JP2004314845A - 車両のセンターピラー構造 - Google Patents

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豊 宮本
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Abstract

【課題】側面衝突荷重に対するより大きな変形耐力を有し、大きな側面衝突荷重を有効に受けることができる車両のセンターピラー構造を提供すること。
【解決手段】アウター部材10と、インナー部材11と、これらの間の内部空間に配置される補強部材12とを含んで構成されるセンターピラー1の構造において、車両前後方向の両端部12A,12Bがアウター部材10及びインナー部材11と結合された補強部材12の車両前後方向の途中部に、補強部材12の両端部12A,12Bと対応する位置Nを越えて車両内外方向へ延びる延出成分を有している2つの壁部20,21を形成する。これらの壁部20,21により、側面衝突荷重Wに対して有効となる補強部材12の断面係数を大きくし、センターピラー1の側面衝突荷重Wに対する変形耐力を大きくする。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のセンターピラーの構造に係り、特に、アウター部材とインナー部材の間の内部空間に配置される補強部材を含んで形成されるセンターピラー構造に関する。
【0002】
【背景技術】
車両のセンターピラーは、車両側面の前ドアと後ドアとの間においてルーフパネルのサイドレールとフロアパネルのサイドシルとの間に上下に架設される。このセンターピラーの従来の構造は下記の特許文献1に示され、図11は、従来のセンターピラー構造の横断面形状を示す。
【0003】
図11において、センターピラーを構成する車両外側のアウター部材51と車両内側のインナー部材52は、板金のプレス加工で断面ハット形状に形成され、これらは、車両前後方向の両端部のフランジ部51Aと52A、51Bと52Bが溶接で結合されることにより接合される。アウター部材51とインナー部材52の間に形成される内部空間には、板金プレス成形品である主補強部材53が配設され、この主補強部材53の車両前後方向の両端部53A,53Bは、アウター部材51のフランジ部51A,51Bとインナー部材52のフランジ部52A,52Bとの間に介入され、これらのフランジ部51A,51B,52A,52Bと共に溶接で結合される。インナー部材52の主補強部材53と対向する面には、板金プレス成形品の副補強部材54が取り付けられ、この副補強部材54とインナー部材51とにシートベルト関連部材取付ナット55が挿通固定されている。
【0004】
アウター部材51に車両外部から側面衝突荷重Wが作用したときには、いずれも断面ハット形状となっているアウター部材51とインナー部材52と主補強部材53との強度によって側面衝突荷重Wが受けられ、また、インナー部材52に取り付けられている副補強部材54の強度もこれに貢献し、これらのアウター部材51とインナー部材52と主補強部材53と副補強部材54の変形に対する耐力(変形耐力)によって側面衝突荷重Wが支持される。また、シートベルトからナット55に作用する荷重は、インナー部材51と副補強部材54とによって受けられ、これらのインナー部材51と副補強部材54とに変形に対する抵抗力が生ずる。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−85620(段落番号0021、図5)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
近年、燃費の向上のため、車両全体の軽量化が求められ、このため、センターピラーの重量を軽くすることが要求されている。一方、センターピラーは側面衝突荷重に対するより大きな変形耐力を備えていることが求められ、従来のセンターピラー構造を改良して、このような求められる機能を備えたセンターピラー構を案出することが期待されている。
【0007】
本発明の目的は、側面衝突荷重に対するより大きな変形耐力を有し、大きな側面衝突荷重を有効に受けることができるようになる車両のセンターピラー構造を提供するところにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る車両のセンターピラー構造は、アウター部材と、このアウター部材と車両前後方向の両端部で結合されたインナー部材と、これらのアウター部材とインナー部材との間の内部空間に配置され、前記アウター部材及び前記インナー部材と車両前後方向の両端部で結合された補強部材とを含んで構成される車両のセンターピラー構造において、前記補強部材の車両前後方向の途中部に、この補強部材の車両前後方向の両端部と対応する位置を越えて車両内外方向へ延びる延出成分を有している少なくとも1個の壁部が形成されていることを特徴とするものである。
【0009】
このセンターピラー構造における補強部材には、補強部材の車両前後方向の途中部において、補強部材の車両前後方向の両端部と対応する位置を越えて車両内外方向へ延びる延出成分を有している少なくとも1個の壁部が形成されているため、この壁部が形成されている箇所では、補強部材の断面形状はハット形状となっていない。補強部材にこのような壁部が設けられることにより、側面衝突荷重に対して有効な補強部材の断面係数が大きくなるため、センターピラーの側面衝突荷重に対する変形耐力が大きくなる。また、このような壁部を設けても、補強部材の厚さを薄くしながら側面衝突荷重に対する必要な強度を確保できるため、センターピラーの軽量化を図ることも可能となる。
【0010】
本発明において、補強部材が板金製である場合、補強部材に上記のような形状となった少なくとも1個の壁部を形成することは、ブランク材をプレス成形して補強部材を生産する際に、そのプレス成形型の形状設定により容易に行える。
【0011】
また、本発明において、補強部材に設けられる少なくとも1個の壁部が、車両前後方向の両端部と対応する位置を越えて車両内外方向へ延びる延出成分を有しているとは、壁部が、車両前後方向への傾き角度をもって車両内外方向へ延びていてよく、また、正確に車両内外方向へ延びていてもよい、との意味である。
【0012】
以上のように、補強部材の車両前後方向の途中部に、車両前後方向の両端部と対応する位置を越えて車両内外方向へ延びる延出成分を有している少なくとも1個の壁を設けると、補強部材の車両前後方向の途中部にはインナー部材と対面する対面部ができるため、この対面部をインナー部材と接触させ、これらの対面部とインナー部材とにシートベルト関連部材取付用ナットを挿通固定することが好ましい。
【0013】
これによると、補強部材は従来のセンターピラー構造における副補強部材に相当する部材を兼ねることになり、これにより、副補強部材は不要となり、それだけセンターピラーの軽量化を促進できる。また、センターピラーを構成する部材点数を削減できるため、センターピラー構成部材の生産、管理が容易になるとともに、センターピラーの生産組立工程数も減少させることができ、センターピラー全体の生産作業が容易となる。
【0014】
このように、補強部材の対面部をインナー部材と接続し、これらの対面部とインナー部材とにシートベルト関連部材取付用ナットを挿通固定する場合には、上記壁部を車両前後方向に少なくとも2つ設け、2つの壁部の間をこの対面部とすることが好ましい。
【0015】
これによると、対面部の車両前後方向両側に壁部ができ、これらの壁部は車両内外方向へ延びる延出成分を有しているため、対面部とインナー部材とシートベルト関連部材取付用ナットとの結合箇所の強度を大きくできる。また、少なくとも2つの壁部と対面部とを有している補強部材により、側面衝突荷重とシートベルトからの荷重との両方を有効に受けることができる。
【0016】
このように2つの壁部の間を対面部とするための一例は、補強部材に、車両外側へ突出形成された山部を車両前後方向に複数個並設し、互いに隣接する2つの山部の裾野部を形成して互いに車両前後方向に対向している2つの壁部の間を対面部とすることである。
【0017】
また、補強部材における車両前後方向の両端部は、補強部材の上下全長をとおしてアウター部材及びインナー部材の車両前後方向の両端部と結合してもよく、また、補強部材における車両前後方向の両端部を、補強部材の上下両部分においてアウター部材及びインナー部材の車両前後方向の両端部と結合し、補強部材の上下方向の途中部における車両前後方向の両端部を、アウター部材及びインナー部材の車両前後方向の両端部と結合しなくてもよい。
【0018】
後者によっても、補強部材をアウター部材及びインナー部材に結合できるとともに、補強部材の上下方向の途中部における車両前後方向の両端部は、アウター部材及びインナー部材の車両前後方向の両端部と結合されないため、アウター部材に側面衝突荷重が作用したとき、この荷重は、アウター部材における変形した車両前後方向の途中部が補強部材に当接することにより、直接的に補強部材に作用し、さらに補強部材がインナー部材に当接することにより、側面衝突荷重はインナー部材にも作用する。この結果、側面衝突荷重を、アウター部材と補強部材とインナー部材の全体でより確実に受けることができるようになる。
【0019】
また、補強部材に側面衝突荷重に対する一層大きな抵抗力を付与することが求められる場合には、前記壁部における車両外側の端部領域を焼き入れし、この端部領域の硬度をほかの領域よりも大きくしてもよい。
【0020】
これによると、補強部材に側面衝突荷重による曲げ変形が生じようとしたときに、壁部における車両外側の端部領域は圧縮される領域となるため、この圧縮に対する大きな抵抗力が焼き入れによって生じ、側面衝突荷重によってセンターピラーが大きく変形するのを阻止できる。また、この焼き入れによる補強部材の強度の向上により、補強部材の厚さを一層小さくすることもでき、センターピラー重量の一層の軽量化を図ることも可能になる。
【0021】
なお、採用する焼き入れ作業の種類は任意であり、高周波焼き入れでもよく、ガス火炎焼き入れでもよく、レーザー焼き入れ等でもよい。
【0022】
また、車両前後方向の両端部と対応する位置を越えて車両内外方向へ延びる延出成分を有している少なくとも1個の壁部は、補強部材の上下全長に亘って形成してもよく、また、車両のドアの窓部の下端付近より上方箇所に相当する範囲箇所において補強部材に形成してもよい。
【0023】
後者によると、センターピラーにおける車両のドアの窓部の下端付近より上方箇所に相当する範囲箇所は、外観性を良好とするため、センターピラーにおける車両のドアの窓部の下端付近より下方箇所に相当する範囲箇所と比べ、車両内外方向の寸法及び車両前後方向の寸法が小さくなっているため、このような寸法となっている範囲箇所についてだけ側面衝突荷重に対する強度を大きくできる。
【0024】
なお、以上説明した本発明において、補強部材は薄板と厚板を接合したテーラードブランクから形成してもよく、単一の板材から形成してもよい。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、車両のサイドパネルにおけるセンターピラー1の部分を拡大して示した側面図である。センターピラー1は、サイドパネルに取り付けられる前ドア2と後ドア3との間において、ルーフパネルに接合されるルーフサイドレール4とフロアパネルに接合されるサイドシル5との間に上下に架設され、ルーフサイドレール4に結合される上端部1AはT字形となっており、サイドシル5に結合される下端部は逆T字形となっている。
【0026】
また、センターピラー1は、図1で示されているように、上端部1Aと下端部1Bとを除き、車両前後方向の寸法が上部から下部へ次第に大きくなる末広がり形状となっている。また、センターピラー1の正面図を示している図2のとおり、センターピラー1は全体的に車両外側へ湾曲して張り出した形状となっているとともに、センターピラー1の車両内外方向の寸法は、上部から下部へ大きくなっている。
【0027】
特に、センターピラー1の車両内外方向の寸法は、図1で示した前ドア2、後ドア3における窓部2A,3Aの下端2B、3Bの位置Lより下側となっている下部分1Cでは、上部分1Dと比較すると、寸法変化部分となっている中間部分1Eを経て急激に大きくなっており、これにより、センターピラー1の全体強度が大きくなっているとともに、この下部分1Cに取り付けられる後ドア3のヒンジの取付強度を大きくできるようになっている。
【0028】
図3、図4、図5、図6、図7は、図2のS3−S3線位置、S4−S4線位置、S5−S5線位置、S6−S6線位置、S7−S7線位置におけるセンターピラー1のそれぞれの横断面図であって、車両前側を左側にして示した図である。これらの図で示されているように、センターピラー1は、車両外側のアウター部材10と、車両内側のインナー11と、これらのアウター部材10とインナー部材11との間の内部空間に配置された補強部材12とを含んで構成されている。共に板金プレス成形品であるアウター部材10とインナー部材11は、車両前後方向の両端部のフランジ部10A,10B,11A,11Bから車両内外方向へ膨出した膨出部10C、11Cが、車両前後方向の中間部に形成されている横断面ハット形状又は横断面略ハット形状である。
【0029】
アウター部材10の膨出部10Cは車両外向きとされ、インナー部材11の膨出部11Cは車両内向きとされ、アウター部材10とインナー部材11における車両前後方向前側のフランジ部10Aと11Aとの間には、板金ブランクをプレス成形して形成された補強部材12の車両前後方向前側の端部12Aが介入され、アウター部材10とインナー部材11における車両前後方向後側のフランジ部10Bと11Bとの間には、補強部材12の車両前後方向後側の端部12Bが介入され、前側のフランジ部10A,11Aと端部12A及び後側のフランジ部10B,11Bと端部12Bは、それぞれ溶接で結合されている。
【0030】
図2で示されているように、補強部材12は、下側の薄板13と上側の厚板14との接合によるテーラードブランクからなり、薄板13と厚板14の接合部15は、センターピラー1の前記下部分1C内の位置にある。厚板14が、車両前後方向と車両内外方向の両寸法が下部分1Cよりも小さくなっている前記上部分1Dに配置されることにより、この上部分1Dについてのセンターピラー1の大きな強度が確保されている。
【0031】
センターピラー1の上部分1D及び中間部分1Eの範囲を示している図3〜図6から分かるように、これらの上部分1Dと中間部分1Eにおいて、板状の補強部材12には、両端部12Aと12Bの間の車両前後方向の途中部において、車両外側へ突出形成された2つの山部16,17が車両前後方向に並設され、これらの山部16,17の間は車両内側へ窪んだ谷部18となっている。このため、補強部材12には、車両前後方向への傾き角度を有しながらそれぞれが車両内外方向へ延びていて、山部16,17の裾野部となっている第1壁部19、第2壁部20、第3壁部21、第4壁部22が形成され、これらの壁部19〜22は車両内外方向へ延びる延出成分を有している。
【0032】
補強部材12における前側の端部12Aと山部16とを繋ぐ第1壁部19及び後側の端部12Bと山部17とを繋ぐ第4壁部22は、図3〜図6で示されているとおり、補強部材12の端部12A,12Bと対応する位置Nを始点として車両外側へ延出している。
【0033】
センターピラー1の上部分1Dの範囲を示している図3〜図5から分かるように、この上部分1Dでは、山部16,17はアウター部材10の膨出部10Cに接近し、谷部18はインナー部材11の膨出部11Cに接近又は接触し、このため、山部16,17と谷部18との間に車両内外方向への大きな間隔がある。一方、センターピラー1の前記中間部分1Eを示している図6で分かるように、この中間部分1Eにおいて谷部18は山部16,17に次第に近づき、このため、中間部分1Eでは山部16,17と谷部18との車両内外方向の間隔は小さくなっている。さらに、センターピラー1の下部分1Cを示している図7で分かるように、この下部分1Cでは、谷部18はなくなって2つの山部16,17は連続し、これにより、補強部材12の車両前後方向の両端部12A,12Bの間には、言い換えると、補強部材12の車両前後方向の途中部には、一つの台形の突出部23が設けられている。
【0034】
センターピラー1の上部分1Dと中間部分1Eにおいて補強部材12に存在している第2壁部20と第3壁部21のうち、第2壁部20は山部16と谷部18とを繋ぎ、第3壁部21は山部17と谷部18とを繋いでいる。中間部分1Eにおける第2壁部20と第3壁部21は、補強部材12の両端部12A,12Bと対応する位置Nよりも車両外側に存在するが、図2で示した位置Lの付近より上方箇所に相当するセンターピラー1の範囲箇所においては、図3〜図5で示されているとおり、第2壁部20と第3壁部21は、補強部材12の両端部12A,12Bと対応する位置Nを越えて車両内外方向に延びている。
【0035】
すなわち、センターピラー1のこの範囲箇所では、第2壁部20と第3壁部21は、補強部材12の両端部12A,12Bと対応する位置Nを跨ぐ長さをもって車両内外方向に延びている。
【0036】
また、図1で示したセンターピラー1の上端部1A付近では、谷部18は山部16,17に近づき、これにより、この上端部1A付近ではセンターピラー1Aの車両内外方向の寸法が小さくなり、上端部1Aでのこの寸法はルーフサイドレール4に結合できる大きさとなっている。
【0037】
図2で示されているように、センターピラー1の上部分1Dの内部には、シートベルト関連部材取付用ナット25が配置されている。図8は、このナット25の配置位置におけるセンターピラー1の横断面図である。補強部材12の谷部18は、インナー部材11の内面と対面する対面部26となっているとともに、この対面部26はインナー部材11と接触している。これらの対面部26とインナー部材11とにナット25が挿通され、対面部26とインナー部材11とナット25は溶接等で互いに固定されている。対面部26の車両前後方向の両側は、山部16,17の裾野部である第2壁部20と第3壁部21となっており、車両前後方向に対向しているこれらの壁部20と21の間が対面部26となっている。
【0038】
2個あるナット25には、図2で示したレール部材28Aをセンターピラー1に取り付けるためのボルトが螺入され、これにより、レール部材28Aはセンターピラー1に結合される。このレール部材28Aは、シートベルト27の上端折り返し部27Aの高さ位置を調整する調整手段28のための部材であり、レール部材28Aには、折り返し部27Aが挿入係止されたシートベルトアンカー28Cを備えていて、レール部材28Aに案内されて上下に移動自在となったスライド部材28Bが係合されている。
【0039】
また、図7で示した補強部材12の台形の突出部23はアウター部材10と接触し、これらの突出部23とアウター部材10とに、図1で示した後ドア3のためのヒンジ31が図示しないボルトや溶接等で取り付けられる。
【0040】
また、図3〜図5で示されているように、略台形となっている山部16における車両前後方向の両端部付近から第1及び第2壁部19,20の車両外側の端部付近までと、略湾曲形状となっている山部17の頂部から第3及び第4壁部21,22の車両外側の端部付近までは、焼き入れされた領域32となっている。このため、図3〜図5で説明したように、図2の位置Lの付近より上方箇所に相当するセンターピラー1の範囲箇所において、補強部材12の両端部12A,12Bと対応する位置Nを越えて車両内外方向に延びている第2壁部20と第3壁部21には、焼き入れされた車両外側の端部領域が設けられている。
【0041】
この焼き入れ領域32は、本実施形態では、図6及び図7で示された補強部材12の範囲まで及んでいる。
【0042】
このように補強部材12を焼き入れすることは、ブランク材のプレス成形によって所定形状の補強部材12を生産した後、補強部材12を高周波焼き入れ装置にセットすることにより行われる。
【0043】
以上説明した本実施形態によると、アウター部材10とインナー部材11とで形成されるセンターピラー1の内部空間に配置される補強部材12には、補強部材12の車両前後方向の途中部において、車両前後方向の両端部12A,12Bと対応する位置Nを越えて車両内外方向へ延びる延出成分を有している第2及び第3壁部20,21が形成されているため、車両外部から作用する側面衝突荷重Wに対して有効となる補強部材12の断面係数が大きくなっている。このため、第1及び第4壁部19,22の断面係数と併せ、側面衝突荷重Wに対する補強部材12の強度が大きくなり、センターピラー1の変形耐力を従来のセンターピラー構造よりも向上させることができる。
【0044】
また、側面衝突荷重Wに対する補強部材12の強度が大きくなることから、補強部材12を従来よりも厚さの小さい板金で生産することも可能になり、これにより、補強部材12の軽量化、センターピラー1の重量削減を達成することも可能となる。
【0045】
また、補強部材12には、インナー部材11と対面接触してこのインナー部材11と共にシートベルト関連部材取付用ナット25が挿通固定される対面部26が設けられているため、補強部材12は従来のセンターピラー構造における副補強部材を兼ねる部材となっている。このため、本実施形態によると、副補強部材は不要となり、それだけセンターピラー1を構成する部材点数を削減できるため、センターピラー1の全体重量を軽量化できるとともに、センターピラー1を構成する部材の生産、管理の容易化、センターピラー1の組立生産工程数の削減を達成できる。
【0046】
また、本実施形態によると、対面部26は第2壁部20と第3壁部21の間に設けられているため、対面部26とインナー部材11とシートベルト関連部材取付用ナット25との結合箇所の強度が大きくなる。そして、これらの壁部20,21と対面部26を有している補強部材12により、側面衝突荷重Wとシートベルトからの荷重との両方を有効に受けることができる。
【0047】
また、第2及び第3壁部20,21における車両外側の端部領域は、第1及び第4壁部19,22の車両外側の端部領域を含めて、焼き入れ領域32となっており、これらの焼き入れ領域32の硬度は補強部材12におけるほかの領域よりも大きくなっている。したがって、補強部材12に側面衝突荷重Wによる曲げ変形が生じようとしたときに、壁部19,20,21,22の車両外側の端部領域は圧縮される領域となることから、この圧縮に対する大きな抵抗力が焼き入れ領域32によって生じ、側面衝突荷重Wによってセンターピラーが大きく変形するのを阻止できることになる。さらに、このように補強部材12に焼き入れ領域32を設けて補強部材12の強度を大きくすることにより、補強部材12の厚さを一層小さくすることもでき、センターピラー重量の一層の軽量化を図ることも可能になる。
【0048】
さらに、補強部材12において、車両前後方向の両端部12A,12Bと対応する位置Nを越えて車両内外方向へ延びる延出成分を有している第2及び第3壁部20,21が形成されている範囲箇所は、前ドア2、後ドア3の窓部2A,3Aの下端2B,3Bの位置L付近より上方箇所に相当する範囲箇所であり、この範囲箇所は、車両の外観性を良好とするために車両前後方向の寸法と車両内外方向の寸法とが小さくなっているセンターピラー1の上部分1Dであるが、第2及び第3壁部20,21により、このように寸法が小さくなっている上部分1Dについて、側面衝突荷重Wに関する強度を大きくできる。
【0049】
図9は、別実施形態に係る補強部材42を示す。この補強部材42でも、センターピラー1の上部分1Dと中間部分1Eにおいて、車両前後方向に並設された2個の山部46,47が形成されているが、これらの山部46,47は車両内側へ突出形成され、したがって、山部46,47の間の谷部48は車両内側へ窪んでいる。このため、この実施形態でも、補強部材42には第1壁部49と第2壁部50と第3壁部51と第4壁部52とが設けられ、センターピラー1の上部分1Dにおける第2及び第3壁部50,51は、補強部材42における車両前後方向の両端部42A,42Bと対応する位置Nを越えて車両内外方向へ延びる延出成分を有しているが、これらの第2及び第3壁部50,51と第1及び第4壁部49,52の車両前後方向への傾き方向は、前記実施形態と反対側となっている。
【0050】
この実施形態でも、側面衝突荷重Wに対して有効となる補強部材42の断面係数を、第2及び第3壁部50,51によって大きくできる。
【0051】
なお、この実施形態において、インナー部材11にシートベルト関連部材取付用ナットを取り付けるためには、図11で示した副補強部材を用いる。
【0052】
これまでの実施形態では、補強部材12,42の車両前後方向の両端部12A,12B,42A,42Bは、アウター部材10の車両前後方向のフランジ部10A,10Bとインナー部材11の車両前後方向のフランジ部11A,11Bとの間に、上下方向に連続して介入され、そして、これらのフランジ部10A,10B,11A,11Bと結合されていたが、図10の実施形態では、補強部材62の車両前後方向の両端部62A,62Bは、この補強部材62の上下両部分において、アウター部材10及びインナー部材11の車両前後方向のフランジ部10A,10B,11A,11Bと結合され、補強部材62の上下方向の途中部における車両前後方向の両端部62C,62Dは、アウター部材10及び前記インナー部材11のフランジ部10A,10B,11A,11Bと結合されていない。
【0053】
言い換えると、この実施形態に係る補強部材62の全体的形状は、図3〜図8で示した実施形態の補強部材21とほぼ同様になっているが、補強部材62の上下方向の途中部では、補強部材62の車両前後方向の両端部62A,62Bは欠落し、欠除端部62C,62Dとなっている。
【0054】
この実施形態によると、補強部材62の上下方向の途中部において、アウター部材10に側面衝突荷重Wが作用すると、この側面衝突荷重Wによってアウター部材10が2点鎖線10’で示すように車両内側へ湾曲変形することにより、この湾曲変形したアウター部材10’は補強部材62に接触し、側面衝突荷重Wは、互いに結合されたアウター部材10のフランジ部10A,10Bと補強部材62の両端部62A,62Bとを経ずに直接的に補強部材62に作用する。また、この側面衝突荷重Wは、変形した補強部材62がインナー部材11に接触することにより、インナー部材11にも直接的に作用する。
【0055】
このため、センターピラー1における側面衝突荷重Wの支持が、大きな断面係数のために大きくなっている補強部材62の強度と、アウター部材10及びインナー部材11の強度とをより有効に利用して行われる。
【0056】
【発明の効果】
本発明のセンターピラー構造は、側面衝突荷重に対するより大きな変形耐力を有し、大きな側面衝突荷重を有効に受けることができるという効果を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両のサイドパネルにおけるセンターピラーの部分を拡大して示した側面図である。
【図2】センターピラーの正面図である。
【図3】図2のS3−S3線位置におけるセンターピラーの横断面図であって、車両前側を左側にして示した図である。
【図4】図2のS4−S4線位置におけるセンターピラーの横断面図であって、車両前側を左側にして示した図である。
【図5】図2のS5−S5線位置におけるセンターピラーの横断面図であって、車両前側を左側にして示した図である。
【図6】図2のS6−S6線位置におけるセンターピラーの横断面図であって、車両前側を左側にして示した図である。
【図7】図2のS7−S7線位置におけるセンターピラーの横断面図であって、車両前側を左側にして示した図である。
【図8】シートベルト関連部材取付用ナットの配置位置におけるセンターピラーの横断面図であって、車両前側を左側にして示した図である。
【図9】補強部材に設けた山部、谷部の向きが図3〜図8で示した実施形態とは逆向きとなっている別実施形態を示す図で、車両前側を左側にして示した図である。
【図10】補強部材の上下方向の途中部における補強部材の車両前後方向の両端部が、アウター部材及びインナー部材の車両前後方向の両端部と結合されていない実施形態を示すセンターピラーの横断面図であって、車両前側を左側にして示した図である。
【図11】従来のセンターピラーの横断面図であって、車両前側を左側にして示した図である。。
【符号の説明】
1 センターピラー
2 前ドア
3 後ドア
2A,3A 窓部
2B,3B 下端
10 アウター部材
11 インナー部材
12,42,62 補強部材
12A,12B,42A,42B,62A,62B 補強部材の両端部
16,17,46,47 山部
19〜22,49〜52 壁部
25 シートベルト関連部材取付用ナット
26 対面部
32焼き入れ領域
L 前ドア、後ドアの窓部の下端の位置
N 補強部材の両端部と対応する位置
W 側面衝突荷重

Claims (7)

  1. アウター部材と、このアウター部材と車両前後方向の両端部で結合されたインナー部材と、これらのアウター部材とインナー部材との間の内部空間に配置され、前記アウター部材及び前記インナー部材と車両前後方向の両端部で結合された補強部材とを含んで構成される車両のセンターピラー構造において、前記補強部材の車両前後方向の途中部に、この補強部材の車両前後方向の両端部と対応する位置を越えて車両内外方向へ延びる延出成分を有している少なくとも1個の壁部が形成されていることを特徴とする車両のセンターピラー構造。
  2. 請求項1に記載の車両のセンターピラー構造において、前記補強部材の車両前後方向の途中部には前記インナー部材と対面している対面部があり、この対面部は前記インナー部材と接触し、これらの対面部とインナー部材とにシートベルト関連部材取付用ナットが挿通固定されていることを特徴とする車両のセンターピラー構造。
  3. 請求項2に記載の車両のセンターピラー構造において、前記壁部は車両前後方向に少なくとも2つあり、2つの前記壁部の間が前記対面部となっていることを特徴とする車両のセンターピラー構造。
  4. 請求項3に記載の車両のセンターピラー構造において、前記補強部材には、車両外側へ突出形成された山部が車両前後方向に複数個並設され、互いに隣接する2つの前記山部の裾野部を形成して互いに車両前後方向に対向している2つの壁部の間が前記対面部となっていることを特徴とする車両のセンターピラー構造。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の車両のセンターピラー構造において、前記補強部材における車両前後方向の両端部は、この補強部材の上下両部分において前記アウター部材及び前記インナー部材の車両前後方向の両端部と結合され、前記補強部材の上下方向の途中部における車両前後方向の両端部は、前記アウター部材及び前記インナー部材の車両前後方向の両端部と結合されていないことを特徴とする車両のセンターピラー構造。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の車両のセンターピラー構造において、前記壁部における車両外側の端部領域は焼き入れされていることを特徴とする車両のセンターピラー構造。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の車両のセンターピラー構造において、前記壁部は、車両のドアの窓部の下端付近より上方箇所に相当する範囲箇所において前記補強部材に形成されていることを特徴とする車両のセンターピラー構造。
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