JP2004320628A - 音響装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数の音源の中から1つの音源を選択する選択指令を操作に応じて入力するキー入力部1と、選択指令に応じた音源を選択し、選択した音源において現在再生中の曲の音声情報の再生音量レベルと、次に再生する曲の音声情報の再生音量レベルとのレベル差ΔPを算出して、そのレベル差に応じて設定した調整率で、次に再生する音声情報の再生音量レベルを調整するマイクロコンピュータ6、レベル調整率設定ライブラリ10、レベル調整パターン発生部11、音量調整器13とを備えている。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、音声情報を制御する音響装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
CD(コンパクト・ディスク)を再生するCDプレーヤやCDチェンジャなどにおいて、曲、ディスクなど記録情報の適宜の区切りごとの再生音量の傾向を自動的に調整して一定化する技術が提案されている。提案の一例であるディスク再生装置は、ディスク再生信号からその記録情報の区切り内での全体的な記録音量の傾向を検出する記録音量傾向検出手段と、前記ディスク再生信号の再生音量を可変調整する再生音量調整手段と、前記検出された記録音量の傾向に応じて前記再生音量調整手段を制御して、前記記録情報の区切りごとの全体的な再生音量の傾向を一定化する再生音量制御手段とを備えた構成になっている。この構成によれば、曲、ディスクの区切りごとの全体的な再生音量の傾向を一定化するので、いちいちアンプのボリュームを調整する必要がなくなり、使い勝手が向上する(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−36460号公報(段落番号「0006」、「0009」)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ユーザは、最初に再生した音声情報(例えば、CDの最初の曲又は最初に選択した曲)を再生している状態において、所望の再生音量レベルに調整した後は、次に再生する音声情報の再生音量レベルと最初に再生した音声情報の再生音量レベルとが同じ程度になることを要望するのが一般的である。ところが、記録情報の区切りごとの全体的な再生音量の傾向を一定化するような従来の構成では、そのようなユーザの要望に応えることができないという課題があった。
【0005】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、ユーザの要望に応えるような再生音量レベルの制御が可能な音響装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る音響装置は、曲の音楽情報や受信した放送情報からなる音声情報を供給する複数の音源の中から1つの音源を選択する選択指令を入力する操作手段と、選択指令に応じた音源を選択する音源選択手段と、音源選択手段によって選択されている音源において現在再生中の第1の音声情報の再生音量レベルと次に再生する第2の音声情報の再生音量レベルとのレベル差を算出して、そのレベル差に応じて設定した調整率で第2の音声情報の再生音量レベルを調整する音量調整手段とを備えたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施の形態の構成について、図を参照しながら説明する。実施の形態1.
図1は、実施の形態1における音響装置の構成を示すブロック図である。図1において、マイクロコンピュータ(音源選択手段、音量調整手段)6は、この音響装置を全体的に制御する。音源2は、M1,M2,M3,M4,M5,…,Mnからなるn種類の音源で構成されている。これらの音源2は、例えば、曲の音楽情報を提供するCDやMDなどのディスクを装着して駆動するディスクプレーヤ、ディジタルカセットテープやアナログカセットテープを駆動するテーププレーヤ、AM放送およびFM放送を受信するラジオ受信機などで構成されている。図1の例において、M1,M2,M3の音源はディジタルの音声情報を提供し、M4,M5,…,Mnの音源はアナログの音声情報を提供する。
【0008】
キー入力部(操作手段)1は、動作指令用キーやテンキーなどで構成され、ユーザの操作による電源オン、音源選択、再生開始などの種々の動作指令やデータをマイクロコンピュータ6に入力する。例えば、複数の音源の中から1つの音源を選択する選択指令をマイクロコンピュータ6に入力する。マイクロコンピュータ6は、その選択指令に応じて音源選択のための切換制御信号を生成する。入力切換回路3は、マイクロコンピュータ6からの切換制御信号に応じて、M4,M5,Mnのアナログ音源から1つの音源を選択する。A/Dコンバータ5は、この入力切換回路3から出力されるアナログ音声情報をディジタル音声情報に変換して出力する。入力切換回路4は、マイクロコンピュータ6からの切換制御信号に応じて、M1,M2,M3のディジタル音源から1つの音源を選択する。
【0009】
音量レベル検出装置12は、入力切換回路4から出力される音声情報又はA/Dコンバータ5から出力される音声情報のいずれか一方の音声情報をマイクロコンピュータ6の選択制御信号に応じて選択して出力するとともに、その選択した音声情報の再生音量レベルを検出してマイクロコンピュータ6に入力する。マイクロコンピュータ6において、制御計算装置7は、音量レベル検出装置12から入力される再生音量レベルに対して、マイクロコンピュータ6での演算が可能になるように制御計算を行う。メモリ8は、Data1およびData2の記憶エリアを持ち、制御計算装置7から出力される再生音量レベルのデータを記憶する。例えば、CDの曲Aの再生音量レベルをData1に記憶し、曲Aの次に再生される曲Bの再生音量レベルをData2に記憶する。
【0010】
引算器9は、メモリ8のData1の再生音量レベルからData2の再生音量レベルを引き算してレベル差を算出する。レベル調整率設定ライブラリ(音量調整手段)10は、レベル差に対応する音量調整の調整率のライブラリ(テーブル)を持ち、引算器9からのレベル差に応じてレベル調整率を設定する。レベル調整パターン発生部(音量調整手段)11は、レベル調整率設定ライブラリ10で設定されたレベル調整率のパターンを、引算器9からのレベル差に応じて設定する。
【0011】
音量調整器(音量調整手段)13は、音量レベル検出装置12から出力される音声情報に対して、レベル調整率設定ライブラリ10で設定されたレベル調整率、および、レベル調整パターン発生部11で設定された調整パターンに応じて音量調整を行う。アンプ14は、音量調整器13において音量調整された音声情報に対して、キー入力部1のボリューム調整指令に応じたマイクロコンピュータ6からの増幅制御信号による増幅率で増幅してスピーカ15から発音させる。なお、アンプ14内には、D/Aコンバータやフィルタなどが含まれているが、周知の内容であるので図面および説明は省略する。
【0012】
次に、動作について説明する。
図2は、マイクロコンピュータ6のメインルーチンのフローチャートである。キー入力部1の操作で電源オンになると、まず、イニシャライズ処理を行って(ステップST1)、その後、キー入力部1の操作を検出する操作検出処理(ステップST2)、音源から供給される音声情報を再生する再生処理(ステップST3)、CD,MDおよびカセットテープなどのメディアの着脱処理、ラジオ受信機のチューニング処理、表示処理などのその他の処理(ステップST4)を繰り返し実行する。
【0013】
図3は、図2のメインルーチンにおけるイニシャライズ処理のフローチャートである。アンプ14からの出力をオフにして、スピーカ15の発音を停止するミュート処理を行い(ステップST5)、電源オンの以前に選択されている現在の音源の番号をレジスタM(a)にストアし(ステップST6)、現在のトラックの番号をレジスタTR(a)にストアし(ステップST7)、設定されている現在のボリューム値をレジスタVOLにストアする(ステップST8)。そして、図2のメインルーチンに戻る。
【0014】
図4は、図2のメインルーチンにおける操作検出処理のフローチャートである。いずれかの音源Miが選択されたか否かを判別し(ステップST10)、選択されたときは、その音源Miの番号を次に再生する音源を指定するレジスタM(b)にストアする(ステップST12)。そして、音源(モード)変更を示すフラグMODEFを「1」にセットする(ステップST13)。次に、ディスクの曲を選択する操作で、いずれかの曲の番号であるトラックTR(j)が新たに選択されたか否かを判別し(ステップST14)、選択されたトラックTR(j)の番号をレジスタTR(b)にストアする(ステップST16)。そして、トラック変更を示すフラグTRACKFを「1」にセットする(ステップST17)。
【0015】
次に、再生開始のスタートキーがオンされたか否かを判別し(ステップST18)、このキーがオンされたときは再生開始のフラグSTFを「1」にセットする(ステップST19)。また、再生中にストップキーがオンされたか否かを判別し(ステップST20)、このキーがオンされたときはフラグSTFを「0」にリセットする(ステップST21)。次に、ボリューム変更がされたか否かを判別し(ステップST22)、変更されたときはレジスタVOLにその変更されたボリューム値をストアする(ステップST23)。次に、CD,MD、カセットテープなどのイジェクト操作、ラジオ受信機のバンド切換操作およびチューニング操作などのその他の操作検出を行って(ステップST24)、図2のメインルーチンに戻る。
【0016】
図5は、メインルーチンにおける再生処理のフローチャートである。フラグMODEFが「0(音源変更なし)」であるか否かを判別し(ステップST25)、このフラグが「0」である場合には、現在の音源を指定するレジスタM(a)の音源番号はラジオであるか否かを判別する(ステップST26)。Maがラジオでない場合、すなわち、MaがCDやMDなどのディスクの音源又はカセットテープの音源である場合には、フラグSTFが「1(再生)」であるか否かを判別する(ステップST27)。このフラグSTFが「0(再生停止)」である場合には、再生を停止して(ステップST28)、図2のメインルーチンに戻る。
【0017】
一方、このフラグSTFが「1」である場合には、フラグTRACKFが「0(曲変更なし)」であるか否かを判別する(ステップST29)。このフラグが「0」である場合には、VOLのボリューム値によりアンプ14の利得を調整する(ステップST30)。次に、ミュート解除処理を行って(ステップST31)、Maの番号の音源を再生する(ステップST32)。すなわち、電源オンの状態で、例えば、CDが選択されている場合において、スタートキーがオンされたときは、TR(a)には最初の曲番号がストアされているので、CDの最初の曲を再生する。
【0018】
次に、Maはディスクであるか否かを判別し(ステップST33)、ディスクである場合には、トラック(曲)が終了したか否かを判別し(ステップST34)、終了していない場合には、ステップST32における再生を続行する。トラックが終了したときは、次のトラックがあるか否かを判別し(ステップST35)、次のトラックがある場合には、フラグTRACKFを「1(曲変更)」にセットする(ステップST36)。フラグをセットした後、若しくは、次のトラックがない場合、又は、ステップST33における判別でMaがディスクでなくカセットテープである場合には、図2のメインルーチンに戻る。
【0019】
ステップST26における判別で、Maの音源がラジオである場合には、ミュート解除がされたか否かを判別する(ステップST37)。最初はイニシャライズ処理においてミュート処理がされている。この場合には、ミュート解除処理を行って(ステップST31)、Maの音源であるラジオを再生する(ステップST32)。ミュートが解除された後は、ステップST32の再生を継続する。すなわち、音源としてラジオが選択された場合には、音源の変更がない限りラジオを再生する。
【0020】
ステップST25における判別で、フラグMODEFが「1(音源変更)」である場合には、音源変更に基づくM音量調整処理を実行する(ステップST38)。また、ステップST29における判別で、フラグTRACKFが「1(曲変更)」である場合には、曲(トラック)変更に基づくTR音量調整処理を実行する(ステップST39)。
【0021】
図6は、図5の再生処理におけるステップST38のM音量調整処理のフローチャートである。まず、一定時間ごとのタイマインタラプトごとにインクリメントされるタイマレジスタTの値を「0」にクリアする(ステップST40)。そして、現在の音源であるMaの音量レベルを検出し(ステップST41)、Tの値が所定時間TAに達したか否かを判別する(ステップST42)。達していない場合には、ステップST41の音量レベル検出を続行する。Tの値がTAに達したときは、TAの時間内での平均検出レベルを算出して、メモリ8のData1の記憶エリアにストアする(ステップST43)。
【0022】
次に、音源をMbに切り替える(ステップST44)。すなわち、キー入力部1によって次に再生する音源Miとして指定された音源に切り替える。このときMbはラジオであるか否かを判別する(ステップST45)。ラジオでない場合、すなわち、ディスク又はテープである場合には、光ピックアップ又はテープを早送りして、音源Mbの音声情報の開始位置を検出する頭出し処理を行う(ステップST46)。この頭出し処理の後、又は、音源Mbがラジオである場合には、タイマレジスタTの値を「0」にクリアする(ステップST47)。そして、音源Mbの音量レベルを検出し(ステップST48)、Tの値が所定時間TBに達したか否かを判別する(ステップST49)。達していない場合には、ステップST48の音量レベル検出を続行する。Tの値がTBに達したときは、TBの時間内での平均検出レベルを算出して、メモリ8のData2の記憶エリアにストアする(ステップST50)。
【0023】
次に、Data1の平均検出レベルからData2の平均検出レベルを減算して、レベル差ΔPを算出する(ステップST51)。そして、算出したレベル差ΔPに応じて音量調整を行う(ステップST52)。すなわち、図1において、引算器9からのΔPをレベル調整率設定ライブラリ10およびレベル調整パターン発生部11に入力して、音量レベル検出装置12から音量調整器13に入力されるMbの音源の音声情報に対して音量調整を行う。例えば、ある曲AにおけるData1の平均検出レベルが70dBであり、次に再生する曲BにおけるData2の平均検出レベルが40dBである場合には、そのレベル差ΔPは30dBであるので、曲Bの再生音量レベルを30dBだけ増幅する音量調整を行う。音量調整の後は、フラグMODEFを「0」にリセットする(ステップST53)。そして、図5の再生処理のフローチャートに戻る。
なお、図には示していないが、ステップST46の頭出し処理において、TBの時間内での平均検出レベルを算出してData2にストアした後は、実際の再生開始に備えて、早送りした分だけ光ピックアップ又はカセットテープを戻す処理が必要である。
【0024】
図7は、図5の再生処理におけるステップST39のTR音量調整処理のフローチャートである。この処理は、CDやMDのディスクの再生におけるトラック(曲)の変更に伴うものである。ただし、この場合においては、ディスクの再生を例に採ってTR音量調整処理を説明する。まず、現在のトラックTR(a)の再生が終了しているか否かを判別する(ステップST54)。終了している場合には、そのトラックにおける最後の所定時間TA分のアドレスだけ読み出しアドレスADを戻す(ステップST55)。一方、現在のトラックTR(a)の再生が終了していない場合、すなわち、トラックTR(a)の再生の途中でキー入力部1からトラック変更の操作がされた場合には、ステップST55の処理は不要である。
【0025】
次に、一定時間ごとのタイマインタラプトごとにインクリメントされるタイマレジスタTの値を「0」にクリアする(ステップST56)。そして、現在のトラックTR(a)の音量レベルを検出し(ステップST57)、Tの値が所定時間TAに達したか否かを判別する(ステップST58)。達していない場合には、ステップST57の音量レベル検出を続行する。Tの値がTAに達したときは、TAの時間内での平均検出レベルを算出して、メモリ8のData1の記憶エリアにストアする(ステップST59)。
【0026】
次に、トラックTR(b)の頭出し処理を行う(ステップST60)。次に、タイマレジスタTの値を「0」にクリアする(ステップST61)。そして、音源Mbの音量レベルを検出し(ステップST62)、Tの値が所定時間TBに達したか否かを判別する(ステップST63)。達していない場合には、ステップST62の音量レベル検出を続行する。Tの値がTBに達したときは、TBの時間内での平均検出レベルを算出して、メモリ8のData2の記憶エリアにストアする(ステップST64)。
【0027】
次に、Data1の平均検出レベルからData2の平均検出レベルを減算して、レベル差ΔPを算出する(ステップST65)。そして、算出したレベル差ΔPに応じて音量調整を行う(ステップST66)。すなわち、図1において、引算器9からのΔPをレベル調整率設定ライブラリ10およびレベル調整パターン発生部11に入力して、音量レベル検出装置12から音量調整器13に入力されるMbの音源の音声情報に対して音量調整を行う。この後、フラグTRACKFを「0」にリセットする(ステップST67)。そして、図5の再生処理のフローチャートに戻る。
【0028】
以上のように、この実施の形態1によれば、曲の音楽情報や受信した放送情報からなる音声情報を供給する複数の音源M1ないしMnの中から1つの音源を選択する選択指令を操作に応じて入力する操作手段であるキー入力部1と、選択指令に応じた音源Miを選択し、選択した音源において現在再生中の曲(トラック)TR(a)の音声情報(第1の音声情報)の再生音量レベルと、次に再生する曲(トラック)TR(a)の音声情報(第2の音声情報)の再生音量レベルとのレベル差ΔPを算出して、そのレベル差ΔPに応じて設定した調整率で、次に再生する音声情報の再生音量レベルを調整するマイクロコンピュータ6、レベル調整率設定ライブラリ10、レベル調整パターン発生部11、および音量調整器13からなる音量調整手段とを備えたので、所望の再生音量レベルに調整した後は、次に再生する音声情報の再生音量レベルを前に再生した音声情報の再生音量レベルに合わせることで、ユーザの要望に応えるような再生音量レベルの制御が可能になるという効果がある。
【0029】
この場合において、マイクロコンピュータ6は、現在再生中の曲の音声情報の再生が終了して、次に再生する曲の音声情報に切り替わる場合には、再生する予定の曲の先頭部を再生し、再生音量レベルを検出後、再生位置を戻して再生音量レベルを検出するので、2つの曲間の再生音量レベルのレベル差を容易に算出できるという効果がある。
【0030】
実施の形態2.
図8は、この発明の実施の形態2における音響制御装置の構成を示すブロック図である。図8において、図1に示した実施の形態1の構成要素と同じものは、同一の符号で表し、その説明は省略する。図8においては、再生用メモリコントローラ16が新たに追加されている。この再生用メモリコントローラ16は、ディジタル音源M1ないしM3のうち、入力切換回路4から出力される1つの音源の音声情報、又は、ラジオの音源を除くアナログ音源M4ないしMnのうち、入力切換回路3から出力された1つの音源でA/Dコンバータ5でディジタルに変換された音声情報を記憶する。
【0031】
次に、動作について説明する。
図8におけるマイクロコンピュータ6のメインルーチンおよびサブルーチンのフローチャートは、実施の形態1のフローチャートとほぼ同じである。ただし、この実施の形態2においては、例えば、選択されているディスク音源において、曲Aの音声情報から曲Bの音声情報に切り替わる場合には、曲Aの音声情報が再生用メモリコントローラ16に記憶されているので、その情報を伸長して再生音量レベルを得ることができる。
【0032】
以上のように、この実施の形態2によれば、実施の形態1と同様にユーザの要望に応えるような再生音量レベルの制御が可能になるという効果があるとともに、音源から提供される音声情報を記憶する再生用メモリコントローラ16を備え、マイクロコンピュータ6は、再生中の音声情報から次に再生する音声情報に再生が切り替わる場合には、再生用メモリコントローラ16に記憶されている再生中の音声情報の再生音量レベルを読み出して、次に再生する音声情報の再生音量レベルとのレベル差を算出する。したがって、例えば、曲Aから曲Bに切り替わる場合には、曲Bの再生音量レベルを検出するために光ピックアップを戻す機械的な動作は必要なく、電気的な処理だけで曲Bの再生音量レベルを再生用メモリコントローラ16から読み出して、曲Aと曲Bとのレベル差ΔPを算出することにより、極めて短時間に音量調整ができるという効果がある。
【0033】
実施の形態3.
図9は、この発明の実施の形態3における音響制御装置の構成を示すブロック図である。図9において、図1に示した実施の形態1の構成要素と同じものは、同一の符号で表し、その説明は省略する。図9においては、再生音量レベル記憶装置17が新たに追加されている。この再生音量レベル記憶装置17は、再生中の音声情報の再生音量レベルを保存する。すなわち、音量レベル検出装置12によって検出された再生中の音声情報の再生音量レベルは、制御計算装置7に入力されるとともに、再生音量レベル記憶装置17にも入力されて保存される。
【0034】
次に、動作について説明する。
図10は、実施の形態3におけるマイクロコンピュータ6の再生処理のフローチャートである。このフローチャートにおいて、図5に示した実施の形態1における再生処理のフローチャートと同じものは、同一の符号で表し、その説明は省略する。図10においては、ステップST68ないしステップST71が追加されている。
【0035】
ステップST32において、選択中のいずれかの音源Maの再生が行われると、タイマレジスタTの値を「0」にクリアして(ステップST68)、Maの再生音量レベルを検出する(ステップST69)。そして、Tの値が所定時間TAに達したか否かを判別し(ステップST70)、TAに達したときには、その平均検出レベルを再生音量レベル記憶装置17に保存する(ステップST71)。例えば、音源M1の音声情報を再生中、その再生音量レベルを再生音量レベル記憶装置17に保存した後に、音源M2の音声情報を再生し、再び音源M1の音声情報を再生する場合には、すでに音源M1の音声情報の平均検出レベルは再生音量レベル記憶装置17に保存されているので、音源M2の音声情報の平均検出レベルだけをData1にストアするだけでよい。この場合には、Data1の平均検出レベルから再生音量レベル記憶装置17に保存されている平均検出レベルを減算して、レベル差ΔPを算出できる。
【0036】
以上のように、この実施の形態3によれば、実施の形態1と同様にユーザの要望に応えるような再生音量レベルの制御が可能になるという効果があるとともに、再生中の音声情報の再生音量レベルを記憶する再生音量レベル記憶装置(再生音量レベル記憶手段)17をさらに備え、マイクロコンピュータ6は、再生中の音声情報から過去に再生して再生音量レベルを再生音量レベル記憶装置17に保存した音声情報に再生が切り替わる場合には、再生音量レベル記憶装置17に記憶されている次に再生する音声情報の再生音量レベルを読み出して、再生中の音声情報の再生音量レベルとのレベル差ΔPを算出する。したがって、例えば、曲Aから曲Bに切り替わる場合には、曲Bの再生音量レベルを検出するために光ピックアップを移動して曲Bの頭出しを行う動作は必要なく、曲Aと曲Bとのレベル差ΔPを算出することにより、曲Bの頭出し処理を瞬時に処理でき、極めて短時間に音量調整ができるという効果がある。
【0037】
実施の形態4.
図11は、この発明の実施の形態4における音響制御装置の構成を示すブロック図である。図11において、図1に示した実施の形態1の構成要素と同じものは、同一の符号で表し、その説明は省略する。図11においては、再生用メモリコントローラ16および再生音量レベル記憶装置17が新たに追加されている。すなわち、図11の構成は、図8に示した実施の形態2の構成と、図9に示した実施の形態3の構成とを合成した構成になっている。
【0038】
次に、動作について説明する。
再生中の音声情報、例えば、曲Aから次に再生する音声情報、例えば、曲Bに切り替わる場合には、曲Aの音声情報の平均検出レベルは再生用メモリコントローラ16から読み出すことができるので、曲Bの音声情報の平均検出レベルが再生音量レベル記憶装置17に保存されている場合には、その平均検出レベルも読み出すことができる。したがって、これら2つの音声情報の再生音量レベルを検出してメモリ8のData1およびData2にストアする処理が必要でなくなる。
【0039】
以上のように、この実施の形態4によれば、実施の形態1と同様にユーザの要望に応えるような再生音量レベルの制御が可能になるという効果があるとともに、音源から提供される音声情報を記憶する再生用メモリコントローラ16、および、再生中の音声情報の再生音量レベルを記憶する再生音量レベル記憶装置17を備え、マイクロコンピュータ6は、再生中の音声情報から過去に再生して再生音量レベルを再生音量レベル記憶装置17に保存した音声情報に再生が切り替わる場合には、再生用メモリコントローラ16に記憶されている再生中の音声情報の再生音量レベルを読み出すとともに、再生音量レベル記憶装置17に記憶されている次に再生する音声情報の再生音量レベルを読み出してレベル差を算出する。したがって、例えば、曲Aから曲Bに切り替わる場合には、再生中の曲Aに対しては、電気的な処理だけで曲Aの再生音量レベルを読み出し、曲Bの再生音量レベルを検出するために光ピックアップを移動して曲Bの頭出しを行う動作は必要なく、曲Aと曲Bとのレベル差ΔPを算出することにより、曲Aの頭出し処理を瞬時に処理でき、極めて短時間に音量調整ができるという効果がある。
【0040】
実施の形態5.
図12は、この発明の実施の形態5における音響制御装置の構成を示すブロック図である。図12において、図1に示した実施の形態1の構成要素と同じものは、同一の符号で表し、その説明は省略する。図12においては、自動再生制御回路(自動再生制御手段)18が新たに追加されている。また、メモリ8において、音源M1ないしMnのそれぞれに対応する記憶エリアであるData1ないしDatanが設けられている。
【0041】
次に、動作について説明する。
自動再生制御回路18は、イニシャライズにおけるマイクロコンピュータ6の処理に応じて、各音源M1ないしMnの音声情報を自動的に再生する。説明を簡便にするために、各音源をすべてディスクとし、各ディスクに複数の曲(トラック)が記録されている場合を想定する。自動再生制御回路18は、電源オン又はディスクが装着されたときに、ミュート状態で各ディスクのすべてのトラックを自動的に再生して、各トラックの音声情報の記録音量レベルを検出し、メモリ8における各音源および各トラックに対応する記憶エリアに、それぞれの平均検出レベルをストアする。図13は、メモリ8にストアされた平均検出レベルのデータを示す図である。
【0042】
実施の形態5における再生処理において、マイクロコンピュータ6は、キー入力部1の操作によって、再生中の任意の音源の任意のトラックから、同じ音源又は他の音源における他のトラックの再生に切り替える場合には、再生中のトラックの音声情報の記録音量レベルをメモリ8から読み出し、次に再生するトラックの音声情報の記録音量レベルをメモリ8から読み出し、これら2つの記録音量レベルのレベル差ΔPを算出する。
【0043】
例えば、現在再生中のトラックが、音源M5のトラック2で、次に再生するトラックが音源2のトラック1である場合には、図13に示したメモリ8のデータを参照して、現在再生中のトラックの音声情報の記録音量レベル「60dB」と、次に再生するトラックの音声情報の記録音量レベル「40dB」とを読み出す。そして、60dBから40dBを減算して、レベル差「20dB」を算出する。そして、次に再生するトラックの音声情報の再生音量レベルを「20dB」だけ増幅する音量調整を行う。
【0044】
以上のように、この実施の形態5によれば、実施の形態1と同様にユーザの要望に応えるような再生音量レベルの制御が可能になるという効果があるとともに、マイクロコンピュータ6によって選択される複数の音源M1ないしMnの各々に記録されている複数の音声情報の記録音量レベルを記憶するメモリ(記録音量レベル記憶手段)8をさらに備え、マイクロコンピュータ6は、選択中の音源における再生中のトラックの音声情報から、他の音源における次に再生するトラックの音声情報に切り替わる場合には、メモリ8に記憶されている再生中のトラックの音声情報および次に再生するトラックの音声情報の記録音量レベルを読み出してレベル差を算出するので、極めて短時間に音量調整ができるという効果がある。
【0045】
実施の形態6.
図14は、この発明の実施の形態6における音響制御装置の構成を示すブロック図である。図14において、図1に示した実施の形態1の構成要素と同じものは、同一の符号で表し、その説明は省略する。図14においては、データベースとしてのレベル差メモリ19が新たに追加されている。図14には、各音源M1ないしMnを選択するマイクロコンピュータ6の機能としての音源選択部20があるが、これは図1において省略されていたものであり、この音源選択部20から音源を指定する制御信号がレベル差メモリ19に入力される。
【0046】
次に、動作について説明する。
この実施の形態6におけるマイクロコンピュータ6のメインルーチンは、図2に示した実施の形態1のメインルーチンとほぼ同じであるが、実施の形態6の場合には、イニシャライズ処理において、データベース処理が行われる。なお、説明を簡便にするために、音源M1ないしMnをすべて複数の曲すなわちトラックを記録した記録媒体とする。
【0047】
データベース処理においては、ポインタiによって指定される音源Mi、および、その音源Miにおいて、ポインタjによって指定されるトラックTR(j)からなる配列{M(i),TR(j)}の記録音量レベルL(p)を読み出して、メモリ8のData1にストアし、配列{M(i),TR(j)}とは異なる他の配列{M(k),TR(m)}の記録音量レベルL(q)を読み出して、メモリ8のData2にストアする。そして、引算器9によって、Data1の値からData2の値を減算して、レベル差ΔP(p,q)をレベル差メモリ19にストアする。そして、2つの配列の組み合わせの中から相補関係にある配列を除いて、各配列間のレベル差をレベル差メモリ19にストアする。
【0048】
したがって、例えば、配列{M(k),TR(m)}の記録音量レベルL(q)から配列{M(i),TR(j)}の記録音量レベルL(p)を減算して、レベル差ΔP(q,p)を算出する演算処理は行わない。レベル差ΔP(q,p)はレベル差ΔP(p,q)に「−1」を乗算することで求まるからである。図15は、レベル差メモリ19にストアされたレベル差のデータを示す図である。マイクロコンピュータ6は、再生処理において、再生する音声情報が切り替わる場合には、このレベル差メモリ19を参照して、対応するレベル差を読み出して音量調整を行う。
【0049】
以上のように、この実施の形態6によれば、実施の形態1と同様にユーザの要望に応えるような再生音量レベルの制御が可能になるという効果があるとともに、マイクロコンピュータ6によって選択される複数の音源の各々に記憶されている複数の音声情報の再生音量レベルの相互間におけるレベル差を記憶するレベル差メモリ(レベル差記憶手段)19を備え、マイクロコンピュータ6は、選択中の音源における再生中のトラックの音声情報から、次に再生するトラックの音声情報に切り替わる場合には、レベル差メモリ19に記憶されている2つの音声情報のレベル差を読み出して、次に再生するトラックの音声情報の再生音量レベルを調整するので、極めて短時間で音量調整ができるという効果がある。
【0050】
上記各実施の形態においては、再生中の音声情報の再生音量レベルの平均値から、次に再生する音声情報の再生音量レベルの平均値を減算して、レベル差ΔPを算出するように構成したが、レベル差ΔPを算出する態様は上記各実施の形態に限定されない。
【0051】
図16は、再生する音源がCDやMDなどのディスクの場合において、曲A(トラックA)から曲B(トラックB)に再生が移行する際のレベル差ΔPの検出する態様を示す図である。
このうち、図16(1)は、上記各実施の形態におけるTR音量調整処理のように、曲Aの終りの所定時間TAにおける平均検出レベルPA(ave)および曲Bの最初の所定時間TBにおける平均検出レベルPB(ave)を検出して、これらのレベル差ΔPを算出する態様を示している。
【0052】
これに対して、図16(2)は、曲Aの終りの所定時間TAにおける平均検出レベルPA(ave)および曲Bにおける再生音量レベルの初期値を検出して、これらのレベル差ΔPを算出する態様を示している。
図16(3)は、曲Aにおける再生音量レベルの最終値および曲Bの最初の所定時間TBにおける平均検出レベルPB(ave)を検出して、これらのレベル差ΔPを算出する態様を示している。
図16(4)は、曲Aにおける再生音量レベルの最終値および曲Bにおける再生音量レベルの初期値を検出して、これらのレベル差ΔPを算出する態様を示している。
【0053】
また、上記各実施の形態において、レベル調整率設定ライブラリ10において設定されるレベル調整率には、複数のバリエーションが考えられる。図17は、各実施の形態において、設定されるレベル調整率のバリエーションを示す図である。
図17(1)は、再生中の音声情報の再生音量レベルと次に再生する音声情報の再生音量レベルとのレベル差の増加に比例して増加する調整率により、次に再生する音声情報の再生音声レベルを調整する態様を示す図である。
図17(2)は、再生中の音声情報の再生音量レベルと次に再生する音声情報の再生音量レベルとのレベル差の増加の二乗に比例して増加する調整率により、次に再生する音声情報の再生音声レベルを調整する態様を示す図である。
図17(3)は、再生中の音声情報の再生音量レベルと次に再生する音声情報の再生音量レベルとのレベル差が所定値を超えた場合に一定の調整率により、次に再生する音声情報の再生音声レベルを調整する態様を示す図である。
図17(4)は、再生中の音声情報の再生音量レベルと次に再生する音声情報の再生音量レベルとのレベル差の増加に比例して段階的に増加する調整率により、次に再生する音声情報の再生音声レベルを調整する態様を示す図である。
【0054】
さらに、レベル調整率設定ライブラリ10において設定されたレベル調整率に対して、レベル調整率パターン発生部11によって時間的な推移すなわち再生時間の進行に応じたパターンが設定される。図18は、各実施の形態において、レベル調整率に対する再生時間の進行に応じたパターンを示す図である。
図18(1)は、再生時間の進行にかかわらず、一定のレベル調整率のパターンを示す図である。
図18(2)は、再生時間の進行に応じてレベル調整率が漸次低下するパターンを示す図である。
【0055】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、音響制御装置を、曲の音楽情報や受信した放送情報からなる音声情報を供給する複数の音源の中から1つの音源を選択する選択指令を入力する操作手段と、選択指令に応じた音源を選択する音源選択手段と、音源選択手段によって選択されている音源において現在再生中の第1の音声情報の再生音量レベルと次に再生する第2の音声情報の再生音量レベルとのレベル差を算出して、そのレベル差に応じて設定した調整率で第2の音声情報の再生音量レベルを調整する音量調整手段とを備えた構成にしたので、ユーザの要望に応えるような再生音量レベルの制御が可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1における音響制御装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のマイクロコンピュータによって実行されるメインルーチンのフローチャートである。
【図3】図2におけるイニシャライズ処理のフローチャートである。
【図4】図2における操作検出処理のフローチャートである。
【図5】図2における再生処理のフローチャートである。
【図6】図5におけるM音量調整処理のフローチャートである。
【図7】図5におけるTR音量調整処理のフローチャートである。
【図8】この発明の実施の形態2における音響制御装置の構成を示すブロック図である。
【図9】この発明の実施の形態3における音響制御装置の構成を示すブロック図である。
【図10】実施の形態3におけるマイクロコンピュータの再生処理のフローチャートである。
【図11】この発明の実施の形態4における音響制御装置の構成を示すブロック図である。
【図12】この発明の実施の形態5における音響制御装置の構成を示すブロック図である。
【図13】この発明の実施の形態5においてメモリにストアされた平均検出レベルのデータを示す図である。
【図14】この発明の実施の形態6における音響制御装置の構成を示すブロック図である。
【図15】図14におけるレベル差メモリに記憶されているデータ構成を示す図である。
【図16】この発明の各実施の形態においてディスクの曲Aから曲Bに再生が移行する際のレベル差ΔPの検出する態様を示す図である。
【図17】この発明の各実施の形態において設定されるレベル調整率のバリエーションを示す図である。
【図18】この発明の各実施の形態におけるレベル調整率に対する再生時間の進行に応じたパターンを示す図である。
【符号の説明】
1 キー入力部(操作手段)、2 音源、3,4 入力切換回路、5 A/Dコンバータ、6 マイクロコンピュータ(音源選択手段、音量調整手段)、7 制御計算装置、8 メモリ(記録音量レベル記憶手段)、9 引算器、10 レベル調整率設定ライブラリ(音量調整手段)、11 レベル調整パターン発生部(音量調整手段)、12 音量レベル検出装置、13 音量調整器(音量調整手段)、14 アンプ、15 スピーカ、16 再生用メモリコントローラ(情報記憶手段)、17 再生音量レベル記憶装置(再生音量レベル記憶手段)、18自動再生制御回路(自動再生制御手段)、19 レベル差メモリ(レベル差記憶手段)、20 音源選択部。
Claims (18)
- 曲の音楽情報や受信した放送情報からなる音声情報を供給する複数の音源の中から1の音源を選択する選択指令を入力する操作手段と、
前記選択指令に応じた音源を選択する音源選択手段と、
前記音源選択手段によって選択されている音源において現在再生中の第1の音声情報の再生音量レベルと次に再生する第2の音声情報の再生音量レベルとのレベル差を算出して、そのレベル差に応じて設定した調整率で前記第2の音声情報の再生音量レベルを調整する音量調整手段と
を備えた音響装置。 - 音量調整手段は、第1の音声情報の再生が終了して第2の音声情報に切り替わる場合には、前記第2の音声情報の一部を再生後、再生位置を戻して再生音量レベルを検出することを特徴とする請求項1記載の音響装置。
- 音源から提供される音声情報を記憶する情報記憶手段を備え、音量調整手段は、第1の音声情報から第2の音声情報に切り替わる場合には、前記情報記憶手段に記憶されている前記第2の音声情報の再生音量レベルを読み出してレベル差を算出することを特徴とする請求項1記載の音響装置。
- 再生中の音声情報の再生音量レベルを記憶する再生音量レベル記憶手段を備え、音量調整手段は、第1の音声情報から過去に再生して前記再生音量レベル記憶手段に再生音量レベルを保存した第2の音声情報に切り替わる場合には、前記再生音量レベル記憶手段に記憶されている前記第2の音声情報の再生音量レベルを読み出して前記第1の音声情報の再生音量レベルとのレベル差を算出することを特徴とする請求項1記載の音響装置。
- 音源から提供される音声情報を記憶する情報記憶手段および再生中の音声情報の再生音量レベルを記憶する再生音量レベル記憶手段を備え、音量調整手段は、第1の音声情報から過去に再生して前記再生音量レベル記憶手段に再生音量レベルを保存した第2の音声情報に切り替わる場合には、前記情報記憶手段に記憶されている前記第1の音声情報の再生音量レベルを読み出すとともに前記再生音量レベル記憶手段に記憶されている前記第2の音声情報の再生音量レベルを読み出してレベル差を算出することを特徴とする請求項1記載の音響装置。
- 音源選択手段によって選択される複数の音源の各々に記録されている複数の音声情報の記録音量レベルを記憶する記録音量レベル記憶手段を備え、音量調整手段は、選択中の音源における第1の音声情報から前記選択中の音源又は操作手段からの選択指令に係る他の音源における第2の音声情報に切り替わる場合には、前記記録音量レベル記憶手段に記憶されている前記第1の音声情報および前記第2の音声情報の記録音量レベルを読み出してレベル差を算出することを特徴とする請求項1記載の音響装置。
- 音源が装着されたときにその音源に記録されている音声情報を自動的に再生する自動再生制御手段を備え、音量調整手段は、前記自動再生制御手段によって再生された音声情報の再生音量レベルを検出して記録レベル記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項6記載の音響装置。
- 音源選択手段によって選択される複数の音源の各々に記憶されている複数の音声情報の再生音量レベルの相互間におけるレベル差を記憶するレベル差記憶手段を備え、音量調整手段は、選択中の音源における第1の音声情報から前記選択中の音源又は操作手段からの選択指令に係る他の音源における第2の音声情報に切り替わる場合には、前記レベル差記憶手段に記憶されている前記第1の音声情報および前記第2の音声情報のレベル差を読み出して前記第2の音声情報の再生音量レベルを調整することを特徴とする請求項1記載の音響装置。
- 音量調整手段は、第1の音声情報の再生音量レベルの平均値および第2の音声情報の再生音量レベルの平均値を検出してレベル差を算出することを特徴とする請求項1記載の音響装置。
- 音量調整手段は、第1の音声情報の再生音量レベルの平均値および第2の音声情報の再生音量レベルの初期値を検出してレベル差を算出することを特徴とする請求項1記載の音響装置。
- 音量調整手段は、第1の音声情報の再生音量レベルの最終値および第2の音声情報の再生音量レベルの平均値を検出してレベル差を算出することを特徴とする請求項1記載の音響装置。
- 音量調整手段は、第1の音声情報の再生音量レベルの最終値および第2の音声情報の再生音量レベルの初期値を検出してレベル差を算出することを特徴とする請求項1記載の音響装置。
- 音量調整手段は、第1の音声情報の再生音量レベルおよび第2の音声情報の再生音量レベルのレベル差の増加に比例して増加する調整率で前記第2の音声情報の再生音量レベルを調整することを特徴とする請求項1記載の音響装置。
- 音量調整手段は、第1の音声情報の再生音量レベルおよび第2の音声情報の再生音量レベルのレベル差の増加の二乗に比例して増加する調整率で前記第2の音声情報の再生音量レベルを調整することを特徴とする請求項1記載の音響装置。
- 音量調整手段は、第1の音声情報の再生音量レベルおよび第2の音声情報の再生音量レベルのレベル差が所定値を超えた場合に一定の調整率で前記第2の音声情報の再生音量レベルを調整することを特徴とする請求項1記載の音響装置。
- 音量調整手段は、第1の音声情報の再生音量レベルおよび第2の音声情報の再生音量レベルのレベル差の増加に比例して段階的に増加する調整率で前記第2の音声情報の再生音量レベルを調整することを特徴とする請求項1記載の音響装置。
- 音量調整手段は、第1の音声情報の再生音量レベルおよび第2の音声情報の再生音量レベルのレベル差に応じて設定した調整率のレベル調整度を前記第2の音声情報の再生において維持することを特徴とする請求項13から請求項16のうちのいずれか1項記載の音響装置。
- 音量調整手段は、第1の音声情報の再生音量レベルおよび第2の音声情報の再生音量レベルのレベル差に応じて設定した調整率のレベル調整度を前記第2の音声情報の再生時間の進行に応じて漸次低下させることを特徴とする請求項13から請求項16のうちのいずれか1項記載の音響装置。
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