JP2004293791A - 蛇腹状ブーツ - Google Patents
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Abstract
【課題】 連接状態で回転する際に、特に湿った雨の状況下で騒音の発生を低減することができる蛇腹状ブーツを提供する。
【解決手段】 蛇腹状ブーツは、弾性材からなり、長手軸を有し、自在継手の外側継手部と自在継手の内側継手部に接続された軸との間で潤滑剤を充填した環状室を封止するように機能する。この蛇腹状ブーツは、軸に固定される第1の鍔部2と、自在継手の外側部に固定される第2の鍔部3と、複数の環状の折り目を有し2つの鍔部を連結するブーツ部4とを備える。複数の環状折り目5の各々は、第1の鍔部2に対面する第1の環状側面と、第2の鍔部3に対面する第2の環状側面とを有し、複数の環状折り目5のうちの少なくとも1つにおける2つの環状側面のうちの少なくとも一方の面は、均一な環状面から突出する複数の隆起部を有する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、自在継手の外側継手部と自在継手の内側継手部に接続された軸との間で潤滑剤を充填した環状継手室を封止するための弾性材からなる蛇腹状ブーツに関する。
蛇腹状ブーツの目的は、継手室を覆い、これにより潤滑剤が漏れ出たり、埃が入り込むのを防ぐことにある。このような蛇腹状ブーツは、自動車の駆動ラインの等速自在継手によく用いられている。
自在継手はその連節角が大きい場合、これにまた連節する蛇腹状ブーツの環状の折り目が著しく変形し、隣接する環状の折り目の外表面同士が互いに接触する。このような外表面が互いに接触し合う相対的な移動が生じると、特に、湿った雨などの状況下では騒音の発生につながり、不快なものと感じられ、しかも今日の自動車への乗り心地を求める要求に反することとなる。この騒音は、マイクロまたはナノ範囲の厚みの水膜が存在する場合に互いに接触する環状側面間に生じる付着力(付着スリップ効果)の結果、発生するものである。
従来、熱可塑性材料または弾性材料からなり含浸剤を含浸させる蛇腹状ブーツが知られている(例えば、特許文献1参照)。そして、蛇腹状ブーツに含浸剤を含浸させることにより、外表面に潤滑剤の貯蔵部が設けられることになり、ノイズレベル及び磨耗速度の何れも低く抑えられる。しかしながら、この方法では、短時間しか、不要な騒音の発生を防ぐことができない。というのも、しばらくすると含浸剤が洗い落とされたり消失したりするためである。
また、蛇腹状ブーツとして、容易く形成することができ環状の折り目間の摩擦作用を低減させるコーティングを備えたものも提案されている(例えば、特許文献2参照)。しかし、この実施形態においても、コーティングがしばらくすると洗い落とされてしまい、騒音の発生や磨耗に対して長い間保護することができないという欠点がある。
また、等速継手を保護するための弾性の蛇腹状ブーツが開示されている(例えば、特許文献3参照)。このブーツは、球状の断片形状からなる硬質部材を備える。この部材の壁部の厚さは、軸との接続点から外側継手部に向かって薄くなる。かかる部材の外側面には、連続する溝または節部が設けられており、その目的は、クラック伝播がそれ以上広がらないようにするためのものである。しかし、球状断片形状の前記硬質部材の外側面が蛇腹状ブーツの他の部分と接触することは提案されていない。
さらに、軸とともに回転するスライドリングのキャリアとして機能するゴム製ブーツを有するスライドリング封止部材が知られている(例えば、特許文献4)。ゴム製ブーツは、軸上を滑るものであり、波形部材を備え、当該波形部材の複数の部分領域同士が互いに接触する。そして、かかる部分領域が互いに半永久的に付着しあうのを防ぐために、波形部材の内側には、部分領域の内側表面から内方に突出する複数の節部が設けられている。
そこで、本発明は、連接状態で回転する際に、特に湿った雨の状況下で騒音の発生を低減することができる蛇腹状ブーツを提供することを目的とする。
本発明によれば、上記目的は、次の蛇腹状ブーツを提供することにより実現される。すなわち、本発明に係る蛇腹状ブーツは、弾性材からなり、自在継手の外側継手部と内側継手部に接続された軸との間で潤滑剤を充填した環状室を封止するように機能するものであり、軸に固定される第1の鍔部と、自在継手の外側部に固定される第2の鍔部と、複数の環状の折り目を有し2つの鍔部を連結するブーツ部とを備え、複数の環状折り目の各々は、第1の鍔部に対面する第1の環状側面と、第2の鍔部に対面する第2の環状側面とを有し、複数の環状折り目のうちの少なくとも1つにおける2つの環状側面のうちの少なくとも一方の面は、均一な環状面から突出する複数の隆起部を有する。
かかる蛇腹状ブーツは、連節した継手において騒音の発生を最小限とすることができるという点で、特に湿った雨の状況下で有効である。これは、2つの隣接する環状折り目の対向する環状側面が均一な環状面から突出する隆起部により互いに離れた位置に保持されることにより達成されるものである。均一な環状面とは、円錐形、凸状、又は凹状の環状回転面であることを意味し、その面から隆起部が局所的に突出する。環状側面は、自在継手が回転する際に隆起部において点接触のみが存在するため、平面で互いに擦り合うことがない。このように、環状側面間の水膜の結果として生じる付着力が低減し、不要な騒音の発生が防止される。さらに、環状側面がもはや互いに面接触しないため、ナノスケールの範囲を超える厚みのフィルム形態で環状側面上に存在する水分が、良好な潤滑性能を示すといった有効な効果がある。隆起部は、互いに対向する環状側面上を容易くスライドし、そのため、環状側面での磨耗速度が極小化され、耐用年数が延長する。
本発明の好適な実施形態によれば、隆起部は、節部の形態で設けられている。
節部は、好ましくは、球形部の形状をとり、且つ、環状側面の均一な環状面の上、約0.05mm〜1.3mmの高さを有する。基底領域では、節部は、好ましくは約3mmの直径を有する。本発明の他の実施形態によれば、隆起部が断面図でレンズ形状をなしても良い。レンズ形状の隆起部は、径方向又は周方向の何れかに位置合わせすることができる。
本発明の更なる実施形態によれば、隆起部は、周方向に均等に配置することができる。特に、これらは、環状側面上の複数の同軸円上に配置することができる。好ましくは、20個〜120個、特に60個〜80個の隆起部が各円上に設けられており、これら隆起部が、好ましくは互いに最大10mmの間隔で配置されると良い。1つの環状側面上の隆起部の数は、環状側面の表面サイズに依存する。環状側面が隆起部の数個の円を有する場合、第1の円上の隆起部は、隣接する同軸の第2の円上の隆起部に対して周方向に相殺するように配置されることが提案される。こうして、環状側面の面上に複数の隆起部を均等に配置することができる。
本発明の好適な実施形態によれば、環状側面の両方は、少なくとも1つの環状折り目に隆起部が設けられ、2つの対向する環状側面の隆起部が互いに径方向及び/又は周方向に相殺するように配置されることが提案されている。このようにして、継手が連節した際に2つの対向する環状側面の隆起部が確実に互いに接触しないようになり、節部全てが対向する環状面に接触し、節部の磨耗が回避される。本発明の好適な実施形態によれば、2つの対向する環状側面にある複数の隆起部が異なる径にて配置される。
第2の解決手段は、次の蛇腹状ブーツを提供することである。すなわち、蛇腹状ブーツは、弾性材からなり、自在継手の外側継手部と内側継手部に接続された軸との間で潤滑剤を充填した環状室を封止するように機能するものであって、軸に固定される第1の鍔部と、自在継手の外側部に固定される第2の鍔部と、複数の環状の折り目を有するブーツ部とを備え、複数の環状折り目の各々が、第1の鍔部に対面する第1の環状側面と、第2の鍔部に対面する第2の環状側面とを有し、複数の環状折り目のうちの少なくとも1つにおける2つの環状側面のうちの少なくとも一方の面が、均一な環状面から引っ込んだ複数の凹部を有するものである。
かかる蛇腹状ブーツは、特に湿った雨の状況下で、連節した継手において騒音の発生を最小限とすることができるという利点がある。これは、環状側面に対して引っ込んで形成された複数の凹部の結果、2つの隣接する環状折り目の対向する環状側面が自在継手の回転時に平面で互いに擦り合わないために実現されるものである。均一な環状面とは、円錐形、凸状、又は凹状の環状回転面であることを意味する。このようにして、環状側面間の水膜の結果として生じる付着力が低減し、不快な騒音が抑えられる。さらに、環状側面間の水の潤滑性能が向上し、環状側面での磨耗速度が極小化され、蛇腹状ブーツの耐用年数が延長する。
本発明の好適な実施形態によれば、凹部は窪みの形態で設けられている。窪みは、好ましくは、球形部の形状をなしており、環状側面の均一な環状面に対して最大1mmの深さを有すると良い。環状面の領域では、この窪みは、好ましくは約3mmの直径を有すると良い。
本発明の更なる実施形態によれば、凹部が周方向に沿って均等に配置されている。特に、これらは、環状側面上の数個の同軸円上に配置することができる。好ましくは、20個〜120個、特に60個〜80個の凹部が1つの円上に配置されていると良い。またここで、これら凹部は、好ましくは、互いに直接接するように配置されている状態である。1つの環状側面上の凹部の数は、環状側面の表面サイズに依存する。凹部の形成された数個の円を有する環状側面の場合、第1の円上の凹部を、隣接する同軸の第2の円上の凹部と周方向に相殺させることが提案される。このようにして、環状側面の表面に凹部を均等に配置することができる。
以下、本発明について添付図面に示した実施形態を参照しながらより詳細に説明する。
図1〜図3では、これら全てを併せて、以下に対応する説明について示しており、同様な参照番号を付してある。図1〜図3は、自在継手の外側継手部と自在継手の内側継手部に接続された軸との間で潤滑剤を充填した環状室を封止するために用いられる弾性材からなる蛇腹状ブーツを示している。なお、自在継手及び軸については、図示していない。
蛇腹状ブーツ1は、軸に固定される第1の鍔部2と、外側継手部上を滑る第2の鍔部3と、これら2つの鍔部を連結し異なる径の5つの環状の折り目5を有するブーツ部とを備える。第1の鍔部2は、径方向外側に、張力帯を受ける連続した環状溝6を備え、径方向内側に、軸の対応する環状溝に係合する連続した環状ビード8を備える。第2の鍔部もまた、径方向外側に、張力帯(詳細は図示せず)により係合しうる連続溝7を備え、径方向内側に、外側継手部の外側面にある対応する環状溝に密閉係合しうる2つの連続した環状ビード9を備える。環状ビード6及び8は、鍔部2及び3が関連部品に軸方向に固定されるのを確実なものとする。
環状折り目5は、その1つを図3中に詳細に示したが、第1の鍔部2に向かう第1の環状側面11と、第2の鍔部12に向かう第2の環状側面12とを有する。そして、自在継手が連節した際に2つの対向する環状側面11及び12が面接触しないようにするために、環状折り目5は、環状側面の均一な環状面から突出する節部13を備える。これら節部13は、球形部の形状で、例えば、環状側面の均一な環状面から始まり約0.3mmの高さと基底領域で約3mmの直径とを有する。
第1の鍔部2から第2の鍔部3に向かって数えると、第1及び第2の環状折り目51及び52は、複数の節部13を備え、これにより自在継手を連節させた際に互いに対面する環状面112及び121が接触し合わない。第3の環状側面53の両環状面113及び123は、複数の節部13を備え、ここで第1の鍔部2に向かう環状面113が節部13を有する3つの同軸円形リングを有している。また、蛇腹状ブーツ1が連節した際に、第2の環状折り目52の環状面122と第3の環状折り目53の環状面113とは、互いに離間して保持され、その結果、相互に擦り合うことがなく、このため特に湿った雨の状況下でも不要な騒音を生じることがない。
第3及び第4の環状折り目53及び54間の環状面114及び123の組と、第4及び第5の環状折り目54及び55間の環状面115及び124の組とには、互いに離間した各表面を保持する節部13を備える全体で3つの同軸円形リングが設けられている。かかる節部13を有する異なる円形リングは、通常、異なる径を有しており、これにより磨耗や摩損につながる可能性のある、2つの対向する環状側面の節部同士の接触を防ぐ。また、第5の環状折り目55の第2の環状側面125に対向する環状の接続折り目14では、自在継手が連節する際に互いに離間した各均一な対向環状表面を保持する節部13を備える2つの円形リングが設けられている。このようにして、平面摩擦もこの場合回避される。
節部を有する円形リングの数は、互いに接触しうる環状側面のサイズに応じて、各円形リングの節部が互いに2mm〜5mmの間隔で配置されるように設計される。これは、例えば、各円形リングあたり、約20〜120個の節部、特に、約60〜80個の節部に対応する。
図4及び図5は、隆起部を有する他の実施形態を示している。隆起部は、球形部の形状の節部の代わりに、半レンズ形状を有することもできる。前記レンズ形状の隆起部は、図4に示すように周方向に延びているか、或いは図5に示すように径方向に延びていても良い。レンズ形状の隆起部は、また同軸円上に配置されていても良い。なお、ここでは、この程度まで上記説明内容に言及するものとする。
以下、図6〜図8は、併せて本発明の蛇腹状ブーツの第2の実施形態を示すものである。
設計に関する限り、本実施形態は、図1〜図3に係る蛇腹状ブーツの本文で言及した説明に実質的に対応する。同一部材は、同一の参照番号を付している。隆起部を有する実施形態に対して、図6〜図8に係る蛇腹状ブーツは、均一な環状表面から引っ込んだ複数の凹部を有する。これら凹部は、互いに直接接しつつ長手軸A周りに同軸に延びる円上に配置される窪み15の形態で設けられている。環状側面の環状面サイズに応じて、窪み15を有する1〜3個の円が形成されている。ここで、第1の円上の窪み15は、それに対して同軸に延設された第2の円上の窪み15に対して周方向に相殺される。また、このような環状側面に対して引っ込んだ窪み15により、環状側面11及び12が平面で互いに擦り合うことがないことが確実となる。なぜなら、窪み15間に形成された隆起部16での接触は、不規則な性質によるからである。よって、騒音の発生、特に湿った雨の状況下での騒音の発生は、自在継手を連節状態とした際に最小限とすることができる。
以下に本発明の実施の形態を要約して列挙する。
<1> 弾性材からなり、長手軸(A)を有し、自在継手の外側継手部と内側継手部に接続された軸との間で潤滑剤を充填した環状室を封止するように機能する蛇腹状ブーツであって、前記軸に固定される第1の鍔部(2)と、自在継手の外側部に固定される第2の鍔部(3)と、複数の環状の折り目(5)を有し前記2つの鍔部を連結するブーツ部(4)とを備え、前記複数の環状折り目(5)の各々は、前記第1の鍔部(2)に対面する第1の環状側面(11)と、前記第2の鍔部(3)に対面する第2の環状側面(12)とを有し、前記複数の環状折り目(5)のうちの少なくとも1つにおける前記2つの環状側面(11,12)のうちの少なくとも一方の面は、均一な環状面から突出する複数の隆起部を有する蛇腹状ブーツ。
<2> 前記隆起部は、節部(13)の形態で設けられている蛇腹状ブーツ。
<3> 前記節部(13)は、球形部の形状をとることである蛇腹状ブーツ。
<4> 前記節部(13)は、前記均一な環状面の上、約0.05mm〜1.3mmの高さを有する蛇腹状ブーツ。
<5> 前記節部(13)は、基底領域で約3mmの直径を有する蛇腹状ブーツ。
<6> 前記隆起部は、断面図で半レンズ形状である蛇腹状ブーツ。
<7> 前記複数の隆起部は、少なくとも1つの前記環状側面(11,12)にて、長手軸(A)に対して同軸に延びる少なくとも1つの円上に均等に配置される蛇腹状ブーツ。
<8> 20個〜120個、特に60個〜80個の隆起部が1つの円上に配置されていることを特徴とする請求項7に記載の蛇腹状ブーツ。
<9> 1つの円上の前記複数の隆起部は、互いに最大10mmの間隔で配置される蛇腹状ブーツ。
<10> 前記環状側面(11,12)の両方は、少なくとも1つの環状折り目(5)に隆起部が設けられており、2つの対向する環状側面(11,12)の前記隆起部(13)は、互いに径方向及び/又は周方向に相殺するように配置されている蛇腹状ブーツ。
<11> 前記2つの対向する環状側面(11,12)の前記複数の隆起部は、2つの隣接する環状折り目(5)にて異なる径の円上に位置する蛇腹状ブーツ。
<12> 第1の円上の前記隆起部は、該第1の円に対して同軸に延びる第2の円上の前記隆起部と周方向に相殺するように配置される蛇腹状ブーツ。
<13> 前記隣接する2つの円は、互いに最大10mmの径方向の間隔で配置される蛇腹状ブーツ。
<14> 弾性材からなり、長手軸(A)を有し、自在継手の外側継手部と内側継手部に接続された軸との間で潤滑剤を充填した環状室を封止するように機能する蛇腹状ブーツであって、前記軸に固定される第1の鍔部(2)と、自在継手の外側部に固定される第2の鍔部(3)と、複数の環状の折り目(5)を有し前記2つの鍔部を連結するブーツ部(4)とを備え、前記複数の環状折り目(5)の各々は、前記第1の鍔部(2)に対面する第1の環状側面(11)と、前記第2の鍔部(3)に対面する第2の環状側面(12)とを有し、前記複数の環状折り目(5)のうちの少なくとも1つにおける前記2つの環状側面(11,12)のうちの少なくとも一方の面は、均一な環状面から引っ込んだ複数の凹部を有する蛇腹状ブーツ。
<15> 前記凹部は、窪み(15)の形態で設けられている蛇腹状ブーツ。
<16> 前記窪み(15)は、窪んだ球形部分の形状をとることである蛇腹状ブーツ。
<17> 前記凹部は、前記少なくとも1つの環状側面(11,12)にて、長手軸(A)に対して同軸に延びる少なくとも1つの円上に均等に配置される蛇腹状ブーツ。
<18> 1つの円上に60個〜80個の凹部が配置されている蛇腹状ブーツ。
<19> 前記複数の凹部は、互いに直接接するように配置されている蛇腹状ブーツ。
<20> 1つの円上の前記凹部は、前記第1の円に対して同軸に延びる第2の円上の前記凹部と周方向に相殺するように配置される蛇腹状ブーツ。
1 蛇腹状ブーツ
2 第1の鍔部
3 第2の鍔部
4 ブーツ部
5 環状折り目
6 環状溝
7 環状溝
8 環状ビード
9 環状ビード
11 第1の環状側面
12 第2の環状側面
13 隆起部/節部
14 環状の接続折り目
15 凹部/窪み
16 隆起部
2 第1の鍔部
3 第2の鍔部
4 ブーツ部
5 環状折り目
6 環状溝
7 環状溝
8 環状ビード
9 環状ビード
11 第1の環状側面
12 第2の環状側面
13 隆起部/節部
14 環状の接続折り目
15 凹部/窪み
16 隆起部
Claims (2)
- 弾性材からなり、長手軸(A)を有し、自在継手の外側継手部と内側継手部に接続された軸との間で潤滑剤を充填した環状室を封止するように機能する蛇腹状ブーツであって、前記軸に固定される第1の鍔部(2)と、自在継手の外側部に固定される第2の鍔部(3)と、複数の環状の折り目(5)を有し前記2つの鍔部を連結するブーツ部(4)とを備え、前記複数の環状折り目(5)の各々は、前記第1の鍔部(2)に対面する第1の環状側面(11)と、前記第2の鍔部(3)に対面する第2の環状側面(12)とを有し、前記複数の環状折り目(5)のうちの少なくとも1つにおける前記2つの環状側面(11,12)のうちの少なくとも一方の面は、均一な環状面から突出する複数の隆起部を有することを特徴とする蛇腹状ブーツ。
- 弾性材からなり、長手軸(A)を有し、自在継手の外側継手部と内側継手部に接続された軸との間で潤滑剤を充填した環状室を封止するように機能する蛇腹状ブーツであって、前記軸に固定される第1の鍔部(2)と、自在継手の外側部に固定される第2の鍔部(3)と、複数の環状の折り目(5)を有し前記2つの鍔部を連結するブーツ部(4)とを備え、前記複数の環状折り目(5)の各々は、前記第1の鍔部(2)に対面する第1の環状側面(11)と、前記第2の鍔部(3)に対面する第2の環状側面(12)とを有し、前記複数の環状折り目(5)のうちの少なくとも1つにおける前記2つの環状側面(11,12)のうちの少なくとも一方の面は、均一な環状面から引っ込んだ複数の凹部を有することを特徴とする蛇腹状ブーツ。
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