、あらかじめ前記各基端末のうちのいずれかにおける前記電線を、前記接続端末におけるどの部位に接続するかを示す基端末指示マーキングを前記配索板および前記接続端末の内の少なくとも一方に設けておき、前記基端末指示マーキングに従って指定の前記基端末における前記電線を前記接続端末における所定部位に接続することを特徴としている。
【0009】
このように構成されたワイヤハーネスの製造方法においては、各基端末から延びる複数本の電線の開放端末を複数の接続端末のいずれかに接続する場合、配索板か接続端末の少なくとも一方に設けられている基端末指示マーキングに従って接続端末の所定部位に接続するので、接続間違いを防止することができる。
【0010】
また、本発明にかかるワイヤハーネスの製造方法は、請求項3に記載したように、請求項1に記載したワイヤハーネスの製造方法において、前記各電線の開放端末をそれぞれ異なる複数の接続端末に接続する場合、あらかじめ前記各開放端末に個別の識別マーキングを設けておくとともに、前記各識別マーキングに対応し、かつ、前記各電線のいずれかを前記各接続端末におけるどの部位に接続するかを示す電線指示マーキングを前記配索板および前記接続端末のうちの少なくとも一方に設けておき、前記電線指示マーキングに従って前記各電線の開放端末をそれぞれ前記各接続端末に接続することを特徴としている。
【0011】
このように構成されたワイヤハーネスの製造方法においては、各基端末から延びる複数本の電線の開放端末を複数の接続端末のいずれかに接続する場合に、各電線の開放端末付近に設けられている識別マーキングと、配索板または接続端末の少なくとも一方に設けられている電線指示マーキングとを対応させて、電線を接続端末に接続する。このため、接続間違いを防止することができる。
【0012】
また、本発明にかかるワイヤハーネスの製造方法は、請求項4に記載したように、請求項1に記載したワイヤハーネスの製造方法において、前記基端末がアース電線を集合させたボンダーであることを特徴としている。
【0013】
このように構成されたワイヤハーネスの製造方法においては、あらかじめ複数本の電線の基端末を集合させてボンダーとして一体化しておいて接続するので、省力化を図ることができる。
【0014】
また、本発明にかかるワイヤハーネスは、請求項5に記載したように、請求項1〜4のうちのいずれかに記載したワイヤハーネスの製造方法により製造されたことを特徴としている。
【0015】
このように構成されたワイヤハーネスにおいては、同一の基端末から出ている基本外観が同じ複数本の電線をそれぞれの方向へ配索する場合に、各電線の基端末付近に設けられている配索マーキングに従って配索するので、間違った方向へ配索するのを防止することができる。
また、各基端末から延びる複数本の電線の開放端末を複数の接続端末のいずれかに接続する場合、配索板か接続端末の少なくとも一方に設けられている基端末指示マーキングに従って接続端末の所定部位に接続するので、接続間違いを防止することができる。
あるいは、各基端末から延びる複数本の電線の開放端末を複数の接続端末のいずれかに接続する場合に、各電線の開放端末付近に設けられている識別マーキングと、配索板または接続端末の少なくとも一方に設けられている電線指示マーキングとを対応させて、電線を接続端末に接続することにより、接続間違いを防止することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るワイヤハーネスの製造方法およびワイヤハーネスの第1実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の第1実施形態に係るワイヤハーネスの製造方法を示す説明図である。
【0017】
図1に示すように、配索板13の上に複数個の基端末としてのボンダー20a、20bが設けられている。第1のボンダー20aから出る複数本の電線11a、11b、11c、11d、11eの基端末付近には、ボンダー20aから右へ配索されるのか、左へ配索されるのかを示す配索マーキング21が設けられている。
同様に、第2のボンダー20bから出る複数本の電線12a、12b、12cの基端末付近にも、ボンダー20aから右へ配索されるのか、左へ配索されるのかを示す配索マーキング21が設けられている。
【0018】
配索マーキング21としては、例えば図2に示すように、ボンダー20a、20bから左へ配索される電線については図2(A)に示すような丸印21aとすることができ、ボンダー20a、20bから右へ配索される電線については図2(B)に示すような×印21bとすることができる。
従って、第1のボンダー20aから出る電線11a〜11eについては、左へ配索される電線11a、11bの基端部付近には丸印21aが設けられている。
一方、右へ配索される電線11c、11d、11eの基端部付近には×印21bが設けられている。
【0019】
配索板13には、接続端末であるコネクタ30a、30bが所定位置に設けられており、このコネクタ30a、30bに端子が接続された電線11の開放端末14(図2(A)(B)参照)が接続される(端子は図示しない)。配索板13におけるコネクタ30a、30bの近傍には、コネクタ30a、30bのどの部位に電線11の開放端末14が接続されるかを示す基端末指示マーキング31a、31bが設けられている。
図1中のコネクタ30aの近傍に設けられている基端末指示マーキング31aでは、コネクタ30aの端子に対応した桝目を設け、この桝目にどのボンダー20からの電線11を接続するかを示している。
すなわち、基端末指示マーキング31aにおける▲1▼の桝目に対応する端子には、第1のボンダー20aからの電線11eを接続し、▲2▼の端子には第2のボンダー20bからの電線12aを接続することを示している。
【0020】
次に、本発明に係るワイヤハーネスの製造方法について説明する。図1に示すようなワイヤハーネス10Aを作成するには、配索板13に第1のボンダー20aおよび第2のボンダー20bを所定間隔で設ける。また、コネクタ30a、30bを所定位置に設けるとともに、コネクタ30a、30bの近傍に基端末指示マーキング31を設けておく。
第1のボンダー20aから出ている複数本の電線11のうち、基端末付近に丸印21aが付された電線11a、11bを左方向へ配索する。また、基端末付近に×印21bが付された電線11c、11d、11eを右側へ配索する。
なお、図示はしないが、適宜の間隔でフォーク状の支持部材が設けられているので、電線11を支持部材により支持する。
【0021】
第1のボンダー20aから右へ配索された電線11eをコネクタ30aに接続する。この際、電線11eを接続する端子は、基端末指示マーキング31aにおいて第1のボンダー20aを示す▲1▼が付された部位に対応するコネクタ30aの端子である。
【0022】
同様にして、第2のボンダー20bから出ている電線12のうち、基端末近傍に丸印21aが付された電線12a、12bを左方向へ配索し、電線12aをコネクタ30aに接続する。
接続する端子は、基端末指示マーキング31aにおいて第2のボンダー20bを示す▲2▼が付された部位に対応する端子である。
以上のようにして、ワイヤハーネス10Aを製造する。
【0023】
以上、前述したワイヤハーネスの製造方法およびワイヤハーネスによれば、同一のボンダー20から出ている基本外観が同じ複数本の電線11をそれぞれの方向へ配索する場合に、各電線11の基端末付近に設けられている配索マーキング21である丸印21aあるいは×印21bに従って所定の方向へ配索するので、間違った方向へ配索するのを防止することができる。
【0024】
また、各ボンダー20a、20bから延びる複数本の電線11、12の開放端末14を複数のコネクタ30a、30bのいずれかに接続する場合、配索板13に設けられている基端末指示マーキング31a、31bに従ってコネクタ30a、30bの所定の端子に接続するので、接続間違いを防止することができる。
【0025】
次に、第2実施形態について説明する。図3には、本発明の第2実施形態に係るに係るワイヤハーネスの製造方法およびワイヤハーネスが示されている。
なお、すでに前述した実施形態における部位と同じ部位には共通の符号を付して、重複する説明を省略することとする。
【0026】
図3に示すように、基端末としてのボンダー20から出る複数本の電線11a、11b、11c、11dの基端末付近には、ボンダー20から右へ配索されるのか、左へ配索されるのかを示す例えば図2に示したような配索マーキング21が設けられている。
すなわち、ボンダー20から左へ配索される電線11a、11bの基端部付近には丸印21aが設けられており、右へ配索される電線11c、11dの基端部付近には×印21bが設けられている。
【0027】
さらに、各電線11の開放端末14付近には、電線11を識別するための識別マーキング32が設けられている。識別マーキング32としては、例えば図2(B)に示したように、電線11cには電線11cであることを示す横ハッチング32bの模様が付されている。
また、図2(A)に示したように、電線11dには電線11dであることを示す斜めハッチング32aの模様が付されている。なお、識別マーキング32の形状としては、識別マーキング32aのように全周にわたってベルト状に付すこともできるし、識別マーキング32bのように、所定の形状で設けることもできる。また、印刷でも良いし、テープ状の部材を巻きつけるようにしても良い。
【0028】
図3に戻って、配索板13には、接続端末であるコネクタ30a、30bが所定位置に設けられており、このコネクタ30a、30bに電線11c、11dの開放端末14が接続される。
配索板13におけるコネクタ30a、30bの近傍には、コネクタ30a、30bのどの端子に電線11d、11cの開放端末14が接続されるかを示す電線指示マーキング33a、33bが設けられている。
【0029】
図3中のコネクタ30aの近傍に設けられている電線指示マーキング33aには、コネクタ30aの端子に対応した桝目を設け、どの桝目に電線11dを接続するかを示している。すなわち、電線11dを接続する端子に対応する桝目に、電線11dに付された識別マーキング32aと同じ模様のマーク34aを設ける。
例えば、識別マーキング32が斜めハッチングである電線11dを接続するコネクタ30aの端子位置に対応する桝目には、同じ模様の横ハッチング模様のマーク34aが付されている。同様に、識別マーキング32bが横ハッチングである電線11cを接続するコネクタ30bの端子位置に対応する桝目には、横ハッチング模様のマーク34bが付されている。
【0030】
次に、本発明に係るワイヤハーネスの製造方法について説明する。図3に示すようなワイヤハーネス10Bを作成するには、配索板13にボンダー20を設け、コネクタ30a、30bを所定位置に設けておく。また、コネクタ30a、30bの近傍に電線指示マーキング33a、33bを設けておく。
ボンダー20から出ている複数本の電線11のうち、基端末付近に丸印21aが付された電線11a、11bを左方向へ配索する。また、基端末付近に×印21bが付された電線11c、11dを右側へ配索して、支持部材により支持する。
【0031】
ボンダー20から右へ配索された電線11c、11dをコネクタ30a、30bのいずれかに接続する。
この際、電線11cには横ハッチングの識別マーキング32bが設けられているので、電線指示マーキング33bにおいて横ハッチング模様のマーク34bが付された部位に対応する端子に接続する。同様に、識別マーキング32として斜めハッチングが付されている電線11dは、電線指示マーキング33aにおいて斜めハッチング模様のマーク34aが付された部位に対応する端子に接続する。
以上のようにして、ワイヤハーネス10Bを製造する。
【0032】
以上、前述したワイヤハーネスの製造方法およびワイヤハーネスによれば、ボンダー20から延びる複数本の電線11の開放端末14を複数のコネクタ30a、30bのいずれかに接続する場合に、各電線11の開放端末14付近に設けられている識別マーキング32と、配索板13に設けられている電線指示マーキング33とを対応させて接続する。このため、接続間違いを防止することができる。
【0033】
次に、第3実施形態について説明する。図4には、本発明の第3実施形態に係るに係るワイヤハーネスの製造方法およびワイヤハーネスが示されている。
なお、すでに前述した実施形態における部位と同じ部位には共通の符号を付して、重複する説明を省略することとする。
【0034】
図4に示すように、配索板13の上には、複数個の基端末としてのボンダー20a、20bが所定間隔で設けられている。第1のボンダー20aから出る複数本の電線11a、11b、11c、11d、11eの基端末付近には配索マーキング21が設けられている。同様に、第2のボンダー20bから出る複数本の電線12a、12b、12cの基端末付近にも配索マーキング21が設けられている。
【0035】
配索板13には、接続端末であるコネクタ30a、30b、30cが所定位置に設けられており、このコネクタ30a、30b、30cに電線11e、11d、11c、12aの開放端末14が接続される。配索板13におけるコネクタ30a、30b、30cの近傍には、コネクタ30のどの部位にどの電線11、12の開放端末14が接続されるかを示す指示マーキング35a、35b、35cが各々設けられている。
すなわち、この指示マーキング35a、35b、35cは、前述した基端末指示マーキング31および電線指示マーキング33の両方の役目を果たすものである。
【0036】
従って、図4中の各コネクタ30a、30b、30cの近傍に設けられている各指示マーキング35a、35b、35cでは、各コネクタ30a、30b、30cの端子に対応した桝目を設け、電線11c、11d、11e、12aを接続する端子に対応する桝目に識別マーキング32a、32b、32c、32dと同じ模様のマーク36a、36b、36c、36dを付している。同時に、各マーク36には、数字により第1のボンダー20aから出ている電線11a、11b、11cであるか、第2のボンダー20bから出ている電線12aであるのかを示してある。
すなわち、指示マーキング35には、接続する端子位置、接続する電線11、この電線11の基端末のボンダー20が全てわかるようになっている。
【0037】
次に、本発明の第3実施形態に係るワイヤハーネスの製造方法について説明する。
図4に示すようなワイヤハーネス10Cを作成するには、配索板13に第1のボンダー20aおよび第2のボンダー20bを所定間隔で設ける。また、コネクタ30a、30b、30cを所定位置に設けるとともに、各コネクタ30a、30b、30cの近傍に指示マーキング35a、35b、35cをそれぞれ設けておく。
第1のボンダー20aから出ている複数本の電線11のうち、基端末付近に丸印21aが付された電線11a、11bを左方向へ配索する。また、基端末付近に×印21bが付された電線11c、11d、11eを右側へ配索して支持部材により支持する。
【0038】
第1のボンダー20aから右へ配索された電線11c、11d、11eをコネクタ30a、30b、30cのいずれかに接続する。この際、各電線11に付されている識別マーキング32と指示マーキング35に付された模様および番号等が一致するように配索して接続する。
同様にして、第2のボンダー20bから出ている電線12のうち、基端末近傍に丸印21aが付された電線12a、12bを左方向へ配索し、電線12aをコネクタ30cに接続する。
以上のようにして、ワイヤハーネス10Cを製造する。
【0039】
以上、前述したワイヤハーネスの製造方法およびワイヤハーネスによれば、各電線11の基端部付近に付されている配索マーキング21に従って、所定の方向へ配索するので、間違った方向へ配索するのを防止することができる。
また、配索板13における各コネクタ30の近傍に設けられている指示マーキング35により、コネクタ30の接続する端末の位置、接続するボンダー20、接続する電線11、12等の情報を得ることができるため、接続間違いを防止することができる。
【0040】
次に、図5には、本発明の第4実施形態に係るに係るワイヤハーネスの製造方法およびワイヤハーネスが示されている。
なお、すでに前述した実施形態における部位と同じ部位には共通の符号を付して、重複する説明を省略することとする。
【0041】
図5(A)に示すように、基端末としてカーステレオ本体40にはコネクタ42が設けられており、接続端末として前後左右4個のスピーカ41a、41b、41c、41dが設けられている。
このコネクタ42と4個のスピーカ41a、41b、41c、41dを接続するワイヤハーネス10Dでは、図5(B)に示すように、電線11の基端末付近に配索マーキング21が設けられている。
すなわち、カーステレオ本体40から左側へ配索される電線11a、11bには配索マーキング21として例えば丸印21aが設けられており、右側へ配索される電線11c、11dには配索マーキング21として例えば×印21bが設けられている。
【0042】
また、電線11b、11cの開放端末付近には、前側スピーカであることを示す右上斜めハッチングの識別マーキング37aが設けられており、前側のスピーカ41a、41bのコネクタ30a、30bにも同様の右上斜めハッチングである電線指示マーキング33a、33bが設けられている。
一方、電線11a、11dの開放端末付近には、後側スピーカであることを示す左上斜めハッチングの識別マーキング37bが設けられており、後側のスピーカ41c、41dのコネクタ30c、30dにも同様の左上斜めハッチングの電線指示マーキング33c、33dが設けられている。
【0043】
従って、カーステレオ本体40のコネクタ42から出ている電線11のうち、配索マーキング21が丸印21aの電線11a、11bを左側へ配索するとともに、×印21bが付されている電線11c、11dを右側へ配索する。電線11を、各電線11の開放端末付近に設けられている識別マーキング37と同じマーキングが施されているスピーカ41のコネクタ30に接続する。
【0044】
以上、前述したワイヤハーネスの製造方法およびワイヤハーネスによれば、各電線11の基端部付近に付されている配索マーキング21に従って、所定の方向へ配索するので、間違った方向へ配索するのを防止することができる。
また、各スピーカ41のコネクタ30に設けられている電線指示マーキング33により、接続する電線11が明らかであるため、接続間違いを防止することができる。
【0045】
なお、本発明のワイヤハーネスの製造方法およびワイヤハーネスは、前述した各実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形、改良等が可能である。
例えば、前述した第1〜第3実施形態では、配索板13に基端末指示マーキング31や電線指示マーキング33や指示マーキング35を設けた場合について説明したが、これらをコネクタ30に設けることもできる。さらに、配索板13およびコネクタ30の両方に設けるようにしてもよい。
また、前述したボンダー20から出る電線11を左右に振り分ける場合について説明したが、多数の方向に振り分ける場合も同様である。この場合には、配索マーキング21は、配索する方向の数だけ異なる種類の配索マーキング21を設けるようにする。
さらに、配索マーキング21に用いた丸印21aや×印21b、電線指示マーキング33に用いた横ハッチング34bや斜めハッチング34a等は、いずれも単なる例示であり、これに限るものではない。
【0046】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明にかかるワイヤハーネスの製造方法およびワイヤハーネスによれば、同一の基端末から出ている基本外観が同じ複数本の電線をそれぞれの方向へ配索する場合に、各電線の基端末付近に設けられている配索マーキングに従って配索するので、間違った方向へ配索するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るワイヤハーネスの製造方法およびワイヤハーネスの第1実施形態を示す構成図である。
【図2】(A)(B)は電線の拡大図である。
【図3】本発明に係るワイヤハーネスの製造方法およびワイヤハーネスの第2実施形態を示す構成図である。
【図4】本発明に係るワイヤハーネスの製造方法およびワイヤハーネスの第3実施形態を示す構成図である。
【図5】(A)(B)は、本発明に係るワイヤハーネスの製造方法およびワイヤハーネスの第4実施形態を示す構成図である。
【図6】従来より一般的な配索方法を示す斜視図である。
【図7】電線の基端末の拡大図である。
【符号の説明】
10A〜10D ワイヤハーネス
11、12 電線
13 配索板
14 開放端末
20 ボンダー(基端末)
21 配索マーキング
30 コネクタ(接続端末)
31 基端末指示マーキング

Claims (5)

  1. 基本外観が共通の電線を同一の基端末から配索板に沿って複数方向に配索して製造されるワイヤハーネスの製造方法であって、
    あらかじめ前記各電線における前記基端末の近傍にそれぞれの配索方向を示す配索マーキングを設けておき、前記配索マーキングに従って前記基端末から前記各電線を所望方向に配索することを特徴とするワイヤハーネスの製造方法。
  2. 前記基端末を複数用いるとともに、前記各基端末における前記電線の開放端末をそれぞれ接続端末に接続する場合、
    あらかじめ前記各基端末のうちのいずれかにおける前記電線を、前記接続端末におけるどの部位に接続するかを示す基端末指示マーキングを前記配索板および前記接続端末の内の少なくとも一方に設けておき、
    前記基端末指示マーキングに従って指定の前記基端末における前記電線を前記接続端末における所定部位に接続することを特徴とする請求項1に記載したワイヤハーネスの製造方法。
  3. 前記各電線の開放端末をそれぞれ異なる複数の接続端末に接続する場合、
    あらかじめ前記各開放端末に個別の識別マーキングを設けておくとともに、前記各識別マーキングに対応し、かつ、前記各電線のいずれかを前記各接続端末におけるどの部位に接続するかを示す電線指示マーキングを前記配索板および前記接続端末のうちの少なくとも一方に設けておき、
    前記電線指示マーキングに従って前記各電線の開放端末をそれぞれ前記各接続端末に接続することを特徴とする請求項1または請求項2に記載したワイヤハーネスの製造方法。
  4. 前記基端末がアース電線を集合させたボンダーであることを特徴とする請求項1〜請求項4のうちのいずれかに記載したワイヤハーネスの製造方法。
  5. 請求項1〜4のうちのいずれかに記載したワイヤハーネスの製造方法により製造されたことを特徴とするワイヤハーネス。
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