JP2020183188A - 車体側部構造 - Google Patents

車体側部構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2020183188A
JP2020183188A JP2019088586A JP2019088586A JP2020183188A JP 2020183188 A JP2020183188 A JP 2020183188A JP 2019088586 A JP2019088586 A JP 2019088586A JP 2019088586 A JP2019088586 A JP 2019088586A JP 2020183188 A JP2020183188 A JP 2020183188A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stiffener
width direction
vehicle
center pillar
vehicle width
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019088586A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6956141B2 (ja
Inventor
浩行 酒井
Hiroyuki Sakai
浩行 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2019088586A priority Critical patent/JP6956141B2/ja
Priority to US16/861,880 priority patent/US11254364B2/en
Priority to MYPI2020002201A priority patent/MY195323A/en
Priority to CN202010384564.5A priority patent/CN111907602B/zh
Publication of JP2020183188A publication Critical patent/JP2020183188A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6956141B2 publication Critical patent/JP6956141B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/04Door pillars ; windshield pillars
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/02Side panels
    • B62D25/025Side sills thereof
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/06Fixed roofs
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D27/00Connections between superstructure or understructure sub-units
    • B62D27/02Connections between superstructure or understructure sub-units rigid
    • B62D27/023Assembly of structural joints
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D27/00Connections between superstructure or understructure sub-units
    • B62D27/02Connections between superstructure or understructure sub-units rigid
    • B62D27/026Connections by glue bonding

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】センターピラーの軽量化を実現するとともに、側突荷重によるセンターピラーの変形及びルーフサイドレールからの剥がれを好適に防止することが可能な車体側部構造を提供する。【解決手段】車体側部構造1において、スチフナ80は、センターピラー8の高さ方向中間部よりも上方に設けられたスチフナ上部80Uを有し、スチフナ上部80Uの上端部は、ルーフサイドレール5に対して、車幅方向外側から結合されており、スチフナ上部80Uは、車両の上下方向に延びて、車幅方向内方に窪む谷部81dを備え、谷部81dは、スチフナ上部80Uの上端部及び下端部から上下方向中間部に向かうにつれて窪みが深くなる。【選択図】図2

Description

本発明は、車体側部構造に関する。
特許文献1,2には、車両のベルトラインよりも車両上方においてセンターピラーをスチフナ(補強部材)で補強する構造が記載されている。センターピラーは、センターピラーインナとセンターピラーアウタとをフランジ同士で合わせて接合されており、上下に延びて下方のサイドシルと上方のルーフサイドレールとを繋ぐ支柱である。特に、車両の上部では、センターピラーアウタがルーフサイドレールの外側に接合されており、センターピラーインナは、ルーフサイドレールの内側に接合されている。また、スチフナは、センターピラーの内部に設けられてセンターピラーインナに接合されている。ここで、上下、内外、前後は、車体又は運転時の運転者を基準とする。また、ベルトライン(ウエストラインともいう)は、車体のサイドウインドウ下端部を横方向に走るラインであって、ドアに沿って水平方向に走る車体下部の上端線であり、車体上部と車体下部とを窓の位置で仕切る線である。
独国特許出願公開第2016118366号明細書 特開2004−314845号公報
しかし、センターピラーのベルトラインよりも下方となる部位(ベルトライン下部という)は、前後のサイドドアを支持するため断面が太く丈夫であるが、ベルトラインよりも上方となる部位(ベルトライン上部という)は、軽量化及び前後のサイドドアの視界確保のため断面が細い。センターピラーのベルトライン下部に側突荷重が入力されると、ベルトラン上部は、強度及び剛性の高いベルトライン下部に対して、ベルトライン上部の上端部(ルーフサイドレール結合部)及び下端部(ベルトライン対応部分)が支点となり、三点曲げの如く、ベルトライン上部の中央部が内方(室内側)に変形する応力が作用する。かかる応力は、スチフナによって支持されることによって、センターピラーインナに伝達され、センターピラーインナをルーフサイドレールから剥がす方向に作用する。
本発明は、前記した事項に鑑みて創案されたものであり、センターピラーの軽量化を実現するとともに、側突荷重によるセンターピラーの変形及びルーフサイドレールからの剥がれを好適に防止することが可能な車体側部構造を提供することを課題とする。
前記した課題を解決するため、本発明の車体側部構造は、車両の上方かつ側方において当該車両の前後方向に延びるルーフサイドレールと、前記ルーフサイドレールから前記車両の下方に延びる、センターピラーアウタ及びセンターピラーインナの組立体であるセンターピラーと、前記センターピラーの内部において前記車両の上下方向に延びるスチフナと、を備える車体側部構造であって、前記スチフナは、前記センターピラーの高さ方向中間部よりも上方に設けられたスチフナ上部を有し、前記スチフナ上部の上端部は、前記ルーフサイドレールに対して、車幅方向外側から結合されており、前記スチフナ上部は、前記車両の上下方向に延びて、車幅方向内方に窪む谷部を備え、前記谷部は、前記スチフナ上部の上端部及び下端部から上下方向中間部に向かうにつれて窪みが深くなることを特徴とする。
本発明によれば、スチフナの長手方向に沿って伸びて車幅方向内方に窪む谷部が、センターピラーの三点曲げにおいて最も強化すべきベルトライン上部の上下方向の中間部において、最も深くなるように設けられ、上端部及び下端部にいくほど次第に強化が必要でなくなるので、浅く設定されるように室内側に突出させることで、スチフナが小型化されてセンターピラーの軽量化及び高剛性化を実現することができる。また、側突荷重によるセンターピラーの変形及びルーフサイドレールからの剥がれを好適に防止することができる。しかも、スチフナに作用する応力は、ルーフサイドレールに外側に押し付けるような伝達経路(圧縮荷重で伝達)となり、側突荷重によるスチフナの剥がれを好適に防止することができる。
本発明の実施形態に係る車体側部構造を模式的に示す図であり、車内の後側から見た斜視図である。 図1の谷部に対応するII−II線断面図である。 本発明の実施形態に係る車体側部構造を模式的に示す図であり、センターピラーインナ及びセンターピラーアウタを取り外した状態を車外の後側から見た斜視図である。 図3のIV部拡大図である。 図2のV−V線断面図である。 図2のVI−VI線断面図である。 図2のVII−VII線断面図である。 図2のVIII−VIII線断面図である。 図2のIX−IX線断面図である。 図2のX−X線断面図である。
以下、本発明の実施形態について、本発明の車体側部構造を車両(例えば、自動車)における左側のセンターピラー周りの構造に適用した場合を例にとり、適宜図面を参照しながら説明する。同一の構成要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。上下、前後、左右(車幅方向)といった方向を示す用語は、車両の乗員(運転者)を基準とする。
<車体側部構造>
図1及び図2に示すように、本発明の実施形態に係る車体側部構造1は、サイドシル2と、フロアパネル3と、クロスメンバ4と、ルーフサイドレール5と、ルーフパネル6と、ルーフアーチ7と、センターピラー8と、シート取付ブラケット9と、ルーフアーチ接続ブラケット10と、を備える。
<サイドシル>
サイドシル2は、車両の下端部かつ車幅方向端部において、前後方向に延びる金属製の骨格部材である。サイドシル2は、正面視で略矩形状の閉断面を呈する。サイドシル2は、当該サイドシル2の車幅方向内部を構成するサイドシルインナ20と、当該サイドシル2の車幅方向外部を構成するサイドシルアウタ30と、を組み合わせることによって形成されている。
≪サイドシルインナ≫
サイドシルインナ20は、前後方向及び上下方向に延在する内壁部(車幅方向内壁部)21と、内壁部21の下端部から車幅方向外方に延設される下壁部22と、内壁部21の上端部から車幅方向外方に延設される上壁部23と、を一体に備える。また、サイドシルインナ20は、下壁部22の車幅方向外端部から下方に延設されるフランジ部24と、上壁部23の車幅方向外端部から上方に延設されるフランジ部25と、を一体に備える。
≪サイドシルアウタ≫
サイドシルアウタ30は、前後方向及び上下方向に延在する外壁部(車幅方向外壁部)31と、外壁部31の下端部から車幅方向内方に延設される下壁部32と、外壁部31の上端部から車幅方向内方に延設される上壁部33と、を一体に備える。また、サイドシルアウタ30は、下壁部32の車幅方向内端部から下方に延設されるフランジ部34と、上壁部33の車幅方向内端部から上方に延設されるフランジ部35と、を一体に備える。
フランジ部24及びフランジ部34は、溶接等によって互いに接合されている。フランジ部25及びフランジ部35は、溶接等によって互いに接合されている。なお、サイドシル2は、後記するセンターピラー8と同様に、サイドシルインナ20及びサイドシルアウタ30の間に介設される補強部材としてのスチフナを備える構成であってもよい。
<フロアパネル>
フロアパネル3は、左右一対のサイドシル2,2間に架設されており、車両の床面を構成する部材である。フロアパネル3の車幅方向端部は、サイドシルインナ20における内壁部21の車幅方向内面に対して溶接等によって接合されている。
<クロスメンバ>
クロスメンバ4は、左右一対のサイドシル2,2間に架設される金属製の骨格部材である。クロスメンバ4は、単体では側面視で下側に開口を有する略コ字断面形状を呈し、フロアパネル3と協働して側面視で略矩形状の閉断面を呈する。
クロスメンバ4は、前後方向かつ車幅方向に延在する上壁部と、上壁部の前端部から下方に延設される前壁部と、上壁部の後端部から下方に延設される後壁部と、を一体に備える。また、クロスメンバ4は、前壁部の下端部から前方に延設されるフランジ部と、後壁部の下端部から後方に延設されるフランジ部と、を一体に備える。
クロスメンバ4の前後一対のフランジ部は、フロアパネル3の上面に溶接等によって接合されている。クロスメンバ4の車幅方向端部は、サイドシルインナ20における内壁部21の車幅方向内面に溶接等によって接合されている。
<ルーフサイドレール>
ルーフサイドレール5は、車両の上方かつ側方において、車両の前後方向に延びる金属製の骨格部材である。ルーフサイドレール5は、正面視で略矩形状の閉断面を呈する。ルーフサイドレール5は、当該ルーフサイドレール5の車幅方向内部を構成するルーフサイドレールインナ40と、当該ルーフサイドレール5の車幅方向外部を構成するルーフサイドレールアウタ50と、を組み合わせることによって形成されている。
≪ルーフサイドレールインナ≫
ルーフサイドレールインナ40は、前後方向及び上下方向に延在する内壁部(車幅方向内壁部)41と、内壁部41の下端部から車幅方向外方に延設される下壁部42と、を一体に備える。また、ルーフサイドレールインナ40は、下壁部42の車幅方向外端部から下方に延設されるフランジ部44と、内壁部41の上端部から車幅方向内方に延設されるフランジ部45と、を一体に備える。フランジ部45の一部は、後記するルーフサイドレールアウタ50のフランジ部55よりも下方に延出するように形成されている。
≪ルーフサイドレールアウタ≫
ルーフサイドレールアウタ50は、前後方向及び上下方向に延在する外壁部(車幅方向外壁部)51と、外壁部51の下端部から車幅方向内方に延設される下壁部52と、外壁部51の上端部から車幅方向内方に延設される上壁部53と、を一体に備える。また、ルーフサイドレールアウタ50は、下壁部52の車幅方向内端部から下方に延設されるフランジ部54と、上壁部53の車幅方向内端部から車幅方向内方に延設されるフランジ部55と、を一体に備える。
フランジ部44及びフランジ部54は、溶接等によって互いに接合されている。フランジ部45及びフランジ部55は、溶接等によって互いに接合されている。なお、ルーフサイドレール5は、後記するセンターピラー8と同様に、ルーフサイドレールインナ50及びルーフサイドレール60の間に介設される補強部材としてのスチフナを備える構成であってもよい。
<ルーフパネル>
ルーフパネル6は、左右一対のルーフサイドレール5,5間に架設されており、車両の天井面を構成する金属製の板状部材である。ルーフパネル6は、車両の外表面(スキン)を構成する。
<ルーフアーチ>
ルーフアーチ7は、左右一対のルーフサイドレール5、5間に架設される金属製の骨格部材である。ルーフアーチ7は、単体では側面視で上側に開口を有する略コ字断面形状を呈し、ルーフパネル6と協働して側面視で略矩形状の閉断面を呈する。ルーフアーチ7は、前後方向かつ車幅方向に延在する下壁部と、下壁部の前端部から上方に延設される前壁部と、下壁部の後端部から上方に延設される後壁部と、を一体に備える。また、ルーフアーチ7は、前壁部の上端部から前方に延設されるフランジ部と、後壁部の上端部から後方に延設されるフランジ部と、を一体に備える。
ルーフアーチ7の前後一対のフランジ部は、ルーフパネル6の上面にマスチックシーラ等によって接合されている。
<センターピラー>
センターピラー8は、上下方向に延びてサイドシル2及びルーフサイドレール5間に架設される金属製の骨格部材である。センターピラー8(後記するセンターピラーインナ60及びセンターピラーアウタ70の組立体)は、平面視で略矩形状の閉断面を呈する。センターピラー8の前後方向幅は、ベルトラインBLよりも上方(以下、ベルトライン上部という)では、視界確保のため比較的小さく設定されており、ベルトラインBLよりも下方(以下、ベルトライン下部という)では、ドア取付のため比較的大きく設定されている。センターピラー8は、当該センターピラー8の車幅方向内部を構成するセンターピラーインナ60と、当該センターピラー8の車幅方向外部を構成するセンターピラーアウタ70と、補強のために内部に配置されるスチフナ80と、を組み合わせることによって形成されている。
≪センターピラーインナ≫
センターピラーインナ60は、前後方向かつ上下方向に延在する内壁部(車幅方向内壁部)61と、内壁部61の前端部から車幅方向外方に延設される前壁部62と、内壁部61の後端部から車幅方向外方に延設される後壁部63と、を一体に備える。また、センターピラーインナ60は、前壁部62の車幅方向外端部から前方に延設されるフランジ部64と、後壁部53の車幅方向外端部から後方に延設されるフランジ部65と、を一体に備える。
内壁部61は、前後方向中間部の連結部61aと、連結部61aの前端部から車幅方向内方に窪ませる谷部(溝部)を形成する側壁61bと、連結部61aの後端部から車幅方向内方に窪ませる谷部(溝部)を形成する側壁61cと、を一体に備える。また、内壁部61は、側壁61bの車幅方向内端部から前方に延設される谷壁部61dと、側壁61cの車幅方向内端部から後方に延設される谷壁部61eと、を一体に備える。すなわち、前後一対の谷壁部61d,61eは、連結部61aに対して、車幅方向内方に窪んでいる。谷壁部61dの前端部は、前壁部62と繋がっており、谷壁部61eの後端部は、後壁部63と繋がっている。
内壁部61には、上下方向に配列された複数の孔部60aが形成されている。かかる孔部60aは、センターピラーインナ60の軽量化を目的としている。内壁部61の下端部には、孔部60aよりも大きい孔部60bが形成されている。かかる孔部60bは、センターピラー6の内部空間にシートベルト用のリトラクタを収容するためのものである。
内壁部61の上端部において、前後一対の谷壁部61d,61eの間で外方に張り出すように連結部61aと前後一対の側壁61b,61cとによって構成される溝部は、車両上部にいくほど谷壁部61d,61eに向かうとともに側壁61b,61cが無くなることによって収束しており、連結部61aは、前後一対の谷壁部61d,62eと繋がっている。
センターピラーインナ60の内壁部61は、正面視で車幅方向外方に凸となる湾曲(曲線)形状を呈する。詳細には、センターピラーインナ60の内壁部61は、当該内壁部61の上端部から後記するベルトラインBLに向かうにつれて、車幅方向外方に張り出しており、ベルトラインBLよりも下においては、鉛直方向に延びている。これは、車室空間を広く確保するためである。
≪センターピラーアウタ≫
センターピラーアウタ70は、前後方向かつ上下方向に延在する外壁部(車幅方向外壁部)71と、外壁部71の前端部から車幅方向内方に延設される前壁部72と、外壁部71の後端部から車幅方向内方に延設される後壁部73と、を一体に備える。
また、センターピラーアウタ70は、前壁部72の車幅方向内端部から前方に延設されるフランジ部74と、後壁部73の車幅方向内端部から後方に延設されるフランジ部75と、を一体に備える。
≪スチフナ≫
スチフナ80は、センターピラーインナ60及びセンターピラーアウタ70の間に介設される金属製の補強部材である。図3に示すように、スチフナ80は、前後方向かつ上下方向に延在する壁部81と、壁部81の前端部から延設される前壁部82と、壁部81の後端部から延設される後壁部83と、を一体に備える。また、スチフナ80は、前壁部82の先端部から前方に延設されるフランジ部84と、後壁部83の先端部から後方に延設されるフランジ部85と、を一体に備える。
フランジ部64、フランジ部74及びフランジ部84は、少なくとも2部品以上が溶接等によって接合される接合部を有する。かかる接合部は、フランジ部64,74,84に沿って上下方向に並ぶ複数個所に設けられている。フランジ部65、フランジ部75及びフランジ部85は、少なくとも2部品以上が溶接等によって接合される接合部を有する。かかる接合部は、フランジ部65,75,85に沿って上下方向に並ぶ複数個所に設けられている。
センターピラーインナ60の内壁部61の下端部は、フランジ部25及びフランジ部35によって挟持されている。センターピラーアウタ70における外壁部71の下端部及びスチフナ80における壁部81の下端部は、サイドシルアウタ30における外壁部31の車幅方向外面に対して溶接等によって接合されている。スチフナ80における前壁部82及び後壁部83の下端部は、サイドシルアウタ30における上壁部33の上面に対して溶接等によって接合されている。スチフナ80におけるフランジ部84,85の下端部は、サイドシルアウタ30におけるフランジ部35の車幅方向外面に対して溶接等によって接合されている。センターピラーアウタ70における外壁部71の上端部は、ルーフサイドレール5と一体成形されることによって当該ルーフサイドレール5と繋がっている。かかるルーフサイドレール5は、車幅方向外方及び上方から覆うように屈曲形成されており、ルーフパネル6に対して溶接等によって接合されている。
≪スチフナの上端部≫
図4に示すように、スチフナ80の上端部は、前後方向かつ上下方向に延在する壁部81のうち、後記する谷部81d,81eを有していない。すなわち、スチフナ80の上端部において、谷部81dは、連結壁部81b及び前壁部82とともに構成する溝部が車両の上部にいくほど連結壁部81b及び前壁部82がフランジ部84に向かって無くなることによって収束しており、谷部81dは、フランジ部84と面一となっている。また、スチフナ80の上端部において、谷部81eは、連結壁部81c及び前壁部83とともに構成する溝部が車両の上部にいくほど連結壁部81c及び前壁部83がフランジ部85に向かって無くなることによって収束しており、谷部81eは、フランジ部85と面一となっている。
スチフナ80の上端部の上部80aは、ルーフサイドレールアウタ50における外壁部51の車幅方向外面に対して溶接等によって接合されている。スチフナ80の上端部の下部80bは、ルーフサイドレールインナ40におけるフランジ部44の車幅方向外面、及び、ルーフサイドレールアウタ50におけるフランジ部54の車幅方向外面に対して溶接等によって接合されている。
このように、スチフナ80は、当該スチフナ80の上端部がルーフサイドレール5に対して車幅方向外側から結合されているので、センターピラー8に側突荷重が入力された場合において、側突荷重がスチフナ80からルーフサイドレール5の順番に圧縮方向に伝達されるため、スチフナ80とルーフサイドレール5との溶接等による接合が剥がれにくくなっている。
≪スチフナの形状(ベルトラインよりも上方)≫
図5から図8に示すように、スチフナ80は、当該スチフナ80のベルトライン上部(ベルトラインBLよりも上方。スチフナ80においてベルトライン上部となる部位をスチフナ上部80Uともいう)では、平面視で略W字形状を呈する。
壁部81は、前後方向中間部の山壁部(山部)81aと、山壁部81aの前端部から車幅方向内方に延設される連結壁部(脚部)81bと、山壁部81aの後端部から車幅方向内方に延設される連結壁部(脚部)81cと、を一体に備える。また、壁部81は、連結壁部81bの車幅方向内端部から前方に延設される谷部81dと、連結壁部81cの車幅方向内端部から後方に延設される谷部81eと、を一体に備える。すなわち、山壁部81aは、前後一対の谷部81d,81eに対して、車幅方向外方に張り出しており、前後一対の谷部81d,81eは、山壁部81aに対して、車幅方向内方に窪んでいる。
谷部81dの前端部は、前壁部82と繋がっており、谷部81eの後端部は、後壁部83と繋がっている。
山壁部81aは、センターピラーアウタ70における外壁部71の車幅方向内面に対峙する(好ましくは、当接する)。
前後一対の谷部81d,81eは、少なくともスチフナ80のベルトライン上部(ベルトラインBLよりも上方)と上端部(近傍)との間に形成され、スチフナ80のベルトラインBL及び上端部において、山壁部81a側に収束している(上端部における図5参照)。前後一対の谷部81d,81eは、スチフナ80のベルトラインBL及び上端部の間の高さにおいて、最も深い最深部A1を構成する(図7参照)。また、前後一対の谷部81d,81eは、最深部A1からスチフナ80のベルトラインBL及び上端部にいくほど、車幅方向の窪みが徐々に浅くなる徐変部A2,A3を構成する(図6及び図8参照)。
図7に示すように、前後一対の谷部81d,81eは、最深部A1において、センターピラーインナ60の内壁部61に対して、接着剤(接着層)Gによって接着・結合されている。
谷部81d,81e及び谷壁部61d,61eが互いに密着すると、密着部から余分な接着剤Gが押し出されて周辺の空隙に移動するため、接着剤Gは、谷部81d,81e及び谷壁部61d,61eの前端部及び後端部が交差する折り曲げ部(曲げ稜線部)を越えて、連結壁部81bと側壁61b、前壁部82と前壁部62、連結壁部81cと側壁61c、後壁部83と後壁部62、を互いに接着する(図7参照)。
接着剤Gは、構造用接着剤であり、高靭性タイプ又は高粘度タイプであることが望ましい。高靭性タイプである場合には、接着剤Gは、車体の捻じれ等による接着剤の割れを好適に防止し、接着の耐久性を向上することができる。高粘度タイプである場合には、接着剤Gは、谷部81d,81eのように張り出した部位に塗布される場合でも、当該接着剤Gの垂れを防止することができる。
≪スチフナの形状(ベルトラインよりも下方)≫
図9及び図10に示すように、スチフナ80は、ベルトライン下部(ベルトラインBLよりも下方。スチフナ80においてベルトライン下部となる部位をスチフナ下部80Lともいう)では、平面視で略ハット形状を呈する。すなわち、連結壁部81b,81cが、互いに離間するとともに、谷部81d,81eが、車幅方向の窪みが徐々に浅くなり、連結壁部81b,81cだった部位が、壁部81(山壁部81a)とフランジ部84,85とを繋ぐ前壁部82及び後壁部83を構成する。
図9に示すように、スチフナ80の内壁部(車幅方向内壁部)81及び後壁部83には、車載部品(ナット)12が設けられており、センターピラーアウタ70の外壁部71及び後壁部73には、車載部品(例えば、ドアヒンジ用のブラケット等)11が結合(例えば、ボルト締結による固定)されている。
連結壁部81b,81cの板厚は、山壁部81a及び谷部81d,81eの少なくとも一方の板厚よりも大きいことが望ましい。
本実施形態では、連結壁部81b,81cの板厚は、谷部81d,81e板厚よりも大きい。
<シート取付ブラケット>
図1及び図2に示すように、シート取付ブラケット9は、車室内のシートが取り付けられるブラケットであって、正面視でクロスメンバ4の車幅方向端部及びサイドシルインナ20によって構成される隅部を補強する金属製の骨格部材である。
シート取付ブラケット9は、側面視で下側に開口を有する略コ字断面形状を呈し、かつ、平面視で車幅方向外側に開口を有する略コ字断面形状を呈する。シート取付ブラケット9の下端部は、クロスメンバ4に対して溶接等によって接合されており、シート取付ブラケット9の車幅方向外端部は、サイドシルインナ20に対して溶接等によって接合されている。
<ルーフアーチ接続ブラケット>
ルーフアーチ接続ブラケット10は、センターピラーインナ60をルーフアーチ7に接続するブラケットであって、正面視でルーフアーチ7の車幅方向端部及びセンターピラーインナ60によって構成される隅部を補強する金属製の骨格部材である。ルーフアーチ接続ブラケット10は、側面視で上側に開口を有する略コ字断面形状を呈し、かつ、平面視で車幅方向外側に開口を有する略コ字断面形状を呈する。ルーフアーチ接続ブラケット10の上端部は、ルーフアーチ7に溶接等によって接合されており、ブラケット10の車幅方向外端部は、センターピラーインナ60の上端部に溶接等によって接合されている。
本発明の実施形態に係る車体側部構造1は、車両の上方かつ側方において当該車両の前後方向に延びるルーフサイドレール5と、前記ルーフサイドレール5から前記車両の下方に延びる、センターピラーアウタ70及びセンターピラーインナ60の組立体であるセンターピラー8と、前記センターピラー8の内部において前記車両の上下方向に延びるスチフナ80と、を備える車体側部構造1であって、前記スチフナ80は、前記センターピラー8の高さ方向中間部よりも上方に設けられたスチフナ上部80Uを有し、前記スチフナ上部80Uの上端部は、前記ルーフサイドレール5に対して、車幅方向外側から結合されており、前記スチフナ上部80Uは、前記車両の上下方向に延びて、車幅方向内方に窪む谷部81d,81eを備え、前記谷部81d,81eは、前記スチフナ上部80Uの上端部及び下端部から上下方向中間部に向かうにつれて窪みが深くなることを特徴とする。
したがって、車体側部構造1は、スチフナ80の長手方向に沿って伸びて車幅方向内方に窪む谷部81d,81eが、例えばセンターピラー8の三点曲げにおいて最も強化すべきベルトライン上部の上下方向の中間部において、最も深くなるように設けられ、上端部及び下端部にいくほど次第に強化が必要でなくなるので、浅く設定されるように室内側に突出させることで、スチフナ80が小型化されてセンターピラー8の軽量化及び高剛性化を実現することができる。
また、車体側部構造1は、側突荷重によるセンターピラー8の変形及びルーフサイドレール5からの剥がれを好適に防止することができる。
しかも、車体側部構造1は、スチフナ80に作用する応力が、ルーフサイドレール5に外側に押し付けるような伝達経路(圧縮荷重で伝達)となり、側突荷重によるスチフナ80の剥がれを好適に防止することができる。
また、車体側部構造1は、前記高さ方向中間部が、前記車両のベルトラインBLであることを特徴とする。
したがって、車体側部構造1は、センターピラー8のベルトライン上部を前後方向に細くして視界確保を行うとともに、センターピラー8のベルトライン下部を前後方向に太くしてドア取付を好適に行うことができる。
また、車体側部構造1は、前記スチフナ上部80Uが、前後一対の前記谷部81d,81eと、前後一対の前記谷部81d,81eの間において、車幅方向外方に張り出す山部(山壁部81a)と、を備え、前記谷部81d,81eは、前記スチフナ上部80Uの上端部において、前記山部側に収束しており、前記スチフナ上部80Uの上端部は、前記ルーフサイドレール5の車幅方向外壁部(外壁部51)に結合されていることを特徴とする。
したがって、車体側部構造1は、山部81a及び谷部81d,81eがセンターピラー8の車幅方向の幅一杯に形成されることによって、側突荷重をより好適に支持することができる。かかる山部81aは、スチフナ80の上端部からルーフサイドレール5へ側突荷重を好適に伝達することができるとともに、当該山部81aの前後に一対の谷部81d,81eが形成されることによって、例えば前後幅が狭いベルトライン上部において、センターピラー8の断面一杯にスチフナ80の断面を増加させることができる。
また、車体側部構造1は、前記スチフナ上部80Uの上端部の上部80aが、前記ルーフサイドレール5の車幅方向外壁部に結合されており、前記スチフナ上部80Uの上端部の下部80bは、前記ルーフサイドレール5の下壁部42,52から下方に延設されるフランジ部44,54に結合されていることを特徴とする。
したがって、車体側部構造1は、谷部81d,81eがスチフナ上部80Uの上端部において山部81a側に収束することで、フランジ部44,54に対するスチフナ80の結合面積を大きく確保することができ、スチフナ80とルーフサイドレール5とを強固に結合することができる。
また、車体側部構造1は、前記スチフナ80が、前記山部と前後一対の前記谷部とを繋ぐ前後一対の脚部(連結壁部81b,81c)を備えることを特徴とする。
したがって、車体側部構造1は、例えば脚部の板厚を山部81a及び谷部81d,81eの少なくとも一方の板厚よりも大きくすることによって、側突荷重に対する脚部の剛性及び強度を向上することができるとともに、山部81a及び谷部81d,81eの少なくとも一方を脚部よりも薄くすることによって、側突性能及び軽量化を実現することができる。
また、車体側部構造1は、前記センターピラー8の前記車幅方向内壁部(内壁部61)が、正面視で車幅方向外方に凸となる湾曲形状を呈し、前記スチフナ80の前後一対の前記谷部と前記センターピラー8の前記車幅方向内壁部とは、接着によって結合されていることを特徴とする。
したがって、車体側部構造1は、組立時に湾曲形状と谷部とを当接させると、余分な接着剤Gを徐変部A2,A3へ逃がすため、部品バラツキに影響されずに、センターピラー8の車幅方向内壁部とスチフナ80とを確実かつ強固に結合することができる。
また、車体側部構造1は、スチフナ80の内側への凸形状の頂点とセンターピラーインナ60の外側への凸形状の頂点とが接着されるため、ロールオーバーによってルーフサイドレール5に入力された荷重を、スチフナ80を介してセンターピラーアウタ70及びセンターピラーインナ60に分散することができる。
また、車体側部構造1は、前記センターピラー8の前記車幅方向内壁部が、車幅方向内方に窪む前後一対の谷壁部61d,61eを備え、前記スチフナ80の前後一対の前記谷部と前記センターピラー8の前後一対の前記谷壁部61d,61eとは、接着によって結合されていることを特徴とする。
したがって、車体側部構造1は、スチフナ80の谷部とセンターピラー8の谷壁部61d,61eとを容易に組み付けることができ、接着結合によってスチフナ80の補強効果を一層高め、センターピラー8の断面が細い構造であっても側突性能の向上を実現することができる。
また、車体側部構造1は、前記車両の上端部において車幅方向に延びるルーフアーチ7を備え、前記センターピラー8の前記車幅方向内壁部(谷壁部)は、前記ルーフサイドレール5の車幅方向内側において(ルーフアーチ接続ブラケット10を介して)前記ルーフアーチ7に結合されていることを特徴とする。
したがって、車体側部構造1は、ロールオーバーによってルーフサイドレール5からの入力荷重をスチフナ80からセンターピラーインナ60の谷壁部(車幅方向内壁部)へ伝達させることによって、車両の強度及び剛性を向上することができる。
また、車体側部構造1は、前記車両の下方かつ側方において、当該車両の前後方向に延びるサイドシル2を備え、前記センターピラー8の下端部は、前記サイドシル2に結合されており、前記スチフナ80は、前記センターピラー8の上端部から前記サイドシル2まで連続しており、前記谷部は、前記スチフナ上部80Uの上下方向中間部から前記高さ方向中間部に向けて、前記山部側に収束していることを特徴とする。
したがって、車体側部構造1は、高さ方向中間部よりも上方(例えば、ベルトライン上部)では略W字断面形状、高さ方向中間部よりも下方(例えば、ベルトライン下部)では略ハット断面形状という、上下方向に異形となる断面形状を呈するスチフナ80を容易に製造することができ、センターピラー8の断面に好適に対応することができる。
また、車体側部構造1は、前記山部81aが、前記スチフナ80の前記高さ方向中間部よりも下に設けられたスチフナ下部80Lまで形成されており、前記スチフナ下部80Lの前記山部81aには、前記センターピラー8の前記車幅方向外壁部が結合されているとともに、前記車幅方向外壁部との結合部位において、車載部品12が固定されていることを特徴とする。
したがって、車体側部構造1は、車載部品11によって、センターピラー8の断面強度(断面を変形させようとする荷重に対する強度)を向上することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変形可能である。例えば、センターピラー8の高さ方向中間部は、ベルトラインBLに限定されず、谷部81d,81eの最深部A1がベルトラインBLとセンターピラー8の上端部との上下方向中間部にあればよい。また、スチフナ80の谷部は、一つであってもよい。また、本発明の車体側部構造は、車両のセンターピラーに限定されず、車両のリアピラーに適用することも可能である。
1 車体側部構造
2 サイドシル
3 フロアパネル
5 ルーフサイドレール
7 ルーフアーチ
8 センターピラー(ピラー)
10 ルーフアーチ接続ブラケット
60 センターピラーインナ
61 内壁部(車幅方向内壁部)
61a 連結部
61b,61c 側壁
61d,61e 谷壁部
70 センターピラーアウタ
71 外壁部(車幅方向外壁部)
80 スチフナ
80U スチフナ上部(スチフナ80においてベルトライン上部となる部位)
80L ベルトライン下部(スチフナ80においてベルトライン下部となる部位)
80a 上端部の上部
80b 上端部の下部
81 壁部
81a 山壁部(山部)
81b,81c 連結壁部(脚部)
81d,81e 谷部
A1 最深部
A2,A3 徐変部
BL ベルトライン(高さ方向中間部)
G 接着剤(接着層)

Claims (10)

  1. 車両の上方かつ側方において当該車両の前後方向に延びるルーフサイドレールと、
    前記ルーフサイドレールから前記車両の下方に延びる、センターピラーアウタ及びセンターピラーインナの組立体であるセンターピラーと、
    前記センターピラーの内部において前記車両の上下方向に延びるスチフナと、
    を備える車体側部構造であって、
    前記スチフナは、前記センターピラーの高さ方向中間部よりも上方に設けられたスチフナ上部を有し、
    前記スチフナ上部の上端部は、前記ルーフサイドレールに対して、車幅方向外側から結合されており、
    前記スチフナ上部は、前記車両の上下方向に延びて、車幅方向内方に窪む谷部を備え、
    前記谷部は、前記スチフナ上部の上端部及び下端部から上下方向中間部に向かうにつれて窪みが深くなる
    ことを特徴とする車体側部構造。
  2. 前記高さ方向中間部は、前記車両のベルトラインである
    ことを特徴とする請求項1に記載の車体側部構造。
  3. 前記スチフナ上部は、
    前後一対の前記谷部と、
    前後一対の前記谷部の間において、車幅方向外方に張り出す山部と、
    を備え、
    前記谷部は、前記スチフナ上部の上端部において、前記山部側に収束しており、
    前記スチフナ上部の上端部は、前記ルーフサイドレールの車幅方向外壁部に結合されている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車体側部構造。
  4. 前記スチフナ上部の上端部の上部は、前記ルーフサイドレールの車幅方向外壁部に結合されており、
    前記スチフナ上部の上端部の下部は、前記ルーフサイドレールの下壁部から下方に延設されるフランジ部に結合されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の車体側部構造。
  5. 前記スチフナは、前記山部と前後一対の前記谷部とを繋ぐ前後一対の脚部を備える
    ことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載に車体側部構造。
  6. 前記センターピラーの前記車幅方向内壁部は、正面視で車幅方向外方に凸となる湾曲形状を呈し、
    前記スチフナの前後一対の前記谷部と前記センターピラーの前記車幅方向内壁部とは、接着によって結合されている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車体側部構造。
  7. 前記センターピラーの前記車幅方向内壁部は、車幅方向内方に窪む前後一対の谷壁部を備え、
    前記スチフナの前後一対の前記谷部と前記センターピラーの前後一対の前記谷壁部とは、接着によって結合されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の車体側部構造。
  8. 前記車両の上端部において車幅方向に延びるルーフアーチを備え、
    前記センターピラーの前記車幅方向内壁部は、前記ルーフサイドレールの車幅方向内側において前記ルーフアーチに結合されている
    ことを特徴とする請求項7に記載の車体側部構造。
  9. 前記車両の下方かつ側方において、当該車両の前後方向に延びるサイドシルを備え、
    前記センターピラーの下端部は、前記サイドシルに結合されており、
    前記スチフナは、前記センターピラーの上端部から前記サイドシルまで連続しており、
    前記谷部は、前記スチフナ上部の上下方向中間部から前記高さ方向中間部に向けて、前記山部側に収束している
    ことを特徴とする請求項3に記載の車体側部構造。
  10. 前記山部は、前記スチフナの前記高さ方向中間部よりも下に設けられたスチフナ下部まで形成されており、
    前記スチフナ下部の前記山部には、前記センターピラーの前記車幅方向外壁部が結合されているとともに、前記車幅方向外壁部との結合部位において、車載部品が固定されている
    ことを特徴とする請求項9に記載の車体側部構造。
JP2019088586A 2019-05-08 2019-05-08 車体側部構造 Active JP6956141B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019088586A JP6956141B2 (ja) 2019-05-08 2019-05-08 車体側部構造
US16/861,880 US11254364B2 (en) 2019-05-08 2020-04-29 Vehicle body side structure
MYPI2020002201A MY195323A (en) 2019-05-08 2020-05-04 Vehicle Body Side Structure
CN202010384564.5A CN111907602B (zh) 2019-05-08 2020-05-08 车身侧部构造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019088586A JP6956141B2 (ja) 2019-05-08 2019-05-08 車体側部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020183188A true JP2020183188A (ja) 2020-11-12
JP6956141B2 JP6956141B2 (ja) 2021-10-27

Family

ID=73045343

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019088586A Active JP6956141B2 (ja) 2019-05-08 2019-05-08 車体側部構造

Country Status (4)

Country Link
US (1) US11254364B2 (ja)
JP (1) JP6956141B2 (ja)
CN (1) CN111907602B (ja)
MY (1) MY195323A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023066243A (ja) * 2021-10-28 2023-05-15 トヨタ自動車株式会社 車両側部構造
US11679810B2 (en) 2021-03-29 2023-06-20 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle body side structure

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020090916A1 (ja) * 2018-10-31 2020-05-07 日本製鉄株式会社 自動車骨格部材
JP2022077269A (ja) * 2020-11-11 2022-05-23 三菱自動車工業株式会社 車両側部の構造
JP7307043B2 (ja) * 2020-12-09 2023-07-11 トヨタ自動車株式会社 車体
CN112874639B (zh) * 2021-02-26 2023-03-24 重庆长安汽车股份有限公司 一种汽车前后纵梁连接件总成
FR3135952B1 (fr) * 2022-05-24 2024-04-12 Psa Automobiles Sa Structure de caisse de véhicule automobile à déformation contrôlée de l’arc pavillon en cas de choc frontal

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004314845A (ja) * 2003-04-17 2004-11-11 Kikuchi Co Ltd 車両のセンターピラー構造
WO2011024552A1 (ja) * 2009-08-26 2011-03-03 本田技研工業株式会社 自動車の上部車体構造
JP2013233838A (ja) * 2012-05-08 2013-11-21 Mazda Motor Corp 車両用フレーム構造
WO2015146903A1 (ja) * 2014-03-25 2015-10-01 本田技研工業株式会社 車体側部構造

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4465599B2 (ja) * 2004-09-10 2010-05-19 スズキ株式会社 センターピラー上部の接合構造
JP2009292367A (ja) * 2008-06-06 2009-12-17 Kanto Auto Works Ltd 2ドア車のセンターピラー構造
JP5407372B2 (ja) * 2009-01-30 2014-02-05 マツダ株式会社 車両の側部車体構造
DE102016118366A1 (de) 2016-09-28 2018-03-29 Bayerische Motoren Werke Ag Strukturbauteil für eine kraftfahrzeugkarosserie

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004314845A (ja) * 2003-04-17 2004-11-11 Kikuchi Co Ltd 車両のセンターピラー構造
WO2011024552A1 (ja) * 2009-08-26 2011-03-03 本田技研工業株式会社 自動車の上部車体構造
JP2013233838A (ja) * 2012-05-08 2013-11-21 Mazda Motor Corp 車両用フレーム構造
WO2015146903A1 (ja) * 2014-03-25 2015-10-01 本田技研工業株式会社 車体側部構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11679810B2 (en) 2021-03-29 2023-06-20 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle body side structure
JP2023066243A (ja) * 2021-10-28 2023-05-15 トヨタ自動車株式会社 車両側部構造
JP7392702B2 (ja) 2021-10-28 2023-12-06 トヨタ自動車株式会社 車両側部構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP6956141B2 (ja) 2021-10-27
US11254364B2 (en) 2022-02-22
CN111907602A (zh) 2020-11-10
MY195323A (en) 2023-01-13
US20200353989A1 (en) 2020-11-12
CN111907602B (zh) 2023-02-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6956141B2 (ja) 車体側部構造
US9884649B2 (en) Lower vehicle-body structure of automotive vehicle
US10618570B2 (en) Lower vehicle-body structure of automotive vehicle
US8393673B2 (en) Front vehicle-body structure of vehicle
US9381944B2 (en) Upper vehicle-body structure of automotive vehicle provided with sun roof
JP4286884B2 (ja) 自動車の車体構造
CN104340276B (zh) 车辆车身
WO2011074527A1 (ja) 車体フロア構造
JP4384206B2 (ja) 自動車の車体構造
US6983981B2 (en) Vehicle body structure
US20110156446A1 (en) Vehicle body forward portion structure
CN108725588B (zh) 车身底板构造
EP1741619B1 (en) Underbody structure of sliding-door vehicle
JP2009137467A (ja) 自動車のピラー構造
CN210734286U (zh) 车辆侧部构造
CN107444493B (zh) 用于机动车的车身结构
JP4348983B2 (ja) 自動車の前部車体構造
CN112977633A (zh) 车辆的门槛刚度加强结构及其制造方法
JP2003002236A (ja) 自動車の車体上部構造
JP6942156B2 (ja) センターピラー製造方法
EP3753816A1 (en) Upper vehicle-body structure, vehicle and method of providing or producing the same
JP2014104836A (ja) 車体側部構造
JP6221164B2 (ja) 車体構造
JP5504014B2 (ja) 車両の車体側部構造
JP4577129B2 (ja) スライドドア車の下部車体構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200124

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210302

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210430

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210907

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211004

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6956141

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150