JP6802388B2 - ボールジョイント及びダストカバー - Google Patents

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Description

本発明は、車両などの各種装置に備えられるボールジョイント及びダストカバーに関する。
従来、車両などの各種装置に備えられるボールジョイントにおいては、ジョイント部への水やダストなどの侵入を防止し、かつジョイント部からのグリースの流出を防止するためにダストカバーが備えられている。図4〜図6を参照して、従来例に係るボールジョイント及びダストカバーについて説明する。図4は従来例に係るボールジョイントの模式的断面図である。図5は従来例に係るダストカバーの模式的断面図である。図6は従来例に係るボールスタッドが揺動している際のボールジョイントの主要部の状態を示す模式的断面図である。
従来例に係るボールジョイントは、鍔部140を有する軸部120の一端に球形部110を備えるボールスタッド100と、球形部110の軸受220を有し、かつボールスタッド100を回転かつ揺動自在に支持するソケット200と、軸部120と結合するナックル300とを備えている。そして、ダストカバー700は、変形可能な蛇腹状の弾性体製の胴体部710と、ソケット200に固定される弾性体製の被固定部720と、軸部120に対して摺動自在に備えられる弾性体製のシール部730と、を一体に有している。
以上のように構成されるボールジョイントによれば、ソケット200に対してボールスタッド100が図中矢印R方向に回転した場合には、シール部730がボールスタッド100の軸部120に対して摺動することで、シール性が維持される。また、ソケット200に対してボールスタッド100が図中P方向に揺動した場合には、ダストカバー700の胴体部710が変形することで、シール性が維持される。
ここで、ボールジョイントに用いられるダストカバーにおいては、胴体部が外側に膨らむように構成される技術も知られている。しかしながら、このような技術においては、ボールジョイントが備えられる装置内において、他の部材に胴体部が接触しないように、胴体部の外径を大きくすることができない場合がある。これにより、胴体部の変形量が制限されてしまい、ボールスタッドの揺動動作に十分対応できなくなる場合がある。これに対し、上記の通り、蛇腹状の胴体部710を採用することにより、胴体部710の外径をそれほど大きくしなくても、胴体部710の変形量を大きくすることが可能となる。
しかしながら、蛇腹状の胴体部710を採用した場合には、胴体部710が変形した際に、胴体部710がボールスタッド100に接触してしまう問題が生じ得る。この点について、特に図6を参照して説明する。図示の従来例においては、胴体部710は、被固定部720側において、径方向外側に突出する第1山部711と、シール部730側において、径方向外側に突出する第2山部712と、これらの山部の間に設けられ、径方向内側に凹んだ谷部713とを一体に備えている。例えば、図6に示すように、ボールスタッド100が図中左側に傾くように傾斜した場合には、胴体部710は、図中左側が縮み、図中右側が伸びるように変形する。これにより、胴体部710のうち、図中左側においては、第1山部711と第2山部712とが接触し、谷部713の先端が鍔部140の付近に接触し得る(図中、矢印Xで示す部分参照)。
このように、胴体部710の一部がボールスタッド100の鍔部140の付近に接触する動作が繰り返されてしまうと、胴体部710は経時的に劣化して、破損してしまうおそれがある。従って、胴体部710の一部がボールスタッド100の鍔部140の付近に接触してしまうことは、ダストカバー700の耐久性の低下を招くことになる。
特表2008−544182号公報 特開2012−102840号公報
本発明の目的は、ダストカバーの胴体部がボールスタッドの鍔部の付近に接触してしまうことを抑制することのできるボールジョイント及びダストカバーを提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
すなわち、本発明のボールジョイントは、
鍔部を有する軸部の一端に球形部を備えるボールスタッドと、
前記球形部の軸受を有し、かつ前記ボールスタッドを回転かつ揺動自在に支持するソケットと、
前記軸部における前記鍔部を介して前記球形部とは反対側で、該軸部と結合する結合部材と、
変形可能な蛇腹状の弾性体製の胴体部と、該胴体部の一端側に設けられ、かつ前記ソケットに固定される弾性体製の被固定部と、該胴体部の他端側に設けられ、かつ前記軸部に対して摺動自在に備えられる弾性体製のシール部と、を一体に有するダストカバーと、
を備え、前記胴体部は、前記ボールスタッドの揺動状態によっては、前記鍔部に接触し得る位置関係となるように構成されているボールジョイントであって、
前記シール部は、
前記軸部における前記鍔部を介して前記球形部とは反対側の部位に摺動自在な内周シール部と、
前記鍔部の外壁面のうち、径方向外側の先端部分と、該先端部分から前記球形部側に向かって縮径する部位の一部とを連続的に覆い、前記胴体部と前記鍔部との接触を抑制する覆い部と、
を備えることを特徴とする。
また、本発明のダストカバーは、
鍔部を有する軸部の一端に球形部を備えるボールスタッドと、前記球形部の軸受を有し、かつ、前記ボールスタッドを回転かつ揺動自在に支持するソケットと、前記軸部における前記鍔部を介して前記球形部とは反対側で、該軸部と結合する結合部材と、を備えるボールジョイントに用いられるダストカバーにおいて、
変形可能な蛇腹状の弾性体製の胴体部と、
該胴体部の一端側に設けられ、かつ前記ソケットに固定される弾性体製の被固定部と、
該胴体部の他端側に設けられ、かつ前記軸部に対して摺動自在に備えられる弾性体製のシール部と、を一体に備え、
前記胴体部は、前記ボールスタッドの揺動状態によっては、前記鍔部に接触し得る位置関係となるように構成されると共に、
前記シール部は、
前記軸部における前記鍔部を介して前記球形部とは反対側の部位に摺動自在な内周シール部と、
前記鍔部の外壁面のうち、径方向外側の先端部分と、該先端部分から前記球形部側に向かって縮径する部位の一部とを連続的に覆い、前記胴体部と前記鍔部との接触を抑制する覆い部と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ダストカバーのシール部に設けられている覆い部によって、ボールスタッドにおける鍔部の径方向外側の先端部分と、該先端部分から球形部側に向かって縮径する部位の一部とが連続的に覆われる。従って、ボールスタッドが揺動して、ダストカバーの胴体部が変形しても、胴体部がボールスタッドの鍔部の付近に接触してしまうことを抑制することができる。
前記軸部における前記鍔部を介して前記球形部とは反対側の部位は、該鍔部から連続的に設けられ、かつ断面が円弧状の環状溝により構成されており、
前記内周シール部は、前記環状溝全体に対して摺動自在に密着するとよい。
以上説明したように、本発明によれば、ダストカバーの胴体部がボールスタッドの鍔部の付近に接触してしまうことを抑制することができる。
図1は本発明の実施例に係るボールジョイントの模式的断面図である。 図2は本発明の実施例に係るダストカバーの模式的断面図である。 図3は本発明の実施例に係るボールスタッドが揺動している際のボールジョイントの主要部の状態を示す模式的断面図である。 図4は従来例に係るボールジョイントの模式的断面図である。 図5は従来例に係るダストカバーの模式的断面図である。 図6は従来例に係るボールスタッドが揺動している際のボールジョイントの主要部の状態を示す模式的断面図である。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(実施例)
図1〜図3を参照して、本発明の実施例に係るボールジョイント及びダストカバーについて説明する。図1は本発明の実施例に係るボールジョイントの模式的断面図である。なお、図1においては、ボールジョイントに備えられるボールスタッドの軸部の中心軸線を含む面でボールジョイントを切断した断面図を示している。図2は本発明の実施例に係るダストカバーの模式的断面図である。なお、図2においては、ダストカバーが変形していない状態で、環状のダストカバーの中心軸線を含む面でダストカバーを切断した断面図を示している。図3は本発明の実施例に係るボールスタッドが揺動している際のボールジョイントの主要部の状態を示す模式的断面図である。
<ボールジョイント>
特に、図1を参照して、本実施例に係るボールジョイントについて説明する。ボールジョイントは、ボールスタッド100と、ボールスタッド100を回転かつ揺動自在に支持するソケット200と、ボールスタッド100の軸部120と結合する結合部材としてのナックル300とを備えている。本実施例に係るボールスタッド100は、鍔部140を有する軸部120の一端に球形部110が備えられている。また、軸部120における鍔部140を介して球形部110とは反対側の部位は、鍔部140から連続的に設けられ、かつ断面が円弧状の環状溝130により構成されている。ナックル300は、軸部120における鍔部140を介して球形部110とは反対側で、軸部120に結合される。
ソケット200は、環状のケース210と、ケース210の底側に固定される底板230と、ボールスタッド100における球形部110の軸受220とを備えている。軸受220は、球形部110の曲率半径と同径の球形状の面で構成された軸受面221を有している。
そして、ジョイント部への水やダストなどの侵入を防止し、かつジョイント部からのグリースの流出を防止するためにダストカバー400が用いられている。
<ダストカバー>
ダストカバー400について、より詳細に説明する。ダストカバー400は、ゴム(例えば、クロロプレンゴム)などの弾性体により構成される。すなわち、本実施例に係るダストカバー400は、変形可能な環状かつ蛇腹状の弾性体製の胴体部410と、胴体部410の一端側に設けられる弾性体製の被固定部420と、胴体部410の他端側に設けられる弾性体製のシール部430とを一体に有している。胴体部410は、被固定部420側において、径方向外側に突出する第1山部411と、シール部430側において、径方向外側に突出する第2山部412と、これらの山部の間に設けられ、径方向内側に凹んだ谷部413とを一体に備えている。
被固定部420には環状溝421が設けられている。この環状溝421に締め付け部材510が締め付けられることにより、被固定部420はソケット200のケース210に固定される。締め付け部材510については、バネ,バンド,サークリップなど、各種の公知技術を適用可能である。
シール部430は、ボールスタッド100の軸部120に対して摺動自在に構成されている。より具体的には、シール部430の内周面側には、径方向内側に向かって突出する環状の内周シール部431が設けられている。この内周シール部431が、ボールスタッド100の軸部120に設けられている環状溝130の全体に対して摺動自在に密着するように構成されている。
そして、本実施例に係るシール部430においては、ボールスタッド100における鍔部140の外壁面のうち、径方向外側の先端部分と、該先端部分から球形部110側に向かって縮径する部位の一部とを連続的に覆う覆い部432が設けられている。
また、シール部430の外周面側には、シール部430を軸部120に締め付ける締め付け部材520が装着されるように構成されている(図1参照)。より具体的には、シール部430の外周面側に、環状溝433が設けられている。この環状溝433に締め付け部材520が締め付けられることにより、シール部430の内周面が軸部120の外周面に密着した状態が維持される。締め付け部材520については、バネ,バンド,サークリップなど、各種の公知技術を適用可能である。
以上のように構成されるダストカバー400においては、ソケット200に対してボールスタッド100が揺動する(図1中、矢印P方向に揺動する)と、胴体部410が変形する。また、ソケット200に対してボールスタッド100が回転する(図1中、矢印R方向に回転する)と、シール部430はボールスタッド100の軸部120に対して摺動する。以上のような構成により、ソケット200に対してボールスタッド100が揺動しても回転しても、ダストカバー400によってシール機能が発揮される。
<本実施例に係るボールジョイント及びダストカバーの優れた点>
本実施例によれば、ダストカバー400のシール部430に設けられている覆い部432によって、ボールスタッド100における鍔部140の径方向外側の先端部分と、該先端部分から球形部110側に向かって縮径する部位の一部とが連続的に覆われる。従って、ボールスタッド100が揺動して、ダストカバー400の胴体部410が変形しても、胴体部410がボールスタッド100の鍔部140の付近に接触してしまうことを抑制することができる。この点について、図3を参照して、より具体的に説明する。
例えば、図3に示すように、ボールスタッド100が図中左側に傾くように傾斜した場合には、胴体部410は、図中左側が縮み、図中右側が伸びるように変形する。これにより、胴体部410のうち、図中左側においては、第1山部411と第2山部412とが接触する。そして、本実施例においては、覆い部432によって、ボールスタッド100における鍔部140の径方向外側の先端部分と、該先端部分から球形部110側に向かって縮径する部位の一部とが連続的に覆われているため、谷部413の先端は鍔部140の付近に接触することなく、覆い部432の付近に接触する(図中、矢印Yで示す部分参照)。なお、胴体部410はゴム状弾性体により構成されており、また、内部には通常グリースが充填されているため、胴体部410を構成する各部位同士が接触しても、劣化が促進されるなどの問題は殆どない。
以上のように、本実施例によれば、胴体部410がボールスタッド100の鍔部140の付近に接触してしまうことを抑制することができるため、胴体部410の経時的な劣化を抑制することができる。従って、ダストカバー400の耐久性を向上させることができる。
100 ボールスタッド
110 球形部
120 軸部
130 環状溝
140 鍔部
200 ソケット
210 ケース
220 軸受
221 軸受面
230 底板
300 ナックル
400 ダストカバー
410 胴体部
411 第1山部
412 第2山部
413 谷部
420 被固定部
421 環状溝
430 シール部
431 内周シール部
432 覆い部
433 環状溝
510,520 締め付け部材

Claims (3)

  1. 鍔部を有する軸部の一端に球形部を備えるボールスタッドと、
    前記球形部の軸受を有し、かつ前記ボールスタッドを回転かつ揺動自在に支持するソケットと、
    前記軸部における前記鍔部を介して前記球形部とは反対側で、該軸部と結合する結合部材と、
    変形可能な蛇腹状の弾性体製の胴体部と、該胴体部の一端側に設けられ、かつ前記ソケットに固定される弾性体製の被固定部と、該胴体部の他端側に設けられ、かつ前記軸部に対して摺動自在に備えられる弾性体製のシール部と、を一体に有するダストカバーと、
    を備え、前記胴体部は、前記ボールスタッドの揺動状態によっては、前記鍔部に接触し得る位置関係となるように構成されているボールジョイントであって、
    前記シール部は、
    前記軸部における前記鍔部を介して前記球形部とは反対側の部位に摺動自在な内周シール部と、
    前記鍔部の外壁面のうち、径方向外側の先端部分と、該先端部分から前記球形部側に向かって縮径する部位の一部とを連続的に覆い、前記胴体部と前記鍔部との接触を抑制する覆い部と、
    を備えることを特徴とするボールジョイント。
  2. 前記軸部における前記鍔部を介して前記球形部とは反対側の部位は、該鍔部から連続的に設けられ、かつ断面が円弧状の環状溝により構成されており、
    前記内周シール部は、前記環状溝全体に対して摺動自在に密着することを特徴とする請求項1に記載のボールジョイント。
  3. 鍔部を有する軸部の一端に球形部を備えるボールスタッドと、前記球形部の軸受を有し、かつ、前記ボールスタッドを回転かつ揺動自在に支持するソケットと、前記軸部における前記鍔部を介して前記球形部とは反対側で、該軸部と結合する結合部材と、を備えるボールジョイントに用いられるダストカバーにおいて、
    変形可能な蛇腹状の弾性体製の胴体部と、
    該胴体部の一端側に設けられ、かつ前記ソケットに固定される弾性体製の被固定部と、
    該胴体部の他端側に設けられ、かつ前記軸部に対して摺動自在に備えられる弾性体製のシール部と、を一体に備え、
    前記胴体部は、前記ボールスタッドの揺動状態によっては、前記鍔部に接触し得る位置関係となるように構成されると共に、
    前記シール部は、
    前記軸部における前記鍔部を介して前記球形部とは反対側の部位に摺動自在な内周シール部と、
    前記鍔部の外壁面のうち、径方向外側の先端部分と、該先端部分から前記球形部側に向かって縮径する部位の一部とを連続的に覆い、前記胴体部と前記鍔部との接触を抑制する覆い部と、
    を備えることを特徴とするダストカバー。
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