JP6713497B2 - 車両用センタピラー - Google Patents

車両用センタピラー Download PDF

Info

Publication number
JP6713497B2
JP6713497B2 JP2018039647A JP2018039647A JP6713497B2 JP 6713497 B2 JP6713497 B2 JP 6713497B2 JP 2018039647 A JP2018039647 A JP 2018039647A JP 2018039647 A JP2018039647 A JP 2018039647A JP 6713497 B2 JP6713497 B2 JP 6713497B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
center pillar
pair
portions
bead portions
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2018039647A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019151293A (ja
Inventor
幸泰 大西
幸泰 大西
直人 谷山
直人 谷山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Industries Corp, Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Industries Corp
Priority to JP2018039647A priority Critical patent/JP6713497B2/ja
Priority to CN201910137376.XA priority patent/CN110228534B/zh
Priority to US16/291,227 priority patent/US10814915B2/en
Publication of JP2019151293A publication Critical patent/JP2019151293A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6713497B2 publication Critical patent/JP6713497B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/04Door pillars ; windshield pillars
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D21/00Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted
    • B62D21/15Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted having impact absorbing means, e.g. a frame designed to permanently or temporarily change shape or dimension upon impact with another body
    • B62D21/157Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted having impact absorbing means, e.g. a frame designed to permanently or temporarily change shape or dimension upon impact with another body for side impacts

Description

本発明は、車両用センタピラーに関するものである。
車体側部に上下方向に配置される車両用センタピラーに関する技術が種々提案されている。例えば、下記特許文献1に記載された車両用構造体では、車体を構成するセンタピラーにはワイヤーハーネスを外部に導出するための導出開口が、ピラーインナの長手方向の中間部に設けられ、導出開口の縁部に車両の内側から外側に向けて窪む突出部が設けられる。また、シートベルトリトラクタ等の部品を取り付けるための取付開口が、ピラーインナの長手方向下端部に設けられ、取付開口の縁部に車両の内側から外側に向けて窪む突出部が設けられる。各突出部は構造部材の長手方向に沿って設けられるように構成されている。
特開2011−218897号公報
前記特許文献1に記載された車両用構造体では、車体の横方向から大きな荷重が作用する車両の側面衝突時やルーフクラッシュ時等に、ピラーインナの各開口の周縁部を車室外側に向けて変形させて、車室内側の空間が減少するような変形を抑制することができる。しかしながら、近年はルーフクラッシュに対して更に高い性能が要求され、より高荷重でセンタピラーを車室内側に向けて変形させた場合には、長手方向下端部の断面崩れによってシートベルトリトラクタ等を取り付けるための取付開口の周縁部が車室内側に向けて変形する虞がある。その結果、ルーフクラッシュの更に高い性能の要求に対して、シートベルトリトラクタ等が配置される閉断面の断面崩れを抑制することが難しいという問題がある。
そこで、本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、ルーフクラッシュの更に高い性能の要求に対して、シートベルトリトラクタ等が配置される閉断面の断面崩れを抑制することができる車両用センタピラーを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の第1の発明は、車両側部に上下方向に配置される車両用センタピラーであって、車幅方向外側に配置される断面ハット形状で長尺状のアウタパネルと、前記アウタパネルの車幅方向内側に配置されて、両側縁部から外側に向かって屈曲された第2フランジ部が前記アウタパネルの両側縁部から車両前後方向外側に向かって屈曲された第1フランジ部に溶接によって接合されて閉断面を形成する長尺状のインナパネルと、を備え、前記インナパネルは、車両上下方向下端部に形成されて前記閉断面内に所定部品を配置する取付用開口部と、車両上下方向において、上端部から前記取付用開口部の周縁部まで両側縁部に形成された一対の縦長ビード部と、前記取付用開口部の車両上下方向上側の近傍位置に形成されて、一対の前記縦長ビード部を車両前後方向に沿って連結する補強用連結ビード部と、を有する、車両用センタピラーである。
次に、本発明の第2の発明は、上記第1の発明に係る車両用センタピラーにおいて、一対の前記縦長ビード部と前記補強用連結ビード部とは、車幅方向において同じ方向に突出している、車両用センタピラーである。
次に、本発明の第3の発明は、上記第1の発明又は第2の発明に係る車両用センタピラーにおいて、前記補強用連結ビード部は、車両上下方向に並んで複数設けられている、車両用センタピラーである。
第1の発明によれば、インナパネルの車両上下方向下端部に形成された取付用開口部の上側の近傍位置には、両側縁部に形成された一対の縦長ビード部を車両前後方向に沿って連結する補強用連結ビード部が設けられている。これにより、ルーフクラッシュの更に高い性能の要求に対して、シートベルトリトラクタ等の所定部品が、取付用開口部を介して配置される閉断面の断面崩れを抑制することができ、ルーフクラッシュ性能を簡易な構成で向上させることができる。また、補強用連結ビード部は、取付用開口部の上側の近傍位置に形成されるため、ルーフクラッシュ及び車両の側面衝突時における応力集中を避けることができ、車両用センタピラーが補強用連結ビード部が形成された位置から折れ曲がることを抑止することができる。
第2の発明によれば、一対の縦長ビード部と補強用連結ビード部とは、車幅方向において同じ方向に突出しているため、プレス成形によって容易に形成することができ、製造コストの削減化を図ることができる。
第3の発明によれば、補強用連結ビード部は、車両上下方向に並んで複数設けられているため、シートベルトリトラクタ等の所定部品が、取付用開口部を介して配置される閉断面の断面崩れを更に抑制することができ、ルーフクラッシュ性能を簡易な構成で向上させることができる。
本実施形態に係る車両用センタピラーの車両内方側から見た正面図である。 図1のII−II矢視断面図である。 図1のIII−III矢視断面図である。 図1のIV−IV矢視断面図である。 ルーフクラッシュの解析条件の概念を示す図である。 図1のIII−III矢視断面の断面崩れ変位を示す説明図である。
以下、本発明に係る車両用センタピラーを具体化した一実施形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。先ず、車両用センタピラー1の概略構成について図1乃至図4に基づいて説明する。尚、各図に適宜に示される矢印FRは、車両前方側を示し、又、矢印UPは車両上方側を示している。更に、矢印INは、車幅方向内側を示している。以下の説明において、方向に関する記述は、この方向を基準として行うものとする。
図1及び図2に示すように、車両用センタピラー1は、車両用センタピラー1の車幅方向外側部を構成する長尺状のアウタパネル11と、車両用センタピラー1の車幅方向内側部を構成する長尺状のインナパネル12と、アウタパネル11の内側に沿って配置される長尺状のピラーリインフォースメント13と、アウタパネル11とピラーリインフォースメント13との間に配設される長尺状の第1リインフォースメント15と、第1リインフォースメント15とピラーリインフォースメント13との間に配設される長尺状の第2リインフォースメント16と、を有している。
アウタパネル11は、車幅方向内側に開口する断面ハット形状に形成されており、開口側の車両前後方向の両側縁部に一対配置され車両前後方向に延出される第1フランジ部11Cと、一対の第1フランジ部11Cの間に配置され第1フランジ部11Cからそれぞれ車幅方向外側へ立ち上がる一対の第1縦壁部11Bと、各第1縦壁部11Bの車幅方向外側端をつなぐ第1底壁部11Aとを有している。また、インナパネル12は、車両前後方向の両側縁部に配置され車両前後方向に延出される第2フランジ部12Cと、第2フランジ部12Cに車両前後方向両端が接続される基壁部12Aとを有している。
また、ピラーリインフォースメント13は、アウタパネル11の内側に長手方向に沿って配置されて、車幅方向内側に開口する断面ハット形状に形成されている。ピラーリインフォースメント13は、開口側の車両前後方向の両側縁部に一対配置され車両前後方向に延出される第3フランジ部13Cと、一対の第3フランジ部13Cの間に配置され第3フランジ部からそれぞれ車幅方向外側へ立ち上がる一対の第3縦壁部13Bと、各第3縦壁部13Bの車幅方向外側端をつなぐ第3底壁部13Aとを有している。
そして、インナパネル12の各第2フランジ部12Cは、ピラーリインフォースメント13の各第3フランジ部13Cを間に挟んで、アウタパネル11の各第1フランジ部11Cに車幅方向に重ね合わされて、スポット溶接によって溶接接合されて一対のフランジ接合部18を形成し、閉断面19を形成している。尚、図1において、黒丸印により溶接個所を示している。図2及び図3において、×印により溶接個所を示している。また、スポット溶接に限らず、レーザ溶接等、他の溶接によって溶接接合されてもよい。
また、第1リインフォースメント15は、車幅方向内側に開口する浅い断面略コの字状に形成されており、車両前後方向前側の側壁部15Bが、アウタパネル11の車両前後方向前側の第1フランジ部11Cから車幅方向外側へ立ち上がる第1縦壁部11Bの内側面に当接されて、スポット溶接によって溶接接合されている。また、第2リインフォースメント16は、車幅方向内側に開口する浅い断面略コの字状に形成されており、底壁部16Aの車両前後方向中央部に車幅方向内側に突出する凸部16Bが形成されている。
そして、第2リインフォースメント16の底壁部16Aは、第1リインフォースメント15の底壁部15Aの内側面に当接されて、レーザ溶接による点溶接によって溶接接合されている。また、第2リインフォースメント16の凸部16Bは、ピラーリインフォースメント13の底壁部13Aの外側面に当接されて、レーザ溶接による点溶接によって溶接接合されている。
従って、長尺状の車両用センタピラー1は、車両上下方向へ延びる閉断面構造に形成され、内側に一つの閉空間を形成している。また、車両用センタピラー1は、アウタパネル11の上端に形成された略T字状の取付部21を介してルーフサイドレール22に接合されており、アウタパネル11とインナパネル12の下端に形成された正面視略T字状の取付部23を介してサイドシル25に接合され、車両上下方向に沿って配置されている。
アウタパネル11、ピラーリインフォースメント13、第1リインフォースメント15、及び、第2リインフォースメント16は、引張強度が980MPa以上(例えば、1180MPaである。)の高張力鋼板で常温プレス若しくはホットスタンプにより成形された鋼板部材である。
インナパネル12は、アウタパネル11の引張強度よりも小さい引張強度(例えば、590MPaである。)の高張力鋼板で常温プレスにより成形された鋼板部材である。インナパネル12の基壁部12Aは、図1に示すように、車両上下方向及び車両前後方向に沿って形成されている。この基壁部12Aは、車両上下方向において、車両前後方向に沿った幅がほぼ同じ幅に形成され、車両上下方向下端側において、下端に向かうに従って車両前後方向に沿った幅が広くなるように形成されている。
そして、基壁部12Aの車両上下方向下端側には、シートベルトリトラクタ等の部品を車両用センタピラー1の閉断面19内に配置するための正面視略矩形状の取付用開口部27が形成されている。取付用開口部27の車両上下方向上側の縁部には、車両前後方向略中央位置に、ボルト孔28が形成されている。このボルト孔28の裏側には、不図示のシートベルトリトラクタ等の部品を固定するためのナットが溶接等によって固着されて、ボルト止めが可能な構成になっている。また、基壁部12Aの車両上下方向略中央部(ベルトライン)と取付用開口部27との間には、車両用センタピラー1の剛性を高めるための各ビード31、32が形成されている。
基壁部12Aの車両前後方向の両側縁部には、車幅方向内側に突出する断面略コの字状の一対の縦長ビード部35が、車両上下方向上端部から下端部まで形成されている。一対の第2フランジ部12Cは、この一対の縦長ビード部35のそれぞれの車両前後方向外方の第2縦壁部35Aの先端縁部から車両前後方向外側へ屈曲する接合部として形成されている。
また、図1、図3及び図4に示すように、取付用開口部27の車両上下方向上側の近傍位置には、一対の縦長ビード部35を車両前後方向に沿って連結する補強用連結ビード部37が、車幅方向内側に突出して形成されている。尚、補強用連結ビード部37は、ベルトラインよりも車両上下方向下方で、可能な限り取付用開口部27に近い位置に形成されるのが好ましい。これにより、補強用連結ビード部37をルーフクラッシュ及び車両の側面衝突時に応力集中による折れ曲がりの起点にならない箇所に配置することが可能となる。
一対の縦長ビード部35の間に位置する基壁部12Aに対する補強用連結ビード部37の突出高さは、一対の縦長ビード部35における一対の縦長ビード部35の間に位置する基壁部12Aからの突出高さとほぼ同じ高さであることが好ましい。また、補強用連結ビード部37と一対の縦長ビード部35とは、車幅方向において同じ内側に突出している。尚、一対の縦長ビード部35が車幅方向外側に突出する場合には、補強用連結ビード部37も縦長ビード部35の突出高さと同じ突出高さで、車幅方向外側へ突出するように構成してもよい。
これにより、一対の縦長ビード部35と補強用連結ビード部37の車両前後方向両端部との間に稜線が形成されることを抑止し、ルーフクラッシュ及び車両の側面衝突時において、補強用連結ビード部37の車両前後方向両端部における応力集中を抑制することができる。また、インナパネル12の一対の縦長ビード部35と補強用連結ビード部37をプレス成形によって容易に形成することができ、製造コストの削減化を図ることができる。
次に、図1乃至図4に示す車両用センタピラー1のルーフクラッシュ性能について図5及び図6に基づいて説明する。図5に示すように、ルーフクラッシュの解析条件は、車両用センタピラー1の車両上下方向下端部をサイドシル25によって支持し、アウタパネル11の車両上下方向上端部に、圧子41を介して車幅方向斜め下内側に向かって荷重Wを負荷するものである。荷重Wは、ルーフクラッシュ試験荷重を模擬したものである。
図5に示すように、アウタパネル11の車両上下方向上端部に、圧子41を介して車幅方向斜め下内側に向かって荷重Wが負荷された場合、アウタパネル11、ピラーリインフォースメント13、第1リインフォースメント15、及び、第2リインフォースメント16のそれぞれの車両上下方向下部は引張側となり、インナパネル12の車両上下方向下部は圧縮側となる。そして、車両用センタピラー1は、例えば、インナパネル12の一対の縦長ビード部35が圧縮により座屈する際、一対の縦長ビード部35が断面線長のつじつまを合わせるように双方とも車両前後方向内側によって来る挙動を示す。
このとき、例えば、インナパネル12が補強用連結ビード部37を有しない場合、図6の一点鎖線で示すように、圧縮側となるインナパネル12の基壁部12Aが車両用センタピラー1の閉断面19の内側に向かって変形する。そのため、取付用開口部27を含む車両用センタピラー1の車両上下方向下端部において、閉断面19の断面崩れが発生する虞がある。
これに対し、本実施形態のインナパネル12は、車両上下方向下端部に形成された取付用開口部27の上側の近傍位置に、両側縁部に形成された一対の縦長ビード部35を車両前後方向に沿って連結する補強用連結ビード部37が設けられている。これにより、図6の実線で示すように、この補強用連結ビード部37の作用により、一対の縦長ビード部35が双方とも車両前後方向内側によって来るのを抑制し、インナパネル12の基壁部12Aが車両用センタピラー1の閉断面19の内側に向かって変形するのを抑止することができる。その結果、取付用開口部27を含む車両用センタピラー1の車両上下方向下端部において、閉断面19の断面崩れを抑制することができ、ルーフクラッシュ性能を簡易な構成で向上させることができる。
また、補強用連結ビード部37は、取付用開口部27の上側の近傍位置に形成されるため、ルーフクラッシュ及び車両の側面衝突時における応力集中を避けることができ、車両用センタピラー1が補強用連結ビード部37が形成された位置から折れ曲がることを抑止することができる。また、車両用センタピラー1は、例えば、アウタパネル11、ピラーリインフォースメント13、インナパネル12等の板厚を厚くして強度を増す等の重量増加につながるような変更、若しくは、材質を強くする等の製造コストの増加につながるような変更を施すことなく、ルーフクラッシュや車両の側面衝突時等に、取付用開口部27を含む車両用センタピラー1の閉断面19の断面崩れを抑制する構成を実現することができる。
本発明の車両用センタピラーは、前記実施形態で説明した構成、構造、外観、形状、処理手順等に限定されることはなく、本発明の要旨を変更しない範囲内で種々の変更、改良、追加、削除が可能である。尚、以下の説明において上記図1〜図6の前記実施形態に係る車両用センタピラー1の構成等と同一符号は、前記実施形態に係る車両用センタピラー1の構成等と同一あるいは相当部分を示すものである。
例えば、取付用開口部27の車両上下方向上側の近傍位置に、一対の縦長ビード部35を車両前後に沿って連結する補強用連結ビード部37が車両上下方向に並んで複数設けられるようにしてもよい。これにより、一対の縦長ビード部35が双方とも車両前後方向内側によって来るのを更に抑制し、インナパネル12の基壁部12Aが車両用センタピラー1の閉断面19の内側に向かって変形するのを抑止することができる。その結果、取付用開口部27を含む車両用センタピラー1の閉断面19の断面崩れを抑制することができ、ルーフクラッシュ性能を簡易な構成で更に向上させることができる。
また、一対の縦長ビード部35の間に位置する基壁部12Aに対する補強用連結ビード部37の突出高さは、一対の縦長ビード部35における一対の縦長ビード部35の間に位置する基壁部12Aからの突出高さとほぼ同じ高さでなくてもよく、補強用連結ビード部37の突出高さを、縦長ビード部35よりも高くしたり、低くしたりしてもよい。また、一対の縦長ビード部35の間に位置する基壁部12Aに対する突出方向についても、異なる方向に突出するように配置してもよい。このように構成した場合であっても、ルーフクラッシュや車両の側面衝突時等に、取付用開口部27を含む車両用センタピラー1の閉断面19の断面崩れを抑制する構成を実現することができる。
1 車両用センタピラー
11 アウタパネル
11C 第1フランジ部
12 インナパネル
12C 第2フランジ部
19 閉断面
27 取付用開口部
35 縦長ビード部
37 補強用連結ビード部

Claims (3)

  1. 車両側部に上下方向に配置される車両用センタピラーであって、
    車幅方向外側に配置される断面ハット形状で長尺状のアウタパネルと、
    前記アウタパネルの車幅方向内側に配置されて、両側縁部から外側に向かって屈曲された第2フランジ部が前記アウタパネルの両側縁部から車両前後方向外側に向かって屈曲された第1フランジ部に溶接によって接合されて閉断面を形成する長尺状のインナパネルと、
    を備え、
    前記インナパネルは、
    車両上下方向下端部に形成されて前記閉断面内に所定部品を配置する取付用開口部と、
    車両上下方向において、上端部から前記取付用開口部の周縁部まで両側縁部に形成された一対の縦長ビード部と、
    前記取付用開口部の車両上下方向上側の縁部における車両前後方向中央位置に形成されたボルト孔と、
    前記取付用開口部及び前記ボルト孔の車両上下方向上側の近傍位置に形成されて、一対の前記縦長ビード部を車両前後方向に沿って連結する補強用連結ビード部と、
    を有する、
    車両用センタピラー。
  2. 請求項1に記載の車両用センタピラーにおいて、
    一対の前記縦長ビード部と前記補強用連結ビード部とは、車幅方向において同じ方向に突出している、
    車両用センタピラー。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の車両用センタピラーにおいて、
    前記補強用連結ビード部は、車両上下方向に並んで複数設けられている、
    車両用センタピラー。
JP2018039647A 2018-03-06 2018-03-06 車両用センタピラー Expired - Fee Related JP6713497B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018039647A JP6713497B2 (ja) 2018-03-06 2018-03-06 車両用センタピラー
CN201910137376.XA CN110228534B (zh) 2018-03-06 2019-02-25 车辆中柱
US16/291,227 US10814915B2 (en) 2018-03-06 2019-03-04 Vehicle center pillar

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018039647A JP6713497B2 (ja) 2018-03-06 2018-03-06 車両用センタピラー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019151293A JP2019151293A (ja) 2019-09-12
JP6713497B2 true JP6713497B2 (ja) 2020-06-24

Family

ID=67844345

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018039647A Expired - Fee Related JP6713497B2 (ja) 2018-03-06 2018-03-06 車両用センタピラー

Country Status (3)

Country Link
US (1) US10814915B2 (ja)
JP (1) JP6713497B2 (ja)
CN (1) CN110228534B (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018220816A1 (ja) * 2017-06-02 2018-12-06 本田技研工業株式会社 車両のパネルおよびその製造方法
JP6713497B2 (ja) * 2018-03-06 2020-06-24 株式会社豊田自動織機 車両用センタピラー
JP7156045B2 (ja) 2019-01-11 2022-10-19 トヨタ自動車株式会社 車両用鋼板の接合構造
KR102644571B1 (ko) * 2019-05-13 2024-03-06 현대자동차주식회사 차체 보강 장치
US11117620B2 (en) * 2019-06-06 2021-09-14 Ford Global Technologies, Llc Vehicle body-in-white panel with reinforcing and energy absorbing structures

Family Cites Families (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7152914B2 (en) * 2005-03-21 2006-12-26 Gm Global Technology Operations, Inc. Vehicle center pillar structure
US7510234B2 (en) * 2006-08-09 2009-03-31 Nissan Technical Center North America, Inc. Vehicle frame structure
JP5407372B2 (ja) * 2009-01-30 2014-02-05 マツダ株式会社 車両の側部車体構造
JP5327614B2 (ja) * 2009-03-31 2013-10-30 スズキ株式会社 車体のピラー構造
JP2011218897A (ja) * 2010-04-06 2011-11-04 Toyota Motor Corp 車両用構造体
JP5120409B2 (ja) * 2010-04-13 2013-01-16 トヨタ自動車株式会社 車両用センターピラー
JP5533594B2 (ja) * 2010-11-25 2014-06-25 トヨタ自動車株式会社 車両のピラー構造
JP5686586B2 (ja) * 2010-12-13 2015-03-18 ユニプレス株式会社 自動車用車体骨格における補強構造
RU2014119970A (ru) * 2011-11-22 2015-12-27 Тойота Дзидося Кабусики Кайся Конструкция боковой части кузова транспортного средства
US8491047B1 (en) * 2012-01-23 2013-07-23 Nissan North America, Inc. Vehicle body structure
JP2013184508A (ja) 2012-03-06 2013-09-19 Toyota Motor Corp 車両のセンタピラー構造
JP5996352B2 (ja) * 2012-09-28 2016-09-21 ダイハツ工業株式会社 自動車のピラー補強構造
JP6136233B2 (ja) * 2012-12-19 2017-05-31 スズキ株式会社 車両のセンターピラー下部車体構造
JP6066317B2 (ja) * 2013-05-24 2017-01-25 スズキ株式会社 車両におけるピラー部とルーフ部下部との接合構造
JP2015044499A (ja) * 2013-08-28 2015-03-12 トヨタ自動車株式会社 車両の側部構造
JP2015058798A (ja) 2013-09-18 2015-03-30 トヨタ自動車株式会社 車両の側部構造
JP5983593B2 (ja) * 2013-12-24 2016-08-31 トヨタ自動車株式会社 車両側部構造
US9868470B2 (en) * 2014-03-25 2018-01-16 Honda Motor Co., Ltd Vehicle body side structure
JP2016097878A (ja) * 2014-11-25 2016-05-30 トヨタ自動車株式会社 車両側部構造
CN104590383A (zh) * 2015-01-30 2015-05-06 安徽机电职业技术学院 一种车身侧围加强及保护结构
US9630652B2 (en) * 2015-03-04 2017-04-25 Fca Us Llc Vehicle pillar reinforcement construction for side impact
CN204527334U (zh) * 2015-04-17 2015-08-05 郑州比克新能源汽车有限公司 一种电动汽车b柱内板结构
CN204895607U (zh) * 2015-07-29 2015-12-23 北京汽车股份有限公司 汽车门槛加强板总成以及汽车
CN205365747U (zh) * 2016-02-05 2016-07-06 丰田自动车株式会社 车辆的中柱
CN106043446A (zh) * 2016-06-08 2016-10-26 奇瑞汽车股份有限公司 一种一体式b柱加强板及其加工方法
JP2018001841A (ja) * 2016-06-28 2018-01-11 ダイハツ工業株式会社 車両のセンターピラーインナ
JP6421803B2 (ja) * 2016-09-08 2018-11-14 トヨタ自動車株式会社 車両側部構造
CN107487371B (zh) * 2016-12-26 2020-08-18 宝沃汽车(中国)有限公司 B柱以及车身和车辆
JP6581623B2 (ja) * 2017-07-05 2019-09-25 本田技研工業株式会社 車体側部構造
JP6713497B2 (ja) * 2018-03-06 2020-06-24 株式会社豊田自動織機 車両用センタピラー
JP6981322B2 (ja) * 2018-03-19 2021-12-15 トヨタ自動車株式会社 車両骨格構造
JP7137133B2 (ja) * 2018-09-27 2022-09-14 マツダ株式会社 車両の側部車体構造

Also Published As

Publication number Publication date
US10814915B2 (en) 2020-10-27
CN110228534B (zh) 2021-10-15
CN110228534A (zh) 2019-09-13
JP2019151293A (ja) 2019-09-12
US20190276088A1 (en) 2019-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6713497B2 (ja) 車両用センタピラー
US8182027B2 (en) Fender structure assemblies for vehicles
EP2353972B1 (en) Structure for side portion of vehicle
JP4900095B2 (ja) 自動車の車体フロア構造
JP6358300B2 (ja) 車両の後部車体構造
CN107922015B (zh) 车辆的框架结构
KR20170117366A (ko) 사이드 임팩트에 대하여 강화된 차량 도어
CN107792183B (zh) 车辆的后部车体构造
US9688226B2 (en) Bumper reinforcement
CN112660244B (zh) 一种偏置碰防撞车体结构
CN111433112B (zh) 车辆用加强部件和车辆用中柱
JP5053406B2 (ja) 自動車の車体構造
JP7124649B2 (ja) 車両の下部車体構造
CN112839748B (zh) 用于车辆用结构部件的加强部件
JP7201145B2 (ja) 車両前部構造
JP6016246B2 (ja) 自動車の車体構造
JP2023179132A (ja) ドアインパクトビーム
WO2013105439A1 (ja) 車両
JP4737397B2 (ja) 自動車の後部車体構造
JP4910731B2 (ja) 車両骨格部材の結合部構造
JP4484437B2 (ja) 車両用補強部材
JPH01309881A (ja) 車両の前部車体構造
JP7358307B2 (ja) 車両用構造部材
CN219428231U (zh) 车身结构和车辆
JP5122310B2 (ja) 車両用フロントバンパ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190313

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200303

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200414

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200519

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200603

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6713497

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees