JP2004307208A - 高所作業車 - Google Patents

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Abstract

【課題】 作業台を車体上にコンパクトに格納して、ロアブーム,アッパーブーム,垂直ポストの長さ及び作業床の面積を十分に確保でき、且つ、車体の安定性に優れている高所作業車を提供する。
【解決手段】 ロアブーム45が車体33の前方に延びて車体33上に倒伏され、アッパーブーム51が車体33の後方に延びてロアブーム45の上側に重なるように倒伏され、垂直ポスト57がアッパーブーム51の先端から後方に向かって略水平に延びる位置まで揺動され、作業台60が車体33の後端に位置して車体33上に格納されるように構成されている。そして、作業台60はアッパーブーム51の先端から車体33の後方に向かって略水平に延びる位置まで揺動された状態の垂直ポスト57に対して下方に位置して車体33上に格納され、作業台60が車体33上に格納された状態においてアッパーブーム51の先端よりも作業台60の床面が車体33の前方に位置するように構成されている。さらに、作業台60は、その床面が垂直ポスト57の軸線と直角方向にスライド移動可能に構成されている。
【選択図】 図11

Description

本発明は、高所作業車に関し、さらに詳細には、作業台が格納時に車体の最後端に位置する高所作業車に関する。
作業者を作業台に搭乗させて高所作業を行う高所作業車には、例えば、走行可能な車体と、車体に旋回動自在に取り付けられた旋回台と、旋回台に少なくとも起伏動自在に取り付けられたロアブームと、ロアブームの先端に少なくとも上下方向に揺動自在に取り付けられたアッパーブームと、アッパーブームの先端に上下方向に揺動自在に取り付けられ高所作業時には鉛直に保持される垂直ポストと、鉛直に保持された状態において垂直ポストに水平面内で旋回動自在に取り付けられた作業台とを備えたものがある。
このような構成の高所作業車において、例えば、ロアブームを車体前側方向に倒伏し、アッパーブームをロアブームの上方に重なるように倒伏し、作業台をロアブームの基部の側面に沿う位置まで旋回させて、旋回台の側方の車体上に格納するものが知られている(例えば、特許文献1を参照)。また、ロアブームを車体前側方向に倒伏し、アッパーブームをロアブームの上方に重なるように倒伏し、アッパーブームの先端から垂直ポストが下方に略鉛直状態になるまで揺動させ、作業台を車体上に格納するものが知られている(例えば、特許文献2を参照)。
特開2000−219496号公報 特開2001−226099号公報
ところで、図13に示すように、格納時に作業台が車体の最後端に位置する高所作業車において、ロアブーム,アッパーブーム,垂直ポスト及び作業台を車体から突出しないように車体上に格納するためには、格納姿勢におけるロアブーム,アッパーブーム及び垂直ポストの長手方向の長さaと作業台の車体前後方向の長さbとの合計値以上の長さを全長cとする車体が必要である。しかしながら、全長cは予め規定されており、ロアブーム,アッパーブーム及び垂直ポストの長手方向の長さaを確保しようとすると、作業台を小さく(すなわち作業床の車体前後方向の長さbを短く)せざるを得ない。その結果、作業床の面積が減って作業台の積載量を増やすことができない等、使い勝手が低下するという問題が生じる。また、作業台の大きさ、すなわち作業床の車体前後方向の長さbを確保しようとすると、先述のように全長cは予め規定されているため、ロアブーム,アッパーブーム及び垂直ポストの長手方向の長さaを短くせざるを得ない。その結果、高所作業時の作業範囲を狭め、作業効率が低下するという問題が生じる。
さらに、上記のような高所作業車では、作業台を車体上に格納した状態で運転キャビンに作業者が搭乗して車両を走行させるようになっているため、できるだけ車両の重心を低く抑えて、走行安定性を高めることが求められている。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、作業台を車体上にコンパクトに格納して、ロアブーム,アッパーブーム,垂直ポストの長さ及び作業床の面積を十分に確保でき、且つ、車体の安定性に優れている高所作業車を提供することを目的とする。
このような目的達成のため、第1の発明は、車体に取り付けられた旋回台に基端部が枢結された起伏動可能なロアブームと、ロアブームの先端部に基端部が枢結され該ロアブームに対して上方に起伏動可能なアッパーブームと、アッパーブームの先端部に枢結された上下に揺動可能な作業台とを少なくとも備えた作業装置を有する高所作業車であって、アッパーブームの先端部は、作業装置が格納された状態において旋回台及びロアブームの基端部よりも車体の後方に位置し、作業台は、作業装置が格納された状態においてアッパーブームの下方であって該アッパーブームの先端部よりも車体の前方の位置に位置決めされるようにアッパーブームに対して下方に揺動するように構成されている。
また、第1の発明において、前記作業台は、アッパーブームの先端部に基端部が枢結され上下方向に揺動可能であり且つ高所作業時には鉛直に保持される垂直ポストを介してアッパーブームに取り付けられ、その床面が垂直ポストの軸線と直角方向にスライド移動可能に構成されていることが望ましい。
また、上記の目的を達成するために、第2の発明は、車体に取り付けられた旋回台に基端部が枢結された起伏動可能なロアブームと、ロアブームの先端部に基端部が枢結され該ロアブームに対して上方に起伏動可能なアッパーブームと、アッパーブームの先端部に基端部が枢結され上下方向に揺動可能であり且つ高所作業時には鉛直に保持される垂直ポストと、鉛直に保持された状態の垂直ポストに対して水平となるように垂直ポストに取り付けられた作業台とを少なくとも備えた作業装置を有する高所作業車であって、ロアブームが車体の前方に延びて車体上に倒伏され、アッパーブームが車体の後方に延びてロアブームの上側に重なるように倒伏され、垂直ポストがアッパーブームの先端から後方に向かって略水平に延びる位置まで揺動され、作業台が車体の後端に位置して車体上に格納されるように構成され、作業台は、前記アッパーブームの下面より下方に位置して車体上に格納され、作業台が車体上に格納された状態においてアッパーブームの先端よりも作業台の床面が車体の前方に位置するように構成されている。
また、第2の発明において、前記作業台は、その床面が垂直ポストの軸線と直角方向にスライド移動可能に構成されていることが望ましい。
第1の発明の高所作業車によれば、作業台を格納時に、他の作業装置と車体との間に形成された隙間である空間(具体的には、アッパーブームよりも下方且つアッパーブームよりも前方に位置する空間)に収容することができる。その結果、作業装置を格納する際に車体後方に突出させることなく、作業台を車体上にコンパクトに格納することができる。さらに、格納する際に作業装置の架装スペースとして許容される範囲の限度までブームを長く延ばすことができ、ひいてはブームの長さに対して車両の全長を短くすることが可能である。
また、第1の発明において、前記作業台をアッパーブームの先端部に基端部が枢結され上下方向に揺動可能であり且つ高所作業時には鉛直に保持される垂直ポストを介してアッパーブームに取り付けられ、その床面を前記垂直ポストの軸線と直角方向にスライド移動可能に構成しても良い。このようにすることで、格納時における車両の重心を低く抑えて走行安定性を高めることができるとともに、作業時における作業台の作業範囲をより広く確保することができる。
第2の発明によれば、格納時に車体の最後端に位置する作業台を車体上にコンパクトに格納することができ、予め規定された全長内でロアブームとアッパーブーム,垂直ポストの長さ及び作業台の大きさを十分に確保できる。その結果、高所作業の作業範囲及び作業床の面積を減らすことがなく、使い勝手の良い高所作業車を提供することができる。
また、第2の発明において、作業台をその床面が前記垂直ポストの軸線と直角方向にスライド移動可能に構成しても良い。このようにすることで、格納時における車両の重心を低く抑えて走行安定性を高めることができるとともに、作業時における作業台の作業範囲をより広く確保することができる。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態について説明する。まず、本発明の第1の実施形態について説明する。図1及び図2には本発明のブーム式高所作業車の好ましい実施形態が示されている。具体的には、概ね旋回台11と、ロアブーム12と、アッパーブーム14と、作業台16とで構成される高所作業用の作業装置10を架装した高所作業車20を示している。この作業装置10の各構成要素11、12、14、16について説明すれば、まず、旋回台11は、車体20に対して水平面内で回転可能に装着されており、作業装置10の作動の際、作業装置10全体を回転させることにより作業台16を位置決めさせる役割を有する。また、ロアブーム12は、旋回台11に基端部が枢結されており、旋回台11に対して起伏動することができる。また、アッパーブーム14は、ロアブーム12の先端部に基端部が枢結されており、ロアブーム12に対して屈伸動することができる。ロアブーム12とアッパーブーム14とは、互いに逆方向に延びており、格納する際には互いに積み重なるように屈曲する。本高所作業車20では、このようにブーム部材を2部材で構成させることにより、両ブーム12、14とを協働させて車体の長さよりも大幅に長いブーム部材を備えることができるため、結果、より高所での作業が可能となる。
さらに、作業台16は、アッパーブーム14の先端部に基端部が枢結されており、該枢結された位置を回転中心22としてアッパーブーム14に対して揺動可能である。この作業台16は高所作業の際、作業員を搭載するものであるため高所作業中は常に水平状態を保持(レべリング)させる必要がある。従って、作業装置10は、その構成要素として上記旋回台11、ブーム12、14、作業台16のみならず、所定のレベリング装置(図示せず)を備えている。このレベリング装置は、高所作業車においては従来より汎用されているものであり、電動制御のものであっても、機構的に制御するものであっても良い。具体的に言えば、電動制御のレベリング装置は、作業台16に付与された位置センサ等を使用して作業台16の傾斜状態を検知し、水平状態になるまで作業台16を揺動させるものである。この揺動は、油圧又は電動のどちらでも差し支えない。また、機構的制御のレベリング装置は、主としてブーム12、14の起伏動に応じて伸長、縮小する油圧シリンダと、該シリンダと逆に縮小、伸長する油圧シリンダとを設け、後者のシリンダで作業台16を揺動させるものである。この機構的なレベリング装置を採用する場合は、通常、アッパーブーム14と作業台16との間にレベリング部材を介在させ、作業台に連結されたレベリング部材を水平状態に保持すべくシリンダで制御する方式が採用される。なお、これらのレベリング装置の詳細については、汎用の装置であり、本発明の本質ではないためここでは省略する。
図1を参照すれば、ロアブーム12、アッパーブーム14が起仰されていない状態、すなわち作業装置10の作動中における作業台16が最も下方に位置する状態を示している。具体的には、ブーム12、14は互いに重なって格納され、作業台16はレベリングされた状態をなしている。この状態で作業台16とアッパーブーム14の先端部とが枢結する位置、すなわち揺動する作業台16の回転中心22は、作業台16の上方にあることが判る。
また、図5(A)、(B)を参照すれば、このように作業台16の回転中心22を作業台16の上方に位置するように構成させることとすると、作業台16の昇降性が向上することが判る。なぜなら、図5(A)に示すように回転中心22を作業台16の下方に配置させた場合に比して、図5(B)に示すように回転中心22を作業台16の上方に配置させた場合の方が作業台16の最下位置が作業台16の高さLだけ余分に下方に到達し、その結果、この高さLだけ作業台16の昇降範囲が拡大するからである。
なお、ここで作業台16のレベリングについて参照までに説明する。作業台16は、作業員を搭載するバスケット26と、該バスケット26を支持しアッパーブーム14と連結する役割を有する垂直ポスト24とで構成されている(図1及び図5参照)。従って、作業台16のレベリングは、垂直ポスト24を垂直に保持させる結果、垂直ポスト24に支持されるバスケット26が水平に保持されることにより達成される。
次に、図2を参照すれば図1に示す高所作業車20の作業台16を格納させた状態を示している。まず、高所作業車20は、高所作業を行う際、作業員の安全性を確保するため作業員を搭載する作業台16をレベリングしながら作動されることは上述する通りである。すなわち、高所作業車20は、高所作業が可能な状況、具体的には旋回台11、ロアブーム12、アッパーブーム14が作動可能な状況にある場合には、作業台16が常時レベリングされるように制御している。従って、ロアブーム12、アッパーブーム14を互いに積み重ねて格納しても、未だ両ブーム12、14が作動可能な場合には図1に示す位置よりも下方に作業台16を揺動させることはできない。
しかしながら、図1に示すように作業台16が車体20から後方に突出した状態で、高所作業後に他の作業地点まで車体20を走行させることは高所作業車20の走行安全性及び周囲環境への危険回避の見地から許容されるものではないことは容易に理解される。従って、作業台16は、図1に示す位置よりさらに車体20に接近した位置まで移動させて格納する必要がある。具体的には、例えば、ブーム12、14を倒伏させ、図1に示す位置まで作業台16が到達した後、作業台16以外の他の作業装置10(すなわち旋回台11、ブーム12、14)が作動しないように高所作業用の作動制御回路を遮断し、別途、格納用に設けられた駆動源(図示せず)により作業台16を揺動させて格納することとする。
この作業台16をいかに格納するかを以下、説明する。まず、格納時に車体20に架装できる作業装置10全体の占有スペースは、所定領域に制限されている。これは高所作業車20の走行安定性及び周囲環境への危険回避のためであることは上述する通りである。図2の高所作業車20では、車体20の長手方向にX以内で高さ方向にY以内に作業装置10を収容することが要求されている。従って、作業台16もこの範囲に収容される必要がある。
ここで、図2における高所作業車20における作業台16の格納について説明すれば、作業台16は作業台16とアッパーブーム14との枢結位置(回転中心22)を中心として時計回りに回転されることによりアッパーブーム14の下方でアッパーブーム14の先端部よりも前方に位置させることとしている。作業台16を枢結位置(回転中心22)を中心に回転させることにより格納することとしたのは、元来、作業台16は高所作業時に揺動可能なものであるため、この揺動機構を利用して格納させる方が別途、他の格納手段を設けることに比して機構が容易であり、コストも掛からないからである。
また、アッパーブーム14の下方であり且つアッパーブーム14の先端部よりも前方に位置させることとしたのは、この位置に作業台16が格納できることになれば上述する作業装置10全体のうち最も上方且つ後方に位置する部分がアッパーブーム14の先端部となり、その結果、アッパーブーム14の長さを概ね長手方向の許容収容範囲であるXまで拡大させることができるからである。
特に、アッパーブーム14は、図示しないが2つの中空部材が入れ子状になった内部部材と外部部材とで構成され、外部部材に対して内部部材が滑動することにより伸縮する機能を有するものである。従って、上述するようにアッパーブーム14が格納された状態(内部部材が最も外部部材の内部に進入した状態)での全長を長くすることができるということは、その内部部材と外部部材との両者ともに長くすることができるということであり、結果、より遠方の高所作業を行うことが可能なアッパーブーム14を車体20に架装することができることを意味する。
また、図1及び2に示す高所作業車20では、図3(B)に略示するように作業台16の回転中心22を作業台16の上方に位置させることにより、図3(A)に略示するような作業台16の下方に回転中心22が位置する場合よりも、概ね車体20の長手方向の格納スペースを小さくすることができる。詳細に説明すれば、作業台16が回転され格納された際に、図3(A)に示す作業台16の回転中心22を作業台16の下方に位置させた場合には作業台16の高さ部分(=a)がアッパーブーム14に対向するのに対して、図3(B)に示す作業台16の回転中心22を作業台16の上方に位置させた場合には作業台16の長手方向の部分すなわち底部(=b)がアッパーブーム14に対向する。従って、作業台16は通常、高さ部分(=a)の方が、底部(=b)よりも短いため、作業台16の回転中心22を作業台16の下方に位置させた場合よりも作業台16の上方に位置させた場合の方がアッパーブーム14の下方に必要な作業台格納スペースが小さくて良いこととなる。このことにより本高所作業車20は、車体20に架装されるロアブーム12の長さを長くすることができ、より遠方に離間する地点での高所作業が可能となる。
なお、図3においてはアッパーブーム14に対する作業台16の回転中心22の位置を作業台16の後方に位置させた例を示して説明しているが、これは典型的な一例を示したに過ぎず、上述するように回転中心22よりも作業台16が下方に位置する他の実施形態を排除する目的ではない。例えば、図4に示すように回転中心22が作業台16の後端よりも前方に位置する場合でも、アッパーブーム14よりも作業台16が下方に位置するものであれば差し支えない。
以上の説明では、本高所作業車20における作業台16のような構成を採用すれば、その車体20、特に作業装置10の架装スペースに対してアッパーブーム14とロアブーム12とを最も長くすることができることが判った。
次に、高所作業車20に必要なブームの長さが決定されている場合に、高所作業車20に要求される車体20の長さ、すなわちアッパーブーム14とロアブーム12との合計の長さあたりに必要な車体20の長さについて視点を移して考察する。本高所作業車20は上述するように所定長さの架装スペースに対して作業装置10、特にアッパーブーム14とロアブーム12とを最も長くすることができる。従って、同じ作業装置10を架装するために必要なスペースは、最も小さくすることができる。換言すれば、本高所作業車20はアッパーブーム14とロアブーム12に対して最もコンパクトな車体20を提供できることとなる。
以上、第1の実施形態においては、旋回台とロアブームとアッパーブームと作業台とで構成された高所作業車の格納について説明してきたが、作業台が格納される際に作業台の上方に位置された回転中心により回転されて他の作業装置と車体との間に形成された隙間に格納される構成をなせば良く、本実施の形態に記載した高所作業車のみならず、他の高所作業車、例えば、作業装置が旋回台と起伏動可能なブームとブームに対して屈伸可能なアームとアームに対して揺動可能な作業台とで構成されているもの等、種々の高所作業車で適用され得ることが容易に理解できよう。
なお、上記の作業台16は、図6及び図7に示すように、垂直ポスト24に対して垂直に取り付けられたスライドレール17aと、作業台16の床面に取り付けられスライドレール17aを挟持して、作業台16の床面をスライドレール17aに対して相対的に水平方向に(すなわち垂直ポスト24の軸線と直角方向に)スライド移動可能に配設されたスライド部材17bとを備えて構成しても良い。このような構成により、上記のように作業台16を車体20上に格納した後に、作業台16を鉛直下方(すなわち、図6の一点鎖線で示す位置Pから矢印方向)にスライド移動させて、格納時における車両の重心を低く抑え、走行安定性を高めることができる。また、作業時において、作業台16を水平方向(すなわち、図7の一点鎖線で示す位置Qから矢印方向)にスライド移動させることにより、作業台16の移動可能範囲を広げて作業性を向上させることができる。
以上のように第1の実施形態について説明してきたが、上記に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲であれば、適宜改良可能である。
次に、第2の実施形態について説明する。本発明の高所作業車31は、図8に示すように、車体33の前方に運転キャビン33aを、前後左右に前輪35及び後輪37を有している。また、車体33の前後左右の四ヶ所に、車体33の幅方向に拡幅自在で上下方向に伸縮自在なアウトリガジャッキ39が設けられ、高所作業時には車体幅方向に拡幅伸長させるとともに下方に張り出して車体33を安定支持する。
車体33の後部中央には、車体33上に取り付けられたサブフレーム33bを介して上方へ突出して旋回動自在な旋回台41が設けられている。この旋回台41の上部には入れ子式に構成されて内部に第1伸縮シリンダ43を内蔵したロアブーム45が起伏動自在に取り付けられ、このロアブーム45の下面の中央部と旋回台41の下部間に第1起伏シリンダ47が揺動自在に枢支されている。このため、第1伸縮シリンダ43の伸縮作動によりロアブーム45が伸縮作動し、第1起伏シリンダ47の伸縮作動によりロアブーム45が起伏作動する。
ロアブーム45の先端には入れ子式に構成され内部に第2伸縮シリンダ49を内蔵したアッパーブーム51が上下方向に揺動自在に取り付けられている。また、ロアブーム45の先端の左右両側壁とアッパーブーム51の基部の左右両側壁には上下方向に揺動自在な第1リンク部材53がそれぞれ設けられ、これらの第1リンク部材53の先端部が互いに揺動自在に連結されている。アッパーブーム51の両側壁には第2起伏シリンダ55のボトム側が上下方向に揺動自在に連結され、そのロッド側の先端部が連結された第1リンク部材53の先端部に揺動自在に連結されている。このため、第2起伏シリンダ55を伸縮作動させるとアッパーブーム51がロアブーム45に対して上下方向に起伏作動する。
アッパーブーム51の先端には垂直ポスト57が上下方向に揺動自在に取り付けられ、図示しないレベリング機構によりロアブーム45及びアッパーブーム51の作動に係らず、高所作業時には常に鉛直に保持されるようにレベリング制御される。さらに、アッパーブーム51の先端には揺動シリンダ59が内蔵され、図10に示すようにロッド側の先端が第2リンク部材61を介して垂直ポスト57の基部に揺動自在に連結されている。この揺動シリンダ59を伸縮作動させることにより、(アッパーブーム51の先端に垂直ポスト57を介して取り付けられた)作業台60の位置を上下方向に調整することができる。
作業台60は、高所作業時に鉛直に保持される垂直ポスト57に水平面内で旋回動自在に(首振り動自在に)取り付けられ、作業台60の床面はロアブーム45及びアッパーブーム51の作動に係らず、高所作業時には常に垂直ポスト57に対して水平に保持される。また、作業台60には、旋回台41,ロアブーム45,アッパーブーム51、垂直ポスト57の作動等を操作するための第1操作装置65が設けられている。なお、同様の機能を有する第2操作装置(図示せず)が車体33側に設けられている。
また、作業台60は、図9に示すように、(車体33の後方に向かって略水平に延びる位置まで倒伏された)格納状態のアッパーブーム51の下面を含む水平面に対して(図9に示す位置Aより)下方に位置するまで旋回動して車体33上に格納される。このとき(作業台60が車体33上に格納された状態において)、アッパーブーム51の先端よりも作業台60の床面が車体33の前方(図9に示す位置Bより前方)に位置するように構成されている。
このような構成の高所作業車31は、ロアブーム45が車体33の前方に延びて車体33の上に倒伏され、アッパーブーム51が車体33の後方に延びてロアブーム45の上側に重なるように倒伏され、垂直ポスト57がアッパーブーム51の先端から後方に向かって略水平に延びる位置まで揺動され、作業台60が車体33の最後端に位置するように車体33上に格納される。
次に、本発明の高所作業車31の作用を説明する。最初に、図8に示すように、車体33にロアブーム45、アッパーブーム51、垂直ポスト57及び作業台60を格納した状態で、高所作業車31を運転して所望の高所の下方周辺まで移動さし停車させる。そして、アウトリガジャッキ9を外側に張り出して車体33を安定支持する。
続いて、作業者は車体33上に配設されている第2操作装置(図示せず)を操作し、図10に示すように、垂直ポスト57がアッパーブーム51の先端から後方に向かって略水平に延びる位置(図10に示す位置C)から略鉛直状態になる位置(図10に示す位置D)まで揺動シリンダ59を伸長作動させ、作業台60に作業者が搭乗できる状態にする。
そして、この状態の作業台60に作業者は乗り込み、作業台60に設けられた第1操作装置65を操作し、ロアブーム45を起仰・伸長作動させ、アッパーブーム51を上方向に揺動・伸長させ、旋回台41を旋回作動させ、作業台60を垂直ポスト57に対して首振り作動させ、所望の高所に作業台60を接近させることができる。このとき、作業台60はレベリング制御され、作業台60の床面は常時水平に保持されている。また、作業者は揺動シリンダ59を伸縮作動させることで、作業台40を上下方向に揺動させて作業位置を調整ができる。このようにして作業台60が所望の高所に移動すると、作業者は高所作業を行う。
所望の高所にて作業を終了すると、作業台60に搭乗している作業者は、第1操作装置65を操作し、作業台60を垂直ポスト57に対して首振り作動させ、旋回台41を旋回作動させ、ロアブーム45とアッパーブーム51を短縮作動させ、車体33の上方にロアブーム45及びアッパーブーム51とを移動させて停止させる。そして、ロアブーム45を車体33の前方に延びるように倒伏させ、アッパーブーム51を車体33の後方に延びてロアブーム45の上側に重なるように倒伏させ、作業台60が車体33の最後端に位置するように車体33上に格納する。
続いて、作業台60に搭乗していた作業者が作業台60から降りた後に、車体33上に設けられている第2操作装置(図示せず)を操作し、垂直ポスト57が(図10の位置Dに示す)略鉛直状態から(図10の位置Cに示す)アッパーブーム51の先端から後方に向かって略水平に延びる位置になるまで、揺動シリンダ59を縮作動させる。この略水平状態となった垂直ポスト57に対して、作業者は作業台60を(図9に示す位置Aより)下方に位置するまで旋回動させ、車体33上に格納する。このとき、作業台60はアッパーブーム51の先端よりも作業台60の床面が(図9に示す位置Bより)前方に位置している。
なお、上記の作業台60は、図11及び図12に示すように、垂直ポスト57に対して垂直に取り付けられたスライドレール71aと、作業台16の床面に取り付けられスライドレール71aを挟持して、作業台16の床面をスライドレール71aに対して相対的に水平方向に(すなわち垂直ポスト57の軸線と直角方向に)スライド移動可能に配設されたスライド部材71bとを備えて構成しても良い。このような構成により、上記のように作業台60を車体33上に格納した後に、作業台60を鉛直下方(すなわち、図11の一点鎖線で示す位置Rから矢印方向)にスライド移動させて、格納時における車両の重心を低く抑え、走行安定性を高めることができる。また、作業時において、作業台60を水平方向(すなわち、図12の一点鎖線で示す位置Sから矢印方向)にスライド移動させることにより、作業台60の移動可能範囲を広げて作業性を向上させることができる。
以上のように第2の実施形態について説明してきたが、上記に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲であれば、適宜改良可能である。
例えば、本実施形態では、ロアブーム45の先端にアッパーブーム51が上下方向に揺動自在に取り付けられた、いわゆる屈折ブーム型の高所作業車31であったが、少なくとも起伏動自在に取り付けられたブームからなる、いわゆる伸縮ブーム型の高所作業車に用いても良い。
本発明に係る第1の実施の形態である高所作業車において作業台以外の作業装置が格納された状態を示した図である。 図1に示す高所作業車の作業台が格納された状態を示した図である。 (A)は、下方に回転中心を有する作業台の格納前後を示す略図であり、(B)は、上方に回転中心を有する作業台の格納前後を示す略図である。 図3(B)に示す実施形態の変形例である。 下方に回転中心を有する作業台と上方に回転中心を有する作業台とがそれぞれレベリングされ且つ他の作業装置が格納された状態での位置関係を示す略図である。 本発明に係る第1の実施の形態である高所作業車において、作業台の構成について改良を施した例を示す図である。 本発明に係る第1の実施の形態である高所作業車において、作業台の構成について改良を施した例を示す図である。 本発明に係る第2の実施形態における高所作業車の好ましい実施形態を示す図である。 本発明に係る第2の実施形態における高所作業車において、格納時における作業台の姿勢状態を示す図である。 本発明に係る第2の実施形態における高所作業車において、作業時における作業台の姿勢状態を示す図である。 本発明に係る第2の実施の形態である高所作業車において、作業台の構成について改良を施した例を示す図である。 本発明に係る第2の実施の形態である高所作業車において、作業台の構成について改良を施した例を示す図である。 本発明に係る高所作業車の従来の実施形態を示す図である。
符号の説明
10 作業装置 (第1の実施形態)
11 旋回台 (第1の実施形態)
12 ロアブーム (第1の実施形態)
14 アッパーブーム (第1の実施形態)
16 作業台 (第1の実施形態)
17a スライドレール (第1の実施形態)
17b スライド部材 (第1の実施形態)
20 高所作業車(車体)(第1の実施形態)
22 回転中心 (第1の実施形態)
24 垂直ポスト (第1の実施形態)
31 高所作業車 (第2の実施形態)
33 車体 (第2の実施形態)
41 旋回台 (第2の実施形態)
45 ロアブーム (第2の実施形態)
51 アッパーブーム (第2の実施形態)
57 垂直ポスト (第2の実施形態)
60 作業台 (第2の実施形態)
71a スライドレール (第2の実施形態)
71b スライド部材 (第2の実施形態)

Claims (4)

  1. 車体に取り付けられた旋回台に基端部が枢結された起伏動可能なロアブームと、
    前記ロアブームの先端部に基端部が枢結され該ロアブームに対して上方に起伏動可能なアッパーブームと、
    前記アッパーブームの先端部に枢結された上下に揺動可能な作業台とを少なくとも備えた作業装置を有する高所作業車であって、
    前記アッパーブームの先端部は、前記作業装置が格納された状態において、前記旋回台及び前記ロアブームの基端部よりも前記車体の後方に位置し、
    前記作業台は、前記作業装置が格納された状態において、前記アッパーブームの下方であって該アッパーブームの先端部よりも前記車体の前方の位置に位置決めされるように前記アッパーブームに対して下方に揺動することができることを特徴とする高所作業車。
  2. 前記作業台は、前記アッパーブームの先端部に基端部が枢結され上下方向に揺動可能であり且つ高所作業時には鉛直に保持される垂直ポストを介して前記アッパーブームに取り付けられ、その床面が前記垂直ポストの軸線と直角方向にスライド移動可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の高所作業車。
  3. 車体に取り付けられた旋回台に基端部が枢結された起伏動可能なロアブームと、
    前記ロアブームの先端部に基端部が枢結され該ロアブームに対して上方に起伏動可能なアッパーブームと、
    前記アッパーブームの先端部に基端部が枢結され上下方向に揺動可能であり且つ高所作業時には鉛直に保持される垂直ポストと、
    鉛直に保持された状態の前記垂直ポストに対して水平となるように前記垂直ポストに取り付けられた作業台とを少なくとも備えた作業装置を有する高所作業車であって、
    前記ロアブームが前記車体の前方に延びて前記車体上に倒伏され、前記アッパーブームが前記車体の後方に延びて前記ロアブームの上側に重なるように倒伏され、前記垂直ポストが前記アッパーブームの先端から後方に向かって略水平に延びる位置まで揺動され、前記作業台が前記車体の後端に位置して前記車体上に格納されるように構成され、
    前記作業台は、前記アッパーブームの下面より下方に位置して前記車体上に格納され、前記作業台が前記車体上に格納された状態において前記アッパーブームの先端よりも前記作業台の床面が前記車体の前方に位置するように構成されていることを特徴とする高所作業車。
  4. 前記作業台は、その床面が前記垂直ポストの軸線と直角方向にスライド移動可能に構成されていることを特徴とする請求項3に記載の高所作業車。
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KR102140188B1 (ko) * 2019-01-29 2020-07-31 전주대학교 산학협력단 다단식 붐대의 지지장치

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