JP3707284B2 - 電装品ブロック - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の車両電装品を収容する電装品ブロックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車用の種々の電装回路や電子部品等の電装品を収めるとともに、ワイヤハーネス等の配線類の接続分岐点として自動車内に設置される電気接続箱が用いられている。
【0003】
一般に、電気接続箱は、電装品ブロックとその電装品ブロックを収容するケースとから構成されている。電装品ブロックには、各種電装品が搭載されるとともに、各電装品に接続される複数の電線からなるワイヤハーネスが取り付けられるようになっている。
【0004】
以下、従来の電装品ブロックを図9に従って説明する。
同図に示すように、電装品ブロック51の底面には、複数の電線52が取り付けられている。これら電線52は、電装品ブロック51の表面に搭載された図示しない電装品に対して電気的に接続されている。そして、この電装品ブロック51は、図示しないケース内に収容される。
【0005】
電装品ブロック51がケース内に収容される際に、前記各電線52は、ケース外に引き出される。このため、各電線52は、引出し方向にまとめられた状態でテープや結束バンド等の結束体53によって結束されている。図9においては各電線52がひとまとめに結束されている。なお、各電線52の引出し方向が複数に分かれている場合には、引出し方向毎にまとめられた状態で結束体53によって結束される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このようにテープ53等で各電線52を結束することや、メンテナンス時等にテープ53等をはがしたりはずしたりする作業は、極めて煩雑である。
【0007】
本発明はこうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、電装品に接続された複数の電線の引出し方向の規制を簡単に行うことのできる電装品ブロックを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明では、電線の引出し方向を規制するための規制部材が備える複数の係止片が、前記電線の取付面に設けられた複数の係合部に対して着脱可能に取り付けられている電装品ブロックであって、前記係合部は前記係止片と係合可能な係合孔であり、前記規制部材は、前記係合孔に挿抜可能な大きさの係止片を3つ備えた略E字状の弾性部材であり、前記係合孔は前記係止片の数よりも多く設けられ、複数ある係止片が任意の係合孔に着脱可能であることを要旨とする。
【0011】
以下、本発明の「作用」について説明する。
請求項1に記載の発明によると、係合部(係合孔)に対して着脱可能な係止片を有するこの規制部材を用いた場合、テープ等のような結束体を用いる従来方法に比べて、電線の引出し方向を規制する作業が簡単になる。また、係合部(係合孔)が係止片の数よりも多く設けられ、複数ある係止片が任意の係合孔に着脱可能であることから、規制部材をいろいろな態様で取り付けることが可能である。よって、必要に応じて取付態様を選択することにより、電線の引出し方向を変更することができる。
特に、規制部材を弾性部材によって構成することにより、同規制部材の弾性復帰力を利用して係止片を係合孔の内面に係合させることができる。このため、規制部材を簡単かつ確実に着脱させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図5に基づき詳細に説明する。
図1に示すように、車両のエンジンルーム等に搭載される電気接続箱1は、ロアーケース2と電装品ブロック3とを備えている。なお、図1は、ロアーケース2及び電装品ブロック3の分解斜視図である。
【0015】
ロアーケース2は上面が開口した箱状をなしており、その側壁2a,2bには上方に開口した切欠き4a、4bが設けられている。
電装品ブロック3は、ブロック本体11と規制部材としての規制バンド12とを備えている。ブロック本体11はロアーケース2内に収容可能な略直方体状をなし、その表面には図示しないリレーやヒュージブルリンク等の各種電装品が搭載されている。
【0016】
ブロック本体11の裏面11aには、複数の電線取付孔13が透設されている。そして、各取付孔13にはそれぞれ電線14が取り付けられ、各電線14は前記各電装品と電気的に接続されている。これら電線14は、前記切欠き4aと対応する側に引き出され、ワイヤハーネス15を構成している。なお、本実施形態においては、各電線14が二組のワイヤハーネス15に分けられている。
【0017】
また、ブロック本体11の裏面11aの全域には、複数の係合孔16が略「田」字状をなすように所定間隔L1毎に透設されている。これら係合孔16は、それぞれ同形同大の角孔状をなし、図2〜図5に示すように、小径部16aと大径部16bとから構成されている。すなわち、各係合孔16は、入口よりも内部の方が広くなっている。このため、小径部16aから大径部16bに連通する部分の周縁には、全周にわたって段部16cが形成されている。
【0018】
規制バンド12は、合成樹脂等の弾性部材によって形成されている。このため、規制バンド12は、押圧力が付与されるとある程度撓むことができる。この規制バンド12は、図1及び図2に示すように、3つの係止片21〜23とそれら係止片21〜23を連結する連結部24,25とを備える略「E」字状に形成されている。別の見方をすると、規制バンド12は三叉状に形成されている。両側に位置する各係止片21,22は、ブロック本体11へ取り付ける前の状態において、やや外側に広がっている。そして、ブロック本体11へ取り付けた後の状態では、係止片21,23及び連結部24に囲まれた保持空間26と、係止片22,23及び連結部25に囲まれた保持空間27とが構成される。このため、各保持空間26,27によって前記複数の電線14を二組のワイヤハーネス15として保持することができる。すなわち、これら保持空間26,27に各ワイヤハーネス15を挿通させることにより、各ワイヤハーネス15の引出し方向を規制することができる。
【0019】
また、各係止片21〜23の先端には、鉤状をなす係止凸部21a〜23aが形成されている。各係止片21,22は係止凸部21a,22aを1箇所に有し、係止片23は係止凸部23aを2箇所に有する。各係止凸部21a,22aは、規制バンド12のそれぞれ外側に張り出した形状をなしている。係止凸部23aは各係止片21,22側に張り出した形状をなしている。なお、各係止突部21a〜23aは、前記係合孔16の小径部16a内に挿通可能な大きさに形成されている。
【0020】
そして、これら係止凸部21a〜23aを前記各係合孔16に挿通して前記段部16cに係合させることによって、規制バンド12がブロック本体11に取り付けられるようになっている。詳しくは、まず各係止片21,22を図2に2点鎖線で示す位置まで撓ませる。すなわち、各係止片21,22を係止片23とほぼ平行となるように撓ませる。そして、その状態で規制バンド12をブロック本体11の底面側から取り付ける。このとき、各係止片21〜23を所望の係合孔16に対応させ、図3に2点鎖線で示すように、係止片21を撓ませた状態で係合孔16内に挿入する。このとき、各ワイヤハーネス15を、各保持空間26,27内に位置させておく。そして、係止凸部21aが大径部16b内まで挿入されたときに係止片21の撓みを解除する。これにより、係止片21が2点鎖線位置から実線位置に変化して、係止凸部21aが係合孔16の段部16cと係合する。係止片21は、同図に矢印で示す方向に付勢されるため、係合孔16内に抜け出し不能に保持される。なお、係止片22,23についても係止片21と同様に係合孔16内に係合されるため、その図示及び説明を省略する。その結果、各ワイヤハーネス15は各保持空間26,27内に保持された状態となり、その引出し方向が規制される。また、各係止片21,22を撓ませて各係合孔16との係合を解除すれば、規制バンド12をブロック本体11から容易に取り外すことができる。したがって、規制バンド12は、ブロック本体11に対して着脱可能となっている。
【0021】
なお、各係合孔16においては、小径部16aから大径部16bに連通する部分の全周縁に段部16cが形成されているため、例えば図4(b),(c)に示すように、規制バンド12の取付向きが90゜異なる場合であっても、係止片21の係止凸部21aを段部16cに係合させることができる。なお、規制バンド12の取付向きが180゜または270゜異なる場合であっても、係止凸部21aを段部16cに係合させることができる。すなわち、規制バンド12を4方向から取り付けることができる。
【0022】
こうした電装品ブロック3はロアーケース2内に収容される。このとき、各電線14をロアーケース2の切欠き4aから外部に引き出すようにする。そして、図示しないアッパーケースをロアーケース2に被せることによって電気接続箱1の組付けが完了する。
【0023】
ところで、図5に示すように、ブロック本体11の裏面11aに設けられた各係合孔16に、説明の便宜上、それぞれA1〜G5の符号を付す。前述した態様において、規制バンド12は係合孔A2,A3,A4の3つのみを用いて取り付けられている。これに対して、前記ロアーケース2の切欠き4bからも電線14を外部に引き出したい場合には、同図に2点鎖線で示すように、係合孔E1,F1,G1の3つをさらに用いて規制バンド12を取り付けるようにする。
【0024】
また、各係合孔16は全て同形同大であるとともに、等間隔で設けられているため、規制バンド12の各係止片21〜23は、どの係合孔16に対しても係合可能である。したがって、例えば係合孔A2,A3,A4の3つに対して取り付けられた規制バンド12を縦方向にスライド移動させ、係合孔A1,A2,A3の3つに対して取り付けることもできる(図5にて規制バンド12aとして示す)。その結果、例えば前記切欠き4aが図1に矢印Aで示す方向に距離L1だけずれた位置に設けられていても、ワイヤハーネス15を切欠き4aと対応する方向に規制することができる。そして、その切欠き4aからワイヤハーネス15を無理なく引き出すことができる。
【0025】
さらには、各係止凸部21a〜23aが係合する段部16cは、各係合孔16の小径部16aから大径部16bに連通する部分の全周縁に形成されている。このため、係止凸部21a〜23aが90゜ずつ異なる4方向のうちのどの方向を向いていても各係止凸部21a〜23aを段部16cに係合させることができる。すなわち、係止片21〜23を係合孔16の軸線を中心として90゜ずつ回動させて挿入した場合であっても、凸部21a〜23aを段部16cに係合させることができる。したがって、図5において12bで示される規制バンド12bのような態様でブロック本体11への取り付けを行うこともできる。
【0026】
このため、前記切欠き4bが、図1に2点鎖線で示す位置に設けられ、ここからワイヤハーネス15を引き出したい場合でも、規制バンド12の取付位置を前記規制バンド12bの位置に設定することで、各ワイヤハーネス15を切欠き4bと対応する方向に規制することができる。
【0027】
したがって、本実施形態によれば以下のような効果を得ることができる。
(1)ブロック本体11に規制バンド12を取り付け、この規制バンド12によって同本体11に接続された複数の電線14(ワイヤハーネス15)を保持することにより、各電線14の引出し方向を所望の方向に規制することができる。
【0028】
しかも、係合孔16は、ブロック本体11の裏面11a全域に略「田」字状をなすように多数(本実施形態では27個)設けられている。つまり、係合孔16は、図5等で使用している規制バンド12の係止片21〜23の総数よりも明らかに多く設けられている。このため、規制バンド12を複数個取り付けることもできる。よって、各電線14が複数方向に引き出す必要がある場合であっても、複数の規制バンド12によって引出し方向を各々規制することができる。したがって、いろいろな態様で規制バンド12を取り付けることができる。
【0029】
(2)各係合孔16は、ブロック本体11の裏面11a全域に略「田」字状をなすように等間隔で設けられている。また、各係止片21〜23は、どの係合孔16に対しても係合可能となっている。したがって、各係合孔16に対する各係止片21〜23の係合位置を一つずつスライド移動させて係合させることができる。すなわち、規制バンド12の取付位置を距離L1ずつずらしてブロック本体11に取り付けることができる。このため、規制バンド12の各係止片21〜23を係合させる各係合孔16を、ワイヤハーネス15の引出し方向に合わせて任意に選択することができる。したがって、ワイヤハーネス15が僅かにスライド移動した位置に引き出される場合であっても、規制バンド12によってその引出し方向に規制することができる。その結果、ワイヤハーネス15の引出し方向が僅かに異なる車種においても同一の電装品ブロック3を用いることができる。
【0030】
(3)係止片21〜23を係合孔16の軸線を中心として90゜、180゜または270゜回動させて挿入した場合であっても、凸部21a〜23aを段部16cに対して確実に係合させることができる。したがって、ワイヤハーネス15の引出し方向が異なる車種に対する電装品ブロック3の適用性をより向上させることができる。
【0031】
(4)規制バンド12は、ブロック本体11に対して着脱可能となっている。このため、ワイヤハーネス15の誤装着時やメンテナンス時に規制バンド12をブロック本体11から容易に取り外すことができ、それを再び元の位置または別の位置に装着することができる。
【0032】
また、規制バンド12は弾性部材を用いて形成されているため、各係止片21,22を撓ませることによって各係合孔16に対して着脱可能となっている。このため、規制バンド12をブロック本体11に対して簡単に着脱させることができるとともに、規制バンド12の確実な抜け止めを図ることができる。
【0033】
(5)規制バンド12は、略「E」字状(三叉状)をなし、2つの保持空間26,27を有している。このため、各電線14を2組のワイヤハーネス15として区分することができる。したがって、用途や配線経路の異なる2種類のワイヤハーネス15の引出し方向が同一である場合であっても、それらが混在してしまうことが防止され、各電線14の配線ミスを防止することができる。
【0034】
なお、本発明の実施形態は以下のように変更してもよい。
【0035】
・ 図7に示すように、ブロック本体11へ取り付ける前の状態においても各係止片21〜23が平行となるように規制バンド12を形成する。そして、各係止片21〜23の先端に、撓むことが可能な可撓係止片34〜36を形成する。このようにすれば、各係止片21,22に外力が加わっても、各係止凸部21a,22aと段部16cとの係合が解除されてしまうことはない。したがって、係止片21〜23が各係合孔16から不用意に抜けてしまうことを確実に防止することができる。
【0037】
・ 各係合孔16は、必ずしも略「田」字状をなすように設けられる必要はない。すなわち、各係合孔16は、ブロック本体11の裏面11aの全域に等間隔に設けられていればよい。
【0038】
・ 必ずしも裏面11aの全域に係合孔16を設ける必要はない。例えば係合孔A1〜A5のみを設けたり、係合孔A1〜G1のみを設けるようにしてもよい。このようすれば、ブロック本体11の構成を簡単にすることができる。
【0039】
・ 前記係合孔16は、ブロック本体11の表面に貫通する貫通孔であっても、非貫通孔であってもどちらでもよい。貫通孔の場合には係合孔16の成形が容易となり、非貫通孔の場合には、ロアーケース2内に水等が浸入することを防止でき、防水性を確保することができる。
【0040】
・ 係合孔16は角孔状でなくてもよく、例えば円形孔でもよい。このような形状にすれば、各係止片21〜23をどの方向からでも各係合孔16に係合させることができる。さらに、係合部は穴構造に限定されることはなく、それ以外の構造であってもよい。
【0041】
次に、特許請求の範囲に記載された技術的思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技術的思想を以下に列挙する。
(1) 電線の引出し方向を規制するための規制部材が備える複数の係止片が、前記電線の取付面に設けられた複数の係合部に対して着脱可能に取り付けられている電装品ブロックであって、前記規制部材は、種々の態様で取り付けられていることを特徴とする電装品ブロック。この技術的思想(1)に記載の発明によれば、規制部材をいろいろな態様で取り付けることができる。よって、必要に応じて取付態様を選択することにより、電線の引出し方向を変更することができる。
【0042】
(2) 技術的思想(1)に記載の電装品ブロックにおいて、前記各係合部は、前記各係止片を、その装着方向を軸心としてどの位置に回動させても装着可能となっていることを特徴とする電装品ブロック。この技術的思想(2)に記載の発明によれば、規制部材の取付態様をいっそう増加させることができる。
【0043】
(3) 請求項1に記載の電装品ブロックにおいて、前記係合孔は、非貫通孔であることを特徴とする電装品ブロック。この技術的思想(3)に記載の発明によれば、ブロックの内外が連通していないため、防水性を確保することができる。
【0044】
(4) 技術的思想(1)〜(3)のいずれか1項に記載の電装品ブロックにおいて、前記係止片は、前記係合部内において回動可能であることを特徴とする電装品ブロック。この技術的思想(4)に記載の発明によれば、規制部材の取付向きを、各電線の引出し方向に合わせて変化させることができる。
【0045】
(5) 技術的思想(1),(2),(4)のいずれか1項に記載の電装品ブロックにおいて、前記各係合部は前記各係止片と係合可能な係合孔であり、前記規制部材は、前記係止片を3つ備えた三叉状をなす弾性部材からなり、各係止片間で前記電線の引出し方向を規制することを特徴とする電装品ブロック。この技術的思想(5)に記載の発明によれば、規制部材を簡単かつ確実に着脱させることができる。
【0046】
(6) 請求項1、技術的思想(1)〜(5)のいずれか1項に記載の電装品ブロックにおいて、前記規制部材は、前記係止片を撓ませた状態で取り付けられていることを特徴とする電装品ブロック。この技術的思想(6)に記載の発明によれば、規制部材を簡単に着脱することができる。
【0047】
(7) 請求項1、技術的思想(1)〜(5)のいずれか1項に記載の電装品ブロックにおいて、前記係止片の先端には可撓部が設けられていることを特徴とする電装品ブロック。この技術的思想(7)に記載の発明によれば、係止片に不慮の外力が加わっても係止片と係合部との係合が解除されることがない。すなわち、規制部材が不慮の外力によって脱落してしまうことを防止することができる。
【0048】
(8) 請求項1、技術的思想(1)〜(7)のいずれか1項に記載の電装品ブロックと、その電装品ブロックを収容するケース体とを備えたことを特徴とする電気接続箱。
【0049】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1に記載の発明によれば、規制部材をいろいろな態様で取り付けることができる。よって、必要に応じて取付態様を選択することにより、電線の引出し方向を変更することができる。特に、規制部材を簡単かつ確実に着脱させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる電装品ブロックを用いた電気接続箱の一実施形態を示す分解斜視図。
【図2】同実施形態の電装品ブロックの側面図。
【図3】図2の一部を拡大して示す断面図。
【図4】同実施形態の電装品ブロックの一部を拡大して示す底面図。
【図5】同実施形態の電装品ブロックにおいて、規制部材の取付態様を模式的に示す裏面図。
【図6】本発明にかかる電装品ブロックに用いられる規制部材の他の実施形態を示す正面図。
【図7】本発明にかかる電装品ブロックに用いられる規制部材の他の実施形態を示す正面図。
【図8】本発明にかかる電装品ブロックに用いられる規制部材の他の実施形態を示す正面図。
【図9】従来の電装品ブロックを示す斜視図。
【符号の説明】
1…電気接続箱、2…ロアーケース、3…電装品ブロック、11…ブロック本体、11a…電線の取付面としての裏面、12…規制部材としての規制バンド、13…電線取付孔、14…電線、15…ワイヤハーネス、16…係合部としての係合孔、16a…小径部、16b…大径部、16c…段部、21〜23…係止片、21a〜23a…係止凸部。
Claims (1)
- 電線の引出し方向を規制するための規制部材が備える複数の係止片が、前記電線の取付面に設けられた複数の係合部に対して着脱可能に取り付けられている電装品ブロックであって、
前記係合部は前記係止片と係合可能な係合孔であり、前記規制部材は、前記係合孔に挿抜可能な大きさの係止片を3つ備えた略E字状の弾性部材であり、
前記係合孔は前記係止片の数よりも多く設けられ、複数ある係止片が任意の係合孔に着脱可能であることを特徴とする電装品ブロック。
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