JPH0636460A - ディスク再生装置 - Google Patents

ディスク再生装置

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JPH0636460A
JPH0636460A JP21539892A JP21539892A JPH0636460A JP H0636460 A JPH0636460 A JP H0636460A JP 21539892 A JP21539892 A JP 21539892A JP 21539892 A JP21539892 A JP 21539892A JP H0636460 A JPH0636460 A JP H0636460A
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JP21539892A
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English (en)
Inventor
Hiromitsu Suzuki
宏光 鈴木
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Yamaha Corp
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Yamaha Corp
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 CD(コンパクト・ディスク)プレーヤやC
Dチェンジャ等において、曲、ディスク等記録情報の適
宜の区切りごとの再生音量の傾向を自動的に調整して一
定化する。 【構成】 ピーク検出手段40はCDから再生される音
声信号について適宜のサンプリング周期ごとにピーク値
を求める。平均値算出手段42は曲、ディスク等の記録
情報の区切りごとにピーク値を平均して、この区切り全
体での記録音量の傾向を求める。レベル制御手段44は
求められた値に応じてボリウム22,28を調整して記
録音量の傾向にかかわらず再生音量の傾向が一定になる
ように制御する。記録音量の傾向をその区切りの識別情
報とともにファイルメモリに記憶しておき、ディスク再
生時に該当する情報を読み出してボリウム22,28を
制御することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、CD(コンパクト・
ディスク)プレーヤやCDチェンジャ等のディスク再生
装置に関し、曲、ディスク等記録情報の適宜の区切りご
との再生音量の傾向を自動的に調整して一定化するよう
にしたものである。
【0002】
【従来の技術】CDの記録音量はディスクごとあるいは
曲(トラックナンバ)ごとに異なり、アンプのボリウム
を一定にしておいてもディスクごとあるいは曲ごとに再
生音量が微妙に変化する。このような再生音量の変化
は、比較的大きな音で聴いている場合にはあまり問題に
ならなくても、小音量で静かに聴いている場合やBGM
とし使用している場合には気になることがある。
【0003】従来においては、このような記録音量の違
いに対して、ディスク再生装置側での対策はなされてお
らず、リスナが曲ごとあるいはディスクごとにアンプの
ボリウムを調整しなおすようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来においては、前述
のようにディスクごとあるいは曲ごとにいちいちアンプ
のボリウムを調整しなければならず、操作が面倒であっ
た。
【0005】この発明は、前記従来の技術における問題
点を解決して、曲、ディスク等の記録情報の適宜の区切
りごとに再生音量の傾向を自動的に調整して一定化する
ようにしたディスク再生装置を提供しようとするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ディスク再生信号からその記録情報の適宜の区切り内で
の全体的な記録音量の傾向を検出する記録音量傾向検出
手段と、前記ディスク再生信号の再生音量を可変調整す
る再生音量調整手段と、前記検出された記録音量の傾向
に応じて前記再生音量調整手段を制御して、前記記録情
報の区切りごとの全体的な再生音量の傾向を一定化する
再生音量制御手段とを具備してなるものである。
【0007】請求項2記載の発明は、ディスク再生信号
からその記録情報の適宜の区切り内での全体的な記録音
量の傾向を検出する記録音量傾向検出手段と、前記ディ
スク再生信号の再生音量を可変調整する再生音量調整手
段と、前記検出された記録音量の傾向またはこの記録音
量の傾向に対応して求められる再生音量の傾向を一定化
するための前記再生音量調整手段の再生音量調整量を前
記記録情報の区切りを識別する情報とともに記憶する記
憶手段と、ディスク再生時に得られる前記記録情報の区
切りを識別する情報により前記記憶手段から対応する記
憶音量の傾向を示す情報または再生音量調整量の情報を
読み出して、この情報に応じて前記再生音量調整手段を
制御して、前記記録情報の区切りごとの全体的な再生音
量の傾向を一定化する再生音量制御手段とを具備してな
るものである。
【0008】請求項3記載の発明は、前記記録音量傾向
検出手段が、適宜のサンプリング周期内での記録音量の
ピーク値を検出するピーク検出手段と、前記記録情報の
適宜の区切り内での複数のサンプリング周期における前
記ピーク値の平均値を求め、この平均値を当該区切り内
での全体的な記録音量の傾向を示す情報として出力する
平均値算出手段とを具備してなるものである。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明によれば、記録情報の適宜
の区切り(1曲、1枚のディスク等)における全体的な
記録音量の傾向を検出して、区切りごとの全体的な再生
音量の傾向を一定化するように自動的に調整するので、
いちいちアンプのボリウムを調整する必要がなくなり、
使い勝手が向上する。
【0010】また、請求項2記載の発明によれば、記録
情報の適宜の区切りごとに全体的に記録音量の傾向を検
出して、この検出情報あるいは記録音量の傾向に対応し
て求められる区切りごとの全体的な音量の傾向を一定化
するための再生音量調整量の情報を記憶しておき、ディ
スク再生時に得られる記憶情報の区切りを識別する情報
により対応する情報を読み出して再生音量を自動的に調
整するので、記録情報の区切りごとに即座に再生音量を
調整することができ、特にCDチェンジャなどで複数の
ディスクを再生する場合に便利である。
【0011】また、請求項3記載の発明によれば、記録
情報の適宜の区切り内において適宜のサンプリング周期
ごとにピーク値を求め、このピーク値の平均値を求める
ことにより、その区切りでの全体的な記録音量の傾向を
検出することができる。
【0012】
【実施例】
(実施例1)請求項1記載の発明をCDプレーヤに適用
した一実施例を図1,2に示す。図2はシステム構成図
である。図2において、CD10はディスクモータ12
により回転されて、光ピックアップ14で記録情報が読
み取られる。光ピックアップ14から出力される読取情
報はシステムLSI16に入力される。システムLSI
16はマイクロコンピュータ18からの指令で再生制御
を実行する。
【0013】システムLSI16内で復調された音声信
号(ディジタル信号)はディジタルボリウム22で音量
調整されてディジタル出力端子24に導かれる。ディジ
タルボリウム22はマイクロコンピュータ18からの指
令で調整(減衰、増幅)される。また、音量調整前のデ
ィジタル音声信号はDAC(DA変換器)26でアナロ
グ信号に変換され、アナログボリウム28で音量調整さ
れてアナログ出力端子30に導かれる。アナログボリウ
ム28はマイクロコンピュータ18からの指令でモータ
32を駆動することにより調整される。なお、アナログ
ボリウム28はVCA(電圧制御アンプ)等で構成する
こともできる。また、ディジタルボリウム22で音量調
整後のディジタル音声信号DAC26に入力するように
して、アナログボリウム28を省くこともできる。
【0014】システムLSI16内の記録音量傾向検出
手段20はトラック番号(曲)ごとあるいはディスクご
との記録音量の傾向を検出する。マイクロコンピュータ
18はこの検出情報に応じてディジタルボリウム22お
よびアナログボリウム28を調整して、トラック番号あ
るいはディスクによらず再生音量の傾向が一定になるよ
うに制御する。
【0015】図2のCDプレーヤによる記録音量傾向一
定化制御の制御ブロックを図1に示す。光ピックアップ
14の検出信号は、波形処理手段34で波形整形等がな
され、ディジタル信号処理手段36で復調処理が行なわ
れる。復調されたディジタル音声信号はディジタルボリ
ウム22で音量調整されてディジタル出力端24に導か
れる。また、DAC26でアナログ音声信号に変換さ
れ、アナログボリウム28で音量調整されてアナログ出
力端子30に導かれる。
【0016】サブコード検出手段38は復調情報の中か
ら現在再生中のトラックナンバ(トラック番号)を検出
する。記録音量傾向検出手段20において、ピーク検出
手段は所定のサンプリング周期(例えば100ms〜1
s)ごとに音声信号の記録音量のピーク値を検出する。
このピーク値の検出は連続したサンプリング周期ごとに
ピーク値を求めるほか、飛び飛びのサンプリング周期ご
とのピーク値を検出することもできる。
【0017】平均値算出手段42はトラックナンバごと
(1つのトラックナンバを記録情報の区切りとする場
合)あるいはディスクごと(1枚のディスクを記録情報
の区切りとする場合)にピーク値の平均値を求め、これ
を記録音量の傾向の検出値として出力する。トラックナ
ンバで区切る場合はディスクのプログラム領域全体を1
つの区切りとする。
【0018】平均値の求め方は、例えば区切り内でのピ
ーク値の最大値Pmax と最小値Pmin を用いて 平均値=(Pmax +Pmin )/2 として求める方法や、区切り内での全ピーク値P1 ,P
2 ,……,Pn を用いて 平均値=(P1 +P2 +……+Pn )/n から求める方法など各種考えられる。
【0019】記録音量傾向検出手段20による記録音量
傾向の検出は、演奏(再生)前に行なう場合と演奏中に
行なう場合が考えられる。演奏前に検出する場合は、検
出精度はやや粗くなるが、スキャン→プレイの繰返しに
より、再生しようとする区切り内の飛び飛びの位置でサ
ンプリング周期内のピーク値を求めてメモリに記憶し、
その区切り内のスキャンを終えたら記憶した値の平均値
を求める。なお、スキャンは区切り内全体でなくその一
部(例えば区切りのスタートから一定期間内)のみ行な
うこともできる。
【0020】演奏中に検出する場合は、区切り内を演奏
している間連続したサンプリング周期ごとに、あるいは
飛び飛びの位置のサンプリング周期ごとにピーク値を求
めてメモリに記憶し、区切り内の演奏を終えたら記憶し
た値の平均値を求める。
【0021】レベル制御手段44は求められた平均値
(記憶音量傾向検出値)を保持して記憶音量基準値と比
較して、ディジタルボリウム22およびアナログボリウ
ム28の音量調整量(ゲイン)を例えば基準値÷平均値
に制御する。これにより記憶音量にかかわらず記憶情報
の区切り(1曲または1枚のディスク)ごとの再生音量
の傾向を一定化することができる。これにより、記憶音
量が曲、ディスクごとに異なってもアンプのボリウムを
いちいち調整しなおす手間が省ける。
【0022】図1の制御による再生音量の自動調整の一
例を図3に示す。これは、CDから再生された音声信号
を示すもので、(a)は比較的大き目の音量で記録され
た曲(またはディスク)、(b)は比較的小さ目の音量
で記録された曲(またはディスク)である。これを一定
のサンプリング周期ごとにピーク値P1 ,P2 ,……,
n を求め、これを平均してボリウム22,28を制御
することにより、曲(またはディスク)によらず、例え
ば(c)のような中程度の再生音量に自動調整すること
ができる。
【0023】なお、図1,2のCDプレーヤはスイッチ
操作等により上記再生音量の一定化制御をオン、オフす
る(オフするとボリウム22,30は自動では動かなく
なる)ことができる。また、請求項1記載の発明はCD
チェンジャ等にも適用できる。
【0024】(実施例2)図1,2のCDプレーヤでは
次の曲やディスクを再生するごとに記録音量傾向を検出
する必要がある。このため、前記演奏前に検出する方法
では前の曲(ディスク)を演奏し終わってから次の曲
(ディスク)の演奏を開始するまでに比較的長い空白状
態が生じる。また、前記演奏中に検出する方法では1回
目の再生中は検出情報(平均値)がまだ得られてないの
で、音量制御を行なうことができず、同じ曲あるいはデ
ィスクを繰返し演奏する場合でなければ再生音量の自動
調整を行なうことができない。
【0025】請求項2記載の発明はこのような問題点を
解決するもので、1度演奏した曲あるいはディスクであ
れば次の演奏する時には即座に再生音量の自動調整をで
きるようにしたものである。請求項2記載の発明をCD
チェンジャに適用した一実施例を図4,5に示す。図4
はシステム構成図で、前記図2と共通する部分には同一
の符号を用いる。
【0026】図4において、チェンジャユニット50内
には複数のCDが収納され、順次引き出される。引き出
されたCD10はディスクモータ12により回転され
て、光ピックアップ14で記録情報が読み取られる。光
ピックアップ14から出力される読取情報はシステムL
SI16に入力される。システムLSI16はマイクロ
コンピュータ18からの指令で再生制御を実行する。
【0027】システムLSI16内で復調された音声信
号(ディジタル信号)はディジタルボリウム22で音量
調整されてディジタル出力端子24に導かれる。ディジ
タルボリウム22はマイクロコンピュータ18からの指
令で調整(減衰、増幅)される。また、音量調整前のデ
ィジタル音声信号はDAC(DA変換器)26でアナロ
グ信号に変換され、アナログボリウム28で音量調整さ
れてアナログ出力端子30に導かれる。アナログボリウ
ム28はマイクロコンピュータ18からの指令でモータ
32を駆動することにより調整される。なお、アナログ
ボリウム28はVCA(電圧制御アンプ)等で構成する
こともできる。また、ディジタルボリウム22で音量調
整後のディジタル音声信号DAC26に入力するように
して、アナログボリウム28を省くこともできる。
【0028】システムLSI16内の記録音量傾向検出
手段20はトラック番号(曲)ごとあるいはディスクご
との記録音量の傾向を検出する。各検出情報は、ディス
クの識別情報とともに(ディスクごとの場合)、あるい
はディスクの識別情報とトラック番号の識別情報ととも
に(トラック番号ごとの場合)ファイルメモリ52に記
憶される。ディスク識別情報は各CDのリードインエリ
アから読み出されるTOC(Table of Contents :目
次)情報やチェンジャユニット50の各ディスク収納番
地(ディスクナンバ)等の情報を用いることができる。
トラック番号の識別情報は各曲の再生時にサブコードと
して得られるトラックナンバ等を用いることができる。
ファイルメモリ52はバックアップ電源54でバックア
ップされている。検出情報の記憶は各ディスクあるいは
トラック番号のはじめての再生時に行なわれる。
【0029】マイクロコンピュータ18は各CDの再生
時に得られるディスク識別情報(CDから再生されるT
OC情報、再生が指令されたディスクナンバ情報等)か
ら、あるいはディスク識別情報とトラック番号識別情報
(サブコードのトラックナンバ)から対応する記録音量
の傾向の検出情報をファイルメモリ52から読み出す。
そして、読み出された検出情報に応じてディジタルボリ
ウム22およびアナログボリウム28を調整して、トラ
ック番号あるいはディスクによらず再生音量の傾向が一
定になるように制御する。これによれば、1度演奏した
ディスクあるいは曲であれば次の演奏する時はファイル
メモリ52に記憶されている情報に基づき即座に音量制
御することができる。
【0030】図4のCDチェンジャによる記録音量傾向
一定化制御の制御ブロックを図5に示す。前記図1と共
通する部分には同一の符号を用いる。光ピックアップ1
4の検出信号は、波形処理手段34で波形整形等がなさ
れ、ディジタル信号処理手段36で復調処理が行なわれ
る。復調されたディジタル音声信号はディジタルボリウ
ム22で音量調整されてディジタル出力端24に導かれ
る。また、DAC26でアナログ音声信号に変換され、
アナログボリウム28で音量調整されてアナログ出力端
子30に導かれる。
【0031】サブコード検出手段38は復調情報の中か
らTOC情報あるいはTOC情報と現在再生中のトラッ
クナンバを検出する。TOC情報の代わりにディスクナ
ンバの情報でもよい。
【0032】記録音量傾向検出手段20において、ピー
ク検出手段は所定のサンプリング周期(例えば100m
s〜1s)ごとに音声信号の記録音量のピーク値を検出
する。平均値算出手段42はトラックナンバごと(1つ
のトラックナンバを記録情報の区切りとする場合)ある
いはディスクごと(1枚のディスクを記録情報の区切り
とする場合)にピーク値の平均値を求め、これを記録音
量の傾向の検出値として出力する。ピーク値検出および
平均値算出の手法は前記実施例1と同様に行なうことが
できる。
【0033】検出されたの各区切りごとの記録音量の傾
向を示す情報はサブコード検出手段38で検出されるT
OC情報およびトラックナンバとともにファイルメモリ
52に記憶される。
【0034】これにより、チェンジャユニット50内の
任意のCDの演奏を開始すると、リードインエリアから
読み出されるTOC情報(あるいは再生指令として与え
られるディスクナンバの情報)と各トラックから読み取
られるトラックナンバ(トラックナンバを区切りとする
場合)を識別情報として、ファイルメモリ52から該当
する区切りにおける記録音量の傾向を示す情報が読み出
される。
【0035】レベル制御手段44はファイルメモリ52
から読み出された情報を保持して記録音量の基準値と比
較して、ディジタルボリウム22およびアナログボリウ
ム28の音量調整量(ゲイン)例えば基準値÷平均値に
制御する。これにより記憶音量にかかわらず記憶情報の
区切り(1曲または1枚のディスク)ごとの再生音量の
傾向を一定化することができる。これにより、記憶音量
が曲、ディスクごとに異なってもアンプのボリウムをい
ちいち調整しなおす手間が省ける。ファイルメモリ52
はチェンジャユニット50におけるCD収納マガジンケ
ースやCD保持トレイの出し入れ操作等(すなわち、C
Dを入れ替える操作)に連動してリセットされる。
【0036】なお、上記の説明では、ファイルメモリ5
2は記録音量の傾向を示す検出値を記憶し、レベル制御
手段44はファイルメモリ52から読み出された情報に
基づき音量調整量を求めてボリウム22,28を制御す
るようにしたが、図5に点線で示すように、演算手段5
6で記録音量の傾向を示す検出値から予め対応する音量
調整量を求め、これをファイルメモリ52に記憶し、レ
ベル制御手段44はファイルメモリ52から読み出され
た音量調整量をそのまま用いてボリウム22,28を制
御することもできる。
【0037】なお、図4,5のCDチェンジャはスイッ
チ操作等により上記再生音量の一定化制御をオン、オフ
する(オフするとボリウム22,30は自動では動かな
くなる)ことができる。また、請求項2記載の発明は通
常のCDプレーヤ等にも適用できる。
【0038】
【変更例】記録音量の傾向の検出はピーク検出に限ら
ず、例えば単純に全体の記録音量の平均値を求めるよう
な方法でもよい。
【0039】また、この発明はCDのみならずCDV
(コンパクト・ディスク・ビデオ)、LV(レーザビジ
ョン・ディスク)等音声情報を記録した各種ディスクの
再生装置に適用することができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、記録情報の適宜の区切り(1曲、1枚のデ
ィスク等)における全体的な記録音量の傾向を検出し
て、区切りごとの全体的な再生音量の傾向を一定化する
ように自動的に調整するので、いちいちアンプのボリウ
ムを調整する必要がなくなり、使い勝手が向上する。
【0041】また、請求項2記載の発明によれば、記録
情報の適宜の区切りごとに全体的に記録音量の傾向を検
出して、この検出情報あるいは記録音量の傾向に対応し
て求められる区切りごとの全体的な音量の傾向を一定化
するための再生音量調整量の情報を記憶しておき、ディ
スク再生時に得られる記憶情報の区切りを識別する情報
により対応する情報を読み出して再生音量を自動的に調
整するので、記録情報の区切りごとに即座に再生音量を
調整することができ、特にCDチェンジャなどで複数の
ディスクを再生する場合に便利である。
【0042】また、請求項3記載の発明によれば、記録
情報の適宜の区切り内において適宜のサンプリング周期
ごとにピーク値を求め、このピーク値の平均値を求める
ことにより、その区切りでの全体的な記録音量の傾向を
検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図2のCDプレーヤによる再生音量制御の制
御ブロック図である。
【図2】 請求項1記載の発明の一実施例を示すシステ
ム構成図である。
【図3】 図1の再生音量制御構成による再生音量制御
動作を示す波形図である。
【図4】 請求項2記載の発明の一実施例を示すシステ
ム構成図である。
【図5】 図4のCDプレーヤによる再生音量制御の制
御ブロック図である。
【符号の説明】
20 記録音量傾向検出手段 22,28 ボリウム(再生音量調整手段) 40 ピーク検出手段 42 平均値算出手段 44 レベル制御手段(再生音量制御手段) 52 ファイルメモリ(記憶手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスク再生信号からその記録情報の適宜
    の区切り内での全体的な記録音量の傾向を検出する記録
    音量傾向検出手段と、 前記ディスク再生信号の再生音量を可変調整する再生音
    量調整手段と、 前記検出された記録音量の傾向に応じて前記再生音量調
    整手段を制御して、前記記録情報の区切りごとの全体的
    な再生音量の傾向を一定化する再生音量制御手段とを具
    備してなるディスク再生装置。
  2. 【請求項2】ディスク再生信号からその記録情報の適宜
    の区切り内での全体的な記録音量の傾向を検出する記録
    音量傾向検出手段と、 前記ディスク再生信号の再生音量を可変調整する再生音
    量調整手段と、 前記検出された記録音量の傾向またはこの記録音量の傾
    向に対応して求められる再生音量の傾向を一定化するた
    めの前記再生音量調整手段の再生音量調整量を前記記録
    情報の区切りを識別する情報とともに記憶する記憶手段
    と、 ディスク再生時に得られる前記記録情報の区切りを識別
    する情報により前記記憶手段から対応する記憶音量の傾
    向を示す情報または再生音量調整量の情報を読み出し
    て、この情報に応じて前記再生音量調整手段を制御し
    て、前記記録情報の区切りごとの全体的な再生音量の傾
    向を一定化する再生音量制御手段とを具備してなるディ
    スク再生装置。
  3. 【請求項3】前記記録音量傾向検出手段が、 適宜のサンプリング周期内での記録音量のピーク値を検
    出するピーク検出手段と、 前記記録情報の適宜の区切り内での複数のサンプリング
    周期における前記ピーク値の平均値を求め、この平均値
    を当該区切り内での全体的な記録音量の傾向を示す情報
    として出力する平均値算出手段とを具備してなる請求項
    1または2記載のディスク再生装置。
JP21539892A 1992-07-21 1992-07-21 ディスク再生装置 Pending JPH0636460A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07319499A (ja) * 1994-05-25 1995-12-08 Murata Mach Ltd 音声信号録音再生装置
US8139446B2 (en) 2003-04-18 2012-03-20 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Audio system

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JPH07319499A (ja) * 1994-05-25 1995-12-08 Murata Mach Ltd 音声信号録音再生装置
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