JP2000077145A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2000077145A
JP2000077145A JP10246687A JP24668798A JP2000077145A JP 2000077145 A JP2000077145 A JP 2000077145A JP 10246687 A JP10246687 A JP 10246687A JP 24668798 A JP24668798 A JP 24668798A JP 2000077145 A JP2000077145 A JP 2000077145A
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JP
Japan
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case
bus bar
retainer member
wires
terminals
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JP10246687A
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English (en)
Inventor
Takashi Machida
隆司 町田
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、コネクタの種類を増大させること
なしに異なるジョイントパターン(バスバーパターン)
を簡単に設定することができるとともに、電線の取付け
後に電線の抜け止めが発生するのを防止することができ
るコネクタを提供するものである。 【解決手段】 リテーナ部材20、21に、複数の電線15の
うちの任意の電線15同士を電気的に接続する複数群の独
立したバスバー22a、22b等を形成し、複数の電線15の
端子15aを開口部14を通して取付け用端子12に取付けた
ときに、リテーナ部材20、21をケース13に取付けること
により、リテーナ部材20、21に設けられたバスバー22、
23を端子15aに係合させて任意の電線15同士を電気的に
接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタに関し、
詳しくは、車体や電気機器等に配設されるワイヤハーネ
ス等に装着されるコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車体や電気機器等に装着される
ワイヤハーネスはバッテリーや複数の電気回路に接続さ
れており、このワイヤハーネスは複雑な配線経路となっ
ている。従来、ワイヤハーネスに他の分岐ハーネスをジ
ョイントする場合には、図5に示すように電線1の任意
の部分を剥き出しにして他の電線2をテープ3によって
電線1の剥き出し部分にジョイントすることがあるが、
近時では、ワイヤハーネスの配線経路がますます複雑化
していることから、ジョイントの施せる区間もそれにつ
れて限定されているため、図6に示すようなジョイント
用のコネクタを用いて予め設計されたポイントで分岐ハ
ーネスをジョイントするケースが増大している。
【0003】図6(a)において、5はジョイントコネ
クタであり、ジョイントコネクタ5は内部には2層のバ
スバー6、7を収納されバスバー6は、図6(b)に示
すように複数群のバスバー6a、6bから構成されてい
る。また、符号8はコネクタ5に接続されるジョイント
コネクタであり、このジョイントコネクタ8は電線9の
端子9aが挿入される複数の開口部8aが形成されてい
る。
【0004】このジョイントコネクタ5、8にあって
は、両コネクタ5、8を接続して、開口部8aを通して
電線9の端子9aをバスバー6または7に取付けるよう
になっているが、バスバー6aは4つのタブを有するた
め、バスバー6aに4本の電線9の端子9aを取付ける
と4つの電線4がジョイントされることになる。また、
ワイヤハーネスの仕様および回路の接続構成に応じてジ
ョイントされる電線の数が異なることから、ジョイント
コネクタ5に内蔵されるバスバーもタブの数が異なる複
数種類のパターンが用意されている。
【0005】このため、ジョイントコネクタ5、8の色
をジョイントコネクタ5に内蔵されるバスバーパターン
に応じて予め設定しておき、同一色のジョイントコネク
タ5、8同士を接続してバスバーパターンを容易に視認
可能にすることにより、ワイヤハーネスの仕様および回
路の接続構成に応じて使用されるコネクタ5、8を選択
して、電線9をジョイントするようにしている。
【0006】このようなジョイントコネクタ5、8を使
用することで予め設計された位置で電線9を簡単にジョ
イントすることができ、電線9の接続作業を簡単に行な
うことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のコネクタ5、9にあっては、ワイヤハーネス
の仕様および回路の接続構成に応じて設定されるバスバ
ーパターンに応じて多数種類(多数色)のコネクタが必
要になってしまうため、コネクタの部品点数が大幅に増
加してしまう上に、電線9の抜け止め防止機構が施され
ていなかったため、電線9の取付け後に、電線9の抜け
を確実に防止することができないという問題が発生して
しまった。
【0008】そこで本発明は、コネクタの種類を増大さ
せることなしに異なるジョイントパターン(バスバーパ
ターン)を簡単に設定することができるとともに、電線
の取付け後に電線の抜け止めが発生するのを防止するこ
とができるコネクタを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するために、内部に複数の電線取付け部
を収納するとともに、該電線取付け部を外部に露出させ
る複数の開口部が形成されたケースを有し、前記開口部
を通して電線取付け部に電線の端子が取付けられるコネ
クタであって、前記複数の電線のうちの任意の電線同士
を電気的に接続する複数群の独立したバスバーを有する
リテーナ部材を前記ケースに対して脱着自在に設けると
ともに、該ケースに前記リテーナ部材を保持する保持部
を設け、該リテーナ部材を前記ケースに取付けたとき
に、該リテーナ部材に設けられたバスバーを前記電線の
端子に係合させて任意の電線同士を電気的に接続するこ
とを特徴としている。
【0010】その場合、複数の電線を開口部を通して電
線取付け部に取付けたときに、リテーナ部材をケースの
保持部に保持することにより、リテーナ部材に設けられ
たバスバーを電線に係合させて任意の電線同士を電気的
に接続することができるので、電線がケースから抜け出
るのを防止することができる。また、リテーナ部材が、
複数の電線のうちの任意の電線同士を電気的に接続する
複数群の独立したバスバーを有するため、このバスバー
のパターンを変更することにより、任意の電線同士をジ
ョイントすることができる。したがって、複数種類のバ
スバーパターンを有するリテーナ部材を準備することに
より、コネクタの種類を増大させることなしに異なるジ
ョイントパターン(バスバーパターン)を簡単に設定す
ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1〜4は本発明に係るコネクタの
一実施形態を示す図である。まず、構成を説明する。図
1において、11はジョイントコネクタであり、このコネ
クタ11の内部には電線の端子が取付けられる複数の取付
け用端子(電線取付け部)12が収納されたケース13を有
している。
【0012】このケース13には取付け用端子12を外部に
露出させる複数の開口部(上下2層)14が形成されてお
り、この開口部14を通して取付け用端子12に電線15の端
子15aが取付けられるようになっている。一方、ケース
13の上下面には長手方向に沿ってスリット16、17が形成
されており、このスリット16、17の両端部のケース13部
分には、図2(a)(b)に示すように係合部18、19が
形成されている(図2では一方のみ図示)。
【0013】このスリット16、17には図2(c)(d)
および図3に示すような一対のリテーナ部材20、21が収
納されるようになっており、このリテーナ部材20、21は
ケース13に対して脱着自在となっている。また、リテー
ナ部材20、21にはバスバー22、23が形成されており、こ
のバスバー22、23は複数群の独立したバスバー22a、22
b(リテーナ部材20側の一部のみを図示するがバスバー
23側にも複数群の独立したバスバーが形成されている)
から構成されている。本実施形態では、バスバー22aは
4つのタブから構成されるとともにバスバー23bは2つ
のタブから構成されている。
【0014】このリテーナ部材20、21は両端部に係合片
24、25が形成されており、図3に示すようにリテーナ部
材20、21がスリット16、17を通してケース13に取付けら
れたときに、係合片24、25が係合部18、19に係合するこ
とにより、リテーナ部材20、21がケース13に保持される
ようになっている。なお、係合部18、19は係合片24、25
が係合可能なように係合片24、25と同形状に形成されて
いる。
【0015】また、リテーナ部材20、21がケース13に保
持されたときに、図4(a)に示すようにバスバー22、
23が電線15の端子15aに係合するとともに、バスバー2
2、23に対応する任意の電線15同士を電気的に接続する
ようになっている。なお、本実施形態では、スリット1
6、17、係合部18、19およびリテーナ部材20、21の係合
片24、25が保持部を構成している。
【0016】本実施形態では、複数の電線15の端子15a
を開口部14を通して取付け用端子12に取付けた後、リテ
ーナ部材20、21をスリット16、17を通してケース13に取
付けて係合片24、25を係合部18、19に係合してリテーナ
部材20、21をケース13に取付ける。このとき、バスバー
22、23が電線15の端子15aに係合して端子15aを強固に
保持する。これと同時にバスバー22、23に対応する任意
の電線15同士が電気的に接続される。本実施形態では、
例えば、バスバー22aによって4つの電線15がジョイン
トされるとともにバスバー22bによって2つの電線15が
ジョイントされる。
【0017】このように本実施形態では、複数の電線15
の端子15aを開口部14を通して取付け用端子12に取付け
たときに、リテーナ部材20、21をケース13に取付けるこ
とにより、リテーナ部材20、21に設けられたバスバー2
2、23を端子15aに係合させて任意の電線15同士を電気
的に接続したので、電線15がケース13から抜け出るのを
防止することができる。
【0018】また、リテーナ部材20、21に、複数の電線
15のうちの任意の電線15同士を電気的に接続する複数群
の独立したバスバー22a、22b等を形成したため、この
バスバー22a、22b等のパターンを変更することによ
り、任意の電線15同士をジョイントすることができる。
したがって、複数種類のバスバーパターンを有するリテ
ーナ部材20、21を準備することにより、コネクタ11の種
類を増大させることなしに異なるジョイントパターン
(バスバーパターン)を簡単に設定することができる。
【0019】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、複数の電
線を開口部を通して電線取付け部に取付けたときに、リ
テーナ部材をケースの保持部に保持することにより、リ
テーナ部材に設けられたバスバーを電線に係合させて任
意の電線同士を電気的に接続することができるので、電
線がケースから抜け出るのを防止することができる。
【0020】また、リテーナ部材が、複数の電線のうち
の任意の電線同士を電気的に接続する複数群の独立した
バスバーを有するため、このバスバーのパターンを変更
することにより、任意の電線同士をジョイントすること
ができる。したがって、複数種類のバスバーパターンを
有するリテーナ部材を準備することにより、コネクタの
種類を増大させることなしに異なるジョイントパターン
(バスバーパターン)を簡単に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコネクタの一実施形態を示す図で
あり、(a)はその外観斜視図、(b)はコネクタに端
子を取付けたときのコネクタの側面該略図である。
【図2】(a)は図1(a)のAで示すケースの係合部
の要部構成図、(b)は同図(a)のB−B方向矢視断
面図、(c)は一実施形態のリテーナ部材の構成図であ
り、(d)はそのリテーナ部材の側面図である。
【図3】一実施形態のケースにリテーナ部材を取付ける
状態を示す図である。
【図4】一実施形態のケースにリテーナを取付けた状態
を示すコネクタの側面該略図、(b)は電子の端子をケ
ースに取付け用端子に取付けていない状態で、ケースに
リテーナ部材を取付けたときの図4(a)のC−C方向
矢視断面図に相当するケースおよびリテーナ部材の断面
図である。
【図5】従来の電線のジョイント方法を示す図である。
【図6】(a)は従来のジョイントコネクタの外観斜視
図、(b)はジョイントコネクタ内のバスバーパターン
を示す図である。
【符号の説明】
11 ジョイントコネクタ 12 取付け用端子(電線取付け部) 13 ケース 14 開口部 15 電線 15a 端子 16、17 スリット(保持部) 18、19 係合部(保持部) 20、21 リテーナ部材 22、23 バスバー 22a、22b バスバー 24、25 係合片(保持部)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に複数の電線取付け部を収納するとと
    もに、該電線取付け部を外部に露出させる複数の開口部
    が形成されたケースを有し、前記開口部を通して電線取
    付け部に電線の端子が取付けられるコネクタであって、 前記複数の電線のうちの任意の電線同士を電気的に接続
    する複数群の独立したバスバーを有するリテーナ部材を
    前記ケースに対して脱着自在に設けるとともに、該ケー
    スに前記リテーナ部材を保持する保持部を設け、 該リテーナ部材を前記ケースに取付けたときに、該リテ
    ーナ部材に設けられたバスバーを前記電線の端子に係合
    させて任意の電線同士を電気的に接続することを特徴と
    するコネクタ。
JP10246687A 1998-09-01 1998-09-01 コネクタ Pending JP2000077145A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101025603B1 (ko) 2009-04-10 2011-03-30 주식회사 유라코퍼레이션 조인트 커넥터
CN111490383A (zh) * 2020-04-10 2020-08-04 宁波市富来电子科技有限公司 一种改善车灯led模组中插针变形的结构
CN111509448A (zh) * 2019-01-31 2020-08-07 住友电装株式会社 接头连接器

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