JP6421803B2 - 車両側部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両側部構造に関する。
車両用ピラーのピラーインナパネルの下部においては、例えばシートベルト装置のリトラクタ(シートベルト巻取装置)等のような装置を配置するために、開口部が形成された構造が知られている(例えば、下記特許文献1、2参照)。
特開2016−22909号公報 特開2016−97878号公報
ところで、ピラーインナパネルの下部に上記のような開口部が形成されていると、ピラーインナパネルの下部の剛性が低下してしまう。その一方で、ピラーインナパネルの下部に別途補強部材を取り付けた構造では、部品点数が増加するという不利がある。
本発明は、上記事実を考慮して、ピラーインナパネルの下部に装置配置用の開口部が形成されている構成において、別途補強部材を設けなくてもピラーインナパネルの下部の剛性を向上させることができる車両側部構造を得ることが目的である。
請求項1に記載する本発明の車両側部構造は、車両側部の下部に車両前後方向に沿って配置されたロッカと、車両側部において車両上下方向に沿って配置されて下端部が前記ロッカに接合され、車室内側に配置されるピラーインナパネルと、前記ピラーインナパネルの車室外側に配置されるピラーアウタパネルと、を備えると共に、前記ピラーインナパネルの下部に装置配置用の開口部が形成されたピラーと、を有し、前記ピラーインナパネルには、前記開口部の周縁全周から車両幅方向外側へ向かって一体に延出された延出部を備える補強部が形成され、前記補強部の下部が前記ロッカの上部に接合されている。
上記構成によれば、補強部の延出部がピラーインナパネルの装置配置用の開口部の周縁全周から車両幅方向外側へ向かって一体に延出されている。これにより、ピラーインナパネルの下部の剛性が高められる。また、補強部の下部はロッカの上部に接合されている。このため、ピラーインナパネルにおける開口部側を変形させようとする荷重が作用しても、当該荷重をロッカへ伝達させることができるので、ピラーインナパネルにおける開口部側の変形が効果的に抑制される。
請求項2に記載する本発明の車両側部構造は、請求項1記載の構成において、前記延出部における下部は、前記ロッカの上面部に面接触している。
上記構成によれば、延出部における下部はロッカの上面部に面接触しているので、ピラーインナパネルにおける開口部側を変形させようとする荷重が作用しても、当該荷重は延出部を介してロッカの上面部に伝達される。したがって、ピラーインナパネルにおける開口部側の変形が一層効果的に抑制される。
請求項3に記載する本発明の車両側部構造は、請求項2記載の構成において、前記ロッカは、前記ロッカの車両幅方向内側の部位を構成し、車両幅方向に沿って切断したときの断面形状が車両幅方向外側へ開口を向けたハット状とされたロッカインナパネルと、前記ロッカインナパネルの車両幅方向外側に対向して配置され、車両幅方向に沿って切断したときの断面形状が車両幅方向内側へ開口を向けたハット状とされると共に、前記ロッカインナパネルとで閉断面部を形成するロッカアウタパネルと、を備え、前記延出部における下部の車両幅方向外側の端部は、前記ロッカインナパネルにおける上面部と上端フランジ部との接続部位に沿って前記ロッカインナパネルにおける上面部に接合されている。
上記構成によれば、延出部における下部の車両幅方向外側の端部は、ロッカインナパネルにおける上面部と上端フランジ部との接続部位に沿ってロッカインナパネルにおける上面部に接合されている。ここで、ロッカインナパネルにおける上面部と上端フランジ部との接続部位は、ロッカインナパネルにおいて相対的に剛性が高い部位である。このため、延出部の下部の変形、ひいてはピラーインナパネルの下部の変形がより一層効果的に抑制される。
請求項4に記載する本発明の車両側部構造は、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の構成において、前記ロッカの車両幅方向内側の端部側を構成する縦壁状の内側壁部には、車両前後方向に沿って稜線部が形成されており、前記ピラーインナパネルの下端部は、前記稜線部に沿って前記ロッカの前記内側壁部に接合されている。
上記構成によれば、ロッカにおいて車両幅方向内側の端部側を構成する縦壁状の内側壁部には、車両前後方向に沿って稜線部が形成されており、内側壁部において稜線部は相対的に剛性が高い部位となっている。そして、そのような剛性が高い稜線部に沿ってピラーインナパネルの下端部がロッカの内側壁部に接合されているので、ロッカに接合されたピラーインナパネルの下端部の変形が一層効果的に抑制される。
請求項5に記載する本発明の車両側部構造は、請求項1、請求項2、請求項1を引用する請求項4、及び請求項2を引用する請求項4のいずれか1項に記載の構成において、前記補強部の車両幅方向外側の端部は、前記延出部の車両幅方向外側の端部の全周から一体に鍔状に張り出した張出部を備え、前記ロッカの上端部側には、第一上面部と、前記第一上面部よりも車両幅方向外側に配置されて前記第一上面部よりも車両上下方向において低い位置に設けられた第二上面部と、前記第一上面部と前記第二上面部とを繋ぐ段差面と、が形成されており、前記補強部の下端部において前記張出部が前記段差面に接合されている。
上記構成によれば、補強部の車両幅方向外側の端部は、延出部の車両幅方向外側の端部の全周から一体に鍔状に張り出した張出部を備えているので、ピラーインナパネルの下部の剛性が一層高められる。また、ロッカの上端部側には、第一上面部と、第一上面部よりも車両幅方向外側に配置されて第一上面部よりも車両上下方向において低い位置に設けられた第二上面部と、第一上面部と第二上面部とを繋ぐ段差面と、が形成されており、補強部の下端部においては張出部がロッカの上端部側の段差面に接合されている。このため、ピラーインナパネルを車両上方側へ変位させようとする荷重が作用した場合、段差面と張出部との接合部には、前記荷重が剥離方向の荷重としてではなくせん断方向の荷重として作用するので、例えば剥離方向の荷重を受けるような構造に比べて、補強部がロッカから剥がれにくい。
以上説明したように、本発明の車両側部構造によれば、ピラーインナパネルの下部に装置配置用の開口部が形成されている構成において、別途補強部材を設けなくてもピラーインナパネルの下部の剛性を向上させることができるという優れた効果を有する。
本発明の第1の実施形態に係る車両側部構造の全体構成を車両幅方向内側から見た状態で示す斜視図である。 図1の2−2線に沿って切断した状態を拡大して示す拡大平断面図である。 図1の3−3線に沿って切断した状態を拡大して示す拡大縦断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る車両側部構造の全体構成を車両幅方向内側から見た状態で示す斜視図である。 図4の5−5線に沿って切断した状態を拡大して示す拡大平断面図である。 図4の6−6線に沿って切断した状態を拡大して示す拡大縦断面図である。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態に係る車両側部構造について図1〜図3を用いて説明する。なお、これらの図において適宜示される矢印FRは車両前方側を示しており、矢印UPは車両上方側を示しており、矢印INは車両幅方向内側を示している。
図1には、本実施形態に係る車両側部構造の全体構成が車両幅方向内側から見た状態の斜視図で示されている。また、図2には、図1の2−2線に沿って切断した状態を拡大した拡大平断面図が示され、図3には、図1の3−3線に沿って切断した状態を拡大した拡大縦断面図が示されている。
図1に示されるように、車両側部10のフロント側には、図示しないフロントサイドドアによって開閉されるフロントドア開口部12が形成されており、車両側部10のリア側には、図示しないリアサイドドアによって開閉されるリアドア開口部14が形成されている。フロントドア開口部12及びリアドア開口部14の下縁側、すなわち、車両側部10の下部には、車両前後方向に沿ってロッカ18(サイドシルともいう)が配置されている。ロッカ18は、車体骨格部材を構成している。
図3に示されるように、ロッカ18は、その車両幅方向内側の部位を構成するロッカインナパネル20を備えている。ロッカインナパネル20は、車両前後方向を長手方向として配置され、車両幅方向に沿って切断したときの断面形状が車両幅方向外側へ開口を向けたハット状とされている。ロッカインナパネル20の上端部には、上端フランジ部20Aが形成され、ロッカインナパネル20の下端部には、下端フランジ部20Bが形成されている。また、ロッカインナパネル20は、上端フランジ部20Aの下端部から車両幅方向内側へ屈曲されて延出された上壁部20Cを備えると共に、下端フランジ部20Bの上端部から車両幅方向内側へ屈曲されて延出された下壁部20Dを備えている。上壁部20Cの車両幅方向内側の端部と下壁部20Dの車両幅方向内側の端部とは縦壁状の内側壁部20Eによって車両上下方向に繋がれている。
内側壁部20Eは、ロッカ18の車両幅方向内側の端部側を構成している。内側壁部20Eの車両上下方向中間部には、車両幅方向外側に凹んで車両前後方向に沿って延在する凹ビード20Fが形成されている。そして、内側壁部20Eには、内側壁部20Eの一般部と凹ビード20Fとの境界部において車両前後方向に沿って稜線部20X、20Yが形成されている。
また、ロッカ18は、ロッカインナパネル20の車両幅方向外側に対向して配置されるロッカアウタパネル22を備えている。ロッカアウタパネル22は、車両前後方向を長手方向として配置され、車両幅方向に沿って切断したときの断面形状が車両幅方向内側へ開口を向けたハット状とされている。ロッカアウタパネル22の上端部には、上端フランジ部22Aが形成され、ロッカアウタパネル22の下端部には、下端フランジ部22Bが形成されている。また、ロッカアウタパネル22は、上端フランジ部22Aの下端部から車両幅方向外側へ屈曲されて延出された上壁部22Cを備えると共に、下端フランジ部22Bの上端部から車両幅方向外側へ屈曲されて延出された下壁部22Dを備えている。上壁部22Cの車両幅方向内外側の端部と下壁部22Dの車両幅方向外側の端部とは縦壁状の外側壁部22Eによって車両上下方向に繋がれている。
ロッカインナパネル20の上端フランジ部20Aとロッカアウタパネル22の上端フランジ部22Aとは、スポット溶接により接合されている。また、ロッカインナパネル20の下端フランジ部20Bとロッカアウタパネル22の下端フランジ部22Bとは、スポット溶接により接合されている。すなわち、ロッカ18は、ロッカインナパネル20とロッカアウタパネル22とで閉断面部24を形成している。
図1に示されるように、ロッカ18の長手方向中間部からはピラーとしてのセンタピラー30が車両上方側へ立設されている。センタピラー30は、車体骨格部材を構成し、車両側部10において車両上下方向に沿って配置され、その下端部がロッカ18に接合されている(詳細後述)。センタピラー30の上端部は図示しないルーフサイドレールの長手方向中間部に接続されている。なお、前記ルーフサイドレールは、車両側部10の上部において車両前後方向に沿って配置されている。
センタピラー30は、車室内側に配置されるピラーインナパネル32を備えている。ピラーインナパネル32は、車両上下方向を長手方向として配置され、ロッカ18よりも上方側かつ前記ルーフサイドレールよりも下方側の部位は、基本的には、車両前後方向に沿って切断したときの断面形状が車両幅方向外側へ開口を向けたハット状とされている。
図1及び図2に示されるように、ピラーインナパネル32の前端部には、前端フランジ部32Aが形成され、ピラーインナパネル32の後端部には、後端フランジ部32Bが形成されている。また、ピラーインナパネル32は、前端フランジ部32Aの後端部から車両幅方向内側へ屈曲されて延出された前壁部32Cを備えると共に、後端フランジ部32Bの前端部から車両幅方向内側へ屈曲されて延出された後壁部32Dを備えている。図1に示されるように、前壁部32Cの車両幅方向内側の端部と後壁部32Dの車両幅方向内側の端部とは室内側壁部32Eによって車両前後方向に繋がれている。
ピラーインナパネル32の室内側壁部32Eの下端部側は、ロッカインナパネル20の内側壁部20Eの上部に車両幅方向内側から重ね合わせられ、ロッカインナパネル20の稜線部20Xまで延びている。そして、室内側壁部32Eの下端部は、稜線部20Xに沿ってロッカインナパネル20の内側壁部20Eにアーク溶接によって接合されている。なお、図1及び図3では、室内側壁部32Eの下端末とロッカインナパネル20の内側壁部20Eとのアーク溶接部を符号A1で示す。
また、図1に示されるように、ピラーインナパネル32の室内側壁部32Eの下部には、シートベルト装置(図示省略)のリトラクタ(シートベルト巻取装置)100を配置するための開口部32Fが形成されている。開口部32Fの下縁部は、車両前後方向に沿って直線状に延びている。なお、図を見易くするために、図1では、リトラクタ100を模式化して二点鎖線で示し、図3では、リトラクタ100(図1参照)の図示を省略している。図1に示されるように、室内側壁部32Eにおいて、開口部32Fの上縁部は、一例として車両前後方向の中間部がその車両前方側の部位及び車両後方側の部位よりも若干下方側に突出しており、そのように突出した部分にリトラクタ100の上部を取り付けるための取付孔32Kが貫通形成されている。
また、図3に示されるように、ロッカアウタパネル22の上端フランジ部22Aには、リトラクタ100(図1参照)の下部を取り付けるための取付ブラケット28が固定されている。取付ブラケット28の上部には取付孔28Kが貫通形成されている。
また、図1に示されるように、ピラーインナパネル32の車室外側には、ピラーアウタパネル36が配置されている。センタピラー30の一部を構成するピラーアウタパネル36は、車両上下方向を長手方向として配置され、車両前後方向に沿って切断したときの断面形状が車両幅方向内側へ開口を向けたハット状とされている。
図2に示されるように、ピラーアウタパネル36の前端部側には、前側フランジ部36Aが形成され、ピラーアウタパネル36の後端部には、後側フランジ部36Bが形成されている。なお、前側フランジ部36A及び後側フランジ部36Bは車両幅方向の段差を含んで構成されており、前側フランジ部36Aの前端部36A1及び後側フランジ部36Bの後端部36B1がピラーインナパネル32等への接合用の部位とされている。また、ピラーアウタパネル36は、前側フランジ部36Aの後端部から車両幅方向外側へ屈曲されて延出された前壁部36Cを備えると共に、後側フランジ部36Bの前端部から車両幅方向外側へ屈曲されて延出された後壁部36Dを備えている。前壁部36Cの車両幅方向外側の端部と後壁部36Dの車両幅方向外側の端部とは外側縦壁部36Eによって車両前後方向に繋がれている。
また、センタピラー30は、ピラーインナパネル32とピラーアウタパネル36との間にピラーアウタリインフォース34(以下、「ピラーアウタRF34」と略す)を備えている。図1に示されるように、ピラーアウタRF34は、車両上下方向を長手方向として配置され、ロッカ18よりも上方側かつルーフサイドレール(図示省略)よりも下方側の部位は、車両前後方向に沿って切断したときの断面形状が車両幅方向内側へ開口を向けたハット状とされている。
図2に示されるように、ピラーアウタRF34の前端部には、前端フランジ部34Aが形成され、ピラーアウタRF34の後端部には、後端フランジ部34Bが形成されている。また、ピラーアウタRF34は、前端フランジ部34Aの後端部から車両幅方向外側へ屈曲されて延出された前壁部34Cを備えると共に、後端フランジ部34Bの前端部から車両幅方向外側へ屈曲されて延出された後壁部34Dを備えている。前壁部34Cの車両幅方向外側の端部と後壁部34Dの車両幅方向外側の端部とは室外側壁部34Eによって車両前後方向に繋がれている。図3に示されるように、ピラーアウタRF34の室外側壁部34Eの下端部は、ピラーアウタパネル36の下端部と共に、ロッカアウタパネル22の外側壁部22Eの車両幅方向外側の面にスポット溶接によって接合されている。
図2に示されるように、ピラーインナパネル32の前端フランジ部32A、ピラーアウタRF34の前端フランジ部34A、及びピラーアウタパネル36の前側フランジ部36Aの前端部36A1は、三枚重ねの状態でスポット溶接により接合されている。また、ピラーインナパネル32の後端フランジ部32B、ピラーアウタRF34の後端フランジ部34B、及びピラーアウタパネル36の後側フランジ部36Bの後端部36B1は、三枚重ねの状態でスポット溶接により接合されている。
一方、図1に示されるように、ピラーインナパネル32の開口部32Fの周縁全周からは車両幅方向外側へ向かって延出部42が一体に(連続して)延出されている。この延出部42を備えた補強部40は、その下部がロッカ18の上部に接合されている。なお、本実施形態は、補強部40が延出部42以外の構成部を備えていない場合である。以下、補強部40の構成についてより具体的に説明する。
延出部42は、略角筒状に形成されている。延出部42は、上端部側が上壁部42Aで構成されると共に下端部側が下壁部42Bで構成されている。上壁部42Aは、その車両前後方向の中間部がその車両前方側の部位及び車両後方側の部位に対して若干下方側に位置するように形成され、下壁部42Bは、平板状に形成されている。延出部42の前端部側は、上壁部42Aの車両前方側の端部と下壁部42Bの車両前方側の端部とが前壁部42Cによって略車両上下方向に繋がれている。また、延出部42の後端部側は、上壁部42Aの車両後方側の端部と下壁部42Bの車両後方側の端部とが後壁部42Dによって略車両上下方向に繋がれている。
図3に示されるように、延出部42における下部、より具体的には下壁部42Bは、ロッカインナパネル20の上壁部20Cの上面部20U(ロッカ18の上面部の一部)に面接触している。延出部42における下壁部42Bの車両幅方向外側の端部は、ロッカインナパネル20における上面部20Uと上端フランジ部20Aとの接続部位に沿ってロッカインナパネル20における上面部20Uにアーク溶接によって接合されている。なお、図1及び図3では延出部42における下壁部42Bの車両幅方向外側の端部とロッカインナパネル20における上面部20Uとのアーク溶接部を符号A2で示す。
(作用・効果)
次に、上記実施形態の作用及び効果について説明する。
本実施形態では、図1に示されるように、補強部40の延出部42がピラーインナパネル32の開口部32Fの周縁全周から車両幅方向外側へ向かって一体に延出されている。これにより、ピラーインナパネル32の開口部32Fの周縁での応力集中が抑えられ、ピラーインナパネル32の下部の剛性が高められる。また、補強部40の下部はロッカ18の上部に接合されている。このため、衝突時等にピラーインナパネル32における開口部32F側を変形させようとする荷重が作用しても、当該荷重をロッカ18へ伝達させることができるので、ピラーインナパネル32における開口部32F側の変形が効果的に抑制される。
また、延出部42の下壁部42Bはロッカインナパネル20の上面部20Uに面接触している。このため、ピラーインナパネル32における開口部32F側を変形させようとする荷重が作用しても、当該荷重は延出部42を介してロッカインナパネル20の上面部20Uに伝達される。したがって、ピラーインナパネル32における開口部32F側の変形が一層効果的に抑制される。
また、延出部42の下壁部42Bの車両幅方向外側の端部は、ロッカインナパネル20における上面部20Uと上端フランジ部20Aとの接続部位に沿ってロッカインナパネル20における上面部20Uに接合されている。ここで、ロッカインナパネル20における上面部20Uと上端フランジ部20Aとの接続部位は、ロッカインナパネル20において相対的に剛性が高い部位である。このため、延出部42の下壁部42Bの変形、ひいてはピラーインナパネル32の下部の変形がより一層効果的に抑制される。
さらに、ロッカ18において車両幅方向内側の端部側を構成する縦壁状の内側壁部20Eには、車両前後方向に沿って稜線部20Xが形成されており、内側壁部20Eにおいて稜線部20Xは相対的に剛性が高い部位となっている。そして、そのような剛性が高い稜線部20Xに沿ってピラーインナパネル32の下端部がロッカ18の内側壁部20Eに接合されているので、ロッカ18に接合されたピラーインナパネル32の下端部の変形が一層効果的に抑制される。
以上説明したように、本実施形態の車両側部構造によれば、ピラーインナパネル32の下部にリトラクタ配置用の開口部32Fが形成されている構成で、別途補強部材を設けなくてもピラーインナパネル32の下部の剛性を向上させることができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態に係る車両側部構造について、図4〜図6を用いて説明する。図4には、本実施形態に係る車両側部構造の全体構成が車両幅方向内側から見た状態の斜視図で示されている。また、図5には、図4の5−5線に沿って切断した状態を拡大した拡大平断面図が示され、図6には、図4の6−6線に沿って切断した状態を拡大した拡大縦断面図が示されている。
なお、本実施形態はロッカ50の構成及び補強部60の構成を除いて第1の実施形態と実質的に同様の構成となっている。よって、本実施形態において、第1の実施形態と実質的に同様の構成部については、同一符号を付して説明を省略する。また、ピラーインナパネル32は、補強部60を除いて第1の実施形態のピラーインナパネル32(図1〜図3参照)と同様の構成であるため、便宜上同一符号を付す。また、図4及び図6では、図を見易くするために、リトラクタ100(図1参照)及びリトラクタ取付用の取付ブラケット28(図1及び図3参照)の図示を省略する。
本実施形態では、第1の実施形態のロッカ18(図1及び図2参照)に代えて、図4及び図6に示されるロッカ50が車両側部10の下部に車両前後方向に沿って配置されている。ロッカ50は、略角筒状に一体に形成されており、上下端にフランジ部を備えない構成となっている。
図4に示されるように、ロッカ50の上端側には、段差構造を備えた上壁部52が形成され、ロッカ50の下端側には、平板状の下壁部54が形成されている。上壁部52は、その車両幅方向内側の部位を構成する第一上壁部52Aを備えると共に、第一上壁部52Aよりも車両幅方向外側に配置されて第一上壁部52Aよりも車両上下方向において低い位置に設けられた第二上壁部52Bを備えている。第一上壁部52Aの車両幅方向外側の端部と、第二上壁部52Bの車両幅方向内側の端部とは、段差部52Cによって車両上下方向に繋がれている。これにより、ロッカ50の上端部側には第一上壁部52Aの第一上面部52Uと第二上壁部52Bの第二上面部52Vとを繋いで車両幅方向外側を向く段差面52X(図6参照)が形成されている。
上壁部52の車両幅方向外側の端部と下壁部54の車両幅方向外側の端部とは、縦壁状の外側壁部58によって車両上下方向に繋がれている。外側壁部58は、平板状とされてロッカ50の車両幅方向外側の端部を構成している。また、上壁部52の車両幅方向内側の端部と下壁部54の車両幅方向内側の端部とは、縦壁状の内側壁部56によって車両上下方向に繋がれている。内側壁部56は、ロッカ50の車両幅方向内側の端部側を構成している。内側壁部56の車両上下方向中間部には、車両幅方向外側に凹んで車両前後方向に沿って延在する凹ビード56Aが形成されている。そして、内側壁部56には、内側壁部56の一般部と凹ビード56Aとの境界部において車両前後方向に沿って稜線部56X、56Yが形成されている。
ピラーインナパネル32の室内側壁部32Eの下端部側は、ロッカ50の内側壁部56の上部に車両幅方向内側から重ね合わせられ、ロッカ50の稜線部56Xまで延びている。そして、室内側壁部32Eの下端末は、稜線部56Xに沿ってロッカ50の内側壁部56にアーク溶接によって接合されている。なお、図4及び図6では、室内側壁部32Eの下端末とロッカ50の内側壁部56とのアーク溶接部を符号A3で示す。
一方、図4〜図6に示されるように、ピラーインナパネル32は、第1の実施形態と同様に、ピラーインナパネル32の開口部32Fの周縁全周から車両幅方向外側へ向かって一体に延出された延出部42を備える。図6に示されるように、延出部42における下部、より具体的には下壁部42Bは、ロッカ50の第一上壁部52Aの第一上面部52Uに面接触している。本実施形態において、このような延出部42を備えた補強部60は、その下部がロッカ50の上部に接合されている。
より具体的に説明すると、図4〜図6に示されるように、補強部60の車両幅方向外側の端部は、延出部42の車両幅方向外側の端部の全周から一体に鍔状に張り出した張出部62を備えている。図4及び図6に示されるように、張出部62の上端部側は、延出部42における上壁部42Aの車両幅方向外側の端部から車両上方側に張り出す上側張出部62Aとされ、張出部62の下端部側は、延出部42における下壁部42Bの車両幅方向外側の端部から車両下方側に張り出す下側張出部62Bとされる。また、図4及び図5に示されるように、張出部62の前端部側は、延出部42における前壁部42Cの車両幅方向外側の端部から車両前方側に張り出す前側張出部62Cとされ、張出部62の後端部側は、延出部42における後壁部42Dの車両幅方向外側の端部から車両後方側に張り出す後側張出部62Dとされる。そして、図6に示されるように、補強部60の下端部においては下側張出部62Bの下端部が全域に亘って段差面52Xにアーク溶接によって接合されている。なお、図6では、張出部62と段差面52Xとのアーク溶接部を符号A4で示す。
(作用・効果)
次に、上記実施形態の作用及び効果について説明する。
本実施形態では、図4に示されるように、ピラーインナパネル32の補強部60がピラーインナパネル32の開口部32Fの周縁全周から車両幅方向外側へ向かって一体に延出された延出部42を備えているので、ピラーインナパネル32の下部の剛性が高められる。また、補強部60の下部はロッカ50の上部に接合されている。このため、衝突時等にピラーインナパネル32における開口部32F側を変形させようとする荷重が作用しても、当該荷重をロッカ50へ伝達させることができるので、ピラーインナパネル32における開口部32F側の変形が効果的に抑制される。
また、延出部42の下壁部42Bはロッカ50の第一上面部52Uに面接触している。このため、ピラーインナパネル32における開口部32F側を変形させようとする荷重が作用しても、当該荷重は延出部42を介してロッカ50の第一上面部52Uに伝達される。したがって、ピラーインナパネル32における開口部32F側の変形が一層効果的に抑制される。
また、ロッカ50において車両幅方向内側の端部側を構成する縦壁状の内側壁部56には、車両前後方向に沿って稜線部56Xが形成されており、内側壁部56において稜線部56Xは相対的に剛性が高い部位となっている。そして、そのような剛性が高い稜線部56Xに沿ってピラーインナパネル32の室内側壁部32Eの下端部がロッカ50の内側壁部56に接合されているので、ロッカ50に接合されたピラーインナパネル32の室内側壁部32Eの下端部の変形が一層効果的に抑制される。
さらに、補強部60の車両幅方向外側の端部は、延出部42の車両幅方向外側の端部の全周から一体に鍔状に張り出した張出部62を備えているので、ピラーインナパネル32の下部の剛性が一層高められる。また、図6に示されるように、ロッカ50の上端部側には、第一上壁部52Aの第一上面部52Uと第二上壁部52Bの第二上面部52Vとを繋いで車両幅方向外側を向く段差面52Xが形成されており、補強部60の下端部においては張出部62の一部である下側張出部62Bがロッカ50の上端部側の段差面52Xに接合されている。このため、例えば衝突時にピラーインナパネル32を車両上方側へ変位させようとする荷重が作用した場合、段差面52Xと張出部62との接合部には、前記荷重が剥離方向の荷重としてではなくせん断方向の荷重として作用するので、例えば剥離方向の荷重を受けるような構造に比べて、補強部60がロッカ50から剥がれにくい。
以上説明したように、本実施形態の車両側部構造によれば、ピラーインナパネル32の下部にリトラクタ配置用の開口部32Fが形成されている構成で、別途補強部材を設けなくてもピラーインナパネル32の下部の剛性を向上させることができる。
[実施形態の補足説明]
なお、図1〜図3に示される上記第1の実施形態の変形例として、延出部(42)における下部である下壁部(42B)が、ロッカインナパネル(20)における上面部(20U)の車両幅方向中間部に接合されている構成も採り得る。また、図4〜図6に示される上記第2の実施形態の変形例として、延出部(42)における下部である下壁部(42B)が、ロッカ(50)の第一上面部(52U)に接合されている構成も採り得る。
また、上記第2の実施形態の変形例として、例えば、補強部(60)の延出部(42)における下部である下壁部(42B)がロッカ(50)の第一上面部(52U)に面接触していないで離間している構成も採り得る。
また、上記第2の実施形態の変形例として、例えば、ロッカ(50)の上端部側を構成する上壁部(52)には、その車両幅方向中間部が車両下方側に凹んで車両前後方向に延在する凹ビード部が形成されることで車両幅方向外側を向く段差面が形成されてもよく、前記段差面に補強部(60)の下側張出部(62B)が接合されているといった構成も採り得る。
また、図1〜図6に示される上記第1、第2の実施形態の変形例として、ロッカ(18、50)の車両幅方向内側の端部側を構成する縦壁状の内側壁部には、車両正面視で階段状とされることで車両前後方向に沿って稜線部が形成されてもよく、ピラーインナパネル(32)の下端部は、そのような稜線部に沿ってロッカ(18、50)の内側壁部に接合されてもよい。
また、上記第1、第2の実施形態の変形例として、補強部(40、60)とロッカ(18、50)との接合には、例えば、レーザ溶接(一例としてLSW(laser screw welding)等のようにアーク溶接以外の手段を用いてもよい。
また、上記第1、第2の実施形態では、センタピラー30がピラーアウタRF34を含んで構成されているが、センタピラーがピラーアウタRF34を含まない構成も採り得る。
また、上記第1、第2の実施形態では、ピラーインナパネル32の下部に形成された開口部32Fがリトラクタ配置用の開口部とされているが、例えば自動運転用の周辺情報検出センサ装置等のようなリトラクタ以外の装置を配置するための開口部がピラーインナパネルの下部に形成され、そのような開口部と一体に上記実施形態の補強部40、60と同様の構成の補強部が形成されてもよい。また、例えばリアピラーやフロントピラー等のようなセンタピラー以外のピラーのピラーインナパネルの下部に装置配置用の開口部が形成されていて、そのような開口部と一体に上記実施形態の補強部40、60と同様の構成の補強部が形成されていてもよい。
なお、上記実施形態及び上述の複数の変形例は、適宜組み合わされて実施可能である。
以上、本発明の一例について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
10 車両側部
18 ロッカ
20 ロッカインナパネル
20A ロッカインナパネルにおける上端フランジ部
20E ロッカの内側壁部
20U ロッカインナパネルにおける上面部(ロッカの上面部)
20X 稜線部
22 ロッカアウタパネル
24 閉断面部
30 センタピラー(ピラー)
32 ピラーインナパネル
32F 開口部
36 ピラーアウタパネル
40 補強部
42 延出部
50 ロッカ
52U ロッカの第一上面部(ロッカの上面部)
52V ロッカの第二上面部
52X 段差面
56 ロッカの内側壁部
56X 稜線部
60 補強部
62 張出部

Claims (5)

  1. 車両側部の下部に車両前後方向に沿って配置されたロッカと、
    車両側部において車両上下方向に沿って配置されて下端部が前記ロッカに接合され、車室内側に配置されるピラーインナパネルと、前記ピラーインナパネルの車室外側に配置されるピラーアウタパネルと、を備えると共に、前記ピラーインナパネルの下部に装置配置用の開口部が形成されたピラーと、
    を有し、
    前記ピラーインナパネルには、前記開口部の周縁全周から車両幅方向外側へ向かって一体に延出された延出部を備える補強部が形成され、前記補強部の下部が前記ロッカの上部に接合されている、車両側部構造。
  2. 前記延出部における下部は、前記ロッカの上面部に面接触している、請求項1記載の車両側部構造。
  3. 前記ロッカは、
    前記ロッカの車両幅方向内側の部位を構成し、車両幅方向に沿って切断したときの断面形状が車両幅方向外側へ開口を向けたハット状とされたロッカインナパネルと、
    前記ロッカインナパネルの車両幅方向外側に対向して配置され、車両幅方向に沿って切断したときの断面形状が車両幅方向内側へ開口を向けたハット状とされると共に、前記ロッカインナパネルとで閉断面部を形成するロッカアウタパネルと、
    を備え、
    前記延出部における下部の車両幅方向外側の端部は、前記ロッカインナパネルにおける上面部と上端フランジ部との接続部位に沿って前記ロッカインナパネルにおける上面部に接合されている、請求項2記載の車両側部構造。
  4. 前記ロッカの車両幅方向内側の端部側を構成する縦壁状の内側壁部には、車両前後方向に沿って稜線部が形成されており、
    前記ピラーインナパネルの下端部は、前記稜線部に沿って前記ロッカの前記内側壁部に接合されている、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の車両側部構造。
  5. 前記補強部の車両幅方向外側の端部は、前記延出部の車両幅方向外側の端部の全周から一体に鍔状に張り出した張出部を備え、
    前記ロッカの上端部側には、第一上面部と、前記第一上面部よりも車両幅方向外側に配置されて前記第一上面部よりも車両上下方向において低い位置に設けられた第二上面部と、前記第一上面部と前記第二上面部とを繋ぐ段差面と、が形成されており、
    前記補強部の下端部において前記張出部が前記段差面に接合されている、請求項1、請求項2、請求項1を引用する請求項4、及び請求項2を引用する請求項4のいずれか1項に記載の車両側部構造。
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