JP6706271B2 - ダストカバー及び密封構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両などの各種装置に備えられるボールジョイントに用いられるダストカバー及び密封構造に関する。
従来、車両などの各種装置に備えられるボールジョイントにおいては、ジョイント部への水やダストなどの侵入を防止し、かつジョイント部からのグリースの流出を防止するためにダストカバーが用いられている。図4及び図5を参照して、従来例に係るダストカバーについて説明する。図4は従来例に係るダストカバーの一部拡大断面図(シール部を拡大した断面図)である。図5は従来例に係るダストカバーが用いられたボールジョイントにおける一部拡大図である。
ボールジョイントは、軸部310の一端に球形部を有し、かつ軸部310の他端側にフランジ部340を有するボールスタッド300と、球形部の軸受を有し、ボールスタッド300を回転かつ揺動自在に支持するソケットとを備えている。そして、ダストカバーは、変形可能な膜状の胴体部と、胴体部の一端側に設けられ、ソケットに固定される被固定部と、胴体部の他端側に設けられるシール部530とを備えている。ここで、シール部530は、ボールスタッド300における軸部310に摺動自在に設けられる内周シール部531と、フランジ部340に対して摺動自在に設けられるダストリップ部532と、ダストリップ部532よりも径方向内側に設けられる補助ダストリップ部533とを備えている。また、この従来例においては、内周シール部531は、2つの環状凸部531a,531bにより構成されている。
ここで、製法上などの様々な理由により、ボールスタッド300において、軸部310とフランジ部340が湾曲面310aにより繋がれている場合がある。例えば、軸部310とフランジ部340とを一体に設ける場合には、切削加工を行う都合上、湾曲面310aが形成される。この場合に、ボールジョイントを組み立てた際等において、内周シール部531を構成する環状凸部531aが湾曲面310aに密着してしまうことがある。この場合、シール部530が傾いた状態となり、図5に示すように、ダストリップ部532及び補助ダストリップ部533がフランジ部340から離れた状態となってしまうことがある。これにより、密封性能が低下してしまっていた。特に、シール部530がゴムなどの弾性体のみにより構成され、その内部に補強環が設けられていない構成を採用した場合に、上記のような問題が発生し易い。また、湾曲面310a(いわゆるR面)の曲率半径が大きい程、ボールスタッド300の強度が高まる。従って、強度を高めるために湾曲面310aの曲率半径を大きくするほど、上記のような問題が顕著になってしまう。
特開2011−226595号公報
本発明の目的は、シール部の姿勢を安定させることで、密封性能の向上を図ったダストカバー及び密封構造を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
すなわち、本発明のダストカバーは、
軸部の一端に球形部を有し、かつ前記軸部の他端側にフランジ部を有するボールスタッドと、前記球形部の軸受を有し、前記ボールスタッドを回転かつ揺動自在に支持するソケットと、を備えるボールジョイントに用いられるダストカバーにおいて、
変形可能な胴体部と、該胴体部の一端側に設けられ、前記ソケットに固定される被固定部と、該胴体部の他端側に設けられ、前記軸部とフランジ部に対してそれぞれ摺動自在に備えられるシール部と、を有するダストカバーであって、
前記シール部は、
前記軸部(本発明においては、ボールスタッドにおける軸部自体の他、当該軸部の外周面側に設けられた別の部材の場合も含む。以下、同様)の外周表面に対して摺動自在な内周シール部と、
前記シール部を構成する複数のリップ部のうち最も径方向外側に設けられ、前記フランジ部の端面に対して摺動自在なダストリップ部と、
前記ダストリップ部よりも径方向内側に設けられ、前記フランジ部に向かって突出する補助ダストリップ部と、
を備えると共に、
前記補助ダストリップ部は、リップ先端に向かうにつれて拡径する傾斜面を備え、該傾斜面が前記軸部とフランジ部とを繋ぐ湾曲面に対して摺動自在に構成されていることを特徴とする。
また、本発明の密封構造は、
軸部と、該軸部の一端に設けられる球形部と、前記軸部の他端側に設けられるフランジ部と、を有するボールスタッドと、
前記球形部の軸受を有し、前記ボールスタッドを回転かつ揺動自在に支持するソケットと、
変形可能な胴体部と、該胴体部の一端側に設けられ、前記ソケットに固定される被固定部と、該胴体部の他端側に設けられ、前記軸部とフランジ部に対してそれぞれ摺動自在に備えられるシール部と、を有するダストカバーと、
を備える密封構造であって、
前記シール部は、
前記軸部の外周表面に対して摺動自在な内周シール部と、
前記シール部を構成する複数のリップ部のうち最も径方向外側に設けられ、前記フランジ部の端面に対して摺動自在なダストリップ部と、
前記ダストリップ部よりも径方向内側に設けられ、前記フランジ部に向かって突出する補助ダストリップ部と、
を備え、
前記補助ダストリップ部は、リップ先端に向かうにつれて拡径する傾斜面を備え、該傾斜面が前記軸部とフランジ部とを繋ぐ湾曲面に対して摺動自在に構成されていることを特徴とする。
これらの発明によれば、補助ダストリップ部が軸部とフランジ部とを繋ぐ湾曲面に対して摺動自在に構成されているため、内周シール部が湾曲面に密着してしまうことが抑制され、シール部の姿勢を安定させることができる。
また、前記補助ダストリップ部は、リップ先端に向かうにつれて拡径する傾斜面を備え、該傾斜面が前記湾曲面に対して摺動自在に密着するため、湾曲面に対する補助ダストリップ部の密着状態を安定させることができ、シール部の姿勢をより確実に安定させることができる。
前記内周シール部は、環状凸部により構成されているとよい。
以上説明したように、本発明によれば、シール部の姿勢を安定させることで、密封性能の向上を図ることができる。
図1は本発明の実施例に係るボールジョイント及びボールジョイントに装着されるダストカバーの模式的断面図である。 図2は本発明の実施例に係るダストカバーの一部拡大断面図(シール部を拡大した断面図)である。 図3は本発明の実施例に係るダストカバーが用いられたボールジョイントにおける一部拡大図である。 図4は従来例に係るダストカバーの一部拡大断面図(シール部を拡大した断面図)である。 図5は従来例に係るダストカバーが用いられたボールジョイントにおける一部拡大図である。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(実施例)
図1〜図3を参照して、本発明の実施例に係るダストカバー及び密封構造について説明する。図1は本発明の実施例に係るボールジョイント及びボールジョイントに装着されるダストカバーの模式的断面図である。なお、図1においては、ボールジョイントに備えられるボールスタッドの軸部の中心軸線を含む面で切断した断面図を示している。図2は本発明の実施例に係るダストカバーの一部拡大断面図(シール部を拡大した断面図)である。図3は本発明の実施例に係るダストカバーが用いられたボールジョイントにおける一部拡大図である。なお、図3においては、ダストカバーにおけるシール部付近を拡大した断面図を示している。
<ボールジョイント>
特に、図1を参照して、本実施例に係るダストカバー100を適用可能なボールジョイントの一例を説明する。ボールジョイントは、軸部310の一端に球形部320を有するボールスタッド300と、ボールスタッド300を回転かつ揺動自在に支持するソケット200とを備えている。また、軸部310の他端はオネジ部330が形成されている。更に、軸部310には、2つのフランジ部340,350が設けられている。便宜上、これら2つのフランジ部のうち他端側のフランジ部を第1フランジ部340と称し、一端側のフランジ部を第2フランジ部350と称する。ここで、軸部310と第1フランジ部340における一端側の端面は、湾曲面(いわゆるR面)310aによって繋がれている。以上のように構成されるボールスタッド300は、車体に設けられたナックル(不図示)などに対して、オネジ部330にナット(不図示)が螺合されることにより固定される。
ソケット200は、環状のケース210と、ケース210の底側に固定される底板220と、球形部320の軸受230とを備えている。軸受230は、球形部320の曲率半径と同径の球形状の面で構成された軸受面231を有している。
そして、ジョイント部への水やダストなどの侵入を防止し、かつジョイント部からのグリースの流出を防止するためにダストカバー100が用いられている。
<ダストカバー>
ダストカバー100の全体構成について説明する。ダストカバー100は、ゴムなどの弾性体により構成される。そして、このダストカバー100は、変形可能な環状かつ膜状の胴体部110と、胴体部110の一端側に設けられ、ソケット200に固定される被固定部120と、胴体部110の他端側に設けられるシール部130とを一体に有している。
以上のように構成されるダストカバー100においては、ソケット200に対してボールスタッド300が揺動する(矢印A方向に揺動する)と、胴体部110が変形する。また、ソケット200に対してボールスタッド300が回転する(矢印B方向に回転する)と、シール部130はボールスタッド300の軸部310と第1フランジ部340に対してそれぞれ摺動する。これにより、ソケット200に対してボールスタッド300が揺動しても回転しても、ダストカバー100によりシール機能が発揮される。
<<被固定部>>
被固定部120の外周面には環状溝121が設けられている。この環状溝121に止め輪(サークリップ)400が取り付けられることにより、被固定部120の内周面がソケット200のケース210に密着する。これにより、被固定部120とソケット200との間からジョイント部への水やダストなどの侵入が防止され、かつジョイント部からのグリースの流出が防止される。
<<シール部>>
本実施例に係るシール部130について、より詳しく説明する。シール部130は、ボールスタッド300の軸部310の外周表面に対して摺動自在な内周シール部131と、第1フランジ部340の端面に対して摺動自在なダストリップ部132とを備えている。本実施例に係る内周シール部131は、径方向内側に突出する2つの環状凸部131a,131bにより構成されている。ただし、本発明における内周シール部は、このような構成には限られない。例えば、単一または3つ以上の環状凸部により構成される内周シール部を採用することもできる。ダストリップ部132は、径方向外側かつ第1フランジ部340の端面に向かって傾斜する傾斜部分により構成されている。
そして、本実施例に係るダストカバー100においては、ダストリップ部132よりも径方向内側に、他端側に向かって突出するように構成された補助ダストリップ部133が設けられている。この補助ダストリップ部133は、ボールスタッド300における軸部310と第1フランジ部340とを繋ぐ湾曲面310aに対して摺動自在に構成されている。ここで、補助ダストリップ部133は、リップ先端に向かうにつれて拡径する傾斜面133aを備え、この傾斜面133aが湾曲面310aに対して摺動自在に密着するように構成されている(図3参照)。以上のように構成される補助ダストリップ部133は、ダストリップ部132と同様に、ダストの侵入を抑制する役割を担っている。また、補助ダストリップ部133は、シール部130の姿勢を安定させる役割も担っている。なお、本実施例に係るシール部130においては、その内部に補強環などは設けられておらず、その外周面からシール部130を締め付ける部材も設けられていない。
以上のように構成されるシール部130は、ボールスタッド300における軸部310に設けられた第1フランジ部340と第2フランジ部350との間に配置される。そして、2つの環状凸部131a,131bにより構成された内周シール部131は、軸部310の外周表面に対して摺動自在な状態で密着する。また、上記の通り、ダストリップ部132は、第1フランジ部340の端面に対して摺動自在な状態で密着し、補助ダストリップ部133は、軸部310と第1フランジ部340とを繋ぐ湾曲面310aに対して摺動自在な状態で密着する。また、第2フランジ部350がストッパとしての機能を発揮するため、シール部130の軸部310に対する軸線方向の位置決めがなされている。より具体的には、シール部130の内周側の部分が、湾曲面310aと第2フランジ部350との間に挟み込まれた状態となり、シール部130は軸線方向の位置決めがなされる。このとき、補助ダストリップ部133が軸線方向に圧縮されることで、シール部130全体の姿勢を安定させることができる。
<本実施例に係るダストカバー及び密封構造の優れた点>
以上のように、本実施例に係るダストカバー100及び密封構造によれば、シール部130における補助ダストリップ部133が、ボールスタッド300における軸部310と第1フランジ部340とを繋ぐ湾曲面310aに対して摺動自在に構成されている。そのため、内周シール部131が湾曲面310aに密着してしまうことが抑制され、シール部130の姿勢を安定させることができる。特に、本実施例においては、補助ダストリップ部133は、リップ先端に向かうにつれて拡径する傾斜面133aを備え、この傾斜面133aが湾曲面310aに対して摺動自在に密着するように構成されている。これにより、湾曲面310aに対する補助ダストリップ部133の密着状態を安定させることができ、シール部130の姿勢をより確実に安定させることができる。以上ように、本実施例に係るダストカバー100及び密封構造によれば、密封性能の向上を図ることができる。
(その他)
上記実施例においては、内周シール部131が、ボールスタッド300の軸部310の外周表面に対して直接摺動する場合を示した。しかしながら、本発明においては、ボールスタッドの軸部に固定された別の部材の外周表面に対して内周シール部が摺動自在に構成される場合にも適用可能である。例えば、特開平11−63245号公報に開示された技術のように、内周シール部がフェルールに対して摺動するように構成されている場合にも、本発明を適用することができる。
100 ダストカバー
110 胴体部
120 被固定部
121 環状溝
130 シール部
131 内周シール部
131a,131b 環状凸部
132 ダストリップ部
133 補助ダストリップ部
133a 傾斜面
200 ソケット
210 ケース
220 底板
230 軸受
231 軸受面
300 ボールスタッド
310 軸部
310a 湾曲面
320 球形部
330 オネジ部
340 フランジ部(第1フランジ部)
350 フランジ部(第2フランジ部)

Claims (4)

  1. 軸部の一端に球形部を有し、かつ前記軸部の他端側にフランジ部を有するボールスタッドと、前記球形部の軸受を有し、前記ボールスタッドを回転かつ揺動自在に支持するソケットと、を備えるボールジョイントに用いられるダストカバーにおいて、
    変形可能な胴体部と、該胴体部の一端側に設けられ、前記ソケットに固定される被固定部と、該胴体部の他端側に設けられ、前記軸部とフランジ部に対してそれぞれ摺動自在に備えられるシール部と、を有するダストカバーであって、
    前記シール部は、
    前記軸部の外周表面に対して摺動自在な内周シール部と、
    前記シール部を構成する複数のリップ部のうち最も径方向外側に設けられ、前記フランジ部の端面に対して摺動自在なダストリップ部と、
    前記ダストリップ部よりも径方向内側に設けられ、前記フランジ部に向かって突出する補助ダストリップ部と、
    を備えると共に、
    前記補助ダストリップ部は、リップ先端に向かうにつれて拡径する傾斜面を備え、該傾斜面が前記軸部とフランジ部とを繋ぐ湾曲面に対して摺動自在に構成されていることを特徴とするダストカバー。
  2. 前記内周シール部は、環状凸部により構成されていることを特徴とする請求項1に記載のダストカバー。
  3. 軸部と、該軸部の一端に設けられる球形部と、前記軸部の他端側に設けられるフランジ部と、を有するボールスタッドと、
    前記球形部の軸受を有し、前記ボールスタッドを回転かつ揺動自在に支持するソケットと、
    変形可能な胴体部と、該胴体部の一端側に設けられ、前記ソケットに固定される被固定部と、該胴体部の他端側に設けられ、前記軸部とフランジ部に対してそれぞれ摺動自在に備えられるシール部と、を有するダストカバーと、
    を備える密封構造であって、
    前記シール部は、
    前記軸部の外周表面に対して摺動自在な内周シール部と、
    前記シール部を構成する複数のリップ部のうち最も径方向外側に設けられ、前記フランジ部の端面に対して摺動自在なダストリップ部と、
    前記ダストリップ部よりも径方向内側に設けられ、前記フランジ部に向かって突出する補助ダストリップ部と、
    を備え、
    前記補助ダストリップ部は、リップ先端に向かうにつれて拡径する傾斜面を備え、該傾斜面が前記軸部とフランジ部とを繋ぐ湾曲面に対して摺動自在に構成されていることを特徴とする密封構造。
  4. 前記内周シール部は、環状凸部により構成されていることを特徴とする請求項に記載の密封構造。
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