JP2021134899A - ダストカバーおよびボールジョイント - Google Patents

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【課題】ダストカバーのシール性を向上させること。【解決手段】ダストカバー12は、軸部21と軸部21の一端に設けられた球形部22とを有するボールスタッド20と、球形部22を支持する軸受部33を有するソケット30と、軸部21の他端に設けられ前記他端の外周面を包囲する環状のナックル40であって軸部21の外周面から張り出す環状面40Sを球形部22側に有するナックル40を具備するボールジョイント100に利用される弾性変形可能なダストカバー12であってソケット30に固定される被固定部51と環状面40Sを押圧する環状のシール部52と被固定部51とシール部52との間に位置する胴体部53とが一体に形成され、シール部52の内周面に固定され軸部21の外周面に当接する環状体54であってシール部52よりも軸部21の外周面に対する静止摩擦係数が小さい環状体54を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、ダストカバーおよびボールジョイントに関する。
例えば自動車等の各種の装置に設置されるボールジョイントは、球形部が一端に設置されたボールスタッドと、当該球形部を支持する軸受部を含むソケットとを具備する。ボールジョイントには、塵埃および水分の付着とグリースの流出とを防止するためのダストカバーが設置される。例えば特許文献1には、ダストカバーの破損を防止し、さらに、ダストカバーのシール性を確保するために、ボールスタッドの柄に、ボールジョイントの軸方向において球形部側に向かって拡径するテーパー部を設け、テーパー部の外周面でダストカバーの小開口部と当接しない位置に、環状の突部を設ける構成が開示されている。
実開平4−32313号公報
特許文献1に記載されたボールジョイントにおいては、ダストカバーがボールスタッドの軸部を締め付ける緊迫力が働く。これにより、当該軸部の回転に追従してダストカバーがねじれることにより、ダストリップがナックルを押圧する押圧力が低下する。従って、ダストカバーのシール性が低下するおそれがある。
以上のような事情に鑑み、本発明は、ダストカバーのシール性を向上させることを目的とする。
本発明のひとつの態様に係るダストカバーは、軸部と、前記軸部の一端に設けられた球形部とを有するボールスタッドと、前記球形部を支持する軸受部を有するソケットと、前記軸部の他端に設けられ、前記他端の外周面を包囲する環状のナックルであって、前記軸部の外周面から張り出す環状面を前記球形部側に有するナックルとを具備するボールジョイントに利用される弾性変形可能なダストカバーであって、前記ソケットに固定される被固定部と、前記環状面を押圧する環状のシール部と、前記被固定部と前記シール部との間に位置する胴体部とが一体に形成され、前記シール部の内周面に固定され、前記軸部の外周面に当接する環状体であって、前記シール部よりも前記軸部の外周面に対する静止摩擦係数が小さい環状体を有する。
本発明のひとつの態様に係るボールジョイントは、ジョイント機構とダストカバーとを具備するボールジョイントであって、前記ジョイント機構は、軸部と、前記軸部の一端に設けられた球形部とを有するボールスタッドと、前記球形部を支持する軸受部を有するソケットと、前記軸部の他端に設けられ、前記他端の外周面を包囲する環状のナックルであって、前記軸部の外周面から張り出す環状面を前記球形部側に有するナックルと、を有し、前記ダストカバーは、前記ソケットに固定される被固定部と、前記環状面を押圧する環状のシール部と、前記被固定部と前記シール部との間に位置する胴体部とが一体に形成され、前記シール部の内周面に固定され、前記軸部の外周面に当接する環状体であって、前記シール部よりも前記軸部の外周面に対する静止摩擦係数が小さい環状体を有する。
本発明によれば、ダストカバーのシール性を向上させることができる。
本実施形態のボールジョイントの構成例を示す断面図である。 ダストカバーのシール部の近傍を拡大した断面図である。 従来のダストカバーのシール部の近傍を拡大した断面図である。 変形例に係るダストカバーのシール部の近傍を拡大した断面図である。
本発明の好適な形態について図面を参照しながら以下に説明する。なお、各図面における各要素の寸法および縮尺は実際の製品とは適宜に相違する。
A:実施形態
図1は、本実施形態のボールジョイント100の構成例を示す断面図である。ボールジョイント100は、例えば自動車の懸架装置または操舵装置等の各種の装置に利用される構造体である。ボールジョイント100は、図1に示すように、ジョイント機構11と、ダストカバー12とを有する。
ジョイント機構11は、ボールスタッド20と、ソケット30と、ナックル40とを有する。図1には、ソケット30の中心軸C1を通過する断面が例示されている。
ボールスタッド20は、図1に示すように、円柱状の軸部21と、球状の球形部22とを有する棒状の構造体である。球形部22は軸部21の一端に設けられ、ナックル40は軸部21の他端と一体的に構成された環状体である。ナックル40は、軸部21の外周面から径方向に張り出す結合部材である。ナックル40は、当該他端の外周面を包囲する。また、ナックル40は、図1に示すように、環状面40Sを有する。環状面40Sは、軸部21の外周面から径方向に張り出し、ナックル40の球形部22側に位置する下面である。なお、前述の「径方向」とは軸部21の中心軸C2に直交する方向であり、この点は以下の説明でも同様である。また、以下の説明では、軸部21が延在する方向を「軸方向」、中心軸C2回りの方向を「周方向」とする。
ソケット30は、回転および揺動が可能な状態でボールスタッド20を支持する構造体である。具体的には、ソケット30は、筐体部31と底板32と軸受部33とを有する。筐体部31は、例えば円筒状の構造体である。底板32は、筐体部31の開口を閉塞することでソケット30の底面を構成する板状部材である。
軸受部33は、筐体部31と底板32とで形成される空間に収容され、ボールスタッド20の球形部22を支持する。具体的には、軸受部33には、球形部22の曲率半径と同径の球状の軸受面34が形成される。球形部22の表面が軸受面34に接触した状態でボールスタッド20は軸受部33に支持される。球形部22の表面と軸受面34との間隙にはグリースが充填される。従って、ボールスタッド20は、軸部21の中心軸C2を中心として回転可能であり、かつ、ソケット30の中心軸C1に対して傾斜した状態に揺動可能である。
ダストカバー12は、球形部22と軸受部33との連結部分に対する塵埃または水分の付着と、連結部分に塗布されるグリースの流出とを防止するためにジョイント機構11に設置される構造体である。ダストカバー12は、ゴム(例えばクロロプレンゴム)等の弾性材料により形成された筒状の弾性体である。概略的にはボールスタッド20を包囲するようにダストカバー12が設置される。
ダストカバー12は、図1に示すように、被固定部51と、シール部52と、胴体部53と、環状体54とを有する。被固定部51、シール部52および胴体部53は一体に形成された弾性体である。
被固定部51は、図1に示すように、中心軸C1の延伸方向におけるダストカバー12の一端を構成する。シール部52は、当該延伸方向におけるダストカバー12の他端を構成する。胴体部53は、ソケット30に対するボールスタッド20の回転および揺動に連動して弾性的に変形する膜体である。胴体部53は、被固定部51とシール部52との間に位置し、これらと一体的に構成される。
被固定部51は、ソケット30に固定される。具体的には、被固定部51は、筐体部31の端部近傍を包囲する環状体である。被固定部51は、締付部材61により外周側から締付けられる。締付部材61は、被固定部51を包囲するように被固定部51の外周面に装着される環状体である。締付部材61は、例えば、サークリップまたはバンド等である。被固定部51は、締付部材61に締め付けられることによって、ソケット30に固定される。被固定部51が締付部材61によりソケット30に固定されている状態では、被固定部51の内周面が筐体部31の外周面に密着する。
シール部52は、軸部21を包囲する環状体である。ダストカバー12がジョイント機構11に設置されている状態において、シール部52は、図1に示すように、軸部21とナックル40との連結部分の近傍に配置される。
図2は、シール部52の近傍を拡大した断面図である。シール部52は、図2に示すように、ダストリップ521を有する。ダストリップ521は、シール部52の上面から突出する突起から構成される。当該上面は、ナックル40の球形部22側に位置する環状面40Sに対向する面である。ダストリップ521は、中心軸C2を中心として環状に構成された突起である。
シール部52は、シール部52の内周面であるテーパー面52Sを有する。テーパー面52Sは、ナックル40側から球形部22側にかけて拡径する傾斜面である。テーパー面52Sには、金属製の環状体54が設けられる。環状体54は、シール部52を補強する補強部材として機能する。
環状体54は、図2に示すように、第1部分541と第2部分542とを有する。第1部分541は、テーパー面52Sに沿う方向に延在し、テーパー面52Sに固定される。具体的には、第1部分541は、テーパー面52Sに焼き付けられている。テーパー面52Sに第1部分541が固定されたダストカバー12の製造方法は特に限定されないが、例えば、インサート成型法が用いられてもよい。
第1部分541は、シール部52から露出するテーパー面54Sを有する。テーパー面54Sは環状体54の内周面であり、ナックル40側から球形部22側にかけて拡径する傾斜面である。テーパー面54Sは、軸部21の外周面の一部に当接する。具体的には、テーパー面54Sは、図2に示すように、軸部21のテーパー面21Sに当接する。
テーパー面21Sは軸部21の外周面の一部であり、ナックル40側から球形部22側にかけて拡径する傾斜面である。ここで、テーパー面54Sと中心軸C2に平行な軸線Lとがなす角度θ2は、テーパー面21Sと軸線Lとがなす角度θ1と同一である。これにより、テーパー面54Sとテーパー面21Sとが隙間なく当接することでテーパー面54Sがテーパー面21Sに対して軸方向に位置決めされ、ダストリップ521の先端部がナックル40の環状面40Sの全域にわたって密着(押圧)する状態が維持される。
本実施形態では、ダストリップ521の先端部がナックル40の環状面40Sの全域にわたって密着する状態において、ボールスタッド20が中心軸C2を中心として回転可能であり、且つ、ソケット30の中心軸C1に対して傾斜した状態に揺動可能である。ボールスタッド20が中心軸C2を中心として回転すると、環状体54のテーパー面54Sが軸部21のテーパー面21Sに対して摺動する。ここで、本実施形態の環状体54は金属製である。従って、環状体54は、ゴムなどの弾性材料からなるシール部52よりも、テーパー面21Sに対する静止摩擦係数が小さい。即ち、テーパー面54Sとテーパー面21Sとの摺動抵抗が、シール部52とテーパー面21Sとの摺動抵抗よりも小さい。これにより、軸部21が環状体54に対して円滑に回転する。なお、前述したテーパー面54Sは「第1テーパー面」の一例であり、テーパー面21Sは「第2テーパー面」の一例である。
第2部分542は、第1部分541から径方向に延在し、図2に示すように、シール部52に埋め込まれる。この構成により、環状体54がシール部52に強固に固定される。
図3は、従来のダストカバーのシール部A近傍を拡大した断面図である。従来のダストカバーでは、ダストリップBがナックルNから軸方向に圧縮されることで、ダストカバーの膜部に弾性力が生まれる。この弾性力は、ダストカバーの膜部が圧縮された状態から伸長した状態に戻ろうとする力である。これにより、当該力がシール部Aに伝播することでダストリップBにナックルNを押し返す力(以下、「反力」という)が生まれ、この反力によってダストカバーのシール性が確保される。しかし、このような構成では、熱等の影響によってダストカバーの膜部の弾性力が低下すると、ダストリップBの反力も低下する。従って、ダストカバーのシール性が低減するおそれがある。なお、従来のダストカバーのシール部Aには、図3に示すように、断面形状がL字型である環状の補強部材Cが埋設される。
また、従来のダストカバーでは、シール部Aの内周面と軸部Sとの間で締め代を持たせているため、緊迫力(シール部Aの内周面が軸部Sを締め付ける力)が生まれる。これにより、軸部Sに対するシール部Aの内周面の摺動抵抗が大きくなる。従って、ボールスタッドの回転時に、ダストカバーの膜部の形状変化に伴ってダストリップBの反力が低減する。詳細に説明すると、軸部Sに対するシール部Aの内周面の摺動抵抗が大きいことから、軸部Sが周方向に回転するとこの回転に追随してシール部Aが周方向に牽引される。これにより、ダストリップBの反力が低減し、ダストカバーのシール性が落ちるおそれがある。なお、前述した「締め代を持たせる」とは、シール部Aの内径を軸部Sの最外径よりも小さくすることを意味する。
一方、本実施形態のダストカバー12では、従来のようにダストカバー12が軸部21を締め付ける構成は採用されず、環状体54のテーパー面54Sが軸部21のテーパー面21Sに対して軸方向に位置決めされている。ここで、本実施形態の環状体54は、上述したように、軸部21の外周面に対する静止摩擦係数がシール部52よりも低いので、テーパー面21Sに対するテーパー面54Sの摺動抵抗が従来よりも小さい。従って、軸部21の回転に伴ってテーパー面54Sがテーパー面21Sに対して摺動しやすくなり、従来よりもダストカバー12のシール性が向上する。
詳細に説明すると、テーパー面21Sに対するテーパー面54Sの摺動抵抗が小さいことから、軸部21が回転したとしてもシール部52が周方向に牽引されづらくなる。これにより、ダストリップ521がナックル40を押し返す反力が確保されるので、従来よりもダストカバー12のシール性が確保される。特に、本実施形態では、テーパー面54Sがテーパー面21Sに対して位置決めされているので、熱等の影響により胴体部53の弾性力が低下したとしても、シール部52がナックル40から離間する方向に移動しづらい。よって、ダストリップ521がナックル40を押し返す反力が安定化し、従来よりもダストカバー12のシール性がより向上する。また、当該反力が安定化すると、ナックル40を押し返す反力を確保するために胴体部53の膜圧を厚くする必要がなくなるので、従来よりも胴体部53の厚みを薄くすることができる。
なお、前述した「ダストカバー12のシール性」とは、装着状態において、ダストカバー12、ボールスタッド20およびソケット30により画定される空間をダストカバー12が密閉する能力を意味する。
B:変形例
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述の態様に限定されるものではなく種々変更を加え得ることは勿論である。
図4は、変形例に係るダストカバー12のシール部52の近傍を拡大した断面図である。前述の形態の環状体54は金属製であるがこれに限られず、例えば、樹脂製であってもよい。また、環状体54は、ナックル40との対向面の径方向における幅が、当該対向面に対して反対の面の径方向における幅よりも大きくなるように内周面が傾斜した構成であってもよい。換言すると、環状体54の径方向における幅が、球形部22側からナックル40側にかけて漸増する構成が採用されてもよい。さらに、ダストリップ521は前述の態様で例示された構成に限定されず、図4に示すように単一の突起であってもよい。
C:補足
前述の態様のボールジョイント100は典型的には車両用のボールジョイントである。ただし、本発明の用途は特に限定されず、前述のダストカバー12が使用可能なボールジョイント全般に適用されてよい。
加えて、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本発明は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
10…ボールジョイント、11…ジョイント機構、12…ダストカバー、20…ボールスタッド、21…軸部、21S,54S…テーパー面、22…球形部、30…ソケット、31…筐体部、32…底板、33…軸受部、34…軸受面、40…ナックル、51…被固定部、52…シール部、53…胴体部、54…環状体、61…締付部材、100…ボールジョイント、521…ダストリップ、522…シールリップ、541…第1部分、542…第2部分、C1,C2…中心軸。

Claims (4)

  1. 軸部と、前記軸部の一端に設けられた球形部とを有するボールスタッドと、
    前記球形部を支持する軸受部を有するソケットと、
    前記軸部の他端に設けられ、前記他端の外周面を包囲する環状のナックルであって、前記軸部の外周面から張り出す環状面を前記球形部側に有するナックルと
    を具備するボールジョイントに利用される弾性変形可能なダストカバーであって、
    前記ソケットに固定される被固定部と、
    前記環状面を押圧する環状のシール部と、
    前記被固定部と前記シール部との間に位置する胴体部とが一体に形成され、
    前記シール部の内周面に固定され、前記軸部の外周面に当接する環状体であって、前記シール部よりも前記軸部の外周面に対する静止摩擦係数が小さい環状体を有する
    ダストカバー。
  2. 前記環状体の内周面は、前記ナックル側から前記球形部側にかけて拡径する第1テーパー面であり、
    前記軸部は、前記ナックル側から前記球形部側にかけて拡径する第2テーパー面を有し、
    前記第1テーパー面は、前記第2テーパー面に当接する
    請求項1に記載のダストカバー。
  3. 前記環状体は、金属製である
    請求項1または請求項2に記載のダストカバー。
  4. ジョイント機構とダストカバーとを具備するボールジョイントであって、
    前記ジョイント機構は、
    軸部と、前記軸部の一端に設けられた球形部とを有するボールスタッドと、
    前記球形部を支持する軸受部を有するソケットと、
    前記軸部の他端に設けられ、前記他端の外周面を包囲する環状のナックルであって、前記軸部の外周面から張り出す環状面を前記球形部側に有するナックルと、を有し、
    前記ダストカバーは、
    前記ソケットに固定される被固定部と、
    前記環状面を押圧する環状のシール部と、
    前記被固定部と前記シール部との間に位置する胴体部とが一体に形成され、
    前記シール部の内周面に固定され、前記軸部の外周面に当接する環状体であって、前記シール部よりも前記軸部の外周面に対する静止摩擦係数が小さい環状体を有する
    ボールジョイント。
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